JP2000299722A - 携帯電話機用装飾粘着シールおよびその貼り付け方法 - Google Patents

携帯電話機用装飾粘着シールおよびその貼り付け方法

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JP2000299722A
JP2000299722A JP11110657A JP11065799A JP2000299722A JP 2000299722 A JP2000299722 A JP 2000299722A JP 11110657 A JP11110657 A JP 11110657A JP 11065799 A JP11065799 A JP 11065799A JP 2000299722 A JP2000299722 A JP 2000299722A
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mobile phone
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decorative
peeling
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Sadamitsu Nagashima
貞光 長島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 指定位置に正しく容易に貼り付けることがで
きる携帯電話機用装飾粘着シールを提供する。 【解決手段】 フィルムまたはシート8の表面に印刷層
7を設け、また裏面に粘着剤層2を設けた粘着フィルム
またはシート1の粘着剤層2の面に透明な透明剥離材3
3を接着してなり、粘着フィルムまたはシート1の外周
縁の周囲に切断線12を設けて外周剥離領域14を形成
し、携帯電話機の表面に設けられた各機能部分の位置に
相当する各部分の周囲に切断線13を設けて機能部分表
示領域17を形成し、透明剥離材33の一部に、2本の
一方の端縁から他方の端縁にかけて設けた切断線11
a、11bと端縁により囲まれた位置決め用剥離領域4
が設けられている携帯電話機用装飾粘着シール。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機の表面
に装飾を目的として指定位置に正しく貼り付けることが
できる携帯電話機用装飾粘着シールおよびその貼り付け
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話機の表面を装飾するため
に各種の方法が行なわれているが、その一つとして装飾
粘着シールを貼り付ける方法が、手軽に装飾や表示を行
なうことができるために広く利用されている。
【0003】図9は携帯電話機を示す概略図である。同
図に示す様に、携帯電話機40には、表面にディスプレ
イ表示部42、各操作用ボタン43、受話口41、送話
口44からなる機能部分46と、アンテナ45が設けら
れている。そして、それらの機能部分46を操作するこ
とにより通話が行なわれる。
【0004】従来、上記の携帯電話機の表面の装飾は、
印刷等を施した装飾粘着シールを、各機能部分46を露
出する様に貼り付けることにより行なわれている。
【0005】図10は従来の携帯電話機用装飾粘着シー
ルを示す概略平面図である。図11は図10のCC′線
断面図を示す。同図に示す様に、従来の携帯電話機用装
飾粘着シール20は、表面に文字、記号、色彩、図形ま
たは模様を印刷した印刷層24を有するフィルムまたは
シート21の裏面に粘着剤層22を設けて粘着フィルム
またはシート25を形成し、該粘着フィルムまたはシー
ト25の粘着剤層22の下面に剥離紙23を接着して形
成されている。そして、粘着フィルムまたはシート25
の外周縁15の内側の周囲に切断線12を設けて外周剥
離領域14を形成し、また粘着フィルムまたはシート2
5の切断線12の内側には、携帯電話機の表面に設けら
れたディスプレイ表示部42、各操作用ボタン43、受
話口41、送話口44からなる各機能部分46の位置に
相当する各部分16の周囲に切断線13を設けて機能部
分表示領域17が形成されている。
【0006】そして、装飾粘着シール20を携帯電話機
に貼り付けるには、まず手で粘着フィルムまたはシート
25に設けられた外周剥離領域14および機能部分表示
領域17を剥離紙23から剥離して、携帯電話機の各機
