JP2000304439A - 風力選別機能付き気流乾燥装置 - Google Patents

風力選別機能付き気流乾燥装置

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JP2000304439A
JP2000304439A JP11114805A JP11480599A JP2000304439A JP 2000304439 A JP2000304439 A JP 2000304439A JP 11114805 A JP11114805 A JP 11114805A JP 11480599 A JP11480599 A JP 11480599A JP 2000304439 A JP2000304439 A JP 2000304439A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気流で大量に廃棄物を風力選別すると共に
乾燥し、被乾燥物の水分量に応じて、コンパクトな構造
を維持しつつも十分に長い乾燥通路長を設定する。 【解決手段】 風力選別する空気流A1を加熱するヒー
タ41に下方部で接続され、下端に重量物排出のシール
弁V1を搭載した風力選別竪管50と、その中間部53
に被選別物Wを供給する供給機45と、竪管50の上端
部に接続され、一対のプレート11、21と21、22
間において渦状に曲げられた仕切り板13、23によっ
て渦状の気流通路14、24を形成し、その渦外周部に
おいて仕切り板によって形成された外周部開口15、2
5と渦中央部においてプレート21に形成された連通中
央部開口26とを有した気流乾燥器20と、サイクロン
セパレータ60と、空気流を発生する吸引ブロワーとか
ら構成されている。この場合、外周部開口15、25を
それぞれ入口と出口としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一般に、空気流
で破砕物等を風力選別し、選別されて空気流で搬送され
る被乾燥物を浮遊させて渦状通路に通している間に乾燥
させる風力選別能力を有した気流乾燥装置に関する。
【0002】
【従来の技術】2000年には包装物リサイクル法が施
行されることになり、多様な形態を取る包装物をいかに
その素材別に選別するか、その選別装置の開発が待望さ
れていた。それに応えるべく、被処理物を細片状に破砕
して得られた被処理物を例えば立ち上がりダクトで風力
によって選別し、サイクロン分離器でプラスチックや紙
や布等を含んだ軽量物を分離し、その種の軽量物をペレ
ット状に成形して再生燃料や各種再生成形品等の原料と
して有効利用する廃棄物の再利用技術が開発されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然し、そのような廃棄
物の再利用技術において、一般ゴミや産廃を問わず色々
な条件下で水が混入して濡れることが多く、乾燥も重要
な課題になってきた。特に、大量に廃棄物を風力選別し
乾燥する効率的で簡単な構成の装置がまだ開発されてい
なかった。本発明は上記従来の事情に鑑み提案されたも
のであって、その目的は空気流で大量に廃棄物を風力選
別すると共に乾燥するもので、空気流で搬送される被乾
燥物の水分量に応じて、コンパクトな構造を維持しつつ
も十分に長い乾燥通路長を設定でき、監視保守の容易な
構成の風力選別機能付き気流乾燥装置を提供するもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の請求項1に係る風力選別機能付き気流乾燥
装置は、風力選別に使用される空気流を加熱するヒータ
と、該ヒータに下方部で接続され、下端に重量物排出の
シール弁を搭載した風力選別竪管と、該風力選別竪管の
中間部に接続され、被選別物を風力選別竪管に供給する
供給機と、上記風力選別竪管の上端部に入口で接続さ
れ、一対のプレート間において渦状に曲げられた仕切り
板によって渦状の気流通路を形成し、該気流通路の渦外
周部において上記仕切り板によって形成された又は上記
プレートに形成された外周部開口と渦中央部において上
記プレートに形成された中央部開口とを有し、これら開
口のいずれか一方の入口から上記空気流とこれによって
搬送されてくる被乾燥物が共に供給され、開口の他方の
