JP2000303852A - 内燃エンジン - Google Patents
内燃エンジンInfo
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- JP2000303852A JP2000303852A JP11113072A JP11307299A JP2000303852A JP 2000303852 A JP2000303852 A JP 2000303852A JP 11113072 A JP11113072 A JP 11113072A JP 11307299 A JP11307299 A JP 11307299A JP 2000303852 A JP2000303852 A JP 2000303852A
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Abstract
ることにある。 【解決手段】 回転軸2に偏心させて取り付けた回転盤
3に円環状の溝3aを設け、内燃シリンダ4a〜4iを
回転盤3の外側に放射状に配置、ピストンロッド6a〜
6iの先端にベアリング7a〜7iを取り付け、ベアリ
ング7a〜7iを溝3aに係合させた。
Description
を上下動するそれぞれのピストンによって圧縮した燃料
と空気の混合気に点火し、その膨張力によってピストン
を下降させてピストンの下降を回転運動に変えて回転軸
を駆動する内燃エンジンに関する。
下動するピストンの下部にピストンに対して傾動可能な
コンロッドを取り付け、コンロッドの下部をクランク軸
に対して偏心させて設けたクランクピンに回転自在に取
り付け、ピストンの上下方向の運動を回転運動に変えて
クランク軸を回転させる。大きな回転力を得るために
は、クランク軸にクランクピンを複数設け、複数のクラ
ンクピンに複数のピストンをコンロッドを介して取り付
ける。そのためクランク軸は非常に複雑になり、製造コ
ストが非常に高いものであった。また特に星形機関にお
いては一つのクランクピンに多くのコンロッドの端部が
集中する構造となっており、構造が非常に複雑になって
いた。
する課題は従来のこれらの問題を解消し簡単な構造で、
薄型な内燃エンジンを提供することにある。
発明の構成は、 1) 複数の内燃シリンダ内を上下動するそれぞれのピ
ストンによって圧縮した燃料と空気の混合気に点火し、
その膨張力によってピストンの往復運動を回転運動に変
えて回転軸を駆動する内燃エンジンであって、回転軸に
偏心させて取り付けた回転盤の外周近くの側面に回転盤
の回転中心周りに円環状の溝を設け、同回転盤の外側に
複数の内燃シリンダを放射状にそのピストンロッドが前
記回転軸に向うように配置し、それぞれのピストンロッ
ドの先端に回転車を設け、同回転車を前記回転盤の溝に
係合させ、点火した内燃シリンダから回転方向と逆に約
180°の範囲内のピストンが往動し、残りが復動にな
るように各内燃シリンダの点火位相を制御し、ピストン
ロッドが偏心させた回転盤を押すことによってピストン
の往復運動を回転運動に変えて回転軸を回転させること
を特徴とした内燃エンジン 2) 複数の内燃シリンダ内を上下動するそれぞれのピ
ストンによって圧縮した燃料と空気の混合気に点火し、
その膨張力によってピストンの往復運動を回転運動に変
えて回転軸を駆動する内燃エンジンであって、回転軸に
偏心させて取り付けた複数の回転盤の外周近くの側面に
回転盤の回転中心周りに円環状の溝を設け、同回転盤の
外側に複数の内燃シリンダを所定の角度範囲に放射状に
そのピストンロッドが前記回転軸に向うように配置し、
それぞれのピストンロッドの先端に回転車を設け、同回
転車を前記回転盤の溝に係合させ、点火した内燃シリン
ダから回転方向と逆に180°の範囲内のピストンが往
動し、残りが復動になるように各内燃シリンダの点火位
相を制御し、ピストンロッドが偏心させた回転盤を押す
ことによってピストンの往復運動を回転運動に変えて回
転軸を回転させることを特徴とした内燃エンジン 3) 複数の内燃シリンダ内を上下動するそれぞれのピ
ストンによって圧縮した燃料と空気の混合気に点火し、
その膨張力によってピストンの往復運動を回転運動に変
えて回転軸を駆動する内燃エンジンであって、回転軸に
