JP2000306624A - はんだ付け端子およびこのはんだ付け端子を備えたコネクタ - Google Patents

はんだ付け端子およびこのはんだ付け端子を備えたコネクタ

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JP2000306624A
JP2000306624A JP11112162A JP11216299A JP2000306624A JP 2000306624 A JP2000306624 A JP 2000306624A JP 11112162 A JP11112162 A JP 11112162A JP 11216299 A JP11216299 A JP 11216299A JP 2000306624 A JP2000306624 A JP 2000306624A
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connector
soldering
terminal
wire
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JP11112162A
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Hiroyuki Fukuhara
浩幸 福原
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Fujitsu Telecom Networks Ltd
Original Assignee
Fujitsu Telecom Networks Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント配線板に電線等の線材を接続するた
めのはんだ付け端子に関し、プリント配線板に確実には
んだ付けすること、および、プリント配線板上に表面実
装することを目的とする。 【解決手段】 はんだ付け用の平面13aが設けられた
台座部13と、台座部13の平面13aと反対側13b
に設けられ、反平面側に向けて突出する棒状の端子部1
5とを備え、端子部15には、端子部15の先端側15
aを可撓性を有する複数の片21に分割するスリット1
9が、軸長方向に沿って設けられたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント配線板に
外部から導入される電線等の線材を接続するためのはん
だ付け端子、および、はんだ付け端子を備えたコネクタ
に係り、特に、プリント配線板に表面実装可能なはんだ
付け端子およびはんだ付け端子を備えたコネクタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子機器は、配線パターンを形
成したプリント配線板に複数の部品をはんだ付けするこ
とで構成されている。プリント配線板にはんだ付けした
部品と外部の装置等との電気的な接続は、はんだ付け端
子、またはコネクタ等を用いて行われている。
【0003】はんだ付け端子は、主に、プリント配線板
上に信号線、電源線等を個別に接続する場合に使用され
ている。コネクタは、主に、複数の信号線、電源線をプ
リント配線板に接続する場合に使用されている。図7
は、はんだ付け端子を備えたコネクタの一例を示してい
る。コネクタ1は、電気絶縁性の樹脂からなる連結部3
に、等間隔で並列した金属製の棒状のはんだ付け端子2
を貫設して形成されている。はんだ付け端子2の一端2
aは、連結部3のプリント配線板4側に短く突出してい
る。はんだ付け端子2の他端2bは、連結部3のプリン
ト配線板4と反対側に長く突出している。
【0004】連結部3には、図8に示すように、はんだ
付け端子2の配列方向に間隔を置いて、軸長方向に沿う
切込3aが形成されている。このコネクタ1では、連結
部3を切込3aから切断することで、所定数のはんだ付
け端子2を備えたコネクタ1が構成される。この種のコ
ネクタは一般にピンコネクタと称されている。
【0005】上述したコネクタ1は、以下示すように、
プリント配線板4に取り付けられ、プリント配線板4に
実装した部品と外部の装置等との電気的な接続が行われ
る。先ず、図9に示すように、はんだ付け端子2の一端
2aが、プリント配線板4のスルーホール4aに、部品
実装面側4bから挿入される。挿入は、連結部3のプリ
ント配線板4側の底部がスルーホール4aの周囲に当接
するまで行われる。コネクタ1は、はんだ付け端子2の
一端2aをスルーホール4aのはんだ付け面側4cから
突出した状態で、プリント配線板4上に仮実装される。
【0006】また、他の実装部品の端子が別のスルーホ
