JP2000310023A - 粘着シート及びそれを用いた下地材の継目処理方法 - Google Patents
粘着シート及びそれを用いた下地材の継目処理方法Info
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- JP2000310023A JP2000310023A JP11118183A JP11818399A JP2000310023A JP 2000310023 A JP2000310023 A JP 2000310023A JP 11118183 A JP11118183 A JP 11118183A JP 11818399 A JP11818399 A JP 11818399A JP 2000310023 A JP2000310023 A JP 2000310023A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 下地材の目地部における伸縮に追従して伸縮
し、且つ、上記下地材の伸縮を絶縁して仕上げ材に損傷
を与えることのない粘着シート及びそれを用いた施工が
簡便にして確実な下地材の継目処理方法を提供する。 【解決手段】 JIS Z 0237で規定される伸び
(切断時)が100%以上のアクリル系粘着剤層の一面
に、JIS L 1096で規定される引張強さが5k
g/50mm以上のネット状補強部材が積層され、上記
粘着剤層面の10〜80%が被覆されてなることを特徴
とする粘着シート。
し、且つ、上記下地材の伸縮を絶縁して仕上げ材に損傷
を与えることのない粘着シート及びそれを用いた施工が
簡便にして確実な下地材の継目処理方法を提供する。 【解決手段】 JIS Z 0237で規定される伸び
(切断時)が100%以上のアクリル系粘着剤層の一面
に、JIS L 1096で規定される引張強さが5k
g/50mm以上のネット状補強部材が積層され、上記
粘着剤層面の10〜80%が被覆されてなることを特徴
とする粘着シート。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粘着シート及びそ
れを用いた下地材の継目処理方法に関するものである。
れを用いた下地材の継目処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、建築物の外壁や内壁を化粧仕上げ
する場合、通常、図4に示されるように、下地材1の継
目11をパテやコーキング材2で埋めた後、塗装や壁紙
等を貼付して化粧仕上げ4が行われてきた。これらの化
粧仕上げ工法では、温度、湿度等の気候の変化により、
もしくは各種振動等により、上記目地部のパテやコーキ
ング材に負荷される伸縮力によって、パテやコーキング
材2自体にも亀裂5や欠損が生じ、塗装塗膜や壁紙に皺
を発生させたり、クラックが入ったりという問題点があ
った。
する場合、通常、図4に示されるように、下地材1の継
目11をパテやコーキング材2で埋めた後、塗装や壁紙
等を貼付して化粧仕上げ4が行われてきた。これらの化
粧仕上げ工法では、温度、湿度等の気候の変化により、
もしくは各種振動等により、上記目地部のパテやコーキ
ング材に負荷される伸縮力によって、パテやコーキング
材2自体にも亀裂5や欠損が生じ、塗装塗膜や壁紙に皺
を発生させたり、クラックが入ったりという問題点があ
った。
【0003】隣合う端面同士を突き合わせて接合された
下地材の継目部分における上記問題を解決する方法とし
て、本出願人は、先に、特開平7−119273号公報
において、相対向する外壁ボードの両端縁部に跨るよう
に接着され、かつ、両外壁ボード間の隙間に対応した位
置に、一定の間隙もしくは流動層が設けられた粘着層を
有する外壁ボード継目処理材を、該外壁ボードの両端縁
部に貼り付け、該外壁ボード継目処理材を覆うように、
外壁ボードの表面に弾性パテ材を表面がなだらかになる
ように塗布した後、仕上げ塗装を施す外壁ボード間の継
目処理方法を発明し、これを開示した。
下地材の継目部分における上記問題を解決する方法とし
て、本出願人は、先に、特開平7−119273号公報
において、相対向する外壁ボードの両端縁部に跨るよう
に接着され、かつ、両外壁ボード間の隙間に対応した位
置に、一定の間隙もしくは流動層が設けられた粘着層を
有する外壁ボード継目処理材を、該外壁ボードの両端縁
部に貼り付け、該外壁ボード継目処理材を覆うように、
外壁ボードの表面に弾性パテ材を表面がなだらかになる
ように塗布した後、仕上げ塗装を施す外壁ボード間の継
目処理方法を発明し、これを開示した。
【0004】上記外壁ボード間の継目処理方法では、粘
着層にこれより狭い幅で一定の間隙もしくは流動層を設
けることによって粘着層と補強層との固定を防止し、大
きな伸びに対応し得るようにしたものである。従って、
少なくとも外部環境との絶縁がはかられるものではあっ
たが、一旦上記継目処理材が開いてしまうと、元に戻り
難く、経年で塗膜や壁紙等の仕上げ材に浮きが生じたり
クラックが入ったりするおそれがある。
着層にこれより狭い幅で一定の間隙もしくは流動層を設
けることによって粘着層と補強層との固定を防止し、大
きな伸びに対応し得るようにしたものである。従って、
少なくとも外部環境との絶縁がはかられるものではあっ
たが、一旦上記継目処理材が開いてしまうと、元に戻り
難く、経年で塗膜や壁紙等の仕上げ材に浮きが生じたり
クラックが入ったりするおそれがある。
【0005】又、上記継目処理材に設けられる粘着層の
一定の間隙もしくは流動層が、外壁ボード間の継目上に
正確に貼付されることが必要であり、継目処理材の幅が
狭くなる程、上記位置に貼付するのに熟練を要し、貼付
場所にも制限されるものでもある。
一定の間隙もしくは流動層が、外壁ボード間の継目上に
正確に貼付されることが必要であり、継目処理材の幅が
狭くなる程、上記位置に貼付するのに熟練を要し、貼付
場所にも制限されるものでもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は叙上の事実に
