JP2000303630A - 軒樋又は軒樋継手 - Google Patents

軒樋又は軒樋継手

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JP2000303630A
JP2000303630A JP11162733A JP16273399A JP2000303630A JP 2000303630 A JP2000303630 A JP 2000303630A JP 11162733 A JP11162733 A JP 11162733A JP 16273399 A JP16273399 A JP 16273399A JP 2000303630 A JP2000303630 A JP 2000303630A
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outdoor
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eaves
ear
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正和 大橋
Takahiro Konishi
隆弘 小西
Hideo Shimada
秀男 島田
Hidekazu Umiuchi
英和 海内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軒樋の屋外側耳部の上面と軒樋継手の外
側本体の両上縁端に耳保持部の上面とからの雨垂れ現象
を起こらず、屋外側から見ても汚れが目立ず、外観を損
じることがない軒樋と軒樋継手を提供するものである。 【解決手段】 底部52と、この底部52の両側縁に立
設された側壁部53、54と、両側壁部53、54の先
端に設けられた屋外側耳部55と屋内側耳部56とから
なる軒樋Nにおいて、屋外側耳部55の上面の屋外側端
縁部に軒樋方向に沿って凸部57が設けられ、この凸部
57で屋外側耳部55の上面に降った雨水を軒樋内に流
すようになされているものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軒樋と軒樋継手に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、軒樋継手を使用して軒樋を接続す
る方法には、主として、軒樋と軒樋継手を接着する方法
が用いられている。この方法は、接着剤で軒樋と軒樋継
手とを固着するもので、例えば、実開平1−14842
5号公報に記載のものが知られている。
【0003】実開平1−148425号公報に記載の方
法は、外側本体と内側体とからなり、外側本体の両上縁
端に耳保持部と、両側壁内面の幅方向中央上端に位置決
め突起とを設け、内側体の両側壁内面の幅方向中央上端
に切孔部を設けてなるもので、軒樋の耳部を耳保持部に
係止させ、両者を固定しながら、外側本体の軒樋接続部
と内側体の軒樋接続部に接着剤を塗布し、外側本体の軒
樋接続部と軒樋の端部及び内側体の軒樋接続部と別の軒
樋の端部とを接続して、軒樋継手を介して、軒樋同士を
接続するものである。この軒樋継手は、左右の軒樋にほ
ぼ均等に接着され、外側本体と内側体で強く挟着され隙
間を生じさせず、簡便なものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この方法で
は、軒樋の屋外側側壁部の先端部に設けられた屋外側耳
部と側壁部とが続き一体となっているため、軒樋の屋外
側耳部の上面に当たった雨水が軒樋内に入らず、雨垂れ
現象を起こし、屋外側側壁部に流れ、雨垂れの跡が残
り、屋外側から見ると汚れが目立ち、外観が悪いという
問題があった。
【0005】又、軒樋継手についても軒樋と同様に、軒
