JP2000305221A - レンズ付きフィルムユニット、及びその製造方法 - Google Patents

レンズ付きフィルムユニット、及びその製造方法

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JP2000305221A
JP2000305221A JP11116542A JP11654299A JP2000305221A JP 2000305221 A JP2000305221 A JP 2000305221A JP 11116542 A JP11116542 A JP 11116542A JP 11654299 A JP11654299 A JP 11654299A JP 2000305221 A JP2000305221 A JP 2000305221A
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aperture
lens
moved
film unit
switching
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JP11116542A
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Hiroshi Yamaguchi
宏 山口
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ストロボ装置の作動開始と絞り切り換えとを
簡単な構成で確実に実現する。 【解決手段】 手動操作によって第1位置と第2位置と
の間を移動し、ストロボ装置を作動状態にする操作部材
と、口径の異なる第1絞りと第2絞りとを有すると共
に、前記操作部材と係合し、前記操作部材を前記第1位
置に移動させたときは前記第1絞りに切り換わり、前記
操作部材を前記第2位置に移動させたときは前記第2絞
りに切り換わる絞り切換部材とを備えたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ストロボを内蔵
し、口径の異なる第1絞りと第2絞りとに切り換え可能
なレンズ付きフィルムユニット、及びその製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のレンズ付きフィルムユニットにお
ける露光機能としては、撮影レンズの開放絞りと一速の
シャッタ速度との組合せのみであって、日中においては
この露光条件で撮影し、室内や夜間においては同一露光
条件でストロボ撮影をしていた。そして、露光の過不足
はフィルムのラチチュードに頼っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】高輝度である日中にお
いては人物等の近距離の被写体や風景等の遠距離の被写
体を撮影し、低輝度である室内等においては人物等の近
距離の被写体のみをストロボ撮影する場合には、従来の
レンズ付きフィルムユニットを用いても露出過多になっ
たり露出不足になったりすることが比較的少ない。
【0004】しかし、このようなレンズ付きフィルムユ
ニットを用いてやや低輝度である朝夕の風景を撮影する
と、露出不足になってしまう。このため、高感度フィル
ムを装填することも考えられるが、より低輝度の撮影を
可能にすると、高輝度の場合に露光過多になってしま
う。
【0005】このような問題に対処するため、比較的明
るい撮影レンズを用い、低輝度のときには開放絞りで撮
影し、高輝度のときには開放絞りを規制する固定絞りの
後方に口径の小さい絞りを挿入して、高輝度から低輝度
まで露出の過不足なく遠距離の被写体の撮影を可能にし
たレンズ付きフィルムユニットが特許公報等によって知
られている。
【0006】しかしながら、従来より知られた上記の如
き技術は単なるアイディアであって、実用化するために
は構成に具体性がなかったり、複雑であったりし、ま
た、組立上の問題にも考慮が払われていなかった。
【0007】本発明はかかる問題に鑑みてなされたもの
であって、ストロボを内蔵し、口径の異なる第1絞りと
第2絞りとに切り換え可能なレンズ付きフィルムユニッ
トであって、確実に実用化可能な構成を備えたレンズ付
きフィルムユニット、及びその製造方法を提案すること
