JP2000305765A - プロセス制御システムの構築装置 - Google Patents

プロセス制御システムの構築装置

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JP2000305765A
JP2000305765A JP11110778A JP11077899A JP2000305765A JP 2000305765 A JP2000305765 A JP 2000305765A JP 11110778 A JP11110778 A JP 11110778A JP 11077899 A JP11077899 A JP 11077899A JP 2000305765 A JP2000305765 A JP 2000305765A
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control system
process control
functional block
function
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Naoki Ura
直樹 浦
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Yokogawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 システム構築のエンジニアリング生産性を向
上できるプロセス制御システムの構築装置を実現する。 【解決手段】 プロセス制御システムの制御単位をなす
機能ブロックを組み合わせて所望の制御系を構築するプ
ロセス制御システムの構築装置において、機能ブロック
で行う処理と部品オブジェクトを結び付ける。また、機
能ブロック及び機能ブロックを組み合わせた機能ブロッ
クグループをオブジェクトにして機能ブロックグループ
と機能ブロックの名前を階層構造で管理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プロセス制御シス
テムの制御単位をなす機能ブロックを組み合わせて所望
の制御系を構築するプロセス制御システムの構築装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】プラントに存在する温度、圧力等のプロ
セス量を制御してプラントを制御運転するシステムとし
てプロセス制御システムがある。プロセス制御システム
は、操作監視ステーションと制御ステーションを通信バ
スに接続し、制御ステーションはプラントの制御を担当
し、操作監視ステーションはプラントの運転操作と監視
を担当する構成をなしている。制御対象であるプラント
の規模に応じて複数の制御ステーションがプラントに分
散配置される。
【0003】図12はプロセス制御システムの構成例を
示した図である。図12で、操作監視ステーションIC
Sと制御ステーションFCSは通信バスBS上に接続さ
れている。制御ステーションFCSはプラントPLTを
制御する。プラントの規模に応じて複数の制御ステーシ
ョンが分散配置されている。
【0004】操作監視ステーションICSで、表示手段
1はマンマシンインタフェイス機能を持つCRT等で構
成されている。表示制御手段2は表示手段1を制御し、
プラントの制御・監視に必要な各種の画面あるいはウィ
ンドウを表示手段1に表示させる。入力手段3はキーボ
ード、マウス等で構成され、プラントの操作や制御運転
を行うためのデータ入力等を行う。監視手段4はプラン
トの監視を行う。操作手段5はプラントを制御運転する
ための操作を行う。監視や操作の結果は表示手段1で表
示される。通信手段6は通信バスBSを介して各制御ス
テーションとのデータ授受を所定の通信規約に従って行
う。
【0005】制御ステーションFCSで、制御ユニット
CUはプラントPLTの制御を担当する。入出力ユニッ
ト(I/Oユニットと称する)10は、プラントPLT
との間で各種の信号を入出力する。例えば、4〜20m
A,1〜5Vのアナログ信号、熱電対信号、接点信号等
を入出力する。通信手段11は通信バスBSを介して操
作監視ステーションや各制御ステーションとのデータ授
受を所定の通信規約に従って行う。
【0006】プラントPLTで、センサSNは温度、圧
力等のプロセス値を検出する。バルブV1,V2は制御
ステーションFCSから与えられる操作信号によって開
度が制御される。制御ステーションFCSがセンサSN
等から取ったプロセス値のデータは操作監視ステーショ
ンICSに送られ、操作監視ステーションICSは画面
