JP2000310032A - 床放射式空調システム - Google Patents

床放射式空調システム

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JP2000310032A
JP2000310032A JP11119106A JP11910699A JP2000310032A JP 2000310032 A JP2000310032 A JP 2000310032A JP 11119106 A JP11119106 A JP 11119106A JP 11910699 A JP11910699 A JP 11910699A JP 2000310032 A JP2000310032 A JP 2000310032A
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Japan
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air
conditioning system
air conditioning
temperature
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JP11119106A
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Toru Kitagawa
透 北川
Toshiharu Shirai
白井敏治
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建築物の各室又は各空間の冷暖房条件に応じ
て床面構成部材の諸物性を任意に設定変更し得る二重床
構造を備えた空気循環方式の床放射式空調システムを提
供する。 【解決手段】 床放射式空調システムは、床下に調温空
気流路1を形成する床面構成部材20を備える。床面構
成部材を構成する芯材22は、任意の素材の物性調整材
27を充填可能な連続溝24、25を備える。調整材
は、例えば、断熱材料、蓄熱材料、高熱伝導性材料又は
遠赤外線放射材料のいずれかから選択される。床面構成
部材を施工すべき空調領域の空調条件に相応した適当な
素材の調整材が、任意に決定され、これにより、床面構
成部材の諸物性、殊に、熱伝導性能、蓄熱性能及び断熱
性能が、任意に設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気循環方式の床
放射式空調システムに関するものであり、より詳細に
は、加熱又は冷却した調温空気を床下の調温空気通路に
送風して床面を加熱又は冷却し、床面の熱輻射又は冷熱
輻射作用により室内環境を暖房又は冷房する床放射式空
調システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】建築物の空調設備として、対流式冷暖房
装置及び輻射式冷暖房装置が知られている。対流式冷暖
房装置は、比較的低温又は高温の調温空気を室内に強制
循環し、調温空気の室内対流により室内環境を冷房又は
暖房し、他方、輻射式冷暖房装置は、室内に面する床
面、壁面又は天井面の表面温度を冷却又は加熱し、熱輻
射又は冷熱輻射作用によって室内環境を冷房又は暖房す
る。室内温度分布の改善、室内空気の強制対流による不
快感の防止、更には、居住者の快適性又は体感温度の重
視等の観点より、輻射式の冷暖房装置が近年殊に注目さ
れており、空調設備として輻射式又は放射式の冷暖房装
置を採用した建築物の事例が徐々に増加しつつある。
【0003】この形式の冷暖房装置として、例えば、温
水循環方式及び温風循環方式の床暖房装置が知られてい
る。温水式床暖房装置は、床埋設配管に温水を強制循環
するのに対し、温風式床暖房装置は、温風を床下ピット
又は坑道に送風し、床面を加熱する。この種の温風式床
暖房装置は、低層住宅等の床下に温風を循環するオンド
ルとして一般に知られている。温風式床暖房装置は、熱
媒体としての温風特有の作用により優れた暖房効果を発
揮する反面、床下ピット又は坑道等の温風流路を床下に
配設しなければならず、これを施工するには、建築物の
構造に対する特殊な配慮を要する。例えば、温風式床暖
房装置を中高層建築物に施工する場合、各階の床構造
は、二重床構造に設計され、温風を循環する温風流路が
各階の床下に配設される。このような温風式床暖房装置
の二重床構造は、多数の支柱又は支持脚をコンクリート
スラブ等の床版上に所定間隔に立設し、支柱又は支持脚
上に床面構成部材を支持する構成のものであり、温風流
路が、床面構成部材と床版との間に形成される。この形
式の二重床構造は、例えば、特開平10−169164
号公報又は特開平8−296872号公報等に開示され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に、建築物の居住
