JP2000307861A - 中間調処理方法及び装置 - Google Patents

中間調処理方法及び装置

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JP2000307861A
JP2000307861A JP11116821A JP11682199A JP2000307861A JP 2000307861 A JP2000307861 A JP 2000307861A JP 11116821 A JP11116821 A JP 11116821A JP 11682199 A JP11682199 A JP 11682199A JP 2000307861 A JP2000307861 A JP 2000307861A
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Masao Morikawa
征勇 森川
Jun Moroo
潤 師尾
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/405Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels
    • H04N1/4051Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels producing a dispersed dots halftone pattern, the dots having substantially the same size

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、出力画像にテクスチャ等が現れる
ない中間調処理方法及び装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 各画素が0からNの画素値を持つ入力画
像を、各画素の階調数がAの画像に変換して出力する出
力方法において、画素値が0からNの間であり、かつ全
面の画素が同一の画素値を持っているB個の基本画像
を、前記階調数Aに応じて1またはそれ以上の種類の誤
差拡散マトリクスを用いて処理を行った各画素がA階調
のB個の参照画像を作成する作成工程と、、前記入力画
像の2次元座標(x、y)の位置の画素の画素値f
(x、y)に従って前記参照画像を選択する選択工程
と、前記入力画像の2次元座標(x、y)に対応した座
標の前記選択した参照画像の前記階調値を出力する出力
工程により構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、複写
機、ファクシミリ等の、文字や画像等を記録する記録方
法に関し、特に、中間調画像を記録するのに好適な、画
像の中間調処理方法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プリンタ、複写機、ファクシミリ等の分
野では、通常扱う画像は 必ずしも2値画像ではなく、
写真などのように中間調の成分を含むものが多くある。
ところが、プリンタ、複写機、ファクシミリ等は、原画
の画素の階調度に対し出力する階調度は低いのが通常で
ある。たとえば、画素値が256 階調で表現されている原
画像に対し、 2値の階調度で記録する場合などが挙げら
れる。 2値の階調度で中間調の画像を表現する方法とし
ては、ディザ法や、あるいは濃度パターン法などが挙げ
られる。
【0003】ディザ法は、入力画像の1画素に対し、記
録1画素を割り当てる方法である。また、濃度パターン
法は、入力画像の1画素に対し、十分多くの画素を割り
当てて、中間調画像の記録を行うものであり実効的に画
像サイズが、入力画像に対して大きくなるという欠点が
ある。図1 は、従来の、2値の階調度を持つ記録装置に
組織ディザ法を用いて入力画像に中間調処理を行う場合
の処理方法について説明したものである。
【0004】まず、入力画像101 が入力されると、画像
サイズ102 が取得される。例えば、入力画像サイズが、
横1000ピクセル、縦1000ピクセルの入力画像の場合、画
像の左上すみの位置を座標(0、0)とし、右上すみを
(999 、0)とし、左下すみを(0、999)とし、右下すみ
を(999 、999)とする。次に、カウンタ103 により順
次、入力画像の各画素の番号を指定する。次にカウンタ
103 の出力する出力番号に従って、例えば、カウンタ10
3 の出力番号が0 のときは座標(0、0)が、出力番号が99
9 の時には(999、0 )が、出力番号が1000のときは
(0、1)という様に、画素の2次元座標104 (x、
y)が指定される。その座標104 (x、y)に従って、
セレクタ105 は、入力画像101 から、画素を選択する。
