JP2000303896A - エンジンの制御装置 - Google Patents

エンジンの制御装置

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JP2000303896A
JP2000303896A JP11116737A JP11673799A JP2000303896A JP 2000303896 A JP2000303896 A JP 2000303896A JP 11116737 A JP11116737 A JP 11116737A JP 11673799 A JP11673799 A JP 11673799A JP 2000303896 A JP2000303896 A JP 2000303896A
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feedback control
engine
supercharging pressure
valve
pressure
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JP11116737A
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English (en)
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Tsunehiro Sato
恒博 佐藤
Naomoto Okada
直基 岡田
Eiji Nakai
英二 中井
Yoshiyuki Matsumoto
美幸 松本
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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    • F02M26/00Engine-pertinent apparatus for adding exhaust gases to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture, e.g. by exhaust gas recirculation [EGR] systems
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    • F02M26/04EGR systems specially adapted for supercharged engines with a single turbocharger
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】EGRフィ−ドバック制御と過給圧フィ−ドバ
ック制御との両方の制御を行えるようにしたとき、両フ
ィ−ドバック制御の間での干渉を防止する。 【解決手段】エアフロ−メ−タ14で検出される実際の
空気量が目標空気量となるように、EGRバルブ24の
開度がフィ−ドバック制御される。吸気圧センサ17で
検出される実際の過給圧が目標過給圧となるように、排
気タ−ボ過給機15に設けた排気ガス流入方向調整用の
ノズル62の揺動位置がフィ−ドバック制御される。E
GRフィ−ドバック制御は、エンジン低負荷領域におい
てのみ実行され、過給圧フィ−ドバック制御はエンジン
高負荷領域においてのみ実行されるように設定されて、
両フィ−ドバック制御が同時に実行されないようにその
作動条件が設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエンジンの制御装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近のエンジン、特に自動車用ディ−ゼ
ルエンジンでは、排気ガス中のNOXを大幅に低減する
ために、多量のEGRガスをエンジン吸気系に還流する
ことが望まれている。多量EGRを可能にするために、
特開平8−193534号公報には、吸気通路のうち、
EGRガス導入口の上流側に吸気絞り弁を配設して、多
量EGRガスが要求される運転領域では吸気絞り弁を閉
方向へ作動させて吸気通路の有効開口面積を小さくする
こと、つまりEGRガス導入口に作用する負圧を大きく
してEGRガスの吸気通路内への吸引作用を高めること
が提案されている。多量EGRを行なう場合、空気量つ
まり新気量とEGRガス量とが所定割合となるように、
