JP2000308677A - 換気口を使用した空気の脱臭及び浄化方法、及び、空気の脱臭及び浄化機能を有する換気口胴体部 - Google Patents

換気口を使用した空気の脱臭及び浄化方法、及び、空気の脱臭及び浄化機能を有する換気口胴体部

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JP2000308677A
JP2000308677A JP2000069781A JP2000069781A JP2000308677A JP 2000308677 A JP2000308677 A JP 2000308677A JP 2000069781 A JP2000069781 A JP 2000069781A JP 2000069781 A JP2000069781 A JP 2000069781A JP 2000308677 A JP2000308677 A JP 2000308677A
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ventilation
ventilation opening
ceramic powder
deodorizing
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Toko Hashimoto
東光 橋本
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Tokoh Kogyo
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Tokoh Kogyo
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Abstract

(57)【要約】 【目的】換気口を備えるだけで、外部から室内などの内
部に流入する空気の脱臭及び浄化が可能になる、換気口
を使用した空気の脱臭及び浄化方法、及び、この方法に
使用する換気口胴体部を提供する。 【構成】接触する空気を脱臭及び浄化する機能を有する
セラミック粉又はトルマリン粉末を含む換気口胴体部を
換気口に取付けておき、この換気口胴体部の中を通過す
る空気を前記セラミック粉又はトルマリン粉末に接触・
対向させることにより前記空気の脱臭及び浄化を行うよ
うにしたものである。また、換気口胴体部は、前記の空
気の脱臭及び浄化機能を有するセラミック粉又はトルマ
リン粉末を混入させた素材により形成されているもので
あるのがよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、住宅の部屋などの換気
のために使用する換気口を使用した空気の脱臭及び浄化
方法と、この方法に使用するための換気口胴体部に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、住宅内の部屋の換気を、廊下
などとの間で(場合により戸外との間で)行うために、
各部屋に換気口を設けるようにしている。図4は部屋の
壁に設けられた従来の換気口を示す図である。図4
(a)において、1は部屋と廊下(又は戸外)などとの
間を仕切る壁、2は壁1の一部に空洞状に形成された換
気口、3は換気口2の両端部に、図示しないネジなどに
より取り付けられたレジスターである。このレジスター
3は、換気口2が壁1の美観を損ねないようにするた
め、換気口2を通過する空気の流通量を適度に調整する
ため、及び換気口2内を虫やネズミなどが通過しないよ
うにするためなどの目的で、取り付けられている。図4
(b)は図4(a)のレジスター3を示す正面図であ
る。この従来例では、レジスター3は、プラスチック製
(合成樹脂製)でメッシュ状に形成されている。なお従
来のレジスター3には、図4(b)に示すようなメッシ
ュ状だけでなく、格子状などの様々な形状のものが存在
している。
【0003】図4に示す換気口は屋内の部屋の壁などに
設けられるものであるが、同様の換気口は、従来より、
住宅の屋内の換気を屋外との間で行うために、住宅の外
壁などに備えられることもある。また、自動車において
も、車内の換気を行うために、換気口が備えられてい
る。このように、従来の住宅や自動車においては、室内
又は車内の空気を換気して快適性を高めるために、換気