これを、着目画素と称する。選択された着目画素は、そ
の画素値106 f(x、y)が取得される。次に、セレク
タ108 はディザマトリックス107 の中の着目画素に対応
するしきい値と着目画素の画素値106 f(x、y)を比
較し、しきい値の方が大きい場合には0を、しきい値の
方が小さい場合には1を出力する。セレクタ108 より出
力された出力値109 Fz(x、y)は、座標104 (x、
y)の位置の出力画像110 の階調値として出力される。
また、出力値109 Fz(x,y)の座標104 が、入力画
像101 の画像サイズ102 と比較して、入力画像の画像サ
イズにより決まる最大の座標よりも内側の座標の場合に
は、次の画素へカウンタ103 を進める指示111により、
カウンタ103 の値がインクリメントされる。そして、次
の着目画素に対する処理を、以上に説明したものと同様
に行う。以上のような処理を、入力画像の全画素に対し
て順次行うことにより、入力画像の全画素の中間調処理
を行うものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術における中間調処理方法には、次のような問
題がある。図2 は、上記従来技術によるドット配置につ
いての問題点を示したものである。従来技術において
は、入力画像の座標(x、y)における画素値f(x、
y)が、あるしきい値Bより小さい値の場合には、その
画素値の大きさによらず常にドット配置201 に示すよう
なドット配置となる。また、入力画像の座標(x、y)
における画素値f(x、y)がしきい値Bと等しい値の
場合にはドット配置202 に示すようなドット配置とな
る。更に、入力画像の座標(x、y)における画素値f
(x、y)が、しきい値Bより大きい値の場合には、や
はりその画素値の大きさによらず常にドット配置203 に
示すようなドット配置となる。このように、上記従来例
では、着目画素の画素値が、ディザマトリックスのしき
い値と比較して小さい場合には、着目画素の画素値がど
の程度小さいかには関係無く常に同じ位置にドットが配
置される。また、着目画素の画素値がしきい値と比較し
て大きい場合も同様に、着目画素の画素値がどの程度大
きいかには関係無く着目画素の画素値がしきい値と比較
して大きくさえあれば常に同じ位置にドットが配置され
る。このように、従来例では、、着目画素の画素値とそ
の値に従って配置されるドットの位置に関する自由度が
低く、即ち、入力画像の着目画素の画素値によって細か
くドット配置が変わることなく、主にディザマトリック
スのしきい値に依存してドット配置が決まってしまうと
いうこととなり、これにより、出力画像の中に、ディザ
マトリックスに依存したテクスチャ等が現れるという問
題がある。
【0006】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であり、上述の問題点を解消し、出力画像にテクスチャ
等が現れない中間調処理方法及びその装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次のように構成される。請求項1は、各画
素が0からNの画素値を持つ入力画像を、各画素の階調
数がAの画像に変換して出力する出力方法において、画
素値が0からNの間であり、かつ全面の画素が同一の画
素値を持っているB個の基本画像を、前記階調数Aに応
じて1またはそれ以上の種類の誤差拡散マトリクスを用
いて処理を行った各画素がA階調のB個の参照画像を作
成する作成工程と、前記入力画像の2次元座標(x、
y)の位置の画素の画素値f(x、y)(但し、0≦f
(x、y)≦N)に従って前記参照画像を選択する選択
工程と、前記入力画像の2次元座標(x、y)に対応し
た座標の前記選択した参照画像の前記階調値を出力する
出力工程を持つことを特徴とする。
【0008】請求項1によれば、誤差拡散マトリクスを
用いて参照画像を自由に作成し、入力画像の画素の画素
値に応じて、作成した参照画像を選択し、この参照画像
上の階調値を出力することにより、入力画像の着目画素
の画素値に応じてドットパターンを自由に変えることが
できる、即ち、自由なドットの配置を行なうことができ
るので、中間調処理した後にテクスチャ等の無い出力画
像を得ることができる。
【0009】請求項2は、前記B個の参照画像は、画像
サイズが、前記入力画像の画像サイズよりも大きなサイ
ズであることを特徴とする。請求項2によれば、入力画
像の画像サイズよりも十分大きなサイズの画像サイズの
参照画像を用いることによって、参照画像の中に発生す
る可能性のある繰り返し等のパターンをより少なくする
ことができるので、更に自由なドットの配置の参照画像
を実現でき、この参照画像を用いて中間調の処理が行え
るので、入力画像の着目画素値に応じてドットパターン
を自由に変えることができるので、中間調処理した後に
