JP2000305585A - 音声合成装置 - Google Patents
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G10—MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
- G10L—SPEECH ANALYSIS TECHNIQUES OR SPEECH SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING TECHNIQUES; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
- G10L13/00—Speech synthesis; Text to speech systems
- G10L13/08—Text analysis or generation of parameters for speech synthesis out of text, e.g. grapheme to phoneme translation, prosody generation or stress or intonation determination
- G10L13/10—Prosody rules derived from text; Stress or intonation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Document Processing Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 文章毎の平均ピッチのばらつきを抑制し、聞
き易い合成音声を生成できる音声合成装置を提供する。 【解決手段】 音声合成装置は、パラメータ生成部30
0が、中間言語解析部301、フレーズ指令決定部30
2、アクセント指令決定部303、音韻継続時間決定部
304、音韻パワー決定部305、ピッチパタン生成部
306、及び基底ピッチ決定部307を備え、フレーズ
指令の生起時点T0iと大きさApi、アクセント指令の開
始時点T1j,終了時点T2jと大きさAajが算出された
後、基底ピッチ決定部307では、ピッチパタンの概算
からフレーズ成分総和Ppowとアクセント成分総和Apow
の平均値avepowを算出し、この平均値avepo
wと基底ピッチとの加算値が常に一定となるように基底
ピッチを決定するように構成する。
き易い合成音声を生成できる音声合成装置を提供する。 【解決手段】 音声合成装置は、パラメータ生成部30
0が、中間言語解析部301、フレーズ指令決定部30
2、アクセント指令決定部303、音韻継続時間決定部
304、音韻パワー決定部305、ピッチパタン生成部
306、及び基底ピッチ決定部307を備え、フレーズ
指令の生起時点T0iと大きさApi、アクセント指令の開
始時点T1j,終了時点T2jと大きさAajが算出された
後、基底ピッチ決定部307では、ピッチパタンの概算
からフレーズ成分総和Ppowとアクセント成分総和Apow
の平均値avepowを算出し、この平均値avepo
wと基底ピッチとの加算値が常に一定となるように基底
ピッチを決定するように構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、規則によって任意
の音声を合成する音声合成装置に関し、特に、日常読み
書きしている漠字・仮名混じり文を音声として出力する
テキスト音声変換技術に関して合成音声のピッチパタン
制御を改良した音声合成装置に関する。
の音声を合成する音声合成装置に関し、特に、日常読み
書きしている漠字・仮名混じり文を音声として出力する
テキスト音声変換技術に関して合成音声のピッチパタン
制御を改良した音声合成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テキスト音声変換技術は、我々が日常読
み書きしている漠字かな混じり文を入力し、それを音声
に変換して出力するもので、出力語彙の制限がないこと
から録音・再生型の音声合成に代わる技術として種々の
利用分野での応用が期待できる。
み書きしている漠字かな混じり文を入力し、それを音声
に変換して出力するもので、出力語彙の制限がないこと
から録音・再生型の音声合成に代わる技術として種々の
利用分野での応用が期待できる。
【0003】従来、この種の音声合成装置としては、図
13に示すような処理形態となっているものが代表的で
ある。
13に示すような処理形態となっているものが代表的で
ある。
【0004】図13は従来の音声合成装置の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【0005】図13において、101はテキスト解析
部、102はパラメータ生成部、103は波形生成部、
104は単語辞書、105は素片辞書である。
部、102はパラメータ生成部、103は波形生成部、
104は単語辞書、105は素片辞書である。
【0006】テキスト解析部101は、漢字かな混じり
文を入力して、単語辞書を参照して形態素解析し、読
み、アクセント、イントネーションを決定し、韻律記号
付き発音記号(中間言語)を出力する。
文を入力して、単語辞書を参照して形態素解析し、読
み、アクセント、イントネーションを決定し、韻律記号
付き発音記号(中間言語)を出力する。
【0007】パラメータ生成部102は、ピッチ周波数
パターンや音韻継続時間等の設定を行い、波形生成部1
03では、音声の合成処理を行う。
パターンや音韻継続時間等の設定を行い、波形生成部1
03では、音声の合成処理を行う。
【0008】波形生成部103は、目的とする音韻系列
(中間言語)から音声合成単位を、あらかじめ蓄積され
ている音声データから選択し、パラメータ生成部で決定
したパラメータに従って、結合/変形して音声の合成処
理を行う。
(中間言語)から音声合成単位を、あらかじめ蓄積され
ている音声データから選択し、パラメータ生成部で決定
したパラメータに従って、結合/変形して音声の合成処
理を行う。
【0009】音声合成単位は、音素、音節(CV)、V
CV,CVC(C:子音、V:母音)等や、音韻連鎖を
拡張した単位がある。
CV,CVC(C:子音、V:母音)等や、音韻連鎖を
拡張した単位がある。
【0010】音声合成方法としては、あらかじめ音声波
形にピッチマーク(基準点)を付けておき、その位置を
中心に切り出して、合成時には合成ピッチ周期に合わせ
て、ピッチマーク位置を合成ピッチ周期ずらしながら重
ね合わせる合成方式が知られている。
形にピッチマーク(基準点)を付けておき、その位置を
中心に切り出して、合成時には合成ピッチ周期に合わせ
て、ピッチマーク位置を合成ピッチ周期ずらしながら重
ね合わせる合成方式が知られている。
【0011】上記構成のテキスト音声変換によって、よ
り自然性の高い合成音声を出力するには、音声素片の単
位の持ち方、素片品質、合成方式と共に、前記パラメー
タ生成部でのパラメータ(ピッチ周波数パターン、音韻
継続時間長、ポーズ、振幅)をいかに自然音声に近くな
るよう適切に制御するかが極めて重要となる。ポーズと
は、文節の前後の若干の休止区間をいう。
り自然性の高い合成音声を出力するには、音声素片の単
位の持ち方、素片品質、合成方式と共に、前記パラメー
タ生成部でのパラメータ(ピッチ周波数パターン、音韻
継続時間長、ポーズ、振幅)をいかに自然音声に近くな
るよう適切に制御するかが極めて重要となる。ポーズと
は、文節の前後の若干の休止区間をいう。
【0012】以上の構成において、日常読み書きしてい
る漠字仮名混じり文(以下、テキストという)を入力す
ると、テキスト解析部101は、文字情報から音韻・韻
律記号列を生成する。音韻・韻律記号列とは、入力文の
読み、アクセント、イントネーション等を文字列として
記述したもの(以下、中間言語という)である。単語辞
書104は、単語の読みやアクセント等が登録された発
音辞書で、テキスト解析部101はこの発音辞書を参照
しながら中間言語を生成する。
る漠字仮名混じり文(以下、テキストという)を入力す
ると、テキスト解析部101は、文字情報から音韻・韻
律記号列を生成する。音韻・韻律記号列とは、入力文の
読み、アクセント、イントネーション等を文字列として
記述したもの(以下、中間言語という)である。単語辞
書104は、単語の読みやアクセント等が登録された発
音辞書で、テキスト解析部101はこの発音辞書を参照
しながら中間言語を生成する。
【0013】テキスト解析部101で生成された中間言
語は、パラメータ生成部102で、音声素片(音の種
類)、音韻継続時間(音の長さ)、基本周波数(声の高
さ、以下ピッチという)等の各パターンからなる合成パ
ラメータを決定し、波形生成部103に送る。音声素片
とは、接続して合成波形を作るための音声の基本単位
で、音の種類等に応じて様々なものがある。
語は、パラメータ生成部102で、音声素片(音の種
類)、音韻継続時間(音の長さ)、基本周波数(声の高
さ、以下ピッチという)等の各パターンからなる合成パ
ラメータを決定し、波形生成部103に送る。音声素片
とは、接続して合成波形を作るための音声の基本単位
で、音の種類等に応じて様々なものがある。
【0014】パラメータ生成部102で生成された各種
パラメータは、波形生成部103で音声素片等を蓄積す
るROM等から構成された素片辞書105を参照しなが
ら、合成波形が生成され、スピーカを通して合成音声が
出力される。
パラメータは、波形生成部103で音声素片等を蓄積す
るROM等から構成された素片辞書105を参照しなが
ら、合成波形が生成され、スピーカを通して合成音声が
出力される。
【0015】以上がテキスト音声変換処理の流れであ
る。
る。
【0016】次に、パラメータ生成部102における処
理を図14を参照して詳細に説明する。
理を図14を参照して詳細に説明する。
【0017】図14は従来の音声合成装置のパラメータ
生成部102の構成を示すブロック図である。
生成部102の構成を示すブロック図である。
【0018】図14において、パラメータ生成部102
は、中間言語解析部201、フレーズ指令決定部20
2、アクセント指令決定部203、音韻継続時間決定部
204、音韻パワー決定部205、ピッチパタン生成部
206から構成される。
は、中間言語解析部201、フレーズ指令決定部20
2、アクセント指令決定部203、音韻継続時間決定部
204、音韻パワー決定部205、ピッチパタン生成部
206から構成される。
【0019】パラメータ生成部102に入力される中間
言語は、アクセント位置・ポーズ位置などを含んだ音韻
文字列であり、これより、ピッチの時間的な変化(以
下、ピッチパタンという)、それぞれの音韻の継続時間
(以下、音韻継続時間という)、音声パワー等の波形を
生成する上でのパラメータ(以下、波形生成用パラメー
タという)を決定する。入力された中間言語は、中間言
語解析部201で文字列の解析が行われ、中間言語上に
記された単語区切り記号から単語境界を判定し、アクセ
ント記号からアクセント核のモーラ位置を得る。
言語は、アクセント位置・ポーズ位置などを含んだ音韻
文字列であり、これより、ピッチの時間的な変化(以
下、ピッチパタンという)、それぞれの音韻の継続時間
(以下、音韻継続時間という)、音声パワー等の波形を
生成する上でのパラメータ(以下、波形生成用パラメー
タという)を決定する。入力された中間言語は、中間言
語解析部201で文字列の解析が行われ、中間言語上に
記された単語区切り記号から単語境界を判定し、アクセ
ント記号からアクセント核のモーラ位置を得る。
【0020】アクセント核とは、アクセントが下降する
位置のことで、1モーラ目にアクセント核が存在する単
語を1型アクセント、nモーラ目にアクセント核が存在
する単語をn型アクセントと呼び、総称して起伏型アク
セント単語と呼ぶ。逆に、アクセント核の存在しない単
語(例えば「新聞」や「パソコン」)を0型アクセント
または平板型アクセント単語と呼ぶ。
位置のことで、1モーラ目にアクセント核が存在する単
語を1型アクセント、nモーラ目にアクセント核が存在
する単語をn型アクセントと呼び、総称して起伏型アク
セント単語と呼ぶ。逆に、アクセント核の存在しない単
語(例えば「新聞」や「パソコン」)を0型アクセント
または平板型アクセント単語と呼ぶ。
【0021】フレーズ指令決定部202及びアクセント
指令決定部203は、中間言語上のフレーズ記号・アク
セント記号などにより、後述する応答関数のパラメータ
の決定を行う。またこの時、ユーザからの抑揚(イント
ネーションの大きさ)指定があった場合は、それに応じ
て、フレーズ指令・アクセント指令の大きさを修正す
る。
指令決定部203は、中間言語上のフレーズ記号・アク
セント記号などにより、後述する応答関数のパラメータ
の決定を行う。またこの時、ユーザからの抑揚(イント
ネーションの大きさ)指定があった場合は、それに応じ
て、フレーズ指令・アクセント指令の大きさを修正す
る。
【0022】音韻継続時間決定部204は、音韻文字列
からそれぞれの音韻の持続時間を決定し、波形生成部1
03に送る。音韻継続時間の決定方法は、隣接する音韻
の種別により規則または、数量化1類などの統計的手法
を用いる。ここで、数量化1類は、多変量解析の1つで
あり、質的な要因に基づいて、目的となる外的基準を算
出するものである。また、ユーザが発声速度を指定する
場合も音韻継続時間決定部204に影響を与える。通
常、発声速度を遅くした場合は音韻継続時間は長くな
り、発声速度を速くした場合は音韻継続時間は短くな
る。
からそれぞれの音韻の持続時間を決定し、波形生成部1
03に送る。音韻継続時間の決定方法は、隣接する音韻
の種別により規則または、数量化1類などの統計的手法
を用いる。ここで、数量化1類は、多変量解析の1つで
あり、質的な要因に基づいて、目的となる外的基準を算
出するものである。また、ユーザが発声速度を指定する
場合も音韻継続時間決定部204に影響を与える。通
常、発声速度を遅くした場合は音韻継続時間は長くな
り、発声速度を速くした場合は音韻継続時間は短くな
る。
【0023】音韻パワー決定部205は、波形の振幅値
を算出し、波形生成部103へ送る。音韻パワーは、音
韻の立ち上がりの徐々に振幅値が大きくなる区間と、定
常状態にある区間と、立ち下がりの徐々に振幅値が小さ
くなる区間のパワー遷移のことで、テーブル化された係
数値から算出される。
を算出し、波形生成部103へ送る。音韻パワーは、音
韻の立ち上がりの徐々に振幅値が大きくなる区間と、定
常状態にある区間と、立ち下がりの徐々に振幅値が小さ