ールに挿入され、これ等実装部品がプリント配線板4上
に仮実装される。プリント配線板4への仮実装は、通
常、自動実装機により人手を介さずに行われる。この状
態で、プリント配線板4のはんだ付け面側4cをはんだ
槽に浸すことにより、コネクタ1および他の実装部品が
プリント配線板4に固定される。同時に、はんだ付け端
子2および実装部品の端子が、プリント配線板4のパタ
ーンに接続される。
【0007】この後、プリント配線板4の部品実装面側
4bから突出するはんだ付け端子2の他端2b側に電線
等の線材5が絡められる。そして、はんだ付け端子2と
線材5とがはんだ付けされ、プリント配線板4と外部の
装置等との電気的な接続が行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のはんだ付け端子2を備えたコネクタ1では、
はんだ付け端子2の配列間隔が厳密に等間隔ではない。
このため、多数のはんだ付け端子2を備えた長いコネク
タ1の場合には、各はんだ付け端子2をスルーホール4
aに挿入しにくいという問題があった。この結果、コネ
クタ1の長さによっては、自動実装機によるプリント配
線板4への自動実装ができなかった。
【0009】また、スルーホール4aにはんだ付け端子
2を挿入した際に、連結部3の底部がスルーホール4a
の周囲に当接し、スルーホール4aの開口部が塞がれて
しまう。このため、プリント配線板4をはんだ槽に浸し
た際に、スルーホール4a内の熱せられた空気の逃げ場
がなくなり、はんだがスルーホール内に十分上昇しない
という問題があった。この結果、はんだ付け端子2が確
実にはんだ付けできないおそれがあった。
【0010】スルーホール4aの周囲が、連結部3によ
り塞がれているため、はんだ付け後にはんだ付け状態の
確認ができなかった。コネクタ1のはんだ付け端子2の
数が少ない場合には、コネクタ1をプリント配線板4上
に仮実装した際に、コネクタ1の安定性が悪く、傾くお
それがあった。このため、図10に示すように、コネク
タ1が浮いた状態ではんだ付けされるおそれがあった。
【0011】プリント配線板4に固定されたコネクタ1
の各はんだ付け端子2に線材5を取り付ける際に、線材
5をはんだ付け端子2に絡めただけでは、電気的に十分
に接続できなかった。線材5のはんだ付け端子2へのは
んだ付けは、工具または手などで線材5をはんだ付け端
子2の周囲に絡めた状態を維持して行わなくてはなら
ず、作業性が悪いという問題があった。
【0012】また、上述したコネクタ1では、プリント
配線板4にはんだ付け端子2を挿入するスルーホール4
aが必要である。このため、他の実装部品が表面実装部
品の場合には、これ等表面実装部品のはんだ付け後に別
工程を設け、手作業でコネクタ1のはんだ付けを行わな
くてはならなかった。本発明の目的は、プリント配線板
に確実にはんだ付けすることができるはんだ付け端子お
よびはんだ付け端子を備えたコネクタを提供することに
ある。
【0013】本発明の別の目的は、電線等の線材を容易
かつ確実に取り付けることができるはんだ付け端子およ
びはんだ付け端子を備えたコネクタを提供することにあ
る。本発明のさらなる目的は、プリント配線板上に表面
実装することができるはんだ付け端子およびはんだ付け
端子を備えたコネクタを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1のはんだ付け端
子は、はんだ付け用の平面が設けられた台座部と、該台
座部の前記平面と反対側に設けられ、反平面側に向けて
突出する棒状の端子部とを備え、前記端子部には、該端
子部の先端側を可撓性を有する複数の片に分割するスリ
ットが、軸長方向に沿って設けられたことを特徴とす
る。
【0015】請求項2のはんだ付け端子は、請求項1記
載のはんだ付け端子において、前記端子部の周囲には、
横断面方向に沿って溝が設けられたことを特徴とする。
請求項3のコネクタは、請求項1または請求項2記載の
複数のはんだ付け端子を、前記端子部の先端側を板状の
コネクタ本体の表面から突出し、前記台座部の前記平面
側を前記コネクタ本体の裏面から突出して該コネクタ本
体に貫設したことを特徴とする。
【0016】請求項4のコネクタは、請求項3記載のコ
ネクタにおいて、前記はんだ付け端子は、前記台座部の
一部を前記コネクタ本体の側面から露出して該コネクタ
本体に貫設されたことを特徴とする。請求項5のコネク
タは、請求項3または請求項4記載のコネクタにおい
て、前記コネクタ本体の前記表面側には、前記はんだ付
け端子の前記端子部を挿通する挿通穴が設けられ、前記
コネクタ本体の前記裏面側には、前記挿通穴に連通し、
前記はんだ付け端子の前記台座部を支持する支持穴が設
