JP2000308170A - 映像表示機器用のスピーカーシステムの多重のダンピング装置 - Google Patents

映像表示機器用のスピーカーシステムの多重のダンピング装置

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JP2000308170A JP2000039588A JP2000039588A JP2000308170A JP 2000308170 A JP2000308170 A JP 2000308170A JP 2000039588 A JP2000039588 A JP 2000039588A JP 2000039588 A JP2000039588 A JP 2000039588A JP 2000308170 A JP2000308170 A JP 2000308170A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像表示機器の内部に装着されるスピーカー
システムに適用されるダンピング装置を多重構造に改善
して高音質の具現に適した低ハウリング構造のスピーカ
ーシステムを提供する。 【解決手段】 本発明は、カバーフレームと音響の発生
のためのスピーカーとが一体的に結合されたカバーフレ
ーム一体型スピーカーと、前記カバーフレーム一体型ス
ピーカーの後方に結合され、上・下部にそれぞれ振動減
衰部材装着部がある後面カバーと、前記振動減衰部材装
着部の装着孔内に挿入してカバーフレーム一体型スピー
カー及び後面カバーをキャビネット上に結合させる一
方、スピーカーの作動時に発生してキャビネットに伝達
される振動を減衰させる振動減衰部材とを備える映像表
示機器用のスピーカーシステムであって;前記カバーフ
レーム一体型スピーカーとキャビネットとの間に介在し
てスピーカーの作動時に発生する振動をキャビネットに
伝達しないように遮断する多重の振動減衰手段を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は映像表示機器用のス
ピーカーシステムに関し、より詳しくは、映像表示機器
の内部に装着されるスピーカーシステムに適用されるダ
ンピング装置を多重構造に改善して高音質の具現に適し
た低ハウリング(howling)構造のスピーカーシ
ステムを提供することに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、スピーカーシステムの内蔵され
たコンピューターモニタなどの映像表示機器では、ブラ
ウン管の外側壁面とこれを包むキャビネットの内側壁面
との間の空間にスピーカーシステムを位置させ、この空
間の幅のサイズはスピーカーシステムの幅のサイズを決
定する。又、スピーカーシステムの幅のサイズは、スピ
ーカーシステムを構成するスピーカーの短径のサイズを
決定し、スピーカーの長径と短径の比を決定する要因と
して作用する。このスピーカーの長径と短径の比はスピ
ーカーの音質に大きな影響を及ぼし、もし他の条件が同
一である場合、スピーカーは長径と短径の比の1:1で
ある時に高音質の具現に最も有利である。即ち、スピー
カーを成すガスケット及びコーン(cone)紙の幾何
学的な形状が正円に近いほど高音質を具現するに有利で
ある。
【0003】以下、図1〜図3を参照して従来の映像表
示機器用のスピーカーシステムを説明する。
【0004】図1は従来のスピーカーシステムの映像表
示機器の内部での設置位置を示す概略図で、図2は従来
の映像表示機器用のスピーカーシステムを示す分解斜視
図で、図3は図2の結合状態を示す斜視図である。以
下、図1〜図3を参照して映像表示機器に適用される従
来のトラック状のスピーカーシステム、及び従来のトラ
ック状のスピーカーシステムに適用される振動減衰装置
の構成及び特性を説明する。
【0005】従来の映像表示機器用のトラック状のスピ
ーカーシステムの構成は、図1、図2に示すように、カ
バーフレーム101と音響の発生のためのスピーカー1
00とが一体的に結合されたカバーフレーム一体型スピ