くなる区間のパワー遷移のことで、テーブル化された係
数値から算出される。
【0024】これらの波形生成用パラメータは波形生成
部103に送られ、合成波形が生成される。
部103に送られ、合成波形が生成される。
【0025】次に、ピッチパタンの生成過程について説
明する。
明する。
【0026】図15はピッチパタン生成過程モデルを説
明するための図であり、ピッチ制御機構モデルを示す。
明するための図であり、ピッチ制御機構モデルを示す。
【0027】種々の文章のイントネーションの差異を十
分に表現するためには、音節内のピッチと時間との関係
を明確にする必要がある。
分に表現するためには、音節内のピッチと時間との関係
を明確にする必要がある。
【0028】このような音節内のピッチパターンを記述
し、しかも時間構造を明確に定義できるモデルとして、
臨界制動2次線形系で記述される「ピッチ制御機構モデ
ル」が用いられてきた。ここでピッチ制御機構モデルと
は、以下に述べるようなモデルである。
し、しかも時間構造を明確に定義できるモデルとして、
臨界制動2次線形系で記述される「ピッチ制御機構モデ
ル」が用いられてきた。ここでピッチ制御機構モデルと
は、以下に述べるようなモデルである。
【0029】声の高さの情報を与える基本周波数は、次
のような過程で生成されると考えるのがピッチ制御機構
モデルである。声帯振動の周波数、すなわち基本周波数
は、図15に示すようにフレーズの切り替わりごとに発
せられるインパルス指令と、アクセントの上げ下げごと
に発せられるステップ指令によって制御される。このと
き、生理機構の遅れ特性により、フレーズのインパルス
指令は文頭から文末に向かう緩やかな下降曲線(フレー
ズ成分)となり(図15破線波形参照)、アクセントの
ステップ指令は局所的な起伏の激しい曲線(アクセント
成分)となる(図15実線波形参照)。これらの2つの
成分は、各指令の臨界制動2次線形系の応答としてモデ
ル化され、対数基本周波数の時間変化パターンは、これ
ら両成分の和として表現される。
のような過程で生成されると考えるのがピッチ制御機構
モデルである。声帯振動の周波数、すなわち基本周波数
は、図15に示すようにフレーズの切り替わりごとに発
せられるインパルス指令と、アクセントの上げ下げごと
に発せられるステップ指令によって制御される。このと
き、生理機構の遅れ特性により、フレーズのインパルス
指令は文頭から文末に向かう緩やかな下降曲線(フレー
ズ成分)となり(図15破線波形参照)、アクセントの
ステップ指令は局所的な起伏の激しい曲線(アクセント
成分)となる(図15実線波形参照)。これらの2つの
成分は、各指令の臨界制動2次線形系の応答としてモデ
ル化され、対数基本周波数の時間変化パターンは、これ
ら両成分の和として表現される。
【0030】対数基本周波数F0(t)(tは時刻)
は、次式(1)に示すように定式化される。
は、次式(1)に示すように定式化される。
【0031】
【数1】 上記式(1)において、Fminは最低周波数(以下、基
底ピッチという)、Iは文中のフレーズ指令の数、Api
は文中i番目のフレーズ指令の大きさ、T0iは文中i番
目のフレーズ指令の開始時点、Jは文内のアクセント指
令の数、Aajは文内j番目のアクセント指令の大きさ、
T1j、T2jはそれぞれj番目のアクセント指令の開始時
点と終了時点である。また、Gpi(t)、Gaj(t)は
それぞれ、フレーズ制御機構のインパルス応答関数、ア
クセント制御機構のステップ応答関数であり、次式
(2),(3)で与えられる。
底ピッチという)、Iは文中のフレーズ指令の数、Api
は文中i番目のフレーズ指令の大きさ、T0iは文中i番
目のフレーズ指令の開始時点、Jは文内のアクセント指
令の数、Aajは文内j番目のアクセント指令の大きさ、
T1j、T2jはそれぞれj番目のアクセント指令の開始時
点と終了時点である。また、Gpi(t)、Gaj(t)は
それぞれ、フレーズ制御機構のインパルス応答関数、ア
クセント制御機構のステップ応答関数であり、次式
(2),(3)で与えられる。
【0032】
【数2】 上記式(2),(3)は、t≧0の範囲での応答関数で
あり、t<0ではGpi(t)=Gaj(t)=0である。
また、上記式(3)の記号min[x,y]は、x,y
のうち小さい方をとることを意味しており、実際の音声
でアクセント成分が有限の時間で上限に達することに対
応している。ここで、αiはi番目のフレーズ指令に対
するフレーズ制御機構の固有角周波数であり、例えば
3.0などに選ばれる。βjはj番目のアクセント指令
に対するアクセント制御機構の固有角周波数であり、例
えば20.0などに選ばれる。また、θはアクセント成
分の上限値であり、例えば0.9などに選ばれる。
あり、t<0ではGpi(t)=Gaj(t)=0である。
また、上記式(3)の記号min[x,y]は、x,y
のうち小さい方をとることを意味しており、実際の音声
でアクセント成分が有限の時間で上限に達することに対
応している。ここで、αiはi番目のフレーズ指令に対
するフレーズ制御機構の固有角周波数であり、例えば
3.0などに選ばれる。βjはj番目のアクセント指令
に対するアクセント制御機構の固有角周波数であり、例
えば20.0などに選ばれる。また、θはアクセント成
分の上限値であり、例えば0.9などに選ばれる。
【0033】基本周波数及びピッチ制御パラメータ(A
pi,Aaj,T0i,T1j,T2j,αi,βj,Fmin)の値
の単位は次のように定義される。すなわち、F0(t)
及びFminの単位は[Hz]、T0i及びT2jの単位は
[sec]、αi及びβjの単位は[rad/sec]と
する。また、Api及びAajの値は、基本周波数及びピッ
チ制御パラメータの値の単位を上記のように定めたとき
の値を用いる。
pi,Aaj,T0i,T1j,T2j,αi,βj,Fmin)の値
の単位は次のように定義される。すなわち、F0(t)
及びFminの単位は[Hz]、T0i及びT2jの単位は
[sec]、αi及びβjの単位は[rad/sec]と
する。また、Api及びAajの値は、基本周波数及びピッ
チ制御パラメータの値の単位を上記のように定めたとき
の値を用いる。
【0034】以上で述べた生成過程に基づき、パラメー
タ生成部102では、中間言語からピッチ制御パラメー
タの決定を行う。例えば、フレーズ指令の生起時点T0i
は中間言語上での句読点が存在する位置に設定し、アク
セント指令の開始時点T1jは単語境界記号直後に設定
し、アクセント指令の終了時点T2jはアクセント記号が
存在する位置、あるいはアクセント記号がない平板型ア
クセント単語の場合は、次単語との単語境界記号直前に
設定する。
タ生成部102では、中間言語からピッチ制御パラメー
タの決定を行う。例えば、フレーズ指令の生起時点T0i
は中間言語上での句読点が存在する位置に設定し、アク
セント指令の開始時点T1jは単語境界記号直後に設定
し、アクセント指令の終了時点T2jはアクセント記号が
存在する位置、あるいはアクセント記号がない平板型ア
クセント単語の場合は、次単語との単語境界記号直前に
設定する。
【0035】フレーズ指令の大きさを表わすApiとアク
セント指令の大きさを表わすAajは、テキスト解析によ
り通常3段階程度に量子化された形で導き出されるた
め、中間言語上のフレーズ記号、アクセント記号の種類
によって、規定値を設定する。また近年では、フレーズ
指令・アクセント指令の大きさは規則で決定するのでは
なく、数量化1類などの統計的手法を用いて決定する場
合も多い。ユーザから抑揚指定があった場合は、決定し
た値Api、Aajに対しての修正を行う。
セント指令の大きさを表わすAajは、テキスト解析によ
り通常3段階程度に量子化された形で導き出されるた
め、中間言語上のフレーズ記号、アクセント記号の種類
によって、規定値を設定する。また近年では、フレーズ
指令・アクセント指令の大きさは規則で決定するのでは
なく、数量化1類などの統計的手法を用いて決定する場
合も多い。ユーザから抑揚指定があった場合は、決定し
た値Api、Aajに対しての修正を行う。
【0036】通常、抑揚指定は3〜5段階に制御され、
それぞれのレベルに対してあらかじめ割り当てられた定
数を乗ずることにより行われる。抑揚指定がない場合は
修正は行われない。
それぞれのレベルに対してあらかじめ割り当てられた定
数を乗ずることにより行われる。抑揚指定がない場合は
修正は行われない。
【0037】基底ピッチFminは、合成音声の最低ピッ
チを表わしており、このパラメータが声の高さの制御に
用いられている。通常Fminは、5〜10段階に量子化
されてテーブルとして保持されておりユーザの好みによ
って、全体的に声を高くしたい場合はFminを大きく
し、逆に声を低くしたい場合はFminを小さくするとい
った処理を行う。したがって、Fminはユーザからの指
定があった時のみに変更される。この処理は図14のピ
ッチパタン生成部206で行われる。
チを表わしており、このパラメータが声の高さの制御に
用いられている。通常Fminは、5〜10段階に量子化
されてテーブルとして保持されておりユーザの好みによ
って、全体的に声を高くしたい場合はFminを大きく
し、逆に声を低くしたい場合はFminを小さくするとい
った処理を行う。したがって、Fminはユーザからの指
定があった時のみに変更される。この処理は図14のピ
ッチパタン生成部206で行われる。
【0038】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のピッ
チパタン生成方法にあっては、合成されるべき入力テキ
ストの単語構成によって平均ピッチの変動が激しいとい
った問題があった。以下、具体的に説明する。
チパタン生成方法にあっては、合成されるべき入力テキ
ストの単語構成によって平均ピッチの変動が激しいとい
った問題があった。以下、具体的に説明する。
【0039】図16はアクセント型の違いによるピッチ
パタンの比較を示す図である。
パタンの比較を示す図である。
【0040】例えば、図16(a)(b)に示すピッチ
パタンを比較すると、平板型アクセント単語の連続する
テキスト(図16(a))と、起伏型アクセント単語の
連続するテキスト(図16(b))とでは明らかに平均
ピッチが異なる。人間が声の高低を認識する際、それは
基底ピッチではなく平均的なピッチによって行っている
と考えられる。テキスト音声変換技術は、単一文章の音
声合成としてではなく、複合文章の音声合成として用い
られる場合が多く、従来技術では、文章によって声の高
さが上下して非常に聞きづらいという問題があった。
パタンを比較すると、平板型アクセント単語の連続する
テキスト(図16(a))と、起伏型アクセント単語の
連続するテキスト(図16(b))とでは明らかに平均
ピッチが異なる。人間が声の高低を認識する際、それは
基底ピッチではなく平均的なピッチによって行っている
と考えられる。テキスト音声変換技術は、単一文章の音
声合成としてではなく、複合文章の音声合成として用い
られる場合が多く、従来技術では、文章によって声の高
さが上下して非常に聞きづらいという問題があった。
【0041】また、ユーザの行う抑揚指定は、しかるべ
き処理によって導き出されたフレーズ指令・アクセント
指令の大きさに対して、ある定数を乗ずることにより実
現されているため、特に抑揚を大きくするような場合に
は、文章によっては部分的に極端に声が高くなるといっ
た現象が発生し易い。このような合成音は、非常に聞き
づらい上に音質としても歪みをもたらす。合成音声を聞
き取る場合、品質の劣る部分が耳に残りやすい。
き処理によって導き出されたフレーズ指令・アクセント
指令の大きさに対して、ある定数を乗ずることにより実
現されているため、特に抑揚を大きくするような場合に
は、文章によっては部分的に極端に声が高くなるといっ
た現象が発生し易い。このような合成音は、非常に聞き
づらい上に音質としても歪みをもたらす。合成音声を聞
き取る場合、品質の劣る部分が耳に残りやすい。
【0042】本発明は、文章毎の平均ピッチのばらつき
を抑制し、聞き易い合成音声を生成できる音声合成装置
を提供することを目的とする。
を抑制し、聞き易い合成音声を生成できる音声合成装置
を提供することを目的とする。
【0043】また、本発明は、極端に声高になることを
抑制し、聞き易い合成音声を生成できる音声合成装置を
提供することを目的とする。
抑制し、聞き易い合成音声を生成できる音声合成装置を
提供することを目的とする。
【0044】
【課題を解決するための手段】本発明に係る音声合成装
置は、音声の基本単位となる音声素片が登録された素片
辞書と、音韻・韻律記号列に対して少なくとも音声素
片、音韻継続時間、基本周波数の合成パラメータを生成
するパラメータ生成部と、パラメータ生成部からの合成
パラメータを素片辞書を参照しながら波形重畳を行って
合成波形を生成する波形生成部とを備えた音声合成装置
において、パラメータ生成部は、フレーズ成分及びアク
セント成分の総和を求め、該フレーズ成分及びアクセン
ト成分の総和から平均ピッチを算出する算出手段と、平
均ピッチから基底ピッチを決定する決定手段とを備えた
ことを特徴とする。
置は、音声の基本単位となる音声素片が登録された素片
辞書と、音韻・韻律記号列に対して少なくとも音声素
片、音韻継続時間、基本周波数の合成パラメータを生成
するパラメータ生成部と、パラメータ生成部からの合成
パラメータを素片辞書を参照しながら波形重畳を行って
合成波形を生成する波形生成部とを備えた音声合成装置
において、パラメータ生成部は、フレーズ成分及びアク
セント成分の総和を求め、該フレーズ成分及びアクセン
ト成分の総和から平均ピッチを算出する算出手段と、平
均ピッチから基底ピッチを決定する決定手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0045】本発明に係る音声合成装置は、算出手段
が、フレーズ指令の生起時点と大きさと、アクセント指
令の開始及び終了時点と大きさからフレーズ成分及びア
クセント成分の総和の平均値を平均ピッチとして算出
し、決定手段が、平均値と基底ピッチとの加算値が一定
となるように基底ピッチを決定するものであってもよ
い。
が、フレーズ指令の生起時点と大きさと、アクセント指
令の開始及び終了時点と大きさからフレーズ成分及びア
クセント成分の総和の平均値を平均ピッチとして算出
し、決定手段が、平均値と基底ピッチとの加算値が一定
となるように基底ピッチを決定するものであってもよ
い。
【0046】本発明に係る音声合成装置は、音声の基本
単位となる音声素片が登録された素片辞書と、音韻・韻
