JP2000307423A - 発振器、位相調整回路、受信システムおよび送信システム - Google Patents
発振器、位相調整回路、受信システムおよび送信システムInfo
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- JP2000307423A JP2000307423A JP11108660A JP10866099A JP2000307423A JP 2000307423 A JP2000307423 A JP 2000307423A JP 11108660 A JP11108660 A JP 11108660A JP 10866099 A JP10866099 A JP 10866099A JP 2000307423 A JP2000307423 A JP 2000307423A
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- Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)
- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
- Superheterodyne Receivers (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ローコスト、低位相ノイズ、かつ、低消費電
力の発振器を提供する。 【解決手段】 発振器1は、共振器200と、増幅器1
00、101とを含む。増幅器100は、カスコードに
接続されたnMOSトランジスタ301、302と、ト
ランジスタ302のドレインソース間に接続された容量
C2を含む。増幅器101は、カスコードに接続された
nMOSトランジスタ303、304と、トランジスタ
304のドレインソース間に接続された容量C3を含
む。増幅器100、101は、高周波帯域で負性出力抵
抗特性を有している。
力の発振器を提供する。 【解決手段】 発振器1は、共振器200と、増幅器1
00、101とを含む。増幅器100は、カスコードに
接続されたnMOSトランジスタ301、302と、ト
ランジスタ302のドレインソース間に接続された容量
C2を含む。増幅器101は、カスコードに接続された
nMOSトランジスタ303、304と、トランジスタ
304のドレインソース間に接続された容量C3を含
む。増幅器100、101は、高周波帯域で負性出力抵
抗特性を有している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ローコスト、低位
相ノイズ、かつ、低消費電力の発振器、その発振器を含
む位相調整回路、その位相調整回路を含む受信システム
または送信システムに関する。
相ノイズ、かつ、低消費電力の発振器、その発振器を含
む位相調整回路、その位相調整回路を含む受信システム
または送信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図13は、MOSトランジスタを用いる
従来の発振器1201の構成を示す。発振器1201
は、共振器1200とMOSトランジスタ1301、1
303とを含む。
従来の発振器1201の構成を示す。発振器1201
は、共振器1200とMOSトランジスタ1301、1
303とを含む。
【0003】共振器1200は、インダクタ1400、
1401と、容量C1とを含む。インダクタ1400
は、直列に接続された寄生抵抗Rp1とインダクタンス
L1とを含む。インダクタ1401は、直列に接続され
た寄生抵抗Rp2とインダクタンスL2とを含む。
1401と、容量C1とを含む。インダクタ1400
は、直列に接続された寄生抵抗Rp1とインダクタンス
L1とを含む。インダクタ1401は、直列に接続され
た寄生抵抗Rp2とインダクタンスL2とを含む。
【0004】MOSトランジスタ1301、1303が
増幅器として機能する。MOSトランジスタ1301の
ゲートは、MOSトランジスタ1303のドレインに接
続されている。MOSトランジスタ1303のゲート
は、MOSトランジスタ1301のドレインに接続され
ている。
増幅器として機能する。MOSトランジスタ1301の
ゲートは、MOSトランジスタ1303のドレインに接
続されている。MOSトランジスタ1303のゲート
は、MOSトランジスタ1301のドレインに接続され
ている。
【0005】図14は、図13に示される発振器120
1の等価回路を示す。ここで、gmはMOSトランジス
タ1301、1303のトランスコンダクタンス、YLC
は共振器1200のアドミタンス、YoutはMOSトラ
ンジスタ1301、1303の出力アドミタンスを示
す。
1の等価回路を示す。ここで、gmはMOSトランジス
タ1301、1303のトランスコンダクタンス、YLC
は共振器1200のアドミタンス、YoutはMOSトラ
ンジスタ1301、1303の出力アドミタンスを示
す。
【0006】発振器1201の発振条件は(数1)によ
って表される。発振器1201の発振中心周波数は(数
2)によって表される。
って表される。発振器1201の発振中心周波数は(数
2)によって表される。
【0007】
【数1】Re(YLC+Yout)<gm
【0008】
【数2】Im(YLC+Yout)=gm ここで、Re(A)、Im(A)は、それぞれ、Aの実
数成分、Aの虚数成分を表す。
数成分、Aの虚数成分を表す。
【0009】L1=L2=L、C1=2Cという条件下
では、(数2)から、発振周波数f 0は、1/(2π
(LC)0.5)によって表される。すなわち、f0=1/
(2π(LC)0.5)である。
では、(数2)から、発振周波数f 0は、1/(2π
(LC)0.5)によって表される。すなわち、f0=1/
(2π(LC)0.5)である。
【0010】発振周波数f0からのオフセット周波数を
Δfとする。Δf>fcの場合には、発振器1201の
位相ノイズn(Δf)は(数3)に示されるように近似
される。ここで、周波数fcは、トランジスタの1/f
ノイズとチャネル熱雑音とが等しくなる周波数として定
義される。周波数fcはコーナー周波数と呼ばれる。
Δfとする。Δf>fcの場合には、発振器1201の
位相ノイズn(Δf)は(数3)に示されるように近似
される。ここで、周波数fcは、トランジスタの1/f
ノイズとチャネル熱雑音とが等しくなる周波数として定
義される。周波数fcはコーナー周波数と呼ばれる。
【0011】
【数3】n(Δf)〜1/Q2Δf2 Δf<fcの場合には、発振器1201の位相ノイズn
(Δf)は(数4)に示されるように近似される。
(Δf)は(数4)に示されるように近似される。
【0012】
【数4】n(Δf)〜1/Q2Δf3 図15は、発振器1201の位相ノイズ特性を示す。図
15において、横軸はオフセット周波数Δfを示し、縦
軸は発振器1201の位相ノイズn(Δf)を示す。
15において、横軸はオフセット周波数Δfを示し、縦
軸は発振器1201の位相ノイズn(Δf)を示す。
【0013】図15に示されるように、発振器1201
の位相ノイズ特性の傾きは、Δf=fcとΔf=2Q/
f0とにおいて変化する。
の位相ノイズ特性の傾きは、Δf=fcとΔf=2Q/
f0とにおいて変化する。
【0014】ここで、Qは、共振器1200のQファク
タを示す。Qは(数5)によって表される。
タを示す。Qは(数5)によって表される。
【0015】
【数5】Q=Im(YLC)/Re(YLC) (数1)に示される発振器1201の発振条件を満たす
ためには、gmを大きくする必要がある。gmは、(数
6)によって表される。
ためには、gmを大きくする必要がある。gmは、(数
6)によって表される。
【0016】
【数6】gm=(W/L・Cox・μn・I)0.5 ここで、WはMOSトランジスタのゲート幅、LはMO
Sトランジスタのゲート長、Coxはゲート酸化膜の厚
さ、μnは移動度、Iはドレイン電流を示す。
Sトランジスタのゲート長、Coxはゲート酸化膜の厚
さ、μnは移動度、Iはドレイン電流を示す。
【0017】(数6)から、gmを大きくするには、M
OSトランジスタのゲート長Lを小さくすればよいこと
が分かる。しかし、MOSトランジスタのゲート長Lを
小さくすると(例えばL=0.5マイクロメータ程度に
すると)、1/fノイズが増加するため、発振器120
1の位相ノイズ特性は劣化してしまう。逆に、発振器1
201の位相ノイズ特性を改善するために、MOSトラ
ンジスタのゲート長Lを大きくすると、gmは低減する
ため、発振しにくくなる。
OSトランジスタのゲート長Lを小さくすればよいこと
が分かる。しかし、MOSトランジスタのゲート長Lを
小さくすると(例えばL=0.5マイクロメータ程度に
すると)、1/fノイズが増加するため、発振器120
1の位相ノイズ特性は劣化してしまう。逆に、発振器1
201の位相ノイズ特性を改善するために、MOSトラ
ンジスタのゲート長Lを大きくすると、gmは低減する
ため、発振しにくくなる。
【0018】このような位相ノイズは、携帯電話のよう
なチャネル間隔の狭い(数10kHz以下)アプリケー
ションにおいて、隣接チャネルノイズとなって信号の品
質を劣化させてしまう。
なチャネル間隔の狭い(数10kHz以下)アプリケー
ションにおいて、隣接チャネルノイズとなって信号の品
質を劣化させてしまう。
【0019】従来、発振器の低位相ノイズ化のために、
インダクタや容量を含む共振器を半導体チップの外部に
設けるとともに、高いQファクタを有する共振器が使用
されてきた。この場合、50以上のQファクタを実現す
ることは容易である。しかし、機器の更なる小型化、ロ
ーコスト化のためには、共振器を半導体チップ上に形成
する必要がある。
インダクタや容量を含む共振器を半導体チップの外部に
設けるとともに、高いQファクタを有する共振器が使用
されてきた。この場合、50以上のQファクタを実現す
ることは容易である。しかし、機器の更なる小型化、ロ
ーコスト化のためには、共振器を半導体チップ上に形成
する必要がある。
【0020】しかし、高いQファクタを有する素子を半
導体チップ上に形成することは、現在の半導体プロセス
では非常に困難である。例えば、スパイラルインダクタ
をシリコンIC上に形成する場合には、10nH程度の
インダクタと、10オーム程度の寄生抵抗とが生じる。
この場合のインダクタのQファクタは、周波数f=1.
