JP2000310040A - 安全帯取付具 - Google Patents
安全帯取付具Info
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- JP2000310040A JP2000310040A JP2000045900A JP2000045900A JP2000310040A JP 2000310040 A JP2000310040 A JP 2000310040A JP 2000045900 A JP2000045900 A JP 2000045900A JP 2000045900 A JP2000045900 A JP 2000045900A JP 2000310040 A JP2000310040 A JP 2000310040A
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- Japan
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- vertical member
- safety
- safety belt
- hook
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡易な操作で足場の縦部材への取付が可能
で、墜落による衝撃荷重の作用時にも大きな掛止強度を
発生しうる安全帯取付具の提供を目的とするものであ
る。 【解決手段】 足場の縦部材に外嵌可能な環状の取付部
2と、安全帯のフックが掛合可能な環状部14と、前記
環状部14へ作用する下向き荷重に応じて前記縦部材の
外周面を押圧するよう構成された押圧部15とを有する
安全帯取付具である。
で、墜落による衝撃荷重の作用時にも大きな掛止強度を
発生しうる安全帯取付具の提供を目的とするものであ
る。 【解決手段】 足場の縦部材に外嵌可能な環状の取付部
2と、安全帯のフックが掛合可能な環状部14と、前記
環状部14へ作用する下向き荷重に応じて前記縦部材の
外周面を押圧するよう構成された押圧部15とを有する
安全帯取付具である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築現場などにお
ける足場の縦部材に安全帯のフックを掛合するために用
いる安全帯取付具に関するものである。
ける足場の縦部材に安全帯のフックを掛合するために用
いる安全帯取付具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建築現場などにおいて、図8に示すよう
に、外壁の外側にパイプなどの部材で足場100を組む
ことは一般的に行われており、かかる足場100を構成
する各階層の高さ、つまり横部材101の上下間隔は、
通行の必要性、作業性及び作業範囲の兼ね合いより、通
常は2m程度である。
に、外壁の外側にパイプなどの部材で足場100を組む
ことは一般的に行われており、かかる足場100を構成
する各階層の高さ、つまり横部材101の上下間隔は、
通行の必要性、作業性及び作業範囲の兼ね合いより、通
常は2m程度である。
【0003】一方、このような建設現場で使用される墜
落防止用の安全帯103は、作業者の腰ベルトと、腰ベ
ルトから延びるロープと、このロープ先端に連結された
鉤形のフック104(図9参照)とからなり、その仕様
は安全性の確保のため労働省の「安全帯の規格」で定め
られている。それによると安全帯103のロープ長さは
1.5mである。これは、墜落時に落下距離が長いと、
安全帯103によって落下を止められた時に作業者に作
用する衝撃荷重が大きくて内臓破裂や内臓障害が発生す
るおそれがあることや、下方にある構築物と衝突するお
それがあることを考慮した規制である。また、同様の趣
旨より、安全帯103先端のフック104の掛合位置
は、腰よりも高い位置でなければならないと定められて
いる。
落防止用の安全帯103は、作業者の腰ベルトと、腰ベ
ルトから延びるロープと、このロープ先端に連結された
鉤形のフック104(図9参照)とからなり、その仕様
は安全性の確保のため労働省の「安全帯の規格」で定め
られている。それによると安全帯103のロープ長さは
1.5mである。これは、墜落時に落下距離が長いと、
安全帯103によって落下を止められた時に作業者に作
用する衝撃荷重が大きくて内臓破裂や内臓障害が発生す
るおそれがあることや、下方にある構築物と衝突するお
それがあることを考慮した規制である。また、同様の趣
旨より、安全帯103先端のフック104の掛合位置
は、腰よりも高い位置でなければならないと定められて
いる。
【0004】従って、図8に示すような手摺りが設けら
れていない足場100で作業するには、安全帯103先
端のフック104を頭上の横部材101か、又はその階
層の縦部材102に掛合させる必要がある。頭上の横部
材101にフック104を掛合させる場合、作業者の腰
ベルトの高さが約1mであることから、安全帯103の
腰ベルトの位置からフック掛合点までの距離が約1m
で、安全帯103のロープの余裕は50cm程度しかな
く、作業者の移動可能範囲、つまり作業範囲がかなり制
限されるという不都合がある。
れていない足場100で作業するには、安全帯103先
端のフック104を頭上の横部材101か、又はその階
層の縦部材102に掛合させる必要がある。頭上の横部
材101にフック104を掛合させる場合、作業者の腰
ベルトの高さが約1mであることから、安全帯103の
腰ベルトの位置からフック掛合点までの距離が約1m
で、安全帯103のロープの余裕は50cm程度しかな
く、作業者の移動可能範囲、つまり作業範囲がかなり制
限されるという不都合がある。
【0005】また、縦部材102にフック104を掛合
させる場合、縦部材102に交叉する横桟等の突出物が
ない限り、フック104はその階層の最下部、つまり足
下の横部材101との交叉個所まで落下してしまう。こ
のようにフック104が下方の横部材101との交叉個
所まで落下すると、墜落時の落下距離が約2.5mと長
くなり、非常に危険である。また図9に示すように、縦
部材102の中間部に横部材101が交叉しており、そ
の交叉部でフック104が掛合できても、鉤形のフック
104は水平になる。そのため、作業者が墜落し、安全
帯103が下方に引っ張られ、フック104の根元に垂
直下方への外力が作用すると、横部材101との当接個
所でフック104に横向きに折る方向の力が作用し、フ
ック104の鉤形先端105に当接してフック104を
閉鎖する安全キャップ106が外れ、縦部材102への
掛合が維持できずに墜落するおそれがある。
させる場合、縦部材102に交叉する横桟等の突出物が
