JP2000303605A - 鋼製束とその製造方法 - Google Patents
鋼製束とその製造方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ねじ棒のはめ込み深さが目視でき結露も生じ
ない鋼製束とその製造方法の提供。 【解決手段】 束高さ調整金具10と、上ねじ棒20
と、下ねじ棒30と、大引け金具40と、支持板50
と、からなる鋼製束10とその製造方法。束高さ調整金
具10は、枠状であり、ねじ14穴をもつ上部11と、
ねじ15穴をもつ下部12と、上部11と下部12の間
に伸びる2本の平行な中間部13とからなる。束高さ調
整金具10は、棒素材を加熱し、加熱した棒素材の中間
部を割り押し拡げて作製される。
ない鋼製束とその製造方法の提供。 【解決手段】 束高さ調整金具10と、上ねじ棒20
と、下ねじ棒30と、大引け金具40と、支持板50
と、からなる鋼製束10とその製造方法。束高さ調整金
具10は、枠状であり、ねじ14穴をもつ上部11と、
ねじ15穴をもつ下部12と、上部11と下部12の間
に伸びる2本の平行な中間部13とからなる。束高さ調
整金具10は、棒素材を加熱し、加熱した棒素材の中間
部を割り押し拡げて作製される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋼製束とその製造
方法に関する。
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より大引きを受ける床束には木製の
束が用いられているが、木材の乾燥による変形等で起こ
る床鳴りを防止するために、束高さ調整機能を有し、さ
らに白蟻被害の防止を目的とした鋼製束が使用されるよ
うになった。従来の鋼製束の具体例として、特開平10
−82159号公報に開示の鋼製束、実開平6−185
31号公報に開示の鋼製束等がある。特開平10−82
159号公報の鋼製束は、平板状の調整金具の上部と下
部のそれぞれに、2つの屈曲部を長手方向に位置をずら
して形成するとともにその内周面にねじを切り、上部の
2つの屈曲部のねじと下部の2つの屈曲部のねじとの一
方を左ねじとし他方を右ねじとし、上部のねじに上ねじ
棒を、下部のねじに下ねじ棒を螺合させたものである。
また、実開平6−18531号公報の鋼製束は、パイプ
の上部と下部との一方に左ねじを他方に右ねじを切った
パイプ状の調整金具に、上ねじ棒と下ねじ棒を螺合させ
たものである。
束が用いられているが、木材の乾燥による変形等で起こ
る床鳴りを防止するために、束高さ調整機能を有し、さ
らに白蟻被害の防止を目的とした鋼製束が使用されるよ
うになった。従来の鋼製束の具体例として、特開平10
−82159号公報に開示の鋼製束、実開平6−185
31号公報に開示の鋼製束等がある。特開平10−82
159号公報の鋼製束は、平板状の調整金具の上部と下
部のそれぞれに、2つの屈曲部を長手方向に位置をずら
して形成するとともにその内周面にねじを切り、上部の
2つの屈曲部のねじと下部の2つの屈曲部のねじとの一
方を左ねじとし他方を右ねじとし、上部のねじに上ねじ
棒を、下部のねじに下ねじ棒を螺合させたものである。
また、実開平6−18531号公報の鋼製束は、パイプ
の上部と下部との一方に左ねじを他方に右ねじを切った
パイプ状の調整金具に、上ねじ棒と下ねじ棒を螺合させ
たものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の鋼製束には、つ
ぎの問題があった。特開平10−82159号公報の鋼
製束は、構造上ねじが半周だけにあって残りの半周は開
放しているために、鋼製束に圧縮荷重がかかった時に、
ねじ部はねじ棒から離れようとする応力を受けやすく、
ねじ部の変形、ねじとねじ棒の離れ等、強度上の問題が
生じる。実開平6−18531号公報の鋼製束は、調整
金具がパイプのため、ねじ棒のはめ込み深さを目視で確
認できない他、内部に結露が生じたり発錆するおそれが
ある。本発明の目的は、ねじ部の強度が十分で、ねじ棒
のはめ込み深さが目視できかつ内部に結露や発錆のおそ
れがない鋼製束とその製造方法を提供することにある。
ぎの問題があった。特開平10−82159号公報の鋼
製束は、構造上ねじが半周だけにあって残りの半周は開
放しているために、鋼製束に圧縮荷重がかかった時に、
ねじ部はねじ棒から離れようとする応力を受けやすく、
ねじ部の変形、ねじとねじ棒の離れ等、強度上の問題が
生じる。実開平6−18531号公報の鋼製束は、調整
金具がパイプのため、ねじ棒のはめ込み深さを目視で確
認できない他、内部に結露が生じたり発錆するおそれが
ある。本発明の目的は、ねじ部の強度が十分で、ねじ棒
のはめ込み深さが目視できかつ内部に結露や発錆のおそ
れがない鋼製束とその製造方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明はつぎの通りである。 (1) 軸方向に貫通する穴を有し該穴内周に右ねじと
左ねじの何れか一方のねじが切られている上部と、軸方
向に貫通する穴を有し該穴内周に右ねじと左ねじの何れ
か他方のねじが切られた下部と、前記上部と前記下部と
の間に長手方向に延びる平行な2本の中間部とからなる
枠状の束高さ調整金具と、軸方向の少なくとも一部の外
