JP2000302962A - ポリカーボネート樹脂組成物 - Google Patents
ポリカーボネート樹脂組成物Info
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- JP2000302962A JP2000302962A JP11116723A JP11672399A JP2000302962A JP 2000302962 A JP2000302962 A JP 2000302962A JP 11116723 A JP11116723 A JP 11116723A JP 11672399 A JP11672399 A JP 11672399A JP 2000302962 A JP2000302962 A JP 2000302962A
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- polycarbonate resin
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- parts
- resin composition
- resin
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- Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 機械的強度、耐熱性の優れたポリカーボネー
ト樹脂本来の性質を損なうことなく、摺動性に優れたポ
リカーボネート樹脂組成物を提供する。 【解決手段】ポリカーボネート樹脂(A)0〜99重量
部、下記構造式(1)及び(2)で表される構成単位を
有するコーポリカーボネート樹脂(B)1〜100重量
部、並びに25℃での粘度が10,000mm2/s以
上であるシリコーンオイル(C)0.1〜5重量部を含
有してなり、かつ該ポリカーボネート樹脂(A)とコー
ポリカーボネート樹脂(B)との合計が100重量部で
あるポリカーボネート樹脂組成物。 構造式(1) 構造式(2)
ト樹脂本来の性質を損なうことなく、摺動性に優れたポ
リカーボネート樹脂組成物を提供する。 【解決手段】ポリカーボネート樹脂(A)0〜99重量
部、下記構造式(1)及び(2)で表される構成単位を
有するコーポリカーボネート樹脂(B)1〜100重量
部、並びに25℃での粘度が10,000mm2/s以
上であるシリコーンオイル(C)0.1〜5重量部を含
有してなり、かつ該ポリカーボネート樹脂(A)とコー
ポリカーボネート樹脂(B)との合計が100重量部で
あるポリカーボネート樹脂組成物。 構造式(1) 構造式(2)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機械的強度、耐熱
性といったポリカーボネート樹脂本来の性質を損なうこ
となく、摺動性に優れたポリカーボネート樹脂組成物に
関するものである。
性といったポリカーボネート樹脂本来の性質を損なうこ
となく、摺動性に優れたポリカーボネート樹脂組成物に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、OA機器や電子機器の小型軽量化
や部品点数の削減の目的から、合成樹脂が摺動部材に使
われるケースが増えてきており、ポリカーボネート樹脂
もその優れた寸法精度や機械的強度から歯車等の摺動部
材の部品に用いられている。しかしながら、ポリカーボ
ネート樹脂は本来、摺動性が良くない樹脂であるため、
その改良のため摺動剤を添加することが行われている。
例えば、特開昭63−213555号公報や特開平4−
136065号公報にはポリカーボネート樹脂にフッ素
樹脂、ポリオレフィン、ポリアミド、ポリエステル等の
樹脂を摺動性改良材として添加することが記載されてい
る。しかしながら、ポリカーボネート樹脂にフッ素樹脂
を添加すると、成形時に微量のフッ素ガスが生じ、金型
や成形機を腐食するといった問題が発生する他、親和性
の無いフッ素樹脂を大量に添加する必要があるため、成
形時に層剥離やモールドデポジットといった問題も発生
していた。また、ポリオレフィン、ポリアミド、ポリエ
ステルといった他の熱可塑性樹脂を多量に添加すると、
機械的強度や耐熱性、あるいは難燃性といったポリカー
ボネート樹脂が本来持っている特性を損なうばかりか、
層剥離といった問題も生じてしまう。
や部品点数の削減の目的から、合成樹脂が摺動部材に使
われるケースが増えてきており、ポリカーボネート樹脂
もその優れた寸法精度や機械的強度から歯車等の摺動部
材の部品に用いられている。しかしながら、ポリカーボ
ネート樹脂は本来、摺動性が良くない樹脂であるため、
その改良のため摺動剤を添加することが行われている。
例えば、特開昭63−213555号公報や特開平4−
136065号公報にはポリカーボネート樹脂にフッ素
樹脂、ポリオレフィン、ポリアミド、ポリエステル等の
樹脂を摺動性改良材として添加することが記載されてい
る。しかしながら、ポリカーボネート樹脂にフッ素樹脂
を添加すると、成形時に微量のフッ素ガスが生じ、金型
や成形機を腐食するといった問題が発生する他、親和性
の無いフッ素樹脂を大量に添加する必要があるため、成
形時に層剥離やモールドデポジットといった問題も発生
していた。また、ポリオレフィン、ポリアミド、ポリエ
ステルといった他の熱可塑性樹脂を多量に添加すると、
機械的強度や耐熱性、あるいは難燃性といったポリカー
ボネート樹脂が本来持っている特性を損なうばかりか、
層剥離といった問題も生じてしまう。
【0003】一方、ポリカーボネート樹脂に、化学的、
物理的に安定な潤滑剤であるシリコーンオイルを添加す
ることも行われているが、成形品表面のシリコーンオイ
ルが、短時間にしみ出して消費されてしまうため、初期
においては優れた摺動性を発現するものの、長期的な摺
動性は不十分であり、また表面がべたつく等の問題もあ
り満足できるものではなかった。そのため更に、高分子
量のシリコーンオイルを用いる試みもなされている。こ
の場合には確かにオイルの成形品ヘのブリードアウト
や、長期的な摺動性は改良されているものの必ずしも満
足のいくものではなく、そのため充分な摺動性を得るた
めにはシリコーンオイルを多量に添加せざるを得なく、
その結果、成形品表面ではシリコーンオイルが相分離す
ることによる光沢ムラ等も生じやすく、実用上満足のい
くものでは無かった。これを改良するために、例えば、