空気量検出手段で検出された実際の空気量が目標空気量
となるように、EGRガス量をフィ−ドバック制御する
ことも行われている。
【0003】一方、エンジン特に自動車用ディ−ゼルエ
ンジンでは、排気ガス中のHC、COやスモーク等の未
燃成分減少や出力確保のために過給を行うことが多く行
われている。そして、実際の過給圧が目標過給圧となる
ように、過給圧つまり過給圧調整手段をフィ−ドバック
制御することも行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したEGR用のフ
ィ−ドバック制御と、過給圧用のフィ−ドバック制御と
を共に行うことが考えられる。しかしながら、両フィ−
ドバック制御を同時に行ったのでは、各フィ−ドバック
制御同士が干渉してしまい、各目標値にすみやかに収束
させることが困難となる。すなわち、EGR用のフィ−
ドバック制御および過給圧用フィ−ドバック制御共に、
制御に起因してそれぞれ吸入空気量の変化を生じさせる
が、一方のフィ−ドバック制御に起因する空気量の変化
が、他方のフィ−ドバック制御に悪影響を与えてしまう
ことになる。
【0005】本発明は以上のような事情を勘案してなさ
れたもので、その目的は、EGR用フィ−ドバック制御
と過給圧用フィ−ドバック制御との干渉を防止しつつ、
各フィ−ドバック制御が共に良好に行えるようにしたエ
ンジンの制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明にあっては次のような解決手法を採択してあ
る。すなわち、特許請求の範囲における請求項1に記載
のように、エンジンの吸気系に還流されるEGRガス量
を調整するEGRガス量調整手段と、エンジンに供給さ
れる空気量を検出する空気量検出手段と、前記空気量検
出手段により検出された実際の空気量が目標空気量とな
るように、前記EGRガス量調整手段をフィ−ドバック
制御する第1フィ−ドバック制御手段と、エンジンの過
給圧を調整する過給圧調整手段と、過給圧を検出する過
給圧検出手段と、前記過給圧検出手段により検出される
実際の過給圧が目標過給圧となるように、前記過給圧調
整手段をフィ−ドバック制御する第2フィ−ドバック制
御手段と、を備え、前記第1フィ−ドバック制御手段と
第2フィ−ドバック制御手段との作動条件が互いに異な
るように設定されることにより、該両フィ−ドバック制
御手段が同時に作動しないようにされている、ようにし
てある。上記解決手法を前提とした好ましい態様は、特
許請求の範囲における請求項2以下に記載のとおりであ
る。
【0007】
【発明の効果】請求項1によれば、第1フィ−ドバック
制御手段と第2フィ−ドバック制御手段とが同時に作動
しないようにその作動条件が設定されているので、各フ
ィ−ドバック制御手段による制御をそれぞれ良好に行な
うことができる。請求項2によれば、第1フィ−ドバッ
ク制御手段による制御によって低負荷領域でのNOX
減を十分に行いつつ、高負荷領域では第2フィ−ドバッ
ク制御手段によって過給圧を目標過給圧に一致させるこ
とができるので高負荷領域での出力確保とエンジンの信
頼性確保との両方を共に満足させることができる。請求
項3によれば、第1フィ−ドバック制御手段が作動され
る低負荷領域でも過給圧制御を行って空気量を増加させ
ることにより、低負荷領域での出力確保や未燃成分低減
を図る上で好ましいものとなる。勿論、過給圧制御はオ
−プンル−プ制御であるので、第1フィ−ドバック制御
手段による制御との間での干渉は問題にならないものと
なる。請求項4によれば、NOX 低減と出力確保、未燃
成分低減とを高い次元で満足したディ−ゼルエンジンが
提供される。
【0008】
【発明の実施の形態】図1において、1はエンジンで、
実施形態では、自動車用の多気筒直噴式のディ−ゼルエ
ンジンとされている。すなわち、2はシリンダブロッ
ク、3はシリンダヘッド、4はピストン、5は燃料噴射
弁、6はグロープラグ、7は吸気弁、8は排気弁であ
り、燃料噴射弁5は直接筒内へ燃料噴射を行うように設
定されている。そして、吸気弁7、排気弁8はそれぞ
れ、1つの気筒についてそれぞれ2個づつ設けられてい
る(図1では一方の吸気弁7、排気弁8のみが示され
る)。
【0009】吸気通路10は、途中にサ−ジタンク11
を有する。サ−ジタンク11よりも上流側の共通吸気通
路12は、各気筒共通用とされて、その上流側から下流
側へ順次、エアクリーナ13、空気量検出手段としての
エアフロ−メ−タ14、排気タ−ボ過給機15のコンプ