樋継手の外側本体の両上縁端に耳保持部と側壁部とが続
き一体となっているため、外側本体の両上縁端に耳保持
部の上面に当たった雨水が軒樋継手内に入らず、雨垂れ
現象を起こし、屋外側側壁部に流れ、雨垂れの跡が残
り、屋外側から見ると汚れが目立ち、外観が悪いという
問題があった。
【0006】そこで、本発明の目的は、軒樋の屋外側耳
部の上面と軒樋継手の外側本体の両上縁端に耳保持部の
上面とからの雨垂れ現象を起こらず、屋外側から見ても
汚れが目立ず、外観を損じることがない軒樋と軒樋継手
を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するためになされたもので、請求項1記載の発明で
は、底部と、この底部の両側縁に立設された側壁部と、
両側壁部の先端に設けられた屋外側耳部と屋内側耳部と
からなる軒樋において、屋外側耳部の上面の屋外側端縁
部に軒樋方向に沿って凸部が設けられ、この凸部で屋外
側耳部の上面に降った雨水を軒樋内に流すようになされ
ているものである。
【0008】請求項2記載の発明では、接続される軒樋
の外周面とほぼ同じ形状の内周面を有する軒樋接続部が
両端部に設けられた軒樋継手において、軒樋接続部の上
縁端部の屋外側耳保持部の上面に凸部が設けられ、この
凸部で屋外側耳保持部の上面に降った雨水を軒樋継手内
に流すようになされているものである。
【0009】請求項3記載の発明では、接続される軒樋
の外周面とほぼ同じ形状の内周面を有する軒樋接続部が
両端部に設けられた軒樋継手において、軒樋接続部の上
縁端部の屋外側耳保持部の上面が内側方に低く傾斜さ
れ、屋外側耳保持部の上面に降った雨水を軒樋継手内に
流すようになされているものである。
【0010】請求項4記載の発明では、接続される軒樋
の外周面とほぼ同じ形状の内周面を有する軒樋接続部が
両端部に設けられた軒樋継手において、軒樋接続部の上
縁端部の屋外側耳保持部の上面の屋外側端部に軒樋方向
に沿って溝部が設けられ、この溝部で屋外側耳保持部の
上面に降った雨水を軒樋継手内に流すようになされてい
るものである。
【0011】本発明の軒樋及び軒樋継手の材質は、合成
樹脂、金属等適宜の材質でよく、例えば、合成樹脂で、
軒樋が硬質塩化ビニル樹脂である場合は、同じ材質を使
用すると、接続も簡単にでき、軽量であるので、好まし
い。
【0012】請求項1の発明において、凸部の形状と位
置については、屋外側耳部の上面に設けられた凸部で屋
外側耳部の上面に降った雨水を軒樋内に流すようになさ
れていれば、適宜の形状と位置でよく、例えば、形状に
ついては、角形、丸形の小片や山形にすると、小片や山
形で雨水の側壁方への流れを防止することができるの
で、好ましい。
【0013】請求項2の発明において、凸部の形状と位
置については、屋外側耳保持部の上面に設けられた凸部
で屋外側耳保持部の上面に降った雨水を軒樋継手内に流
すようになされていれば、適宜の形状と位置でよく、例
えば、形状については、角形、丸形の小片や山形にする
と、小片や山形で雨水の側壁方への流れを防止すること
ができるので、好ましい。又、凸部の位置については、
屋外側保持部の上面の外側部(軒樋が差し込まれる側の
端縁の全部と、屋外側側壁部の上部全部と)に上方に向
けて、L字形に、小板状の凸部が設けられていると、上
面に降った雨水は凸部方向へ流れても、凸部で受け止め
られ、凸部の端縁より、軒樋継手内に流れるので、好ま
しい。
【0014】請求項3の発明において、屋外側耳保持部
の上面が内側方に低く傾斜されている状態(形状)と
は、屋外側耳保持部の上面に降った雨水がこの傾斜面を
伝わって軒樋継手内に流れれば、適宜な状態(形状)で
よく、例えば、屋外側耳保持部の上面全体が内側方に低
くなるように傾斜していると、上面に降った雨水は低く
