JP2000307580A - データ配信方法およびその記録媒体 - Google Patents

データ配信方法およびその記録媒体

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JP2000307580A
JP2000307580A JP11114229A JP11422999A JP2000307580A JP 2000307580 A JP2000307580 A JP 2000307580A JP 11114229 A JP11114229 A JP 11114229A JP 11422999 A JP11422999 A JP 11422999A JP 2000307580 A JP2000307580 A JP 2000307580A
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JP11114229A
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Kenichi Kida
憲一 木田
Kazufumi Watanabe
和文 渡辺
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NTT Inc
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データエラーまたはロスの発生箇所に関係な
く再送時間を短縮することができ、有限なバッファ領域
内で1データを回復するために必要な再送時間を確保す
るバッファの領域を小さくできるデータ配信方法および
その記録媒体を提供すること。 【解決手段】 選択受信端末は、受信したデータにエラ
ーを検出し、再送データを受信すると(ステップ12
9,Yes)、他の選択受信端末から再送要求を受けた
か否かを判断し(ステップ131)、他の選択受信端末
から再送要求を受けた場合(ステップ132,Ye
s)、受信した再送データが一斉配信されたものであっ
た場合は上記受信した再送データの送信を中止し(ステ
ップ135)、一斉配信されたものでなかった場合は、
受信した再送データを他の選択受信端末全てに一斉配信
する(ステップ136)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送信端末が実時間
メディアを複数の受信端末に一斉配信するデータ配信方
法およびその記録媒体に関するものである。
【0002】現在、実時間メディア配信による遠隔教
育、遠隔監視等の要求が高まりつつある。このとき使用
するネットワークが信頼性を保証していないことがあ
る。本発明によるデータ配信方法を、このようなネット
ワークに適用することで、データの回復率を向上させる
ことが可能である。
【0003】
【従来の技術】一般に、送信端末から複数の受信端末に
対してデータを一斉に配信するデータ配信方法におい
て、受信端末が、送信端末から配信されたデータを受信
した際、データエラーまたはロスが検出された場合、受
信端末から送信端末に対して再送を要求し、送信端末は
再送を要求した受信端末に対してのみ正しいデータを再
送する方法が多く採用されている。この場合、受信端末
は再送時間を確保するためにバッファを有しているが、
再送時間が長く、データの1つを回復するためにバッフ
ァの領域をすべて使用する必要が生じた場合、そのデー
タを回復するまでに新たなエラーを検出すると、そのエ
ラーデータを回復することができない。
【0004】このような状況が連続的に発生すると、受
信端末は多くのデータを回復することが困難になり、ま
た、全受信端末が再送要求先を送信端末とすると、送信
端末および伝送経路上でトラヒックが集中し、新たなデ
ータエラーおよびデータロスを発生する原因になりうる
ことが問題として挙げられている。
【0005】そこで従来、配信経路中に送信端末が配信
するデータを受信して一時保存し、再送要求を受けた場
合にその要求元に正しいデータを再送する中継端末を、
1ノードまたは複数ノードに接続されている複数の受信
端末毎に設置し、送信端末と中継端末との間、中継端末
と中継端末との間、および、中継端末と受信端末との間
で再送を行う方法がある。
【0006】この方法により、送信端末のみに集中した
再送要求が複数の中継端末に分散されるため、トラヒッ
クの集中が軽減される。また、受信端末は、複数のノー
ドを経由して送信端末に再送を要求するのではなく、送
信端末と比較して、経由するノード数が少ない位置にあ
る中継端末に再送を要求する。よって、受信端末でデー
タエラーまたはロスが発生した場合、再送を完了するた
めに通過するノード数が少なくなり、再送時間の短縮化
が可能である。
【0007】さらに、受信端末と中継端末とが接続され
たノードでデータロスが発生した場合、その受信端末が
データロスを検出するより前に、中継端末がそのロスを
検出し、より上位のノード(そのノードよりも送信端末
との間のノード数が少ないノード)に接続された中継端
末に再送要求を行う。そしてその再送が行われた後、よ
り下位のノード(そのノードよりも送信端末との間のノ
ード数が多いノード)に接続された中継端末からの再送
要求に応じて、当該中継端末への再送を行う。これらの
処理を行うことで、受信端末がデータエラーまたはロス
を検出し、最も近い中継端末に再送を要求する時、その
中継端末は早い段階に正しいデータを有することなる。
よって再送時間の短縮化が可能である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したデ
ータ配信方法においては、あるノードでデータエラーま
たはロスが発生した場合、そのノードに接続された中継
端末は、より上位のノードに接続された中継端末もしく
は送信端末に再送要求を行う。これにより、正しいデー
タが再送されると、次にその中継端末は、より下位のノ
ードに接続された中継端末からの再送要求に応じて当該
中継端末への再送を行う。そして、このような処理を階
層的に行うことによって、受信端末に近接する中継端末
において正しいデータが受信される。
【0009】このため、例えば、送信端末の最も近くに
設置されたノードでデータエラーまたはロスが発生した
場合、最下位のノードに接続された中継端末が正しいデ
ータを受信するには、送信端末と最下位のノードに接続
された中継端末までの間に設けられた複数の中継端末の
間で行われる再送動作を経なくてはならない。すなわ
ち、受信端末とデータエラーまたはロスが発生したノー
ドとの間に存在する中継端末数が多い場合は、その受信
端末と同一のノードに接続された中継端末が正しいデー
タを受信するまでに長い時間を必要とするため、再送時
間の短縮化が困難となる。
【0010】これに対して、中継端末の数を少なくする
と、例えば受信端末がデータエラーまたはロスを検出し
た時、その原因がその受信端末自身にあった場合、同一
のノードまたは一つ上位のノードに接続された中継端末
がないと再送時間の短縮化が困難になる。また、中継端
末の数を少なくした場合、各中継端末が受信する再送要
求数が多くなるため、トラヒックの集中も問題になる。
したがって、中継端末を複数設置する既存の方法を適用
したうえで、より上位のノードでデータエラーまたはロ
スが発生した場合にも再送時間の短縮化を実現させるこ
とが課題となる。
【0011】よって、本発明は、上述した事情を鑑みて
なされたものであり、データエラーまたはロスの発生箇
所に関係なく再送時間を短縮することができ、また、再
送時間を短縮することにより、有限なバッファ領域内
で、受信端末は1データを回復するために必要な再送時
間を確保するバッファの領域を小さくでき、受信端末は
連続的なエラーを検出した場合にもデータの回復率を向
上させることができるデータ配信方法およびその記録媒
体を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、実時間で発生する映像データを、送信端末が1ノー
ドまたは複数ノードに接続された複数の受信端末に対し
て一斉配信するデータ配信方法において、前記複数の受
信端末のうち、少なくとも1つの受信端末を選択受信端
末とし、前記受信端末の各々は、受信した映像データ内
にエラーまたはロスを検出した場合、再送要求先として
定められた前記選択受信端末または送信端末に再送を要
求し、前記選択受信端末が受信した映像データ内にエラ
ーまたはロスを検出した場合、再送要求先として定めら