空間又は居室は、室の用途に応じて冷暖房条件の要求が
異なる。例えば、冬季早朝等に使用される台所等は、暖
房効果の早期立上げ又は放射性能を重視した設計が採用
され、夜間に使用される寝室等は、蓄熱性能を重視した
設計が好ましく採用される。また、不特定の利用形態が
予想される居間等の居室については、空調制御の応答性
を改善することが望ましく、他方、クローゼット、押入
れ又は納戸等は、断熱性能又は防露性能等を高める配慮
が必要とされる。
【0005】しかしながら、従来の温風式床暖房装置
は、実質的に同一又は同等の物性及び強度を有する床面
構成部材を一律に支柱又は支持脚の上に敷設する構成を
採用しており、このため、各室毎に床仕上構成材料の性
能を任意に選択することができない。従って、空調設備
の設計者は、仮に、温風温度の設定変更等によって各室
又は各居住空間の空調条件を適当に設定し得たとして
も、放射性能、制御応答性能、蓄熱性能、断熱性能、防
露性能等の諸性能に関する各室又は各居住空間の要求に
対して、個別的且つ十分に対応し難く、これを簡易な構
成によって可能にする改良ないし改善策が望まれる。
【0006】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、建築物の各室又は
各空間の冷暖房条件に応じて床面構成部材の諸物性を任
意に設定変更し得る二重床構造を備えた空気循環方式の
床放射式空調システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、上記
目的を達成すべく、調温空気を通風可能な調温空気流路
を床下に設け、該調温空気流路を流通する調温空気と床
面との熱交換作用により床面を冷却又は加熱し、床面の
冷熱輻射又は熱輻射作用により室内環境を冷房又は暖房
する床放射式空調システムにおいて、芯材を有する床面
構成部材が、床版の上方に床版から所定間隔を隔てて支
持され、前記調温空気流路が、前記床面構成部材と前記
床版との間に形成され、前記芯材は、任意に選択可能な
物性調整材を充填可能な複数の溝を備えることを特徴と
する床放射式空調システムを提供する。
【0008】本発明の上記構成によれば、放射性能、制
御応答性能、蓄熱性能、断熱性能、防露性能等の床面構
成部材の諸性能は、物性調整材の任意の選択により、任
意に設定変更することができる。例えば、空調効果の早
期立上げ又は迅速な制御応答性を要する空調領域に施工
すべき床面構成部材には、比較的伝熱性能が高い物性調
整材を充填し、空調効果の安定性を重視する空調領域に
施工すべき床面構成部材には、比較的蓄熱性能が高い物
性調整材を充填し、また、断熱性又は防露性を重視する
空調領域に施工すべき床面構成部材には、比較的断熱性
能が高い物性調整材を充填し、更に、床材の剛性又は強
度を要する空調領域の床面構成部材には、比較的高強度
の物性調整材を充填するなど、空調領域の特性に応じた
物性調整材の溝内充填により、床面構成部材の諸物性を
任意に設定することができる。従って、このような床面
構成部材を備えた床放射式空調システムによれば、床面
構成部材は、熱容量又は熱特性を任意に設定可能な熱輻
射パネルとして各空調領域に敷設し得るので、床放射式
空調システムは、かかる床面構成部材の採用により、各
空調領域毎の要求又は空調条件に相応した床暖房効果及
び/又は床冷房効果を任意且つ簡易に実現することがで
きる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施形態によれ
ば、上記溝は、方形断面の連続溝の形態に形成され、溝
の開口は、芯材の全長又は全幅に亘って連続的に延び
る。好ましくは、芯材は、鋼材又は高剛性合金材料の一
体成形部材、或いは、平板及び帯板等の金属材料を一体
的に組付けてなる金属製組立体からなり、溝は、芯材の
上面及び/又は下面に開口する。上記物性調整材は、上
面開口溝及び下面開口溝の一方又は双方に充填される。
【0010】本発明の或る実施形態において、上面開口
溝及び下面開口溝が芯材に交互に配置される。上面開口
溝の開口は、木質系合板又は寄木合板等の床材によって
閉塞され、下面開口溝の開口は、木質系合板、樹脂成形
板又は金属成形板等のバッキング材(裏当材)によって
閉塞される。物性調整材は、主に上面開口溝に充填さ
れ、下面に開口した溝は、下地板によって閉塞した内部
空気層を床面構成部材に形成する。所望により、物性調
整材を下面開口溝に充填しても良い。
【0011】本発明の他の実施形態によれば、芯材は、
水平な平板部と、平板部から垂下する垂直な脚部とから
なり、脚部は、平行な下面開口溝を芯材の下面に形成す
る。平板部の上面は、平坦な床面を形成し、或いは、内
装床材を敷設可能な床材施工面を形成する。他方、脚部