1GHzという条件下では7程度になる。このインダク
タと、2pFの容量とを用いて共振器1200を構成す
ると、共振周波数f0は1.1GHz、Qファクタは
7.8となる。
導体チップ上に形成することは、現在の半導体プロセス
では非常に困難である。例えば、スパイラルインダクタ
をシリコンIC上に形成する場合には、10nH程度の
インダクタと、10オーム程度の寄生抵抗とが生じる。
この場合のインダクタのQファクタは、周波数f=1.
1GHzという条件下では7程度になる。このインダク
タと、2pFの容量とを用いて共振器1200を構成す
ると、共振周波数f0は1.1GHz、Qファクタは
7.8となる。
【0021】このような低いQファクタでは、発振器1
201の近接位相ノイズn(Δf)は、Qファクタ=5
0の場合と比べて、20dB程度高くなる。ここで、近
接とは発振周波数f0からのオフセット周波数Δfが1
00kHz以下を指す。
201の近接位相ノイズn(Δf)は、Qファクタ=5
0の場合と比べて、20dB程度高くなる。ここで、近
接とは発振周波数f0からのオフセット周波数Δfが1
00kHz以下を指す。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】従来、これらの問題を
解決するために、1/fノイズの低いバイポーラトラン
ジスタや負性抵抗デバイスが用いられてきた。しかし、
これらの手法は、CMOSによるシステムのワンチップ
化を見据えた場合、MOSトランジスタを用いることや
トランジスタ自体が負性出力抵抗特性を有しないので実
現不可能となる。
解決するために、1/fノイズの低いバイポーラトラン
ジスタや負性抵抗デバイスが用いられてきた。しかし、
これらの手法は、CMOSによるシステムのワンチップ
化を見据えた場合、MOSトランジスタを用いることや
トランジスタ自体が負性出力抵抗特性を有しないので実
現不可能となる。
【0023】また、負性抵抗回路を帰還回路内に設ける
ことにより、共振器のQファクタの改善を図ることがで
きるが、回路規模が複雑化し、また、不要なノイズの発
生も招く。
ことにより、共振器のQファクタの改善を図ることがで
きるが、回路規模が複雑化し、また、不要なノイズの発
生も招く。
【0024】さらに、プロセスの最適化によって、絶縁
膜を厚くすることにより基板とスパイラルインダクタと
の距離を離したり、インダクタに用いる導電層を厚くす
ることにより寄生抵抗の低減を図ることができるが、コ
ストの増大や他の信号処理ブロックとの整合性を悪くす
る。
膜を厚くすることにより基板とスパイラルインダクタと
の距離を離したり、インダクタに用いる導電層を厚くす
ることにより寄生抵抗の低減を図ることができるが、コ
ストの増大や他の信号処理ブロックとの整合性を悪くす
る。
【0025】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、増幅器の出力コンダクタンスに高周波
帯域で負性特性を持たせることにより、共振器のQファ
クタを改善し、ローコスト、低位相ノイズ、低消費電力
を実現する発振器を提供することを目的とする。
れたものであり、増幅器の出力コンダクタンスに高周波
帯域で負性特性を持たせることにより、共振器のQファ
クタを改善し、ローコスト、低位相ノイズ、低消費電力
を実現する発振器を提供することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明の発振器は、共振
器と、第1の増幅器と、第2の増幅器とを備え、前記第
1の増幅器の出力は、前記第2の増幅器の入力に接続さ
れており、前記第2の増幅器の出力は、前記第1の増幅
器の入力に接続されており、前記第1の増幅器および第
2の増幅器の少なくとも1つは、高周波帯域で負性出力
抵抗特性を有し、前記負性出力抵抗特性を有する増幅器
は、縦属接続された第1、第2のトランジスタと、前記
第2のトランジスタのドレインソース間に接続された第
1の容量とを備え、前記第1のトランジスタのゲートを
入力とし、前記第2のトランジスタのドレインを出力と
し、これにより、上記目的が達成される。
器と、第1の増幅器と、第2の増幅器とを備え、前記第
1の増幅器の出力は、前記第2の増幅器の入力に接続さ
れており、前記第2の増幅器の出力は、前記第1の増幅
器の入力に接続されており、前記第1の増幅器および第
2の増幅器の少なくとも1つは、高周波帯域で負性出力
抵抗特性を有し、前記負性出力抵抗特性を有する増幅器
は、縦属接続された第1、第2のトランジスタと、前記
第2のトランジスタのドレインソース間に接続された第
1の容量とを備え、前記第1のトランジスタのゲートを
入力とし、前記第2のトランジスタのドレインを出力と
し、これにより、上記目的が達成される。
【0027】本発明の他の発振器は、増幅器と、前記増
幅器の出力を前記増幅器の入力に帰還する共振器とを備
え、前記増幅器は、高周波帯域で負性出力抵抗特性を有
し、前記増幅器は、縦属接続された第1、第2のトラン
ジスタと、前記第2のトランジスタのドレインソース間
に接続された第1の容量とを備え、前記第1のトランジ
スタのゲートを入力とし、前記第2のトランジスタのド
レインを出力とし、これにより、上記目的が達成され
る。
幅器の出力を前記増幅器の入力に帰還する共振器とを備
え、前記増幅器は、高周波帯域で負性出力抵抗特性を有
し、前記増幅器は、縦属接続された第1、第2のトラン
ジスタと、前記第2のトランジスタのドレインソース間
に接続された第1の容量とを備え、前記第1のトランジ
スタのゲートを入力とし、前記第2のトランジスタのド
レインを出力とし、これにより、上記目的が達成され
る。
【0028】前記共振器の共振周波数は、コントロール
電圧によって可変に制御されてもよい。
電圧によって可変に制御されてもよい。
【0029】前記共振器は、インダクタと容量とを備
え、前記容量の値は、コントロール電圧によって可変に
制御されてもよい。
え、前記容量の値は、コントロール電圧によって可変に
制御されてもよい。
【0030】前記インダクタは、スパイラルインダクタ
であってもよい。
であってもよい。
【0031】前記トランジスタは、MOSトランジスタ
であってもよい。
であってもよい。
【0032】本発明の位相調整回路は、コントロール電
圧に応じて発振周波数を変化させる電圧制御発振器と、
前記電圧制御発振器からの出力信号を分周する分周器
と、前記分周器からの出力信号の位相と基準信号の位相
とを比較する位相比較器と、前記位相比較器からの出力
信号をフィルタリングするフィルタとを備え、前記フィ
ルタからの出力信号は、前記コントロール電圧として前
記電圧制御発振器に供給され、前記電圧制御発振器は、
共振器と、前記共振器に接続された増幅器とを備え、前
記増幅器は、高周波帯域で負性出力抵抗特性を有してお
り、これにより、上記目的が達成される。
圧に応じて発振周波数を変化させる電圧制御発振器と、
前記電圧制御発振器からの出力信号を分周する分周器
と、前記分周器からの出力信号の位相と基準信号の位相
とを比較する位相比較器と、前記位相比較器からの出力
信号をフィルタリングするフィルタとを備え、前記フィ
ルタからの出力信号は、前記コントロール電圧として前
記電圧制御発振器に供給され、前記電圧制御発振器は、
共振器と、前記共振器に接続された増幅器とを備え、前
記増幅器は、高周波帯域で負性出力抵抗特性を有してお
り、これにより、上記目的が達成される。
【0033】前記電圧制御発振器と前記分周器と前記位
相比較器と前記フィルタとは、単一の半導体チップ上に
形成されていてもよい。
相比較器と前記フィルタとは、単一の半導体チップ上に
形成されていてもよい。
【0034】前記分周器の分周数は、外部信号によって
可変に制御されてもよい。
可変に制御されてもよい。
【0035】本発明の受信システムは、局発信号を出力
する周波数シンセサイザと、受信した信号と前記周波数
シンセサイザから出力される前記局発信号とを混合する
ミキサとを含む受信部と、前記受信部からの出力信号を