律記号列に対して少なくとも音声素片、音韻継続時間、
基本周波数の合成パラメータを生成するパラメータ生成
部と、パラメータ生成部からの合成パラメータを素片辞
書を参照しながら波形重畳を行って合成波形を生成する
波形生成部とを備えた音声合成装置において、パラメー
タ生成部は、フレーズ成分及びアクセント成分を重畳
し、重畳結果からピッチパタンを概算し、概算したピッ
チパタンから少なくともピッチパタンの最大値を算出す
る算出手段と、少なくとも最大値を用いてフレーズ成分
及びアクセント成分の値を修正する修正手段とを備えた
ことを特徴とする。
単位となる音声素片が登録された素片辞書と、音韻・韻
律記号列に対して少なくとも音声素片、音韻継続時間、
基本周波数の合成パラメータを生成するパラメータ生成
部と、パラメータ生成部からの合成パラメータを素片辞
書を参照しながら波形重畳を行って合成波形を生成する
波形生成部とを備えた音声合成装置において、パラメー
タ生成部は、フレーズ成分及びアクセント成分を重畳
し、重畳結果からピッチパタンを概算し、概算したピッ
チパタンから少なくともピッチパタンの最大値を算出す
る算出手段と、少なくとも最大値を用いてフレーズ成分
及びアクセント成分の値を修正する修正手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0047】本発明に係る音声合成装置は、算出手段
が、フレーズ指令の生起時点と大きさと、アクセント指
令の開始及び終了時点と大きさとからピッチパタンの最
大値及び最小値を算出し、修正手段が、最大値及び最小
値の差分値とユーザが指定する抑揚値が同等になるよう
にフレーズ指令及びアクセント指令の大きさを修正する
ものであってもよい。
が、フレーズ指令の生起時点と大きさと、アクセント指
令の開始及び終了時点と大きさとからピッチパタンの最
大値及び最小値を算出し、修正手段が、最大値及び最小
値の差分値とユーザが指定する抑揚値が同等になるよう
にフレーズ指令及びアクセント指令の大きさを修正する
ものであってもよい。
【0048】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。 第1の実施形態 図1は本発明の第1の実施形態に係る音声合成装置のパ
ラメータ生成部の構成を示すブロック図である。本発明
の特徴部分は、ピッチパタン生成方法にある。前記図1
3に示すテキスト解析部101、単語辞書104、波形
生成部103、素片辞書105は従来技術のものと同一
でよい。
施の形態について説明する。 第1の実施形態 図1は本発明の第1の実施形態に係る音声合成装置のパ
ラメータ生成部の構成を示すブロック図である。本発明
の特徴部分は、ピッチパタン生成方法にある。前記図1
3に示すテキスト解析部101、単語辞書104、波形
生成部103、素片辞書105は従来技術のものと同一
でよい。
【0049】図1において、パラメータ生成部300
は、中間言語解析部301、フレーズ指令決定部30
2、アクセント指令決定部303、音韻継続時間決定部
304、音韻パワー決定部305、ピッチパタン生成部
306、及び基底ピッチ決定部307(算出手段,決定
手段)から構成される。
は、中間言語解析部301、フレーズ指令決定部30
2、アクセント指令決定部303、音韻継続時間決定部
304、音韻パワー決定部305、ピッチパタン生成部
306、及び基底ピッチ決定部307(算出手段,決定
手段)から構成される。
【0050】パラメータ生成部300への入力は、従来
例と同じく韻律記号の付加された中間言語である。ま
た、ユーザの好みや利用形態などにより、声の高さやイ
ントネーションの大きさを示す抑揚などの発声パラメー
タを外部から指定する場合もある。
例と同じく韻律記号の付加された中間言語である。ま
た、ユーザの好みや利用形態などにより、声の高さやイ
ントネーションの大きさを示す抑揚などの発声パラメー
タを外部から指定する場合もある。
【0051】中間言語は、まず中間言語解析部301に
入力され、中間言語解析部301で音韻記号、単語区切
り記号、アクセント記号などの解釈が行われ、必要なパ
ラメータという形式に変換されて、それぞれフレーズ指
令決定部302、アクセント指令決定部303、音韻継
続時間決定部304、音韻パワー決定部305に出力さ
れる。この時のパラメータについては後述する。
入力され、中間言語解析部301で音韻記号、単語区切
り記号、アクセント記号などの解釈が行われ、必要なパ
ラメータという形式に変換されて、それぞれフレーズ指
令決定部302、アクセント指令決定部303、音韻継
続時間決定部304、音韻パワー決定部305に出力さ
れる。この時のパラメータについては後述する。
【0052】フレーズ指令決定部302は、入力された
パラメータ及びユーザからの抑揚指定からフレーズ指令
の生起時点T0iと大きさApiを算出し、ピッチパタン生
成部306と基底ピッチ決定部307に出力される。
パラメータ及びユーザからの抑揚指定からフレーズ指令
の生起時点T0iと大きさApiを算出し、ピッチパタン生
成部306と基底ピッチ決定部307に出力される。
【0053】アクセント指令決定部303は、入力され
たパラメータ及びユーザからの抑揚指定からアクセント
指令の開始時点T1j、終了時点T2j及び大きさAajを算
出し、ピッチパタン生成部306と基底ピッチ決定部3
07に出力する。
たパラメータ及びユーザからの抑揚指定からアクセント
指令の開始時点T1j、終了時点T2j及び大きさAajを算
出し、ピッチパタン生成部306と基底ピッチ決定部3
07に出力する。
【0054】音韻継続時間決定部304は、入力された
パラメータから音韻それぞれの持続時間を算出し、波形
生成部103に出力する。この時、ユーザにより発声速
度の指定があった場合、この発声速度の指定は音韻継続
時間決定部304に入力され、発声速度指定値を加味し
た音韻継続時間が出力される。
パラメータから音韻それぞれの持続時間を算出し、波形
生成部103に出力する。この時、ユーザにより発声速
度の指定があった場合、この発声速度の指定は音韻継続
時間決定部304に入力され、発声速度指定値を加味し
た音韻継続時間が出力される。
【0055】音韻パワー決定部305は、入力されたパ
ラメータから音韻それぞれの振幅形状を算出し、波形生
成部103に出力する。
ラメータから音韻それぞれの振幅形状を算出し、波形生
成部103に出力する。
【0056】基底ピッチ決定部307は、フレーズ指令
決定部302、アクセント指令決定部303から出力さ
れるパラメータと、外部から入力される声の高さ指定値
とから基底ピッチFminを算出し、ピッチパタン生成部
306に出力する。
決定部302、アクセント指令決定部303から出力さ
れるパラメータと、外部から入力される声の高さ指定値
とから基底ピッチFminを算出し、ピッチパタン生成部
306に出力する。
【0057】ピッチパタン生成部306は、入力された
パラメータから、前述した式(1)〜式(3)に従いピ
ッチパタンを生成し、波形生成部103(前記図13)
に出力する。
パラメータから、前述した式(1)〜式(3)に従いピ
ッチパタンを生成し、波形生成部103(前記図13)
に出力する。
【0058】以下、上述のように構成された音声合成装
置及び規則音声合成方法の動作を説明する。従来技術と
異なる点は、パラメータ生成部300内の処理であるの
で、それ以外の処理については省略する。
置及び規則音声合成方法の動作を説明する。従来技術と
異なる点は、パラメータ生成部300内の処理であるの
で、それ以外の処理については省略する。
【0059】本実施形態は、しかるべき手法により算出
されたフレーズ成分とアクセント成分とから、文全体と
してのピッチパタンを概算し、基底ピッチの値を調整す
る点である。
されたフレーズ成分とアクセント成分とから、文全体と
してのピッチパタンを概算し、基底ピッチの値を調整す
る点である。
【0060】まず、ユーザはあらかじめ声の高さや抑揚
などの声質制御のためのパラメータを指定する。ここで
は特にピッチパタン生成に関わるパラメータに注目して
述べるが、他にも、発声速度や声の大きさといったパラ
メータも考えられる。ユーザが特に指定しない場合は、
あらかじめ定められた値(デフォルト値)が指定値とし
て設定される。
などの声質制御のためのパラメータを指定する。ここで
は特にピッチパタン生成に関わるパラメータに注目して
述べるが、他にも、発声速度や声の大きさといったパラ
メータも考えられる。ユーザが特に指定しない場合は、
あらかじめ定められた値(デフォルト値)が指定値とし
て設定される。
【0061】図1に示すように、指定された声質制御用
パラメータのうち抑揚指定値がパラメータ生成部300
内部のフレーズ指令決定部302とアクセント指令決定
部303に、声の高さ指定値が基底ピッチ決定部307
にそれぞれ送られる。
パラメータのうち抑揚指定値がパラメータ生成部300
内部のフレーズ指令決定部302とアクセント指令決定
部303に、声の高さ指定値が基底ピッチ決定部307
にそれぞれ送られる。
【0062】抑揚指定値は、イントネーションの強さを
調整する(抑揚の強弱)パラメータであり、例えば、し
かるべき処理によって算出されたフレーズ指令・アクセ
ント指令の大きさを0.5倍あるいは1.5倍に変更す
るといった操作に関わる。また、声の高さ指定値は、全
体の声の高さを調整するパラメータであり、例えば、基
底ピッチFminを直接設定するといった操作に関わる。
これらのパラメータの詳細については後述する。
調整する(抑揚の強弱)パラメータであり、例えば、し
かるべき処理によって算出されたフレーズ指令・アクセ
ント指令の大きさを0.5倍あるいは1.5倍に変更す
るといった操作に関わる。また、声の高さ指定値は、全
体の声の高さを調整するパラメータであり、例えば、基
底ピッチFminを直接設定するといった操作に関わる。
これらのパラメータの詳細については後述する。
【0063】パラメータ生成部300に入力された中間
言語は、中間言語解析部301に送られ入力文字列の解
析が行われる。ここでの解析単位として仮に1文章単位
とする。1文章に対応する中間言語から、フレーズ指令
の数とそれぞれのフレーズ指令のモーラ数などの情報が
フレーズ指令決定部302に送られ、アクセント指令の
数とそれぞれのアクセント指令のモーラ数・アクセント
型などの情報がアクセント指令決定部303に送られ
る。
言語は、中間言語解析部301に送られ入力文字列の解
析が行われる。ここでの解析単位として仮に1文章単位
とする。1文章に対応する中間言語から、フレーズ指令
の数とそれぞれのフレーズ指令のモーラ数などの情報が
フレーズ指令決定部302に送られ、アクセント指令の
数とそれぞれのアクセント指令のモーラ数・アクセント
型などの情報がアクセント指令決定部303に送られ
る。
【0064】また、音韻文字列などは、音韻継続時間決
定部304、音韻パワー決定部305に送られ、音韻継
続時間決定部304及び音韻パワー決定部305で音韻
あるいは音節それぞれの継続時間・振幅値などが算出さ
れ、波形生成部103に送られる。
定部304、音韻パワー決定部305に送られ、音韻継
続時間決定部304及び音韻パワー決定部305で音韻
あるいは音節それぞれの継続時間・振幅値などが算出さ
れ、波形生成部103に送られる。
【0065】フレーズ指令決定部302では、フレーズ
指令の大きさと生起時点が算出される。アクセント指令
決定部303では、アクセント指令の大きさと開始・終
了時点が算出される。フレーズ指令・アクセント指令の
大きさは、規則で与える場合も、統計的な手法で予測す
る場合も、ユーザから指定される抑揚を制御するパラメ
ータによって修正される。例えば、抑揚指定が3段階
で、レベル1が1.5倍、レべル2が1.0倍、レベル
3が0.5倍であるとすると、規則あるいは予測された
大きさに対して、レベル1の場合は1.5倍、レベル2
の場合は1.0倍、レベル3の場合は0.5倍する処理
が行われる。この処理が施された後のフレーズ指令・ア
クセント指令それぞれの大きさApi、Aajと、それぞれ
の開始時点及び終了時点T0i、T1j、T2jがピッチパタ
ン生成部306に送られる。
指令の大きさと生起時点が算出される。アクセント指令
決定部303では、アクセント指令の大きさと開始・終
了時点が算出される。フレーズ指令・アクセント指令の
大きさは、規則で与える場合も、統計的な手法で予測す
る場合も、ユーザから指定される抑揚を制御するパラメ
ータによって修正される。例えば、抑揚指定が3段階
で、レベル1が1.5倍、レべル2が1.0倍、レベル
3が0.5倍であるとすると、規則あるいは予測された
大きさに対して、レベル1の場合は1.5倍、レベル2
の場合は1.0倍、レベル3の場合は0.5倍する処理
が行われる。この処理が施された後のフレーズ指令・ア
クセント指令それぞれの大きさApi、Aajと、それぞれ
の開始時点及び終了時点T0i、T1j、T2jがピッチパタ
ン生成部306に送られる。
【0066】また、フレーズ指令・アクセント指令それ
ぞれの大きさやモーラ数といった情報は基底ピッチ決定
部307に送られ、ユーザから入力される高さ指定値と
共に、基底ピッチ決定部307で基底ピッチFminが算
出される。
ぞれの大きさやモーラ数といった情報は基底ピッチ決定
部307に送られ、ユーザから入力される高さ指定値と
共に、基底ピッチ決定部307で基底ピッチFminが算
出される。
【0067】基底ピッチ決定部307で算出された基底
ピッチは、ピッチパタン生成部306に送られ前述した
式(1)〜(3)に従ってピッチパタンが生成され、波
形生成部103に送られる。
ピッチは、ピッチパタン生成部306に送られ前述した
式(1)〜(3)に従ってピッチパタンが生成され、波
形生成部103に送られる。
【0068】次に、ピッチパタン生成までの動作につい
てフローチャートを参照して詳細に説明する。
てフローチャートを参照して詳細に説明する。
【0069】図2は基底ピッチ決定のフローチャートで
ある。図中、STはフローの各処理ステップを示す。
ある。図中、STはフローの各処理ステップを示す。
【0070】まず、ステップST1でユーザによる声質
制御パラメータの指定を行う。この声質制御パラメータ
の指定では、声の高さを制御するパラメータをHleve
l、抑揚の大きさを制御するパラメータをAlevelとす
る。通常、Hlevelの採りうる値は{3.5,4.0,
4.5}の3段階、Alevelの採りうる値は{1.5,
1.0,0.5}の3段階といった具合に、量子化した
値を設定する。ユーザの指定がない場合は、3段階のい