けられ、前記はんだ付け端子は、前記端子部側を前記コ
ネクタ本体の前記裏面側から圧入して、前記端子部と前
記台座部とを、それぞれ前記挿通穴と前記支持穴とに着
脱自在に貫設されていることを特徴とする。
【0017】請求項6のコネクタは、請求項3ないし請
求項5のいずれか1項記載のコネクタにおいて、前記は
んだ付け端子は、前記コネクタ本体に千鳥状に配置され
たことを特徴とする。請求項7のコネクタは、請求項3
ないし請求項5のいずれか1項記載のコネクタにおい
て、前記コネクタ本体には、該コネクタ本体を複数に分
断する切込が形成されたことを特徴とする。
【0018】(作用)請求項1のはんだ付け端子では、
台座部に設けられたはんだ付け用の平面が、例えば、プ
リント配線板のランドにはんだ付けされ、はんだ付け端
子がプリント配線板上に直立した状態で表面実装され
る。すなわち、本はんだ付け端子では、プリント配線板
のスルーホールが不要になる。
【0019】はんだ付け端子をプリント配線板のランド
等にはんだ付けした後、電線等の線材を端子部に設けら
れたスリットに挟み込むことで、線材とランドとが電気
的に接続される。ここで、スリットは、線材を挟み込む
機能と、端子部の先端側を複数の片に分割する機能とを
有している。このため、線材をスリットに挟み込む際
に、各片は線材の外径に合わせてスリットを広げる方向
に撓み、線材を挟み込んだ後には、各片は撓んだ反力に
より線材を確実に挟持する。したがって、スリットに
は、様々な外径の線材を接続することが可能である。
【0020】さらに、線材がスリットに挟持された状態
で、線材と端子部とがはんだ付けされる。この際、溶融
したはんだがスリット内まで流れ込み、線材と端子部と
が確実に固定される。また、線材はスリットにより挟持
されているため、はんだ付けは容易に行われる。請求項
2のはんだ付け端子では、端子部の周囲に設けられた溝
に線材を巻回するだけで、線材が端子部に取り付けられ
る。この後、線材と端子部とをはんだ付けすることで、
線材と端子部とが確実に固定される。
【0021】請求項3のコネクタでは、複数のはんだ付
け端子が、端子部を板状のコネクタ本体の表面から突出
し、台座部の平面側をコネクタ本体の裏面から突出し
て、コネクタ本体に貫設され、表面実装可能なコネクタ
が容易に構成される。コネクタ本体に貫設された各はん
だ付け端子の台座部は、平面側がコネクタ本体の裏面か
ら突出している。このため、はんだ付けを行う際に、溶
融したはんだが台座部の周囲まで上昇し、はんだ付けが
確実に行われる。
【0022】請求項4のコネクタでは、はんだ付け端子
の台座部の一部が、コネクタ本体の側面から露出してい
る。このため、はんだ付け端子をランド等にはんだ付け
した後に、はんだ付け用の平面に溶着したはんだの状態
が容易に確認される。請求項5のコネクタでは、はんだ
付け端子が圧入によりコネクタ本体に着脱自在に貫設さ
れる。このため、はんだ付け端子をコネクタ本体の必要
な場所のみに取り付けることが可能になる。この結果、
不要なはんだ付け端子をコネクタ本体に取り付ける必要
がなくなり、線材の端子部へのはんだ付けが容易にな
る。
【0023】また、コネクタ本体に固定されたはんだ付
け端子は、交換が容易に行われる。請求項6のコネクタ
では、はんだ付け端子が、コネクタ本体に千鳥状に配置
されるため、端子部の間隔を十分に空けることが可能に
なる。したがって、線材の端子部へのはんだ付け作業が
容易に行われる。請求項7のコネクタでは、コネクタ本
体に切込が形成されるため、切込からコネクタ本体を分
断することで、はんだ付け端子の必要数に応じたコネク
タが形成される。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて詳細に説明する。図1は、本発明のはんだ付け端
子の一実施形態(請求項1および請求項2に対応する)
を示している。図において、はんだ付け端子11は、平
坦な円柱形状の台座部13を有している。台座部13に
は、円形状のはんだ付け面13a(平面に対応する)が
形成されている。台座部13のはんだ付け面13aと反
対側の面13bには、はんだ付け面13aと反対側に向
けて突出する細長い円柱状の端子部15が、台座部13
と同軸上に一体形成されている。端子部15の直径は、
台座部13の直径の約半分にされている。なお、この実
施形態のはんだ付け端子11は、りん青銅等の材料を切
削加工することで形成されている。
【0025】端子部15の中心軸A上には、先端側15
aから台座部13に向けて断面円形状の挿入穴17が形
成されている。端子部15には、挿入穴17に連通し、
互いに直交するスリット19が、先端側15aから台座