出口から排出される間に被乾燥物を乾燥する気流乾燥器
と、該気流乾燥器の出口に接続され上記空気流を発生す
る吸引ブロワーとから構成されていることを特徴として
いる。
【0005】従って、空気流はヒータで加熱されてから
風力選別に使用され、そのまま気流乾燥器を通って被乾
燥物を乾燥する為に、事前に風力選別中に被乾燥物を乾
燥することができ、水分を嫌う次工程作業に適した処理
をすることができる。また、空気流を使用している為に
簡単な構成で大量の風力選別と乾燥の処理ができる。風
力選別を行う竪管は下端に重量物排出のシール弁を搭載
している為に、風力選別された重量物を排出する時に空
気流を乱すことが殆どない。風力選別されて空気流で搬
送され気流乾燥器で乾燥された物は、サイクロンセパレ
ータで分離されたり、吸引ブロワーから排出することも
できる。
【0006】気流乾燥器では、一対のプレート間におい
て渦状に曲げられた仕切り板によって渦状の長い気流通
路が形成されている為にコンパクトな構造を維持でき、
また空気流で搬送される被乾燥物は濡れていても事前に
風力選別中から乾燥され、更に長い気流通路中で十分な
乾燥時間が確保されて完全に乾燥される。空気流の入口
は、渦外周部において仕切り板によって形成されたり、
又はその外周部においてプレートに形成された外周部開
口か、渦中央部においてプレートに形成された中央部開
口のいずれかに設定でき、且つ残りの他方開口を空気流
の出口として設定でき、本装置の設置条件にうまく対応
させることができる。
【0007】請求項2記載のように、請求項1記載の風
力選別機能付き気流乾燥装置において、気流乾燥装置
は、分離可能に複数個重ねられ、重ねられるプレートは
共用プレートから構成され、奇数個の場合は外側の1個
の開放外周部開口を残して他の隣接した一対ずつの外周
部開口同士が連通され、残りの中央部開口が外に開放
し、また複数個の場合は両外側の2個の外周部開口を残
して他の隣接した一対ずつの外周部開口同士が連通さ
れ、中央部開口は順次隣接した一対ずつが相互に連通さ
れて構成され、被乾燥物の濡れ具合や量に応じて気流乾
燥装置を重ねて気流通路の長さを長くすることができ、
奇数個重ねると外周部開口と中央部開口をそれぞれどち
らかを空気流の入口と出口に設定でき、複数個重ねると
両外側の外周部開口のそれぞれどちらかを空気流の入口
と出口に設定できる。また内側の気流通路も各共用プレ
ートを分離することで点検や掃除が行われる。
【0008】請求項3記載のように、請求項1記載の風
力選別機能付き気流乾燥装置において、上記出口の開口
は、上記吸引ブロワーにロータリシール弁又はダブルダ
ンパー弁付きサイクロンセパレータを介して接続された
構成とされ、乾燥した物はサイクロンセパレータによっ
て効率的に空気流から分離され、空気流を乱すことなし
にロータリシール弁又はダブルダンパー弁から排出され
る。
【0009】請求項4記載のように、請求項1又は2の
いずれかに記載の風力選別機能付き気流乾燥装置におい
て、上記各プレートは分離可能に構成され、また外側の
プレートの少なくとも一枚には点検窓が設けられた構成
とでき、気流通路の汚れ具合を点検して適宜プレートを
解放して掃除が行われる。
【0010】請求項5記載のように、請求項1記載の風
力選別機能付き気流乾燥装置において、上記供給機は、
ロータリシール弁又はダブルダンパー弁を介して上記風
力選別竪管の中間部に接続された構成とされ、供給機が
どんなタイプであってもロータリシール弁又はダブルダ
ンパー弁を通して空気流を乱すことなしに被選別/乾燥
物を風力選別竪管の中間部に供給できる。
【0011】請求項6記載のように、請求項1記載の風
力選別機能付き気流乾燥装置において、上記風力選別竪
管と上記気流乾燥器とは、それらの外面が断熱材で被わ
れた構成とされ、風力選別竪管と気流乾燥器とからの放
射冷却を外面を断熱材によって防止し、熱の有効使用効
率を高めることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を風力
選別機能付き気流乾燥装置の実施例によって添付図を参
照にして以下に詳細に説明する。図1は本発明に係る代
表実施例の風力選別機能付き気流乾燥装置の部分切欠き
立面図、図2は同気流乾燥装置に組み込まれた2重構成