テクスチャ等の無い出力画像を得ることができる。
【0010】請求項3は、前記B個の参照画像は、前記
基本画像を、前記階調数Aに応じて1またはそれ以上の
種類のディザマトリクスを用いて組織ディザ法により処
理を行ったA階調のB個の参照画像であることを特徴と
する。請求項3によれば、組織ディザ法を用いて自由な
ドットの配置の参照画像を作成することができ、入力画
像の画素の画素値に応じて、この組織ディザ法で作成し
た参照画像を用いて中間調の処理が行えるので、入力画
像の着目画素値に応じてドットパターンを自由に変える
ことができるので、中間調処理した後にテクスチャ等の
無い出力画像を得ることができる。
【0011】請求項4は、前記B個の参照画像は、前記
基本画像を、前記階調数Aに応じた階調数で誤差拡散法
により処理した後、テクスチャの無い部分を取り出して
前記参照画像としたことを特徴とする。請求項4によれ
ば、誤差拡散法により処理した参照画像の中から更にテ
クスチャの無い部分を取り出して参照画像とすることが
でき、入力画像の画素の画素値に応じて、よりテクスチ
ャの無い参照画像を用いて中間調の処理が行えるので、
入力画像の着目画素値に応じてドットパターンを自由に
変えることができるので、中間調処理した後にテクスチ
ャ等の無い出力画像を得ることができる。
【0012】請求項5は、前記参照画像の画像サイズ
が、前記入力画像の画像サイズより小さい場合には、前
記参照画像を繰り返し使用することにより前記入力画像
の中間調処理を行うことを特徴とする。請求項5によれ
ば、入力画像サイズが参照画像サイズよりも大きい場合
でも、入力画像の画素の画素値に応じて、参照画像を繰
り返し使用して選択できるので、入力画像の着目画素値
に応じてドットパターンを変えることができ、自由なド
ットの配置を行なうことができるので、中間調処理した
後にテクスチャ等の無い出力画像を得ることができる。
【0013】請求項6は、前記B個の各参照画像の画像
サイズは、それぞれ各参照画像ごとに任意のサイズによ
り構成したことを特徴とする。請求項6によれば、参照
画像の大きさを参照画像毎に任意の大きさとすることに
より、各参照画像ごとに、より自由なドットの配置の参
照画像を作成することができ、入力画像の画素の画素値
に応じて、任意の大きさで作成した参照画像を用いて中
間調の処理が行えるので、入力画像の着目画素値に応じ
てドットパターンをより自由に変えることができるの
で、中間調処理した後に更にテクスチャ等の無い出力画
像を得ることができる。
【0014】請求項7は、請求項1から5項の中間調処
理方法によって処理した画像を、出力することを特徴と
する。請求項7によれば、本発明による中間値処理方法
により処理を行ったテクスチャ等の無い出力画像を紙面
に出力する印刷装置を構成することができる。請求項8
は、各画素が0からNの画素値を持つ入力画像を、各画
素の階調数がAの画像に変換して出力する中間調処理装
置において、画素値が0からNの間であり、かつ全面の
画素が同一の画素値を持っているB個の基本画像を、前
記階調数Aに応じて1またはそれ以上の異なる誤差拡散
マトリクスを用いて処理を行った各画素がA階調のB個
の参照画像を作成する作成手段と、前記入力画像の2次
元座標(x、y)の位置の画素の画素値f(x、y)に
従って前記参照画像を選択する選択手段と、前記入力画
像の2次元座標(x、y)に対応した座標の前記選択し
た参照画像の前記階調値を出力する出力手段を持つこと
を特徴とする。
【0015】請求項8によれば、誤差拡散マトリクスを
用いて参照画像を自由に作成し、入力画像の画素の画素
値に応じて、作成した参照画像を選択し、この参照画像
上の階調値を出力することにより、入力画像の着目画素
の画素値に応じてドットパターンを自由に変えることが
できる、即ち、自由なドットの配置を行なうことができ
るので、中間調処理した後にテクスチャ等の無い中間調
処理装置を構成することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図3 は、本発明の第1実施
例を示したものである。本実施例において、出力階調値
は3 値(0,1,2)のいずれかをとるものとする。図
3 において、図1 と同一番号をの構成要素は、同一の構
成要素を示すものとする。また、本実施例においては、
入力画像の各画素の画素値は、0から255 の256 種類の
レベルの中のいずれかの値を持つものとする。
【0017】入力画像101 が入力されると、画像サイズ
102 が取得される。例えば、入力画像サイズが、横1000
ピクセル、縦1000ピクセルの入力画像の場合、画像の左
上すみの位置を座標(0、0)とし、右上すみを(999
、0)とし、左下すみを(0、999)とし、右下すみを(9
99 、999)とする。次に、カウンタ103 により順次、入
