JP2000309638A - 樹脂成形品 - Google Patents
樹脂成形品Info
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- JP2000309638A JP2000309638A JP11989599A JP11989599A JP2000309638A JP 2000309638 A JP2000309638 A JP 2000309638A JP 11989599 A JP11989599 A JP 11989599A JP 11989599 A JP11989599 A JP 11989599A JP 2000309638 A JP2000309638 A JP 2000309638A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】塗装を施すことなくメタリック調の外観を有
し、かつ物性にも優れた樹脂成形品とする 【解決手段】基材樹脂中に、平均粒子径が60μm以下
の光輝材を0.2〜1.5重量%と、カーボンブラック
からなる黒色着色剤を0.0005〜0.02重量%含
有させた。光輝材を含まない樹脂部分の明度を塗装によ
る光輝材含有塗膜面の暗部の明度と合わせることによ
り、光輝材の含有量が少なくても多くの光輝材を含んで
いるかのようなメタリック調の外観が得られる。
し、かつ物性にも優れた樹脂成形品とする 【解決手段】基材樹脂中に、平均粒子径が60μm以下
の光輝材を0.2〜1.5重量%と、カーボンブラック
からなる黒色着色剤を0.0005〜0.02重量%含
有させた。光輝材を含まない樹脂部分の明度を塗装によ
る光輝材含有塗膜面の暗部の明度と合わせることによ
り、光輝材の含有量が少なくても多くの光輝材を含んで
いるかのようなメタリック調の外観が得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アルミニウム粒子
などの光輝材を含むメタリック調の樹脂成形品に関し、
詳しくは高い金属感のあるメタリック調の外観をもつと
ともに、耐衝撃性などの物性にも優れた樹脂成形品に関
する。
などの光輝材を含むメタリック調の樹脂成形品に関し、
詳しくは高い金属感のあるメタリック調の外観をもつと
ともに、耐衝撃性などの物性にも優れた樹脂成形品に関
する。
【0002】
【従来の技術】自動車用の塗色として、アルミニウム粒
子やマイカ粒子などの光輝材を含有したメタリック塗装
が知られている。そして車両の外装色はメタリック調に
した意匠が近年主流となっている。またバンパーカバー
やサイドモールなどの樹脂成形品を車体色と同一のメタ
リック調の色調とするためには、成形された樹脂成形品
表面にメタリック塗料を塗装することが行われている。
子やマイカ粒子などの光輝材を含有したメタリック塗装
が知られている。そして車両の外装色はメタリック調に
した意匠が近年主流となっている。またバンパーカバー
やサイドモールなどの樹脂成形品を車体色と同一のメタ
リック調の色調とするためには、成形された樹脂成形品
表面にメタリック塗料を塗装することが行われている。
【0003】これらの樹脂成形品をより安い原価で製造
するために、樹脂成形品を塗装することなくメタリック
調の色調を発現させることが望ましく、検討が行われて
いる。例えば特公平6−99592号公報や特開平9−
164543号公報などには、アルミニウム粒子を含有
する熱可塑性樹脂からメタリック調の外観を有する樹脂
成形品を製造することが記載されている。
するために、樹脂成形品を塗装することなくメタリック
調の色調を発現させることが望ましく、検討が行われて
いる。例えば特公平6−99592号公報や特開平9−
164543号公報などには、アルミニウム粒子を含有
する熱可塑性樹脂からメタリック調の外観を有する樹脂
成形品を製造することが記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、光輝材を含
有する熱可塑性樹脂からなる樹脂成形品では、メタリッ
ク塗料を塗装するのと同程度のメタリック感を得るため
には、光輝材を多量に含有させる必要がある。しかしこ
のように光輝材を多く含有させると、樹脂成形品の耐衝