を課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題は下記の何れか
の手段により解決される。
【0009】手動操作によって第1位置と第2位置と
の間を移動し、ストロボ装置を作動状態にする操作部材
と、口径の異なる第1絞りと第2絞りとを有すると共
に、前記操作部材と係合し、前記操作部材を前記第1位
置に移動させたときは前記第1絞りに切り換わり、前記
操作部材を前記第2位置に移動させたときは前記第2絞
りに切り換わる絞り切換部材とを備えたことを特徴とす
るレンズ付きフィルムユニット。
【0010】手動操作によって第1位置と第2位置と
の間を移動し、ストロボ装置を作動状態にする操作部材
と、口径の異なる第1絞りと第2絞りと、前記操作部材
と係合する係合部とを有し、前記操作部材を前記第1位
置に移動させたときは前記第1絞りに切り換わり、前記
操作部材を前記第2位置に移動させたときは前記第2絞
りに切り換わる絞り切換部材と、前記第1絞りに切り換
える方向と前記第2絞りに切り換える方向との相反する
二方向に前記絞り切換部材を付勢する二方向付勢部材と
を備えたことを特徴とするレンズ付きフィルムユニッ
ト。
【0011】手動操作によって第1位置と第2位置と
の間を移動する操作部材と、口径の異なる第1絞りと第
2絞りとを有すると共に、前記操作部材と係合し、前記
操作部材を前記第1位置に移動させたときは前記第1絞
りに切り換わり、前記操作部材を前記第2位置に移動さ
せたときは前記第2絞りに切り換わる絞り切換部材と、
ストロボ装置を作動状態にするスイッチ手段とを備え、
前記操作部材の前記第1位置と前記第2位置との間で前
記スイッチ手段を作動させ、前記ストロボ装置を作動状
態にすることを特徴とするレンズ付きフィルムユニッ
ト。
【0012】手動操作によって第1位置と第2位置と
の間を移動し、ストロボ装置を作動状態にする操作部材
と、口径の異なる第1絞りと第2絞りとを有すると共
に、前記操作部材と係合し、前記操作部材を前記第1位
置に移動させたときは前記第1絞りに切り換わり、前記
操作部材を前記第2位置に移動させたときは前記第2絞
りに切り換わる絞り切換部材とを備え、前記操作部材の
移動を案内する案内部を、少なくともフィルムを保持す
るユニット本体と一体に形成したことを特徴とするレン
ズ付きフィルムユニット。
【0013】手動操作によって第1位置と第2位置と
の間を移動し、ストロボ装置を作動状態にする操作部材
と、口径の異なる第1絞りと第2絞りとを有すると共
に、前記操作部材と係合する係合部を有し、前記操作部
材を前記第1位置に移動させたときは前記第1絞りに切
り換わり、前記操作部材を前記第2位置に移動させたと
きは前記第2絞りに切り換わる絞り切換部材と、シャッ
タ羽根を保持するシャッタ地板と、撮影レンズを保持
し、前記シャッタ地板に係着して少なくとも前記絞り切
換部材及び前記シャッタ羽根を被覆する撮影レンズ保持
枠とを備え、前記絞り切換部材は、前記撮影レンズ保持
枠との位置決めのために前記シャッタ地板に立設した位
置決め用ボスに嵌合し、回動して前記第1絞りと前記第
2絞りとに切り換わることを特徴とするレンズ付きフィ
ルムユニット。
【0014】手動操作によって第1位置と第2位置と
の間を移動し、ストロボ装置を作動状態にする操作部材
と、口径の異なる第1絞りと第2絞りとを有すると共
に、前記操作部材と係合する係合部を有し、前記操作部
材を前記第1位置に移動させたときは前記第1絞りに切
り換わり、前記操作部材を前記第2位置に移動させたと
きは前記第2絞りに切り換わる絞り切換部材とを備え、
少なくとも前記絞り切換部材、撮影レンズ、及びシャッ
タ羽根から構成されるシャッタユニットを、少なくとも
フィルムを保持するユニット本体に組み付けた後、前記
操作部材を前方から組み付け、前記係合部にて前記操作
部材と前記絞り切換部材とを係合させることを特徴とす
るレンズ付きフィルムユニットの製造方法。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明のレンズ付きフィルムユニ
ットにおける実施の形態を図1乃至図5を参照して説明
する。
【0016】図1はレンズ付きフィルムユニットの分解
