JP2000299835A - データ記録再生装置及びタイムスロットの使用方法 - Google Patents

データ記録再生装置及びタイムスロットの使用方法

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JP2000299835A
JP2000299835A JP11107086A JP10708699A JP2000299835A JP 2000299835 A JP2000299835 A JP 2000299835A JP 11107086 A JP11107086 A JP 11107086A JP 10708699 A JP10708699 A JP 10708699A JP 2000299835 A JP2000299835 A JP 2000299835A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 AVサーバの全ての入出力ポートが動作して
いるときにも、各ポートに割り当てるタイムスロット以
外にタイムスロットを用意することなく、各ポート・R
AID間のデータ転送と同時に行うことのできない処理
を行う。 【解決手段】 入出力ポート2〜5にのみタイムスロッ
トを割り当てる割当手段7と、通常よりも高い転送レー
トでポート2〜5・RAID6間のデータ転送を行わ
せ、各タイムスロットをこのデータ転送のために使用す
るか否かをポート2〜5のバッファ2B〜5Bのデータ
記憶量に基づいて判断する制御手段2C〜5Cと、ポー
ト2〜5に使用されないタイムスロットを非同期転送部
10・RAID6間のデータ転送やメンテナンスのため
のRAID6からのステータスデータの転送やRAID
6でのリビルドのために使用させる制御手段9とを設け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばAVサーバ
のような、ノンリニアアクセス可能な記録媒体を用いて
データの記録・再生を行う記録再生手段を有するととも
に複数の入力部及び出力部がそれぞれ割り当てられたタ
イムスロット内に記録再生手段との間でデータの転送を
行うデータ記録再生装置に関する。また本発明は、こう
したデータ記録再生装置におけるタイムスロットの使用
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、CATV(ケーブルテレビ)等の
普及による情報提供の多チャンネル化に伴い、従来のV
TR(ビデオテープレコーダ)とは異なり、1台の映像
・音声データ記録再生装置で複数の映像・音声データ
(以下「AVデータ」と呼ぶ)を同時に記録したり、再
生したり、さらには記録しながら再生したり等の要求が
高まりつつある。そして、この要求を満たすためにハー
ドディスク等のランダムアクセス可能な記録媒体を用い
て映像・音声を記録再生するビデオサーバ(またはAV
(Audio and/or Video)サーバと
も呼ばれる)と呼ばれる装置が普及しつつある。
【0003】一般的に、放送局内におけるAVサーバ
は、画質や音質に対する要求から、必要とされるデータ
の転送レートが高い上に長時間のデータを記録するため
に大容量である必要がある。そこで、AVデータを蓄積
するとともに並列処理が可能な複数のハードディスク
(以下「HD」と呼ぶ)装置を含むデータ記録再生装置
を用いることによりデータの転送レートの高速化と大容
量化を図る試みや、さらにパリティデータを記録してお
くことにより、万一いずれかのHD装置が故障しても信
頼性を確保できるようにする試みがなされている。
【0004】これにより、放送局が提供しようとしてい
る番組の内容や放送形態により要求されているチャンネ
ル数が異なる場合であっても、複数のAVデータからな
る素材データを分散的に記録しておき多チャンネル送出
を同時に行ったり、同一の素材データを再生時間をずら
して多チャンネルで再生することにより、VOD(ビデ
オオンデマンド)やNVOD(ニアビデオオンデマン
ド)等のシステムを構築する等、多様な使用形態に対応
することのできるマルチチャンネルAVサーバを実現す
ることができる。
【0005】このようなAVサーバに用いられるデータ
記録再生装置には、1988年Patterson等に
よって発表された論文(‘A Case for Redundant Array
s ofInexpensive Disks(RAID)’, ACM SIGMOND Confe
rence, Chicago, III, Jun.1-3,1988. )に提唱されて
いる複数のHDからなるハードディスクドライブ(以下
「HDD」と呼ぶ)をさらに複数台用いて構成されたR
AID(Redundant Arra ys of Inexpensive Disks )
技術が用いられている。
【0006】上記論文の中でRAIDは、RAID−1
からRAID−5まで5つに分類されている。RAID
−1は2つのHDDに同じ内容を書き込む方式である。
RAID−3は、入力データを一定の長さに分割して複
数のHDDに記録するとともに、各HDDの互いに対応
するデータブロックの排他的論理和であるパリティデー
タを生成して他の1台のHDDに書き込む方式である。
さらにRAID−5は、データの分割単位(ブロック)
を大きくして、1つの分割データをデータブロックとし
て1つのHDDに記録するとともに、各HDDの互いに
対応するデータブロックの排他的論理和をとった結果
(パリティデータ)をパリティブロックとして他のHD
Dに記録するとともにパリティブロックを他のHDDに
分散する方式である。その他のRAIDについては上記
論文を参照されたい。
【0007】このAVサーバで複数のAVデータの同時
記録・再生を行うためには、複数のチャンネルで同時に
AVデータの入出力を行う必要がある。そこで、AVサ
ーバには、互いに独立して動作する複数の入出力ポート
が設けられており、1つの入力ポート,出力ポートがそ
れぞれ1チャンネル分の入力,出力を行うようになって
いる。
【0008】しかし、各入出力ポートが全く同時にデー
タ記録再生装置との間でAVデータの転送を行うと、A
Vサーバ内部で各入出力ポートとデータ記録再生装置と
を接続しているバスにそれらのAVデータが同時に流れ
ることになるので、処理しきれなくなる。そこで、各入
出力ポートに、バスの使用を許可するタイムスロット
(=時間間隔)を順番に割り当て、各入出力ポートが、
それぞれ割り当てられたタイムスロット内でのみバスを
介してデータ記録再生装置との間でのAVデータの転送
を行うようになっている。したがって、厳密にいえば複
数のAVデータが同時に記録・再生されているわけでは
ないが、タイムスロットよりも長い時間間隔でみると、
複数のAVデータの同時記録・再生が実現されていると
いってよい。
【0009】ところで、AVサーバには、リアルタイム
性を要するAVデータを入出力する入出力ポートとは別
に、例えばファイバチャンネル(Fibre Channel )また
はイーサネットを利用してリアルタイム性を要しないA
Vデータの入出力及びデータ記 録再生装置との間での
転送(非同期転送)を行うための手段(本明細書では、
こ うした手段のことを「非同期転送手段」や「非同期
転送部」と呼ぶことにする) が設けられているものも
ある。こうしたAVサーバでは、各入出力ポートとデー
タ記録再生装置との間でバスを介してAVデータの転
送を行うための時間以外に 、この非同期転送部とデー
タ記録再生装置との間でバスを介してAVデータの転
送を行うための時間を確保することが必要となる。
【0010】また、RAID技術を用いて構成したデー
タ記録再生装置に対して例えばバージョンアップのよう
なメンテナンスを行うために、データ記録再生装置から
ステータスを示すデータ(例えばエラーを示すログデー
タ等)を取得することが必要となる。したがって、AV
サーバでは、各入出力ポートとデータ記録再生装置との
間でバスを介してAVデータの転送を行うための時間以
外に、データ記録再生装置からバスを介してこのステー
タスを示すデータを転送するための時間を確保すること
も必要となる。
【0011】さらに、RAID技術を用いて構成したデ
ータ記録再生装置では、いずれかのHDが故障してその
HDが新たなHDに交換された後に、故障のないHDか
ら再生したデータやパリティデータを用いてその故障し
たHDのデータを復元し、その復元したデータをその新
たなHDに記録し直すことによりその故障したHDのデ
ータを再構築する処理であるリビルドが行われる。そし
て、このリビルドを行っている間は、データ記録再生装
置と入出力ポートとの間でのAVデータの転送を行うこ
とはできない。したがって、AVサーバでは、各入出力
ポートとデータ記録再生装置との間でバスを介してAV
データの転送を行うための時間以外に、データ記録再生
装置がこのリビルドを行うための時間を確保することも
必要となる。
【0012】そこで、従来のAVサーバでは、各入出力
ポートに割り当てるタイムスロット以外に、AVサーバ
全体の管理のために割り当てるタイムスロットである管
理用スロットを用意しており、この管理用スロット内
に、前述の非同期転送部・データ記録再生装置間のAV
データの転送やメンテナンスのためのデータ記録再生装
置からのステータスデータの転送やデータ記録再生装置
のリビルドのような、入出力ポート・データ記録再生装
置間のデータ転送とは同時に行うことのできない処理を
行うようにしている。
【0013】図9は、こうした従来のAVサーバのタイ
ムスロットの一例を、入出力ポート数が4である場合に
ついて示すものである。各ポートP1,P2,P3,P
4にそれぞれ割り当てられるタイムスロットSL1,S
L2,SL3,SL4に続いて、管理用スロットSL5
が用意されている。各スロットSL1,SL2,SL
3,SL4,SL5はそれぞれ4フレーム分の時間間隔
であり、したがってスロット周期Tは20フレームにな
っている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような管
理用スロットが存在すると、その分、スロット周期が長
くなるので、1つのポートにタイムスロットが割り当て
られてから次に同じポートにタイムスロットが割り当て
られるまでの待ち時間が長くなってしまう。
【0015】特に、スロー再生や可変速再生やシャトル
サーチを行うときには、HD上の不連続な領域をシーク
することによるロスタイムが頻繁に発生することを原因
として、1つのタイムスロット内で転送できるAVデー
タ量が制約されるので、このように待ち時間が長くなる
と、1つのフレームのAVデータの転送が終了してから
次のフレームのAVデータの転送が終了するまでの速度
