JP2000305412A - 画像定着装置 - Google Patents
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Abstract
用いて現像した画像を記録媒体上に定着させる画像定着
装置において、オフセットがなく定着性の良い画像定着
装置を提供する。 【解決手段】 定着工程に入る前に、第1電流発生手段
によって、液除去ローラ9からバックアップローラ13
側に電流を流す。そして、ジョンソン−ラーベック効果
により、正電荷を帯びた着色微粒子Tを記録シートP側
に凝集させ、分離した大部分の溶媒Cを液除去ローラに
よって除去する。これによって、記録シート上の画像
を、溶媒の一部が除去された状態とする。これによっ
て、画像の定着時には、着色微粒子間或いは着色微粒子
と記録媒体との間から溶媒をある程度除去した状態で加
圧定着が行えるようにする。
Description
ンクジェット方法、及び印刷版を用いた印刷方法などの
画像記録方法によって、溶媒とこの溶媒中で少なくとも
一時的に電荷を保持できる着色微粒子とにより記録媒体
に作像された画像を、加圧定着させる画像定着装置に係
り、詳しくは、電子写真方法によって潜像担持体に形成
された潜像を溶媒に着色微粒子を分散させた液体現像剤
で記録媒体に湿式現像した画像、インクジェット方法に
よって溶媒に着色微粒子を分散させた液体インクを記録
媒体に直接投射して形成した画像、及び、印刷版を用い
る印刷方法によって溶媒に着色微粒子を分散させた液体
インクを記録媒体に印刷版を用いて転移した画像などを
加圧定着する画像定着装置に関するものである。
としてのキャリアとからなる液体現像剤を用いて作像プ
ロセスによって記録媒体上に画像を形成し、この画像を
記録媒体としての記録シート上に定着させる画像定着装
置が知られている。この画像定着装置においては、溶媒
に揮発性キャリアを使用する場合には加熱定着方法が主
として用いられていた。そして、この加熱定着方法は、
ローラ、ベルト等を加熱し、加熱されたローラ、ベルト
等をトナー画像に接触させて加熱する接触式加熱定着方
法と、トナー画像を赤外線等の輻射によって加熱する非
接触式加熱定着方法との2つの方法に大別されるもので
あった。上記2つの加熱定着方法のうち、一般的に、接
触式加熱定着方法の方が非接触式加熱定着方法に比べて
熱伝達効率が非常に良く、トナー画像の中にキャリアが
残留していても定着時の加熱で、キャリアがある程度、
あるいはそのほとんどが揮発するため、加圧によってト
ナー同士、あるいはトナーと記録シートとの間の結合力
を強めることができ、記録シート上へトナー画像の定着
性が良いというメリットがあった。
リアを用いた場合には揮発したキャリアの処理が必要で
あることから、揮発性キャリアの使用範囲が制限されて
いる。このため、近年、揮発性キャリアに代わって揮発
成分を含まないキャリア(以下、不揮発性キャリアと称
する)の開発、及びその適用が図られている。しかし、
不揮発性キャリアにトナーを分散させた液体現像剤で記
録シートに現像したトナー画像は、加熱によってトナー
が軟化あるいは溶融状態になっても、加圧したときに、
トナー間、トナーと記録シートとの間に入った不揮発性
キャリアが、トナー同士、トナーと記録シートとの結合
を妨げる問題がある。このため、加圧によるトナー同
士、トナーと記録シートとの結合力の強化が十分に作用
せず、記録シートへのトナー画像の十分な定着性が得ら
れないと共に、接触部材として定着ローラにトナーが付
着するいわゆるオフセットが発生し、かつ、記録シート
上のトナー画像の乱れが生じることがある。
であり、その目的とするところは、溶媒に着色微粒子を
分散させた液体現像剤を用いて現像した画像を記録媒体
上に定着させる画像定着装置において、オフセットがな
く定着性の良い画像定着装置を提供することである。
に、請求項1の画像定着装置は、溶媒中で少なくとも一
時的に電荷を保持できる着色微粒子が前記溶媒とともに
記録媒体上に付着して顕像化されている画像を、加圧に
より該記録媒体上に定着する画像定着装置において、前
記記録媒体上に顕像化されている画像中の溶媒の少なく
とも一部を、該画像の定着前に除去する溶媒除去手段を
設けたことを特徴とするものである。
微粒子が溶媒とともに記録媒体上に付着して顕像化され
ている画像から、この画像の定着前に溶媒除去手段によ
って溶媒の少なくとも一部を除去する。これによって、
溶媒として不揮発性溶媒を用いた場合においても、記録
媒体上に顕像化された画像の定着時には、着色微粒子間
或いは着色微粒子と記録媒体との間から溶媒をある程度
除去した状態で加圧定着を行えるようにする。
像定着装置において、前記溶媒除去手段を、前記記録媒
体上に顕像化されている画像の定着前に該画像面に接触
する溶媒除去ローラと、該記録媒体の裏面側に設けられ
ているバックアップローラと、該溶媒除去ローラと該バ
ックアップローラとの間に該記録媒体を挾持して該画像
を加圧するための加圧手段と、該溶媒除去ローラ表面と
該バックアップローラ表面との間に該記録媒体を介して
電流を流す第1電流発生手段と、該溶媒除去ローラ表面
に付着した溶媒を除去する第1クリーニング手段とから
構成したことを特徴とするものである。
微粒子が溶媒とともに記録媒体上に付着して顕像化され
ている画像を担持している記録媒体に、溶媒除去ローラ
とバックアップローラとの圧接領域を通過させる。この
とき、溶媒除去ローラ表面とバックアップローラ表面と
の間に第1電流発生手段によって電流を印加し、これに
