JP2000304900A - 電子線照射装置と粒状体殺菌方法 - Google Patents
電子線照射装置と粒状体殺菌方法Info
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Abstract
粉粒体を回転させながら搬送し、上方から電子線照射装
置によって低エネルギー電子線を照射する。
Description
ば、胡椒といった穀物や、香辛料などの粉粒体(粒状
体)を電子線によって殺菌する粒状体の殺菌方法とその
ための電子線照射装置に関する。電子線照射装置は、真
空中で電子線を発生させ照射窓から大気中に取り出し被
処理物に照射して所望の効果を生じさせるようにした装
置である。エネルギーや照射量によって効果も異なる。
電線高分子の被覆の架橋、樹脂の硬化、塗膜の硬化など
の高分子の硬化のために使われる。これは高分子の架橋
を促し硬化させるものである。さらに別異の作用として
殺菌作用がある。医療用器具の殺菌に用いられる。ピン
セット、鋏、チューブ、ガーゼなど医療用の器具、材
料、に電子線を照射することによって殺菌するという処
理は既に実績がある。
ある。定型の固体が対象になるから、無端周回コンベヤ
によって電子線照射装置の筐体の内部を搬送され、電子
線照射窓の直下を通る時に電子線を受けるようになって
いる。有形物であるからコンベヤによって運ぶことがで
きる。これらの対象物は電子線照射によって品質が変わ
らないので電子線の侵入深さはかなり深くても良い。高
いエネルギーの電子線を照射すれば良いのである。小さ
い固体試料の場合はトレイなどにいれて無端コンベヤの
上に置かれ筐体の中を移動するというような工夫がなさ
れる。固体以外にも電子線処理は有効であるはずである
が、あまり実績がない。
物類は電子線照射によって殺菌できるはずであるが未だ
実用化されていない。一つには内部まで電子線が浸透し
てはいけないからである。もう一つは表面の全体に電子
線を当てなければならないからである。穀物などの内部
まで電子線が届くと品質が劣化する。だから表面で減衰
するような弱い電子線でなければならない。ところが表
面に雑菌がついているのであるから殺菌を完全に行うた
めには表面の全体に電子線を当てる必要がある。つまり
表面だけに電子線を均等に当てるという難しいことが要
求される。
電子線は表面で減衰するのでなければならない。もし電
子線が内部まで透過した場合には穀物などの品質劣化を
招く可能性がある。穀物の細菌は表面だけに存在するか
ら表面だけに電子線が当たれば良いのである。それで透
過力の低い低エネルギーの電子線を照射するということ
になる。透過力が小さいので表面の全体に電子線を当て
るようにしなければならない。これが難しい。電子線は
照射窓から一方向に出るだけである。粒状物の上面には
電子線が当たるが裏側は影になって当たらない。これで
はいけない。表面全体に透過力の弱い電子線を当てるよ
うにしなければならない。どうすれば良いのか?粒状物
を回転させればいいのである。振動によって転がせば良
い。穀物のような小さい粒状物は回転させれば照射窓の
側に全ての面を向けさせる事ができるはずである。転が
しながら電子線をあてれば全面に薄く電子線を照射させ
ることができる。
射するという試みがなされているが未だ充分でない。ふ
たつの従来技術を紹介する。 特開平10−215765号「穀物の殺菌方法および
それに用いる穀物回動装置」発明者林徹、鈴木節子、大
坪研一、豊島英親、岡留博司は、振動器と振盪器の上に
トレー戴置台を置き、その上に電子線照射装置を設けた
穀物殺菌装置を提案している。玄米、小麦、小豆、大豆
などの殺菌のため、ソフトエレクトロンを照射する。振
動器は縦方向の振動をトレーに与える。振盪器は横方向
の振動を与える。トレーの中にある穀物は振盪と振動の
ために飛び上がり、跳ね上がり、躍り上がる。なんども
回転して様々の面が照射窓の方を向く。長い間照射処理
を続ける事によって穀物の全ての面に電子線が照射され
るから全面が殺菌されるのである。この発明は、振盪
(横方向)と振動(縦方向)とを組み合わせるところに
工夫の妙が存在する。もしも振動だけにすると全面に電
子線を照射できない。反対に振盪だけにするとやはり均
一に電子線を照射できない、と述懐している。左右の振
幅(振盪)は3cm、上下(振動)の振幅は0.2cm
が好適であると述べている。トレーはプラスチック製で
30cm×9cm×3.5cmである。トレーの上に上
下に重ならないように穀物を入れる。2段、3段に重な
ると電子線が当たらないものもあるようである。