ない限り、フック104はその階層の最下部、つまり足
下の横部材101との交叉個所まで落下してしまう。こ
のようにフック104が下方の横部材101との交叉個
所まで落下すると、墜落時の落下距離が約2.5mと長
くなり、非常に危険である。また図9に示すように、縦
部材102の中間部に横部材101が交叉しており、そ
の交叉部でフック104が掛合できても、鉤形のフック
104は水平になる。そのため、作業者が墜落し、安全
帯103が下方に引っ張られ、フック104の根元に垂
直下方への外力が作用すると、横部材101との当接個
所でフック104に横向きに折る方向の力が作用し、フ
ック104の鉤形先端105に当接してフック104を
閉鎖する安全キャップ106が外れ、縦部材102への
掛合が維持できずに墜落するおそれがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように安全帯1
03のフック104を直接足場100の縦部材102、
横部材101に掛合させた場合に生じ得る上記不都合を
改善するため、今日では図10に示すようなクランプ1
10が用いられている。このクランプ110は、縦部材
102に外嵌可能な一対の係合片111、112が開閉
自在に蝶着され、一の係合片111の端部にはナット1
15を螺合したボルト113が連結され、他の係合片1
12の端部には凹溝114が形成されている。よって、
ボルト113を凹溝114に嵌入し、ナット115で両
係合片111、112の端部間を締め付けることで、縦
部材102の任意個所に当該クランプ110を取り付け
ることができ、係合片111と連結した環状部116に
フック104を掛合させることで、上述の不都合の発生
を防止するものである。
03のフック104を直接足場100の縦部材102、
横部材101に掛合させた場合に生じ得る上記不都合を
改善するため、今日では図10に示すようなクランプ1
10が用いられている。このクランプ110は、縦部材
102に外嵌可能な一対の係合片111、112が開閉
自在に蝶着され、一の係合片111の端部にはナット1
15を螺合したボルト113が連結され、他の係合片1
12の端部には凹溝114が形成されている。よって、
ボルト113を凹溝114に嵌入し、ナット115で両
係合片111、112の端部間を締め付けることで、縦
部材102の任意個所に当該クランプ110を取り付け
ることができ、係合片111と連結した環状部116に
フック104を掛合させることで、上述の不都合の発生
を防止するものである。
【0007】しかし上記クランプ110の装着には、上
述のように両係合片111、112の縦部材102への
外嵌、ボルト113の凹溝114への嵌入及びナット1
15の螺合などの作業が必要であることから、装着に所
定の時間を要し、必ず両手を使用しなければならず、作
業性が低い。また、ナット115の締め付け具合で弛み
が生じることもあり、縦部材102への一定の係合強度
を確保することが困難である。そのため、使用中にナッ
ト115の緩みが生じ、階層の床面まで降下してしまう
おそれがある。さらに当該クランプ110によると、ボ
ルト113の凹溝114への嵌入状態は、墜落時の落下
衝撃荷重が瞬間的に作用した際に外れるおそれがあり、
ボルト113の凹溝114への嵌入が解かれると、縦部
材102への係合が解除され、その結果安全帯103は
支持点を失い、墜落の阻止ができない非常に危険な状況
になる。
述のように両係合片111、112の縦部材102への
外嵌、ボルト113の凹溝114への嵌入及びナット1
15の螺合などの作業が必要であることから、装着に所
定の時間を要し、必ず両手を使用しなければならず、作
業性が低い。また、ナット115の締め付け具合で弛み
が生じることもあり、縦部材102への一定の係合強度
を確保することが困難である。そのため、使用中にナッ
ト115の緩みが生じ、階層の床面まで降下してしまう
おそれがある。さらに当該クランプ110によると、ボ
ルト113の凹溝114への嵌入状態は、墜落時の落下
衝撃荷重が瞬間的に作用した際に外れるおそれがあり、
ボルト113の凹溝114への嵌入が解かれると、縦部
材102への係合が解除され、その結果安全帯103は
支持点を失い、墜落の阻止ができない非常に危険な状況
になる。
【0008】本発明はこれらの不都合に鑑みてなされた
ものであり、簡易な操作で足場の縦部材への取付が可能
で、墜落による衝撃荷重の作用時にも大きな掛止強度を
発生しうる安全帯取付具の提供を目的とするものであ
る。
ものであり、簡易な操作で足場の縦部材への取付が可能
で、墜落による衝撃荷重の作用時にも大きな掛止強度を
発生しうる安全帯取付具の提供を目的とするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた発明は、足場の縦部材に外嵌可能な環状の取
付部と、安全帯のフックが掛合可能な環状部と、前記環
状部へ作用する下向き荷重に応じて前記縦部材の外周面
を押圧するよう構成された押圧部とを有する安全帯取付
具である。
になされた発明は、足場の縦部材に外嵌可能な環状の取
付部と、安全帯のフックが掛合可能な環状部と、前記環
状部へ作用する下向き荷重に応じて前記縦部材の外周面
を押圧するよう構成された押圧部とを有する安全帯取付
具である。
【0010】この安全帯取付具によれば、取付部によっ
て足場の縦部材に外嵌し、環状部にフックを掛合するこ
とで、足場の縦部材に安全帯のフックを掛合させること
ができるのであるが、安全帯の自重によって環状部に下
向き荷重が作用すると、押圧部が縦部材の外周面を押圧
することから、当該安全帯取付具は縦部材の係合個所で
停止し、床面まで落下してしまうことを防止できる。ま
た、作業者の転倒等によって当該安全帯取付具の環状部
に安全帯から大きい衝撃的な下向き荷重が作用した場
合、かかる下向き荷重に応じて押圧部が縦部材の外周面
を押圧するため、縦部材への係合強度が大きくなり、作
業者の墜落防止効果を飛躍的に増進させることができ
る。
て足場の縦部材に外嵌し、環状部にフックを掛合するこ
とで、足場の縦部材に安全帯のフックを掛合させること
ができるのであるが、安全帯の自重によって環状部に下
向き荷重が作用すると、押圧部が縦部材の外周面を押圧
することから、当該安全帯取付具は縦部材の係合個所で
停止し、床面まで落下してしまうことを防止できる。ま
た、作業者の転倒等によって当該安全帯取付具の環状部
に安全帯から大きい衝撃的な下向き荷重が作用した場
合、かかる下向き荷重に応じて押圧部が縦部材の外周面
を押圧するため、縦部材への係合強度が大きくなり、作
業者の墜落防止効果を飛躍的に増進させることができ
る。