よって得られるジョンソン−ラーベック効果により画像
中で着色微粒子を記録媒体表面側に凝集させるととも
に、溶媒の一部を表層即ち液除去ローラ表面側に浮き出
させて溶媒の薄層を形成させる。この薄層状態の溶媒が
着色微粒子と液除去ローラ表面との付着を防止する。ま
た、画像上の不要な溶媒の一部を液除去ローラの表面に
付着させ、第1クリーニング手段により液除去ローラ表
面から除去する。これにより、定着前の記録媒体上の画
像に含まれる溶媒をある程度除去し、溶媒の薄層が着色
微粒子の表層に形成された状態でこの画像を加圧定着す
る。
像定着装置において、前記記録媒体の画像面に接触する
定着部材と、該記録媒体の裏面側から該記録媒体を該定
着部材に押圧する加圧部材と該定着部材表面と該加圧部
材表面との間に該記録媒体を介して電流を流す第2電流
発生手段と、該定着部材表面に付着した溶媒をクリーニ
ングする第2クリーニング手段と、該定着部材表面を加
熱する定着部材加熱手段とにより画像の定着を行うこと
を特徴とするものである。
除去手段によってある程度余剰の溶媒が除去された記録
媒体上の画像に、定着部材表面と加圧部材表面との圧接
領域を通過させる。このとき、定着部材表面と加圧部材
表面との間に第2電流発生手段によって電流を印加し、
これによって得られるジョンソン−ラーベック効果によ
り画像中で着色微粒子を記録媒体表面側に凝集させ、か
つ溶媒の一部を表層即ち定着部材表面側に浮き出させて
溶媒の薄層を形成させる。この薄層状態の溶媒が着色微
粒子と定着部材表面との付着を防止する。また、画像上
の不要な溶媒の一部を定着部材の表面に付着させ、第2
クリーニング手段により定着部材表面から除去する。こ
れにより、記録媒体上の画像に含まれる溶媒をある程度
除去し、薄層状態の溶媒が着色微粒子の表層に形成され
た状態でこの画像を加熱手段によって加熱溶融させて記
録媒体上に加圧定着させる。
像定着装置において、前記記録媒体の画像面に接触する
定着ローラと、該記録媒体の裏面から該記録媒体を該定
着部材に押圧する加圧ローラと、該加圧ローラと前記バ
ックアップローラとの間に無端状に張架され表面に前記
記録媒体を担持して搬送する搬送ベルトと、該搬送ベル
トによる記録媒体搬送方向の該定着ローラとの対向部の
上流側でかつ前記溶媒除去ローラとの対向部の下流側に
おいて、該搬送ベルト上に担持されている記録媒体上の
着色微粒子に対して放電を行うための放電部材と、該放
電部材による放電位置における搬送ベルト裏面に接触す
る対向電極と、該定着部材表面に付着した溶媒をクリー
ニングする第2クリーニング手段と、該定着ローラ表面
を加熱する定着ローラ加熱手段とを設けたことを特徴と
するものである。
除去手段によってある程度余剰の溶媒が除去された記録
媒体上の画像が定着ローラ表面と加圧ローラ表面との圧
接領域に搬送される手前で、放電部材のチャージ効果に
よって着色微粒子に電荷を供給する。これによって得ら
れるジョンソン−ラーベック効果により、画像中で着色
微粒子を記録媒体表面側に凝集させ、かつ溶媒の一部を
着色微粒子の表層に浮き出させて溶媒の薄層を形成させ
る。そして、この状態の画像を定着ローラと加圧ローラ
との圧接領域に搬送し、薄層状態の溶媒によって着色微
粒子と定着ローラ表面との付着を防止する。また、画像
上の不要な溶媒の一部を定着ローラの表面に付着させ、
第2クリーニング手段により定着ローラ表面から除去す
る。これにより、記録媒体上の画像に含まれる溶媒をあ
る程度除去し、薄層状態の溶媒が着色微粒子の表層に形
成された状態でこの画像を加熱手段によって加熱溶融さ
せて記録媒体上に加圧定着させる。
像定着装置において、前記記録媒体の画像面に接触する
定着ローラと、該記録媒体の裏面から該記録媒体を該定
着部材に押圧する加圧ローラと、該加圧ローラと前記バ
ックアップローラとの間に無端状に張架され表面に前記
記録媒体を担持して搬送する搬送ベルトと、該定着ロー
ラ表面と該加圧ローラ表面との間に該搬送ベルトを介し
て電流を流す第2電流発生手段と、該定着ローラ表面に
付着した溶媒をクリーニングする第2クリーニング手段
と、該定着ローラ表面を加熱する定着ローラ加熱手段と
を設け、該搬送ベルトを該定着ローラに所望の角度で巻
き付け、かつ、該定着ローラへの該加圧ローラの当接位
置を該定着ローラへの搬送ベルト巻き付き領域における
搬送ベルト表面移動方向の下流側端部にしたことを特徴
とするものである。
除去手段によってある程度余剰の溶媒が除去された画像
を担持している記録媒体を、搬送ベルト上に担持しつつ
定着ローラへの搬送ベルト巻き付き領域に進入させる。
そして、定着ローラに記録媒体上の画像を当接させた状
態のまましばらく搬送ベルトによって下流側に搬送し、
搬送ベルト巻き付き領域から出る直前に加圧ローラによ
って加圧する。これによって、記録媒体上の画像が定着
ローラに接触した状態で加熱手段によって加熱される時
間を、定着ローラと加圧ローラとの圧接領域のみで加熱
するのに比して長くし、着色微粒子が充分加熱された状
態で加圧ローラによる加圧によって定着ローラに確実に
定着できるようにする。また、定着ローラ表面と加圧ロ
ーラ表面との間に第2電流発生手段によって電流を印加
し、これによって得られるジョンソン−ラーベック効果
により画像中で着色微粒子を記録媒体表面側に凝集さ
せ、かつ溶媒の一部を表層即ち定着ローラ表面側に浮き
出させて溶媒の薄層を形成させる。この薄層状態の溶媒
が着色微粒子と定着ローラ表面との付着を防止する。ま
た、画像上の不要な溶媒の一部を定着ローラの表面に付