口を設けるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ような従来の換気口は、ただ単に空気を内と外との間で
流通させる機能を有するのみで、室内、屋内又は車内に
流入する空気を脱臭又は浄化するためには、ユーザーな
どが別途に空気清浄器や脱臭剤を備えるようにする必要
があった。例えば、実開昭63−157231号公報
は、「室内や車内の換気口に装着して使用する脱臭装置
であって、内部に脱臭剤を備えるようにした脱臭装置」
を開示しているが、この脱臭装置を使用するためにはユ
ーザーなどが自分でいちいち換気口に取り付けるという
煩瑣な作業が必要になる。つまり、従来の換気口におい
ては、ユーザーなどが別個に脱臭装置や浄化装置を取り
付けること無しには、室内・屋内又は車内の空気を脱臭
・浄化することはできなかった。
【0005】本発明はこのような従来技術の課題に着目
してなされたものであって、換気口を備えるだけで、外
部から室内・屋内・車内などの内部に流入する空気の脱
臭及び浄化を可能にするための換気口を使用した空気の
脱臭及び浄化方法、及び、この方法に使用する換気口胴
体部を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上のような課題を解決
するための本発明による換気口を使用した空気の脱臭及
び浄化方法は、接触する空気を脱臭及び浄化する機能を
有するセラミック粉を含む換気口胴体部を換気口に取付
けておき、この換気口胴体部の中を通過する空気を前記
セラミック粉に接触させることにより前記空気の脱臭及
び浄化を行うようにしたものである。また、本発明によ
る換気口胴体部は、前記の空気の脱臭及び浄化機能を有
するセラミック粉を含むものである。また、本発明によ
る換気口胴体部は、前記の空気の脱臭及び浄化機能を有
するセラミック粉を混入させた素材(例えばプラスチッ
ク、陶器、磁器、ガラス、金属などの素材)により形成
されているものであるのがよい。また、本発明による換
気口胴体部は、前記の空気の脱臭及び浄化機能を有する
セラミック粉が換気口胴体部の表面にコーティング等に
より付着させられているのがよい。また、本発明による
換気口胴体部に含まれる前記セラミック粉は、約4〜1
4μm(又は6〜18μm)の波長域の遠赤外線を約8
0%以上の放射率で放射する高効率の遠赤外線放射体か
ら成るものであるのがよい。また、本発明による換気口
胴体部に含まれる前記セラミック粉は、酸化トリウム又
は酸化ラジウムなどの微量の放射線を放射する金属酸化
物から成るものであるのがよい。また、本発明による換
気口胴体部に含まれる前記セラミック粉は、空気中の酸
素を励起させる遷移系金属の酸化物を主成分とするもの
であるのがよい。また、本発明において、前記遷移系金
属の酸化物は、磁気を帯びたものであることが望まし
い。また、本発明による換気口胴体部に含まれる前記セ
ラミック粉は、酸化チタンなどの光によって反応する光
触媒であるのがよい。さらに、本発明による換気口胴体
部は、空気の接触面積を大きくするために、空気が通過
する方向とほぼ平行な方向に配置された複数の板状部分
を有していることが望ましい。また、本発明による換気
口を使用した空気の脱臭及び浄化方法は、トルマリン粉
末を含む換気口胴体部を換気口に取付けておき、この換
気口胴体部の中を通過する空気を前記トルマリン粉末に
より脱臭及びマイナスイオン化(浄化)するようにし
た、ことを特徴とするものである。また、本発明による
換気口を使用した空気の脱臭及び浄化方法に使用される
換気口胴体部は、トルマリン粉末を含むものである。ま
た、本発明による換気口胴体部は、トルマリン粉末が混
入された素材(例えばプラスチック、陶器、磁器、ガラ
ス、金属などの素材)により形成されている、のがよ
い。また、本発明による換気口胴体部は、トルマリン粉
末が表面に塗布等により付着させられている、のがよ
い。
【0007】
【発明の実施の形態】実施形態1.図1に基づいて本発
明の実施形態1を説明する。図1(a)は、本実施形態
1による換気口胴体部を示す斜視図である。この換気口
胴体部11は、例えば図4で説明した壁1内の空洞状の
換気口2の中に、挿入され取り付けられる。本実施形態
1では、前記胴体部11は、図1(a)に示すように、
換気口の内部に挿入される立方体形状の枠体(外側の部
分)11aと、この枠体11aの中に備えられた板状部
