JP2000308323A - 振動体 - Google Patents

振動体

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JP2000308323A
JP2000308323A JP11110512A JP11051299A JP2000308323A JP 2000308323 A JP2000308323 A JP 2000308323A JP 11110512 A JP11110512 A JP 11110512A JP 11051299 A JP11051299 A JP 11051299A JP 2000308323 A JP2000308323 A JP 2000308323A
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coil
vibrating body
driving
vibrating
yoke
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JP11110512A
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Ikunori Moritake
郁紀 森竹
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Star Micronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 その駆動電流を小さくすることを可能にする
振動体を提供すること。 【解決手段】 ベースと、ベースに固定された鉄心と、
鉄心の外周に巻回されたコイルと、鉄心と隙間を有して
上記コイルを囲むように配置された第1のヨークとより
なる駆動部と、駆動部と対向した状態で配置され、ばね
に錘を取り付けると共にばねに第2のヨークを介して磁
石を取り付けてなり、駆動部によって駆動されて振動す
る振動部と、を具備したもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、例えば、携帯電話
等の携帯機器に内蔵される報知用の振動体に係り、特
に、駆動方式を電磁型とし、さらに共振現象を利用する
ことによって、従来の回転型振動モータ等に対して、駆
動電流をより小さくすることを可能にしたものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の振動体としては、例えば、回転型
振動モータがある。この回転型振動モータは、モータの
回転軸に偏心荷重を取り付け、その状態で回転させるこ
とにより、振動を発生させるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の方式による
と次のような問題があった。従来の回転型振動モータの
場合には、その駆動電流が大きいという問題があった。
【0004】本発明はこのような点に基づいてなされた
ものでその目的とするところは、その駆動電流を小さく
することを可能にする振動体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するべく
本願発明の請求項1による振動体は、ベースと、上記ベ
ースに固定された鉄心と、上記鉄心の外周に巻回された
コイルと、上記鉄心と隙間を有して上記コイルを囲むよ
うに配置された第1のヨークと、よりなる駆動部と、上
記駆動部と対向した状態で配置され、ばねに錘を取り付
けると共に上記ばねに第2のヨークを介して磁石を取り
付けてなり、上記駆動部によって駆動されて振動する振
動部と、を具備したことを特徴とするものである。又、
請求項2による振動体は、請求項1記載の振動体におい
て、上記第1のヨークはばね側にテーパ部を備えている
ことを特徴とするものである。又、請求項3による振動
体は、請求項1又は請求項2記載の振動体において、上
記錘はばね側にテーパ部を備えていることを特徴とする
ものである。又、請求項4による振動体は、請求項1〜
請求項3の何れかに記載に振動体において、上記コイル
は駆動用コイルと検知用コイルとからなり、上記検知用
コイルにより振動部の共振周波数を検知し、上記駆動用
コイルに入力する駆動信号を上記周波数に同期させるこ
とを特徴とするものである。又、請求項5による振動体
は、請求項1〜請求項4の何れかに記載の振動体におい
て、上記駆動部は略円筒状をなすケース内に収容・固定
されることを特徴とするものである。又、請求項6によ
る振動体は、請求項1〜請求項5の何れかに記載の振動
体において、上記振動体に発音部を併設したことを特徴
とするものである。又、請求項7による振動体は、請求