れた送信端末または他の選択受信端末に再送を要求し、
前記送信端末は前記選択受信端末または受信端末から再
送要求を受けた場合、その選択受信端末または受信端末
のみに正しい映像データを送信することを特徴とするデ
ータ配信方法である。
【0013】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のデータ配信方法において、前記各受信端末は、自端末
と送信端末との間にあるノード数を測定し、前記選択受
信端末は、前記送信端末との間にあるノード数を測定し
てその測定値を前記送信端末へ送信し、前記送信端末
は、前記選択受信端末より送られてきた各選択受信端末
の測定値を全ての選択受信端末および受信端末に送信
し、前記受信端末は、前記送信端末から送信された測定
値と、前記自端末と送信端末との間にあるノード数の測
定値とを比較し、自端末と送信端末との間にあるノード
数より少ない測定値である選択受信端末が存在しない場
合は送信端末を再送要求先とし、存在する場合はそれら
選択受信端末との間にあるノード数を測定し、最も少な
いノード数の選択受信端末を再送要求先とすることを特
徴としている。
【0014】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
のデータ配信方法において、前記選択受信端末は、自端
末と送信端末との間にあるノード数を測定してその測定
値を前記送信端末へ送信し、前記送信端末は、前記選択
受信端末の各々から送られてきた測定値を全ての選択受
信端末および受信端末に送信し、前記選択受信端末は、
前記送信端末から送信されてきた測定値と、前記自端末
と送信端末との間の測定値とを比較し、自端末と送信端
末との間にあるノード数より少ない測定値である選択受
信端末が存在しない場合は送信端末を再送要求先とし、
存在する場合はそれら選択受信端末との間にあるノード
数を測定し、最も少ないノード数の選択受信端末を再送
要求先とすることを特徴としている。
【0015】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
のデータ配信方法において、前記選択受信端末は、前記
送信端末から受信したデータにエラーまたはロスを検出
しないにもかかわらず、該データの再送要求を他の選択
受信端末または受信端末から受けた場合、受信端末で発
生したデータエラーまたはロスであると判断してその再
送要求元の端末に対してのみ再送データを送信し、前記
送信端末から受信したデータにエラーまたはロスを検出
し、かつ、該データの再送要求を他の選択受信端末から
受けた場合、ノードで発生したエラーまたはロスと判断
し、さらに、該再送要求元が選択受信端末であった場
合、送信端末または上位のノードに接続された選択受信
端末から受信した再送データが一斉配信されたものであ
るか否かを判断し、該受信した再送データが一斉配信さ
れていた場合は該再送データの送信を中止し、一斉配信
されていなかった場合は該受信した再送データを一斉配
信することを特徴としている。
【0016】ここで、再送データとは、再送要求に応じ
て送信する正しいデータのことをいう。
【0017】請求項5に記載の発明は、1ノードまたは
複数ノードに接続された送信端末と、複数の受信端末お
よび選択受信端末とからなるネットワークにおいて、前
記送信端末として機能するコンピュータで実行され、前
記複数の受信端末および選択受信端末に対して実時間で
発生する映像データを一斉配信するプログラムを記録し
たコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記
選択受信端末の全てから、それら各々の選択受信端末と
送信端末との間にあるノード数の測定値を受け取ると、
該測定値を全選択受信端末および受信端末へ送信するス
テップと、前記選択受信端末から再送要求を受け取った
場合、該再送要求元の選択受信端末に対して再送データ
を送信するステップとを前記コンピュータに実行させる
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体である。
【0018】請求項6に記載の発明は、1ノードまたは
複数ノードに接続された送信端末と、複数の受信端末
と、選択受信端末とからなるネットワークにおいて、前
記選択受信端末として機能するコンピュータで実行さ
れ、前記送信端末から一斉配信された実時間で発生する
映像データを受信するプログラムを記録したコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体であって、自端末と送信端末
との間にあるノード数を測定してその測定値を前記送信
端末へ送信するステップと、前記送信端末から送信され
てきた全ての選択受信端末の測定値と、前記自端末と送
信端末との間の測定値とを比較するステップと前記自端
末と送信端末との間にあるノード数より少ない測定値で
ある選択受信端末が存在するか否かを判断するステップ
と、前記自端末と送信端末との間にあるノード数より少
ない測定値である選択受信端末が存在しない場合は送信
端末を再送要求先とするステップと、前記自端末と送信
端末との間にあるノード数より少ない測定値である選択
受信端末が存在する場合はそれら選択受信端末との間に
あるノード数を測定し、最も少ないノード数の選択受信
端末を再送要求先とするステップとを前記コンピュータ
に実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取
り可能な記録媒体である。
【0019】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されたプ
ログラムが、前記送信端末から受信したデータにエラー
またはロスを検出しないにもかかわらず、該データの再
送要求を他の選択受信端末または受信端末から受けた場
合、受信端末で発生したデータエラーまたはロスである
と判断してその再送要求元の端末に対してのみ再送デー
タを送信するステップと、前記送信端末から受信したデ
ータにエラーまたはロスを検出し、かつ、該データの再
送要求を他の選択受信端末から受けた場合、ノードで発
生したエラーまたはロスと判断し、さらに、該再送要求
元が選択受信端末であった場合、送信端末または上位の
ノードに接続された選択受信端末から受信した再送デー
タが一斉配信されたものであるか否かを判断し、該受信
した再送データが一斉配信されていた場合は該再送デー
タの送信を中止し、一斉配信されていなかった場合は該
受信した再送データを一斉配信するステップとを前記コ
ンピュータに実行させることを特徴としている。
【0020】請求項8に記載の発明は、1ノードまたは
複数ノードに接続された送信端末と、複数の受信端末
と、選択受信端末とからなるネットワークにおいて、前
記受信端末として機能するコンピュータで実行され、前
記送信端末から一斉配信された実時間で発生する映像デ
ータを受信するプログラムを記録したコンピュータ読み
取り可能な記録媒体であって、自端末と送信端末との間
にあるノード数を測定するステップと、前記送信端末か
ら送信されてきた、前記選択受信端末が各々測定した送
信端末と選択受信端末との間にあるノード数の測定値を
受信するステップと、前記送信端末から送信されてきた
各測定値と、前記自端末と送信端末との間にあるノード
数の測定値とを比較するステップと、前記自端末と送信
端末との間にあるノード数より少ない測定値である選択
受信端末が存在しない場合は前記送信端末を再送要求先
とするステップと、前記自端末と送信端末との間にある
ノード数より少ない測定値である選択受信端末が存在す
る場合はそれら選択受信端末との間にあるノード数を測
定し、最も少ないノード数の選択受信端末を再送要求先
とするステップとを前記コンピュータに実行させるプロ
グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
である。
【0021】上記のデータ配信方法およびその記録媒体
においては、最上位のノードに接続された選択受信端末
の再送要求先が送信端末となり、下位のノードに接続さ
れた選択受信端末または受信端末の再送要求先は、上位
のノードに接続され、かつ、自端末との間に存在するノ
ード数が最も少ない選択受信端末となる。また、ある選
択受信端末がデータエラーまたはロスを検出した場合、
送信端末または送信端末により近い上位ノードに接続さ
れた選択受信端末に再送を要求し、さらに、下位ノード
