JP2000304464A - 復水器 - Google Patents

復水器

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JP2000304464A
JP2000304464A JP11108054A JP10805499A JP2000304464A JP 2000304464 A JP2000304464 A JP 2000304464A JP 11108054 A JP11108054 A JP 11108054A JP 10805499 A JP10805499 A JP 10805499A JP 2000304464 A JP2000304464 A JP 2000304464A
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steam
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steam cooling
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JP11108054A
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Toshiaki Ozeki
関 敏 明 尾
Kenji Sato
藤 健 二 佐
Tadafumi Shintani
谷 忠 文 新
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Original Assignee
Toshiba Corp
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    • F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28B—STEAM OR VAPOUR CONDENSERS
    • F28B1/00—Condensers in which the steam or vapour is separate from the cooling medium by walls, e.g. surface condenser
    • F28B1/02—Condensers in which the steam or vapour is separate from the cooling medium by walls, e.g. surface condenser using water or other liquid as the cooling medium
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28B—STEAM OR VAPOUR CONDENSERS
    • F28B9/00—Auxiliary systems, arrangements, or devices
    • F28B9/08—Auxiliary systems, arrangements, or devices for collecting and removing condensate
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F19/00—Preventing the formation of deposits or corrosion, e.g. by using filters or scrapers

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 腐食性の高い凝縮水による蒸気冷却管等の腐
食を防止し得る復水器を提供する。 【解決手段】 蒸気冷却用管束4の中央空間16を取り
囲む包囲装置20は対称配置の一対の包囲体28から成
り、包囲体28は、内側から外側に向かって下方に傾斜
した斜面21を有する上部囲い板20Aとその下方の底
部囲い板20Bとから成る。底部囲い板20Bの最外端
は上部囲い板20Aの最外端よりも外側に位置し、上部
囲い板20Aの最外端の下端部は底部囲い板20Bに接
合されて上部囲い板20Aの内側空間23と外側空間2
4とが区画されている。底部囲い板20Bの最外部及び
最内部に外側堰部22及び内側堰部6を立設し、上部囲
い板20Aと底部囲い板20Bとの接合部に流通開口部
8を形成し、内側空間23側に位置する底部囲い板20
Bと管束用支え板9との接合部に排水開口部7を形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、火力または原子力
発電プラント等に使用される蒸気タービンから排出され
る排気蒸気を凝縮する復水器に関する。