傾斜している方向に流れ、低くなされた端縁から軒樋継
手内に流れるので、好ましい。又、上面の外側部(軒樋
が差し込まれる側の端部の全部と、屋外側側壁部の上部
全部)を肉厚にし、内側部を肉薄になされていると、外
側方向へ流れても、肉厚になされた部分で受け止めら
れ、内側部の肉薄になされた部分の端縁より、軒樋継手
内に流れるので、好ましい。
【0015】請求項4の発明において、溝部の形状と位
置については、屋外側耳保持部の上面に設けられた溝部
で屋外側耳保持部の上面に降った雨水を軒樋継手内に流
すようになされていれば、適宜の形状と位置でよく、例
えば、形状については、角形、丸形の溝にすると、この
溝に雨水が流れ、雨水の側壁方への流れを防止すること
ができるので、好ましい。又、位置については、屋外側
保持部の上面の外側部(軒樋が差し込まれる側の端部の
全部と、屋外側側壁部の上部全部と)に溝部が設けられ
ていると、上面に降った雨水は外側部方向へ流れても、
溝部に流れ、溝部の端縁より、軒樋継手内に流れるの
で、好ましい。
【0016】本発明の軒樋の軒樋の底部と、この底部の
両側縁に立設された側壁部と、凸部とは、押出成型法で
一体に押出すと、美観の点で好ましい。
【0017】本発明の軒樋継手の凸部、又は、肉厚部、
又は、溝部と、軒樋継手の底部と、この底部の両側縁に
立設された側壁部とは、射出成型法で一体に成形する
と、美観の点で好ましい。
【0018】(作用)請求項1記載の軒樋は、屋外側耳
部の上面の屋外側端縁部に軒樋方向に沿って凸部が設け
られているから、この凸部で屋外側耳部の上面に降った
雨水を外側部方への流れを止め、軒樋内に流すことによ
って、雨水の側壁方への雨垂れ現象を防止することがで
きる。
【0019】請求項2記載の軒樋継手は、軒樋接続部の
上縁端部の屋外側耳保持部の上面に凸部が設けられてい
るから、この凸部で屋外側耳保持部の上面に降った雨水
を外側部方への流れを止め、軒樋継手内に流すことによ
って、雨水の側壁方への雨垂れ現象を防止することがで
きる。
【0020】請求項3記載の発明では、軒樋接続部の上
縁端部の屋外側耳保持部の上面が内側方に低く傾斜され
ているから、屋外側耳保持部の上面に降った雨水は低い
方へ流れることによって、雨水の側壁方への雨垂れ現象
を防止することができる。
【0021】請求項4記載の発明では、軒樋接続部の上
縁端部の屋外側耳保持部の上面の屋外側端部に軒樋方向
に沿って溝部が設けられているから、屋外側耳保持部の
上面に降った雨水はこの溝部に流れ、溝部を通って軒樋
継手内に流すことによって、雨水の側壁方への雨垂れ現
象を防止することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下,本発明の一実施例を図1及
び図2に基づいて詳述する。図1は軒樋の斜視説明図、
図2は、図1の軒樋が軒樋継手の屋外側の両端部に接続
された状態を示す斜視図である。
【0023】図1において,Nは軒樋であり、この軒樋
Nは合成樹脂(硬質塩化ビニール樹脂)製であり、ほぼ
U字形になされ、底部52と、この底部52の両側縁に
立設された屋外側側壁部53と屋内側側壁部54と、屋
外側側壁部53の先端に設けられ、内側に向けられた屋
外側耳部55と、屋内側側壁部54の先端に設けられ、
内側に向けられた屋内側耳部56とからなっている。両
側壁部53、54間の距離は底方が小さく、上方が大き
くなされている。
【0024】屋外側耳部55の上面の屋外側端縁部には
軒樋方向に沿って全長に渡ってほぼ垂直に上方に向けて
凸部57が設けられている。この凸部57は、屋外側耳
部55の上面に降った雨水が凸部57を越えて屋外側側
壁部53に流れることがない程度の高さになされてい
る。従って、屋外側耳部53の上面に降った雨水は、軒
