JP2000309309A - 包装機における溶断シール装置 - Google Patents

包装機における溶断シール装置

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JP2000309309A JP11120448A JP12044899A JP2000309309A JP 2000309309 A JP2000309309 A JP 2000309309A JP 11120448 A JP11120448 A JP 11120448A JP 12044899 A JP12044899 A JP 12044899A JP 2000309309 A JP2000309309 A JP 2000309309A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安定した溶断シールを行なうと共に、溶断部
の見栄を良くする。 【解決手段】 溶断シール装置10は、筒状フィルム1
2の重合端縁部12aを挟持して下流側へ移送する一対
の第1送りローラ14,14を備える。第1送りローラ
14,14に対するフィルム移送方向下流側に、重合端
縁部12aを溶断シールする溶断シーラ19の受けロー
ラ16切断ローラ18が合端縁部12aを挟んで対
置される。溶断シーラ19に対するフィルム移送方
向下流側に、シーラ19で溶断されたフィルムクズ12
bを挟持して巻取り装置移送する一対の第2送りロー
ラ22,22が配設される。第1送りローラ14,14の
第1フィルム挟持位置と第2送りローラ22,22の第
2フィルム挟持位置が、溶断シーラ19のフィルム溶断
挟持位置を通るフィルム移送ラインから受けローラ16
側に変位している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルムの長手方
向の重合端縁部を安定して溶断シールする溶断シール装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、熱収縮フィルムを用いて被包装物
を包装する横型製袋充填機等の包装機は、筒状成形され
た筒状フィルムの長手方向の重合端縁部を連続的に溶断
シールする溶断シール装置を備える。この溶断シール装
置は、相互に反対方向に回転駆動されて筒状フィルムの
長手方向の重合端縁部を挟持して下流側に移送する一対
の送りローラと、該送りローラの下流側に設けられ、回
転駆動されると共に加熱された受けローラおよび切断ロ
ーラからなる溶断シーラとを備え、受けローラと切断ロ
ーラとにより筒状フィルムの重合端縁部を挟圧し、両ロ
ーラの協働作用下に該重合端縁部に溶断シールを施すよ
う構成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記切断ローラは、筒
状フィルムの重合端縁部を溶断可能な所定の高温に加熱
されているため、包装機において腰のない薄手の熱収縮
フィルム等が使用される場合では、溶断シーラのフィル
ム挟持位置を通過する重合端縁部に瞬間的にたるみ現像
が発生し、溶融状態となっている溶断部が各ローラに付
着してフィルムクズおよび筒状フィルムの移送方向に対
してバックテンションが作用して溶断が安定して行なわ
れず、溶断部が美麗とならず見栄えが劣る問題があっ
た。
【0004】前記溶断シール装置で筒状フィルムの長手
方向の重合端縁部を連続的に溶断シールした際に生ずる
幅狭帯状のフィルムクズは、前記切断ローラよりは低温
に加熱されている受けローラで案内されて、別途設けら
れた巻取り装置により巻取られて廃棄するよう構成され
ている。この場合において、包装前またはフィルム交換
時等における筒状フィルムの初期セット時には、フィル
ムクズの先端がフリーとなっていて巻取り装置にセット
されておらず、該巻取り装置にフィルムクズ先端部をセ
ットするまでは張力が与えられずに移送されるので、溶
融した溶断部が溶断シーラに付着して巻付くおそれがあ
る。従って、フィルムクズ先端部を巻取り装置にセット