であるフレーム更新率が低下してしまう。したがって、
従来のAVサーバでは、特にスロー再生や可変速再生や
シャトルサーチ時の応答性が悪くなるという不都合があ
った。
【0016】また、例えばこうした管理用スロットを用
意することなく、複数の入出力ポートのうち現在動作し
ていない入出力ポートに割り当てられているタイムスロ
ット内に、前述の非同期転送部・データ記録再生装置間
のAVデータの転送やメンテナンスのためのデータ記録
再生装置からのステータスデータの転送やデータ記録再
生装置のリビルドのような、入出力ポート・データ記録
再生装置間のデータ転送とは同時に行うことのできない
処理を行うという方法も考えられる。しかし、この方法
には、全ての入出力ポートが動作している間は、これら
の処理が全く行えないという不都合がある。
【0017】本発明は、上述の点に鑑み、全ての入出力
ポートが動作しているときにも、各入出力ポートに割り
当てるタイムスロット以外にタイムスロットを用意する
ことなく、入出力ポート・データ記録再生装置間のデー
タ転送とは同時に行うことのできない処理を行えるよう
にすることを課題としてなされたものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本出願人は、請求項1に記載のように、ノンリニア
アクセス可能な記録媒体を用いてデータの記録及び/ま
たは再生を行う記録再生手段と、外部からデータを入力
してこの記録再生手段に転送する少なくとも1つの入力
部及びこの記録再生手段から転送されたデータを外部に
出力する少なくとも1つの出力部を有しておりこれらの
入力部及び出力部はそれぞれこの記録再生手段との間で
転送されるデータを一時的に記憶する記憶手段を含んで
いる入出力処理手段と、これらの入力部及び出力部にそ
れぞれこの記録再生手段との間でのデータの転送を行う
タイムスロットを割り当てる割当手段と、割当手段によ
り入力部に割り当てられたタイムスロット内に入力部か
ら記録再生手段へのデータの転送を行わせるか否かを入
力部内の記憶手段のデータ記憶量に基づいて判断する制
御と割当手段により出力部に割り当てられたタイムスロ
ット内に記録再生手段から出力部へのデータの転送を行
わせるか否かを出力部内の記憶手段のデータ記憶量に基
づいて判断する制御とのうちの少なくともいずれか一方
を行う制御手段とを備えたデータ記録再生装置を提案す
る。
【0019】このデータ記録再生装置では、割当手段に
より入力部に割り当てられたタイムスロット内に入力部
から記録再生手段へのデータ転送を行わせるか否かを、
記録再生手段に転送するデータを入力部内で一時的に記
憶する記憶手段のデータ記憶量に基づいて判断する制御
と、割当手段により出力部に割り当てられたタイムスロ
ット内に記録再生手段から出力部へのデータの転送を行
わせるか否かを、記録再生手段から転送されたデータを
出力部内で一時的に記憶する記憶手段のデータ記憶量に
基づいて判断する制御とのうちの少なくともいずれか一
方を行う制御手段が設けられている。
【0020】したがって、全ての入力部及び出力部が動
作しているときにも、入力部内または出力部内の記憶手
段のデータ記憶量如何で、この制御手段の制御により、
入力部または出力部に割り当てられた各スロット周期の
タイムスロットのうちのいずれかのタイムスロットが入
力部または出力部と記録再生手段との間でのデータの転
送のために使用されなくなることが起こる。
【0021】これにより、この入力部または出力部に使
用されないタイムスロットを、入力部または出力部とデ
ータ記録再生装置との間でのデータ転送とは同時に行う
ことのできない処理のために使用することができるの
で、全ての入力部及び出力部が動作しているときにも、
各入力部及び出力部に割り当てるタイムスロット以外に
タイムスロットを用意することなく、入力部または出力
部とデータ記録再生装置との間でのデータ転送とは同時
に行うことのできない処理を行うことができるようにな
る。
【0022】なお、この制御手段には、例えば請求項2
に記載のように、入力部に割り当てられたタイムスロッ
トのうち、入力部内の記憶手段のデータ記憶量が一定量
以上であるタイムスロット内に、所定のスロット周期毎
にこの記憶手段のデータ記憶量がこの一定量未満になる
転送レートで入力部から記録再生手段へのデータ転送を
行わせ、この記憶手段のデータ記憶量がこの一定量未満
であるタイムスロットは、入力部から記録再生手段への
データ転送を行わせない制御を行わせたり、あるいは請
求項3に記載のように、出力部に割り当てられたタイム
スロットのうち、出力部内の記憶手段のデータ記憶量が
一定量未満であるタイムスロット内に、所定のスロット
周期毎にこの記憶手段のデータ記憶量がこの一定量以上
になる転送レートで記録再生手段から出力部へのデータ
転送を行わせ、この記憶手段のデータ記憶量がこの一定
量以上であるタイムスロットは、記録再生手段から出力
部へのデータ転送を行わせない制御を行わせることが好
適である。
【0023】それにより、入力部または出力部に割り当
てられたタイムスロットが、所定のスロット周期毎に入
力部または出力部と記録再生手段との間でのデータ転送
のために使用されなくなるので、このデータ転送とは同
時に行うことのできない処理を定期的に行えるようにな
る。
【0024】また、請求項1乃至3に記載のデータ記録
再生装置において、例えば請求項4に記載のように、制
御手段により入力部及び出力部のいずれかに記録再生手
段との間でのデータの転送を行わせないと判断されたタ
イムスロット内に、入力部及び出力部と記録再生手段と
の間でのデータ転送とは同時に行うことのできない処理
を行わせる第2の制御手段をさらに備えることが好適で
ある。
【0025】それにより、入力部または出力部と記録再
生手段との間でのデータの転送のために使用されないタ
イムスロット内に、この第2の制御手段の制御により、
このデータ転送とは同時に行うことのできない処理が行
われるようになる。
【0026】ここで、入力部及び出力部が、リアルタイ
ム性を要するデータの入出力を行うものであり、データ
記録再生装置が、この入力部及び出力部以外に、リアル
タイム性を要しないデータの入出力及び記録再生手段と
の間での転送を行う非同期転送手段を有している場合に
は、例えば請求項5に記載のように、入力部または出力
部と記録再生手段との間でのデータの転送のために使用
されないタイムスロット内に、この第2の制御手段に、
この非同期転送手段と記録再生手段との間でのデータの
転送を行わせることが好適である。
【0027】あるいは、記録再生手段がRAID技術を
用いたディスクアレイシステムである場合には、例えば
請求項6に記載のように、入力部または出力部と記録再
生手段との間でのデータの転送のために使用されないタ
イムスロット内に、この第2の制御手段に、記録再生手
段のメンテナンスを行うために記録再生手段からステー
タスを示すデータを転送させるか、記録再生手段に故障
したHDの記録データを再構築させるか、の少なくとも
いずれか一方を行わせることが好適である。
【0028】それにより、入力部または出力部と記録再
生手段との間でのデータの転送のために使用されないタ
イムスロット内に、非同期転送手段・記録再生手段間の
データ転送やメンテナンスのための記録再生手段からの
ステータスデータの転送や記録再生手段でのリビルドが
行われるようになる。
【0029】また、請求項1乃至6に記載のデータ記録
再生装置において、例えば請求項7に記載のように、割
当手段に、入力部及び出力部にのみタイムスロットを割
り当てさせることが好適である。
【0030】それにより、入力部及び出力部に割り当て
るタイムスロット以外にタイムスロットが用意されなく
なるので、その分、スロット周期が短くなり、各入力部
及び出力部のタイムスロットの待ち時間が短くなる。し
たがって、例えばAVサーバにおいては、スロー再生や
可変速再生やシャトルサーチ時に、フレーム更新率が向
上するのでその応答性が改善されるようになる。
【0031】次に、本出願人は、請求項8に記載のよう
に、ノンリニアアクセス可能な記録媒体を用いてデータ
の記録及び/または再生を行う記録再生手段と、外部か
らデータを入力して記録再生手段に転送する少なくとも
1つの入力部と記録再生手段から転送されたデータを外
部に出力する少なくとも1つの出力部とを有しており入
力部及び出力部はそれぞれ記録再生手段との間で転送さ
れるデータを一時的に記憶する記憶手段を含んでいる入
出力処理手段とを備えたデータ記録再生装置におけるタ
イムスロットの使用方法において、入力部及び出力部
に、それぞれ記録再生手段との間でのデータの転送を行
うタイムスロットを割り当てる第1ステップと、第1ス
テップで入力部に割り当てたタイムスロット内に入力部
からり記録再生手段へのデータの転送を行うか否かを入
力部内の記憶手段のデータ記憶量に基づいて判断するこ
とと第1ステップで出力部に割り当てられたタイムスロ
ット内に記録再生手段から出力部へのデータの転送を行
うか否かを出力部内の記憶手段のデータ記憶量に基づい
て判断することとのうちの少なくともいずれか一方を行
う第2ステップとを有するものを提案する。
【0032】このタイムスロットの使用方法では、第1
ステップで入力部に割り当てたタイムスロット内に入力
部から記録再生手段へのデータ転送を行うか否かを、記
録再生手段に転送するデータを入力部内で一時的に記憶
する記憶手段のデータ記憶量に基づいて判断すること
と、第1ステップで出力部に割り当てたタイムスロット
内に記録再生手段から出力部へのデータの転送を行うか
否かを、記録再生手段から転送されたデータを出力部内
で一時的に記憶する記憶手段のデータ記憶量に基づいて
判断することとのうちの少なくともいずれか一方を第2
ステップで行うようにしている。
【0033】したがって、全ての入力部及び出力部が動
作しているときにも、入力部内または出力部内の記憶手
段のデータ記憶量如何により、入力部または出力部に割
り当てた各スロット周期のタイムスロットのうちのいず
れかのタイムスロットを、入力部または出力部と記録再
生手段との間でのデータの転送のために使用しなくなる
ことが起こる。
【0034】これにより、請求項1に記載のデータ記録
再生装置におけると同様、この入力部または出力部に使
用されないタイムスロットを、入力部または出力部とデ
ータ記録再生装置との間でのデータ転送とは同時に行う
ことのできない処理のために使用することができるの
で、全ての入力部及び出力部が動作しているときにも、
各入力部及び出力部に割り当てるタイムスロット以外に
タイムスロットを用意することなく、入力部または出力
部とデータ記録再生装置との間でのデータ転送とは同時