にプロセス値を表示する。プロセス値が時々刻々と変わ
るのに伴って画面上の表示値も変えていく。このように
してプラントの状態を監視する。
【0007】従来のプロセス制御システムの構築のしか
たにおける問題点を述べる。 (従来例1)プロセス制御システムでは、制御ステーシ
ョンFCS内には複数の機能ブロックが動作している。
制御は機能ブロックを単位にして行われる。機能ブロッ
クにはタグ名という名前が付けられている。機能ブロッ
クにはいくつかの機能ブロック型がある。それぞれの機
能ブロックはいずれかの機能ブロック型に属している。
機能ブロック型毎に予めプログラミングされた処理手順
が結び付けられている。
【0008】図13は機能ブロックと機能ブロック型の
関係の一例を示した図である。図13で、制御ステーシ
ョンFCS内には機能ブロック21〜23が設けられて
いる。また、2つの機能ブロック型31,32が用意さ
れている。機能ブロック21,22,23にはタグ名
「FIC001」,「FIC002」,「FIC00
3」がそれぞれ付けられている。機能ブロック型31に
はPID制御用の処理アルゴリズム及びデータ構造が、
機能ブロック型32にはPVI制御用の処理アルゴリズ
ム及びデータ構造がそれぞれ結び付けられている。PV
I制御はプロセス値(PV)を表示(Indicat
e)する制御である。
【0009】タグ名「FIC001」と「FIC00
3」の機能ブロックは機能ブロック型がPIDであるた
め、機能ブロック型31に属している。タグ名「FIC
002」の機能ブロックは機能ブロック型がPVIであ
るため、機能ブロック型32に属している。
【0010】しかし、従来におけるプロセス制御システ
ムの構築のしかたでは次の問題点があった。 図13において、機能ブロック型毎の処理アルゴリズ
ムには、複数の機能ブロック型で共通の部分が存在す
る。この共通部分は、従来はサブルーチンといった非常
にプリミティブな部品としては共有化されていたが、信
号の入力処理、出力処理といった大きな部品としての共
有化はなされていなかった。 機能ブロックの振る舞いは機能ブロック型が割り当て
られた際に決定され、その後は動的に機能ブロックの振
る舞いを変更することはできなかった。
【0011】(従来例2)機能ブロックをまとめるため
の概念として制御ドローイングと呼ばれる機能ブロック
同士の結合を表現する図が存在する。図14は制御ドロ
ーイングの一例を示した図である。
【0012】しかし、制御ドローイングを駆使したプロ
セス制御システムの構築のしかたでは次の問題点があっ
た。 制御ドローイングでは機能ブロック同士の結合関係は
表されるが、これらをまとめて抽象的に操作監視するこ
とはできなかった。そして、制御ドローイングを監視画
面上に表示することはできたが、あくまで個別の機能ブ
ロックの集合という捉え方しかできなかった。 制御ドローイングを単位として、部品として扱う概念
がなく、これを単位に再利用することはできなかった。
制御ドローイングをコピーして再利用することは可能で
あるが、制御ドローイングを構成する機能ブロックを名
前も含めてコピーしてしまうため、コピー後に制御ドロ
ーイングにある機能ブロックに名前を付け直す等の手間
がかかる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した問題
点を解決するためになされたものであり、機能ブロック
で行う処理と部品オブジェクトを結び付けるとともに、
機能ブロック及び機能ブロックを組み合わせた機能ブロ
ックグループをオブジェクトにして機能ブロックグルー
プと機能ブロックの名前を階層構造で管理することによ
って、システム構築のエンジニアリング生産性を向上で
きるプロセス制御システムの構築装置を実現することを
目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は次のとおりの構
成になったプロセス制御システムの構築装置である。
【0015】(1)プロセス制御システムの制御単位を
なす機能ブロックを組み合わせて所望の制御系を構築す
るプロセス制御システムの構築装置において、機能ブロ
ックで行う処理を実行する部品オブジェクトを格納した
記憶手段と、機能ブロックで行う処理毎に設けられてい
て、処理を実行する部品オブジェクトを指定するポイン
タ手段と、処理と処理を実行する部品オブジェクトの結
合関係を示す結合情報を持っていて、機能ブロックで行
う各処理について前記結合情報をもとに前記ポインタ手
段と部品オブジェクトを結び付ける結合手段と、を有す
ることを特徴とするプロセス制御システムの構築装置。
【0016】(2)部品オブジェクトが所属するクラス