レッサホイール15a、インタ−ク−ラ16、過給圧検
出手段としての吸気圧センサ17、後述する第1の吸気
制御弁としての吸気絞り弁18が配設されている。吸気
絞り弁18は、全閉のときであっても、共通吸気通路1
2を完全に閉じることなく、所定の小さな有効開口面積
でもって共通吸気通路12を開口させておくように設定
されている。
【0010】サ−ジタンク11と各気筒とは、個々独立
した独立吸気通路19によって、個々独立して接続され
ている。独立吸気通路19内は、隔壁19cによって並
列な2本の分岐独立吸気通路19a、19bに画成され
ており、各分岐独立吸気通路19a、19bが2つの吸
気弁7によって開閉される。一方の分岐独立吸気通路1
9aは、燃焼室内で吸気のスワ−ルを生成すべく、シリ
ンダほぼ接線方向に指向するように燃焼室内に開口され
ており、他方の分岐独立吸気通路19bには、第2の制
御弁としてのスワ−ル弁20が配設されている。スワ−
ル弁20が閉じられたとき、他方の分岐独立吸気通路1
9bは完全に閉じられて、吸気は一方の分岐独立吸気通
路19aのみから勢いよく燃焼室へと供給されて、スワ
−ルが強化される(吸気流動が大)。
【0011】エンジン1の排気通路21には、その上流
側から下流側へ順次、排気タ−ボ過給機15のタービン
ホイール15b、排気ガス浄化触媒(プレキャタ)22
が配設され、排気ガスは、浄化触媒22を経由した後、
それぞれ図示を略す別の排気ガス浄化触媒(メインキャ
タ)、サイレンサを経て、大気へ排出される。排気タ−
ボ過給機15の各ホイール15aと15bとは、軸15
cを介して一体回転するように連結されている。この排
気タ−ボ過給機15は、後述するように、過給能力(過
給効率)が可変式とされている。
【0012】排気通路21中の排気ガスの一部が、EG
R通路23を経て、共通吸気通路12へと還流されるよ
うになっている。排気ガス還流量つまりEGRガス量
が、EGR通路23に配設されたEGRガス量調整手段
としてのEGRバルブ24によって調整可能とされてい
る。このEGR通路23は、排気通路21に対しては、
タービンホイール15bの上流側においてEGRガス入
口23aとして開口され、また共通吸気通路12に対し
ては、吸気絞り弁18とサ−ジタンク11との間におい
てEGRガス導入口23bとして開口されている。な
お、EGR通路23の外周には、EGRバルブ24より
も排気通路21側において、所定長さに渡ってEGRガ
スを冷却するための冷却フィン25が形成されている。
【0013】前記吸気絞り弁18は、負圧往動式のアク
チュエ−タ31によって開閉駆動される。スワ−ル弁2
0は、負圧往動式のアクチュエ−タ32によって開閉駆
動される。排気タ−ボ過給機15は、負圧往動式のアク
チュエ−タ33によってその過給能力が変更される。さ
らに、EGRバルブ24も、負圧往動式とされている。
上記EGRバルブ24および各アクチュエ−タ31〜3
3の作動のために、エンジン1により駆動されるバキュ
ームポンプ34が設けられている。
【0014】このバキュームポンプ34によって常時負
圧とされた負圧供給用通路35に対して、通路36を介
してアクチュエ−タ31が接続され、通路36には、電
磁式の切換弁37が接続されている。この切換弁37
は、オン、オフ式とされて、アクチュエ−タ31に対し
て負圧を供給して(通路35への接続状態)吸気絞り弁
18を閉とする状態と、アクチュエ−タ31を大気へ開
放して吸気絞り弁18を開とする状態とに切換える。
【0015】前記アクチュエ−タ32が、通路38を介
して負圧供給用通路35に接続され、この通路38に電
磁式の切換弁39が接続されている。この切換弁39
は、オン、オフ式とされて、アクチュエ−タ32に対し
て負圧を供給して(通路35への接続状態)スワ−ル弁
20を閉とする状態と、アクチュエ−タ32を大気へ開
放してスワ−ル弁20を開とする状態とに切換える。
【0016】前記アクチュエ−タ33は、連続可変式に
駆動されるもので、このため、デュ−ティ制御される電
磁式の調整弁40が設けられている。この調整弁40
は、3方弁とされて、通路41を介してアクチュエ−タ
33へ接続され、通路42を介して負圧供給用通路35
に接続され、さらに通路43を介してエアクリーナ13
から伸びる大気圧供給用通路44に接続されている。上
記通路42には、負圧貯溜室45が接続されている。調
整弁40によって、通路41(アクチュエ−タ33)の
通路42(負圧供給用通路35)と通路43(大気圧供
給用通路44)とに対する連通度合いを連続可変式に変