樋Nに流れるようになされている。
【0025】軒樋Nの両端部には、軒樋継手Dが接続す
ることができる軒樋継手接続部51、51が設けられて
いる。軒樋継手Dは、隣り合った軒樋Nの軒樋継手接続
部51、51を外側から覆うようになされ、軒樋継手D
の屋外側耳部と屋内側耳部とは、軒樋Nの屋外側耳部5
5と屋内側耳部56を差し込むことができるようになさ
れている。尚、軒樋継手Dの各部についての図示は省略
する。
【0026】次に,この軒樋Nの取付方法を説明しなが
ら、作用を説明する。先ず、図2に示すように、隣り合
う2つの軒樋Nを、互いの端面がほぼ接するようにし
て、家屋の軒先先端部に取り付ける。次に、軒樋継手D
の一方の軒樋接続部の内周面に帯状に接着剤を屋外側側
壁部の上端部から底部を通って屋内側側壁部の上端部ま
で塗布する。次に、同様にして、軒樋継手Dの他方の軒
樋接続部の内周面に接着剤を塗布する。
【0027】次に、隣り合う2つの軒樋Nの繋ぎ目が軒
樋継手Dの軒樋方向のほぼ中央部に来るようにして、隣
り合う2つの軒樋Nに軒樋継手Dを嵌める。次に、軒樋
継手Dの軒樋接続部の内周面にそれぞれの軒樋Nの端部
の外周面を当接させ、軒樋接続部の内周面に塗布された
接着剤で、それぞれの軒樋Nの端部と軒樋継手Dとを接
着する。
【0028】このようにすると、屋外側耳部55の上面
の屋外側端縁部に軒樋方向に沿って凸部57が設けられ
ているから、この凸部57で屋外側耳部55の上面に降
った雨水を外側部方への流れを止め、軒樋N内に流すこ
とによって、雨水の側壁方への雨垂れ現象を防止するこ
とができる。
【0029】次に、本発明の他の実施例を図3及び図4
に基づいて説明する。図3は軒樋継手の斜視説明図、図
4は図3の軒樋継手の屋外側の両端部に軒樋が接続され
た状態を示す斜視図である。
【0030】図3において,Aは軒樋継手であり、この
軒樋継手Aは合成樹脂(硬質塩化ビニール樹脂)製であ
り、両端部に、接続される軒樋の外周面とほぼ同じ形状
の内周面を有する軒樋接続部1、1aが設けられてい
る。両端部の軒樋接続部1、1aは、底部2と、この底
部2の屋外側側縁に立設された屋外側側壁部3と屋内側
側縁に立設された屋内側側壁部4とからなる。屋外側側
壁部3と屋内側側壁部4間の距離は底部2が小さく、上
端部が大きくなされている。
【0031】一方の軒樋接続部1の上縁端部の屋外側耳
保持部31が設けられ、この屋外側耳保持部31の上面
に、軒樋5が差し込まれる側の端縁の全部と、屋外側側
壁部3の上部全部とに上方に向けて、L字形に、小板状
の凸部32が設けられている。屋外側耳保持部31の上
面の内側方の先端部は、ほぼ直角に内側に曲げられてい
る。他方の軒樋接続部1aの上縁端部の屋外側耳保持部
31aが設けられ、この屋外側耳保持部31aの上面
に、軒樋5が差し込まれる側の端縁の全部と、屋外側側
壁部3の上部全部とに上方に向けて、L字形に、小板状
の凸部32aが設けられている。
【0032】この凸部32、32aは、相対して向き合
っている。凸部32、32aの高さは、屋外側耳保持部
32、32aの上面に降った雨水が屋外側耳保持部3
2、32aの上面から軒樋5が差し込まれる側と屋外側
側壁部3とに流れることがない程度になされている。従
って、屋外側耳保持部32、32aの上面に降った雨水
は、軒樋継手Aの軒樋接続部1、1aに接続された軒樋
5、5と屋外側側壁部3との間隙に流れるようになされ
ている。
【0033】次に,この軒樋継手Aの取付方法を説明し
ながら、作用を説明する。先ず、隣接する軒樋5、5
を、互いの端面が当接するようにして、家屋の軒先先端
部に取り付ける。次に、軒樋継手Aの一方の軒樋接続部
1の内周面に帯状に接着剤(図示省略)を屋外側側壁部
3の上端部から底部2を通って屋内側側壁部4の上端部