を、標準構造の部品オブジェクトが所属する基底クラス
と、前記標準構造を継承するとともに標準構造に条件を
付加した部品オブジェクトが所属する派生クラスとに分
けたことを特徴とする(1)記載のプロセス制御システ
ムの構築装置。
【0017】(3)1つの機能ブロックで行う処理をま
とめ、これらの処理と部品オブジェクトの結合関係を示
した結合情報を定義するとともに、これらの処理の集合
に機能ブロック型名を付ける型名定義手段を具備したこ
とを特徴とする(1)記載のプロセス制御システムの構
築装置。
【0018】(4)初期化時に機能ブロックに機能ブロ
ック型名が割り付けられたときに、機能ブロック型名の
結合情報に基づいて機能ブロックと部品オブジェクトを
結び付けるブロック構築手段を具備したことを特徴とす
る(3)記載のプロセス制御システムの構築装置。
【0019】(5)前記ポインタ手段に格納したポイン
タを変更して機能ブロックと部品オブジェクトの結び付
きを動的に変更する変更手段を具備したことを特徴とす
る(1)記載のプロセス制御システムの構築装置。
【0020】(6)プロセス制御システムの制御単位を
なす機能ブロックを組み合わせて所望の制御系を構築す
るプロセス制御システムの構築装置において、複数の機
能ブロックを組み合わせた機能ブロックグループを定義
する定義手段と、この定義手段で定義した定義情報をも
とに機能ブロックのオブジェクト及び機能ブロックグル
ープのオブジェクトを生成するオブジェクト生成手段
と、任意のコンピュータに設けられ、前記オブジェクト
生成手段で生成したオブジェクトを格納する記憶手段
と、を有することを特徴とするプロセス制御システムの
構築装置。
【0021】(7)機能ブロックグループのオブジェク
ト及び機能ブロックのオブジェクトは、機能ブロックグ
ループの名前と機能ブロックの名前を階層構造で管理し
ていて、機能ブロックグループの名前及び機能ブロック
の名前を機能ブロックグループのオブジェクトに与える
と、所望の機能ブロックが呼び出されることを特徴とす
る(6)記載のプロセス制御システムの構築装置。
【0022】(8)特定の機能ブロックには別名が付け
られていて、この別名を機能ブロックグループのオブジ
ェクトに与えると、特定の機能ブロックが直接呼び出さ
れることを特徴とする(6)記載のプロセス制御システ
ムの構築装置。
【0023】(9)前記機能ブロックグループのオブジ
ェクト及び機能ブロックのオブジェクトは要求に応じて
データを送るメソードを持っていることを特徴とする
(6)記載のプロセス制御システムの構築装置。
【0024】(10)前記定義手段は外部接続定義情報
に他の機能ブロックグループを定義し、この外部接続定
義情報に基づいて前記オブジェクト生成手段は機能ブロ
ックグループ同士を結合することを特徴とする(6)記
載のプロセス制御システムの構築装置。
【0025】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明を詳しく
説明する。図1は本発明の一実施例を示す構成図であ
る。図1で、ネットワーク40上にはコンピュータ5
1,52が接続されている。コンピュータ52で、記憶
手段521は機能ブロックで行う処理を実行する部品オ
ブジェクト522a〜522dを格納する。通信手段5
23はネットワーク40を介してコンピュータ間の通信
を行う。
【0026】コンピュータ51で、ポインタ手段511
a,511b,511c,…は機能ブロックで行う処理
毎に設けられていて、処理を実行する部品オブジェクト
を指定する。結合手段512は、処理と処理を実行する
部品オブジェクトの結合関係を示す結合情報を持ってい
る。結合手段512は、機能ブロックで行う各処理につ
いて、結合情報をもとにポインタ手段511a,511
b,…と部品オブジェクト522a,522b,…を結
び付ける。
【0027】型名定義手段513は、1つの機能ブロッ
クで行う処理をまとめ、これらの処理と部品オブジェク
トの結合関係を示した結合情報を定義し、これらの処理
の集合に機能ブロック型名を付ける。ブロック構築手段
514は、初期化時に機能ブロックに機能ブロック型名
が割り付けられたときに、機能ブロック型名の結合情報
に基づいて機能ブロックと部品オブジェクトを結び付け
る。
【0028】変更手段515は、ポインタ手段に格納し
ているポインタを変更することによって機能ブロックと
部品オブジェクトの結び付きを動的に変更する。実行手
段516は、機能ブロックにメッセージが与えられたと
きに、ポイント手段と結び付けられた部品オブジェクト
を逐次呼び出していく。これにより、部品オブジェクト