の気流乾燥器の模式斜視図、図3は気流乾燥器の基本構
成を示す模式斜視図、図4は3重構成の気流乾燥器の平
面図、図5は4重構成の気流乾燥器の平面図である。
【0013】図1に示すように、風力選別機能付き気流
乾燥装置1は、風力選別に使用される空気流A1を加熱
するヒータ41と、該ヒータ41に下方部ヘッダー51
で接続され、下端52に鍋や刃物等の鉄片や石やガラス
等の重量物Hの排出のロータリシール弁又はダブルダン
パー弁V1を搭載したジグザグ状風力選別通路55を有
した風力選別竪管50と、該風力選別竪管50の中間部
53に接続され、被選別物Wを竪管50に供給する供給
機45と、風力選別竪管50の上端部54に入口で接続
され、空気流A1によって搬送される軽量物Lを乾燥す
る気流乾燥器20と、該乾燥器20の出口25に入口6
1が接続され、乾燥した軽量物Lを空気流A1から分離
収集するサイクロンセパレータ60と、該セパレータ6
0の空気出口62に接続され、上記空気流A1を発生す
る吸引ブロワー65とから構成されている。重量物Hの
中の有用物は、別工程で鉄やアルミや鍮等が選別され
る。
【0014】空気流A1を加熱するヒータ41は、熱源
として蒸気、電気、オイルやガスの燃焼ガス、温水等を
利用しており、被乾燥物Wの種類に応じて加熱温度が設
定される。例えば、被乾燥物が紙や布、低密度ポリエチ
レンのシートを含んでいる場合や、木粉や穀粒の場合
は、シートが溶けて通路14、55の壁に付着しないよ
うに、また火災や焦げを発生させない為に約60℃に設
定され、木片や汚泥、砂の場合は約90℃〜約110℃
に設定されるが、設定温度は適宜変更可能と成ってい
る。ヒータに押し込みブロワーを組み合わすこともでき
るが、吸引式は、通路14、24内部が若干負圧気味で
被乾燥物の乾燥が促進されて有利である。
【0015】風力選別竪管50は、竪に長い一対のプレ
ート56の間に一対のジグザグに曲折されたプレート5
7によってジグザグ状の風力選別通路55を形成してい
る。プレート56は、取り外し可能に成っており、点検
窓58からの点検で清掃が必要な場合は適宜清掃が実施
できるようになっている。また、竪管50は、その下方
部のヘッダー51で上記ヒータ41に接続され、その下
端52に重量物Hの排出のロータリシール弁又はダブル
ダンパー弁V1を搭載している。竪管50は、外表面全
体に渡って断熱材59で保温されている。竪管は、上記
ジグザグ状の他に、螺旋状や直管状にも構成される。被
選別物Wを竪管50に供給する供給機45は、定量供給
機49から供給された被選別物Wをロータリシール弁又
はダブルダンパー弁V3を経て竪管50の中間部53に
供給するスクリュウフィーダから構成されている。定量
供給機49には、破砕機から連続的に被選別物Wが供給
される。
【0016】図2に示すように、2重型の気流乾燥器2
0は、一対のプレート11、21と21、22間におい
て渦状に曲げられた仕切り板13、23によって乾燥用
の渦状気流通路14、24が形成され、第1気流通路1
4の渦外周部において仕切り板13によって形成された
入口の外周部開口15は、風力選別竪管50の上端部5
4に接続される。第1気流通路14の出口を成すように
渦中央部において中間プレート21に形成された中央部
開口16は、第2気流通路24の入口と成っている。第
2気流通路24の出口の外周部開口25は、サイクロン
セパレータ60の入口61に接続される。サイクロンセ
パレータ60の出口62は、上記空気流A1を発生する
吸引ブロワー65に接続されており、空気流A1は消音
器69を経て排出される。乾燥した軽量物Lは、空気流
A1を乱すこと無しにサイクロンセパレータ60の下端
のロータリシール弁V2から取り出される。
【0017】上記構成では、空気流A1は、ヒータ41
で加熱されてから風力選別に使用され、そのまま気流乾
燥器20を通って空気流A1で搬送される比較的軽量な
被乾燥物Lを乾燥する為に、事前に風力選別中にも被乾
燥物(軽量物)Lを乾燥することができ、水分を嫌う次
工程作業に適した処理をすることができる。また、搬送
媒体として空気流A1を使用している為に簡単な構成で
連続的に大量に風力選別と乾燥の処理ができる。風力選
別を行う竪管50は下端に重量物排出のシール弁V1を
搭載している為に、風力選別された重量物Hを排出する
時に空気流を乱すことが殆どない。