鑑みなされたものであって、その目的は、下地材の目地
部における伸縮に追従して伸縮し、且つ、上記下地材の
伸縮を絶縁して仕上げ材に損傷を与えることのない粘着
シート及びそれを用いた施工が簡便にして確実な下地材
の継目処理方法を提供することにある。
鑑みなされたものであって、その目的は、下地材の目地
部における伸縮に追従して伸縮し、且つ、上記下地材の
伸縮を絶縁して仕上げ材に損傷を与えることのない粘着
シート及びそれを用いた施工が簡便にして確実な下地材
の継目処理方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の粘
着シートは、JIS Z 0237で規定される伸び
(切断時)が100%以上のアクリル系粘着剤層の一面
に、JIS L 1096で規定される引張強さが5k
g/50mm以上のネット状補強部材が積層され、上記
粘着剤層面の10〜80%が被覆されてなることを特徴
とする。
着シートは、JIS Z 0237で規定される伸び
(切断時)が100%以上のアクリル系粘着剤層の一面
に、JIS L 1096で規定される引張強さが5k
g/50mm以上のネット状補強部材が積層され、上記
粘着剤層面の10〜80%が被覆されてなることを特徴
とする。
【0008】請求項2記載の発明の下地材の継目処理方
法は、下地材上に装飾用シートもしくは塗装からなる化
粧をするに際して、隣合う端面同士を突き合わせて接合
された下地材の継目部分を含む両下地材の端部にわたっ
て、請求項1記載の粘着シートを、ネット状補強部材が
積層されていない面において貼付することを特徴とす
る。
法は、下地材上に装飾用シートもしくは塗装からなる化
粧をするに際して、隣合う端面同士を突き合わせて接合
された下地材の継目部分を含む両下地材の端部にわたっ
て、請求項1記載の粘着シートを、ネット状補強部材が
積層されていない面において貼付することを特徴とす
る。
【0009】請求項1記載の発明の粘着シートにおいて
用いられるアクリル系粘着剤層のJIS Z 0237
で規定される伸び(切断時)が100%未満であると、
下地材目地部の伸縮に十分追従できず、下地材目地部の
貼付面から粘着シートが剥離したり、粘着シートにクラ
ックが入ったりするので、100%以上に限定される。
用いられるアクリル系粘着剤層のJIS Z 0237
で規定される伸び(切断時)が100%未満であると、
下地材目地部の伸縮に十分追従できず、下地材目地部の
貼付面から粘着シートが剥離したり、粘着シートにクラ
ックが入ったりするので、100%以上に限定される。
【0010】上記アクリル系粘着剤層の厚さは、余り薄
いと下地材目地部の伸縮に十分追従できず、余り厚いと
アクリル系粘着剤層と下地材との段差が大きくなって仕
上げ材表面をその形に突出させる等外観を著しく悪くす
るので、好ましくは0.03〜2mmである。
いと下地材目地部の伸縮に十分追従できず、余り厚いと
アクリル系粘着剤層と下地材との段差が大きくなって仕
上げ材表面をその形に突出させる等外観を著しく悪くす
るので、好ましくは0.03〜2mmである。
【0011】上記アクリル系粘着剤は、上記物性を満足
するものであれば特に限定されるものではないが、例え
ば、炭素数1〜14のアルキル(メタ)アクリレートを
主体とし、これに官能基を有するモノマーからなる改質
モノマー等を共重合し、必要に応じて架橋剤を用いて架
橋してなるアクリル系共重合体が挙げられる。上記モノ
マーには後述するネット状補強部材との接着性を向上さ
せるために、末端に重合性不飽和二重結合を有するオレ
フィン系重合体を共重合させてもよい。
するものであれば特に限定されるものではないが、例え
ば、炭素数1〜14のアルキル(メタ)アクリレートを
主体とし、これに官能基を有するモノマーからなる改質
モノマー等を共重合し、必要に応じて架橋剤を用いて架
橋してなるアクリル系共重合体が挙げられる。上記モノ
マーには後述するネット状補強部材との接着性を向上さ
せるために、末端に重合性不飽和二重結合を有するオレ
フィン系重合体を共重合させてもよい。
【0012】炭素数1〜14のアルキル(メタ)アクリ
レートとしては、例えば、メチル(メタ)アクリレー
ト、エチル(メタ)アクリレート、イソプロピル(メ
タ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、
2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、イソオクチ
ル(メタ)アクリレート、n−オクチル(メタ)アクリ
レート、ラウリル(メタ)アクリレート、イソミリスチ
ル(メタ)アクリレート等が挙げられる。
レートとしては、例えば、メチル(メタ)アクリレー
ト、エチル(メタ)アクリレート、イソプロピル(メ
タ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、
2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、イソオクチ
ル(メタ)アクリレート、n−オクチル(メタ)アクリ
レート、ラウリル(メタ)アクリレート、イソミリスチ
ル(メタ)アクリレート等が挙げられる。
【0013】改質モノマーとしては、例えば、粘着剤の
凝集力を向上させることを目的とした、アクリル酸、マ
レイン酸、フマル酸、イタコン酸等のカルボキシル基含
有モノマー又はこれらの無水物、アクリロニトリル、N
−ビニルピロリドン、N−ビニルカプロラクタム、アク
リロイルモルホリン、(メタ)アクリルアミド、ジメチ
ルアミノエチルアクリレート、ジメチルアミノプロピル
アクリルアミド等の窒素含有モノマー、2−ヒドロキシ
エチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブチルア
クリレート、カプロラクトン変性(メタ)アクリレー
ト、ポリオキシエチレン(メタ)アクリレート、ポリオ
キシプロピレン(メタ)アクリレート等の水酸基含有モ
ノマー等が挙げられる。
凝集力を向上させることを目的とした、アクリル酸、マ