能部分46の位置に相当する機能部分表示領域17に穴
があいた状態とし、次に残った粘着フィルムまたはシー
ト25を剥離紙23からゆっくり剥して粘着フィルムま
たはシート25を分離し、携帯電話機の表面に該粘着フ
ィルムまたはシートの粘着剤層22の面を位置ずれしな
い様に、また各機能部分46を露出させる様に注意しな
がら接着する方法が行なわれていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
携帯電話機用装飾粘着シールを携帯電話機の表面の各機
能部分46を露出させる様に指定位置に正しく貼り付け
る場合、機能部分46の各操作用ボタン等の間隔が狭
く、また操作用ボタン等の数が多いために、貼り付ける
のに相当の注意を必要とするために時間が掛かり、また
熟練を要するという課題があった。これは装飾粘着シー
ルの貼り付け用の粘着フィルムまたはシートの厚さが薄
くなるほど指定位置への貼り付けが困難となる傾向は顕
著であった。
【0008】その理由は、例えば装飾粘着シール20の
粘着フィルムまたはシート25を剥離紙23から剥離す
るときに生ずる静電気によって、粘着フィルムまたはシ
ート25の先端の位置は極めて不安定になり、粘着フィ
ルムまたはシート25が勝手に動いて指定位置に貼り付
ける際に、粘着フィルムまたはシート同士が貼り付いた
り、指定位置と異なる個所に貼り付いたり、また同じく
静電気の作用によって粘着フィルムまたはシート25の
粘着剤層22と携帯電話機の表面の間に空気が入ってし
まい平滑に貼り付けることができないからである。
【0009】本発明は、前記従来の課題を解決すべくな
されたものであり、携帯電話機の表面の各機能部分が設
けられた指定位置に正しく容易に貼り付けることができ
る携帯電話機用装飾粘着シールおよびその貼り付け方法
を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の第一の発
明は、携帯電話機に装着する装飾用粘着シールであっ
て、表面に装飾用の印刷層を設け、裏面に粘着剤層を設
けた粘着フィルムまたはシートの粘着剤層の面に透明剥
離材を接着してなり、該粘着フィルムまたはシートに外
周縁の内側の周囲に切断線を設けて形成した外周剥離領
域と、携帯電話機の表面に設けられた各機能部分の位置
に相当する各部分の周囲に切断線を設けて形成した機能
部分表示領域とを有し、かつ該透明剥離材の一部に端縁
と少なくとも2本の一方の端縁から他方の端縁にかけて
設けた切断線とにより囲まれた位置決め用剥離領域を有
することを特徴とする携帯電話機用装飾粘着シールであ
る。
【0011】前記透明剥離材が透明または半透明の樹脂
フィルムまたはシートからなるのが好ましい。前記位置
決め用剥離領域が透明剥離材の端縁と2本の切断線によ
り囲まれた帯状の領域からなるのが好ましい。前記位置
決め用剥離領域が透明剥離材の中央部に設けられている
のが好ましい。
【0012】また、本発明は、携帯電話機に装着する装
飾用粘着シールであって、表面に装飾用の印刷層を設
け、裏面に粘着剤層を設けた粘着フィルムまたはシート
の粘着剤層の面に剥離材を接着してなり、該粘着フィル
ムまたはシートに携帯電話機の表面に設けられた各機能
部分の位置に相当する各部分の周囲に切断線を設けて形
成した機能部分表示領域を有し、かつ該剥離材の一部に
端縁と少なくとも2本の一方の端縁から他方の端縁にか
けて設けた切断線とにより囲まれた位置決め用剥離領域
を有することを特徴とする携帯電話機用装飾粘着シール
である。
【0013】上記の本発明の携帯電話機用装飾粘着シー
ルにおいて、前記粘着フィルムまたはシートが抗菌性を
有するのが好ましい。また、前記粘着フィルムまたはシ
ートが蓄光性を有するのが好ましい。また、本発明は、
上記の抗菌性を有する粘着フィルムまたはシートを設け
たことを特徴とする携帯電話機である。
【0014】本発明の第二の発明は、(A)携帯電話機
に装着する装飾用粘着シールであって、表面に装飾用の
印刷層を設け、裏面に粘着剤層を設けた粘着フィルムま
たはシートの粘着剤層の面に透明剥離材を接着してな
り、該粘着フィルムまたはシートに外周縁の内側の周囲
に切断線を設けて形成した外周剥離領域と、携帯電話機
の表面に設けられた各機能部分の位置に相当する各部分
の周囲に切断線を設けて形成した機能部分表示領域とを
有し、かつ該透明剥離材の一部に端縁と少なくとも2本
の一方の端縁から他方の端縁にかけて設けた切断線とに