力画像の各画素の番号を指定する。次にカウンタ103 の
出力する出力番号に従って、例えば、カウンタ103 の出
力番号が0 のときは 2次元座標(0、0)が、また、カウン
タ103 の出力番号が999 の時には 2次元座標(999、0 )
が、更に、カウンタ103 の出力番号が1000のときは 2次
元座標(0、1)という様に、画素の2次元座標104
(x、y)が指定される。その 2次元座標104 (x、
y)に従って、セレクタ105 は、入力画像101 から、着
目画素を選択する。選択された着目画素は、画素値106
f(x、y)が取得される。
【0018】次にセレクタ302 は着目画素の画素値106
f(x、y)に対応した参照画像308-0 〜308-255 を参
照画像群301 より選択して出力する。参照画像308-0 〜
308-255 とは、入力画像101 の 256種類の画素値の各画
素値に対応して、 1枚ずつ作成された画像であり、A個
の出力階調値(本実施例では 3値)によって表現された
画像である。参照画像308-0 〜308-255 は、例えば、画
素値が0から255 の間であり、かつ全面の画素の画素値
が同一の画素値を持っているB個(本実施例では256
個)の基本画像を、階調数3 の画像に変換したもので、
そのパターンにより、0 から255 の画素値を 3値の階調
値で表現したものである。本実施例においては、そのパ
ターンは、テクスチャ等が発生しないように自由に作る
ことができる。この参照画像308-0 〜308-255 を用い
て、入力画像を、 3値の階調値を持つ出力画像に変換す
る。本実施例では、参照画像群301 とは、この256 個の
参照画像308-0 〜308-255 を集めた集合体を表すものと
する。
【0019】セレクタ302 よって着目画素106 の値に対
応する参照画像群301 の中から選択された参照値画像Z
(参照画像308-0 〜308-255 の中のいずれか 1個)はセ
レクタ304 に入力する。セレクタ304 では入力画像101
の着目画素の 2次元座標(x、y)に対応した位置の参
照画像Zの階調値(0または1または2)が選択され
る。出力値305 Fz(x,y)は、入力画像の着目画素
の 2次元座標(x、y)および画素値106 f(x、y)
に対応した位置における、参照画像Zの階調値である。
この出力値305 Fz(x,y)は、出力画像306 を構成
する画素の階調値として出力される。
【0020】また、出力値305 Fz(x,y)の座標10
4 が、入力画像101 の画像サイズ102 と比較して、入力
画像の画像サイズにより決まる最大の座標よりも内側の
座標の場合には、次の画素へカウンタ103 を進める指示
307 により、カウンタ103 の値がインクリメントされ、
次の着目画素の処理を、以上に説明したものと同様に行
う。以上のような処理を、入力画像の全画素に対して順
次行うことにより、入力画像の全画素の中間調処理を行
うものである。
【0021】以上説明したように、本実施例では、テク
スチャ等の発生しない自由なドット配置の参照画像を作
成でき、入力画像の中間調処理を行う際にはこの自由な
ドットの配置の参照画像を入力画像の画素値に応じて選
択できる。すなわち入力画像の画素値に応じてに使用す
るドットパターンを変えることができる。これによっ
て、従来例で説明したように、着目画素の画素値が、デ
ィザマトリックスのしきい値と比較して小さい場合に
は、着目画素の画素値がどの程度小さいかには関係無く
常に同じ位置にドットが配置されたり、また、着目画素
の画素値がしきい値と比較して大きい場合も同様に、着
目画素の画素値がどの程度大きいかには関係無く着目画
素の画素値がしきい値と比較して大きくさえあれば常に
同じ位置にドットが配置されるというような問題をなく
すことができるので、中間調処理した後にテクスチャ等
の無い出力画像を得ることができる。
【0022】次に、図3 の参照画像群301 の構成例を、
図4 を用いて説明する。図4 は、本発明の参照画像群の
一例を示したものである。本実施例においては、画像の
画素値は例えば 8ビットで表現されているとし、各画素
値は0から255までの256 種類の値を取るものとする。
参照画像402-0 は、画像サイズが横1000ピクセル、縦10
00ピクセルで全画素が画素値0の基本画像401-0 から作
成した参照画像を示したものである。また、参照画像40
2-255 は、画像サイズが横1000ピクセル、縦1000ピクセ
ルで全画素が画素値255 の基本画像401-255 から作成し
た参照画像を示したものである。このように、参照画像
群は、基本画像の画素値に対して 1個ずつの256 個の参
照画像402-0 〜402-255 から構成される。
【0023】次に、図5 を用いて、本発明の参照画像群