処理する信号処理部とを備え、前記周波数シンセサイザ
は、コントロール電圧に応じて発振周波数を変化させる
電圧制御発振器と前記電圧制御発振器からの出力信号を
分周する分周器とを備え、前記電圧制御発振器は、共振
器と、前記共振器に接続された増幅器とを備え、前記増
幅器は、高周波帯域で負性出力抵抗特性を有し、前記分
周器の分周数は、外部信号によって可変に制御され、前
記共振器の共振周波数は、前記コントロール電圧によっ
て可変に制御され、これにより、上記目的が達成され
る。
する周波数シンセサイザと、受信した信号と前記周波数
シンセサイザから出力される前記局発信号とを混合する
ミキサとを含む受信部と、前記受信部からの出力信号を
処理する信号処理部とを備え、前記周波数シンセサイザ
は、コントロール電圧に応じて発振周波数を変化させる
電圧制御発振器と前記電圧制御発振器からの出力信号を
分周する分周器とを備え、前記電圧制御発振器は、共振
器と、前記共振器に接続された増幅器とを備え、前記増
幅器は、高周波帯域で負性出力抵抗特性を有し、前記分
周器の分周数は、外部信号によって可変に制御され、前
記共振器の共振周波数は、前記コントロール電圧によっ
て可変に制御され、これにより、上記目的が達成され
る。
【0036】前記受信部と前記信号処理部とは、単一の
半導体チップ上に形成されていてもよい。
半導体チップ上に形成されていてもよい。
【0037】本発明の送信システムは、信号処理部と、
局発信号を出力する周波数シンセサイザと、前記信号処
理部からの出力信号と前記周波数シンセサイザから出力
される局発信号とを混合するミキサとを含む送信部とを
備え、前記周波数シンセサイザは、コントロール電圧に
応じて発振周波数を変化させる電圧制御発振器と前記電
圧制御発振器からの出力信号を分周する分周器とを備
え、前記電圧制御発振器は、共振器と、前記共振器に接
続された増幅器とを備え、前記増幅器は、高周波帯域で
負性出力抵抗特性を有し、前記分周器の分周数は、外部
信号によって可変に制御され、前記共振器の共振周波数
は、前記コントロール電圧によって可変に制御され、こ
れにより、上記目的が達成される。
局発信号を出力する周波数シンセサイザと、前記信号処
理部からの出力信号と前記周波数シンセサイザから出力
される局発信号とを混合するミキサとを含む送信部とを
備え、前記周波数シンセサイザは、コントロール電圧に
応じて発振周波数を変化させる電圧制御発振器と前記電
圧制御発振器からの出力信号を分周する分周器とを備
え、前記電圧制御発振器は、共振器と、前記共振器に接
続された増幅器とを備え、前記増幅器は、高周波帯域で
負性出力抵抗特性を有し、前記分周器の分周数は、外部
信号によって可変に制御され、前記共振器の共振周波数
は、前記コントロール電圧によって可変に制御され、こ
れにより、上記目的が達成される。
【0038】前記信号処理部と前記送信部とは、単一の
半導体チップ上に形成されていてもよい。
半導体チップ上に形成されていてもよい。
【0039】以下、作用を説明する。
【0040】請求項1および請求項2に係る発明によれ
ば、発振器は共振器と増幅器とを含み、増幅器は高周波
帯域で負性出力抵抗特性を有している。これにより、共
振器の抵抗成分を低減させ、共振器のQファクタを改善
することができる。その結果、ローコスト、低位相ノイ
ズ、かつ、低消費電力の発振器を実現することが可能に
なる。
ば、発振器は共振器と増幅器とを含み、増幅器は高周波
帯域で負性出力抵抗特性を有している。これにより、共
振器の抵抗成分を低減させ、共振器のQファクタを改善
することができる。その結果、ローコスト、低位相ノイ
ズ、かつ、低消費電力の発振器を実現することが可能に
なる。
【0041】請求項7に係る発明によれば、位相調整回
路は電圧制御発振器を含み、電圧制御発振器は共振器と
増幅器とを含み、増幅器は高周波帯域で負性出力抵抗特
性を有している。これにより、共振器の抵抗成分を低減
させ、共振器のQファクタを改善することができる。そ
の結果、ローコスト、低位相ノイズ、かつ、低消費電力
の位相調整回路を実現することが可能になる。
路は電圧制御発振器を含み、電圧制御発振器は共振器と
増幅器とを含み、増幅器は高周波帯域で負性出力抵抗特
性を有している。これにより、共振器の抵抗成分を低減
させ、共振器のQファクタを改善することができる。そ
の結果、ローコスト、低位相ノイズ、かつ、低消費電力
の位相調整回路を実現することが可能になる。
【0042】請求項10に係る発明によれば、受信シス
テムは周波数シンセサイザを含み、周波数シンセサイザ
は共振器と増幅器とを含み、増幅器は高周波帯域で負性
出力抵抗特性を有している。これにより、共振器の抵抗
成分を低減させ、共振器のQファクタを改善することが
できる。その結果、小型、かつ、高性能の受信システム
を実現することが可能になる。
テムは周波数シンセサイザを含み、周波数シンセサイザ
は共振器と増幅器とを含み、増幅器は高周波帯域で負性
出力抵抗特性を有している。これにより、共振器の抵抗
成分を低減させ、共振器のQファクタを改善することが
できる。その結果、小型、かつ、高性能の受信システム
を実現することが可能になる。
【0043】請求項12に係る発明によれば、送信シス
テムは周波数シンセサイザを含み、周波数シンセサイザ
は共振器と増幅器とを含み、増幅器は高周波帯域で負性
出力抵抗特性を有している。これにより、共振器の抵抗
成分を低減させ、共振器のQファクタを改善することが
できる。その結果、小型、かつ、高性能の送信システム
を実現することが可能になる。
テムは周波数シンセサイザを含み、周波数シンセサイザ
は共振器と増幅器とを含み、増幅器は高周波帯域で負性
出力抵抗特性を有している。これにより、共振器の抵抗
成分を低減させ、共振器のQファクタを改善することが
できる。その結果、小型、かつ、高性能の送信システム
を実現することが可能になる。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態を説明する。
の実施の形態を説明する。
【0045】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1の発振器1の構成を示す。
形態1の発振器1の構成を示す。
【0046】発振器1は、増幅器100、101と、共
振器200とを含む。
振器200とを含む。
【0047】増幅器100の出力は、増幅器101の入
力に接続されており、増幅器101の出力は、増幅器1
00の入力に接続されている。
力に接続されており、増幅器101の出力は、増幅器1
00の入力に接続されている。
【0048】増幅器100は、nMOSトランジスタ3
01、302を縦属接続したカスコードアンプである。
トランジスタ302のドレイン−ソース間には容量C2
が接続されている。トランジスタ302のゲートは一定
電位Vbでバイアスされている。増幅器100の入力端
子は、トランジスタ301のゲートに接続されている。
増幅器100の出力端子は、トランジスタ302のドレ
インに接続されている。
01、302を縦属接続したカスコードアンプである。
トランジスタ302のドレイン−ソース間には容量C2
が接続されている。トランジスタ302のゲートは一定
電位Vbでバイアスされている。増幅器100の入力端
子は、トランジスタ301のゲートに接続されている。
増幅器100の出力端子は、トランジスタ302のドレ
インに接続されている。
【0049】増幅器101は、nMOSトランジスタ3
03、304を縦属接続したカスコードアンプである。
トランジスタ304のドレイン−ソース間には容量C3
が接続されている。トランジスタ304のゲートは一定
電位Vbでバイアスされている。増幅器101の入力端
子は、トランジスタ303のゲートに接続されており、
増幅器101の出力端子は、トランジスタ304のドレ
インに接続されている。
03、304を縦属接続したカスコードアンプである。
トランジスタ304のドレイン−ソース間には容量C3
が接続されている。トランジスタ304のゲートは一定