部13に向けて4箇所に形成されている。各スリット1
9は、端子部15の先端側15aから見たときに、十字
状に形成されている。各スリット19の長さは、挿入穴
17の長さより短くされ、各スリット19の幅は、挿入
穴17の内径より小さくされている。
【0026】これ等スリット19により、端子部15の
先端側15aには、横断面方向に可撓性を有する4つの
片21が形成されている。端子部15の先端側15aの
周囲には、横断面方向に沿って、断面円弧状の溝23
が、軸長方向に間隔を置いて2箇所に形成されている。
上述したはんだ付け端子は、以下示すように、プリント
配線板25にはんだ付けされ、プリント配線板25と外
部の装置等(図示せず)との電気的な接続が行われる。
【0027】ここで、プリント配線板25上には、予
め、台座部13のはんだ付け面13aより一回り大きい
円形状のランド27が形成されている。ランド27に
は、他の実装部品用のランドから延在する配線パターン
27aが接続されている。ランド27上には、クリーム
はんだ29が印刷されている。なお、図1では、通常、
プリント配線板25の表面に形成されているレジスト膜
を省略している。
【0028】先ず、はんだ付け端子11は、はんだ付け
面13aをランド27に接触させてプリント配線板25
上に載置される。次に、リフローはんだ付けが行われ、
図2に示すように、はんだ付け端子11がプリント配線
板25に固定される。
【0029】この後、外部の装置等に接続された電線等
の線材31が、はんだ付け端子11の端子部15に取り
付けられる。この際、線材31の太さ、芯数等により、
取付箇所が選択される。例えば、線材31の直径がスリ
ット19の幅より大きく、かつ挿入穴17の内径より小
さい場合には、線材31は、スリット19に挟み込むこ
とで端子部15に取り付けられる。
【0030】線材31のスリット19への挟み込みによ
り、各片21は撓み、その反力により線材31のスリッ
ト19からの外れが防止される。このように、スリット
19は、線材31を挟み込む機能と、端子部15の先端
側15aを複数の可撓性を有する片21に分割する機能
とを備えている。この時点で線材31とはんだ付け端子
11とが、電気的に接続される。
【0031】ここで、線材31をスリット19に挟み込
んだ後に、さらに別のスリット19に挟み込んでもよ
い。線材31の直径が挿入穴17の内径より大きい場合
には、線材31を端子部15の先端側15aから挿入穴
17に嵌入することで、線材31が端子部15に取り付
けられる。線材31の嵌入により、各片21は外側に撓
み、その反力により、線材31の挿入穴17からの外れ
が防止される。この時点で線材31とはんだ付け端子1
1とが、電気的に接続される。
【0032】一方、線材31の直径にかかわらず、線材
31が適度に柔軟性を有する太さである場合には、線材
31は溝23に巻回することで、端子部15に取り付け
ることが可能である。線材31を溝23に巻回する際
に、端子部15の各片21は、中心側へ僅かに撓む。巻
回後は、これ等片21の反力により、巻回した線材31
が緩むことが防止される。線材31の溝23への巻回
は、線材31をスリット19に挟み込んだ後に行っても
よい。
【0033】線材31の端子部15への取り付けは、単
線のみならず複数本の芯線からなるより線でも同様に行
われる。この後、端子部15に取り付けた線材31と、
端子部15とがはんだ付けされる。この際、はんだが挿
入穴17およびスリット19に流れ込むことで、線材3
1が端子部15に確実に固定される。そして、外部の装
置等とプリント配線板25とが電気的および機械的な接
続が完了する。
【0034】以上のように構成されたはんだ付け端子で
は、台座部13にはんだ付け面13aを形成したので、
はんだ付け端子11をプリント配線板25上に直立した
状態で表面実装することができる。したがって、プリン
ト配線板25にスルーホールを形成することが不要にな
る。はんだ付け端子11をプリント配線板25のランド
27にはんだ付けした後、線材31を端子部15のスリ
ット19に挟み込むだけで、線材31とランド27とを
電気的に接続することができる。
【0035】スリット19の幅は、可撓性を有する片2
1により可変であるため、様々な外径の線材31を接続
することができる。線材31をスリット19に挟み込ん
だ状態で、線材31と端子部15とをはんだ付けする際
には、溶融したはんだがスリット19内まで流れ込むた
め、線材31と端子部15とを確実に固定することがで
きる。また、はんだ付けの際、線材31はスリット19
により挟持されているため、はんだ付けを容易に行うこ
とができる。
【0036】線材31を端子部15に設けられた溝23