に行うことのできない処理を行うことができるようにな
る。
【0035】なお、この第2ステップでも、例えば請求
項9に記載のように、第1ステップで入力部に割り当て
たタイムスロットのうち、入力部内の記憶手段のデータ
記憶量が一定量以上であるタイムスロット内に、所定の
スロット周期毎にこの記憶手段のデータ記憶量がこの一
定量未満になる転送レートで入力部から記録再生手段へ
のデータ転送を行い、この記憶手段のデータ記憶量がこ
の一定量未満であるタイムスロットは、入力部から記録
再生手段へのデータ転送を行わないようにしたり、ある
いは請求項10に記載のように、第1ステップで出力部
に割り当てたタイムスロットのうち、出力部内の記憶手
段のデータ記憶量が一定量未満であるタイムスロット内
に、所定のスロット周期毎にこの記憶手段のデータ記憶
量がこの一定量以上になる転送レートで記録再生手段か
ら出力部へのデータ転送を行い、この記憶手段のデータ
記憶量がこの一定量以上であるタイムスロットは、記録
再生手段から出力部へのデータ転送を行わないようにす
ることが好適である。
【0036】それにより、請求項2や3に記載のデータ
記録再生装置におけると同様、入力部または出力部と記
録再生手段との間でのデータ転送とは同時に行うことの
できない処理を定期的に行えるようになる。
【0037】また、請求項8乃至10に記載のタイムス
ロットの使用方法においても、例えば請求項11に記載
のように、第2ステップで入力部及び出力部のいずれか
と記録再生手段との間でのデータの転送を行わないと判
断したタイムスロット内に、入力部及び出力部と記録再
生手段との間でのデータの転送とは同時に行うことので
きない処理を行う第3ステップをさらに有することが好
適である。
【0038】それにより、請求項4に記載のデータ記録
再生装置におけると同様、入力部または出力部と記録再
生手段との間でのデータの転送のために使用しないタイ
ムスロット内に、このデータ転送とは同時に行うことの
できない処理が行われるようになる。
【0039】ここで、入力部及び出力部が、リアルタイ
ム性を要するデータの入出力を行うものであり、データ
記録再生装置が、この入力部及び出力部以外に、リアル
タイム性を要しないデータの入出力及び記録再生手段と
の間での転送を行う非同期転送手段を有している場合に
は、この第3ステップでも、例えば請求項12に記載の
ように、入力部または出力部と記録再生手段との間での
データの転送のために使用しないタイムスロット内に、
この非同期転送手段と記録再生手段との間でのデータの
転送を行うことが好適である。
【0040】あるいは、記録再生手段がRAID技術を
用いたディスクアレイシステムである場合には、この第
3ステップで、例えば請求項13に記載のように、入力
部または出力部と記録再生手段との間でのデータの転送
のために使用しないタイムスロット内に、記録再生手段
のメンテナンスを行うために記録再生手段からステータ
スを示すデータを転送することと、記録再生手段が故障
したHDの記録データを再構築することとの少なくとも
いずれか一方を行うことが好適である。
【0041】それにより、請求項5や6に記載のデータ
記録再生装置におけると同様、入力部または出力部と記
録再生手段との間でのデータの転送のために使用しない
タイムスロット内に、非同期転送手段・記録再生手段間
のデータ転送やメンテナンスのための記録再生手段から
のステータスデータの転送や記録再生手段のリビルドが
行われるようになる。
【0042】また、請求項8乃至13に記載のタイムス
ロットの使用方法においても、例えば請求項14に記載
のように、第1ステップで、入力部及び出力部にのみタ
イムスロットを割り当てることが好適である。
【0043】それにより、請求項7に記載のデータ記録
再生装置におけると同様、各入力部及び出力部のタイム
スロットの待ち時間が短くなるので、記録再生動作の指
示に対する各入力部及び出力部の応答性が向上する。し
たがって、例えばAVサーバにおいては、スロー再生や
可変速再生やシャトルサーチ時に、フレーム更新率が向
上するのでその応答性が改善されるようになる。
【0044】
【発明の実施の形態】以下では、本発明をAVサーバに
適用した例について説明する。図1は、本発明を適用し
た1入力ポート3出力ポートのAVサーバの全体構成を
示す。このAVサーバ1には、1つの入力ポート2と、
3つの出力ポート3,4,5と、記録再生部6と、タイ
ミング管理部7と、ファイルシステム8と、制御器9
と、非同期転送部10とが設けられている。
【0045】入力ポート2と出力ポート3,4,5と非
同期転送部10とは、それぞれ下りバス11及び上りバ
ス12を介して記録再生部6と接続されている。また、
入力ポート2と出力ポート3,4,5と非同期転送部1
0とは、それぞれ制御バス13を介して制御器9と接続
されている。
【0046】入力ポート2には、圧縮器2Aと、バッフ
ァメモリ2Bと、制御器2Cとが設けられている。圧縮
器2Aには、AVサーバ1の外部の機器(例えば、VT
Rや、ネットワークを介して接続された機器)から、A
Vデータ(例えばSDI(Serial DigitalInterface:
SMPTE−259Mとして規格化されている)やSD
TI(Serial Digital Transfer Interface :SMPT
E−305Mとして規格化されている))等の伝送フォ
ーマットで送られたAVデータ)が入力端子D1を通し
て入力 される。
【0047】制御器2Cには、AVサーバ1の上位装置
(例えばホストコンピュータ)から、入力ポート2の動
作を指示する制御信号(例えばシリアルインターフェー
スの標準規格であるRS−422に従った制御信号)が
制御端子C1を通して与えられる。
【0048】圧縮器2Aは、AVデータを所定の符号化
方式(例えばMPEG)で圧縮するものである。この圧
縮器2Aで圧縮されたAVデータは、バッファメモリ2
Bに送られる。なお、図1に示す構成ではAVデータを
圧縮器2Aで圧縮しているが、AVデータを非圧縮のま
まバッファメモリ2Bに送ってもよい。
【0049】制御器2Cは、入力ポート2全体を制御す
るものであり、例えばマイクロプロセッサから成ってい
る。制御器2Cは、動作の開始を指示する制御信号が与
えられると、圧縮器2Aからバッファメモリ2Bに送ら
れたAVデータをバッファメモリ2Bに一時的に記憶さ
せる。
【0050】制御器2Cには、後述するように、タイミ
ング管理部7から与えられるタイムスロット信号によ
り、下りバス11及び上りバス12の使用を許可するタ
イムスロットSL1が割り当てられる。タイミング管理
部7は、AVサーバ1の外部から入力端子Rを通して供
給される基準ビデオ信号(REF信号)に基づいてこの
タイムスロット信号を生成する。
【0051】また、入力ポート2の動作時には、制御器
9により、記録再生部6内の空き領域を示す情報がファ
イルシステム8から取得される。そして、その空き領域
を伝える信号が、制御器9から制御バス13を介して制
御器2Cに送られる。
【0052】制御器9は、AVサーバ1の全体を制御す
るものであり、例えばマイクロプロセッサから成ってい
る。ファイルシステム8は、記録再生部6に現在記録さ
れているAVデータのファイル名と、記録再生部6内で
そのファイル名のAVデータが記録されている領域のア
ドレスとを対応させて管理すると共に、記録再生部6の
現在の空き領域のアドレスを管理するものであり、それ
らの管理情報(ファイルシステム情報)を作成する制御
回路(例えばCPU)と、この制御回路で作成されたフ
ァイルシステム情報を記憶する記憶回路(例えばRA
M)とを含んでいる。
【0053】ファイルシステム8で作成されるファイル
システム情報は、ファイルエントリと、レコードエント
リと、フリースペースリストとの3つに大別される。こ
のうち、ファイルエントリは、各ファイルについて1つ
作成されるものであり、ファイル名と、そのファイルに
ついての最初のレコードエントリの先頭位置のアドレス
へのポインタ情報(すなわち最初のレコードエントリへ
のリンク情報)とが書き込まれる。
【0054】レコードエントリは、記録再生部6内のH
D上で1つのファイルが記録されている連続領域毎に作
成される。1つのファイルは、HD上の空き領域の長さ
及び場所の都合でHD上の互いに離れた複数の連続領域
に飛び飛びに記録されることが多いので、通常はレコー
ドエントリも複数作成される。最初の連続記録について
のレコードエントリには、その連続領域の先頭位置のア
ドレス(すなわちHD上のそのファイルの最初の記録位
置のアドレス)を示す先頭位置データと、先頭位置から
そのファイルどれだけの長さ連続して記録されているか
を示すデータと、次のレコードエントリの先頭位置のア
ドレスへのポインタ情報(すなわち次のレコードエント
リへのリンク情報)とが書き込まれる。
【0055】2番目以降の連続記録についてのレコード
エントリにも、その連続領域の先頭位置のアドレスを示
す先頭位置データと、先頭位置からそのファイルがどれ
だけの長さ連続して記録されているかを示すデータと、
次のレコードエントリの先頭位置のアドレスへのポイン
タ情報とが書き込まれる。そして、最後のレコードエン
トリには、このポインタ情報に代えて、その連続領域で
ファイルの記録が終了していることを示すデータが書き
込まれる。
【0056】フリースペースリストは、記録再生部6内
のHD上のデータが未記録の空き領域を示すためのもの
であり、個々の空き領域毎に作成される。各フリースペ
ースリストには、空き領域の先頭位置のアドレスを示す
先頭位置データと、先頭位置からどれだけの長さのデー
タを書き込める空き領域が連続して存在しているかを示
すデータと、次のフリースペースリストの先頭位置のア
ドレスへのポインタ情報(すなわち次のフリースペース
リストへのリンク情報)とが書き込まれる。
【0057】入力ポート2の制御器2Cは、後述のよう
に、タイムスロット信号によって割り当てられたタイム
スロットSL1のうち、入力ポート2から記録再生部6
へのAVデータの転送のために使用するタイムスロット
内に、それまでバッファメモリ2Bに一時的に記憶させ
ていたAVデータをバッファメモリ2Bから読み出し、
このAVデータに制御器9から伝えられた記録再生部6
内の空き領域へのAVデータの書込みを指示するコマン
ドを付加して、下りバス11を介して記録再生部6に転
送する。
【0058】図2は、記録再生部6の構成例を示す。記
録再生部6は、RAID技術を用いて構築されたもので
あり、映像データ記録用の複数台のHDD21と、これ
らのHDD21を制御するディスクアレイコントローラ
22と、音声データ記録用の複数台のHDD23と、こ
れらのHDD23を制御するディスクアレイコントロー