周に前記束高さ調整金具の上部のねじに螺合可能なねじ
が切られており前記束高さ調整金具の上部の穴に螺合さ
れる上ねじ棒と、軸方向の少なくとも一部の外周に前記
束高さ調整金具の下部のねじに螺合可能なねじが切られ
ており前記束高さ調整金具の下部の穴に螺合される下ね
じ棒と、を有する鋼製束。 (2) 前記枠状の束高さ調整金具は、素材棒を加熱後
該棒の長手方向中間部を軸芯に沿って左右に割り押し広
げることにより形成されたものからなる(1)記載の鋼
製束。 (3) 前記束高さ調整金具の外面には軸方向に延びる
縦リブとそれと直交する方向に延びる横リブが形成され
ている(1)記載の鋼製束。 (4) 前記上ねじ棒の上部には大引き受け金具が固定
されており、前記下ねじ棒の下部には支持板が固定され
ている(1)記載の鋼製束。 (5) 前記大引き受け金具の上面に両面テープが貼着
されている(4)記載の鋼製束。 (6) 前記中間部は、2本の長手方向伸長部が長手方
向の途中で互いに接近する方向に湾曲して結合して1本
に構成された連結部を有している(1)記載の鋼製束。 (7) ねじ穴をもつ上部とねじ穴をもつ下部と上部と
下部との間に伸びる2本の中間部とを有する枠状の束高
さ調整金具を作製し、ついで長手方向の少なくとも一部
の外周に前記束高さ調整金具の上部のねじに螺合可能な
ねじが切られている上ねじ棒を前記束高さ調整金具の上
部の穴に螺合するとともに、長手方向の少なくとも一部
の外周に前記束高さ調整金具の下部のねじに螺合可能な
ねじが切られている下ねじ棒を前記束高さ調整金具の下
部の穴に螺合する、鋼製束の製造方法であって、前記束
高さ調整金具が、棒材料を所定長の素材棒に切断し、前
記素材棒を加熱し、加熱した前記素材棒の長手方向中間
部を軸芯に沿って左右に割り押し広げることにより上部
と下部と上部および下部の間に長手方向に延びる平行な
2本の中間部とからなる枠状体を作製し、前記枠状体の
上部と下部を据え込み鍛造して所定形状の頭部に成形
し、前記枠状体の上部に軸方向に貫通する穴をあけ該穴
内周に右ねじと左ねじの何れか一方のねじを切るととも
に、前記枠状体の下部に軸方向に貫通する穴をあけ該穴
内周に右ねじと左ねじの何れか他方のねじを切って、束
高さ調整金具を作製し、長手方向の少なくとも一部の外
周に前記束高さ調整金具の上部のねじに螺合可能なねじ
が切られている上ねじ棒を前記束高さ調整金具の上部の
穴に螺合するとともに、長手方向の少なくとも一部の外
周に前記束高さ調整金具の下部のねじに螺合可能なねじ
が切られている下ねじ棒を前記束高さ調整金具の下部の
穴に螺合する、工程によって製作される、鋼製束の製造
方法。 (8) 前記素材棒の外面には軸方向に延びる縦リブと
それと直交する方向に延びる横リブが形成されている
(7)記載の鋼製束。 (9) 前記頭部成形工程と前記枠状体の上部および下
部の穴あけ工程との間に前記枠状体の外面にメッキを施
すメッキ工程を挿入した(7)記載の鋼製束の製造方
法。 (10) 前記枠状体の上部および下部のねじ立て工程
の後に前記枠状体の外面にメッキを施すメッキ工程を挿
入した(7)記載の鋼製束の製造方法。
明はつぎの通りである。 (1) 軸方向に貫通する穴を有し該穴内周に右ねじと
左ねじの何れか一方のねじが切られている上部と、軸方
向に貫通する穴を有し該穴内周に右ねじと左ねじの何れ
か他方のねじが切られた下部と、前記上部と前記下部と
の間に長手方向に延びる平行な2本の中間部とからなる
枠状の束高さ調整金具と、軸方向の少なくとも一部の外
周に前記束高さ調整金具の上部のねじに螺合可能なねじ
が切られており前記束高さ調整金具の上部の穴に螺合さ
れる上ねじ棒と、軸方向の少なくとも一部の外周に前記
束高さ調整金具の下部のねじに螺合可能なねじが切られ
ており前記束高さ調整金具の下部の穴に螺合される下ね
じ棒と、を有する鋼製束。 (2) 前記枠状の束高さ調整金具は、素材棒を加熱後
該棒の長手方向中間部を軸芯に沿って左右に割り押し広
げることにより形成されたものからなる(1)記載の鋼
製束。 (3) 前記束高さ調整金具の外面には軸方向に延びる
縦リブとそれと直交する方向に延びる横リブが形成され
ている(1)記載の鋼製束。 (4) 前記上ねじ棒の上部には大引き受け金具が固定
されており、前記下ねじ棒の下部には支持板が固定され
ている(1)記載の鋼製束。 (5) 前記大引き受け金具の上面に両面テープが貼着
されている(4)記載の鋼製束。 (6) 前記中間部は、2本の長手方向伸長部が長手方
向の途中で互いに接近する方向に湾曲して結合して1本
に構成された連結部を有している(1)記載の鋼製束。 (7) ねじ穴をもつ上部とねじ穴をもつ下部と上部と
下部との間に伸びる2本の中間部とを有する枠状の束高
さ調整金具を作製し、ついで長手方向の少なくとも一部
の外周に前記束高さ調整金具の上部のねじに螺合可能な
ねじが切られている上ねじ棒を前記束高さ調整金具の上
部の穴に螺合するとともに、長手方向の少なくとも一部
の外周に前記束高さ調整金具の下部のねじに螺合可能な
ねじが切られている下ねじ棒を前記束高さ調整金具の下
部の穴に螺合する、鋼製束の製造方法であって、前記束
高さ調整金具が、棒材料を所定長の素材棒に切断し、前
記素材棒を加熱し、加熱した前記素材棒の長手方向中間
