JP2000309945A - 建設機械の作動油タンク装置 - Google Patents
建設機械の作動油タンク装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 フィルタの着脱が容易な、かつ、タンクを小
型化することが可能な作動油タンク装置を提供する。 【解決手段】 断面略L字状の一対のブラケット22
A,22Bを介し、リターンフィルタ11とサクション
フィルタ12を同軸上に結合(ボルト結合)する。次い
で、タンク上面のカバー18を開放して一体化されたフ
ィルタ11,12をタンク内に挿入し、リターンフィル
タ11の上面にリリーフバルブ16,バネ17を設置
し、カバー18を取り付けてリターンフィルタ11の下
面をフィルタケース14に固設された平板15に押し付
ける。このように、フィルタ11,12を同軸上に一体
に配置したのでフィルタ11,12の着脱がいっぺんに
行え、フィルタ取付作業が容易になるとともに、タンク
Tを小型化することができる。
型化することが可能な作動油タンク装置を提供する。 【解決手段】 断面略L字状の一対のブラケット22
A,22Bを介し、リターンフィルタ11とサクション
フィルタ12を同軸上に結合(ボルト結合)する。次い
で、タンク上面のカバー18を開放して一体化されたフ
ィルタ11,12をタンク内に挿入し、リターンフィル
タ11の上面にリリーフバルブ16,バネ17を設置
し、カバー18を取り付けてリターンフィルタ11の下
面をフィルタケース14に固設された平板15に押し付
ける。このように、フィルタ11,12を同軸上に一体
に配置したのでフィルタ11,12の着脱がいっぺんに
行え、フィルタ取付作業が容易になるとともに、タンク
Tを小型化することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ショベル等の
建設機械の作動油タンク装置に関する。
建設機械の作動油タンク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、特開平5−187401号公報
には、旋回体フレーム上に設置された作動油タンク装置
が開示されている。この公報記載の装置によると、空気
のみを蓄える空気室と蓄油室とがタンク内で互いに区分
して形成され、タンクへの戻り油は蓄油室の入口側と出
口側にそれぞれ設けられたフィルタを通過して濾過さ
れ、ごみなどの異物が取り除かれた後、油圧ポンプに供
給される。各フィルタは、タンク上面にそれぞれ装着さ
れたカバーを取り外して着脱され、定期的に交換あるい
は清掃してフィルタの目づまりを防止する。
には、旋回体フレーム上に設置された作動油タンク装置
が開示されている。この公報記載の装置によると、空気
のみを蓄える空気室と蓄油室とがタンク内で互いに区分
して形成され、タンクへの戻り油は蓄油室の入口側と出
口側にそれぞれ設けられたフィルタを通過して濾過さ
れ、ごみなどの異物が取り除かれた後、油圧ポンプに供
給される。各フィルタは、タンク上面にそれぞれ装着さ
れたカバーを取り外して着脱され、定期的に交換あるい
は清掃してフィルタの目づまりを防止する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報記載の装置では、各フィルターに対応してカバーが別
々に設けられ、それらのカバーはタンク上面に並んで配
置されるので、必要以上にタンク容積が大型化する。ま
た、フィルターの清掃,交換の際には複数のカバーを取
り外さなければならず、手間がかかる。
報記載の装置では、各フィルターに対応してカバーが別
々に設けられ、それらのカバーはタンク上面に並んで配
置されるので、必要以上にタンク容積が大型化する。ま
た、フィルターの清掃,交換の際には複数のカバーを取
り外さなければならず、手間がかかる。
【0004】本発明の目的は、必要以上に大型化するこ
となく、かつ、フィルターの清掃,交換が容易な建設機
械の作動油タンク装置を提供することにある。
となく、かつ、フィルターの清掃,交換が容易な建設機
械の作動油タンク装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】(1) 一実施の形態を