連結体を取り付け、同連結体に円弧状の扇盤を回転自在
に取り付け、同扇盤の外周近くの側面に回転盤の回転中
心周りに円環状の溝を設け、前記扇盤の外側に複数の内
燃シリンダを放射状にそのピストンロッドが前記回転軸
に向うように奇数配置し、中央の内燃シリンダのピスト
ンロッドの先端にピンを設け、同ピンを前記扇盤の溝の
回転方向の中央位置で貫通させて扇盤に回転自在に取り
付け、残りのそれぞれのピストンロッドの先端に回転車
を設け、同回転車を前記扇盤の溝に係合させ、前記中央
の内燃シリンダの上下動を上下の2点で回転自在に支持
された前記扇盤の揺動によって回転運動に変えてかつ点
火した内燃シリンダから回転方向と逆に約180°の範
囲内のピストンが往動し、残りが復動になるように各内
燃シリンダの点火位相を制御し、ピストンロッドが連結
体に取り付けた扇盤を押すことによってピストンの上下
動を回転運動に変えて回転軸を回転させることを特徴と
した内燃エンジンにある。
燃シリンダで圧縮した燃料と空気の混合気に点火し、そ
の膨張力によってピストンを往動させる。ピストンロッ
ドの先端には回転車が設けられていて、回転車は回転盤
の側面に回転盤の回転中心周りに設けた環状の溝に係合
させているので、ピストンが往動することにより、回転
車が回転盤の環状の溝を押すようにして、偏心させてい
る回転盤を回転させる。次に点火した内燃シリンダより
回転方向の内燃シリンダに順に点火する。このようにし
て、回転方向の内燃シリンダに次々点火して回転盤を押
して回転させる。複数の回転盤の外側に内燃シリンダを
所定の角度範囲に設け、複数の回転盤に設けた内燃シリ
ンダを複数の回転盤のほぼ全周に配置されるようしたも
のは、複数の回転盤を用いることで回転の慣性力を得ら
れやすいようにすることができるようにする。回転軸に
連結体を取り付け、連結体の円弧状の扇盤を回転自在に
取り付け、中央の内燃シリンダのピストンロッドの先端
を扇盤に回転自在に取り付けたものは、ピストンが往動
するとピストンロッドの先端は扇盤に回転自在に取り付
けられ、かつ連結体も扇盤に回転自在に取り付けられて
いるので、回転軸に取り付けられた連結体は扇盤を介し
て回転方向に押されることにより回転する。連結体が内
燃シリンダに対して180°以上回転した位置になる
と、慣性により回転した回転軸に取り付けられた連結体
が扇盤を押すことにより、ピストンが復動する。このよ
うにしてピストンの往復運動を回転運動に変える。さら
に他のピストンが扇盤を押すことにより強い回転力を得
ることができる。
舶・汎用エンジン・作業機械などに用いられどのような
ものに用いてもかまわない。内燃シリンダ及びピストン
の数は必要な性能等に応じて決められる。複数のピスト
ンで圧縮した混合気への点火順序はスムーズな回転が得
られるように決められる。内燃エンジンの制御方法につ
いてはどのようなものでもかまわない。内燃エンジンの
燃焼方式としては、2サイクル方式、4サイクル方式、
ディ−ゼル方式などがあり、どのような方式を用いても
よい。
体的に説明する。 実施例1(図1〜3参照) 図1〜3に示す実施例1は、回転軸に偏心させて取り付
けた回転盤の外周近くの側面に円環状の溝を設け、回転
盤の外側に内燃シリンダを等間隔の放射状に回転盤を回
転方向に押すように傾斜させて設け、それぞれのピスト
ンロッドの先端に回転車を設け、回転車が回転盤の溝に
係合するようにしてそれぞれのピストンを回転盤に取り
付けた2サイクルの内燃エンジンの例である。図1は実
施例1の内燃エンジンの説明図である。図2は図1のA
−A断面図である。図3は実施例1の内燃エンジンの説
明図である。図中、1は内燃エンジン、2は回転軸、3
は回転盤、3aは溝、3bは回転盤の中心、4a〜4i
は内燃シリンダ、5a〜5iはピストン、6a〜6iは
ピストンロッド、7a〜7iはベアリング、8aはピス
トンロッドからベアリングと回転盤の接点にかかる力、
8bは回転盤の接線方向への分力、8cは回転盤の中心
方向への分力、8dは回転軸の中心方向への分力、8e
は回転軸の接線方向への分力である。実施例1では図1
〜3に示すように、まず、内燃エンジン1の出力軸とな
る回転軸2に回転盤3を回転盤3の中心3bより偏心さ
