JP2000305729A - 印刷制御装置および記録媒体 - Google Patents

印刷制御装置および記録媒体

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JP2000305729A
JP2000305729A JP11116127A JP11612799A JP2000305729A JP 2000305729 A JP2000305729 A JP 2000305729A JP 11116127 A JP11116127 A JP 11116127A JP 11612799 A JP11612799 A JP 11612799A JP 2000305729 A JP2000305729 A JP 2000305729A
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Seiichi Kamon
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Fujitsu Peripherals Ltd
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Fujitsu Ltd
Fujitsu Peripherals Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストの上昇を抑え、かつ容易に印刷時間を
短縮することのできる印刷制御装置を提供する。 【解決手段】 使用者による操作に基づいて印刷の対象
となる印刷対象データを作成するキーボード12および
マウス13と、使用者により印刷開始指示がなされる前
に、印刷準備指令信号に基づいて、印刷の準備として印
刷対象データを印刷用の所定のフォーマットに変換し、
変換された印刷対象データをプリンタ2に供給するCP
U3とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、印刷装置を制御
する印刷制御装置および記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、たとえば、印刷装置は、印刷
制御装置としてのパーソナルコンピュータに接続され、
パーソナルコンピュータからの印刷指示により印刷を開
始する。パーソナルコンピュータを使用しているユーザ
は、たとえばワードプロセサのアプリケーションソフト
を立ち上げて、文書を作成し、文書の作成が終了した時
点で、印刷を実行するための操作を行う。
【0003】パーソナルコンピュータでは、ユーザによ
って、印刷を開始する旨の操作があると、印刷すべきデ
ータを参照し、ビットマップデータに展開して、メモリ
上に文字、グラフ、またはイメージなどの描画を行う。
一方、印刷装置では、パーソナルコンピュータから印刷
指示があると、電子写真プロセスで使用される帯電器や
現像器などの各部を動作させ、パーソナルコンピュータ
から送られたビットマップデータに基づいて印刷を行
う。
【0004】このように、ユーザによって印刷を開始す
る旨の操作があってから、印刷装置において印刷を開始
するまでには、ビットマップデータに展開する処理に、
また帯電器や現像器などの各部の動作が安定するまで
に、時間を要するので、全体の印刷時間を長くすること
になる。
【0005】そこで、印字ヘッドを高速に移動させた
り、印字ドットを間引きして印刷したり、あるいは文字
フォントのデータを印刷装置側で具備するようにして、
パーソナルコンピュータから文字フォントのデータを送
るための時間を節約したりするといった、印刷時間を短
縮する方法が提案されている。
【0006】また、印刷を開始する旨の操作があってか
ら印刷を開始するまでの時間を短縮しようとすれば、こ
の時間における処理の速度を上げるために、パーソナル
コンピュータおよび印刷装置内のCPUをより高速なも
のに変更したり、メモリをより高速かつ大容量のものに
変更したりすることも考えられる。
【0007】しかし、いずれの方法であっても、装置自
体が高価になったり、ソフトウェアが複雑になって開発
費用などのコストが上がるといった問題点を生じる。
【0008】
【発明の開示】本願発明は、上記した事情のもとで考え