ラ24と、バッファメモリ25とを含んでいる。
【0059】ディスクアレイコントローラ22は、例え
ばRAID−3を採用したものであり、AVデータに付
加された書込み指示のコマンドに基づき、入力した映像
データを一定の長さのブロックに分割して複数台のHD
D21内のそのコマンドの示す空き領域に記録し、か
つ、それらのHDD21の互いに対応するデータブロッ
クの排他的論理和であるパリティデータを生成して別の
1台のHDD21内のそのコマンドの示す空き領域に書
き込む。またディスクアレイコントローラ22は、後述
の読出し指示のコマンドに基づき、各HDD21内のそ
のコマンドの示す領域から映像データ及びパリティデー
タを読み出し、それらの映像データを単一化された後パ
リティデータを用いてエラー訂正することにより映像デ
ータを再生する。
【0060】他方、ディスクアレイコントローラ24
は、例えばRAID−1を採用したものであり、AVデ
ータに付加された書込み指示のコマンドに基づき、入力
した音声データを、2台のHDD23内のそのコマンド
の示す空き領域にそれぞれ書き込む。またディスクアレ
イコントローラ24は、出力ポート3,4,5からの後
述の読出し指示のコマンドに基づき、2台のHDD23
(1台のHDD23に障害がある場合には残りの1台の
HDD23)内のそのコマンドの示す領域から音声デー
タを再生する。
【0061】バッファメモリ25は、入力ポート2から
下りバス11を介して記録再生部6に転送されたAVデ
ータを一時的に記憶する役割を持っており、バッファメ
モリ25から読み出されたAVデータのうち、映像デー
タがディスクアレイコントローラ22に入力され、音声
データがディスクアレイコントローラ24に入力され
る。またバッファメモリ25は、ディスクアレイコント
ローラ22及び24で再生されたAVデータを一時的に
記憶する役割を持っており、バッファメモリ25から読
み出されたAVデータが、上りバス12を介して出力ポ
ート3,4,5に転送される。なお、前者の役割を持つ
バッファメモリと後者の役割を持つバッファメモリとを
別々に設けてもよい。
【0062】入力ポート2から下りバス11を介して記
録再生部6に転送されたAVデータは、このバッファメ
モリ25を経て、ディスクアレイコントローラ22,2
4により、HDD21,23のHD上の、そのAVデー
タに付加されたコマンドの示す空き領域に記録される。
【0063】図1に示すように、出力ポート3には、復
号器3Aと、バッファメモリ3Bと、制御器3Cとが設
けられている。出力ポート4,5も、出力ポート3と同
一構成のものであり、それぞれ復号器4A,5Aと、バ
ッファメモリ4B,5Bと、制御器4C,5Cとが設け
られている。
【0064】各出力ポート3,4,5の制御器3C,4
C,5Cにも、後述するように、タイミング管理部7か
ら与えられるタイムスロット信号により、下りバス11
及び上りバス12の使用を許可するタイムスロットSL
2,SL3,SL4がそれぞれ割り当てられる。また、
各出力ポート3,4,5の制御器3C,4C,5Cに
も、AVサーバ1の上位装置から、出力ポート3,4,
5の動作を指示する制御信号がそれぞれ制御端子C2,
C3,C4を通して与えられる。
【0065】また、各出力ポート3,4,5の動作時に
は、出力ポート3,4,5から出力させるAVデータの
ファイル名を指定する制御信号が、AVサーバ1の外部
からの上位装置から制御端子C5を通して制御器9に与
えられる。この制御信号は、各出力ポート3,4,5毎
に異なるファイル名を指定する内容のときもあれば、全
ての出力ポート3,4,5について同じファイル名を時
間をずらして指定する内容のときもある。
【0066】制御器9では、この制御信号で指定された
ファイル名に対応した記録再生部6内の記録領域の情報
が、ファイルシステム8から取得される。そして、その
記録領域を伝える信号が、制御器9から制御バス13を
介して制御器3C,4C,5Cに送られる。
【0067】制御器3C,4C,5Cは、それぞれ出力
ポート3,4,5全体を制御するものであり、例えばマ
イクロプロセッサから成っている。制御器3C,4C,
5Cは、動作の開始を指示する制御信号が与えられる
と、後述のように、タイムスロット信号によって割り当
てられたタイムスロットSL2,SL3,SL4のう
ち、記録再生部6から出力ポート3,4,5へのAVデ
ータの転送のために使用するタイムスロット内に、制御
器9から伝えられた記録領域からのAVデータの読出し
とこの使用するタイムスロットSL2,SL3,SL4
内での出力ポート3,4,5へのAVデータの転送とを
指示するコマンドを、それぞれ下りバス11を介して記
録再生部6に送る。
【0068】そして、制御器3C,4C,5Cは、その
コマンドに基づいて記録再生部6で再生されてこの使用
するタイムスロットSL2,SL3,SL4内に上りバ
ス12を介して出力ポート3,4,5に転送されたAV
データ(図2のディスクアレイコントローラ22,24
によりHDD21,23から再生されてバッファメモリ
25に一時的に記憶され、この使用するタイムスロット
SL2,SL3,SL4内にバッファメモリ25から読
み出されたAVデータ)を、それぞれバッファメモリ3
B,4B,5Bに一時的に記憶させる。
【0069】また、各制御器3C,4C,5Cは、それ
ぞれバッファメモリ3B,4B,5Bに記憶させたAV
データを順次読み出していき、この読み出されたAVデ
ータはそれぞれ復号器3A,4A,5Aに送られる。復
号器3A,4A,5Aは、それぞれ入力ポート2の圧縮
器2Aと同じ符号化方式でAVデータを伸長するもので
ある。各復号器3A,4A,5Aで伸長されたAVデー
タは、それぞれ出力端子D2,D3,D4を通して出力
されて、AVサーバ1の外部の機器(例えば、VTR
や、ネットワークを介して接続された機器)に送られ
る。このようにして、このAVサーバ1では、入力ポー
ト2及び出力ポート3,4,5により4チャンネルでの
AVデータの同時入出力が行われる。
【0070】入力ポート2及び出力ポート3,4,5は
リアルタイム性を要するAVデータの入出力を行うもの
であるのに対し、非同期転送部10は、例えばファイバ
チャンネル(Fibre Channel )またはイーサネットを利
用して、リアルタイム性を要しないAVデータの入出力
及び記録再生部6との間での転送(例えばAVデータフ
ァイルの入出力及び転送)を行うためのものである。
この非同期転送部10には、エンコーダ10Aと、デコ
ーダ10Bと、バッファメモリ10Cと、制御器10D
とが設けられている。
【0071】非同期転送部10を用いたAVデータの記
録時には、AVデータを含んだファイバチャンネルまた
はイーサネットの伝送フォーマットのデータが、外部の
機器からファイバチャンネルまたはイーサネットを利用
して送られて、入力端子D5を通してエンコーダ10A
に入力される。また、このときには、非同期転送部10
から記録再生部6へのAVデータの転送を指示する制御
信号が、AVサーバ1の上位装置から制御端子C5を通
して制御器9に与えられる。制御器9は、この制御信号
に基づき、記録再生部6内の空き領域を示す情報をファ
イルシステム8から取得する。そして制御器9は、その
空き領域と、後述の非同期転送部10・記録再生部6間
のAVデータの転送のために使用するタイムスロットS
LAとを伝える信号を、制御バス13を介して制御器1
0Dに送る。
【0072】エンコーダ10Aは、ファイバチャンネル
またはイーサネットの伝送フォーマットで入力されたデ
ータから、AVデータを取り出すものである。エンコー
ダ10Aで取り出されたAVデータは、バッファメモリ
10Cに送られる。
【0073】制御器10Dは、非同期転送部10全体を
制御するものであり、例えばマイクロプロセッサから成
っている。制御器10Dは、エンコーダ10Aからバッ
ファメモリ10Cに送られたAVデータを、バッファメ
モリ10Cに一時的に記憶させる。そして、制御器9か
ら伝えられたタイムスロットSLA内に、バッファメモ
リ10Cに一時的に記憶させたAVデータをバッファメ
モリ10Cから読み出し、このAVデータに制御器9か
ら伝えられた記録再生部6内の空き領域へのAVデータ
の書込みを指示するコマンドを付加して、下りバス11
を介して記録再生部6に転送する。
【0074】非同期転送部10から下りバス11を介し
て記録再生部6に転送されたこのAVデータは、図2の
バッファメモリ25を経て、ディスクアレイコントロー
ラ22,24により、HDD21,23のHD上の、そ
のAVデータに付加されたコマンドの示す空き領域に記
録される。
【0075】他方、非同期転送部10を用いたAVデー
タの再生時には、再生対象のAVデータのファイル名を
指定するとともに記録再生部6から非同期転送部10へ
のAVデータの転送を指示する制御信号が、AVサーバ
1の上位装置から制御端子C5を通して制御器9に与え
られる。制御器9は、この制御信号で指定されたファイ
ル名に対応した記録再生部6内の記録領域の情報を、フ
ァイルシステム8から取得する。そして制御器9は、そ
の記録領域とタイムスロットSLAとを伝える信号を、
制御バス13を介して非同期転送部10の制御器10D
に送る。
【0076】制御器10Dは、タイムスロットSLA内
に、制御器9から伝えられた記録領域からのAVデータ
の読出し及びタイムスロットSLA内でのそのAVデー
タの非同期転送部10への転送を指示するコマンドを下
りバス11を介して記録再生部6に送る。
【0077】そして、制御器10Dは、そのコマンドに
基づいて記録再生部6で再生されてタイムスロットSL
A内に上りバス12を介して非同期転送部10に転送さ
れたAVデータを、バッファメモリ10Cに一時的に記
憶させる。
【0078】また、制御器10Dは、バッファメモリ1
0Cに記憶させたAVデータを順次読み出していき、こ
の読み出されたAVデータはデコーダ10Bに送られ
る。デコーダ10Bは、AVデータを、ファイバチャン
ネルまたはイーサネットの伝送フォーマットのデータに
変換するものである。デコーダ10Bで変換されたデー
タは、出力端子D5を通してAVサーバ1から出力され
て、ファイバチャンネルまたはイーサネットを利用して
外部の機器に送られる。
【0079】AVサーバ1の上位装置が、記録再生部6
に対して例えばバージョンアップのようなメンテナンス
を行うために、記録再生部6のステータスを示すデータ
(例えばエラーを示すログデータ等)を必要とするよう
になったときには、このステータスデータの送付を指示
する制御信号が、この上位装置から制御端子C5を通し
て制御器9に与えられる。
【0080】制御器9は、この制御信号に基づき、記録