せて取り付ける。回転盤3の外周に近い両側面には、図
2に示すように回転盤の回転中心周りに円環状の溝3a
が設けられている。次に、回転軸2から所定の距離の外
周側に等角度間隔で放射状に内燃シリンダ4a〜4iを
設ける。内燃シリンダ4a〜4iは回転軸2に向かうよ
うに位置させる。次に内燃シリンダ4a〜4iの内側に
ピストン5a〜5iをそれぞれ配置する。ピストン5a
〜5iの回転軸側端面にピストンロッド6a〜6iを取
り付ける。ピストンロッド6a〜6iの先端部分は図2
に示すように溝部分を形成するように両側に分かれてい
る。さらに両側に分かれた先端部分は、内側に向って曲
げられた円柱形状になっている。この両側の円柱形状の
部分を内周に圧入するようにしてベアリング7a〜7i
をそれぞれ取り付け、ベアリング7a〜7iが回転盤3
の両側の溝3aの内周側壁面及び外周側壁面の間に位置
するようにする。本発明の内燃エンジンの内燃シリンダ
には、図示しない点火装置、エンジンバルブが設けら
れ、また、内燃エンジンには、吸排気系の各装置、燃料
系の各装置、油まわり系の各装置などが取り付けられ、
エンジンの制御は、別に設けられる制御装置によって行
なわれる。本実施例1の内燃エンジンを作動させるに
は、スタ−タ−によって回転軸2を図1において時計回
りに回転させる。回転盤3の回転盤中心3bより偏心し
た回転軸2を回転させることによって、回転軸2の中心
と回転盤中心3bを結ぶ線の回転盤中心3b側への延長
上の回転盤3の外径が最も回転軸2から離れることにな
る。よって、この位置のピストンロッド6aが最も外側
に持ち上げられることになり、ピストン5aによって内
燃シリンダ4a内は最も圧縮されるいわゆる上死点の状
態となる。図示しないエンジンバルブ、燃料供給・噴射
装置によって、内燃シリンダ内で圧縮された混合気は、
ほぼ、この時点に制御装置からの信号によって図示しな
い点火装置によって点火される。点火されることによっ
て混合気は燃焼し、膨張する。このようにして内燃シリ
ンダ内が膨張することによってピストン5aが回転軸方
向に向って押されて往動する。よってピストン5aに取
り付けられているピストンロッド6aが回転軸方向に向
って往動する。よってピストンロッド6aの先端に取り
付けられているベアリング7aが回転盤3の溝3aの内
周側壁面を押すことになる。ベアリング7aと溝3aの
内周側壁面の接点が回転軸2の中心と回転盤3の中心3
bを結ぶ線の延長上に位置する場合は、ベアリング7a
が内周側壁面を押す力は全て回転軸2の中心に向かうの
で回転力とはならないが、ベアリング7aと回転軸2の
中心を結ぶ線上に回転盤中心3bがわずかでも位置しな
くなると、図3に示すようにベアリング7aと回転盤3
の接点9にかかる力8aは円と円の接点でベアリング7
aと回転盤中心3bを結び回転盤中心3bに向かう力8
cと、回転盤の溝3aの内周側壁面の接線方向に向かう
力8bに分けられる。回転盤3の接線方向に向かう力8
bは、ベアリング7aの外周が溝3aの内周側壁面に対
して摩擦が小さく摺動することと、ベアリング7aの内
周側に対して外周側がボールの転がりによって回転自在
となって、ベアリング外周を回転させる力となり、ベア
リング外周を回転させる。一方、回転盤中心に向かう力
8cは回転盤の中心3bにおいて、回転軸2の中心へ向
かう分力8dと回転盤中心3bと回転軸を結ぶ線に対し
て垂直な方向へ向かう分力8eに分けられる。この回転
盤中心3bと回転軸を結ぶ線に対して垂直な方向へ向か
う分力8eが回転盤3を回転軸2に対して回転させる力
となる。図1においては、上死点位置に位置する内燃シ
リンダ4aから回転方向と逆に180°以内に位置する
内燃シリンダ4i,4h,4g,4fまではピストン及
びピストンロッドが往動し、内燃シリンダ4b,4c,
4d,4eのピストン及びピストンロッドが復動するこ
ととなる。よってこのように内燃シリンダは、回転盤3
の溝3aの回転軸2に対するプロフィ−ルによって、一
回転で往動と復動をくり返す。本実施例1では2サイク
ルエンジンなので、内燃シリンダ内の混合気が燃焼して
膨張するピストンの往動の際、及び回転盤3の溝3aの
内周側壁面によってピストンロッドを押し上げるように