更することによって、排気タ−ボ過給機15の過給能力
が連続可変式に変更される。前記調整弁40をバイパス
して、通路41を大気供給用通路44に接続するバイパ
ス通路46が設けられ、このバイパス通路46には、電
磁式の開閉弁47が接続されている。アクチュエ−タ3
3は、供給される負圧が大きいほど過給能力を高くなる
ように作動されるもので、上記開閉弁47を開くことに
より、排気タ−ボ過給機15の過給能力が応答よく一気
に低下される。
【0017】EGRガス量調整手段としてのEGRバル
ブ24の開度調整のため、それぞれデュ−ティ式の調整
弁50、51が設けられている。調整弁50は、3方弁
とされて、通路52を介してEGRバルブ24(の負圧
往動式アクチュエ−タ24a)に接続され、通路53を
介して負圧供給用通路35に接続され、通路54を介し
て大気供給用通路44に接続されている。そして、他の
調整弁51は、上記通路53に接続されている。調整弁
50によって、通路52(アクチュエ−タ24a)の通
路53と54とに対する連通度合いが連続可変式に変更
され、調整弁51によって、調整弁50へ供給される負
圧の大きさが連続可変式に調整される。アクチュエ−タ
24aに供給さされる負圧が大きいほどEGRバルブ2
4の開度が大きくなり(EGRガス量が大)、調整弁5
0によって通路52を大気供給用通路54のみに接続す
ることによって、EGRバルブ24が応答よく一気に閉
弁される。
【0018】図2は、排気タ−ボ過給機15の過給能力
調整部分つまり過給圧調整手段の一例を示すものであ
る。この図2において、61はスクロール部であり、タ
ービンホイール15bの周囲には、周方向等間隔に多数
の可変ノズル62が配設されている。各可変ノズル62
は、それぞれ回転軸63を中心に揺動可能とされて、排
気ガスのタービンホイール15bに対する流入方向を変
更する。可変ノズル63が、例えば図2の波線で示す位
置にあるときは、図2の実線で示す位置のときに比し
て、排気ガスがタービンホイール15bに対して勢いよ
くあたり、過給能力が大きくされる。勿論、可変ノズル
63の揺動位置が、前述したアクチュエ−タ33によっ
て変更されることになる。なお、過給能力の変更のため
には、図2で示すような可変ノズル式とする他、ウエス
トゲートバルブ式等、適宜の手法を用いることができ
る。
【0019】図3は、制御系統例を示すものであり、図
中Uは、マイクロコンピュ−タを利用して構成されたコ
ントロ−ラである。このコントロ−ラUには、前述した
エアフロ−メ−タ14からの実際の空気量を示す信号、
吸気圧センサ17からの吸気圧を示す信号が入力される
他、アクセル開度センサ(検出手段)S1からのアクセ
ル開度を示す信号、およびエンジン回転数センサ(検出
手段)S2からのエンジン回転数を示す信号が入力され
る。また、コントロ−ラUからは、前述した各電磁式の
弁37、39、40、47、50、51に対して所定の
制御信号が出力される。
【0020】次に、コントロ−ラUによる制御の概要に
ついて説明する。まず、図3において、エンジン回転数
とエンジン負荷としての燃料噴射量とをパラメ−タとし
て、エンジンの運転領域がX1〜X4の4つの領域に分
けられている。領域X1、X2、X3、X4の順に、高
回転あるいは高負荷となるようにされている。吸気絞り
弁18およびスワ−ル弁20の開閉制御、EGR制御お
よび過給圧制御のそれぞれについての領域X1〜X4と
の関係は、例えば次のように設定されている。
【0021】(1)吸気絞り弁18およびスワ−ル弁20 領域X1では、吸気絞り弁18およびスワ−ル弁20が
それぞれ閉とされる領域であり、領域X2〜X4ではそ
れぞれ各弁18、20が開かれる。 (2)EGR制御 領域X1とX2では、エアフロ−メ−タ14で検出され
る実際の空気量が目標空気量となるように、EGRバル
ブ24の開度がフィ−ドバック制御される。領域X3と
X4では、EGRが停止される(EGRガスの吸気通路
への還流なし)。 (3)過給圧制御 全領域X1〜X4で過給が行われるが、領域X4では、
吸気圧センサ17で検出される実際の過給圧が目標過給
圧となるように、排気タ−ボ過給機15の過給能力(可
変ノズル62の揺動位置)がフィ−ドバック制御され
る。領域X1〜X3では、過給なしとすることもできる
が、過給圧フィ−ドバック制御なしの過給実行を行うこ
と、特に実際の過給圧がエンジンの運転状態に応じ所定
過給圧となるように過給圧をオ−プンル−プ制御するこ