より囲まれた位置決め用剥離領域を有する携帯電話機用
装飾粘着シールを用意する工程、(B)該粘着フィルム
またはシートに設けられた外周剥離領域および機能部分
表示領域を剥離する工程、(C)透明剥離材の位置決め
用剥離領域を剥離して粘着フィルムまたはシートの粘着
面を露出し、粘着シールと携帯電話機の位置合わせをし
た後に露出した粘着フィルムまたはシートの粘着面を携
帯電話機に仮止めして位置決めを行なう工程、(D)該
透明剥離材の位置決め用剥離領域以外の部分を剥離しな
がら、携帯電話機の表面に設けられた各機能部分を露出
する様に粘着フィルムまたはシートの粘着剤層を接着す
る工程からなることを特徴とする携帯電話機用装飾粘着
シールの貼り付け方法である。
【0015】また、本発明は、(a)携帯電話機に装着
する装飾用粘着シールであって、表面に装飾用の印刷層
を設け、裏面に粘着剤層を設けた粘着フィルムまたはシ
ートの粘着剤層の面に剥離材を接着してなり、該粘着フ
ィルムまたはシートに携帯電話機の表面に設けられた各
機能部分の位置に相当する各部分の周囲に切断線を設け
て形成した機能部分表示領域を有し、かつ該剥離材の一
部に端縁と少なくとも2本の一方の端縁から他方の端縁
にかけて設けた切断線とにより囲まれた位置決め用剥離
領域を有する携帯電話機用装飾粘着シールを用意する工
程、(b)該粘着フィルムまたはシートに設けられた機
能部分表示領域を剥離する工程、(c)該剥離材の位置
決め用剥離領域を剥離し、粘着シールと携帯電話機の位
置合わせをした後に露出した粘着フィルムまたはシート
の粘着面を携帯電話機に仮止めして位置決めを行なう工
程、(d)該透明剥離材の位置決め用剥離領域以外の部
分を剥離しながら、携帯電話機の表面に設けられた各機
能部分を露出する様に粘着フィルムまたはシートの粘着
剤層を接着する工程からなることを特徴とする携帯電話
機用装飾粘着シールの貼り付け方法である。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の携帯電話機用装飾装飾粘
着シール(以下、装飾粘着シールと記す)は、表面に装
飾用の印刷層を設け、裏面に粘着剤層を設けた粘着フィ
ルムまたはシートの粘着剤層の面に透明剥離材を接着し
てなり、該粘着フィルムまたはシートに外周縁の内側の
周囲に切断線を設けて形成した外周剥離領域と、携帯電
話機の表面に設けられた各機能部分の位置に相当する各
部分の周囲に切断線を設けて形成した機能部分表示領域
とを有し、かつ該透明剥離材の一部に端縁と少なくとも
2本の一方の端縁から他方の端縁にかけて設けた切断線
とにより囲まれた位置決め用剥離領域を有することを特
徴とする。
【0017】図1は本発明の装飾粘着シールの一例を示
す概略平面図、図2は図1のAA′線断面図を示す。同
図1は、透明剥離材を用いた装飾粘着シールを示す。
【0018】同図1に示す様に、本発明の装飾粘着シー
ル10は、フィルムまたはシート8の表面に文字、記
号、色彩、図形または模様を印刷した印刷層7を設け、
また裏面に粘着剤層2を設けて粘着フィルムまたはシー
ト1を形成し、該粘着フィルムまたはシート1の粘着剤
層2の面に透明剥離材33を接着してなる。また、粘着
フィルムまたはシート1の外周縁15の内側の周囲に切
断線12を設けて外周剥離領域14を形成し、また粘着
フィルムまたはシート1の切断線12の内側には、携帯
電話機の表面に設けられたディスプレイ表示部42、各
操作用ボタン43、受話口41、送話口44からなる各
機能部分46の位置に相当する各部分16の周囲に切断
線13を設けて機能部分表示領域17が形成されてい
る。また、透明剥離材33の一部に、2本の一方の端縁
9aから他方の端縁9bにかけて設けた切断線11a、
11bと、該切断線11a、11b間の端縁19a、1
9bにより囲まれた位置決め用剥離領域4が設けられて
いる。
【0019】前記位置決め用剥離領域4は、装飾粘着シ
ールを貼り付ける際に、透明剥離材33から独立して剥
離し、指定位置に位置合わせした後、露出した粘着フィ
ルムまたはシートの粘着剤層の粘着面2aを携帯電話機
に仮止めして位置決めを行なうために用いられる。
【0020】次に、前記構成より成る本発明の装飾粘着
シールの貼り付け方法について説明する。図3〜図6は
本発明の装飾粘着シールの貼り付け方法の工程を示す工
程図である。
【0021】先ず、上記の図1,2に示す装飾粘着シー