着させ、第2クリーニング手段により定着ローラ表面か
ら除去する。これにより、記録媒体上の画像に含まれる
溶媒をある程度除去し、薄層状態の溶媒が着色微粒子の
表層に形成された状態でこの画像を加熱手段によって加
熱溶融させて記録媒体上に加圧定着させる。
像定着装置において、前記記録媒体の画像面に接触する
定着ローラと、該定着ローラ表面に付着した溶媒をクリ
ーニングする第2クリーニング手段と、前記バックアッ
プローラとの間に搬送ベルトを張架するための支持ロー
ラと、該バックアップローラと該支持ローラとの間に無
端状に張架され、表面に該記録媒体を担持して搬送し、
該表面が該定着ローラに所望の角度で巻き付いている搬
送ベルトと、該定着ローラへの該搬送ベルト巻き付き位
置における該搬送ベルト裏面に接触する対向電極と、該
対向電極と該定着ローラとの間に該記録媒体と該搬送ベ
ルトとを介して電流を流す第2電流発生手段と、該定着
ローラ表面を加熱する定着ローラ加熱手段とを設けたこ
とを特徴とするものである。
除去手段によってある程度余剰の溶媒が除去された画像
を担持する記録媒体を、搬送ベルト上に担持して定着ロ
ーラへの巻き付き領域に進入させ、この巻き付き領域で
支持ローラによって付与される搬送ベルトの張力によっ
て画像を定着ローラに圧接させる。この巻き付き領域に
おいて、支持ローラの張力によって搬送ベルトの定着ロ
ーラへの巻き付き領域を広くし、着色微粒子を充分加熱
させる。また、定着ローラ表面と対向電極との間に第2
電流発生手段によって電流を印加し、これによって得ら
れるジョンソン−ラーベック効果により画像中で着色微
粒子を記録媒体表面側に凝集させ、かつ溶媒の一部を表
層即ち定着ローラ表面側に浮き出させて溶媒の薄層を形
成させる。この薄層状態の溶媒が着色微粒子と定着ロー
ラ表面との付着を防止する。また、画像上の不要な溶媒
の一部を定着ローラの表面に付着させ、第2クリーニン
グ手段により定着ローラ表面から除去する。これによ
り、記録媒体上の画像に含まれる溶媒をある程度除去
し、薄層状態の溶媒が着色微粒の表層に形成された状態
でこの画像を充分加熱溶融させて記録媒体上に加圧定着
させる。
至3の発明を、実施形態1に係る画像定着装置によって
説明する。図1は実施形態1に係る画像定着装置の概略
構成を示す図である。この画像定着装置は、定着部材と
しての定着ローラ2と、定着ローラ2に接触する加圧部
材としての加圧ローラ6と、記録媒体としての記録シー
トPが定着ローラ2と加圧ローラ6との接触位置に進入
する上流側で記録シートPを挾持搬送する溶媒除去ロー
ラとしての液除去ローラ9と液除去ローラ9に接触する
バックアップローラ13とを有している。
属ローラの表面に高抵抗部材の薄層が形成された構造が
好ましく、例えば体積抵抗が1013〜1014Ωcm程
度もしくはそれ以上の抵抗率を有する材料で、かつ厚み
が数十μmの層を形成しているものが良い。本実施形態
1においては、それぞれ、芯金としてアルミニウムロー
ラ3、10の表層に高抵抗のアノード酸化皮膜4、11
が数十μm程度の層厚で形成されているローラを用いて
いる。一般に、このアノード酸化皮膜4、11は膜厚方
向に低い電位差しか印加されない時には良好な電気絶縁
性を示すが、ある程度以上の電位差が生じると電気抵抗
が減少し電流を流す事が可能な性質を有するものであ
る。また、上記両ローラ2、9のアルミニウムローラ
3、10にはバイアス電源5が接続されており、定着ロ
ーラ2と液除去ローラ9にバイアス電圧を印加できるよ
うになっている。
面には、それぞれ表面に付着した液体成分を掻き取るク
リーニングブレード16、17が当接されている。ま
た、画像面と接触しないもう一方のローラすなわち加圧
ローラ6とバックアップローラ13の材料としては、金
属ローラ7、14上に例えば体積抵抗が10 7Ωcm〜1
08Ωcm程度のゴム層8、15を被覆したローラを用い
る。そして、加圧ローラ6とバックアップローラ13は
金属ローラ7、14部分で接地されている。これによっ
て、液除去ローラ9とバックアップローラ13との間、
定着ローラ2と加圧ローラ6との間にはそれぞれ表面電
位に電位差が生じるようになっている。即ち、上記構成
のアルミニウムローラ10、バイアス電源5、設置され
た金属ローラ14によって第1電流発生手段、アルミニ
ウムローラ3、バイアス電源5、設置された金属ローラ
7によって第2電流発生手段となっている。
間、液除去ローラ9とバックアップローラ13との間に
は圧力が加えられており、それぞれニップ部が形成され
ている。液除去ローラ9とバックアップローラ13とで
形成されたニップ部に搬送されてきた記録シートPは、
画像側を液除去ローラ9で、その反対側をバックアップ
ローラ13で挟持され、液除去ローラ9及びバックアッ
プローラ13の矢印方向への回転に伴って下流側に搬送
される。そして、定着ローラ2と加圧ローラ6とで形成
されたニップ部に搬送され、画像側を定着ローラ2で、
その反対側を加圧ローラ6で挟持されて、定着ローラ2
及び加圧ローラ6の矢印方向への回転に伴って搬送され
る。
の、定着ローラ2と加圧ローラ6とのニップ部のみで記
録シートP上の画像を加圧定着させた場合について説明
する。図2(a)は、記録シートP上に形成された画像
の画像定着装置による作用が加えられる前の状態を模式
的に表した縦断面図である。この図に示すように記録シ
ートPには着色微粒子Tと溶媒Cとにより画像が形成さ
れている.溶媒Cに浸った状態の着色微粒子Tは、周り
の溶媒Cもしくは溶媒中物質との電荷の授受により一般