斜視図、図2はストロボ撮影を行わないときの外装部品
を外したレンズ付きフィルムユニットの正面図、図3は
ストロボ撮影を行うときの外装部品を外したレンズ付き
フィルムユニットの正面図、図4は操作部材とストロボ
スイッチの拡大断面図、図5はシャッタユニットの分解
斜視図である。
【0017】図1において、1はフィルムを保持し、シ
ャッタユニット、ストロボユニット、及び巻上げ機構等
の各種の撮影機構を搭載したユニット本体、2はユニッ
ト本体1を前方から被覆する前カバー、3はユニット本
体1を後方から被覆する後カバーである。
【0018】20はストロボユニットであり、4は操作
部材である。操作部材4を手動操作することにより、後
述するようにストロボユニット20を作動状態にした
り、絞りを切り換えたりする。操作部材4はストロボユ
ニット20の上に重ねられ、更に前カバー2を装着する
ことによって、操作部材4はストロボユニット20と共
に保持され、左右方向に自在に摺動することができる。
【0019】操作部材4はつまみ4aを有し、つまみ4
aを前カバー2に設けた長孔2aかた突出させているの
で、つまみ4aを指先で左右に移動させて操作部材4を
図2及び図3に示す左右の2カ所の位置に摺動させるこ
とができる。なお、ユニット本体1は左右に平行な2本
のリブ1aを有し、図示していないが操作部材4の裏面
に同様に設けた2本のリブがリブ1aと嵌合するので、
操作部材4はリブ1aに案内されて円滑に摺動する。
【0020】ストロボユニット20のプリント基板21
にはストロボ回路の電源をオンにし、ストロボ回路を作
動状態にするメインスイッチ22が配置されている。メ
インスイッチ22は導通性を有する金属板から形成さ
れ、先端に二股部を有している。そして、図4に示すよ
うに操作部材4の裏面に設けたリブ4bにより、メイン
スイッチ22を押圧することによって、メインスイッチ
22の先端の二股部がプリント基板21の二つの導電性
パターンに接触し、ストロボ回路の電源はオンになる。
【0021】即ち、操作部材4を図2の如く左方に摺動
させたときはメインスイッチ22がオフになり、操作部
材4を図3の如く右方に摺動させて右端を突出させたと
きはメインスイッチ22がオンとなる。
【0022】なお、操作部材4はメインスイッチ22を
左方から押圧するので、リブ4bに沿って傾斜部4cが
設けられ、操作部4が図2と図3の位置の略中間位置に
移動したとき、メインスイッチ22がオンとなり、操作
部材4が右端位置に移動する間はオンの状態を維持して
いる。このようにすることにより、後述するように絞り
切換部材13に掛けたねじりコイルばね14の最大荷重
位置とメインスイッチ22の動作加重の最大位置とを略
一致させることにより、メインスイッチ22の切り換え
と絞り切換部材13とが途中で止まることなく確実に作
動するようになる。
【0023】次に、シャッタユニット10について、図
5を参照して説明する。
【0024】シャッタユニット10は、比較的明るいF
値を有する2枚構成の撮影レンズL1,L2、二つの絞
り孔13a,13bを有する絞り切換部材13、及び図
示していないシャッタ機構によって開閉作動するシャッ
タ羽根12等を保持している。
【0025】11はシャッタ地板であり、撮影レンズL
1,L2によりフィルム面に結像する被写体像を透過さ
せる開口11aが中央に穿設されている。また、2段の
太さの支軸11bが立設していて、支軸11bの奥にて
4カ所が切り欠かれた太い軸にはシャッタ羽根12の回
転孔12cが嵌合し、支軸11bの先端の細い軸には絞
り切り換え部材13の回転孔13cが嵌合している。
【0026】シャッタ羽根12の先端には二股部12b
が設けられ、図2及び図3に一部が描かれているチャー
ジ部材の先端が係合し、シャッタレリーズによって急速
に反時計方向に回動した後、時計方向に回動することに
よって、開口11aに対して撮影レンズL1,L2から
の光束を開閉する。
【0027】14は、撮影レンズL1,L2の光軸に対
して絞り切換部材13の絞り孔13a,13bを何れか
に切り換えるべく、相反する二方向に付勢するねじりコ
イルばねであって、一端14aが絞り切換部材13のば
ね掛けピン13dに係合し、他端14bがシャッタ地板
11の軸11cに係合している。