電位Vbでバイアスされている。増幅器101の入力端
子は、トランジスタ303のゲートに接続されており、
増幅器101の出力端子は、トランジスタ304のドレ
インに接続されている。
【0050】共振器200は、インダクタ400、40
1と、容量C1とを含む。インダクタ400、401
は、スパイラルインダクタとしてシリコンIC上に形成
される。この場合、インダクタ400の等価回路は、イ
ンダクタンスL1と寄生抵抗Rp1との直列接続によっ
て表される。インダクタ401の等価回路は、インダク
タンスL2と寄生抵抗Rp2との直列接続によって表さ
れる。
1と、容量C1とを含む。インダクタ400、401
は、スパイラルインダクタとしてシリコンIC上に形成
される。この場合、インダクタ400の等価回路は、イ
ンダクタンスL1と寄生抵抗Rp1との直列接続によっ
て表される。インダクタ401の等価回路は、インダク
タンスL2と寄生抵抗Rp2との直列接続によって表さ
れる。
【0051】図2は、増幅器100の等価回路を示す。
ここで、Cgs1はトランジスタ301のゲート−ソー
ス間容量を示し、Cgd1はトランジスタ301のゲー
ト−ドレイン間容量を示し、Cdsub1はトランジス
タ301のドレイン基板間の接合容量を示し、Cdsu
b2はトランジスタ302のドレイン基板間の接合容量
を示し、Rsubはシリコン基板の基板抵抗を示す。g
m1はトランジスタ301のトランスコンダクタンスを
示し、gm2はトランジスタ302のトランスコンダク
タンスを示し、gds1はトランジスタ301の出力コ
ンダクタンスを示し、gds2はトランジスタ302の
出力コンダクタンスを示す。
ここで、Cgs1はトランジスタ301のゲート−ソー
ス間容量を示し、Cgd1はトランジスタ301のゲー
ト−ドレイン間容量を示し、Cdsub1はトランジス
タ301のドレイン基板間の接合容量を示し、Cdsu
b2はトランジスタ302のドレイン基板間の接合容量
を示し、Rsubはシリコン基板の基板抵抗を示す。g
m1はトランジスタ301のトランスコンダクタンスを
示し、gm2はトランジスタ302のトランスコンダク
タンスを示し、gds1はトランジスタ301の出力コ
ンダクタンスを示し、gds2はトランジスタ302の
出力コンダクタンスを示す。
【0052】ドレイン−ソース間容量Cds1=0、ω
=2πfと仮定すると、増幅器100の出力コンダクタ
ンスgoutは(数7)によって表される。
=2πfと仮定すると、増幅器100の出力コンダクタ
ンスgoutは(数7)によって表される。
【0053】
【数7】gout=Re(Y1・Y2/(Y1+Y2+
gm2)+Y3) 同様に、増幅器101の出力コンダクタンスも(数7)
によって表される。
gm2)+Y3) 同様に、増幅器101の出力コンダクタンスも(数7)
によって表される。
【0054】ここで、Y1、Y2、Y3は、それぞれ、
(数8)、(数9)、(数10)によって定義される。
(数8)、(数9)、(数10)によって定義される。
【0055】
【数8】Y1=Y2+Y3=gds1+jωCdsub
1/(1+jωCdsub1・Rsub)
1/(1+jωCdsub1・Rsub)
【0056】
【数9】Y2=gds2+jωC2
【0057】
【数10】Y3=jωCdsub2/(1+jωCds
ub2・Rsub) ここで、jは虚数成分を表す。
ub2・Rsub) ここで、jは虚数成分を表す。
【0058】図3は、増幅器100の出力コンダクタン
スgoutをシミュレーションした結果を示す。ここ
で、Rsub=10Ω、gds1=gds2=1.0m
S、C2=0.5pF、gm2=20mS、Cdsub
1=Cdsub2=0.5pFという条件を仮定してい
る。この条件下では、図3に示されるように、300M
Hzから3GHzという高周波帯域において出力コンダ
クタンスgoutが負性特性を有する。なお、増幅器1
01の出力コンダクタンスも同様の負性特性を示す。
スgoutをシミュレーションした結果を示す。ここ
で、Rsub=10Ω、gds1=gds2=1.0m
S、C2=0.5pF、gm2=20mS、Cdsub
1=Cdsub2=0.5pFという条件を仮定してい
る。この条件下では、図3に示されるように、300M
Hzから3GHzという高周波帯域において出力コンダ
クタンスgoutが負性特性を有する。なお、増幅器1
01の出力コンダクタンスも同様の負性特性を示す。
【0059】このように、増幅器100、101は、特
定の周波数帯域(例えば、300MHz〜3GHz)に
おいて負性出力抵抗特性を有している。増幅器100、
101の負性出力抵抗特性は、共振器200の抵抗成分
を低減させる。その結果、共振器200のQファクタが
改善する。例えば、f=1GHzの時、Re(YLC)=
1.0×10-3、Im(YLC)=6.0×10-3とし、
gout=−0.9×10-3とすると、共振器200の
Qファクタは、6から60に改善される。
定の周波数帯域(例えば、300MHz〜3GHz)に
おいて負性出力抵抗特性を有している。増幅器100、
101の負性出力抵抗特性は、共振器200の抵抗成分
を低減させる。その結果、共振器200のQファクタが
改善する。例えば、f=1GHzの時、Re(YLC)=
1.0×10-3、Im(YLC)=6.0×10-3とし、
gout=−0.9×10-3とすると、共振器200の
Qファクタは、6から60に改善される。
【0060】このことは、1/fノイズの高いMOSト
ランジスタを用いた場合でも、位相ノイズの低い発振器
を実現できることを意味する。また、出力コンダクタン
スの負性特性により(数1)の左辺の項が小さくなり、
より小さなgmでも発振条件を満たすことが分かる。こ
のことは、より小さな電流でも発振条件を満たすことを
意味し、発振器の低消費電力化に有効となる。さらにg
mの低減により、トランジスタのゲート長Lを大きくす
ることができる。その結果、1/fノイズが低減され
る。
ランジスタを用いた場合でも、位相ノイズの低い発振器
を実現できることを意味する。また、出力コンダクタン
スの負性特性により(数1)の左辺の項が小さくなり、
より小さなgmでも発振条件を満たすことが分かる。こ
のことは、より小さな電流でも発振条件を満たすことを
意味し、発振器の低消費電力化に有効となる。さらにg
mの低減により、トランジスタのゲート長Lを大きくす
ることができる。その結果、1/fノイズが低減され
る。
【0061】1/fノイズNfは(数11)によって表
される。1/fノイズNfを低減することにより、発振
器1の位相ノイズを低減することができる。
される。1/fノイズNfを低減することにより、発振
器1の位相ノイズを低減することができる。
【0062】
【数11】Nf=Ka/(LWf) ここで、Kaは定数である。
【0063】以上のことは、新たなプロセスや半導体チ
ップの外部に共振器を設けることを必要としない。従っ
て、ローコスト、低位相ノイズ、かつ、低消費電力の発
振器を得ることができる。
ップの外部に共振器を設けることを必要としない。従っ
て、ローコスト、低位相ノイズ、かつ、低消費電力の発
振器を得ることができる。
【0064】なお、上述した実施の形態1では、増幅器
100、101を含む発振器1を説明した。しかし、発
振器に含まれる増幅器の数は1でもよい。
100、101を含む発振器1を説明した。しかし、発
振器に含まれる増幅器の数は1でもよい。
【0065】図4は、本発明の実施の形態1の発振器1
aの構成を示す。発振器1aは、図1に示される発振器
1の変形例である。
aの構成を示す。発振器1aは、図1に示される発振器
1の変形例である。
【0066】発振器1aは、増幅器101と、増幅器1
01の出力を増幅器101の入力に帰還する帰還回路と
して共振器200とを含む。増幅器101および共振器
200の構成は、図1に示されるそれらの構成と同一で
ある。
01の出力を増幅器101の入力に帰還する帰還回路と
して共振器200とを含む。増幅器101および共振器
200の構成は、図1に示されるそれらの構成と同一で