は、芯材の下面に多数の伝熱フィンを形成し、調温空気
流路に面する芯材の表面積を増大する。これにより、調
温空気流路を流通する調温空気と芯材との伝熱接触面積
が増大し、床面構成部材の伝熱性能が向上する。好まし
くは、芯材の剛性及び耐変形能は、脚部の下端を相互連
結する連結部材又は帯板により高められる。帯板は、下
面開口溝の拡開を制限するとともに、下面開口溝に挿入
された物性調整材の脱落を防止する。
【0012】本発明の好適な実施形態において、上記物
性調整材は、断熱材料、蓄熱材料、高熱伝導性材料又は
遠赤外線放射材料のいずれかから選択される。断熱材料
の採用による断熱性能の向上は、床面の冷熱輻射又は熱
輻射作用を抑制し、蓄熱材料の採用による蓄熱性能の向
上は、床面構成部材の熱容量を増大し、床面の冷熱輻射
又は熱輻射作用を安定化し、更に、高熱伝導材料の採用
による熱伝導性能の向上は、床面の冷熱輻射又は熱輻射
作用を活性化する。また、遠赤外線放射材料の溝内充填
により、床面構成部材の輻射暖房効果を更に改善するこ
とが可能となる。所望により、塗布型の断熱材、発泡ウ
レタン等の発泡樹脂、グラスウール等の繊維質断熱材な
どの一般的な断熱材料が、芯材の下面に更に塗布され、
吹付けられ、或いは、接着され、断熱層が芯材に形成さ
れる。
【0013】本発明の或る実施形態によれば、上記芯材
の上面は、室内空間に面する床仕上面を構成する。他の
実施形態によれば、内装床材が芯材の上面に更に敷設さ
れる。好ましくは、床面の表面温度を検出する床面温度
センサが床面構成部材に取付けられる。床面温度センサ
は、制御信号線を介して床放射式空調システムの制御装
置に接続され、制御装置は、床面温度センサの検出値に
基づいて床放射式空調システムの作動モード、調温空気
の目標温湿度、調温空気の送風量、新鮮空気導入量及び
室内空気排気量等を可変制御する。
【0014】本発明の好適な実施形態において、床面構
成部材を支持する複数の支持手段が、床版上に分散配置
される。各支持手段は、床面構成部材を支持する支受部
材と、支受部材を高さ調節可能に支持するレベル調整手
段とを備えた支柱からなる。好ましくは、見切縁が支柱
上に取付けられる。見切縁は、床面構成部材の縁部の位
置決め手段として機能する。更に好ましくは、一般的な
断熱材が、実質的に床版の全域に亘って敷設されるとと
もに、硬質断熱材が、支柱の基部と床版の上面との間に
硬質断熱材が介挿される。
【0015】本発明の更に好適な実施形態によれば、床
放射式空調システムは、床下送風空気を加熱又は冷却
し、これを調温する空調機と、上記調温空気流路を通過
した調温空気を室内に循環する給気装置とを備える。空
調機は、熱源の熱媒体を循環可能な伝熱コイルと、伝熱
コイルとの熱交換作用により所定の温度域に加熱又は冷
却された調温空気を調温空気流路に送風する送風機とを
備え、給気装置は、外界雰囲気の新鮮空気を室内に導入
する外気取入手段を備える。好ましくは、給気装置は、
外気と調温空気とを混合する混合手段と、外壁の内面に
沿って調温空気を室内に吐出する吹出手段とを備える。
更に好ましくは、吐出手段は、外壁又は外装窓の内面に
沿って流動する空気流を形成し、冬季の壁面結露現象を
防止する。
【0016】本発明の好ましい実施形態によれば、上記
物性調整材は、寝室、居間、台所、収納室、通路、更衣
室等の各室の用途又は使用目的に相応して任意に選択さ
れる。本発明の他の実施形態において、物性調整材は、
ペリメータゾーン及びインテリアゾーン等の各空調ゾー
ンの特性に応じて任意に選択される。
【0017】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明の好適な
実施例について詳細に説明する。図1は、本発明の第1
実施例に係る床放射式空調システムの全体構成を概略的
に示す建築物の縦断面図であり、図2は、図1に示す二
重床構造の構成を概略的に示す建築物の部分縦断面図で
ある。
【0018】多層構造の建築物は、下階の床構造体F
1、上階の床構造体F2及び外壁W1、W2を備え、居
室R1、R2が、建築物の各階に配置される。床構造体
F1、F2は、調温空気流路1を備えた二重床構造体と
して構成され、コンクリート床スラブ等の各階床版S
1、S2と、床版S1、S2上に分散配置された多数の
支柱組立体10と、支柱組立体10によって支持された
床面構成部材20とを備える。床版S1、S2の上面に
は、断熱材7が実質的に床版全域に亘って敷設される。
他方、床版S1、S2の下側には、軽量鉄骨製の天井下
地材(図示せず)が施工され、天井仕上材Cが、天井下
地材に取付けられる。
【0019】各居室R1、R2の床放射式空調システム
は、空調機2及び給気装置3と、空調機2の給気流を通
風可能な床下の調温空気流路1とから概ね構成される。