示す図1,2を参照して説明すると、請求項1の発明
は、作動油タンクT内の入口側で油圧機器からの戻り油
を濾過するリターンフィルタ11と、作動油タンクT内
の出口側で油圧ポンプ1への吸い込み油を濾過するサク
ションフィルタ12と、作動油タンクTに装着されるリ
ターンフィルタ11挿脱用のカバー18とを備えた建設
機械の作動油タンク装置に適用される。そして、サクシ
ョンフィルタ12を、リターンフィルタ11の挿脱方向
延長上に配置したことにより上述した目的は達成され
る。 (2) 請求項2の発明は、サクションフィルタ12
を、リターンフィルタ11の下方に配置したものであ
る。 (3) 請求項3の発明は、サクションフィルタ12
を、リターンフィルタ11から所定距離Lだけ離して配
置したものである。 (4) 請求項4の発明は、サクションフィルタ12
を、接続部材22A,22Bを介してリターンフィルタ
11に接続したものである。 (5) 請求項5の発明は、図4に示すように、リター
ンフィルタ11を通過した作動油がサクションフィルタ
12に直接流入せずに迂回流路26bを通って流入する
ように、迂回流路26bが形成された仕切板26をサク
ションフィルタ12の縁端部に接近して設けるものであ
る。
示す図1,2を参照して説明すると、請求項1の発明
は、作動油タンクT内の入口側で油圧機器からの戻り油
を濾過するリターンフィルタ11と、作動油タンクT内
の出口側で油圧ポンプ1への吸い込み油を濾過するサク
ションフィルタ12と、作動油タンクTに装着されるリ
ターンフィルタ11挿脱用のカバー18とを備えた建設
機械の作動油タンク装置に適用される。そして、サクシ
ョンフィルタ12を、リターンフィルタ11の挿脱方向
延長上に配置したことにより上述した目的は達成され
る。 (2) 請求項2の発明は、サクションフィルタ12
を、リターンフィルタ11の下方に配置したものであ
る。 (3) 請求項3の発明は、サクションフィルタ12
を、リターンフィルタ11から所定距離Lだけ離して配
置したものである。 (4) 請求項4の発明は、サクションフィルタ12
を、接続部材22A,22Bを介してリターンフィルタ
11に接続したものである。 (5) 請求項5の発明は、図4に示すように、リター
ンフィルタ11を通過した作動油がサクションフィルタ
12に直接流入せずに迂回流路26bを通って流入する
ように、迂回流路26bが形成された仕切板26をサク
ションフィルタ12の縁端部に接近して設けるものであ
る。
【0006】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために発明の実施の形態の図を用いたが、これにより本
発明が実施の形態に限定されるものではない。
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために発明の実施の形態の図を用いたが、これにより本
発明が実施の形態に限定されるものではない。
【0007】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態について説明する。 −第1の実施の形態− 図6は、本発明の実施の形態に係る作動油タンク装置を
装着する油圧ショベルの後方斜視図である。図6におい
て、走行体61上に旋回可能に取り付けられた旋回フレ
ーム62には、運転室63、作業装置64、およびタン
ク装置10等が設置されている。
の形態について説明する。 −第1の実施の形態− 図6は、本発明の実施の形態に係る作動油タンク装置を
装着する油圧ショベルの後方斜視図である。図6におい
て、走行体61上に旋回可能に取り付けられた旋回フレ
ーム62には、運転室63、作業装置64、およびタン
ク装置10等が設置されている。
【0008】この油圧ショベルの油圧回路は、図1に示
すように、原動機Mによって駆動される油圧ポンプ1
と、油圧ポンプ1から吐出される圧油によって駆動され
るアクチュエータ2と、油圧ポンプ1からアクチュエー
タ2に供給される圧油の流れを制御する方向制御弁3
と、方向制御弁3を駆動する操作レバー4と、油圧機器
を通過した戻り油を濾過して油圧ポンプ1に供給するタ