項6記載の振動体において、上記発音部の外部配線部と
上記駆動部を近接・配置したことを特徴とするものであ
る。
【0006】すなわち、本願発明の振動体は、その駆動
方式を電磁型としたものである。そして、コイルに所定
周波数の駆動信号を入力することにより、鉄心にコイル
による磁極が発生する。一方、振動部側は磁石による磁
極を有している。これら両磁極が同じ極性のものである
場合には相互に反発し、振動部は鉄心より離間する方向
に弾性変位する。これに対して、両者の磁極が異なる極
性のものである場合には相互に吸引し、振動部が鉄心側
に弾性変位することになる。よって、上記駆動信号を周
期的に変化させながせら入力することにより、振動部を
所定の周波数で振動させることができ、又、上記駆動信
号を振動部の共振周波数と一致した周波数で変化させる
ことにより、より大きく駆動させることができ、それに
よって、所望の周波数の振動体として機能させるもので
ある。このような駆動方式をとることにより、従来の回
転型振動モータ等の場合に比べて、その駆動電流を小さ
くすることができるものである。又、振動部の第1のヨ
ークのばね側にテーパ部を設けることによって空間を確
保し、振動時における第1のヨークのばねに対する干渉
を防止すると共に、限られた空間内により大きな質量を
確保することができるものである。又、錘のばね側にテ
ーパ部を設けることにより空間を確保し、振動時におけ
る錘のばねに対する干渉を防止すると共に、限られた空
間内により大きな質量を確保することができるものであ
る。又、コイルを駆動用コイルと検知用コイルとから構
成し、上記検知用コイルによって振動部の共振周波数を
検知し、駆動用コイルに入力する駆動信号を共振周波数
に同期させることによって、常に振動部を共振周波数で
駆動させることができるものである。又、駆動部及び振
動部を略円筒状をなすケース内に収容・固定することに
より、組立性の向上を図ることが可能である。又、振動
体に発音部を併設し振動部内部の空間を発音部の背面空
間として利用することにより、発音部により発生する音
圧をより高めることが可能となる。又、発音部の外部配
線部と駆動部を近接・配置することにより、発音部と振
動体の駆動部との外部への配線を1箇所から行うことが
可能になる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図1及び図2を参照して本
発明の第1の実施の形態を説明する。まず、本実施の形
態による振動体は、大きく分けて、駆動部1と、振動部
3とから構成されている。まず、駆動部1であるが、ベ
ース5があり、このベース5の中心位置には鉄心7が配
置されている。又、ベース5上であって鉄心7の外周に
はコイル9が巻回・固定されている。上記ベース1上に
は、上記鉄心7及びコイル9を囲むように第1のヨーク
であるヨーク15が取り付けられている。上記ヨーク1
5の上端には内周側に延長された環状部17が一体に形
成されている。
【0008】次に、振動部3側の構成を説明する。上記
ヨーク15上には中空円筒状のスペーサ19が設置され
ている。このスペーサ19の上には、ばね21が設置さ
れている。上記ばね21は、図2に示すような形状にな
っていて、中心位置に孔23を備えていると共に、この
孔23の外周側に円周方向に所定範囲で形成された複数
個の溝25を同心状に備えている。
【0009】上記ばね21の下面側には第2のヨークで
あるヨーク27が取り付けられている。このヨーク27
は、略円錐状のテーパ部29を備えていて、下端に凹部
31を備えていると共に、中心位置に貫通孔33を備え
ている。そして、上記凹部31内には磁石35が取り付
けられている。
【0010】上記ばね21の上には、中空円筒状をなす
スペーサ37が設置されており、このスペーサ37の上
にはばね39が設置されている。上記ばね39と既に述
べたばね21との間には錘41が設置されている。この
錘41は、略円錐状をなすテーパ部43、45を重ね合
わせたような形状になっていて、上下の中心位置にそれ
ぞれ凸部47、49を備えている。上記凸部49はばね
21の孔23及びヨーク27の孔33内に嵌合されてい
る。
【0011】又、ばね39はばね21と同じ形状になっ
ていて、上記凸部47はこのばね39の孔51を貫通し
ている。又、上記ばね39の上面側には固定板53が設
置されている。上記凸部49はこの固定板53の孔55
をも貫通している。
【0012】以上の構成を基にその作用を説明する。ま
ず、駆動部1のコイル9に所定の周波数信号を入力す
る。それによって、振動部3が所定の周波数で振動す
る。更に詳しく説明すると、振動部3側は、磁石35の
磁界による磁極を備えており、一方、コイル9に駆動信
号を入力することにより磁界が発生し、該磁界の影響に