ルを用意する。次に、図3に示す様に、粘着フィルムま
たはシート1の外周縁15に設けられた切断線12で囲
まれた外周剥離領域14を剥離する。また、携帯電話機
の各機能部分46を露出するために設けられた切断線1
3で囲まれた機能部分表示領域17を剥離する。この場
合、外周剥離領域14と機能部分表示領域17は手で一
つずつ剥離してもよいが、粘着性のあるメンディングテ
ープ等を用いて複数個を同時に剥離してもよい。
【0022】次に、透明剥離材33の位置決め用剥離領
域4を剥離し、露出した粘着フィルムまたはシート1の
粘着剤層の粘着面2aを露出させる。次に、携帯電話機
の表面に、透明剥離材33を透して、携帯電話機の各機
能部分46の位置に、相当する機能部分表示領域17の
穴が合う様に装飾粘着シールを移動して携帯電話機の指
定位置に合わせ全体の位置合わせを行う。
【0023】前記全体の位置合わせを行った後、前記露
出した粘着面2aを粘着フィルムまたはシート1の上よ
り軽く押さ、粘着面2aを携帯電話機5に仮止めして指
定位置に位置決めする。
【0024】そして、図4に示すように、前記仮止め後
に左右に分割された一方の側の透明剥離材33aを前記
位置決め用剥離領域4側から徐々に剥がしつつ、携帯電
話機の表面に設けられた各機能部分を露出する様に、指
または押さえローラーで圧着して接着する。
【0025】その後、図5に示すように、他方の側の透
明剥離材33bを前記と同様方法で徐々に剥がしつつ、
携帯電話機の表面に設けられた各機能部分を露出する様
に、接着する。最後に全体を手または押さえローラーで
圧着して、装飾粘着シールの貼り付け作業が完了する。
【0026】図6に装飾粘着シールを貼り付けた後の携
帯電話機を示す。同図6に示す様に、装飾粘着シールは
携帯電話機の表面に設けられた各機能部分を露出する様
に貼り付けられている。
【0027】本発明において、位置決め用剥離領域4は
仮止めできる大きさであればよく、また切断線11a、
11bは、通常の方法で透明剥離材3をカッティングす
ることにより形成することができる。切断線は、少なく
とも2本以上あればよく、切断線の数また引き方により
位置決め用剥離領域の幅、形状は任意に形成することが
できる。図1に示す位置決め用剥離領域は、端縁と2本
の切断線により囲まれた帯状の領域からなる例を示した
が、例えば、4本の切断線を用いて、平行な2本の切断
線とそれに直交した平行な2本の切断線と剥離材の端縁
により囲まれた2つの位置決め用剥離領域からなるもの
でもよい。また、交差した2本の切断線と剥離材の端縁
により囲まれた2つの領域からなるものでもよい。
【0028】また、位置決め用剥離領域は、透明剥離材
の一部に形成されていればよく、その位置は特に制限は
ないが、特に中央部に設けるのが位置決めおよび透明剥
離材を剥離する上で好ましい。
【0029】粘着フィルムまたはシート1に形成された
外周剥離領域14は、切断線12により切断されている
ので、独立して剥離することができる。また、機能部分
表示領域17は、装飾粘着シールを貼り付けた後に携帯
電話機の表面の機能部分を露出するために開口される部
分であり、携帯電話機の指定位置の合わせの基準とな
り、また切断線13により切断されているので、独立し
て剥離することができる。
【0030】図3に示す様に、外周剥離領域14および
機能部分表示領域17を剥離すると、粘着フィルムまた
はシート1の粘着剤層2の面に、該粘着フィルムまたは
シート1よりも大きい透明剥離材33が形成された状態
となる。
【0031】本発明においては、上記のように、剥離材
を透明または半透明にすることにより、粘着フィルムま
たはシートに形成された外周剥離領域を剥離した後に表
れた粘着フィルムまたはシートの輪郭および機能部分表
示領域を、携帯電話機の各機能部分の指定位置に透明剥
離材を透して容易に位置合わせすることができる。ま
た、粘着フィルムまたはシートの外周剥離領域を剥離す
ると透明剥離材が粘着フィルムまたはシートよりも大き
く形成された状態となるので、粘着フィルムまたはシー
トを指定位置に仮止めした後に左右に分割された透明剥
離材を徐々に剥がす作業が容易になる。
【0032】次に、本発明の装飾粘着シールに用いられ
る透明剥離材、粘着フィルムまたはシートについて説明
する。透明剥離材33は、剥離材を透して携帯電話機の
表面を見ることができるものであればよく、例えば透明
または半透明の樹脂フィルムまたはシートを用いること