してピストンを復動させて内燃シリンダ内の混合気を圧
縮する際に適度に吸気用エンジンバルブ及び排気用エン
ジンバルブを開閉して吸排気を行う。このようにして、
内燃シリンダ4aの次は内燃シリンダ4b、内燃シリン
ダ4bの次は内燃シリンダ4cというように順に点火さ
せるようにして、回転盤3を回転軸2に対して回転させ
る。このように本実施例では、回転盤の溝とピストンロ
ッド先端のベアリングを係合させた構成によって複雑な
形状のコンロッドを必要としない内燃エンジンにするこ
とができる。また、内燃シリンダを回転軸に沿って並行
に配置する必要がないので非常に薄型なエンジンにする
ことができる。 実施例2(図4〜図8参照) 図4〜8に示す実施例2は、回転軸に連結体を取り付
け、連結体に円弧状の扇盤を回転自在に取り付け、扇盤
の外周近くの側面に回転盤の回転中心周りに円環状の溝
を設け、扇盤の外側に複数の内燃シリンダを放射状にそ
のピストンロッドが回転軸に向うように奇数配置し、中
央の内燃シリンダのピストンロッドの先端にピンを設
け、ピンを扇盤の溝を回転方向の中央位置で貫通させて
扇盤に回転自在に取り付け、残りのそれぞれのピストン
ロッドの先端に回転車を設け、回転車を扇盤の溝に係合
させ、中央の内燃シリンダの上下動を上下の2点で回転
自在に支持された扇盤の揺動によって回転運動に変えて
かつ点火した内燃シリンダから回転方向と逆に約180
°の範囲内のピストンが往動し、残りが復動になるよう
に各内燃シリンダの点火位相を制御し、ピストンロッド
が連結体に取り付けた扇盤を押すことによってピストン
の上下動を回転運動に変えて回転軸を回転させることを
特徴とした内燃エンジンの例である。図4は実施例2の
内燃エンジンの正面図である。図5は実施例2の内燃エ
ンジンの平面図である。図6は図4のB−B断面図であ
る。図7は実施例2の内燃エンジンの説明図である。図
8は実施例2の内燃エンジンの説明図である。図中、1
5は内燃エンジン、16は回転軸、17は連結体、18
は回転ピン、19は扇盤、19aは溝、20は扇盤、2
0aは溝、21は扇盤、21aは溝、22a〜22iは
内燃シリンダ、23a〜23iはピストン、24a〜2
4iはピストンロッド、25a〜25fはベアリング、
26はピンである。実施例2では図4〜8に示すように
まず、回転軸16の3箇所に連結体17を取り付ける。
3つの連結体17は、それぞれが120°ずつ位相差を
持つように取り付けられる。連結体17は所定の間隔を
軸方向にあけるようにして、それぞれの位相位置に2体
設けられ、その間に回転軸16を設けず、回転軸16よ
り所定の長さの分外側の連結体17の位置に回転ピン1
8を取り付けることで回転軸16を設けない部分の連結
体同士を連結するようにする。次に回転ピン18に扇盤
19の中心部分を回転自在に取り付ける。さらに同様に
して回転ピン18に扇盤20、扇盤21の中心部分を回
転自在に取り付ける。次に回転軸16の上方及び上方か
ら両側に40°ずつ位相差を設けた位置でかつ扇盤19
の外側に内燃シリンダ22a〜22cを設ける。さらに
同様にして扇盤20の外側に内燃シリンダ22d〜22
fを設け、扇盤21の外側に内燃シリンダ22g〜22
iを設ける。次にそれぞれの内燃シリンダにはピストン
23a〜23iを取り付け、ピストンの回転軸側にはピ
ストンロッド24a〜24iを設ける。それぞれの扇盤
の外側に位置する中央の内燃シリンダ22b,22e,
22hのピストンロッド24b,24e,24hの先端
をそれぞれの扇盤の溝19a,20a,21aの中央部
分に回転自在に取り付けたピン26に図6に示すように
回転自在に取り付ける。次に残りのピストンロッド24
a,24c,24d,24f,24g,24iの先端に
回転車25a,25c,25d,25f,25g,25
iをそれぞれ取り付け、回転車を溝19a,20a,2
1aにそれぞれ係合させる。実施例2の内燃エンジンで
は、内燃シリンダ22bのピストンロッド24bが往動
すると、扇盤19の溝19aの中央部分が下方に押され
る。扇盤19の下方は連結体17に回転自在に取り付け
られているので、連結体17の回転ピン18が回転方向
に移動するように押される。扇盤19は傾くことにな
る。回転ピン18の移動によって、連結体17は回転軸