出されたものであって、コストの上昇を抑え、かつ容易
に印刷時間を短縮することのできる印刷制御装置および
記録媒体を提供することを、その課題とする。
【0009】上記の課題を解決するため、本願発明で
は、次の技術的手段を講じている。
【0010】本願発明の第1の側面によれば、使用者に
よる操作に基づいて印刷の対象となる印刷対象データを
作成する作成手段と、使用者により印刷開始指示がなさ
れる前に、印刷準備指令信号に基づいて、印刷の準備と
して印刷対象データを印刷用の所定のフォーマットに変
換する変換手段と、変換手段によって変換された印刷対
象データを印刷装置に供給する供給手段とを備えること
を特徴とする、印刷制御装置が提供される。
【0011】好ましい実施の形態によれば、印刷準備指
令信号は、使用者による所定の操作に基づいて生成され
る。
【0012】他の好ましい実施の形態によれば、変換手
段は、印刷対象データのうち既に所定のフォーマットに
変換した部分が作成手段によって修正されたとき、その
印刷対象データを再度所定のフォーマットに変換する。
【0013】他の好ましい実施の形態によれば、印刷装
置は複数存在し、デフォルト値を含む情報を記憶する記
憶手段を備え、変換手段は、印刷対象データを、記憶手
段に記憶されているデフォルト値で定められた印刷装置
用の所定のフォーマットに変換する。
【0014】他の好ましい実施の形態によれば、印刷装
置は複数存在し、過去の印刷に使用した印刷装置の識別
情報を含む情報を記憶する記憶手段を備え、変換手段
は、印刷対象データを、記憶手段に記憶されている識別
情報に対応する印刷装置用の所定のフォーマットに変換
する。
【0015】ここで、過去の印刷に使用した印刷装置と
は、たとえば、前回の印刷時に使用した印刷装置や前回
作成した文書の印刷に使用した印刷装置をいう。
【0016】他の好ましい実施の形態によれば、記憶手
段に記憶される情報には、印刷を行うための印刷書式デ
ータが含まれており、供給手段は、記憶手段から印刷書
式データを読み出して印刷装置に供給する。
【0017】他の好ましい実施の形態によれば、印刷対
象データは、文書データであり、印刷書式データは、文
字フォントに関する情報、頁の境界を示す情報、および
印刷位置を示す情報を含む。
【0018】他の好ましい実施の形態によれば、記憶手
段に記憶される情報には、過去の印刷における印刷書式
データが含まれる。
【0019】他の好ましい実施の形態によれば、記憶手
段に記憶される情報には、過去の印刷時における印刷対
象データの印刷所要時間が含まれ、変換手段は、記憶手
段に記憶されている印刷所要時間に基づいて、所定のフ
ォーマットに変換する印刷対象データのデータ量を可変
させる。
【0020】本願発明によれば、使用者によって印刷の
対象となる印刷対象データが作成され、使用者により印
刷開始の指示がなされる前に、印刷準備の指令指示がな
されると、印刷の準備として印刷対象データを印刷用の
所定のフォーマットに変換する。そして、変換された印
刷対象データを印刷装置に供給する。これにより、印刷
の開始がされたときには、印刷に必要な印刷対象データ
は既に印刷装置に供給されているので、印刷装置におい
て即座に印刷の動作を開始することができる。そのた
め、印刷時間の短縮化を図れる。
【0021】また、本願発明の第2の側面によれば、使
用者による操作に基づいて印刷の対象となる印刷対象デ
ータを作成する作成手段と、フォーマット変換後の印刷
対象データを印刷装置に供給する供給手段とを備えた印
刷制御装置を制御するためのプログラムが格納された記
録媒体であって、使用者により印刷開始指示がなされる
前に、印刷準備指令信号に基づいて、印刷の準備として
印刷対象データを印刷用の所定のフォーマットに変換す
るための変換プログラムを含むプログラムが格納されて
いることを特徴とする、記録媒体が提供される。
【0022】本願発明のその他の特徴および利点は、添
付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より
明らかとなろう。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の好ましい実施の
形態を、添付図面を参照して具体的に説明する。