ンク装置10とを有している。タンク装置10は、管路
5を介して方向制御弁3に接続され、タンクTへの戻り
油を濾過するリターンフィルター11と、管路6を介し
て油圧ポンプ1に接続され、油圧ポンプ1への吸い込み
油を濾過するサクションフィルタ12とを有している。
すように、原動機Mによって駆動される油圧ポンプ1
と、油圧ポンプ1から吐出される圧油によって駆動され
るアクチュエータ2と、油圧ポンプ1からアクチュエー
タ2に供給される圧油の流れを制御する方向制御弁3
と、方向制御弁3を駆動する操作レバー4と、油圧機器
を通過した戻り油を濾過して油圧ポンプ1に供給するタ
ンク装置10とを有している。タンク装置10は、管路
5を介して方向制御弁3に接続され、タンクTへの戻り
油を濾過するリターンフィルター11と、管路6を介し
て油圧ポンプ1に接続され、油圧ポンプ1への吸い込み
油を濾過するサクションフィルタ12とを有している。
【0009】図2は、本発明の第1の実施の形態に係わ
る作動油タンク装置の断面図(図6のII-II線断面図)
である。図2に示すように、タンクTの上面に設けられ
たフランジ13には筒状のフィルタケース14の一端が
接合され、フィルタケース14の他端には中央に開口部
を有するドーナツ状の平板15が接合されている。フィ
ルタケース14の内側にはリターンフィルタ11が挿設
され、リターンフィルタ11の下端は平板15の上面に
当接している。リターンフィルタ11の上端にはフィル
タ上端面を密閉または開放するポペットタイプの皿状の
リリーフ弁16が装着されている。リリーフ弁16とカ
バー18の間にはバネ17が介装され、リターンフィル
タ11はバネ力によって下方に押しつけられている。カ
バー18はフランジ13の上面にOリング18を介して
ボルト20により取り付けられ、これによって、タンク
内は密閉されている。方向切換弁3からの戻り油を導く
配管5はタンクTの側壁およびフィルタケース14を貫
通し、その先端はフィルタケース14の内壁とリターン
フィルタ11の外壁によって形成された空間21に突出
している。
る作動油タンク装置の断面図(図6のII-II線断面図)
である。図2に示すように、タンクTの上面に設けられ
たフランジ13には筒状のフィルタケース14の一端が
接合され、フィルタケース14の他端には中央に開口部
を有するドーナツ状の平板15が接合されている。フィ
ルタケース14の内側にはリターンフィルタ11が挿設
され、リターンフィルタ11の下端は平板15の上面に
当接している。リターンフィルタ11の上端にはフィル
タ上端面を密閉または開放するポペットタイプの皿状の
リリーフ弁16が装着されている。リリーフ弁16とカ
バー18の間にはバネ17が介装され、リターンフィル
タ11はバネ力によって下方に押しつけられている。カ
バー18はフランジ13の上面にOリング18を介して
ボルト20により取り付けられ、これによって、タンク
内は密閉されている。方向切換弁3からの戻り油を導く
配管5はタンクTの側壁およびフィルタケース14を貫
通し、その先端はフィルタケース14の内壁とリターン
フィルタ11の外壁によって形成された空間21に突出
している。
【0010】リターンフィルタ11の下部側壁および筒
状のサクションフィルタ12の上面にはそれぞれねじ孔
が設けられている。そのねじ孔には、図3に示すような
断面略L字状の一対のブラケット22A,22Bを介し
てそれぞれボルト23,24が螺合され、これによっ
て、リターンフィルタ11とサクションフィルタ12は
一体とされている。この場合、サクションフィルタ12
はリターンフィルタ11と同軸上に取り付けられ、ま
た、サクションフィルタ12の上端面はリターンフィル
タ11の下端面から所定距離Lだけ離されている。フィ
ルタ11,12と同軸上のタンクTの底面には上方に管
状の突出部25aを有するフランジ25が設けられ、そ
の突出部25aにはサクションフィルタ12の下端部内
壁が挿脱可能に嵌挿されている。フランジ25には油圧
ポンプ1に油を導く配管6が接続されている。
状のサクションフィルタ12の上面にはそれぞれねじ孔
が設けられている。そのねじ孔には、図3に示すような
断面略L字状の一対のブラケット22A,22Bを介し