分であって空気の通過方向(図の矢印α参照)とほぼ並
行な方向に延びる複数の板状部分11bと、から構成さ
れている。本実施形態1において、前述のように換気口
胴体部11が前記複数の板状部分11bをも備えるよう
にしているのは、内部を通過する空気を前記枠体11a
だけでなく板状部分11bにも接触させることにより、
空気と換気口胴体部11全体との接触面積を大きくする
ためである。また、図1(b)は前記換気口胴体部11
を取り付ける壁1の換気口2を示す図、図1(c)は図
1(b)に示す換気口2の中に図1(a)に示す換気口
胴体部11を取り付けた状態を示す図である。また、図
2は図1(c)に示す壁1及び換気口胴体部11を室内
側から見たときの正面図である。
【0008】本実施形態1においては、前記換気口胴体
部11(枠体11a及び複数の板状部分11bとから構
成される)は、例えば、活性アルミナ、シリカ(二酸化
シリカ)、二酸化マンガン、酸化ゲルマニウムなどのよ
うな、約4〜14μmの波長域の遠赤外線を80%以上
の放射率で放射する高効率の遠赤外線放射体から成るセ
ラミック粉を混入したプラスチックなどの素材(図4の
従来のレジスター3を形成するために従来より使用され
ているものと同じプラスチック・陶磁器などの素材でよ
い)により、形成されている。本実施形態1では、前記
セラミック粉を混入したプラスチックで前記換気口胴体
部11を構成することにより、外部(廊下や戸外など)
から換気口2を介して室内に流入する空気は、換気口2
内の前記換気口胴体部11内を通過するとき(前記各板
状部分11bの間の隙間を通過するとき)、前記セラミ
ック粉と接触することにより脱臭及び浄化され、悪臭の
無い清浄な空気として室内に流入するようになる。
【0009】すなわち、前記セラミック粉から約4〜1
4μmの波長域の遠赤外線が発せられると、空気中の水
分子が遠赤外線を吸収して、HラジカルとOHラジカル
に分かれる。そして、前記Hラジカルは空気中の匂い成
分である有機物を酸化させると共に前記OHラジカルは
匂い成分の有機物を還元するので、空気中の匂い成分が
分解・変質されて、空気が脱臭される。また、前記セラ
ミック粉から約4〜14μmの波長域の遠赤外線が発せ
られると、空気中の水分子が遠赤外線を吸収して、プラ
スイオンとマイナスイオンに分かれる。そして、前記マ
イナスイオンは空気中の匂いの元になる匂い分子のプラ
スイオンと反応してくっつくので、空気中の匂い成分が
変質されて、空気が脱臭される。また、空気が前記セラ
ミック粉に接触するように通過すると、空気中の酸素分
子が活性酸素となるので、空気中の匂い成分である有機
物がこの活性酸素により分解されて、空気の脱臭・浄化
が行われる。
【0010】実施形態2.本発明の実施形態2において
は、図1の換気口胴体部11が、例えば、酸化トリウ
ム、酸化ラジウムなどのような、微量の放射線(ベータ
線又はアルファ線)を放射する金属酸化物から成るセラ
ミック粉を混入したプラスチック・陶磁器などの素材に
より形成されている。本実施形態2では、前記セラミッ
ク粉を混入したプラスチック・陶磁器などの素材で前記
換気口胴体部11を構成することにより、外部から換気
口2を介して室内に流入する空気は、換気口2内の前記
換気口胴体部11内を通過するとき、前記セラミック粉
と接触することにより脱臭及び浄化され、悪臭の無い清
浄な空気として室内に流入するようになる。
【0011】すなわち、前記セラミック粉からベータ線
やアルファ線などの放射線が放射され、空気中の水分子
に前記放射線が当たると、前記水分子はHラジカルとO
Hラジカルに分かれる。そして、前記Hラジカルは空気
中の匂い成分である有機物を酸化させると共に前記OH
ラジカルは匂い成分の有機物を還元するので、空気中の
匂い成分が分解・変質されて、空気が脱臭される。ま
た、前記セラミック粉から前記放射線が発せられると、
空気中の水分子はイオン化してプラスイオンとマイナス
イオンに分かれる。そして、前記マイナスイオンは空気
中の匂いの元になる匂い分子のプラスイオンと反応して
くっつくので、空気中の匂い成分が変質させられて、空
気が脱臭・浄化される。
【0012】実施形態3.本発明の実施形態3において
は、図1の換気口胴体部11が、例えば、二酸化マンガ
ン、酸化ニッケル、酸化亜鉛、酸化鉄などのような、空
気中の酸素を励起させる遷移系金属の酸化物を主成分と