に巻回するだけで、線材31を端子部15に取り付ける
ことができる。図3は、本発明のはんだ付け端子を備え
たコネクタの第1の実施形態(請求項3ないし請求項6
に対応する)を示している。この実施形態のコネクタ
は、長尺な板状のコネクタ本体33に、図1に示した複
数のはんだ付け端子11を取り付けて構成されている。
【0037】コネクタ本体33は、ポリブチレンテレフ
タレート等の電気絶縁性の樹脂を成形することで形成さ
れている。コネクタ本体33の板厚は、はんだ付け端子
11の台座部13の高さより若干大きく形成されてい
る。コネクタ本体33には、表面33aから板厚方向に
貫通する横断面円形状の複数の挿通穴35が形成されて
いる。これ等挿通穴35は、コネクタ本体33の長手方
向に沿って、幅方向の両側面33c、33d側に間隔を
置いて2列に形成されている。側面33c側に形成され
た挿通穴35と側面33d側に形成された挿通穴35と
は、相互にずれて形成されており、挿通穴35は、コネ
クタ本体33の表面33a側から見たときに千鳥状に形
成されている。各挿通穴35の内径は、はんだ付け端子
11の端子部15を圧入可能な大きさに形成されてい
る。
【0038】コネクタ本体33の裏面33bには、各挿
通穴35と同軸上に、平坦な円柱状の支持穴37が形成
されている。支持穴37の内径は、はんだ付け端子11
の台座部13を圧入可能な大きさに形成されている。各
挿通穴35の中心軸Bからコネクタ本体33の側面33
c、33dまでの距離L1、L2は、はんだ付け端子1
1の台座部13の半径より小さくされている。このた
め、支持穴37のコネクタ本体33の側面33c、33
dには、この支持穴37に支持される台座部13の一部
を露出するための開口部37aが形成されている。支持
穴37の高さは、台座部13の高さより小さくされてい
る。
【0039】上述したコネクタでは、コネクタ本体33
の所定の挿通穴35および支持穴37に、はんだ付け端
子11を裏面33b側から圧入することで、はんだ付け
端子11がコネクタ本体33に貫設され、コネクタが構
成される。圧入は、台座部13が支持穴37の挿通穴3
5側の端面に突き当たるまで行われる。はんだ付け端子
11をコネクタ本体33に貫設した状態で、図4に示す
ように、台座部13の一部は、コネクタ本体33の裏面
33bおよび側面33c、33dから突出している。ま
た、端子部15のスリット19は、コネクタ本体33の
表面33aから露出している。
【0040】この後、各台座部13のはんだ付け面13
aをプリント配線板25のランド27に接触させて、コ
ネクタ本体33がプリント配線板25上に載置される。
はんだ付け端子11は、コネクタ本体33の両側面33
c、33dに沿って2列に取り付けられる。このため、
コネクタ本体33をプリント配線板25上に載置した際
に傾くことはない。
【0041】この状態で、リフローはんだ付けを行うこ
とにより、図5に示すように、各はんだ付け端子11の
はんだ付け面13aがランド27にはんだ付けされ、コ
ネクタ本体33がプリント配線板25に固定される。は
んだ付けの際、台座部13の一部がコネクタ本体33の
裏面33bから突出しているため、はんだは台座部13
の外周まで上昇し、はんだ付けが確実に行われる。ま
た、台座部13の一部が、コネクタ本体33の側面33
c、33dから突出しているため、はんだ付け後は、は
んだ付けの確認が容易かつ確実に行われる。
【0042】万一、プリント配線板25上に形成したラ
ンド27の形成間隔が微妙にずれていた場合にも、リフ
ローはんだ付けの際に溶融したはんだの表面張力によ
り、コネクタ本体33の位置が最適な位置に移動する。
コネクタ本体33に形成された挿通穴35の形成間隔が
ずれていた場合も同様に、はんだの表面張力により、コ
ネクタ本体33の位置が最適な位置に移動する。
【0043】そして、コネクタ本体33がプリント配線
板25に固定された後、図2で説明した場合と同様に、
線材31がはんだ付け端子11の端子部15に取り付け
られ、はんだ付けされる。この際、はんだ付け端子11
は、コネクタ本体33に千鳥状に取り付けられているた
め、はんだ付け端子11の端子間距離が十分大きく、線
材の取り付けが容易に行われる。
【0044】この実施形態のコネクタでは、コネクタ本
体33に固定された各はんだ付け端子11に関しては、
上述したはんだ付け端子の実施形態と同様の効果を得る
ことができる。
【0045】また、この実施形態のコネクタでは、複数
のはんだ付け端子11を、端子部を板状のコネクタ本体
33の表面33aから突出し、台座部13のはんだ付け
面13a側をコネクタ本体33の裏面33bから突出し
て、コネクタ本体33に貫設したので、表面実装可能な
