JP2000303349A - 布製品のためのプリーツ加工方法 - Google Patents
布製品のためのプリーツ加工方法Info
- Publication number
- JP2000303349A JP2000303349A JP11108952A JP10895299A JP2000303349A JP 2000303349 A JP2000303349 A JP 2000303349A JP 11108952 A JP11108952 A JP 11108952A JP 10895299 A JP10895299 A JP 10895299A JP 2000303349 A JP2000303349 A JP 2000303349A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- semi
- finished product
- press plate
- cloth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】熱収縮性のシートを利用してプリーツ加工を行
うにあたって、「縮み」のための空間を確実に確保でき
るようにして、生地や半製品に対する美しいプリーツ加
工を確実に行うこと。 【解決手段】熱収縮性を有するシートと布製の生地ある
いは半製品とを水溶性糸で縫製した積層体10を、テー
ブル板21とプレス板22との間に配置させるととも
に、この積層体10と少なくともプレス板22との間に
所定の隙間Cを存在させて、テーブル板21等から供給
される熱によって、シートを隙間C内にて収縮させるこ
とにより、生地あるいは半製品を収縮させてプリーツ加
工を施し、水溶性糸を溶解させてシートを外した生地あ
るいは半製品を乾燥させるようにしたこと。
うにあたって、「縮み」のための空間を確実に確保でき
るようにして、生地や半製品に対する美しいプリーツ加
工を確実に行うこと。 【解決手段】熱収縮性を有するシートと布製の生地ある
いは半製品とを水溶性糸で縫製した積層体10を、テー
ブル板21とプレス板22との間に配置させるととも
に、この積層体10と少なくともプレス板22との間に
所定の隙間Cを存在させて、テーブル板21等から供給
される熱によって、シートを隙間C内にて収縮させるこ
とにより、生地あるいは半製品を収縮させてプリーツ加
工を施し、水溶性糸を溶解させてシートを外した生地あ
るいは半製品を乾燥させるようにしたこと。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリーツ加工を施した
衣服等の、布製品を製造するためのプリーツ加工方法に
関するものである。
衣服等の、布製品を製造するためのプリーツ加工方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、衣服にプリーツを施すこと
は、種々な方法によって行われており、このプリーツを
部分的に施すことは勿論、近年においては衣服の全体に
プリーツ加工を施すことも行われている。
は、種々な方法によって行われており、このプリーツを
部分的に施すことは勿論、近年においては衣服の全体に
プリーツ加工を施すことも行われている。
【0003】プリーツ加工を部分的に行うものの具体的
技術としては、例えば特開平8−218213号公報に
みられる「しわ加工を施した衣服およびその製造方法」
がある。この従来の技術では、上記公報の段落13及び
14で述べられているように、「・・・先ず生地を所定
の型に裁断して縫製し衣服に仕立てた後、衣服を構成す
る生地のしわ加工を施したい領域に収縮性水溶性糸を使
用して縫い目模様を形成する。(以上段落13、以下段
落14)・・・(この)生地を水に浸漬して収縮性水溶
性糸を収縮させて、・・・布地に発生させたしわを熱固
定する・・・」ものである。
技術としては、例えば特開平8−218213号公報に
みられる「しわ加工を施した衣服およびその製造方法」
がある。この従来の技術では、上記公報の段落13及び
14で述べられているように、「・・・先ず生地を所定
の型に裁断して縫製し衣服に仕立てた後、衣服を構成す
る生地のしわ加工を施したい領域に収縮性水溶性糸を使
用して縫い目模様を形成する。(以上段落13、以下段
落14)・・・(この)生地を水に浸漬して収縮性水溶
性糸を収縮させて、・・・布地に発生させたしわを熱固
定する・・・」ものである。
【0004】ところが、本発明者等の検討によると、こ
の従来技術では、次のような難点がある。すなわち、上
記の技術では、衣服に仕立てた生地にしわ加工を施すの
であるから、「しわ」分を見込んで仕立て上げることは
非常に困難である(場合によっては、しわ加工が不要な
他の部分を、しわ加工後に引き込んでしわを生じさせて
しまう)。
の従来技術では、次のような難点がある。すなわち、上
記の技術では、衣服に仕立てた生地にしわ加工を施すの
であるから、「しわ」分を見込んで仕立て上げることは
非常に困難である(場合によっては、しわ加工が不要な
他の部分を、しわ加工後に引き込んでしわを生じさせて
しまう)。
【0005】一方、衣服の全体にプリーツ加工を施す技
術としては、例えば特開平10−168747号公報に
て提案されているような「グラフィックプリーツの作製
方法」がある。この公報に示されている加工方法は、上
記公報のフロントページに記載されているように、「布
地の浮き沈みや、ミシンやジャガード刺繍を施した針の
穴による模様をつくる」ことを解決課題として、「熱収
縮性を有するシート1に、熱可塑性を有する生地あるい
は半製品2を重ね合わせた積層体100を得、この積層
体100を、水溶性の糸5により所望のパターンに縫製
し、縫製がなされた積層体6を加熱し、湯浴を行い、水
溶性の糸5を溶解し、熱収縮性を有するシート1と生
地、あるいは半製品2とを剥離し、乾燥させる」ことを
解決手段するものである。
術としては、例えば特開平10−168747号公報に
て提案されているような「グラフィックプリーツの作製
方法」がある。この公報に示されている加工方法は、上
記公報のフロントページに記載されているように、「布
地の浮き沈みや、ミシンやジャガード刺繍を施した針の
穴による模様をつくる」ことを解決課題として、「熱収
縮性を有するシート1に、熱可塑性を有する生地あるい