ずれかのデフォルト値が設定される。
制御パラメータの指定を行う。この声質制御パラメータ
の指定では、声の高さを制御するパラメータをHleve
l、抑揚の大きさを制御するパラメータをAlevelとす
る。通常、Hlevelの採りうる値は{3.5,4.0,
4.5}の3段階、Alevelの採りうる値は{1.5,
1.0,0.5}の3段階といった具合に、量子化した
値を設定する。ユーザの指定がない場合は、3段階のい
ずれかのデフォルト値が設定される。
【0071】次いで、ステップST2で中間言語の解析
を行う。この中間言語の解析では、フレーズ指令数カウ
ントをI、アクセント指令数カウントをJ、フレーズ指
令のモーラ数カウントをMpi、アクセント指令のアクセ
ント型抽出をACj、アクセント指令のモーラ数カウン
トをMajとする。
を行う。この中間言語の解析では、フレーズ指令数カウ
ントをI、アクセント指令数カウントをJ、フレーズ指
令のモーラ数カウントをMpi、アクセント指令のアクセ
ント型抽出をACj、アクセント指令のモーラ数カウン
トをMajとする。
【0072】例えば、中間言語の仕様として、フレーズ
記号「P」、アクセント記号「*」、単語境界記号を
「/」、音韻文字列を片仮名文字と仮定すると、「あら
ゆる現実をすべて自分の方へねじ曲げたのだ。」という
文章は、以下の中間言語として表わされるべきである。
記号「P」、アクセント記号「*」、単語境界記号を
「/」、音韻文字列を片仮名文字と仮定すると、「あら
ゆる現実をすべて自分の方へねじ曲げたのだ。」という
文章は、以下の中間言語として表わされるべきである。
【0073】すなわち、「Pアラユ*ル/ゲンジツオP
ス*べテPジブンノ/ホ*ーエ/ネジマゲタ*ノダ」と
なる。ここでは、フレーズ指令・アクセント指令の大き
さを数量化1類などの統計的な手法で予測する場合の中
間言語の例を示したが、それぞれの大きさを明示しても
よい。例えば、フレーズ指令の大きさを3段階のレベル
として大きい方から「P1」「P2」「P3」、アクセ
ント指令の大きさも3段階のレベルとして大きい方から
「*」「‘」「“」などという仕様でも構わない。
ス*べテPジブンノ/ホ*ーエ/ネジマゲタ*ノダ」と
なる。ここでは、フレーズ指令・アクセント指令の大き
さを数量化1類などの統計的な手法で予測する場合の中
間言語の例を示したが、それぞれの大きさを明示しても
よい。例えば、フレーズ指令の大きさを3段階のレベル
として大きい方から「P1」「P2」「P3」、アクセ
ント指令の大きさも3段階のレベルとして大きい方から
「*」「‘」「“」などという仕様でも構わない。
【0074】上記の中間言語の場合、フレーズ指令数カ
ウントIは3、アクセント指令数カウントJは6、フレ
ーズ指令のそれぞれのモーラ数カウントMpiは{9,
3,14}、アクセント指令のそれぞれのアクセント型
抽出ACjは{3,0,1,0,1,5}、アクセント
指令のそれぞれのモーラ数カウントMajは{4,5,
3,4,3,7}となる。
ウントIは3、アクセント指令数カウントJは6、フレ
ーズ指令のそれぞれのモーラ数カウントMpiは{9,
3,14}、アクセント指令のそれぞれのアクセント型
抽出ACjは{3,0,1,0,1,5}、アクセント
指令のそれぞれのモーラ数カウントMajは{4,5,
3,4,3,7}となる。
【0075】次いで、ステップST3でフレーズ指令・
アクセント指令それぞれの大きさや開始・終了時点とい
ったピッチパタン制御パラメータの算出を行う。このピ
ッチパタン制御パラメータの決定では、フレーズ指令の
生起時点をT0i、フレーズ指令の大きさをApi、アクセ
ント指令の開始時間をT1j、アクセント指令の終了時点
をT2j、アクセント指令の大きさをAajとする。アクセ
ント指令の大きさAajに関しては、数量化1類といった
統計的な手法を用いて予測し、開始・終了時点T1j,T
2jに関しては一般的に基準となる母音開始時点からの相
対時間によって指令時点が推定される。アクセント指令
の大きさ及び開始・終了時点は、本発明と直接関係がな
いので詳細についての説明は行わない。
アクセント指令それぞれの大きさや開始・終了時点とい
ったピッチパタン制御パラメータの算出を行う。このピ
ッチパタン制御パラメータの決定では、フレーズ指令の
生起時点をT0i、フレーズ指令の大きさをApi、アクセ
ント指令の開始時間をT1j、アクセント指令の終了時点
をT2j、アクセント指令の大きさをAajとする。アクセ
ント指令の大きさAajに関しては、数量化1類といった
統計的な手法を用いて予測し、開始・終了時点T1j,T
2jに関しては一般的に基準となる母音開始時点からの相
対時間によって指令時点が推定される。アクセント指令
の大きさ及び開始・終了時点は、本発明と直接関係がな
いので詳細についての説明は行わない。
【0076】次いで、ステップST4でフレーズ成分値
の総和Ppowを算出し、ステップST5でアクセント成
分値の総和Apowを算出する。フレーズ成分値の総和Pp
ow算出については図3(ルーチンA)で、アクセント成
分値の総和Apow算出については図4(ルーチンB)で
それぞれ後述する。
の総和Ppowを算出し、ステップST5でアクセント成
分値の総和Apowを算出する。フレーズ成分値の総和Pp
ow算出については図3(ルーチンA)で、アクセント成
分値の総和Apow算出については図4(ルーチンB)で
それぞれ後述する。
【0077】次いで、ステップST5で算出されたフレ
ーズ成分総和Ppowとアクセント成分総和Apowから、入
力テキスト1文章にわたるフレーズ成分とアクセント成
分の和のモーラ平均値avepowを、次式(4)によ
り算出する。ここでsum_moraは、モーラ総数を
表わす。
ーズ成分総和Ppowとアクセント成分総和Apowから、入
力テキスト1文章にわたるフレーズ成分とアクセント成
分の和のモーラ平均値avepowを、次式(4)によ
り算出する。ここでsum_moraは、モーラ総数を
表わす。
【0078】 avepow=(Ppow+Apow)/sum_mora …(4) モーラ平均値が算出された後、次式(5)により対数基
底ピッチlnFminを算出し、本フローを終了する。こ
れは入力テキストに依らず、モーラ平均値がHlevel+
0.5になることを意味している。例えば、モーラ平均
値avepowが0.3の時と0.7の時を比べてみる
と、基底ピッチlnFminはそれぞれ、Hlevel+0.
2、Hlevel−0.2になる。ここで、前記式(1)よ
りlnF0(t)=lnFmin+フレーズ成分+アクセン
ト成分であるので、平均ピッチはそれぞれ、Hlevel+
0.5、Hlevel+0.5となり同一の値となる。但
し、ここでの0.5という数値には限定はしない。
底ピッチlnFminを算出し、本フローを終了する。こ
れは入力テキストに依らず、モーラ平均値がHlevel+
0.5になることを意味している。例えば、モーラ平均
値avepowが0.3の時と0.7の時を比べてみる
と、基底ピッチlnFminはそれぞれ、Hlevel+0.
2、Hlevel−0.2になる。ここで、前記式(1)よ
りlnF0(t)=lnFmin+フレーズ成分+アクセン
ト成分であるので、平均ピッチはそれぞれ、Hlevel+
0.5、Hlevel+0.5となり同一の値となる。但
し、ここでの0.5という数値には限定はしない。
【0079】 lnFmin=Hlevel+(0.5−avepow) …(5) 次に、図3のフローチャートを参照してフレーズ成分総
和の算出方法について説明する。
和の算出方法について説明する。
【0080】図3はフレーズ成分総和算出のフローチャ
ートであり、前記図2のステップST4のサブルーチン
Aに相当する処理である。
ートであり、前記図2のステップST4のサブルーチン
Aに相当する処理である。
【0081】まず、ステップST11〜ステップST1
3で各パラメータの初期化を行う。初期化パラメータ
は、フレーズ成分総和Ppow、フレーズ指令カウンタi
及びモーラ総数カウンタsum_moraであり、それ
ぞれを0に設定する(Ppow=0,i=0,sum_m
ora=0)。
3で各パラメータの初期化を行う。初期化パラメータ
は、フレーズ成分総和Ppow、フレーズ指令カウンタi
及びモーラ総数カウンタsum_moraであり、それ
ぞれを0に設定する(Ppow=0,i=0,sum_m
ora=0)。
【0082】次いで、ステップST14で第i番目のフ
レーズ指令に対して、ユーザの指定した抑揚レベルAle
velにあわせて次式(6)に従ってフレーズ指令の大き
さを修正する。
レーズ指令に対して、ユーザの指定した抑揚レベルAle
velにあわせて次式(6)に従ってフレーズ指令の大き
さを修正する。
【0083】 Api=Api×Alevel …(6) 次いで、ステップST15でフレーズ内モーラ数カウン
タkを0に初期化して(k=0)、ステップST16で
第i番目のフレーズ指令のモーラごとの成分値の算出を
行う。モーラ単位での成分値算出により処理量の節約を
行っている。
タkを0に初期化して(k=0)、ステップST16で
第i番目のフレーズ指令のモーラごとの成分値の算出を
行う。モーラ単位での成分値算出により処理量の節約を
行っている。
【0084】ここで仮に、平均的な発声速度として40
0[モーラ/分]という値を用いるとすると、1モーラ
当たりの時間は0.15秒になる。したがって、第kモ
ーラの、フレーズ生起時刻からの相対時刻tは0.15
×kで表わすことができ、その時点でのフレーズ成分値
はApi×Gpi(t)で表わすことができる。
0[モーラ/分]という値を用いるとすると、1モーラ
当たりの時間は0.15秒になる。したがって、第kモ
ーラの、フレーズ生起時刻からの相対時刻tは0.15
×kで表わすことができ、その時点でのフレーズ成分値
はApi×Gpi(t)で表わすことができる。
【0085】ステップST17では、この結果(フレー
ズ成分値はApi×Gpi(t))を、フレーズ成分総和P
powに加算し(Ppow=Ppow+Api×Gpi(t))、ス
テップST18でフレーズ内モーラ数カウンタkを1イ
ンクリメントする(k=k+1)。
ズ成分値はApi×Gpi(t))を、フレーズ成分総和P
powに加算し(Ppow=Ppow+Api×Gpi(t))、ス
テップST18でフレーズ内モーラ数カウンタkを1イ
ンクリメントする(k=k+1)。
【0086】次いで、ステップST19でフレーズ内モ
ーラ数カウンタkが、第i番目のフレーズ指令のモーラ
数Mpiか、または20モーラを超えたか(k≧Mpi又は
k≧20か)否かを判別し、フレーズ内モーラ数カウン
タkが、第i番目のフレーズ指令のモーラ数Mpiか、ま
たは20モーラを超えていないときはステップST16
に戻って上記処理を繰り返す。
ーラ数カウンタkが、第i番目のフレーズ指令のモーラ
数Mpiか、または20モーラを超えたか(k≧Mpi又は
k≧20か)否かを判別し、フレーズ内モーラ数カウン
タkが、第i番目のフレーズ指令のモーラ数Mpiか、ま
たは20モーラを超えていないときはステップST16
に戻って上記処理を繰り返す。
【0087】フレーズ内モーラ数カウンタkが、第i番
目のフレーズ指令のモーラ数Mpiか、または20モーラ
を超えた時に第i番目のフレーズ指令の処理が終了した
と判断してステップST20に進む。
目のフレーズ指令のモーラ数Mpiか、または20モーラ
を超えた時に第i番目のフレーズ指令の処理が終了した
と判断してステップST20に進む。
【0088】20モーラを超えると、前記式(2)から
も分かるように成分値は十分減衰していると考えること
ができるので、処理量削減のために、本実施形態では2
0モーラを制限値として設けている。
も分かるように成分値は十分減衰していると考えること
ができるので、処理量削減のために、本実施形態では2
0モーラを制限値として設けている。
【0089】第i番目のフレーズ指令に対する処理を終
了すると、ステップST20でモーラ総数カウンタsu
m_moraに第i番目のフレーズ指令のモーラ数Mpi
を加算し(sum_mora=sum_mora+Mp
i)、ステップST21でフレーズ指令カウンタiを1
インクリメントして(i=i+1)次のフレーズ指令に
対する処理を行う。
了すると、ステップST20でモーラ総数カウンタsu
m_moraに第i番目のフレーズ指令のモーラ数Mpi
を加算し(sum_mora=sum_mora+Mp
i)、ステップST21でフレーズ指令カウンタiを1
インクリメントして(i=i+1)次のフレーズ指令に
対する処理を行う。
【0090】ステップST22では、フレーズ指令カウ
ンタiがフレーズ指令数カウントI以上か(i≧Iか)
否かを判別し、i<Iのときは入力テキスト全音節に対
し処理が終了していないと判断してステップST14に
戻って全音節についての処理を繰り返していく。
ンタiがフレーズ指令数カウントI以上か(i≧Iか)
否かを判別し、i<Iのときは入力テキスト全音節に対
し処理が終了していないと判断してステップST14に
戻って全音節についての処理を繰り返していく。
【0091】上記の処理を第0番目のフレーズ指令から
第I−1番目のフレーズ指令に対して行い、i≧Iにな
ると入力テキスト全音節に対し処理が終了し、フレーズ
成分総和Ppowと入力テキストのモーラ総数sum_m
oraが得られる。
第I−1番目のフレーズ指令に対して行い、i≧Iにな
ると入力テキスト全音節に対し処理が終了し、フレーズ
成分総和Ppowと入力テキストのモーラ総数sum_m
oraが得られる。
【0092】次に、図4のフローチャートを参照してア
クセント成分総和の算出方法について説明する。
クセント成分総和の算出方法について説明する。
【0093】図4はアクセント成分総和算出のフローチ
ャートであり、前記図2のステップST5のサブルーチ
ンBに相当する処理である。
ャートであり、前記図2のステップST5のサブルーチ
ンBに相当する処理である。
【0094】まず、ステップST31及びステップST
32各パラメータの初期化を行う。初期化パラメータ
は、アクセント成分総和Apow、アクセント指令カウン
タjでありそれぞれを0に設定する(Apow=0,j=
0)。
32各パラメータの初期化を行う。初期化パラメータ
は、アクセント成分総和Apow、アクセント指令カウン
タjでありそれぞれを0に設定する(Apow=0,j=
0)。
【0095】次いで、ステップST33で第j番目のア
クセント指令に対して、ユーザの指定した抑揚レベルA
levelにあわせて次式(7)に従ってアクセント指令の
大きさを修正する。
クセント指令に対して、ユーザの指定した抑揚レベルA
