JP2000301089A - 板状ワークの処理方法及び装置 - Google Patents

板状ワークの処理方法及び装置

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JP2000301089A
JP2000301089A JP10803899A JP10803899A JP2000301089A JP 2000301089 A JP2000301089 A JP 2000301089A JP 10803899 A JP10803899 A JP 10803899A JP 10803899 A JP10803899 A JP 10803899A JP 2000301089 A JP2000301089 A JP 2000301089A
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Japan
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work
rubbing
polishing
liquid
scrub
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JP10803899A
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English (en)
Inventor
Yoshinobu Terui
井 善 信 照
Masato Fukumura
村 正 人 福
Hiroaki Nagaki
木 宏 明 永
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Speedfam Clean System Co Ltd
Original Assignee
Speedfam Clean System Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 板状ワークの粗さ改善のための仕上げ研磨処
理とその後の洗浄処理及び乾燥処理とを一つのラインの
中で順次連続的に行うことができる、簡単かつ安価な処
理手段を得る。 【解決手段】 研磨剤を含む研磨液中において板状ワー
クの表面を摺擦ブラシで摺擦、研磨することにより表面
粗さを改善するスクラブ研磨部2と、スクラブ研磨され
たワークを洗浄液中において摺擦ブラシで摺擦すること
により洗浄するスクラブ洗浄部3と、スクラブ洗浄され
たワークをリンス液中に浸漬して仕上げ洗浄する仕上げ
洗浄部4と、仕上げ洗浄されたワークを乾燥処理する乾
燥部5とで処理装置を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば磁気ディス
ク基板のような板状のワークに、粗さ改善のための研磨
処理と洗浄処理と乾燥処理とを順次連続的に施すための
処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピューター用の磁気ディスクを形成
する基板としては、一般に、アルミニウム製のものやガ
ラス製のもの、あるいはセラミック製のものなどが使用
されている。これらの基板は、その表面を研磨精度の異
なる複数の研磨装置を使用して複数段階にわたり精密に
研磨したあと、洗浄処理及び乾燥処理を順次施し、その
あと表面に記録用の磁性層を形成するようにしている。
具体的には、研磨工程の最後に一次、二次といった複数
段階のポリッシュを行ったあと、洗浄工程に移るという
ような例が多いが、基板の種類によっては、更に精密ポ
リッシュを行って表面粗さをより高める必要があるケー
スも多い。
【0003】このような場合、必要な研磨精度を備えた
研磨装置を使用して精密ポリッシュを行えば良いが、研
磨精度の高い研磨装置は通常、構造が非常に複雑で大形
かつ高価であるため、そのような研磨装置を処理ライン
中に更に設置するのは、コスト的にもスペース的にも好
ましいことではない。しかも、大形の研磨装置と小形の
洗浄装置及び乾燥装置とを組み合わせて処理工程をライ
ン化するのも、それらの設置条件などから困難な場合が
多い。
【0004】一方で、研磨によって無垢な活性面をさら
すワークは、短時間で周辺の研磨剤や研磨液、異物等を
吸着し易く、研磨終了後に時間が経過するほどこれらの
研磨剤や研磨液、異物等の除去が難しくなる。残ったこ
れらの異物等はワーク表面に突部を形成し、結果的にワ
ークの表面粗さを悪化させる。従って、研磨終了後でき
るだけ早く洗浄を行うことが肝要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の主要な技術的
課題は、板状ワークの粗さ改善のための仕上げ研磨処理
とその後の洗浄処理及び乾燥処理とを一つのラインの中
で順次連続的に効率良く行うことができる、簡単かつ安
価な処理手段を提供することにある。本発明の他の技術
的課題は、ワークを簡単な機構で高精度に研磨すること
ができる研磨手段を備えたワーク処理手段を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明によれば、処理槽内に収容した研磨剤入りの
