JP2000300978A - 顔料循環分散装置 - Google Patents
顔料循環分散装置Info
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Abstract
顔料循環分散装置の提供。 【解決手段】 顔料分散機B、顔料分散機Bに処理液を
送り込みかつ該分散機Bで処理された処理液を受け入れ
循環させるための攪拌循環装置A、これらの処理液を輸
送するためのポンプ15及び配管9を具備してなり、該
攪拌循環装置Aが上部方向に処理液供給口1及び底部方
向に処理液取出し口2が設けられた洗浄可能な円筒状の
混合攪拌槽3と該攪拌槽内の中心部に垂設された回転軸
4を有する攪拌装置であって、円筒状の攪拌槽3の内径
と底部平パドル翼部6の翼径との比が1/0.6〜0.
9、底部平パドル翼部6と上部平パドル翼部7との高さ
の比が1/1〜4の範囲であることを特徴とする。
Description
キ等に配合される顔料ペーストを製造する装置であっ
て、2次粒子からなる顔料の凝集体を一次粒子に分散さ
せるための分散機、該分散機に供給する顔料ペーストを
混合攪拌するための装置及びこれらに必要なポンプや配
管を具備してなる顔料循環分散装置に関する。
クリヤー樹脂ワニスに顔料ペーストを配合したものが一
般的に使用されている。該顔料ペーストは、顔料、ワニ
ス、有機溶剤等の原料を混合したミルベースをビーズミ
ル分散機等の連続式分散機に数回パスして顔料分散させ
る方法が一般的に行われている。このような方法におい
て、供給槽に貯蔵された未処理の顔料ペーストを分散機
で分散し得られた顔料ペーストを一旦受槽に貯蔵し、1
回目の顔料分散処理が終わった後に、今度は逆に受槽に
貯蔵された顔料ペーストを分散機で分散し元の供給槽に
2回目の顔料分散処理した顔料ペーストを貯蔵し、そし
てこれらの処理を複数回繰り返すことにより顔料分散す
ること方法が一般的に行われている。しかしこのような
方法では、供給槽と受槽との2つの槽が必要であること
及びこれらの槽との切替操作が必要であること等の問題
点があった。従来のダイナミックセパレーションを採用
したビーズミル装置は、処理能力(流量)が大きいこ
と、循環分散が可能なことから槽が一個で済むこと、槽
が一個で済むので供給槽と受槽の切替操作が必要でなく
なるといった利点がある。しかしながら、上記したビー
ズミル装置を使用して顔料分散混合処理したとしても、
循環槽での攪拌混合が十分でない場合にはミルベースが
循環槽(例えば、アンカー型、プロペラ型)を通して流
入及び流出する際に短絡する可能性があること、また槽
内に流れの悪い滞留部があると顔料分散の効率が低下す
るといった欠点があった。また、循環槽内の攪拌混合を
良くするために高速攪拌機と槽壁に滞留したミルベース
を掻きとる低速のアンカー型攪拌翼とを備えた二軸ミキ
サーが開発されている。しかしながら、該二軸ミキサー
は設備コストが高いこと及び槽璧とアンカー型攪拌翼と
の間隔が狭いので洗浄溶剤噴射によるミルベースの洗浄
が困難となるため頻繁に品種替する塗料製造に適用した
際には洗浄性に問題が残されている。また、上記した攪
拌混合機以外に、例えば、一軸ミキサーとして特開平6
−312122号公報、特開平8−252444号公報
等が従来から公知である。しかしながら、これらの攪拌
混合装置は槽内の処理液の循環流が早いため、単に槽内