壁面収納ユニット4が外壁W2に沿って配設され、空調
機2は、壁面収納ユニット4内に配置される。壁面収納
ユニット4の室内側仕上面には、還気ガラリ及び排気ガ
ラリを備えた還気口40及び排気口41が配設される。
還気口40は、還気ダクト42を介して空調機2に接続
され、排気口41は、排気流路43を介して換気扇5と
連通する。
【0020】空調機2は、還気口40を介して機内に誘
引された室内空気を加熱又は冷却する伝熱コイル(図示
せず)と、所望の温度域に加熱又は冷却した調温空気を
調温空気流路10に送風する強制循環ファン(図示せ
ず)を内蔵する。伝熱コイルは、建築物の熱媒体配管を
介してボイラー、チラー又はヒートポンプユニット等の
空調熱源と接続され、温水、冷却水又は冷媒ガス等の熱
媒体流体が伝熱コイルを循環する。空調機2の調温空気
送風口45が、空調機2の下面に配置され、送風口45
は、調温空気を調温空気流路1内に送風する。また、換
気扇5は、排気口41を介して室内空気を部分的に吸引
し、これを外界に排気する。
【0021】給気装置3は、外壁W1に沿って各室の床
面に配置されたケーシング30を備える。ケーシング3
0の内部領域は、内部仕切板35によって調温空気循環
部31と外気取入部32とに区画される。吹出ガラリを
備えた吹出口33が、ケーシング30の上面に配置さ
れ、調温空気及び外気の混合域が、吹出口33と内部仕
切板35との間に形成される。調温空気循環部31の下
部は、調温空気流路1と連通し、外気取入部32は、外
気取入口(図示せず)を介して外界と連通する。調温空
気流路1を通過した調温空気は、調温空気循環部31の
内部を上昇し、他方、外界雰囲気の空気(外気)は、外
気取入口から外気取入部32内に流入し、外気取入部3
2内を上昇する。調温空気及び外気は、混合域にて合流
し、新鮮空気(外気)を含む空調吹出空気として吹出口
33から室内に流出する。
【0022】給気装置3が吹出す空調空気流は、部分的
に換気扇5に吸引され、外界に排気されるとともに、還
気口40を介して空調機2に還流し、空調機2の伝熱コ
イルにおいて熱媒体流体と熱交換する。冷房運転時に
は、冷却水等の低温の熱媒体が伝熱コイルを循環し、空
調空気流は、伝熱コイルによって所定の温度に冷却さ
れ、他方、暖房運転時には、温水等の高温熱媒体が伝熱
コイルを循環し、空調空気流は、伝熱コイルによって所
定の温度に加熱される。かくして調温された空調空気、
即ち、調温空気は、送風口45から調温空気流路1に送
風され、調温空気流路1内を通風する間に床面構成部材
20と熱交換し、床面を冷却又は加熱する。床面の温度
は、夏期に所望の床冷房温度に冷却され、冬季に所望の
床暖房温度に加熱され、床面の輻射冷房効果又は輻射暖
房効果による快適な室内空調雰囲気が室内に形成され
る。床面構成部材20との熱交換によって昇温(夏期)
又は降温(冬季)した調温空気は、上述の如く、給気装
置3にて外気と混合した後、室内に循環する。なお、空
調機2の作動モード(冷房モード、暖房モード又は中間
モード)、調温空気の目標温湿度、調温空気の送風量、
新鮮空気導入量及び室内空気排気量等を可変制御する制
御ユニット(図示せず)が各階又は各室に設けられ、床
面の温度を検出する床面温度センサ9(図2)が、各制
御領域毎に床面構成部材20に配設される。
【0023】図3、図4及び図5は、床構造体F1、F
2の構造詳細を示す部分縦断面図、部分平面図及び分解
斜視図である。床構造体F1、F2を構成する支柱組立
体10は、支持基板11と、支持基板11上に植設され
た複数本(本例では4本)の支持ボルト12と、支持ボ
ルト12に支持された中間基板14と、中間基板14の
中心部に植設された中心軸15と、中心軸15の上端に
固定された床材支受部16と、床材支受部16の上面に
固定された複数本(本例では4本)の支受ボルト17と
から概ね構成される。これらの構成要素11、12、1
4、15、16、17は、所定寸法に成形された金属製
成形材料、例えば、鋼製、ステンレス合金製又はアルミ
ニウム合金製の成形部材からなる。
【0024】床版S1、S2上に敷設された断熱材7
は、グラスウール等の繊維質断熱材料、或いは、ウレタ
ンフォーム又はスタイロフォーム等の発泡樹脂成形材か
らなり、断熱材7の厚さは、30乃至50mm程度に設定
される。断熱材7は、支持基板11を配置すべき方形領
域を除く床版全域に敷設される。硬質断熱材8が、支持
基板11の直下の床版領域に配置される。硬質断熱材8
として、所望の耐圧縮強度を有する硬質発泡ウレタンフ
ォーム等の硬質発泡樹脂成形材を好ましく使用し得る。
【0025】支持基板11は、100mm×100mm〜1
50mm×150mm程度の平面寸法の正方形平面形態を有
し、10mm〜15mm程度の板厚を有する。支持基板11
は、所望により、アンカーボルト等の係止具(図示せ