研磨液中に板状のワークを浸漬し、該研磨液中において
上記ワークの表面を回転する摺擦ブラシで摺擦、研磨す
ることにより表面粗さを改善するスクラブ研磨工程;ス
クラブ研磨されたワークを洗浄液中に浸漬し、該洗浄液
中においてワークの表面を摺擦ブラシで摺擦することに
より洗浄するスクラブ洗浄工程;スクラブ洗浄されたワ
ークを仕上げ洗浄する仕上げ洗浄工程;仕上げ洗浄され
たワークを乾燥処理する乾燥工程;を有することを特徴
とする板状ワークの処理方法が提供される。
【0007】上記処理方法によれば、構造が複雑で大形
かつ高価な研磨装置を使用することなく、簡単なスクラ
ブ手段によってワークの粗さ改善のための研磨処理を行
うことができるだけでなく、それに続けてワークの洗浄
処理及び乾燥処理を簡単な処理ラインの中で順次連続的
かつ効率的に行うことができる。
【0008】また、上記スクラブ研磨工程においては、
研磨液中に浸漬した状態でワークをブラシで摺擦するよ
うにしているため、該ブラシに研磨剤が確実かつ均一に
供給されてワークの研磨が効率的かつ高精度に行われる
ことになる。しかも、ブラシが研磨液中に浸漬して回転
することにより該ブラシのドレッシングが自動的に行わ
れるため、砥粒による目詰まりが生じにくいばかりでな
く、汚れが付着しにくいという利点もある。
【0009】本発明の具体的な実施態様においては、上
記スクラブ研磨工程において、一方向から他方向に向け
て連続的に流れる研磨液中にワークを液流と平行に向け
て浸漬し、研磨液の流れの中でワークを研磨する。
【0010】この場合に好ましくは、円形をした2枚の
摺擦ブラシ間にワークの一半部を挟持させて研磨するこ
とであり、より好ましくは、上記摺擦ブラシをワークの
直径方向両側に少なくとも2枚ずつ対設し、一側の摺擦
ブラシと他側の摺擦ブラシとにワークの両半部を同時に
挟持させて両側の摺擦ブラシを互いに同じ方向に回転さ
せることにより、これらの摺擦ブラシの摺擦力でワーク
を液中に宙吊り状態に支持しながら研磨することであ
る。
【0011】後者の方法によれば、研磨中にワークが摺
擦ブラシだけで支持されるため、ワークを回転自在に支
持する支持手段が不要になるだけでなく、支持手段との
接触によるワーク外周の損傷のおそれが全くなく、しか
も、ワークに摺擦ブラシによる強い面圧をかけることが
できるため、研磨効率にも勝れる。
【0012】また本発明によれば、上記方法を実施する
ため、研磨剤を含む研磨液を収容するための処理槽と、
該処理槽内において研磨液中に浸漬した板状ワークを液
中で摺擦、研磨することにより表面粗さを改善する摺擦
ブラシと、該摺擦ブラシを強制回転させるための回転駆
動手段とを有するスクラブ研磨部;洗浄液を収容するた
めの処理槽と、洗浄液中に浸漬したワークを両側から挟
んで摺擦することにより洗浄する回転自在の複数の摺擦
ブラシと、該摺擦ブラシを回転させる回転駆動手段とを
有するスクラブ洗浄部;スクラブ洗浄されたワークをリ
ンス液で仕上げ洗浄する仕上げ洗浄部;仕上げ洗浄され
たワークを乾燥処理する乾燥部;上記ワークを各処理部
間で搬送する搬送機構;を有することを特徴とする処理
装置が提供される。
【0013】本発明の具体的な実施態様によれば、上記
スクラブ研磨部における処理槽が、一方向から他方向に
向けて研磨液が連続的に流れる流液式の処理槽とされ、
研磨液の流れの中でワークを研磨するように構成され
る。
【0014】この場合に好ましくは、上記スクラブ研磨
部が、ブラシ軸上に並べて取り付けられた少なくとも2
枚の摺擦ブラシを有していて、これらの摺擦ブラシ間に
ワークの一半部を挟持して研磨するように構成すること
である。より好ましくは、摺擦ブラシを取り付けた2つ
のブラシ軸をワークの直径方向に間隔をおいて個別に回
転方向を変更可能なるように対設し、これら2つのブラ
シ軸上の摺擦ブラシでワークの左右両半部を同時に挟持
して研磨するように構成することである。
【0015】上記摺擦ブラシとしては、ワークの表面に
圧縮状態で摺接する複数の隆起部を両面に有すると共
に、隣接する摺擦ブラシ間において隆起部の位置を相互
に当接しないようにずらしてあるものが好適に使用され
る。この場合、上記隆起部は放射状に形成することが望
ましい。
【0016】上記摺擦ブラシの他の例として、ワークの
表面に摺接する短繊維を両面の備えたものがあげられ
る。
【0017】本発明の好ましい具体的な実施形態によれ
ば、該処理装置が複数のワークを並べて収容可能なキャ
リヤを有していて、該キャリヤに収容された複数のワー
クをキャリヤごと搬送しながら同時に処理するように構
成される。この場合に好ましくは、上記搬送機構が、支
軸を中心に一定角度揺動自在のスイングアームと、該ス
イングアームの先端に常に鉛直にキャリヤを吊支可能な
るように設けられた吊支部材とを有するように構成され
る。
【0018】また、上記スクラブ洗浄部における処理槽
も、一方向から他方向に向けて洗浄液が連続的に流れる
流液式の処理槽とし、洗浄液の流れの中でワークを洗浄