16に対して回転することになる。回転軸が180°以
上回転すると、慣性によって、連結体17が回転すると
扇盤19を介してピストンロッド24bが上方に押され
る。これによってピストンロッド24bは復動を行う。
さらにピストン23bの往動により時計回りに回転する
回転軸16のピストン23bより反時計回りに180°
の範囲内となるピストン23aの往動によって溝19a
内で回転車が滑べるようにして扇盤19を押し、扇盤1
9が押されることにより連結体17が回転方向に押され
て回転軸16が回転する。このようにすれば、回転軸1
6から放射状に全周にわたって内燃シリンダを設ける必
要がないため、非常にコンパクトな内燃エンジンにする
ことができる。その他、構成、作用、使い方は実施例1
と同じである。 実施例3(図9参照) 図9に示す実施例3は、回転軸に偏心させて取り付けた
複数の回転盤の外周近くの側面に回転盤の回転中心周り
に円環状の溝を設け、回転盤の外側に複数の内燃シリン
ダを所定の角度範囲に放射状にそのピストンロッドが回
転軸に向うように配置し、それぞれのピストンロッドの
先端に回転車を設け、回転車を回転盤の溝に係合させ、
点火した内燃シリンダから回転方向と逆に180°の範
囲内のピストンが往動し、残りが復動となるように各内
燃シリンダの点火位相を制御し、ピストンロッドが偏心
させた回転盤を押すことによってピストンの往復運動を
回転運動に変えて回転軸を回転させることを特徴とする
内燃エンジンの例である。図9は実施例3の内燃エンジ
ンの説明図である。図中、30は内燃エンジン、31は
回転軸、32は回転盤、32aは溝、33は回転盤、3
3aは溝、34は回転盤、34aは溝、35a〜35i
は内燃シリンダ、36a〜36iはピストン、37a〜
37iはピストンロッド、38a〜38iはベアリング
である。実施例3では図9に示すように、回転軸31に
回転盤32を回転軸の中心より偏心させた位置に取り付
け、さらに別の回転盤33,34を回転盤の中心が12
0°の位相差をそれぞれ持つようにして取り付ける。そ
れぞれの回転盤32,33,34には回転盤の中心を中
心とした円環状の溝32a,33a,34aを外周に近
い両側の側面に設ける。回転盤32の外側に内燃シリン
ダ35i,35a,35bを放射状に回転軸31に向か
うように配置し、内燃シリンダ内にピストン36i,3
6a,36bをそれぞれ配置し、ピストンにピストンロ
ッド37i,37a,37bをそれぞれ取り付け、ピス
トンロッドにベアリング38i,38a,38bをそれ
ぞれ取り付け、ベアリングが溝32aに係合させるよう
にしてピストンロッド37i,37a,37bを回転盤
32に取り付ける。次に回転盤33の外側に内燃シリン
ダ35c〜35eを内燃シリンダ35i,35a,35
bに対して位相差を持つようにして設ける。次に回転盤
34の外側に内燃シリンダ35f〜35hを内燃シリン
ダ35c〜35eに対して位相差を持つようにして設け
る。それぞれの内燃シリンダには、ピストンが配置さ
れ、ピストンにはピストンロッド,ベアリングが取り付
けられ、ピストンロッドはベアリングを介して回転盤に
取り付けられる。このように複数の回転盤を用いて、回
転軸にかかる偏った力をバランスさせるようにして回転
軸への負担を減らし、耐久性を高めるようにしてもよ
い。その他、符号、構成、作用、使い方は実施例1と同
じである。また、本実施例3では、内燃シリンダ35
a,35d,35gはピストン上死点に近くなっている
が、回転盤の慣性により回転し、各ピストンは復動を行
うことができる。また、慣性力が足りない場合には、回
転軸にはずみ車等を設けてもよい。 実施例4(図10参照) 図10に示す実施例4は、回転軸に連結体を取り付け、
連結体に回転盤を回転自在に取り付けた内燃エンジンの
例である。図10は実施例4の内燃エンジンの説明図で
ある。図中、40は内燃エンジン、41は回転軸、42
は連結体、43は回転ピン、44は回転盤、44aは
溝、45は回転盤、45aは溝、46は回転盤、46a
は溝、47a〜47iは内燃シリンダ、48a〜48i
はピストン、49a〜49iはピストンロッド、50a
〜50iはベアリング、51はピンである。実施例4で