【0024】図1は、本願発明に係る印刷制御装置とし
てのパーソナルコンピュータを適用した印刷システムの
構成図である。このパーソナルコンピュータ1は、印刷
装置としてのプリンタ2を接続し、プリンタ2に対して
印刷すべきデータや印刷指示データを送ることにより、
プリンタ2において所定の用紙に印刷が行われる。
【0025】図2は、パーソナルコンピュータ1の概略
回路ブロック図である。パーソナルコンピュータ1は、
CPU3を有し、CPU3にはバスラインを介してRO
M4、RAM5、およびインターフェース6が接続され
ている。インターフェース6には、ハードディスク装置
7、フレキシブルディスク装置8、CD−ROM装置9
が接続されている。また、インターフェース6には、各
コネクタ10を介して、プリンタ2、CRT11、キー
ボード12およびマウス13が接続されている。
【0026】CPU3は、このパーソナルコンピュータ
1の制御中枢となるものであり、図示しないハードディ
スクやROM4などに記憶されているプログラムデータ
や、キーボード12、マウス13などからの入力に基づ
いてデータ処理を行う。
【0027】ROM4は、このパーソナルコンピュータ
1を起動させるためのブートプログラムを記憶してい
る。
【0028】RAM5は、変数データなどを一時記憶
し、CPU3にワークエリアを提供する。
【0029】インターフェース6は、CPU3と各種機
器との間の通信を制御する。
【0030】ハードディスク装置7は、図示しないハー
ドディスクに対してデータの書き込みおよび読み出しを
行う。
【0031】フレキシブルディスク装置8は、図示しな
いフレキシブルディスクに対してデータの書き込みおよ
び読み出しを行う。
【0032】CD−ROM装置9は、図示しないCD−
ROMに対してデータの読み出しを行う。
【0033】CRT11は、CPU3からの指示に基づ
いて、各種の情報を表示する。
【0034】キーボード12は、図示しない複数のキー
スイッチを備えており、ユーザの操作に応じた操作デー
タをCPU3に出力する。
【0035】マウス13は、ユーザの操作に応じた操作
データをCPU3に出力する。
【0036】図3は、プリンタ2の概略回路ブロック図
である。プリンタ2は、プロセサ21を有し、プロセサ
21にはバスラインを介してROM22、RAM23、
およびインターフェース24が接続されている。インタ
ーフェース24には、モータ制御部25、定着器用ヒー
タ26、および光学ユニット27が接続されている。ま
た、インターフェース24には、コネクタ28を介して
パーソナルコンピュータ1が接続される。
【0037】プロセサ21は、このプリンタ2の動作を
統括的に制御するものであり、パーソナルコンピュータ
1からの指令に基づいて、電子写真プロセスで使用され
る図示しない帯電器や現像器などの各部を動作させ所定
の用紙に文書データを印刷させる。
【0038】ROM22は、このプリンタ2の動作プロ
グラムや各種の文字フォントデータなどを記憶してい
る。
【0039】RAM23は、プロセサ21に対してワー
クエリアを提供する。
【0040】モータ制御部25は、プロセサ21からの
指令信号により制御され、モータ29などを駆動するこ
とにより、図示しない感光ドラム、現像器のトナー攪拌
ローラ、および転写ローラなどを制御する。
【0041】定着器用ヒータ26は、図示しない定着器
に対して熱を加えるためのものであり、CPU3からの
制御信号によりオン、オフされる。
【0042】光学ユニット27は、たとえば半導体レー
ザ装置あるいは赤色の発光ダイオードアレイなどを備え
ており、文書データに基づいて、感光ドラムの表面を露
光して静電潜像を形成させるための光ビームを出力す
る。
【0043】図4は、ハードディスクに記憶されている
プログラムの構成を示す図である。このプログラムは、
オペレーティングシステム(以下「OS」という)、ア
プリケーションソフト、および各ドライバソフトからな
る。OSは、ハードウェア、アプリケーションソフト、
および各種のデータを管理するためのソフトウェアであ
る。アプリケーションソフトは、特定の用途のための機
能を備えたソフトウェアであり、文章を作成するための
ワープロソフト、グラフィックスを作成するためのソフ
