JP2000304949A - 光源ユニット - Google Patents

光源ユニット

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JP2000304949A
JP2000304949A JP11117754A JP11775499A JP2000304949A JP 2000304949 A JP2000304949 A JP 2000304949A JP 11117754 A JP11117754 A JP 11117754A JP 11775499 A JP11775499 A JP 11775499A JP 2000304949 A JP2000304949 A JP 2000304949A
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transparent plate
light
transparent
transparent conductive
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JP11117754A
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English (en)
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Takuji Hatano
卓史 波多野
Miyuki Teramoto
みゆき 寺本
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構成で、光射出端面における塵付着に対
する対策を効果的に施した、効率の良い光源ユニットを
提供する。 【解決手段】光導波路或いは光ファイバーの光射出端に
透明板を設け、その透明板の光射出側に透明導電膜を備
えた構成とする。また、前記透明板上の電荷を前記透明
導電膜から外部に逃がすための措置が施されている構成
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバーや光
導波路の光射出端面における塵付着に対する対策に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年の情報ネットワークの発達及びデジ
タル化に伴い、レーザービームプリンタの高速化が強く
望まれてきている。この、レーザービームプリンタの高
速化を図る手段の一つとして、走査用のポリゴンミラー
の回転を高速化する事が挙げられる。ところが、現状で
はポリゴンミラーの回転数が5万回転近くになると、遠
心力によるポリゴン面の歪が生じるため、これ以上のポ
リゴンミラーの回転の高速化には限度があるとされてい
る。そこで、レーザービームプリンタの描画速度のさら
なる高速化を図るために、複数のレーザービームで感光
体面を走査する事が従来より行われている。
【0003】具体的には、例えば特開平10−2824
41号公報,USP4637679号公報,USP45
47038号公報,USP4958893号公報等に記
載されている如く、偏光ビームスプリッタ,ハーフミラ
ー,プリズム面の反射等を利用して、複数のレーザービ
ームを適切な間隔に光学的に偏向して調整する構成が提
案或いは採用されている。けれども、これらの方法で
は、レーザービームの本数が多くなると、アライメント
が困難になり、部品が大きくなってコストがかかりすぎ
るという欠点があり、現在以上の高速化は非常に困難な
状況となっている。
【0004】このため、複数のレーザー光源を微小ピッ
チで配置したいわゆるマルチ光源を構成する方法が望ま
れている。その方法としては、例えば特開昭54−73
28号公報に記載されている如く、複数のレーザー光源
として基板上に複数のレーザーダイオードを形成したい
わゆるアレイレーザーを使用する方法、光ファイバーよ
り射出した光を二次光源として用いる方法、入射側より
射出側のピッチを狭小化した光導波路を用いる方法があ
る。
【0005】但し、アレイレーザーを使用する方法にお
いて、レーザーダイオードが配置されるピッチは、感光
体面上での結像状態を考えると、複数のレーザービーム
スポットを充分近接させるために、100μm以下の微
小間隔である事が望ましいのであるが、このような微小
ピッチで基板上にレーザーダイオードを形成する事は、
放熱が不十分となって動作が不安定になるため、困難で
ある。故に、上記他の方法である光ファイバー或いは光
導波路を用いる方法が有効であると考えられる。
【0006】その場合、適切な強度,形状のレーザービ
