JP2000310321A - 無段変速機用の速度指令生成方法及び装置 - Google Patents
無段変速機用の速度指令生成方法及び装置Info
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Abstract
される速度を急速に変えることによる望ましくない強い
ジャークを解決すること。 【解決手段】制御装置は、無段変速機16の出力軸の測
定速度に応じて実速度信号を生成する変速機速度センサ
ー80を有する。制御装置は、連続的な位置の内の任意
の場所に位置することができ、ペダル位置に対応した目
標速度信号を生成する第一入力装置すなわち速度ペダル
を有する。制御装置は、(速度ペダルから)目標速度信
号を受信し実速度信号を受信し、指令加速度acを計算
し、目標速度信号とジャーク値jと指令加速度acとに
基づき指令速度Vcを生成するように作動するマイクロ
プロセッサコントローラ18を更に有する。
Description
速機に係り、更に詳細には、無段変速機用の速度指令を
生成するための方法と装置に関する。
機械は、作業機械の駆動輪又は無限軌道を駆動するため
に静油圧駆動システムを使用している。静油圧駆動シス
テムは、速度が無段に変化する出力を、作業機械の車輪
又は無限軌道に提供できる。特に速度は、静油圧駆動シ
ステムを構成する油圧ポンプ又は油圧モーターの何れか
の押しのけ容積すなわち作動容積を制御することにより
連続的に変えることができる。油圧変速機を使う土砂移
動用機械の一つの問題点は、出力される速度を急速に変
えることができるが、そのために急速な応答が生ずるこ
とである。この急速な応答は望ましくない強いジャーク
を生む結果になり、このジャークは作業機械の運転者に
不快感を感じさせることがある。更に、機械の急速な動
きは、好ましくないペダル調整をさせることになるの
で、運転者は、望ましくない強いジャークのために機械
を制御しきれなくなることがある。好ましくない速度ペ
ダル調整は、作業機械に意図しない動き方をさせるよう
な制御信号を生み出すことになる。
らの制御信号を低域フィルターに通すことである。各低
域フィルターは、選択されたコーナー周波数を有してい
る。あるコーナー周波数は、オンカミング・ジャーク、
即ち、作業機械を最初に加速開始する時に加えられるジ
ャークに適用すると最適な応答を示すが、オフゴーイン
グ・ジャーク、即ち、実速度を目標速度に合わせる際に
加えられるジャークの時には不満足な応答しか示さな
い。他方、別のコーナー周波数は、オフゴーイング・ジ
ャークを加える時には良好な応答を示すが、オンカミン
グ・ジャークを加える時には不満足な応答を示す。低域
フィルターを使う欠点は、オンカミング・ジャークとオ
フゴーイング・ジャークの両方に満足な応答を示す単一
フィルターを選ぶことができないことである。
速する時に滑らかで急速な応答を示すようにオンカミン
グ・ジャークを制御することである。しかしこの解決策
では、実速度が目標速度に近付くにつれオフゴーイング
・ジャークが制御されなくなる。オフゴーイング・ジャ
ークを滑らかにすることは、運転者の快適性と作業機械
の制御とって重要である。オンカミング・ジャークのみ
を制御することの欠点は、オフゴーイング・ジャークが
加わっている時の応答が、運転者に非常に不快なことで
ある。
グとオフゴーイングの両ジャークを整えて速度指令に提
供することである。この解決策は、幾つかの不連続な速
度分布又は速度目標値しか持たない作業機械に適用され
てきた。しかし、不連続な速度分布では、無段変速機が
指令できる連続的な速度値に対し、所要の応答ができな
い。この方法では速度分布を連続的可変に調整しても、
変速機の連続可変速度出力へ合わせることができない。
それ故に、上記欠点を克服する無段変速機用に速度指令
を生成するための方法と装置が必要とされている。