【0011】上記取付部は、対向する一対の円弧状の係
合片を備え、その両係合片を円弧状の一端で蝶着し、他
端を開閉自在にするとよい。この取付部によれば、一対
の円弧状の係合片を開いて足場の縦部材に外嵌し、両係
合片を閉じる簡易な作業で、当該安全帯取付具を縦部材
に係合させることができる。またこのとき、上記取付部
における両係合片の上記他端間にその開閉を規制するラ
ッチ機構を備えると、当該安全帯取付具の縦部材への係
合をより完全なものにでき、落下防止の完全性を向上さ
せることができる。
合片を備え、その両係合片を円弧状の一端で蝶着し、他
端を開閉自在にするとよい。この取付部によれば、一対
の円弧状の係合片を開いて足場の縦部材に外嵌し、両係
合片を閉じる簡易な作業で、当該安全帯取付具を縦部材
に係合させることができる。またこのとき、上記取付部
における両係合片の上記他端間にその開閉を規制するラ
ッチ機構を備えると、当該安全帯取付具の縦部材への係
合をより完全なものにでき、落下防止の完全性を向上さ
せることができる。
【0012】ここで本明細書に記載の「円弧状」とは、
断面形状が円弧状の場合も含む概念である。また「ラッ
チ機構」とは、例えば、両者を挟むように掛ける単純な
フック状のものから、複雑な錠機構まで含む概念であ
る。
断面形状が円弧状の場合も含む概念である。また「ラッ
チ機構」とは、例えば、両者を挟むように掛ける単純な
フック状のものから、複雑な錠機構まで含む概念であ
る。
【0013】上述の環状部と押圧部とを有するフック掛
合板を備え、これを上記係合片の他端に上下方向へ回動
自在に軸支するとよい。この手段によれば、フック掛合
板が上下方向へ回動自在に軸支されているため、このフ
ック掛合板に形成された環状部に安全帯のフックを掛合
させると、安全帯の自重が環状部に作用し、環状部が下
方に移動するようにフック掛合板が回転する。このフッ
ク掛合板の回転によって押圧部も回転移動する。従っ
て、かかる押圧部の回転運動により取付部に係合した縦
部材の外周面を押圧できるように押圧部を配設しておけ
ば、環状部へ作用する下向き荷重に応じて押圧部が縦部
材の外周面を押圧することができ、かかる簡易な構造に
より上述の作用が発揮できる。
合板を備え、これを上記係合片の他端に上下方向へ回動
自在に軸支するとよい。この手段によれば、フック掛合
板が上下方向へ回動自在に軸支されているため、このフ
ック掛合板に形成された環状部に安全帯のフックを掛合
させると、安全帯の自重が環状部に作用し、環状部が下
方に移動するようにフック掛合板が回転する。このフッ
ク掛合板の回転によって押圧部も回転移動する。従っ
て、かかる押圧部の回転運動により取付部に係合した縦
部材の外周面を押圧できるように押圧部を配設しておけ
ば、環状部へ作用する下向き荷重に応じて押圧部が縦部
材の外周面を押圧することができ、かかる簡易な構造に
より上述の作用が発揮できる。
【0014】また環状部を有するフック掛合板を上記係
合片の他端(蝶着された一端と反対側の端部)に突設す
ることも可能である。この手段によっても、環状部へ作
用する下向き荷重によって、フック掛合板及び安全帯取
付具自体が傾き、フック掛合板の当該傾動運動により縦
部材の外周面を押圧できる位置に押圧部を配設しておけ
ば、環状部へ作用する下向き荷重に応じて押圧部が縦部
材の外周面を押圧することができる。
合片の他端(蝶着された一端と反対側の端部)に突設す
ることも可能である。この手段によっても、環状部へ作
用する下向き荷重によって、フック掛合板及び安全帯取
付具自体が傾き、フック掛合板の当該傾動運動により縦
部材の外周面を押圧できる位置に押圧部を配設しておけ
ば、環状部へ作用する下向き荷重に応じて押圧部が縦部
材の外周面を押圧することができる。
【0015】さらに上記押圧部を一対有し、かかる一対
の押圧部のそれぞれを上記一対の係合片の他端近傍に配
設し、この一対の押圧部と係合片の一端部分との3点で
縦部材に当接するよう構成するとよい。この手段によれ
ば、環状部へ作用する下向き荷重により安全帯取付具自
体が傾斜すると、一対の係合片の一端部分(蝶着されて
いる部分)と一対の係合片の他端近傍に配設された一対
の押圧部との3点で、取付部に係合した縦部材の外周面
に当接する。つまり、環状部へ作用する下向き荷重に応
じて縦部材の外周面を3点で押圧することができるた
め、当該安全帯取付具の下方への滑り落ちをさらに防止
できる。また、上述のように3点支持によるため、押圧
部の押圧による縦部材表面のへこみの発生が低減でき
る。さらに、当該安全帯取付具の左右への傾き(ねじ
れ)を低減でき、この点からも下方への滑り落ちを防止
する作用が発揮できる。
の押圧部のそれぞれを上記一対の係合片の他端近傍に配
設し、この一対の押圧部と係合片の一端部分との3点で
縦部材に当接するよう構成するとよい。この手段によれ
ば、環状部へ作用する下向き荷重により安全帯取付具自
体が傾斜すると、一対の係合片の一端部分(蝶着されて
いる部分)と一対の係合片の他端近傍に配設された一対
の押圧部との3点で、取付部に係合した縦部材の外周面
に当接する。つまり、環状部へ作用する下向き荷重に応
じて縦部材の外周面を3点で押圧することができるた
め、当該安全帯取付具の下方への滑り落ちをさらに防止
できる。また、上述のように3点支持によるため、押圧
部の押圧による縦部材表面のへこみの発生が低減でき
る。さらに、当該安全帯取付具の左右への傾き(ねじ
れ)を低減でき、この点からも下方への滑り落ちを防止
する作用が発揮できる。
【0016】また上記係合片のうち一方の係合片の蝶着
された一端から他方の係合片側へ延びた突出部を有し、
この突出部を縦部材に押し付けることで取付部が閉止す
るよう構成するとよい。こうすることで、取付部を開い
た状態にしておき、一対の係合片のうち突出部のない他
方の係合片を片手で持って縦部材に外嵌し、一方の係合
片の突出部を縦部材に押圧することで、一方の係合片を
他方の係合片の方へ回転させ、取付部を閉止することが
できる。つまり、片手による操作で当該安全帯取付具を
縦部材に取り付けることができる。
された一端から他方の係合片側へ延びた突出部を有し、
この突出部を縦部材に押し付けることで取付部が閉止す
るよう構成するとよい。こうすることで、取付部を開い
た状態にしておき、一対の係合片のうち突出部のない他
方の係合片を片手で持って縦部材に外嵌し、一方の係合
片の突出部を縦部材に押圧することで、一方の係合片を
他方の係合片の方へ回転させ、取付部を閉止することが
できる。つまり、片手による操作で当該安全帯取付具を
縦部材に取り付けることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しつつ本発