再生部6からのステータスデータの取得を指示するとと
もに記録再生部6からのステータスデータの転送のため
に使用するタイムスロットSLBを伝える信号を、入力
ポート2,出力ポート3,4,5の制御器2C,3C,
4C,5Cのうちのいずれか(ここでは一例として入力
ポート2の制御器2Cとするが制御器3C,4Cまたは
5Cであってもよい)に制御バス13を介して送る。
【0081】制御器2Cは、その信号に基づき、制御器
9から伝えられたタイムスロットSLB内でのステータ
スデータの入力ポート2への転送を指示するコマンド
を、バッファメモリ2B及び下りバス11を介して記録
再生部6に転送する。そして、そのコマンドに基づいて
タイムスロットSLB内に記録再生部6から上りバス1
2を介して入力ポート2に転送されたステータスデータ
を、バッファメモリ2B及び制御バス13を介して制御
器9に送る。制御器9は、このステータスデータを、制
御端子C5を通してAVサーバ1の上位装置に送る。
【0082】また、記録再生部6で、いずれかのHDが
故障してそのHDが新たなHDに交換された後には、記
録再生部6でのリビルドの実行を指示する制御信号が、
AVサーバ1の上位装置から制御端子C5を通して制御
器9に与えられる。
【0083】制御器9は、この制御信号に基づき、記録
再生部6でのリビルドの実行を指示するとともに記録再
生部6でのリビルドの実行のために使用するタイムスロ
ットSLCを伝える信号を、入力ポート2,出力ポート
3,4,5の制御器2C,3C,4C,5Cのうちのい
ずれか(ここでは一例として入力ポート2の制御器2C
とするが制御器3C,4Cまたは5Cであってもよい)
に制御バス13を介して送る。
【0084】制御器2Cは、その信号に基づき、制御器
9から伝えられたタイムスロットSLC内でのリビルド
の実行を指示するコマンドを、バッファメモリ2B及び
下りバス11を介して記録再生部6に転送する。記録再
生部6では、そのコマンドに基づき、タイムスロットS
LC内に、故障のないHDから再生したデータやパリテ
ィデータを用いてその故障したHDのデータを復元し、
その復元したデータをその新たなHDに記録し直すこと
により、その故障したHDのデータを再構築する。
【0085】次に、このAVサーバ1における、タイム
スロットの割当と、入力ポート2,出力ポート3,4,
5と記録再生部6との間でのAVデータの転送レート
と、タイムスロットの使用とについて説明する。図3
は、図1のタイミング管理部7で生成されるタイムスロ
ット信号によってAVサーバ1の各部に割り当てられる
タイムスロットの一例を示す。入力ポート2,出力ポー
ト3,4,5には、1つずつ順番にタイムスロットSL
1,SL2,SL3,SL4が割り当てられ、出力ポー
ト5に割り当てられるSL4の直後に、次に入力ポート
2に割り当てられるSL1が続いている。
【0086】すなわち、タイミング管理部7からのタイ
ムスロット信号によっては、入力ポート2,出力ポート
3,4,5に割り当てられるタイムスロット以外のタイ
ムスロット(図9に示したような管理用スロット)は用
意されない。したがって、例えば各スロットSL1,S
L2,SL3,SL4を図9の例と同じく4フレーム分
の時間間隔とすると、スロット周期Tは、16フレーム
となって図9の例よりも4フレーム短くなる。
【0087】図4は、入力ポート2,出力ポート3,
4,5のバッファメモリ2B,3B,4B,5Bと記録
再生部6のバッファメモリ25との間でのAVデータの
転送レートの一例を示す。このうち図4Aは、入力ポー
ト2のバッファメモリ2Bから記録再生部6へのAVデ
ータの転送レートを示す。入力ポート2の制御器2C
は、タイムスロット信号によって割り当てられたタイム
スロットSL1のうち、後述の記録再生部6へのAVデ
ータの転送のために使用するタイムスロット内に、スロ
ット周期Tの1.5倍の期間に圧縮器2Aからバッファ
メモリ2Bに送られてバッファメモリ2Bに記憶させた
データ量のAVデータを、バッファメモリ2Bから読み
出して下りバス11を介して記録再生部6に転送する。
【0088】なお、通常のAVサーバにおける入力ポー
トから記録再生部へのAVデータの転送レートを図4A
と同様にして示すと、図5Aの通りである。通常のAV
サーバでは、入力ポートに割り当てられた各スロット周
期のタイムスロットSL毎に、1スロット周期Tの期間
に圧縮器からバッファメモリに送られてバッファメモリ
に記憶させたデータ量のAVデータを、バッファメモリ
から読み出して記録再生部に転送している。
【0089】このように、このAVサーバ1では、入力
ポート2から記録再生部6へのAVデータの転送が、通
常の1.5倍の転送レートで行われる。これにより、入
力ポート2から記録再生部6へのAVデータの転送は、
3スロット周期のうちの2スロット周期のタイムスロッ
トSL1のみを使用して行えば足り、残りの1スロット
周期のタイムスロットSL1(図4Aに斜線で示したタ
イムスロットSL1)は,入力ポート2から記録再生部
6へのAVデータの転送のために使用する必要がなくな
る。
【0090】そして、この使用する必要のないスロット
周期のタイムスロットSL1には、バッファメモリ2B
のデータ記憶量は、スロット周期Tの1.5倍の期間に
圧縮器2Aからバッファメモリ2Bに送られるデータ量
DT1よりも少なくなる。したがって、各スロット周期
のタイムスロットSL1が、入力ポート2から記録再生
部6へのAVデータの転送のために使用する必要のある
ものか否かは、バッファメモリ2Bのデータ記憶量がこ
のデータ量DT1以上であるか否かによって判断するこ
とができる。
【0091】他方、図4Bは、記録再生部6のバッファ
メモリ25から出力ポート3,4,5へのAVデータの
転送レートを示す(図では代表的に出力ポート3につい
て示してるが、出力ポート4,5についても全く同じで
ある)。出力ポート3,4,5の制御器3C,4C,5
Cは、タイムスロット信号によって割り当てられたタイ
ムスロットSL2,SL3,SL4のうち、後述の記録
再生部6からのAVデータの転送のために使用するタイ
ムスロット内に、スロット周期Tの1.5倍の期間にバ
ッファメモリ3B,4B,5Bから読み出して復号器3
A,4A,5Aに送られるデータ量のAVデータをバッ
ファメモリ25から読み出させるコマンドを、それぞれ
前述の読み出し指示のコマンドの一部として下りバス1
1を介して記録再生部6に送る。
【0092】これにより、記録再生部6のバッファメモ
リ25からは、この使用するタイムスロットSL2,S
L3,SL4内に、スロット周期Tの1.5倍の期間に
バッファメモリ3B,4B,5Bから読み出して復号器
3A,4A,5Aに送られるデータ量のAVデータが読
み出されて、上りバス12を介してそれぞれ出力ポート
3,4,5に転送される。
【0093】なお、通常のAVサーバにおける記録再生
部から出力ポートへのAVデータの転送レートを図4B
と同様にして示すと、図5Bの通りである。通常のAV
サーバでは、出力ポートに割り当てられた各スロット周
期のタイムスロットSL毎に、1スロット周期Tの期間
に出力ポート内のバッファメモリから読み出して復号器
に送られるデータ量のAVデータを、記録再生部内のバ
ッファメモリから読み出して出力ポートに転送させてい
る。
【0094】このように、このAVサーバ1では、記録
再生部6から出力ポート3,4,5へのAVデータの転
送も、通常の1.5倍の転送レートで行われる。これに
より、記録再生部6から出力ポート3,4,5へのAV
データの転送も、3スロット周期のうちの2スロット周
期のタイムスロットSL2,SL3,SL4内のみを使
用して行えば足り、残りの1スロット周期のタイムスロ
ットSL2,SL3,SL4(出力ポート3については
図4Bに斜線で示したタイムスロットSL2)は,記録
再生部6から出力ポート3,4,5へのAVデータの転
送のために使用する必要がなくなる。
【0095】そして、この使用する必要のないスロット
周期のタイムスロットSL2,SL3,SL4には、バ
ッファメモリ3B,4B,5Bのデータ記憶量は、スロ
ット周期Tの1.5倍の期間にバッファメモリ3B,4
B,5Bから読み出して復号器3A,4A,5Aに送ら
れるデータ量DT2以上になる。したがって、各スロッ
ト周期のタイムスロットSL2,SL3,SL4が、記
録再生部6から出力ポート3,4,5へのAVデータの
転送のために使用する必要のあるものか否かは、バッフ
ァメモリ3B,4B,5Bのデータ記憶量がこのデータ
量DT2未満であるか否かによってそれぞれ判断するこ
とができる。
【0096】図6は、各入力ポート2,出力ポート3,
4,5の制御器2C,3C,4C,5Cが、タイミング
管理部7からのタイムスロット信号によって割り当てら
れるタイムスロットSL1,SL2,SL3,SL4の
使用に関して実行する処理の一例を示すフローチャート
である。この処理では、最初に、現在タイムスロット信
号により自分のポートよりも1つ前のポートにタイムス
ロットが割り当てられているか否かを判断する(例え
ば、入力ポート2は、現在出力ポート5にタイムスロッ
トSL4が割り当てられているか否かを判断し、出力ポ
ート3は、現在入力ポート2にタイムスロットSL1が
割り当てられているか否かを判断する)(ステップS
1)。
【0097】ノーであれば、1タイムスロットずつ待機
しながら(ステップS2)、ステップS1の判断を繰り
返す。そして、自分のポートよりも1つ前のポートにタ
イムスロットが割り当てられると、ステップS1でイエ
スと判断されてステップS3に進み、自分のポート内の
バッファメモリのデータ記憶量を検出する(例えば、入
力ポート2はバッファメモリ2Bのデータ記憶量を検出
する)。
【0098】続いて、その検出したデータ記憶量(ある
いはこのデータ記憶量から算出した、次のタイムスロッ
トでのデータ記憶量)に基づいて、次に自分のポートに
割当てられるタイムスロットを記録再生部6との間での
AVデータの転送のために使用するか否かを判断する
(ステップS4)。すなわち、入力ポート2は、例えば
次に入力ポート2にタイムスロットが割り当てられたと
きのバッファメモリ2Bのデータ記憶量が前述のデータ
量DT1以上であるか否かによってこの判断を行い、出
力ポート3,4,5は、例えば次に出力ポート3,4,
5にタイムスロットが割り当てられたときのバッファメ
モリ3B,4B,5Bのデータ記憶量が前述のデータ量
DT2未満であるか否かによってそれぞれこの判断を行
う。
【0099】ステップS4で使用すると判断した場合
(図4を参照して説明したように、3スロット周期のう
ちの2スロット周期では使用すると判断される)には、