部を軸芯に沿って左右に割り押し広げることにより上部
と下部と上部および下部の間に長手方向に延びる平行な
2本の中間部とからなる枠状体を作製し、前記枠状体の
上部と下部を据え込み鍛造して所定形状の頭部に成形
し、前記枠状体の上部に軸方向に貫通する穴をあけ該穴
内周に右ねじと左ねじの何れか一方のねじを切るととも
に、前記枠状体の下部に軸方向に貫通する穴をあけ該穴
内周に右ねじと左ねじの何れか他方のねじを切って、束
高さ調整金具を作製し、長手方向の少なくとも一部の外
周に前記束高さ調整金具の上部のねじに螺合可能なねじ
が切られている上ねじ棒を前記束高さ調整金具の上部の
穴に螺合するとともに、長手方向の少なくとも一部の外
周に前記束高さ調整金具の下部のねじに螺合可能なねじ
が切られている下ねじ棒を前記束高さ調整金具の下部の
穴に螺合する、工程によって製作される、鋼製束の製造
方法。 (8) 前記素材棒の外面には軸方向に延びる縦リブと
それと直交する方向に延びる横リブが形成されている
(7)記載の鋼製束。 (9) 前記頭部成形工程と前記枠状体の上部および下
部の穴あけ工程との間に前記枠状体の外面にメッキを施
すメッキ工程を挿入した(7)記載の鋼製束の製造方
法。 (10) 前記枠状体の上部および下部のねじ立て工程
の後に前記枠状体の外面にメッキを施すメッキ工程を挿
入した(7)記載の鋼製束の製造方法。
【0005】上記(1)〜(6)の鋼製束および上記
(7)〜(10)の鋼製束の製造方法では、束高さ調整
金具が枠状であるので、上ねじ棒と下ねじ棒が束高さ調
整金具の中間部の2本の長手方向伸長部の間のスペース
に延び出し上ねじ棒と下ねじ棒のはめ込み深さを目視で
きる。また、束高さ調整金具の上部と下部のねじは穴を
あけてその内周にねじを切るので、ねじは全周にわたっ
てあり、ねじ部の強度は大で、ねじ部が変形したりねじ
棒から離れたりすることはない。上記(2)の鋼製束お
よび上記(7)の鋼製束の製造方法では、枠状の束高さ
調整金具は、素材棒を加熱後該棒の長手方向中間部を軸
芯に沿って左右に割り押し広げることにより形成された
ものであるので、鋼材プレス方式や削り出しなどに比べ
て、歩留りが良く低コストで生産性が優れている。上記
(3)の鋼製束および上記(8)の鋼製束の製造方法で
は、束高さ調整金具の外面には軸方向に延びる縦リブが
形成されているので、束高さ調整金具を軸芯まわりに回
転させて束高さを調整する時の操作性がよく専用工具が
不要で、かつ強度が向上する(約14%向上)。
(7)〜(10)の鋼製束の製造方法では、束高さ調整
金具が枠状であるので、上ねじ棒と下ねじ棒が束高さ調
整金具の中間部の2本の長手方向伸長部の間のスペース
に延び出し上ねじ棒と下ねじ棒のはめ込み深さを目視で
きる。また、束高さ調整金具の上部と下部のねじは穴を
あけてその内周にねじを切るので、ねじは全周にわたっ
てあり、ねじ部の強度は大で、ねじ部が変形したりねじ
棒から離れたりすることはない。上記(2)の鋼製束お
よび上記(7)の鋼製束の製造方法では、枠状の束高さ
調整金具は、素材棒を加熱後該棒の長手方向中間部を軸
芯に沿って左右に割り押し広げることにより形成された
ものであるので、鋼材プレス方式や削り出しなどに比べ
て、歩留りが良く低コストで生産性が優れている。上記
(3)の鋼製束および上記(8)の鋼製束の製造方法で
は、束高さ調整金具の外面には軸方向に延びる縦リブが
形成されているので、束高さ調整金具を軸芯まわりに回
転させて束高さを調整する時の操作性がよく専用工具が
不要で、かつ強度が向上する(約14%向上)。
【0006】
【発明の実施の形態】図1、図2は本発明実施例の鋼製
束を示し、図3は本発明のもう一つの実施例の鋼製束を
示し、図4は本発明実施例の鋼製束の製造方法を示す。
図1で、実線は束高さ調整金具を縮めた状態を、2点鎖
線は束高さ調整金具を伸ばした状態を示す。本発明の全
実施例にわたって共通または類似する部分には本発明の
全実施例にわたって同じ符合を付してある。
束を示し、図3は本発明のもう一つの実施例の鋼製束を
示し、図4は本発明実施例の鋼製束の製造方法を示す。
図1で、実線は束高さ調整金具を縮めた状態を、2点鎖
線は束高さ調整金具を伸ばした状態を示す。本発明の全
実施例にわたって共通または類似する部分には本発明の
全実施例にわたって同じ符合を付してある。
【0007】まず、本発明実施例の鋼製束を、図1、図
2、図3を参照して説明する。本発明実施例の鋼製束1
は、束高さ調整金具10と、上ねじ棒20と、下ねじ棒
30とを有する。本発明実施例の鋼製束1は、さらに、
大引き受け金具40と、支持板50と、ロックナット6
0、61と、スプリングワッシャ70を有していてもよ
い。
2、図3を参照して説明する。本発明実施例の鋼製束1
は、束高さ調整金具10と、上ねじ棒20と、下ねじ棒
30とを有する。本発明実施例の鋼製束1は、さらに、
大引き受け金具40と、支持板50と、ロックナット6
0、61と、スプリングワッシャ70を有していてもよ
い。
【0008】束高さ調整金具10は、枠状である。束高
さ調整金具10は、軸方向に貫通する穴を有し穴内周に
右ねじと左ねじの何れか一方のねじ14が切られている
上部11と、軸方向に貫通する穴を有し穴内周に右ねじ
と左ねじの何れか他方のねじ15が切られた下部12