ず)によって床版S1、S2に固定される。
【0026】支持ボルト12の下端部が、支持基板11
の四隅に溶接される。支持ボルト12は、支持基板11
から垂直上方に延びる。支持ボルト12の螺子部が、中
間基板14のボルト孔を貫通し、中間基板14の上方に
突出する。螺子部に螺合した金属製ナット12aが、中
間基板14の下面を支承し、中間基板14に作用する床
荷重を支持ボルト12に伝達する。ナット12aの位置
(高さ)調節により、床材支受部16の上面レベルを適
当に調節することができる。中間基板14は、支持基板
11よりも若干小さい平面寸法の正方形平面形態を有
し、支持基板11と同等の板厚を有する。
【0027】中心軸15の下端が、中間基板14の中心
部に溶接され、中間基板14から垂直上方に延びる。床
材支受部16の中央部下面が、中心軸15の上端に溶接
される。円柱形態に成形された中心軸15は、支柱組立
体10の中心軸線を中心とする20mm〜30mm程度の直
径を有し、床材支受部16は、中間基板14よりも若干
小さい平面寸法の正方形平面形態に成形され、中心部に
おいて約10mm程度の板厚を有し、外縁部において約5
mm程度の板厚を有する。
【0028】支受ボルト17の下端部が床材支受部16
の四隅に溶接され、支受ボルト17の螺子部が床材支受
部16の水平上面から垂直上方に延びる。支受ボルト1
7は、床面構成部材20の下地板21を貫通し、金属製
ナット17aが、支持ボルト17の螺子部に螺合する。
下地板21は、ナット17aの締結によって床材支受部
16上に堅固に固定される。
【0029】床面構成部材20の施工時に所謂定規とし
て機能する金属製見切縁18、19が、床面支受部16
の上面に固定される。見切縁18、19は、所定寸法に
成形された金属製帯板、例えば、鋼製、ステンレス合金
製又はアルミニウム合金製の帯板からなり、支柱組立体
10の中心軸線上において直交する。見切縁18は、全
長に亘って均一な長方形断面の帯板からなり、床面構成
部材20の端縁部は、見切縁18の側面に当接する。他
方、見切縁19は、下地板21の側縁部を支承可能な水
平フランジ部19a(図5)を含むT型断面形状に成形
される。床面構成部材20の側縁部は、見切縁19の側
面に当接するとともに、水平フランジ部19aに支持さ
れる。床面構成部材20の縁部と見切縁18、19との
間には、所望により、シール材又はコーキング材が充填
される。
【0030】床面構成部材20は、下地板21、芯材2
2及び床仕上材23とから構成される3層構造の複合積
層板として製作される。下地材21は、板厚5mm程度の
鋼板、ステンレス合金板又はアルミニウム合金板等の金
属板、或いは、比較的硬質且つ高剛性の無機質系、木質
系又は補強樹脂系の板材からなる。下地材21の四隅に
は、支受ボルト17を挿通可能なボルト孔21aが穿孔
される。下地材21は、芯材22のバッキング材(裏当
材)を構成する。
【0031】芯材22は、下地板21の上面に載置可能
な形態に成形された金属製成形板からなり、正方形又は
長方形断面の上面開口溝24及び下面開口溝25を備え
る。芯材22は、例えば、板厚1mm〜2.5mm程度の鋼
板、ステンレス合金板又はアルミニウム合金板等の金属
板を曲げ成形機にて角度90°の直角曲げ成形を繰返し
施すことにより、全体的に波形に賦形された曲げ成形
材、或いは、押出し成形機にて直角リブ形態の波形断面
に連続押出し成形された金属成形材からなる。芯材22
の水平な下面22aは、下地板21の上面に載置され、
所望により、接着剤又は係止具等によって下地板21と
一体化される。芯材22の厚さ(高さ)は、20mm〜3
0mm程度に設定され、芯材22の曲げ部の間隔は、30
mm〜45mm程度に設定される。かくして、開口溝24、
25は、深さ約20mm〜30mm及び溝幅約30mm〜45
mmの連続溝として芯材22の全域に配置され、約30mm
〜45mmの相互間隔を隔てて芯材22の上面又は下面に
交互且つ平行に延在する。
【0032】下面開口溝25は、下地板21によって閉
塞した中空の連続チャンネルを形成し、該チャンネル
は、床面構成部材20の空気層を構成する。他方、上面
開口溝24には、芯材22の伝熱性能を調節する物性調
整材27が充填される。調整材27は、床面構成部材2
0の諸性能又は諸物性を調節する性能調整手段として機
能し、調整材27の素材の適切な選択により、床面構成
部材20の伝熱性能又は蓄熱性能等を任意に設定変更す
ることができる。即ち、調整材27の素材は、床面構成
部材20を施工すべき室又は施工領域の用途又は使用目
的を考慮し、所望の伝熱性能、蓄熱性能及び断熱性能を
有する任意の素材から選択的に決定される。例えば、寝
室又は子供室等の領域に施工すべき床面構成部材20に
ついては、蓄熱性能が高い素材を調整材27として上面