より鉄心7が磁極を有することになる。これら両磁極が
同じ極性のものである場合には相互に反発し、振動部3
は鉄心7より離間する方向に弾性変位する。
【0013】これに対して、両者の磁極が異なる極性の
ものである場合には相互に吸引し、振動部3が鉄心7側
に弾性変位することになる。よって、上記駆動信号を周
期的に変化させながら入力することにより、振動部3を
所定の周波数で振動させることができ、又、上記駆動信
号を振動部3の共振周波数と一致した周波数で変化させ
ることにより、より大きく振動させることができ、それ
によって、所望の周波数の振動体として機能させるもの
である。
【0014】以上本実施の形態によると次のような効果
を奏することができる。まず、本実施の形態の場合には
振動体の駆動方式を電磁型とし、さらに、共振現象を利
用することで駆動電流を小さくすることができるという
利点を得ることができる。又、振動部3が振動すること
によって得られる駆動力は、振動部3の振幅及び質量が
大きい程大きくなるが、ヨーク27は、ばね21側にテ
ーパ部29を備えていて、所望の振幅に対する十分な空
間を確保しているので、振動時に、ヨーク27がばね2
1に干渉することを防止すると共に、限られた空間内に
より大きな質量を振動部3に確保できる。これは、錘4
1も同様であり、錘41はばね21側にテーパ部45を
備えていると共に、ばね39側にテーパ部43を備えて
いて、両側に所望の振幅に対する十分な空間を確保して
いるので、振動時に、錘41がばね21やばね39に干
渉することを防止することができると共に、限られた空
間内により大きな質量を振動部3内に確保できる。
【0015】次に、図3乃至図5を参照して本発明の第
2の実施の形態を説明する。前記第1の実施の形態にお
いて、最も大きな振動を得られるのは振動部3の共振周
波数と一致した駆動信号で駆動する場合であるが、振動
部3の質量、ばね21、39の弾性力、磁石35の強さ
等のばらつきにより、その共振周波数は変化する。仮
に、製造時の調整によって共振周波数のばらつきを最小
にした場合においても、携帯電話への取付条件や、周囲
の環境変化によって振動部3の共振周波数は変化するこ
ととなる。つまり、一義的な周波数信号で常に最も大き
な振動を得るのは困難なこととなる。第2の実施の形態
はその点を考慮したものである。
【0016】第2の実施の形態の第1の実施の形態に対
する相違点は、駆動部1のコイル9が、駆動用コイル1
1と、この駆動用コイル11と共巻きされた検知用コイ
ル13とから構成されている点であり、振動部3につい
ては前記第1の実施の形態の場合と同様である。
【0017】次に、上記コイル9、すなわち、駆動用コ
イル11と検知用コイル13を始めとする駆動回路の構
成を説明する。駆動回路は、図4に示すように、駆動用
コイル11、検知用コイル13、トランジスタ61、抵
抗65、ダイオード67、69、スイッチ70、電源6
8とから構成されている。このような構成とすることに
より、検知用コイル13によって振動部3の共振周波数
を検知し、駆動用コイル9に入力する駆動信号を、上記
共振周波数に同期させることで常に振動部3を共振周波
数で駆動できるようにしたものである。
【0018】さらに詳しく説明すると、スイッチ70を
「オン」として所定の電圧を図4に示す駆動回路に印加
すると、該駆動回路において振動部3の共振周波数より
も高い周波数で発振が始まる。上記発振により駆動用コ
イル11に断続的な駆動信号が入力され、鉄心7が断続
的に磁極を有することになる。そして、磁石35の鉄心
7側の磁極と鉄心7の先端に生じる磁極とが同極である
場合には断続的に相互に反発し、異極である場合には断
続的に相互に吸引されることになり、振動部3が振動し
始める。
【0019】さらに、この振動部3の振動によって生じ
る磁界の変化を検知用コイル13で検知し、駆動回路に
帰還することにより、上記駆動回路の発振周波数を振動
部3の共振周波数に同期させることができる。
【0020】又、図5に別の駆動回路を示す。従来の回
転型振動モータの駆動周波数は100〜200Hzであ
るが、本実施の形態の振動体も同様の周波数で使用する
ことを前提としており、振動部3の共振周波数を上記と
同様の周波数域中に設定している。先に述べたように、
図4に示す駆動回路は、所定の電圧を印加することで上
記共振周波よりも高い周波数で発振を始めるが、駆動回
路の発振周波数、つまり、振動部3の振動し始めの周波
数が上記共振周波数と異なる程、振動部3が最大振幅に
達するまでの時間は長くなる。図5に示す駆動回路はそ
の点を考慮したものであり、図4に示す駆動回路の構成
において、コンデンサ65を検知用コイル13に並列に