ーカー1と、前記カバーフレーム一体型スピーカー1の
後方に結合され、上・下部にそれぞれ振動減衰部材装着
部200がある後面カバー2と、前記振動減衰部材装着
部200の装着孔201内に挿入してカバーフレーム一
体型スピーカー1及び後面カバー2をキャビネット4上
に結合させる一方、スピーカーの作動時に発生してキャ
ビネットに伝達される振動を減衰させる振動減衰部材3
とに大別される。
【0006】この際、前記スピーカー100は、ガスケ
ット(gasket)102と、前記ガスケットの内側
にリング状に取り付けられるエッジ103と、前記エッ
ジ103の内側に円錐状に取り付けられるコーン(co
ne)紙104とから構成される。一方、前記振動減衰
部材3は、円周面上に複数個の切開溝301が形成され
た中空シリンダ状のボディー部300と、前記ボディー
部300の切開溝301の形成されない一端に半径方向
に形成されたフランジ部302と、前記ボディー部30
0の切開溝301の形成された他端に半径方向に突出し
て形成された突起304とからなる。
【0007】このように構成された従来のスピーカーシ
ステムのダンピング装置の組立過程及び作用は次の通り
である。
【0008】まず、カバーフレーム一体型スピーカー1
と後面カバー2とを組立完了した状態で、図2に示すよ
うに後面カバー2の上・下端に形成された振動減衰部材
装着部200の装着孔201内に振動減衰部材3を押入
する。この際、振動減衰部材3のボディー部300は、
装着孔201内に完全に入った後には材質自体の弾性復
元力により本来の形状に復元される。これにより、切開
溝301の形成されたボディー部300の他端にある突
起304が振動減衰部材装着部200の後方縁に位置す
るようになって、振動減衰部材3の離脱が防止される。
【0009】次いで、キャビネット4に形成されたスピ
ーカーシステム装着用結合ボス400にスピーカー10
0に装着された振動減衰部材3のボディー部300を通
過させた後、前記結合ボス400にワッシャ付ネジ6を
締め付ける。ここで、振動減衰部材3のフランジ部30
2は位置決めリブ401と振動減衰部材装着部200と
の直接的な接触を防止する役割を兼ねる。
【0010】一方、このように組み立てられた従来のダ
ンピング装置では、スピーカーシステムの作動時に発生
する振動を振動減衰部材3の材質特性及び幾何学的な構
造を通じて遮断して、映像表示機器の画面ちらつき現象
を除去することができる。
【0011】しかし、従来の映像表示機器に適用される
スピーカーシステムは、振動減衰をただ1度だけ行う構
造であるため、キャビネットに伝達される振動を十分に
減衰させない恐れがあった。もし、減衰されない相当量
の振動がキャビネットに伝達される場合、この振動がキ
ャビネットを介してブラウン管に伝達される。そして、
このブラウン管に伝達された振動はブラウン管の内側に
設けられたシャドウマスクの共振を引き起こし、これに
より画面ちらつき現象を発生させる。即ち、振動を不十
分に減衰させて上記現象を起こす場合、スピーカーシス
テムの音圧を一定出力以上に高めることと、音波の周波
数帯域を低域側に広めることを具現し難かった。要する
に、従来では振動の減衰が不十分なのでスピーカーの出
力(wattage)を充分に高めることができなかっ
たし、特に200Hz以下の音帯域で画面ちらつきが最
もひどいので低音帯域を下げることができなかった。こ
れにより、音質の低下をもたらすことはもちろん、事実
上映像表示機器に内蔵されるスピーカーシステムを高品
質化し難かった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題点
等を解決するためのものであり、その目的は、映像表示
機器用のスピーカーシステムの構造を改善して、スピー
カーシステムの動作時に発生する振動を多重の振動遮断
経路を通過させてキャビネットに伝達される振動による
映像表示機器の画面ちらつき現象を一層効果的に防止し
て、スピーカーシステムの高出力化並びに低域側への周