は半製品2を重ね合わせた積層体100を得、この積層
体100を、水溶性の糸5により所望のパターンに縫製
し、縫製がなされた積層体6を加熱し、湯浴を行い、水
溶性の糸5を溶解し、熱収縮性を有するシート1と生
地、あるいは半製品2とを剥離し、乾燥させる」ことを
解決手段するものである。
【0006】この特開平10−168747号公報の技
術によれば、前述した部分的なしわ加工をする場合の問
題は殆んどないが、次のような点が問題となると考えら
れる。
術によれば、前述した部分的なしわ加工をする場合の問
題は殆んどないが、次のような点が問題となると考えら
れる。
【0007】この特開平10−168747号公報に示
された技術では、段落14〜16に記載されているよう
に、シートと、生地あるいは半製品とを水溶性糸により
縫製した積層体を、生地が痛まない程度に加熱したロー
ラー間に挟み込むことにより、数十秒間加熱するもので
ある。この場合、ローラー間の積層体の「送り」は、両
ローラーの挟み込みによって行っている結果、積層体と
ローラーとの間の隙間は殆んどない。つまり、「シワ」
を生じさせる「縮み」のための「余裕空間」が両ローラ
ー間にはないため、十分な「シワ加工」が行えないもの
と考えられる。
された技術では、段落14〜16に記載されているよう
に、シートと、生地あるいは半製品とを水溶性糸により
縫製した積層体を、生地が痛まない程度に加熱したロー
ラー間に挟み込むことにより、数十秒間加熱するもので
ある。この場合、ローラー間の積層体の「送り」は、両
ローラーの挟み込みによって行っている結果、積層体と
ローラーとの間の隙間は殆んどない。つまり、「シワ」
を生じさせる「縮み」のための「余裕空間」が両ローラ
ー間にはないため、十分な「シワ加工」が行えないもの
と考えられる。
【0008】換言すれば、シートの熱収縮によって平面
的な生地等にプリーツ加工をするためには、シートの熱
収縮に応じて細かい凹凸が生地等にできなければならな
い。この凹凸ができるためには、平面的な生地等の少な
くとも片面にその分の空間がなければならない。それな
のに、この従来技術では、積層体の両面を2つのローラ
ーで挟み込んでしまっているため、言わば立体的な凹凸
のできる余地が殆んどないのである。
的な生地等にプリーツ加工をするためには、シートの熱
収縮に応じて細かい凹凸が生地等にできなければならな
い。この凹凸ができるためには、平面的な生地等の少な
くとも片面にその分の空間がなければならない。それな
のに、この従来技術では、積層体の両面を2つのローラ
ーで挟み込んでしまっているため、言わば立体的な凹凸
のできる余地が殆んどないのである。
【0009】また、積層体をローラーによって挟み込ん
で送るということは、ローラーの軸方向に対するシワ加
工が十分行えないおそれがあることを意味している。何
故なら、縮む前にローラーによって挟み込まれているの
であるため、積層体が縮もうとしても、ローラーの挟持
力によって、その縮み作用が阻止されるのであるからで
ある。従って、ローラーの「半径方向」の加工はとも
角、「軸方向」のシワ加工は十分とはならないものと考
えられる。
で送るということは、ローラーの軸方向に対するシワ加
工が十分行えないおそれがあることを意味している。何
故なら、縮む前にローラーによって挟み込まれているの
であるため、積層体が縮もうとしても、ローラーの挟持
力によって、その縮み作用が阻止されるのであるからで
ある。従って、ローラーの「半径方向」の加工はとも
角、「軸方向」のシワ加工は十分とはならないものと考
えられる。
【0010】そこで、本発明者等は、従来技術の上記難
点を解消するにはどうしたらよいかについて種々検討を
重ねてきた結果、本発明を完成したのである。
点を解消するにはどうしたらよいかについて種々検討を
重ねてきた結果、本発明を完成したのである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の経緯
に基づいてなされたもので、その解決しようとする課題
は、収縮を均等に生じさせるようにして、期待したプリ
ーツ加工を確実かつ十分に行えるようにすることであ
る。
に基づいてなされたもので、その解決しようとする課題
は、収縮を均等に生じさせるようにして、期待したプリ
ーツ加工を確実かつ十分に行えるようにすることであ
る。
【0012】すなわち、本発明の目的とするところは、
熱収縮性のシートを利用してプリーツ加工を行うにあた
って、「縮み」のための空間を確実に確保できるように
して、生地や半製品に対する美しいプリーツ加工を確実
に行うことのできるプリーツ加工方法を提供することに
ある。
熱収縮性のシートを利用してプリーツ加工を行うにあた
って、「縮み」のための空間を確実に確保できるように
して、生地や半製品に対する美しいプリーツ加工を確実
に行うことのできるプリーツ加工方法を提供することに
ある。
【0013】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、まず請求項1に係る発明の採った手段は、後述す
る実施の形態の説明中において使用する符号を付して説
明すると、「熱収縮性を有するシート12に布製の生地
あるいは半製品11を重ねて、これらに水溶性糸13で
部分的な縫製を行うことにより積層体10を形成し、こ
の積層体10を、テーブル板21とプレス板22との間
に配置させるとともに、この積層体10と少なくともプ
レス板22との間に所定の隙間Cを存在させて、これら
のテーブル板21またはプレス板22の少なくとも一方
から供給される熱によって、シート12を隙間C内にて
収縮させることにより、このシート12と一体化されて
いる生地あるいは半製品11を収縮させてプリーツ加工
を施し、その後、水溶性糸13を溶解させてシート12
を外し、生地あるいは半製品11を乾燥させるようにし
た布製品のためのプリーツ加工方法」である。
めに、まず請求項1に係る発明の採った手段は、後述す
る実施の形態の説明中において使用する符号を付して説
明すると、「熱収縮性を有するシート12に布製の生地
あるいは半製品11を重ねて、これらに水溶性糸13で
部分的な縫製を行うことにより積層体10を形成し、こ
の積層体10を、テーブル板21とプレス板22との間
に配置させるとともに、この積層体10と少なくともプ
