JP2000310052A - 駐車装置の車両移送用搬器及び留置台 - Google Patents

駐車装置の車両移送用搬器及び留置台

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JP2000310052A JP11118404A JP11840499A JP2000310052A JP 2000310052 A JP2000310052 A JP 2000310052A JP 11118404 A JP11118404 A JP 11118404A JP 11840499 A JP11840499 A JP 11840499A JP 2000310052 A JP2000310052 A JP 2000310052A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成を簡易化でき、かつ、駐車装置の高さ寸
法を抑えることが可能な駐車装置の車両移送用搬器及び
留置台を提供する。 【解決手段】 駐車装置の車両移送用搬器1は、クラン
プ2によって目的車両の車輪1aの両側面を挟んで保持
しつつ走行部3によって移動可能に同車輪を支える移動
クランプ3、4と、この移動クランプの走行を案内する
ガイドレール4とを備える移送台を構成し、上記移動ク
ランプ3、4に保持した車輪1aをその高さ位置に支持
しうる受台6を目的車両の受け渡し位置にその移動範囲
中で最高位に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駐車装置の車両移
送用搬器及び留置台に関し、特に、構成を簡易化でき、
かつ、駐車装置の高さ寸法を抑えることが可能な駐車装
置の車両移送用搬器及び留置台に関する。
【0002】
【従来の技術】車両を受け渡しするためのゲート部と格
納部に多層に設けた留置台との間で、移動クランプを備
えた車両移送用搬器により、駐車自転車等の出し入れを
取扱う軽量車両の駐車装置が提案されている。車両移送
用搬器は、車両を出し入れするための移動クランプとそ
の走行を案内するガイドレールとを備えて車両を積載移
送するための移送台を構成し、この車両移送用搬器を昇
降装置等によってゲート部と留置台の間で移動させ、そ
れぞれに対して車両を出し入れする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記車
両移送用搬器の移動クランプは受け渡し車両を積載する
ために移動する必要から、車輪をリフトアップするシリ
ンダ等によるリフト機構を備えるので、クランプとリフ
ト機構とによって構成の複雑化を避けられず、また、同
リフト機構によって上下方向寸法を要し、したがって、
駐車装置の高さ方向の制限から駐車収容容量が抑えられ
るという問題があった。
【0004】本発明の目的は、構成を簡易化でき、か
つ、高密度の収容を可能とする駐車装置の車両移送用搬
器及び留置台を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、クランプによって目的車両の車輪の両側面を挟んで
保持しつつ走行部によって移動可能に同車輪を支える移
動クランプと、この移動クランプの走行を案内するガイ
ドレールとを備える駐車装置の車両移送用搬器におい
て、上記移動クランプに保持した車輪をその高さ位置に
支持しうる受台を目的車両の受け渡し位置にその移動範
囲中で最高位に形成して車両移送用搬器を構成する。上
記車両移送用搬器は、移動クランプの高さの受台を車両
の受け渡し位置に形成することにより、移動クランプが
受台上の車輪を保持して走行移動すると同受台を外れる
範囲で車輪が浮上状態となり、リフト動作を要すること
なく、車輪が浮上するに足りる僅かの高さの受台によっ
て車両が移動されることから、複雑なリフト機構を要す
ることなく、最小限度の高さの受台によって搬器の高さ
寸法を最小限度に抑えつつ簡易に構成することができ、
かつ、能率良く受け渡し動作することができる。前記移
動クランプに保持した車輪の移動線に沿って目的車両の
従動車輪を案内する案内溝を形成し、この案内溝の底に
前記受台を形成することにより、受台二輪車を積載する
場合に、その前輪を受台上に置くことによって移動クラ
ンプとの間で受け渡しがされ、二輪車はその後輪を案内
溝によって進退されるので、簡易な構成によって安定し
て二輪車を取扱うことができる。
【0006】開閉動作するアームにより目的車両の車輪
の両側面を挟んで保持するクランプと走行部とによって
同車輪を移動可能に支える移動クランプと、この移動ク
ランプの走行を案内するガイドレールとを備える駐車装
置の車両移送用搬器において、上記クランプは、車輪の