撃性などの物性が低下するという不具合があった。
有する熱可塑性樹脂からなる樹脂成形品では、メタリッ
ク塗料を塗装するのと同程度のメタリック感を得るため
には、光輝材を多量に含有させる必要がある。しかしこ
のように光輝材を多く含有させると、樹脂成形品の耐衝
撃性などの物性が低下するという不具合があった。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、塗装を施すことなくメタリック調の外観を
有し、かつ物性にも優れた樹脂成形品とすることを目的
とする。
ものであり、塗装を施すことなくメタリック調の外観を
有し、かつ物性にも優れた樹脂成形品とすることを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の樹脂成形品の特徴は、熱可塑性樹脂からなる基材
と、基材中に含まれた黒色着色剤と、基材中に含まれた
粒子状の光輝材とを含む樹脂成形品であって、基材中に
は平均粒子径が60μm以下の光輝材が0.2〜1.5
重量%含有され、カーボンブラックからなる黒色着色剤
が0.0005〜0.02重量%添加されていることに
ある。
明の樹脂成形品の特徴は、熱可塑性樹脂からなる基材
と、基材中に含まれた黒色着色剤と、基材中に含まれた
粒子状の光輝材とを含む樹脂成形品であって、基材中に
は平均粒子径が60μm以下の光輝材が0.2〜1.5
重量%含有され、カーボンブラックからなる黒色着色剤
が0.0005〜0.02重量%添加されていることに
ある。
【0007】
【発明の実施の形態】メタリック塗料の塗装による塗膜
面は連続した光沢部をもつのではなく、メタリック塗料
に混入された光輝材の不規則な傾きや塗装を施す表面の
凹凸により、微少な明暗の連続した状態にある。一方、
光輝材を含む樹脂成形品の色調は、基材樹脂の色調と光
輝材の反射光(メタリック色)とが混合されて視認され
ることで知覚される。
面は連続した光沢部をもつのではなく、メタリック塗料
に混入された光輝材の不規則な傾きや塗装を施す表面の
凹凸により、微少な明暗の連続した状態にある。一方、
光輝材を含む樹脂成形品の色調は、基材樹脂の色調と光
輝材の反射光(メタリック色)とが混合されて視認され
ることで知覚される。
【0008】そして本発明の樹脂成形品では、光輝材を
含む樹脂部分にカーボンブラックからなる黒色着色剤を
0.0005〜0.02重量%添加することにより樹脂
部分の明度を塗装による光輝材含有塗膜面の暗部の明度
と合わせることで、メタリック塗膜面における微少な明
暗を樹脂成形品において再現している。そのため光輝材
の含有量が少なくても多くの光輝材を含んでいるかのよ
うなメタリック調の外観が得られる。
含む樹脂部分にカーボンブラックからなる黒色着色剤を
0.0005〜0.02重量%添加することにより樹脂
部分の明度を塗装による光輝材含有塗膜面の暗部の明度
と合わせることで、メタリック塗膜面における微少な明
暗を樹脂成形品において再現している。そのため光輝材
の含有量が少なくても多くの光輝材を含んでいるかのよ
うなメタリック調の外観が得られる。
【0009】基材としては、ポリプロピレン、ポリエチ
レン、ABS、アクリル樹脂、ポリアミド、ポリエステ
ルなど、各種熱可塑性樹脂を用いることができる。光輝
材は基材中に0.2〜1.5重量%含有される。本発明
の樹脂成形品では、上記したように光輝材を含む樹脂部
分が錯覚によって光輝材を多量に含むメタリック色に知
覚されるため、光輝材の含有量をこのように少なくする
ことができる。光輝材の含有量が0.2重量%より少な
いと光輝感を知覚するのが困難となり樹脂成形品にメタ
リック調の外観が得られない。また光輝材の含有量が
1.5重量%より多くなると、樹脂成形品の耐衝撃性な
どの物性が低下する。
レン、ABS、アクリル樹脂、ポリアミド、ポリエステ
ルなど、各種熱可塑性樹脂を用いることができる。光輝
材は基材中に0.2〜1.5重量%含有される。本発明
の樹脂成形品では、上記したように光輝材を含む樹脂部
分が錯覚によって光輝材を多量に含むメタリック色に知
覚されるため、光輝材の含有量をこのように少なくする
ことができる。光輝材の含有量が0.2重量%より少な