接続したものである。
【0021】このような構成とすることで、先に説明し
た図4の駆動回路の発振周期に対し、コンデンサ65で
充放電が行われる分発振周期が長くなる。つまり、発振
周波数を低下させることができ、振動部3が共振周波数
により近い周波数で駆動を始めることができ、振動部3
が最大振幅に達するまでの時間を短縮することができ
る。つまり、振動の応答性が向上するものである。
【0022】以上この第2の実施の形態によると次のよ
うな効果を奏することができる。すなわち、構成部品の
ばらつき、携帯機器への取付条件の変化、環境変化等に
よって振動部3の共振周波数が変化しても、その共振周
波数に駆動信号を同期させることができるため、常に最
も大きな振動を得ることができる。
【0023】次に、図6及び図7を参照して本発明の第
3の実施の形態を説明する。この第3の実施の形態の場
合には、前記第2の実施の形態で示した振動体の全体を
ケース71によって収容・固定したものである。上記ケ
ース71は、図7に示すように、底部を開放とした中空
円筒状をなしていて、下端において直交する4箇所に折
曲片71aをそれぞれ備えた形状になっている。
【0024】そして、上記ケース71によって全体を収
容した状態で、下端の4個の折曲片71aを内側に向け
て折り曲げ、それによって、全体を収容・固定するよう
にしたものである。又、ケース71の天井壁71bとば
ね39との間には中空円筒状のスペーサ73が設置され
ている。
【0025】そして、この第3の実施の形態の場合に
は、前記第1及び第2の実施の形態の場合と同様の効果
を奏することができることはもとより、単一のケース7
1内に全体を収容して、折曲片71aを折り曲げること
により固定するようにしているので、各構成部品、例え
ば、ベース5とヨーク15、ヨーク15とスペーサ1
9、スペーサ19とばね21、ばね21とスペーサ3
7、スペーサ37とばね39、ばね39とスペーサ73
を個々に接着・固定する必要はなく、組立的における接
着工程を大幅に減少させることができる。
【0026】次に、図8を参照して本発明の第4の実施
の形態を説明する。この第4の実施の形態の場合には、
前記第3の実施の形態における構成の振動体の上部に電
磁型電気音響変換器よりなる発音部80を併設したもの
である。以下、説明する。まず、前記第3の実施の形態
におけるケース71に対して、より軸方向に延長された
ケース81を配置する。このケース81は、前記第3の
実施の形態におけるケース71と同様に、下端を開放と
した略中空円筒状をなしていて、下端に4個の折曲片8
1aを備えている。又、その天井壁81bの中心位置に
は孔83が形成されていて、この孔83が放音孔として
機能するようになっている。
【0027】上記ケース81内であってスペーサ73の
上にはベース85が設置されていて、このベース85の
中心位置には鉄心87が配置されている。上記鉄心87
の外周側にはコイル89が巻回・固定されている。又、
上記ベース85の上であってケース81の内周側には支
持部材91が配置されていて、この支持部材91の内周
側には磁石93が設置されている。
【0028】上記支持部材91には段付部95が形成さ
れていて、この段付部95上にはダイヤフラム97が設
置されている。このダイヤフラム97は、弾性板99
と、この弾性板99の中心位置に取り付けられた付加質
量としての磁片101とから構成されている。又、上記
ベース85には、コイル89と磁石93の間の部分に孔
85aが設けられており、ダイヤフラム97に対する発
音部80の背面空間は振動体内部の空間とつながってい
る。
【0029】そして、上記ダイヤフラム97は、磁石9
3によって吸引された状態にあり、それによって、ある
一定の極性を持った状態でセットされている。その状態
でコイル89に電流を流すと、鉄心87が電磁石化され
てその先端に磁界が発生する。その際、鉄心87に発生
したコイル89による磁極と、ダイヤフラム97が有す
る磁石93による磁極とが異なる極性のものである場合
には、ダイヤフラム97は鉄心87側に吸引されること
になる。逆に、鉄心87に発生したコイル89による磁
極と、ダイヤフラム97が有する磁石93による磁極と
が同じ極性のものである場合には、ダイヤフラム97は
鉄心87に対して反発することになる。よって、何れか
の方向をもって電流を断続的に流すことにより、ダイヤ
フラム97は上記したような動作を繰り返すことにな
り、それによって、所定の周波数で振動して発音するこ
とになる。
【0030】上記構成によると、ベース85に設けた孔
85aによってダイヤフラム99に対する背面空間とし
て振動内部の空間も利用するため、発音部を携帯機器内
に別個に設ける場合に比較し、ダイヤフラム99に対す