波数帯域の拡張を図ることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、カバーフレームと音響の発生のためのスピ
ーカーとが一体的に結合されたカバーフレーム一体型ス
ピーカーと、前記カバーフレーム一体型スピーカーの後
方に結合され、上・下部にそれぞれ振動減衰部材装着部
がある後面カバーと、前記振動減衰部材装着部の装着孔
内に挿入してカバーフレーム一体型スピーカー及び後面
カバーをキャビネット上に結合させる一方、スピーカー
の作動時に発生してキャビネットに伝達される振動を減
衰させる振動減衰部材とを備える映像表示機器用のスピ
ーカーシステムであって、前記カバーフレーム一体型ス
ピーカーとキャビネットとの間にスピーカーシステムの
作動時に発生する振動をキャビネットに伝達しないよう
に遮断する多重(multiple)の振動減衰手段を
設けることを特徴とする映像表示機器用のスピーカーシ
ステムの多重のダンピング装置を提供する。
【0014】本発明の映像表示機器用のスピーカーシス
テムの多重のダンピング装置は、カバーフレームと音響
の発生のためのスピーカーとが一体的に結合されたカバ
ーフレーム一体型スピーカーと、前記カバーフレーム一
体型スピーカーの後方に結合され、上・下部にそれぞれ
振動部材減衰装着部がある後面カバーと、前記振動減衰
部材装着部の装着孔内に挿入してカバーフレーム一体型
スピーカー及び後面カバーをキャビネット上に結合させ
る一方、スピーカーの作動時に発生してキャビネットに
伝達される振動を減衰させる振動減衰部材とを備える映
像表示機器用のスピーカーシステムであって、前記カバ
ーフレーム一体型スピーカーとキャビネットとの間に介
在してスピーカーの作動時に発生する振動をキャビネッ
トに伝達しないように遮断する多重の振動減衰手段を設
けることを特徴とすることにより、上記課題が達成され
る。
【0015】前記多重の振動減衰手段は、前記キャビネ
ットの上・下端部に形成される振動減衰部材装着部の装
着孔内に挿入される第1振動減衰部材と、前記第1振動
減衰部材のボディー部の内周面に挿入されて結合される
多重連結のためのコネクタと、前記コネクタの上端部に
連結される第2振動減衰部材とから構成されてもよい。
【0016】前記第1振動減衰部材及び第2振動減衰部
材は、円周面上に複数個の切開溝が形成された中空シリ
ンダ状のボディー部と、前記ボディー部の切開溝の形成
されない一端に半径方向に形成されたフランジ部と、前
記ボディー部の切開溝の形成された他端に半径方向に突
出して形成された突起とを含んでもよい。
【0017】前記第1振動減衰部材及び第2振動減衰部
材はゴム又はシリコン材質からなってもよい。
【0018】前記コネクタは、第1振動減衰部材のボデ
ィー部の内周面に挿入される結合ボスが形成された第1
ボディー部と、前記第1ボディー部と一体になるように
形成され、前記結合ボスの上部に位置し、第2振動減衰
部材が挿入されて結合される振動減衰部材装着孔が形成
された第2ボディー部とから構成されてもよい。
【0019】前記振動減衰部材装着部及びコネクタにそ
れぞれ結合される第1振動減衰部材及び第2振動減衰部
材は垂直方向に対して同一線上に位置するように設けら
れてもよい。
【0020】前記振動減衰部材装着部の後方縁の上・下
部に、前記振動減衰部材の装着部への組立時に、前記振
動減衰部材の突起と突起との間の切開溝に位置して、前
記装着部の装着孔内に挿入された振動減衰部材の回動を
防いでやる振動減衰部材回転遮断突起を備えてもよい。
【0021】前記第1ボディー部の結合ボスに、前記振
動減衰部材のボディー部の内周面に挿入時、前記振動減
衰部材のフランジ部に形成された切開溝に位置してコネ
クタの回動を防止する回転防止突起を備えてもよい。
【0022】前記コネクタの第2ボディー部の後方縁の
上・下部には、前記第2振動減衰部材をコネクタの第2
ボディー部の装着孔に挿入する際、前記第2振動減衰部
材の突起間の切開溝に位置して前記第2ボディー部の装
着孔内に挿入された第2振動減衰部材の回転を防止する
回転防止片を備えてもよい。
【0023】前記キャビネット上には、前記第2振動減