レイン酸、フマル酸、イタコン酸等のカルボキシル基含
有モノマー又はこれらの無水物、アクリロニトリル、N
−ビニルピロリドン、N−ビニルカプロラクタム、アク
リロイルモルホリン、(メタ)アクリルアミド、ジメチ
ルアミノエチルアクリレート、ジメチルアミノプロピル
アクリルアミド等の窒素含有モノマー、2−ヒドロキシ
エチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブチルア
クリレート、カプロラクトン変性(メタ)アクリレー
ト、ポリオキシエチレン(メタ)アクリレート、ポリオ
キシプロピレン(メタ)アクリレート等の水酸基含有モ
ノマー等が挙げられる。
【0014】末端に重合性不飽和二重結合を有するオレ
フィン系重合体としては、例えば、エチレン−ブチレン
ランダム共重合体、エチレン−プロピレン共重合体等の
末端に他の重合性モノマーと共重合可能な二重結合とオ
レフィン主骨格からなるポリマー構造を有するオレフィ
ン系重合体が挙げられる。
フィン系重合体としては、例えば、エチレン−ブチレン
ランダム共重合体、エチレン−プロピレン共重合体等の
末端に他の重合性モノマーと共重合可能な二重結合とオ
レフィン主骨格からなるポリマー構造を有するオレフィ
ン系重合体が挙げられる。
【0015】上記アクリル系共重合体の架橋剤として
は、例えば、イソシアネート系架橋剤、エポキシ系架橋
剤、アジリジン系架橋剤等が挙げられる。又、紫外線に
よる光重合方式の塊状重合で架橋構造の上記アクリル系
共重合体を得る場合、共重合可能な不飽和二重結合を分
子内に2個以上有するモノマーが用いられる。
は、例えば、イソシアネート系架橋剤、エポキシ系架橋
剤、アジリジン系架橋剤等が挙げられる。又、紫外線に
よる光重合方式の塊状重合で架橋構造の上記アクリル系
共重合体を得る場合、共重合可能な不飽和二重結合を分
子内に2個以上有するモノマーが用いられる。
【0016】このようなモノマーとしては、例えば、ヘ
キサンジオールジ(メタ)アクリレート、(ポリ)エチ
レングリコールジ(メタ)アクリレート、(ポリ)プロ
ピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチ
ルグリコールジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリ
トールジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトール
トリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパント
リ(メタ)アクリレート、アリル(メタ)アクリレー
ト、ビニル(メタ)アクリレート、ジビニルベンゼン、
その他エポキシ(メタ)アクリレート、ポリエステル
(メタ)アクリレート、ウレタン(メタ)アクリレート
等が挙げられる。
キサンジオールジ(メタ)アクリレート、(ポリ)エチ
レングリコールジ(メタ)アクリレート、(ポリ)プロ
ピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチ
ルグリコールジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリ
トールジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトール
トリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパント
リ(メタ)アクリレート、アリル(メタ)アクリレー
ト、ビニル(メタ)アクリレート、ジビニルベンゼン、
その他エポキシ(メタ)アクリレート、ポリエステル
(メタ)アクリレート、ウレタン(メタ)アクリレート
等が挙げられる。
【0017】上記光重合方式の塊状重合では、上記アク
リル系モノマー組成物に光重合開始剤が添加される。上
記光重合開始剤としては、例えば、4−(2−ヒドロキ
シエトキシ)フェニル(2−ヒドロキシ−2−プロピ
ル)ケトン〔チバガイギー社製、商品名「ダロキュア−
2959」〕、α−ヒドロキシ−α,α’−ジメチルア
セトフェノン〔メルク社製、商品名「ダロキュア−11
73」〕、メトキシアセトフェノン、2,2−ジメトキ
シ−2−フェニルアセトフェノン〔チバガイギー社製、
商品名「イルガキュア651」〕、2−ヒドロキシ−2
−シクロヘキシルアセトフェノン〔チバガイギー社製、
商品名「イルガキュア184」〕等のアセトフェノン系
光重合開始剤、ベンジルジメチルケタール等のケタール
系光重合開始剤、その他ハロゲン化ケトン、アシルホス
フィノキシド、アシルホスフォナート等が挙げられる。
リル系モノマー組成物に光重合開始剤が添加される。上
記光重合開始剤としては、例えば、4−(2−ヒドロキ
シエトキシ)フェニル(2−ヒドロキシ−2−プロピ
ル)ケトン〔チバガイギー社製、商品名「ダロキュア−
2959」〕、α−ヒドロキシ−α,α’−ジメチルア
セトフェノン〔メルク社製、商品名「ダロキュア−11
73」〕、メトキシアセトフェノン、2,2−ジメトキ
シ−2−フェニルアセトフェノン〔チバガイギー社製、
商品名「イルガキュア651」〕、2−ヒドロキシ−2
−シクロヘキシルアセトフェノン〔チバガイギー社製、
商品名「イルガキュア184」〕等のアセトフェノン系
光重合開始剤、ベンジルジメチルケタール等のケタール
系光重合開始剤、その他ハロゲン化ケトン、アシルホス
フィノキシド、アシルホスフォナート等が挙げられる。
【0018】上記アクリル系共重合体の重合方法は、特
に限定されるものではないが、例えば、溶液重合、塊状
重合、乳化重合、懸濁重合等が挙げられる。上記塊状重
合では、均一な重合体を得易いといった点で紫外線によ
る光重合方式が好適に用いられる。
に限定されるものではないが、例えば、溶液重合、塊状
重合、乳化重合、懸濁重合等が挙げられる。上記塊状重
合では、均一な重合体を得易いといった点で紫外線によ
る光重合方式が好適に用いられる。
【0019】上記アクリル系粘着剤は、上記モノマーを