【0018】風力選別されて空気流で搬送され気流乾燥
器20で乾燥された物Lは、サイクロンセパレータ60
で分離される。気流乾燥器20では、一対のプレート1
1、21と21、22間において渦状の長い気流通路1
4、24が形成されている為にコンパクトな構造を維持
でき、また空気流で搬送される被乾燥物Lは濡れていて
も事前に風力選別中から乾燥され、更に長い気流通路中
で十分な乾燥時間が確保されて完全に乾燥されることに
なる。
【0019】図3に示すように、基本的な構成の気流乾
燥装置10では、一対の平行な略矩形なプレート11、
12間において蚊取り線香のように渦状に曲げられた仕
切り板13によって渦状の気流通路14が形成されてい
る。該気流通路14の渦外周部において仕切り板13の
延長部13Aと補助板13Bとによって外周部開口15
が形成されている。また渦中央部において一方のプレー
ト11に中央部開口16が形成されており、それに短管
16Aが連結されている。実線の矢印YIで示すよう
に、乾燥空気流を被乾燥物と共に供給する入口を外周部
開口15とすると、中央部開口16が出口となって乾燥
した被乾燥物が空気流と共に実線の矢印YOで示すよう
に流出してくる。プレート11、12は、分離可能とな
っており、通路14を掃除できる構成となっている。ま
た、プレート11、12の一方に通路14の点検窓18
が適宜設けられる。
【0020】気流通路14は、被乾燥物が滞留しないよ
うに気流速度をほぼ一定に保つべく全長に渡ってほぼ一
定の横断面積を有するように形成されている。一対のプ
レート11、12間において渦状に曲げられた仕切り板
13によって渦状の長い気流通路14が形成されるが、
渦状をなしている為にコンパクトな構造となっている。
また乾燥空気流で搬送される被乾燥物は濡れていてもそ
の長い気流通路中で十分な乾燥時間が確保されて完全に
乾燥される。この他に、設置や配管条件等に応じて、仮
想線矢印ZI、ZOで示すように中央部開口16を入口
とし、外周部開口15を出口とすることもでき、更に、
外周部開口は、渦外周部において一方又は両方のプレー
ト11、12に設けることもでき、また中央部開口も両
方のプレート11、12に設けることもできる。またプ
レート11、12は、必ずしも平行にする必要がない
が、気流速度に大きな変化を与えないので平行が良い。
【0021】図2に示す最も実用的な構成の気流乾燥装
置20は、相互に分離可能に上記の基本構成の装置ユニ
ットを中央部開口26で連通するように2個重ねた構成
と成っており、機能上同じ部材には同じ符号を付けて説
明するが、主に異なった構成について説明する。図示の
例では、入口と出口を反対側に向ける為に入口側の第1
ユニットと出口側の第2ユニットでは渦状仕切り板1
3、23は右巻きと左巻きで逆になっている。同じ側に
入口と出口を設ける場合は仕切り板13、23の巻き方
向を同じにすればよい。重ねられるプレートは共用プレ
ート21から構成され、その中央部において各ユニット
の連結中央部開口26が形成されている。この構成は、
被乾燥物の量が多く、濡れ具合がきつい場合に気流通路
14、24の長さを長くできて乾燥上有利である。また
気流通路14、24はプレート11、21、22を分離
することで点検や掃除が行われる。
【0022】図4に示すように、3重構成の気流乾燥装
置30は、出入口を外周部開口15と中央部開口36と
で構成している。図示のように外周部開口15を入口と
し、中央部開口36を出口とした場合、1段目の中央部
開口16と2段目の中央部開口26とは、共用プレート
21において連通中央部開口26として統合されて形成
されている。また2段目の外周部開口25と3段目の外
周部開口35とは連結管29によって連結されており、
3段目の中央部開口36が出口とされている。勿論、入
口を中央部開口36とし、出口を外周部開口15とする
こともできる。図5に示すように、4重構成の気流乾燥
装置40は、2台の図2の2重構成の装置2の各外周部
開口25、35を連結管29で連結して構成されてい
る。
【0023】上記いずれの構成でも、被乾燥物の濡れ具
合に応じて外側プレートに加熱補給用ヒータが着脱可能
に設けられる、また、風力選別竪管50や気流乾燥器1
0〜40のプレート及び仕切り板の外面が断熱材で被わ