開口溝24に充填し、居間又は応接室等の領域に施工す
べき床面構成部材20については、比較的熱伝導率が高
い素材を調整材27として上面開口溝24に充填する。
他方、クローゼット、押入れ、納戸又はトイレ等の領域
に施工すべき床面構成部材20には、比較的熱伝導率が
低い素材又は断熱性が高い素材を調整材27として上面
開口溝24に充填する。また、廊下、図書室又は倉庫等
の領域に配置される床面構成部材20には、比較的高強
度の素材を調整材27として上面開口溝24に充填し、
床面構成部材20の剛性又は強度を補強し、更に、事務
室等の領域に配置される床面構成部材20においては、
室の使用目的及び使用時間帯に応じて適当な断熱性能、
蓄熱性能、熱伝導性能及び強度を有する素材を調整材2
7として選択し、これを上面開口溝24に充填する。変
形例として、加熱時に遠赤外線を放射可能な遠赤外線放
射材料を調整材27として上面開口溝24に充填しても
良い。
【0033】蓄熱性能が高い素材として、例えば、樹脂
製蓄熱材料、セメント材料、セラミックス材料又は潜熱
蓄熱型材料等を好適に使用し得る。また、熱伝導率が高
い素材として、例えば、鋼材又は合金等の金属材料、或
いは、金属粉末を含有する無機質系材料等を好適に使用
し、断熱性能が高い素材として、発泡ウレタンフォーム
等の合成樹脂発泡材料、グラスウール等の繊維質断熱材
料などを好ましく使用し得る。更に、遠赤外線放射材料
として、所定の温度域にて遠赤外線を放射する遠赤外線
セラミックス材料を例示し、また、比較的高強度の素材
として、高剛性金属材料、繊維補強セメント系材料又は
繊維補強樹脂等を例示し得る。この他、諸物性を適当に
調整した樹脂、金属及び無機質系材料等の複合材料など
を調整材27として使用しても良い。
【0034】上面開口溝24に充填する断熱材に代え
て、或いは、該断熱材を上面開口溝24に充填するとと
もに、反射性断熱塗料等の塗布型断熱材、発泡樹脂材料
又は樹脂シート等を芯材22の下面又は上面に更に塗布
し、吹付け又は貼着しても良い。
【0035】床仕上材23は、芯材22の水平な上面2
2bに載置された木質系フローリング材、合板、金属板
又は樹脂成形材等の床材からなり、接着剤又は係止具等
によって芯材22上に固定される。床仕上材23は、上
面開口溝24の開口を閉塞し、調整材27は、床面構成
部材20内に封入される。所望により、絨毯、長尺樹脂
フローリング材、天然木床材、木質系化粧床材、樹脂タ
イル又は磁器タイル等の化粧内装床材29(図3に仮想
線で示す)が、接着剤等にて床仕上材23の上面に貼着
される。
【0036】図6は、本発明の第2実施例に係る二重床
構造体の構造詳細を示す部分縦断面図であり、図7は、
図6に示す床面構成部材の構造を示す部分斜視図であ
る。図6及び図7において、上記第1実施例の各構成要
素又は手段と実質的に同じ構成要素又は構成手段につい
ては、同一の参照符号が付されている。
【0037】本例の二重床構造体は、図3乃至図5に示
す二重床構造体と同様、図1及び図2に示す床構造体F
1、F2を構成する。金属又は合成樹脂の一体成形品か
らなる支柱10が、床版S1、S2上に配置される。支
柱10は、床版S1、S2上に支持された支持基板11
と、支持基板11上に植設された垂直な中心軸15と、
中心軸15の上端に固定された床材支受部16とから概
ね構成される。発泡樹脂断熱材7が、床版S1、S2と
支持基板11との間に注入・充填される。床材支受部1
6の上面には、複数本(本例では4本)の支受ボルト1
7及び金属製見切縁18が固定される。
【0038】床面構成部材20の角部が、床面支受部1
6の上面に支持される。床面構成部材20を構成する芯
材22は、水平な上面22bを有する平板部26と、水
平板材26から垂下する複数の脚部28とから構成され
る。脚部28は、所定の相互間隔を隔てて等間隔に配置
され、正方形又は長方形断面の下面開口溝25を脚部2
8の間に画成する。脚部28は、芯材22の剛性を高め
るばかりでなく、調温空気流路に面する芯材22の表面
積、即ち、調温空気流路1を流通する調温空気と芯材2
2との伝熱接触面積を増大し、床面構成部材20の伝熱
性能を向上させる。下面開口溝25は、芯材22の下面
全域に平行に配列され、物性調整材27を充填可能な連
続溝を形成する。本例において、平板部26及び脚部2
8は、鋼材、ステンレス合金又はアルミニウム合金等の
金属材料の一体成形品からなり、各部の板厚は、1mm〜
2.5mm程度に設定される。
【0039】バッキング材を構成する金属製帯板21
が、脚部28の下端面22aに所定間隔を隔てて固定さ
れる。帯板21は、20〜40mm程度の幅を有する鋼製
又は合金製の帯状平板からなる。帯板21は、脚部22
aにスポット部分溶接され、下面開口溝25の拡開を規
制し且つ芯材22の曲げ剛性及び耐変形能を向上させる