衰部材が締付部材のワッシャ付ネジにより締め付けられ
るスピーカーシステム装着用結合ボスを備え、前記スピ
ーカーシステム装着用結合ボスの外周面上には第2振動
減衰部材の挿入位置を限定する複数個の位置決めリブを
備えてもよい。
【0024】前記位置決めリブからのスピーカーシステ
ム装着用結合ボスに締め付けられたワッシャ付ネジのヘ
ッドまでの距離は第2振動減衰部材の軸方向長よりも大
きく形成され、前記スピーカーシステム装着用結合ボス
の直径はその外周面に挿入される第2振動減衰部材のボ
ディー部の内径よりも十分に小さく形成され、前記ワッ
シャ付ネジが第2振動減衰部材を圧縮しないようにする
とともに、前記第2振動減衰部材の結合されたスピーカ
ーシステムが前記スピーカーシステム装着用結合ボスの
軸方向に沿って流動可能に構成されてもよい。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図4〜
図11を参照して詳細に説明する。
【0026】図4は本発明の一実施形態による2重のダ
ンピング構造の映像表示機器用のスピーカーシステムを
示す分解斜視図で、図5は図4を他方向から見た分解斜
視図で、図6は図4及び図5の結合後の状態を示す斜視
図である。そして、図7A、図7Bは図6の正面図及び
側面図で、図8は図7AのI−I線上の縦断面図であ
る。
【0027】本発明は、カバーフレーム101と音響の
発生のためのスピーカー100とが一体的に結合された
カバーフレーム一体型スピーカー1と、前記カバーフレ
ーム一体型スピーカー1の後方に結合され、上・下部に
それぞれ振動減衰部材装着部200がある後面カバー2
と、前記振動減衰部材装着部200の装着孔201内に
挿入してカバーフレーム一体型スピーカー1及び後面カ
バー2をキャビネット4上に結合させる一方、スピーカ
ーの作動時に発生してキャビネット4に伝達される振動
を減衰させる振動減衰部材3とを備える映像表示機器用
のスピーカーシステムであって、前記カバーフレーム一
体型スピーカー1とキャビネット4との間に、スピーカ
ーの作動時に発生する振動をキャビネット4に伝達しな
いように遮断する多重(multiple)の振動減衰
手段を設ける。
【0028】この際、前記多重の振動減衰手段は、前記
キャビネット4の上・下端部に形成される振動減衰部材
装着部200の装着孔201内に挿入される第1振動減
衰部材3と、前記第1振動減衰部材3のボディー部30
0の内周面に挿入されて結合される多重連結のためのコ
ネクタ5と、前記コネクタ5の上端部に連結される第2
振動減衰部材3とから構成される。この際、前記第1振
動減衰部材3及び第2振動減衰部材3は同じ構造及び材
質からなる。すなわち、前記第1振動減衰部材3及び第
2振動減衰部材3はゴム又はシリコン材質であり、円周
面上に複数個の切開溝301が形成された中空シリンダ
状のボディー部300と、前記ボディー部300の切開
溝301の形成されない一端に半径方向に形成されたフ
ランジ部302と、前記ボディー部300の切開溝30
1の形成された他端に半径方向に突出して形成された突
起304とからなる。
【0029】そして、前記コネクタ5は、第1振動減衰
部材3との結合のための結合ボス500が形成された第
1ボディー部501と、第2振動減衰部材3との結合の
ための第2ボディー部502とからなる。すなわち、前
記コネクタ5は、第1振動減衰部材3のボディー部30
0の内周面に挿入される結合ボス500が形成された第
1ボディー部501と、前記第1ボディー部501と一
体になるように形成され、前記結合ボス500の上部に
位置し、第2振動減衰部材3が挿入されて結合される振
動減衰部材装着孔503が形成された第2ボディー部5
02とからなる。
【0030】一方、フレーム一体型スピーカー1を構成
する後面カバー2に形成された振動減衰部材装着部20
0及びコネクタ5にそれぞれ結合される第1振動減衰部
材3及び第2振動減衰部材3は垂直方向に対してできる
だけ同一線上に位置するように設けられることが好まし
い。
【0031】この際、後面カバー2に形成された前記振