に接続された選択受信端末から再送要求を受けた場合
は、受信した再送データが一斉配信されたものか否かを
判断し、一斉配信されていた場合はその再送データの送
信を中止し、一斉配信されていなかった場合はその再送
データを一斉配信する。
【0022】以上説明したように本方法を用いることに
より、データエラーまたはロスの発生箇所に関係なく再
送時間を短縮することができる。また、再送時間を短縮
することにより、有限なバッファ領域内で、受信端末は
1データを回復するために必要な再送時間を確保するバ
ッファの領域を小さくできる。よって受信端末は連続的
なエラーを検出した場合にもデータの回復率を向上させ
ることが可能である。
【0023】
【発明の実施の形態】図1〜図3に、本発明によるデー
タ配信方法の一実施形態を示すフローチャートを示す。
図1〜図3に示すフローチャートの処理が対象とする系
は、送信端末と複数の受信端末により構成されており、
各端末は同じネットワークに接続されているものとす
る。
【0024】そして、送信端末は、複数の受信端末に対
してデータ(例えば実時間映像データ等)を一斉に配信
し、複数の受信端末は、送信端末から配信されたデータ
を各々受信する。また、予め複数の受信端末の中からい
くつかを適宜選択しておき、その選択した受信端末(以
下、選択受信端末という)に、受信端末または他の選択
受信端末からの再送要求に応じて正しいデータの再送を
行わせる。
【0025】まず、図1を参照して、上述した系におい
て各受信端末が再送要求先を決定する際の処理手順につ
いて説明する。なお、図1(a)は受信端末における処
理を、図1(b)は選択受信端末における処理を、図1
(c)は送信端末における処理をそれぞれ示している。
【0026】最初に、各選択受信端末は、送信端末との
間にノード数を測定し(ステップ107)、その測定値
を送信端末に送る(ステップ108)。送信端末は、選
択受信端末から測定値を受け取る(ステップ109)
と、その測定値を全受信端末に一斉配信する(ステップ
110)。また、各受信端末は、送信端末との間に存在
するノード数を各々測定する(ステップ101)。その
後、送信端末から選択受信端末の測定値(後述する)を
受信するまで待機する(ステップ102)。
【0027】受信端末は送信端末から選択受信端末の測
定値を受信すると(ステップ102,Yes)、受信し
た測定値と、ステップ101で測定した値とを比較する
(ステップ103)。そして、ステップ101で測定し
た測定値よりも小さい測定値であった選択受信端末を選
ぶ(ステップ104)。ここで、ステップ101で測定
した測定値よりも小さい測定値であった選択受信端末が
なかった場合は、送信端末を再送要求先とする。次に、
自端末と選んだ各選択受信端末との間に存在するノード
数をそれぞれ測定する(ステップ105)。最後に、各
選択受信端末と自端末との間に存在するノード数が、最
も少ない選択受信端末を再送要求先とする(ステップ1
06)。
【0028】次に、図2を参照して、前述した系におい
て各選択受信端末が再送要求先を決定する際の処理手順
について説明する。なお、図2(a)は選択受信端末に
おける処理を、図2(b)は送信端末における処理をそ
れぞれ示している。
【0029】最初に、送信端末から全選択受信端末の測
定値(後述する)を受けるまで待機する(ステップ11
3)。一方、送信端末は選択受信端末から測定値を受け
取るまで待機しており(ステップ120)、選択受信端
末から測定値を受け取ると、それら測定値を選択受信端
末を含む全受信端末に一斉配信する(ステップ12
1)。
【0030】選択受信端末は、送信端末から全選択受信
端末の測定値を受信すると(ステップ113,Ye
s)、受信した各測定値と、図1(b)のステップ10
7で測定した測定値とを比較する(ステップ114)。
そして比較した結果、ステップ107で測定した測定値
が最も小さい場合(ステップ115,Yes)、送信端
末を再送要求先とする(ステップ117)。また、ステ
ップ107で測定した測定値が最小でない場合(ステッ
プ115,No)、ステップ107で測定した測定値よ
りも小さい値の測定値であった選択受信端末を選ぶ(ス
テップ116)。次に選んだ選択受信端末と自選択受信
端末と間に存在するノード数を測定し(ステップ11
8)、最も少ないノード数の選択受信端末を再送要求先
とする(ステップ119)。
【0031】次に、図3を参照して、前述した系におい
て送信端末が正しいデータを再送する際の処理手順につ
いて説明する。なお、図3(a)は送信端末における処
理を、図3(b)は選択受信端末における処理をそれぞ
れ示している。
【0032】最初に、送信端末は選択受信端末または受
信端末から再送要求を受けるまで待機する(ステップ1
22)。一方、選択受信端末は、エラーを検出するまで
待機する(ステップ124)。そして、エラーを検出し
た場合(ステップ124,Yes)、他の選択受信端末
または送信端末に再送を要求する(ステップ125)。
送信端末は再送要求を受けると(ステップ122,Ye
s)、再送要求元のみに対して正しいデータを送る(ス
テップ123)。以下、再送要求に応じて送信する正し
いデータを再送データという。
【0033】次に、図4を参照して、前述した系におい
て、選択受信端末が他の選択受信端末または受信端末に
対して正しいデータを再送する際の処理手順について説
明する。
【0034】最初に、選択受信端末は受信したデータに
エラーを検出したか否かを判断する(ステップ12
6)。エラーを検出しなかった場合(ステップ126,
No)、他の選択受信端末または受信端末から再送要求
を受けたか否かを判断する(ステップ128)。そし
て、再送要求を受けていない場合(ステップ128,N
o)、図4の処理を終了する。一方、再送要求を受けた
場合(ステップ128,Yes)、再送要求の送信元の
受信端末または選択受信端末のみに、再送データを送る
(ステップ130)。
【0035】また、受信したデータにエラーを検出した
場合(ステップ126,Yes)、送信端末または上位
のノードに接続された選択受信端末に再送要求を送り
(ステップ127)、再送データを受信するまで待機す
る(ステップ129)。再送データを受信すると(ステ
ップ129,Yes)、他の選択受信端末または受信端
末から再送要求を受けたか否かを判断する(ステップ1
31)。
【0036】再送要求を受けていない場合(ステップ1
31,No)、図4の処理を終了する。一方、再送要求
を受けた場合(ステップ131,Yes)、再送要求の
送信元の端末が、選択受信端末であるか否かを判断する
(ステップ132)。選択受信端末でなかった場合(ス
テップ132,No)、再送を要求した受信端末のみに
再送データを送る(ステップ134)。
【0037】また、再送要求の送信元が選択受信端末で
あった場合(ステップ132,Yes)、ステップ13
1で受信した再送データが一斉配信されたものか否かを
判断する(ステップ133)。一斉配信されたものであ
った場合(ステップ133,Yes)、ステップ131
で受信した再送データの送信を中止する(ステップ13
5)。一方、一斉配信されたものでなかった場合(ステ
ップ133,No)は、ステップ131で受信した再送
データを他の選択受信端末および受信端末全てに一斉配
信する(ステップ136)。
【0038】次に、具体的なネットワークの構成例を挙
げて、上述した図1〜図4に示した処理について説明す
る。図5は対象とするネットワークの一例であり、この
ネットワークは、送信端末1と、ノード10,11,1
2,13,14と、受信端末20,21,22,23,
24,25,26,27とからなっている。また、この
ネットワークで実時間メディア配信を行う前に、予めユ
ーザによって、受信端末20〜27のうち、受信端末2
0,24が選択受信端末に定められているものとする。
【0039】また、この図に示すように、ノード10
は、送信端末1およびノード11に接続されており、ノ
ード11は、上記ノード10、選択受信端末20、受信
端末21、および、ノード12に接続されている。ノー
ド12は、上記ノード11、受信端末22,23、およ
び、ノード13に接続されており、ノード13は、上記
ノード12、選択受信端末24、受信端末25、およ
び、ノード14に接続されている。さらに、ノード14
は、上記ノード13、および、受信端末26,27に接
続されている。
【0040】次に図5に示すネットワークの構成におい