れた構成とでき、放射冷却を防止し、乾燥効率を高める
ことができる。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の請求項1に係る風力選別機能付き気流乾燥装置によれ
ば、風力選別に使用される空気流を加熱するヒータと、
該ヒータに下方部で接続され、下端に重量物排出のシー
ル弁を搭載した風力選別竪管と、該風力選別竪管の中間
部に接続され、被選別物を風力選別竪管に供給する供給
機と、上記風力選別竪管の上端部に入口で接続され、一
対のプレート間において渦状に曲げられた仕切り板によ
って渦状の気流通路を形成し、該気流通路の渦外周部に
おいて上記仕切り板によって形成された又は上記プレー
トに形成された外周部開口と渦中央部において上記プレ
ートに形成された中央部開口とを有し、これら開口のい
ずれか一方の入口から上記空気流とこれによって搬送さ
れてくる被乾燥物が共に供給され、開口の他方の出口か
ら排出される間に被乾燥物を乾燥する気流乾燥器と、該
気流乾燥器の出口に接続され上記空気流を発生する吸引
ブロワーとから構成されている為に、空気流をヒータで
加熱してから風力選別に使用し、そのまま気流乾燥器に
通して被乾燥物を乾燥するので、事前に風力選別中に被
乾燥物を乾燥することができ、水分を嫌う次工程作業に
適した処理をすることができる。
【0025】また、空気流を使用している為に簡単な構
成で大量の風力選別と乾燥の処理ができる。風力選別を
行う竪管は下端に重量物排出のシール弁を搭載している
為に、風力選別された重量物を排出する時に空気流を乱
すことが殆ど無い。風力選別されて空気流で搬送され気
流乾燥器で乾燥された物は、サイクロンセパレータで分
離したり、吸引ブロワーから排出することもできる。気
流乾燥器では、一対のプレート間において渦状に曲げら
れた仕切り板によって渦状の長い気流通路が形成されて
いる為にコンパクトな構造を維持でき、また空気流で搬
送される被乾燥物は濡れていても事前に風力選別中から
乾燥され、更に長い気流通路中で十分な乾燥時間が確保
されて完全に乾燥される。空気流の入口は、渦外周部に
おいて仕切り板によって形成されたり、又はその外周部
においてプレートに形成された外周部開口か、渦中央部
においてプレートに形成された中央部開口のいずれかに
設定でき、且つ残りの他方開口を空気流の出口として設
定でき、本装置の設置条件にうまく対応させることがで
きる。
【0026】請求項2記載の風力選別機能付き気流乾燥
装置によれば、請求項1記載のものにおいて、気流乾燥
装置は、分離可能に複数個重ねられ、重ねられるプレー
トは共用プレートから構成され、奇数個の場合は外側の
1個の開放外周部開口を残して他の隣接した一対ずつの
外周部開口同士が連通され、残りの中央部開口が外に開
放し、また複数個の場合は両外側の2個の外周部開口を
残して他の隣接した一対ずつの外周部開口同士が連通さ
れ、中央部開口は順次隣接した一対ずつが相互に連通さ
れて構成される為に、被乾燥物の濡れ具合や量に応じて
気流乾燥装置を重ねて気流通路の長さを長くすることが
でき、奇数個重ねると外周部開口と中央部開口のそれぞ
れどちらかを空気流の入口と出口に設定でき、複数個重
ねると両外側の外周部開口のそれぞれどちらかを空気流
の入口と出口に設定できる。また内側の気流通路も各共
用プレートを分離することで点検や掃除が行われる。
【0027】請求項3記載の風力選別機能付き気流乾燥
装置によれば、請求項1又は2のいずれかに記載のもの
において、上記出口の開口は、上記吸引ブロワーにロー
タリシール弁又はダブルダンパー弁付きサイクロンセパ
レータを介して接続された構成とでき、乾燥した物はサ
イクロンセパレータによって効率的に空気流から分離さ
れ、空気流を乱すこと無しにロータリシール弁又はダブ
ルダンパー弁から排出される。
【0028】請求項4記載の風力選別機能付き気流乾燥
装置によれば、請求項1又は2のいずれかに記載のもの
において、上記各プレートは分離可能に構成され、また
外側のプレートの少なくとも一枚には点検窓が設けられ
た構成とでき、気流通路の汚れ具合を点検して適宜プレ
ートを解放して掃除が行われる。
【0029】 請求項5記載の風力選別機能付き気流乾
燥装置によれば、請求項1記載のものにおいて、上記供
給機は、ロータリシール弁又はダブルダンパー弁を介し