レス板22との間に所定の隙間Cを存在させて、これら
のテーブル板21またはプレス板22の少なくとも一方
から供給される熱によって、シート12を隙間C内にて
収縮させることにより、このシート12と一体化されて
いる生地あるいは半製品11を収縮させてプリーツ加工
を施し、その後、水溶性糸13を溶解させてシート12
を外し、生地あるいは半製品11を乾燥させるようにし
た布製品のためのプリーツ加工方法」である。
【0014】すなわち、この請求項1の発明は、前述し
た特開平10−168747号公報に示された積層体、
つまり熱をかけたとき収縮するシート12に、生地また
は半製品11を水溶性糸13によって一体化した積層体
10を熱加工することについては上記の従来技術と同様
ではあるが、その熱加工の仕方が、積層体10と少なく
ともプレス板22との間に所定の隙間Cを存在させて、
シート12を隙間C内にて収縮させる点に大きな差異が
あるものである。
た特開平10−168747号公報に示された積層体、
つまり熱をかけたとき収縮するシート12に、生地また
は半製品11を水溶性糸13によって一体化した積層体
10を熱加工することについては上記の従来技術と同様
ではあるが、その熱加工の仕方が、積層体10と少なく
ともプレス板22との間に所定の隙間Cを存在させて、
シート12を隙間C内にて収縮させる点に大きな差異が
あるものである。
【0015】積層体10と、プレス機20のプレス板2
2との間に隙間Cが存在することにより、テーブル板2
1あるいはプレス板22からの熱によってシート12が
収縮するときに、収縮しない生地または半製品11に凹
凸が確実に形成されることになるのである。つまり、加
熱によってシート12は略平面的に収縮するのである
が、このシート12に対して水溶性糸13により部分的
に一体化されている収縮しない生地または半製品11
は、シート12の熱収縮に従ってシート12側に縫着さ
れていない部分で凹凸を発生することになるのである。
2との間に隙間Cが存在することにより、テーブル板2
1あるいはプレス板22からの熱によってシート12が
収縮するときに、収縮しない生地または半製品11に凹
凸が確実に形成されることになるのである。つまり、加
熱によってシート12は略平面的に収縮するのである
が、このシート12に対して水溶性糸13により部分的
に一体化されている収縮しない生地または半製品11
は、シート12の熱収縮に従ってシート12側に縫着さ
れていない部分で凹凸を発生することになるのである。
【0016】ここで形成された生地または半製品11の
凹凸は、テーブル板21またはプレス板22から供給さ
れている熱によって固定化されることになる。勿論、こ
の熱による固定化がなされるためには、生地または半製
品11としては化学繊維によって形成したものであると
よい。あるいは、この加熱のための時間を長くすること
によって、凹凸の固定化を行うようにしてもよい。な
お、プレス機20による加熱は、通常170℃〜190
℃の蒸気によって行うものであるが、蒸気ではなくて電
熱による加熱としてもよいし、蒸気と電熱を併用するよ
うにしてもよい。
凹凸は、テーブル板21またはプレス板22から供給さ
れている熱によって固定化されることになる。勿論、こ
の熱による固定化がなされるためには、生地または半製
品11としては化学繊維によって形成したものであると
よい。あるいは、この加熱のための時間を長くすること
によって、凹凸の固定化を行うようにしてもよい。な
お、プレス機20による加熱は、通常170℃〜190
℃の蒸気によって行うものであるが、蒸気ではなくて電
熱による加熱としてもよいし、蒸気と電熱を併用するよ
うにしてもよい。
【0017】さて、説明が後先になったが、熱収縮する
シート12としては、特開平10−168747号公報
にても例示されているような合成樹脂シートであっても
よいが、熱収縮性材料によって形成した糸を利用する織
物であってもよい。このシート12の収縮率としては、
50%〜80%のものが適しており、この範囲より小さ
いと、十分なプリーツ加工ができないし、この範囲より
大きいと、美しいプリーツとはなりにくい。
シート12としては、特開平10−168747号公報
にても例示されているような合成樹脂シートであっても
よいが、熱収縮性材料によって形成した糸を利用する織
物であってもよい。このシート12の収縮率としては、
50%〜80%のものが適しており、この範囲より小さ
いと、十分なプリーツ加工ができないし、この範囲より
大きいと、美しいプリーツとはなりにくい。
【0018】このようなシート12に生地または半製品
11を一体化するための水溶性糸13としては、ポリビ
ニルアルコールを主材としたものがよく、加工性の点か
ら、温水に溶解し得るものが適している。この水溶性糸
13による縫製は、図1の(B)にも示すように、部分
的に行えばよい。むしろ、シート12に対して自由にな
る生地または半製品11部分がたくさんあった方がプリ
ーツ加工を行う上で都合がよい。何故なら、熱収縮する
シート12に対して自由になっている生地または半製品
11の部分に凹凸が発生し、これがプリーツとなるから
である。逆に言えば、この水溶性糸13による縫製部分
によって、プリーツ加工がなされる範囲が確定されるの
であり、このことを利用して、プリーツの形成位置や形
状を決定することができるのである。
11を一体化するための水溶性糸13としては、ポリビ
ニルアルコールを主材としたものがよく、加工性の点か
ら、温水に溶解し得るものが適している。この水溶性糸
13による縫製は、図1の(B)にも示すように、部分
的に行えばよい。むしろ、シート12に対して自由にな
る生地または半製品11部分がたくさんあった方がプリ
ーツ加工を行う上で都合がよい。何故なら、熱収縮する
シート12に対して自由になっている生地または半製品
11の部分に凹凸が発生し、これがプリーツとなるから
である。逆に言えば、この水溶性糸13による縫製部分
によって、プリーツ加工がなされる範囲が確定されるの
であり、このことを利用して、プリーツの形成位置や形
状を決定することができるのである。
【0019】この水溶性糸13は、プリーツ加工後にお
いては、温湯に浸漬することによって溶解されるのであ
り、これにより、プリーツ加工が施された生地または半
製品11を自由にすることになる。この生地または半製