ある。
【0067】すなわち、増幅器101は、2つのトラン
ジスタを縦属接続したカスコード増幅器である。カスコ
ード増幅器の上段のトランジスタのドレインとソースと
の間に容量を接続することにより、高周波帯域で負性出
力抵抗特性を有する増幅器101を得ることができる。
これにより、発振器1aは、発振器1と同様の効果を得
ることができる。
ジスタを縦属接続したカスコード増幅器である。カスコ
ード増幅器の上段のトランジスタのドレインとソースと
の間に容量を接続することにより、高周波帯域で負性出
力抵抗特性を有する増幅器101を得ることができる。
これにより、発振器1aは、発振器1と同様の効果を得
ることができる。
【0068】なお、本発明は、実施の形態1で用いた発
振器の種類や、周波数、容量、インダクタの具体例には
限定されない。
振器の種類や、周波数、容量、インダクタの具体例には
限定されない。
【0069】また、実施の形態1では、増幅器100、
101の両方に負性出力抵抗特性を持たせたが、増幅器
100、101のいずれか一方だけに負性出力抵抗特性
を持たせるようにしてもよい。増幅器と共振器とを含む
発振器であって、特定の周波数において負性出力抵抗特
性を有する増幅器を用いて、共振器のQファクタを改善
する発振器はすべて本発明の範囲に含まれる。
101の両方に負性出力抵抗特性を持たせたが、増幅器
100、101のいずれか一方だけに負性出力抵抗特性
を持たせるようにしてもよい。増幅器と共振器とを含む
発振器であって、特定の周波数において負性出力抵抗特
性を有する増幅器を用いて、共振器のQファクタを改善
する発振器はすべて本発明の範囲に含まれる。
【0070】さらに、容量C2、C3を新たに設けるこ
となく、容量C2、C3の代わりにトランジスタ30
2、304のドレイン−ソース間に存在する寄生容量を
活用してもよい。
となく、容量C2、C3の代わりにトランジスタ30
2、304のドレイン−ソース間に存在する寄生容量を
活用してもよい。
【0071】実施の形態1では、増幅器100、101
は、nMOSトランジスタのみを有していた。しかし、
増幅器100、101は、図5に示すようにnMOSト
ランジスタ301〜304とpMOSトランジスタ31
1〜314とを含むコンプリメンタリーな構成を有して
いてもよい。図5に示される構成において、pMOSト
ランジスタのカスコードアンプの出力コンダクタンス
も、特定の周波数で負性特性を有するため、増幅器10
0、101の出力コンダクタンスの負性特性は増大す
る。
は、nMOSトランジスタのみを有していた。しかし、
増幅器100、101は、図5に示すようにnMOSト
ランジスタ301〜304とpMOSトランジスタ31
1〜314とを含むコンプリメンタリーな構成を有して
いてもよい。図5に示される構成において、pMOSト
ランジスタのカスコードアンプの出力コンダクタンス
も、特定の周波数で負性特性を有するため、増幅器10
0、101の出力コンダクタンスの負性特性は増大す
る。
【0072】このように、本発明は、高性能な発振器を
得ることに大いに寄与し、極めて有用なものである。
得ることに大いに寄与し、極めて有用なものである。
【0073】(実施の形態2)図6は、本発明の実施の
形態2の発振器500の構成を示す。図6において、図
1に示される発振器1の構成要素と同一の構成要素には
同一の参照番号を付し、その説明を省略する。発振器5
00においては、発振器1における容量C1に代えて、
バラクタC10、C11が使用される。バラクタC1
0、C11は、逆バイアス電圧によって、容量が変わる
電圧制御容量である。バラクタC10、C11の容量値
は、(数12)に示されるようにコントロール電圧Vc
によって制御される。
形態2の発振器500の構成を示す。図6において、図
1に示される発振器1の構成要素と同一の構成要素には
同一の参照番号を付し、その説明を省略する。発振器5
00においては、発振器1における容量C1に代えて、
バラクタC10、C11が使用される。バラクタC1
0、C11は、逆バイアス電圧によって、容量が変わる
電圧制御容量である。バラクタC10、C11の容量値
は、(数12)に示されるようにコントロール電圧Vc
によって制御される。
【0074】
【数12】C10=C11=f(Vc) 共振周波数f0は、(数13)に示されるようにコント
ロール電圧Vcの関数を用いて近似される。このように
して、発振器500は、コントロール電圧Vcに応じて
発振周波数を変化させる電圧制御発振器として機能す
る。
ロール電圧Vcの関数を用いて近似される。このように
して、発振器500は、コントロール電圧Vcに応じて
発振周波数を変化させる電圧制御発振器として機能す
る。
【0075】
【数13】f0=1/(2π(Lxf(Vc))0.5) 共振器200の実抵抗成分を増幅器100、101の負
性抵抗によって低減することにより、高いQファクタを
有する共振器200を実現することができる。これによ
り、実施の形態1と同様に、低い位相ノイズを有する電
圧制御発振器(VCO)を得ることができる。
性抵抗によって低減することにより、高いQファクタを
有する共振器200を実現することができる。これによ
り、実施の形態1と同様に、低い位相ノイズを有する電
圧制御発振器(VCO)を得ることができる。
【0076】(実施の形態3)図7は、本発明の実施の
形態3の位相調整回路(PLL;Phase Lock
ed Loop)550の構成を示す。
形態3の位相調整回路(PLL;Phase Lock
ed Loop)550の構成を示す。
【0077】PLL550は、コントロール電圧Vcに
応じて発振周波数を変化させる電圧制御発振器(VC
O)500と、VCO500からの出力信号をn分周す
る分周器510と、分周器510からの出力信号の位相
と基準信号frefの位相とを比較する位相比較器(P
D)520と、位相比較器520からの出力信号の高周
波成分を除去するローパスフィルタ(LPF)540と
を含む。LPF540からの出力信号は、コントロール
電圧VcとしてVCO500に供給される。VCO50
0と分周器510と位相比較器520とLPF540と
は、単一の半導体チップ上に形成され得る。
応じて発振周波数を変化させる電圧制御発振器(VC
O)500と、VCO500からの出力信号をn分周す
る分周器510と、分周器510からの出力信号の位相
と基準信号frefの位相とを比較する位相比較器(P
D)520と、位相比較器520からの出力信号の高周
波成分を除去するローパスフィルタ(LPF)540と
を含む。LPF540からの出力信号は、コントロール
電圧VcとしてVCO500に供給される。VCO50
0と分周器510と位相比較器520とLPF540と
は、単一の半導体チップ上に形成され得る。
【0078】VCO500からの出力信号が、PLL5
50の出力信号foutとして出力される。このように
して、n×frefの周波数を有する出力信号fout
を得ることができる。
50の出力信号foutとして出力される。このように
して、n×frefの周波数を有する出力信号fout
を得ることができる。
【0079】ここで、VCO500として、実施の形態
2において説明した電圧制御発振器500(図6)を使
用することができる。この場合、PLL550の伝達関
数とVCO500の位相ノイズとは、例えば、図8に示
すような特性を有し得る。
2において説明した電圧制御発振器500(図6)を使
用することができる。この場合、PLL550の伝達関
数とVCO500の位相ノイズとは、例えば、図8に示
すような特性を有し得る。
【0080】図8に示されるように、共振器のQファク
タが50である場合(すなわち、Q=50の場合)にお
けるVCO500の位相ノイズは、Qファクタが5であ
る場合(すなわち、Q=5の場合)に比較して20dB
低い。
タが50である場合(すなわち、Q=50の場合)にお
けるVCO500の位相ノイズは、Qファクタが5であ
る場合(すなわち、Q=5の場合)に比較して20dB
低い。