とともに、下面開口溝25に挿入された物性調整材27
の脱落を阻止する。物性調整材27は、床面構成部材2
0の諸性能又は諸物性を調節する性能調整手段として機
能し、床面構成部材20の伝熱性能又は蓄熱性能等は、
調整材27の配置及び素材の任意選択により、任意に設
定変更される。なお、図示の実施例においては、調整材
27を充填した下面開口溝25と、中空の下面開口溝2
5とが、交互に配置されている。
【0040】木質系合板等の床仕上材23が、芯材22
の水平上面22bに敷設される。所望により、絨毯又は
化粧フローリング材等の化粧内装床材29(図6に仮想
線で示す)が、床仕上材23の上面に敷設される。変形
例として、芯材22の水平上面22b自体により床面を
形成しても良い。所望により、水平上面22bの意匠
性、耐磨耗性及び表面強度を向上する表面処理が、水平
上面22bに施される。
【0041】以上、本発明の好適な実施例について詳細
に説明したが、上記各実施例の床面構成部材を備えた床
放射式空調システムによれば、調温空気流路1に導入さ
れた調温空気の保有熱量は、床面構成部材20に伝熱
し、床仕上材23又は化粧内装床材29の上面の温度を
冷却(夏期)又は加熱(冬季)し、室内雰囲気は、主に
床面の冷熱輻射又は熱輻射によって冷却又は加熱され
る。この結果、室内の人員は、夏期の冷熱輻射及び冬季
の熱輻射の作用により、快適な冷暖房効果を体感する。
また、空調機2、給気装置3及び換気扇5による室内空
気の循環は、内装壁面の結露防止、新鮮外気の取入れ、
更には、室内の急速な冷暖房を可能にし、室内雰囲気
は、床面の輻射冷暖房及び室内空気の循環の双方によ
り、所望の室内環境に制御される。
【0042】床面構成部材20を構成する芯材22は、
任意の素材の物性調整材27を充填可能な連続溝24、
25を備えているので、床面構成部材20を施工すべき
空調領域の空調条件に相応した適当な素材の調整材27
を任意に決定し、床面構成部材20の諸物性、殊に、熱
伝導性能、蓄熱性能及び断熱性能を任意に設定すること
ができる。従って、上記構成の床面構成部材20を備え
た床放射式空調システムによれば、建築物の各室又は各
空間の冷暖房条件に応じて床面構成部材20の諸物性を
任意に設定し、適切な床冷暖房効果を各空調領域毎に個
々に達成することができる。
【0043】以上、本発明の好適な実施例について詳細
に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるもので
はなく、特許請求の範囲に記載された本発明の範囲内で
種々の変形又は変更が可能である。
【0044】例えば、上記第1実施例において、物性調
整材27を上記床面構成部材20の上面開口溝24及び
下面開口溝25の双方に充填し、或いは、下面開口溝2
5のみに充填しても良く、また、気密材、水密材、防湿
材又は防水材を芯材22の下面又は上面に塗布し又は被
覆しても良い。
【0045】更に、上記芯材22の断面形態として、滑
らかに湾曲した波形形態、反復連続する半円形セクショ
ンからなる波形形態、不規則な相互間隔の開口溝を有す
る波形形態等の各種形態を採用しても良く、また、開口
溝24、25の配列パターンとして、縦横に交差する格
子状の連続溝、或いは、芯材22に対して斜行する連続
溝等のパターンを採用しても良い。
【0046】更に又、調整材27の素材は、同一室内の
各空調制御ゾーン毎に変更しても良く、例えば、ペリメ
ータゾーンに位置する床面構成部材20の調整材27と
して、比較的蓄熱性能及び/又は断熱性能が高い素材を
選択し、インテリアゾーンに位置する床面構成部材20
の調整材27として、熱伝導率が高い素材を選択するこ
とができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明の上記構成
によれば、建築物の各室又は各空間の冷暖房条件に応じ
て床面構成部材の諸物性を任意に設定変更し得る二重床
構造を備えた空気循環方式の床放射式空調システムを提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る床放射式空調システ
ムの全体構成を概略的に示す建築物の縦断面図である。
【図2】図1に示す二重床構造の構成を概略的に示す建
築物の部分縦断面図である。
【図3】図1に示す二重床構造体の構造詳細を示す部分
縦断面図である。
【図4】図1に示す二重床構造体の構造詳細を示す部分
平面図である。
【図5】図1に示す二重床構造体の構造詳細を示す分解
斜視図である。
【図6】本発明の第2実施例に係る二重床構造体の構造
詳細を示す部分縦断面図である。
【図7】図6に示す床面構成部材の構造詳細を示す部分
斜視図である。
【符号の説明】