【0002】
【従来の技術】火力または原子力発電プラント等におい
て使用される蒸気タービンは、そこで仕事を行い膨張し
た蒸気を表面接触式の復水器に送出する。この復水器に
流入した排気蒸気は、冷却管において海水や河川水等の
冷却水と熱交換されて凝縮回収される。
【0003】図7は従来の復水器の概略構成を示したも
ので、復水器胴1内には蒸気冷却用管束2が配置され、
この蒸気冷却用管束2は互いに平行に且つ水平方向に延
在した多数の蒸気冷却管15から構成される。蒸気冷却
用管束2は上部管束2Aと下管束2Bとに分離され、上
部管束2Aと下部管束2Bとの間の中央空間16には包
囲装置3が配置され、この包囲装置3の内部には空気冷
却用管束4が配置されている。
【0004】空気冷却用管束4は、互いに平行かつ蒸気
冷却管15の延在方向に延在する多数の空気冷却管17
から構成され、タービン排気蒸気に含まれたり、別の系
統や部位から流入する空気やアンモニア等の不凝縮ガス
を冷却する。また、復水器胴1の下部には、蒸気冷却用
管束2及び空気冷却用管束4で凝縮液化されたドレン
(凝縮水)を収集し排出するホットウエル5が設けられ
ている。
【0005】蒸気タービンから排出されたタービン排気
蒸気は、復水器胴1に入り、蒸気冷却用管束2の外周か
らその内部に流入し、各蒸気冷却管15の表面で凝縮液
化されつつ空気冷却用管束4に向かって流れる。蒸気冷
却用管束2で凝縮液化されたドレンは、そこからホット
ウエル5に滴下する。
【0006】タービン排気蒸気は、給水中に注入した腐
食抑制剤の分解によって生じたアンモニアガスを含んで
いるため、各蒸気冷却管15における蒸気の凝縮液化に
伴い、これに溶解したアンモニア濃度が次第に高くな
る。空気冷却用管束4の空気冷却管17の表面では蒸気
分圧の低下があるため更に凝縮され、高アンモニア濃度
のドレン(凝縮水)が生成される。この高アンモニア濃
度のドレンも空気冷却用管束4からホットウエル5に滴
下する。
【0007】なお、蒸気冷却用管束2の蒸気冷却管15
には一般に銅合金系の材料が使用されるが、この銅合金
系の冷却管はアンモニアアタックと称される現象により
高アンモニア濃度のドレン(凝縮水)によって激しく腐
食される性質がある。このため、空気冷却用管束4の冷
却管には耐食性に優れたチタン材が一般に使用される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の復水
器は、空気冷却用管束4で凝縮液化された高アンモニア
濃度のドレンが、下部管束2Bの蒸気冷却管15に接触
しながら流下してホットウエルに滴下する為、下部管束
2Bを構成する蒸気冷却管15が高アンモニア濃度のド
レンによって腐食されるといった問題がある。このよう
な問題は、タービン排気蒸気がアンモニア以外の腐食性
ガスを含有する場合にも同様に発生する。また、蒸気の
凝縮が進むと高濃度のアンモニアが生じやすい支え板や
管板近傍において腐食が生じることが多い。
【0009】そこで、本発明の目的は、腐食性の高い凝
縮水による蒸気冷却管等の腐食を防止し得る復水器を提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、互いに平行に
且つほぼ水平方向に延在する多数の蒸気冷却管から成る
蒸気冷却用管束と、この蒸気冷却用管束の上下方向の中
央部に形成された中央空間を取り囲む包囲装置と、この
包囲装置の内部に配置され、互いに平行に且つ前記蒸気
冷却用管束の延在方向に沿って延在する多数の空気冷却
管から成る空気冷却用管束と、前記蒸気冷却用管束を支
持する管束用支え板と、を備えた復水器において、前記
蒸気冷却用管束は、前記中央空間の上方に位置する上部
管束と、前記中央空間の下方に位置する下部管束と、か
ら成り、前記包囲装置は、前記蒸気冷却用管束を二分す
る鉛直面に関して対称に且つ互いに離間して配置された
一対の包囲体から成り、前記一対の包囲体は、それぞ
れ、前記包囲装置の内側から外側に向かって下方に傾斜
した斜面を有する上部囲い板と、この上部囲い板の下方
に配置された底部囲い板と、から成り、前記底部囲い板
の最外端は前記上部囲い板の最外端よりも外側に位置
し、前記上部囲い板の最外端の下端部は前記底部囲い板
に接合されて前記上部囲い板の内側空間と外側空間とが
区画されており、前記底部囲い板の最外部に外側堰部を
立設すると共に前記底部囲い板の最内部に内側堰部を立
設し、前記上部囲い板と前記底部囲い板との接合部に流
通開口部を形成し、前記内側空間側に位置する前記底部
囲い板と前記管束用支え板との接合部に排水開口部を形
成したことを特徴とする。
【0011】本発明は、互いに平行に且つほぼ水平方向
に延在する多数の蒸気冷却管から構成された蒸気冷却用