まで塗布する。次に、同様にして、軒樋継手Aの他方の
軒樋接続部1aの内周面に接着剤を塗布する。
【0034】次に、軒樋5、5の繋ぎ目が軒樋継手Aの
軒樋方向のほぼ中央部に来るようにして、軒樋5、5に
軒樋継手Aを嵌める。次に、軒樋接続部1、1aの内周
面に軒樋5、5の端部の外周面を当接させ、軒樋接続部
1、1aの内周面に塗布された接着剤で、軒樋5、5の
端部と軒樋継手Aとを接着する。
【0035】このようにすると、軒樋接続部1、1aの
上縁端部の屋外側耳保持部31、31aの上面に凸部3
2、32aが設けられているから、この凸部32、32
aで屋外側耳保持部31、31aの上面に降った雨水を
外側部方への流れを止め、軒樋継手A内に流すことによ
って、雨水の側壁方への雨垂れ現象を防止することがで
きる。
【0036】尚、上記で使用される軒樋5は、屋外側耳
部の形状が屋外側側壁部より外側に突出した外耳タイプ
で屋外側耳部の上面には段差がなく、軒樋継手Aの屋外
側耳保持部32で軒樋5の屋外側耳部の内側上部を引っ
掛けて軒樋継手Aを軒樋5に取り付けているが、図8に
示すように、軒樋5aの屋外側耳部の形状が屋外側側壁
部より内側に突出した内耳タイプで屋外側耳部の上面に
段差が設けられたものにし、軒樋継手Aの屋外側耳保持
部32で軒樋5aの屋外側耳部の上面の段差に引っ掛け
て軒樋継手Aを軒樋5aに取り付けるようにしてもよ
い。このようにすると、軒樋5aの屋外側耳部の上面の
段差で、軒樋5aの屋外側耳部の上面に降った雨水も軒
樋5aの外側に流れず、軒樋5a内に流れるため、軒樋
5aと軒樋継手Aとで雨水の側壁方への雨垂れ現象を防
止することができる。
【0037】次に、本発明の別の実施例を図5及び図6
に基づいて説明する。図5は、軒樋継手の屋外側の両端
部に軒樋が接続された状態を示す斜視図、図6は図5の
X−X線切断端面図である。
【0038】図5の他の実施例の軒樋継手Bは、図3の
他の実施例の軒樋継手Aの屋外側耳保持部31、31a
の上面の形状が異なるだけで、その他の軒樋継手Bの構
造及び作用については、他の実施例の軒樋Aとほとんど
同様であり、異なっている構造と取付方法を説明し、そ
の他の構造、取付方法及び作用についての説明は省略す
る。
【0039】Bは軒樋継手であり、この軒樋継手Bは合
成樹脂(硬質塩化ビニール樹脂)製であり、接続される
軒樋の外周面とほぼ同じ形状の内周面を有する軒樋接続
部1b、1cが両端部に設けられている。
【0040】一方の軒樋接続部1bの上縁端部の屋外側
耳保持部31bが設けられ、この屋外側耳保持部31b
の上面は、図5及び図6に示すように、軒樋5が差し込
まれる側の屋外側端縁部の肉厚が厚く、屋外側耳保持部
31bの奥側に屋内側端縁部の肉厚が薄く、屋外側耳保
持部31bの上面全体が内側方に低くなるように傾斜し
ている。
【0041】他方の軒樋接続部1cの上縁端部の屋外側
耳保持部31cが設けられ、この屋外側耳保持部31c
の上面は、上記の屋外側耳保持部31bとほぼ同じであ
るので、説明は省略する。
【0042】軒樋継手Bの取付方法については、ほとん
ど軒樋継手Aと同じであるので、説明は省略する。
【0043】このようにすると、軒樋接続部1b、1c
の上縁端部の屋外側耳保持部31b、31cの上面が内
側方に低く傾斜されているから、屋外側耳保持部31
b、31cの上面に降った雨水は低い方へ流れることに
よって、雨水の側壁方への雨垂れ現象を防止することが
できる。
【0044】次に、本発明の別の実施例を図7に基づい
て説明する。図7は軒樋継手の屋外側の両端部に軒樋が
接続された状態を示す斜視図である。
【0045】図7の別の実施例の軒樋継手Cは、図3の
他の実施例の軒樋継手Aの屋外側耳保持部31、31a
の上面の形状が異なるだけで、その他の軒樋継手Cの構