【0081】図9は、PLL550の位相ノイズの特性
を示す。PLL550の位相ノイズは、PLL550の
伝達関数とVCO500の位相ノイズとの積によって表
される。図9から、本発明によるPLL550(Q=5
0)によれば、従来方式(Q=5)に比べて20dB低
い位相ノイズを実現することができる。
を示す。PLL550の位相ノイズは、PLL550の
伝達関数とVCO500の位相ノイズとの積によって表
される。図9から、本発明によるPLL550(Q=5
0)によれば、従来方式(Q=5)に比べて20dB低
い位相ノイズを実現することができる。
【0082】また、本発明によるPLL550を従来方
式ではVCOの内蔵が困難であった通信機器用のPLL
に適用することにより、通信機器用のPLLを単一の半
導体チップ上に形成することが可能になる。これによ
り、通信機器用のPLLの部品数を大幅に削減すること
が可能になる。
式ではVCOの内蔵が困難であった通信機器用のPLL
に適用することにより、通信機器用のPLLを単一の半
導体チップ上に形成することが可能になる。これによ
り、通信機器用のPLLの部品数を大幅に削減すること
が可能になる。
【0083】なお、本発明は、図7に示されるPLL5
50の構成には限定されない。高周波帯域で負性出力抵
抗特性を有する増幅器を用いて共振器のQファクタを改
善した電圧制御発振器(VCO)を用いたPLLはすべ
て本発明の範囲に含まれる。
50の構成には限定されない。高周波帯域で負性出力抵
抗特性を有する増幅器を用いて共振器のQファクタを改
善した電圧制御発振器(VCO)を用いたPLLはすべ
て本発明の範囲に含まれる。
【0084】また、実施の形態3では、分周器510の
分周数nは固定値であるとしたが、分周器510の分周
数nを外部信号に応じて制御するようにしてもよい。こ
の場合、PLL550は、周波数シンセサイザとして動
作する。
分周数nは固定値であるとしたが、分周器510の分周
数nを外部信号に応じて制御するようにしてもよい。こ
の場合、PLL550は、周波数シンセサイザとして動
作する。
【0085】このように、本発明は、PLLの小型化、
高性能化に寄与し、極めて有用なものである。
高性能化に寄与し、極めて有用なものである。
【0086】(実施の形態4)図10は、本発明の実施
の形態4の受信システム660の構成を示す。
の形態4の受信システム660の構成を示す。
【0087】受信システム660は、受信部660aと
信号処理部660bとを含む。受信部660aと信号処
理部660bとは、単一の半導体チップ上に形成され得
る。
信号処理部660bとを含む。受信部660aと信号処
理部660bとは、単一の半導体チップ上に形成され得
る。
【0088】受信部660aは、アンテナ600を介し
て受信した信号を増幅する低雑音増幅器610と、局発
信号Loを出力する周波数シンセサイザ550と、低雑
音増幅器610によって増幅された信号と周波数シンセ
サイザ550から出力される局発信号Loとを混合する
ミキサ620とを含む。
て受信した信号を増幅する低雑音増幅器610と、局発
信号Loを出力する周波数シンセサイザ550と、低雑
音増幅器610によって増幅された信号と周波数シンセ
サイザ550から出力される局発信号Loとを混合する
ミキサ620とを含む。
【0089】信号処理部660bは、ミキサ620の出
力信号を中間処理する中間信号処理ブロック630と、
中間信号処理ブロック630から出力されるアナログ信
号をデジタル信号に変換するアナログデジタル変換器
(AD)640と、アナログデジタル変換器640から
出力されるデジタル信号を処理するデジタル信号処理プ
ロセッサ(DSP)650とを含む。
力信号を中間処理する中間信号処理ブロック630と、
中間信号処理ブロック630から出力されるアナログ信
号をデジタル信号に変換するアナログデジタル変換器
(AD)640と、アナログデジタル変換器640から
出力されるデジタル信号を処理するデジタル信号処理プ
ロセッサ(DSP)650とを含む。
【0090】ここで、周波数シンセサイザ550とし
て、実施の形態3において説明した周波数シンセサイザ
550(図7)を使用することができる。
て、実施の形態3において説明した周波数シンセサイザ
550(図7)を使用することができる。
【0091】図11(a)および(b)は、入力信号f
1、f2、f3、局発信号Loおよびミキサ620の出
力信号のスペクトラムを簡略化して示している。図11
(a)は、周波数シンセサイザ550のQファクタが5
0である場合(すなわち、Q=50の場合)におけるス
ペクトラムを示し、図11(b)は、周波数シンセサイ
ザ550のQファクタが5である場合(すなわち、Q=
5の場合)におけるスペクトラムを示す。
1、f2、f3、局発信号Loおよびミキサ620の出
力信号のスペクトラムを簡略化して示している。図11
(a)は、周波数シンセサイザ550のQファクタが5
0である場合(すなわち、Q=50の場合)におけるス
ペクトラムを示し、図11(b)は、周波数シンセサイ
ザ550のQファクタが5である場合(すなわち、Q=
5の場合)におけるスペクトラムを示す。
【0092】入力信号f1、f2、f3の間隔は、受信
システム660において決定されるチャネル間隔fch
に等しい。通常の携帯通信機器では、チャネル間隔fc
hは、20kHz程度である。
システム660において決定されるチャネル間隔fch
に等しい。通常の携帯通信機器では、チャネル間隔fc
hは、20kHz程度である。
【0093】ミキサ620の出力信号は、局発信号Lo
と入力信号f1、f2、f3との積によって表される。
と入力信号f1、f2、f3との積によって表される。
【0094】Q=5の場合における局発信号Loの近接
位相ノイズは、Q=50の場合に比べて20dB高い。
Q=5の場合には、入力信号f1、f2、f3と局発信
号Loとが混合されると、図11(b)に示されるよう
に、f2−fLoの信号はf1−fLoによるノイズに
埋もれてしまう。しかしながら、Q=50の場合には、
近接位相ノイズを20dB低減することができるため、
f2−fLoの信号を失うことなく、ミキサ620の出
力信号を中間信号処理ブロック630に伝送することが
できる。
位相ノイズは、Q=50の場合に比べて20dB高い。
Q=5の場合には、入力信号f1、f2、f3と局発信
号Loとが混合されると、図11(b)に示されるよう
に、f2−fLoの信号はf1−fLoによるノイズに
埋もれてしまう。しかしながら、Q=50の場合には、
近接位相ノイズを20dB低減することができるため、
f2−fLoの信号を失うことなく、ミキサ620の出
力信号を中間信号処理ブロック630に伝送することが
できる。
【0095】このように、周波数シンセサイザ550の
Qファクタを増大させることにより、他チャンネルによ
るノイズを低減することができる。このことは、高感度
な受信システムを実現することができることを意味す
る。
Qファクタを増大させることにより、他チャンネルによ
るノイズを低減することができる。このことは、高感度
な受信システムを実現することができることを意味す
る。
【0096】なお、実施の形態4では、周波数シンセサ
イザ550を含む受信システム660を例にとり説明し
たが、図12に示される送信システム760においても
同様の効果を得ることができる。
イザ550を含む受信システム660を例にとり説明し
たが、図12に示される送信システム760においても
同様の効果を得ることができる。
【0097】図12に示されるように、送信システム7
40は、信号処理部740bと送信部740aとを含
む。信号処理部740bと送信部740とは、単一の半
導体チップ上に形成され得る。
40は、信号処理部740bと送信部740aとを含
む。信号処理部740bと送信部740とは、単一の半
導体チップ上に形成され得る。
【0098】信号処理部740bは、デジタル信号を処
理するデジタル信号処理プロセッサ(DSP)750
と、DSP750によって処理されたデジタル信号をア