するまで引出す間に、該フィルムクズが破断してしまう
ことがあった。
【0005】
【発明の目的】この発明は、前述した従来の技術に内在
している前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提
案されたものであって、安定した溶断シールを行なうと
共に、溶断部の見栄を良くし、かつフィルム初期セット
時におけるフィルムクズの破断を防止し得る包装機にお
ける溶断シール装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決し、
所期の目的を好適に達成するため、本発明に係る包装機
における溶断シール装置は、フィルムの重合端縁部を溶
断シールする包装機における溶断シール装置であって、
相互に反対方向に回転駆動され、前記フィルムの重合端
縁部を挟持して下流側に向けて該フィルムを移送する一
対の第1送りローラと、前記第1送りローラに対してフ
ィルム移送方向下流側に設けられ、前記フィルムの重合
端縁部を挟持して相互に反対方向に回転駆動される加熱
された受けローラおよび受けローラよりも高温に加熱さ
れた切断ローラからなる溶断シーラと、前記溶断シーラ
に対してフィルム移送方向下流側に設けられ、該溶断シ
ーラの回転周速よりも僅かに高速の周速で回転駆動さ
れ、溶断シーラにより溶断された帯状のフィルムクズを
挟持して引出す一対の第2送りローラとからなり、前記
溶断シーラのフィルム溶断挟持位置に対し、一対の第1
送りローラの第1フィルム挟持位置および一対の第2送
りローラの第2フィルム挟持位置が、フィルム溶断挟持
位置を通るフィルム移送ラインから受けローラ側に変位
していることを特徴とする。
【0007】
【作用】一対の第1送りローラにより重合端縁部が挟持
されて下流側へ向けて移送されるフィルムは、その重合
端縁部が、溶断シーラを構成する相互に反対方向に回転
駆動する受けローラと切断ローラとに挟持されつつ下流
側に移送されると共に、両ローラの協働作用下に溶断シ
ールされる。そして、フィルムから溶断されたフィルム
クズは、溶断シーラの回転周速より僅かに高速の周速に
設定された下流側の第2送りローラで挟持されて、該フ
ィルムクズには常に張力が付与された状態で引出され、
フィルムの初期セット作業でのフィルムクズの破断が防
止されて安定した溶断シールが達成される。溶断シーラ
のフィルム溶断挟持位置に対し、上流側の第1送りロー
ラの第1フィルム挟持位置および下流側の第2送りロー
ラの第2フィルム挟持位置が、前記フィルム溶断挟持位
置を通るフィルム移送ラインから受けローラ側に夫々変
位しているから、溶断シーラのフィルム溶断挟持位置を
通過する前後の重合端縁部は、受けローラの外周に所定
長さ巻掛けられて高温の切断ローラから離間する位置を
通る。すなわち、前記重合端縁部は、受けローラの外周
に対して当接する上下幅に応じたフィルム溶断挟持位置
を挟む前後所要長さの面で保持されて張った状態で、両
ローラにより良好に溶断される。従って、溶断時のフィ
ルムのたるみによるフィルム移送方向に対するバックテ
ンションの発生を防止して、美麗な溶断部が得られる。
【0008】前記溶断シーラより小径に設定された第2
送りローラを溶断シーラに近接して配置することで、該
溶断シーラと第2送りローラの更に下流側に配置される
後工程の移送手段との離間間隔を短く設定でき、フィル
ムに供給される被包装物の受渡し移送が良好に行なわれ
る。また、耐熱性の弾性材でフィルム挟持面を構成した
第2送りローラにより、前記フィルムクズの巻取り装置
への移送は確実になされる。更に、溶断シーラのフィル
ム溶断挟持位置に対する第1送りローラおよび第2送り
ローラのフィルム挟持位置の変位量を同一に設定するこ
とで、フィルムを蛇行させることなく安定して移送する
ことができ、これによって重合端縁部の溶断シールも安
定する。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る包装機におけ