を構成する各参照画像の構成方法の実施例について説明
する。本実施例は、例えば上記図4 に示したような参照
画像群を構成する各参照画像の作成方法の例である。図
5 は、出力階調値は3値(0,1,2)である場合の、
基本画像から組織ディザ処理を用いて参照画像を作成す
る方法を示したものである。基本画像501 は、画素数が
横1000ピクセル、縦1000ピクセルであり且つ全画素の画
素値が75である画像であり、しきい値1、しきい値2を
使用して、参照画像504 を作成ためのものである。本実
施例では、しきい値1 は出力階調値0又は1を出力する
ための基準となる値である。また、しきい値2 は、出力
階調値1 又は2 を出力するための基準値である。本しき
い値は、それぞれ、例えば16x16 Bayer マトリックス等
のマトリックスで構成されるものとする。まず、基本画
像501 のある位置の画素値としきい値1 のマトリックス
502 の対応する位置のしきい値を比較して、しきい値の
方が大きい場合には階調値0 を出力し、また、しきい値
の方が小さい場合には階調値1 を出力する。続いて、基
本画像501 の前記しきい値1と比較した位置の画素値と
しきい値2 のマトリックス503 の対応する位置のしきい
値を比較して、しきい値の方が大きい場合には階調値1
を出力し、また、しきい値の方が小さい場合には階調値
2 を出力する。このように基本画像の各画素毎に、しき
い値1のマトリックス502 による出力階調値と、しきい
値2 のマトリックス503 の出力階調値が決定する。しき
い値1のマトリックス502 により判断された出力階調値
が0の場合には、しきい値2 のマトリックス503 により
判断された出力階調値は1 となりこの結果、このような
結果の得られた基本画像の画素の位置に対応する参照画
像の階調値は、0となる。また、しきい値1のマトリッ
クス502 により判断された出力階調値が1 の場合で且
つ、しきい値2 のマトリックス503 により判断された出
力階調値が1 の場合には、このような結果の得られた基
本画像の画素の位置に対応する参照画像の階調値は、1
となる。更に、しきい値1のマトリックス502 により判
断された出力階調値が1 の場合で且つ、しきい値2 のマ
トリックス503 により判断された出力階調値が2 の場合
には、このような結果の得られた基本画像の画素の位置
に対応する参照画像の階調値は、2 となる。この結果、
基本画像の1つの位置の画素値に対して 3値の階調値0
,1 ,2 の中のいずれか1つの階調値が決定される。以上
のような処理を基本画像501 の横1000ピクセル、縦1000
ピクセルの全画素に対して行うことにより、基本画像50
1 から組織ディザ処理を用いて、 1個の参照画像504 を
作成することができる。更に、以上の処理を、全画素の
画素値が同一で、その画素値が0から255 のいずれかの
値を持つ256 個の基本画像に対して行うことにより、25
6 個の参照画像から構成される参照画像群を作成するこ
とができる。
【0024】このようにして作成した参照画像群に対
し、各参照画像にテクスチャが表れていないかどうかを
検査する。図6 は、テクスチャが現れている画像601 と
テクスチャが現れていない画像602 の一例を示したもの
である。上記の参照画像に、図6 のテクスチャが現れて
いる画像601 に示すようなテクスチャが現れている場合
には、図5 に示した組織ディザ処理を用いて参照画像を
作成するためのしきい値1 及びしきい値2 のディザマト
リックスを、32x32 Bayer マトリックスや、あるいは16
x16 Screw マトリックス等の他のマトリックスに変更し
て上記した方法で、再度基本画像から参照画像を作成す
る。このようにして、参照画像のテクスチャが無くなる
まで、しきい値のディザマトリックスを変更しながら参
照画像の作成を行う。以上の処理を行うことにより、本
実施例により、図6 のテクスチャが現れていない画像60
2 に示すように、テクスチャの無い参照画像を得ること
ができる。
【0025】以上説明したように、図2 の従来例におい
て、着目画素の画素値が、ディザマトリックスのしきい
値と比較して小さい場合には、着目画素の画素値がどの
程度小さいかには関係無く常に同じ位置にドットが配置
されたり、また、着目画素の画素値がしきい値と比較し
て大きい場合も同様に、着目画素の画素値がどの程度大
きいかには関係無く着目画素の画素値がしきい値と比較
して大きくさえあれば常に同じ位置にドットが配置され
る等、画素値によらず常に同じ位置にドットが配置され
ていたものが、図7 のドット配置701 ,ドット配置702
,ドット配置703 に示すようにドット配置を画素の画
素値に応じて自由に変えることができるようになる。図
8は、本実施例により作成した参照画像の例を示したも