明の実施の形態を詳説する。図1は本発明の一実施形態
に係る安全帯取付具を示す斜視図で、図2は図1の安全
帯取付具の分解斜視図で、図3は図1の安全帯取付具の
取付状態を示す平面図で、図4(a)及び(b)は図1
の安全帯取付具のラッチ機構におけるロックレバーの係
止状態及び可動状態を示す断面図でである。また図5は
図1の安全帯取付具とは異なる形態の安全帯取付具を示
す斜視図で、図6は図5の安全帯取付具の開いた状態を
示す斜視図である。さらに図7は図1及び図5の安全帯
取付具とは異なる形態の安全帯取付具を示す斜視図であ
る。
明の実施の形態を詳説する。図1は本発明の一実施形態
に係る安全帯取付具を示す斜視図で、図2は図1の安全
帯取付具の分解斜視図で、図3は図1の安全帯取付具の
取付状態を示す平面図で、図4(a)及び(b)は図1
の安全帯取付具のラッチ機構におけるロックレバーの係
止状態及び可動状態を示す断面図でである。また図5は
図1の安全帯取付具とは異なる形態の安全帯取付具を示
す斜視図で、図6は図5の安全帯取付具の開いた状態を
示す斜視図である。さらに図7は図1及び図5の安全帯
取付具とは異なる形態の安全帯取付具を示す斜視図であ
る。
【0018】図1の当該安全帯取付具1は、取付部2、
フック掛合板3及びラッチ機構4に大別される。この取
付部2は、一対の略半円筒状(水平断面形状が半円の円
弧状)の係合片5、6が円柱状のパイプ保持空間7を内
部に形成するように対向状態で配設され、係合片5の一
端部8と係合片6の一端部9とが軸10によって蝶着さ
れ(図2参照)、係合片5の他端部12と係合片6の他
端部13とが開閉自在に設けられている(図3参照)。
また、かかる係合片5と係合片6との蝶着個所にバネ1
1を配設し、両他端部12、13が当接する方向(つま
り閉じる方向)に弾発力を作用させている。かかる取付
部2は、係合片5、6の両他端部12、13を開いて縦
部材に外嵌させた後に閉止し、パイプ保持空間7に縦部
材を嵌合させることで、当該安全帯取付具1を縦部材へ
取り付けることを目的とする部分である。なお係合片
5、6の両他端部12、13は平行な平板状に形成され
ている。
フック掛合板3及びラッチ機構4に大別される。この取
付部2は、一対の略半円筒状(水平断面形状が半円の円
弧状)の係合片5、6が円柱状のパイプ保持空間7を内
部に形成するように対向状態で配設され、係合片5の一
端部8と係合片6の一端部9とが軸10によって蝶着さ
れ(図2参照)、係合片5の他端部12と係合片6の他
端部13とが開閉自在に設けられている(図3参照)。
また、かかる係合片5と係合片6との蝶着個所にバネ1
1を配設し、両他端部12、13が当接する方向(つま
り閉じる方向)に弾発力を作用させている。かかる取付
部2は、係合片5、6の両他端部12、13を開いて縦
部材に外嵌させた後に閉止し、パイプ保持空間7に縦部
材を嵌合させることで、当該安全帯取付具1を縦部材へ
取り付けることを目的とする部分である。なお係合片
5、6の両他端部12、13は平行な平板状に形成され
ている。
【0019】フック掛合板3は、半割楕円形状の平板で
あって、楕円形側に貫通穴の形成によって環状部14が
形成され、直線側を鋸歯状に形成して押圧部15が形成
されている。このフック掛合板3の環状部14と押圧部
15との中間位置に略円筒状のロック軸台座17が貫通
し、このロック軸台座17を係合片6の他端部13に垂
直に貫通固定することで、フック掛合板3は環状部14
と押圧部15とを上下方向に回動自在に軸支されてい
る。また押圧部15は、上記取付部2のパイプ保持空間
7の軸方向と平行に、かつ、パイプ保持空間7の円柱外
周面に沿う位置に配設されている。
あって、楕円形側に貫通穴の形成によって環状部14が
形成され、直線側を鋸歯状に形成して押圧部15が形成
されている。このフック掛合板3の環状部14と押圧部
15との中間位置に略円筒状のロック軸台座17が貫通
し、このロック軸台座17を係合片6の他端部13に垂
直に貫通固定することで、フック掛合板3は環状部14
と押圧部15とを上下方向に回動自在に軸支されてい
る。また押圧部15は、上記取付部2のパイプ保持空間
7の軸方向と平行に、かつ、パイプ保持空間7の円柱外
周面に沿う位置に配設されている。
【0020】ラッチ機構4は、ロック軸台座17の円柱
状中空部に回動自在に嵌合するロック軸18と、係合片
6の他端部13の外側でロック軸18の先端に連結する
ロックレバー19と、ロックレバー19の位置決めのた
め係合片6の他端部13の外側に垂直に突設される安全
ピン20とを主構成要素とする。またロック軸18の他
端部12側端には略長方形板状のロック片21が形成さ
れ、ロック片21は両他端部12、13を閉じた状態で
他端部12の外側に位置するように配設されている。一
方、他端部12のうちロック片21に合致する位置には
ロック片21が嵌入可能なロック穴22が形成されてい
る。従って、ロックレバー19の回動によってロック軸
18及びロック片21を回動し、ロック穴22にロック
片21を嵌入可能な位置することで、両他端部12、1
3の開閉は自由な状態にでき、この状態からロックレバ
ー19を90度回転し、ロック穴22に対してロック片
21を垂直にすることで、両他端部12、13の開閉を
ロックした状態にできる。当該実施形態の安全帯取付具
1においては、ロック穴22が縦長に形成されているこ
とから、ロック片21を回動して縦長状態にしたとき
に、取付部2のロックが解除される。
状中空部に回動自在に嵌合するロック軸18と、係合片
6の他端部13の外側でロック軸18の先端に連結する
ロックレバー19と、ロックレバー19の位置決めのた
め係合片6の他端部13の外側に垂直に突設される安全
ピン20とを主構成要素とする。またロック軸18の他
端部12側端には略長方形板状のロック片21が形成さ
れ、ロック片21は両他端部12、13を閉じた状態で
他端部12の外側に位置するように配設されている。一
方、他端部12のうちロック片21に合致する位置には
ロック片21が嵌入可能なロック穴22が形成されてい
る。従って、ロックレバー19の回動によってロック軸
18及びロック片21を回動し、ロック穴22にロック
片21を嵌入可能な位置することで、両他端部12、1
3の開閉は自由な状態にでき、この状態からロックレバ
ー19を90度回転し、ロック穴22に対してロック片
21を垂直にすることで、両他端部12、13の開閉を
ロックした状態にできる。当該実施形態の安全帯取付具
1においては、ロック穴22が縦長に形成されているこ
とから、ロック片21を回動して縦長状態にしたとき
に、取付部2のロックが解除される。
【0021】次に、ロックレバー19の位置決め、つま