ができる。その具体例としては、ポリ塩化ビニル、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、PET、紙等の透明または
半透明のフィルムまたはシートが挙げられる。なお、透
明剥離材33は、出来るだけ透明度が高いものが好まし
い。また、樹脂フィルムまたはシートの粘着剤層が形成
されている面と反対側の面には、ブロッキングにより樹
脂フィルムまたはシートが粘着するのを防止する加工を
施したものが好ましい。ブロッキング防止加工として
は、例えば噴射仕上げ(ブラスト加工)が挙げられる
が、この加工を施しても透明度は十分に保持できる。
【0033】また、粘着フィルムまたはシートには、樹
脂、紙等のフィルムまたはシートに粘着剤層を形成した
ものであればよく、通常の粘着シートに用いられている
ものが使用できる。例えば、塩化ビニル樹脂フィルム、
ポリエチレン、ポリプロピレン、PET等の樹脂フィル
ム、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリエステル等
のフィルムとアルミニウム等の金属箔(フィルム)との
積層フィルムにホログラム加工を施したもの等が挙げら
れる。
【0034】粘着フィルムまたはシートには、表面に文
字、記号、色彩、図形または模様を印刷した印刷層が設
けられているが、該印刷層は通常の印刷の他に、ホログ
ラム、カラーコピー、インクジェツト印刷、染色、ステ
ンシル等の方法で形成したものでもよい。また、粘着フ
ィルムまたはシートには、乳白色、透明または半透明、
ホログラム等の色調を有するものを用いることができ
る。
【0035】本発明の装飾粘着シールは、特に粘着フィ
ルムまたはシートが薄く、静電気が起こり易い装飾粘着
シールの指定位置への貼り付けに適し、例えば粘着フィ
ルムまたはシートの厚さが100μm以下、特に20〜
100μmの場合に好適である。
【0036】また、粘着フィルムまたはシートには、抗
菌性を有するものを用いることができる。抗菌性の粘着
フィルムまたはシートは、粘着フィルムまたはシートの
表面に印刷を施す際に、複数の印刷工程の最後の工程で
抗菌剤を印刷して塗布することにより形成することがで
きる。抗菌剤としては、人体に害がなく抗菌作用を有す
るものであればよい。
【0037】携帯電話機は、手で持って口や耳のすぐ側
で使用するために、粘着フィルムまたはシートに抗菌性
を持たせることにより、携帯電話機を抗菌性とすること
ができ、人体に有益である。
【0038】また、粘着フィルムまたはシートには、蓄
光性を有するものを用いることができる。蓄光性の粘着
フィルムまたはシートは、粘着フィルムまたはシートの
表面に印刷を施す際に、複数の印刷工程の最後の工程で
蓄光性物質を印刷することにより形成することができ
る。蓄光性物質としては、例えば、アルミン酸ストロン
チウム、根本特殊化学株式会社製のN夜光等を用いるこ
とができる。
【0039】蓄光性の粘着フィルムまたはシートを使用
して携帯電話機に蓄光性を持たせることにより、夜間や
停電時、災害時の暗い場所において、携帯電話機の所在
を容易に確認することができ、電話を掛けることができ
る利点がある。
【0040】また、図7は、本発明の装飾粘着シールの
他の例を示す概略平面図、図8は図7のBB′線断面図
を示す。同図7は、剥離材が不透明でもよい装飾粘着シ
ールを示す。
【0041】同図7に示す様に、本発明の装飾粘着シー
ル10は、フィルムまたはシート8の表面に文字、記
号、色彩、図形または模様を印刷した印刷層7を設け、
また裏面に粘着剤層2を設けて粘着フィルムまたはシー
ト1を形成し、該粘着フィルムまたはシート1の粘着剤
層2の面に剥離材3を接着してなる。また、粘着フィル
ムまたはシート1には、携帯電話機の表面に設けられた
ディスプレイ表示部42、各操作用ボタン43、受話口
41、送話口44からなる各機能部分46の位置に相当
する各部分16の周囲に切断線13を設けて機能部分表
示領域17が形成されている。また、剥離材3の一部
に、2本の一方の端縁9aから他方の端縁9bにかけて
設けた切断線11a、11bと、該切断線11a、11
b間の端縁19a、19bにより囲まれた位置決め用剥
離領域4が設けられている。
【0042】剥離材は、不透、半不透または不透明なも
のでもよく、特に制限はなく通常のものを用いることが
でき、例えば剥離紙や樹脂製の剥離シート等を用いこと
ができる。