てそれぞれボルト23,24が螺合され、これによっ
て、リターンフィルタ11とサクションフィルタ12は
一体とされている。この場合、サクションフィルタ12
はリターンフィルタ11と同軸上に取り付けられ、ま
た、サクションフィルタ12の上端面はリターンフィル
タ11の下端面から所定距離Lだけ離されている。フィ
ルタ11,12と同軸上のタンクTの底面には上方に管
状の突出部25aを有するフランジ25が設けられ、そ
の突出部25aにはサクションフィルタ12の下端部内
壁が挿脱可能に嵌挿されている。フランジ25には油圧
ポンプ1に油を導く配管6が接続されている。
【0011】次に、第1の実施の形態に係わる作動油タ
ンク装置の動作を説明する。図2に示すように、配管5
を通過した戻り油は、まずフィルタケース4内の室21
に送り込まれ、次いで、矢印Aで示すように、リターン
フィルタ11の外側から内側に向かってフィルタ11を
通過して濾過される。このとき、リターンフィルタ11
の目づまり等により通過抵抗(圧力損失)が大きくな
り、フィルタ11の内側と外側の差圧がリリーフ弁16
のセット圧以上になるとリリーフ弁16が開き、矢印B
で示すように、室21内の圧油の一部はリターンフィル
タ11の上方を経由してフィルタ11の内側に流れ込
む。フィルタ11の内側の油AまたはBは、矢印Cで示
すように、ブラケット22Aと22Bの間を通ってタン
クTの内壁に向かって流れ出す。次いで、矢印Dで示す
ように、サクションフィルタ12の外側から内側に向か
ってフィルタ12を通過して濾過された後、フランジ2
5および配管6を通過し、油圧ポンプ1に吸い込まれ
る。
ンク装置の動作を説明する。図2に示すように、配管5
を通過した戻り油は、まずフィルタケース4内の室21
に送り込まれ、次いで、矢印Aで示すように、リターン
フィルタ11の外側から内側に向かってフィルタ11を
通過して濾過される。このとき、リターンフィルタ11
の目づまり等により通過抵抗(圧力損失)が大きくな
り、フィルタ11の内側と外側の差圧がリリーフ弁16
のセット圧以上になるとリリーフ弁16が開き、矢印B
で示すように、室21内の圧油の一部はリターンフィル
タ11の上方を経由してフィルタ11の内側に流れ込
む。フィルタ11の内側の油AまたはBは、矢印Cで示
すように、ブラケット22Aと22Bの間を通ってタン
クTの内壁に向かって流れ出す。次いで、矢印Dで示す
ように、サクションフィルタ12の外側から内側に向か
ってフィルタ12を通過して濾過された後、フランジ2
5および配管6を通過し、油圧ポンプ1に吸い込まれ
る。
【0012】ところで、配管5を介して送り込まれるタ
ンクTへの戻り油は、気泡を多く含むのが通常であり、
気泡を含んだ油が油圧ポンプ1へ供給されると、油圧ポ
ンプ1に悪影響を与える。そこで、本実施の形態では、
リターンフィルタ11とサクションフィルタ12を所定
距離Lだけ離すことによりリターンフィルタ11を通過
した油が即座にサクションフィルタ12を通過すること
を防止し、これによって、サクションフィルタ12を通
過する油の気泡は減少する。
ンクTへの戻り油は、気泡を多く含むのが通常であり、
気泡を含んだ油が油圧ポンプ1へ供給されると、油圧ポ
ンプ1に悪影響を与える。そこで、本実施の形態では、
リターンフィルタ11とサクションフィルタ12を所定
距離Lだけ離すことによりリターンフィルタ11を通過
した油が即座にサクションフィルタ12を通過すること
を防止し、これによって、サクションフィルタ12を通
過する油の気泡は減少する。
【0013】フィルタ11,12の交換,清掃を行う場合
には、まず、タンク上面のボルト20を緩めてカバー1
8を取り外し、次いで、バネ17、リリーフ弁16、お
よびブラケット22A,22Bによって一体化されたフ
ィルタ11,12をタンクTから取り出す。そして、ブ
ラケット22A,22Bのボルト23,24を緩めてリタ
ーンフィルタ11とサクションフィルタ12を別々に
し、フィルタ11,12の交換,清掃を行う。
には、まず、タンク上面のボルト20を緩めてカバー1
8を取り外し、次いで、バネ17、リリーフ弁16、お
よびブラケット22A,22Bによって一体化されたフ