る溶断シール装置につき、好適な実施例を挙げて、添付
図面を参照しながら以下説明する。
【0010】図1は、溶断シール装置の概略構成を示す
ものであって、該装置10は、図示しない供給源から引
出されて筒状成形された筒状フィルム(フィルム)12の
下方に臨む長手方向の重合端縁部12aを挟持し、図示
しない駆動系により相互に反対方向に回転駆動されて該
フィルム12を下流側へ向けて移送する一対の第1送り
ローラ14,14を備える。この第1送りローラ14,1
4に対するフィルム移送方向下流側には、筒状フィルム
12の前記重合端縁部12aを溶断シールする溶断シー
ラ19が配設されている。この溶断シーラ19は、筒状
フィルム12の重合端縁部12aを挟んで対向配置され
る受けローラ16と切断ローラ18とから構成され、両
ローラ16,18は、図示しない駆動系により相互に反
対方向に回転駆動されると共に、受けローラ16の外周
面(重合端縁部12aの受面)に切断ローラ18に形成し
たナイフエッジ18aを所定圧力で当接するよう設定さ
れる(図3参照)。また受けローラ16は、内蔵したヒー
タ(図示せず)により筒状フィルム12の重合端縁部12
aを予熱する程度の低温に加熱され、切断ローラ18
は、内蔵したヒータ(図示せず)により受けローラ16よ
りも高温で前記重合端縁部12aを溶断可能な温度に加
熱されるようになっている。すなわち、溶断シーラ19
を構成する受けローラ16と切断ローラ18とのフィル
ム溶断挟持位置で挟持される筒状フィルム12の長手方
向の重合端縁部12aは、両ローラ16,18の協働作
用下に溶断シールされる。
【0011】前記溶断シーラ19に対するフィルム移送
方向下流側に、該溶断シーラ19で溶断された幅狭帯状
のフィルムクズ12bを挟持して溶断シーラ19から引
出すと共に巻取り装置20に向けて移送する一対の第2
送りローラ22,22が配設される。第2送りローラ2
2,22は、図1に示す如く、溶断シーラ19の両ロー
ラ16,18より小径に設定されると共に、溶断シーラ
19に近接して配置され、筒状フィルム12に供給され
た被包装物24の下流側への受渡し移送を良好に行ない
得るよう構成される。また第2送りローラ22,22
は、図示しない駆動系により溶断シーラ19における両
ローラ16,18の回転周速よりも僅かに高速の周速で
回転駆動されるよう構成され、前記フィルムクズ12b
が、溶断シーラ19と第2送りローラ22,22との間
に張った状態で移送されるようにしている。更に、一対
の第2送りローラ22,22の少なくとも一方の第2送
りローラ22の外周には、シリコンゴム等の耐熱性の弾
性材26が巻付けられて、該弾性材26によりフィルム
挟持面を構成してある。
【0012】なお、前記第1送りローラ14,14、第
2送りローラ22,22および溶断シーラ19の両ロー
ラ16,18の夫々は、対をなすローラ同士が相互に近
接・離間移動可能に構成され、ローラ同士を離間してフ
ィルム交換時等における筒状フィルム12の初期セット
作業を行ない得るよう構成される。
【0013】前記溶断シーラ19のフィルム溶断挟持位
置に対し、一対の第1送りローラ14,14の第1フィ
ルム挟持位置および一対の第2送りローラ22,22の
第2フィルム挟持位置は、図4に示すように、フィルム
溶断挟持位置を通るフィルム移送ラインから受けローラ
16側に僅かに変位するよう設定される。すなわち、溶
断シーラ19のフィルム溶断挟持位置を通過する筒状フ
ィルム12の長手方向の重合端縁部12aは、該フィル
ム溶断挟持位置の前後において受けローラ16の外周に
所定長さ巻掛けられて、高温の切断ローラ18から離間
するよう構成される。そして、このように重合端縁部1
2aを受けローラ16に巻掛けることで、該重合端縁部
12aは、受けローラ16の外周に対して当接する上下
幅に応じたフィルム溶断挟持位置を挟む前後所要長さの
面で保持され、両ローラ16,18の溶断時には重合端
縁部12aが受けローラ16の受面(外周面)で張った状