各側面を押さえる押圧部材と、この押圧部材をアームに
対して弾性保持する弾性部材と、この弾性部材の変形量
に応じて押圧部材を上下方向に案内する案内手段とから
車両移送用搬器を構成する。この車両移送用搬器は、案
内手段によりクランプ動作と連動して車輪がリフト動作
されることから、複雑な機構を要することなく簡易にリ
フト機能を確保でき、かつ、簡易な構成により高さ寸法
を抑えて能率良く車両の受け渡しが可能となる。前記案
内手段はアームと押圧部材との間に設けた平行リンク機
構によって構成することにより、簡易な構成によって確
実なリフト機能を確保できる。
【0007】車輪を保持することにより目的車両を移動
させる移動クランプを案内するガイドレールと、同移動
クランプに保持した車輪を載置する載置部とからなり、
移動クランプによって出し入れされる目的車両を留め置
く駐車装置の留置台において、上記載置部を奥側に低く
傾斜させ、その最下端位置に移動クランプが保持した車
輪を止め受ける車止めを設けることにより駐車装置の留
置台を構成する。上記載置部に置かれた車輪はその傾斜
と車止めとによって安定保持される。したがって、この
留置台は、脱出防止用の専用部材を要することなく簡易
な構成によって目的車両を安定して留置することができ
る上に、目的車両を取扱うための移動クランプのリフト
量を抑えることができる。前記移動クランプに保持した
車輪をその高さ位置に支持しうる受台を目的車両の留置
位置にその移動範囲中で最高位に形成した場合は、移動
クランプが受台上の車輪を保持して走行移動すると同受
台を外れる範囲で車輪が浮上状態となり、リフト動作を
要することなく目的車両が移動される。前記載置部は、
移動クランプに保持した車輪の移動線に沿って目的車両
の従動車輪を案内する案内溝によって構成し、かつ、載
置部の車輪の側方に同車輪の倒れを規制するサイドホル
ダを設けることにより、不安定な二輪車両を簡易な構成
によって安定して留置することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】上記解決手段をなす技術的思想の
実施の形態について以下に図面を参照して説明する。図
1は本発明の第1の実施形態に係る駐車装置の車両移送
用搬器の側面図である。車両移送用搬器1は、車輪1a
の両側面を挟んで保持するクランプ2とこのクランプ2
を保持しつつ移動する走行部3と、この走行部3の進退
を案内する略逆T字断面のガイドレール4と、走行部3
の走行線に沿って従動側の車輪1bを案内する略U字断
面の案内溝5とから構成し、図示せぬ旋回昇降等の移送
手段を備え、目的車両の入出庫の受け渡しをするための
ゲート部7と図示せぬ格納部の留置台との間で目的車両
を移送する。
【0009】案内溝5は、ゲート部7における車両の受
け渡し位置で車輪1aを受ける部位の底部に、クランプ
2に保持した車輪1aをその高さ位置に支持しうる受台
6をクランプ2の移動範囲中で最高位に形成する。
【0010】図2は図1の車両移送用搬器を適用する駐
車装置の留置台の側面図である。留置台11は、車両移
送用搬器1と接続し、走行部3の進退を案内する略逆T
字断面のガイドレール12と、走行部3の走行線に沿っ
て従動側の車輪1bを案内する略U字断面の案内溝13
とを備え、車両移送用搬器1と接続可能に駐車装置の格
納部に構成する。
【0011】留置台11の奥側の固定部には、車止め1
4と車輪1aの倒れを規制するサイドホルダ15とを備
え、全体を奥側に低く一定角度Dに傾斜する。また、案
内溝13は車両の留置位置で車輪1aを受ける載置部を
兼ね、その載置部位の底部に、クランプ2に保持した車
輪1aをその高さ位置に支持しうる受台16をクランプ
2の移動範囲中で最高位に形成する。
【0012】図3は図2のB−B線断面図である。受台
16は、車止め14に達して留置位置にある車輪1aを
受ける位置の案内溝13内に備え、同留置位置にある車
輪1aを安定して起立状態に保持するべく、その両側に
近接して倒れ防止用のサイドホルダ15、15を設け
る。
【0013】上記構成の駐車装置の車両移送用搬器によ
る受け渡し動作について説明する。図4は受台による車
輪の受け渡し動作を示す一部破断拡大図である。ゲート
部において図(A)の案内溝5に沿って持ち込まれた目
的車両の車輪1aが受台6上に位置する状態で、図示せ
ぬクランプによって車輪1aを拘束し、クランプを走行
移動することにより、車輪1aは受台6上を滑ってその
端部から外れ、浮上状態で図(B)の案内溝5の底から
一定の高さFで移動する。
【0014】図(C)の目的の留置台11において、ク
ランプに拘束保持された車輪1aが留置位置に達すると