管束と、この蒸気冷却用管束の上下方向の中央部に形成
された中央空間を取り囲む包囲装置と、この包囲装置の
内部に配置され、互いに平行に且つ前記蒸気冷却用管束
の延在方向に沿って延在する多数の空気冷却管から構成
された空気冷却用管束と、前記蒸気冷却用管束を支持す
る管束用支え板と、を備えた復水器において、前記蒸気
冷却用管束は、前記中央空間の上方に位置する上部管束
と、前記中央空間の下方に位置する下部管束と、から成
り、前記包囲装置は、前記蒸気冷却用管束を二分する鉛
直面に関して対称に且つ互いに離間して配置された一対
の包囲体から成り、前記一対の包囲体は、それぞれ、前
記蒸気冷却用管束の内側から外側に向かって下方に傾斜
した斜面を有する上部囲い板と、この上部囲い板の下方
に配置された底部囲い板と、から成り、前記底部囲い板
の最外端は前記上部囲い板の最外端よりも外側に位置
し、前記上部囲い板の最外端の下端部は前記底部囲い板
に接合されて前記上部囲い板の内側空間と外側空間とが
区画されており、前記底部囲い板の最外部に外側堰部を
立設すると共に前記底部囲い板の最内部に内側堰部を立
設し、前記外側空間側に位置する前記底部囲い板と前記
管束用支え板との接合部に外側排水開口部を形成し、前
記内側空間側に位置する前記底部囲い板と前記管束用支
え板との接合部に内側排水開口部を形成したことを特徴
とする。
【0012】また、前記内側排水開口部にその下方から
U字管の一端を接続し、前記U字管の他端を前記包囲装
置の下方に開口させることもできる。
【0013】また、一対の前記上部囲い板の上端に、前
記蒸気冷却管の延在方向に沿って一対のL型鋼を設け、
前記上部管束から前記包囲装置の内部に流入する蒸気の
量を最適化するように前記一対のL型鋼の対向間隔を設
定することもできる。
【0014】また、前記蒸気冷却管の延在方向に沿って
配置したL型鋼の両側縁を一対の前記上部囲い板の上端
にそれぞれ接続すると共に、前記上部管束から前記包囲
装置の内部に流入する蒸気の量を最適化するように前記
L型鋼に蒸気流入開口部を形成することもできる。
【0015】
【発明の実施の形態】第1実施形態 以下、本発明の第1実施形態による復水器について図1
及び図2を参照して説明する。なお、図7に示した従来
の復水器と同一構成要素には同一符号を付して説明す
る。
【0016】図1は本実施形態による復水器の概略構成
を示した縦断面図であり、図2は図1に示した復水器の
要部を拡大して示した斜視図である。図1に示したよう
に復水器胴1内には、蒸気冷却用管束2が配置されてお
り、この蒸気冷却用管束2は互いに平行に且つ水平方向
に延在した多数の蒸気冷却管15から構成される。
【0017】蒸気冷却用管束2は上部管束2Aと下部管
束2Bとに分離され、これら上部管束2Aと下部管束2
Bとの間の中央空間16には、詳細を図2に示す包囲装
置20が配置され、この包囲装置20の内部には空気冷
却用管束4が設置されている。この空気冷却用管束4
は、互いに平行且つ蒸気冷却管15の延在方向に延在す
る多数の空気冷却管17から構成され、タービン排気蒸
気を凝縮すると共に、空気やアンモニア等の不凝縮ガス
を冷却する。
【0018】復水器胴1の下部には、蒸気冷却用管束2
及び空気冷却用管束4で凝縮液化されたドレン(凝縮
水)を収集し排出するホットウェル5が設けられてい
る。
【0019】包囲装置20は、蒸気冷却用管束2を二分
する鉛直面Pに関して対称に且つ互いに離間して配置さ
れた一対の包囲体28から構成されており、各包囲体2
8は、図1及び図2に示したように、上部囲い板20A
と底部囲い板20Bとから構成されている。上部囲い板
20Aは、包囲装置20の内側から外側に向かって下方
に傾斜した斜面21を有している。底部囲い板20Bは
上部囲い板20Aの最外端より外側に延長されており、
その最外部を上方向に折り曲げて外側堰部22が形成さ
れている。
【0020】溶接等により上部囲い板20Aの最外端の
下端部は底部囲い板20Bの上面に接合され、上部囲い
板20Aの内側空間23と外側空間24とが区画されて
いる。上部囲い板20Aと底部囲い板20Bとの接合部
には、内側空間23と外側空間24とを連通する流通開
口部8が形成されている。
【0021】また、底部囲い板20Bの最内部は上方向
に折り曲げられて内側堰部6が形成されている。内側空
間23側に位置する底部囲い板20Bと管束用支え板9
との接続部には、内側空間23内の凝縮水を管束用支え
板9に沿って流下させるための排水開口部7が形成され
ている。
【0022】次に、本実施形態による復水器の作用につ
いて説明する。蒸気タービンから排出されたタービン排
気蒸気は蒸気冷却用管束2の外周からその内部に流入
し、各蒸気冷却管15の表面で凝縮液化されつつ空気冷