と、上部11と下部12との間に長手方向に延びる平行
な2本の長手方向伸長部13aをもつ中間部13とを、
有する。長手方向伸長部13aの断面はほぼ半円形であ
る。
さ調整金具10は、軸方向に貫通する穴を有し穴内周に
右ねじと左ねじの何れか一方のねじ14が切られている
上部11と、軸方向に貫通する穴を有し穴内周に右ねじ
と左ねじの何れか他方のねじ15が切られた下部12
と、上部11と下部12との間に長手方向に延びる平行
な2本の長手方向伸長部13aをもつ中間部13とを、
有する。長手方向伸長部13aの断面はほぼ半円形であ
る。
【0009】中間部13の2本の長手方向伸長部13a
の間隔は、上下のねじ棒20、30の外径よりは大で、
2本の長手方向伸長部13aの間のスペースに、上部1
1および下部12を挿通した上下のねじ棒20、30部
分が中間部13に干渉することなく延び出てくることが
できるようになっている。束高さ調整金具10の上部1
1および下部12は、正面視では上辺(中間部13から
遠い側の辺)が素材の棒の径とほぼ同じ寸法で下辺(中
間部13に近い側の辺)が素材の棒の径より大のほぼ台
形であり、側面視では上辺(中間部13から遠い側の
辺)、下辺(中間部13に近い側の辺)が素材の棒の径
とほぼ同じ寸法のほぼ矩形あるいは下辺(中間部13に
近い側の辺)が上辺(中間部13から遠い側の辺)より
大の台形である。束高さ調整金具10の上部11の軸芯
および下部12のねじ穴の軸芯は、同一直線上にあり、
その直線は中間部13の2本の長手方向伸長部13aの
間を通る。
の間隔は、上下のねじ棒20、30の外径よりは大で、
2本の長手方向伸長部13aの間のスペースに、上部1
1および下部12を挿通した上下のねじ棒20、30部
分が中間部13に干渉することなく延び出てくることが
できるようになっている。束高さ調整金具10の上部1
1および下部12は、正面視では上辺(中間部13から
遠い側の辺)が素材の棒の径とほぼ同じ寸法で下辺(中
間部13に近い側の辺)が素材の棒の径より大のほぼ台
形であり、側面視では上辺(中間部13から遠い側の
辺)、下辺(中間部13に近い側の辺)が素材の棒の径
とほぼ同じ寸法のほぼ矩形あるいは下辺(中間部13に
近い側の辺)が上辺(中間部13から遠い側の辺)より
大の台形である。束高さ調整金具10の上部11の軸芯
および下部12のねじ穴の軸芯は、同一直線上にあり、
その直線は中間部13の2本の長手方向伸長部13aの
間を通る。
【0010】枠状の束高さ調整金具10は、素材棒を加
熱後該棒の長手方向中間部を軸芯に沿って刃により左右
に割り押し広げることにより形成されたものからなる。
束高さ調整金具10の外面には、軸方向に延びる縦リブ
16とそれと直交する方向に延びる横リブ17が形成さ
れている。このリブ16、17は素材棒の段階で既に形
成されている。ただし、リブ16、17は束高さ調整金
具10の外面に形成されていなくてもよい。
熱後該棒の長手方向中間部を軸芯に沿って刃により左右
に割り押し広げることにより形成されたものからなる。
束高さ調整金具10の外面には、軸方向に延びる縦リブ
16とそれと直交する方向に延びる横リブ17が形成さ
れている。このリブ16、17は素材棒の段階で既に形
成されている。ただし、リブ16、17は束高さ調整金
具10の外面に形成されていなくてもよい。
【0011】上ねじ棒20は、鋼製で、軸方向の少なく
とも一部の外周に束高さ調整金具10の上部11のねじ
14に螺合可能なねじ21が切られており、束高さ調整
金具10の上部11のねじ穴に螺合される。同様に、下
ねじ棒30は、鋼製で、軸方向の少なくとも一部の外周
に束高さ調整金具10の下部12のねじ15に螺合可能
なねじ31が切られており、束高さ調整金具10の下部
12のねじ穴に螺合される。
とも一部の外周に束高さ調整金具10の上部11のねじ
14に螺合可能なねじ21が切られており、束高さ調整
金具10の上部11のねじ穴に螺合される。同様に、下
ねじ棒30は、鋼製で、軸方向の少なくとも一部の外周
に束高さ調整金具10の下部12のねじ15に螺合可能
なねじ31が切られており、束高さ調整金具10の下部
12のねじ穴に螺合される。
【0012】大引き受け金具40は、鋼製で、上ねじ棒
20の上部に固定されており、支持板50は、鋼製で、
下ねじ棒30の下部に固定されている。大引き受け金具
40と上ねじ棒20との固定は、たとえばかしめ、また
は溶接による。支持板50と下ねじ棒30との固定は、
たとえばかしめ、または溶接による。大引き受け金具4
0はL字状の部材であり、支持板50は平板状の部材で
ある。また、大引き受け金具40の上面には緩衝材とし
て厚手の両面テープ41をはり付け、その上に大引きを
置くようにしてある。そうすることにより、床鳴り防止
効果を得るほかに施工時の仮付けに釘や突起物が不要と
なる。
20の上部に固定されており、支持板50は、鋼製で、
下ねじ棒30の下部に固定されている。大引き受け金具
40と上ねじ棒20との固定は、たとえばかしめ、また
は溶接による。支持板50と下ねじ棒30との固定は、
たとえばかしめ、または溶接による。大引き受け金具4
0はL字状の部材であり、支持板50は平板状の部材で
ある。また、大引き受け金具40の上面には緩衝材とし
て厚手の両面テープ41をはり付け、その上に大引きを