のである。このように、図8 に示すようにワーム等のテ
クスチャの現れていた参照画像801に対して、本実施例
によるマトリックスの変更を行いながら参照画像を作成
したことにより、ワーム等のテクスチャの現れない参照
画像802 を作成することができる。
【0026】次に、図9 を用いて、本発明の第 2の実施
例について説明する。図9 は参照画像の画像サイズと比
較して、入力画像の画像サイズの方が大きい場合の中間
調処理方法を示したものである。本実施例では、一例と
して、入力画像901 の画像サイズが横1500ピクセル、縦
2500ピクセルであり、また、参照画像902 の画像サイズ
が横1000ピクセル、縦1000ピクセルの場合を示したもの
である。なお参照画像902 及び、入力画像901 の画像サ
イズは一例であり、これに限ったものではない。図10は
参照画像の画像サイズよりも入力画像の画像サイズの方
が大きい場合の処理のアルゴリズムを示したものであ
り、これを用いて、入力画像901 の座標(x、y)の位
置にある着目画素に対応した出力階調値の選択方法につ
いて以下に説明する。図10において、例えば(x、y)
=(800 、1200)の場合について説明する。ステップS1
-1では、着目画素の座標xを、演算後の座標x' と等し
い(x’=x)と置き、又、x方向の繰り返し回数mを
0(m=0)として横方向の座標の演算を開始する。ス
テップS1-2では、参照画像の横幅X=1000であり、演算
後の座標x’は参照画像の横幅X=1000より小さいの
で、演算後の座標x’=800 として、ステップS1-3及び
S1-4の処理を行わずに、ステップS1-5に進む。もし、着
目画素の座標xが1000より大きい場合には、ステップS1
-3において、mの値に 1が加算され、これにより、ステ
ップS1-4において、着目画素の座標xよりm×1000の値
が減算された値を新たな演算後の座標x’として、再び
ステップS1-2により上記と同じ判断が行われる。以上で
説明したのと同様に、ステップS1-5では、着目画素の座
標yを、演演算後の座標y’と等しい(y’=y)と置
き、又、y方向の繰り返し回数nを0(n=0)として
縦方向の座標の演算を開始する。ステップS1-6では、参
照画像の縦の長さY=1000であり、演算後の座標y’は
1000より大きいので、ステップS1-7において、nの値に
1が加算され、これにより、ステップS1-8において、着
目画素の座標yよりn×1000が減算された値を新たな演
算後の座標y’=200 として、再びステップS1-6により
上記と同じ判断が行われる。このようにしてステップS1
-9において得られた 2次元座標(x’、y’)を、着目
画素の新たな座標として使用して、参照画像Zから、出
力階調値の選択を行う。つまり、演算後の座標(x’、
y’)を、着目画素の座標として、図3 のセレクタ304
おいて、参照画像Zから、出力階調値を選択して出力す
るようにする。以上、本実施例によれば、参照画像の画
像サイズよりも入力画像の画像サイズの方が大きい場合
でも参照画像を繰り返し使用することにより、入力画像
の画素の画素値に応じた参照画像Zの選択を行い、その
選択した参照画像Zから出力階調値が選択できるので、
自由なドット配置の参照画像を用いて中間調処理を行な
うことができるので、中間調処理した後にテクスチャ等
の無い出力画像を得ることができる。
【0027】次に、図11を用いて本発明の参照画像の別
の作成方法について説明する。図11において、参照画像
1001は参照画像群を構成する全参照画像の画像サイズが
同一である場合の1つの参照画像の例を示したものであ
る。このように、全参照画像の大きさを同一となるよう
に制約を行って参照画像を作成した場合、図9 に示すよ
うな参照画像を繰り返し使用して中間調処理を行うと、
単独の参照画像1001にはテクスチャが発生していなかっ
たのに対して、同じ参照画像が縦及び横に繰り返された
ことにより、繰り返し参照画像1002にテクスチャの発生
が起こる場合がある。このような場合には、参照画像群
を構成する各参照画像の画像サイズを参照画像毎に最適
な大きさにすることで、繰り返し画像に発生するテクス
チャを押さえることができる。参照画像1003は、参照画
像群を構成する他の参照画像1001の画像サイズに対し
て、小さな画像サイズの参照画像1003としたものであ
る。このように参照画像の大きさを変えると、繰り返し
画像1004に示すように参照画像にテクスチャが発生する
のを押さえることができる。
【0028】本実施例において、参照画像毎に最適な大
きさの参照画像とすることにより参照画像群を構成する
参照画像の一部を小さくすることができるので、本発明
を適用した装置等の参照画像の記憶部分を小さくできる
という効果もある。また本実施例のように、参照画像群