コネクタを容易に構成することができる。各はんだ付け
端子11の台座部13を、はんだ付け面13a側をコネ
クタ本体33の裏面33bから突出したので、はんだ付
け端子11をプリント配線板25にはんだ付けする際
に、溶融したはんだが台座部13の周囲まで上昇し、は
んだ付けを確実に行うことができる。
【0046】はんだ付け端子11の台座部13の一部
を、コネクタ本体33の側面33c、33dから露出し
たので、はんだ付け端子11をプリント配線板等にはん
だ付けした後に、はんだ付け面13aに溶着したはんだ
の状態を容易に確認することができる。はんだ付け端子
11を圧入することでコネクタ本体33に着脱自在に貫
設したので、はんだ付け端子11をコネクタ本体33の
必要な場所のみに取り付けることができる。この結果、
不要なはんだ付け端子11をコネクタ本体33に取り付
ける必要がなくなり、線材31の端子部15へのはんだ
付けを容易に行うことができる。また、コネクタ本体3
3に固定されたはんだ付け端子11の交換を容易に行う
ことができる。
【0047】コネクタ本体33に、はんだ付け端子11
を千鳥状に配置したので、端子部15の間隔を十分に空
けることができ、線材の端子部15へのはんだ付け作業
を容易に行うことができる。また、コネクタ本体33
に、はんだ付け端子11を千鳥状に配置したので、コネ
クタ本体33の全ての支持穴37および挿通穴35に、
はんだ付け端子11を圧入した場合には、コネクタ本体
33にはんだ付け端子11を高密度に配列することがで
きる。
【0048】図6は、本発明のはんだ付け端子を備えた
コネクタの第2の実施形態(請求項7に対応する)を示
している。この実施形態では、長尺な板状に形成された
コネクタ本体39の表面39aおよび裏面39bに、長
手方向に間隔を置いて、幅方向に延在するV字状の切込
41が複数箇所に形成されている。コネクタ本体39
は、上述したコネクタ本体33と同一の外形形状を有し
ている。各切込41の間には、図3と同一の挿通穴35
が幅方向に沿って2箇所ずつ形成されている。コネクタ
本体39の裏面39b側には、側各挿通穴35と同軸上
に、図3と同一の支持穴37が形成されている。挿通穴
35および支持穴37には、はんだ付け端子11が圧入
されている。
【0049】この実施形態のコネクタでは、はんだ付け
端子11の必要数に応じて、コネクタ本体39が切込4
1から分断される。この後、上述した第1の実施形態と
同様に、コネクタ本体39がプリント配線板(図示せ
ず)に取り付けられる。この実施形態においても、上述
した実施形態と同様の効果を得ることができるが、この
実施形態では、コネクタ本体39にV字状の切込41を
形成したので、切込41からコネクタ本体39を分断す
ることで、はんだ付け端子11の必要数に応じたコネク
タを形成することができる。
【0050】なお、上述したはんだ付け端子では、端子
部15に断面円弧上の溝23を形成した例について述べ
たが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではな
く、例えば、断面コ字上の溝を形成し、線材31をこの
溝に挟み込んでもよい。また、上述したはんだ付け端子
を備えたコネクタでは、はんだ付け端子11をコネクタ
本体33の必要な場所に圧入することで、コネクタを構
成した例について述べたが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、例えば、コネクタ本体33を
はんだ付け端子11ともに成形して、コネクタを構成し
てもよい。
【0051】
【発明の効果】請求項1のはんだ付け端子では、はんだ
付け端子をプリント配線板等に表面実装することができ
る。この結果、プリント配線板等のスルーホールを不要
にすることができる。
【0052】端子部に設けられたスリットに線材を挟み
込むだけで、容易かつ確実に、線材とランドとを電気的
に接続することができる。請求項2のはんだ付け端子で
は、端子部に線材を確実に取り付け、固定することがで
きる。請求項3のコネクタでは、はんだ付け端子のラン
ド等へのはんだ付けを確実に行うことができる。
【0053】請求項4のコネクタでは、はんだ付け用の
平面に溶着したはんだの状態を容易に確認することがで
きる。請求項5のコネクタでは、はんだ付け端子をコネ
クタ本体の必要な場所のみに取り付けることができ、線
材の端子部へのはんだ付けを容易に行うことができる。
また、コネクタ本体に固定されたはんだ付け端子は、交
換を容易に行うことができる。
【0054】請求項6のコネクタでは、端子部の間隔を
十分に空けることができ、端子部への線材等の取り付け
およびはんだ付けを容易に行うことができる。請求項7