却用管束4へ向かって流れる。ここで、タービン排気蒸
気はアンモニアガスを含んでいるため、各蒸気冷却管1
5における蒸気の凝縮液化に伴いアンモニア濃度が次第
に高くなる。従って、蒸気冷却用管束2では低アンモニ
ア濃度ドレン(凝縮水)が生成され、一方、空気冷却用
管束4では高アンモニア濃度ドレン(凝縮水)が生成さ
れることになる。
【0023】蒸気冷却用管束2Aで生成された低アンモ
ニア濃度ドレンは上部囲い板20Aの斜面21に沿って
流下し、底部囲い板20Bの端部にて上方に折り曲げら
れた外側堰部22により捕捉され、外側空間24内に貯
留される。外側空間24に貯留された低アンモニア濃度
ドレンは、流通開口部8を通って内側空間23に流入す
る。
【0024】一方、空気冷却用管束4で凝縮液化した高
アンモニア濃度ドレンは、内側空間23内の底部囲い板
20B上に滴下し、流通開口部8を通って内側空間23
内に流れ込んだ低アンモニア濃度ドレンにより希釈さ
れ、希釈されたドレンは排水開口部7を通って管束用支
え板9に沿ってホットウェル5へ流下する。
【0025】以上述べたように本実施形態による復水器
によれば、空気冷却用管束4で凝縮液化された高アンモ
ニア濃度ドレンは、低アンモニア濃度ドレンで希釈され
た後にホットウェル5へ流下することから、アンモニア
アタックによる下部管束2B及び管束用支え板9の腐食
を防止することができる。
【0026】また、内側堰部6を有していることから包
囲装置20の内部に常にドレンが溜まっており、蒸気冷
却用管束2の外周囲の蒸気圧力が包囲装置20の内側空
間23の内部圧力よりも高くても、蒸気が排水開口部7
を通って内側空間23に流入することはない。
【0027】さらに、上部管束2Aと空気冷却用管束4
で凝縮液化されたドレンは排水開口部7から管束用支え
板9に沿ってホットウェル5に流下せしめられることか
ら、下部管束2Bにおいて、ドレンが管束表面で液膜を
作ることによる、管束表面での熱伝達の低下を防止する
ことができる。
【0028】第2実施形態 次に、本発明の第2実施形態による復水器について図3
を参照して説明する。なお、本実施形態は上述した第1
実施形態の構成を一部変更したものであり、以下では、
第1実施形態と異なる部分について説明する。
【0029】図3は、本実施形態による復水器の要部を
示した斜視図である。図3に示し得たように本実施形態
においては、第1実施形態における流通開口部8が形成
されておらず、内側空間23と外側空間24との間は上
部囲い板20Aによって区画され遮断されている。
【0030】そして、本実施形態においては、外側空間
24側に位置する底部囲い板20Bと管束用支え板9と
の接合部に、外側空間24内に貯留されたドレン(凝縮
水)を支え板20Bに沿って流下させるための外側排水
開口部12が形成されている。
【0031】なお、内側空間23内に貯留されたドレン
は、上記第1実施形態と同様に内側の放水開口部7を通
って排水される。
【0032】以上述べたように本実施形態による復水器
によれば、上部管束2A(図1参照)及び空気冷却用管
束4で凝縮液化されたそれぞれのドレンは、外側排水開
口部12及び内側排水開口部7のそれぞれから管束用支
え板9に沿ってホットウェル5に流下せしめられること
から、ドレンによる下部管束2Bの広範囲な腐食を防止
することができる。
【0033】また、蒸気冷却用管束2(図1参照)にチ
タン管を用いた場合、蒸気冷却用管束2はアンモニアに
よる侵食を受けないため、空気冷却用管束4で凝縮液化
された高アンモニア濃度ドレンを希釈する必要はなく、
このような場合においても本実施形態は有効である。
【0034】また、上部管束2A(図1参照)及び空気
冷却用管束4で凝縮液化されたドレンはそれぞれ外側排
水開口部12及び内側排水開口部7から管束用支え板9
に沿ってホットウェル5に流下せしめられることから、
下部管束2Bにおいて、ドレンが管束表面で液膜を作る
ことによる、管束表面での熱伝達の低下を防止して、熱
効率の低下を防止することができる。
【0035】第3実施形態 次に、本発明の第3実施形態による復水器について図4
を参照して説明する。なお、本実施形態は上述した第2
実施形態に対して構成を一部追加したものであり、以下
では、第2実施形態と異なる部分について説明する。
【0036】図4は、本実施形態の要部を示した斜視図
であり、図4に示したように本実施形態においては、上
記第2実施形態における内側排水開口部7に、その下方
からU字管より成るドレン排出管13の一端を接続し、
ドレン排出管13の他端が底部囲い板20Bの下方に開
口した構造となっている。また、図4から分かるよう
に、内側排水開口部7に接続されたドレン排出管13の
入口端よりも、出口端の方が低い位置にある。