の処理液を均一に混合するものには適しているが、処理
液を該槽上部に設けられたリターン配管から槽内部に送
り込みそして槽下部から取出し、そして取出された処理
液は分散機を通して該リターン配管に戻すような循環分
散システムとして使用した場合には、リターン配管から
供給された処理液は槽下部から瞬時に取出されるために
槽内で混合されずに短絡がおこるといった欠点があっ
た。更に、循環槽の壁面部の処理液を掻き取り混合循環
する効果がアンカー型攪拌翼と比較して弱いため、構造
粘性が高い顔料ペーストでは槽内の壁面に滞留し易くな
るため混合攪拌が劣るといった欠点があった。
多品種、液量の変動、低粘度から高粘度までの粘度の異
なった処理液の混合分散性や洗浄性等に優れた顔料循環
分散装置を提供する。
散装置は、顔料分散機(B)、顔料分散機(B)に処理
液を送り込みかつ該分散機(B)で処理された処理液を
受け入れ循環させるための攪拌循環装置(A)、これら
の処理液を輸送するためのポンプ(15)及び配管
(9)を具備してなり、該攪拌循環装置(A)が上部方
向に処理液供給口(1)及び底部方向に処理液取出し口
(2)が設けられた洗浄可能な円筒状の混合攪拌槽
(3)と該攪拌槽内の中心部に垂設された回転軸(4)
を有する攪拌装置であって、回転軸(4)に垂直に保持
された1枚の平パドル翼(5)を有し、平パドル翼
(5)は回転軸(4)の中心軸を実質的に左右対称とす
る平パドル翼(5)を有し、そして平パドル翼(5)が
底部平パドル翼部(6)と底部平パドル翼部(6)の左
右両先端の上部方向にそれぞれ長方形状の上部平パドル
翼部(7)とから構成され、円筒状の攪拌槽(3)の内
径と底部平パドル翼部(6)の翼径との比が1/0.6
〜0.9、底部平パドル翼部(6)と上部平パドル翼部
(7)との高さの比が1/1〜4の範囲であることを特
徴とする顔料循環分散装置に関し、また、特に混合攪拌
される処理液が液粘度0.01Pa・sec〜100P
a・sec、Ti値1〜10の顔料ペーストに適した装
置である。
施例により説明する。本発明は以下の実施例に限定され
るものではない。図1中(3)は円筒状の攪拌槽で、該
槽(3)内の中心部には回転軸(4)が配設されてい
る。該軸(4)は、一端に平パドル翼(5)が設けら
れ、かつ他端に槽頂部上の駆動装置(8)に接合されて
いる。平パドル翼(5)は、底部平パドル翼部(6)と
該(6)の左右両先端の上部方向にそれぞれ長方形状の
上部平パドル翼部(7)で構成される。回転軸(4)が
回転すると同時に該回転軸(4)に接合された平パドル
翼(5)が円筒状の攪拌槽(3)の壁面近傍を円周方向
に回転しながら通過する。底部平パドル翼部(6)の大
きさ(横の長さ、幅)は、円筒状の攪拌槽(3)の内径
(a)1に対して底部平パドル翼部(6)の翼径との長
さ(b)の比が(図3参照)0.6〜0.9、好ましく
は0.6〜0.8の範囲内である。上記した長さの比が
0.6未満になると、つまり翼径が小さくなりすぎるた
めに槽壁面に滞留する顔料ペーストが多くなり、一方
0.9を超えると、つまり翼径が大きなり過ぎるために
顔料ペーストの短絡が起こるので良くない。また、上部
平パドル翼部(7)の縦の長さ(高さd)は、底部平パ
ドル翼部(6)の縦の長さ(高さc)1に対して(図2
参照)1〜4、好ましくは1〜3の範囲内である。この
高さの比が1未満、つまり(d)の高さが低くなり過ぎ