溶剤中で重合したアクリル系共重合体を溶剤型アクリル
系粘着剤として用いてもよいが、水中で重合したアクリ
ル系共重合体をエマルジョン型アクリル系粘着剤として
用いてもよい。
溶剤中で重合したアクリル系共重合体を溶剤型アクリル
系粘着剤として用いてもよいが、水中で重合したアクリ
ル系共重合体をエマルジョン型アクリル系粘着剤として
用いてもよい。
【0020】これらのアクリル系共重合体には、必要に
応じて、粘着付与樹脂、可塑剤、軟化剤、無機系充填
剤、有機系充填剤、顔料等の各種添加剤を含有させても
よい。
応じて、粘着付与樹脂、可塑剤、軟化剤、無機系充填
剤、有機系充填剤、顔料等の各種添加剤を含有させても
よい。
【0021】上記粘着付与樹脂としては、例えば、ロジ
ン系樹脂、変性ロジン系樹脂、テルペン系樹脂、テルペ
ンフェノール系樹脂、C5及びC9系石油樹脂、クマロ
ン系樹脂やこれらの水添物等が挙げられる。これらは単
独もしくは2種以上の組合せで使用できる。
ン系樹脂、変性ロジン系樹脂、テルペン系樹脂、テルペ
ンフェノール系樹脂、C5及びC9系石油樹脂、クマロ
ン系樹脂やこれらの水添物等が挙げられる。これらは単
独もしくは2種以上の組合せで使用できる。
【0022】上記アクリル系粘着剤からアクリル系粘着
剤層を作製する手段は、特に限定されるものではない
が、例えば、アクリル系モノマー組成物の塗膜を光重合
法によって塊状重合する方法、溶剤型アクリル系粘着剤
もしくはエマルジョン型アクリル系粘着剤等のアクリル
系粘着剤をコーターを用いて塗布、乾燥する塗工法等が
挙げられる。
剤層を作製する手段は、特に限定されるものではない
が、例えば、アクリル系モノマー組成物の塗膜を光重合
法によって塊状重合する方法、溶剤型アクリル系粘着剤
もしくはエマルジョン型アクリル系粘着剤等のアクリル
系粘着剤をコーターを用いて塗布、乾燥する塗工法等が
挙げられる。
【0023】上記粘着剤層に仮着される剥離紙として
は、例えば、クラフト紙、半晒紙、上質紙、グラシン紙
等を基材とし、必要に応じて目止め材を積層する等した
後、坪量50〜150g/m2 程度でシリコーン系離型
処理剤を塗工した、厚さ70〜150μm程度の剥離紙
が用いられる。
は、例えば、クラフト紙、半晒紙、上質紙、グラシン紙
等を基材とし、必要に応じて目止め材を積層する等した
後、坪量50〜150g/m2 程度でシリコーン系離型
処理剤を塗工した、厚さ70〜150μm程度の剥離紙
が用いられる。
【0024】上記粘着剤層の一面に積層されるネット状
補強部材の引張強さが5kg/50mm未満では、下地
材の目地部の伸縮に抗し得ず、伸びたり切断してしまっ
て上記伸縮を緩衝するアクリル系粘着剤層と共に仕上げ
材を伸縮させ、仕上げ材の形状保持という補強の役割を
果たし得なくなり、塗装膜や壁紙等の仕上げ材にクラッ
クやシワを入れてしまったりするので上記範囲に限定さ
れる。
補強部材の引張強さが5kg/50mm未満では、下地
材の目地部の伸縮に抗し得ず、伸びたり切断してしまっ
て上記伸縮を緩衝するアクリル系粘着剤層と共に仕上げ
材を伸縮させ、仕上げ材の形状保持という補強の役割を
果たし得なくなり、塗装膜や壁紙等の仕上げ材にクラッ
クやシワを入れてしまったりするので上記範囲に限定さ
れる。
【0025】又、上記ネット状補強部材が粘着剤層面を
被覆する割合が10%未満である場合、ネット状補強部
材の網目が大きくなるので、下地材の目地部の伸縮をネ
ット状補強部材の網目の中で部分的に仕上げ材に伝え、
塗装膜や壁紙等の仕上げ材にクラックやシワを入れてし
まったりし、80%を超えると、ネット状補強部材の網
目が小さくなって、該網目の後方にある粘着剤層が網目
において仕上げ材を接着して拘束し難くなるため、塗装
膜や壁紙等の仕上げ材が浮き上がったり、剥離したりす
るので上記範囲に限定される。
被覆する割合が10%未満である場合、ネット状補強部
材の網目が大きくなるので、下地材の目地部の伸縮をネ
ット状補強部材の網目の中で部分的に仕上げ材に伝え、
塗装膜や壁紙等の仕上げ材にクラックやシワを入れてし
まったりし、80%を超えると、ネット状補強部材の網
目が小さくなって、該網目の後方にある粘着剤層が網目
において仕上げ材を接着して拘束し難くなるため、塗装
膜や壁紙等の仕上げ材が浮き上がったり、剥離したりす
るので上記範囲に限定される。
【0026】上記ネット状補強部材は、非粘着性であっ
ても、微粘着性であてもよく、上記引張強さ及び粘着剤
層に対する被覆面積の各条件を満たすものであれば特に
限定されるものではないが、例えば、ポリエチレンやポ
リプロピレン等の延伸テープヤーンからなる織布類、ポ
リエステル糸やビニロン糸等の繊維からなるメッシュ、
ポリエステル樹脂やポリエチレン、ポリプロピレン等の
ポリオレフィン系樹脂からなる成形ネット、ポリエチレ
ン発泡体、ポリプロピレン発泡体等の有孔シート、真鍮
やステンレススチール等の金属ネット等が挙げられる。
ても、微粘着性であてもよく、上記引張強さ及び粘着剤
層に対する被覆面積の各条件を満たすものであれば特に
限定されるものではないが、例えば、ポリエチレンやポ
リプロピレン等の延伸テープヤーンからなる織布類、ポ
リエステル糸やビニロン糸等の繊維からなるメッシュ、
ポリエステル樹脂やポリエチレン、ポリプロピレン等の
ポリオレフィン系樹脂からなる成形ネット、ポリエチレ
ン発泡体、ポリプロピレン発泡体等の有孔シート、真鍮
やステンレススチール等の金属ネット等が挙げられる。
【0027】上記ネット状補強部材の厚さは、上記引張
強さ及び粘着剤層に対する被覆面積の各条件を満たすも
のであれば薄いほど仕上げ材の外観性能への影響が少な
くなるので、好ましくは0.1mm以下であり、より好
ましくは0.03mm以下である。
強さ及び粘着剤層に対する被覆面積の各条件を満たすも
のであれば薄いほど仕上げ材の外観性能への影響が少な
くなるので、好ましくは0.1mm以下であり、より好
ましくは0.03mm以下である。
【0028】これらの中で特に、延伸テープヤーンを縦
方向と横方向に直行積層し、交点を固定した経緯直交積