に帯電している。この着色微粒子Tは、着色微粒子Tの
構成成分である樹脂の種類や、樹脂中に分散される適当
な材料、もしくは溶媒中に介在する電荷制御剤等の作用
により、溶媒中では正負いずれかの電荷を帯びる傾向に
ある。本実施形態においては、溶媒Cとしてジメチルポ
リシロキサンを、また着色微粒子Tとして樹脂中に顔料
が包含された状態の粒子を使用し、粒子が正電荷を保持
している場合について説明する。 そして、定着工程が
施される以前の記録シートP上の画像は、図2(a)に
示すように、溶媒C中に着色微粒子Tがほぼ均一に分散
された状態となっている。このような状態の画像が、定
着ローラ2と加圧ローラ6とのニップ部である定着工程
に入ると、画像中にある溶媒Cが着色微粒子Tと記録媒
体表面との付着力を弱める離型剤として働いてしまい、
定着性が十分確保できない。
高めるためには、画像中の着色微粒子Tと記録媒体表面
の付着力を高めることと、画像中の溶媒量をできるだけ
除去することが必要になる。このため、従来は、定着ロ
ーラ2と加圧ローラ6とのニップ部で電界形成と加熱と
液除去を同時に行うものが提案されている。しかしなが
ら、溶媒Cが充分に含有されている画像に電界を形成し
ても、溶媒成分が過剰となっており、着色微粒子Tを記
録シートP側に凝集させて定着させるという電界の作用
を十分に得ることができなかった。
る。本実施形態の画像定着装置においては、定着工程に
入る前に、記録シートP上の画像から溶媒成分をある程
度除去する液除去手段を設けている。この液除去手段
は、液除去ローラ9とバックアップローラ13によって
構成しており、両ローラ9、13のニップ部が液除去部
となっている。先ず、表面に図2(a)に示すような画
像を保持した記録シートPが第1ガイド板18にガイド
されて液除去部に進入する。このとき、液除去ローラ9
とバックアップローラ13との間には、第1電流発生手
段によって液除去ローラ9の表面電位がバックアップロ
ーラ13の表面電位より高い状態となっている。これに
よって、液除去ローラ9からバックアップローラ13側
に電流が流れる。そして、この電流が流された位置を通
過した画像は、図2(b)に示すように、ジョンソン−
ラーベック効果により、正電荷を帯びた着色微粒子Tが
記録シートP側に凝集し、着色微粒子Tの凝集に伴って
分離した溶媒Cの一部は記録シートPに吸収され、また
大部分は表層即ち液除去ローラ9表面側に浮き出て溶媒
Cの薄層を形成した状態となる。この薄層状態の溶媒C
が着色微粒子Tと液除去ローラ9との付着を防止すると
ともに、画像上の不要な溶媒Cの一部が液除去ローラ9
の表面に付着し、液除去ローラ9の回転に伴ってクリー
ニングブレード17の接触位置に搬送され、液除去ロー
ラ9の表面から除去される。これによって、記録シート
P上の画像は、図2(c)に示すように、溶媒Cの一部
が除去された状態となる。
像が、記録シートP上に担持されながら第2ガイド板1
9にガイドされて定着ローラ2と加圧ローラ6とのニッ
プ部である画像定着部に進入する。この時、第2電流発
生手段を構成するバイアス電源5から定着ローラ2のア
ルミニウムローラ3にバイアス電圧が印加されると、定
着ローラ2の表面電位が加圧ローラ6の表面電位より高
くなって、定着ローラ2の表面と加圧ローラ6の表面と
の間に電流が流れる。定着ローラ2と加圧ローラ6とで
形成されたニップ部に搬送されてきた記録シートPは、
その画像側を定着ローラ2に、その裏面を加圧ローラ6
に接触して両ローラ2、6に挟持され、定着ローラ2及
び加圧ローラ6の矢印方向への回転に伴って搬送されつ
つニップ部を通過する。記録シートPがニップ部を通過
する過程において、定着ローラ2の表面と加圧ローラ6
の表面との間に流れる電流によって画像は、図2(c)
に示すように、ジョンソン−ラーベック効果により、正
電荷を帯びた着色微粒子Tが記録シートP側に凝集し、
液除去部で除去されずに残留している溶媒Cのうち、着
色微粒子Tの凝集に伴って分離したものの一部は記録シ
ートPに吸収され、また大部分は表層即ち定着ローラ2
表面側に浮き出て溶媒Cの薄層を形成した状態となる。
ついで、記録シートPは、ニップ部中央で記録シートP
上の画像側を定着ローラ2で、その反対側を加圧ローラ
6で挟持されて所定圧で加圧される。これにより、凝集
した着色微粒子T同士、あるいは着色微粒子Tと記録シ
ートPとの間に強固な結合力が発生して記録シートP上
に着色微粒子T画像が固着される。記録シートPの画像
から定着ローラ2が離れるとき、画像中の溶媒Cの一部
は定着ローラ2表面に付着し、定着ローラ2の回転に伴
ってクリーニングブレード16の接触位置に搬送され、
定着ローラ2の表面から除去される。これによって画像
の定着は完了する。この定着工程において、画像上に浮
き出た薄層状態の溶媒Cが着色微粒子Tと定着ローラ2
との付着を防止する。
ローラ2内部に加熱手段としてのハロゲンヒータ20を
設置し、定着ローラ2を加熱するようにしている。これ
によって、図2(c)に示す状態の着色微粒子Tを加熱
と加圧によって非常に効率良く定着する事ができる。こ
こで、定着ローラ2の温度を40℃以上100℃以下の
所定の温度に設定している。定着ローラ2の温度を10
0℃以下とすることにより、記録シートP中に含有され
る水分量の減少を極力抑え、記録シートPの皺やカール
の発生、及び電気抵抗率の低下等の不具合を最小限に抑
えることができる。また,定着ローラ2の温度を40℃
以上とすることにより、冷却媒体を使用する事なく加熱