1 調温空気流路 2 空調機 3 給気装置 4 壁面収納ユニット 5 換気扇 7 断熱材 8 硬質断熱材 10 支柱組立体 20 床面構成部材 21 下地板 22 芯材 23 床仕上材 24 上面開口溝 25 下面開口溝 26 平板部 27 物性調整材 28 脚部 F1、F2 床構造体 W1、W2 外壁 R1、R2 居室 S1、S2 床版
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F24F 5/00 F24F 5/00 K 101 101B 7/10 7/10 A (72)発明者 白井敏治 千葉県野田市目吹617 ニッケイ株式会社 野田工場内 Fターム(参考) 3L071 AA05 AB01 BB02 CD01 CF01

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調温空気を通風可能な調温空気流路を床
    下に設け、該調温空気流路を流通する調温空気と床面と
    の熱交換作用により床面を冷却又は加熱し、床面の冷熱
    輻射又は熱輻射作用により室内環境を冷房又は暖房する
    床放射式空調システムにおいて、 芯材を有する床面構成部材が、床版の上方に床版から所
    定間隔を隔てて支持され、前記調温空気流路が、前記床
    面構成部材と前記床版との間に形成され、 前記芯材は、任意に選択可能な物性調整材を充填可能な
    複数の溝を備えることを特徴とする床放射式空調システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記溝は、方形断面の連続溝の形態に形
    成され、該溝の開口は、前記芯材の全長又は全幅に亘っ
    て連続的に延びることを特徴とする請求項1に記載の床
    放射式空調システム。
  3. 【請求項3】 前記床面構成部材は、前記芯材の下面に
    取付けられたバッキング材を更に有することを特徴とす
    る請求項1又は2に記載の床放射式空調システム。
  4. 【請求項4】 前記溝の少なくとも一部は、下面開口溝
    として形成され、該下面開口溝は、少なくとも部分的に
    前記バッキング材によって閉塞されることを特徴とする
    請求項3に記載の床放射式空調システム。
  5. 【請求項5】 前記物性調整材は、断熱材料、蓄熱材
    料、高熱伝導性材料又は遠赤外線放射材料のいずれかか
    ら選択されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれ
    か1項に記載の床放射式空調システム。
  6. 【請求項6】 断熱材層が前記芯材に積層されることを
    特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の床放
    射式空調システム。
  7. 【請求項7】 前記芯材の上面に内装床材が更に敷設さ
    れることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に
    記載の床放射式空調システム。
  8. 【請求項8】 床面の表面温度を検出する床面温度セン
    サが前記床面構成部材に取付けられることを特徴とする
    請求項1乃至6のいずれか1項に記載の床放射式空調シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 前記床面構成部材を支持する複数の支持
    手段が、前記床版上に分散配置され、該支持手段は、前
    記床面構成部材を支持する支受部材と、該支受部材の支
    受面の高さを調節するレベル調整手段とを備えることを
    特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の床放
    射式空調システム。
  10. 【請求項10】 前記支持手段は、床面構成部材の縁部
    の位置決め手段として機能する見切縁を支持することを
    特徴とする請求項9に記載の床放射式空調システム。
  11. 【請求項11】 前記床版の実質的に全域に亘って断熱
    材が敷設されるとともに、前記支持手段の基部と前記床
    版の上面との間に硬質断熱材が介挿されることを特徴と
    する請求項9又は10に記載の床放射式空調システム。
  12. 【請求項12】 前記溝は、前記芯材の上面及び下面に
    交互に開口することを特徴とする請求項1乃至11のい
    ずれか1項に記載の床放射式空調システム。
  13. 【請求項13】 前記芯材は、平坦な上面を有し、前記
    溝は、前記芯材の下面に開口することを特徴とする請求
    項1乃至11のいずれか1項に記載の床放射式空調シス
    テム。
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