【0028】また、シャッタ地板11の軸11cの根本
には、3本のリブ11dが軸11cより放射状に形成さ
れている。この3本のリブ11dは左右と上方の3カ所
に形成され、下方には形成されていない。この理由は、
ねじりコイルばね14の他端14bのばね材先端部がシ
ャッタ地板11の面11eに当接してねじりコイルばね
14の作動が不円滑にならないようにするためであっ
て、リブ11dと面11eとの間に段差を設けて、他端
14bのばね材先端部を図2に示すリブ11dがない下
方の部所に位置させ、ばね材先端部を面11eに当接さ
せないようにしている。
【0029】また、絞り切換部材13の下部に突出した
係合ピン13eに操作部材4の左端の二股部4dが係合
している。なお、操作部材4を回動させる力を小さくす
るために、係合ピン13eは回転孔13cからは遠い位
置に配置されている。
【0030】また、係合ピン13eは撮影レンズL1,
L2よりフィルム面側に位置するようにしている。これ
により、撮影レンズ部の周囲を薄く構成することができ
る。
【0031】従って、操作部材4を図2の状態から右方
に摺動操作すると、絞り切換部材13はねじりコイルば
ね14の付勢力に抗して反時計方向に回動し、略中央の
回動位置で付勢方向が反転し、その後はねじりコイルば
ね14の付勢力によって反時計方向に回動し、図3の如
く大絞りの絞り孔13aに切り換わる。11fは絞り切
換部材13のばね掛けピン13dの基部が当接するスト
ッパーである。このとき、操作部材4は右方に摺動して
いるので、メインスイッチ22はオンとなってストロボ
ユニット20は充電を開始する。
【0032】また、操作部材4を図3の状態から左方に
摺動操作すると、絞り切換部材13はねじりコイルばね
14の付勢力に抗して時計方向に回動し、略中央の回動
位置で付勢方向が反転し、その後はねじりコイルばね1
4の付勢力によって時計方向に回動し、図2の如く小絞
りの絞り孔13bに切り換わる。11gは絞り切換部材
13のばね掛けピン13dの基部が当接するストッパー
である。このとき、操作部材4は左方に摺動しているの
で、メインスイッチ22はオフとなっている。
【0033】このようにばね掛けピン13dの基部、即
ちばね掛け部をストッパーに当接することで、絞り切換
部材13のあおりを小さくして精度良く位置決めを行う
ようにしている。
【0034】なお、操作部材4には両端を保持した弾性
部4eが一体に形成され、弾性部4eから突出した突部
4fが、図2においてはユニット本体1に設けたリブ1
bの左端に当接し、図3においてはリブ1bの右端に当
接してクリックストップを構成している。しかし、操作
部材4と係合している絞り切換部材13も絞り孔13a
と絞り孔13bとの2つの位置に弾性的に位置決めされ
るので、絞り切換部材13の位置決めが確実になされる
ように係合ピン13eと二股部4bとの間には所定の量
の遊びを設けてある。
【0035】また、操作部材の突部4fがプリント基板
21と当接するのを防ぐため、突部4fは弾性部4eの
中央でなく、若干右方に位置している。
【0036】撮影レンズL1,L2は撮影レンズ保持枠
15に挿入され、レンズ押さえ16が撮影レンズ保持枠
15に係合することによって、撮影レンズL1,L2は
撮影レンズ保持枠15に保持されている。この撮影レン
ズ保持枠15をシャッタ地板11に係着することによっ
てシャッタ羽根12、絞り切換部材13を光軸方向に所
定の間隙を有して回動可能に保持すると共に、シャッタ
羽根12、絞り切換部材13、ねじりコイルばね14を
略被覆し、開口11aへの不要光を遮光している。
【0037】しかし、撮影レンズ保持枠15の上部側壁
は切り欠かれていてシャッタ羽根12の二股部12bが
上方に突出し、下部側壁も切り欠かれていて絞り切換部
材13の係合ピン13eが下方に突出している。
【0038】また、シャッタ地板11の支軸11b、軸
11cの先端は撮影レンズ保持枠15の裏面に設けた穴
と嵌合し、撮影レンズ保持枠15をシャッタ地板11に
係合させるときの位置決めとなっている。従って、シャ
ッタ地板11の開口11aと、絞り切換部材13の絞り
孔13a,13bと、撮影レンズ保持枠15に保持され
た撮影レンズL1,L2のそれぞれの光軸を簡単な構成