り回動制御について説明する。ロックレバー19は、ロ
ック片21が縦長に位置してロック穴22に嵌合可能な
状態と、ロック片21が横長に位置してロック穴22に
通過不可能な状態との間の変位のみを可能とすべく、安
全ピン20によって所定の90度のみ回動するように制
限されている。この安全ピン20は、図4(a)及び
(b)に示すように、他端部13の外側から順に、平盤
状の押皿部24、小径部25、大径部26及び軸部27
からなり、軸部27で係合片6の他端部13に貫通し、
かつ、他端部13の外側に平行に固定されている保持片
23に大径部26で貫通することで、支持されている。
また安全ピン20の軸部27には他端部13の内側で止
め輪28が外嵌され、他端部13からの抜け落ちを防止
している。さらに安全ピン20の軸部27には大径部2
6と他端部13とに弾発力を作用するバネ29を配し、
押皿部24が他端部13から外側へ移動する方向に付勢
されている。
り回動制御について説明する。ロックレバー19は、ロ
ック片21が縦長に位置してロック穴22に嵌合可能な
状態と、ロック片21が横長に位置してロック穴22に
通過不可能な状態との間の変位のみを可能とすべく、安
全ピン20によって所定の90度のみ回動するように制
限されている。この安全ピン20は、図4(a)及び
(b)に示すように、他端部13の外側から順に、平盤
状の押皿部24、小径部25、大径部26及び軸部27
からなり、軸部27で係合片6の他端部13に貫通し、
かつ、他端部13の外側に平行に固定されている保持片
23に大径部26で貫通することで、支持されている。
また安全ピン20の軸部27には他端部13の内側で止
め輪28が外嵌され、他端部13からの抜け落ちを防止
している。さらに安全ピン20の軸部27には大径部2
6と他端部13とに弾発力を作用するバネ29を配し、
押皿部24が他端部13から外側へ移動する方向に付勢
されている。
【0022】上記構造を有する安全ピン20は、普通の
状態では図4(a)に示すように、止め輪28が他端部
13に当接するまで突出し、ロックレバー19に大径部
26で当接する。一方、押皿部24を押圧して安全ピン
20を押し込んだ状態では図4(b)に示すように、ロ
ックレバー19に小径部25で当接する。また略平板状
のロックレバー19には、ロック片21がロック穴22
に嵌合する状態にした場合に安全ピン20の大径部26
の外周面に沿う凹部30が形成され、ロック片21がロ
ック穴22と垂直になる状態にした場合に安全ピン20
の大径部26の外周面に沿う凹部31が形成されてい
る。さらにロックレバー19の凹部30と凹部31との
間は、安全ピン20の小径部25の外周に当接するよう
円弧状に形成されている。なお、ロックレバー19の両
凹部30、31の外側は安全ピン20に衝突するよう大
きく突出させ、ロックレバー19が両凹部30、31間
の90度分のみ回動するよう規制している。
状態では図4(a)に示すように、止め輪28が他端部
13に当接するまで突出し、ロックレバー19に大径部
26で当接する。一方、押皿部24を押圧して安全ピン
20を押し込んだ状態では図4(b)に示すように、ロ
ックレバー19に小径部25で当接する。また略平板状
のロックレバー19には、ロック片21がロック穴22
に嵌合する状態にした場合に安全ピン20の大径部26
の外周面に沿う凹部30が形成され、ロック片21がロ
ック穴22と垂直になる状態にした場合に安全ピン20
の大径部26の外周面に沿う凹部31が形成されてい
る。さらにロックレバー19の凹部30と凹部31との
間は、安全ピン20の小径部25の外周に当接するよう
円弧状に形成されている。なお、ロックレバー19の両
凹部30、31の外側は安全ピン20に衝突するよう大
きく突出させ、ロックレバー19が両凹部30、31間
の90度分のみ回動するよう規制している。
【0023】従って、ロックレバー19を回動させて凹
部30、31と安全ピン20の大径部26とを嵌合させ
ると、ロックレバー19の回動が制限される。一方、安
全ピン20の押皿部24を押して、凹部30、31と大
径部26との嵌合を解除し、ロックレバー19との係合
を安全ピン20の小径部25に切り替えると、両凹部3
0、31間の円弧状部分の範囲でロックレバー19の回
動が可能になる。つまり、安全ピン20の押皿部24を
押した場合(図4(b)参照)ではロックレバー19が
90度回動でき、反対に安全ピン20を押さない場合で
は取付部2をロックした状態又はロックしない状態に固
定できる。
部30、31と安全ピン20の大径部26とを嵌合させ
ると、ロックレバー19の回動が制限される。一方、安
全ピン20の押皿部24を押して、凹部30、31と大
径部26との嵌合を解除し、ロックレバー19との係合
を安全ピン20の小径部25に切り替えると、両凹部3
0、31間の円弧状部分の範囲でロックレバー19の回
動が可能になる。つまり、安全ピン20の押皿部24を
押した場合(図4(b)参照)ではロックレバー19が
90度回動でき、反対に安全ピン20を押さない場合で
は取付部2をロックした状態又はロックしない状態に固
定できる。
【0024】またフック掛合板3には、所定長さの円弧
状の長穴32を貫設し、この長穴32に安全ピン20の
軸部27を挿入するように構成し、フック掛合板3のロ
ック軸台座17を中心とする回動を所定範囲に規制して
いる。また、他端部12の先端は、外側へ向けて所定角
度曲折することで係合突起33が形成されている。
状の長穴32を貫設し、この長穴32に安全ピン20の
軸部27を挿入するように構成し、フック掛合板3のロ
ック軸台座17を中心とする回動を所定範囲に規制して
いる。また、他端部12の先端は、外側へ向けて所定角
度曲折することで係合突起33が形成されている。
【0025】上記安全帯取付具1の使用方法を説明す
る。まず、安全ピン20の押皿部24を押した状態でロ
ックレバー19を回動させて凹部30を安全ピン20の
大径部26に嵌合させ、取付部2のロックを解除する。
次に、係合片6を片手で持ち、他方の係合片5の係合突
起33を足場の縦部材102に当てて手前に引くと、図
3に示すように、係合片5が開き、縦部材102は容易
にパイプ保持空間7に収まり、バネ11によって係合片
5、6の両他端部12、13は閉じる。その後、安全ピ
ン20を押し、ロックレバー19を回動させて凹部31
を安全ピン20の大径部26に嵌合させ、取付部2をロ
ックする。これにより、当該安全帯取付具1の縦部材1
02への取付が完了する。
る。まず、安全ピン20の押皿部24を押した状態でロ
ックレバー19を回動させて凹部30を安全ピン20の
大径部26に嵌合させ、取付部2のロックを解除する。