その高さをなす受台16上に滑り込み、クランプの開放
によって同受台16上に保持される。この時、留置台1
1の傾斜によって安定して留置位置に保持される。留置
台からゲート部への受け渡しも同様である。
【0015】このように、車両移送用搬器の移動クラン
プが受台上の車輪を保持して走行すると同受台からその
まま浮上した状態で車輪が移動するので、リフト動作を
要することなく、移動クランプによって車両を能率良く
出し入れすることができる。
【0016】この場合、車輪はその下端が接触しない程
度の僅かな揚程寸法によって浮上移動が可能となること
から、車両移送用搬器は、複雑なリフト機構を要するこ
となく、搬器の高さ寸法を最小限度に抑えつつ簡易に構
成することができる。
【0017】図5は本発明の第2の実施形態に係る車両
移送用搬器のクランプをその駆動部を分解して示す正面
図である。車両移送用搬器のクランプ21は、左右に開
閉可能に設けたアーム22、22と、スプリング23、
23等の弾性部材と、この弾性部材23、23を介して
車輪1aの両側面を押圧する押圧部材24、24と、こ
の押圧部材24、24を所定高さGに上下動作案内する
リンク25、25等による案内手段からなる。
【0018】また、クランプ21の駆動部は、走行部3
に設けたアーム22、22の回動軸26、26の間に対
称動作するように歯車列26aを介設し、この歯車列2
6aと噛合する2本の差動軸27、27間にモーメント
を作用するシリンダ29等のアクチュエータを介設して
構成する。上記差動軸27、27により、左右のアーム
22、22の作用力は常にバランスされる。
【0019】図6は図5のE矢視図である。アーム22
と押圧部材24との間に、スプリング23の両側方に並
列にストッパ23aを備えて押圧力を確保するととも
に、押圧部材24を保持する連結軸23bを設けること
により、押圧部材24をアーム22に対して変位可能に
弾性保持する。また、アーム22と押圧部材24との間
に平行リンク25、25による案内手段を介設する。
【0020】図7はクランプの構成を一部破断して示す
要部拡大図である。案内手段は、スプリング23の変形
量に応じて押圧部材24を上下方向に案内するべく、ブ
ラケット25a,25a間に取付けた平行する2本のリ
ンク25、25でアーム22と押圧部材24とを連結し
てなる平行リンク等によって構成する。この平行リンク
は、アーム22と押圧部材24の間の相互の姿勢を保持
しつつ、スプリング23の縮小に応じて押圧部材24を
上方に移動する。
【0021】図8はクランプの動作を示す要部拡大図で
ある。アーム22が閉鎖方向動作して押圧部材24がク
ランプ対象の車輪1aの側面に達し、更にアーム22が
閉鎖動作すると弾性部材をなすスプリング23が圧縮さ
れ、その変形量に応じて平行リンク25、25が傾動さ
れるとともに、押圧部材24が上方に移動される。この
押圧部材24の移動動作によって車輪1aが上昇され、
一定高さGのリフト位置に保持される。
【0022】上記構成のクランプを備える移動クランプ
は、ゲート部の受け渡し位置において、または、留置台
上の留置位置において、クランプ動作によって車輪を拘
束するとともに一定高さに上昇させ、クランプを走行移
動することにより、車輪が浮上状態で移動する。また、
クランプの開放動作とともに車輪が下降する。
【0023】留置台の載置部を傾斜保持式に構成する場
合は、車輪の浮上を殆ど要しないことから、平行リンク
等による案内手段は、最小限度の移動量を確保するべく
簡易かつ小型に構成することができる。なお、上記目的
車両は自転車や二輪車に限らず、また、従動輪の案内溝
に代えて全輪を移動クランプとする場合も同様の作用効
果を奏することが明らかなので、説明を省略する。
【0024】
【発明の効果】本発明の駐車装置の車両移送用搬器及び
留置台は以下の効果を奏する。移動クランプの高さの受
台を車両の受け渡し位置に形成するべく車両移送用搬器
を構成することにより、移動クランプが受台上の車輪を
保持して走行移動すると同受台を外れる範囲で車輪が浮
上状態となり、リフト動作を要することなく、車輪が浮
上するに足りる僅かの高さの受台によって所定の積載位
置との間で車両が移動されることから、複雑なリフト機
構を要することなく、最小限度の高さの受台によって搬
器の高さ寸法を最小限度に抑えつつ簡易に構成すること
ができ、かつ、能率良く受け渡し動作することができ
る。したがって、目的車両の迅速な取扱いと高密度収容
が可能な簡易な構成の駐車装置を構成することが可能と
なる。
【0025】弾性保持した押圧部材とその案内手段とを
備える移動クランプによって車両移送用搬器を構成する