いと光輝感を知覚するのが困難となり樹脂成形品にメタ
リック調の外観が得られない。また光輝材の含有量が
1.5重量%より多くなると、樹脂成形品の耐衝撃性な
どの物性が低下する。
【0010】また光輝材は、粒径が60μm以下のもの
が用いられる。粒径が60μmを超える光輝材では、
0.2〜1.5重量%の含有量では樹脂成形品をメタリ
ック調の外観とすることが困難となるため、含有量を増
量して約2.0重量%程度とする必要がある。しかしこ
のように多量の光輝材を含有する樹脂成形品では、上記
したように物性が低下する。なお光輝材の粒径の下限は
特に制限されないが、20μm未満では成形時のウェル
ドラインが目立ちやすいという不具合があるので、20
μm以上とするのが特に好ましい。
が用いられる。粒径が60μmを超える光輝材では、
0.2〜1.5重量%の含有量では樹脂成形品をメタリ
ック調の外観とすることが困難となるため、含有量を増
量して約2.0重量%程度とする必要がある。しかしこ
のように多量の光輝材を含有する樹脂成形品では、上記
したように物性が低下する。なお光輝材の粒径の下限は
特に制限されないが、20μm未満では成形時のウェル
ドラインが目立ちやすいという不具合があるので、20
μm以上とするのが特に好ましい。
【0011】この光輝材としては、アルミニウム粒子や
マイカ粒子、パールマイカ粒子などの公知の光輝材を用
いることができる。場合によっては基材中に含まれる内
部気泡を光輝材とすることもできる。また光輝材として
は、アスペクト比が5〜50の粒子形状をもつものが望
ましい。このような鱗片状の光輝材を用いることによ
り、射出成形時に光輝材粒子が樹脂成形品の表面に平行
に配向しやすくなり、より少ない量で高いメタリック感
が発現される。
マイカ粒子、パールマイカ粒子などの公知の光輝材を用
いることができる。場合によっては基材中に含まれる内
部気泡を光輝材とすることもできる。また光輝材として
は、アスペクト比が5〜50の粒子形状をもつものが望
ましい。このような鱗片状の光輝材を用いることによ
り、射出成形時に光輝材粒子が樹脂成形品の表面に平行
に配向しやすくなり、より少ない量で高いメタリック感
が発現される。
【0012】なお本発明の樹脂成形品には、少量であれ
ば他の着色顔料や染料を併用することもできる。例えば
光輝材としてパールマイカを用いた場合には、光干渉に
より種々の干渉色が発色されるため、その干渉色と類似
した色調の顔料や染料を用いることによって光輝材の含
有量を一層低減することが可能である。また物性や外観
に影響を与えない範囲で、タルクや硫酸バリウムなどの
充填材を含有してもよい。
ば他の着色顔料や染料を併用することもできる。例えば
光輝材としてパールマイカを用いた場合には、光干渉に
より種々の干渉色が発色されるため、その干渉色と類似
した色調の顔料や染料を用いることによって光輝材の含
有量を一層低減することが可能である。また物性や外観
に影響を与えない範囲で、タルクや硫酸バリウムなどの
充填材を含有してもよい。
【0013】本発明の樹脂成形品において、基材の表面
は平滑面であってもメタリック塗装状の高い外観品質の
意匠を得ることが可能であるが、より一層高い意匠を得
るために成形品表面に梨地状のシボが形成されることが
好ましい。このときシボの深さは光輝材の粒子径±25
μmの範囲にあることが望ましい。シボの深さを光輝材
の粒径と略同等とすることにより、シボの凸部によって
生じる陰影と光輝材の視覚的な分離が困難となり、少量
の光輝材の含有量で高いメタリック調の外観が発現す
る。
は平滑面であってもメタリック塗装状の高い外観品質の
意匠を得ることが可能であるが、より一層高い意匠を得
るために成形品表面に梨地状のシボが形成されることが
好ましい。このときシボの深さは光輝材の粒子径±25
μmの範囲にあることが望ましい。シボの深さを光輝材
の粒径と略同等とすることにより、シボの凸部によって
生じる陰影と光輝材の視覚的な分離が困難となり、少量
の光輝材の含有量で高いメタリック調の外観が発現す
る。
【0014】本発明の樹脂成形品は、射出成形、押出し
成形、プレス成形などにより成形することができる。ま