品11は、その後乾燥等の工程を経て、布製品を形成す
るための材料とされることは、従来の技術と同様であ
る。
いては、温湯に浸漬することによって溶解されるのであ
り、これにより、プリーツ加工が施された生地または半
製品11を自由にすることになる。この生地または半製
品11は、その後乾燥等の工程を経て、布製品を形成す
るための材料とされることは、従来の技術と同様であ
る。
【0020】従って、この請求項1のプリーツ加工方法
は、プリーツ加工方法とテーブル板21またはプレス板
22との間に隙間Cを積極的に形成するようにしたか
ら、美しいプリーツが施された布製品を確実に縫製する
ことができるのである。
は、プリーツ加工方法とテーブル板21またはプレス板
22との間に隙間Cを積極的に形成するようにしたか
ら、美しいプリーツが施された布製品を確実に縫製する
ことができるのである。
【0021】また、上記課題を解決するために、請求項
2に係る発明の採った手段は、同様に、「熱収縮性を有
するシート12に布製の生地あるいは半製品11を重ね
て、これらの水溶性糸13で部分的な縫製を行うことに
より積層体10を形成し、この積層体10を、テーブル
板21とプレス板22との間に配置させるとともに、こ
の積層体10と少なくともプレス板22との間に所定の
隙間Cを存在させて、これらのテーブル板21またはプ
レス板22の少なくとも一方から供給される熱によっ
て、シート12を隙間C内にて収縮させることにより、
このシート12と一体化されている生地あるいは半製品
11を収縮させた後、プレス板22をテーブル板21側
にさらに押圧して、プリーツ加工を施し、その後、水溶
性糸13を溶解させてシート12を外し、生地あるいは
半製品11を乾燥させるようにした布製品のためのプリ
ーツ加工方法」である。
2に係る発明の採った手段は、同様に、「熱収縮性を有
するシート12に布製の生地あるいは半製品11を重ね
て、これらの水溶性糸13で部分的な縫製を行うことに
より積層体10を形成し、この積層体10を、テーブル
板21とプレス板22との間に配置させるとともに、こ
の積層体10と少なくともプレス板22との間に所定の
隙間Cを存在させて、これらのテーブル板21またはプ
レス板22の少なくとも一方から供給される熱によっ
て、シート12を隙間C内にて収縮させることにより、
このシート12と一体化されている生地あるいは半製品
11を収縮させた後、プレス板22をテーブル板21側
にさらに押圧して、プリーツ加工を施し、その後、水溶
性糸13を溶解させてシート12を外し、生地あるいは
半製品11を乾燥させるようにした布製品のためのプリ
ーツ加工方法」である。
【0022】すなわち、この請求項2のプリーツ加工方
法は、上記請求項1のプリーツ加工方法において、プレ
ス機20のテーブル板21とプレス板22間にてプリー
ツ加工した生地または半製品11に対して、今後はこの
生地または半製品11に対してプレス板22による押圧
を行う工程を付加したものである。
法は、上記請求項1のプリーツ加工方法において、プレ
ス機20のテーブル板21とプレス板22間にてプリー
ツ加工した生地または半製品11に対して、今後はこの
生地または半製品11に対してプレス板22による押圧
を行う工程を付加したものである。
【0023】このプレス板22による押圧工程を付加す
ることにより、プレス機20間にての加熱だけではプリ
ーツの固定化が十分でない素材に対するプリーツ加工を
より完全なものとすることができるものである。つま
り、シート12の熱収縮と、プレス機20間にての加熱
によっては、生地または半製品11に形成されている凹
凸の固定化が十分行われない場合に、プレス板22によ
る押圧、つまり加熱加圧する工程を付加することによっ
て、美しいプリーツ加工が完成するのである。
ることにより、プレス機20間にての加熱だけではプリ
ーツの固定化が十分でない素材に対するプリーツ加工を
より完全なものとすることができるものである。つま
り、シート12の熱収縮と、プレス機20間にての加熱
によっては、生地または半製品11に形成されている凹
凸の固定化が十分行われない場合に、プレス板22によ
る押圧、つまり加熱加圧する工程を付加することによっ
て、美しいプリーツ加工が完成するのである。
【0024】そして、上記課題を解決するために、請求
項3に係る発明の採った手段は、同様に、「熱収縮性を
有するシート12に布製の生地あるいは半製品11を重
ねて、これらに水溶性糸13で部分的な縫製を行うこと
により積層体10を形成し、この積層体10を、テーブ
ル板21とプレス板22との間に配置させるとともに、
この積層体10と少なくともプレス板22との間に所定
の隙間Cを存在させて、これらのテーブル板21または
プレス板22の少なくとも一方から供給される熱によっ
て、シート12を隙間C内にて収縮させることにより、
このシート12と一体化されている生地あるいは半製品
11を収縮させてプリーツ加工を施し、このプリーツ加
工した生地あるいは半製品11をシート12とともに加
熱釜内に挿入して加熱し、その後、水溶性糸13を溶解
させてシート12を外し、生地あるいは半製品11を乾
燥させるようにしたことを特徴とする布製品のためのプ
リーツ加工方法」である。
項3に係る発明の採った手段は、同様に、「熱収縮性を
有するシート12に布製の生地あるいは半製品11を重
ねて、これらに水溶性糸13で部分的な縫製を行うこと
により積層体10を形成し、この積層体10を、テーブ
ル板21とプレス板22との間に配置させるとともに、
この積層体10と少なくともプレス板22との間に所定
の隙間Cを存在させて、これらのテーブル板21または
プレス板22の少なくとも一方から供給される熱によっ
て、シート12を隙間C内にて収縮させることにより、
このシート12と一体化されている生地あるいは半製品
11を収縮させてプリーツ加工を施し、このプリーツ加
工した生地あるいは半製品11をシート12とともに加
熱釜内に挿入して加熱し、その後、水溶性糸13を溶解
させてシート12を外し、生地あるいは半製品11を乾
燥させるようにしたことを特徴とする布製品のためのプ
リーツ加工方法」である。
【0025】すなわち、この請求項3に係るプリーツ加
工方法は、上記請求項1のプリーツ加工方法において、
プレス機20のテーブル板21とプレス板22間にてプ