て上記風力選別竪管の中間部に接続された構成とでき、
供給機がどんなタイプであってもロータリシール弁又は
ダブルダンパー弁を通して空気流を乱すこと無しに被選
別/乾燥物を風力選別竪管の中間部に供給できる。
【0030】請求項6記載の風力選別機能付き気流乾燥
装置によれば、請求項1記載のものにおいて、上記風力
選別竪管と上記気流乾燥器とは、それらの外面が断熱材
で被われた構成とでき、風力選別竪管と気流乾燥器とか
らの放射冷却を外面を断熱材によって防止し、熱の有効
使用効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る代表実施例の風力選別機能付き
気流乾燥装置の部分切欠き立面図である。
【図2】 同気流乾燥装置に組み込まれた2重構成の気
流乾燥器の模式斜視図である。
【図3】 同気流乾燥器の基本構成を示す模式斜視図で
ある。
【図4】 同3重構成の気流乾燥器の平面図である。
【図5】 同4重構成の気流乾燥器の平面図である。
【符号の説明】
1 風力選別機能付き気流乾燥装置 10 基本構成の気流乾燥器 20 2重構成の気流乾燥器 30 3重構成の気流乾燥器 40 4重構成の気流乾燥器 11、12 プレート 13 仕切り板 14 気流通路 15 外周部開口 16 中央部開口 18 点検窓 21 共用プレート 22 プレート 25 2段目の外周部開口 26 連通中央部開口 41 ヒータ 45 供給機 50 風力選別竪管 51 下方部 52 下端 53 中間部 54 上端 53 中間部 59 断熱材 60 サイクロンセパレータ 65 吸引ブロワー A1 空気流 V1、V3 ロータリシール弁(又はダブルダンパー
弁) W 被選別物 L 被乾燥物(軽量物)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年5月19日(2000.5.1
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然し、そのような廃棄
物の再利用技術において、一般ゴミや産廃を問わず色々
な条件下で水が混入して濡れることが多く、乾燥も重要
な課題になって来た。特に、大量に廃棄物を風力選別し
乾燥する効率的で簡単な構成の装置がまだ開発されてい
なかった。本発明は上記従来の事情に鑑み提案されたも
のであって、その目的は空気流で大量に廃棄物を風力選
別すると共に乾燥するもので、空気流で搬送される被乾
燥物の水分量に応じて、コンパクトな構造を維持しつつ
も十分に長い乾燥通路長を設定でき、また監視保守の容
易な構成とでき、更に熱の有効使用効率を高め得る風力
選別機能付き気流乾燥装置を提供するものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の風力選別機能付き気流乾燥装置は、風力選
別に使用される空気流を加熱するヒータと、該ヒータに
下方部で接続され、下端に重量物排出のシール弁を搭載
した風力選別竪管と、該風力選別竪管の中間部に接続さ
れ、被選別物を風力選別竪管に供給する供給機と、上記
風力選別竪管の上端部に入口で接続され、一対のプレー
ト間において渦状に曲げられた仕切り板によって渦状の
気流通路を形成し、該気流通路の渦外周部において上記
仕切り板によって形成された又は上記プレートに形成さ
れた外周部開口と渦中央部において上記プレートに形成
された中央部開口とを有し、これら開口のいずれか一方
の入口から上記空気流とこれによって搬送されて来る被
乾燥物が共に供給され、開口の他方の出口から排出され
る間に被乾燥物を乾燥する気流乾燥器と、該気流乾燥器
の出口に接続され上記空気流を発生する吸引ブロワーと
から構成されているものにおいて、上記気流乾燥器が、
分離可能に複数個重ねられ、重ねられるプレートは共用
プレートから構成され、奇数個の場合は外側の1個の開
放外周部開口を残して他の隣接した一対ずつの外周部開
口同士が連通され、開放外周部開口に対応した中央部開
口側から隣接した一対ずつの中央部開口が連通され、残
りの中央部開口が外に開放し、また複数個の場合は両外
側の2個の外周部開口を残して他の内側の隣接した一対
ずつの外周部開口同士が連通され、中央部開口は順次隣
接した一対ずつが相互に連通されていることを特徴とし