る背面空間をより大きくできる。つまり、発音時のダイ
ヤフラム99の振動による背面空間の圧力上昇を低下さ
せることが可能となり、ダイヤフラム99の振動が背面
空間の圧力上昇によって抑制されることを防止できる。
よって、より高い音圧を得ることができる。尚、本実施
の形態では発音部として電磁型発音体を用いて説明した
が、これに限るものではなく、ダイヤフラムを備える発
音体であれば、上記効果と同様の効果を得ることができ
る。
【0031】次に、図9及び図10を参照して本発明の
第5の実施の形態を説明する。この第5の実施の形態の
場合には、前記第4の実施の形態における電磁型電気音
響変換器である発音部80を下側、すなわち、振動体の
駆動部1側に配置したものである。まず、ケース111
があり、全ての部品はこのケース111内に収容・配置
されている。又、駆動部1の下方であって上記ケース1
11内には略円筒状をなすスペーサ113が配置されて
いる。上記スペーサ113の下方であってケース111
内には、前記第4の実施の形態で説明した電磁型電気音
響変換器としての発音部80と同様の構成をなす部分が
内装されている。
【0032】又、ケース111の下部は開放されてい
て、そこには放音孔115aを備えた板体115が取り
付けられている。尚、上記ケース111は下端に複数個
の折曲片111aを備えていて、これら複数個の折曲片
111aを内側に向けて折り曲げることにより、全体を
収容・固定している。
【0033】又、既に説明したスペーサ113には切欠
部113aが形成されていると共に、その外側のケース
111にも切欠部111cが形成されている。これら切
欠部113a、111cを介して、コイル11、13、
89の各コイル端を外部に取り出すことになる。又、ダ
イヤフラム99に対する背面空間として振動体内部空間
を利用できるよう、ベース85に孔85aを、ベース5
に孔5aを、ヨーク17に孔17aをそれぞれ設けてあ
る。その他の構成は前記第3の実施の形態の場合と同様
であり、同一部分には同一符号を付して示しその説明は
省略する。
【0034】したがって、この第5の実施の形態の場合
には、前記第4の実施の形態の場合と同様の効果を奏す
ることができると共に、発音部80のコイル89を振動
体の駆動部1側に配置したことにより、コイル11、1
3、89の各コイル端を同じ場所、すなわち、切欠部1
13a、111cを介して外部に取り出すことができ
る。尚、本実施の形態においても、第4の実施の携帯と
同様に発音体として電磁型発音体を用いて説明したが、
これに限定されるものではない。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように本発明による振動体
によると、まず、振動体の駆動方式を電磁型とし、さら
に共振現象を利用することで、従来の回転型振動モータ
の場合に比べて、その駆動電流を小さくすることができ
る。又、振動部のヨークはばね側にテーパ部を設けて空
間を確保することにより、振動時におけるヨークのばね
に対する干渉を防止すると共に、限られた空間内により
大きな質量を確保できるため、小型でより大きな振動を
行う振動体を得ることができる。又、錘のばね側にテー
パ部を設けることにより空間を確保し、振動時における
錘のばねに対する干渉を防止すると共に、限られた空間
内により大きな質量を確保することができるため、小型
でより大きな振動を行う振動体を得ることができる。
又、コイルを駆動用コイルと検知用コイルとから構成
し、検知用コイルによって振動部の共振周波数を検知
し、駆動用コイルに入力する駆動信号を共振周波数に同
期させることによって、常に振動部を共振周波数で駆動
させることができるため、消費電力の少ない振動体を得
ることができる。又、駆動部及び振動部を略円状をなす
ケース内に収容・固定させることにより、組立性の向上
を図ることが可能である。又、振動体に発音部を併設し
振動体内部空間を発音部の背面空間として利用すること
により、発音部により発生する音圧をより高めることが
可能となる。又、発音部の外部配線部と駆動部を近接・
配置することにより、発音部と振動体の駆動部との外部
への配線を1箇所から行うことが可能となり、配線位置
の設定が簡単になり配線も容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す図で、振動体
の構成を示す断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態を示す図で、ばねの
平面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示す図で、振動体