て、選択受信端末20,24が各々再送要求先を決定す
る手順(図2参照)について以下に説明する。最初に、
選択受信端末20,24は、それぞれ、送信端末1との
間に存在するノードの数を測定し(ステップ111)、
その測定値を送信端末1に送る(ステップ112)。こ
こで、送信端末1と選択受信端末20との間には、ノー
ド10,11が存在し、送信端末1と選択受信端末24
との間には、ノード10,11,12,13が存在する
ので、選択受信端末20の測定値は「2」、選択受信端
末24の測定値は「4」となる(表1参照)。
【表1】
【0041】また、送信端末1は、選択受信端末20,
24から測定値を受けると(ステップ120,Ye
s)、それら測定値を選択受信端末20,24および全
受信端末21,22,23,25,26,27に送る
(ステップ121)。
【0042】これにより、選択受信端末20は、自端末
の測定値(自端末と送信端末1との間のノード数)と、
選択受信端末24の測定値(選択受信端末24と送信端
末1との間のノード数)とを比較する(ステップ11
4)。表1に示したように、自端末の測定値(「2」)
が最も小さいので(ステップ115,Yes)、選択受
信端末20は送信端末1を再送要求先とする(ステップ
117)。
【0043】一方、選択受信端末24においても、自端
末の測定値と、選択受信端末20の測定値とを比較する
(ステップ114)。そして、表1に示した通り、選択
受信端末20の測定値(「2」)が最も小さい(ステッ
プ115,No)ので、自端末の測定値よりも測定値が
小さかった選択受信端末(この場合、必然的に選択受信
端末20となる)を選択する(ステップ116)。そし
て、自端末と選択受信端末20との間に存在するノード
数を測定する(ステップ118)。
【0044】この結果、以下に示す表2の通り、選択受
信端末20と24との間の測定値は「3」となり、自端
末と送信端末1との間に存在するノード数(「4」)よ
りも小さいので、選択受信端末20を再送要求先とする
(ステップ119)。
【表2】
【0045】次に図6に示すネットワークの構成におい
て、各受信端末21,22,23,25,26,27が
再送要求先を決定する方法(図1参照)について以下に
説明する。最初に、選択受信端末20,24はそれぞれ
送信端末1との間のノード数を測定し(ステップ10
7)、送信端末1に送る(ステップ108)。これによ
り、送信端末1は、受信した選択受信端末20,24の
測定値を受けると(ステップ109,Yes)、それら
測定値を全受信端末21,22,23,25,26,2
7に送る(ステップ110)。
【0046】ここで、受信端末21,22,23,2
5,26,27の各々における再送要求先の決定方法を
個々に説明する。まず、受信端末21は、送信端末との
間のノード数を測定する(ステップ101)。そして選
択受信端末20と24の測定値を受信すると(ステップ
102,Yes)、それら測定値(「2」,「4」)
と、自端末の測定値(「2」)とを比較する(ステップ
103)。
【0047】先に示した表1と、以下に示す表3とか
ら、上述した測定値の中で、選択受信端末20の測定値
と、ステップ101で測定した測定値(送信端末1と受
信端末21との間のノード数)が、同じでかつ最小であ
る。
【表3】
【0048】そこで、選択受信端末20を選び(ステッ
プ104)、選択受信端末20と自端末との間のノード
数を測定する(ステップ105)。そして、以下に示す
表4の通り、選択受信端末20と自端末との間の測定値
(「1」)の方が、ステップ107で測定した測定値、
すなわち、送信端末1と自端末との間のノード数
(「2」)よりも小さい。よって受信端末21は、選択
受信端末20を再送要求先とする(ステップ106)。
【表4】
【0049】次に受信端末22の再送要求先の決定方法
について説明する。受信端末22は、送信端末1との間
のノード数を測定する。そして、この測定値(「3」)
と、送信端末1から受信した選択受信端末20,24の
各測定値とを比較する。表1、表3に示したように、こ
れらの測定値の中では、選択受信端末20の測定値が最
小である。
【0050】このため、受信端末22は、自端末と選択
受信端末20との間のノード数を測定する。表3、表4
に示した通り、このノード数(「3」)よりも、選択受
信端末20の測定値(「2」)の方が小さい。よって受
信端末22は、選択受信端末20を再送要求先とする。
また、これと同様の処理によって、受信端末23も選択
受信端末20を再送要求先とする。
【0051】次に受信端末25の再送要求先の決定方法
について説明する。受信端末25は、送信端末1との間
のノード数を測定する。そして、この測定値(「4」)
と、送信端末1から受信した選択受信端末20,24の
各測定値とを比較する。表1、表3に示したように、選
択受信端末20の測定値(「2」)、および、選択受信
端末24の測定値(「4」)は、送信端末1と受信端末
25との間のノード数(「4」)と、同値かもしくは小
さい。
【0052】そこで受信端末25は、自端末と選受信端
末20との間および自端末と選択受信端末24との間の
ノード数をそれぞれ測定する。そして、これらの測定値
を比較すると、表3、表4に示した通り、自端末と送信
端末1との間のノード数(「4」)、および、自端末と
選択受信端末20との間のノード数(「3」)よりも、
自端末と選択受信端末24との間のノード数(「1」)
の方が小さい。よって、受信端末25は、選択受信端末
24を再送要求先とする。
【0053】次に受信端末26の再送要求先の決定方法
について説明する。受信端末26は送信端末1との間の
ノード数を測定する。そしてこの測定値(「5」)と、
送信端末1から受信した選択受信端末20,24の各測
定値(「2」,「4」)とを比較する。表1、表3に示
したように、選択受信端末20,24の各測定値は、と
もに受信端末26と送信端末1との間の測定値よりも小
さい。このため、受信端末26は、自端末と、選択受信
端末20,24との間のノード数をそれぞれ測定する。
【0054】表3、表4に示す通り、自端末と送信端末
1との間の測定値(「5」)、および、自端末と選択受
信端末20との間の測定値(「5」)よりも、自端末と
選択受信端末24との間の測定値(「2」)の方が小さ
い。よって受信端末26は、選択受信端末24を再送要
求先とする。また、これと同様の処理によって、受信端
末27も選択受信端末24を再送要求先とする。
【0055】次に、図5と異なるネットワークの構成例
を図6に示す。この図において、図5に示す構成と同一
の構成については同じ符号を付与し、その説明を省略す
る。この図に示す、ネットワーク構成において、送信端
末1、ノード10〜14、および、受信端末30,3
1,32,33,34,35,36,37間の接続関係
は、図5に示した接続関係と同様であるが、図6におい
ては、受信端末30〜37のうち、受信端末30,3
2,34,36が選択受信端末として定められている。
【0056】また、図6に示すネットワーク構成におい
て、図1および図2に示す再送要求先の決定方法を実行
した場合、各端末の再送要求先は、以下に示す表5の通
りとなる。
【表5】
【0057】図6に示すネットワーク構成において実時
間メディアを送信端末1から各選択受信端末および受信
端末30〜37へ一斉配信している時に、例えば、受信
端末37でエラーまたはロスが発生した場合、上記表5
に示したように、受信端末37は選択受信端末36に対
して選択要求を送ることになる。よって、その場合の再
送は、図6中、破線で示す局所的な領域L1内で行われ
ることになり、結果、受信端末37が送信端末1に対し
て再送を要求する場合より、再送時間を短縮することが
可能である。さらに、トラヒックが局所的な領域L1内
に限定されるので、ネットワーク全体に影響するトラヒ
ックを軽減することが可能である。
【0058】また、図6に示すネットワークの構成例に
おいて、例えば図7に示すように、。ノード11でエラ
ーまたはロスが発生すると、まず、選択受信端末30に
よりノード11のエラーが検出される(図4,ステップ
126,Yes)。これにより、選択受信端末30は、
送信端末1に対して再送を要求する(図4,ステップ1
27)。これにより、送信端末1は、この再送要求を受
けると(図3,ステップ122,Yes)、選択受信端
末30に対して正しいデータを送る(図3,ステップ1
23)。
【0059】また、ノード11で発生したエラーまたは