ている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】気流乾燥器では、一対のプレート間におい
て渦状に曲げられた仕切り板によって渦状の長い気流通
路が形成されている為にコンパクトな構造を維持でき、
また空気流で搬送される被乾燥物は濡れていても事前に
風力選別中から乾燥され、更に長い気流通路中で十分な
乾燥時間が確保されて完全に乾燥される。空気流の入口
は、渦外周部において仕切り板によって形成されたり、
又はその外周部においてプレートに形成された外周部開
口か、渦中央部においてプレートに形成された中央部開
口のいずれかに設定でき、且つ残りの他方開口を空気流
の出口として設定でき、本装置の設置条件にうまく対応
させることができる。また、被乾燥物の濡れ具合や量に
応じて気流乾燥装置を重ねて気流通路の長さを長くする
ことができ、奇数個重ねると外周部開口と中央部開口を
それぞれどちらかを空気流の入口と出口に設定でき、複
数個重ねると両外側の外周部開口をそれぞれどちらかを
空気流の入口と出口に設定できる。また内側の気流通路
も各共用プレートを分離することで点検や掃除が行われ
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】削除
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】削除
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】本発明の風力選別機能付き気流乾燥装置に
おいて、上記各プレートは分離可能に構成され、また外
側のプレートの少なくとも一枚には点検窓が設けられた
構成とでき、気流通路の汚れ具合を点検して適宜プレー
トを解放して掃除が行われる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】削除
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】本発明の風力選別機能付き気流乾燥装置に
おいて、上記風力選別竪管と上記気流乾燥器とは、それ
らの外面が断熱材で被われた構成とでき、風力選別竪管
と気流乾燥器とからの放射冷却を外面の断熱材によって
防止し、熱の有効使用効率を高めることができる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】更に、本風力選別機能付き気流乾燥装置に
よれば、上記気流乾燥器が、分離可能に複数個重ねら
れ、重ねられるプレートは共用プレートから構成され、
奇数個の場合は外側の1個の開放外周部開口を残して他
の隣接した一対ずつの外周部開口同士が連通され、開放
外周部開口に対応した中央部開口側から隣接した一対ず
つの中央部開口が連通され、残りの中央部開口が外に開
放し、また複数個の場合は両外側の2個の外周部開口を
残して他の内側の隣接した一対ずつの外周部開口同士が
連通され、中央部開口は順次隣接した一対ずつが相互に
連通されていることを特徴としている為に、被乾燥物の
濡れ具合や量に応じて気流乾燥装置を重ねて気流通路の
長さを長くすることができ、奇数個重ねると外周部開口
と中央部開口をそれぞれどちらかを空気流の入口と出口
に設定でき、複数個重ねると両外側の外周部開口をそれ
ぞれどちらかを空気流の入口と出口に設定できる。また
内側の気流通路も各共用プレートを分離することで点検
や掃除が行われる。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】削除
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】上記各プレートは分離可能に構成され、ま
た外側のプレートの少なくとも一枚には点検窓が設けら
れた構成とでき、気流通路の汚れ具合を点検して適宜プ
レートを解放して掃除が行われる。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】削除
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】上記風力選別竪管と上記気流乾燥器とは、
それらの外面が断熱材で被われた構成とでき、風力選別