層不織布が好適に用いられる。上記経緯直交積層不織布
としては、特に限定されるものではないが、例えば、ポ
リエチレン延伸テープヤーン製で、厚さ20〜100μ
m、坪量5〜50g/m2 程度のものが挙げられる。
又、上記経緯直交積層不織布の網目の幅は、好ましくは
3〜6mmである。
方向と横方向に直行積層し、交点を固定した経緯直交積
層不織布が好適に用いられる。上記経緯直交積層不織布
としては、特に限定されるものではないが、例えば、ポ
リエチレン延伸テープヤーン製で、厚さ20〜100μ
m、坪量5〜50g/m2 程度のものが挙げられる。
又、上記経緯直交積層不織布の網目の幅は、好ましくは
3〜6mmである。
【0029】請求項2記載の発明の下地材の継目処理方
法において、化粧に用いられる装飾用シートは、特に限
定されるものではないが、例えば、ポリエステル系樹脂
シート等の合成樹脂シートや紙等を基材とし、必要に応
じて、裏面に粘着剤層が設けられた装飾用シート等が挙
げられる。又、塗装に用いられる塗料並びに塗装方法
は、特に限定されるものではなく、建築に用いられるい
ずれの塗料並びに塗装方法であっても用いることができ
る。又、下地材は、特に限定されるものではないが、例
えば、コンクリート、モルタル、木毛セメント板、各種
木板等が挙げられる。
法において、化粧に用いられる装飾用シートは、特に限
定されるものではないが、例えば、ポリエステル系樹脂
シート等の合成樹脂シートや紙等を基材とし、必要に応
じて、裏面に粘着剤層が設けられた装飾用シート等が挙
げられる。又、塗装に用いられる塗料並びに塗装方法
は、特に限定されるものではなく、建築に用いられるい
ずれの塗料並びに塗装方法であっても用いることができ
る。又、下地材は、特に限定されるものではないが、例
えば、コンクリート、モルタル、木毛セメント板、各種
木板等が挙げられる。
【0030】請求項2記載の下地材の継目処理方法につ
いて、以下、図面を参照しながら説明する。図1〜図3
は、仕上げ材の施工の前処理を説明する図面であって、
図1は、隣合うコンクリート等の下地材1の表面端縁に
沿ってV状に面取りが施されている場合であり、上記V
状の溝にはコーキング材2等を充填して、下地材1の目
地部を他の下地材1表面と同一レベルに前処理を施し、
上記前処理された継目部分11を含む両下地材1端部表
面にわたって、請求項1記載の発明の粘着テープ3を、
ネット状補強部材31が積層されていない粘着剤層32
において貼付した後、装飾用シート貼付もしくは塗装か
らなる仕上げ材4によって化粧される。
いて、以下、図面を参照しながら説明する。図1〜図3
は、仕上げ材の施工の前処理を説明する図面であって、
図1は、隣合うコンクリート等の下地材1の表面端縁に
沿ってV状に面取りが施されている場合であり、上記V
状の溝にはコーキング材2等を充填して、下地材1の目
地部を他の下地材1表面と同一レベルに前処理を施し、
上記前処理された継目部分11を含む両下地材1端部表
面にわたって、請求項1記載の発明の粘着テープ3を、
ネット状補強部材31が積層されていない粘着剤層32
において貼付した後、装飾用シート貼付もしくは塗装か
らなる仕上げ材4によって化粧される。
【0031】図2は、下地材1の表面側端縁に角柱状切
欠部が設けられ、隣合う端面をルーズに突き合わせてそ
の間にも間隙11ができ、該間隙11を漏斗の落とし口
のようにした浅い溝が形成された下地を示している。こ
のように最初から目地部に大きな隙間11がある場合に
は、これらの隙間11にコーキング材2等を充填し、図
1と同様に本発明の粘着テープ3を貼付した後、装飾用
シート貼付もしくは塗装からなる仕上げ材4によって化
粧される。図2に示される実施例においては、化粧仕上
げとして塗装4が用いられるものであるので、隣合う端
面間の間隙11だけがコーキングされている。仕上げ材
4として、壁紙等の装飾用シートが使用されたり、角柱
状切欠部の段差が大きい場合には図1に示されるよう
に、下地材1の目地部を他の下地材表面と同一レベルに
前処理を施して仕上げ材の施工が行われる。
欠部が設けられ、隣合う端面をルーズに突き合わせてそ
の間にも間隙11ができ、該間隙11を漏斗の落とし口
のようにした浅い溝が形成された下地を示している。こ
のように最初から目地部に大きな隙間11がある場合に
は、これらの隙間11にコーキング材2等を充填し、図
1と同様に本発明の粘着テープ3を貼付した後、装飾用
シート貼付もしくは塗装からなる仕上げ材4によって化
粧される。図2に示される実施例においては、化粧仕上
げとして塗装4が用いられるものであるので、隣合う端
面間の間隙11だけがコーキングされている。仕上げ材
4として、壁紙等の装飾用シートが使用されたり、角柱
状切欠部の段差が大きい場合には図1に示されるよう
に、下地材1の目地部を他の下地材表面と同一レベルに
前処理を施して仕上げ材の施工が行われる。
【0032】図3は、図2の下地材1の隣合う端面がき
っちりと隙間なく突き合わせられている下地の場合であ
り、このような下地であれば、コーキング材等による下
地処理をすることなく、本発明の粘着テープ3を上記継
目11を含む両下地材1、1端部表面にわたって貼付し
た後、仕上げ材4の施工が行われればよい。
っちりと隙間なく突き合わせられている下地の場合であ
り、このような下地であれば、コーキング材等による下
地処理をすることなく、本発明の粘着テープ3を上記継
目11を含む両下地材1、1端部表面にわたって貼付し
た後、仕上げ材4の施工が行われればよい。
【0033】請求項1記載の発明の粘着テープは、JI
S Z 0237で規定される伸び(切断時)が100
%以上のアクリル系粘着剤層の一面に、JIS L 1
096で規定される引張強さが5kg/50mm以上の
ネット状補強部材が積層され、上記粘着剤層面の10〜
80%が被覆されてなるものであるので、下地材の伸縮
に追従してアクリル系粘着剤層が伸縮するが、上記伸縮
はアクリル系粘着剤層で吸収され、ネット状補強部材に
実質的に及ばず、且つ、装飾性シートもしくは塗装膜か