置くようにしてある。そうすることにより、床鳴り防止
効果を得るほかに施工時の仮付けに釘や突起物が不要と
なる。
【0013】本発明実施例の束高さ調整金具10の作用
を説明する。施工はつぎの手順で行う。まず、鋼製束1
を大引きの下の床コンクリート上に置き、大引きの下面
と大引き受け金具40を両面テープ41で接着(仮止
め)した後、鋼製束1の束高さ調整金具10を手でまわ
して支持力を調整した後に、大引きに大引き受け金具4
0を4本の釘で固定する。最後に束固定用ロックナット
60、61を締めつける。鋼製束1の支持板50と床コ
ンクリートの固定は接着剤を使用することが多いが、ボ
ルトで固定してもよい。施工後に床鳴りや床高さ調整等
で束高さの調整を要する場合、ロックナット60、61
を緩めて束高さ調整金具10を右または左にまわすこと
により上ねじ棒20と下ねじ棒30は束高さ調整金具1
0を介して相対的に伸縮して束高さが変化し、調整終了
後に再びロックナット60、61を締めつける。
を説明する。施工はつぎの手順で行う。まず、鋼製束1
を大引きの下の床コンクリート上に置き、大引きの下面
と大引き受け金具40を両面テープ41で接着(仮止
め)した後、鋼製束1の束高さ調整金具10を手でまわ
して支持力を調整した後に、大引きに大引き受け金具4
0を4本の釘で固定する。最後に束固定用ロックナット
60、61を締めつける。鋼製束1の支持板50と床コ
ンクリートの固定は接着剤を使用することが多いが、ボ
ルトで固定してもよい。施工後に床鳴りや床高さ調整等
で束高さの調整を要する場合、ロックナット60、61
を緩めて束高さ調整金具10を右または左にまわすこと
により上ねじ棒20と下ねじ棒30は束高さ調整金具1
0を介して相対的に伸縮して束高さが変化し、調整終了
後に再びロックナット60、61を締めつける。
【0014】束高さ調整金具10が枠状であるので、上
ねじ棒20と下ねじ棒30が束高さ調整金具10の中間
部13の2本の長手方向伸長部13a間のスペースに延
び出し上ねじ棒20と下ねじ棒30のはめ込み深さを目
視できる。また、束高さ調整金具10の上部11と下部
12のねじ14、15は穴をあけてその内周にねじを切
るので、ねじ14、15は全周にわたってあり、ねじ1
4、15部の強度は大で、ねじ14、15部が変形した
りねじ棒20、30から離れたりすることはない。
ねじ棒20と下ねじ棒30が束高さ調整金具10の中間
部13の2本の長手方向伸長部13a間のスペースに延
び出し上ねじ棒20と下ねじ棒30のはめ込み深さを目
視できる。また、束高さ調整金具10の上部11と下部
12のねじ14、15は穴をあけてその内周にねじを切
るので、ねじ14、15は全周にわたってあり、ねじ1
4、15部の強度は大で、ねじ14、15部が変形した
りねじ棒20、30から離れたりすることはない。
【0015】枠状の束高さ調整金具10は、素材棒を加
熱後該棒の長手方向中間部を軸芯に沿って左右に割り押
し広げることにより形成されたものであるので、鋼板プ
レス方式や削り出しなどに比べて、歩留りが良く、低コ
ストで、生産性が優れている。また、束高さ調整金具1
0の外面には軸方向に延びる縦リブ16と横リブ17が
形成されているので、束高さ調整金具10を軸芯まわり
に回転させて束高さを調整する時の操作性がよく専用工
具が不要で、かつ強度がリブ無しの場合に比べて約14
%向上する。
熱後該棒の長手方向中間部を軸芯に沿って左右に割り押
し広げることにより形成されたものであるので、鋼板プ
レス方式や削り出しなどに比べて、歩留りが良く、低コ
ストで、生産性が優れている。また、束高さ調整金具1
0の外面には軸方向に延びる縦リブ16と横リブ17が
形成されているので、束高さ調整金具10を軸芯まわり
に回転させて束高さを調整する時の操作性がよく専用工
具が不要で、かつ強度がリブ無しの場合に比べて約14
%向上する。
【0016】図3の本発明の実施例では、中間部13
は、2本の長手方向伸長部13aが長手方向の途中で互
いに接近する方向に湾曲して結合して1本に構成された
連結部13bを有している。連結部13bにはねじ穴は
ない。連結部13bを有することにより上下方向荷重に
対して強くなる。その他の構成、作用は図1、図2の実
施例に準じるので、準じる部分には図1、図2と同じ符
合を付してある。
は、2本の長手方向伸長部13aが長手方向の途中で互
いに接近する方向に湾曲して結合して1本に構成された
連結部13bを有している。連結部13bにはねじ穴は
ない。連結部13bを有することにより上下方向荷重に
対して強くなる。その他の構成、作用は図1、図2の実
施例に準じるので、準じる部分には図1、図2と同じ符
合を付してある。
【0017】つぎに、本発明実施例の鋼製束の製造方法
を説明する。本発明実施例の鋼製束1の製造方法は、ね
じ14穴をもつ上部11とねじ15穴をもつ下部12と
上部11と下部12との間に伸びる2本の長手方向伸長
部13aをもつ中間部13とを有する枠状の束高さ調整
金具10を作製し、ついで長手方向の少なくとも一部の
外周に束高さ調整金具の上部11のねじ14に螺合可能
なねじ21が切られている上ねじ棒20を束高さ調整金
具10の上部11のねじ穴に螺合するとともに、長手方
向の少なくとも一部の外周に束高さ調整金具10の下部