が機能ブロックの処理を実行する。通信手段517はネ
ットワーク40を介してコンピュータ間の通信を行う。
【0029】図1の装置が機能ブロックを構築する動作
を説明する。説明を簡単にするために、機能ブロックの
処理が、入力処理、制御演算処理、出力処理、アラーム
処理からなる場合を例に挙げる。
【0030】図2は機能ブロックの処理と部品オブジェ
クトの結び付け方を示した説明図である。機能ブロック
の処理が、入力処理、制御演算処理、出力処理、アラー
ム処理からなるため、それぞれの処理毎にポインタ手段
P1〜P4が設けられている。部品オブジェクトA1,
A2,A3,A4は、それぞれ入力処理、制御演算処
理、出力処理、アラーム処理を行う部品オブジェクトで
ある。ポインタ手段P1,P2,P3,P4に対して部
品オブジェクトA1,A2,A3,A4へのポインタを
それぞれ格納する。これによって、入力処理、制御演算
処理、出力処理、アラーム処理のポインタ手段が入力処
理、制御演算処理、出力処理、アラーム処理の部品オブ
ジェクトと結び付けられる。
【0031】機能ブロックに起動指令が与えられると、
実行手段516は、部品オブジェクトA1,A2,A
3,A4を順番に呼び出し、入力処理、制御演算処理、
出力処理、アラーム処理の順に処理を行わせる。これに
よって、機能ブロックとしての処理が実行される。
【0032】図3は部品オブジェクトが所属するクラス
を示した図である。図3に示すように、部品オブジェク
トが所属するクラスは基底クラスSと派生クラスD1,
D2とからなる。基底クラスSは、標準構造の部品オブ
ジェクトが所属するクラスである。派生クラスD1,D
2は標準構造を継承するとともに標準構造に条件を付加
した部品オブジェクトが所属するクラスである。
【0033】図4は機能ブロック型の定義情報の一例を
示した図である。図4では、入力処理、制御演算処理、
出力処理、アラーム処理を行う機能ブロック型の例を示
している。型名が「PID A」と「PID B」の2
つの機能ブロック型が用意されている。機能ブロック型
名「PID A」の機能ブロックでは、入力処理、制御
演算処理、出力処理、アラーム処理と「Input
1」,「Calc1」,「Output1」,「Ala
rm1」とを結合させることを定義している。「Inp
ut1」,「Calc1」,「Output1」,「A
larm1」は、入力処理、制御演算処理、出力処理、
アラーム処理を行う部品オブジェクトの名前である。こ
の結合情報は、どの処理をどのオブジェクトに行わせる
かを示している。同様に機能ブロック型名「PID
B」の機能ブロックでは、入力処理、制御演算処理、出
力処理、アラーム処理と「Input1」,「Calc
1」,「Output1」,「Alarm2」とを結合
させることを定義している。これら2つの機能ブロック
はアラーム処理のしかたが異なる。
【0034】図5は機能ブロックの定義情報を示した図
である。図5で、「FIC001」,「FIC00
2」,「FIC003」は機能ブロックに付けた名前で
ある。定義情報では、機能ブロック「FIC001」,
「FIC002」,「FIC003」に機能ブロック型
「PID A」,「PID B」,「PID A」の機
能ブロックをそれぞれ割り付けることを定義している。
【0035】図6は機能ブロックの実体を示した図であ
る。図6に示すように、機能ブロック「FIC001」
には機能ブロック型「PID A」が、機能ブロック
「FIC002」には機能ブロック型「PID B」
が、機能ブロック「FIC003」には機能ブロック型
「PID A」がそれぞれ割り付けられてインスタンス
をなしている。
【0036】図7は機能ブロックと結び付ける部品オブ
ジェクトの変更のしかたを示した説明図である。図7で
はアラーム処理を行う部品オブジェクトを変更する例を
示している。部品オブジェクトの変更時には、機能ブロ
ックに対して変更指示が与えられる。このとき、変更手
段515は、アラーム処理部品へのポインタ手段P4に
格納しているポインタを変更し、ポインタ手段P4と結
び付ける部品オブジェクトを部品オブジェクトA4から
部品オブジェクトA5に変更する。これによって、機能
ブロックで行うアラーム処理のしかたが変わる。このよ
うにして機能ブロックと部品オブジェクトの結合関係を
動的に変更する。
【0037】図8は本発明の他の実施例を示した図であ
る。図8で、ネットワーク40上にはコンピュータ6
1,62が接続されている。コンピュータ61で、定義
手段611は複数の機能ブロックを組み合わせた機能ブ
ロックグループを定義する。記憶手段612は定義手段