らなる仕上げ材は、ネット状補強部材に粘着剤層が係止
され、強固に固定されるものであるので、下地材の伸縮
によってクラックが入ったりシワができたりすることも
なく、又、浮きや剥離を起こすこともなく美麗な化粧を
長らく保持し得るものである。
S Z 0237で規定される伸び(切断時)が100
%以上のアクリル系粘着剤層の一面に、JIS L 1
096で規定される引張強さが5kg/50mm以上の
ネット状補強部材が積層され、上記粘着剤層面の10〜
80%が被覆されてなるものであるので、下地材の伸縮
に追従してアクリル系粘着剤層が伸縮するが、上記伸縮
はアクリル系粘着剤層で吸収され、ネット状補強部材に
実質的に及ばず、且つ、装飾性シートもしくは塗装膜か
らなる仕上げ材は、ネット状補強部材に粘着剤層が係止
され、強固に固定されるものであるので、下地材の伸縮
によってクラックが入ったりシワができたりすることも
なく、又、浮きや剥離を起こすこともなく美麗な化粧を
長らく保持し得るものである。
【0034】請求項2記載の発明の下地材の継目処理方
法は、下地材上に装飾用シートもしくは塗装からなる化
粧をするに際して、隣合う端面同士を突き合わせて接合
された下地材の継目部分を含む両下地材の端部にわたっ
て、請求項1記載の粘着シートを、ネット状補強部材が
積層されていない面において貼付するという極めて簡単
な作業で、下地材の伸縮と装飾用シートもしくは塗装か
らなる仕上げ材とを絶縁でき、且つ、ネット状補強部材
の網目によって装飾用シートもしくは塗装の接着面を係
止させ強固な接着を実現し得るものであって、下地材の
伸縮によって装飾性シートもしくは塗装膜からなる仕上
げ材にクラックが入ったりシワができたりすることもな
く、又、浮きや剥離を起こすこともなく美麗な化粧を長
らく保持し得るものである。
法は、下地材上に装飾用シートもしくは塗装からなる化
粧をするに際して、隣合う端面同士を突き合わせて接合
された下地材の継目部分を含む両下地材の端部にわたっ
て、請求項1記載の粘着シートを、ネット状補強部材が
積層されていない面において貼付するという極めて簡単
な作業で、下地材の伸縮と装飾用シートもしくは塗装か
らなる仕上げ材とを絶縁でき、且つ、ネット状補強部材
の網目によって装飾用シートもしくは塗装の接着面を係
止させ強固な接着を実現し得るものであって、下地材の
伸縮によって装飾性シートもしくは塗装膜からなる仕上
げ材にクラックが入ったりシワができたりすることもな
く、又、浮きや剥離を起こすこともなく美麗な化粧を長
らく保持し得るものである。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、実施例について説明する。
【0036】(実施例1)イソミリスチルアクリレート
20重量部、2−エチルヘキシルアクリレート80重量
部、アクリル酸2重量部、n−ドデカンチオール0.0
2重量部、2,2−ジメチル−2−フェニルアセトフェ
ノン(チバガイギー社製、商品名「イルガキュア65
1」)0.1重量部及びヘキサンジオールジアクリレー
ト0.05重量部からなるアクリル系モノマー組成物を
均一に混合し、離型処理された厚さ38μmのポリエス
テルフィルム(PETフィルム)の離型処理面に、重合
終了時の厚さが1±0.1mmとなるように塗工し、上
記同様に離型処理された厚さ38μmのPETフィルム
の離型処理面が上記塗工面に接するように塗工面をカバ
ーした。
20重量部、2−エチルヘキシルアクリレート80重量
部、アクリル酸2重量部、n−ドデカンチオール0.0
2重量部、2,2−ジメチル−2−フェニルアセトフェ
ノン(チバガイギー社製、商品名「イルガキュア65
1」)0.1重量部及びヘキサンジオールジアクリレー
ト0.05重量部からなるアクリル系モノマー組成物を
均一に混合し、離型処理された厚さ38μmのポリエス
テルフィルム(PETフィルム)の離型処理面に、重合
終了時の厚さが1±0.1mmとなるように塗工し、上
記同様に離型処理された厚さ38μmのPETフィルム
の離型処理面が上記塗工面に接するように塗工面をカバ
ーした。
【0037】次いで、上記アクリル系モノマー組成物
に、ケミカルランプを用いて上記PETフィルム上から
照射強度2mW/cm2 で10分間紫外線を照射し、こ
れを重合してアクリル系粘着剤シートを作製した。上記
アクリル系粘着剤シートのJIS Z 0237に準拠
して測定された伸び(切断時)は1000%であった。
に、ケミカルランプを用いて上記PETフィルム上から
照射強度2mW/cm2 で10分間紫外線を照射し、こ
れを重合してアクリル系粘着剤シートを作製した。上記
アクリル系粘着剤シートのJIS Z 0237に準拠
して測定された伸び(切断時)は1000%であった。
【0038】上記アクリル系粘着剤シートの一方のPE
Tフィルムを剥がして粘着剤層を露出させ、該面にネッ
ト状補強部材(積水化工社製、商品名「ソフHN3
3」、厚さ30μm、JIS L 1096に準拠して
測定された引張強さ10kg/50mm)を積層して粘
着シートを作製した。上記ネット状補強部材による粘着
剤層の被覆面積の分率は27%であった。
Tフィルムを剥がして粘着剤層を露出させ、該面にネッ
ト状補強部材(積水化工社製、商品名「ソフHN3
3」、厚さ30μm、JIS L 1096に準拠して
測定された引張強さ10kg/50mm)を積層して粘
着シートを作製した。上記ネット状補強部材による粘着
剤層の被覆面積の分率は27%であった。
【0039】(実施例2)実施例1のネット状補強部材
に替えて、ネット状補強部材(積水化工社製、商品名
「ソフHN55」、厚さ70μm、JIS L 109
6に準拠して測定された引張強さ35kg/50mm)
を用いたこと以外は、実施例1と同様にして粘着シート
を作製した。上記ネット状補強部材による粘着剤層の被
覆面積の分率は67%であった。
に替えて、ネット状補強部材(積水化工社製、商品名
「ソフHN55」、厚さ70μm、JIS L 109
6に準拠して測定された引張強さ35kg/50mm)
を用いたこと以外は、実施例1と同様にして粘着シート