ームを得るためには、鏡面仕上げ等による光射出側の端
面処理が重要となる。ところが、例えばアレイ状に並べ
られた光ファイバーや光導波路の端面を各々鏡面研磨す
る事は、作業効率の低下を招き、ひいては生産性に悪影
響を及ぼす事となる。また、光射出側端面に塵が付着す
る事により、光の射出効率が低下し、レーザービームの
形状に乱れが起こる。そこで、Kataokaらの論文によれ
ば、光ファイバーアレイの射出端に、屈折率整合した樹
脂等でガラス板を接着により取り付けた構成が提案され
ている。
【0007】尚、この論文の出典は、K.Kataoka,Y.Shib
ayama,M.Ohuchi,and S.Yokokawa“Laser printer optic
s withuse of slant scanning of multiple beams”App
lied Optics Vol.36,No.25,p.6294 (1997)である。
【0008】この論文の、Fig.4(c)に示された構成によ
れば、光射出端から空気層までの距離が、ガラス板の厚
み分だけ大きくなるため、光射出端からのレーザービー
ムは、ガラス板の端面に到達するまでの間に或程度広が
るので、空気中の塵がガラス板表面に付着しても、その
影響による光量の減少が生じにくくなる。
【0009】また、光ファイバーが機械的振動を受けや
すい場合でも、樹脂等でガラス板と接着固定されている
事により、その光ファイバーからのレーザーの射出パワ
ーの変動が抑えられる。さらには、光源であるレーザー
ダイオードへの戻り光も少なくなる。このとき、光ファ
イバーアレイ或いは光導波路の光射出側の端面研磨が不
十分で、傷が残っている状態であっても、樹脂等で屈折
率整合をしている事により、射出パワーが大幅に低減す
るのを防ぐ事ができる。
【0010】また、特開平8−304602号公報に記
載されている如く、CRTやレンズを主な対象として、
その表面に多層膜による反射防止コーティングを施し、
その内の一層を透明導電膜とする事で、電荷を外部に逃
がして除電し、静電気による塵の付着を低減する構成が
開示されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記Ka
taokaらの論文に示された構成では、塵付着による光量
の減少を低減する事は可能であるが、ガラス板表面に塵
が付着する事自体を低減する事はできない。また、上記
特開平8−304602号公報に記載されている様な構
成では、反射防止の効果を得るために、結果として外側
から3層目に透明導電膜を設けており、つまり屈折率の
関係で最外層にこれを設ける事ができないので、除電の
効果が不十分となる。本発明で対象となるのは、光ファ
イバーや光導波路といった、光射出端の面積が小さいデ
バイスであり、これらは塵付着の影響をより受けやすい
事から、より大きな除電効果が必要となる。
【0012】図4は、レーザービームの強度分布の例を
示す図である。同図は、いわゆるNFP(Near Field P
attern)測定装置でのビーム形状測定結果であり、光フ
ァイバーからの射出光プロファイルを示している。ここ
で、ビーム強度は等高線で表されており、また、矢印で
示す長さは2.00μmを示している。同図(a)は、
光ファイバーの射出端をラッピングシート研磨(粒度数
μm)した後の測定結果であり、射出端面に塵が付着し
ていない状態を想定している。また、同図(b)は、光
ファイバーの射出端を#1000程度(平均粒度14.
5〜18μm)で研磨した後の測定結果であり、射出端
面に塵が付着した状態を想定して疑似的に作り出したも
のである。
【0013】光ファイバーにシングルモードでレーザー
光を導波させた場合、同図(a)に示すような、射出端
面に塵が付着していない理想的な状態では、ビーム形状
が円形に近くなり、レーザービーム強度分布がガウス分
布をとって、ピーク位置Pもほぼ中央の位置となる。と
ころが、同図(b)に示すような、射出端面に塵が付着
した状態では、ビーム形状が円形から乱れた形となり、
レーザービーム強度分布もガウス分布から離れた状態と
なって、ピーク位置Pも片寄った位置となる。そして、
ビーム強度が全体的に弱くなる。
【0014】本発明は、このような問題点に鑑み、簡単
な構成で、光射出端面における塵付着に対する対策を効
果的に施した、効率の良い光源ユニットを提供する事を
目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、光導波路或いは光ファイバーの光射出
端に透明板を設け、その透明板の光射出側に透明導電膜
を備えた請求項1の構成とする。