611で定義した機能ブロックグループの構造情報を格
納する。
【0038】オブジェクト生成手段613は、定義手段
611で定義した定義情報をもとに機能ブロックのオブ
ジェクト及び機能ブロックグループのオブジェクトを生
成する。記憶手段614は、オブジェクト生成手段61
3で生成したオブジェクトを格納する。通信手段615
はネットワーク40を介してコンピュータ間の通信を行
う。
【0039】記憶手段614に格納した機能ブロックグ
ループのオブジェクトと機能ブロックグループのオブジ
ェクトは、機能ブロックグループの名前と機能ブロック
の名前を階層構造で管理している。これにより、機能ブ
ロックグループの名前と機能ブロックの名前を機能ブロ
ックグループのオブジェクトに与えると、機能ブロック
グループの中にある所望の機能ブロックが呼び出され
る。機能ブロックグループ内にある端子についても同様
に階層構造で管理している。また、特定の機能ブロック
には別名が付けられている。別名を機能ブロックグルー
プのオブジェクトに与えると特定の機能ブロックが直接
呼び出される。
【0040】機能ブロックのオブジェクト及び機能ブロ
ックグループのオブジェクトは要求に応じてデータを送
るメソードを持っている。前述した定義手段611は、
外部接続定義情報に他の機能ブロックグループを定義す
ることがある。このとき、オブジェクト生成手段613
は、外部接続定義情報に基づいて機能ブロックグループ
同士を結合する。
【0041】コンピュータ62で、操作監視手段621
はプラントの運転操作と監視を行う。表示手段622は
操作監視を行うための画面を表示する。通信手段623
はネットワーク40を介してコンピュータ間の通信を行
う。
【0042】図8の実施例の動作を説明する。図9は機
能ブロックグループの一例を示した図である。図9の機
能ブロックグループBGは機能ブロックB1とB2を組
み合わせて構成されている。機能ブロックB1は、名前
が「subname1」で機能ブロック型が「FB
1」である。機能ブロックB2は、名前が「subna
me2」で機能ブロック型が「FB T2」である。
【0043】図10は図9の機能ブロックグループの定
義情報を格納した様子を示した図である。図10で、記
憶手段612に機能ブロックグループの定義情報が格納
されている。定義情報はデータベース化されている。定
義情報D1が図9の機能ブロックグループの定義情報で
ある。定義情報D1で、「FBGRP T1」は機能ブ
ロックグループの型名である。この型名の他に定義情報
は、構成要素、接続及び外部端子の情報からなる。構成
要素の情報は、機能ブロックグループを構成する2つの
機能ブロックの機能ブロック型「FB T1」,「FB
T2」の情報と、機能ブロックの名前「subnam
e1」と「subname2」の情報とからなる。接続
の情報は、機能ブロック「subname1」の出力端
子を機能ブロック「subname2」のSET端子に
接続していることを示している。
【0044】外部端子の情報は、外部端子として「se
t1」,「in1」,「in2」,「out」があり、
これらの端子は機能ブロック「subname1」のS
ET端子、機能ブロック「subname1」の入力端
子、機能ブロック「subname2」の入力端子、機
能ブロック「subname2」の出力端子にそれぞれ
接続されていることを示している。
【0045】図11は機能ブロックグループの定義情報
をもとに機能ブロックグループのオブジェクトを生成す
る様子を示した図である。定義手段611が定義した機
能ブロックグループの構造が定義情報として記憶手段6
12に格納され、オブジェクト生成手段613はこの定
義情報に基づいて機能ブロックグループを構築する。
【0046】図11で、機能ブロックグループの定義情
報D2は、「FBGRP T1」型の機能ブロックグル
ープ「fbgrpname1」と「FBGRP T1」
型の機能ブロックグループ「fbgrpname2」を
接続することを定義した情報である。外部接続の定義情
報では、機能ブロックグループ「fbgrpname
1」の出力端子と機能ブロックグループ「fbgrpn
ame2」のSET端子を接続することを定義してい
る。名前別名定義の情報では、機能ブロックグループ
「fbgrpname1」にある機能ブロック「sub
name1」に別名として「FIC001」を付けるこ
とを定義している。
【0047】このような定義情報D2をもとに機能ブロ
ックグループのオブジェクトを生成すると、「FBGR
T1」型の機能ブロックグループ「fbgrpna
me1」のオブジェクトと、「FBGRP T1」型の