12のねじ15に螺合可能なねじ31が切られている下
ねじ棒30を束高さ調整金具10の下部12のねじ穴に
螺合する、方法からなる。
を説明する。本発明実施例の鋼製束1の製造方法は、ね
じ14穴をもつ上部11とねじ15穴をもつ下部12と
上部11と下部12との間に伸びる2本の長手方向伸長
部13aをもつ中間部13とを有する枠状の束高さ調整
金具10を作製し、ついで長手方向の少なくとも一部の
外周に束高さ調整金具の上部11のねじ14に螺合可能
なねじ21が切られている上ねじ棒20を束高さ調整金
具10の上部11のねじ穴に螺合するとともに、長手方
向の少なくとも一部の外周に束高さ調整金具10の下部
12のねじ15に螺合可能なねじ31が切られている下
ねじ棒30を束高さ調整金具10の下部12のねじ穴に
螺合する、方法からなる。
【0018】そして、束高さ調整金具10の製造方法
は、図4に示すように、望ましくはリブ61、62付き
の、棒材料を所定長の素材棒101に切断する工程10
0と、素材棒101を加熱工程にコンベアで搬送しガス
加熱炉111等により1000〜1100°Cに加熱す
る工程110と、加熱した素材棒101を割り工程にコ
ンベアで搬送し素材棒101の長手方向中間部を刃12
1でプレスして軸芯に沿って左右に割り押し広げること
により上部11と下部12と上部11および下部12の
間に長手方向に延びる平行な2本の長手方向伸長部13
aをもつ中間部13(中間部13は途中に図3に示す連
結部13bをもっていてもよい)とからなる枠状体12
2を作製する工程120と、枠状体122を据え込み鍛
造工程にコンベアで搬送して枠状体122の上部11と
下部12を据え込み鍛造して所定形状の頭部に成形する
工程130と、枠状体122の上部11にドリル143
にて軸方向に貫通する穴141をあけ該穴141内周に
タップ144にて右ねじと左ねじの何れか一方のねじ1
4を切るとともに、枠状体122の下部12にドリル1
43にて軸方向に貫通する穴142をあけ該穴142内
周に右ねじと左ねじの何れか他方のねじ15を切り束高
さ調整金具10を製作する工程140と、からなる。工
程140は専用自動ラインである。工程140では、左
右両側にドリル及びタップがあり、上部11と下部12
の穴あけ及びタップ立ては、左右同時に行われる。素材
棒101の断面は円形で、長手方向伸長部13aの断面
はほぼ半円形である。
は、図4に示すように、望ましくはリブ61、62付き
の、棒材料を所定長の素材棒101に切断する工程10
0と、素材棒101を加熱工程にコンベアで搬送しガス
加熱炉111等により1000〜1100°Cに加熱す
る工程110と、加熱した素材棒101を割り工程にコ
ンベアで搬送し素材棒101の長手方向中間部を刃12
1でプレスして軸芯に沿って左右に割り押し広げること
により上部11と下部12と上部11および下部12の
間に長手方向に延びる平行な2本の長手方向伸長部13
aをもつ中間部13(中間部13は途中に図3に示す連
結部13bをもっていてもよい)とからなる枠状体12
2を作製する工程120と、枠状体122を据え込み鍛
造工程にコンベアで搬送して枠状体122の上部11と
下部12を据え込み鍛造して所定形状の頭部に成形する
工程130と、枠状体122の上部11にドリル143
にて軸方向に貫通する穴141をあけ該穴141内周に
タップ144にて右ねじと左ねじの何れか一方のねじ1
4を切るとともに、枠状体122の下部12にドリル1
43にて軸方向に貫通する穴142をあけ該穴142内
周に右ねじと左ねじの何れか他方のねじ15を切り束高
さ調整金具10を製作する工程140と、からなる。工
程140は専用自動ラインである。工程140では、左
右両側にドリル及びタップがあり、上部11と下部12
の穴あけ及びタップ立ては、左右同時に行われる。素材
棒101の断面は円形で、長手方向伸長部13aの断面
はほぼ半円形である。
【0019】ついで、束高さ調整金具10は、工程15
0で最終品質検査を受け、工程160で包装され次工程
に搬送または出荷される。束高さ調整金具10は、通
常、外面にメッキ(たとえば、亜鉛メッキ)が施され
る。メッキ(たとえば、亜鉛メッキ)が施される場合、
そのメッキ工程135は、据え込み鍛造工程130の後
でねじ下穴あけ工程140の前に設けられるか(その場
合は、メッキ後にねじを立てるのでねじ部にはメッキは
施されない)、または、ねじ旋削工程140の後に設け
られる(その場合はねじを立てた後にメッキを施すので
ねじ部にもメッキが施される)。メッキ工程135で
は、枠状体122は、メッキ槽(溶融亜鉛メッキ槽)1
61に入れられて、(亜鉛)メッキが施される。
0で最終品質検査を受け、工程160で包装され次工程
に搬送または出荷される。束高さ調整金具10は、通
常、外面にメッキ(たとえば、亜鉛メッキ)が施され
る。メッキ(たとえば、亜鉛メッキ)が施される場合、
そのメッキ工程135は、据え込み鍛造工程130の後
でねじ下穴あけ工程140の前に設けられるか(その場
合は、メッキ後にねじを立てるのでねじ部にはメッキは
施されない)、または、ねじ旋削工程140の後に設け
られる(その場合はねじを立てた後にメッキを施すので
ねじ部にもメッキが施される)。メッキ工程135で
は、枠状体122は、メッキ槽(溶融亜鉛メッキ槽)1