ロスにより、選択受信端末32において受信されたデー
タにエラーまたはロスが検出されると(図4,ステップ
126,Yes)、選択受信端末32は選択受信端末3
0に対して再送を要求する(図4,ステップ127)。
これにより、選択受信端末30では、図4,ステップ1
31の判断結果がYesとなり、また、再送要求の送信
元の端末が選択受信端末32で(図4,ステップ13
1,Yes)、かつ、送信端末1から受信した再送デー
タは一斉配信されたものではないので(図4,ステップ
133,No)、選択受信端末30は、送信端末1から
受信した再送データを一斉配信する(図4,ステップ1
36)。
【0060】以上の処理により、図7に示すように、ノ
ード11でエラーまたはロスが発生した場合、局所的な
領域L2内でノード11のエラーまたはロスが検出さ
れ、かつ、選択受信端末30からその再送データが一斉
配信により送信される。結果、各受信端末が、送信端末
1に対して再送を要求するよりも、再送時間を短縮する
ことができる。
【0061】次に、上述した送信端末、選択受信端末、
および、受信端末の具体的な構成について、図8を参照
して説明する。図8において、対象とする系は送信端末
100と、ノード110,111,112と、複数の受
信端末120,130,140とから構成されている。
そして、各端末は同じネットワーク200に接続されて
いる。また、受信端末120,130,140のうち、
予め受信端末120,130が選択受信端末であると定
められているものとする。
【0062】送信端末100は、選択受信端末120,
130および受信端末140に対してデータを一斉に配
信する一斉配信手段101と、選択受信端末120,1
30から送信されてくる測定値(後述する)を、選択受
信端末を含む全受信端末へ送信する送信手段102と、
選択受信端末120,130から測定コマンド(後述す
る)が送られてきた場合、測定用データを返信し、ま
た、再送要求を受信した場合、その要求元の端末に正し
いデータを再送する再送手段103とを備えている。
【0063】また、選択受信端末120,130は、そ
れぞれ、送信端末100または他の選択受信端末との間
に存在するノード数を測定する測定手段121と、測定
手段121により測定された測定値を送信端末100に
報告する報告手段122と、データのエラーまたはロス
が発生した箇所がノードか端末かを決定する決定手段1
23と、受信した再送データが一斉配信されたものか否
かを判別する判別手段124と、他の選択受信端末また
は受信端末から再送要求を受信した場合、正しいデータ
を再送する再送手段125とを備えている。また、受信
端末140は、上述した測定手段を121を備えてい
る。
【0064】さらに、ネットワーク200には、送信端
末100に近い順にノード110,ノード111,ノー
ド112が設けられている。そして、ノード110には
送信端末100が、ノード111には選択受信端末12
0が、ノード112には選択受信端末130および受信
端末140が、それぞれ接続されている。
【0065】次に、図8に示す構成のネットワークにお
いて、各端末で行われる処理に伴うデータの流れについ
て、図9〜図16を参照して説明する。
【0066】図9に、送信端末100から、選択受信端
末120,130および受信端末140に対して映像デ
ータを一斉配信する場合のデータの流れを示す。この図
において、映像データは、送信端末100の一斉配信手
段101からネットワーク200を通して選択受信端末
120,130および受信端末140に一斉配信され
る。
【0067】図10に、選択受信端末110でエラーま
たはロスを検出した時の再送要求先を決定するために、
送信端末100との間に存在するノード数を測定する時
のデータの流れを示す。まず、選択受信端末120の測
定手段121は、測定コマンドを送信端末100に送
る。この測定コマンドは、測定コマンドを送信する端末
と、測定コマンドの送信先端末との間に存在するノード
数を測定するためのコマンドである。
【0068】これにより、送信端末100の再送手段1
03は、測定用データを測定コマンドを送信した選択受
信端末(この場合選択受信端末120)へ返信する。こ
こで、上記測定用データは、予め設定された初期値(自
然数)を示すデータであり、測定用データがノードを通
過する毎に、そのデータの値が1ずつデクリメントされ
ていく。ただし、送信端末から選択受信端末へ通過する
場合、測定用データはデクリメントされない。また、測
定手段121は、上記測定用データの初期値を予め認識
しているものとする。
【0069】そして、選択受信端末120の測定手段1
21が、送信端末100から返信された測定用データを
受信すると、測定用データの初期値から減少した値を、
送信端末100との間に存在するノード数として認識す
る。選択受信端末130も同様に送信端末100との間
に存在するノード数を測定する。なお、この時の測定値
は、送信端末100との間にノード110,111が存
在するので、「2」となる。また、ノード数の測定方法
は、上述した方法に限らず、自端末と送信端末(または
他の選択受信端末)との間に存在するノード数を測定可
能であれば、他の方法を用いてもよい。
【0070】次に、図10で測定した選択受信端末12
0と送信端末100との間のノード数測定値を送信端末
100に送り、送信端末100が選択受信端末120の
ノード数測定値を、選択受信端末120,130および
受信端末140に送信するまでのデータの流れを図11
に示す。選択受信端末120は測定手段121により得
られたノード数測定値を、報告手段122によって送信
端末100に送る。送信端末100は選択受信端末12
0により送られたノード数測定値を送信手段102によ
って選択受信端末120,130および受信端末140
に送信する。選択受信端末130も同様である。
【0071】次に、選択受信端末130が、送信端末1
00との間に存在するノード数を測定するまでのデータ
の流れを図12に示す。選択受信端末130は、図11
で受信した選択受信端末120の測定値(「2」)が、
自端末と送信端末100との間のノード数(「3」)よ
り小さいため、選択受信端末120を再送要求先の候補
とする。次に選択受信端末130の測定手段121は、
選択受信端末120との間のノード数を測定するための
測定コマンドを選択受信端末120に送る。
【0072】これを受けた選択受信端末120は、再送
手段125により測定用データを選択受信端末130に
送る。選択受信端末130は測定手段121により、返
信された測定用データを受信して、その内容から選択受
信端末130と選択受信端末120との間に存在するノ
ード数を測定する。この処理により、測定値として
「2」が得られ、選択受信端末130と送信端末100
との間のノード数(「3」)より、選択受信端末130
と選択受信端末120との間のノード数の方が少ないの
で、選択受信端末120を選択受信端末130の再送要
求先とする。
【0073】なお、選択受信端末120は、図11で受
信した選択受信端末130と送信端末100との間のノ
ード数(「3」)が、自端末と送信端末100との間の
ノード数(「2」)より多いため、送信端末100を再
送要求先とする。
【0074】次に、受信端末140の再送要求先を決定
するまでのデータの流れを図13に示す。受信端末14
0は、図11に示したように各選択受信端末120,1
30から送信端末100までのノード数を受信した。よ
って、受信端末140は、送信端末100との間のノー
ド数を測定するため、測定手段121より送信端末10
0へ測定コマンドを送る。これに応じて送信端末100
は、再送手段103から測定用データを受信端末140
に送る。
【0075】受信端末140は、測定手段121によ
り、返信された測定用データを受信して、その内容から
受信端末140と送信端末100との間に存在するノー
ド数を測定する。そして、このノード数と、図11で得
られた各選択受信端末120,130と送信端末100
との間のノード数とを比較する。比較した結果、自端末
と送信端末との間のノード数(「3」)は、各選択受信
端末120,130と送信端末100との間のノード数
と比べ、多いかもしくは等しいので、各選択受信端末1
20,130を再送要求先の候補とする。
【0076】次に、受信端末140は、各選択受信端末
120,130との間のノード数を測定するため、測定
手段121から、各選択受信端末120,130に測定