ナログ信号に変換するデジタルアナログ変換器(DA)
700と、デジタルアナログ変換器700から出力され
るアナログ信号を中間処理する中間信号処理ブロック7
10とを含む。送信部740aは、局発信号Loを出力
する周波数シンセサイザ550と、周波数シンセサイザ
550から出力される局発信号Loと中間処理ブロック
から出力される信号とを混合するミキサ720と、ミキ
サ720の出力信号をアンプするパワーアンプ(PA)
730とを含む。パワーアンプ730の出力信号は、送
信システム760の出力信号としてアンテナ600から
送信される。
理するデジタル信号処理プロセッサ(DSP)750
と、DSP750によって処理されたデジタル信号をア
ナログ信号に変換するデジタルアナログ変換器(DA)
700と、デジタルアナログ変換器700から出力され
るアナログ信号を中間処理する中間信号処理ブロック7
10とを含む。送信部740aは、局発信号Loを出力
する周波数シンセサイザ550と、周波数シンセサイザ
550から出力される局発信号Loと中間処理ブロック
から出力される信号とを混合するミキサ720と、ミキ
サ720の出力信号をアンプするパワーアンプ(PA)
730とを含む。パワーアンプ730の出力信号は、送
信システム760の出力信号としてアンテナ600から
送信される。
【0099】ここで、周波数シンセサイザ550とし
て、実施の形態3において説明した周波数シンセサイザ
550(図7)を使用することができる。これにより、
低位相ノイズの送信信号を得ることができる。
て、実施の形態3において説明した周波数シンセサイザ
550(図7)を使用することができる。これにより、
低位相ノイズの送信信号を得ることができる。
【0100】また、周波数シンセサイザ550を用いる
ことによって、受信システム660を単一の半導体チッ
プ上に形成することが可能となり、送信システム760
を単一の半導体チップ上に形成することが可能となる。
さらに、受信システム660の機能と送信システム76
0の機能とを有する通信システムを単一の半導体チップ
上に形成することが可能になる。
ことによって、受信システム660を単一の半導体チッ
プ上に形成することが可能となり、送信システム760
を単一の半導体チップ上に形成することが可能となる。
さらに、受信システム660の機能と送信システム76
0の機能とを有する通信システムを単一の半導体チップ
上に形成することが可能になる。
【0101】このように、本発明は、通信機器の小型
化、高性能化に寄与し、極めて有用となる。
化、高性能化に寄与し、極めて有用となる。
【0102】
【発明の効果】以上説明したように、共振器と増幅器と
を含む発振器において、増幅器に高周波帯域で負性出力
抵抗特性を持たせることにより、共振器の抵抗成分を低
減させることができる。これにより、共振器のQファク
タを改善することができる。その結果、ローコスト、低
位相ノイズ、かつ、低消費電力の発振器を実現すること
が可能になる。
を含む発振器において、増幅器に高周波帯域で負性出力
抵抗特性を持たせることにより、共振器の抵抗成分を低
減させることができる。これにより、共振器のQファク
タを改善することができる。その結果、ローコスト、低
位相ノイズ、かつ、低消費電力の発振器を実現すること
が可能になる。
【0103】さらに、共振器における容量をコントロー
ル電圧によって制御することにより、その発振器を電圧
制御発振器(VCO)として動作させることが可能にな
る。
ル電圧によって制御することにより、その発振器を電圧
制御発振器(VCO)として動作させることが可能にな
る。
【0104】また、位相調整回路をその電圧制御発振器
(VCO)を含むように構成することにより、ローコス
ト、低位相ノイズ、かつ、低消費電力の位相調整回路を
実現することが可能になる。
(VCO)を含むように構成することにより、ローコス
ト、低位相ノイズ、かつ、低消費電力の位相調整回路を
実現することが可能になる。
【0105】さらに、位相調整回路における分周器の分
周数を外部信号によって可変に制御することにより、そ
の位相調整回路を周波数シンセサイザとして動作させる
ことが可能になる。
周数を外部信号によって可変に制御することにより、そ
の位相調整回路を周波数シンセサイザとして動作させる
ことが可能になる。
【0106】また、受信システムまたが送信システムを
その周波数シンセサイザを含むように構成することによ
り、小型、かつ、高性能の受信システムまたは送信シス
テムを実現することが可能になる。
その周波数シンセサイザを含むように構成することによ
り、小型、かつ、高性能の受信システムまたは送信シス
テムを実現することが可能になる。
【図1】本発明の実施の形態1の発振器1の構成を示す
図である。
図である。
【図2】増幅器100の等価回路を示す図である。
【図3】増幅器100の出力コンダクタンスgoutを
シミュレーションした結果を示す図である。
シミュレーションした結果を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態1の発振器1aの構成を示
す図である。
す図である。
【図5】本発明の実施の形態1の発振器1bの構成を示
す図である。
す図である。
【図6】本発明の実施の形態2の発振器500の構成を
示す図である。
示す図である。
【図7】本発明の実施の形態3の位相調整回路550の
構成を示す図である。
構成を示す図である。
【図8】PLLの伝達関数および発振器の位相ノイズの
特性を示す図である。
特性を示す図である。
【図9】PLL550の位相ノイズの特性を示す図であ
る。
る。
【図10】本発明の実施の形態4の受信システム660
の構成を示す図である。
の構成を示す図である。
【図11】(a)および(b)は、入力信号f1、f
2、f3、局発信号Loおよびミキサ620の出力信号
のスペクトラムを示す図である。
2、f3、局発信号Loおよびミキサ620の出力信号
のスペクトラムを示す図である。
【図12】本発明の実施の形態4の送信システム760
の構成を示す図である。
の構成を示す図である。
【図13】従来の発振器1201の構成を示す図であ
る。
る。
【図14】発振器1201の等価回路を示す図である。
【図15】発振器1201の位相ノイズ特性を示す図で
ある。
ある。
1、1a、1b 発振器 100、101 増幅器 200 共振器 301〜304 nMOSトランジスタ 311〜314 pMOSトランジスタ 400、401 インダクタ 500 電圧制御発振器(VCO) 510 分周器 520 位相比較器(PD) 540 ローパスフィルタ(LPF) 550 位相調整回路 600 アンテナ 610 低雑音増幅器 620、720 ミキサ 630、710 中間処理ブロック 640 アナログデジタル変換器(AD) 650、750 デジタル信号処理プロセッサ(DS
P) 660 受信システム 700 デジタルアナログ変換器(DA) 730 パワーアンプ 760 送信システム
P) 660 受信システム 700 デジタルアナログ変換器(DA) 730 パワーアンプ 760 送信システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J081 AA02 CC03 CC30 CC44 DD04 EE02 EE03 FF18 FF21 LL05 MM01 MM03 MM04 5J106 AA01 AA04 BB01 CC01 CC21 CC38 CC41 CC52 CC53 JJ01 KK25 KK36 KK40 LL01 PP03 QQ07 QQ12 RR05 SS03 5K020 DD13 DD22 GG04 GG09 GG10 GG12 GG25 LL09 MM01 MM12 MM13 5K060 BB08 HH26 HH27 HH28 HH29 JJ03 JJ04 JJ08 KK08
Claims (13)
- 【請求項1】 共振器と、第1の増幅器と、第2の増幅
器とを備え、 前記第1の増幅器の出力は、前記第2の増幅器の入力に