61に入れられて、(亜鉛)メッキが施される。
【0020】本発明実施例の鋼製束1の製造方法の作用
については、枠状の束高さ調整金具10をプレスによる
割り工程と、頭部の据えこみ鍛造により作製するので、
鋼板プレス方式や削り出しなどの他の製造方法に比べ
て、歩留りが良く、低コストで、生産性が優れている。
また、束高さ調整金具10が枠状であるので、上ねじ棒
20、下ねじ棒30のはめ込み深さが目視でき、束高さ
調整時に便利である。また、束高さ調整金具10の外面
には軸方向に延びる縦リブ16と横リブ17が形成され
ているので、束高さ調整金具10を軸芯まわりに回転さ
せて束高さを調整する時の操作性がよく専用工具が不要
で、かつ強度がリブ無しの場合に比べて約14%向上す
る。
については、枠状の束高さ調整金具10をプレスによる
割り工程と、頭部の据えこみ鍛造により作製するので、
鋼板プレス方式や削り出しなどの他の製造方法に比べ
て、歩留りが良く、低コストで、生産性が優れている。
また、束高さ調整金具10が枠状であるので、上ねじ棒
20、下ねじ棒30のはめ込み深さが目視でき、束高さ
調整時に便利である。また、束高さ調整金具10の外面
には軸方向に延びる縦リブ16と横リブ17が形成され
ているので、束高さ調整金具10を軸芯まわりに回転さ
せて束高さを調整する時の操作性がよく専用工具が不要
で、かつ強度がリブ無しの場合に比べて約14%向上す
る。
【0021】
【発明の効果】請求項1〜請求項6の鋼製束および請求
項7〜請求項10の鋼製束の製造方法によれば、束高さ
調整金具が枠状であるので、上ねじ棒と下ねじ棒が束高
さ調整金具の中間部の2本の長手方向伸長部間のスペー
スに延び出し上ねじ棒と下ねじ棒のはめ込み深さを目視
できる。また、束高さ調整金具の上部と下部のねじは穴
をあけてその内周にねじを切るので、ねじは全周にわた
ってあり、ねじ部の強度は大で、ねじ部が変形したりね
じ棒から離れたりすることはない。請求項2の鋼製束お
よび請求項7の鋼製束の製造方法によれば、枠状の束高
さ調整金具は、素材棒を加熱後該棒の長手方向中間部を
軸芯に沿って左右に割り押し広げることにより形成され
たものであるので、鋼板プレス方式や削り出しなどに比
べて、歩留りが良く、低コストで、生産性が優れてい
る。請求項3の鋼製束および請求項8の鋼製束の製造方
法によれば、束高さ調整金具の外面には軸方向に延びる
縦リブが形成されているので、束高さ調整金具を軸芯ま
わりに回転させて束高さを調整する時の操作性がよく専
用工具が不要で、かつ強度が向上する。請求項6の鋼製
束によれば、中間部は途中に連結部を有するので、上下
方向荷重に対して強くなる。
項7〜請求項10の鋼製束の製造方法によれば、束高さ
調整金具が枠状であるので、上ねじ棒と下ねじ棒が束高
さ調整金具の中間部の2本の長手方向伸長部間のスペー
スに延び出し上ねじ棒と下ねじ棒のはめ込み深さを目視
できる。また、束高さ調整金具の上部と下部のねじは穴
をあけてその内周にねじを切るので、ねじは全周にわた
ってあり、ねじ部の強度は大で、ねじ部が変形したりね
じ棒から離れたりすることはない。請求項2の鋼製束お
よび請求項7の鋼製束の製造方法によれば、枠状の束高
さ調整金具は、素材棒を加熱後該棒の長手方向中間部を
軸芯に沿って左右に割り押し広げることにより形成され
たものであるので、鋼板プレス方式や削り出しなどに比
べて、歩留りが良く、低コストで、生産性が優れてい
る。請求項3の鋼製束および請求項8の鋼製束の製造方
法によれば、束高さ調整金具の外面には軸方向に延びる
縦リブが形成されているので、束高さ調整金具を軸芯ま
わりに回転させて束高さを調整する時の操作性がよく専
用工具が不要で、かつ強度が向上する。請求項6の鋼製
束によれば、中間部は途中に連結部を有するので、上下
方向荷重に対して強くなる。
【図1】本発明実施例の鋼製束の正面図である。
【図2】本発明実施例の鋼製束の側面図である。
【図3】本発明のもう一つの実施例の鋼製束の正面図で
ある。
ある。
【図4】本発明実施例の鋼製束の製造方法の工程図であ
る。
る。
1 鋼製束 10 束高さ調整金具 11 上部 12 下部 13 中間部 13a 長手方向伸長部 13b 連結部 14、15、21、31 ねじ 16 縦リブ 17 横リブ 20 上ねじ棒 30 下ねじ棒 40 大引き受け金具 41 両面テープ 50 支持板 60、61 ロックナット 70 スプリングワッシャ
Claims (10)
- 【請求項1】 軸方向に貫通する穴を有し該穴内周に右
ねじと左ねじの何れか一方のねじが切られている上部
と、軸方向に貫通する穴を有し該穴内周に右ねじと左ね
じの何れか他方のねじが切られた下部と、前記上部と前
記下部との間で長手方向に延びる平行な2本の長手方向
伸長部を少なくとも一部にもつ中間部とからなる枠状の
束高さ調整金具と、 軸方向の少なくとも一部の外周に前記束高さ調整金具の
上部のねじに螺合可能なねじが切られており前記束高さ
調整金具の上部の穴に螺合される上ねじ棒と、 軸方向の少なくとも一部の外周に前記束高さ調整金具の
下部のねじに螺合可能なねじが切られており前記束高さ
調整金具の下部の穴に螺合される下ねじ棒と、を有する
鋼製束。 - 【請求項2】 前記枠状の束高さ調整金具は、素材棒を
加熱後該棒の長手方向中間部を軸芯に沿って左右に割り