た得られた樹脂成形品の表面にクリア塗料やスモーク塗
料を塗装したりすることで、一層高い外観品質の樹脂成
形品としてもよい。さらに、成形型内に透明、スモーク
あるいは着色したフィルムを配置しておき、成形と同時
にフィルムと一体化してフィルム層をもつ樹脂成形品と
することもできる。このようにしても一層高い外観品質
の樹脂成形品とすることができる。
成形、プレス成形などにより成形することができる。ま
た得られた樹脂成形品の表面にクリア塗料やスモーク塗
料を塗装したりすることで、一層高い外観品質の樹脂成
形品としてもよい。さらに、成形型内に透明、スモーク
あるいは着色したフィルムを配置しておき、成形と同時
にフィルムと一体化してフィルム層をもつ樹脂成形品と
することもできる。このようにしても一層高い外観品質
の樹脂成形品とすることができる。
【0015】
【実施例】以下、実施例と比較例及び試験例により本発
明を具体的に説明する。 <試験例>車両内装品用耐衝撃ポリプロピレン(「TSOP
-GP5」(株)グランドポリマー製)に対し、黒色着色剤
であるカーボンブラックを0.007重量%添加し、か
つ平均粒子径50μm、平均アスペクト比25のアルミ
ニウム粒子を0重量%、0.75重量%、1.5重量%
及び3.0重量%の4水準で混合し、射出成形によって
試験片をそれぞれ製造した。
明を具体的に説明する。 <試験例>車両内装品用耐衝撃ポリプロピレン(「TSOP
-GP5」(株)グランドポリマー製)に対し、黒色着色剤
であるカーボンブラックを0.007重量%添加し、か
つ平均粒子径50μm、平均アスペクト比25のアルミ
ニウム粒子を0重量%、0.75重量%、1.5重量%
及び3.0重量%の4水準で混合し、射出成形によって
試験片をそれぞれ製造した。
【0016】そして得られた試験片について、各種特性
値を測定し、アルミニウム粒子が0重量%の試験片の測
定結果を100としたときのそれぞれの結果を表1と図
1に示す。
値を測定し、アルミニウム粒子が0重量%の試験片の測
定結果を100としたときのそれぞれの結果を表1と図
1に示す。
【0017】
【表1】
【0018】図1より、アルミニウム粒子を添加するこ
とにより低下する特性値はIZOT衝撃値が著しく、ま
たIZOT衝撃値を80%以上保持するためには、アル
ミニウム粒子の混合量は1.5重量%以下、特に1重量
%以下とすることが必要であることが明らかである。 (実施例1)ポリプロピレンに対し、カーボンブラック
0.007重量%と、平均粒子径30μmのアルミニウ
ム粒子0.6重量%を混合し、射出成形によって表面平
滑な樹脂成形品を製造した。
とにより低下する特性値はIZOT衝撃値が著しく、ま
たIZOT衝撃値を80%以上保持するためには、アル
ミニウム粒子の混合量は1.5重量%以下、特に1重量
%以下とすることが必要であることが明らかである。 (実施例1)ポリプロピレンに対し、カーボンブラック
0.007重量%と、平均粒子径30μmのアルミニウ
ム粒子0.6重量%を混合し、射出成形によって表面平
滑な樹脂成形品を製造した。
【0019】(実施例2)ポリプロピレンに対し、カー
ボンブラック0.0013重量%と、平均粒子径40μ
mのアルミニウム粒子0.6重量%を混合し、射出成形
によって表面平滑な樹脂成形品を製造した。 (比較例1)ポリプロピレンに対し、平均粒子径40μ
mのアルミニウム粒子0.6重量%を混合し、射出成形
によって表面平滑な樹脂成形品を製造した。
ボンブラック0.0013重量%と、平均粒子径40μ
mのアルミニウム粒子0.6重量%を混合し、射出成形
によって表面平滑な樹脂成形品を製造した。 (比較例1)ポリプロピレンに対し、平均粒子径40μ
mのアルミニウム粒子0.6重量%を混合し、射出成形
によって表面平滑な樹脂成形品を製造した。
【0020】(比較例2)ポリプロピレンに対し、カー
ボンブラック0.03重量%と、平均粒子径40μmの
アルミニウム粒子0.6重量%を混合し、射出成形によ
って表面平滑な樹脂成形品を製造した。 (実施例3)ポリプロピレンに対し、カーボンブラック
0.0013重量%と、平均粒子径40μmのアルミニ
ウム粒子0.6重量%を混合し、シボ模様をもつ金型を
用いて射出成形により樹脂成形品を製造した。得られた