次に、係合片6を片手で持ち、他方の係合片5の係合突
起33を足場の縦部材102に当てて手前に引くと、図
3に示すように、係合片5が開き、縦部材102は容易
にパイプ保持空間7に収まり、バネ11によって係合片
5、6の両他端部12、13は閉じる。その後、安全ピ
ン20を押し、ロックレバー19を回動させて凹部31
を安全ピン20の大径部26に嵌合させ、取付部2をロ
ックする。これにより、当該安全帯取付具1の縦部材1
02への取付が完了する。
【0026】上述のように縦部材102に取り付けた安
全帯取付具1は、フック掛合板3の環状部14に安全帯
のフックを掛合させて使用する。このとき、安全帯の重
みで環状部14には下向きの荷重が作用することから、
フック掛合板3はロック軸台座17による軸支点を中心
にして回転し、軸支点を挟んで環状部14の反対側に位
置する鋸歯状の押圧部15の下方部分が上方へ回転す
る。そのため、押圧部15の下方部分は、取付部2のパ
イプ保持空間7内に突出し、縦部材102の外周面を押
圧する。この押圧部15による縦部材102の押圧によ
って、当該安全帯取付具1は縦部材102の任意位置に
取り付けることができる。また、作業者の落下等が発生
した場合、安全帯を介して環状部14には下方への衝撃
的な力が作用し、この力に比例して押圧部15も縦部材
102の外周を押圧する。その結果当該安全帯取付具1
は下方へ引く力が大きければ大きいほど、縦部材102
への係合強度が大きくなり、安全帯取付具1の下方への
ずれを如何なる場合でも防止することができる。従っ
て、落下等が発生しても、作業者を引き留めて墜落距離
を最短にでき、作業者に懸かる衝撃を最低限に抑えるこ
とができる。
全帯取付具1は、フック掛合板3の環状部14に安全帯
のフックを掛合させて使用する。このとき、安全帯の重
みで環状部14には下向きの荷重が作用することから、
フック掛合板3はロック軸台座17による軸支点を中心
にして回転し、軸支点を挟んで環状部14の反対側に位
置する鋸歯状の押圧部15の下方部分が上方へ回転す
る。そのため、押圧部15の下方部分は、取付部2のパ
イプ保持空間7内に突出し、縦部材102の外周面を押
圧する。この押圧部15による縦部材102の押圧によ
って、当該安全帯取付具1は縦部材102の任意位置に
取り付けることができる。また、作業者の落下等が発生
した場合、安全帯を介して環状部14には下方への衝撃
的な力が作用し、この力に比例して押圧部15も縦部材
102の外周を押圧する。その結果当該安全帯取付具1
は下方へ引く力が大きければ大きいほど、縦部材102
への係合強度が大きくなり、安全帯取付具1の下方への
ずれを如何なる場合でも防止することができる。従っ
て、落下等が発生しても、作業者を引き留めて墜落距離
を最短にでき、作業者に懸かる衝撃を最低限に抑えるこ
とができる。
【0027】図5及び図6の安全帯取付具51は、上記
図1の安全帯取付具1と同様に、取付部52、フック掛
合板53a、53b及びラッチ機構54からなる。この
取付部52は、一対の略半円板状の係合片55、56が
円形のパイプ保持空間57を形成するように対向状態で
配設され、係合片55の一端部58と係合片56の一端
部59とが軸60によって蝶着され、係合片55の他端
部61と係合片56の他端部62とが開閉自在に設けら
れている。
図1の安全帯取付具1と同様に、取付部52、フック掛
合板53a、53b及びラッチ機構54からなる。この
取付部52は、一対の略半円板状の係合片55、56が
円形のパイプ保持空間57を形成するように対向状態で
配設され、係合片55の一端部58と係合片56の一端
部59とが軸60によって蝶着され、係合片55の他端
部61と係合片56の他端部62とが開閉自在に設けら
れている。
【0028】フック掛合板53a、53bは同様の形状
の板状体であり、貫通穴の形成によって環状部63a、
63bが形成され、パイプ保持空間57側に押圧部64
a、64bが形成されている。このフック掛合板53a
は係合片55の他端部61から垂直に突設され、フック
掛合板53bは係合片56の他端部62から垂直に突設
され、他端部61、62を閉じた状態で両フック掛合板
53a、53bは重なるように配設されている。
の板状体であり、貫通穴の形成によって環状部63a、
63bが形成され、パイプ保持空間57側に押圧部64
a、64bが形成されている。このフック掛合板53a
は係合片55の他端部61から垂直に突設され、フック
掛合板53bは係合片56の他端部62から垂直に突設
され、他端部61、62を閉じた状態で両フック掛合板
53a、53bは重なるように配設されている。
【0029】ラッチ機構54は、フック掛合板53bに
回動自在に連結された断面コ字状のロック片65からな
り、このロック片65で重なった両フック掛合板53
a、53bを挟むことで、取付部52が開くことを抑制
する。
回動自在に連結された断面コ字状のロック片65からな
り、このロック片65で重なった両フック掛合板53
a、53bを挟むことで、取付部52が開くことを抑制
する。
【0030】当該安全帯取付具51も、上記安全帯取付
具1と同様に、取付部52の係合片55、56を開き、
パイプ保持空間57に縦部材102を納めて閉じ、ラッ
チ機構54によって取付部52をロックすることで、取
り付けが完了する。この安全帯取付具51の環状部63
a、63bに安全帯のフックを掛合させて使用するので
あるが、当該安全帯取付具51も環状部63a、63b
に作用する下向き荷重によって、安全帯取付具51自体
が傾斜し、パイプ保持空間57側にある押圧部64a、
64bが縦部材102の外周面を押圧する。そのため、
当該安全帯取付具51によっても、上記安全帯取付具1
と同様の作用が発揮できる。
具1と同様に、取付部52の係合片55、56を開き、
パイプ保持空間57に縦部材102を納めて閉じ、ラッ
チ機構54によって取付部52をロックすることで、取
り付けが完了する。この安全帯取付具51の環状部63
a、63bに安全帯のフックを掛合させて使用するので
あるが、当該安全帯取付具51も環状部63a、63b
に作用する下向き荷重によって、安全帯取付具51自体
が傾斜し、パイプ保持空間57側にある押圧部64a、
64bが縦部材102の外周面を押圧する。そのため、
当該安全帯取付具51によっても、上記安全帯取付具1
と同様の作用が発揮できる。
【0031】図7の安全帯取付具71は、上記図5の安
全帯取付具51と同様であるので、同一部分は同一番号
を付して説明を省略する。当該安全帯取付具71は、一
対の押圧部72、73、突出部74及び振り子75を備
えることを特徴とする。
全帯取付具51と同様であるので、同一部分は同一番号