ト、集計計算を行うための表計算ソフトなどがある。ド
ライバソフトは、キーボード12やマウス13などの周
辺機器を制御するためのソフトウェアである。なお、ド
ライバソフトは、OSの一部として構成されてもよい。
【0044】本実施形態の特徴は、ユーザによって文書
が作成されている途中で、ユーザの操作により印刷を行
うための準備を事前に行う点にある。ここで、準備と
は、印刷すべきデータをプリンタ2に適合させるための
所定のフォーマットに変換したり、プリンタ2に対して
所定のフォーマットに変換した文書データを送ったりす
ることである。こうすれば、印刷開始を起動したとき
に、即座に印字の動作を開始することができるので、印
刷にかかる時間を大幅に短縮することができる。以下、
詳細に説明する。
【0045】図5は、CPU3の制御動作を示すフロー
チャートである。同図を参照して、印刷処理の制御手順
を説明する。なお、以下の説明では、ワードプロセサの
アプリケーションソフトによって文書を作成する場合に
ついて説明するが、たとえば、文書の作成に限らず、デ
ータベースソフトにおける表などの作成、あるいはグラ
フィックソフトにおける図形などの作成などにも同様の
処理が行われる。
【0046】まず、ユーザが文書を作成、印刷する場
合、パーソナルコンピュータ1のOSが立ち上げられ、
文書の作成に必要なワードプロセサのアプリケーション
ソフトが動作される。OSが立ち上がると、プリンタ
2、キーボード12、およびマウス13のドライバソフ
トもそれぞれ立ち上がり、これらはCPU3によって制
御可能な状態となる。
【0047】また、OSが立ち上がると、図6に示すよ
うに、パーソナルコンピュータ1のCRT11の画面上
に、OSの基本表示画面が表示される。この基本表示画
面上の最下段にあるタスクバー31内の右隅部には、
「印刷準備」のアイコン32が配される。なお、同図に
示す画面は、たとえばワードプロセサのアプリケーショ
ンソフトによる表示画面も同じ画面上に表示されている
場合を示す。ワードプロセサのアプリケーションソフト
による表示画面には、「ファイル」、「編集」などのメ
ニューコマンドの欄33、「保存」、「印刷」などのツ
ールアイコン34,35、および文書作成領域36が表
示される。
【0048】ユーザによって文書が作成されると、作成
された文書は、文書データとしてRAM5内に記憶され
る。また、必要に応じてハードディスクやフレキシブル
ディスクに記憶される。この場合、ユーザが作成する文
書は、新規の文書でもよいし、更新する文書でもよい。
【0049】また、1ページの行数、1行の文字数、ペ
ージの区切り(境界)、およびページ番号などの文書の
書式に関する情報がRAM5内に記憶される。さらに、
印刷時に使用するプリンタ2の識別情報、文字の大き
さ、書体(フォント)の種類、文字間隔、行間隔、およ
び余白などの、印刷を行うのに必要な情報も文書データ
に対応して、同様にRAM5内に記憶される。なお、文
書の書式に関する情報や印刷を行うのに必要な情報は、
デフォルト値として予め設定されているが、必要に応じ
てユーザによる操作によって変更することができる。
【0050】ユーザによって文書の作成作業が開始され
ると、印刷準備の入力待ち状態となる(S1)。すなわ
ち、CPU3は、「印刷準備」のアイコン32がユーザ
により操作されたか否かを判別する。
【0051】ここで、ユーザによって、「印刷準備」の
アイコン32がたとえばマウス13によってクリックさ
れると(S1:YES)、CPU3は、その指示信号を
受け印刷の準備を開始する(S2)。なお、マウスによ
ってクリックされる代わりに、キーボード12から「印
刷準備」のアイコン32に対応する予め定められたキー
入力がされてもよい。
【0052】具体的には、CPU3は、RAM5内に記
憶された文書データを読み出し、文書データの文書用の
フォーマットを印刷用のフォーマットに変換する。一般
に、プリンタは、その各種機能を制御するための制御コ
マンドを備えているが、この制御コマンドは機種の異な
るプリンタでは、その仕様が異なる。そのため、接続し
たプリンタ2で良好に印刷が行えるように、パーソナル
コンピュータ1側でプリンタ2に適合した制御コマンド
に合った所定のフォーマットに文書データを変換する。