の構成を示す断面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態を示す図で、駆動回
路の構成を示す回路図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態における別の実施例
を示す図で、駆動回路の構成を示す回路図である。
【図6】本発明の第3の実施の携帯を示す図で、振動体
の構成を示す断面図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態を示す図で、振動体
のケースの構成を示す斜視図である。
【図8】本発明の第4の実施の形態を示す図で、振動体
の構成を示す断面図である。
【図9】本発明の第5の実施の携帯を示す図で、振動体
の構成を示す断面図である。
【図10】本発明の第5の実施の形態を示す図で、振動
体のケースの構成を示す正面図である。
【符号の説明】
1 駆動部 3 振動部 5 ベース 7 鉄心 9 コイル 11 駆動用コイル 13 検知用コイル 15 ヨーク(第1のヨーク) 19 スペーサ 21 ばね 27 ヨーク(第2のヨーク) 35 磁石 37 スペーサ 39 ばね 41 錘
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月22日(1999.4.2
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するべく
本願発明の請求項1による振動体は、ベースと、上記ベ
ースに固定された鉄心と、上記鉄心の外周に巻回された
コイルと、上記鉄心と隙間を有して上記コイルを囲むよ
うに配置された第1のヨークと、よりなる駆動部と、上
記駆動部と対向した状態で配置され、ばねに錘を取り付
けると共に上記ばねに第2のヨークを介して磁石を取り
付けてなり、上記駆動部によって駆動されて振動する振
動部と、を具備したことを特徴とするものである。又、
請求項2による振動体は、請求項1記載の振動体におい
て、上記第のヨークはばね側にテーパ部を備えている
ことを特徴とするものである。又、請求項3による振動
体は、請求項1又は請求項2記載の振動体において、上
記錘はばね側にテーパ部を備えていることを特徴とする
ものである。又、請求項4による振動体は、請求項1〜
請求項3の何れかに記載振動体において、上記コイル
は駆動用コイルと検知用コイルとからなり、上記検知用
コイルにより振動部の共振周波数を検知し、上記駆動用
コイルに入力する駆動信号を上記周波数に同期させるこ
とを特徴とするものである。又、請求項5による振動体
は、請求項1〜請求項4の何れかに記載の振動体におい
て、上記駆動部は略円筒状をなすケース内に収容・固定
されることを特徴とするものである。又、請求項6によ
る振動体は、請求項1〜請求項5の何れかに記載の振動
体において、上記振動体に発音部を併設したことを特徴
とするものである。又、請求項7による振動体は、請求
項6記載の振動体において、上記発音部の外部配線部と
上記駆動部を近接・配置したことを特徴とするものであ
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】すなわち、本願発明の振動体は、その駆動
方式を電磁型としたものである。そして、コイルに所定
周波数の駆動信号を入力することにより、鉄心にコイル
による磁極が発生する。一方、振動部側は磁石による磁
極を有している。これら両磁極が同じ極性のものである
場合には相互に反発し、振動部は鉄心より離間する方向
に弾性変位する。これに対して、両者の磁極が異なる極
性のものである場合には相互に吸引し、振動部が鉄心側
に弾性変位することになる。よって、上記駆動信号を周
期的に変化させながせら入力することにより、振動部を
所定の周波数で振動させることができ、又、上記駆動信
号を振動部の共振周波数と一致した周波数で変化させる
ことにより、より大きく駆動させることができ、それに
よって、所望の周波数の振動体として機能させるもので
ある。このような駆動方式をとることにより、従来の回
転型振動モータ等の場合に比べて、その駆動電流を小さ
くすることができるものである。又、振動部の第のヨ
ークのばね側にテーパ部を設けることによって空間を確
保し、振動時における第のヨークのばねに対する干渉
を防止すると共に、限られた空間内により大きな質量を
確保することができるものである。又、錘のばね側にテ
ーパ部を設けることにより空間を確保し、振動時におけ
る錘のばねに対する干渉を防止すると共に、限られた空
間内により大きな質量を確保することができるものであ
る。又、コイルを駆動用コイルと検知用コイルとから構
成し、上記検知用コイルによって振動部の共振周波数を