コマンドを送る。これに応じて各選択受信端末120,
130は、それぞれ再送手段125により測定用データ
を受信端末140に送る。受信端末140は、測定手段
121により、返信された測定用データを受信して、そ
れらの内容から、受信端末140と各選択受信端末12
0,130との間の各ノード数を測定する。
【0077】これにより、受信端末140と選択受信端
末120との間のノード数(「2」)、受信端末140
と選択受信端末130との間のノード数(「1」)、お
よび、受信端末140と送信端末100との間のノード
数(「3」)を比較する。この結果、受信端末140と
選択受信端末130との間のノード数が最も少ない。よ
って、受信端末140は、選択受信端末130を再送要
求先とする。
【0078】次に、図14に受信端末140のみでデー
タエラーまたはロスを検出した場合における、再送デー
タの流れを示す。受信端末140がデータエラーまたは
ロスを検出した場合、選択受信端末130に再送を要求
する。選択受信端末130がこの再送要求を受けると、
決定手段123は、選択受信端末130においてはデー
タエラーまたはロスが検出されていないため、データエ
ラーまたはロスの発生箇所を受信端末140と決定す
る。そして、再送手段125により、受信端末140の
みに正しいデータを再送する。
【0079】次に、ノード110またはノード111で
データエラーまたはロスが発生した場合の再送要求の流
れを図15に示す。まず、選択受信端末120は送信端
末100に再送を要求する。次に選択受信端末130が
選択受信端末120に再送を要求する。さらに、受信端
末140が選択受信端末130に再送を要求する。
【0080】次に、図15で再送要求した後の再送の流
れを図16に示す。まず、送信端末100は選択受信端
末120から再送要求を受けると、再送手段103によ
り選択受信端末120に正しいデータを再送する。これ
により、選択受信端末120は再送データを受信し、他
の選択受信端末(ここでは選択受信端末130)から再
送要求を受けている場合、ノード110またはノード1
11でロスが発生したと決定する。次に、判別手段12
4は、再送データが送信端末100から自端末にのみ送
られたことを判別し、これにより選択受信端末120は
再送データが一斉配信されたものではないことを認識す
る。
【0081】ここで、再送データが自端末にのみ送られ
たものであるか、一斉配信されたものであるかの判別
は、例えば、IPネットワークの場合、再送データのア
ドレスを判別することで容易に可能である。すなわち、
IPネットワークでは、1つの端末にデータを送信する
時はユニキャストアドレスが使用され、一斉配信する時
はマルチキャストアドレスが使用される。そして、マル
チキャストアドレスはユニキャストアドレスと全く異な
るので、両者の違いから判別は容易に可能である。
【0082】また、選択受信端末120は決定手段12
3によりノード110またはノード111でエラーまた
はロスが発生したと決定し、さらに、判別手段124に
より再送データが一斉配信されたものではないとわかっ
たので、再送手段125により、送信端末100から送
信された再送データを一斉配信する。
【0083】以下に、上述した本実施形態のデータ配信
方法による再送時間および再送トラヒック集中軽減の効
果を確認するため、種々の条件を設定し、本実施形態の
データ配信方法と、既存のデータ配信方法であるRMT
P(A Reliable Multicast Trfansport Protocol)とに
おける、再送時間と再送パケット数を机上計算した。
【0084】[評価1]条件を以下に示す。なお、[評
価1]では全ノードに、それぞれ選択受信端末が接続さ
れているものとする。 ネットワークモデル:送信端末から受信端末まで通過
するノードを5つとし、送信端末に近いノードから順
に、「ノード0」,「ノード1」,「ノード2」,「ノ
ード3」,「ノード4(受信端末が接続されるノー
ド)」とする。 想定するエラー発生箇所:各ノードおよび受信端末。 各受信端末およびノードでロスが発生する確率:1.
0E−3。 パケットのノード通過時間:1ユニットタイム。 計算対象とする端末:送信端末から最も遠いノードに
接続された10台の受信端末。 送信パケット数:2.7E+6。 再送回数:1回(ただし、RMTPにおいてエラーフ
リーを保証するため、複数回再送する)。
【0085】図17は本実施形態のデータ配信方法およ
びRMTP(以下、従来方法という)における、エラー
発生箇所と再送時間との関係を示すグラフである。ま
た、図18は本実施形態のデータ配信方法および従来方
法における、エラー発生箇所と再送パケット数との関係
を示すグラフである。
【0086】図17に示すように、本実施形態のデータ
配信方法では、従来方法に比べ、エラーの発生箇所とは
無関係に再送時間が短縮される。すなわち、従来方法と
異なり、上位のノードでエラーが発生した場合と、下位
のノードでエラーが発生した場合とで、再送時間にほと
んど差が生じず、よって、従来方法と比べると、より上
位のノードでエラーが生じるほど再送時間短縮の効果が
顕著になるといえる。
【0087】また、図18に示すように、受信端末が直
接接続されたノード(「ノード4」)よりも上位のノー
ドでエラーが発生した場合、従来方法に比べ、再送され
るパケット数が著しく減少しており、再送トラヒック集
中軽減の効果が顕著に現れていることがわかる。
【0088】[評価2]次に、本実施形態のデータ配信
方法において、選択受信端末の配置位置により、再送時
間と再送パケット数にどのような影響を及ぼすかを確認
するため、いくつかのパターンで机上計算した。条件は
上述した[評価1]と同様である。表6に選択受信端末
数を1つ接続した場合と、2つ接続とした場合との設置
パターンを示す。
【表6】
【0089】図19は選択受信端末数を1つとし、配置
を変えた場合の再送時間短縮の効果を示す。図20は選
択受信端末数を2つとし、配置を変えた場合の再送時間
短縮の効果を示す。図21は選択受信端末数を2つと
し、配置を変えた場合の再送トラヒック軽減の効果を示
す。
【0090】図19に示すように、選択受信端末数を1
つ設ける場合、再送に要する最長時間が最も短いのは、
選択受信端末を中間のノード(「ノード2」)に接続し
た時(ケース2)である。同様に、図20に示すよう
に、選択受信端末数を2つ設ける場合、各選択受信端末
を、それぞれ、中間ノード(「ノード2」)と中間ノー
ドの1つ上(「ノード1」)に配置した時(ケース5)
に、再送に要する最長時間が最も短くなる。よって、再
送時間の短縮を第一とし、限られた選択受信端末を接続
する場合、中間ノードに近い位置から接続するのが良
い。
【0091】また、図21に示すように、各エラー発生
箇所に対して、最も再送トラヒックが軽滅するのは、送
信端末に最も遠いノード(「ノード4」)と、そのノー
ドの1つ上位のノード(「ノード3」)とに、それぞれ
選択受信端末を接続した場合(ケース7)である。よっ
て、再送トラヒックの軽減を第一とし、2つ以上の選択
受信端末を接続する場合、受信端末に近いノードから接
続するのが良い。
【0092】[評価3]次に、[評価1]で示した各ノ
ードに選択受信端末を設けた場合と、[評価2]におい
て選択受信端末数を1つおよび2つとした場合の再送に
要する最長時間が、それぞれ最も短かったケース2およ
びケース5との、再送時間を比較した。さらに、再送回
数を限定した場合のエラー回復の効果を確認するため、
エラー残留率を机上計算した。なお、条件は[評価1]
と同様である。
【0093】図22は上述した3つの場合において、エ
ラー発生箇所と再送時間との関係を示したグラフであ
る。また、図23は上述した3つの場合において、エラ
ー発生箇所とエラー残留率との関係を示したグラフであ
る。
【0094】図22に示すように、各ノードに選択受信
端末を接続した場合と、選択受信端末を2つ接続した場
合とでは、再送に要する最長時間はほとんど変わらな
い。よって、選択受信端末数が2つでも十分な効果が得
られる。また、図23に示すように、再送回数を2回に
限定すると、各ノードに選択受信端末を接続した場合、
選択受信端末数が1つの時の最適配置(ケース2)、お
よび、選択受信端末数が2つの時の最適配置(ケース
5)で、それぞれのエラー残留率は、エラー許容率をク
リアすることができる。
【0095】なお、図1から図4に示した送信端末,選