特開平9−255864号公報には、ポリカーボネート
樹脂と高粘度のシリコーンオイルからなる組成物に、ポ
リオレフィン樹脂、ポリスチレン樹脂等の他の熱可塑性
樹脂を添加することにより外観が向上するとの記載がな
されているが、その改良効果は充分なものでは無かっ
た。
物理的に安定な潤滑剤であるシリコーンオイルを添加す
ることも行われているが、成形品表面のシリコーンオイ
ルが、短時間にしみ出して消費されてしまうため、初期
においては優れた摺動性を発現するものの、長期的な摺
動性は不十分であり、また表面がべたつく等の問題もあ
り満足できるものではなかった。そのため更に、高分子
量のシリコーンオイルを用いる試みもなされている。こ
の場合には確かにオイルの成形品ヘのブリードアウト
や、長期的な摺動性は改良されているものの必ずしも満
足のいくものではなく、そのため充分な摺動性を得るた
めにはシリコーンオイルを多量に添加せざるを得なく、
その結果、成形品表面ではシリコーンオイルが相分離す
ることによる光沢ムラ等も生じやすく、実用上満足のい
くものでは無かった。これを改良するために、例えば、
特開平9−255864号公報には、ポリカーボネート
樹脂と高粘度のシリコーンオイルからなる組成物に、ポ
リオレフィン樹脂、ポリスチレン樹脂等の他の熱可塑性
樹脂を添加することにより外観が向上するとの記載がな
されているが、その改良効果は充分なものでは無かっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ポリカーボ
ネート樹脂本来の機械的強度や耐熱性を損なうことな
く、摺動性を改良し、かつ成形品外観に優れたポリカー
ボネート樹脂組成物を提供することを目的とするもので
ある。
ネート樹脂本来の機械的強度や耐熱性を損なうことな
く、摺動性を改良し、かつ成形品外観に優れたポリカー
ボネート樹脂組成物を提供することを目的とするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記問題
点を解決するために鋭意検討を重ねた結果、ポリカーボ
ネート樹脂に高粘度シリコーンオイルを配合してなる樹
脂組成物において、特定の構造を持つコーポリカーボネ
ート樹脂を配合することにより、機械的強度、耐熱性、
摺動性、成形品外観に優れた樹脂組成物が得られること
を見出し本発明に到達した。すなわち本発明は、ポリカ
ーボネート樹脂(A)0〜99重量部、下記構造式
(1)及び(2)で表される構成単位を有するコーポリ
カーボネート樹脂(B)1〜100重量部、並びに25
℃での粘度が10,000mm2/s以上であるシリコ
ーンオイル(C)0.1〜5重量部を含有してなり、か
つ該ポリカーボネート樹脂(A)とコーポリカーボネー
ト樹脂(B)との合計が100重量部であるポリカーボ
ネート樹脂組成物を提供するものである。構造式(1)
点を解決するために鋭意検討を重ねた結果、ポリカーボ
ネート樹脂に高粘度シリコーンオイルを配合してなる樹
脂組成物において、特定の構造を持つコーポリカーボネ
ート樹脂を配合することにより、機械的強度、耐熱性、
摺動性、成形品外観に優れた樹脂組成物が得られること
を見出し本発明に到達した。すなわち本発明は、ポリカ
ーボネート樹脂(A)0〜99重量部、下記構造式
(1)及び(2)で表される構成単位を有するコーポリ
カーボネート樹脂(B)1〜100重量部、並びに25
℃での粘度が10,000mm2/s以上であるシリコ
ーンオイル(C)0.1〜5重量部を含有してなり、か
つ該ポリカーボネート樹脂(A)とコーポリカーボネー
ト樹脂(B)との合計が100重量部であるポリカーボ
ネート樹脂組成物を提供するものである。構造式(1)
【0006】
【化3】
【0007】構造式(2)
【0008】
【化4】
【0009】(構造式(1)中、nは1〜200の整数
を示し、Rは炭素数2〜6のアルキレン基を示し、X
1、X2、X3及びX4は独立に炭素数1〜20の炭化
水素基又はハロゲン化炭化水素基を示す。また、構造式
(2)中、Bは炭素数1〜10の直鎖、分岐鎖或いは環
状のアルキリデン基、アリール置換アルキレン基、アリ
ール基又は−O−,−S−,−CO−,−SO−,又は
−SO2−を示し、R1,R2,R3及びR4は独立に
水素、ハロゲン又は炭素数1〜4のアルキル基を示
す。)
を示し、Rは炭素数2〜6のアルキレン基を示し、X
1、X2、X3及びX4は独立に炭素数1〜20の炭化
水素基又はハロゲン化炭化水素基を示す。また、構造式
(2)中、Bは炭素数1〜10の直鎖、分岐鎖或いは環
状のアルキリデン基、アリール置換アルキレン基、アリ
ール基又は−O−,−S−,−CO−,−SO−,又は
−SO2−を示し、R1,R2,R3及びR4は独立に
水素、ハロゲン又は炭素数1〜4のアルキル基を示
す。)
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明では、ポリカーボネート樹脂(A)として、芳香
族ポリカーボネート、脂肪族ポリカーボネート、芳香族
−脂肪族ポリカーボネートを用いることができるが、芳
香族ポリカーボネートが好ましい。本発明における芳香
族ポリカーボネート樹脂としては、芳香族ヒドロキシ化
合物またはこれと少量のポリヒドロキシ化合物をホスゲ
ンまたは炭酸のジエステルと反応させることによって作
られる分岐していてもよい熱可塑性芳香族ポリカーボネ
ート重合体または共重合体である。製造方法について
は、限定されるものでは無く、ホスゲン法(界面重合
法)あるいは、溶融法(エステル交換法)等で製造する
ことができる。さらに、溶融法で製造された、末端基の
OH基量を調整した芳香族ポリカーボネート樹脂を使用
することができる。
本発明では、ポリカーボネート樹脂(A)として、芳香
族ポリカーボネート、脂肪族ポリカーボネート、芳香族
−脂肪族ポリカーボネートを用いることができるが、芳
香族ポリカーボネートが好ましい。本発明における芳香
族ポリカーボネート樹脂としては、芳香族ヒドロキシ化
合物またはこれと少量のポリヒドロキシ化合物をホスゲ
ンまたは炭酸のジエステルと反応させることによって作
られる分岐していてもよい熱可塑性芳香族ポリカーボネ
ート重合体または共重合体である。製造方法について
は、限定されるものでは無く、ホスゲン法(界面重合
法)あるいは、溶融法(エステル交換法)等で製造する
ことができる。さらに、溶融法で製造された、末端基の