【0053】また、CPU3は、インターフェース6を
介してデフォルト値で決められたプリンタ2のプロセサ
21に対して、印刷準備が指示された旨の信号を送る。
これとともに、印刷すべきデータ(文書データ)、文書
の書式に関する情報、および書体(フォント)の種類な
どの印刷を行うのに必要な情報をプロセサ21に送る。
【0054】プロセサ21は、この信号を受けると、文
書データをビットマップデータに展開してRAM23上
に描画する。たとえば、印刷すべきデータが文字の場
合、ROM22内に記憶されている文字フォントデータ
を参照してビットマップデータに描画する。また、プロ
セサ21は、図示しない感光ドラム、現像器のトナー攪
拌ローラ、および転写ローラなどのモータ29を駆動さ
せる。また、定着器用ヒータ26をオンさせる。これに
より、プリンタ2は、即座に印刷可能状態となる。
【0055】なお、文書データのビットマップデータへ
の展開は、ハードディスク内に記憶されている文字フォ
ントデータを参照してパーソナルコンピュータ1側で行
われてもよい。
【0056】ステップS2の印刷準備処理が行われた
後、ユーザによって続きの文書の作成が行われる。この
場合、先に作成し印刷準備を行った文字データの領域に
おいて、文書を修正するときがある。
【0057】そこで、CPU3は、ユーザによって既に
作成された文書が修正されたか否かの判別を行う(S
3)。すなわち、ユーザによって既に印刷準備を処理し
た領域において、その文書の内容や書式などが変更され
ると、既に作成された文書が修正されたと判別する(S
3:YES)。CPU3は、その都度あるいはあるまと
まった範囲ごとに、変更された文書データをRAM5に
記憶されている当初の文書データに上書きする。そし
て、再び、その領域において印刷準備の処理を行う(S
2)。
【0058】次いで、CPU3は、既に作成された文書
が修正されないと判別したとき(S3:NO)、ユーザ
によって印刷開始の起動がされたか否かの判別を行う
(S4)。一方、印刷の起動がされないと判別した場合
(S4:NO)、ステップS3の処理に戻る。
【0059】具体的には、ユーザは、文書の作成が終了
すれば、印刷を実行しようとして、画面上の「印刷」の
ツールアイコン35をクリックするが、CPU3は、
「印刷」のツールアイコン35が操作されたか否かを判
別することにより、印刷の起動がされたか否かを判別す
る。
【0060】印刷開始の起動がされたと判別した場合
(S4:YES)、CPU3は、プリンタ2に印刷開始
の指示信号を送る(S5)。それとともに、以前に印刷
準備の処理を行った以降に作成された残りの文書データ
に対して印刷準備処理を行う(S6)。この残りの文書
データは、印刷準備処理が行われた後、順次、プリンタ
2に送られる。
【0061】プリンタ2のプロセサ21は、上記指示信
号に応答して印刷を開始する。このとき、印刷すべきビ
ットマップデータは既にRAM23内に記憶されている
ため、即座にそれを読み出すことができる。また、図示
しない感光ドラム、現像器のトナー攪拌ローラ、および
転写ローラなどは、既にその駆動が開始され、また定着
器用ヒータ26もオン状態となっているので、プリンタ
2は、即座に電子写真プロセスによる印刷を行うことが
できる。
【0062】このように、印刷すべき文書データは、ユ
ーザによる文書の作成中に、予め、所定のフォーマット
に変換され、プリンタ2に対して送られているので、プ
リンタ2では、印刷を開始する旨の信号が到達すれば、
即座に印刷が行える。そのため、従来のように、印刷を
開始する旨の信号を送ってから印刷が開始するまでに時
間がかかることがなく、この実施形態では、この時間を
大幅に短縮して、印刷を開始する時間を早めることがで
きる。したがって、印刷時間の短縮化を図ることができ
る。
【0063】また、一旦作成した文書の修正がある度
に、印刷準備の処理が再び行われるので、文書の修正が
行われても、最新の文書データを支障なく印刷すること
ができる。
【0064】また、印刷に使用するプリンタ2の指定
は、デフォルト値を利用するので、たとえば、複数のプ
リンタ2がパーソナルコンピュータ1に接続されている
場合、瞬時に印刷に使用するプリンタ2を指定でき、文
書データを、そのプリンタ2に応じたフォーマットに変