態に保持される。なお、溶断シーラ19のフィルム溶断
挟持位置に対する第1送りローラ14,14および第2
送りローラ22,22のフィルム挟持位置の変位量αは
同一に設定され、筒状フィルム12を蛇行することなく
安定して移送し得るようになっている。
【0014】前記溶断シール装置10の下方には、図2
に示す如く、前記第2送りローラ22,22から移送さ
れるフィルムクズ12bを巻取る巻取り装置20が配設
されている。また第2送りローラ22,22と巻取り装
置20との間のフィルムクズ12bの巻取り経路にはガ
イド部材28およびトラバーサ30が配設され、図1に
示すように、第2送りローラ22,22からフィルム移
送ラインと交差する方向に向けて移送されるフィルムク
ズ12bは、ガイド部材28およびトラバーサ30を介
して巻取り装置20に案内されるようになっている。な
お実施例では、フィルム移送ラインから前記切断ローラ
18が配設される側に向けてフィルムクズ12bが移送
される。
【0015】
【実施例の作用】次に、前述した実施例に係る包装機に
おける溶断シール装置の作用につき説明する。筒状成形
されて被包装物24が供給された筒状フィルム12は、
その下方に臨む長手方向の重合端縁部12aが、相互に
反対方向に回転駆動される一対の第1送りローラ14,
14で挟持されて下流側に向けて移送される。この重合
端縁部12aは、相互に反対方向に回転駆動する前記溶
断シーラ19の受けローラ16と切断ローラ18とに挟
持されつつ下流側に移送されると共に、両ローラ16,
18の協働作用下に溶断シールされる。前述したよう
に、溶断シーラ19のフィルム溶断挟持位置に対し、上
流側の第1送りローラ14,14の第1フィルム挟持位
置は、前記フィルム移送ラインから受けローラ16側に
変位している。従って、溶断シーラ19のフィルム溶断
挟持位置を通過する直前の重合端縁部12aは、受けロ
ーラ16の外周に所定長さ巻掛けられて高温の切断ロー
ラ18から離間する位置を通る。すなわち、前記重合端
縁部12aは、受けローラ16の外周に対して当接する
上下幅に応じたフィルム溶断挟持位置を挟む前後所要長
さの面で保持され、このように重合端縁部12aを受け
ローラ16の受面(外周面)で張った状態で両ローラ1
6,18により良好に溶断される。従って、例えば腰の
ない薄手の熱収縮フィルムであっても、フィルム溶断時
のフィルムのたるみによるフィルム移送方向に対するバ
ックテンションの発生を防止して、溶断部は美麗となっ
て良好な見栄えが得られる。
【0016】前記溶断シーラ19により溶断された幅狭
帯状のフィルムクズ12bは、図1に示す如く、下流側
の第2送りローラ22,22で挟持されて、前記フィル
ム移送ラインと交差する方向に向けて移送される。そし
て、このフィルムクズ12bは、前記ガイド部材28お
よびトラバーサ30を介して巻取り装置20へ案内さ
れ、該装置20に巻取られる。第2送りローラ22,2
2の第2フィルム挟持位置は、前述したように溶断シー
ラ19のフィルム溶断挟持位置に対し、前記フィルム移
送ラインから受けローラ16側に変位している。従っ
て、溶断シーラ19のフィルム溶断挟持位置を通過して
筒状フィルム12から溶断されたフィルムクズ12b
は、受けローラ16の外周に所定長さ巻掛けられて高温
の切断ローラ18から離間する位置を通ることとなる。
また第2送りローラ22,22の回転周速は、溶断シー
ラ19の回転周速より僅かに高速に設定されているか
ら、溶断シーラ19から引出されるフィルムクズ12b
は張った状態に保持され、フィルムクズ12bが高温の
切断ローラ18で加熱されて溶融したり、溶断シーラ1
9に付着するのは抑制される。また、前記溶断シーラ1
9のフィルム溶断挟持位置から第2送りローラ22,2
2の第2フィルム挟持位置までフィルムクズ12bが移
送される間に冷却がなされ、該フィルムクズ12bが溶
断熱により伸びたり、あるいは巻取り装置20に巻取ら
れる途中で破断してしまうのも防止される。