竪管と気流乾燥器とからの放射冷却を外面の断熱材によ
って防止し、熱の有効使用効率を高めることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3L113 AA08 AB04 AC03 AC44 AC51 AC54 AC60 AC67 AC86 AC90 BA01 DA01 DA14 DA22 4D004 AA46 AB01 AC05 BA07 CA07 CA42 CB02 CB36 CB42 CB47 4D021 FA12 GA02 GA04 GA06 GA13 GA19 GA25 GA30 GB03 HA01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 風力選別に使用される空気流を加熱する
    ヒータと、該ヒータに下方部で接続され、下端に重量物
    排出のシール弁を搭載した風力選別竪管と、該風力選別
    竪管の中間部に接続され、被選別物を風力選別竪管に供
    給する供給機と、上記風力選別竪管の上端部に入口で接
    続され、一対のプレート間において渦状に曲げられた仕
    切り板によって渦状の気流通路を形成し、該気流通路の
    渦外周部において上記仕切り板によって形成された又は
    上記プレートに形成された外周部開口と渦中央部におい
    て上記プレートに形成された中央部開口とを有し、これ
    ら開口のいずれか一方の入口から上記空気流とこれによ
    って搬送されてくる被乾燥物が共に供給され、開口の他
    方の出口から排出される間に被乾燥物を乾燥する気流乾
    燥器と、該気流乾燥器の出口に接続され上記空気流を発
    生する吸引ブロワーとから構成されていることを特徴と
    する風力選別機能付き気流乾燥装置。
  2. 【請求項2】 上記気流乾燥装置は、分離可能に複数個
    重ねられ、重ねられるプレートは共用プレートから構成
    され、奇数個の場合は外側の1個の開放外周部開口を残
    して他の隣接した一対ずつの外周部開口同士が連通さ
    れ、開放外周部開口に対応した中央部開口側から隣接し
    た一対ずつの中央部開口が連通され、残りの中央部開口
    が外に開放し、また複数個の場合は両外側の2個の外周
    部開口を残して他の内側の隣接した一対ずつの外周部開
    口同士が連通され、中央部開口は順次隣接した一対ずつ
    が相互に連通されている請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 上記出口の開口は、上記吸引ブロワーに
    ロータリシール弁又はダブルダンパー弁付きサイクロン
    セパレータを介して接続されている請求項1記載の装
    置。
  4. 【請求項4】 上記各プレートは分離可能に構成され、
    また外側のプレートの少なくとも一枚には点検窓が設け
    られている請求項1又は2のいずれかに記載の装置。
  5. 【請求項5】 上記供給機は、ロータリシール弁又はダ
    ブルダンパー弁を介して上記風力選別竪管の中間部に接
    続されている請求項1記載の装置。
  6. 【請求項6】 上記風力選別竪管と上記気流乾燥器と
    は、それらの外面が断熱材で被われている請求項1記載
    の装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007275863A (ja) * 2006-03-15 2007-10-25 Ricoh Co Ltd サイクロン分級器、当該サイクロン分級器を用いて分級するトナーの製造方法及びトナー
KR101089208B1 (ko) 2009-07-13 2011-12-02 배근수 왕겨건조기
US10260807B2 (en) 2013-07-05 2019-04-16 Freund Corporation Drying device and continuous granule production system
JP2022081320A (ja) * 2020-11-19 2022-05-31 株式会社アーステクニカ 気流乾燥器及び清掃方法

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