を構成する参照画像のサイズが、参照画像ごとに異なる
場合でも、上記図9 に示したように参照画像を繰り返し
使用することにより、どのような大きさの入力画像に対
しても、中間調処理を行い出力画像を出力することがで
きる。
【0029】次に、図12を用いて、本発明の第3 の実施
例について説明する。図12は、本発明による印刷装置
(インクジェットプリンタ)の例を示したものである。
モータM2により送りローラR によって用紙1207を送りな
がら、モータM1によりプーリP1及びP2によってベルト12
04を動かすことによりインクタンク1210およびライン型
印字ヘッド1201を動かして、用紙1207に印字を行うもの
である。印刷装置は、通常はパーソナルコンピュータ等
の制御装置によって制御される。
【0030】図13は図12の印刷装置を用いて印刷を行う
ための制御を行うパーソナルコンピュータのプリンタ駆
動ソフトウェアであるプリンタドライバ、アプリケーシ
ョンプログラム及び、印刷装置の間のデータの流れを示
したものである。アプリケーションから印刷の命令が発
せられると(ステップS2-1) その命令及び、印刷しよう
とするデータは、プリンタドライバに送られる。プリン
タドライバでは、ステップS2-2において、印刷しようと
する画像データを受け取る。次に、ステップS2-3におい
て、入出力変換が行われる。このステップS2-3におい
て、本発明の中間調処理方法による処理が行われる。中
間調処理が行われたデータは、ステップS2-4で印刷デー
タとしてプリンタに出力される。次にステップS2-5にお
いて、印刷装置にて、中間調処理が行われたデータが印
刷される。
【0031】以上に説明したように、本発明による、中
間調処理方法によって処理した画像を、紙面に出力する
出力装置により、中間調処理した後にテクスチャの発生
の無い印刷装置が実現できる。
【0032】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、参照画像をテクスチャが発生しないように自由に
作成し、入力画像の中間調処理を行う際にはこの自由な
ドットの配置の参照画像を入力画像の画素値に応じて選
択できる。すなわち入力画像の画素値に応じて中間調処
理に使用するドットパターンを変えることができる。こ
れによって、従来例で説明したように、着目画素の画素
値が、ディザマトリックスのしきい値と比較して小さい
場合には、着目画素の画素値がどの程度小さいかには関
係無く、常に同じ位置にドットが配置されたり、また、
着目画素の画素値がしきい値と比較して大きい場合も同
様に、着目画素の画素値がどの程度大きいかには関係無
く着目画素の画素値がしきい値と比較して大きくさえあ
れば常に同じ位置にドットが配置される等をなくすこと
ができるので、中間調処理した出力画像にテクスチャが
発生するのを押さえることができるという効果がある。
また、本発明によれば、参照画像のテクスチャが無くな
るまで、しきい値のディザマトリックスを変更しながら
参照画像の作成を行ことにより、テクスチャの無い参照
画像を得ることができるので、この参照画像を用いるこ
とにより、中間調処理した出力画像に、テクスチャが発
生するのを押さえることができるという効果がある。
【0033】また、本発明によれば、参照画像の画像サ
イズよりも入力画像の画像サイズの方が大きい場合でも
参照画像を繰り返し使用することにより、入力画像の画
素の画素値に応じた参照画像の選択を行うことができ、
その選択した参照画像から出力階調値が選択できるの
で、中間調処理した出力画像にテクスチャが発生するの
を押さえることができるという効果がある。
【0034】更に、本発明によれば、このように参照画
像群を構成する参照画像毎に最適な画像の大きさの参照
画像を作成することにより、中間調処理した出力画像に
テクスチャが発生するのを押さえることができるという
効果がある。更に、本発明よれば、参照画像毎に最適な
大きさの参照画像とすることにより参照画像群を構成す
る参照画像の一部を小さくすることができるので、本発
明を適用した装置等の参照画像の記憶部分を小さくでき
るという効果もある。
【0035】更に、本発明によれば、中間値処理方法に
より処理を行った画像を紙面に出力する印刷装置を構成
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術の説明図。
【図2】従来技術の説明図。
【図3】本発明の第1の実施例の中間調処理方法を示す
図である。
【図4】本発明の参照画像群の一構成例を示す図。
【図5】本発明の組織ディザ処理により参照画像を作成
する一例を示す図。
【図6】本発明の参照画像の繰り返し処理の効果を示す
図。
【図7】本発明の参照画像のドット配置の一例を示す
図。
【図8】本発明の参照画像の繰り返し処理の効果を示す
図。