ると、攪拌時の所要動力が大きくなるため、製品のコス
トが高くなったり、機械に負担がかかるため老朽を早め
たり、また顔料ペーストの短絡も起こり易くなるといっ
た欠点があり、一方4を超えると、つまり(d)の高さ
が高くなり過ぎると槽内で顔料ペーストが均一に混合で
きないといった欠点がある。平パドル翼部(5)の縦の
長さ(高さd及びcの総合計)は、円筒状の攪拌槽
(3)の内径(a)1に対しての比で0.8〜1.5、
好ましくは1.0〜1.3の範囲内である。この高さの
比が0.8未満、つまり(5)の縦の長さが短くなり過
ぎると、顔料ペーストの短絡も起こり易くなるといった
欠点があり、一方1.5を超えると、つまり(5)の縦
の長さが長くなり過ぎると槽内で顔料ペーストが均一に
混合できないといった欠点がある。長方形状の上部平パ
ドル翼部(7)は、縦方向に長い長方形状の翼であり、
その幅(e)は(図2参照)底部平パドル翼部(6)の
翼径との長さ(b)の5〜20%、特に6〜15%の範
囲内の長さを有することが好ましい。幅が5%未満にな
ると槽内面近傍にある顔料ペーストを掻きとる効果が少
なくなり、一方20%を超えると顔料ペーストの短絡が
起こりやすくなるので好ましくない。平パドル翼(5)
は、図1の如く1枚で構成されていることが好ましい。
また、翼を構成する材質は、制限されず従来から攪拌翼
で使用されている材質を使用することができるが、特に
耐久性、強度の面からステンレスを使用することが好ま
しい。混合攪拌槽(3)の容量は特に制限されないが一
般的には約10リットル〜約5000リットルの範囲内
である。処理液供給口(1)は、混合攪拌槽(3)の上
部に設置され分散機(B)から分散された顔料ペースト
を混合攪拌槽(3)内に供給するためのものである。ま
た、処理液取出し口(2)は、混合攪拌槽(3)の下部
に設置され、混合攪拌機により混合攪拌された顔料ペー
ストを混合攪拌槽(3)から取出し、分散機(B)に供
給するためのものである。また、処理液供給口(1)と
処理液取出し口(2)とは、ポンプ(15)及び分散機
(B)を通して配管(9)で接続されている。該ポンプ
(15)は分散機(B)と処理液供給口(1)との間、
分散機(B)と処理液取出し口(2)との間又はその両
者間に設置することができる。分散機(B)は、特に制
限されず従来から公知の顔料分散機を使用することがで
きるが、特に処理流量が大きくとれるビーズミル分散機
等を使用することが好ましい。また、本発明において混
合攪拌槽(3)内が溶剤や水等の洗浄液で洗浄できる洗
浄装置(C)を設置することができる。該洗浄装置
(C)は、例えば洗浄液タンク(12)、洗浄液吹き出
し口(洗浄ノズル等)(13)及び洗浄液を輸送するた
めの配管(14)等で構成される。この洗浄装置(C)
は、顔料ペーストの製造が終わった後、次いで顔料ペー
ストを混合攪拌槽(3)から貯蔵タンク(11)に排出
してから、混合攪拌槽(3)内や分散機(B)内に残存
している顔料ペーストを洗浄して除去するための装置で
ある。該洗浄液はシャワ状に混合攪拌槽(3)内に噴霧
されることが好ましい。本発明の装置は、特に顔料ペー
ストが粘度0.01Pa・sec〜100Pa・se
c、特に0.1Pa・sec〜10Pa・secの範囲
内、 Ti値1〜10、特に1〜5の範囲内のものを処
理することが好ましい。該Ti値はチクソトロピックイ
ンデックスの略であり、JIS K 54004.5.