【0016】また、前記透明板上の電荷を前記透明導電
膜から外部に逃がすための措置が施されている請求項1
に記載の請求項2の構成とする。この、電荷を外部に逃
がすための措置とは、例えば透明導電膜を接地するとい
う事を示している。
【0017】また、前記透明板は、前記光導波路或いは
光ファイバーと屈折率整合した接着剤により、前記光射
出端に接着されている請求項1又は請求項2に記載の請
求項3の構成とする。
【0018】また、前記透明導電膜は、おおよそ以下の
理論式が成り立つ様に設定されている請求項1乃至請求
項3のいずれかに記載の請求項4の構成とする。 n11=2mλ/4 但し、 λ :使用する光の波長 d1 :透明導電膜の物理的膜厚 n1 :透明導電膜の屈折率 m :整数(1,2,3…) である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一
実施形態である、光導波路による射出端構成を示す模式
図であり、同図(a)は平面図、(b)は側面図を表し
ている。同図に示すように、光導波路のクラッド2内に
設けられた、例えば4本であるコア1は、クラッド2に
おける光(レーザービーム)の入射面11において、そ
れぞれ入射端1aが互いに離れた位置で設けられてい
る。そして、クラッド2内を進むにつれて集束し、クラ
ッド2における光の射出面11aにおいて、コア1のそ
れぞれの射出端1bが互いに隣接した状態となってい
る。
【0020】射出面11aには、屈折率整合された接着
剤5により、透明板3が貼り付けられている。このよう
な接着剤は、光を導波するコア層と屈折率整合するよう
な樹脂であり、紫外線硬化型,熱硬化型,二液混合型等
が挙げられるが、これらの種類には限定されない。その
透明板3の射出側(空気層側)3aには、透明導電膜4
が予め設けられている。これは、ITO(Indium Tin O
xide,インジウム錫酸化物)やネサ膜(SnO2,酸化
錫,NESA Coating)のような、透過率の大幅な低減のな
い導電性の材料である。透明板上にこのような透明導電
膜を設ける手段としては、蒸着,スパッタリング,スプ
レー熱分解法,ディップコート法等があるが、これらの
方法には制約されない。
【0021】透明導電膜4は、透明板3の射出側3aに
おいて、その全面に設けても良いし、コア1の射出端1
bの近傍となる部分のみに設けても良い。しかし、膜を
部分的に設けるよりは、全面に設ける方が簡便であるの
で、透明板3の射出側3a全面に透明導電膜4を設ける
事が望ましく、本実施形態においてもそのようにしてい
る。尚、透明導電膜4の射出面12より最終的に射出光
6(レーザービーム)が射出してくる事となる。
【0022】ところで、静電気による塵の付着は、空気
中の塵が正或いは負に帯電し、逆極性の電荷を帯びた誘
電体に引き寄せられる事により起こる。従って、静電気
による塵の付着を防止するには、塵の帯電を逆極性の電
荷により打ち消すか、或いは誘電体の帯電を防止すれば
良い。そこで、本実施形態では、上述のように、誘電体
である透明板3の表面に透明導電膜4を設け、同図
(b)に示すように、透明導電膜4にアース線14を接
続し、アースEに接地する事により、電荷を外部に逃が
している。これにより、透明板3の表面の電位を0に保
持し、帯電を防ぐ事ができる。電位を0に保持するの
は、このように、接地する事により簡単に行う事ができ
るが、これに限定される訳ではなく、他の方法を用いて
も良い。
【0023】図2は、本発明の他の実施形態である、光
ファイバーによる構成を模式的に示す斜視図である。同
図において、例えば3本の光ファイバー7は、その入射
端7aにそれぞれレーザーダイオード13が接続されて
いる。そして、光ファイバー7はそれぞれV溝基板8上
に固定され、その射出端7bが束ねられて、V溝基板上
の図示しない複数のV溝に、それぞれアレイ状に収容さ
れて固定されている。また、射出端7bはV溝基板8の
端面8aに揃えられており、これらには屈折率整合され
た接着剤5により、透明板3が貼り付けられている。
【0024】ここでの接着剤は、光を導波する光ファイ
バーと屈折率整合するような樹脂である。透明板3の射
出側(空気層側)3aには、透明導電膜4が予め設けら
れている。尚、図示しないが、上記同様に、ここでも透
明導電膜4から電荷を外部に逃がし、透明板3の表面の
電位を0に保持して、帯電を防ぐ措置が施されている。
また、レーザーダイオード13より出たレーザービーム
は、入射端7aより光ファイバー7に入射し、ここを通
過して射出端7bより出て、透明板3及び透明導電膜4