を付して説明を省略する。当該安全帯取付具71は、一
対の押圧部72、73、突出部74及び振り子75を備
えることを特徴とする。
【0032】一対の押圧部72、73は、一対の係合片
55、56の他端部61、62近傍の下面側に配設され
ている。従って、環状部63a、63bへ作用する下向
き荷重により安全帯取付具自体71が傾斜すると、一対
の係合片55、56の一端部58、59と一対の押圧部
72、73の3点で縦部材の外周面に当接するため、安
全帯取付具71が安定し、下方への滑落防止効果を促進
することができる。
55、56の他端部61、62近傍の下面側に配設され
ている。従って、環状部63a、63bへ作用する下向
き荷重により安全帯取付具自体71が傾斜すると、一対
の係合片55、56の一端部58、59と一対の押圧部
72、73の3点で縦部材の外周面に当接するため、安
全帯取付具71が安定し、下方への滑落防止効果を促進
することができる。
【0033】また突出部74は、一方の係合片55の蝶
着された一端部58から他方の係合片56に沿って延び
ている。従って、取付部52を開いた状態にしておき、
突出部74のない他方の係合片56側を持って縦部材に
外嵌し、突出部74を縦部材に押圧することで、取付部
52を片手で閉止することができる。
着された一端部58から他方の係合片56に沿って延び
ている。従って、取付部52を開いた状態にしておき、
突出部74のない他方の係合片56側を持って縦部材に
外嵌し、突出部74を縦部材に押圧することで、取付部
52を片手で閉止することができる。
【0034】さらに振り子75は、その一端がフック掛
合板53aの内側に回動自在に係合されており、他端が
図7で見て下方に垂下した状態では一対のフック掛合板
53a、53bを合わせて取付部52を閉止することが
できるが、逆に、当該安全帯取付具71を図7で見て上
下逆さまにすると、振り子75が一対のフック掛合板5
3a、53bの間に挟まって合致させることができず、
その結果、取付部52を閉止できないように構成されて
いる。当該安全帯取付具71は上下逆さまに装着する
と、押圧部72、73が縦部材に当接せず、安全帯取付
具による落下防止効果が発揮できないおそれがある。そ
のため、当該振り子75を装備して当該安全帯取付具7
1を上下逆さまに装着してしまうことを防止する。
合板53aの内側に回動自在に係合されており、他端が
図7で見て下方に垂下した状態では一対のフック掛合板
53a、53bを合わせて取付部52を閉止することが
できるが、逆に、当該安全帯取付具71を図7で見て上
下逆さまにすると、振り子75が一対のフック掛合板5
3a、53bの間に挟まって合致させることができず、
その結果、取付部52を閉止できないように構成されて
いる。当該安全帯取付具71は上下逆さまに装着する
と、押圧部72、73が縦部材に当接せず、安全帯取付
具による落下防止効果が発揮できないおそれがある。そ
のため、当該振り子75を装備して当該安全帯取付具7
1を上下逆さまに装着してしまうことを防止する。
【0035】なお、本発明の安全帯取付具は上述の実施
形態に限定されるものではなく、例えば、図5及び図6
の安全帯取付具50において、押圧部64a、64bを
図1の安全帯取付具1のように鋸歯状に形成してもよ
い。
形態に限定されるものではなく、例えば、図5及び図6
の安全帯取付具50において、押圧部64a、64bを
図1の安全帯取付具1のように鋸歯状に形成してもよ
い。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の安全帯取
付具によれば、以下に示す効果が発揮できる。すなわ
ち、 (1)平常時は、安全帯の自重による環状部への下向き
荷重によって縦部材を押圧し、安全帯取付具の落下のみ
を防止する。従って、環状部を持ち上げ、下向き荷重を
取り除くことで、容易に当該安全帯取付具の係合位置を
スライドさせることができる。
付具によれば、以下に示す効果が発揮できる。すなわ
ち、 (1)平常時は、安全帯の自重による環状部への下向き
荷重によって縦部材を押圧し、安全帯取付具の落下のみ
を防止する。従って、環状部を持ち上げ、下向き荷重を
取り除くことで、容易に当該安全帯取付具の係合位置を
スライドさせることができる。
【0037】(2)一方、作業者の転倒、落下等の発生
時は、当該安全帯取付具の環状部に懸かる衝撃的な下向
き荷重によって押圧部が縦部材を大きな力で押圧し、作
業者の墜落を防止する。つまり、簡易な構造の安全帯取
付具によって、作業者が足場から転落する危険性を、従
来のクランプ使用の場合と比較して大幅に低減すること
ができる。
時は、当該安全帯取付具の環状部に懸かる衝撃的な下向
き荷重によって押圧部が縦部材を大きな力で押圧し、作
業者の墜落を防止する。つまり、簡易な構造の安全帯取
付具によって、作業者が足場から転落する危険性を、従
来のクランプ使用の場合と比較して大幅に低減すること
ができる。
【0038】(3)従来のクランプのようなナットによ
る締め付けをしなくても、押圧部によって縦部材への係
合が可能であることから、縦部材への係合のための操作
が簡易になる。そのため、当該安全帯取付具の縦部材へ
の取り付け、取り外しが容易になり、その結果、作業場
所の移動がスムーズになる。
る締め付けをしなくても、押圧部によって縦部材への係
合が可能であることから、縦部材への係合のための操作
が簡易になる。そのため、当該安全帯取付具の縦部材へ
の取り付け、取り外しが容易になり、その結果、作業場
所の移動がスムーズになる。
【図1】本発明の一実施形態に係る安全帯取付具を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図2】図1の安全帯取付具の分解斜視図である。
【図3】図1の安全帯取付具の縦部材への取付状態を示
す平面図である。
す平面図である。
【図4】(a)は図1の安全帯取付具のラッチ機構にお
けるロックレバーの係止状態を示す断面図で、(b)は
ロックレバーの可動状態を示す断面図である。
けるロックレバーの係止状態を示す断面図で、(b)は
ロックレバーの可動状態を示す断面図である。
【図5】図1の安全帯取付具とは異なる形態の安全帯取
付具を示す斜視図である。
付具を示す斜視図である。
【図6】図5の安全帯取付具における取付部を開いた状
態を示す斜視図である。
態を示す斜視図である。
【図7】図1及び図5の安全帯取付具とは異なる形態の
安全帯取付具を示す斜視図である。
安全帯取付具を示す斜視図である。
【図8】建築現場の足場の一例を示す斜視図である。
【図9】安全帯のフックを直接縦部材に掛合させた状態