を作製した。上記ネット状補強部材による粘着剤層の被
覆面積の分率は67%であった。
【0040】(実施例3)実施例1のアクリル系モノマ
ー組成物に替えて、ラウリルアクリレート30重量部、
ブチルアクリレート70重量部、アクリル酸4重量部、
2,2−ジメチル−2−フェニルアセトフェノン(チバ
ガイギー社製、商品名「イルガキュア651」)0.1
重量部及びヘキサンジオールジアクリレート0.05重
量部からなるアクリル系モノマー組成物を用いたこと以
外は、実施例1と同様にして粘着シートを作製した。得
られたアクリル系粘着剤シートのJIS Z 0237
に準拠して測定された伸び(切断時)は400%であっ
た。
ー組成物に替えて、ラウリルアクリレート30重量部、
ブチルアクリレート70重量部、アクリル酸4重量部、
2,2−ジメチル−2−フェニルアセトフェノン(チバ
ガイギー社製、商品名「イルガキュア651」)0.1
重量部及びヘキサンジオールジアクリレート0.05重
量部からなるアクリル系モノマー組成物を用いたこと以
外は、実施例1と同様にして粘着シートを作製した。得
られたアクリル系粘着剤シートのJIS Z 0237
に準拠して測定された伸び(切断時)は400%であっ
た。
【0041】(比較例1)実施例1のネット状補強部材
に替えてネット状補強部材(積水化工社製、商品名「ガ
ラスソフ」、厚さ200μm、JIS L 1096に
準拠して測定された引張強さ50kg/50mm)を用
いたこと以外は、実施例1と同様にして粘着シートを作
製した。上記ネット状補強部材による粘着剤層の被覆面
積の分率は7%であった。
に替えてネット状補強部材(積水化工社製、商品名「ガ
ラスソフ」、厚さ200μm、JIS L 1096に
準拠して測定された引張強さ50kg/50mm)を用
いたこと以外は、実施例1と同様にして粘着シートを作
製した。上記ネット状補強部材による粘着剤層の被覆面
積の分率は7%であった。
【0042】(比較例2)実施例1のネット状補強部材
に替えてネット状補強部材(日石プラスト社製、商品名
「EX−24」、厚さ130μm、JIS L 109
6に準拠して測定された引張強さ30kg/50mm)
を用いたこと以外は、実施例1と同様にして粘着シート
を作製した。上記ネット状補強部材による粘着剤層の被
覆面積の分率は81%であった。
に替えてネット状補強部材(日石プラスト社製、商品名
「EX−24」、厚さ130μm、JIS L 109
6に準拠して測定された引張強さ30kg/50mm)
を用いたこと以外は、実施例1と同様にして粘着シート
を作製した。上記ネット状補強部材による粘着剤層の被
覆面積の分率は81%であった。
【0043】(比較例3)実施例1のアクリル系モノマ
ー組成物に替えて、2−エチルヘキシルアクリレート8
0重量部、アクリル酸20重量部、n−ドデカンチオー
ル0.01重量部、2,2−ジメチル−2−フェニルア
セトフェノン(チバガイギー社製、商品名「イルガキュ
ア651」)0.1重量部及びヘキサンジオールジアク
リレート0.05重量部からなるアクリル系モノマー組
成物を用いたこと以外は、実施例1と同様にして粘着シ
ートを作製した。得られたアクリル系粘着剤シートのJ
IS Z 0237に準拠して測定された伸び(切断
時)は80%であった。
ー組成物に替えて、2−エチルヘキシルアクリレート8
0重量部、アクリル酸20重量部、n−ドデカンチオー
ル0.01重量部、2,2−ジメチル−2−フェニルア
セトフェノン(チバガイギー社製、商品名「イルガキュ
ア651」)0.1重量部及びヘキサンジオールジアク
リレート0.05重量部からなるアクリル系モノマー組
成物を用いたこと以外は、実施例1と同様にして粘着シ
ートを作製した。得られたアクリル系粘着剤シートのJ
IS Z 0237に準拠して測定された伸び(切断
時)は80%であった。
【0044】実施例1〜3及び比較例1〜3で得られた
粘着テープの性能を評価するため、以下に示す方法で、
塗装膜の伸び及び経時塗装膜のヒビ割れの状態を試験し
た。試験結果は表1に示した。
粘着テープの性能を評価するため、以下に示す方法で、
塗装膜の伸び及び経時塗装膜のヒビ割れの状態を試験し
た。試験結果は表1に示した。
【0045】1.塗装膜の伸び:窯業系サイディング材
(アスク社製、商品名「フラットSG」、サイズ:12
mm×150mm×150mm)を突き合わせて連続し
た平面を形成し、突き合わせてできた継目に、該継目を
含む左右両下地材の端部にわたって、得られた幅50m
mの粘着テープを貼付して下地材の継目処理を行った
後、該継目処理上に、塗料(大日本塗料社製、商品名
「Vセラン」)を用いて塗膜の厚さが500μmとなる
ように刷毛塗り法で塗装を施し、引張試験機を用いて5
mm/分の速度で塗膜に引張力を負荷し、塗膜に最初に
クラックが入った距離を測定した。
(アスク社製、商品名「フラットSG」、サイズ:12
mm×150mm×150mm)を突き合わせて連続し
た平面を形成し、突き合わせてできた継目に、該継目を
含む左右両下地材の端部にわたって、得られた幅50m
mの粘着テープを貼付して下地材の継目処理を行った
後、該継目処理上に、塗料(大日本塗料社製、商品名
「Vセラン」)を用いて塗膜の厚さが500μmとなる
ように刷毛塗り法で塗装を施し、引張試験機を用いて5
mm/分の速度で塗膜に引張力を負荷し、塗膜に最初に
クラックが入った距離を測定した。
【0046】2.ヒビ割れ:窯業系サイディング材(ア
スク社製、商品名「フラットSG」、サイズ:12mm
×465mm×3030mm)をその長辺の端面におい
て突き合わせて連続した外壁面を形成した実邸におい
て、塗料(大日本塗料社製、商品名「Vセラン」)を用
いて塗膜の厚さが500μmとなるように刷毛塗り法で
塗装を施し、1年後のヒビ割れ等損傷の状況を目視によ
り検査した。
スク社製、商品名「フラットSG」、サイズ:12mm
×465mm×3030mm)をその長辺の端面におい
て突き合わせて連続した外壁面を形成した実邸におい
て、塗料(大日本塗料社製、商品名「Vセラン」)を用