3に記載の回転粘度法で測定(温度20℃、ロ−タ−回
転数6及び60rpm)した数値をmPa・sに換算
し、6pmにおける見掛け粘度mPa・s/60rpm
における見掛け粘度mPa・sで算出した値である。
な位置に配置された長方形状の上部平パドル翼部(6)
と底部平パドル翼部(7)で構成される平パドル翼
(5)を混合攪拌翼として使用しているので、該上部平
パドル翼(7)により顔料ペーストが攪拌槽内で十分に
攪拌され、次いでこの混合攪拌された顔料ペーストが底
部平パドル翼部(6)により底部取出し口へ押し出され
るように顔料ペーストが流動するので全体として顔料分
散効率が向上したものと推察される。
断面面である。
る。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 顔料分散機(B)、顔料分散機(B)に
処理液を送り込みかつ該分散機(B)で処理された処理
液を受け入れ循環させるための攪拌循環装置(A)、こ
れらの処理液を輸送するためのポンプ(15)及び配管
(9)を具備してなり、該攪拌循環装置(A)が上部方
向に処理液供給口(1)及び底部方向に処理液取出し口
(2)が設けられた洗浄可能な円筒状の混合攪拌槽
(3)と該攪拌槽内の中心部に垂設された回転軸(4)
を有する攪拌装置であって、回転軸(4)に垂直に保持
された1枚の平パドル翼(5)を有し、平パドル翼
(5)は回転軸(4)の中心軸を実質的に左右対称とす
る平パドル翼(5)を有し、そして平パドル翼(5)が
底部平パドル翼部(6)と底部平パドル翼部(6)の左
右両先端の上部方向にそれぞれ長方形状の上部平パドル
翼部(7)とから構成され、円筒状の攪拌槽(3)の内
径と底部平パドル翼部(6)の翼径との比が1/0.6
〜0.9、底部平パドル翼部(6)と上部平パドル翼部
(7)との高さの比が1/1〜4の範囲であることを特
徴とする顔料循環分散装置。 - 【請求項2】 上記顔料循環分散装置において、混合攪
拌される処理液が液粘度0.01Pa・sec〜100
Pa・sec、Ti値1〜10の顔料ペーストであるこ
とを特徴とする請求項1に記載の顔料循環分散装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11614699A JP3189047B2 (ja) | 1999-04-23 | 1999-04-23 | 顔料循環分散装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11614699A JP3189047B2 (ja) | 1999-04-23 | 1999-04-23 | 顔料循環分散装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000300978A true JP2000300978A (ja) | 2000-10-31 |
| JP3189047B2 JP3189047B2 (ja) | 2001-07-16 |
Family
ID=14679894
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11614699A Expired - Lifetime JP3189047B2 (ja) | 1999-04-23 | 1999-04-23 | 顔料循環分散装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3189047B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005319403A (ja) * | 2004-05-10 | 2005-11-17 | Chuo Kakoki Kk | 液状原料の分散装置 |
| JP2006000751A (ja) * | 2004-06-17 | 2006-01-05 | Kansai Paint Co Ltd | アニュラー型ビーズミル、該ビーズミルを備える顔料分散システム、及び該顔料分散システムを用いた顔料分散方法 |
| JP2006007128A (ja) * | 2004-06-28 | 2006-01-12 | Kansai Paint Co Ltd | アニュラー型ビーズミル、該ビーズミルを備える顔料分散システム、及び該顔料分散システムを用いた顔料分散方法 |
| KR100769294B1 (ko) | 2005-05-26 | 2007-10-24 | 간사이 페인트 가부시키가이샤 | 교반장치, 교반장치에 부착되는 순환세정장치 및순환세정장치를 구비하는 순환라인시스템 |
| US7540651B2 (en) | 2004-03-29 | 2009-06-02 | Kansai Paint Co., Ltd. | Agitator, a circulatory cleaning device attached to the agitator, and a circulatory line system comprising the circulatory cleaning device |
| CN115364720A (zh) * | 2022-09-07 | 2022-11-22 | 无锡海拓环保装备科技有限公司 | 一种基于气浮混凝系统的轴向对流式循环叶轮 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104084075A (zh) * | 2014-07-30 | 2014-10-08 | 梧州市旺捷机械制造有限公司 | 油漆搅拌装置 |
-
1999
- 1999-04-23 JP JP11614699A patent/JP3189047B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (7)
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| KR100769294B1 (ko) | 2005-05-26 | 2007-10-24 | 간사이 페인트 가부시키가이샤 | 교반장치, 교반장치에 부착되는 순환세정장치 및순환세정장치를 구비하는 순환라인시스템 |
| CN115364720A (zh) * | 2022-09-07 | 2022-11-22 | 无锡海拓环保装备科技有限公司 | 一种基于气浮混凝系统的轴向对流式循环叶轮 |
| CN115364720B (zh) * | 2022-09-07 | 2023-10-17 | 无锡海拓环保装备科技有限公司 | 一种基于气浮混凝系统的轴向对流式循环叶轮 |
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|---|---|
| JP3189047B2 (ja) | 2001-07-16 |
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