次に自分のポートに割り当てられるタイムスロットを自
分のポートが使用することを示す信号を、制御バス13
を介して制御器9に送る(ステップS5)。
【0100】続いて、次のタイムスロット内に、記録再
生部6との間でのAVデータの転送を行う(ステップS
6)。すなわち、図4を参照して説明したように、入力
ポート2の制御器2Cは、通常の1.5倍の転送レート
でバッファメモリ2Bから記録再生部6にAVデータを
転送し、出力ポート3,4,5の制御器3C,4C,5
Cは、通常の1.5倍の転送レートで記録再生部6から
バッファメモリ3B,4B,5BにAVデータを転送さ
せる。そして、ステップS6からステップS1に戻り、
ステップS1以下を繰り返す。
【0101】他方、ステップS4で使用しないと判断し
た場合(図4を参照して説明したように、3スロット周
期のうちの1スロット周期では使用しないと判断され
る)には、次に自分のポートに割り当てられるタイムス
ロットを使用しないことを示す信号を、制御バス13を
介して制御器9に送る(ステップS7)。そして、ステ
ップS7からステップS1に戻り、ステップS1以下を
繰り返す。
【0102】図7及び図8は、制御器9が、タイムスロ
ットSL1,SL2,SL3,SL4の使用に関して実
行する処理の一例を示すフローチャートである。この処
理では、最初に、図7に示すように、非同期転送部10
・記録再生部6間のAVデータの転送(非同期転送)を
指示する制御信号が、AVサーバ1の上位装置から制御
端子C5を通して与えられたか否かを判断する(ステッ
プS11)。
【0103】イエスであれば、ステップS12に進み、
各入力ポート2,出力ポート3,4,5の制御器2C,
3C,4C,5Cから図6の処理のステップS5または
S7で送られた信号に基づいて、次のタイムスロットS
L1,SL2,SL3,SL4を入力ポート2,出力ポ
ート3,4,5が記録再生部6との間でのAVデータの
転送のために使用するか否かを判断する。
【0104】使用されるのであれば、1タイムスロット
ずつ待機しながら(ステップS13)、ステップS12
の判断を繰り返す。そして、次のタイムスロットSL
1,SL2,SL3,SL4を入力ポート2,出力ポー
ト3,4,5が使用しない場合には、ステップS12で
イエスと判断されてステップS14に進み、そのタイム
スロットを、非同期転送部10と記録再生部6との間で
のAVデータの転送のために使用するタイムスロットS
LAとして決定する。
【0105】続いて、このステップS14で決定したタ
イムスロットSLA内での非同期転送部10と記録再生
部6との間でのAVデータの転送を非同期転送部10に
指示する(ステップS15)。すなわち、すでに非同期
転送部10について説明したように、非同期転送部10
を用いたAVデータの記録時には、記録再生部6内の空
き領域とこのステップS14で決定したタイムスロット
SLAとを伝える信号を制御器10Dに送ることによ
り、このタイムスロットSLA内に、非同期転送部10
から下りバス11を介して記録再生部6にAVデータを
転送させる。また、非同期転送部10を用いたAVデー
タの再生時には、再生対象のAVデータの記録再生部6
内での記録領域とこのステップS14で決定したタイム
スロットSLAとを伝える信号を制御器10Dに送るこ
とにより、このタイムスロットSLA内に、記録再生部
6から上りバス12を介して非同期転送部10にAVデ
ータを転送させる。
【0106】ステップS15に続き、非同期転送部10
と記録再生部6との間でのAVデータの転送が完了した
か否かを判断する(ステップS16)。完了していなけ
れば、完了するまでステップS13,S12,S14,
S15,S16を繰り返すことにより、入力ポート2,
出力ポート3,4,5に使用されないタイムスロットS
L1,SL2,SL3,SL4を、タイムスロットSL
Aとして使用し続ける。そして、非同期転送部10と記
録再生部6との間でのAVデータの転送が完了すると、
ステップS16からステップS11に戻り、ステップS
11以下を繰り返す。
【0107】ステップS11でノーと判断された場合に
は、ステップS17に進み、記録再生部6のメンテナン
スのために記録再生部6のステータスデータの送付を指
示する制御信号が、AVサーバ1の上位装置から制御端
子C5を通して与えられたか否かを判断する。
【0108】イエスであれば、ステップS18に進んで
ステップS12と同じ判断を行い、次のタイムスロット
SL1,SL2,SL3,SL4を入力ポート2,出力
ポート3,4,5が記録再生部6との間でのAVデータ
の転送のために使用するのであれば、1タイムスロット
ずつ待機しながら(ステップS19)、ステップS18
の判断を繰り返す。
【0109】そして、次のタイムスロットSL1,SL
2,SL3,SL4を入力ポート2,出力ポート3,
4,5が使用しない場合には、ステップS18でイエス
と判断されてステップS20に進み、そのタイムスロッ
トを、メンテナンスのための記録再生部6からのステー
タスデータの転送のために使用するタイムスロットSL
Bとして決定する。
【0110】続いて、このステップS20で決定したタ
イムスロットSLB内での記録再生部6からのステータ
スデータの転送を指示する(ステップS21)。すなわ
ち、すでに記録再生部6のメンテナンスのためのステー
タスデータの送付について説明したように、記録再生部
6からのステータスデータの取得を指示するとともにこ
のステップS20で決定したタイムスロットSLBを伝
える信号を、入力ポート2,出力ポート3,4,5のう
ちのいずれかのポートの制御器に送ることにより、この
タイムスロットSLB内に、記録再生部6から上りバス
12を介してそのポートにステータスデータを転送させ
る。
【0111】ステップS21に続き、記録再生部6から
のステータスデータの転送が完了したか否かを判断する
(ステップS22)。完了していなければ、完了するま
でステップS19,S18,S20,S21,S22を
繰り返すことにより、入力ポート2,出力ポート3,
4,5に使用されないタイムスロットSL1,SL2,
SL3,SL4を、タイムスロットSLBとして使用し
続ける。そして、記録再生部6からのステータスデータ
の転送が完了すると、ステップS22からステップS1
1に戻り、ステップS11以下を繰り返す。
【0112】ステップS17でノーと判断された場合に
は、図8のステップS23に進み、記録再生部6でのリ
ビルドの実行を指示する制御信号が、AVサーバ1の上
位装置から制御端子C5を通して与えられたか否かを判
断する。
【0113】イエスであれば、ステップS24に進んで
ステップS12と同じ判断を行い、次のタイムスロット
SL1,SL2,SL3,SL4を入力ポート2,出力
ポート3,4,5が記録再生部6との間でのAVデータ
の転送のために使用するのであれば、1タイムスロット
ずつ待機しながら(ステップS25)、ステップS24
の判断を繰り返す。
【0114】そして、次のタイムスロットSL1,SL
2,SL3,SL4を入力ポート2,出力ポート3,
4,5が使用しない場合には、ステップS24でイエス
と判断されてステップS26に進み、そのタイムスロッ
トを、記録再生部6でのリビルドの実行のために使用す
るタイムスロットSLCとして決定する。
【0115】続いて、このステップS26で決定したタ
イムスロットSLC内でのリビルドの実行を指示する
(ステップS27)。すなわち、すでに記録再生部6で
のリビルドについて説明したように、記録再生部6での
リビルドの実行を指示するとともにこのステップS26
で決定したタイムスロットSLCを伝える信号を、制御
器9から入力ポート2,出力ポート3,4,5のうちの
いずれかのポートの制御器に送ることにより、このタイ
ムスロットSLC内に、記録再生部6でリビルドを実行
させる。
【0116】ステップS27に続き、記録再生部6での
リビルドの実行が完了したか否かを判断する(ステップ
S28)。完了していなければ、完了するまでステップ
S25,S24,S26,S27,S28を繰り返すこ
とにより、入力ポート2,出力ポート3,4,5に使用
されないタイムスロットSL1,SL2,SL3,SL
4を、タイムスロットSLCとして使用し続ける。そし
て、リビルドの実行が完了すると、ステップS28から
図7のステップS11に戻り、ステップS11以下を繰
り返す。また、ステップS23でノーと判断された場合
にも、ステップS23からステップS11に戻り、ステ
ップS11以下を繰り返す。
【0117】以上のように、このAVサーバ1では、タ
イミング管理部7で生成されるタイムスロット信号によ
っては、入力ポート2,出力ポート3,4,5に割り当
てるタイムスロットSL1,SL2,SL3,SL4以
外に、従来のような管理スロットは用意していない。そ
して、入力ポート2,出力ポート3,4,5と記録再生
部6との間でのAVデータの転送を通常の1.5倍の転
送レートで行うことにより、3スロット周期のうちの1
スロット周期のタイムスロットSL1,SL2,SL
3,SL4を入力ポート2,出力ポート3,4,5と記
録再生部6との間でのAVデータの転送のために使用す
る必要をなくし、この入力ポート2,出力ポート3,
4,5に使用されないタイムスロットSL1,SL2,
SL3,SL4を、非同期転送部10と記録再生部6と
の間でのAVデータの転送のためのタイムスロットSL
Aや、メンテナンスのための記録再生部6からのステー
タスデータの転送のタイムスロットSLBや、記録再生
部6でのリビルドの実行のためのタイムスロットSLC
として使用している。
【0118】これにより、全ての入力ポート2,出力ポ
ート3,4,5が動作しているときにも、入力ポート
2,出力ポート3,4,5に割り当てられたタイムスロ
ットSL1,SL2,SL3,SL4内に、非同期転送
部10と記録再生部6との間でのAVデータの転送や、
メンテナンスのための記録再生部6からのステータスデ
ータの転送や、記録再生部6でのリビルドを定期的に行
えるようになっている。
【0119】また、管理スロットを用意しない分だけ、
スロット周期が短くなり、各入力ポート2,出力ポート
3,4,5のタイムスロットの待ち時間が短くなってい
る。したがって、スロー再生や可変速再生やシャトルサ
ーチのような、HD上の不連続な領域をシークすること
によるロスタイムの発生頻度の高い再生動作を行う場合
にも、フレーム更新率が向上する。これにより、このA
Vサーバ1では、スロー再生や可変速再生やシャトルサ
ーチ時の応答性が改善されている。
【0120】なお、以上の例では、入力ポート2,出力
ポート3,4,5と記録再生部6との間でのAVデータ
の転送を通常の1.5倍の転送レートで行っている。し