いて塗膜の厚さが500μmとなるように刷毛塗り法で
塗装を施し、1年後のヒビ割れ等損傷の状況を目視によ
り検査した。
【0047】
【表1】
【0048】
【発明の効果】請求項1記載の発明の粘着シートは、叙
上の如く構成されているので、下地材の伸縮によってク
ラックが入ったりシワができたりすることもなく、又、
浮きや剥離を起こすこともなく美麗な化粧を長らく保持
し得るものである。
上の如く構成されているので、下地材の伸縮によってク
ラックが入ったりシワができたりすることもなく、又、
浮きや剥離を起こすこともなく美麗な化粧を長らく保持
し得るものである。
【0049】又、請求項2記載の発明の下地材の継目処
理方法は、叙上の如く構成されているので、請求項1記
載の発明の粘着シートを継目部分を含む両下地材の端部
にわたって貼付するという極めて簡単な作業で、下地材
の伸縮と装飾用シートもしくは塗装からなる仕上げ材と
を絶縁でき、且つ、その表面に装飾用シートもしくは塗
装の接着面を係止させ強固な接着を実現し得るネット状
補強部材の網目が形成されるものであるので、下地材の
伸縮によって装飾性シートもしくは塗装膜からなる仕上
げ材にクラックが入ったりシワができたりすることもな
く、又、浮きや剥離を起こすこともなく美麗な化粧を長
らく保持し得るものである。
理方法は、叙上の如く構成されているので、請求項1記
載の発明の粘着シートを継目部分を含む両下地材の端部
にわたって貼付するという極めて簡単な作業で、下地材
の伸縮と装飾用シートもしくは塗装からなる仕上げ材と
を絶縁でき、且つ、その表面に装飾用シートもしくは塗
装の接着面を係止させ強固な接着を実現し得るネット状
補強部材の網目が形成されるものであるので、下地材の
伸縮によって装飾性シートもしくは塗装膜からなる仕上
げ材にクラックが入ったりシワができたりすることもな
く、又、浮きや剥離を起こすこともなく美麗な化粧を長
らく保持し得るものである。
【図1】本発明の粘着テープを用いた下地材の継目処理
方法の実施の一例を示す断面図である。
方法の実施の一例を示す断面図である。
【図2】本発明の粘着テープを用いた下地材の継目処理
方法の実施の他の例を示す断面図である。
方法の実施の他の例を示す断面図である。
【図3】本発明の粘着テープを用いた下地材の継目処理
方法の実施の他の例を示す断面図である。
方法の実施の他の例を示す断面図である。
【図4】従来の下地材の継目処理方法の実施の一例を示
す断面図である。
す断面図である。
1 下地材 11 継目 2 コーキング材 3 アクリル系粘着シート 31 ネット状補強部材 32 粘着剤層 4 仕上げ材 5 クラック
Claims (2)
- 【請求項1】 JIS Z 0237で規定される伸び
(切断時)が100%以上のアクリル系粘着剤層の一面
に、JIS L 1096で規定される引張強さが5k
g/50mm以上のネット状補強部材が積層され、上記
粘着剤層面の10〜80%が被覆されてなることを特徴
とする粘着シート。 - 【請求項2】 下地材上に装飾用シートもしくは塗装か
らなる化粧をするに際して、隣合う端面同士を突き合わ
せて接合された下地材の継目部分を含む両下地材の端部
にわたって、請求項1記載の粘着シートを、ネット状補
強部材が積層されていない面において貼付することを特
徴とする下地材の継目処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11118183A JP2000310023A (ja) | 1999-04-26 | 1999-04-26 | 粘着シート及びそれを用いた下地材の継目処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11118183A JP2000310023A (ja) | 1999-04-26 | 1999-04-26 | 粘着シート及びそれを用いた下地材の継目処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000310023A true JP2000310023A (ja) | 2000-11-07 |
Family
ID=14730207
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11118183A Pending JP2000310023A (ja) | 1999-04-26 | 1999-04-26 | 粘着シート及びそれを用いた下地材の継目処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000310023A (ja) |
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|---|---|---|---|---|
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| US9546439B2 (en) | 2014-05-15 | 2017-01-17 | Zephyros, Inc. | Process of making short fiber nonwoven molded articles |
| WO2018110733A1 (ko) * | 2016-12-12 | 2018-06-21 | 문윤정 | 벽면 마감용 테이프 및 이를 이용한 벽면 마감 방법 |
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| US11541626B2 (en) | 2015-05-20 | 2023-01-03 | Zephyros, Inc. | Multi-impedance composite |
-
1999
- 1999-04-26 JP JP11118183A patent/JP2000310023A/ja active Pending
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