媒体のみで定着ローラ2の温度設定を可能とし、加熱手
段としての構成が簡易で且つ安定した加熱定着機能を維
持することができる。具体的には、着色微粒子Tとし
て、ガラス転移点及び融点がそれぞれ50℃付近及び9
0℃付近の樹脂が混入しているものを使用する場合に
は、定着ローラ2の表面温度を70℃程度とする事で非
常に効率の良い定着効果を得ることができる。
上のように、定着工程では加圧と加熱とを同時に行って
いるが、定着工程の前段階としての液除去工程で、画像
中の溶媒Cをある程度除去しているため、定着工程での
液除去に必要な電界を発生させるための電流が少なくて
済み、また十分な定着性を得るのに必要な定着エネルギ
ーすなわち加圧力とニップ幅も少なくて済むという効果
がある。
を表した図である。本実施形態の画像定着装置において
は、まず溶媒除去手段で電界により余分な溶媒Cを除去
し、その後の定着工程で電界と加熱と圧力を加えてい
る。このように、液除去工程と定着工程とを機能分離
し、かつ加圧力及び加熱により定着を行うことにより、
図2(d)に示すように、オフセットが無く凝集された
着色微粒子T同志あるいは着色微粒子Tと記録シートP
表面の強固な結合力が発生して十分な定着性を得ること
ができる。
像から定着ローラ2が離れるとき、画像の着色微粒子T
層上の溶媒Cの一部は定着ローラ2表面に付着するの
で、定着ローラ2に着色微粒子Tが付着するオフセット
をなくすために、定着ローラ2の表層に剥離性の良い材
料、たとえば、フッ素樹脂等を選択する必要がなくな
る。
プ部で定着ローラ2側から記録シートPを介して加圧ロ
ーラ6側に電流が流されるとき、流れる電流量が多いほ
ど画像の記録シートPへの定着性が向上するという結果
が得られている。
実施形態2に係る画像定着装置によって説明する。図3
は、実施形態2に係る画像定着装置の概略構成を示す図
である。ここで、以下には、本実施形態2の特徴部のみ
を述べ、上記実施形態1と同一の部分は説明を省略す
る。図3において、この画像定着装置は、上記実施形態
1と同様に、定着ローラ2、加圧ローラ6、液除去ロー
ラ9、バックアップローラ13を有しており、定着ロー
ラ2と液除去ローラ9には、クリーニングブレード1
6、17も同様に設けられている。また、各ローラの構
造も実施形態1と同様なので、説明を省略する。そし
て、本実施形態2の画像定着装置においては、加圧ロー
ラ6とバックアップローラ13との間に搬送ベルト21
が張架され、ローラの回転によって矢印M方向に従動す
るようになっている。液除去部において、液除去ローラ
9とバックアップローラ13とが搬送ベルト21を介し
て互いに圧接され、定着部において、定着ローラ2と加
圧ローラ6とが搬送ベルト21を介して互いに圧接され
ている。これにより、表面に画像を担持した記録シート
Pは、搬送ベルト21に担持されて搬送され、液除去部
において画像側を液除去ローラ9に対向させて通過し、
その下流の定着部において画像側を定着ローラ2に対向
させて通過するようになっている。また、搬送ベルト2
1による記録シートP搬送方向の液除去部の下流でかつ
定着部の上流に、記録シートP上の画像側に対向させて
放電手段としてのコロナチャージャ22を画像面から所
定の距離だけ離間した位置に設けると共に、搬送ベルト
21裏面に対向電極23を設けている。このコロナチャ
ージャ22と、液除去ローラ9のアルミニウムローラ1
0には、バイアス電源5が接続されており、液除去ロー
ラ9とコロナチャージャ22とにバイアス電圧を印加で
きるようになっている。
表面に図2(a)に示すような画像を保持した記録シー
トPが第1ガイド板18にガイドされて液除去部に進入
する。ここでは、記録シートP上の画像は実施形態1と
同様に、液除去ローラ9表面側に浮き出た溶媒Cの一部
が液除去ローラ9によって除去される。これによって、
記録シートP上の画像は、図2(c)に示すように、溶
媒Cの一部が除去された状態となる。
像が、記録シートP上に担持されながらほぼ水平に搬送
され、コロナチャージャ22と対向電極23との間の放
電位置を通過する。この放電位置において、コロナチャ
ージャ22と対向電極23との間で放電が行われ、画像
中の着色微粒子Tに電荷が付与される。これにより、画
像中の着色微粒子Tに真電荷(ここでは正電荷)を一時
的に保持させる。このように、定着ローラ2と加圧ロー
ラ6とのニップ部である定着部に進入する直前の画像に
対して正電荷のイオンを照射すると、一部の電荷は溶媒
C及び記録シートP中を伝って逃げていってしまうが,
一部の電荷は着色微粒子Tに一時的に保持させる事が可
能である。これによって、ジョンソン−ラーベック効果
により、画像中で着色微粒子Tを記録媒体表面側に凝集
させ、かつ溶媒Cの一部を表層に浮き出させて溶媒Cの
薄層を形成させることができる。そして、一時的に保持
させられた電荷が溶媒Cを伝って完全に逃げ去る前に、
記録シートPを定着部に搬送する。定着部において、定
着ローラ2には加熱手段としてのハロゲンヒータ20を
有している。そして、上記の状態となった画像が定着部
を通過すると、加熱と加圧によって非常に効率良く記録
シートP上に定着される。また、画像上に浮き出た薄層
状態の溶媒Cが着色微粒子Tと定着ローラ2との付着を
防止するため、定着工程で加圧されてもオフセットは生
じない。また、定着ローラ2は搬送ベルト21を介して
加圧ローラ6に圧接されているが、この定着工程では、
画像中の溶媒Cが既にある程度除去されているため、画
像の定着性を充分に得ために必要な定着エネルギーすな
わち加圧力とニップ幅が少なくて済む。