動減衰部材装着部200の後方縁の上・下部には前記装
着部200の装着孔201内に挿入された第1振動減衰
部材3の回転を防いでやる振動減衰部材回転遮断突起2
02を備える。すなわち、前記回転遮断突起202は、
前記第1振動減衰部材3を装着部200に組み立てる
際、突起304と突起304との間の切開溝301に位
置する。また、前記第1ボディー部501の結合ボス5
00の左・右側にも前記結合ボス500を前記第1振動
減衰部材3のボディー部300の内部に挿入するに際し
て前記第1振動減衰部材3のフランジ部302に形成さ
れた切開溝303に位置してコネクタ5の回動を防止す
る回転防止突起504を備える。そして、前記コネクタ
5の第2ボディー部502の後方縁の上・下部には、前
記第2振動減衰部材3をコネクタ5の第2ボディー部5
02の装着孔503に挿入するに際して前記第2振動減
衰部材3の突起304間の切開溝301に位置して前記
第2ボディー部502の装着孔503内に挿入された第
2振動減衰部材3の回転を防止する回転防止片505を
備える。
【0032】一方、前記キャビネット4上には前記第2
振動減衰部材3が締付部材のワッシャ付ネジ(wash
er based screw)6により締め付けられ
るスピーカーシステム装着用結合ボス400を備え、前
記スピーカーシステム装着用結合ボス400の外周面上
には第2振動減衰部材3の挿入位置を限定する複数個の
位置決めリブ401を備える。この際、前記位置決めリ
ブ401からのスピーカーシステム装着用結合ボス40
0に締め付けられたワッシャ付ネジ6のヘッドまでの距
離は、第2振動減衰部材3の軸方向長よりも一定の間隙
(図8の‘d’)ほど長く形成され、前記スピーカーシ
ステム装着用結合ボス400の直径はその外周面に挿入
される第2振動減衰部材3のボディー部300の内径よ
りも十分に小さく形成されるので、前記ワッシャ付ネジ
6が第2振動減衰部材3を圧縮しないようにするととも
に、前記第2振動減衰部材3の結合されたスピーカーシ
ステムがスピーカーシステム装着用結合ボス400の軸
方向に沿って流動可能に構成される。
【0033】以下、このように構成された本発明の第1
実施形態による映像表示機器用のスピーカーシステムの
多重のダンピング装置の組立過程及び作用を説明する。
【0034】まず、フレーム一体型スピーカー1と後面
カバー2とを組立完了した状態で、第1振動減衰部材3
を前記後面カバーの上・下部にそれぞれ形成された振動
減衰部材装着部200の装着孔201内に押入すると、
切開溝301のあるボディー部300は半径中心方向に
小さくなりながら装着孔201内に入ることになる。こ
の際、第1振動減衰部材3のボディー部300が完全に
装着孔201内に入った後には、材質自体の弾性復元力
によりボディー部300が本来の形状に復元される。こ
れにより、切開溝301の形成されたボディー部300
の他端にある突起304が、振動減衰部材装着部200
の後方縁に位置するようになり、第1振動減衰部材3の
離脱が防止される。すなわち、切開溝301の形成され
たボディー部300の他端にある突起304が振動減衰
部材装着部200の後方縁にかかることにより、装着部
の軸方向への第1振動減衰部材3の離脱が防止される。
【0035】また、本発明では振動減衰部材装着部20
0の後方縁の上・下部に第1振動減衰部材の回動を防止
する回転遮断突起202を備えている。従って、前記振
動減衰部材装着部200に第1振動減衰部材3が挿入さ
れると、前記回転遮断突起202は第1振動減衰部材3
の突起304間に形成された切開溝301に位置して前
記装着部200の装着孔201内に挿入された第1振動
減衰部材3の回動を防いでやる。
【0036】一方、スピーカーシステムを構成する後面
カバー2の振動減衰部材装着部200に第1振動減衰部
材3を組み立てた後には、前記第1振動減衰部材にコネ
クタ5を結合させる。すなわち、第1振動減衰部材3の
ボディー部300の内周面上にコネクタ5の結合ボス5
00を挿入する。この際、前記コネクタ5の第1ボディ