で精度良く一致させることができる。
【0039】また、シャッタ羽根12と絞り切換部材1
3は支軸11bに対して同軸に嵌合しているので、シャ
ッタ地板11は簡単な構成になっている。
【0040】また、シャッタ羽根12を回動させたとき
の摩擦力を低減して円滑に作動させるため、シャッタ地
板11に円弧状のリブ11fを設けている。更に、シャ
ッタ羽根12のみならず絞り切換部材13の作動も円滑
にするため、絞り切換部材13の表面に円弧状のリブ1
3fを設けると共に裏面にも設け、撮影レンズ保持枠1
5の裏面にも円弧状のリブを設けている。
【0041】以上の如く構成されたシャッタユニット1
0をユニット本体1に装着した後、ストロボユニット2
0を前方からユニット本体1に装着するが、本レンズ付
きフィルムユニットにおいてはデッドスペースがないよ
うにして小型に構成したので、図2の状態においてはス
トロボユニット20のメインコンデンサCが絞り切換部
材13の係合ピン13eに当接してしまう。そこで、図
3の如く絞り切換部材13を回動させ、係合ピン13e
をやや上方に移動させれば、ストロボユニット20を前
方から装着してもメインコンデンサCが係合ピン13e
に当接することがない。
【0042】このように、ストロボユニット20を前方
から確実に装着できるようにすることは、自動組立のた
めに必要なことである。
【0043】次に、特許請求の範囲に用いた用語と上述
の実施の形態に用いた用語との関係を述べる。
【0044】ストロボ装置は、ストロボユニット20に
相当する。
【0045】操作部材の第1位置及び第2位置は、操作
部材4が図2の如く収納された位置と図3の如く突出し
た位置に相当し、何れが第1位置であっても第2位置で
あってもよい。
【0046】絞り切換部材の第1絞りと第2絞りは、絞
り切換部材13の絞り孔13a,13bに相当し、何れ
が大絞りであっても小絞りであってもよい。また、操作
部材の係合部は、操作部材4の突部4fに相当する。
【0047】二方向付勢部材は、ねじりコイルばね14
に相当するが、相反する二方向に付勢するならば、ねじ
りコイルばねに限らず引っ張りばねや圧縮ばねであって
もよい。
【0048】第1停止部材及び第2停止部材は、各々ス
トッパー11d,11eの何れかに相当する。
【0049】ねじりコイルバネの他端を係着した位置決
め用ボスは、シャッタ地板11の軸11cに相当し、絞
り切換部材が嵌合する位置決め用ボスは、シャッタ地板
11の支軸11bに相当する。
【0050】スイッチ手段は、メインスイッチ22に相
当するが、導電性パターンに圧接する接片でなくてもよ
く、可動接片が固定接片に圧接するスイッチであっても
よい。
【0051】案内部は、ユニット本体1のリブ1aに相
当する。
【0052】
【発明の効果】請求項1〜3に記載のレンズ付きフィル
ムユニットによれば、ストロボ装置の作動開始と絞り切
り換えとの連動を簡単な構成で確実に実現できる。
【0053】請求項4〜9に記載のレンズ付きフィルム
ユニットによれば、二方向付勢部材によって二つの絞り
の切り換えと位置決めが確実に可能となる。
【0054】請求項10〜11に記載のレンズ付きフィ
ルムユニットによれば、二方向付勢部材の最大荷重位置
とストロボ装置のスイッチの動作加重の最大位置とを略
一致させることにより、ストロボ装置のスイッチの切り
換えと絞り切換とが途中で止まることなく確実に作動す
ることになる。
【0055】請求項12に記載のレンズ付きフィルムユ
ニットによれば、格別の部材を用いることなく、操作部
材を円滑に摺動させることができる。
【0056】請求項13に記載のレンズ付きフィルムユ
ニットによれば、絞り切換部材の回動軸と、シャッタ地
板と撮影レンズ保持枠との位置決めボスを共用したの
で、シャッタ地板が簡素化し、且つ各部品の位置決めを
精度良く行うことができる。
【0057】請求項14〜16に記載のレンズ付きフィ
ルムユニットの製造方法によれば、操作部材やストロボ
装置を前方から組み付けることができるので、作業性が
良く、自動組立も可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】レンズ付きフィルムユニットの分解斜視図であ
る。
【図2】ストロボ撮影を行わないときの外装部品を外し