するセラミック粉を混入したプラスチックや陶磁器など
の素材により形成されている。本実施形態3では、前記
セラミック粉を混入したプラスチックや陶磁器などの素
材で前記換気口胴体部11を構成することにより、外部
から換気口2を介して室内に流入する空気は、換気口2
内の前記換気口胴体部11内を通過するとき、前記セラ
ミック粉と接触することにより脱臭及び浄化され、悪臭
の無い清浄な空気として室内に流入するようになる。
【0013】すなわち、前記の遷移系金属の酸化物から
成るセラミック粉は、空気中の酸素分子から電子を取っ
てからまた電子を酸素分子に戻すが、この電子を戻すと
き、エネルギー準位の高いところに電子を戻すため、電
子を戻された酸素分子は活性酸素になる。この活性酸素
は、空気中の匂い成分である有機物と反応して有機物を
変質させるので、空気が脱臭・浄化される。
【0014】実施形態4.本発明の実施形態4において
は、図1の換気口胴体部11が、例えば、磁鉄鉱、酸化
コバルト、酸化サマリウムなどの「磁性を帯びた遷移系
金属の酸化物」を主成分とするセラミック粉を混入した
プラスチック・陶磁器などの素材により、形成されてい
る。本実施形態4では、前記セラミック粉を混入したプ
ラスチック・陶磁器などの素材で前記換気口胴体部11
を構成することにより、外部から換気口2を介して室内
に流入する空気は、換気口2内の前記換気口胴体部11
内を通過するとき、前記セラミック粉と接触することに
より脱臭及び浄化され、悪臭の無い清浄な空気として室
内に流入するようになる。
【0015】すなわち、前記の遷移系金属の酸化物から
成るセラミック粉は、空気中の酸素分子から電子を取っ
てからまた電子を酸素分子に戻すが、この電子を戻すと
き、エネルギー準位の高いところに電子を戻すため、電
子を戻された酸素分子は活性酸素になる。この活性酸素
は、空気中の匂い成分である有機物と反応して有機物を
変質させるので、空気が脱臭・浄化される。また特に、
本実施形態4では、前述のように、遷移系金属酸化物が
磁性を帯びており、空気中の酸素分子がこの磁性に引き
付けられるので、前述の実施形態3に比較して、空気の
脱臭・浄化の効果が大きい。
【0016】実施形態5.本発明の実施形態5において
は、図1の換気口胴体部11が、例えば、酸化チタン、
酸化亜鉛などのような、光によって反応する光触媒(光
半導体)から成るセラミック粉を混入したプラスチック
・陶磁器などの素材により、形成されている。光触媒
は、太陽光や照明光の紫外線のエネルギーを吸収して活
性化し、悪臭の原因となる有機物質を分解する。最近で
は、酸化チタンなどの光触媒を微粒子にして、この酸化
チタンの微粒子とシリコン系樹脂を混合して成るコーテ
ィング材の技術や、酸化チタンの微粒子を下地材料の表
面に薄く定着させる技術や、酸化チタンをガラス材料な
どに焼き付ける技術が、既に実用化されている。本実施
形態5では、前記の酸化チタンのセラミック粉(微粒
子)を混入したプラスチック・陶磁器などの素材で前記
換気口胴体部11を構成することにより、外部から換気
口2を介して室内に流入する空気は、換気口2内の前記
換気口胴体部11内を通過するとき、前記セラミック粉
と接触することにより脱臭及び浄化され、悪臭の無い清
浄な空気として室内に流入するようになる。
【0017】すなわち、前記の酸化チタン等の光触媒か
ら成るセラミック粉は、紫外線などの光を受けると、空
気中の匂い成分である有機物を分解する。したがって、
この光触媒から成るセラミック粉に接触した空気は、悪
臭成分が分解されて脱臭される。また、前記光触媒から
成るセラミック粉は、抗菌作用をも有している(光触媒
は、それが抗菌作用をも有していることから、従来の空
気清浄機のフィルターなどにも使用されている)ので、
通過中の空気が前記セラミック粉に触れると空気中の雑
菌の多くが滅失され、空気が清浄化される。なお、本実
施形態5では、酸化チタンを混合したプラスチックや陶
磁器などの素材で換気口胴体部を形成することによって
前記の作用・効果(空気の脱臭及び浄化)を達成してい
るが、本発明では、酸化チタンの微粒子を含むコーティ
ング材で、例えばプラスチック製・陶磁器製・ガラス製
又は金属製の換気口胴体部の表面をコーティングするこ
とによっても、又は、酸化チタンの微粒子を例えばガラ
ス製の換気口胴体部の表面に焼き付けることによって
も、前記と同様の作用・効果を奏することができる。