【0043】上記の装飾粘着シールを携帯電話機に貼り
付ける方法は、粘着フィルムまたはシート1に設けられ
た機能部分表示領域17を剥離し、剥離材3の位置決め
用剥離領域4を剥離した後、携帯電話機の指定位置に剥
離材を位置合わせをし、その露出した粘着フィルムまた
はシートの粘着面2aを携帯電話機に仮止めして位置決
めを行なう。次に、剥離材3の位置決め用剥離領域以外
の部分を剥離しながら、図3〜6に示す方法と同様の方
法により、携帯電話機に粘着フィルムまたはシートの粘
着剤層を接着し、携帯電話機の表面に設けられた各機能
部分を露出することにより装飾粘着シールを貼り付ける
ことができる。
【0044】本発明の装飾粘着シールは、上記の様に、
不慣れな一般人でも、簡単、且つ容易に、また正確に携
帯電話機の表面の指定位置に貼り付けることができ、熟
練している人でも短時間で指定位置に貼り付けることが
できる。
【0045】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明
する。
【0046】実施例1 表面に模様を印刷した厚さ50μmのアルミ箔と塩化ビ
ニル樹脂フィルムからなる積層フィルムの裏面に粘着剤
を塗布し、粘着剤の面に透明剥離材として厚さ50〜1
00μmの透明なポリエチレン樹脂剥離シート(透明剥
離シート)を接着した装飾粘着シールを、透明剥離シー
ト側から縦140mm、横60mmの長方形の形状にカ
ッティングすると共に、透明剥離シートの長方形の長辺
の中央部をハーフカッティング(透明剥離シートのみ切
断して積層フィルムは切断しない)して2本の切断線を
平行に一方の端縁から他方の端縁にかけて設けて幅約7
mmの位置決め用剥離領域を形成した。
【0047】次に、印刷積層フィルム側から、印刷積層
フィルムの外周縁の内側の周囲と、携帯電話機の表面に
設けられたディスプレイ表示部、各操作用ボタン、受話
口、送話口からなる各機能部分の位置に相当する各部分
の周囲をハーフカッティングして、外周剥離領域と機能
部分表示領域を形成し、図1に示す様な装飾粘着シール
を作成した。
【0048】次いで、印刷積層フィルムの外周剥離領
域、機能部分表示領域および透明剥離シートの位置決め
用剥離領域を剥離し、粘着剤層の粘着面を露出させた
後、透明剥離シートを透して装飾粘着シールを携帯電話
機の各機能部分の指定位置に位置合わせし、露出した粘
着面を印刷積層フィルムの上より軽く押さえることによ
って、仮止めした。仮止め後に左右に分割された一方側
の透明剥離シートを前記位置決め用剥離領域側から徐々
に剥がしつつ、指で圧着して接着した。その後、他方の
側の透明剥離シートを同様の方法で徐々に剥がしつつ接
着し、最後に全体を手で圧着して、装飾粘着シールを貼
り付けた。
【0049】作業は簡単に完了し、また装飾粘着シール
は携帯電話機の指定位置に正確に接着した。
【0050】実施例2 実施例1の表面に模様を印刷した厚さ50μmのアルミ
箔と塩化ビニル樹脂フィルムからなる積層フィルムを作
成する工程において、最後の印刷工程で抗菌剤を含有す
るインクの印刷を行ない、その他は実施例1と同様の方
法で装飾粘着シールを作成した。
【0051】該抗菌性装飾粘着シールを実施例1と同様
に携帯電話機の指定位置に貼り付けて抗菌性携帯電話機
を得た。作業は簡単に完了し、また装飾粘着シールは携
帯電話機の指定位置に正確に接着することができた。
【0052】実施例3 実施例1の表面に模様を印刷した厚さ50μmのアルミ
箔と塩化ビニル樹脂フィルムからなる積層フィルムを作
成する工程において、最後の印刷工程で蓄光性物質とし
てアルミン酸ストロンチウムを含有するインクの印刷を
行ない、その他は実施例1と同様の方法で装飾粘着シー
ルを作成した。
【0053】該蓄光性装飾粘着シールを実施例1と同様
に携帯電話機の指定位置に貼り付け蓄光性携帯電話機を
得た。作業は簡単に完了し、また装飾粘着シールは携帯
電話機の指定位置に正確に接着することができた。
【0054】実施例4 表面に模様をホログラム印刷した厚さ50μmのアルミ
箔と塩化ビニル樹脂フィルムからなる積層フィルムの裏
面に粘着剤を塗布し、粘着剤の面に剥離紙を接着した装
飾粘着シールを、剥離紙側から携帯電話機の表面の大き
さに合わせて縦約130mm、横約40mmの長方形の
形状にカッティングすると共に、剥離紙の長方形の長辺
の中央部をハーフカッティング(剥離紙のみ切断して積
層フィルムは切断しない)して2本の切断線を平行に一