levelにあわせて次式(7)に従ってアクセント指令の
大きさを修正する。
【0096】 Aai=Aai×Alevel …(7) 次いで、ステップST34で第j番目のアクセント指令
のアクセント型ACjが1か(ACj=1か)否かを判別
し、ACj=1でなければステップST35で第j番目
のアクセント指令のアクセント型ACjが0か(ACj=
0か)否かを判別する。
のアクセント型ACjが1か(ACj=1か)否かを判別
し、ACj=1でなければステップST35で第j番目
のアクセント指令のアクセント型ACjが0か(ACj=
0か)否かを判別する。
【0097】第j番目のアクセント指令のアクセント型
ACjが0の場合(平板型アクセント単語)は、ステッ
プST36でアクセント成分値をAai×θ×(Maj−
1)で近似し、ACjが1型の場合は、ステップST3
7でアクセント成分値をAai×θで近似し、それ以外の
場合は、ステップST38でアクセント成分値をAai×
θ×(ACj−1)で近似する。
ACjが0の場合(平板型アクセント単語)は、ステッ
プST36でアクセント成分値をAai×θ×(Maj−
1)で近似し、ACjが1型の場合は、ステップST3
7でアクセント成分値をAai×θで近似し、それ以外の
場合は、ステップST38でアクセント成分値をAai×
θ×(ACj−1)で近似する。
【0098】上記アクセント成分値による近似処理が終
了すると、ステップST39でアクセント成分総和Apo
wに上記各型におけるアクセント成分値powを加算し
(Apow=Apow+pow)、ステップST40でアクセ
ント指令カウンタjを1インクリメントして(j=j+
1)次のアクセント指令に対する処理を行う。
了すると、ステップST39でアクセント成分総和Apo
wに上記各型におけるアクセント成分値powを加算し
(Apow=Apow+pow)、ステップST40でアクセ
ント指令カウンタjを1インクリメントして(j=j+
1)次のアクセント指令に対する処理を行う。
【0099】ステップST41では、アクセント指令カ
ウンタjがアクセント指令数カウントJ以上か(j≧J
か)否かを判別し、j<Jのときは入力テキスト全音節
に対し処理が終了していないと判断してステップST3
3に戻って全音節についての処理を繰り返していく。
ウンタjがアクセント指令数カウントJ以上か(j≧J
か)否かを判別し、j<Jのときは入力テキスト全音節
に対し処理が終了していないと判断してステップST3
3に戻って全音節についての処理を繰り返していく。
【0100】上記の処理を第0番目のアクセント指令か
ら第J−1番目のアクセント指令に対して行い、j≧J
になると入力テキスト全音節に対し処理が終了し、アク
セント成分総和Apowが得られる。
ら第J−1番目のアクセント指令に対して行い、j≧J
になると入力テキスト全音節に対し処理が終了し、アク
セント成分総和Apowが得られる。
【0101】上述したアクセント成分総和フローによる
動作の具体例について説明する。
動作の具体例について説明する。
【0102】東京方言における単語アクセントは、単語
を構成する音節(モーラ)の音の高低の配置によって記
述される。nモーラからなる単語には(n+1)個のア
クセント型があり、どのモーラにアクセント核があるか
が指定されればその型が決まる。一般には、語頭から数
えたアクセント型のあるモーラ位置によってその型を表
わす。アクセント核のない単語は0型である。
を構成する音節(モーラ)の音の高低の配置によって記
述される。nモーラからなる単語には(n+1)個のア
クセント型があり、どのモーラにアクセント核があるか
が指定されればその型が決まる。一般には、語頭から数
えたアクセント型のあるモーラ位置によってその型を表
わす。アクセント核のない単語は0型である。
【0103】図5は、5モーラからなる単語の各アクセ
ント型に対応する点ピッチパタン(母音重心点における
ピッチの遷移)を示す図である。
ント型に対応する点ピッチパタン(母音重心点における
ピッチの遷移)を示す図である。
【0104】図5に示すように、単語の点ピッチパタン
は、低ピッチで始まり、第2モーラで上昇して、アクセ
ント核を有するモーラから次のモーラにかけて大きく下
降し、最終ピッチに落ち着くのが基本的なパタンであ
る。但し、1型では第1モーラから高く始まり、nモー
ラ単語のn型と0型ではピッチの大きな下降がない。こ
れをさらに簡略化して、0型アクセント単語「パソコ
ン」と1型アクセント単語「金属」と2型アクセント単
語「井戸水」と3型アクセント単語「髪の毛」の、簡略
化したアクセント関数を図6に示す。
は、低ピッチで始まり、第2モーラで上昇して、アクセ
ント核を有するモーラから次のモーラにかけて大きく下
降し、最終ピッチに落ち着くのが基本的なパタンであ
る。但し、1型では第1モーラから高く始まり、nモー
ラ単語のn型と0型ではピッチの大きな下降がない。こ
れをさらに簡略化して、0型アクセント単語「パソコ
ン」と1型アクセント単語「金属」と2型アクセント単
語「井戸水」と3型アクセント単語「髪の毛」の、簡略
化したアクセント関数を図6に示す。
【0105】図6はアクセント型による簡易ピッチパタ
ン比較を示す図である。
ン比較を示す図である。
【0106】図6に示すように、平板型アクセント単語
は最終音節終了時点でピッチ下降が発生するとし、起伏
型アクセント単語はアクセント核の存在する音節終了時
点でピッチ下降が発生するとする。したがって、図6に
示したように、アクセント成分の立ち上がり・立ち下が
りの遅延を無視すると前述したような近似が可能とな
る。
は最終音節終了時点でピッチ下降が発生するとし、起伏
型アクセント単語はアクセント核の存在する音節終了時
点でピッチ下降が発生するとする。したがって、図6に
示したように、アクセント成分の立ち上がり・立ち下が
りの遅延を無視すると前述したような近似が可能とな
る。
【0107】以上説明したように、第1の実施形態に係
る音声合成装置は、パラメータ生成部300が、中間言
語解析部301、フレーズ指令決定部302、アクセン
ト指令決定部303、音韻継続時間決定部304、音韻
パワー決定部305、ピッチパタン生成部306、及び
基底ピッチ決定部307を備え、フレーズ指令の生起時
点T0iと大きさApi、アクセント指令の開始時点T1j,
終了時点T2jと大きさAajが算出された後、基底ピッチ
決定部307では、ピッチパタンの概算からフレーズ成
分総和Ppowとアクセント成分総和Apowの平均値ave
powを算出し、この平均値avepowと基底ピッチ
との加算値が常に一定となるように基底ピッチを決定す
るように構成したので、文章毎の平均ピッチのばらつき
が抑制でき、聞き易い合成音声を生成することができ
る。
る音声合成装置は、パラメータ生成部300が、中間言
語解析部301、フレーズ指令決定部302、アクセン
ト指令決定部303、音韻継続時間決定部304、音韻
パワー決定部305、ピッチパタン生成部306、及び
基底ピッチ決定部307を備え、フレーズ指令の生起時
点T0iと大きさApi、アクセント指令の開始時点T1j,
終了時点T2jと大きさAajが算出された後、基底ピッチ
決定部307では、ピッチパタンの概算からフレーズ成
分総和Ppowとアクセント成分総和Apowの平均値ave
powを算出し、この平均値avepowと基底ピッチ
との加算値が常に一定となるように基底ピッチを決定す
るように構成したので、文章毎の平均ピッチのばらつき
が抑制でき、聞き易い合成音声を生成することができ
る。
【0108】すなわち、従来では入力テキストの単語構
成によっては声の高さが上下にばらつき非常に聞きづら
いという問題があったが、本実施形態では、どのような
入力テキストの単語構成であっても、声の高さが上下せ
ず平均ピッチの変動も抑制でき、聞き易い合成音声を生
成することが可能となる。
成によっては声の高さが上下にばらつき非常に聞きづら
いという問題があったが、本実施形態では、どのような
入力テキストの単語構成であっても、声の高さが上下せ
ず平均ピッチの変動も抑制でき、聞き易い合成音声を生
成することが可能となる。
【0109】なお、第1の実施形態では、基底ピッチ決
定のための定数を0.5(図2のステップST7参照)
としているが、これに限定されるものではない。また、
処理量削減のための一例として、フレーズ成分総和を求
める際に20モーラで処理を打ち切っているが、厳密に
計算するようにしてもよいことは勿論である。 第2の実施形態 第1の実施形態は、フレーズ成分とアクセント成分の総
和の平均値を算出し、この平均値と基底ピッチとの加算
値が常に一定となるように基底ピッチを決定していた。
第2の実施形態では、算出されたフレーズ成分とアクセ
ント成分とから文全体としてのピッチパタンの最大値と
最小値の差分を求め、この値が指定された抑揚になるよ
うにフレーズ成分とアクセント成分の大きさを修正する
ものである。
定のための定数を0.5(図2のステップST7参照)
としているが、これに限定されるものではない。また、
処理量削減のための一例として、フレーズ成分総和を求
める際に20モーラで処理を打ち切っているが、厳密に
計算するようにしてもよいことは勿論である。 第2の実施形態 第1の実施形態は、フレーズ成分とアクセント成分の総
和の平均値を算出し、この平均値と基底ピッチとの加算
値が常に一定となるように基底ピッチを決定していた。
第2の実施形態では、算出されたフレーズ成分とアクセ
ント成分とから文全体としてのピッチパタンの最大値と
最小値の差分を求め、この値が指定された抑揚になるよ
うにフレーズ成分とアクセント成分の大きさを修正する
ものである。
【0110】図7は本発明の第2の実施形態に係る音声
合成装置のパラメータ生成部の構成を示すブロック図で
ある。本発明の特徴部分は、第1の実施形態と同様にピ
ッチパタン生成方法にある。前記図13に示すテキスト
解析部101、単語辞書104、波形生成部103、素
片辞書105は従来技術のものと同一でよい。
合成装置のパラメータ生成部の構成を示すブロック図で
ある。本発明の特徴部分は、第1の実施形態と同様にピ
ッチパタン生成方法にある。前記図13に示すテキスト
解析部101、単語辞書104、波形生成部103、素
片辞書105は従来技術のものと同一でよい。
【0111】図7において、パラメータ生成部400
は、中間言語解析部401、フレーズ指令算出部40
2、アクセント指令算出部403、音韻継続時間決定部
404、音韻パワー決定部405、ピッチパタン生成部
406、ピーク検出部407(算出手段)、及び抑揚制
御部508(修正手段)から構成される。
は、中間言語解析部401、フレーズ指令算出部40
2、アクセント指令算出部403、音韻継続時間決定部
404、音韻パワー決定部405、ピッチパタン生成部
406、ピーク検出部407(算出手段)、及び抑揚制
御部508(修正手段)から構成される。
【0112】パラメータ生成部400への入力は、従来
例と同じく韻律記号の付加された中間言語である。ま
た、ユーザの好みや利用形態などにより、声の高さやイ
ントネーションの大きさを示す抑揚などの発声パラメー
タを外部から指定する場合もある。
例と同じく韻律記号の付加された中間言語である。ま
た、ユーザの好みや利用形態などにより、声の高さやイ
ントネーションの大きさを示す抑揚などの発声パラメー
タを外部から指定する場合もある。
【0113】中間言語は、まず中間言語解析部401に
入力され、中間言語解析部401で音韻記号、単語区切
り記号、アクセント記号などの解釈が行われ、必要なパ
ラメータという形式に変換されて、それぞれフレーズ指
令算出部402、アクセント指令算出部403、音韻継
続時間決定部404、音韻パワー決定部405に出力さ
れる。この時のパラメータについては後述する。
入力され、中間言語解析部401で音韻記号、単語区切
り記号、アクセント記号などの解釈が行われ、必要なパ
ラメータという形式に変換されて、それぞれフレーズ指
令算出部402、アクセント指令算出部403、音韻継
続時間決定部404、音韻パワー決定部405に出力さ
れる。この時のパラメータについては後述する。
【0114】フレーズ指令算出部402は、入力された
パラメータからフレーズ指令の生起時点T0iと大きさA
piを算出し、抑揚制御部408とピーク検出部407に
出力する。
パラメータからフレーズ指令の生起時点T0iと大きさA
piを算出し、抑揚制御部408とピーク検出部407に
出力する。
【0115】アクセント指令算出部403は、入力され
たパラメータからアクセント指令の開始時点T1j、終了
時点T2j及び大きさAajを算出し、抑揚制御部408と
ピーク検出部407に出力する。この時点では、フレー
ズ指令の大きさApi及びアクセント指令の大きさAajは
確定していない。
たパラメータからアクセント指令の開始時点T1j、終了
時点T2j及び大きさAajを算出し、抑揚制御部408と
ピーク検出部407に出力する。この時点では、フレー
ズ指令の大きさApi及びアクセント指令の大きさAajは
確定していない。
【0116】音韻継続時間決定部404は、入力された
パラメータから音韻それぞれの持続時間を算出し、波形
生成部103に出力する。この時、ユーザにより発声速
度の指定があった場合、この発声速度の指定は音韻継続
時間決定部404に入力され、発声速度指定値を加味し
た音韻継続時間が出力される。
パラメータから音韻それぞれの持続時間を算出し、波形
生成部103に出力する。この時、ユーザにより発声速
度の指定があった場合、この発声速度の指定は音韻継続
時間決定部404に入力され、発声速度指定値を加味し
た音韻継続時間が出力される。
【0117】音韻パワー決定部405は、入力されたパ
ラメータから音韻それぞれの振幅形状を算出し、波形生
成部103に出力する。
ラメータから音韻それぞれの振幅形状を算出し、波形生
成部103に出力する。
【0118】ピーク検出部407は、フレーズ指令算出
部402、アクセント指令算出部403から出力される
パラメータを用いて、ピッチ周波数の最大値及び最小値
を算出し、その結果を抑揚制御部408に出力する。
部402、アクセント指令算出部403から出力される
パラメータを用いて、ピッチ周波数の最大値及び最小値
を算出し、その結果を抑揚制御部408に出力する。
【0119】抑揚制御部408には、フレーズ指令算出
部402からのフレーズ指令の大きさ、アクセント指令
算出部403からのアクセント指令の大きさ、ピーク検
出部407からのフレーズ成分、アクセント成分の重畳
結果の最大値・最小値、さらにユーザから指定される抑
揚レベルが入力される。