リーツ加工した生地または半製品11を、シート12を
付けたまま効率を考慮して多数重ね、これを加熱釜内に
挿入して再度加熱する工程を付加したものである。この
加熱釜は、二枚の型紙の間に折り込んだ生地にプリーツ
加工を施す場合に使用されているものであり、プリーツ
を安定化させるためのものである。
工方法は、上記請求項1のプリーツ加工方法において、
プレス機20のテーブル板21とプレス板22間にてプ
リーツ加工した生地または半製品11を、シート12を
付けたまま効率を考慮して多数重ね、これを加熱釜内に
挿入して再度加熱する工程を付加したものである。この
加熱釜は、二枚の型紙の間に折り込んだ生地にプリーツ
加工を施す場合に使用されているものであり、プリーツ
を安定化させるためのものである。
【0026】この加熱釜での加熱後に、水溶性糸13を
溶解させてシート12を外し、生地あるいは半製品11
を乾燥させることは、上記の請求項1または請求項2の
プリーツ加工方法と同様である。
溶解させてシート12を外し、生地あるいは半製品11
を乾燥させることは、上記の請求項1または請求項2の
プリーツ加工方法と同様である。
【0027】従って、この請求項3に係るプリーツ加工
方法は、前述した請求項2のそれと同様に、プレス機2
0による積層体10の加熱だけでは十分なプリーツ加工
ができない素材を使用した場合に、十分安定化したプリ
ーツを形成することができるのである。
方法は、前述した請求項2のそれと同様に、プレス機2
0による積層体10の加熱だけでは十分なプリーツ加工
ができない素材を使用した場合に、十分安定化したプリ
ーツを形成することができるのである。
【0028】なお、請求項3における加熱釜による加熱
工程は、請求項1または請求項2に係るプリーツ加工方
法に対して、付加することもできる。この場合には、プ
リーツの安定化作業を複数行うことになって、より一層
安定化したプリーツ加工を行うことができるものであ
る。
工程は、請求項1または請求項2に係るプリーツ加工方
法に対して、付加することもできる。この場合には、プ
リーツの安定化作業を複数行うことになって、より一層
安定化したプリーツ加工を行うことができるものであ
る。
【0029】
【発明の実施の形態】次に、上記のように構成した各請
求項に係るプリーツ加工方法を、図面に示した実施の形
態を中心にして説明するが、この実施形態は、上記各請
求項の発明全てを実質的に含むものであるため、以下で
はこの実施形態を中心にして説明していくこととする。
求項に係るプリーツ加工方法を、図面に示した実施の形
態を中心にして説明するが、この実施形態は、上記各請
求項の発明全てを実質的に含むものであるため、以下で
はこの実施形態を中心にして説明していくこととする。
【0030】さて、図1には、本発明を実施するための
前提である積層体10が示してあり、この積層体10
は、図1の(A)にて示したように、熱収縮性のシート
12と、その上に載置した生地または半製品11とを、
水溶性糸13によって部分的に一体化したものである。
この「部分的」とは、図1の(B)に示したように、水
溶性糸13による縫着を大きな格子状となるようにする
ことを意味しており、これにより、生地または半製品1
1のシート12に対する自由部分ができるだけ大きくな
るようにすることを意味している。換言すれば、この水
溶性糸13による縫着は、上述した格子状の他、プリー
ツ加工のデザインに応じて自由に設定できるものなので
ある。
前提である積層体10が示してあり、この積層体10
は、図1の(A)にて示したように、熱収縮性のシート
12と、その上に載置した生地または半製品11とを、
水溶性糸13によって部分的に一体化したものである。
この「部分的」とは、図1の(B)に示したように、水
溶性糸13による縫着を大きな格子状となるようにする
ことを意味しており、これにより、生地または半製品1
1のシート12に対する自由部分ができるだけ大きくな
るようにすることを意味している。換言すれば、この水
溶性糸13による縫着は、上述した格子状の他、プリー
ツ加工のデザインに応じて自由に設定できるものなので
ある。
【0031】積層体10を構成し布製品となるべき生地
または半製品11は、プリーツ加工のし易いものである
ことが望ましく、化学繊維を主体とするものが適してい
る。勿論、請求項2や請求項3のプリーツ加工方法のよ
うに、プリーツ30の安定化のための工程がある方法の
場合には、この生地または半製品11としては、化学繊
維以外の材料、あるいは混紡材料を使用したものであっ
てもよいものである。
または半製品11は、プリーツ加工のし易いものである
ことが望ましく、化学繊維を主体とするものが適してい
る。勿論、請求項2や請求項3のプリーツ加工方法のよ
うに、プリーツ30の安定化のための工程がある方法の
場合には、この生地または半製品11としては、化学繊
維以外の材料、あるいは混紡材料を使用したものであっ
てもよいものである。
【0032】シート12は、前述した通り、50%〜8
0%程度の二次元的収縮性を有するものであれば何であ
ってもよく、合成樹脂シートは勿論、織物であってもよ
いものである。例えば、塩化ビニールあるいはポリプロ
ピレンのシート材やフィルム材は勿論、ポリエステル1
00%の糸を採用した布地、ポリプロピレン繊維を使用
した布地等が、このシート12を構成するものとして適
している。本実施形態では、収縮率60%のポリエステ
ル100を採用しているものである。
0%程度の二次元的収縮性を有するものであれば何であ
ってもよく、合成樹脂シートは勿論、織物であってもよ
いものである。例えば、塩化ビニールあるいはポリプロ
ピレンのシート材やフィルム材は勿論、ポリエステル1
00%の糸を採用した布地、ポリプロピレン繊維を使用
した布地等が、このシート12を構成するものとして適
している。本実施形態では、収縮率60%のポリエステ
ル100を採用しているものである。
【0033】このシート12上に生地または半製品11
を部分的に一体化するための水溶性糸13としては、生
地または半製品11とシート12との縫着を行えるもの
であること、温湯中に浸漬することによって十分溶解し
得るものであること、の少なくとも2つの条件をクリア
できるものであればどのようなものであってもよいが、
本実施形態では、ポリビニルアルコールを主材料とする