するように構成することが望ましい。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る処理装置の全
体構成の一例を概念的に示すものである。この処理装置
は、平板状のワークを供給するためのローダー部1と、
上記ワークを研磨剤を含む研磨液中に浸漬し、該研磨液
中においてワークの表面を摺擦ブラシで摺擦、研磨する
ことにより表面粗さを改善するスクラブ研磨部2と、ス
クラブ研磨されたワークを洗浄液中に浸漬し、該研磨液
中においてワークの表面を摺擦ブラシで摺擦することに
より洗浄するスクラブ洗浄部3と、スクラブ洗浄された
ワークをリンス液中に浸漬して仕上げ洗浄する仕上げ洗
浄部4と、仕上げ洗浄されたワークを乾燥処理する乾燥
部5と、処理済のワークを取り出すためのアンローダー
部6とを有するもので、上記各部1〜6間には、隣接す
る各部の間でワークを搬送するための搬送機構7a〜7
eが設けられている。
【0020】上記ワークとしては、例えば磁気ディスク
用のアルミニウム基板やガラス基板又はセラミック基
板、その他の電子・電気部品あるいは機械部品のよう
な、円形や矩形あるいはその他の形状をした平板状のも
のが対象となるが、この実施例では、図2及び図3に示
すように、円板形のワークWを処理対象としている。こ
のワークWは、複数枚が一つのキャリヤ8に並べて収容
され、これらのワークWをキャリヤ8ごと搬送しながら
上記各処理部2〜5において同時に処理するように構成
されている。
【0021】上記キャリヤ8は、相対する一対のフレー
ム10,10間に、複数本(図では4本)を1組とする
ワーク支持棒11を2組並べて取り付け、各支持棒の外
周に一定間隔で設けた複数の支持溝12にワークWを立
向きかつ横並び状態で載置することにより、複数のワー
クWを2列に収容できるように構成されている。このよ
うにして、例えば1組の支持棒11上にそれぞれ25枚
のワークWを収容できるようにすれば、合計で50枚の
ワークWを同時にバッチ処理することができ、非常に効
率的である。
【0022】上記左右のフレーム10,10の外側面に
はそれぞれローラー状のフック13が設けられ、キャリ
ヤ8を上記搬送機構7a〜7eで搬送する際に、このフ
ック13を利用して持ち上げるようになっている。
【0023】上記スクラブ研磨部2は、図4及び図5に
示すように、セリウムやシリカまたはアルミナなどの研
磨剤を混合した研磨液21を一方向から他方向に向けて
連続的に流すための溝形をした処理槽20と、該処理槽
20内において上記キャリヤ8を、ワークWが研磨液2
1中に全浸漬した状態で下流側から上流側に向けて液流
と平行に移動させる移動機構22と、該移動機構22で
該キャリヤ8ごと送られてきた各ワークWを両側から挟
んで摺擦、研磨する上記複数の摺擦ブラシ23と、該摺
擦ブラシ23を強制回転させるためのモーター24とを
有している。
【0024】上記研磨液21には、ワークWの種類等に
応じて上記研磨剤の他に、フッ酸、アルカリ、界面活性
剤等を一種以上混合することもできる。
【0025】上記処理槽20の一端には、給液口26a
を有する給液部26が設けられ、他端には、排液口27
aを有する排液部27が設けられており、上記給液口2
6aは図示しない研磨液供給源に接続され、排液口27
aは排液処理装置に接続されている。そして、上記給液
口26aから給液部26を通じて槽内に供給された研磨
液が、該槽内を所要の液深及び流速で排液部27に向け
て流れるようになっている。上記処理槽20の底部は、
上記給液部26側から排液部27側に向けて次第に低く
なるように僅かに傾斜している。
【0026】上記給液部26は閉じた箱形に形成されて
いて、処理槽20との境界面には、研磨剤が通過できる
空隙率の範囲内でできるだけ繊維密度を高くした不織布
等の繊維プレートと、硬質板に複数の通水孔を穿孔して
なる孔開きプレートとからなる整流部材29が取り付け
られており、該給液部26内の研磨液21に圧力をかけ
て上記整流部材29から処理槽20内に押し出すことに
より、該研磨液21に全液深についてほぼ一様な流速を
持たせるようにしている。上記給液部26及び整流部材
29は着脱自在であることが望ましい。
【0027】なお、研磨剤が沈殿するおそれがある場合
には、処理槽20の適宜位置に、超音波発振器などの研
磨液を撹拌するための手段を設けることもできる。ま
た、処理槽20における上流寄り(給液部26寄り)の
適宜位置、例えば側面や底面あるいは上面に、研磨液又
は研磨剤を補助的に供給するための研磨剤供給手段を設
けることもできる。あるいは、上記供給部26から純水
や水道水等の溶媒を供給し、これに上記研磨剤供給手段
から研磨剤を供給、混合させることにより研磨液を調整
するようにしても良い。
【0028】一方、上記排液部27には、処理槽20と
の境界部分に孔開きプレート30が設けられ、研磨液2
1がこの孔開きプレート30の通水孔を通過すると共
に、一部が該孔開きプレート30をオーバーフローして
排液部27に流出するようになっている。