いようである。例えば160〜230keVのソフトエ
レクトロンを4μAで照射すると照射時間は1時間程度
である。これによると初め106〜107個/gの生菌
があったものが、10個/g以下に減少するとある。米
の場合電子線によって脂質の過酸化が進行する。これは
望ましくない。精白米は電子線照射した後精米するの
で、表面の部分が除かれ、電子線照射によって劣化した
部分が丁度除去される。しかし玄米の場合は、表面の全
体を除かないので電子線照射の影響が残る。過酸化がお
こらないためには160keVより小さいエネルギーの
電子線としなければならない。処理量が問題である。バ
ッチ処理であって一回の処理に約1時間掛かる。穀物を
重ならないように収容する必要があるから処理量はトレ
イの底面積に依存する。玄米の場合は、10〜70gで
あり、好ましくは20〜40g程度である、と述べてい
る。トレイを大きくすれば一回の処理量は増えるがそれ
も限界がある。この装置の1時間当たりの処理能力は大
体50g程度である。もちろん粒径によってこれは異な
るわけで、大豆、小豆などの場合は米の場合と処理能力
が相違する。
射装置」発明者水谷睦、錦見敏朗、出願人日新ハイボル
テージ株式会社は、水冷された平坦振動コンベヤに粒状
物を乗せて搬送しながら電子線を照射する装置を提案し
ている。粉体であって不定形であるからビニール袋に積
めてコンベヤに乗せるということはできるが、袋詰め袋
出しの手間が掛かるから実行できない。また品質劣化を
招かないよう透過力の弱い電子線を使わなくてはいけな
いが、粉体の全体に電子線が当たるようにするのが難し
い。そういう訳で粉体や粒状物に電子線を照射する実用
的な装置はそれまで存在しなかった。これは粒状物を処
理する電子線照射装置を始めて提案するものである。こ
れは無端周回コンベヤでなく振動コンベヤを使ってい
る。粒状物をトレイに乗せて無端周回コンベヤで送って
電子線を照射しても、表面だけにしか電子線が当たらな
い。そこで平坦な振動コンベヤに乗せ振動によって粒状
物を突き上げ転がして、粒状物の全てが電子線処理を受
けるように工夫している。薄い粒状物を扱うからコンベ
ヤに直接に電子線が当たることも多くコンベヤが加熱さ
れる。それで直接に振動コンベヤを冷却する冷却機構が
設けられる。多くの層に重なってはいけないが、1層で
なければならないということもない。振動によって粒状
物が上下に動き回転するから、上下交代し全部の粒子が
電子線を浴びるようにできる。
線処理しようとする提案は上に述べたものぐらいしかな
い。穀物を対象にする(特開平10−215765
号)の場合、バッチ処理なので、照射の度毎に、入れ替
えをしなければならない。手間が掛かり、非効率的であ
る。それになにより時間当たりの処理量が少ない。30
cm×9cmの底面積のトレイをつかっても1時間の処
理で50g程度しか殺菌処理できない。バッチ処理であ
ってトレイは動かないのであるから、電子線照射窓の面
積も30cm×9cm以上必要である。それだけの電子
線照射装置を使いながら、1時間50gの穀物しか処理
できなのでは高コストになる。例えば10kgの米を殺
菌するには200時間も掛かってしまう。とうてい実用
には耐えない。
面を振動させる振動コンベヤを使う。振動発生装置が与
える振動自体は微小な振動である。だから粒状物の回転
が不完全である。回転が不完全であるから、全ての面に
電子線が当たらない。つまり殺菌処理が不完全である。
全ての面に電子線を当てようとすると時間を長くすれば
いいのである。振動コンベヤは振動自体によって一方向
に被処理物を送るものであるが、振動の強さや方向を調
整して送り速度を遅くすればよい。しかし送り速度を遅
くすると処理量が減少する。
なく当て、電子線処理量をより高めることのできる電子
線照射装置を提案することが本発明の目的である。被処
理物は、では穀物、では粒状物と表現されている。
以後は粉粒体と表現する。いずれもほぼ同じものを表
す。本発明で対象にするのは、麦、米、豆、そば、胡椒
など穀物類である。しかし本発明は殺菌処理が必要な他
の被処理物にも使える。それで一般に粉粒体或いは粒状
物と呼ぶことにする。
有する振動コンベヤを用いて粉粒体を搬送する。振動コ
ンベヤを用いるが平坦なものではなくて表面(搬送面)
に凹凸を付けている。振動と凹凸の相互作用によって粉
粒体の回転をより盛んにする。凹凸+振動によって粉粒
体を強く転動、回転させながら振動コンベヤ上を搬送す
る。電子線照射は一方向のみであるが、凹凸によって粉
粒体を回転させ表面全体に電子線を照射することができ