【0018】実施形態6.図3は本発明の実施形態6を
示す図である。図3(a)において、21は本実施形態
6による換気口胴体部、21aは前記換気口胴体部21
を構成する枠体である。また、21bは、前記枠体21
aの中に備えられた複数の板状部分である。前記の複数
の板状部分21bは、それぞれが空気の通過方向(図の
矢印α参照)とほぼ並行に延びるように、図の水平方向
に互いに平行に配置されている。図3(b)は前記換気
口胴体部21を、部屋の壁1に形成された換気口2の両
端部に、それぞれ図示しないネジなどで取り付けた状態
を示す断面図である。なお図3(b)においては、換気
口胴体部21を、図3(a)のB−B線断面図として示
している。本実施形態6において、前記換気口胴体部2
1は、前述の実施形態1〜5のいずれかと同じセラミッ
ク粉を混入したプラスチック・陶磁器などの素材によ
り、形成されている。したがって、この実施形態6によ
っても、前記実施形態1〜5におけると同様な作用効果
が生じるようになっている。
【0019】なお、上記の各実施形態1〜6において
は、換気口胴体部11,21をセラミック粉を混入(練
り込み等)したプラスチック・陶磁器などの素材により
形成するようにしているが、本発明においては、例えば
プラスチック・陶磁器・ガラス・金属などの素材により
形成した換気口胴体部の表面に、前記の実施形態1〜6
で示したセラミック粉をコーティングすることによって
換気口胴体部を形成するようにしても、前記と同様の作
用効果を奏することができる。
【0020】また、上記の各実施形態1〜6において
は、前記の複数の板状部分11b,21bは図の水平方
向に互いに平行に配置するようにしているが、本発明で
はこれに限られることなく、例えば、図の垂直方向に互
いに平行に配置するようにしてもよいし、図の斜め方向
に互いに平行に配置するようにしてもよい。
【0021】実施形態7.次に、本発明の実施形態7を
説明する。本実施形態7による換気口胴体部は、図1の
換気口胴体部11と同様の形状となっている。本実施形
態7では、この換気口胴体部11を形成するプラスチッ
ク又は陶磁器(従来より換気口胴体部に使用されている
のと同じプラスチック又は陶磁器)に、トルマリン粉末
(粒径は例えば2〜4μm)が、例えば、プラスチック
又は陶磁器100重量部に対してトルマリン粉末5〜1
5重量部の配合割合で、分散混入(練り込み等)されて
いる。
【0022】ここで、トルマリン粉末について説明す
る。従来から知られているように、トルマリン鉱石は、
プラス極及びマイナス極の「永久電極」を有し、約0.
06ミリアンペアの微弱電流が永久に流れ続ける誘電体
であり、昔から電気石とも呼ばれている。このような性
質により、トルマリンからは常に直流静電気が発生して
いる。この静電気圧の大きさは、プラス極とマイナス極
との間の距離の2乗に反比例しており、例えば、2cm
角の黒トルマリンなら5.3V、2cm角の赤トルマリ
ンなら3.3V程度だが、0.3μm径の粉末の場合は
100万Vにも達すると言われている(トルマリン鉱石
の結晶は、原石であろうと粉末であろうと、それぞれプ
ラス電極とマイナス電極を持ち、結晶体の粉末が小さけ
れば小さいほど静電圧は高まる)。例えば特開平10−
299111号公報は、トルマリン鉱石について、「結
晶の両端に正極と負極を自発的に生じるという特徴を有
する鉱物である。また、結晶を微細に粉砕した場合に
も、微細結晶の両端に正極と負極を自発的に生じる。こ
の正極と負極との電位差は100万ボルト程度に達し、
正極と負極とを導電線で結んだ場合、微弱電流が永久に
流れるものである。」と述べている。
【0023】このように、トルマリン石は波長約11ミ
クロンで約0.06ミリアンペアの微弱電流が永久に流
れ続ける誘電体であり、例えば、温度変化により表面
に電荷(ピロ電気)を生じ遠赤外線を発生する焦電効
果、加圧により表面に電荷(ピエゾ電気)を生じ遠赤
外線を発生する圧電効果、空気や水への接触により周
囲の空気や水をマイナスイオン化・アルカリ化する空気
や水の電気分解効果(トルマリンに熱・圧力などの外的
な作用が働くとトルマリン自体がプラスとマイナスに分
極し、周囲の空気などをマイナスイオン化させる)、
脱臭効果(トルマリンが空気中の水分を電気分解し、ヒ
ドロキシルイオンを発生させ、空気中を漂うヒドロキシ
ルイオンが空気中の悪臭成分の微粒子と結合し、これを