実施形態3に係る画像定着装置によって説明する。図4
は、実施形態3に係る画像定着装置の概略構成を示す図
である。ここでも、以下には本実施形態3の特徴部のみ
を述べ、上記実施形態1と同一の部分は説明を省略す
る。図4において、この画像定着装置は、上記実施形態
1と同様に、定着ローラ2、加圧ローラ6、液除去ロー
ラ9、バックアップローラ13を有しており、定着ロー
ラ2と液除去ローラ9には、クリーニングブレード1
6、17も同様に設けられている。また、各ローラの構
造も実施形態1と同様なので、説明を省略する。そし
て、本実施形態3の画像定着装置においては、加圧ロー
ラ6とバックアップローラ13との間に搬送ベルト21
が張架され、液除去部において、液除去ローラ9とバッ
クアップローラ13とが搬送ベルト21を介して互いに
圧接され、定着部において、定着ローラ2と加圧ローラ
6とが搬送ベルト21を介して互いに圧接されている。
この定着ローラ2は更に搬送ベルト21に対してテンシ
ョンを掛けるように圧接されており、定着ローラ表面に
搬送ベルト21を所定の角度巻き付けた状態になってい
る。そして、定着ローラ2と加圧ローラ6とが搬送ベル
ト21を介して互いに圧接されている位置は、定着ロー
ラ2への搬送ベルト21巻き付き領域の搬送ベルト21
移動方向における最も下流側の位置で、図4において
は、定着ローラ2の第3象限に相当する位置である。ま
た、定着ローラ2と液除去ローラ9のアルミニウムロー
ラ3、10には、それぞれバイアス電源5が接続されて
おり、定着ローラ2と液除去ローラ9とにバイアス電圧
が印加できるようになっている。
に示すような画像を保持した記録シートPが第1ガイド
板18にガイドされて液除去部に進入し、上記実施形態
1及び2と同様に、液除去ローラ9表面側に浮き出た溶
媒Cの一部が液除去ローラ9によって除去される。
像が、記録シートP上に担持されながら搬送ベルト21
に担持されて搬送され、定着ローラ2と搬送ベルト21
との間の搬送ベルト21巻き付き領域に進入する。そし
て、定着ローラ2に記録シートP上の画像を当接させた
状態のまましばらく搬送ベルト21によって下流側に搬
送される。定着ローラ2はハロゲンヒータ20によって
所定の温度に加熱されており、この加熱状態の定着ロー
ラ2に記録シートP上の画像が当接した状態のまましば
らく搬送ベルト21によって下流側に搬送され、画像が
搬送ベルト21巻き付き領域から出る直前に加圧ローラ
6によって加圧される。これによって、定着ローラ2と
搬送ベルト21が接触し始める位置から定着ローラ2と
加圧ローラ6が互いに圧接されている位置まで、画像が
十分加熱された後に、両ローラ2、6間の加圧がなされ
る。従って、画像を定着ローラ2と加圧ローラ6との圧
接部のみで加熱するのに比して、着色微粒子Tは記録シ
ートP側に強固に定着される。
いに圧接されている位置では、両ローラ間に搬送ベルト
21を介して電流が流されており、画像中の着色微粒子
Tを記録媒体側に凝集させるとともに、溶媒Cをある程
度定着ローラ2側に転位させて除去することが行なわれ
る。定着ローラ2に付着した溶媒Cは定着ローラ2表面
に当接されたクリーニングブレード16により掻き取ら
れて回収される。また、着色微粒子T上に浮き出た溶媒
Cによって、画像のオフセットも防止することができ
る。また、本実施形態3の画像定着装置の構成によれ
ば、搬送ベルト21を定着ローラ2に巻きつける角度に
よりニップ幅を調節できると共に、搬送ベルト21が定
着ローラ2に巻き付く圧力も調節出来るため、画像の加
熱程度や画像に作用させる圧力を増加させることによっ
て十分な定着性を確保することが可能である。また、定
着部に入る前に、液除去部である程度の溶媒Cを除去し
ているので、定着工程において、液除去のために必要な
電界を効果的に発生させることができ、電流が少なくて
も画像を良好に定着させることができる。
実施形態4に係る画像定着装置によって説明する。図5
は、実施形態4に係る画像定着装置の概略構成を示す図
である。ここで、以下には、本実施形態4の特徴部のみ
を述べ、上記実施形態1と同一の部分は説明を省略す
る。図3において、この画像定着装置は、上記実施形態
1と同様に、定着ローラ2、液除去ローラ9、バックア
ップローラ13を有しており、定着ローラ2と液除去ロ
ーラ9には、クリーニングブレード16、17も同様に
設けられている。また、各ローラの構造も実施形態1と
同様なので、説明を省略する。そして、本実施形態4の
画像定着装置においては、実施形態1乃至3と異なり、
定着ローラ2に加圧ローラ6を加圧させるのでなく、バ
ックアップローラ13と共に搬送ベルト21を張架する
ための支持ローラ24を設け、加圧ローラ6は設けてい
ない。この支持ローラ24とバックアップローラ13と
の間に搬送ベルト21が張架され、液除去部において、
液除去ローラ9とバックアップローラ13とが搬送ベル
ト21を介して圧接されている。一方、定着ローラ2
は、搬送ベルト21にテンションを掛けるように圧接さ
れ、搬送ベルト21が所定の角度で定着ローラ2に巻き
ついている。また、定着ローラ2と液除去ローラ9のア
ルミニウムローラ3、10には、それぞれバイアス電源
5が接続されており、定着ローラ2と液除去ローラ9と
にバイアス電圧が印加できるようになっているととも
に、搬送ベルト21の定着ローラ2への巻き付き領域に
おけるベルト裏面には、対向電極23が設けられてい
る。
表面に図2(a)に示すような画像を保持した記録シー
トPが第1ガイド板18にガイドされて液除去部に進入