【0017】なお、包装前またはフィルム交換時等にお
ける筒状フィルム12の初期セット時には、フィルムク
ズ12bの先端部は巻取り装置20にセットされていな
いが、実施例の溶断シール装置10では、溶断シーラ1
9の下流側に配設されて該溶断シーラ19の回転周速よ
り僅かに高速の周速に設定した第2送りローラ22,2
2によりフィルムクズ12bに常に張力を付与した状態
で引出すことができる。すなわち、筒状フィルム12の
溶融した溶断部が溶断シーラ19に付着することはな
く、フィルム初期セット時においてフィルムクズ10b
の先端部を巻取り装置20にセットするまで引出す間
に、該フィルムクズ10bが破断するのを防止し得る。
【0018】なお実施例では、前記溶断シーラ19のフ
ィルム溶断挟持位置に対する第1送りローラ14,14
および第2送りローラ22,22のフィルム挟持位置の
変位量αを同一に設定しているから、筒状フィルム12
が蛇行することはなく、重合端縁部12aに安定した溶
断シールを施すことができる。また一方の第2送りロー
ラ22に耐熱性の弾性材26を巻付けているので、フィ
ルムクズ12bを確実に挟持して巻取り装置20に向け
て安定して移送し得る。
【0019】前記重合端縁部12aが溶断シールされた
筒状フィルム12に供給されている被包装物24は、該
筒状フィルム12と共に下流側に配設された後工程の移
送手段(図示せず)に受渡されて引続き下流側に移送され
る。この場合において、前記第2送りローラ22,22
を小径でかつ溶断シーラ19に近接して配置したので、
該溶断シーラ19と移送手段との離間間隔を短かく設定
でき、被包装物24の受渡しは良好に行なわれる。
【0020】実施例では、筒状フィルムの下方に臨む長
手方向の重合端縁部を溶断シールする構成の包装機を挙
げて説明したが、筒状フィルムの側方に長手方向の重合
端縁部が位置するよう構成された包装機にも本願発明の
溶断シール装置を適用可能である。すなわち、各ローラ
の回転軸を水平に配置することで対応できる。また、溶
断シーラのフィルム溶断挟持位置に対する、第1送りロ
ーラの第1フィルム挟持位置の変位量と、第2送りロー
ラのフィルム挟持位置の変位量とは、筒状フィルムを蛇
行することなく移送し得る範囲内であれば同一でなくて
もよい。更に、一対の第2送りローラの両方に耐熱性の
弾性材を巻付けてフィルム挟持面としてもよい。なお、
フィルムクズは巻取り装置に巻取って回収するものの他
に、エア吸引等によって外部の回収箱等へ排出する構成
を採用可能である。
【0021】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明の請求項1に
係る包装機における溶断シール装置では、フィルムの重
合端縁部を、受けローラの外周に対して当接する上下幅
に応じたフィルム溶断挟持位置を挟む前後所要長さの面
で保持して張った状態で溶断し得るから、安定した溶断
シールが達成される。すなわち、フィルムの性状に左右
されずに安定して溶断シールを行なうことができ、溶断
部が美麗となって見栄えを良好なものとし得る。また、
溶断されたフィルムクズを第2送りローラに至るまでに
冷却することができ、該フィルムクズが溶断熱により伸
びたり、あるい巻取り装置で巻取られる途中で破断して
しまうのを防止し得る。更に、包装前またはフィルム交
換時等におけるフィルムの初期セット時には、溶断シー
ラの回転周速より僅かに高速の周速に設定した第2送り
ローラによりフィルムクズに常に張力を付与した状態で
引出すことができ、フィルムクズの先端部を巻取り装置
にセットするまで引出す間に、該フィルムクズが破断す
るのを防止することができる。
【0022】本発明の請求項2に係る溶断シール装置で
は、第2送りローラを、溶断シーラより小径で、かつ近
接して配置しているから、フィルムで包装された被包装
物の下流側への受渡し移送を良好に行なうことが可能と
なる。また本発明の請求項3に係る溶断シール装置で
は、一対の第2送りローラの少なくとも一方のローラの