造及び作用については、他の実施例の軒樋Aとほとんど
同様であり、異なっている構造と取付方法を説明し、そ
の他の構造、取付方法及び作用についての説明は省略す
る。
【0046】Cは軒樋継手であり、この軒樋継手Cは合
成樹脂(硬質塩化ビニール樹脂)製であり、接続される
軒樋の外周面とほぼ同じ形状の内周面を有する軒樋接続
部1d、1eが両端部に設けられている。
【0047】一方の軒樋接続部1dの上縁端部の屋外側
耳保持部31dが設けられ、この屋外側耳保持部31d
の上面は、図7に示すように、屋外側端部に軒樋方向に
沿って溝部32dが設けられている。
【0048】他方の軒樋接続部1eの上縁端部の屋外側
耳保持部31eが設けられ、この屋外側耳保持部31e
の上面は、図7に示すように、屋外側端部に軒樋方向に
沿って溝部32eが設けられている。
【0049】軒樋継手Cの取付方法については、ほとん
ど軒樋継手Aとおなじであるので、説明は省略する。
【0050】このようにすると、軒樋接続部1d、1e
の上縁端部の屋外側耳保持部31d、31eの上面の屋
外側端部に軒樋方向に沿って溝部32d、32eが設け
られているから、屋外側耳保持部31d、31eの上面
に降った雨水はこの溝部32d、32eに流れ、溝部3
2d、32eを通って軒樋継手C内に流すことによっ
て、雨水の側壁方への雨垂れ現象を防止することができ
る。
【0051】以上、本発明実施例を図面に基づいて説明
してきたが、具体的な構成はこの実施例の限られるもの
ではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等が
あっても本発明に含まれる。
【0052】例えば、軒樋継手Bの屋外側耳保持部31
bの上面を、図9の屋外側耳保持部31gの上面のよう
に一部肉厚になされていてもよい。又、軒樋継手Bの屋
外側耳保持部31bの上面を、図11の屋外側耳保持部
31iの上面のように、屋外側耳保持部31bの上面の
端部がほぼ同じ高さで面一にし、端部以外の内面部が屋
外側に向けて下がった傾斜面にしてもよい。又、図12
の屋外側耳保持部31jの上面のように、屋外側耳保持
部31bの上面の端部がほぼ同じ高さで面一にし、端部
以外の内面部が軒樋方向の内側端縁方向に向けて下がっ
た傾斜面にしてもよい。
【0053】このようにすると、屋外側端部で上面に降
った雨水を受け止めて、屋外側端部から軒樋継手Bの内
側に流すことによって、雨水の側壁方への雨垂れ現象を
防止することができる。
【0054】又、軒樋継手Cの屋外側耳保持部31dの
上面を、図10の屋外側耳保持部31hの上面のような
形状の溝部32hであってもよい。
【0055】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1記載
の軒樋継手は、軒樋接続部の上縁端部の屋外側耳保持部
の上面に凸部が設けられているから、この凸部で屋外側
耳保持部の上面に降った雨水を外側部方への流れを止
め、軒樋継手内に流すことによって、雨水の側壁方への
雨垂れ現象を防止することができる。
【0056】請求項2記載の発明では、軒樋接続部の上
縁端部の屋外側耳保持部の上面が内側方に低く傾斜され
ているから、屋外側耳保持部の上面に降った雨水は低い
方へ流れることによって、雨水の側壁方への雨垂れ現象
を防止することができる。
【0057】請求項3記載の発明では、軒樋接続部の上
縁端部の屋外側耳保持部の上面の屋外側端部に軒樋方向
に沿って溝部が設けられているから、屋外側耳保持部の
上面に降った雨水はこの溝部に流れ、溝部を通って軒樋
継手内に流すことによって、雨水の側壁方への雨垂れ現
象を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の軒樋の一実施例を示す斜視説明図であ