する。ここでは、記録シートP上の画像は実施形態1と
同様に、液除去ローラ9表面側に浮き出た溶媒Cの一部
が液除去ローラ9によって除去される。これによって、
記録シートP上の画像は、図2(c)に示すように溶媒
Cの一部が除去された状態となる。
像が、記録シートP上に担持されながら搬送され、搬送
ベルト21の定着ローラ2への巻き付き領域に進入す
る。この領域では、定着ローラ2表面がハロゲンヒータ
20によって所定の温度に加熱されており、加熱状態の
定着ローラ2に記録シートP上の画像が当接した状態の
まましばらく搬送ベルト21によって下流側に搬送され
るため、画像が充分に加熱される。更に、この領域にお
いて、定着ローラ2と対向電極23との間に電流を印加
し、画像中で着色微粒子Tを記録シートP側に凝集さ
せ、かつ溶媒Cの一部を表層即ち定着ローラ2表面側に
浮き出させて溶媒Cの薄層を形成させる。この薄層状態
の溶媒Cが着色微粒子Tと定着ローラ2表面との付着を
防止する。また、画像上の不要な溶媒Cの一部を定着ロ
ーラ2の表面に付着させ、クリーニングブレード16に
より定着ローラ2表面から除去する。これにより、記録
媒体上の画像に含まれる溶媒Cをある程度除去し、薄層
状態の溶媒Cが着色微粒の表層に形成された状態にする
とともに、画像を加熱溶融させて記録シートP上に加圧
定着させる。
1を定着ローラ2に巻きつける角度によりニップ幅を調
節できると共に、搬送ベルト21が定着ローラ2に巻き
付く圧力も調節出来るため、ニップ幅や圧力を増加させ
ることによって十分な定着性を確保することが可能であ
る。また、定着部に入る前に、液除去部においてある程
度の溶媒Cを除去しているので、定着工程において、液
除去のために必要な電界を効果的に発生させることがで
き、電流が少なくても画像を良好に定着させることがで
きる。
定着装置によれば、記録媒体上の画像から、着色微粒子
同士或いは着色微粒子と記録媒体との間の結合を妨げる
溶媒をある程度除去した状態で、この画像の加圧定着を
行うことができるので、画像の定着時にオフセットがな
く定着性の良い画像定着装置を提供することができると
いう優れた効果がある。
着色微粒子の表層に浮き出た溶媒の薄層を溶媒除去ロー
ラに当接させることができるので、着色微粒子と溶媒除
去ローラ表面との付着を防止でき、記録媒体上の画像を
乱すことなく溶媒除去ローラで余剰な溶媒を除去するこ
とができる。また、溶媒除去ローラの表層に、例えばフ
ッ素樹脂等の剥離性の良い材料を選択する必要がなくな
るので、溶媒除去ローラの構成材料の選択が多様化でき
るという優れた効果もある。
よれば、着色微粒子と定着部材又は定着ローラとの付着
を防止できるとともに、着色微粒子に熱量を充分与える
ことができるので、より画像の定着時のオフセットをよ
り確実に防止できると共に、より定着性の良い画像定着
装置を提供することができるという優れた効果がある。
また、定着部材又は定着ローラの表層にも例えばフッ素
樹脂等の剥離性の良い材料を選択する必要がなくなるの
で、材料選択が多様化できるという優れた効果がある。
れば、着色微粒子を充分加熱した状態で定着させること
ができるので、より良好な定着性が得られるという優れ
た効果がある。
を模式的に表した縦断面図。(b)は、溶媒除去手段で
着色微粒子と溶媒が分離した状態を模式的に表した縦断
面図。(c)は、溶媒の一部が除去された状態を模式的
に表した縦断面図。(d)は、定着が完了した状態の画
像を模式的に表した縦断面図。
す図。
す図。
す図。
Claims (6)
- 【請求項1】溶媒中で少なくとも一時的に電荷を保持で
きる着色微粒子が前記溶媒とともに記録媒体上に付着し
て顕像化されている画像を、加圧により該記録媒体上に
定着する画像定着装置において、 前記記録媒体上に顕像化されている画像中の溶媒の少な
くとも一部を、該画像の定着前に除去する溶媒除去手段
を設けたことを特徴とする画像定着装置。 - 【請求項2】請求項1の画像定着装置において、 前記溶媒除去手段を、 前記記録媒体上に顕像化されている画像の定着前に該画
像面に接触する溶媒除去ローラと、 該記録媒体の裏面側に設けられているバックアップロー
ラと、 該溶媒除去ローラと該バックアップローラとの間に該記
録媒体を挾持して該画像を加圧するための加圧手段と、 該溶媒除去ローラ表面と該バックアップローラ表面との
間に該記録媒体を介して電流を流す第1電流発生手段
と、 該溶媒除去ローラ表面に付着した溶媒を除去する第1ク
リーニング手段とから構成したことを特徴とする画像定
着装置。 - 【請求項3】請求項2の画像定着装置において、 前記記録媒体の画像面に接触する定着部材と、 該記録媒体の裏面側から該記録媒体を該定着部材に押圧
する加圧部材と 該定着部材表面と該加圧部材表面との間に該記録媒体を
介して電流を流す第2電流発生手段と、 該定着部材表面に付着した溶媒をクリーニングする第2
クリーニング手段と、 該定着部材表面を加熱する定着部材加熱手段とにより画
像の定着を行うことを特徴とする画像定着装置。 - 【請求項4】請求項2の画像定着装置において、 前記記録媒体の画像面に接触する定着ローラと、 該記録媒体の裏面から該記録媒体を該定着部材に押圧す
る加圧ローラと、 該加圧ローラと前記バックアップローラとの間に無端状
に張架され表面に前記記録媒体を担持して搬送する搬送
ベルトと、 該搬送ベルトによる記録媒体搬送方向の該定着ローラと
の対向部の上流側でかつ前記溶媒除去ローラとの対向部
の下流側において、該搬送ベルト上に担持されている記