包み込む。悪臭成分は付着性が失われ、換気により部屋
の外に排出される。)、抗菌効果(トルマリンの電界
形成作用などにより殺菌・抗菌効果や生鮮食品の鮮度保
持効果が、従来より実験などで確認されている)、マ
イナスイオン発生等による空気清浄化効果、などの諸効
果を有すると言われている。
【0024】本実施形態7では、前述のように、図1に
示すような形状の換気口胴体部11を形成するプラスチ
ック又は陶磁器の素材の中に、トルマリン粉末を所定割
合で分散混合するようにしている。よって、本実施形態
7では、前記のトルマリン粉末の作用により、換気口を
通過する空気を、マイナスイオン化・脱臭化し、さら
に、殺菌・抗菌し清浄化することができるようになる。
なお、マイナスイオン化された空気は、滝壷や海岸の周
辺などの空気(マイナスイオン量を多く含む)と同様
に、人の自律神経を鎮静化し疲労を回復するなどの有益
な効果を発揮すると言われている。
【0025】なお、この実施形態7では、換気口胴体部
11を形成するための素材となるプラスチック又は陶磁
器の中に、トルマリン粉末を所定割合だけ混入させるよ
うにしているが、本発明はこれに限られるものではな
く、例えば、従来から使用されているプラスチック・陶
磁器・ガラス・金属などの素材で換気口胴体部11(図
1参照)を形成し、その換気口胴体部11の空気と接触
する表面に、トルマリン粉末を(例えば所定の接着性の
溶剤などに混ぜて)塗布するなどして付着させるように
してもよい。この場合も、換気口胴体部11の表面に付
着させられたトルマリン粉末の作用により、ここを通過
する空気を、マイナスイオン化、脱臭化し、さらに殺菌
・抗菌し清浄化することができるようになる。また、本
実施形態7では、換気口胴体部の形状として図1の符号
11のものと同一の形状のものを紹介したが、本発明で
は、例えば、図3の符号21で示すような形状の換気口
胴体部などの様々な形状の換気口胴体部にトルマリン粉
末を含ませるようにしてもよい。
【0026】なお、上記の各実施形態1〜7において
は、住宅内の部屋内を廊下などとの間で換気するための
換気口に換気口胴体部を取付け、この換気口を使用して
部屋内に流入する空気を脱臭及び浄化する方法について
説明しているが、本発明はこれに限られるものではな
い。本発明は、例えば、住宅の屋内を屋外との間で換気
するための換気口を使用して屋外から屋内に流入する空
気を脱臭及び浄化する方法や、自動車の車内を車外との
間で換気するための換気口を使用して車外から車内に流
入する空気を脱臭及び浄化する方法などにも、適用する
ことができる。
【0027】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、空気を脱臭・浄化する機能を有するセラミック粉を
含む換気口胴体部(例えば、前記セラミック粉を混入し
たプラスチック・陶磁器などの素材により形成された換
気口胴体部、又は、前記セラミック粉を表面にコーティ
ング等で付着した換気口胴体部)を換気口に備えるよう
にしたので、外部の空気を換気口を介して室内などの内
部に流入させるとき、前記空気は、換気口内の前記換気
口胴体部の中を通過するとき、前記セラミック粉と接触
して脱臭・浄化され、悪臭の無い清浄な空気として室内
に流入するようになる。
【0027】特に、前記換気口胴体部に空気の通過方向
とほぼ並行な板状部分を備えたときは、前記換気口胴体
部の中を空気が通過するとき、前記空気と前記セラミッ
ク粉との接触面積が広くなるので、前記の空気の脱臭・
浄化作用がより大きく発揮されるようになる。
【0028】また、本発明において、換気口胴体部にト
ルマリン粉末を含ませるようにすれば、換気口胴体部を
通過する空気を、トルマリン粉末の作用により、マイナ
スイオン化、脱臭化させることができるようになる(特
にマイナスイオン化された空気は、滝壷や海岸の周辺な
どの空気と同様に、人の自律神経を鎮静化し疲労を回復
するなどの有益な効果を有すると言われている)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1を説明するための図で、
(a)は換気口胴体部を示す斜視図、(b)は換気口を
示す断面図、(c)は換気口に換気口胴体部を取り付け
た状態を示す断面図である。
【図2】本実施形態1において換気口胴体部を換気口に