ものを採用している。
を部分的に一体化するための水溶性糸13としては、生
地または半製品11とシート12との縫着を行えるもの
であること、温湯中に浸漬することによって十分溶解し
得るものであること、の少なくとも2つの条件をクリア
できるものであればどのようなものであってもよいが、
本実施形態では、ポリビニルアルコールを主材料とする
ものを採用している。
【0034】さて、以上のように構成した積層体10
は、図2に示したようなプレス機20のテーブル板21
上に載置され、その上から降りてくるプレス板22によ
って加熱するのである。この加熱は、本実施形態では、
170℃〜190℃の蒸気をテーブル板21及びプレス
板22側から積層体10に向けて噴出させることにより
行っているが、蒸気を使わずに電熱によって行ってもよ
いものである。勿論、蒸気と電熱とを併用した加熱を行
うようにしてもよい。
は、図2に示したようなプレス機20のテーブル板21
上に載置され、その上から降りてくるプレス板22によ
って加熱するのである。この加熱は、本実施形態では、
170℃〜190℃の蒸気をテーブル板21及びプレス
板22側から積層体10に向けて噴出させることにより
行っているが、蒸気を使わずに電熱によって行ってもよ
いものである。勿論、蒸気と電熱とを併用した加熱を行
うようにしてもよい。
【0035】また、本実施形態では、テーブル板21と
プレス板22との両面による加熱を行って、熱伝導の効
率化を図り、作業性を向上させるようにしているが、加
熱自体はテーブル板21またはプレス板22のいずれか
一方によって行うようにしてもよいことは言うまでもな
い。
プレス板22との両面による加熱を行って、熱伝導の効
率化を図り、作業性を向上させるようにしているが、加
熱自体はテーブル板21またはプレス板22のいずれか
一方によって行うようにしてもよいことは言うまでもな
い。
【0036】このプレス機20によるプリーツ加工を行
う上で重要なことは、プレス板22がテーブル板21側
に向けて完全に押圧されないで、図2に示したように、
積層体10とプレス板22との間に隙間Cが存在するよ
うな状態にしておくことである。本実施形態では、この
隙間Cの具体的寸法は1.5cmであるが、水溶性糸1
3による縫製間隔や生地または半製品11の厚み、さら
にはシート12の収縮率等に応じて自由に設定できるも
のである。
う上で重要なことは、プレス板22がテーブル板21側
に向けて完全に押圧されないで、図2に示したように、
積層体10とプレス板22との間に隙間Cが存在するよ
うな状態にしておくことである。本実施形態では、この
隙間Cの具体的寸法は1.5cmであるが、水溶性糸1
3による縫製間隔や生地または半製品11の厚み、さら
にはシート12の収縮率等に応じて自由に設定できるも
のである。
【0037】この隙間Cは、テーブル板21に対するプ
レス板22の降下位置を規定するストッパによって簡単
に設定できるものであり、このストッパを外すことによ
り、この隙間Cを無くすこともできる。つまり、隙間C
の存在下で一旦形成したプリーツ30を、さらにプレス
板22によって押圧してプリーツ30の安定化を図りた
い場合には、この隙間Cは、プリーツ30の形成後に解
除されることもあるものである。このことは、上記請求
項2のプリーツ加工方法の要件となっている。
レス板22の降下位置を規定するストッパによって簡単
に設定できるものであり、このストッパを外すことによ
り、この隙間Cを無くすこともできる。つまり、隙間C
の存在下で一旦形成したプリーツ30を、さらにプレス
板22によって押圧してプリーツ30の安定化を図りた
い場合には、この隙間Cは、プリーツ30の形成後に解
除されることもあるものである。このことは、上記請求
項2のプリーツ加工方法の要件となっている。
【0038】本実施形態のプリーツ加工方法では、この
プリーツ加工した生地または半製品11とシート12と
を、さらに加熱釜内に挿入して、全体の加熱を行い、各
プリーツ30の安定化を図るようにしている。この加熱
釜内への挿入は、請求項1あるいは請求項2におけるプ
リーツ30の形成後に行うようにしてもよいものであ
る。
プリーツ加工した生地または半製品11とシート12と
を、さらに加熱釜内に挿入して、全体の加熱を行い、各
プリーツ30の安定化を図るようにしている。この加熱
釜内への挿入は、請求項1あるいは請求項2におけるプ
リーツ30の形成後に行うようにしてもよいものであ
る。
【0039】以上のようにしてプリーツ30を形成した
生地または半製品11は、これをシート12から外さな
ければならないが、本実施形態では積層体10の全体を
40℃〜80℃程度の温湯中に浸漬することによって水
溶性糸13を溶解させ、これにより、生地または半製品
11とシート12との分離を行うようにしている。勿
論、シート12から分離された生地または半製品11
は、必要ならば所定の洗浄を行った後に、乾燥されるこ
とになる。
生地または半製品11は、これをシート12から外さな
ければならないが、本実施形態では積層体10の全体を
40℃〜80℃程度の温湯中に浸漬することによって水
溶性糸13を溶解させ、これにより、生地または半製品
11とシート12との分離を行うようにしている。勿
論、シート12から分離された生地または半製品11
は、必要ならば所定の洗浄を行った後に、乾燥されるこ
とになる。
【0040】以上の結果、生地または半製品11には、
図3の(A)に示したような多数のプリーツ30が美し
く交差した状態で形成されるのであり、これを断面でみ
ると、図3の(B)に示したように、各プリーツ30が
それぞれ上下に重なったものとして形成されるものであ
る。
図3の(A)に示したような多数のプリーツ30が美し
く交差した状態で形成されるのであり、これを断面でみ
ると、図3の(B)に示したように、各プリーツ30が
それぞれ上下に重なったものとして形成されるものであ
る。
【0041】従って、この図3に示したようなプリーツ
30が形成された生地または半製品11を使用して布製
品を形成すれば、デザイン的にも、また風合的にも非常
に優れたものとすることができるのである。
30が形成された生地または半製品11を使用して布製
品を形成すれば、デザイン的にも、また風合的にも非常
に優れたものとすることができるのである。
【0042】