【0029】上記キャリヤ8を移動させる移動機構22
は、該キャリヤ8を載置するための支持台33と、該支
持台33を移動させるねじ棒34と、該ねじ棒34を回
転させるモーター35とからなっている。
【0030】上記支持台33は、上記キャリヤ8を載置
するため処理槽20の内部にその両側壁及び底壁に沿う
ように嵌入された凹形の第1部分33aと、処理槽20
の外部を取り囲むように位置する第2部分33bとから
なっていて、該第2部分33bにナット部材36が設け
られ、処理槽20の下部に該処理槽20の軸線と平行に
位置する上記ねじ棒34にこのナット部材36が螺子結
合され、このねじ棒34の正逆回転により処理槽20に
沿って往復に移動できるようになっている。
【0031】上記処理槽20のほぼ中央上部の位置に
は、ブラシホルダ39が図示しない支持機構に支持され
て上下動自在なるように配設され、このブラシホルダ3
9に上記摺擦ブラシ23が2列に取り付けられている。
即ち、このブラシホルダ39には、2本のブラシ軸4
0,40が処理槽20を横切る方向に水平かつ平行に取
り付けられ、これらのブラシ軸40にそれぞれ、円板形
の上記摺擦ブラシ23がワークWを両側から挟持して摺
擦できる間隔を保って取り付けられている。そしてこれ
らのブラシ軸40,40が、ブラシホルダ39上のモー
ター24で所要の方向に所要の速度で回転駆動されるよ
うになっている。
【0032】上記摺擦ブラシ23は、図6(A),
(B)からも分かるように、アルミニウム等の金属や合
成樹脂等からなる円板形をした硬質基板23aの両面
に、スポンジ状や布状あるいは短繊維状のような柔軟で
圧縮性を持った材質からなる摺擦部材23bを取り付け
たものである。この摺擦部材23bは、基板23aの表
面全体を覆うように取り付けられていて、その表面にワ
ークに圧縮状態で摺接する複数の隆起部23cが放射状
に形成され、この隆起部23cで主としてワークを研磨
するようになっている。この場合、隣接する摺擦ブラシ
23,23の隆起部23c,23c同士が相互に当接し
て圧縮癖がつかないように、両ブラシ間で隆起部23c
の位置を相互にずらしておくことが望ましい。
【0033】図示の例では上記隆起部23cが線状をし
ていて、それが放射状に設けられているが、隆起部23
cは点状であっても良く、このような点状の隆起部23
cを放射状に並べて設けても、基板23a全体にランダ
ムに点在させても良い。また、上記摺擦部材23bは、
基板23aの表面全体を覆うように取り付ける必要はな
く、必要な部分だけに必要なパターンで部分的に取り付
けても良い。この場合には、該摺擦部材23bがそのま
ま上記隆起部23cを形成することになる。
【0034】上記スクラブ研磨部2において、複数のワ
ークWを収容されたキャリヤ8が搬送機構7aによって
ローディング部1から処理槽20内に搬入され、該処理
槽20の下流端の受取位置に待機している支持台33の
第1部分33a上に載置されると、ねじ棒34の回転に
よりこの支持台33が研磨液21中を上流側へと移動
し、処理槽20の中央部で一端停止する。すると、ブラ
シホルダ39の下降により各摺擦ブラシ23が回転しな
がら下降し、図6(A),(B)に示すように、該摺擦
ブラシ23の下半部が研磨液21中に半浸漬する位置で
隣接する2つのブラシ23,23間に各ワークWの上半
部が挟持され、研磨液21中において各ワークWの両面
が摺擦される。このとき各ワークWは、摺擦ブラシ2
3,23との摩擦力により従動的に回転し、全面が摺擦
されることになる。従ってキャリヤ8は、ワークを回転
自在に支持できるようになっていることが必要である。
【0035】なお、上記摺擦時にワークWがキャリヤ8
から飛び出すことのないように、各ワークWの上端部
を、一列のワークWの全てに跨がる長さを持つ一本又は
複数本のローラーのような押さえ部材41で、回転自在
なるように押さえることが望ましい。また、上記処理槽
20の底面や側面等の適宜位置に超音波照射手段を付設
し、超音波を照射しながら研磨処理を行うようにしても
良い。
【0036】このように研磨液21中で各ワークWの両
面を摺擦ブラシ23で摺擦することにより、該ワークW
の表面は研磨されて粗さが改善される。従って、ポリッ
シングマシンのような構造が複雑で大形かつ高価な研磨
装置を使用することなく、洗浄と同じ原理の簡単なスク
ラブ手段によってワークWの仕上げ研磨を行うことがで
きる。
【0037】また、研磨液中に浸漬した状態でワークW
をブラシ23で摺擦するようにしているため、該ブラシ
23に研磨剤が確実かつ均一に供給されてワークWの研
磨が効率的かつ高精度に行われることになる。しかも、
ブラシ23が研磨液21中に浸漬して回転することによ
り該ブラシ23のドレッシングが自動的に行われるた
め、砥粒によるブラシの目詰まりが生じにくいばかりで
なく、該ブラシに汚れが付着しにくいという利点もあ
る。
【0038】上記スクラブ研磨が完了すると、摺擦ブラ
シ23は上昇してその回転が停止する。一方、ワークW
は支持台33によりキャリヤ8ごと処理槽20内を上流
側に向けて移送され、上流端の取出位置に停止したあ