接続されており、前記第2の増幅器の出力は、前記第1
の増幅器の入力に接続されており、 前記第1の増幅器および第2の増幅器の少なくとも1つ
は、高周波帯域で負性出力抵抗特性を有し、 前記負性出力抵抗特性を有する増幅器は、 縦属接続された第1、第2のトランジスタと、 前記第2のトランジスタのドレインソース間に接続され
た第1の容量とを備え、 前記第1のトランジスタのゲートを入力とし、前記第2
のトランジスタのドレインを出力とする、発振器。 - 【請求項2】 増幅器と、前記増幅器の出力を前記増幅
器の入力に帰還する共振器とを備え、 前記増幅器は、高周波帯域で負性出力抵抗特性を有し、 前記増幅器は、 縦属接続された第1、第2のトランジスタと、 前記第2のトランジスタのドレインソース間に接続され
た第1の容量とを備え、 前記第1のトランジスタのゲートを入力とし、前記第2
のトランジスタのドレインを出力とする、発振器。 - 【請求項3】 前記共振器の共振周波数は、コントロー
ル電圧によって可変に制御される、請求項1または請求
項2に記載の発振器。 - 【請求項4】 前記共振器は、インダクタと容量とを備
え、 前記容量の値は、コントロール電圧によって可変に制御
される、請求項1または請求項2に記載の発振器。 - 【請求項5】 前記インダクタは、スパイラルインダク
タである、請求項4に記載の発振器。 - 【請求項6】 前記トランジスタは、MOSトランジス
タである、請求項1または請求項2に記載の発振器。 - 【請求項7】 コントロール電圧に応じて発振周波数を
変化させる電圧制御発振器と、 前記電圧制御発振器からの出力信号を分周する分周器
と、 前記分周器からの出力信号の位相と基準信号の位相とを
比較する位相比較器と、 前記位相比較器からの出力信号をフィルタリングするフ
ィルタとを備え、 前記フィルタからの出力信号は、前記コントロール電圧
として前記電圧制御発振器に供給され、 前記電圧制御発振器は、共振器と、前記共振器に接続さ
れた増幅器とを備え、 前記増幅器は、高周波帯域で負性出力抵抗特性を有す
る、位相調整回路。 - 【請求項8】 前記電圧制御発振器と前記分周器と前記
位相比較器と前記フィルタとは、単一の半導体チップ上
に形成されている、請求項7に記載の位相調整回路。 - 【請求項9】 前記分周器の分周数は、外部信号によっ
て可変に制御される、請求項7記載の位相調整回路。 - 【請求項10】 局発信号を出力する周波数シンセサイ
ザと、受信した信号と前記周波数シンセサイザから出力
される前記局発信号とを混合するミキサとを含む受信部
と、 前記受信部からの出力信号を処理する信号処理部とを備
え、 前記周波数シンセサイザは、コントロール電圧に応じて
発振周波数を変化させる電圧制御発振器と前記電圧制御
発振器からの出力信号を分周する分周器とを備え、 前記電圧制御発振器は、共振器と、前記共振器に接続さ
れた増幅器とを備え、 前記増幅器は、高周波帯域で負性出力抵抗特性を有し、 前記分周器の分周数は、外部信号によって可変に制御さ
れ、 前記共振器の共振周波数は、前記コントロール電圧によ
って可変に制御される、受信システム。 - 【請求項11】 前記受信部と前記信号処理部とは、単
一の半導体チップ上に形成されている、請求項10に記
載の受信システム。 - 【請求項12】 信号処理部と、 局発信号を出力する周波数シンセサイザと、前記信号処
理部からの出力信号と前記周波数シンセサイザから出力
される局発信号とを混合するミキサとを含む送信部とを
備え、 前記周波数シンセサイザは、コントロール電圧に応じて
発振周波数を変化させる電圧制御発振器と前記電圧制御
発振器からの出力信号を分周する分周器とを備え、 前記電圧制御発振器は、共振器と、前記共振器に接続さ
れた増幅器とを備え、 前記増幅器は、高周波帯域で負性出力抵抗特性を有し、 前記分周器の分周数は、外部信号によって可変に制御さ
れ、 前記共振器の共振周波数は、前記コントロール電圧によ
って可変に制御される、送信システム。 - 【請求項13】 前記信号処理部と前記送信部とは、単
一の半導体チップ上に形成されている、請求項12に記
載の送信システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11108660A JP2000307423A (ja) | 1999-04-15 | 1999-04-15 | 発振器、位相調整回路、受信システムおよび送信システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11108660A JP2000307423A (ja) | 1999-04-15 | 1999-04-15 | 発振器、位相調整回路、受信システムおよび送信システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000307423A true JP2000307423A (ja) | 2000-11-02 |
Family
ID=14490455
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11108660A Withdrawn JP2000307423A (ja) | 1999-04-15 | 1999-04-15 | 発振器、位相調整回路、受信システムおよび送信システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000307423A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7323947B2 (en) | 2004-08-13 | 2008-01-29 | Fujitsu Limited | Oscillator circuit |
| KR100903154B1 (ko) * | 2007-09-21 | 2009-06-17 | 한국전자통신연구원 | 캐스코드 증폭기 및 그를 이용한 차동 캐스코드 전압제어발진기 |
| EP2034609A3 (en) * | 2007-09-10 | 2010-08-04 | Hitachi Ltd. | Oscillator and communication system using the same |
-
1999
- 1999-04-15 JP JP11108660A patent/JP2000307423A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7323947B2 (en) | 2004-08-13 | 2008-01-29 | Fujitsu Limited | Oscillator circuit |
| EP2034609A3 (en) * | 2007-09-10 | 2010-08-04 | Hitachi Ltd. | Oscillator and communication system using the same |
| US8018292B2 (en) | 2007-09-10 | 2011-09-13 | Hitachi, Ltd. | Oscillator and communication system using the same |
| KR100903154B1 (ko) * | 2007-09-21 | 2009-06-17 | 한국전자통신연구원 | 캐스코드 증폭기 및 그를 이용한 차동 캐스코드 전압제어발진기 |
| US7821349B2 (en) | 2007-09-21 | 2010-10-26 | Electronics And Telecommunications Research Institute | Cascode amplifier and differential cascode voltage-controlled oscillator using the same |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060704 |