たレンズ付きフィルムユニットの正面図である。
【図3】ストロボ撮影を行うときの外装部品を外したレ
ンズ付きフィルムユニットの正面図である。
【図4】操作部材とストロボスイッチの拡大断面図であ
る。
【図5】シャッタユニットの分解斜視図である。
【符号の説明】
L1,L2 撮影レンズ 1 ユニット本体 2 前カバー 4 操作部材 10 シャッタユニット 11 シャッタ地板 12 シャッタ羽根 13 絞り切換部材 14 ねじりコイルばね 15 撮影レンズ保持枠 20 ストロボユニット 22 メインスイッチ

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手動操作によって第1位置と第2位置と
    の間を移動し、ストロボ装置を作動状態にする操作部材
    と、 口径の異なる第1絞りと第2絞りとを有すると共に、前
    記操作部材と係合し、前記操作部材を前記第1位置に移
    動させたときは前記第1絞りに切り換わり、前記操作部
    材を前記第2位置に移動させたときは前記第2絞りに切
    り換わる絞り切換部材とを備えたことを特徴とするレン
    ズ付きフィルムユニット。
  2. 【請求項2】 撮影レンズを保持すると共に、前記絞り
    切換部材を略被覆する撮影レンズ保持枠を備え、前記操
    作部材と係合する前記絞り切換部材の係合部が前記撮影
    レンズ保持枠の側方より突出していることを特徴とする
    請求項1に記載のレンズ付きフィルムユニット。
  3. 【請求項3】 前記係合部は撮影レンズよりフィルム側
    に位置していることを特徴とする請求項2に記載のレン
    ズ付きフィルムユニット。
  4. 【請求項4】 手動操作によって第1位置と第2位置と
    の間を移動し、ストロボ装置を作動状態にする操作部材
    と、 口径の異なる第1絞りと第2絞りと、前記操作部材と係
    合する係合部とを有し、前記操作部材を前記第1位置に
    移動させたときは前記第1絞りに切り換わり、前記操作
    部材を前記第2位置に移動させたときは前記第2絞りに
    切り換わる絞り切換部材と、 前記第1絞りに切り換える方向と前記第2絞りに切り換
    える方向との相反する二方向に前記絞り切換部材を付勢
    する二方向付勢部材とを備えたことを特徴とするレンズ
    付きフィルムユニット。
  5. 【請求項5】 前記二方向付勢部材の付勢力によって、
    前記絞り切換部材を前記第1絞りに切り換えたときに撮
    影レンズの光軸と合致させて前記絞り切換部材を停止さ
    せる第1停止部材と、前記絞り切換部材を前記第2絞り
    に切り換えたときに撮影レンズの光軸と合致させて前記
    絞り切換部材を停止させる第2停止部材とを備えたこと
    を特徴とする請求項4に記載のレンズ付きフィルムユニ
    ット。
  6. 【請求項6】 前記二方向付勢部材はねじりコイルばね
    であって、一端を前記絞り切換部材に係合させると共
    に、他端をシャッタ羽根を保持するシャッタ地板に係合
    させることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の
    レンズ付きフィルムユニット。
  7. 【請求項7】 撮影レンズを保持し、少なくとも前記絞
    り切換部材、前記二方向付勢部材、及び前記シャッタ羽
    根を被覆する撮影レンズ保持枠を設け、該撮影レンズ保
    持枠を前記シャッタ地板に係着するときの位置決め用ボ
    スを前記シャッタ地板に立設し、前記位置決め用ボスに
    前記ねじりコイルばねの他端を係着したことを特徴とす
    る請求項6に記載のレンズ付きフィルムユニット。
  8. 【請求項8】 前記位置決め用ボスの根本部の周囲に段
    差を設け、前記ねじりコイルばねの端末部と前記シャッ
    タ地板との間に間隙を設けたことを特徴とする請求項7
    に記載のレンズ付きフィルムユニット。
  9. 【請求項9】 前記操作部材を前記第1位置と前記第2
    位置とに移動させたとき、各々の位置に停止するクリッ
    クストップを設け、前記係合部にて前記絞り切換部材と