樹脂成形品の表面には、図2に示すように深さa=35
μmの形状のシボが形成されている。
ボンブラック0.03重量%と、平均粒子径40μmの
アルミニウム粒子0.6重量%を混合し、射出成形によ
って表面平滑な樹脂成形品を製造した。 (実施例3)ポリプロピレンに対し、カーボンブラック
0.0013重量%と、平均粒子径40μmのアルミニ
ウム粒子0.6重量%を混合し、シボ模様をもつ金型を
用いて射出成形により樹脂成形品を製造した。得られた
樹脂成形品の表面には、図2に示すように深さa=35
μmの形状のシボが形成されている。
【0021】(実施例4)ポリプロピレンに対し、カー
ボンブラック0.0013重量%と、平均粒子径40μ
mのアルミニウム粒子0.6重量%を混合し、シボ模様
をもつ金型を用いて射出成形により樹脂成形品を製造し
た。得られた樹脂成形品の表面には、深さa=65μm
の形状のシボが形成されている。
ボンブラック0.0013重量%と、平均粒子径40μ
mのアルミニウム粒子0.6重量%を混合し、シボ模様
をもつ金型を用いて射出成形により樹脂成形品を製造し
た。得られた樹脂成形品の表面には、深さa=65μm
の形状のシボが形成されている。
【0022】(実施例5)ポリプロピレンに対し、カー
ボンブラック0.0013重量%と、平均粒子径40μ
mのアルミニウム粒子0.6重量%を混合し、シボ模様
をもつ金型を用いて射出成形により樹脂成形品を製造し
た。得られた樹脂成形品の表面には、深さa=10μm
の形状のシボが形成されている。
ボンブラック0.0013重量%と、平均粒子径40μ
mのアルミニウム粒子0.6重量%を混合し、シボ模様
をもつ金型を用いて射出成形により樹脂成形品を製造し
た。得られた樹脂成形品の表面には、深さa=10μm
の形状のシボが形成されている。
【0023】(実施例6)ポリプロピレンに対し、カー
ボンブラック0.0013重量%と、平均粒子径40μ
mのアルミニウム粒子0.6重量%を混合し、シボ模様
をもつ金型を用いて射出成形により樹脂成形品を製造し
た。得られた樹脂成形品の表面には、深さa=115μ
mの形状のシボが形成されている。
ボンブラック0.0013重量%と、平均粒子径40μ
mのアルミニウム粒子0.6重量%を混合し、シボ模様
をもつ金型を用いて射出成形により樹脂成形品を製造し
た。得られた樹脂成形品の表面には、深さa=115μ
mの形状のシボが形成されている。
【0024】<試験・評価>上記した各実施例の樹脂成
形品を、北側の窓際にて目視で観察してメタリック感を
評価した。結果を表2に示す。評価は、シボをもたない
成形品グループとシボをもつ成形品グループとで分けて
行い、それぞれのグループ内における相対評価とした。
なお◎はメタリック感が特に優れていることを示し、○
はメタリック感が優れていることを示し、△はメタリッ
ク感にやや劣っていることを示し、×はメタリック感が
まったく得られていないことを示す。
形品を、北側の窓際にて目視で観察してメタリック感を
評価した。結果を表2に示す。評価は、シボをもたない
成形品グループとシボをもつ成形品グループとで分けて
行い、それぞれのグループ内における相対評価とした。
なお◎はメタリック感が特に優れていることを示し、○
はメタリック感が優れていることを示し、△はメタリッ
ク感にやや劣っていることを示し、×はメタリック感が
まったく得られていないことを示す。
【0025】
【表2】
【0026】シボをもたない成形品グループの評価よ
り、カーボンブラックを0.0005〜0.02重量%
添加することで良好なメタリック感が得られることがわ
かる。またシボをもつ成形品グループの評価より、シボ
の深さがアルミニウム粒子の粒径に近似しているほうが
高いメタリック感が得られることがわかる。以上、本発
明の実施例について説明したが、この本発明の実施例に
は特許請求の範囲に記載した技術的事項以外に次のよう
な各種の技術的事項の実施態様を有するものであること
を付記しておく。 (1)熱可塑性樹脂からなる基材と、該基材中に含まれ
た黒色着色剤と、該基材中に含まれた粒子状の光輝材と
を含み塗装による光輝材含有塗膜面に隣接して用いられ
る樹脂成形品であって、該基材中には平均粒子径が60