【発明の効果】以上、詳述した通り、まず請求項1に係
る発明においては、上記実施形態にて例示した如く、
「熱収縮性を有するシート12に布製の生地あるいは半
製品11を重ねて、これらに水溶性糸13で部分的な縫
製を行うことにより積層体10を形成し、この積層体1
0を、テーブル板21とプレス板22との間に配置させ
るとともに、この積層体10と少なくともプレス板22
との間に所定の隙間Cを存在させて、これらのテーブル
板21またはプレス板22の少なくとも一方から供給さ
れる熱によって、シート12を隙間C内にて収縮させる
ことにより、このシート12と一体化されている生地あ
るいは半製品11を収縮させてプリーツ加工しを施し、
その後、水溶性糸13を溶解させてシート12を外し、
生地あるいは半製品11を乾燥させるようにした」こと
にその構成上の特徴があり、これにより、熱収縮性のシ
ートを利用してプリーツ加工を行うにあたって、「縮
み」のための空間を確実に確保できるようにして、生地
や半製品に対する美しいプリーツ加工を確実に行うこと
のできるプリーツ加工方法を提供することができるので
ある。
る発明においては、上記実施形態にて例示した如く、
「熱収縮性を有するシート12に布製の生地あるいは半
製品11を重ねて、これらに水溶性糸13で部分的な縫
製を行うことにより積層体10を形成し、この積層体1
0を、テーブル板21とプレス板22との間に配置させ
るとともに、この積層体10と少なくともプレス板22
との間に所定の隙間Cを存在させて、これらのテーブル
板21またはプレス板22の少なくとも一方から供給さ
れる熱によって、シート12を隙間C内にて収縮させる
ことにより、このシート12と一体化されている生地あ
るいは半製品11を収縮させてプリーツ加工しを施し、
その後、水溶性糸13を溶解させてシート12を外し、
生地あるいは半製品11を乾燥させるようにした」こと
にその構成上の特徴があり、これにより、熱収縮性のシ
ートを利用してプリーツ加工を行うにあたって、「縮
み」のための空間を確実に確保できるようにして、生地
や半製品に対する美しいプリーツ加工を確実に行うこと
のできるプリーツ加工方法を提供することができるので
ある。
【0043】また、請求項2に係るプリーツ加工方法に
よれば、上記請求項1の工程中のプリーツ30の形成工
程直前に、プレス板22をテーブル板21に向けてさら
に押圧する工程を付加したことにその構成上の特徴があ
り、これにより、熱収縮性のシートを利用してプリーツ
加工を行うにあたって、「縮み」のための空間を確実に
確保できるようにして、生地や半製品に対する美しいプ
リーツ加工を確実に行うことができることは勿論、完成
したプリーツ30の安定化をより一層図ることができる
のである。
よれば、上記請求項1の工程中のプリーツ30の形成工
程直前に、プレス板22をテーブル板21に向けてさら
に押圧する工程を付加したことにその構成上の特徴があ
り、これにより、熱収縮性のシートを利用してプリーツ
加工を行うにあたって、「縮み」のための空間を確実に
確保できるようにして、生地や半製品に対する美しいプ
リーツ加工を確実に行うことができることは勿論、完成
したプリーツ30の安定化をより一層図ることができる
のである。
【0044】さらに、請求項3のプリーツ加工方法によ
れば、上記請求項1あるいは2の、シート12から分離
された生地または半製品11を加熱釜内に挿入してさら
に加熱するようにしたことにその特徴があり、これによ
り、各プリーツ30の一層の安定化を図ることができる
ものである。
れば、上記請求項1あるいは2の、シート12から分離
された生地または半製品11を加熱釜内に挿入してさら
に加熱するようにしたことにその特徴があり、これによ
り、各プリーツ30の一層の安定化を図ることができる
ものである。
【図1】 本発明のプリーツ加工方法において使用する
積層体を示すもので、(A)は断面図、(B)は平面図
である。
積層体を示すもので、(A)は断面図、(B)は平面図
である。
【図2】 図1に示した積層体を加熱加圧するためのプ
レス機の縦断面図である。
レス機の縦断面図である。
【図3】 本発明のプリーツ加工方法によって形成され
たプリーツを示すもので、(A)は生地または半製品の
部分平面図、(B)は生地または半製品の部分拡大断面
図である。
たプリーツを示すもので、(A)は生地または半製品の
部分平面図、(B)は生地または半製品の部分拡大断面
図である。
10 積層体 11 生地または半製品 12 シート 13 水溶性糸 20 プレス機 21 テーブル板 22 プレス板 30 プリーツ C 隙間
Claims (3)
- 【請求項1】 熱収縮性を有するシートに布製の生地あ
るいは半製品を重ねて、これらに水溶性糸で部分的な縫
製を行うことにより積層体を形成し、 この積層体を、テーブル板とプレス板との間に配置させ
るとともに、この積層体と少なくとも前記プレス板との
間に所定の隙間を存在させて、 これらのテーブル板またはプレス板の少なくとも一方か
ら供給される熱によって、前記シートを前記隙間内にて
収縮させることにより、このシートと一体化されている
前記生地あるいは半製品を収縮させてプリーツ加工を施
し、 その後、前記水溶性糸を溶解させて前記シートを外し、
前記生地あるいは半製品を乾燥させるようにした布製品
のためのプリーツ加工方法。 - 【請求項2】 熱収縮性を有するシートに布製の生地あ
るいは半製品を重ねて、これらの水溶性糸で部分的な縫
製を行うことにより積層体を形成し、 この積層体を、テーブル板とプレス板との間に配置させ
るとともに、この積層体と少なくとも前記プレス板との
間に所定の隙間を存在させて、 これらのテーブル板またはプレス板の少なくとも一方か
ら供給される熱によって、前記シートを前記隙間内にて
収縮させることにより、このシートと一体化されている
前記生地あるいは半製品を収縮させた後、前記プレス板
を前記テーブル板側にさらに押圧して、プリーツ加工を
施し、 その後、前記水溶性糸を溶解させて前記シートを外し、
前記生地あるいは半製品を乾燥させるようにした布製品
のためのプリーツ加工方法。 - 【請求項3】 熱収縮性を有するシートに布製の生地あ
るいは半製品を重ねて、これらに水溶性糸で部分的な縫
製を行うことにより積層体を形成し、 この積層体を、テーブル板とプレス板との間に配置させ