換することができる。
【0065】さらには、印刷準備の処理により、ページ
の区切り(境界)やページ番号などの文書の書式に関す
る情報、書体(フォント)の種類、余白などの印刷を行
うのに必要な情報も、事前にプリンタ2に送られる。そ
のため、印刷開始がされたときには、印刷すべき位置が
瞬時に判別できるので、印刷時間の短縮化に寄与するこ
とができる。
【0066】なお、上記実施形態では、ユーザによる
「印刷準備」のアイコン32の操作により印刷準備を行
うように構成したが、この操作なしで、自動的に印刷準
備処理を行うようにしてもよい。たとえば、文書の場
合、1ページ目の文書を作成し終えた時点で、あるいは
所定の文字数を入力し終えた時点で自動的に印刷準備処
理を行う。これにより、ユーザが文書作成の途中で「印
刷準備」のアイコン32の操作を忘却してしまい、その
まま文書の最後まで作成してしまうことを防止すること
ができる。文書の最後まで作成してしまうと、印刷準備
を行う意味がないからである。
【0067】また、上記実施形態では、図6に示すよう
に、印刷準備処理の起動のために、OSの基本表示画面
のタスクバー31に「印刷準備」のアイコン32を配す
るようにしたが、ワードプロセサなどのアプリケーショ
ンソフトから印刷準備処理を起動できるようにしてもよ
い。すなわち、図7に示すように、ワードプロセッサの
アプリケーションソフトによる基本画面中のツール表示
欄37に、「印刷準備」のツールアイコンン38を配す
るようにする。あるいは、メニューの表示欄33に「印
刷準備」のメニューを設けるようにする。
【0068】また、印刷準備の処理、たとえば、文書デ
ータの文書用のフォーマットを印刷用のフォーマットに
変換する処理は、アプリケーションソフトのプログラ
ム、プリンタ2のドライバソフトのプログラム、または
プリンタ2のROM22に搭載されたプログラムのう
ち、いずれのプログラムによって行われてもよい。ある
いは、OSを含むこれらのプログラムの組み合わせによ
って行われてもよい。
【0069】また、複数のプリンタ2がパーソナルコン
ピュータ1に接続されている場合、今回印刷を行うプリ
ンタ2は、たとえば、前回の印刷時に使用したプリンタ
2であってもよい。この場合、CPU3は、前回の印刷
時に、使用したプリンタ2の識別情報をハードディスク
などの記憶媒体に記憶しておく。そして、印刷準備の処
理において、前回使用したプリンタ2の識別情報を読み
出し、その識別情報のプリンタ2に適合した印刷用のフ
ォーマットに文書データのフォーマットを変換する。
【0070】これにより、印刷のたびに、使用するプリ
ンタ2の設定をしなくても済み、操作作業の能率を上げ
ることができる。
【0071】あるいは、今回印刷を行うプリンタ2は、
前回作成したまたは更新した文書を印刷した際に、使用
したプリンタ2を選択するようにしてもよい。この場
合、CPU3は、前回印刷した文書のファイル情報と、
その文書を印刷したプリンタ2の識別情報とをともにハ
ードディスクなどの記憶媒体に記憶しておく。そして、
印刷準備の処理において、文書のファイル情報と、当該
文書の印刷に使用したプリンタ2の識別情報を読み出
し、その識別情報のプリンタ2に適合した印刷用のフォ
ーマットに文書データのフォーマットを変換する。
【0072】一度、当該文書データの印刷に使用したプ
リンタ2は、文書データを更新した際の印刷では、新た
にプリンタ2の種別を変更する可能性が少ないので、こ
の場合においても、印刷の度に使用するプリンタ2の設
定をしなくても済み、操作作業の能率を上げることがで
きる。
【0073】また、前回の印刷における実際の印字にか
かった所要時間を記憶するようにし、その所要時間に基
づいて、印刷準備処理を行う文書データのデータ量を可
変するようにしてもよい。すなわち、前回の印字の所要
時間が所定時間より長い場合には、より多くの文書デー
タに対して印刷準備の処理を行う。一方、前回の印字の
所要時間が所定時間より短い場合には、より少ない文書
データに対して印刷準備の処理を行う。
【0074】具体的には、前回の印刷時において、CP
U3は、プリンタ2のプロセサ21から実際に印字が開
始された旨の信号を受け、そのときの開始時刻をRAM
5に記憶する。また、実際に印字が終了した旨の信号を