μm以下の光輝材が0.2〜1.5重量%含有され、カ
ーボンブラックからなる黒色着色剤が0.0005〜
0.02重量%添加され、該基材の樹脂部分の明度を該
塗装による光輝材含有塗膜面の暗部の明度と合わせたこ
とを特徴とする樹脂成形品。
り、カーボンブラックを0.0005〜0.02重量%
添加することで良好なメタリック感が得られることがわ
かる。またシボをもつ成形品グループの評価より、シボ
の深さがアルミニウム粒子の粒径に近似しているほうが
高いメタリック感が得られることがわかる。以上、本発
明の実施例について説明したが、この本発明の実施例に
は特許請求の範囲に記載した技術的事項以外に次のよう
な各種の技術的事項の実施態様を有するものであること
を付記しておく。 (1)熱可塑性樹脂からなる基材と、該基材中に含まれ
た黒色着色剤と、該基材中に含まれた粒子状の光輝材と
を含み塗装による光輝材含有塗膜面に隣接して用いられ
る樹脂成形品であって、該基材中には平均粒子径が60
μm以下の光輝材が0.2〜1.5重量%含有され、カ
ーボンブラックからなる黒色着色剤が0.0005〜
0.02重量%添加され、該基材の樹脂部分の明度を該
塗装による光輝材含有塗膜面の暗部の明度と合わせたこ
とを特徴とする樹脂成形品。
【0027】
【発明の効果】すなわち本発明の樹脂成形品によれば、
少量の光輝材の含有により高い物性を示すとともに、高
いメタリック感が発現される。
少量の光輝材の含有により高い物性を示すとともに、高
いメタリック感が発現される。
【図1】アルミニウム粒子の含有量と各種特性値との関
係を示すグラフである。
係を示すグラフである。
【図2】シボの深さを示す説明図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 熱可塑性樹脂からなる基材と、該基材中
に含まれた黒色着色剤と、該基材中に含まれた粒子状の
光輝材とを含む樹脂成形品であって、 該基材中には平均粒子径が60μm以下の光輝材が0.
2〜1.5重量%含有され、カーボンブラックからなる
黒色着色剤が0.0005〜0.02重量%添加されて
いることを特徴とする樹脂成形品。 - 【請求項2】 前記基材の表面には梨地状のシボが形成
され、該シボの深さは前記光輝材の粒子径±25μmの
範囲にあることを特徴とする請求項1に記載の樹脂成形
品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11989599A JP2000309638A (ja) | 1999-04-27 | 1999-04-27 | 樹脂成形品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11989599A JP2000309638A (ja) | 1999-04-27 | 1999-04-27 | 樹脂成形品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000309638A true JP2000309638A (ja) | 2000-11-07 |
Family
ID=14772892
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11989599A Pending JP2000309638A (ja) | 1999-04-27 | 1999-04-27 | 樹脂成形品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000309638A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000313758A (ja) * | 1999-04-30 | 2000-11-14 | Japan Polychem Corp | 光輝材含有ポリプロピレン系樹脂成形品 |
| JP2003313393A (ja) * | 2002-04-19 | 2003-11-06 | Toray Ind Inc | 装飾用樹脂および成形品 |
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