OH基量を調整した芳香族ポリカーボネート樹脂を使用
することができる。
【0011】芳香族ジヒドロキシ化合物としては、2,
2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン(=ビス
フェノールA)、テトラメチルビスフェノールA、ビス
(4−ヒドロキシフェニル)−P−ジイソプロピリデン
ベンゼン、ハイドロキノン、レゾルシノール、4,4−
ジヒドロキシジフェニルなどが挙げられ、好ましくはビ
スフェノールAが挙げられる。これらのジヒドロキシ化
合物は2種以上併用しても良い。さらに、難燃性をさら
に高める目的で上記の芳香族ジヒドロキシ化合物にスル
ホン酸テトラアルキルホスホニウムが1個以上結合した
化合物を使用することもできる。分岐した芳香族ポリカ
ーボネート樹脂を得るには、フロログルシン、4,6−
ジメチル−2,4,6−トリ(4−ヒドロキシフェニ
ル)ヘプテン−2、4,6−ジメチル−2,4,6−ト
リ(4−ヒドロキシフェニル)ヘプタン、2,6−ジメ
チル−2,4,6−トリ(4−ヒドロキシフェニル)ヘ
プテン−3、1,3,5−トリ(4−ヒドロキシフェニ
ル)ベンゾール、1,1,1−トリ(4−ヒドロキシフ
ェニル)エタン、2,6−ビス(2−ヒドロキシ−5−
メチルベンジル)−4−メチルフェノール、α,α’,
α”−トリ(4‐ヒドロキシフェニル)−1,3,5−
トリイソプロピルベンゼンなどで示されるポリヒドロキ
シ化合物、あるいは3,3−ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)オキシインドール(=イサチンビスフェノー
ル)、5−クロルイサチンビスフェノール、5,7−ジ
クロルイサチンビスフェノール、5−ブロムイサチンビ
スフェノールなどを前記芳香族ジヒドロキシ化合物の一
部として用いればよく、使用量は0.01〜10モル%
であり、好ましくは0.1〜2モル%である。
2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン(=ビス
フェノールA)、テトラメチルビスフェノールA、ビス
(4−ヒドロキシフェニル)−P−ジイソプロピリデン
ベンゼン、ハイドロキノン、レゾルシノール、4,4−
ジヒドロキシジフェニルなどが挙げられ、好ましくはビ
スフェノールAが挙げられる。これらのジヒドロキシ化
合物は2種以上併用しても良い。さらに、難燃性をさら
に高める目的で上記の芳香族ジヒドロキシ化合物にスル
ホン酸テトラアルキルホスホニウムが1個以上結合した
化合物を使用することもできる。分岐した芳香族ポリカ
ーボネート樹脂を得るには、フロログルシン、4,6−
ジメチル−2,4,6−トリ(4−ヒドロキシフェニ
ル)ヘプテン−2、4,6−ジメチル−2,4,6−ト
リ(4−ヒドロキシフェニル)ヘプタン、2,6−ジメ
チル−2,4,6−トリ(4−ヒドロキシフェニル)ヘ
プテン−3、1,3,5−トリ(4−ヒドロキシフェニ
ル)ベンゾール、1,1,1−トリ(4−ヒドロキシフ
ェニル)エタン、2,6−ビス(2−ヒドロキシ−5−
メチルベンジル)−4−メチルフェノール、α,α’,
α”−トリ(4‐ヒドロキシフェニル)−1,3,5−
トリイソプロピルベンゼンなどで示されるポリヒドロキ
シ化合物、あるいは3,3−ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)オキシインドール(=イサチンビスフェノー
ル)、5−クロルイサチンビスフェノール、5,7−ジ
クロルイサチンビスフェノール、5−ブロムイサチンビ
スフェノールなどを前記芳香族ジヒドロキシ化合物の一
部として用いればよく、使用量は0.01〜10モル%
であり、好ましくは0.1〜2モル%である。
【0012】分子量を調節するには、一価芳香族ヒドロ
キシ化合物を用いればよく、mー及p−メチルフェノー
ル、m−及びp−プロピルフェノール、p−tert−
ブチルフェノール及びp−長鎖アルキル置換フェノール
などが挙げられる。また、ポリカーボネート樹脂(A)
として、2種以上の樹脂を混合して用いてもよい。本発
明で使用するコーポリカーボネート樹脂(B)は、構成
単位としてシリコーン鎖及び脂肪鎖を有するビスフェノ
ールからなる前記構造式(1)の構成単位を有すること
を特徴とするものであり、従来の芳香族ポリカーボネー
ト樹脂の製法において、下記一般式(3)のシリコーン
鎖及び脂肪鎖を持ったジヒドロキシ化合物を芳香族ジヒ
ドロキシ化合物の一部に使用することを除き、従来の界
面重合法及び溶融重合法と同様の製造方法が好適に適用
されるものである。 一般式(3)
キシ化合物を用いればよく、mー及p−メチルフェノー
ル、m−及びp−プロピルフェノール、p−tert−
ブチルフェノール及びp−長鎖アルキル置換フェノール
などが挙げられる。また、ポリカーボネート樹脂(A)
として、2種以上の樹脂を混合して用いてもよい。本発
明で使用するコーポリカーボネート樹脂(B)は、構成
単位としてシリコーン鎖及び脂肪鎖を有するビスフェノ
ールからなる前記構造式(1)の構成単位を有すること
を特徴とするものであり、従来の芳香族ポリカーボネー
ト樹脂の製法において、下記一般式(3)のシリコーン
鎖及び脂肪鎖を持ったジヒドロキシ化合物を芳香族ジヒ
ドロキシ化合物の一部に使用することを除き、従来の界
面重合法及び溶融重合法と同様の製造方法が好適に適用
されるものである。 一般式(3)
【0013】
【化5】
【0014】(式中のn、R、X1〜X4は構造式
(1)と同じである。) 本発明で用いるコーポリカーボネート樹脂中の構造式
(1)で表される構成単位は、特に限定されないが、好
ましくは0.2〜50重量%の範囲、特に0.5〜25
重量%の範囲が好適である。構造式(1)で表される構
成単位が0.2重量%未満ではポリカーボネート樹脂と
シリコーンオイルの相溶性を改良する効果が少なく外観
不良等を起こしやすく、50重量%を越えると機械的強
度等が低下し好ましくない。構造式(1)中のシロキサ
ン単位の繰り返し数(n)は1〜200の範囲、好まし
くは5〜100の範囲である。又、該構造式(1)中の
Rとしては、エチレン、プロピレン、イソプロピレン、
ブチレン、ペンチレン、へキシレンなどが例示される
が、特に−CHR5−CH2−又は−CH2−CHR5−
(式中のR5はベンゼン環側の炭素原子に結合したもの
であり、水素またはメチル基を表す。)が好適である。