とのが好ましい。
【0022】上述したEGRガス量のフィ−ドバック制
御においては、実際の空気量と目標空気量との偏差が所
定値よりも小さい状態では、フィ−ドバック補正値の更
新を行わないように、図5に示すように不感帯が設定さ
れる(フィ−ドバック補正値として前回値がそのまま用
いられるホールド状態とされる)。この不感帯の大きさ
(上記所定値の大きさ)は、吸気脈動の大きさに関連し
たパラメ−タに基づいて変更され、吸気脈動が大きいほ
ど不感帯が大きく設定される。実施形態では、吸気絞り
弁18が開弁されたとき(スワ−ル弁20が開弁された
とき)は、閉弁されているときに比して吸気脈動が大き
いときであるとして、不感帯が大きい値に変更される。
【0023】不感帯の設定例を示す図5において、横軸
に実際の空気量から目標空気量を差し引いた偏差DAF
Sが設定され、縦軸にフィ−ドバック補正値(EGRバ
ルブ24の開度補正値)を示すことになる調整弁51へ
のデュ−ティ制御値が設定される。上記偏差DAFSが
プラスの値で大きいときは、実際の空気量が多すぎると
きであり、このときは補正値(デュ−ティ値)が増加さ
れる(EGRバルブ24の開度が大きくされる方向の補
正)。逆に、上記偏差DAFSがマイナスの値で大きい
ときは、実際の空気量が少なすぎるときであり、このと
きは補正値が減少される(EGRバルブ24の開度が減
少される)。偏差DAFSが、図5に示す不感帯範囲と
なるような小さいときは、フィ−ドバック補正値は更新
されないことになる(前回値のまま)。
【0024】領域X1は、EGRガス量の増大が要求さ
れる領域であり、このため吸気絞り弁18が閉じられ
(吸気通路12の有効開口面積が最小)、EGRガス量
増大に伴う燃焼性確保のためにスワ−ル弁20が閉じら
れて吸気流動が強化される。目標空気量は、例えば燃料
噴射量とエンジン回転数とに応じてあらかじめ設定され
たマップに照合して決定されるが、吸気絞り弁18が閉
じられたとき、目標空気量が減量される(小さい値に変
更される)。目標空気量の減量分は、吸気絞り弁18が
閉じられたことによる実際の空気量の減量分とされる。
すなわち、吸気通路12を流れることのできる最大空気
量は、吸気絞り弁18の開度が小さいほど小さくなる
が、吸気絞り弁18が全開のときに確保可能な最大空気
量と吸気絞り弁18が全閉のときに確保可能な最大空気
量との差分が、上記目標空気量の減量分とされる。
【0025】過給圧のフィ−ドバック制御に際しては、
吸気圧センサ17で検出される実際の過給圧と目標過給
圧との偏差に応じて、図2に示すノズル62の揺動位置
がフィ−ドバック制御される。目標過給圧は、エンジン
の運転状態(例えばエンジン回転数とエンジン負荷とし
ての燃料噴射量)に応じて設定することができる。実際
の過給圧が所定の上限過給圧よりも大きくなったとき
は、エンジン保護のために調整弁47が開かれて、過給
圧がすみやかに低下される。フィ−ドバック補正値に
は、上限と下限のガード値が設けられており、このガー
ド値は例えばエンジン負荷に応じて設定される(エンジ
ン負荷が大きいほどガード値が大に設定)。
【0026】過給圧制御に際しては、過給圧のフィ−ド
バック制御実行中あるいは非実行中のいずれの場合も、
ベース値(調整弁40用のベースデュ−ティ値)が設定
されており、このベース値に対して、フィ−ドバック補
正値が加算され、この他、加速補正値や大気圧補正値が
加算されて、最終的な調整弁40制御用のデュ−ティ値
が算出される。勿論、過給圧のフィ−ドバック制御を実
行しないときは、フィ−ドバック補正値は零とされる。
【0027】以上のことを前提として、コントロ−ラU
による制御内容のうち、EGRガス量のフィ−ドバック
制御および過給圧のフィ−ドバック制御の点に着目し
て、図6以下のフロ−チャ−トを参照しつつ説明する。
なお、以下の説明でP、R、Qはステップを示す。ま
ず、図6に示すメインフロ−チャ−トにおいて、P1に
おいて後述するようにEGR用の制御が行われ、P2に
おいて過給圧用の制御が行われる。
【0028】図7は、EGR用の制御の詳細を示すもの
で、図6におけるP1の内容に相当する。この図7にお
いて、まずQ1において、アクセル開度、エンジン回転
数、実際の空気量等のデータが入力される。Q2では、
アクセル開度とエンジン回転数とに基づいて、燃料噴射
量が演算される。Q3では、図5に示すようなマップに
照合して、現在の運転状態がEGRガス量のフィ−ドバ
ック制御を実行すべき状態であるか否かが判別される