かし、これに限らず、通常よりも高い適宜の転送レート
(例えば1.1倍の転送レート)でこの転送を行うよう
にしてよく、その場合にも、やはり所定のスロット周期
毎(1.1倍の転送レートのときには11スロット周期
毎)にタイムスロットSL1,SL2,SL3,SL4
を入力ポート2,出力ポート3,4,5と記録再生部6
との間でのAVデータの転送のために使用する必要がな
くなるので、非同期転送部10と記録再生部6との間で
のAVデータの転送や、メンテナンスのための記録再生
部6からのステータスデータの転送や、記録再生部6で
のリビルドを定期的に行えるようになる。
【0121】また、以上の例では、全ての入力ポート
2,出力ポート3,4,5について転送レートを通常よ
りも高くして所定のスロット周期毎にタイムスロットを
使用する必要をなくしているが、入力ポート2,出力ポ
ート3,4,5のうちの一部のポートについてのみこの
ように転送レートを通常よりも高くして所定のスロット
周期毎にタイムスロットを使用する必要をなくし、残り
のポートについては通常通りの転送レートで毎スロット
周期のタイムスロットを全て使用するようにしてもよ
い。
【0122】また、以上の例では、入力ポート2,出力
ポート3,4,5と記録再生部6との間でのAVデータ
の転送のために使用しないタイムスロットSL1,SL
2,SL3,SL4を、非同期転送部10と記録再生部
6との間でのAVデータの転送や、メンテナンスのため
の記録再生部6からのステータスデータの転送や、記録
再生部6でのリビルドのために使用している。しかし、
これに限らず、この使用しないタイムスロットSL1,
SL2,SL3,SL4を、入力ポート2,出力ポート
3,4,5と記録再生部6との間でのAVデータの転送
とは同時に行うことのできない適宜の処理のために使用
するようにしてよい。
【0123】また、本発明は、図1に示した構成のAV
サーバに限らず、適宜の種類のAVサーバに適用してよ
いことはもちろんである。例えば、2,3または5以上
の入出力ポートを有するAVサーバに本発明を適用して
もよい。また例えば、MPEG以外の符号化方式でAV
データを圧縮・伸長するAVサーバに本発明を適用して
もよい。また例えば、1つのポートが入力ポートとして
の機能と出力ポートとしての機能とを併有するAVサー
バに本発明を適用してもよい。また例えば、RAID技
術を用いないHDDにAVデータを記録するAVサーバ
や、HD以外のノンリニアアクセス可能な記録媒体(例
えば半導体メモリや光ディスク)にAVデータを記録す
るAVサーバに本発明を適用してもよい。また例えば、
AVデータを記録・再生する機能に加えてAVデータを
編集する機能を備えたAVサーバに本発明を適用しても
よい。
【0124】また、本発明は、AVサーバ以外の、ノン
リニアアクセス可能な記録媒体を用いてデータの記録・
再生を行う記録再生手段を有するとともに複数の入力部
及び出力部がそれぞれ割り当てられたタイムスロット内
に記録再生手段との間でデータの転送を行う適宜の種類
のデータ記録再生装置にも適用してよい。また、本発明
は、以上の例に限らず、本発明の要旨を逸脱することな
く、その他様々の構成をとりうることはもちろんであ
る。
【0125】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る請求項1に
記載のデータ記録再生装置によれば、入力部及び出力部
に割り当てられたタイムスロットのうちの入力部または
出力部と記録再生手段との間でのデータ転送のために使
用されないタイムスロットを、入力部または出力部とデ
ータ記録再生装置との間でのデータ転送とは同時に行う
ことのできない処理のために使用することができるの
で、全ての入力部及び出力部が動作しているときにも、
各入力部及び出力部に割り当てるタイムスロット以外に
タイムスロットを用意することなく、入力部または出力
部とデータ記録再生装置との間でのデータ転送とは同時
に行うことのできない処理を行うことができるようにな
るという効果が得られる。
【0126】また、請求項2や3に記載のデータ記録再
生装置によれば、入力部や出力部に割り当てられたタイ
ムスロットが、所定のスロット周期毎に入力部や出力部
と記録再生手段との間でのデータ転送のために使用され
なくなるので、このデータ転送とは同時に行うことので
きない処理を定期的に行えるようになるという効果も得
られる。
【0127】また、請求項4に記載のデータ記録再生装
置によれば、入力部や出力部と記録再生手段との間での
データ転送のために使用されないタイムスロット内に、
入力部や出力部と記録再生手段との間でのデータ転送と
は同時に行うことのできない処理が行われるという効果
も得られる。
【0128】また、請求項5に記載のデータ記録再生装
置によれば、入力部や出力部と記録再生手段との間での
データ転送のために使用されないタイムスロット内に、
非同期転送手段と記録再生手段との間のデータ転送が行
われるという効果も得られる。
【0129】また、請求項6に記載のデータ記録再生装
置によれば、入力部や出力部と記録再生手段との間での
データ転送のために使用されないタイムスロット内に、
メンテナンスのための記録再生手段からのステータスデ
ータの転送や記録再生手段でのリビルドが行われるとい
う効果も得られる。
【0130】また、請求項7に記載のデータ記録再生装
置によれば、入力部及び出力部に割り当てるタイムスロ
ット以外にタイムスロットが用意されなくなるので、そ
の分、スロット周期を短くして、各入力部及び出力部の
タイムスロットの待ち時間を短くすることができるとい
う効果も得られる。したがって、例えばAVサーバにお
いては、スロー再生や可変速再生やシャトルサーチ時
に、フレーム更新率が向上するのでその応答性を改善で
きるようになる。
【0131】次に、本発明に係る請求項8に記載のタイ
ムスロットの使用方法によれば、請求項1に記載のデー
タ記録再生装置におけると同様に、全ての入力部及び出
力部が動作しているときにも、各入力部及び出力部に割
り当てるタイムスロット以外にタイムスロットを用意す
ることなく、入力部または出力部とデータ記録再生装置
との間でのデータ転送とは同時に行うことのできない処
理を行うことができるようになるという効果が得られ
る。
【0132】また、請求項9や10に記載のタイムスロ
ットの使用方法によれば、請求項2や3に記載のデータ
記録再生装置におけると同様に、入力部または出力部と
データ記録再生装置との間でのデータ転送とは同時に行
うことのできない処理を定期的に行えるようになるとい
う効果も得られる。
【0133】また、請求項11に記載のタイムスロット
の使用方法によれば、請求項4に記載のデータ記録再生
装置におけると同様に、入力部や出力部と記録再生手段
との間でのデータ転送のために使用されないタイムスロ
ット内に、入力部や出力部と記録再生手段との間でのデ
ータ転送とは同時に行うことのできない処理が行われる
という効果も得られる。
【0134】また、請求項12に記載のタイムスロット
の使用方法によれば、請求項5に記載のデータ記録再生
装置におけると同様に、入力部や出力部と記録再生手段
との間でのデータ転送のために使用されないタイムスロ
ット内に、非同期転送手段と記録再生手段との間のデー
タ転送が行われるという効果も得られる。
【0135】また、請求項13に記載のタイムスロット
の使用方法によれば、請求項6に記載のデータ記録再生
装置におけると同様に、入力部や出力部と記録再生手段
との間でのデータ転送のために使用されないタイムスロ
ット内に、メンテナンスのための記録再生手段からのス
テータスデータの転送や記録再生手段でのリビルドが行
われるという効果も得られる。
【0136】また、請求項14に記載のタイムスロット
の使用方法によれば、請求項7に記載のデータ記録再生
装置におけると同様に、入力部及び出力部に割り当てる
タイムスロット以外にタイムスロットが用意されなくな
るので、その分、スロット周期を短くして、各入力部及
び出力部のタイムスロットの待ち時間を短くすることが
できるという効果も得られる。したがって、例えばAV
サーバにおいては、スロー再生や可変速再生やシャトル
サーチ時に、フレーム更新率が向上するのでその応答性
を改善できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したAVサーバの構成例を示すブ
ロック図である。
【図2】図1の記録再生部6の構成例を示すブロック図
である。
【図3】図1のタイミング管理部7からのタイムスロッ
ト信号によるタイムスロットの一例を示す図である。
【図4】図1の入力ポート2及び出力ポート3,4,5
と記録再生部6との間でのAVデータの転送レートの一
例を示す図である。
【図5】従来のAVサーバの入力ポート及び出力ポート
と記録再生部との間でのAVデータの転送レートを示す
図である。
【図6】図1の制御器2C,3C,4C,5Cがタイム
スロットの使用に関して実行する処理の一例を示すフロ
ーチャートである。
【図7】図1の制御器9がタイムスロットの使用に関し
て実行する処理の一例を示すフローチャートである。
【図8】図1の制御器9がタイムスロットの使用に関し
て実行する処理の一例を示すフローチャートである。
【図9】従来のAVサーバのタイムスロットの一例を示
す図である。
【符号の説明】
1 AVサーバ、 2 入力ポート、 2A 圧縮器、
2B,3B,4B,5B,10C,25 バッファメ
モリ、 2C,3C,4C,5C,9,10D制御器、
3,4,5 出力ポート、 3A,4A,5A 復号
器、 6 記録再生部、 7 タイミング管理部、 8
ファイルシステム、 10 非同期転送部、 10A
エンコーダ、 10B デコーダ、 11 下りバ
ス、 12 上りバス、 13 制御バス、 21,2
3 HDD、 22,24 ディスクアレイコントロー
フロントページの続き (72)発明者 安里 洋一郎 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5D044 AB05 AB07 CC09 EF03 FG10 GK11 HL11

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノンリニアアクセス可能な記録媒体を用
    いてデータの記録及び/または再生を行う記録再生手段
    と、 外部からデータを入力して前記記録再生手段に転送する
    少なくとも1つの入力部と、前記記録再生手段から転送
    されたデータを外部に出力する少なくとも1つの出力部
    とを有し、前記入力部及び前記出力部は、それぞれ前記
    記録再生手段との間で転送されるデータを一時的に記憶