再び受け、そのときの終了時刻をRAM5に記憶する。
そして、CPU3は、印刷の開始時刻および終了時刻か
ら実際に印字にかかった所要時間を算出し、文書データ
とともにハードディスクに記憶する。
【0075】そして、再び、その文書データが読み出さ
れて更新され、印刷準備処理を行う場合に、ハードディ
スクから当該文書データにおける前回の印刷所要時間を
読み出す。このとき、印刷所要時間が所定時間より長い
場合には、より多くの文書データについて印刷準備の処
理を行う。一方、印字の所要時間が所定時間より短い場
合には、より少ない文書データについて印刷準備の処理
を行う。
【0076】これにより、印刷するデータ量の多い文書
においては、印刷準備をするデータ量を事前に多くして
印刷準備の処理を行うことにより、時間を効率的に利用
することができる。
【0077】また、更新中の文書における過去の印刷設
定データの履歴を参照するようにし、その履歴に基づい
て印刷準備処理を行うようにしてもよい。たとえば、前
回の印刷時に文書データの2ページ目から印刷が行われ
た場合、今回の印刷でもそのように印刷する可能性が高
いので、印刷の準備処理を文書データの2ページ目から
行う。
【0078】具体的には、前回の印刷時において、CP
U3は、プリンタ2のプロセサ21に対して、印刷する
旨の信号を送るとき、ハードディスクに文書データとと
もに印刷設定データ、たとえば、印刷開始ページを記憶
しておく。そして、印刷準備の処理において、印刷設定
データを読み出し、その印刷設定データに基づいて、印
刷用のフォーマットに文書データのフォーマットを変換
する。
【0079】これにより、文書データの1ページ目は、
フォーマットの変換処理を行わなくてもよいので、メモ
リおよび処理の無駄を省くことができるといった利点が
ある。
【0080】また、印刷準備処理として、文書データの
フォーマットを変換するとき、プリンタ2において最初
に印字が必要な文書データは、それ以降の文書データよ
り優先させて、処理を行うようにしてもよい。最初に印
字が必要な文書データ、たとえば、文書データの1ペー
ジ目は、比較的、高速にアクセス処理が行われるRAM
5に記憶するようにする。また、後で必要なデータ、た
とえば、文書データの2ページ以降は、ハードディスク
などの外部記憶媒体に記憶する。なお、2ページ以降の
データであっても、RAM5内の領域に記憶できるので
あれば、RAM5に記憶する。
【0081】このようにすれば、最初に印字が行われる
1ページ目の文書データは、RAM5から高速にアクセ
スされて読み出されて印刷されるので、印刷時間の短縮
が図れる。
【0082】もちろん、この発明の範囲は上述した実施
の形態に限定されるものではない。たとえば、プリンタ
2は、電子写真方式のプリンタに限らず、インクジェッ
ト式、熱転写式などのプリンタが適用されてもよい。あ
るいは、ワードプロセサ装置単体の制御に上述した制御
を適用してもよい。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、使用者によって印刷の対象となる印刷対象データが
作成され、使用者により印刷開始の指示がなされる前
に、印刷準備の指令指示がなされると、印刷の準備とし
て印刷対象データを印刷用の所定のフォーマットに変換
し、変換された印刷対象データを印刷装置に供給する。
そのため、印刷の開始がされたときには、印刷に必要な
印刷対象データは既に印刷装置に供給されているので、
印刷装置において即座に印刷の動作を開始することがで
き、印刷時間の短縮化を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る印刷制御装置を適用した印刷シ
ステムの構成図である。
【図2】パーソナルコンピュータの概略回路ブロック図
である。
【図3】プリンタの概略回路ブロック図である。
【図4】ハードディスクに記憶されているプログラムの
構成を示す図である。
【図5】CPUの制御動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】CRTの画面表示の一例を示す図である。