方の端縁から他方の端縁にかけて設けて幅約7mmの位
置決め用剥離領域を形成した。
【0055】次に、印刷積層フィルム側から、携帯電話
機の表面に設けられたディスプレイ表示部、各操作用ボ
タン、受話口、送話口からなる各機能部分の位置に相当
する各部分の周囲にハーフカッティングして機能部分表
示領域を形成し、図7に示す様な装飾粘着シールを作成
した。
【0056】次いで、印刷積層フィルムの機能部分表示
領域および剥離紙の位置決め用剥離領域を剥離し、粘着
剤層の粘着面を露出させた後、剥離紙の周辺を携帯電話
機の表面の指定位置に位置合わせし、露出した粘着面を
印刷積層フィルムの上より軽く押さえることによって、
仮止めした。仮止め後に左右に分割された一方側の剥離
紙を前記位置決め用剥離領域側から徐々に剥がしつつ、
指で圧着して接着した。その後、他方の側の剥離紙を同
様の方法で徐々に剥がしつつ接着し、最後に全体を手で
圧着して、装飾粘着シールを貼り付けた。
【0057】作業は簡単に完了し、また装飾粘着シール
は携帯電話機の指定位置に正確に接着した。
【0058】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明の装飾粘着シ
ールは、携帯電話機の指定位置に合わせして仮止め接着
した後、本接着することにより、携帯電話機の指定位置
に正しく容易に貼り付けることができる。また、不慣れ
な一般人でもどのような携帯電話機へでも手軽に、且つ
正確に指定位置に貼り付けることができる。また、本発
明の装飾粘着シールは製造も極めて簡単にでき、且つコ
ストも安いという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装飾粘着シールの一例を示す概略平面
図である。
【図2】図1のAA′線断面図を示す。
【図3】本発明の装飾粘着シールの貼り付け方法の工程
の一部を示す図である。
【図4】本発明の装飾粘着シールの貼り付け方法の工程
の一部を示す図である。
【図5】本発明の装飾粘着シールの貼り付け方法の工程
の一部を示す図である。
【図6】本発明の装飾粘着シールの貼り付け方法の工程
の一部を示す図である。
【図7】本発明の装飾粘着シールの他の例を示す概略平
面図である。
【図8】図7のBB′線断面図を示す。
【図9】携帯電話機を示す概略図である。
【図10】従来の装飾粘着シールを示す概略平面図であ
る。
【図11】図10のCC′線断面図を示す。
【符号の説明】
1 粘着フィルムまたはシート 2 粘着剤層 2a 粘着面 3 剥離材 4 位置決め用剥離領域 5 携帯電話機 7 印刷層 8 フィルムまたはシート 9、9a、9b 端縁 10 装飾粘着シール 11a、11b 切断線 12 切断線 13 切断線 14 外周剥離領域 15 外周縁 16 部分 17 機能部分表示領域 19a、19b 端縁 20 装飾粘着シール 21 フィルムまたはシート 22 粘着剤層 23 剥離紙 24 印刷層 25 粘着フィルムまたはシート 33、33a、33b 透明剥離材 40 携帯電話機 41 受話口 42 ディスプレイ表示部 43 操作用ボタン 44 送話口 45 アンテナ 46 機能部分

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯電話機に装着する装飾用粘着シール
    であって、表面に装飾用の印刷層を設け、裏面に粘着剤
    層を設けた粘着フィルムまたはシートの粘着剤層の面に
    透明剥離材を接着してなり、該粘着フィルムまたはシー
    トに外周縁の内側の周囲に切断線を設けて形成した外周
    剥離領域と、携帯電話機の表面に設けられた各機能部分
    の位置に相当する各部分の周囲に切断線を設けて形成し
    た機能部分表示領域とを有し、かつ該透明剥離材の一部
    に端縁と少なくとも2本の一方の端縁から他方の端縁に
    かけて設けた切断線とにより囲まれた位置決め用剥離領
    域を有することを特徴とする携帯電話機用装飾粘着シー
    ル。
  2. 【請求項2】 前記透明剥離材が透明または半透明の樹
    脂フィルムまたはシートからなる請求項1記載の携帯電
    話機用装飾粘着シール。
  3. 【請求項3】 前記位置決め用剥離領域が透明剥離材の
    端縁と2本の切断線により囲まれた帯状の領域からなる
    請求項1または2に記載の携帯電話機用装飾粘着シー