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図10】クランプを示す斜視図である。
1 安全帯取付具 2 取付部 3 フック掛合板 4 ラッチ機構 5 係合片 6 係合片 7 パイプ保持空間 11 バネ 12 他端部 13 他端部 14 環状部 15 押圧部 17 ロック軸台座 18 ロック軸 19 ロックレバー 20 安全ピン 21 ロック片 22 ロック穴 25 小径部 26 大径部 28 止め輪 29 バネ 30 凹部 31 凹部 33 係合突起 51 安全帯取付具 52 取付部 53a、53b フック掛合板 54 ラッチ機構 57 パイプ保持空間 63a、63b 環状部 64a、64b 押圧部 71 安全帯取付具 72、73 押圧部 74 突出部 75 振り子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中下 俊邦 東京都港区高輪1丁目3番13号 東電工業 株式会社内 (72)発明者 柳瀬 淳 東京都渋谷区広尾5丁目4番3号 ミドリ 安全株式会社内 (72)発明者 藤原 茂樹 兵庫県加東郡滝野町上滝野1573番地の2 藤井電工株式会社内 Fターム(参考) 2E184 JA03 KA06 KA11 LA03 LA12
Claims (7)
- 【請求項1】 足場の縦部材に外嵌可能な環状の取付部
と、 安全帯のフックが掛合可能な環状部と、 前記環状部へ作用する下向き荷重に応じて前記縦部材の
外周面を押圧するよう構成された押圧部とを有する安全
帯取付具。 - 【請求項2】 上記取付部が、対向する一対の円弧状の
係合片を備え、その両係合片が円弧状の一端で蝶着さ
れ、他端が開閉自在のものである請求項1に記載の安全
帯取付具。 - 【請求項3】 上記取付部における両係合片の上記他端
間に、その開閉を規制するラッチ機構を備えている請求
項2に記載の安全帯取付具。 - 【請求項4】 上記環状部と押圧部とを有するフック掛
合板が上記係合片の他端に上下方向へ回動自在に軸支さ
れている請求項2又は請求項3に記載の安全帯取付具。 - 【請求項5】 上記環状部を有するフック掛合板が上記
係合片の他端に突設されている請求項2又は請求項3に
記載の安全帯取付具。 - 【請求項6】 上記押圧部を一対有し、かかる一対の押
圧部のそれぞれが上記一対の係合片の他端近傍に配設さ
れ、この一対の押圧部と係合片の一端部分との3点で縦
部材に当接するよう構成した請求項5に記載の安全帯取
付具。 - 【請求項7】 上記係合片のうち一方の係合片の蝶着さ
れた一端から他方の係合片側へ延びた突出部を有し、こ
の突出部を縦部材に押し付けることで取付部が閉止する
よう構成した請求項2から請求項6のいずれか1項に記
載の安全帯取付具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000045900A JP2000310040A (ja) | 1999-02-25 | 2000-02-23 | 安全帯取付具 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4809999 | 1999-02-25 | ||
| JP11-48099 | 1999-02-25 | ||
| JP2000045900A JP2000310040A (ja) | 1999-02-25 | 2000-02-23 | 安全帯取付具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000310040A true JP2000310040A (ja) | 2000-11-07 |
Family
ID=26388326
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000045900A Pending JP2000310040A (ja) | 1999-02-25 | 2000-02-23 | 安全帯取付具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000310040A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006255301A (ja) * | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Sanko Industries Co Ltd | 墜落防止用安全器 |
| JP2009005480A (ja) * | 2007-06-21 | 2009-01-08 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 中間支持金具保護装置 |
| JP2010046325A (ja) * | 2008-08-22 | 2010-03-04 | Kansai Electric Power Co Inc:The | 安全帯 |
| KR101744283B1 (ko) | 2015-07-17 | 2017-06-07 | 주식회사 씨엠테크 | 안전벨트 체결용 지그 |
| JP7612214B2 (ja) | 2021-08-23 | 2025-01-14 | 藤井電工株式会社 | 安全帯取付具 |
-
2000
- 2000-02-23 JP JP2000045900A patent/JP2000310040A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006255301A (ja) * | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Sanko Industries Co Ltd | 墜落防止用安全器 |
| JP2009005480A (ja) * | 2007-06-21 | 2009-01-08 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 中間支持金具保護装置 |
| JP2010046325A (ja) * | 2008-08-22 | 2010-03-04 | Kansai Electric Power Co Inc:The | 安全帯 |
| KR101744283B1 (ko) | 2015-07-17 | 2017-06-07 | 주식회사 씨엠테크 | 안전벨트 체결용 지그 |
| JP7612214B2 (ja) | 2021-08-23 | 2025-01-14 | 藤井電工株式会社 | 安全帯取付具 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080610 |