ィルタ11,12をタンクTから取り出す。そして、ブ
ラケット22A,22Bのボルト23,24を緩めてリタ
ーンフィルタ11とサクションフィルタ12を別々に
し、フィルタ11,12の交換,清掃を行う。
【0014】このように第1の実施の形態によると、ブ
ラケット22A,22Bを介してリターンフィルタ11
とサクションフィルタ12を一体化し、タンクT内に同
軸上に配置するようにたので、フィルタ挿脱用のカバー
18を1つにすることができ、タンクTを小型化するこ
とができる。また、タンク上面のカバー18を取り外せ
ばリターンフィルタ11とサクションフィルタ12を同
時に取り出すことができ、フィルタ11,12の清掃,交
換が容易になる。
ラケット22A,22Bを介してリターンフィルタ11
とサクションフィルタ12を一体化し、タンクT内に同
軸上に配置するようにたので、フィルタ挿脱用のカバー
18を1つにすることができ、タンクTを小型化するこ
とができる。また、タンク上面のカバー18を取り外せ
ばリターンフィルタ11とサクションフィルタ12を同
時に取り出すことができ、フィルタ11,12の清掃,交
換が容易になる。
【0015】−第2の実施の形態− 図4は、本発明の第2の実施の形態に係わる作動油タン
ク装置の断面図である。なお、図2と同一の箇所には同
一の符号を付し、以下ではその相違点を主に説明する。
図4に示すように、タンクTの内壁にはタンク室を上下
に分割するように仕切板26が接合されている。仕切板
26の中央付近にはサクションフィルタ12の上端縁部
に近接して円形開口部26aが設けられ、また、仕切板
26の縁部近傍には油通過用の数カ所の開口部26b
(迂回流路)が設けられている。これによって、リター
ンフィルタ11からの油Cは、矢印C'で示すように、
サクションフィルタ12に直接流入せずに開口部26b
を通って迂回して流入し、リターンフィルタ11からサ
クションフィルタ12までの経路が長くなって、気泡の
発生がより低減される。
ク装置の断面図である。なお、図2と同一の箇所には同
一の符号を付し、以下ではその相違点を主に説明する。
図4に示すように、タンクTの内壁にはタンク室を上下
に分割するように仕切板26が接合されている。仕切板
26の中央付近にはサクションフィルタ12の上端縁部
に近接して円形開口部26aが設けられ、また、仕切板
26の縁部近傍には油通過用の数カ所の開口部26b
(迂回流路)が設けられている。これによって、リター
ンフィルタ11からの油Cは、矢印C'で示すように、
サクションフィルタ12に直接流入せずに開口部26b
を通って迂回して流入し、リターンフィルタ11からサ
クションフィルタ12までの経路が長くなって、気泡の
発生がより低減される。
【0016】なお、上記実施の形態では、ブラケット2
2A,22Bを介してリターンフィルタ11とサクショ
ンフィルタ12を一体としたが、図5に示すように、リ
ターンフィルタ11とサクションフィルタ12を別体と
してもよい。図5において、サクションフィルタ12の
上面にはフィルタ引き抜き用ロッド12aが取り付けら
れ、ロッド12aの先端はリリーフ弁16の下面に設け
られたガイド部16aに支持されている。これによっ
て、フィルタ11,12にブラケット22A,22B取り
付け用のねじ加工をする必要がなく、加工工数が低減さ
れる。この場合、ガイド部16aは開閉可能なリリーフ
弁16のリリーフ部と干渉しないようにその位置が決定
される。
2A,22Bを介してリターンフィルタ11とサクショ
ンフィルタ12を一体としたが、図5に示すように、リ
ターンフィルタ11とサクションフィルタ12を別体と
してもよい。図5において、サクションフィルタ12の
上面にはフィルタ引き抜き用ロッド12aが取り付けら
れ、ロッド12aの先端はリリーフ弁16の下面に設け
られたガイド部16aに支持されている。これによっ
て、フィルタ11,12にブラケット22A,22B取り
付け用のねじ加工をする必要がなく、加工工数が低減さ
れる。この場合、ガイド部16aは開閉可能なリリーフ
弁16のリリーフ部と干渉しないようにその位置が決定
される。
【0017】上記実施の形態における作動油タンク装置