は図10に示すように、回転軸41に取り付けた連結体
42に、回転軸41から偏心するよう並行に回転ピン4
3を120°の位相差を持つよう連結体とともに3体設
け、回転ピンに回転盤44,45,46をそれぞれ設け
ている。このように回転盤と連結体及び回転ピンを組み
合わせてもよい。その他符号、構成、作用、使い方は実
施例2と同じである。
内燃エンジンにできる。複数の回転盤の外側に内燃シリ
ンダを所定の角度範囲に設け、複数の回転盤に設けた内
燃シリンダを複数の回転盤のほぼ全周に配置されるよう
にしたものは、安定した回転を得られる内燃エンジンに
なる。回転軸に連結体を取り付け、連結体に円弧状の扇
盤を回転自在に取り付け、中央の内燃シリンダのピスト
ンロッドの先端を扇盤に回転自在に取り付けたものは、
回転盤を取り付けるスペースがない場合に対応し、さら
にコンパクトな内燃エンジンにできる。
かかる力 8b 回転盤の接線方向への分力 8c 回転盤の中心方向への分力 8d 回転軸の中心方向への分力 8e 回転軸の接線方向への分力 9 ベアリングと回転盤の接点 10〜14 欠番 15 内燃エンジン 16 回転軸 17 連結体 18 回転ピン 19 扇盤 19a 溝 20 扇盤 20a 溝 21 扇盤 21a 溝 22a〜22i 内燃シリンダ 23a〜23i ピストン 24a〜24i ピストンロッド 25a〜25f ベアリング 26 ピン 27〜29 欠番 30 内燃エンジン 31 回転軸 32 回転盤 32a 溝 33 回転盤 33a 溝 34 回転盤 34a 溝 35a〜35i 内燃シリンダ 36a〜36i ピストン 37a〜37i ピストンロッド 38a〜38i ベアリング 39 欠番 40 内燃エンジン 41 回転軸 42 連結体 43 回転ピン 44 回転盤 44a 溝 45 回転盤 45a 溝 46 回転盤 46a 溝 47a〜47i 内燃シリンダ 48a〜48i ピストン 49a〜49i ピストンロッド 50a〜50i ベアリング 51 ピン
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の内燃シリンダ内を上下動するそれ
ぞれのピストンによって圧縮した燃料と空気の混合気に
点火し、その膨張力によってピストンの往復運動を回転
運動に変えて回転軸を駆動する内燃エンジンであって、
回転軸に偏心させて取り付けた回転盤の外周近くの側面
に回転盤の回転中心周りに円環状の溝を設け、同回転盤
の外側に複数の内燃シリンダを放射状にそのピストンロ
ッドが前記回転軸に向うように配置し、それぞれのピス
トンロッドの先端に回転車を設け、同回転車を前記回転
盤の溝に係合させ、点火した内燃シリンダから回転方向
と逆に約180°の範囲内のピストンが往動し、残りが
復動になるように各内燃シリンダの点火位相を制御し、
ピストンロッドが偏心させた回転盤を押すことによって
ピストンの往復運動を回転運動に変えて回転軸を回転さ
せることを特徴とした内燃エンジン。 - 【請求項2】 複数の内燃シリンダ内を上下動するそれ
ぞれのピストンによって圧縮した燃料と空気の混合気に
点火し、その膨張力によってピストンの往復運動を回転
運動に変えて回転軸を駆動する内燃エンジンであって、
回転軸に偏心させて取り付けた複数の回転盤の外周近く
の側面に回転盤の回転中心周りに円環状の溝を設け、同
回転盤の外側に複数の内燃シリンダを所定の角度範囲に
放射状にそのピストンロッドが前記回転軸に向うように
配置し、それぞれのピストンロッドの先端に回転車を設
け、同回転車を前記回転盤の溝に係合させ、点火した内
燃シリンダから回転方向と逆に180°の範囲内のピス
トンが往動し、残りが復動になるように各内燃シリンダ
の点火位相を制御し、ピストンロッドが偏心させた回転
盤を押すことによってピストンの往復運動を回転運動に
変えて回転軸を回転させることを特徴とした内燃エンジ
ン。 - 【請求項3】 複数の内燃シリンダ内を上下動するそれ
ぞれのピストンによって圧縮した燃料と空気の混合気に
点火し、その膨張力によってピストンの往復運動を回転
運動に変えて回転軸を駆動する内燃エンジンであって、
回転軸に連結体を取り付け、同連結体に円弧状の扇盤を
回転自在に取り付け、同扇盤の外周近くの側面に回転盤