る。平坦面の振動コンベヤよりも凹凸ある振動コンベヤ
の方が粉粒体を旺盛に回転させることができる。より短
時間で粉粒体の全面に薄く均一に電子線を照射すること
ができる。処理能力が増進される。凹凸は、進行方向
(z方向)に垂直な多数の平行なV溝、丸溝、台形溝、
矩形溝などでもよい。或いは平行の斜めの溝でもよい。
平行斜め溝が2組交差するものでもよい。溝でなくて多
数の孤立点の穴或いは突起がxz方向に多数周期的に配
列されたものであっても良い。振動コンベヤであるから
水平でも良いし、傾斜していてもよい。進行速度を速め
るには前に傾いたコンベヤとしても良い。凹凸は、振動
コンベヤにおいて粉粒体と振動板の接触状態を多様化さ
せて転動回動を促進するという優れた作用がある。
る電子線照射装置を説明する。これは非走査型(エリア
型)の電子線照射装置であるが、走査型の電子線照射装
置にも本発明を適用することができる。エリア型である
から、フィラメント1を有する円筒形の真空チャンバ2
が遮蔽された筐体3の上に設けてあり、フィラメント1
から電子線Eが下向きに引き出される。フィラメント1
には抵抗加熱電流が流れており、この電流によって加熱
される。高温になるからフィラメントから熱電子がで
る。フィラメントには負電圧がかかっており、チャンバ
2は接地電位である。チャンバ2の下方には矩形の開口
部がある。これが照射窓4である。照射窓4にはTi、
Alなどの窓箔5が張ってある。照射窓4、窓箔5もチ
ャンバと同じ電位であるから、電子線Eはフィラメント
と照射窓の間で加速される。照射窓より上は真空であ
り、下は大気圧であるから窓箔5によって仕切る必要が
ある。電子線Eは窓箔を透過することができる。窓箔を
透過することによってエネルギーを失う。それは窓箔に
おいて熱となる。窓箔が加熱されると溶けてしまうので
熱を奪う必要がある。冷却のため風をあてるか、または
窓箔を桟で押さえ桟を水冷する。
中に振動コンベヤ6が設置される。振動コンベヤ6は、
振動板7、振動機8、支持台9、スプリング10などよ
りなる。振動機8は振動板7に斜め方向に振動を与える
ものである。図2は振動板のみの平面図である。振動板
は平行なV溝を持つ。両端には側板20、20が隆起し
ており、粒状物がこぼれないようになっている。図2で
は粒状物はまばらにしか書いていないが、これはV溝を
示すためである。実際には等価的に、1層〜3層程度上
下に重なっている。振動が激しい場合は、5層〜10層
程度粒状物が重なっていてもよい。図3は振動板の一部
の断面をしめす。振動板7の上には凹凸が付けてある。
この例では平行なV溝13が進行方向と直角の方向に多
数切ってある。振動板は斜め方向に振動させる。斜め前
後の振動によって被処理物を一方向に搬送することがで
きる。被処理物が粒状体であるから振動によって飛び上
がり転がり回転する。凹凸(V溝)が粒状物の飛び上が
り転がりをより盛んにする。凹凸は粒状物を斜めに支持
するという作用もある。これによって全ての面に電子線
が当たるようにする。
とができる。水平の振動コンベヤにおいて被処理物を搬
送できるのは、振動に送り方向成分が含まれるからであ
る。上下動だけでは前方へ送ることはできない。筐体3
の一方には入り口ホッパ11が設けられる。ここから粉
粒体Sが振動コンベヤ6の振動板7の始端に導入され
る。筐体3の他方で振動板7の終端直下には出口ホッパ
12が設けられる。振動板7を始端から終端まで振動に
よって運ばれた粉粒体Sは出口ホッパ12から排出され
る。粉粒体は入り口ホッパ11から連続的に導入され振
動板7の上を舞い上がり突き上げられ転びながら前進す
る。照射窓4の直下を通るときに電子線Eの照射を受け
る。電子線エネルギーは低くて表面付近で吸収される。
穀物などを対象にするのでエネルギーが高すぎると内部
まで電子線が侵入し品質を劣化させる。表面の細菌だけ
に当たれば良いのだから電子線エネルギーは低い。電子
線エネルギーは500keV以下である。例えば、50
keV〜300keV程度である。電流は数mA〜50
0mA程度である。対象物の種類によって電圧、電流は
調整する。エネルギーは低いが振動板によって粉粒体が
飛び上がって回転するから、どの面にも等しく電子線が
当たる。表面から僅かな距離だけ侵入し、全ての面を殺
菌する。全面が電子線処理された粉粒体が照射窓直下を
通過する。照射窓直下を通過するとき粉粒体は連続的に
電子線処理される。さらに進んで、粉粒体Sは出口ホッ
パ12から排出される。バッチ処理でなく連続処理であ
るから処理効率が高くなる。