構造式(1)中のX1〜X4は独立に、メチル基、エチ
ル基、プロピル基、ブチル基等のアルキル基、フェニル
基、トリル基、キシリル基、ナフチル基等のアリール基
で例示される炭素数1〜20の炭化水素基、又はこれら
の基の炭素原子に結合した水素原子の少なくとも一つを
ハロゲン原子で置換した基を示す。この構造式(1)の
構成単位は、上記一般式(3)で表されるフェノール性
水酸基を両末端に有する二価フェノールを通常のビスフ
ェノールと同様に用いることにより導入されるものであ
る。この一般式(3)で表される化合物は、オレフィン
性の不飽和炭素−炭素結合を有するフェノール類、好適
にはビニルフェノールやイソプロペニルフェノールを所
定の重合度(n)を有するポリシロキサン鎖の末端に、
ハイドロシリレーション反応させることにより容易に製
造されるものである。
(1)と同じである。) 本発明で用いるコーポリカーボネート樹脂中の構造式
(1)で表される構成単位は、特に限定されないが、好
ましくは0.2〜50重量%の範囲、特に0.5〜25
重量%の範囲が好適である。構造式(1)で表される構
成単位が0.2重量%未満ではポリカーボネート樹脂と
シリコーンオイルの相溶性を改良する効果が少なく外観
不良等を起こしやすく、50重量%を越えると機械的強
度等が低下し好ましくない。構造式(1)中のシロキサ
ン単位の繰り返し数(n)は1〜200の範囲、好まし
くは5〜100の範囲である。又、該構造式(1)中の
Rとしては、エチレン、プロピレン、イソプロピレン、
ブチレン、ペンチレン、へキシレンなどが例示される
が、特に−CHR5−CH2−又は−CH2−CHR5−
(式中のR5はベンゼン環側の炭素原子に結合したもの
であり、水素またはメチル基を表す。)が好適である。
構造式(1)中のX1〜X4は独立に、メチル基、エチ
ル基、プロピル基、ブチル基等のアルキル基、フェニル
基、トリル基、キシリル基、ナフチル基等のアリール基
で例示される炭素数1〜20の炭化水素基、又はこれら
の基の炭素原子に結合した水素原子の少なくとも一つを
ハロゲン原子で置換した基を示す。この構造式(1)の
構成単位は、上記一般式(3)で表されるフェノール性
水酸基を両末端に有する二価フェノールを通常のビスフ
ェノールと同様に用いることにより導入されるものであ
る。この一般式(3)で表される化合物は、オレフィン
性の不飽和炭素−炭素結合を有するフェノール類、好適
にはビニルフェノールやイソプロペニルフェノールを所
定の重合度(n)を有するポリシロキサン鎖の末端に、
ハイドロシリレーション反応させることにより容易に製
造されるものである。
【0015】このほか、ポリカーボネート樹脂(A)、
又はコーポリカーボネート樹脂(B)のコーモノマーと
して以下の芳香族ジヒドロキシ化合物を用いることもで
きる。例えば、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタ
ン、 ビス(4‐ヒドロキシフェニル)エーテル、ビス
(4‐ヒドロキシフェニル)スルホン、 ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)スルホキシド、ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)スルフィド、ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)ケトン、1,1‐ビス(4−ヒドロキシフェニル)
エタン、2,2‐ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロ
パン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ブタ
ン、1,1‐ビス(4ーヒドロキシフェニル)シクロヘ
キサン、2,2‐ビス(4−ヒドロキシ−3,5‐ジブ
ロモフェニル)プロパン、2,2‐ビス(4−ヒドロキ
シ−3,5−ジクロロフェニル)プロパン、2,2−ビ
ス(4‐ヒドロキシ−3−ブロモフェニル)プロパン、
2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3‐クロロフェニル)
プロパン、2,2−ビス(4‐ヒドロキシ−3,5−ジ
メチルフェニル)プロパン、1,1−ビス(4‐ヒドロ
キシフェニル)−1−フェニルエタン、ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)ジフェニルメタンが例示される。これ
らの中で2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロ
パン、1,1‐ビス(4‐ヒドロキシフェニル)シクロ
ヘキサンが熱安定性の面から好ましい。また、末端停止
剤或いは分子量調節剤が通常使用されるが、これらの例
としては一価のフェノール性水酸基を有する化合物が挙
げられ、通常のフェノール、p−第三ブチルフェノー
ル、トリブロモフェノールなどの他に、長鎖アルキルフ
ェノール、脂肪族カルボン酸クロライド、脂肪族カルボ
ン酸、ヒドロキシ安息香酸アルキルエステル、ヒドロキ
シフェニルカルボン酸アルキルエステル、アルキルエー
テルフェノールなどが例示される。その使用量は、用い
る全ての芳香族ジヒドロキシ化合物100モルに対し
て、100〜0.5モル、好ましくは50〜2モルの範
囲であり、二種以上の化合物を併用することも当然に可
能である。
又はコーポリカーボネート樹脂(B)のコーモノマーと
して以下の芳香族ジヒドロキシ化合物を用いることもで
きる。例えば、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタ
ン、 ビス(4‐ヒドロキシフェニル)エーテル、ビス
(4‐ヒドロキシフェニル)スルホン、 ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)スルホキシド、ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)スルフィド、ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)ケトン、1,1‐ビス(4−ヒドロキシフェニル)
エタン、2,2‐ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロ
パン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ブタ
ン、1,1‐ビス(4ーヒドロキシフェニル)シクロヘ
キサン、2,2‐ビス(4−ヒドロキシ−3,5‐ジブ
ロモフェニル)プロパン、2,2‐ビス(4−ヒドロキ
シ−3,5−ジクロロフェニル)プロパン、2,2−ビ
ス(4‐ヒドロキシ−3−ブロモフェニル)プロパン、
2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3‐クロロフェニル)
プロパン、2,2−ビス(4‐ヒドロキシ−3,5−ジ
メチルフェニル)プロパン、1,1−ビス(4‐ヒドロ
キシフェニル)−1−フェニルエタン、ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)ジフェニルメタンが例示される。これ
らの中で2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロ
パン、1,1‐ビス(4‐ヒドロキシフェニル)シクロ
ヘキサンが熱安定性の面から好ましい。また、末端停止
剤或いは分子量調節剤が通常使用されるが、これらの例
としては一価のフェノール性水酸基を有する化合物が挙
げられ、通常のフェノール、p−第三ブチルフェノー
ル、トリブロモフェノールなどの他に、長鎖アルキルフ
ェノール、脂肪族カルボン酸クロライド、脂肪族カルボ
ン酸、ヒドロキシ安息香酸アルキルエステル、ヒドロキ
シフェニルカルボン酸アルキルエステル、アルキルエー
テルフェノールなどが例示される。その使用量は、用い
る全ての芳香族ジヒドロキシ化合物100モルに対し
て、100〜0.5モル、好ましくは50〜2モルの範
囲であり、二種以上の化合物を併用することも当然に可
能である。
【0016】更に分枝化剤を上記の芳香族ジヒドロキシ
化合物に対して、0.01〜3モル%、特に0.1〜
1.0モル%の範囲で併用して分枝化ポリカーボネート
とすることも出来る。該分枝化剤としては、フロログル
シン、4,6−ジメチル−2,4,6−トリ(4−ヒド
ロキシフェニル)ヘプテン−2、4,6−ジメチル−
2,4,6−トリ(4−ヒドロキシフェニル)ヘプタ
ン、2,6−ジメチル−2,4,6−トリ(4−ヒドロ
キシフェニル)ヘプテン−3、1,3,5−トリ(4−
ヒドロキシフェニル)ベンゾール、1,1,1−トリ
(4−ヒドロキシフェニル)エタン、2,6−ビス(2
−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)−4−メチルフェ
ノール、α,α’,α”−トリ(4‐ヒドロキシフェニ
ル)−1,3,5−トリイソプロピルベンゼンなどで示
されるポリヒドロキシ化合物、あるいは3,3−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)オキシインドール(=イサ
チンビスフェノール)、5−クロルイサチンビスフェノ
ール、5,7−ジクロルイサチンビスフェノール、5−
ブロムイサチンビスフェノールなどが例示される。該コ
ーポリカーボネート樹脂(B)は、ポリカーボネート樹
脂(A)0〜99重量部に対して1〜100重量部であ
り、(A)と(B)合計で100重量部となることが必
要である。該(B)の使用量は好ましくは2〜70重量
部、とりわけ好ましくは5〜50重量部である。コーポ
リカーボネート樹脂の使用量が1重量部未満ではポリカ
ーボネート樹脂とシリコーンオイルの相溶性を改良する
効果が少なく外観不良等を起こしやすいので好ましくな
い。
化合物に対して、0.01〜3モル%、特に0.1〜
1.0モル%の範囲で併用して分枝化ポリカーボネート
とすることも出来る。該分枝化剤としては、フロログル
シン、4,6−ジメチル−2,4,6−トリ(4−ヒド
ロキシフェニル)ヘプテン−2、4,6−ジメチル−
2,4,6−トリ(4−ヒドロキシフェニル)ヘプタ
ン、2,6−ジメチル−2,4,6−トリ(4−ヒドロ
キシフェニル)ヘプテン−3、1,3,5−トリ(4−
ヒドロキシフェニル)ベンゾール、1,1,1−トリ
(4−ヒドロキシフェニル)エタン、2,6−ビス(2
−ヒドロキシ−5−メチルベンジル)−4−メチルフェ
ノール、α,α’,α”−トリ(4‐ヒドロキシフェニ
ル)−1,3,5−トリイソプロピルベンゼンなどで示
されるポリヒドロキシ化合物、あるいは3,3−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)オキシインドール(=イサ
チンビスフェノール)、5−クロルイサチンビスフェノ
ール、5,7−ジクロルイサチンビスフェノール、5−
ブロムイサチンビスフェノールなどが例示される。該コ
ーポリカーボネート樹脂(B)は、ポリカーボネート樹
脂(A)0〜99重量部に対して1〜100重量部であ
り、(A)と(B)合計で100重量部となることが必
要である。該(B)の使用量は好ましくは2〜70重量
部、とりわけ好ましくは5〜50重量部である。コーポ
リカーボネート樹脂の使用量が1重量部未満ではポリカ
ーボネート樹脂とシリコーンオイルの相溶性を改良する
効果が少なく外観不良等を起こしやすいので好ましくな
い。
【0017】コーポリカーボネート樹脂を含むポリカー
ボネート樹脂の分子量は、溶媒としてメチレンクロライ
ドを用い、温度25℃で測定された溶液粘度より換算し
た粘度平均分子量で、16,000〜30,000の範
囲であり、好ましくは17,000〜25,000、よ
り好ましくは18,000〜23,000である。粘度
平均分子量が16,000未満だと機械的強度が不足
し、30,000を越えると成形品外観に不良を生じや
すく好ましくない。本発明で用いられるシリコーンオイ
ル(C)とは、25℃における粘度が10,000mm
2/s以上のシリコーンオイルであり、一般に知られる
ものの中から任意に選ぶことができる。例えば、ポリジ
メチルシロキサンからなるもの、ポリジメチルシロキサ
ンのメチル基の一部または全部がフェニル基、水素、炭
素数2以上のアルキル基、ハロゲン化フェニル基、フル
オロエステル基で置換されたシリコーンオイル、エポキ
シ基を有するエポキシ変性シリコーンオイル、アミノ基
を有するアミノ変性シリコーンオイル、アルコール性水
酸基を有するアルコール変性シリコーンオイル、ポリエ
ーテル構造を有するポリエーテル変性シリコーンオイル
等が挙げられ、これらは単独または二種類以上を組み合