の回転中心周りに円環状の溝を設け、前記扇盤の外側に
複数の内燃シリンダを放射状にそのピストンロッドが前
記回転軸に向うように奇数配置し、中央の内燃シリンダ
のピストンロッドの先端にピンを設け、同ピンを前記扇
盤の溝の回転方向の中央位置で貫通させて扇盤に回転自
在に取り付け、残りのそれぞれのピストンロッドの先端
に回転車を設け、同回転車を前記扇盤の溝に係合させ、
前記中央の内燃シリンダの上下動を上下の2点で回転自
在に支持された前記扇盤の揺動によって回転運動に変え
てかつ点火した内燃シリンダから回転方向と逆に約18
0°の範囲内のピストンが往動し、残りが復動になるよ
うに各内燃シリンダの点火位相を制御し、ピストンロッ
ドが連結体に取り付けた扇盤を押すことによってピスト
ンの上下動を回転運動に変えて回転軸を回転させること
を特徴とした内燃エンジン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11307299A JP3447980B2 (ja) | 1999-04-21 | 1999-04-21 | 内燃エンジン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11307299A JP3447980B2 (ja) | 1999-04-21 | 1999-04-21 | 内燃エンジン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000303852A true JP2000303852A (ja) | 2000-10-31 |
| JP3447980B2 JP3447980B2 (ja) | 2003-09-16 |
Family
ID=14602789
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11307299A Expired - Lifetime JP3447980B2 (ja) | 1999-04-21 | 1999-04-21 | 内燃エンジン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3447980B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005095771A1 (fr) * | 2004-03-30 | 2005-10-13 | Chi Fai Tommy Po | Moteur |
| JP2010242686A (ja) * | 2009-04-08 | 2010-10-28 | Fukuyoshi Kikukawa | エンジン |
| CN103047003A (zh) * | 2013-01-15 | 2013-04-17 | 四川大学 | 外凸内任意齿差凸轮移动式传动内燃机 |
| CN103061881A (zh) * | 2013-01-29 | 2013-04-24 | 四川大学 | 外凸内任意齿差凸轮摆动式传动内燃机 |
| CN105257398A (zh) * | 2015-10-01 | 2016-01-20 | 左方 | 行星轮多仓发动机 |
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|---|---|---|---|---|
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-
1999
- 1999-04-21 JP JP11307299A patent/JP3447980B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005095771A1 (fr) * | 2004-03-30 | 2005-10-13 | Chi Fai Tommy Po | Moteur |
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|---|---|
| JP3447980B2 (ja) | 2003-09-16 |
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