と、搬送機構7bにより該キャリヤ8が処理槽20から
取り出されて後段のスクラブ洗浄部3に送られる。
【0039】そして、キャリヤ8が取り出された上記支
持台33は、処理槽20内を下流側へと移動して下流端
の受取位置に停止し、搬送機構7aにより次の新たなワ
ーク入りキャリヤ8が供給され、上述した動作を繰り返
す。
【0040】上記搬送機構7bは、各部の間に設置され
たその他の搬送機構7a,tc,7d,7eと同じ構成
を有するもので、その構成は以下のとおりである。
【0041】即ち、図4及び図7から分かるようにこの
搬送機構7bは、基端部に取り付けられた支軸43を中
心に180度揺動回転自在のスイングアーム44を有し
ている。このスイングアーム44の先端には、水平に延
びる吊支軸45が取り付けられていて、該吊支軸45
に、キャリヤ8の両側面のフック13に係止する一対の
吊支部材46,46がキャリヤ8の長さより若干広い間
隔を保って鉛直に取り付けられている。これらの吊支部
材46,46は逆T字形をしていて、下端の水平部分4
6aの上縁に窪み46bを有し、この窪み46bの位置
に上記フック13を下方から引っ掛けてキャリヤ8を吊
り上げるようになっている。そして、上記支軸43と吊
支軸45とはタイミングベルトで相互に連結され、スイ
ングアーム44がどのような揺動位置にあっても吊支部
材46,46が必ず鉛直を保つようになっており、これ
によってキャリヤ8を、常に水平に向けたまま隣接する
作業部に搬送できるようになっている。
【0042】上記搬送機構7bによるキャリヤ8の搬送
は次のようにして行われる。この搬送動作は他の搬送機
構と実質的に同じである。即ち、スイングアーム44が
スクラブ研磨部2側に回動し、処理槽20の上流端にお
いて吊支部材46,46がキャリヤ8の両側面のフック
13に係止する位置より若干下方に下降した状態で待機
しているところに、支持台33によりキャリヤ8が送ら
れてきて一対の吊支部材46,46の間に送り込まれる
と、該スイングアーム44が若干上昇し、吊支部材4
6,46をフック13に係止させてキャリヤ8を持ち上
げたあと、180度揺動回転して隣接するスクラブ洗浄
部3内にキャリヤ8を送り込む。そして、該スイングア
ーム44は、吊支部材46,46がフック13から外れ
る位置まで下降して待機し、スクラブ洗浄部3内の移動
機構によりキャリヤ8が上記吊支部材46,46の間か
ら離れるところまで移動すると、該スイングアーム44
は再び上昇して復帰し、次の動作を行う。
【0043】かくして、上記スイングアーム44でキャ
リヤ8を常に水平に向けたまま隣接する処理部に順次搬
送することができ、その搬送に要する時間も3〜5秒程
度まで短縮することができる。また、キャリヤの搬送に
このようなスイングアームによる搬送方式を用いること
により、キャリヤに収容したワークに衝撃を与えること
なく安全かつ円滑に搬送することができる。即ち、エア
シリンダ等による上下運動と水平運動とを組み合わせた
搬送方式では、方向が代わる位置で一旦アームを止める
ために衝撃でワークが動いたりキャリヤとぶつかったり
し、該ワークが位置ずれしたり損傷し易いといった問題
があるが、スイング搬送方式ではアームを途中で一旦停
止させる必要がないため、このような問題が全く生じな
い。
【0044】なお、上記吊支部材46,46をキャリヤ
8に係止させたり搬送後のキャリヤ8を吊支部材46,
46から解放する方法は、上記のものに限らず、一対の
吊支部材46,46の間隔を変化させる方法や、窪みの
代わりに鍵形の金具を取り付け、この金具をフック13
に係脱させるといったような方法であっても良い。
【0045】また、上記スクラブ研磨部2の後段のスク
ラブ洗浄部3は、スクラブ研磨が終わって研磨剤等が付
着したワークWを摺擦ブラシによって摺擦することによ
り洗浄するものであるが、図4に示すスクラブ研磨部2
と実質的に同じ構成の装置を使用することができる。そ
して、給液部26から純水や水道水のような洗浄液を供
給してスクラブ洗浄が行われる。従って、このスクラブ
洗浄部3の構成についての改めての図示及び説明は省略
する。
【0046】なお、このスクラブ洗浄部3で洗浄水とし
て高価な純水を使用する場合には、給液口26aと排液
口27aとの間に純水リサイクルシステムを接続し、排
液口27aから回収した洗浄水を再生処理して給液口2
6aに供給することにより、循環的に再使用するように
構成することが望ましい。また、このスクラブ洗浄部3
においても処理槽20に超音波照射手段を付設し、洗浄
液中に超音波を照射しながら洗浄処理を行うことができ
る。
【0047】上記スクラブ洗浄部3で洗浄が終わったワ
ークWは、搬送機構7cにより後段の仕上げ洗浄部4に
送られる。この仕上げ洗浄部4は、図8に示すように、
一方向から他方向に向けて純水等のリンス液49を連続
的に流すための溝形をした処理槽50と、該処理槽50
内において上記キャリヤ8をワークWがリンス液49中
に全浸漬した状態で下流側から上流側に向けて移動させ
るための移動機構22とを有するもので、ワークWを流