【0037】本実施形態による復水器においては、空気
冷却用管束4で凝縮液化して内側空間23内に貯留され
たドレンは、ドレン排出管13を通ってその出口端から
流出し、ホットウェル5(図1参照)に落下する。
【0038】そして、U字管より成るドレン排出管13
には、流入したドレンが常に貯溜しているため、ドレン
排出管13の出口端が空中に開口されているにも拘わら
ず、内側空間23への蒸気の逆流を防止することができ
る。
【0039】第4実施形態 次に、本発明の第4実施形態による復水器について図5
を参照して説明する。なお、本実施形態は、上述した第
1乃至第3実施形態に構成を一部追加したものであり、
以下では、第1乃至第3実施形態と異なる部分について
説明する。
【0040】図5は、本実施形態による復水器の要部を
示した斜視図であり、一対の上部囲い板20Aの上端に
は平坦部25がそれぞれ形成されており、これら一対の
平坦部25には、蒸気冷却管15(図1参照)の延在方
向に沿って一対のL型鋼10が互いに離間して対向配置
されている。一対のL型鋼10の対向間隔は、上部管束
2Aから包囲装置20の内部に流入する蒸気の量を最適
化するように設定されている。
【0041】上部管束2Aで生じたドレンは上部囲い板
20Aの斜面21に沿って流下し、一方、上部管束2A
を通過した蒸気は、一対のL型鋼10によって挟まれた
流通空間26を通って包囲装置20の内部に流入する。
【0042】以上述べたように本実施形態による復水器
によれば、一対の上部囲い板20Aの上端に設けた一対
のL型鋼10の対向間隔を調整することにより、包囲装
置20の内部に流入する蒸気の量を最適化することがで
きる。
【0043】また、上部囲い板20Aの上端に設けたL
型鋼10により包囲装置20の構造の剛性が高められ
る。
【0044】第5実施形態 次に、本発明の第5実施形態による復水器について図6
を参照して説明する。なお、本実施形態は、上述した第
4実施形態の構成を一部変更したものであり、以下で
は、上記第4実施形態と異なる部分について説明する。
【0045】図6は、本実施形態による復水器の要部を
示した斜視図であり、第4実施形態における一対のL型
鋼10(図5参照)に代えて、蒸気冷却管15(図1参
照)の延在方向に沿って、L型鋼11が上に凸の状態で
配置されている。L型鋼11の両側縁は上部包囲板20
Aの上端にそれぞれ接続されており、L型鋼11には上
部管束2Aからの蒸気を包囲装置20の内部に導くため
の複数の蒸気流入開口部27が形成されている。
【0046】そして、蒸気流入開口部27の開口面積
は、上部管束2Aから包囲装置20の内部に流入する蒸
気の量を最適化するように設定されている。
【0047】以上述べたように本実施形態による復水器
によれば、L型鋼11に形成する蒸気流入開口部27の
開口面積を調整することにより、包囲装置20の内部に
流入する蒸気の量を最適化することができる。
【0048】また、上部囲い板20Aの上端に設けたL
型鋼11により包囲装置20の構造の剛性が高められ
る。
【0049】
【発明の効果】以上述べたように本発明による復水器に
よれば、空気冷却用管束によって凝縮液化された高腐食
性の凝縮水は、上部管束によって凝縮液化された低腐食
性の凝縮水と混合希釈された後、管束用支え板に沿って
流下するようにしたので、高腐食性の凝縮水による下部
管束及び管束用支え板の腐食を防止することができる。
【0050】また、本発明による復水器によれば、上部
管束及び空気冷却用管束で凝縮液化されたそれぞれの凝
縮水は、外側排水開口部及び内側放水開口のそれぞれか
ら管束用支え板に沿って流下するようにしたので、凝縮
水による下部管束の広範囲な腐食を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態による復水器の概略構成
を示した縦断面図。
【図2】図1に示した第1実施形態の要部を拡大して示
した斜視図。
【図3】本発明の第2実施形態による復水器の要部を示
した斜視図。
【図4】本発明の第3実施形態による復水器の要部を示
した斜視図。
【図5】本発明の第4実施形態による復水器の要部を示
した斜視図。
【図6】本発明の第5実施形態による復水器の要部を示
した斜視図。
【図7】従来の復水器の概略構成を示した縦断面図。
【符号の説明】
1 復水器胴 2 蒸気冷却用管束 2A 上部管束 2B 下部管束 4 空気冷却用管束 6 内側堰部 7 内側排水開口部 8 流通開口部 9 管束用支え板 10、11 L型鋼 12 外側排水開口部 13 ドレン排出管 15 蒸気冷却管 16 中央空間 17 空気冷却管 20 包囲装置 20A 上部囲い板 20B 底部囲い板 21 斜面 22 外側堰部 23 内側空間 24 外側空間 27 蒸気流入開口部 28 包囲体 P 蒸気冷却用管束を二分する鉛直面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに平行に且つほぼ水平方向に延在する