【図9】本発明の入力画像が参照画像よりも大きい場合
の処理方法を示す図。
【図10】本発明の入力画像が参照画像よりも大きい場
合の処理のフローチャートを示す図。
【図11】本発明の参照画像の大きさを変更した場合を
示す図。
【図12】本発明の印刷装置の例を示す図。
【図13】本発明の印刷装置を駆動するデータの流れを
示す図。
【符号の説明】
10 セレクタ 101 入力画像 102 画像サイズ 103 カウンタ 104 着目画素の位置 105 セレクタ 106 着目画素の画素値 107 ディザマトリクス 301 参照画素群 302 セレクタ 303 参照画素 305 出力値 306 出力画像 307 次の画素へカウンタを進める指示 308-0 〜308-255 参照画像 401-0 、401-255 基本画像 402-0 、402-255 参照画像 501 基本画像 502 ,503 しきい値 504 参照画像 601 、801 テクスチャのある画像 602 、802 テクスチャの無い画像 901 入力画像 902 ,903 ,904 ,905 ,906 ,907 、1001,1003 参
照画像
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C077 LL02 NN05 NN09 NN11 NN15 NN19 PP57 PP60 PP68 PQ08 PQ17 PQ22 PQ23 RR06 RR08 RR09 RR16 TT02 TT06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各画素が0からNの画素値を持つ入力画像
    を、各画素の階調数がAの画像に変換して出力する中間
    調処理方法において、 画素値が0からNの間であり、かつ全面の画素が同一の
    画素値を持っているB個の基本画像を、前記階調数Aに
    応じて1またはそれ以上の異なる誤差拡散マトリクスを
    用いて処理を行った各画素がA階調のB個の参照画像を
    作成する作成工程と、 前記入力画像の2次元座標(x、y)の位置の画素の画
    素値f(x、y)に従って前記参照画像を選択する選択
    工程と、 前記入力画像の2次元座標(x、y)に対応した座標の
    前記選択した参照画像の前記階調値を出力する出力工程
    を持つことを特徴とする中間調処理方法。
  2. 【請求項2】前記B個の参照画像は、画像サイズが、前
    記入力画像の画像サイズよりも大きなサイズであること
    を特徴とする請求項1記載の中間調処理方法。
  3. 【請求項3】前記B個の参照画像は、前記基本画像を、
    前記階調数Aに応じて1またはそれ以上の異なるディザ
    マトリクスを用いて組織ディザ法により処理を行ったA
    階調のB個の参照画像であることを特徴とする請求項1
    又は2のいずれか一項記載の中間調処理方法。
  4. 【請求項4】前記B個の参照画像は、前記基本画像を、
    前記階調数Aに応じた階調数で誤差拡散法により処理し
    た後、テクスチャの無い部分を取り出して前記参照画像
    としたことを特徴とする請求項1又は2のいずれか一項
    記載の中間調処理方法。
  5. 【請求項5】前記参照画像の画像サイズが、前記入力画
    像の画像サイズより小さい場合には、前記参照画像を繰
    り返し使用することにより前記入力画像の中間調処理を
    行うことを特徴とする請求項1、3又は4のいずれか一
    項記載の中間処理方法。
  6. 【請求項6】前記B個の各参照画像の画像サイズは、そ
    れぞれ各参照画像ごとに任意のサイズにより構成したこ
    とを特徴とする請求項1又は2のいずれか一項記載の中
    間調処理方法。
  7. 【請求項7】請求項1から6項の中間調処理方法によっ
    て処理した画像を、出力することを特徴とする出力装
    置。
  8. 【請求項8】各画素が0からNの画素値を持つ入力画像
    を、各画素の階調数がAの画像に変換して出力する中間
    調処理装置において、 画素値が0からNの間であり、かつ全面の画素が同一の
    画素値を持っているB個の基本画像を、前記階調数Aに
    応じて1またはそれ以上の異なる誤差拡散マトリクスを
    用いて処理を行った各画素がA階調のB個の参照画像を
    作成する作成手段と、 前記入力画像の2次元座標(x、y)の位置の画素の画
    素値f(x、y)に従って前記参照画像を選択する選択
    手段と、 前記入力画像の2次元座標(x、y)に対応した座標の
    前記選択した参照画像の前記階調値を出力する出力手段
    を持つことを特徴とする中間調処理装置。
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