押し広げることにより形成されたものからなる請求項1
記載の鋼製束。 - 【請求項3】 前記束高さ調整金具の外面には軸方向に
延びる縦リブとそれと直交する方向に延びる横リブが形
成されている請求項1記載の鋼製束。 - 【請求項4】 前記上ねじ棒の上部には大引き受け金具
が固定されており、前記下ねじ棒の下部には支持板が固
定されている請求項1記載の鋼製束。 - 【請求項5】 前記大引き受け金具の上面に両面テープ
が貼着されている請求項4記載の鋼製束。 - 【請求項6】 前記中間部は、2本の長手方向伸長部が
長手方向の途中で互いに接近する方向に湾曲して結合し
て1本に構成された連結部を有している請求項1記載の
鋼製束。 - 【請求項7】 ねじ穴をもつ上部とねじ穴をもつ下部と
上部と下部との間に伸びる2本の中間部とを有する枠状
の束高さ調整金具を作製し、ついで長手方向の少なくと
も一部の外周に前記束高さ調整金具の上部のねじに螺合
可能なねじが切られている上ねじ棒を前記束高さ調整金
具の上部の穴に螺合するとともに、長手方向の少なくと
も一部の外周に前記束高さ調整金具の下部のねじに螺合
可能なねじが切られている下ねじ棒を前記束高さ調整金
具の下部の穴に螺合する、鋼製束の製造方法であって、 前記束高さ調整金具が、 棒材料を所定長の素材棒に切断し、 前記素材棒を加熱し、 加熱した前記素材棒の長手方向中間部を軸芯に沿って左
右に割り押し広げることにより上部と下部と上部および
下部の間に長手方向に延びる平行な2本の中間部とから
なる枠状体を作製し、 前記枠状体の上部と下部を据え込み鍛造して所定形状の
頭部に成形し、 前記枠状体の上部に軸方向に貫通する穴をあけ該穴内周
に右ねじと左ねじの何れか一方のねじを切るとともに、
前記枠状体の下部に軸方向に貫通する穴をあけ該穴内周
に右ねじと左ねじの何れか他方のねじを切って、束高さ
調整金具を作製し、 長手方向の少なくとも一部の外周に前記束高さ調整金具
の上部のねじに螺合可能なねじが切られている上ねじ棒
を前記束高さ調整金具の上部の穴に螺合するとともに、
長手方向の少なくとも一部の外周に前記束高さ調整金具
の下部のねじに螺合可能なねじが切られている下ねじ棒
を前記束高さ調整金具の下部の穴に螺合する、工程によ
って製作される、鋼製束の製造方法。 - 【請求項8】 前記素材棒の外面には軸方向に延びる縦
リブとそれと直交する方向に延びる横リブが形成されて
いる請求項7記載の鋼製束。 - 【請求項9】 前記頭部成形工程と前記枠状体の上部お
よび下部の穴あけ工程との間に前記枠状体の外面にメッ
キを施すメッキ工程を挿入した請求項7記載の鋼製束の
製造方法。 - 【請求項10】 前記枠状体の上部および下部のねじ立
て工程の後に前記枠状体の外面にメッキを施すメッキ工
程を挿入した請求項7記載の鋼製束の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11109973A JP2000303605A (ja) | 1999-04-16 | 1999-04-16 | 鋼製束とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11109973A JP2000303605A (ja) | 1999-04-16 | 1999-04-16 | 鋼製束とその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000303605A true JP2000303605A (ja) | 2000-10-31 |
Family
ID=14523856
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11109973A Pending JP2000303605A (ja) | 1999-04-16 | 1999-04-16 | 鋼製束とその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000303605A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007051507A (ja) * | 2005-08-19 | 2007-03-01 | Takayama Metal Industrial Co Ltd | 束部材 |
| JP2012117350A (ja) * | 2010-12-03 | 2012-06-21 | Okuchi Kensan Kk | 鋼製束 |
| JP2014502550A (ja) * | 2011-01-12 | 2014-02-03 | 銘▲徳▼ 陳 | 取替および調整を便利に行うことが可能な製靴用型 |
-
1999
- 1999-04-16 JP JP11109973A patent/JP2000303605A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007051507A (ja) * | 2005-08-19 | 2007-03-01 | Takayama Metal Industrial Co Ltd | 束部材 |
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