    多数の蒸気冷却管から成る蒸気冷却用管束と、この蒸気
    冷却用管束の上下方向の中央部に形成された中央空間を
    取り囲む包囲装置と、この包囲装置の内部に配置され、
    互いに平行に且つ前記蒸気冷却用管束の延在方向に沿っ
    て延在する多数の空気冷却管から成る空気冷却用管束
    と、前記蒸気冷却用管束を支持する管束用支え板と、を
    備えた復水器において、 前記蒸気冷却用管束は、前記中央空間の上方に位置する
    上部管束と、前記中央空間の下方に位置する下部管束
    と、から成り、 前記包囲装置は、前記蒸気冷却用管束を二分する鉛直面
    に関して対称に且つ互いに離間して配置された一対の包
    囲体から成り、前記一対の包囲体は、それぞれ、前記包
    囲装置の内側から外側に向かって下方に傾斜した斜面を
    有する上部囲い板と、この上部囲い板の下方に配置され
    た底部囲い板と、から成り、前記底部囲い板の最外端は
    前記上部囲い板の最外端よりも外側に位置し、前記上部
    囲い板の最外端の下端部は前記底部囲い板に接合されて
    前記上部囲い板の内側空間と外側空間とが区画されてお
    り、前記底部囲い板の最外部に外側堰部を立設すると共
    に前記底部囲い板の最内部に内側堰部を立設し、前記上
    部囲い板と前記底部囲い板との接合部に流通開口部を形
    成し、前記内側空間側に位置する前記底部囲い板と前記
    管束用支え板との接合部に排水開口部を形成したことを
    特徴とする復水器。
  2. 【請求項2】互いに平行に且つほぼ水平方向に延在する
    多数の蒸気冷却管から構成された蒸気冷却用管束と、こ
    の蒸気冷却用管束の上下方向の中央部に形成された中央
    空間を取り囲む包囲装置と、この包囲装置の内部に配置
    され、互いに平行に且つ前記蒸気冷却用管束の延在方向
    に沿って延在する多数の空気冷却管から構成された空気
    冷却用管束と、前記蒸気冷却用管束を支持する管束用支
    え板と、を備えた復水器において、 前記蒸気冷却用管束は、前記中央空間の上方に位置する
    上部管束と、前記中央空間の下方に位置する下部管束
    と、から成り、 前記包囲装置は、前記蒸気冷却用管束を二分する鉛直面
    に関して対称に且つ互いに離間して配置された一対の包
    囲体から成り、前記一対の包囲体は、それぞれ、前記蒸
    気冷却用管束の内側から外側に向かって下方に傾斜した
    斜面を有する上部囲い板と、この上部囲い板の下方に配
    置された底部囲い板と、から成り、前記底部囲い板の最
    外端は前記上部囲い板の最外端よりも外側に位置し、前
    記上部囲い板の最外端の下端部は前記底部囲い板に接合
    されて前記上部囲い板の内側空間と外側空間とが区画さ
    れており、前記底部囲い板の最外部に外側堰部を立設す
    ると共に前記底部囲い板の最内部に内側堰部を立設し、
    前記外側空間側に位置する前記底部囲い板と前記管束用
    支え板との接合部に外側排水開口部を形成し、前記内側
    空間側に位置する前記底部囲い板と前記管束用支え板と
    の接合部に内側排水開口部を形成したことを特徴とする
    復水器。
  3. 【請求項3】前記内側排水開口部にはその下方からU字
    管の一端が接続されており、前記U字管の他端は前記包
    囲装置の下方に開口していることを特徴とする請求項2
    記載の復水器。
  4. 【請求項4】一対の前記上部囲い板の上端に、前記蒸気
    冷却管の延在方向に沿って一対のL型鋼を設け、前記上
    部管束から前記包囲装置の内部に流入する蒸気の量を最
    適化するように前記一対のL型鋼の対向間隔を設定した
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項
    に記載の復水器。
  5. 【請求項5】前記蒸気冷却管の延在方向に沿って配置し
    たL型鋼の両側縁を一対の前記上部囲い板の上端にそれ
    ぞれ接続すると共に、前記上部管束から前記包囲装置の
    内部に流入する蒸気の量を最適化するように前記L型鋼
    に蒸気流入開口部を形成したことを特徴とする請求項1
    乃至請求項3のいずれか一項に記載の復水器。
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