(図5の領域X1、Xであるか否かの判別)。Q3の判
別でNOのときは、Q4において、吸気絞り弁18およ
びスワ−ル弁20をそれぞれ開弁させて、リタ−ンされ
る。
【0029】Q3の判別でYESのときは、Q5におい
て、現在の運転状態が領域X1であるか否かが判別され
る。このQ5の判別でYESのときは、Q6において、
吸気絞り弁18およびスワ−ル弁20がそれぞれ閉弁さ
れる。この後、Q7において、目標空気量が、エンジン
の運転状態(例えばエンジン負荷とエンジン回転数)に
応じて決定されるベ−ス値(前述のように例えば燃料噴
射量とエンジン回転数とに応じて決定される)から、補
正値(正の値)を差し引いた小さい値に設定される。こ
の補正値は、吸気絞り弁18を閉じたことにより、実際
の空気量が大幅に減少されることに起因して、EGRバ
ルブ24の開度が小さくなり過ぎるのを防止するための
ものである(目標空気量を補正しないままの場合、実際
の空気量を目標空気量とするためにEGRバルブ24が
最終的に閉弁されてしまうような事態となってしまうお
それを防止する)。そして、Q8において、不感帯(図
5参照)があらかじめ設定された小さい値に設定された
後、Q12へ移行される。
【0030】前記Q5の判別でNOのときは、Q9にお
いて、吸気絞り弁18およびスワ−ル弁20をそれぞれ
全開とした後、Q10において、目標空気量がエンジン
の運転状態に応じて決定されるベ−ス値として設定され
る(Q7とは異なり、目標空気量の補正はなし)。この
後、Q11において、不感帯があらかじめ設定された大
きい値に設定された後、Q12へ移行される。
【0031】Q12では、実際の空気量から目標空気量
を差し引いた偏差DAFSが算出される。この後、Q1
3において、偏差DAFSが、前記不感帯の範囲を越え
た大きい値であるか否かが判別される。このQ13の判
別でYESのときは、Q14において、図5に示すよう
に、偏差DAFSに基づいてフィ−ドバック補正値が更
新される。Q13の判別でNOのときは、Q15におい
て、フィ−ドバック補正値の更新が禁止されて、フィ−
ドバック補正値が前回の値にホールドされる。Q14あ
るいはQ15の後はそれぞれ、Q16において、フィ−
ドバック補正値(に対応したデュ−ティ値)が出力され
る。
【0032】図8は、過給圧制御の詳細を示すもので、
図6のP2の内容に相当する。この図8において、まず
R1において、アクセル開度、エンジン回転数、過給圧
等のデータが入力された後、R2において、吸気圧セン
サ17で検出された実際の過給圧が所定の上限過給圧よ
りも大きいか否かが判別される。このR2の判別でYE
Sのときは、エンジン保護のために過給圧をすみやかに
低下させるべく、R3において調整弁47が開かれる。
R2の判別でNOのときは、R4において調整弁47が
閉じられる。
【0033】R4の後は、R5において、現在EGRフ
ィ−ドバック制御が実行される領域であるか否か(図4
の領域X1、X2であるか否か)が判別される。このR
5の判別でYESのときは、R6において、過給圧調整
用の調整弁40に対するベ−スデュ−ティ値が、EGR
作動用(実行用)として、大きい値(過給圧が大きくな
る方向の値)に設定される。また、R5の判別でNOの
ときは、R7において、上記ベースデュ−ティ値が小さ
い値に設定される。このR6とR7の処理は、EGR実
行時は非実行時に比して、排圧が低下されることを勘案
したものである(ノズル62の揺動位置が同じでも、E
GR実行時は非実行時に比して、排圧低下に起因して過
給圧が低下されることの補償)。
【0034】上記R6あるいはR7の後は、R8におい
て、現在過給圧をフィ−ドバック制御する領域であるか
否か(図4の領域X4であるか否か)が判別される。こ
のR8の判別でYESのときは、R9において、吸気圧
センサ17で検出される実際の過給圧と目標過給圧との
偏差に基づいて、フィ−ドバック補正量αが演算され
る。次いで、R10において、フィ−ドバック補正量の
上限ガード値(増加用)と下限ガード値(減少用)とが
それぞれ設定される。この各ガード値は、例えばエンジ
ン負荷に応じて設定されて、エンジン負荷が大きいほど
大きく設定される。
【0035】Q10の後、Q11において、フィ−ドバ
ック補正量αが、上限ガード値よりも大きいか否かが判
別される。このR11の判別でYESのときは、R12
において、フィ−ドバック補正量αが上限ガードとして
設定された後、R16へ移行する。また、R11の判別
でNOのときは、R13において、フィ−ドバック補正