ことにより、クランプするべき車輪が案内手段によりク
ランプ動作と連動してリフト動作されることから、複雑
な機構を要することなく簡易にリフト機能を確保でき、
かつ、簡易な構成により高さ寸法を抑えて能率良く車両
の受け渡しが可能となる。
【0026】移動クランプのガイドレールと載置部とか
らなる駐車装置の留置台は、載置部を奥に低く傾斜さ
せ、車止めを設けることにより、上記載置部に置かれた
車輪がその傾斜と車止めとによって安定保持される。し
たがって、この留置台は、脱出防止用の専用部材を要す
ることなく簡易な構成によって目的車両を安定して留置
することができる上に、目的車両を取扱うための移動ク
ランプのリフト量を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る駐車装置の車両
移送用搬器の側面図
【図2】図1の車両移送用搬器を適用する駐車装置の留
置台の側面図
【図3】図2のB−B線断面図
【図4】受台による車輪の受け渡し動作を示す一部破断
拡大図
【図5】本発明の第2の実施形態に係る車両移送用搬器
のクランプをその駆動部を分解して示す正面図
【図6】図5のE矢視図
【図7】図5のクランプの構成を一部破断して示す要部
拡大図
【図8】図5のクランプの動作を示す要部拡大図
【符号の説明】
1 車両移送用搬器 1a、1b 車輪 2 クランプ(移動クランプ) 3 走行部(移動クランプ) 4 ガイドレール 5 案内溝 6 受台 7 ゲート部 11 留置台 12 ガイドレール 13 案内溝(載置部) 14 車止め 15 サイドホルダ 16 受台 21 クランプ(移動クランプ) 22 アーム 23 スプリング(弾性部材) 23a ストッパ 24 押圧部材 25 平行リンク(案内手段) D 傾斜角度 F 受台高さ G リフト量

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランプによって目的車両の車輪の両側
    面を挟んで保持しつつ走行部によって移動可能に同車輪
    を支える移動クランプと、この移動クランプの走行を案
    内するガイドレールとを備える駐車装置の車両移送用搬
    器において、 上記移動クランプに保持した車輪をその高さ位置に支持
    しうる受台を目的車両の受け渡し位置にその移動範囲中
    で最高位に形成してなることを特徴とする駐車装置の車
    両移送用搬器。
  2. 【請求項2】 前記移動クランプに保持した車輪の移動
    線に沿って目的車両の従動車輪を案内する案内溝を形成
    し、この案内溝の底に前記受台を形成してなることを特
    徴とする請求項1記載の駐車装置の車両移送用搬器。
  3. 【請求項3】 開閉動作するアームにより目的車両の車
    輪の両側面を挟んで保持するクランプと走行部とによっ
    て同車輪を移動可能に支える移動クランプと、この移動
    クランプの走行を案内するガイドレールとを備える駐車
    装置の車両移送用搬器において、 上記クランプは、車輪の各側面を押さえる押圧部材と、
    この押圧部材をアームに対して弾性保持する弾性部材
    と、この弾性部材の変形量に応じて押圧部材を上下方向
    に案内する案内手段とからなることを特徴とする駐車装
    置の車両移送用搬器。
  4. 【請求項4】 前記案内手段はアームと押圧部材との間
    に設けた平行リンク機構によることを特徴とする駐車装
    置の車両移送用搬器。
  5. 【請求項5】 車輪を保持することにより目的車両を移
    動させる移動クランプを案内するガイドレールと、同移
    動クランプに保持した車輪を載置する載置部とからな
    り、移動クランプによって出し入れされる目的車両を留
    め置く駐車装置の留置台において、 上記載置部を奥側に低く傾斜させ、その最下端位置に移
    動クランプが保持した車輪を止め受ける車止めを設けて
    なることを特徴とする駐車装置の留置台。
  6. 【請求項6】 前記移動クランプに保持した車輪をその
    高さ位置に支持しうる受台を目的車両の留置位置にその
    移動範囲中で最高位に形成してなることを特徴とする請
    求項5記載の駐車装置の留置台。
  7. 【請求項7】 前記載置部は、移動クランプに保持した
    車輪の移動線に沿って目的車両の従動車輪を案内する案
    内溝によって構成し、かつ、載置部の車輪の側方に同車
    輪の倒れを規制するサイドホルダを設けてなることを特
    徴とする請求項5記載の駐車装置の留置台。
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