択受信端末,受信端末における処理を実現するためのプ
ログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記
録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピ
ュータシステムに読み込ませ、実行することにより他の
利用者端末との通信を行ってもよい。
【0096】ここで、上記「コンピュータシステム」と
は、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとす
る。また、「コンピュータシステム」は、WWWシステ
ムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境
(あるいは表示環境)も含むものとする。また、「コン
ピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フロッピーデ
ィスク,光磁気ディスク,ROM,CD−ROM,DV
D等の可搬媒体、および、コンピュータシステムに内蔵
されるハードディスク等の記憶装置のみならず、インタ
ーネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介
してプログラムを送信する場合の通信線のように短時間
の間、動的にプログラムを保持するもの(伝送媒体また
は伝送波)、および、その場合におけるサーバやクライ
アントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ
のように、一定時間プログラムを保持するものも含むも
のとする。
【0097】さらに、上記プログラムは、前述した機能
の一部を実現するためのものであってもよく、また、前
述した機能をコンピュータシステムに既に記録されてい
るプログラムとの組み合わせで実現できるもの、すなわ
ち、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であって
もよい。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
最上位のノードに接続された選択受信端末の再送要求先
が送信端末となり、下位のノードに接続された選択受信
端末または受信端末の再送要求先は、上位のノードに接
続され、かつ、自端末との間に存在するノード数が最も
少ない選択受信端末となる。また、ある選択受信端末が
データエラーまたはロスを検出した場合、送信端末また
は送信端末により近い上位ノードに接続された選択受信
端末に再送を要求し、さらに、下位ノードに接続された
選択受信端末から再送要求を受けた場合は、受信した再
送データが一斉配信されたものか否かを判断し、一斉配
信されていた場合はその再送データの送信を中止し、一
斉配信されていなかった場合はその再送データを一斉配
信するので、データエラーまたはロスの発生箇所に関係
なく再送時間を短縮することができる。また、再送時間
が短縮されることにより、有限なバッファ領域内で、受
信端末は1データを回復するために必要な再送時間を確
保するバッファの領域を小さくできる。よって受信端末
は連続的なエラーを検出した場合にもデータの回復率を
向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のデータ配信方法において、受信端末
が再送要求先を決定するまでの手順を示すフローチャー
トである。
【図2】 本発明のデータ配信方法において、選択受信
端末が再送要求先を決定するまでの手順を示すフローチ
ャートである。
【図3】 本発明のデータ配信方法において、送信端末
の再送手順を示すフローチャートである。
【図4】 本発明のデータ配信方法において、選択受信
端末の再送手順を示すフローチャートである。
【図5】 本発明のデータ配信方法における再送先決定
手順を具体的に説明するために参照するネットワークの
構成例を示す図である。
【図6】 本発明のデータ配信方法における再送手順に
ついて具体的に説明するために参照するネットワークの
他の構成例を示す図である。
【図7】 図6に示したネットワークの構成において、
他の部位でデータエラーまたはロスが生じた場合の再送
手順について具体的に説明するための説明図である。
【図8】 本発明のデータ配信方法を適用した場合の一
実施形態例での送信端末、選択受信端末および受信端末
の構成を示すブロック図である。
【図9】 図8に示す構成において、映像データを複数
の受信端末に一斉配信する場合のデータの流れを示す図
である。
【図10】 図8に示す構成において、送信端末間との
ノード数を測定する時のデータの流れを示す図である。
【図11】 図8に示す構成において、選択受信端末の
測定値が全ての選択受信端末および受信端末へ配信され
る際のデータの流れを示す図である。
【図12】 図8に示す構成において、選択受信端末が
他の選択受信端末との間に存在するノード数を測定する
際のデータの流れを示す図である。
【図13】 図8に示す構成において、受信端末の再送
要求先を決定するまでのデータの流れを示す図である。
【図14】 図8に示す構成において、受信端末のみで
ロスを検出した場合の再送データの流れを示す図であ
る。
【図15】 図8に示す構成において、送信端末と選択
受信端末との間のノードでロスが発生した場合の、再送
要求の流れを示すデータの流れを示す図である。
【図16】 図15で再送要求した後の再送データの流
れを示す図である。
【図17】 本実施形態のデータ配信方法と従来のデー
タ配信方法とにおけるエラー発生箇所と再送時間との関
係を示したグラフの図である。
【図18】 本実施形態のデータ配信方法および従来の
データ配信方法におけるエラー発生箇所と再送パケット
数との関係を示したグラフの図である。
【図19】 選択受信端末数を1とし、配置を変えた場
合の再送時間短縮の効果を示したグラフの図である。
【図20】 選択受信端末数を2とし、配置を変えた場
合の再送時間短縮の効果を示したグラフの図である。
【図21】 選択受信端末数を2とし、配置を変えた場
合の再送トラヒック軽減の効果を示したグラフの図であ
る。
【図22】 本実施形態のデータ配信方法において、エ
ラー発生箇所と再送時間との関係を示したグラフの図で
ある。
【図23】 本実施形態のデータ配信方法において、エ
ラー発生箇所とエラー残留率との関係を示したグラフの
図である。
【符号の説明】
1,100 送信端末 10〜14,110〜112 ノード 20,24,30,32,34,36,120,130
選択受信端末 21,22,23,25,26,27,31,33,3
5,37,140 受信端末 101 一斉配信手段 102 送信手段 103,125 再送手段 121 測定手段 122 報告手段 123 決定手段 124 判別手段 200 ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B089 GA21 GB01 HA06 JA33 JB04 KA05 KA11 KA12 KB09 KD01 KE01 KE10 MD08 5K030 GA05 GA11 HB02 HB19 JA10 KA02 LA01 LD04 MB01 9A001 BB03 BB04 CC06 CC07 DD06 GG05 GG06 JJ25 JJ27 JJ74 KK09 KK37 LL09

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実時間で発生する映像データを、送信端
    末が1ノードまたは複数ノードに接続された複数の受信
    端末に対して一斉配信するデータ配信方法において、 前記複数の受信端末のうち、少なくとも1つの受信端末
    を選択受信端末とし、 前記受信端末の各々は、受信した映像データ内にエラー
    またはロスを検出した場合、再送要求先として定められ
    た前記選択受信端末または送信端末に再送を要求し、 前記選択受信端末が受信した映像データ内にエラーまた
    はロスを検出した場合、再送要求先として定められた送
    信端末または他の選択受信端末に再送を要求し、 前記送信端末は前記選択受信端末または受信端末から再
    送要求を受けた場合、その選択受信端末または受信端末
    のみに正しい映像データを送信することを特徴とするデ
    ータ配信方法。
  2. 【請求項2】 前記各受信端末は、自端末と送信端末と