量αが下限ガード値よりも小さいか否かが判別される。
このR13の判別でYESのときは、R14において、
フィ−ドバック補正量αが下限ガード値として設定され
た後、R16へ移行される。R13の判別でNOのとき
は、フィ−ドバック補正量αについてガード値に基づく
変更を行うことなく、R16へ移行する。
【0036】R16では、加速補正値および大気圧補正
値がそれぞれ演算される。加速補正値は、加速の度合い
が大きいほど過給圧が大きくなるように設定される。大
気圧補正値は、大気圧が小さい(低い)ほど過給圧が大
きくなるように設定される。R16の後、R17におい
て、前述したベ−スデュ−ティ値に、フィ−ドバック補
正値αと加速補正値と大気圧補正値とを加算して、最終
的なデュ−ティ値が演算される。そして、R18におい
て、上記最終的なデュ−ティ値が調整弁40に対して出
力される。前記R8の判別でNOのときは、R15にお
いて、フィ−ドバック補正量αが零に設定された後、R
16へ移行される(フィ−ドバック補正なし)。
【0037】以上実施形態について説明したが、本発明
はこれに限らず、例えば次のような場合をも含むもので
ある。吸気絞り弁18およびスワ−ル弁20の一方ある
いは両方共に有しないものとすることもできる。ディ−
ゼルエンジン以外のエンジン、直噴式以外のエンジンに
も本発明を適用することができる。また、EGRガス量
のフィ−ドバック制御を実行する領域設定は、過給圧の
フィ−ドバック制御を実行する領域とは、互いに同時に
制御実行されないように設定する限り、実施形態に限ら
ず適宜設定できるものである。また、この領域設定は、
エンジン負荷とエンジン回転数との両方をパラメ−タと
することなく、例えばエンジン負荷のみあるいはエンジ
ン回転数のみでもって領域設定することもできる。過給
機としては、エンジンにより機械式に駆動される形式
(いわゆるスーパチャージャ)等、適宜の形式のものを
用いることができる。
【0038】フロ−チャ−トに示す各ステップ(ステッ
プ群)あるいはセンサやスイッチ等の各種部材は、その
機能の上位表現に手段の名称を付して表現することがで
きる。また、フロ−チャ−トに示すステップ(ステップ
群)は、コントロ−ラU内に構成された機能部として表
現することも可能である(EGRガス量のフィ−ドバッ
ク制御手段はコントロ−ラUの一つの機能部として把握
される)。本発明の目的は、明記されたものに限らず、
実質的に好ましいあるいは利点として表現されたものを
提供することをも暗黙的に含むものである。さらに、本
発明は、制御方法として表現することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す全体系統図。
【図2】排気タ−ボ過給機の過給能力変更部分を示す要
部拡大断面図。
【図3】図1の実施形態での制御系統図。
【図4】EGRガス量のフィ−ドバック制御領域等の領
域設定例を示す図。
【図5】フィ−ドバック補正値についての不感帯設定例
を示す図。
【図6】本発明の制御例を示すフロ−チャ−ト。
【図7】本発明の制御例を示すフロ−チャ−ト。
【図8】本発明の制御例を示すフロ−チャ−ト。
【符号の説明】
1:エンジン 10:吸気通路 14:エアフロ−メ−タ(空気量検出手段) 15:排気タ−ボ過給機 17:吸気圧センサ(過給圧検出手段) 21:排気通路 23:EGR通路 24:EGRバルブ(EGRガス量調整手段) 33:アクチュエ−タ(過給圧調整用) 40:調整弁(過給圧用) 50、51調整弁:(EGRバルブ用) 62:ノズル(過給圧調整用) S1:アクセル開度センサ S2:エンジン回転数センサ U:コントロ−ラ(フィ−ドバック制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 21/08 301 F02D 21/08 301H 3G301 311B 311 41/02 301D 41/02 301 301E 380D 380 380E 41/18 Z 41/18 45/00 301A 45/00 301 F02M 25/07 570G F02M 25/07 570 570J F02B 37/12 301Q (72)発明者 中井 英二 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 松本 美幸 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 Fターム(参考) 