部402からのフレーズ指令の大きさ、アクセント指令
算出部403からのアクセント指令の大きさ、ピーク検
出部407からのフレーズ成分、アクセント成分の重畳
結果の最大値・最小値、さらにユーザから指定される抑
揚レベルが入力される。
【0120】抑揚制御部408は、これらのパラメータ
を用いて、フレーズ指令・アクセント指令の大きさを必
要があれば修正する機能を持ち、その結果をピッチパタ
ン生成部406に出力する。
を用いて、フレーズ指令・アクセント指令の大きさを必
要があれば修正する機能を持ち、その結果をピッチパタ
ン生成部406に出力する。
【0121】ピッチパタン生成部406は、抑揚制御部
408から入力されたパラメータと、ユーザから指定さ
れる声の高さ指令レベルとから、前記式(1)〜式
(3)に従いピッチパタンを生成し、波形生成部103
に出力する。
408から入力されたパラメータと、ユーザから指定さ
れる声の高さ指令レベルとから、前記式(1)〜式
(3)に従いピッチパタンを生成し、波形生成部103
に出力する。
【0122】以下、上述のように構成された音声合成装
置及び規則音声合成方法の動作を説明する。本実施形態
における特徴部分は、パラメータ生成部400内の処理
であり、それ以外の処理については省略する。
置及び規則音声合成方法の動作を説明する。本実施形態
における特徴部分は、パラメータ生成部400内の処理
であり、それ以外の処理については省略する。
【0123】まず、ユーザはあらかじめ自分の好みや利
用形態の制約などにより、声の高さや抑揚などの声質制
御のためのパラメータを指定する。ここでは特にピッチ
パタン生成に関わるパラメータに注目して述べるが、他
にも、発声速度や声の大きさといったパラメータも考え
られる。ユーザが特に指定しない場合は、あらかじめ定
められた値(デフォルト値)が指定値として設定され
る。
用形態の制約などにより、声の高さや抑揚などの声質制
御のためのパラメータを指定する。ここでは特にピッチ
パタン生成に関わるパラメータに注目して述べるが、他
にも、発声速度や声の大きさといったパラメータも考え
られる。ユーザが特に指定しない場合は、あらかじめ定
められた値(デフォルト値)が指定値として設定され
る。
【0124】図7に示すように、指定された声質制御用
パラメータのうち抑揚指定値はパラメータ生成部400
内部の抑揚制御部408に、声の高さ指定値はピッチパ
タン生成部406にそれぞれ送られる。抑揚指定値は、
イントネーションの強さを調整する(抑揚の強弱)パラ
メータであり、例えば、算出されたフレーズ指令・アク
セント指令の重畳結果が指定値となるように、フレーズ
指令・アクセント指令の大きさを修正するといった操作
に関わる。一方、声の高さ指定値は、全体の声の高さを
調整するパラメータであり、例えば、基底ピッチFmin
を直接設定するといった操作に関わる。これらのパラメ
ータの詳細については後述する。
パラメータのうち抑揚指定値はパラメータ生成部400
内部の抑揚制御部408に、声の高さ指定値はピッチパ
タン生成部406にそれぞれ送られる。抑揚指定値は、
イントネーションの強さを調整する(抑揚の強弱)パラ
メータであり、例えば、算出されたフレーズ指令・アク
セント指令の重畳結果が指定値となるように、フレーズ
指令・アクセント指令の大きさを修正するといった操作
に関わる。一方、声の高さ指定値は、全体の声の高さを
調整するパラメータであり、例えば、基底ピッチFmin
を直接設定するといった操作に関わる。これらのパラメ
ータの詳細については後述する。
【0125】パラメータ生成部400に入力された中間
言語は、中間言語解析部401に送られ入力文字列の解
析が行われる。ここでの解析単位として仮に1文章単位
とする。1文章に対応する中間言語から、フレーズ指令
の数とそれぞれのフレーズ指令のモーラ数などの情報が
フレーズ指令算出部402に送られ、アクセント指令の
数とそれぞれのアクセント指令のモーラ数・アクセント
型などの情報がアクセント指令算出部403に送られ
る。
言語は、中間言語解析部401に送られ入力文字列の解
析が行われる。ここでの解析単位として仮に1文章単位
とする。1文章に対応する中間言語から、フレーズ指令
の数とそれぞれのフレーズ指令のモーラ数などの情報が
フレーズ指令算出部402に送られ、アクセント指令の
数とそれぞれのアクセント指令のモーラ数・アクセント
型などの情報がアクセント指令算出部403に送られ
る。
【0126】また、音韻文字列などは、音韻継続時間決
定部404、音韻パワー決定部405に送られ音韻ある
いは音節それぞれの継続時間・振幅値などが算出され、
波形生成部103に送られる。
定部404、音韻パワー決定部405に送られ音韻ある
いは音節それぞれの継続時間・振幅値などが算出され、
波形生成部103に送られる。
【0127】フレーズ指令算出部402では、フレーズ
指令の大きさと生起時点が算出される。アクセント指令
算出部403では、アクセント指令の大きさと開始・終
了時点が算出される。それぞれの算出方法は、例えば音
韻文字列の並びなどから規則で与える場合や、統計的な
手法で予測する場合など、様々な方法があるがここでは
特に限定しない。
指令の大きさと生起時点が算出される。アクセント指令
算出部403では、アクセント指令の大きさと開始・終
了時点が算出される。それぞれの算出方法は、例えば音
韻文字列の並びなどから規則で与える場合や、統計的な
手法で予測する場合など、様々な方法があるがここでは
特に限定しない。
【0128】しかるべき処理によって算出されたフレー
ズ指令・アクセント指令の制御パラメータはピーク検出
部407と抑揚制御部408に送られる。
ズ指令・アクセント指令の制御パラメータはピーク検出
部407と抑揚制御部408に送られる。
【0129】ピーク検出部407では、前記式(1)〜
式(3)を用いて、基底ピッチFminを除いたピッチパ
タンの最大値と最小値が計算され、その結果が抑揚制御
部408に送られる。
式(3)を用いて、基底ピッチFminを除いたピッチパ
タンの最大値と最小値が計算され、その結果が抑揚制御
部408に送られる。
【0130】抑揚制御部408では、フレーズ指令算出
部402とアクセント指令算出部403で求められたフ
レーズ指令の大きさとアクセント指令の大きさを、ピー
ク検出部407で求められたピッチパタンの最大値・最
小値を用いて修正する処理が行われる。
部402とアクセント指令算出部403で求められたフ
レーズ指令の大きさとアクセント指令の大きさを、ピー
ク検出部407で求められたピッチパタンの最大値・最
小値を用いて修正する処理が行われる。
【0131】ユーザから指定される抑揚制御パラメータ
は、例えば、5段階で{0.8,0.6,0.5,0.
4,0.2}と規定された値のうちいずれかが抑揚制御
部408に設定される。これらの値は、抑揚成分を直接
規定するものであり、レベル1の0.8の場合、先に求
められたピッチパタン最大値と最小値の差分値が0.8
になるように修正を行うことを意味する。ユーザからの
抑揚指定がない場合は、上記5段階のデフォルトとして
規定された値を用いて修正する。
は、例えば、5段階で{0.8,0.6,0.5,0.
4,0.2}と規定された値のうちいずれかが抑揚制御
部408に設定される。これらの値は、抑揚成分を直接
規定するものであり、レベル1の0.8の場合、先に求
められたピッチパタン最大値と最小値の差分値が0.8
になるように修正を行うことを意味する。ユーザからの
抑揚指定がない場合は、上記5段階のデフォルトとして
規定された値を用いて修正する。
【0132】この処理が施された後のフレーズ指令・ア
クセント指令それぞれの大きさA′pi、A′ajと、それ
ぞれの開始時点、終了時点T0i、T1j、T2jがピッチパ
タン生成部406に送られる。
クセント指令それぞれの大きさA′pi、A′ajと、それ
ぞれの開始時点、終了時点T0i、T1j、T2jがピッチパ
タン生成部406に送られる。
【0133】ピッチパタン生成部406では、ユーザか
ら指定された基底ピッチFminと抑揚制御部408から
送られたパラメータを用いて前記式(1)〜式(3)に
従ってピッチパタンを生成し、波形生成部103に送
る。
ら指定された基底ピッチFminと抑揚制御部408から
送られたパラメータを用いて前記式(1)〜式(3)に
従ってピッチパタンを生成し、波形生成部103に送
る。
【0134】次に、フレーズ指令・アクセント指令の大
きさ修正までの動作についてフローチャートを参照して
詳細に説明する。
きさ修正までの動作についてフローチャートを参照して
詳細に説明する。
【0135】図8は抑制制御のフローチャートであり、
図8のサブルーチンとして図10〜図12の各フローが
ある。これらのフローチャートに示す処理は、抑揚制御
部408の機能であり、フレーズ指令算出部402にお
いて算出されたフレーズ指令の大きさApiとアクセント
指令算出部403において算出されたアクセント指令の
大きさAajを、ユーザによって指定された抑揚制御パラ
メータAlevelによって修正を行い、修正後のフレーズ
指令の大きさA′piとアクセント指令の大きさA′ajを
得る部分についての流れである。
図8のサブルーチンとして図10〜図12の各フローが
ある。これらのフローチャートに示す処理は、抑揚制御
部408の機能であり、フレーズ指令算出部402にお
いて算出されたフレーズ指令の大きさApiとアクセント
指令算出部403において算出されたアクセント指令の
大きさAajを、ユーザによって指定された抑揚制御パラ
メータAlevelによって修正を行い、修正後のフレーズ
指令の大きさA′piとアクセント指令の大きさA′ajを
得る部分についての流れである。
【0136】まず、ステップST51〜ステップST5
3で各パラメータの初期化を行う。フレーズ・アクセン
ト重畳成分の最大値を格納するためのPOWmaxは0
に、最小値を格納するためのPOWminは無限大に近い
数値(例えば、1.0exp50)に、モーラ数カウン
タkは0にそれぞれ初期化する(POWmax=0,PO
Wmin=∞,k=0)。
3で各パラメータの初期化を行う。フレーズ・アクセン
ト重畳成分の最大値を格納するためのPOWmaxは0
に、最小値を格納するためのPOWminは無限大に近い
数値(例えば、1.0exp50)に、モーラ数カウン
タkは0にそれぞれ初期化する(POWmax=0,PO
Wmin=∞,k=0)。
【0137】次いで、ステップST54で入力テキスト
中の第kモーラに対してフレーズ・アクセント重畳成分
値の算出を行う。第1の実施形態と同様に、モーラ単位
での成分値算出により処理量の節約を行っている。前述
したように、第kモーラの発声開始時刻からの相対時刻
tは0.15×kで表わせる(t=0.15×k)。
中の第kモーラに対してフレーズ・アクセント重畳成分
値の算出を行う。第1の実施形態と同様に、モーラ単位
での成分値算出により処理量の節約を行っている。前述
したように、第kモーラの発声開始時刻からの相対時刻
tは0.15×kで表わせる(t=0.15×k)。
【0138】次いで、ステップST55でフレーズ成分
値PHRを算出し、ステップST56でアクセント成分
値ACCを算出する。フレーズ成分値PHR算出につい
ては図10(ルーチンC)で、アクセント成分値ACC
算出については図11(ルーチンD)でそれぞれ後述す
る。
値PHRを算出し、ステップST56でアクセント成分
値ACCを算出する。フレーズ成分値PHR算出につい
ては図10(ルーチンC)で、アクセント成分値ACC
算出については図11(ルーチンD)でそれぞれ後述す
る。
【0139】次いで、ステップST57で第kモーラに
おけるフレーズ・アクセント重畳成分値POWsumを次
式(8)に従って求める。
おけるフレーズ・アクセント重畳成分値POWsumを次
式(8)に従って求める。
【0140】 POWsum=PHR+ACC …(8) 次いで、ステップST58〜ステップST63でフレー
ズ・アクセント重畳成分の最大値POWmaxと最小値P
OWminの更新を行う。
ズ・アクセント重畳成分の最大値POWmaxと最小値P
OWminの更新を行う。
【0141】すなわち、ステップST58でフレーズ・
アクセント重畳成分値POWsumがフレーズ・アクセン
ト重畳成分の最大値POWmaxより大きいか(POWsum
>POWmaxか)否かを判別し、POWsum>POWmax
のときはフレーズ・アクセント重畳成分値POWsumが
フレーズ・アクセント重畳成分の最大値POWmaxを超
えたと判断してステップST59でフレーズ・アクセン
ト重畳成分値POWsumをフレーズ・アクセント重畳成
分の最大値POWmaxとしてステップST60に進む。
POWsum≦POWmaxのときはフレーズ・アクセント重
畳成分値POWsumがフレーズ・アクセント重畳成分の
最大値POWmaxを超えていないのでそのままステップ
ST60に進む。
アクセント重畳成分値POWsumがフレーズ・アクセン
ト重畳成分の最大値POWmaxより大きいか(POWsum
>POWmaxか)否かを判別し、POWsum>POWmax
のときはフレーズ・アクセント重畳成分値POWsumが
フレーズ・アクセント重畳成分の最大値POWmaxを超
えたと判断してステップST59でフレーズ・アクセン
ト重畳成分値POWsumをフレーズ・アクセント重畳成
分の最大値POWmaxとしてステップST60に進む。
POWsum≦POWmaxのときはフレーズ・アクセント重
畳成分値POWsumがフレーズ・アクセント重畳成分の
最大値POWmaxを超えていないのでそのままステップ
ST60に進む。
【0142】ステップST60では、フレーズ・アクセ
ント重畳成分値POWsumがフレーズ・アクセント重畳
成分の最小値POWminより小さいか(POWsum<最小
値POWminか)否かを判別し、POWsum<POWmin
のときはフレーズ・アクセント重畳成分値POWsumが
フレーズ・アクセント重畳成分の最小値POWminを超
えたと判断してステップST61でフレーズ・アクセン
ト重畳成分値POWsumをフレーズ・アクセント重畳成
分の最小値POWminとしてステップST62に進む。
POWsum≧最小値POWminのときはフレーズ・アクセ
ント重畳成分値POWsumがフレーズ・アクセント重畳
成分の最小値POWminを超えていないのでそのままス
テップST62に進む。
ント重畳成分値POWsumがフレーズ・アクセント重畳
成分の最小値POWminより小さいか(POWsum<最小
値POWminか)否かを判別し、POWsum<POWmin