わせて用いる。該シリコーンオイル(C)の粘度は、好
ましくは100,000mm2/s以上、とりわけ好ま
しくは1,000,000mm2/s以上である。シリ
コーンオイルの粘度が10,000mm2/s未満だと
長期的な摺動性が不満足である。
ボネート樹脂の分子量は、溶媒としてメチレンクロライ
ドを用い、温度25℃で測定された溶液粘度より換算し
た粘度平均分子量で、16,000〜30,000の範
囲であり、好ましくは17,000〜25,000、よ
り好ましくは18,000〜23,000である。粘度
平均分子量が16,000未満だと機械的強度が不足
し、30,000を越えると成形品外観に不良を生じや
すく好ましくない。本発明で用いられるシリコーンオイ
ル(C)とは、25℃における粘度が10,000mm
2/s以上のシリコーンオイルであり、一般に知られる
ものの中から任意に選ぶことができる。例えば、ポリジ
メチルシロキサンからなるもの、ポリジメチルシロキサ
ンのメチル基の一部または全部がフェニル基、水素、炭
素数2以上のアルキル基、ハロゲン化フェニル基、フル
オロエステル基で置換されたシリコーンオイル、エポキ
シ基を有するエポキシ変性シリコーンオイル、アミノ基
を有するアミノ変性シリコーンオイル、アルコール性水
酸基を有するアルコール変性シリコーンオイル、ポリエ
ーテル構造を有するポリエーテル変性シリコーンオイル
等が挙げられ、これらは単独または二種類以上を組み合
わせて用いる。該シリコーンオイル(C)の粘度は、好
ましくは100,000mm2/s以上、とりわけ好ま
しくは1,000,000mm2/s以上である。シリ
コーンオイルの粘度が10,000mm2/s未満だと
長期的な摺動性が不満足である。
【0018】本発明のポリカーボネート樹脂組成物にお
いて、ポリカーボネート樹脂(A)とコーポリカーボネ
ート樹脂(B)の合計を100重量部としたとき、シリ
コーンオイル(C)の使用量は0.1〜5重量部、好ま
しくは0.2〜3重量部、とりわけ好ましくは0.3〜
2重量部の割合である。シリコーンオイル(C)の量が
5重量部を越えると、機械的強度、耐熱性、成形品外観
が不満足であり、0.1重量部を下回ると摺動性が不満
足である。また、本発明の樹脂組成物には、必要に応じ
て、紫外線吸収剤、酸化防止剤等の安定剤、顔料、染
料、滑剤、難燃剤、離型剤等の添加剤、ガラス繊維、ガ
ラスフレーク、炭素繊維等の強化材あるいはチタン酸カ
リウム、ホウ酸アルミニウム等のウィスカー、コポリカ
ーボネート樹脂を含むポリカーボネート樹脂以外の樹脂
を添加配合することができる。このうちコポリカーボネ
ート樹脂を含むポリカーボネート樹脂以外の樹脂として
は、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフ
タレートのようなポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、
ハイインパクトポリスチレン(HIPS)樹脂あるいは
ABS樹脂等のスチレン系樹脂、ポリオレフィン樹脂等
の熱可塑性樹脂が挙げられ、コポリカーボネート樹脂を
含むポリカーボネート樹脂以外の樹脂の配合量は、好ま
しくは、ポリカーボネート樹脂とコポリカーボネート樹
脂を含むポリカーボネート樹脂以外の樹脂の合計量の4
0重量%以下、より好ましくは30重量%以下である。
いて、ポリカーボネート樹脂(A)とコーポリカーボネ
ート樹脂(B)の合計を100重量部としたとき、シリ
コーンオイル(C)の使用量は0.1〜5重量部、好ま
しくは0.2〜3重量部、とりわけ好ましくは0.3〜
2重量部の割合である。シリコーンオイル(C)の量が
5重量部を越えると、機械的強度、耐熱性、成形品外観
が不満足であり、0.1重量部を下回ると摺動性が不満
足である。また、本発明の樹脂組成物には、必要に応じ
て、紫外線吸収剤、酸化防止剤等の安定剤、顔料、染
料、滑剤、難燃剤、離型剤等の添加剤、ガラス繊維、ガ
ラスフレーク、炭素繊維等の強化材あるいはチタン酸カ
リウム、ホウ酸アルミニウム等のウィスカー、コポリカ
ーボネート樹脂を含むポリカーボネート樹脂以外の樹脂
を添加配合することができる。このうちコポリカーボネ
ート樹脂を含むポリカーボネート樹脂以外の樹脂として
は、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフ
タレートのようなポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、
ハイインパクトポリスチレン(HIPS)樹脂あるいは
ABS樹脂等のスチレン系樹脂、ポリオレフィン樹脂等
の熱可塑性樹脂が挙げられ、コポリカーボネート樹脂を
含むポリカーボネート樹脂以外の樹脂の配合量は、好ま
しくは、ポリカーボネート樹脂とコポリカーボネート樹
脂を含むポリカーボネート樹脂以外の樹脂の合計量の4
0重量%以下、より好ましくは30重量%以下である。
【0019】本発明のポリカーボネート樹脂組成物を得
るための方法としては、各種混練機、例えば、一軸およ
び多軸混練機、バンバリーミキサー、ロール、ブラベン
ダープラストグラフ等で、上記成分を混練した後、冷却
固化する方法や適当な溶媒、例えば、ヘキサン、ヘプタ
ン、ベンゼン、トルエン、キシレン等の炭化水素および
その誘導体に上記成分を添加し、溶解する成分同志ある
いは、溶解する成分と不溶解成分を懸濁状態でまぜる溶
液混合法等が用いられる。工業的コストからは、溶融混
練法が好ましいが限定されるものではない。本発明の組
成物に用いられる成形方法は、特に限定されるものでな
く、熱可塑性樹脂組成物について一般に用いられている
成形法、例えば、射出成形、中空成形、押し出し成形、
シート成形、熱成形、回転成形、積層成形等の成形方法
が適用できる。
るための方法としては、各種混練機、例えば、一軸およ
び多軸混練機、バンバリーミキサー、ロール、ブラベン
ダープラストグラフ等で、上記成分を混練した後、冷却
固化する方法や適当な溶媒、例えば、ヘキサン、ヘプタ
ン、ベンゼン、トルエン、キシレン等の炭化水素および
その誘導体に上記成分を添加し、溶解する成分同志ある
いは、溶解する成分と不溶解成分を懸濁状態でまぜる溶
液混合法等が用いられる。工業的コストからは、溶融混
練法が好ましいが限定されるものではない。本発明の組
成物に用いられる成形方法は、特に限定されるものでな