は油圧ショベルに適用するようにしたが、クレーンにも
同様に適用することができる。また、上記実施の形態で
は、フィルタ11,12をタンク内に上下に配置するよ
うにしたが、斜めに配置しても、場合よっては横に配置
してもよい。さらに、上記実施の形態では、仕切板26
に円形開口部26bを設けたが、円形開口部26bの代
わりに仕切板26の縁部に切り欠き部を設けてもよい。
は油圧ショベルに適用するようにしたが、クレーンにも
同様に適用することができる。また、上記実施の形態で
は、フィルタ11,12をタンク内に上下に配置するよ
うにしたが、斜めに配置しても、場合よっては横に配置
してもよい。さらに、上記実施の形態では、仕切板26
に円形開口部26bを設けたが、円形開口部26bの代
わりに仕切板26の縁部に切り欠き部を設けてもよい。
【0018】以上の実施の形態と請求項との対応におい
て、ブラケット22A,22Bが接続部材を、開口部2
6bが迂回流路をそれぞれ構成する。
て、ブラケット22A,22Bが接続部材を、開口部2
6bが迂回流路をそれぞれ構成する。
【0019】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、油圧ポンプへの吸い込み油を濾過するサクション
フィルタを油圧機器からの戻り油を濾過するリターンフ
ィルタの挿脱方向延長上に配置したので、フィルタ挿脱
用のカバーを1つにすることができ、タンクを小型化す
ることができるとともに、フィルタの清掃,交換が容易
になる。
れば、油圧ポンプへの吸い込み油を濾過するサクション
フィルタを油圧機器からの戻り油を濾過するリターンフ
ィルタの挿脱方向延長上に配置したので、フィルタ挿脱
用のカバーを1つにすることができ、タンクを小型化す
ることができるとともに、フィルタの清掃,交換が容易
になる。
【0020】また、とくに請求項3の発明によれば、サ
クションフィルタをリターンフィルタから所定距離だけ
離して配置し、請求項5の発明によれば、リターンフィ
ルタからの作動油を迂回させる迂回流路の形成された仕
切板をサクションフィルタの縁端部に接近して設けるよ
うにしたので、リターンフィルタを通過した油が即座に
サクションフィルタに導かれることはなく、油の気泡を
減少させることができる。さらに、請求項4の発明によ
れば、接続部材を介してサクションフィルタをリターン
フィルタに接続するようにしたので、各フィルタを同時
にタンクに着脱することができ、フィルタの着脱が容易
になる。
クションフィルタをリターンフィルタから所定距離だけ
離して配置し、請求項5の発明によれば、リターンフィ
ルタからの作動油を迂回させる迂回流路の形成された仕
切板をサクションフィルタの縁端部に接近して設けるよ
うにしたので、リターンフィルタを通過した油が即座に
サクションフィルタに導かれることはなく、油の気泡を
減少させることができる。さらに、請求項4の発明によ
れば、接続部材を介してサクションフィルタをリターン
フィルタに接続するようにしたので、各フィルタを同時
にタンクに着脱することができ、フィルタの着脱が容易
になる。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係わる作動油タン
ク装置の油圧回路図。
ク装置の油圧回路図。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係わる作動油タン
ク装置の縦断面図(図6のII-II線断面図)。
ク装置の縦断面図(図6のII-II線断面図)。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係わる作動油タン
ク装置を構成するブラケットの拡大図。
ク装置を構成するブラケットの拡大図。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係わる作動油タン
ク装置の縦断面図。
ク装置の縦断面図。
【図5】本発明の実施の形態に係わる作動油タンク装置
の変形例を示す縦断面図。
の変形例を示す縦断面図。
【図6】本発明が適用される油圧ショベルの後方斜視
図。
図。
1 油圧ポンプ 11 リターンフィルタ 12 サクションフィルタ 18 カバー 22A,22B ブラケット 26 仕切板 26b 開口部 T タンク