る。
【図2】図1の軒樋が軒樋継手の屋外側の両端部に接続
された状態を示す斜視図である。
【図3】本発明の軒樋継手の他の実施例を示す斜視説明
図である。
【図4】図3の軒樋継手の屋外側の両端部に軒樋が接続
された状態を示す斜視図である。
【図5】本発明の軒樋継手の別の実施例を示すもので、
軒樋継手の屋外側の両端部に軒樋が接続された状態を示
す斜視図である。
【図6】図5のX−X線切断端面図である。
【図7】本発明の軒樋継手の別の実施例を示すもので、
軒樋継手の屋外側の両端部に軒樋が接続された状態を示
す斜視図である。
【図8】本発明の軒樋継手の別の実施例の変形例を示す
断面図である。
【図9】本発明の軒樋継手の別の実施例の変形例を示す
斜視図である。
【図10】本発明の軒樋継手の別の実施例の変形例を示
す斜視図である。
【図11】本発明の軒樋継手の別の実施例の変形例を示
す斜視図である。
【図12】本発明の軒樋継手の別の実施例の変形例を示
す斜視図である。
【符号の説明】
N 軒樋 A、B、C、D 軒樋継手 1、1a、1b、1c、1d、1e 軒樋接続部 2、52 底部 3、53 屋外側側壁部 31、31a、31b、31c 屋外側耳保持
部 31d、31e、31f、31g、31h屋外側耳保持
部 31i、31j 屋外側耳保持
部 32、32a、57 凸部 32d、32e、32h 溝部 4、54 屋内側側壁部 5 軒樋 51 軒樋継手接続
部 55 屋外側耳部 56 屋内側耳部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 海内 英和 東京都港区虎ノ門3−8−21 株式会社セ キスイデザインセンター内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部と、この底部の両側縁に立設された
    側壁部と、両側壁部の先端に設けられた屋外側耳部と屋
    内側耳部とからなる軒樋において、 前記屋外側耳部の上面の屋外側端縁部に軒樋方向に沿っ
    て凸部が設けられ、この凸部で屋外側耳部の上面に降っ
    た雨水を軒樋内に流すようになされていることを特徴と
    する軒樋。
  2. 【請求項2】 接続される軒樋の外周面とほぼ同じ形状
    の内周面を有する軒樋接続部が両端部に設けられた軒樋
    継手において、 前記軒樋接続部の上縁端部の屋外側耳保持部の上面に凸
    部が設けられ、この凸部で屋外側耳保持部の上面に降っ
    た雨水を軒樋継手内に流すようになされていることを特
    徴とする軒樋継手。
  3. 【請求項3】 接続される軒樋の外周面とほぼ同じ形状
    の内周面を有する軒樋接続部が両端部に設けられた軒樋
    継手において、 前記軒樋接続部の上縁端部の屋外側耳保持部の上面が内
    側方に低く傾斜され、屋外側耳保持部の上面に降った雨
    水を軒樋継手内に流すようになされていることを特徴と
    する軒樋継手。
  4. 【請求項4】 接続される軒樋の外周面とほぼ同じ形状
    の内周面を有する軒樋接続部が両端部に設けられた軒樋
    継手において、 前記軒樋接続部の上縁端部の屋外側耳保持部の上面の屋
    外側端部に軒樋方向に沿って溝部が設けられ、この溝部
    で屋外側耳保持部の上面に降った雨水を軒樋継手内に流
    すようになされていることを特徴とする軒樋継手。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200484414Y1 (ko) * 2017-06-26 2017-09-04 제희광 처마용 빗물받이

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