く、熱可塑性樹脂組成物について一般に用いられている
成形法、例えば、射出成形、中空成形、押し出し成形、
シート成形、熱成形、回転成形、積層成形等の成形方法
が適用できる。
【0020】
【実施例】以下に本発明を実施例及び比較例によって、
詳しく説明するが、本発明はこれらの範囲内に何ら限定
されるものではない。なお、各成分として、次に示すも
のを用いた。 [参考例−1] コーポリカーボネート樹脂の製造 水酸化ナトリウム3.7kgを水42L(リットル)に
溶解し、20℃に保ちながら、2,2−ビス(4‐ヒド
ロキシフェニル)プロパン(以下「BPA」と略記す
る):6,690g、一般式(3)でn=50でX1〜
X4がメチル基である化合物(以下「165B」と略記
する):1,186g、ハイドロサルファイト15gを
溶解した。これにメチレンクロライド:30Lを加えて
撹拌しつつ、p−t−ブチルフェノール:148gを加
え、ついでホスゲン:3.5kgを60分で吹き込ん
だ。ホスゲン吹き込み終了後、激しく撹拌して反応液を
乳化させ、乳化後、8mL(ミリリットル)のトリエチ
ルアミンを加え約1時間撹拌を続け重合させた。重合液
を、水相と有機相に分離し、有機相をリン酸で中和した
後、洗液のPHが中性となるまで水洗を繰り返した後、
イソプロパノールを35L加えて、重合物を沈澱させ
た。沈澱物を濾過し、その後乾燥することにより、白色
粉末状のコーポリカーボネート樹脂(以下「C−PC1
5」と略記する)を得た。
詳しく説明するが、本発明はこれらの範囲内に何ら限定
されるものではない。なお、各成分として、次に示すも
のを用いた。 [参考例−1] コーポリカーボネート樹脂の製造 水酸化ナトリウム3.7kgを水42L(リットル)に
溶解し、20℃に保ちながら、2,2−ビス(4‐ヒド
ロキシフェニル)プロパン(以下「BPA」と略記す
る):6,690g、一般式(3)でn=50でX1〜
X4がメチル基である化合物(以下「165B」と略記
する):1,186g、ハイドロサルファイト15gを
溶解した。これにメチレンクロライド:30Lを加えて
撹拌しつつ、p−t−ブチルフェノール:148gを加
え、ついでホスゲン:3.5kgを60分で吹き込ん
だ。ホスゲン吹き込み終了後、激しく撹拌して反応液を
乳化させ、乳化後、8mL(ミリリットル)のトリエチ
ルアミンを加え約1時間撹拌を続け重合させた。重合液
を、水相と有機相に分離し、有機相をリン酸で中和した
後、洗液のPHが中性となるまで水洗を繰り返した後、
イソプロパノールを35L加えて、重合物を沈澱させ
た。沈澱物を濾過し、その後乾燥することにより、白色
粉末状のコーポリカーボネート樹脂(以下「C−PC1
5」と略記する)を得た。
【0021】[参考例−2] コーポリカーボネート樹脂の製造 参考例−1において、BPA:6,735g、165
B:356gとする他は同様にして、白色粉末状のコー
ポリカーボネート樹脂(以下「C−PC05」と略記す
る)を得た。 (A)ポリカーボネート樹脂:ポリ−4,4−イソプロ
ピリデンジフェニルカーボネート、三菱エンジニアリン
グプラスチックス(株)製品、商品名:S3000、粘
度平均分子量21,000 (B)シリコーンオイル: B−1 ポリジメチルシロキサン 信越シリコーン
(株)製品、商品名:VRS−01、25℃での粘度:
6,000,000mm2/s B−2 ポリジメチルシロキサン 信越シリコーン
(株)製品、商品名:KF−96、25℃での粘度:5
00mm2/s
B:356gとする他は同様にして、白色粉末状のコー
ポリカーボネート樹脂(以下「C−PC05」と略記す
る)を得た。 (A)ポリカーボネート樹脂:ポリ−4,4−イソプロ
ピリデンジフェニルカーボネート、三菱エンジニアリン
グプラスチックス(株)製品、商品名:S3000、粘
度平均分子量21,000 (B)シリコーンオイル: B−1 ポリジメチルシロキサン 信越シリコーン
(株)製品、商品名:VRS−01、25℃での粘度:
6,000,000mm2/s B−2 ポリジメチルシロキサン 信越シリコーン
(株)製品、商品名:KF−96、25℃での粘度:5
00mm2/s
【0022】(実施例1)表1に示す成分をミキサーに
て均一に混合したのち、二軸押出機(日本製鋼所製品)
を用いて、シリンダー温度280℃、スクリュー回転数
250rpmでペレット化した。続いて、このペレット
と残りの成分を所定の割合になるようにミキサーにて均
一に混合したのち、上記二軸押出機を用いて、シリンダ
ー温度280℃、スクリュー回転数250rpmでペレ
ット化した。次にこの樹脂組成物を、射出成形機(日本
製鋼所製品、型締め力:55T)を用い、シリンダー温
度280℃、金型温度80℃の条件で、射出成形し、成
形品を作成し、以下の方法で評価を行った。
て均一に混合したのち、二軸押出機(日本製鋼所製品)
を用いて、シリンダー温度280℃、スクリュー回転数
250rpmでペレット化した。続いて、このペレット
と残りの成分を所定の割合になるようにミキサーにて均
一に混合したのち、上記二軸押出機を用いて、シリンダ
ー温度280℃、スクリュー回転数250rpmでペレ
ット化した。次にこの樹脂組成物を、射出成形機(日本
製鋼所製品、型締め力:55T)を用い、シリンダー温
度280℃、金型温度80℃の条件で、射出成形し、成
形品を作成し、以下の方法で評価を行った。
【0023】[評価方法]粘度平均分子量の測定 (1)アイゾット衝撃試験 ASTM D256に従い、切り欠き付きアイゾット衝
撃試験を行った。 (2)曲げ弾性率 ASTM D790による曲げ試験法に従い三点曲げ試
験を行った。 (3)熱変形温度 ASTM D648に従い、1.82MPaの条件で、
荷重たわみ試験を行った。 (4)繰り返し曲げ疲労 ASTM D671に従い、TypeA試験片を用い、
23℃、実応力19MPaで試験を行い、破壊に至る回
数を評価した。 (5)摺動性 JIS K7218 A法に従い、相手材としてS45
C製のリングを用い、荷重5kg(面圧2.5kg/c
m2)、周速度10cm/sec、走行時間10時間の条件
で摺動試験を行い、摩耗量から次式により比摩耗量を算
出した。 比摩耗量(mm3/kg・km)=摩耗量(g)/密度(g/mm3)・荷重
(kg)・走行距離(km) (6)成形品外観 繰り返し曲げ疲労試験に用いる試験片の外観を目視にて
観察し、下記段階で評価した。 ○:良好 △:若干不良 ×:不良 以上の結果をまとめて表1に示す。