ー部501の結合ボスの左・右側にも回転防止突起50
4を備えている。従って、前記第1振動減衰部材3のボ
ディー部300の内周面に結合ボス500が挿入される
と、前記回転防止突起504は第1振動減衰部材3のフ
ランジ部302に形成された切開溝303に位置してコ
ネクタ5の回動を遮断してやる。一方、第1振動減衰部
材3にコネクタ5を結合した後には、前記コネクタ5の
第2ボディー部502に形成された装着孔503内に第
2振動減衰部材3を挿入して組み立てる。この際、前記
コネクタ5の第2ボディー部502に形成された装着孔
503内に第2振動減衰部材3を組み立てる方法は前述
の第1振動減衰部材3の組立時と同様である。
【0037】このように、コネクタ5を用いてスピーカ
ーシステムに第1振動減衰部材3及び第2振動減衰部材
3を装着した後には、キャビネット4上にあるスピーカ
ーシステム装着用結合ボス400に第2振動減衰部材3
のボディー部300を挿入した後、締付部材のワッシャ
付ネジ6を用いて第2振動減衰部材3をスピーカーシス
テム装着用結合ボス400に締結する。すなわち、前記
キャビネット4に形成されたスピーカーシステム装着用
結合ボス400に第2振動減衰部材3のボディー部30
0を通過させた後、図6に示すように締付部材のワッシ
ャ付ネジ6を用いてスピーカーシステムをスピーカーシ
ステム装着用結合ボス400に締め付ける。
【0038】このようにして組立完了した本発明のスピ
ーカーシステムは従来のスピーカーシステムよりも良質
の音質を具現可能である。すなわち、本発明では、スピ
ーカーの作動時に発生する振動が多重構造の振動減衰装
置によって幾度にわたって減衰されるので、キャビネッ
トに伝達される振動が最小化される。この際、第1振動
減衰部材3のボディー部300及びフランジ部302及
び突起304にそれぞれ形成された切開溝301、30
3により、振動減衰部材装着部200の前・後方縁と第
1振動減衰部材3のフランジ部302及び突起304と
の接触面積がそれぞれ減少し、前記振動減衰部材装着部
200の装着孔201の内周面に対する第1振動減衰部
材のボディー部300の接触面積も減少する。また、第
2振動減衰部材3のボディー部300及びフランジ部3
02及び突起304にそれぞれ形成された切開溝30
1、303により、ボディー部300とキャビネット4
上のスピーカーシステム装着用結合ボス400との接触
面積が減少し、第2振動減衰部材3のフランジ部302
と前記スピーカーシステム装着用結合ボス400の外周
面上の位置決めリブ401との接触面積が減少し、コネ
クタ5の装着孔503の内周面と第2振動減衰部材3と
の接触面積も減少する。このような振動伝達面積の減少
によりスピーカーの作動時にキャビネット4に伝達され
る振動が一層効果的に減少することはいうまでもない。
【0039】従って、本発明では、多重の振動減衰装置
と振動減衰部材3の材質特性、及び振動伝達面積を減少
させる振動減衰部材の幾何学的な特徴により、伝達され
る振動が振動伝達経路上で幾度にわたって遮断されると
ともに振動伝達面積が減少するので、映像表示機器の画
面ちらつき現象が効果的に除去される。要するに、本発
明のスピーカーシステムでは多重構造の振動減衰手段を
備えてスピーカー100から発生した振動を効果的に減
衰するので、スピーカーシステムの振動による画面ちら
つき現象を防止することができ、スピーカー100の出
力(wattage)を高めることができ、音波の再生
周波数帯域を低域側に下げるに有利である。従って、ス
ピーカーシステムを高品質化することができる。
【0040】以下、図9〜図11を参照して本発明の他
の実施形態を説明する。
【0041】図9は本発明の他の実施形態を示す図で3
重のダンピング構造を示す分解斜視図であり、図10は
図9の結合状態を示す斜視図であり、図11は図10の
側面図である。この場合は上記の第1実施形態にコネク
タ及び振動減衰部材をもう1個加えて組み立てて3重の
ダンピング構造を具現するものである。この場合には、
前述した第1実施形態に比べて多段階のダンピング経路