    前記操作部材とを遊嵌させたことを特徴とする請求項4
    〜8の何れか1項に記載のレンズ付きフィルムユニッ
    ト。
  10. 【請求項10】 手動操作によって第1位置と第2位置
    との間を移動する操作部材と、 口径の異なる第1絞りと第2絞りとを有すると共に、前
    記操作部材と係合し、前記操作部材を前記第1位置に移
    動させたときは前記第1絞りに切り換わり、前記操作部
    材を前記第2位置に移動させたときは前記第2絞りに切
    り換わる絞り切換部材と、 ストロボ装置を作動状態にするスイッチ手段とを備え、 前記操作部材の前記第1位置と前記第2位置との間で前
    記スイッチ手段を作動させ、前記ストロボ装置を作動状
    態にすることを特徴とするレンズ付きフィルムユニッ
    ト。
  11. 【請求項11】 前記操作部材の前記第1位置と前記第
    2位置との間の略中央で前記スイッチ手段を作動させ、
    前記ストロボ装置を作動状態にすることを特徴とする請
    求項10に記載のレンズ付きフィルムユニット。
  12. 【請求項12】 手動操作によって第1位置と第2位置
    との間を移動し、ストロボ装置を作動状態にする操作部
    材と、 口径の異なる第1絞りと第2絞りとを有すると共に、前
    記操作部材と係合し、前記操作部材を前記第1位置に移
    動させたときは前記第1絞りに切り換わり、前記操作部
    材を前記第2位置に移動させたときは前記第2絞りに切
    り換わる絞り切換部材とを備え、 前記操作部材の移動を案内する案内部を、少なくともフ
    ィルムを保持するユニット本体と一体に形成したことを
    特徴とするレンズ付きフィルムユニット。
  13. 【請求項13】 手動操作によって第1位置と第2位置
    との間を移動し、ストロボ装置を作動状態にする操作部
    材と、 口径の異なる第1絞りと第2絞りとを有すると共に、前
    記操作部材と係合する係合部を有し、前記操作部材を前
    記第1位置に移動させたときは前記第1絞りに切り換わ
    り、前記操作部材を前記第2位置に移動させたときは前
    記第2絞りに切り換わる絞り切換部材と、 シャッタ羽根を保持するシャッタ地板と、 撮影レンズを保持し、前記シャッタ地板に係着して少な
    くとも前記絞り切換部材及び前記シャッタ羽根を被覆す
    る撮影レンズ保持枠とを備え、 前記絞り切換部材は、前記撮影レンズ保持枠との位置決
    めのために前記シャッタ地板に立設した位置決め用ボス
    に嵌合し、回動して前記第1絞りと前記第2絞りとに切
    り換わることを特徴とするレンズ付きフィルムユニッ
    ト。
  14. 【請求項14】 手動操作によって第1位置と第2位置
    との間を移動し、ストロボ装置を作動状態にする操作部
    材と、 口径の異なる第1絞りと第2絞りとを有すると共に、前
    記操作部材と係合する係合部を有し、前記操作部材を前
    記第1位置に移動させたときは前記第1絞りに切り換わ
    り、前記操作部材を前記第2位置に移動させたときは前
    記第2絞りに切り換わる絞り切換部材とを備え、 少なくとも前記絞り切換部材、撮影レンズ、及びシャッ
    タ羽根から構成されるシャッタユニットを、少なくとも
    フィルムを保持するユニット本体に組み付けた後、前記
    操作部材を前方から組み付け、前記係合部にて前記操作
    部材と前記絞り切換部材とを係合させることを特徴とす
    るレンズ付きフィルムユニットの製造方法。
  15. 【請求項15】 前記絞り切換部材を前記第1絞り若し
    くは前記第2絞りの何れか一方に切り換えて前記係合部
    を移動させた後、前記ユニット本体に前記ストロボ装置
    を前方から装着することを特徴とする請求項14に記載
    のレンズ付きフィルムユニットの製造方法。
  16. 【請求項16】 前記係合部の近傍に前記ストロボ装置
    のメインコンデンサを装着することを特徴とする請求項
    15に記載のレンズ付きフィルムユニットの製造方法。
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