のコネクタでは、切込からコネクタ本体を分断すること
で、はんだ付け端子の必要数に応じたコネクタを形成す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のはんだ付け端子の一実施形態を示す斜
視図である。
【図2】図1のはんだ付け端子をプリント配線板にはん
だ付けした状態を示す断面図である。
【図3】本発明のはんだ付け端子を備えたコネクタの第
1の実施形態を示す斜視図である。
【図4】本発明のはんだ付け端子を備えたコネクタの第
1の実施形態を示す縦断面図である。
【図5】図3のはんだ付け端子を備えたコネクタをプリ
ント配線板にはんだ付けした状態を示す断面図である。
【図6】本発明のはんだ付け端子を備えたコネクタの第
2の実施形態を示す斜視図である。
【図7】従来のはんだ付け端子を備えたコネクタ示す部
分断面図である。
【図8】従来のはんだ付け端子を備えたコネクタを示す
上面図である。
【図9】従来のはんだ付け端子をプリント配線板のスル
ーホールに挿入した状態を示す部分断面図である。
【図10】従来のはんだ付け端子をプリント配線板には
んだ付けした状態を示す部分断面図である。
【符号の説明】
11 はんだ付け端子 13 台座部 13a はんだ付け面 13b 面 15 軸部 15a 先端側 17 挿入穴 19 スリット 21 片 23 溝 25 プリント配線板 27 ランド 29 クリームはんだ 31 線材 33 コネクタ本体 33a 表面 33b 裏面 33c、33d 側面 35 挿通穴 37 支持穴 37a 開口部 39 コネクタ本体 39a 表面 39b 裏面 41 切込 A、B 中心軸 L1、L2 距離

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 はんだ付け用の平面が設けられた台座部
    と、該台座部の前記平面と反対側に設けられ、反平面側
    に向けて突出する棒状の端子部とを備え、 前記端子部には、該端子部の先端側を可撓性を有する複
    数の片に分割するスリットが、軸長方向に沿って設けら
    れたことを特徴とするはんだ付け端子。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のはんだ付け端子におい
    て、 前記端子部の周囲には、横断面方向に沿って溝が設けら
    れたことを特徴とするはんだ付け端子。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の複数のは
    んだ付け端子を、前記端子部の先端側を板状のコネクタ
    本体の表面から突出し、前記台座部の前記平面側を前記
    コネクタ本体の裏面から突出して該コネクタ本体に貫設
    したことを特徴とするコネクタ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のコネクタにおいて、 前記はんだ付け端子は、前記台座部の一部を前記コネク
    タ本体の側面から露出して該コネクタ本体に貫設された
    ことを特徴とするコネクタ。
  5. 【請求項5】 請求項3または請求項4記載のコネクタ
    において、 前記コネクタ本体の前記表面側には、前記はんだ付け端
    子の前記端子部を挿通する挿通穴が設けられ、 前記コネクタ本体の前記裏面側には、前記挿通穴に連通
    し、前記はんだ付け端子の前記台座部を支持する支持穴
    が設けられ、 前記はんだ付け端子は、前記端子部側を前記コネクタ本
    体の前記裏面側から圧入して、前記端子部と前記台座部
    とを、それぞれ前記挿通穴と前記支持穴とに着脱自在に
    貫設されていることを特徴とするコネクタ。
  6. 【請求項6】 請求項3ないし請求項5のいずれか1項
    記載のコネクタにおいて、 前記はんだ付け端子は、前記コネクタ本体に千鳥状に配
    置されたことを特徴とするコネクタ。
  7. 【請求項7】 請求項3ないし請求項5のいずれか1項
    記載のコネクタにおいて、 前記コネクタ本体には、該コネクタ本体を複数に分断す
    る切込が形成されたことを特徴とするコネクタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7121893B2 (en) 2003-01-22 2006-10-17 Marquardt Gmbh Electrical switch having an electrical connection element

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