をモータで回転させることによって振動を発生すること
ができる。図11、図12に略図を示す。振動板7の直
下には縦板23、底板24、斜板25が固定してある。
モータ26は縦板23に固定してある。モータ26の回
転軸27の先端には偏心弾み車28がついている。偏心
弾み車28の重心は回転軸27の軸心と異なっている。
弾み車が回転すると、その重心の方へ引き寄せられる。
振動板7はスプリング10で弾性的に支持されている。
モータ回転によって振動板7は斜め左右に振動する。振
動の方向はFGによって表される。これは偏心モータに
よる振動機である。回転板を高速で回転させると、重心
のある方にモータ軸が引っ張られるから振動が発生する
のである。モータ回転を増やすと振動数を上げることが
できる。モータの取り付け傾斜角をかえると、振動方向
を変えることができる。
電磁コイルによって板バネを吸引するものがある。図1
3に略図を示す。支持台30に斜めに強磁性体の板バネ
31、32の下端を取り付ける。板バネ31、32の上
端に振動板7を付ける。支持台30の上にブラケット3
3をもうける。板バネ31に対向する位置において、ブ
ラケットにコイル34を固定する。コイル34に交流電
流を流すと、周波数の2倍の繰り返しでコイル34が板
バネ31を引きつける。板バネは自らの弾性で復帰する
から、コイルによって振動板が斜め方向に振動すること
になる。振動の方向は板バネ31、32の傾斜方向によ
って決まる。振幅はコイル電流によって決まる。このよ
うに振動コンベヤの振動の様態はいくつもある。このよ
うに振動コンベヤ自体は公知である。本発明はどのよう
なものでも用いることができる。振動の振幅はF〜Gの
距離であり、0.1mm〜50mm程度である。振動数
は1〜500Hz程度である。
上がり舞い上がりを激しくするという点に本発明の骨子
がある。凹凸のサイズや形状、繰り返し周期等は任意で
ある。突起のように突出しているものであってもよい。
あるいは溝や穴のように陥没している凹凸であっても差
し支えない。平坦面でなければ良いのである。
図である。台形溝14が振動板の表面に平行に設けられ
ている。台形であって上部が広く、底部が狭い逆台形の
溝である。斜辺が斜め上を向いている。振動によってこ
の面が粒状物を効果的に突き上げ強く転がすことができ
る。また斜辺に掛かると斜めに傾いて止まる。
半円溝15を振動板の上に平行かつ周期的に設けたもの
である。
平行にいくつも設けた例を示している。底面、縦面と上
面をふくむ表面構造になっている。
た。進行方向には垂直であった。しかし進行方向に必ず
垂直でなくても良い。図7はこのような溝17、18を
進行方向に対して斜めに2組設けた振動板を示してい
る。左傾溝17と右傾溝18の傾斜角は等しくなくても
よい。ここでは傾斜角不等の溝17、18を描いてい
る。このようにすると、粒状物は斜め方向にも飛ばされ
るのでより回転が激しくなる。
溝でなくて、凸状を平行に多数形成しておいても良い。
溝とは反対の断面になる。ここでは図示を略した。図2
で13を凸状と見れば良い。
らに孤立した穴を多数設けても良いのである。図8は孤
立した突起19を多数表面に設けた振動板の例を示して
いる。図9は一部の断面図である。半球型の突起を周期
的に多数形成している。
一部断面図である。半球状の穴22が振動板表面に多数
設けてある。平面図は図8と同様になる。穴は三角錘、
四角錘、四角錘台など任意の形状であって良い。また突
起物、穴ともに大きさは0.1mm〜50mmである。
面振動板のうえに粒状物Sが乗っていて電子線Eを受け
る場合を示す。粒状物は不定型であるが安定な着地面が
あり、着地面の点H、Iで振動板に接触する。電子線は
粒状物の上面だけにあたる。斜め振動によって粒状物を
横に向けたり裏返したりするのは難しい。平坦な振動板
のうえを空滑りするから安定面HIがつねに底面にな
る。
と、図15に示すように振動によって隆起部がG方向に
動くとき、粒状物Sを斜め右に強くたたき上げる。V方
向に粒状物が飛び上がる。形状によっては大きく回転す
る。このように衝撃によって粒状物を舞い上げ、たたき
上げるという動的な効果が大きい。粒状物を、裏返した
り、横向けにしたり姿勢の変化をもたらすことができ
る。回転の途中にも電子線を浴びる。着地した新しい姿
勢においても電子線を受ける。
ように隆起37に細長い粒状体Sの一端Jが乗り上げて
他端Kはより低い面35で支持されるということがあ
る。傾いた姿勢で粒状体Sがとどまる。真上から電子線
が下降するが尾部の傾斜にも当たるようになる。図17