れるリンス液49にその液流と平行に向けて向流的に接
触させることにより仕上げ洗浄するものである。この場
合、上記処理槽50に超音波照射手段を付設し、超音波
を照射しながら洗浄処理を行うようにしても良いこと
は、上記スクラブ研磨部2及びスクラブ洗浄部3と同じ
である。
【0048】上記仕上げ洗浄部4の構成は、上記スクラ
ブ洗浄部3と比較して、摺擦用のブラシ23とそれに関
連する機構がないことで相違しているが、それ以外の構
成は実質的に同じであるから、共通部分については共通
の符号を付してその説明は省略する。
【0049】なお、図中28はリンス液のリサイクルシ
ステムであって、排液口27aからタンク28aに回収
したリンス液を再生処理してポンプ28bで給液口26
aに供給することにより、循環的に再使用するように構
成されている。
【0050】上記仕上げ洗浄部4には、ワークWの種類
等に応じてその前段に、純水や、純水に有機溶剤等を添
加したもの、あるいはアルカリ性等に調整されたものな
どからなるリンス液中にワークを静止状態で浸漬し、該
ワークに超音波を照射して洗浄する前処理のための第1
洗浄部を設けることができる。この場合、上述した向流
搬送式の洗浄部が第2洗浄部となる。なお、上記第1洗
浄部も流液式とすることが望ましい。
【0051】また、リンス処理したワークWを乾燥する
上記乾燥部5は、高温の溶剤蒸気にワークWを接触させ
ることにより、該溶剤蒸気をワークW表面で凝縮、流下
させて水分を除去する蒸気乾燥式のもので、以下のよう
に構成されている。
【0052】即ちこの乾燥部5は、図9に示すように、
イソプロピルアルコール(IPA)やメタノール又はエ
タノールのような有機溶剤の収容部61が底部に形成さ
れた乾燥槽60を有している。この乾燥槽60の内部に
は、上記溶剤を加熱して蒸気を発生させるための第1加
熱管62と、発生した蒸気を再加熱して温度を高めるた
めの第2加熱管63と、溶剤蒸気にワークWを接触させ
るための処理領域64と、ワークW表面で凝縮して水分
と共に流下するドレンを排出するためのドレン排出機構
65とが設けられている。更に、上記処理領域64より
下部の位置には、溶剤蒸気を冷却して凝縮させることに
より溶剤蒸気が上記処理領域64に必ず集まるようにそ
の流れをコントロールする第1冷却管66が設けられ、
乾燥槽60の上部には、キャリヤ8を出し入れするため
の開口部69が蓋で開閉自在なるように形成されると共
に、該開口部69から溶剤蒸気が流出するのを防止する
ための第2冷却管67が設けられている。72はキャリ
ヤを出し入れするための搬送手段である。
【0053】上記乾燥部5において、搬送手段72によ
りワーク入りキャリヤ8が、供給口69から乾燥槽60
内に搬入されると、高温の溶媒蒸気が各ワークWと接触
することにより凝縮し、該ワークWの表面を流下するこ
とによって水分やその他の付着物を洗い流す。そして、
ワークの温度上昇とともに溶媒蒸気の凝縮が次第に減少
して、ワークの乾燥が進行し、約60秒前後で乾燥が完
了する。乾燥が終わると、キャリヤ8は搬送手段72に
よりアンローディング部に取り出され、次工程に送られ
る。
【0054】上記乾燥部5の前段には、溶剤蒸気がワー
クWと接触したときに効率良く凝縮できるようにするた
め、該ワークWを冷却するための前処理部を設け、この
前処理部において、処理槽内に入れられた低温の液状溶
剤にワークWを浸漬させるようにすることができる。
【0055】なお、上記乾燥部5の後段には、ワークW
の種類等により必要に応じて、乾燥処理されたワークW
に紫外線を照射して静電気を除去したり、ワーク表面の
有機物残渣の分解除去洗浄等を行うための紫外線処理部
を設けることもできる。
【0056】上記実施例では、スクラブ研磨部2が、ワ
ークWをキャリヤ8に回転自在に支持させたまま摺擦ブ
ラシ23で研磨するように構成されているが、図10に
示す第2実施例のように、該ワークWをキャリヤ8から
持ち上げて該キャリヤ8とは非接触の状態で研磨するよ
うに構成することもできる。
【0057】即ち、この第2実施例では、複数の摺擦ブ
ラシ23A及び23Bをそれぞれ並べて取り付けた2つ
のブラシ軸40A,40Bが、ワークWの直径方向に所
要の間隔をおいて相対するようにブラシホルダに取り付
けられ、それぞれの回転方向を個別に変更可能なるよう
に回転駆動手段に連結されている。
【0058】そして、図10(A)に示すように、キャ
リヤ8によりワークWが特定の位置まで運ばれてくる
と、上記2つのブラシ軸40A及び40Bが下降し、そ
れぞれのブラシ軸40A及び40B上の隣接する2枚の
摺擦ブラシ23A,23A間及び23B,23B間にワ
ークWの上端部が挿入されて挟持される。この状態で左
側のブラシ軸40Aが半時計回り、右側のブラシ軸40
Bが時計回りに回転することにより、摺擦ブラシ23
A,23A及び23B,23Bの摺擦力でワークWがキ
ャリヤ8から持ち上げられる。
【0059】次に、同図(B)に示すように、左右のブ
ラシ軸40A及び40B(摺擦ブラシ23A及び23
B)が共に時計方向又は半時計方向に回転することによ