【図7】CRTの画面表示の他の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 パーソナルコンピュータ 2 プリンタ 3 CPU 11 CRT 12 キーボード 13 マウス 21 プロセサ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者による操作に基づいて印刷の対象
    となる印刷対象データを作成する作成手段と、 使用者により印刷開始指示がなされる前に、印刷準備指
    令信号に基づいて、印刷の準備として前記印刷対象デー
    タを印刷用の所定のフォーマットに変換する変換手段
    と、 前記変換手段によって変換された印刷対象データを印刷
    装置に供給する供給手段とを備えることを特徴とする、
    印刷制御装置。
  2. 【請求項2】 前記印刷準備指令信号は、使用者による
    所定の操作に基づいて生成される、請求項1に記載の印
    刷制御装置。
  3. 【請求項3】 前記変換手段は、前記印刷対象データの
    うち既に前記所定のフォーマットに変換した部分が前記
    作成手段によって修正されたとき、その印刷対象データ
    を再度前記所定のフォーマットに変換する、請求項1ま
    たは2に記載の印刷制御装置。
  4. 【請求項4】 前記印刷装置は複数存在し、 デフォルト値を含む情報を記憶する記憶手段を備え、 前記変換手段は、前記印刷対象データを、前記記憶手段
    に記憶されているデフォルト値で定められた印刷装置用
    の所定のフォーマットに変換する、請求項1ないし3の
    いずれかに記載の印刷制御装置。
  5. 【請求項5】 前記印刷装置は複数存在し、 過去の印刷に使用した印刷装置の識別情報を含む情報を
    記憶する記憶手段を備え、 前記変換手段は、前記印刷対象データを、前記記憶手段
    に記憶されている識別情報に対応する印刷装置用の所定
    のフォーマットに変換する、請求項1ないし3のいずれ
    かに記載の印刷制御装置。
  6. 【請求項6】 前記記憶手段に記憶される情報には、印
    刷を行うための印刷書式データが含まれており、 前記供給手段は、前記記憶手段から前記印刷書式データ
    を読み出して前記印刷装置に供給する、請求項4または
    5に記載の印刷制御装置。
  7. 【請求項7】 前記印刷対象データは、文書データであ
    り、 前記印刷書式データは、文字フォントに関する情報、頁
    の境界を示す情報、および印刷位置を示す情報を含む、
    請求項6に記載の印刷制御装置。
  8. 【請求項8】 前記記憶手段に記憶される情報には、過
    去の印刷における印刷書式データが含まれる、請求項6
    または7に記載の印刷制御装置。
  9. 【請求項9】 前記記憶手段に記憶される情報には、過
    去の印刷時における印刷対象データの印刷所要時間が含
    まれ、 前記変換手段は、前記記憶手段に記憶されている印刷所
    要時間に基づいて、前記所定のフォーマットに変換する
    前記印刷対象データのデータ量を可変させる、請求項4
    ないし8のいずれかに記載の印刷制御装置。
  10. 【請求項10】 使用者による操作に基づいて印刷の対
    象となる印刷対象データを作成する作成手段と、 フォーマット変換後の前記印刷対象データを印刷装置に
    供給する供給手段とを備えた印刷制御装置を制御するた
    めのプログラムが格納された記録媒体であって、 使用者により印刷開始指示がなされる前に、印刷準備指
    令信号に基づいて、印刷の準備として前記印刷対象デー
    タを印刷用の所定のフォーマットに変換するための変換
    プログラムを含むプログラムが格納されていることを特
    徴とする、記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7301662B2 (en) 2003-03-17 2007-11-27 Kyocera Mita Corporation Control system and control method for image processing apparatus

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