機能ブロックグループ「fbgrpname2」のオブ
ジェクトを接続した構成になる。
【0048】機能ブロックグループ自体がオブジェクト
で構成されていて、機能ブロックグループ内にある機能
ブロックもオブジェクトで構成されている。機能ブロッ
クグループのオブジェクトと機能ブロックグループのオ
ブジェクトは、機能ブロックグループの名前と機能ブロ
ックグループ内にある機能ブロックの名前を階層構造で
管理している。機能ブロックグループ内にある端子につ
いても同様に階層構造で管理している。
【0049】このように管理することにより、操作監視
手段621からは、例えば「fbgrpname1.S
ET」,「fbgrpname1.IN1」等のように
階層化された端子名を用いて機能ブロックグループ内に
ある端子にアクセスすることができる。
【0050】また、個別の機能ブロックに対しても、
「fbgrpname1.subname1」のように
階層化された名前を用いてアクセスすることができる。
これにより、同じ機能ブロックグループ型を複数の機能
ブロックグループに用いても機能ブロックグループ内の
機能ブロックや端子の名前を付け替える必要がない。
【0051】更に、重要な機能ブロックには別名を付け
ている。これにより、特定の機能ブロックに対して直接
アクセスすることができる。図11の例では、機能ブロ
ック「fbgrpname1.subname1」に別
名「FIC001」を付けている。別名「FIC00
1」を用いて機能ブロック「subname1」に直接
アクセスできる。別名を付けることにより、操作監視系
からは重要な機能ブロックを特別に意識させることがで
きる。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば次の効果が得られる。
【0053】請求項1の発明によれば、機能ブロックで
行う処理と部品オブジェクトを結び付けているため、機
能ブロックで行う処理を部品化して共有することがで
き、エンジニアリング生産性を向上することができる。
【0054】請求項2の発明によれば、各部品オブジェ
クトは、基本部分を継承し、変更が必要な部分だけを実
装すればよいため、簡単に応用部品を作成することがで
きる。
【0055】請求項3及び請求項4の発明によれば、機
能ブロックと部品オブジェクトの結合関係を、同じ処理
を行う機能ブロックに対して使い回すことができる。
【0056】請求項5の発明によれば、機能ブロックと
部品オブジェクトの結合関係を動的に変更できるため、
部品オブジェクトに不具合が生じたときに容易に部品オ
ブジェクトを交換できる。また、機能ブロックで行う処
理の内容を容易に変更できる。
【0057】請求項6の発明によれば、複数の機能ブロ
ックを組み合わせた機能ブロックグループを部品単位と
して再利用できるため、エンジニアリング生産性を向上
することができる。また、機能ブロックグループも単体
の機能ブロックと同様に扱えるため、プロセス制御シス
テムでは抽象度の高い操作監視が可能になる。
【0058】請求項7の発明によれば、機能ブロックグ
ループの名前と機能ブロックグループ内にある機能ブロ
ックの名前を階層構造で管理しているため、機能ブロッ
クグループと機能ブロックを容易に呼び出すことができ
る。また、同じ機能ブロックグループ型を異なる機能ブ
ロックグループに用いても、機能ブロックグループにあ
る機能ブロックの名前を付け替える必要がない。
【0059】請求項8の発明によれば、特定の機能ブロ
ックを直接的に操作監視することができる。
【0060】請求項9の発明によれば、統一したアクセ
スのしかたで機能ブロックグループからデータを得るこ
とができる。
【0061】請求項10の発明によれば、機能ブロック
グループどうしを容易に結合することができる。
【0062】以上説明したように本発明によれば、シス
テム構築のエンジニアリング生産性を向上できるプロセ
ス制御システムの構築装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】本発明の動作説明図である。
【図3】本発明の動作説明図である。
【図4】本発明の動作説明図である。
【図5】本発明の動作説明図である。
【図6】本発明の動作説明図である。
【図7】本発明の動作説明図である。
【図8】本発明の他の実施例を示した図である。
【図9】本発明の動作説明図である。
【図10】本発明の動作説明図である。
【図11】本発明の動作説明図である。
【図12】プロセス制御システムの構成例を示した図で
ある。
【図13】機能ブロックと機能ブロック型の関係の一例
を示した図である。
【図14】制御ドローイングの一例を示した図である。