検知し、駆動用コイルに入力する駆動信号を共振周波数
に同期させることによって、常に振動部を共振周波数で
駆動させることができるものである。又、駆動部及び振
動部を略円筒状をなすケース内に収容・固定することに
より、組立性の向上を図ることが可能である。又、振動
体に発音部を併設し振動部内部の空間を発音部の背面空
間として利用することにより、発音部により発生する音
圧をより高めることが可能となる。又、発音部の外部配
線部と駆動部を近接・配置することにより、発音部と振
動体の駆動部との外部への配線を1箇所から行うことが
可能になる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】以上本実施の形態によると次のような効果
を奏することができる。まず、本実施の形態の場合には
振動体の駆動方式を電磁型とし、さらに、共振現象を利
用することで駆動電流を小さくすることができるという
利点を得ることができる。又、振動部3が振動すること
によって得られる振動力は、振動部3の振幅及び質量が
大きい程大きくなるが、ヨーク27は、ばね21側にテ
ーパ部29を備えていて、所望の振幅に対する十分な空
間を確保しているので、振動時に、ヨーク27がばね2
1に干渉することを防止すると共に、限られた空間内に
より大きな質量を振動部3に確保できる。これは、錘4
1も同様であり、錘41はばね21側にテーパ部45を
備えていると共に、ばね39側にテーパ部43を備えて
いて、両側に所望の振幅に対する十分な空間を確保して
いるので、振動時に、錘41がばね21やばね39に干
渉することを防止することができると共に、限られた空
間内により大きな質量を振動部3内に確保できる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】そして、この第3の実施の形態の場合に
は、前記第1及び第2の実施の形態の場合と同様の効果
を奏することができることはもとより、単一のケース7
1内に全体を収容して、折曲片71aを折り曲げること
により固定するようにしているので、各構成部品、例え
ば、ベース5とヨーク15、ヨーク15とスペーサ1
9、スペーサ19とばね21、ばね21とスペーサ3
7、スペーサ37とばね39、ばね39とスペーサ73
を個々に接着・固定する必要はなく、組立における接
着工程を大幅に減少させることができる。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースと、上記ベースに固定された鉄心
    と、上記鉄心の外周に巻回されたコイルと、上記鉄心と
    隙間を有して上記コイルを囲むように配置された第1の
    ヨークと、よりなる駆動部と、 上記駆動部と対向した状態で配置され、ばねに錘を取り
    付けると共に上記ばねに第2のヨークを介して磁石を取
    り付けてなり、上記駆動部によって駆動されて振動する
    振動部と、 を具備したことを特徴とする振動体。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の振動体において、 上記第1のヨークはばね側にテーパ部を備えていること
    を特徴とする振動体。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の振動体にお
    いて、 上記錘はばね側にテーパ部を備えていることを特徴とす
    る振動体。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3の何れかに記載に振
    動体において、 上記コイルは駆動用コイルと検知用コイルとからなり、
    上記検知用コイルにより振動部の共振周波数を検知し、
    上記駆動用コイルに入力する駆動信号を上記周波数に同
    期させることを特徴とする振動体。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4の何れかに記載の振
    動体において、 上記駆動部は略円筒状をなすケース内に収容・固定され
    ることを特徴とする振動体。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項5の何れかに記載の振
    動体において、 上記振動体に発音部を併設したことを特徴とする振動
    体。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の振動体において、 上記発音部の外部配線部と上記駆動部を近接・配置した
    ことを特徴とする振動体。
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