はよりずんぐりした粒状物Sが隆起38にL点で接触、
低面35にM点で接触するものを表す。平坦面ではこの
ような姿勢をとることはないが隆起38のためにこれが
可能である。頂部にも電子線が当たるようになる。
Sが支えられている状態を示す。尖った面にも電子線が
あたる。平坦面であればこのような状態で立つようなこ
とはない。様々の隆起陥没があるからこのような多様な
安定状態が創造される。
動板を振動させて粒状物を搬送する。振動コンベヤは一
般に搬送面が水平であってもそれが振動することによっ
て、粉粒体を前方へと弾き飛ばすので搬送可能である。
凹凸をつけても同じように粒状体を搬送することができ
る。隆起は図15のように前方に粒状体を飛ばすことも
あるが、反対に後方へ弾き飛ばす事もある。実効的に粉
粒体と搬送面の摩擦が増加し、搬送速度が低下して、搬
送量が減少するという事も有り得る。搬送量が減少する
ようであればコンベヤを前に傾けて搬送速度を速くする
こともできる。反対に搬送量が多すぎるという場合は、
後方に傾けておいても良い。
麦)、大きさ、形状などが異なるので、凹凸の形状、配
置や、搬送面の振動数、振動方向、振幅は適宜調節す
る。
って粉粒体を搬送し、上方から低エネルギー電子線を照
射する。振動コンベヤによって粉粒体を連続的に送り、
連続的に処理できるからバッチ処理のに比較して処理
量が著しく増大する。平坦面でなく凹凸があるので粉粒
体の転がりや弾みが盛んになる。隆起陥没によって傾斜
した状態を保つこともできる。つまり凹凸に粉粒体が引
っかかりながら運ばれる。平坦面が振動してもさほど粉
粒体は回転しないが、面自体に傾斜があると粉粒体は転
がり易い。回転がより激しくなるから短い時間で全面に
電子線を当てることができる。より多くの処理に対応す
るにはコンベア面を傾斜させて増やすことができる。だ
からに比べて粒の回転が促進され粒全体の処理時間を
短縮でき、かつ処理量を多くすることができる。つまり
殺菌処理の効率が上がる。不定形の粉粒体の全ての面に
電子線が当たるから殺菌がより完全になされる。
機の概略側面図。
れる状態の断面図。
ばされる状態を示す断面図。
る状態を示す断面図。
る状態を示す断面図。
状態を示す断面図。
Claims (2)
- 【請求項1】 振動板表面に凹凸を有し水平又は傾斜し
て設けられた振動コンベヤと、電子線を発生し照射窓を
介し振動コンベヤの振動板の一部に電子線を照射する電
子線発生装置と、電子線発生装置に連続して設けられ振
動コンベヤを包囲する筐体と、筐体の中の振動コンベヤ
に粒状体を供給する入口ホッパと、振動コンベヤから落
下する粒状体を外部に取り出す出口ホッパとを有する事
を特徴とする電子線照射装置。 - 【請求項2】 振動板表面に凹凸を有し水平又は傾斜し
て設けられた振動コンベヤに粒状体を連続的に供給し、
振動によって粒状体を転がしながら搬送し、搬送途中に
おいて、低エネルギーの電子線を粒状体に照射し、電子
線照射され振動コンベヤから落下する粒状体を回収する
ことを特徴とする粒状体殺菌方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11431299A JP2000304900A (ja) | 1999-04-22 | 1999-04-22 | 電子線照射装置と粒状体殺菌方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11431299A JP2000304900A (ja) | 1999-04-22 | 1999-04-22 | 電子線照射装置と粒状体殺菌方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000304900A true JP2000304900A (ja) | 2000-11-02 |
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ID=14634720
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11431299A Pending JP2000304900A (ja) | 1999-04-22 | 1999-04-22 | 電子線照射装置と粒状体殺菌方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000304900A (ja) |
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