取り付けた状態を示す正面図である。
【図3】本発明の実施形態6を説明するための図で、
(a)は換気口胴体部を示す斜視図、(b)は換気口の
両端部に換気口胴体部を取り付けた状態を示す断面図で
ある。
【図4】(a)は従来の換気口の両端部にレジスターを
取り付けた状態を示す断面図、(b)はレジスターの一
例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 壁 2 換気口 11,21 換気口胴体部 11a,21a 枠体 11b,21b 板状部分

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接触する空気を脱臭及び浄化する機能を
    有するセラミック粉を含む換気口胴体部を換気口に取付
    けておき、この換気口胴体部の中を通過する空気を前記
    セラミック粉に接触させることにより前記空気の脱臭及
    び浄化を行うようにした、ことを特徴とする換気口を使
    用した空気の脱臭及び浄化方法。
  2. 【請求項2】 換気口に取り付けられる換気口胴体部で
    あって、空気の脱臭及び浄化機能を有するセラミック粉
    を含む、ことを特徴とする換気口胴体部。
  3. 【請求項3】 請求項2の換気口胴体部において、空気
    の脱臭及び浄化機能を有するセラミック粉が混入された
    素材により形成されている、ことを特徴とする換気口胴
    体部。
  4. 【請求項4】 請求項2の換気口胴体部において、空気
    の脱臭及び浄化機能を有するセラミック粉が表面に付着
    されている、ことを特徴とする換気口胴体部。
  5. 【請求項5】 請求項2,3又は4の換気口胴体部にお
    いて、前記セラミック粉は、約4〜14μmの波長域の
    遠赤外線を約80%以上の放射率で放射する高効率の遠
    赤外線放射体から成るものである、ことを特徴とする換
    気口胴体部。
  6. 【請求項6】 請求項2又,3は4の換気口胴体部にお
    いて、前記セラミック粉は、酸化トリウム又は酸化ラジ
    ウムなどの微量の放射線を放射する金属酸化物から成る
    ものであることを特徴とする換気口胴体部。
  7. 【請求項7】 請求項2,3又は4の換気口胴体部にお
    いて、前記セラミック粉は、空気中の酸素を励起させる
    遷移系金属の酸化物を主成分とするものであることを特
    徴とする換気口胴体部。
  8. 【請求項8】 請求項7の換気口胴体部において、前記
    遷移系金属の酸化物は、磁気を帯びたものであることを
    特徴とする換気口胴体部。
  9. 【請求項9】 請求項2,3又は4の換気口胴体部にお
    いて、前記セラミック粉は、酸化チタンなどの光によっ
    て反応する光触媒であることを特徴とする換気口胴体
    部。
  10. 【請求項10】 請求項2から9までのいずれかの換気
    口胴体部において、空気の接触面積を大きくするため
    に、空気が通過する方向とほぼ平行な方向に配置された
    複数の板状部分を有している、ことを特徴とする換気口
    胴体部。
  11. 【請求項11】 トルマリン粉末を含む換気口胴体部を
    換気口に取付けておき、この換気口胴体部の中を通過す
    る空気を前記トルマリン粉末の作用により脱臭及びマイ
    ナスイオン化するようにした、ことを特徴とする換気口
    を使用した空気の脱臭及び浄化方法。
  12. 【請求項12】 換気口に取り付けられる換気口胴体部
    であって、トルマリン粉末を含むことを特徴とする換気
    口胴体部。
  13. 【請求項13】 請求項12の換気口胴体部において、
    トルマリン粉末が分散混入された素材により形成されて
    いる、ことを特徴とする換気口胴体部。
  14. 【請求項14】 請求項12の換気口胴体部において、
    トルマリン粉末が表面に付着されている、ことを特徴と
    する換気口胴体部。
JP2000069781A 1999-01-12 2000-03-14 換気口を使用した空気の脱臭及び浄化方法、及び、空気の脱臭及び浄化機能を有する換気口胴体部 Pending JP2000308677A (ja)

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