録媒体上の着色微粒子に対して放電を行うための放電部
材と、 該放電部材による放電位置における搬送ベルト裏面に接
触する対向電極と、 該定着部材表面に付着した溶媒をクリーニングする第2
クリーニング手段と、 該定着ローラ表面を加熱する定着ローラ加熱手段とを設
けたことを特徴とする画像定着装置。 - 【請求項5】請求項2の画像定着装置において、 前記記録媒体の画像面に接触する定着ローラと、 該記録媒体の裏面から該記録媒体を該定着部材に押圧す
る加圧ローラと、 該加圧ローラと前記バックアップローラとの間に無端状
に張架され表面に前記記録媒体を担持して搬送する搬送
ベルトと、 該定着ローラ表面と該加圧ローラ表面との間に該搬送ベ
ルトを介して電流を流す第2電流発生手段と、 該定着ローラ表面に付着した溶媒をクリーニングする第
2クリーニング手段と、 該定着ローラ表面を加熱する定着ローラ加熱手段と、を
設け、 該搬送ベルトを該定着ローラに所望の角度で巻き付け、
かつ、該定着ローラへの該加圧ローラの当接位置を該定
着ローラへの搬送ベルト巻き付き領域における搬送ベル
ト表面移動方向の下流側端部にしたことを特徴とする画
像定着装置。 - 【請求項6】請求項2の画像定着装置において、 前記記録媒体の画像面に接触する定着ローラと、 該定着ローラ表面に付着した溶媒をクリーニングする第
2クリーニング手段と、 前記バックアップローラとの間に搬送ベルトを張架する
ための支持ローラと、 該バックアップローラと該支持ローラとの間に無端状に
張架され、表面に該記録媒体を担持して搬送し、該表面
が該定着ローラに所望の角度で巻き付いている搬送ベル
トと、 該定着ローラへの該搬送ベルト巻き付き位置における該
搬送ベルト裏面に接触する対向電極と、 該対向電極と該定着ローラとの間に該記録媒体と該搬送
ベルトとを介して電流を流す第2電流発生手段と、 該定着ローラ表面を加熱する定着ローラ加熱手段とを設
けたことを特徴とする画像定着装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11396199A JP3981497B2 (ja) | 1999-04-21 | 1999-04-21 | 画像定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11396199A JP3981497B2 (ja) | 1999-04-21 | 1999-04-21 | 画像定着装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000305412A true JP2000305412A (ja) | 2000-11-02 |
| JP3981497B2 JP3981497B2 (ja) | 2007-09-26 |
Family
ID=14625550
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11396199A Expired - Fee Related JP3981497B2 (ja) | 1999-04-21 | 1999-04-21 | 画像定着装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3981497B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007127987A (ja) * | 2005-11-07 | 2007-05-24 | Ricoh Co Ltd | 定着装置、及び画像形成装置 |
| US7422318B2 (en) | 2004-09-30 | 2008-09-09 | Fujifilm Corporation | Image forming apparatus |
| CN104932229A (zh) * | 2014-03-20 | 2015-09-23 | 富士施乐株式会社 | 图像形成设备 |
| JP2016523390A (ja) * | 2013-06-28 | 2016-08-08 | ザイコン アイピー ビーヴイXeikon Ip Bv | デジタル印刷装置およびデジタル印刷プロセス |
-
1999
- 1999-04-21 JP JP11396199A patent/JP3981497B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7422318B2 (en) | 2004-09-30 | 2008-09-09 | Fujifilm Corporation | Image forming apparatus |
| JP2007127987A (ja) * | 2005-11-07 | 2007-05-24 | Ricoh Co Ltd | 定着装置、及び画像形成装置 |
| JP2016523390A (ja) * | 2013-06-28 | 2016-08-08 | ザイコン アイピー ビーヴイXeikon Ip Bv | デジタル印刷装置およびデジタル印刷プロセス |
| CN104932229A (zh) * | 2014-03-20 | 2015-09-23 | 富士施乐株式会社 | 图像形成设备 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3981497B2 (ja) | 2007-09-26 |
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