り、これらの摺擦ブラシ23A,23A及び23B,2
3Bの摺擦力でワークWが液中に宙吊り状態に支持され
たまま、自転しながら研磨される。
【0060】上記研磨が終了すると、同図(C)に示す
ように、左側のブラシ軸40Aが時計回り、右側のブラ
シ軸40Bが反時計回りに回転することにより、ワーク
Wは下降してキャリヤ8の元の位置に納められる。
【0061】キャリヤ8にワークWが2列に収容されて
いる場合は、各列のワークに対応するように、上述した
左右の摺擦ブラシ23A及び23Bが2組設けられるこ
とは言うまでもない。
【0062】上記第2実施例によれば、研磨中にワーク
Wが摺擦ブラシ23A及び23Bで液中に宙吊り状態に
支持されるため、キャリヤ8で該ワークWを回転自在に
支持させる必要がなく、従ってキャリヤとの接触による
ワーク外周の損傷のおそれが全くなく、しかも、キャリ
ヤとの接触による損傷を考慮しなくても良いためワーク
に摺擦ブラシによる強い面圧をかけることができ、研磨
効率も向上する。
【0063】また、図示した実施例では、スクラブ研磨
部2とスクラブ洗浄部3及び仕上げ洗浄部4が横溝形の
処理槽を有し、この処理槽内を横向きに流れる処理液の
流れの中にワークWを全浸漬させて処理するようにして
いるが、一部を部分的に浸漬させた状態で処理するもの
であっても良い。あるいはそれらの中の少なくとも一つ
の工程を、オーバーフロー式の処理槽を使用して、槽底
部から供給されて槽上部からオーバーフローする処理液
の上向きの流れの中でワークを処理するようにしても、
または処理液の流れの中でワークを処理することなく、
槽内に溜めた処理液の中で処理するようにしても良い。
何れの処理方法を用いる場合でも、必ずしもワークを槽
内で移動させる必要はない。さらに、仕上げ洗浄部にお
いては、槽内に溜めたリンス液にワークを浸漬させた状
態で処理することなく、ノズルからシャワー状に噴射さ
れるリンス液で仕上げ洗浄するようにしても良い。
【0064】また、上記乾燥部5は、蒸気乾燥方式以外
のものであって良く、例えば、ワークを輻射熱や温風な
どで乾燥させる熱乾燥方式のものや、ワークを高速回転
させて水切りをするスピン乾燥、真空プラズマ乾燥、高
速でエアが吸引される吸引ダクトの途中にワークを置い
て乾燥させる吸引ブロー乾燥方式のもの等を使用するこ
ともできる。
【0065】更に、上記実施例では、複数のワークをキ
ャリヤに収容してバッチ処理するようにしているが、ワ
ークを一枚づつ連続的に送りながら枚様式に処理するも
のであっても良い。
【0066】
【発明の効果】このように本発明によれば、構造が複雑
で大形かつ高価な研磨装置を使用することなく、洗浄と
同じ原理の簡単なスクラブ手段によってワークの粗さ改
善のための研磨処理を行うことができると同時に、それ
に続けてワークの洗浄処理及び乾燥処理を一つのライン
の中で順次連続的かつ効率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る処理装置の全体を概念的に示す平
面図である。
【図2】ワークをキャリヤに収容した状態の部分破断正
面図である。
【図3】図2におけるA−A線での断面図である。
【図4】スクラブ研磨部の構成を示す断面図である。
【図5】図4におけるB−B線での断面図である。
【図6】(A)はスクラブ研磨の原理を示す図5の要部
拡大図、(B)はその側面図である。
【図7】搬送機構の要部側面図である。
【図8】仕上げ洗浄部の構成を示す断面図である。
【図9】乾燥部の構成を示す断面図である。
【図10】(A),(B),(C)はスクラブ研磨部の
第2実施例を概略的に示す要部側面図で、互いに異なる
動作状態を示すものである。
【符号の説明】
W ワーク 2 スクラブ研磨部 3 スクラブ洗浄部 4 仕上げ洗浄部 5 乾燥部 7a〜7e 搬送機構 8 キャリヤ 20 処理槽 21 研磨液 23,23A,23B 摺擦ブラシ 23c 隆起部 40,40A,40B ブラシ軸 43 支軸 44 スイングアーム 45 吊支軸 46 吊支部材 49 リンス液 50 処理槽
フロントページの続き Fターム(参考) 3B116 AA03 AB33 AB44 BA02 BA08 BA12 BB02 BB82 CC01 CC03 3B201 AA03 AB33 AB44 BA02 BA12 BB02 BB12 BB14 BB82 BB83 BB95 CC01 CC11 CD22 3C058 AA06 AA07 AA14 AA18 AB01 AB03 AB04 AB06 AB08 AC04 AC05 CB01 CB03 CB05 DA17

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】処理槽内に収容した研磨剤入りの研磨液中
    に板状のワークを浸漬し、該研磨液中において上記ワー
    クの表面を回転する摺擦ブラシで摺擦、研磨することに
    より表面粗さを改善するスクラブ研磨工程;スクラブ研
    磨されたワークを洗浄液中に浸漬し、該洗浄液中におい