フィルム挟持面を、耐熱性の弾性材により構成したの
で、溶断されたフィルムクズの巻取り装置への移送をよ
り安定して行ない得る。更に、本発明の請求項4に係る
溶断シール装置では、溶断シーラのフィルム溶断挟持位
置に対する第1送りローラおよび第2送りローラのフィ
ルム挟持位置の変位量を同一に設定したから、フィルム
が蛇行することはなく、その重合端縁部に安定した溶断
シールを施すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例に係る溶断シール装置を
示す概略構成図である。
【図2】実施例に係る溶断シール装置および巻取り装置
を示す概略構成図である。
【図3】実施例に係る溶断シーラを示す概略構成図であ
る。
【図4】実施例に係る溶断シール装置の各ローラにおけ
るフィルム挟持位置の関係を示す説明図である。
【符号の説明】
12 筒状フィルム(フィルム) 12a 重合端縁部 12b フィルムクズ 14 第1送りローラ 16 第2送りローラ 18 切断ローラ 20 巻取り装置 22 第2送りローラ 26 弾性材 α 変位量

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルム(12)の重合端縁部(12a)を溶断シ
    ールする包装機における溶断シール装置であって、相互
    に反対方向に回転駆動され、前記フィルム(12)の重合端
    縁部(12a)を挟持して下流側に向けて該フィルム(12)を
    移送する一対の第1送りローラ(14,14)と、前記第1送
    りローラ(14,14)に対してフィルム移送方向下流側に設
    けられ、前記フィルム(12)の重合端縁部(12a)を挟持し
    て相互に反対方向に回転駆動される加熱された受けロー
    ラ(16)および受けローラ(16)よりも高温に加熱された切
    断ローラ(18)からなる溶断シーラ(19)と、前記溶断シー
    ラ(19)に対してフィルム移送方向下流側に設けられ、該
    溶断シーラ(19)の回転周速よりも僅かに高速の周速で回
    転駆動され、溶断シーラ(19)により溶断された帯状のフ
    ィルムクズ(12b)を挟持して引出す一対の第2送りロー
    ラ(22,22)とからなり、前記溶断シーラ(19)のフィルム
    溶断挟持位置に対し、一対の第1送りローラ(14,14)の
    第1フィルム挟持位置および一対の第2送りローラ(22,
    22)の第2フィルム挟持位置が、フィルム溶断挟持位置
    を通るフィルム移送ラインから受けローラ(16)側に変位
    していることを特徴とする包装機における溶断シール装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第2送りローラ(22,22)は、前記溶断
    シーラ(19)より小径で、該溶断シーラ(19)に近接して配
    置されている請求項1記載の包装機における溶断シール
    装置。
  3. 【請求項3】 前記一対の第2送りローラ(22,22)の少な
    くとも一方のローラ(22)のフィルム挟持面は、耐熱性の
    弾性材(26)で構成される請求項1または2記載の包装機
    における溶断シール装置。
  4. 【請求項4】 前記溶断シーラ(19)のフィルム溶断挟持
    位置に対する第1送りローラ(14,14)および第2送りロ
    ーラ(22,22)のフィルム挟持位置の変位量(α)は同一に
    設定される請求項1〜3の何れかに記載の包装機におけ
    る溶断シール装置。
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CN108275357A (zh) * 2018-03-14 2018-07-13 刘永兴 一种用于软包装袋包装的装物封口装置及方法

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