るとともに、この積層体と少なくとも前記プレス板との
間に所定の隙間を存在させて、 これらのテーブル板またはプレス板の少なくとも一方か
ら供給される熱によって、前記シートを前記隙間内にて
収縮させることにより、このシートと一体化されている
前記生地あるいは半製品を収縮させてプリーツ加工を施
し、 このプリーツ加工した生地あるいは半製品を前記シート
とともに加熱釜内に挿入して加熱し、 その後、前記水溶性糸を溶解させて前記シートを外し、
前記生地あるいは半製品を乾燥させるようにしたことを
特徴とする布製品のためのプリーツ加工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11108952A JP2000303349A (ja) | 1999-04-16 | 1999-04-16 | 布製品のためのプリーツ加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11108952A JP2000303349A (ja) | 1999-04-16 | 1999-04-16 | 布製品のためのプリーツ加工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000303349A true JP2000303349A (ja) | 2000-10-31 |
Family
ID=14497821
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11108952A Pending JP2000303349A (ja) | 1999-04-16 | 1999-04-16 | 布製品のためのプリーツ加工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000303349A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002302866A (ja) * | 2001-04-05 | 2002-10-18 | Asahi Kasei Corp | 凹凸模様表地の製造方法 |
| GB2396287A (en) * | 2002-10-25 | 2004-06-23 | Davina Hawthorne | A semi-laminated, pleated/folded and painted garment |
| CN113684619A (zh) * | 2021-08-17 | 2021-11-23 | 东台市兴源色织有限公司 | 一种机织褶裥布料成型设备 |
-
1999
- 1999-04-16 JP JP11108952A patent/JP2000303349A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002302866A (ja) * | 2001-04-05 | 2002-10-18 | Asahi Kasei Corp | 凹凸模様表地の製造方法 |
| GB2396287A (en) * | 2002-10-25 | 2004-06-23 | Davina Hawthorne | A semi-laminated, pleated/folded and painted garment |
| GB2396287B (en) * | 2002-10-25 | 2006-03-29 | Davina Hawthorne | Transformable design |
| CN113684619A (zh) * | 2021-08-17 | 2021-11-23 | 东台市兴源色织有限公司 | 一种机织褶裥布料成型设备 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3049058B1 (ja) | 衣服の布地に凹凸を形成する方法 | |
| JP3143626B2 (ja) | 布製品のためのプリーツ加工方法 | |
| JP2000303349A (ja) | 布製品のためのプリーツ加工方法 | |
| JP3108694B1 (ja) | 布地に凹凸を有する衣服およびその衣服のための布地 | |
| JP2554981B2 (ja) | プリーツ加工ウエブの製造法 | |
| JPH08218213A (ja) | しわ加工を施した衣服およびその製造方法 | |
| JPH10168747A (ja) | グラフィックプリーツの作製方法 | |
| KR200337190Y1 (ko) | 주름직물 가공원단 | |
| JPH0931839A (ja) | 絞り状しわを有する染色布および衣服の製造方法 | |
| JPH08113883A (ja) | 絞り染め状捺染布の製造方法 | |
| KR101874737B1 (ko) | 고수축사와 저수축사를 경사로 한 중공주름직물 | |
| JP2711799B2 (ja) | 衣服の製作方法 | |
| JP2000199175A (ja) | 凹凸シワを有する生地の製造方法 | |
| KR20010083507A (ko) | 수축성 직물을 이용한 누비이불 제조방법 | |
| JP5143981B2 (ja) | 凹凸模様表地の製造方法 | |
| JP4754837B2 (ja) | プリーツを有する複合布帛およびその製造方法 | |
| KR100716493B1 (ko) | 주름직물의 제조방법 | |
| KR20010091368A (ko) | 보온주름의류 및 원단 | |
| KR20020016057A (ko) | 패딩주름의류 및 패딩주름원단의 제조방법 | |
| JP2000199187A (ja) | 布製品及びこれの製造方法 | |
| JPH0860564A (ja) | 絞り染め状捺染布の製造方法 | |
| KR101392667B1 (ko) | 입체자수를 구비한 방한의류 봉제방법 | |
| US11530511B2 (en) | Garment pleating | |
| JPH0931838A (ja) | 絞り状しわを有する染色布および衣服の製造方法 | |
| KR20180129354A (ko) | 패트 폴리 필름원단 제조방법 및 그 패트 폴리필름 원단 |