    の間にあるノード数を測定し、 前記選択受信端末は、前記送信端末との間にあるノード
    数を測定してその測定値を前記送信端末へ送信し、 前記送信端末は、前記選択受信端末より送られてきた各
    選択受信端末の測定値を全ての選択受信端末および受信
    端末に送信し、 前記受信端末は、前記送信端末から送信された測定値
    と、前記自端末と送信端末との間にあるノード数の測定
    値とを比較し、自端末と送信端末との間にあるノード数
    より少ない測定値である選択受信端末が存在しない場合
    は送信端末を再送要求先とし、存在する場合はそれら選
    択受信端末との間にあるノード数を測定し、最も少ない
    ノード数の選択受信端末を再送要求先とすることを特徴
    とする請求項1に記載のデータ配信方法。
  3. 【請求項3】 前記選択受信端末は、自端末と送信端末
    との間にあるノード数を測定してその測定値を前記送信
    端末へ送信し、 前記送信端末は、前記選択受信端末の各々から送られて
    きた測定値を全ての選択受信端末および受信端末に送信
    し、 前記選択受信端末は、前記送信端末から送信されてきた
    測定値と、前記自端末と送信端末との間の測定値とを比
    較し、自端末と送信端末との間にあるノード数より少な
    い測定値である選択受信端末が存在しない場合は送信端
    末を再送要求先とし、存在する場合はそれら選択受信端
    末との間にあるノード数を測定し、最も少ないノード数
    の選択受信端末を再送要求先とすることを特徴とする請
    求項1に記載のデータ配信方法。
  4. 【請求項4】 前記選択受信端末は、 前記送信端末から受信したデータにエラーまたはロスを
    検出しないにもかかわらず、該データの再送要求を他の
    選択受信端末または受信端末から受けた場合、受信端末
    で発生したデータエラーまたはロスであると判断してそ
    の再送要求元の端末に対してのみ再送データを送信し、 前記送信端末から受信したデータにエラーまたはロスを
    検出し、かつ、該データの再送要求を他の選択受信端末
    から受けた場合、ノードで発生したエラーまたはロスと
    判断し、さらに、該再送要求元が選択受信端末であった
    場合、送信端末または上位のノードに接続された選択受
    信端末から受信した再送データが一斉配信されたもので
    あるか否かを判断し、該受信した再送データが一斉配信
    されていた場合は該再送データの送信を中止し、一斉配
    信されていなかった場合は該受信した再送データを一斉
    配信することを特徴とする請求項1に記載のデータ配信
    方法。
  5. 【請求項5】 1ノードまたは複数ノードに接続された
    送信端末と、複数の受信端末および選択受信端末とから
    なるネットワークにおいて、前記送信端末として機能す
    るコンピュータで実行され、前記複数の受信端末および
    選択受信端末に対して実時間で発生する映像データを一
    斉配信するプログラムを記録したコンピュータ読み取り
    可能な記録媒体であって、 前記選択受信端末の全てから、それら各々の選択受信端
    末と送信端末との間にあるノード数の測定値を受け取る
    と、該測定値を全選択受信端末および受信端末へ送信す
    るステップと、 前記選択受信端末から再送要求を受け取った場合、該再
    送要求元の選択受信端末に対して再送データを送信する
    ステップとを前記コンピュータに実行させるプログラム
    を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  6. 【請求項6】 1ノードまたは複数ノードに接続された
    送信端末と、複数の受信端末と、選択受信端末とからな
    るネットワークにおいて、前記選択受信端末として機能
    するコンピュータで実行され、前記送信端末から一斉配
    信された実時間で発生する映像データを受信するプログ
    ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体で
    あって、 自端末と送信端末との間にあるノード数を測定してその
    測定値を前記送信端末へ送信するステップと、 前記送信端末から送信されてきた全ての選択受信端末の
    測定値と、前記自端末と送信端末との間の測定値とを比
    較するステップと前記自端末と送信端末との間にあるノ
    ード数より少ない測定値である選択受信端末が存在する
    か否かを判断するステップと、 前記自端末と送信端末との間にあるノード数より少ない
    測定値である選択受信端末が存在しない場合は送信端末
    を再送要求先とするステップと、 前記自端末と送信端末との間にあるノード数より少ない
    測定値である選択受信端末が存在する場合はそれら選択
    受信端末との間にあるノード数を測定し、最も少ないノ
    ード数の選択受信端末を再送要求先とするステップとを
    前記コンピュータに実行させるプログラムを記録したコ
    ンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のコンピュータ読み取り
    可能な記録媒体に記録されたプログラムが、 前記送信端末から受信したデータにエラーまたはロスを
    検出しないにもかかわらず、該データの再送要求を他の
    選択受信端末または受信端末から受けた場合、受信端末
    で発生したデータエラーまたはロスであると判断してそ
    の再送要求元の端末に対してのみ再送データを送信する
    ステップと、 前記送信端末から受信したデータにエラーまたはロスを
    検出し、かつ、該データの再送要求を他の選択受信端末
    から受けた場合、ノードで発生したエラーまたはロスと
    判断し、さらに、該再送要求元が選択受信端末であった
    場合、送信端末または上位のノードに接続された選択受
    信端末から受信した再送データが一斉配信されたもので
    あるか否かを判断し、該受信した再送データが一斉配信
    されていた場合は該再送データの送信を中止し、一斉配
    信されていなかった場合は該受信した再送データを一斉
    配信するステップとを前記コンピュータに実行させるプ
    ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
  8. 【請求項8】 1ノードまたは複数ノードに接続された
    送信端末と、複数の受信端末と、選択受信端末とからな
    るネットワークにおいて、前記受信端末として機能する
    コンピュータで実行され、前記送信端末から一斉配信さ
    れた実時間で発生する映像データを受信するプログラム
    を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であっ
    て、 自端末と送信端末との間にあるノード数を測定するステ
    ップと、 前記送信端末から送信されてきた、前記選択受信端末が
    各々測定した送信端末と選択受信端末との間にあるノー
    ド数の測定値を受信するステップと、 前記送信端末から送信されてきた各測定値と、前記自端
    末と送信端末との間にあるノード数の測定値とを比較す
    るステップと、 前記自端末と送信端末との間にあるノード数より少ない
    測定値である選択受信端末が存在しない場合は前記送信
    端末を再送要求先とするステップと、 前記自端末と送信端末との間にあるノード数より少ない
    測定値である選択受信端末が存在する場合はそれら選択
    受信端末との間にあるノード数を測定し、最も少ないノ
    ード数の選択受信端末を再送要求先とするステップとを
    前記コンピュータに実行させるプログラムを記録したコ
    ンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010074595A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Fujitsu Ltd マルチキャスト通信におけるパケット再送制御方法及び装置

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