    てワークの表面を摺擦ブラシで摺擦することにより洗浄
    するスクラブ洗浄工程;スクラブ洗浄されたワークを仕
    上げ洗浄する仕上げ洗浄工程;仕上げ洗浄されたワーク
    を乾燥処理する乾燥工程;を有することを特徴とする板
    状ワークの処理方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の処理方法において、上記
    スクラブ研磨工程が、一方向から他方向に向けて連続的
    に流れる研磨液中にワークを液流と平行に向けて浸漬
    し、研磨液の流れの中でワークを研磨することを特徴と
    するもの。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載の処理方法におい
    て、上記スクラブ研磨工程が、円形をした2枚の摺擦ブ
    ラシ間にワークの一半部を挟持させて研磨するものであ
    ることを特徴とするもの。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の処理方法において、上記
    摺擦ブラシをワークの直径方向に所要の間隔をおいて少
    なくとも2枚ずつ対設し、一側の摺擦ブラシと他側の摺
    擦ブラシとにワークの両半部を同時に挟持させて両側の
    摺擦ブラシを互いに同じ方向に回転させることにより、
    これらの摺擦ブラシの摺擦力でワークを液中に宙吊り状
    態に支持しながら研磨することを特徴とするもの。
  5. 【請求項5】研磨剤を含む研磨液を収容するための処理
    槽と、該処理槽内において研磨液中に浸漬した板状ワー
    クを液中で摺擦、研磨することにより表面粗さを改善す
    る摺擦ブラシと、該摺擦ブラシを強制回転させるための
    回転駆動手段とを有するスクラブ研磨部;洗浄液を収容
    するための処理槽と、洗浄液中に浸漬したワークを摺擦
    することにより洗浄する摺擦ブラシと、該摺擦ブラシを
    回転させる回転駆動手段とを有するスクラブ洗浄部;ス
    クラブ洗浄されたワークをリンス液で仕上げ洗浄する仕
    上げ洗浄部;仕上げ洗浄されたワークを乾燥処理する乾
    燥部;上記ワークを各処理部間で搬送する搬送機構;を
    有することを特徴とする板状ワークの処理装置。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の処理装置において、上記
    スクラブ研磨部における処理槽が、一方向から他方向に
    向けて研磨液が連続的に流れる流液式の処理槽であっ
    て、研磨液の流れの中でワークを研磨する構成であるこ
    とを特徴とするもの。
  7. 【請求項7】請求項5又は6に記載の処理装置におい
    て、上記スクラブ研磨部が、ブラシ軸上に並べて取り付
    けられた少なくとも2枚の円形の摺擦ブラシを有してい
    て、これらの摺擦ブラシ間にワークの一半部を挟持して
    研磨するように構成されていることを特徴とするもの。
  8. 【請求項8】請求項7に記載の処理装置において、摺擦
    ブラシを取り付けた2つのブラシ軸がワークの直径方向
    に所要の間隔をおいて個別に回転方向を変更可能なるよ
    うに対設され、これら2つのブラシ軸上の摺擦ブラシで
    ワークの左右両半部を同時に挟持して研磨するように構
    成されていることを特徴とするもの。
  9. 【請求項9】請求項7又は8に記載の処理装置におい
    て、上記摺擦ブラシの両面に、ワークの表面に圧縮状態
    で摺接する複数の隆起部をそれぞれ設けると共に、隣接
    する摺擦ブラシの隆起部の位置を相互に当接しないよう
    にずらしてあることを特徴とするもの。
  10. 【請求項10】請求項9に記載の処理装置において、上
    記隆起部が放射状に形成されていることを特徴とするも
    の。
  11. 【請求項11】請求項5から10までの何れかに記載の
    処理装置において、該処理装置が、複数のワークを並べ
    て収容可能なキャリヤを有していて、該キャリヤに収容
    された複数のワークをキャリヤごと搬送しながら同時に
    処理する構成であることを特徴とするもの。
  12. 【請求項12】請求項11に記載の処理装置において、
    上記搬送機構が、支軸を中心に一定角度揺動自在のスイ
    ングアームと、該スイングアームの先端に常に鉛直にキ
    ャリヤを吊支可能なるように設けられた吊支部材とを有
    することを特徴とするもの。
  13. 【請求項13】請求項5から12までの何れかに記載の
    処理装置において、上記スクラブ洗浄部における処理槽
    が、一方向から他方向に向けて洗浄液が連続的に流れる
    流液式の処理槽であって、洗浄液の流れの中でワークを
    2枚の円形の摺擦ブラシ間に挟持して洗浄する構成であ
    ることを特徴とするもの。
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