撃試験を行った。 (2)曲げ弾性率 ASTM D790による曲げ試験法に従い三点曲げ試
験を行った。 (3)熱変形温度 ASTM D648に従い、1.82MPaの条件で、
荷重たわみ試験を行った。 (4)繰り返し曲げ疲労 ASTM D671に従い、TypeA試験片を用い、
23℃、実応力19MPaで試験を行い、破壊に至る回
数を評価した。 (5)摺動性 JIS K7218 A法に従い、相手材としてS45
C製のリングを用い、荷重5kg(面圧2.5kg/c
m2)、周速度10cm/sec、走行時間10時間の条件
で摺動試験を行い、摩耗量から次式により比摩耗量を算
出した。 比摩耗量(mm3/kg・km)=摩耗量(g)/密度(g/mm3)・荷重
(kg)・走行距離(km) (6)成形品外観 繰り返し曲げ疲労試験に用いる試験片の外観を目視にて
観察し、下記段階で評価した。 ○:良好 △:若干不良 ×:不良 以上の結果をまとめて表1に示す。
【0024】
【表1】
【0025】
【発明の効果】本発明のポリカーボネート樹脂組成物
は、機械的強度、耐熱性に優れる上に、しかも摺動性が
改良されていることから、歯車を始めとする各種摺動用
途に有用であり、その工業的有用性は大きく、特に電気
電子分野、OA機器用部品等、多くの分野に有用なもの
である。
は、機械的強度、耐熱性に優れる上に、しかも摺動性が
改良されていることから、歯車を始めとする各種摺動用
途に有用であり、その工業的有用性は大きく、特に電気
電子分野、OA機器用部品等、多くの分野に有用なもの
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大林 直人 神奈川県平塚市東八幡5丁目6番2号 三 菱エンジニアリングプラスチックス株式会 社技術センター内 (72)発明者 宮島 崇 神奈川県平塚市東八幡5丁目6番2号 三 菱エンジニアリングプラスチックス株式会 社技術センター内 Fターム(参考) 4J002 CH01W CH02X CP033 4J029 BB11A BB13A BB13B BB15A BH04 HC03 HC05A HC05B
Claims (4)
- 【請求項1】 ポリカーボネート樹脂(A)0〜99重
量部、下記構造式(1)及び(2)で表される構成単位
を有するコーポリカーボネート樹脂(B)1〜100重
量部、並びに25℃での粘度が10,000mm2/s
以上であるシリコーンオイル(C)0.1〜5重量部を
含有してなり、かつ該ポリカーボネート樹脂(A)とコ
ーポリカーボネート樹脂(B)との合計が100重量部
であるポリカーボネート樹脂組成物。 構造式(1) 【化1】 構造式(2) 【化2】 (構造式(1)中、nは1〜200の整数を示し、Rは
炭素数2〜6のアルキレン基を示し、X1、X2、X3
及びX4は独立に炭素数1〜20の炭化水素基又はハロ
ゲン化炭化水素基を示す。また、構造式(2)中、Bは
炭素数1〜10の直鎖、分岐鎖或いは環状のアルキリデ
ン基、アリール置換アルキレン基、アリール基又は−O
−,−S−,−CO−,−SO−,又は−SO2−を示
し、R1,R2,R3及びR4は独立に水素、ハロゲン
又は炭素数1〜4のアルキル基を示す。) - 【請求項2】 シリコーンオイル(C)の25℃の粘度
が100,000mm2/s以上であることを特徴とす
る請求項1に記載のポリカーボネート樹脂組成物。 - 【請求項3】 シリコーンオイル(C)の25℃の粘度
が1,000,000mm2/s以上であることを特徴
とする請求項1または請求項2に記載のポリカーボネー
ト樹脂組成物。 - 【請求項4】 該コーポリカーボネート樹脂(B)の構
造式(1)で表される構成単位の割合が0.2〜50重
量%であることを特徴とする請求項1ないし請求項3の
いずれかに記載のポリカーボネート樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11116723A JP2000302962A (ja) | 1999-04-23 | 1999-04-23 | ポリカーボネート樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11116723A JP2000302962A (ja) | 1999-04-23 | 1999-04-23 | ポリカーボネート樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000302962A true JP2000302962A (ja) | 2000-10-31 |
Family
ID=14694218
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11116723A Pending JP2000302962A (ja) | 1999-04-23 | 1999-04-23 | ポリカーボネート樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000302962A (ja) |
Cited By (6)
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|---|---|---|---|---|
| WO2010101041A1 (ja) * | 2009-03-04 | 2010-09-10 | 出光興産株式会社 | ポリカーボネート系樹脂組成物及びそれを用いた成形品 |
| WO2014007128A1 (ja) * | 2012-07-05 | 2014-01-09 | 出光興産株式会社 | ポリカーボネート-ポリオルガノシロキサン共重合体及びその連続的な製造方法 |
| US9580597B2 (en) | 2014-12-04 | 2017-02-28 | Lg Chem, Ltd. | Polycarbonate composition and article comprising the same |
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-
1999
- 1999-04-23 JP JP11116723A patent/JP2000302962A/ja active Pending
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