を経て、最終的に射出光6として射出してくる事とな
る。
【0025】図3は、光ファイバーによる別の構成を模
式的に示す斜視図である。同図において、例えば4本の
光ファイバー7は、その入射端7aにそれぞれレーザー
ダイオード13が接続されている。そして、光ファイバ
ー7はそれぞれその射出端7bが、治具等によりアレイ
状に束ねられて、これには屈折率整合された接着剤5に
より、直接に透明板3が貼り付けられている。ここでの
接着剤は、上記と同様にして、光を導波する光ファイバ
ーと屈折率整合するような樹脂である。透明板3の射出
側(空気層側)3aには、透明導電膜4が予め設けられ
ている。尚、図示しないが、上記同様に、ここでも透明
導電膜4から電荷を外部に逃がし、透明板3の表面の電
位を0に保持して、帯電を防ぐ措置が施されている。
【0026】これまで述べてきた透明導電膜において
は、以下の理論式が成り立つ様に設定すれば、理論上、
反射光の強度を最小に抑える事ができる。 n11=2mλ/4 但し、 λ :使用する光の波長 d1 :透明導電膜の物理的膜厚 n1 :透明導電膜の屈折率 m :整数(1,2,3…) である。
【0027】例えば、上記透明導電膜4を屈折率約2の
ITOで構成したとき、レーザービームプリンタで使用
される記録用光源(ここではレーザーダイオード13)
から射出するレーザー光の波長が780nmとすると、
透明導電膜4の膜厚は、おおよそ1950Åとすれば良
い。尚、上記コア1或いは光ファイバー7の本数は、実
施形態のものに限定される訳ではない。また、透明板3
の材質は、ガラス,樹脂或いはその他のものでも良い。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
簡単な構成で、光射出端面における塵付着に対する対策
を効果的に施した、効率の良い光源ユニットを提供する
事ができる。
【0029】特に、請求項3によるならば、光ファイバ
ー或いは光導波路の光射出側の端面研磨が不十分で、傷
が残っている状態であっても、射出パワーが大幅に低減
するのを防ぐ事ができる。
【0030】また、請求項4によるならば、透明導電膜
の反射率が極小値をとり、基板と等しくなるので、高屈
折率の透明導電膜を設けた事による影響を最低限に抑え
る事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光導波路による射出端構成を示す模式図。
【図2】光ファイバーによる構成を模式的に示す斜視
図。
【図3】光ファイバーによる別の構成を模式的に示す斜
視図。
【図4】レーザービームの強度分布の例を示す図。
【符号の説明】
1 コア 2 クラッド 3 透明板 4 透明導電膜 5 接着剤 6 射出光 7 光ファイバー 8 V溝基板 13 レーザーダイオード 14 アース線 E アース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02B 6/12 B41J 3/00 D H04N 1/04 101 G02B 6/12 Z Fターム(参考) 2C362 AA43 AA44 BA25 DA14 2H046 AA03 AA42 AA48 AB10 AD05 AZ04 2H047 KA03 KA15 MA05 RA04 2H050 AC86 AC90 5C072 AA03 BA05 BA20 CA06 DA08 DA21 DA23 DA30 HA02 HA06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光導波路或いは光ファイバーの光射出端
    に透明板を設け、該透明板の光射出側に透明導電膜を備
    えた事を特徴とする光源ユニット。
  2. 【請求項2】 前記透明板上の電荷を前記透明導電膜か
    ら外部に逃がすための措置が施されている事を特徴とす
    る請求項1に記載の光源ユニット。
  3. 【請求項3】 前記透明板は、前記光導波路或いは光フ
    ァイバーと屈折率整合した接着剤により、前記光射出端
    に接着されている事を特徴とする請求項1又は請求項2
    に記載の光源ユニット。
  4. 【請求項4】 前記透明導電膜は、おおよそ以下の理論
    式が成り立つ様に設定されている事を特徴とする請求項
    1乃至請求項3のいずれかに記載の光源ユニット; n11=2mλ/4 但し、 λ :使用する光の波長 d1 :透明導電膜の物理的膜厚 n1 :透明導電膜の屈折率 m :整数(1,2,3…) である。
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