3G005 DA02 EA04 EA16 FA00 GA04 GC05 GD11 GD16 GE01 GE10 HA12 JA24 JA25 JA39 JB02 3G062 AA01 AA05 BA00 BA04 BA06 CA07 DA08 EA05 ED08 GA00 GA01 GA04 GA14 GA15 GA21 3G071 AA10 AB06 BA07 DA16 EA02 EA05 FA03 FA05 HA03 JA00 3G084 AA01 AA03 BA04 BA07 BA13 BA20 CA03 CA04 DA01 DA04 DA10 DA19 EA12 EB12 FA01 FA07 FA10 FA11 FA12 FA33 3G092 AA02 AA06 AA10 AA13 AA17 AA18 DB03 DC03 DC06 DC09 DE03S DF04 DF09 DG06 DG09 EA09 EA19 EA22 EC01 EC03 EC08 FA01 FA17 FA18 GA05 GA06 HA01Z HA05Z HA16X HA16Z HD07X HD07Z HE01Z HF08Z 3G301 HA01 HA02 HA06 HA13 JA01 JA25 JA26 KA08 KA09 LA00 MA11 NA08 NC02 ND03 ND07 NE01 NE06 NE17 NE20 NE25 PA01A PA01Z PA07Z PA09Z PA11Z PA16Z PE01Z

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンの吸気系に還流されるEGRガス
    量を調整するEGRガス量調整手段と、 エンジンに供給される空気量を検出する空気量検出手段
    と、 前記空気量検出手段により検出された実際の空気量が目
    標空気量となるように、前記EGRガス量調整手段をフ
    ィ−ドバック制御する第1フィ−ドバック制御手段と、 エンジンの過給圧を調整する過給圧調整手段と、 過給圧を検出する過給圧検出手段と、 前記過給圧検出手段により検出される実際の過給圧が目
    標過給圧となるように、前記過給圧調整手段をフィ−ド
    バック制御する第2フィ−ドバック制御手段と、を備
    え、前記第1フィ−ドバック制御手段と第2フィ−ドバ
    ック制御手段との作動条件が互いに異なるように設定さ
    れることにより、該両フィ−ドバック制御手段が同時に
    作動しないようにされている、ことを特徴とするエンジ
    ンの制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記第1フィ−ドバック制御手段がエンジンの低負荷領
    域において作動されるようにその作動条件が設定され、 前記第2フィ−ドバック制御手段がエンジンの高負荷領
    域において作動されるようにその作動条件が設定されて
    いる、ことを特徴とするエンジンの制御装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、 前記第1フィ−ドバック制御手段が作動される低負荷領
    域においては、過給圧が所定過給圧となるように前記過
    給圧調整手段がオ−プンル−プ制御される、ことを特徴
    とするエンジンの制御装置。
  4. 【請求項4】請求項1ないし請求項3のいずれか1項に
    おいて、 エンジンがディ−ゼルエンジンとされている、ことを特
    徴とするエンジンの制御装置。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6732723B2 (en) * 2002-04-04 2004-05-11 Ford Global Technologies, Llc Method and system for controlling EGR rate in diesel engines
JP2010043649A (ja) * 2002-11-01 2010-02-25 Eaton Corp エンジンの燃料供給を制御するためのシステム
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CN103080516A (zh) * 2010-08-10 2013-05-01 丰田自动车株式会社 内燃机的控制装置
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