【符号の説明】
511a,511b,511c,… ポインタ手段 512 結合手段 513 型名定義手段 514 ブロック構築手段 515 変更手段 521,612,614 記憶手段 522a〜522d 部品オブジェクト 611 定義手段 613 オブジェクト生成手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロセス制御システムの制御単位をなす
    機能ブロックを組み合わせて所望の制御系を構築するプ
    ロセス制御システムの構築装置において、 機能ブロックで行う処理を実行する部品オブジェクトを
    格納した記憶手段と、 機能ブロックで行う処理毎に設けられていて、処理を実
    行する部品オブジェクトを指定するポインタ手段と、 処理と処理を実行する部品オブジェクトの結合関係を示
    す結合情報を持っていて、機能ブロックで行う各処理に
    ついて前記結合情報をもとに前記ポインタ手段と部品オ
    ブジェクトを結び付ける結合手段と、 を有することを特徴とするプロセス制御システムの構築
    装置。
  2. 【請求項2】 部品オブジェクトが所属するクラスを、
    標準構造の部品オブジェクトが所属する基底クラスと、
    前記標準構造を継承するとともに標準構造に条件を付加
    した部品オブジェクトが所属する派生クラスとに分けた
    ことを特徴とする請求項1記載のプロセス制御システム
    の構築装置。
  3. 【請求項3】 1つの機能ブロックで行う処理をまと
    め、これらの処理と部品オブジェクトの結合関係を示し
    た結合情報を定義するとともに、これらの処理の集合に
    機能ブロック型名を付ける型名定義手段を具備したこと
    を特徴とする請求項1記載のプロセス制御システムの構
    築装置。
  4. 【請求項4】 初期化時に機能ブロックに機能ブロック
    型名が割り付けられたときに、機能ブロック型名の結合
    情報に基づいて機能ブロックと部品オブジェクトを結び
    付けるブロック構築手段を具備したことを特徴とする請
    求項3記載のプロセス制御システムの構築装置。
  5. 【請求項5】 前記ポインタ手段に格納したポインタを
    変更して機能ブロックと部品オブジェクトの結び付きを
    動的に変更する変更手段を具備したことを特徴とする請
    求項1記載のプロセス制御システムの構築装置。
  6. 【請求項6】 プロセス制御システムの制御単位をなす
    機能ブロックを組み合わせて所望の制御系を構築するプ
    ロセス制御システムの構築装置において、 複数の機能ブロックを組み合わせた機能ブロックグルー
    プを定義する定義手段と、 この定義手段で定義した定義情報をもとに機能ブロック
    のオブジェクト及び機能ブロックグループのオブジェク
    トを生成するオブジェクト生成手段と、 任意のコンピュータに設けられ、前記オブジェクト生成
    手段で生成したオブジェクトを格納する記憶手段と、を
    有することを特徴とするプロセス制御システムの構築装
    置。
  7. 【請求項7】 機能ブロックグループのオブジェクト及
    び機能ブロックのオブジェクトは、機能ブロックグルー
    プの名前と機能ブロックの名前を階層構造で管理してい
    て、機能ブロックグループの名前及び機能ブロックの名
    前を機能ブロックグループのオブジェクトに与えると、
    所望の機能ブロックが呼び出されることを特徴とする請
    求項6記載のプロセス制御システムの構築装置。
  8. 【請求項8】 特定の機能ブロックには別名が付けられ
    ていて、この別名を機能ブロックグループのオブジェク
    トに与えると、特定の機能ブロックが直接呼び出される
    ことを特徴とする請求項6記載のプロセス制御システム
    の構築装置。
  9. 【請求項9】 前記機能ブロックグループのオブジェク
    ト及び機能ブロックのオブジェクトは要求に応じてデー
    タを送るメソードを持っていることを特徴とする請求項
    6記載のプロセス制御システムの構築装置。
  10. 【請求項10】 前記定義手段は外部接続定義情報に他
    の機能ブロックグループを定義し、この外部接続定義情
    報に基づいて前記オブジェクト生成手段は機能ブロック
    グループ同士を結合することを特徴とする請求項6記載
    のプロセス制御システムの構築装置。
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