のときはフレーズ・アクセント重畳成分値POWsumが
フレーズ・アクセント重畳成分の最小値POWminを超
えたと判断してステップST61でフレーズ・アクセン
ト重畳成分値POWsumをフレーズ・アクセント重畳成
分の最小値POWminとしてステップST62に進む。
POWsum≧最小値POWminのときはフレーズ・アクセ
ント重畳成分値POWsumがフレーズ・アクセント重畳
成分の最小値POWminを超えていないのでそのままス
テップST62に進む。
【0143】次いで、ステップST62でモーラ数カウ
ンタkを1インクリメントして(k=k+1)次モーラ
の処理を同様に行っていく。ステップST63でモーラ
数カウンタkが入力テキストのモーラ総数sum_mo
ra以上か(k≧sum_moraか)否かを判別し、
k<sum_moraのときは入力テキスト全音節に対
し処理が終了していないと判断してステップST54に
戻って全音節についての処理を繰り返していく。
ンタkを1インクリメントして(k=k+1)次モーラ
の処理を同様に行っていく。ステップST63でモーラ
数カウンタkが入力テキストのモーラ総数sum_mo
ra以上か(k≧sum_moraか)否かを判別し、
k<sum_moraのときは入力テキスト全音節に対
し処理が終了していないと判断してステップST54に
戻って全音節についての処理を繰り返していく。
【0144】こうして、入力テキストの総モーラ数su
m_moraを超えた(k≧sum_mora)時点で
最大値POWmaxと最小値POWminが確定され、ステッ
プST64で次のフレーズ成分・アクセント成分修正処
理に移行して本フローを終了する。フレーズ成分・アク
セント成分修正処理については図12(ルーチンE)で
後述する。
m_moraを超えた(k≧sum_mora)時点で
最大値POWmaxと最小値POWminが確定され、ステッ
プST64で次のフレーズ成分・アクセント成分修正処
理に移行して本フローを終了する。フレーズ成分・アク
セント成分修正処理については図12(ルーチンE)で
後述する。
【0145】以上の処理によって得られた最大値・最小
値を図に示すと図9に示すようになる。図9はモーラ単
位によるピッチパタン最大値・最小値を示す図である。
値を図に示すと図9に示すようになる。図9はモーラ単
位によるピッチパタン最大値・最小値を示す図である。
【0146】次に、図10のフローチャートを参照して
フレーズ成分値算出方法について説明する。
フレーズ成分値算出方法について説明する。
【0147】図10はフレーズ成分値PHR算出のフロ
ーチャートであり、前記図8のステップST55のサブ
ルーチンCに相当する処理である。
ーチャートであり、前記図8のステップST55のサブ
ルーチンCに相当する処理である。
【0148】第kモーラにおけるフレーズ成分値PHR
を求めるために、まず、ステップST71でフレーズ指
令カウンタiを0に初期化し(i=0)、ステップST
72でフレーズ成分値PHRを0に初期化する(PHR
=0)。
を求めるために、まず、ステップST71でフレーズ指
令カウンタiを0に初期化し(i=0)、ステップST
72でフレーズ成分値PHRを0に初期化する(PHR
=0)。
【0149】次いで、ステップST73で現時刻tが第
1番目のフレーズ指令の生起時刻T0i以上か(t≧T0i
か)否かを判別し、t<T0iのときは現時刻tよりも第
i番目のフレーズ指令の生起時刻T0iが時間的に後であ
り、第i番目以降のフレーズ指令に関しては影響がない
と判断して処理を中止し本フローを終了する。
1番目のフレーズ指令の生起時刻T0i以上か(t≧T0i
か)否かを判別し、t<T0iのときは現時刻tよりも第
i番目のフレーズ指令の生起時刻T0iが時間的に後であ
り、第i番目以降のフレーズ指令に関しては影響がない
と判断して処理を中止し本フローを終了する。
【0150】t≧T0iのときはステップST74で次式
(9)に従って第i番目のフレーズ成分PHRを算出す
る。
(9)に従って第i番目のフレーズ成分PHRを算出す
る。
【0151】 PHR=PHR+Api×Gpi(t−T0i) …(9) 第i番目のフレーズ指令に対する処理を終了すると、ス
テップST75でフレーズ指令カウンタiを1インクリ
メントして(i=i+1)次のフレーズ指令に対する処
理を行う。ステップST76では、フレーズ指令カウン
タiがフレーズ指令数カウントI以上か(i≧Iか)否
かを判別し、i<Iのときは入力テキスト全音節に対し
処理が終了していないと判断してステップST73に戻
って全音節についての処理を繰り返していく。
テップST75でフレーズ指令カウンタiを1インクリ
メントして(i=i+1)次のフレーズ指令に対する処
理を行う。ステップST76では、フレーズ指令カウン
タiがフレーズ指令数カウントI以上か(i≧Iか)否
かを判別し、i<Iのときは入力テキスト全音節に対し
処理が終了していないと判断してステップST73に戻
って全音節についての処理を繰り返していく。
【0152】上記の処理を現時刻tにおいて第0番目の
フレーズ指令から第I−1番目のフレーズ指令に対して
フレーズ成分の大きさをPHRに加算していく。i≧I
になると入力テキスト全音節に対し処理が終了し、最終
フレーズ第I−1番目の処理を終えた時点で、第kモー
ラにおけるフレーズ成分値PHRが求められる。
フレーズ指令から第I−1番目のフレーズ指令に対して
フレーズ成分の大きさをPHRに加算していく。i≧I
になると入力テキスト全音節に対し処理が終了し、最終
フレーズ第I−1番目の処理を終えた時点で、第kモー
ラにおけるフレーズ成分値PHRが求められる。
【0153】次に、図11のフローチャートを参照して
アクセント成分値算出方法について説明する。
アクセント成分値算出方法について説明する。
【0154】図11はアクセント成分値ACC算出のフ
ローチャートであり、前記図8のステップST56のサ
ブルーチンDに相当する処理である。
ローチャートであり、前記図8のステップST56のサ
ブルーチンDに相当する処理である。
【0155】フレーズ指令の場合と同様に、第kモーラ
におけるアクセント成分値ACCを求めるために、ま
ず、ステップST81でアクセント指令カウンタjを0
に初期化し(j=0)、ステップST82でアクセント
成分値ACCを0に初期化する(ACC=0)。
におけるアクセント成分値ACCを求めるために、ま
ず、ステップST81でアクセント指令カウンタjを0
に初期化し(j=0)、ステップST82でアクセント
成分値ACCを0に初期化する(ACC=0)。
【0156】次いで、ステップST83で現時刻tが第
j番目のアクセント指令の立ち上げ時刻T1j以上か(t
≧T1jか)否かを判別し、t<T1jのときは現時刻tよ
りも第j番目のアクセント指令の立ち上げ時刻T1jが時
間的に後であり、第j番目以降のアクセント指令に関し
ては影響がないと判断して処理を中止し本フローを終了
する。
j番目のアクセント指令の立ち上げ時刻T1j以上か(t
≧T1jか)否かを判別し、t<T1jのときは現時刻tよ
りも第j番目のアクセント指令の立ち上げ時刻T1jが時
間的に後であり、第j番目以降のアクセント指令に関し
ては影響がないと判断して処理を中止し本フローを終了
する。
【0157】t≧T1jのときはステップST84で次式
(10)に従って現時刻tにおいて第0番目のアクセン
ト指令から第J−1番目のアクセント指令に対してアク
セント成分の大きさをACCに加算していく。
(10)に従って現時刻tにおいて第0番目のアクセン
ト指令から第J−1番目のアクセント指令に対してアク
セント成分の大きさをACCに加算していく。
【0158】 ACC=ACC+Aaj×{Gaj(t−T1j)−Gaj(t−T2j)} …(10) 第j番目のアクセント指令に対する処理を終了すると、
ステップST85でアクセント指令カウンタjを1イン
クリメントして(j=j+1)次のアクセント指令に対
する処理を行う。ステップST86では、アクセント指
令カウンタjがアクセント指令数カウントJ以上か(j
≧Jか)否かを判別し、j<Jのときは入力テキスト全
音節に対し処理が終了していないと判断してステップS
T83に戻って全音節についての処理を繰り返してい
く。
ステップST85でアクセント指令カウンタjを1イン
クリメントして(j=j+1)次のアクセント指令に対
する処理を行う。ステップST86では、アクセント指
令カウンタjがアクセント指令数カウントJ以上か(j
≧Jか)否かを判別し、j<Jのときは入力テキスト全
音節に対し処理が終了していないと判断してステップS
T83に戻って全音節についての処理を繰り返してい
く。
【0159】上記の処理を現時刻tにおいて第0番目の
アクセント指令から第J−1番目のアクセント指令に対
してアクセント成分の大きさをACCに加算していく。
j≧Jになると入力テキスト全音節に対し処理が終了
し、最終アクセント第J−1番目の処理を終えた時点
で、第kモーラにおけるアクセント成分値ACCが求め
られる。
アクセント指令から第J−1番目のアクセント指令に対
してアクセント成分の大きさをACCに加算していく。
j≧Jになると入力テキスト全音節に対し処理が終了
し、最終アクセント第J−1番目の処理を終えた時点
で、第kモーラにおけるアクセント成分値ACCが求め
られる。
【0160】次に、図12のフローチャートを参照して
フレーズ成分・アクセント成分修正方法について説明す
る。
フレーズ成分・アクセント成分修正方法について説明す
る。
【0161】図12はフレーズ成分・アクセント成分修
正のフローチャートであり、前記図8のステップST6
4のサブルーチンEに相当する処理である。
正のフローチャートであり、前記図8のステップST6
4のサブルーチンEに相当する処理である。
【0162】まず、ステップST91でフレーズ成分・
アクセント成分を修正するための乗数dを次式(11)
により算出する。
アクセント成分を修正するための乗数dを次式(11)
により算出する。
【0163】 d=Alevel/(POWmax−POWmin) …(11) 次いで、ステップST92でフレーズ指令カウンタiを
0に初期化し(i=0)、ステップST93で第i番目
のフレーズ指令のフレーズ成分値Apiに対して上記乗数
dを乗算し、処理が施されたフレーズ成分A′piを算出
する(A′pi=Api×d)。
0に初期化し(i=0)、ステップST93で第i番目
のフレーズ指令のフレーズ成分値Apiに対して上記乗数
dを乗算し、処理が施されたフレーズ成分A′piを算出
する(A′pi=Api×d)。
【0164】次いで、ステップST94でフレーズ指令
カウンタiを1インクリメントし(i=i+1)、ステ
ップST95でフレーズ指令カウンタiがフレーズ指令
数カウントI以上か(i≧Iか)否かを判別し、i<I
のときは入力テキスト全音節に対し処理が終了していな
いと判断してステップST93に戻って全フレーズにつ
いての処理を繰り返していく。
カウンタiを1インクリメントし(i=i+1)、ステ
ップST95でフレーズ指令カウンタiがフレーズ指令
数カウントI以上か(i≧Iか)否かを判別し、i<I
のときは入力テキスト全音節に対し処理が終了していな
いと判断してステップST93に戻って全フレーズにつ
いての処理を繰り返していく。
【0165】i≧Iのときはアクセント成分修正処理の
ため、ステップST96でアクセント指令カウンタjを
0に初期化し(j=0)、ステップST97で第j番目
のアクセント指令のアクセント成分値Aajに対して上記
乗数dを乗算し、処理が施されたアクセント成分A′aj
を算出する(A′aj=Aaj×d)。
ため、ステップST96でアクセント指令カウンタjを
0に初期化し(j=0)、ステップST97で第j番目
のアクセント指令のアクセント成分値Aajに対して上記
乗数dを乗算し、処理が施されたアクセント成分A′aj
を算出する(A′aj=Aaj×d)。
【0166】次いで、ステップST97でアクセント指
令カウンタjを1インクリメントし(j=j+1)、ス
テップST98でアクセント指令カウンタjがアクセン
ト指令数カウントJ以上か(j≧Jか)否かを判別す
る。j<Jのときは入力テキスト全音節に対し処理が終
了していないと判断してステップST97に戻って全音
節についての処理を繰り返し、j≧Jのときはフレーズ
成分及びアクセント成分修正が終了したと判断して本フ
ローを終える。
令カウンタjを1インクリメントし(j=j+1)、ス
テップST98でアクセント指令カウンタjがアクセン
ト指令数カウントJ以上か(j≧Jか)否かを判別す
る。j<Jのときは入力テキスト全音節に対し処理が終
了していないと判断してステップST97に戻って全音
節についての処理を繰り返し、j≧Jのときはフレーズ
成分及びアクセント成分修正が終了したと判断して本フ
ローを終える。
【0167】このように、乗数dを求め、第0番目のフ
レーズ指令から第I−1番目のフレーズ指令、第0番目
のアクセント指令から第J−1番目のアクセント指令ま
ですべての成分値に対して乗数dを乗ずる。こうした処
理が施されたフレーズ成分A′pi及びアクセント成分
A′ajは、それぞれの生起時刻T0i、立ち上げ・立ち下
げ時刻T1j,T2jとともにピッチパタン生成部406に
送られピッチパタンが生成される。
レーズ指令から第I−1番目のフレーズ指令、第0番目
のアクセント指令から第J−1番目のアクセント指令ま
ですべての成分値に対して乗数dを乗ずる。こうした処
理が施されたフレーズ成分A′pi及びアクセント成分
A′ajは、それぞれの生起時刻T0i、立ち上げ・立ち下
げ時刻T1j,T2jとともにピッチパタン生成部406に
送られピッチパタンが生成される。
【0168】以上説明したように、第2の実施形態に係
る音声合成装置は、フレーズ指令算出部402、アクセ
ント指令算出部403から出力されるパラメータを用い
て、ピッチ周波数の最大値及び最小値を算出するピーク
検出部407と、フレーズ指令算出部402からのフレ
ーズ指令の大きさ、アクセント指令算出部403からの
アクセント指令の大きさ、ピーク検出部407からのフ
レーズ成分、アクセント成分の重畳結果の最大値・最小
値、さらにユーザから指定される抑揚レベルが入力さ
れ、これらのパラメータを用いて、フレーズ指令・アク
セント指令の大きさを修正する抑揚制御部408とを備
え、フレーズ指令の生起時点T0iと大きさApi、アクセ
ント指令の開始時点T1j,終了時点T2jと大きさAajが
算出された後、ピッチパタンの概算からフレーズ指令と
アクセント指令の重畳成分PHR,ACCの最大値PO
Wmaxと最小値POWminを算出し、この差分値とユーザ