を経るので、振動減衰効果をより大きくし、スピーカー
システムを第1実施形態に比べて一層高品質化すること
ができる。
【0042】上記したように、本発明では前述した第1
実施形態で開示された構造の連結片並びに振動減衰部材
を多段に締結すると、いくらでも4重又は5重の振動遮
断経路を有する多重構造のダンピング装置を具現可能で
ある。すなわち、3重のダンピング構造だけでなく、ス
ピーカーシステムの高さの許す限り4重又は5重のダン
ピング構造でも可能である。
【0043】
【発明の効果】本発明の効果は次の通りである。
【0044】本発明は、スピーカーの作動時に発生する
システムの振動を振動伝達経路上で幾度にわたって減衰
させて最小化した状態でキャビネットに伝達するので、
高音質且つ低ハウリング構造のスピーカーシステムを具
現することができる。すなわち、本発明のスピーカーシ
ステムでは多重構造の振動減衰手段を備えてスピーカー
から発生した振動を効果的に減衰するので、スピーカー
システムの振動による画面ちらつき現象を防止すること
ができ、これによりスピーカーの出力を高めることがで
き、ひいてはスピーカーシステムを高品質化することが
できる。
【0045】本発明は上記の実施形態に限定されず、本
発明の技術思想範囲から脱しない限りサイズ及び形状の
変更、材質の変更等が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のスピーカーシステムの映像表示機器の内
部での設置位置を示す概略図。
【図2】図1の映像表示機器用のスピーカーシステム及
び振動減衰装置を示す分解斜視図。
【図3】図2の結合状態を示す斜視図。
【図4】本発明の一実施形態による2重のダンピング構
造の映像表示機器用のスピーカーシステムを示す分解斜
視図。
【図5】図4を他方向から見た分解斜視図。
【図6】図4及び図5の結合後の状態を示す斜視図。
【図7A】図6の正面図。
【図7B】図6の側面図。
【図8】図7AのI−I線上の縦断面図。
【図9】本発明の他の実施形態を示す図、3重のダンピ
ング構造を示す分解斜視図。
【図10】図9の結合状態を示す斜視図。
【図11】図10の側面図。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カバーフレームと音響の発生のための
    スピーカーとが一体的に結合されたカバーフレーム一体
    型スピーカーと、 前記カバーフレーム一体型スピーカーの後方に結合さ
    れ、上・下部にそれぞれ振動部材減衰装着部がある後面
    カバーと、 前記振動減衰部材装着部の装着孔内に挿入してカバーフ
    レーム一体型スピーカー及び後面カバーをキャビネット
    上に結合させる一方、スピーカーの作動時に発生してキ
    ャビネットに伝達される振動を減衰させる振動減衰部材
    とを備える映像表示機器用のスピーカーシステムであっ
    て、 前記カバーフレーム一体型スピーカーとキャビネットと
    の間に介在してスピーカーの作動時に発生する振動をキ
    ャビネットに伝達しないように遮断する多重の振動減衰
    手段を設けることを特徴とする映像表示機器用のスピー
    カーシステムの多重のダンピング装置。
  2. 【請求項2】 前記多重の振動減衰手段は、 前記キャビネットの上・下端部に形成される振動減衰部
    材装着部の装着孔内に挿入される第1振動減衰部材と、 前記第1振動減衰部材のボディー部の内周面に挿入され
    て結合される多重連結のためのコネクタと、 前記コネクタの上端部に連結される第2振動減衰部材と
    から構成されることを特徴とする請求項1に記載の映像
    表示機器用のスピーカーシステムの多重のダンピング装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第1振動減衰部材及び第2振動減
    衰部材は、 円周面上に複数個の切開溝が形成された中空シリンダ状
    のボディー部と、 前記ボディー部の切開溝の形成されない一端に半径方向