Claims (5)
- 【請求項1】 作動油タンク内の入口側で油圧機器から
の戻り油を濾過するリターンフィルタと、 前記作動油タンク内の出口側で油圧ポンプへの吸い込み
油を濾過するサクションフィルタと、 前記作動油タンクに装着される前記リターンフィルタ挿
脱用のカバーとを備えた建設機械の作動油タンク装置に
おいて、 前記サクションフィルタを、前記リターンフィルタの挿
脱方向延長上に配置したことを特徴とする建設機械の作
動油タンク装置。 - 【請求項2】 前記サクションフィルタを、前記リター
ンフィルタの下方に配置したことを特徴とする請求項1
に記載の建設機械の作動油タンク装置。 - 【請求項3】 前記サクションフィルタを、前記リター
ンフィルタから所定距離だけ離して配置したことを特徴
とする請求項1または2に記載の建設機械の作動油タン
ク装置。 - 【請求項4】 前記サクションフィルタを、接続部材を
介して前記リターンフィルタに接続したことを特徴とす
る請求項1〜3のいずれか1項に記載の建設機械の作動
油タンク装置。 - 【請求項5】 前記リターンフィルタを通過した作動油
が前記サクションフィルタに直接流入せずに迂回流路を
通って流入するように、前記迂回流路が形成された仕切
板を前記サクションフィルタの縁端部に接近して設ける
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の
建設機械の作動油タンク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11120163A JP2000309945A (ja) | 1999-04-27 | 1999-04-27 | 建設機械の作動油タンク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11120163A JP2000309945A (ja) | 1999-04-27 | 1999-04-27 | 建設機械の作動油タンク装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000309945A true JP2000309945A (ja) | 2000-11-07 |
Family
ID=14779517
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11120163A Pending JP2000309945A (ja) | 1999-04-27 | 1999-04-27 | 建設機械の作動油タンク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000309945A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009009810A1 (de) | 2007-07-13 | 2009-01-22 | Philipp Pustelnik | Hydrauliköltank für arbeitsmaschinen |
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| WO2018199102A1 (ja) | 2017-04-27 | 2018-11-01 | ヤマシンフィルタ株式会社 | ストレーナ |
| WO2019017188A1 (ja) | 2017-07-18 | 2019-01-24 | 株式会社クボタ | 作業機 |
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| EP4209860A1 (en) | 2017-07-18 | 2023-07-12 | Kubota Corporation | Working machine |
-
1999
- 1999-04-27 JP JP11120163A patent/JP2000309945A/ja active Pending
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