    する記憶手段を含んでいる入出力処理手段と、 前記入力部及び前記出力部に、それぞれ前記記録再生手
    段との間でのデータの転送を行うタイムスロットを割り
    当てる割当手段と、 前記割当手段により前記入力部に割り当てられたタイム
    スロット内に該入力部から前記記録再生手段へのデータ
    の転送を行わせるか否かを該入力部内の前記記憶手段の
    データ記憶量に基づいて判断する制御と、前記割当手段
    により前記出力部に割り当てられたタイムスロット内に
    前記記録再生手段から該出力部へのデータの転送を行わ
    せるか否かを該出力部内の前記記憶手段のデータ記憶量
    に基づいて判断する制御とのうちの少なくともいずれか
    一方を行う制御手段とを備えたことを特徴とするデータ
    記録再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデータ記録再生装置に
    おいて、 前記制御手段は、前記割当手段により前記入力部に割り
    当てられたタイムスロットのうち、該入力部内の前記記
    憶手段のデータ記憶量が一定量以上であるタイムスロッ
    ト内に、所定のスロット周期毎に該記憶手段のデータ記
    憶量が該一定量未満になる転送レートで該入力部から前
    記記録再生手段へのデータの転送を行わせ、該記憶手段
    のデータ記憶量が該一定量未満であるタイムスロットで
    は、該入力部から前記記録再生手段へのデータの転送を
    行わせないことを特徴とするデータ記録再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のデータ記録再
    生装置において、 前記制御手段は、前記割当手段により前記出力部に割り
    当てられたタイムスロットのうち、該出力部内の前記記
    憶手段のデータ記憶量が一定量未満であるタイムスロッ
    ト内に、所定のスロット周期毎に該記憶手段のデータ記
    憶量が該一定量以上になる転送レートで前記記録再生手
    段から該出力部へのデータの転送を行わせ、該記憶手段
    のデータ記憶量が該一定量以上であるタイムスロットで
    は、前記記録再生手段から該出力部へのデータの転送を
    行わせないことを特徴とするデータ記録再生装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載のデー
    タ記録再生装置において、 前記制御手段により前記入力部及び前記出力部のいずれ
    かに前記記録再生手段との間でのデータの転送を行わせ
    ないと判断されたタイムスロット内に、前記入力部及び
    前記出力部と前記記録再生手段との間でのデータの転送
    とは同時に行うことのできない処理を行わせる第2の制
    御手段をさらに備えたことを特徴とするデータ記録再生
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のデータ記録再生装置に
    おいて、 前記入力部及び前記出力部は、リアルタイム性を要する
    データの入出力を行うものであり、 リアルタイム性を要しないデータの入出力及び前記記録
    再生手段との間での転送を行う非同期転送手段をさらに
    備えており、 前記第2の制御手段は、前記制御手段により前記入力部
    及び前記出力部のいずれかと前記記録再生手段との間で
    のデータの転送を行わせないと判断されたタイムスロッ
    ト内に、前記非同期転送手段に前記記録再生手段との間
    でのデータの転送を行わせることを特徴とするデータ記
    録再生装置。
  6. 【請求項6】 請求項4または5に記載のデータ記録再
    生装置において、 前記記録再生手段は、RAID技術を用いたディスクア
    レイシステムであり、 前記第2の制御手段は、前記制御手段により前記入力部
    及び前記出力部のいずれかと前記記録再生手段との間で
    のデータの転送を行わせないと判断されたタイムスロッ
    ト内に、前記記録再生手段のメンテナンスを行うために
    該記録再生手段からステータスを示すデータを転送させ
    るか、前記記録再生手段に故障したハードディスクの記
    録データを再構築させるか、の少なくともいずれか一方
    を行うことを特徴とするデータ記録再生装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれかに記載のデー
    タ記録再生装置において、 前記割当手段は、前記入力部及び前記出力部にのみタイ
    ムスロットを割り当てることを特徴とするデータ記録再
    生装置。
  8. 【請求項8】 ノンリニアアクセス可能な記録媒体を用
    いてデータの記録及び/または再生を行う記録再生手段
    と、 外部からデータを入力して前記記録再生手段に転送する
    少なくとも1つの入力部と、前記記録再生手段から転送
    されたデータを外部に出力する少なくとも1つの出力部
    とを有し、前記入力部及び前記出力部は、それぞれ前記
    記録再生手段との間で転送されるデータを一時的に記憶
    する記憶手段を含んでいる入出力処理手段とを備えたデ
    ータ記録再生装置におけるタイムスロットの使用方法に
    おいて、 前記入力部及び前記出力部に、それぞれ前記記録再生手
    段との間でのデータの転送を行うタイムスロットを割り
    当てる第1ステップと、 前記第1ステップで前記入力部に割り当てたタイムスロ
    ット内に該入力部から前記記録再生手段へのデータの転
    送を行うか否かを該入力部内の前記記憶手段のデータ記
    憶量に基づいて判断することと、前記第1ステップで前
    記出力部に割り当てられたタイムスロット内に前記記録
    再生手段から該出力部へのデータの転送を行うか否かを
    該出力部内の前記記憶手段のデータ記憶量に基づいて判
    断することとのうちの少なくともいずれか一方を行う第
    2ステップとを有することを特徴とするデータ記録再生
    装置におけるタイムスロットの使用方法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のデータ記録再生装置に
    おけるタイムスロットの使用方法において、 前記第2ステップで、前記第1ステップで前記入力部に
    割り当てたタイムスロットのうち、該入力部内の前記記
    憶手段のデータ記憶量が一定量以上であるタイムスロッ
    ト内に、所定のスロット周期毎に該記憶手段のデータ記
    憶量が該一定量未満になる転送レートで該入力部から前
    記記録再生手段へのデータの転送を行い、該記憶手段の
    データ記憶量が該一定量未満であるタイムスロットで
    は、該入力部から前記記録再生手段へのデータの転送を
    行わないことを特徴とするデータ記録再生装置における
    タイムスロットの使用方法。
  10. 【請求項10】 請求項8または9に記載のデータ記録
    再生装置におけるタイムスロットの使用方法において、 前記第2ステップで、前記第1ステップで前記出力部に
    割り当てたタイムスロットのうち、該出力部内の前記記
    憶手段のデータ記憶量が一定量未満であるタイムスロッ
    ト内に、所定のスロット周期毎に該記憶手段のデータ記
    憶量が該一定量以上になる転送レートで前記記録再生手
    段から該出力部へのデータの転送を行い、該記憶手段の
    データ記憶量が該一定量以上であるタイムスロットで
    は、前記記録再生手段から該出力部へのデータの転送を
    行わないことを特徴とするデータ記録再生装置における
    タイムスロットの使用方法。
  11. 【請求項11】 請求項8乃至10のいずれかに記載の
    データ記録再生装置におけるタイムスロットの使用方法
    において、 前記第2ステップで前記入力部及び前記出力部のいずれ
    かと前記記録再生手段との間でのデータの転送を行わな
    いと判断したタイムスロット内に、前記入力部及び前記
    出力部と前記記録再生手段との間でのデータの転送とは
    同時に行うことのできない処理を行う第3ステップをさ
    らに有することを特徴とするデータ記録再生装置におけ
    るタイムスロットの使用方法。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のデータ記録再生装
    置におけるタイムスロットの使用方法において、 前記入力部及び前記出力部は、リアルタイム性を要する
    データの入出力を行うものであり、 前記データ記録再生装置は、リアルタイム性を要しない
    データの入出力及び前記記録再生手段との間での転送を
    行う非同期転送手段をさらに備えており、 第3ステップでは、前記第2ステップで前記入力部及び
    前記出力部のいずれかと前記記録再生手段との間でのデ
    ータの転送を行わないと判断したタイムスロット内に、
    前記非同期転送手段と前記記録再生手段との間でのデー
    タの転送を行うことを特徴とするデータ記録再生装置に
    おけるタイムスロットの使用方法。
  13. 【請求項13】 請求項11または12に記載のデータ
    記録再生装置におけるタイムスロットの使用方法におい
    て、 前記記録再生手段は、RAID技術を用いたディスクア
    レイシステムであり、 第3ステップでは、前記第2ステップで前記入力部及び
    前記出力部のいずれかと前記記録再生手段との間でのデ
    ータの転送を行わないと判断したタイムスロット内に、
    前記記録再生手段のメンテナンスを行うために該記録再
    生手段からステータスを示すデータを転送することと、
    前記記録再生手段が故障したハードディスクの記録デー
    タを再構築することとの少なくともいずれか一方を行う
    ことを特徴とするデータ記録再生装置におけるタイムス
    ロットの使用方法。
  14. 【請求項14】 請求項8乃至13のいずれかに記載の
    データ記録再生装置におけるタイムスロットの使用方法
    において、 前記第1ステップで、前記入力部及び前記出力部にのみ
    タイムスロットを割り当てることを特徴とするデータ記
    録再生装置におけるタイムスロットの使用方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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