    ル。
  4. 【請求項4】 前記位置決め用剥離領域が透明剥離材の
    中央部に設けられている請求項1乃至3のいずれかの項
    に記載の携帯電話機用装飾粘着シール。
  5. 【請求項5】 携帯電話機に装着する装飾用粘着シール
    であって、表面に装飾用の印刷層を設け、裏面に粘着剤
    層を設けた粘着フィルムまたはシートの粘着剤層の面に
    剥離材を接着してなり、該粘着フィルムまたはシートに
    携帯電話機の表面に設けられた各機能部分の位置に相当
    する各部分の周囲に切断線を設けて形成した機能部分表
    示領域を有し、かつ該剥離材の一部に端縁と少なくとも
    2本の一方の端縁から他方の端縁にかけて設けた切断線
    とにより囲まれた位置決め用剥離領域を有することを特
    徴とする携帯電話機用装飾粘着シール。
  6. 【請求項6】 前記粘着フィルムまたはシートが抗菌性
    を有する請求項1乃至5のいずれかの項に記載の携帯電
    話機用装飾粘着シール。
  7. 【請求項7】 前記粘着フィルムまたはシートが蓄光性
    を有する請求項1乃至6のいずれかの項に記載の携帯電
    話機用装飾粘着シール。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の抗菌性を有する粘着フィ
    ルムまたはシートを設けたことを特徴とする携帯電話
    機。
  9. 【請求項9】 (A)携帯電話機に装着する装飾用粘着
    シールであって、表面に装飾用の印刷層を設け、裏面に
    粘着剤層を設けた粘着フィルムまたはシートの粘着剤層
    の面に透明剥離材を接着してなり、該粘着フィルムまた
    はシートに外周縁の内側の周囲に切断線を設けて形成し
    た外周剥離領域と、携帯電話機の表面に設けられた各機
    能部分の位置に相当する各部分の周囲に切断線を設けて
    形成した機能部分表示領域とを有し、かつ該透明剥離材
    の一部に端縁と少なくとも2本の一方の端縁から他方の
    端縁にかけて設けた切断線とにより囲まれた位置決め用
    剥離領域を有する携帯電話機用装飾粘着シールを用意す
    る工程、(B)該粘着フィルムまたはシートに設けられ
    た外周剥離領域および機能部分表示領域を剥離する工
    程、(C)透明剥離材の位置決め用剥離領域を剥離して
    粘着フィルムまたはシートの粘着面を露出し、粘着シー
    ルと携帯電話機の位置合わせをした後に露出した粘着フ
    ィルムまたはシートの粘着面を携帯電話機に仮止めして
    位置決めを行なう工程、(D)該透明剥離材の位置決め
    用剥離領域以外の部分を剥離しながら、携帯電話機の表
    面に設けられた各機能部分を露出する様に粘着フィルム
    またはシートの粘着剤層を接着する工程からなることを
    特徴とする携帯電話機用装飾粘着シールの貼り付け方
    法。
  10. 【請求項10】 (a)携帯電話機に装着する装飾用粘
    着シールであって、表面に装飾用の印刷層を設け、裏面
    に粘着剤層を設けた粘着フィルムまたはシートの粘着剤
    層の面に剥離材を接着してなり、該粘着フィルムまたは
    シートに携帯電話機の表面に設けられた各機能部分の位
    置に相当する各部分の周囲に切断線を設けて形成した機
    能部分表示領域を有し、かつ該剥離材の一部に端縁と少
    なくとも2本の一方の端縁から他方の端縁にかけて設け
    た切断線とにより囲まれた位置決め用剥離領域を有する
    携帯電話機用装飾粘着シールを用意する工程、(b)該
    粘着フィルムまたはシートに設けられた機能部分表示領
    域を剥離する工程、(c)該剥離材の位置決め用剥離領
    域を剥離し、粘着シールと携帯電話機の位置合わせをし
    た後に露出した粘着フィルムまたはシートの粘着面を携
    帯電話機に仮止めして位置決めを行なう工程、(d)該
    透明剥離材の位置決め用剥離領域以外の部分を剥離しな
    がら、携帯電話機の表面に設けられた各機能部分を露出
    する様に粘着フィルムまたはシートの粘着剤層を接着す
    る工程からなることを特徴とする携帯電話機用装飾粘着
    シールの貼り付け方法。
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