    に形成されたフランジ部と、 前記ボディー部の切開溝の形成された他端に半径方向に
    突出して形成された突起とを含むことを特徴とする請求
    項2に記載の映像表示機器用のスピーカーシステムの多
    重のダンピング装置。
  4. 【請求項4】 前記第1振動減衰部材及び第2振動減
    衰部材はゴム又はシリコン材質からなることを特徴とす
    る請求項2に記載の映像表示機器用のスピーカーシステ
    ムの多重のダンピング装置。
  5. 【請求項5】 前記コネクタは、 第1振動減衰部材のボディー部の内周面に挿入される結
    合ボスが形成された第1ボディー部と、 前記第1ボディー部と一体になるように形成され、前記
    結合ボスの上部に位置し、第2振動減衰部材が挿入され
    て結合される振動減衰部材装着孔が形成された第2ボデ
    ィー部とから構成されることを特徴とする請求項2に記
    載の映像表示機器用のスピーカーシステムの多重のダン
    ピング装置。
  6. 【請求項6】 前記振動減衰部材装着部及びコネクタ
    にそれぞれ結合される第1振動減衰部材及び第2振動減
    衰部材は垂直方向に対して同一線上に位置するように設
    けられることを特徴とする請求項2に記載の映像表示機
    器用のスピーカーシステムの多重のダンピング装置。
  7. 【請求項7】 前記振動減衰部材装着部の後方縁の上
    ・下部に、 前記振動減衰部材の装着部への組立時に、前記振動減衰
    部材の突起と突起との間の切開溝に位置して、前記装着
    部の装着孔内に挿入された振動減衰部材の回動を防いで
    やる振動減衰部材回転遮断突起を備えることを特徴とす
    る請求項2に記載の映像表示機器用のスピーカーシステ
    ムの多重のダンピング装置。
  8. 【請求項8】 前記第1ボディー部の結合ボスに、 前記振動減衰部材のボディー部の内周面に挿入時、前記
    振動減衰部材のフランジ部に形成された切開溝に位置し
    てコネクタの回動を防止する回転防止突起を備えること
    を特徴とする請求項2に記載の映像表示機器用のスピー
    カーシステムの多重のダンピング装置。
  9. 【請求項9】 前記コネクタの第2ボディー部の後方
    縁の上・下部には、 前記第2振動減衰部材をコネクタの第2ボディー部の装
    着孔に挿入する際、前記第2振動減衰部材の突起間の切
    開溝に位置して前記第2ボディー部の装着孔内に挿入さ
    れた第2振動減衰部材の回転を防止する回転防止片を備
    えることを特徴とする請求項2に記載の映像表示機器用
    のスピーカーシステムの多重のダンピング装置。
  10. 【請求項10】 前記キャビネット上には、前記第2
    振動減衰部材が締付部材のワッシャ付ネジにより締め付
    けられるスピーカーシステム装着用結合ボスを備え、 前記スピーカーシステム装着用結合ボスの外周面上には
    第2振動減衰部材の挿入位置を限定する複数個の位置決
    めリブを備えることを特徴とする請求項2に記載の映像
    表示機器用のスピーカーシステムの多重のダンピング装
    置。
  11. 【請求項11】 前記位置決めリブからのスピーカー
    システム装着用結合ボスに締め付けられたワッシャ付ネ
    ジのヘッドまでの距離は第2振動減衰部材の軸方向長よ
    りも大きく形成され、 前記スピーカーシステム装着用結合ボスの直径はその外
    周面に挿入される第2振動減衰部材のボディー部の内径
    よりも十分に小さく形成され、 前記ワッシャ付ネジが第2振動減衰部材を圧縮しないよ
    うにするとともに、前記第2振動減衰部材の結合された
    スピーカーシステムが前記スピーカーシステム装着用結
    合ボスの軸方向に沿って流動可能に構成されることを特
    徴とする請求項2に記載の映像表示機器用のスピーカー
    システムの多重のダンピング装置。
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