が指定する抑揚値が同等になるようにフレーズ指令・ア
クセント指令の大きさを修正するように構成したので、
従来、入力テキストの単語構成によって部分的に極端に
声高になることにより聞きづらかったという不具合が解
消でき、聞き易い合成音声を生成することができる。
る音声合成装置は、フレーズ指令算出部402、アクセ
ント指令算出部403から出力されるパラメータを用い
て、ピッチ周波数の最大値及び最小値を算出するピーク
検出部407と、フレーズ指令算出部402からのフレ
ーズ指令の大きさ、アクセント指令算出部403からの
アクセント指令の大きさ、ピーク検出部407からのフ
レーズ成分、アクセント成分の重畳結果の最大値・最小
値、さらにユーザから指定される抑揚レベルが入力さ
れ、これらのパラメータを用いて、フレーズ指令・アク
セント指令の大きさを修正する抑揚制御部408とを備
え、フレーズ指令の生起時点T0iと大きさApi、アクセ
ント指令の開始時点T1j,終了時点T2jと大きさAajが
算出された後、ピッチパタンの概算からフレーズ指令と
アクセント指令の重畳成分PHR,ACCの最大値PO
Wmaxと最小値POWminを算出し、この差分値とユーザ
が指定する抑揚値が同等になるようにフレーズ指令・ア
クセント指令の大きさを修正するように構成したので、
従来、入力テキストの単語構成によって部分的に極端に
声高になることにより聞きづらかったという不具合が解
消でき、聞き易い合成音声を生成することができる。
【0169】したがって、第1の実施形態と同様に、簡
易な構成で、ピッチパタンを適切に制御でき、自然な発
生リズム感の合成音声を得ることが可能になる効果があ
る。
易な構成で、ピッチパタンを適切に制御でき、自然な発
生リズム感の合成音声を得ることが可能になる効果があ
る。
【0170】なお、第2の実施形態において、処理量削
減のために、最小値は計算することなく基底ピッチFmi
nに固定してしまうようにしてもよい。
減のために、最小値は計算することなく基底ピッチFmi
nに固定してしまうようにしてもよい。
【0171】また、上記各実施形態では、処理を簡略化
するためにモーラ開始位置での時刻を0.15×kモー
ラで計算して(図3のステップST16、図8のステッ
プST54参照)、フレーズ成分・アクセント成分を算
出しているが、モーラ単位ではなく、より厳密な単位で
処理を行っても構わない。
するためにモーラ開始位置での時刻を0.15×kモー
ラで計算して(図3のステップST16、図8のステッ
プST54参照)、フレーズ成分・アクセント成分を算
出しているが、モーラ単位ではなく、より厳密な単位で
処理を行っても構わない。
【0172】また、前記図9から明らかなように、モー
ラ開始位置よりモーラ中心位置の方がより正確な成分値
が求められるので、上記モーラ開始位置(0.15×k
モーラ)に所定値、例えば0.075を加え、0.15
×k+0.075モーラで成分値を求めるようにしても
よい。
ラ開始位置よりモーラ中心位置の方がより正確な成分値
が求められるので、上記モーラ開始位置(0.15×k
モーラ)に所定値、例えば0.075を加え、0.15
×k+0.075モーラで成分値を求めるようにしても
よい。
【0173】また、上記各実施形態では、フレーズ成分
総和あるいは重畳成分値を求める際のモーラ位置に対す
る時刻を、0.15秒/モーラという定数を用いている
が、デフォルトの発声速度ではなくユーザの指定した発
声速度から導出してモーラ時刻を決定してもよい。
総和あるいは重畳成分値を求める際のモーラ位置に対す
る時刻を、0.15秒/モーラという定数を用いている
が、デフォルトの発声速度ではなくユーザの指定した発
声速度から導出してモーラ時刻を決定してもよい。
【0174】またさらに、フレーズ成分総和を求める際
にモーラ単位の成分値を前記式(2)により逐一計算す
ることはなく、あらかじめ計算してROM等にテーブル
化しておく構成でもよい。
にモーラ単位の成分値を前記式(2)により逐一計算す
ることはなく、あらかじめ計算してROM等にテーブル
化しておく構成でもよい。
【0175】また、上記各実施形態における規則音声合
成のためのパラメータ生成方法としては、汎用コンピュ
ータによって、ソフトウェアで実現する構成にしても、
専用ハードウェア装置(例えば、テキスト音声合成LS
I)で装置を実現する構成にしてもよい。また、このよ
うなソフトウェアを格納した、フロッピー・ディスク、
CD−ROM等の記録媒体を用いて、必要に応じて読み
出して、汎用コンピュータ上で実行させるような構成に
しても、何ら差支えない。
成のためのパラメータ生成方法としては、汎用コンピュ
ータによって、ソフトウェアで実現する構成にしても、
専用ハードウェア装置(例えば、テキスト音声合成LS
I)で装置を実現する構成にしてもよい。また、このよ
うなソフトウェアを格納した、フロッピー・ディスク、
CD−ROM等の記録媒体を用いて、必要に応じて読み
出して、汎用コンピュータ上で実行させるような構成に
しても、何ら差支えない。
【0176】また、上記各実施形態に係る音声合成装置
では、テキストデータを入力とする音声合成方法に全て
適用することができるが、規則によって任意の合成音声
を得る音声合成装置であればどのようなものでもよく、
各種端末に組み込まれる回路の一部であってもよい。
では、テキストデータを入力とする音声合成方法に全て
適用することができるが、規則によって任意の合成音声
を得る音声合成装置であればどのようなものでもよく、
各種端末に組み込まれる回路の一部であってもよい。
【0177】さらに、上記各実施形態に係る音声合成装
置を構成する辞書や各種回路部の数、モデルの形態など
は前述した各実施形態に限られない。
置を構成する辞書や各種回路部の数、モデルの形態など
は前述した各実施形態に限られない。
【0178】
【発明の効果】本発明に係る音声合成装置では、パラメ
ータ生成部は、フレーズ成分及びアクセント成分の総和
を求め、該フレーズ成分及びアクセント成分の総和から
平均ピッチを算出する算出手段と、平均ピッチから基底
ピッチを決定する決定手段とを備えて構成したので、文
章毎の平均ピッチのばらつきを抑制することができ、聞
き易い合成音声を生成することができる。
ータ生成部は、フレーズ成分及びアクセント成分の総和
を求め、該フレーズ成分及びアクセント成分の総和から
平均ピッチを算出する算出手段と、平均ピッチから基底
ピッチを決定する決定手段とを備えて構成したので、文
章毎の平均ピッチのばらつきを抑制することができ、聞
き易い合成音声を生成することができる。
【0179】本発明に係る音声合成装置では、パラメー
タ生成部は、フレーズ成分及びアクセント成分を重畳
し、重畳結果からピッチパタンを概算し、概算したピッ
チパタンから少なくともピッチパタンの最大値を算出す
る算出手段と、少なくとも最大値を用いてフレーズ成分
及びアクセント成分の値を修正する修正手段とを備えて
構成したので、極端に声高になることを抑制することが
でき、聞き易い合成音声を生成することができる。
タ生成部は、フレーズ成分及びアクセント成分を重畳
し、重畳結果からピッチパタンを概算し、概算したピッ
チパタンから少なくともピッチパタンの最大値を算出す
る算出手段と、少なくとも最大値を用いてフレーズ成分
及びアクセント成分の値を修正する修正手段とを備えて
構成したので、極端に声高になることを抑制することが
でき、聞き易い合成音声を生成することができる。
【図1】本発明を適用した第1の実施形態に係る音声合
成装置のパラメータ生成部の構成を示すブロック図であ
る。
成装置のパラメータ生成部の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】上記音声合成装置の基底ピッチ決定のフローチ
ャートである。
ャートである。
【図3】上記音声合成装置のフレーズ成分総和算出のフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図4】上記音声合成装置のアクセント成分総和算出の
フローチャートである。
フローチャートである。
【図5】上記音声合成装置の5モーラからなる単語の各
アクセント型に対応する点ピッチパタン(母音重心点に
おけるピッチの遷移)を示す図である。
アクセント型に対応する点ピッチパタン(母音重心点に
おけるピッチの遷移)を示す図である。
【図6】上記音声合成装置のアクセント型による簡易ピ
ッチパタン比較を示す図である。
ッチパタン比較を示す図である。
【図7】本発明を適用した第2の実施形態に係る音声合
成装置のパラメータ生成部の構成を示すブロック図であ
る。
成装置のパラメータ生成部の構成を示すブロック図であ
る。
【図8】上記音声合成装置の抑制制御のフローチャート
である。
である。
【図9】上記音声合成装置のモーラ単位によるピッチパ
タン最大値・最小値を示す図である。
タン最大値・最小値を示す図である。
【図10】上記音声合成装置のフレーズ成分値PHR算
出のフローチャートである。
出のフローチャートである。
【図11】上記音声合成装置のアクセント成分値ACC
算出のフローチャートである。
算出のフローチャートである。
【図12】上記音声合成装置のフレーズ成分・アクセン
ト成分修正のフローチャートである。
ト成分修正のフローチャートである。
【図13】従来の音声合成装置の構成を示すブロック図
である。
である。
【図14】従来の音声合成装置のパラメータ生成部の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図15】ピッチパタン生成過程モデルを説明するため
の図である。
の図である。
【図16】アクセント型の違いによるピッチパタンの比
較を示す図である。
較を示す図である。
101 テキスト解析部、103 波形生成部、104
単語辞書、105素片辞書、300,400 パラメ
ータ生成部、301,401 中間言語解析部、302
フレーズ指令決定部、303 アクセント指令決定
部、304,404 音韻継続時間決定部、305,4
05 音韻パワー決定部、306,406 ピッチパタ
ン生成部、307 基底ピッチ決定部(算出手段,決定
手段)、402 フレーズ指令算出部、403 アクセ
ント指令算出部、407 ピーク検出部(算出手段)、
508 抑揚制御部(修正手段)
単語辞書、105素片辞書、300,400 パラメ
ータ生成部、301,401 中間言語解析部、302
フレーズ指令決定部、303 アクセント指令決定
部、304,404 音韻継続時間決定部、305,4
05 音韻パワー決定部、306,406 ピッチパタ
ン生成部、307 基底ピッチ決定部(算出手段,決定
手段)、402 フレーズ指令算出部、403 アクセ
ント指令算出部、407 ピーク検出部(算出手段)、
508 抑揚制御部(修正手段)
Claims (4)
- 【請求項1】 音声の基本単位となる音声素片が登録さ
れた素片辞書と、 音韻・韻律記号列に対して少なくとも音声素片、音韻継
続時間、基本周波数の合成パラメータを生成するパラメ
ータ生成部と、 前記パラメータ生成部からの合成パラメータを前記素片
辞書を参照しながら波形重畳を行って合成波形を生成す
る波形生成部とを備えた音声合成装置において、 前記パラメータ生成部は、 フレーズ成分及びアクセント成分の総和を求め、該フレ
ーズ成分及びアクセント成分の総和から平均ピッチを算
出する算出手段と、 前記平均ピッチから基底ピッチを決定する決定手段とを
備えたことを特徴とする音声合成装置。 - 【請求項2】 前記算出手段は、フレーズ指令の生起時
点と大きさと、アクセント指令の開始及び終了時点と大
きさからフレーズ成分及びアクセント成分の総和の平均
値を平均ピッチとして算出し、 前記決定手段は、前記平均値と基底ピッチとの加算値が
一定となるように基底ピッチを決定するを備えたことを
特徴とする請求項1記載の音声合成装置。 - 【請求項3】 音声の基本単位となる音声素片が登録さ
れた素片辞書と、 音韻・韻律記号列に対して少なくとも音声素片、音韻継
続時間、基本周波数の合成パラメータを生成するパラメ
ータ生成部と、 前記パラメータ生成部からの合成パラメータを前記素片
辞書を参照しながら波形重畳を行って合成波形を生成す
る波形生成部とを備えた音声合成装置において、 前記パラメータ生成部は、 フレーズ成分及びアクセント成分を重畳し、重畳結果か
らピッチパタンを概算し、前記概算したピッチパタンか
ら少なくともピッチパタンの最大値を算出する算出手段
と、 少なくとも前記最大値を用いて前記フレーズ成分及びア
クセント成分の値を修正する修正手段とを備えたことを
特徴とする音声合成装置。 - 【請求項4】 前記算出手段は、フレーズ指令の生起時
点と大きさと、アクセント指令の開始及び終了時点と大
きさとからピッチパタンの最大値及び最小値を算出し、 前記修正手段は、前記最大値及び最小値の差分値とユー
ザが指定する抑揚値が同等になるように前記フレーズ指
令及びアクセント指令の大きさを修正することを特徴と
する請求項3記載の音声合成装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11116272A JP2000305585A (ja) | 1999-04-23 | 1999-04-23 | 音声合成装置 |
| US09/521,449 US6499014B1 (en) | 1999-04-23 | 2000-03-07 | Speech synthesis apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11116272A JP2000305585A (ja) | 1999-04-23 | 1999-04-23 | 音声合成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000305585A true JP2000305585A (ja) | 2000-11-02 |
Family
ID=14682981
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11116272A Abandoned JP2000305585A (ja) | 1999-04-23 | 1999-04-23 | 音声合成装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6499014B1 (ja) |
| JP (1) | JP2000305585A (ja) |
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