は、無段変速機のための制御装置が提供される。制御装
置は、無段変速機の出力軸の測定速度に応じて実速度信
号を生成する変速機速度センサーを有する。制御装置
は、連続的な位置の内の任意の場所に位置することがで
き、ペダル位置に対応した目標速度信号を生成する第一
入力装置すなわち速度ペダルを有する。制御装置は、
(速度ペダルから)目標速度信号を受信し実速度信号を
受信し、指令加速度acを計算し、目標速度信号とジャ
ーク値jと指令加速度acとに基づき指令速度Vcを生成
するように作動するマイクロプロセッサコントローラを
更に有する。
力軸の測定速度に応じて実速度信号を生成する変速機速
度センサーを有する無段変速機を制御する方法が提供さ
れる。変速機は、連続的な位置の内の任意の場所に位置
することができ、前記位置に対応する目標速度信号を生
成する第一入力装置、即ち、速度ペダルを更に有する。
この方法は目標速度信号を受信する段階と、実速度信号
を受信する段階とを含んでいる。この方法は、指令加速
度acを計算する段階と速度指令信号を生成する段階と
を更に含んでいる。速度指令信号は、目標速度信号と、
ジャーク値jと、指令加速度acとに基づいている。
及び本文で詳しく説明するが、これには様々な修正及び
代替形態の余地がある。しかし、本発明は、開示された
特定の形態に制限されるものではなく、添付の請求項で
定義するように、本発明の精神と範囲内にある修正物、
均等物、代替物の全てを含んでいることを理解された
い。
組立品10を示す。変速機組立品10は、エンジン12
を有する運搬機械(図示せず)のような作業機械で使用
するのに適している。変速機組立品10は連続可変型
で、機械式変速機14、無段変速機16、マイクロプロ
セッサベースのコントローラ18、感知装置20、指令
入力装置22を含んでいる。変速機組立品10は、連続
可変流体機械式変速機として示されているが、本発明
は、流体機械式の油圧変速機システムや電子機械式変速
機を始めとするどのタイプの無段変速機にも同様に適用
できる。作業システム24は、駆動軸26により変速機
組立品10に接続される。
28とは、ギヤ装置30経由でエンジン12に作動的に
接続される。機械式変速機14は、ギヤ装置30経由で
エンジン12に、且つ、モーター出力軸34経由で油圧
変速機16に作動的に接続される遊星ギヤ装置32を含
んでいる。遊星ギヤ装置32の出力は、駆動軸26に接
続される。機械式変速機14は、方向性の高速クラッチ
36、38と低速クラッチ40を更に含んでいる。クラ
ッチ制御装置28は、パイロットポンプ42の様な加圧
パイロット液のソースに接続されている。コントローラ
18は、コントローラ18からの電気信号に応じて速度
クラッチ36、38、40の接続と切断を制御するよう
に作動する。
4とは、ポンプ入力駆動軸46経由でエンジン12に作
動的に接続される。油圧変速機16は、可変容積ポンプ
48、ポンプ容積起動装置50、導管54、56により
可変容積ポンプ48に液体連通する可変容積モーター5
2、及び モーター容積起動装置58を含んでいる。容
積コントローラ44は、パイッロットポンプ42とコン
トローラ18に接続される。容積コントローラ44は、
コントローラ18からの制御信号に応じて各ポンプとモ
ーター容積起動装置50、58の動きを制御する。
目標速度信号を作るためにゼロ速度位置から最大速度位
置まで動かせる第一入力装置、つまり速度ペダル62を
有する速度入力機構60を含んでいる。入力装置22
は、ニュートラル位置から前進位置又は後退位置へ選択
的に動かせる方向制御レバー66を有する方向制御機構
64を更に含んでいる。入力装置22は、指令されたジ
ャーク値jを表すジャーク信号をコントローラ18に送
る第二入力装置、つまりジャーク入力装置71を更に含
んでいる。入力装置22は、最大加速度amaxを表す加
速度信号をコントローラ18に送る第三入力装置、つま
り最大加速度入力装置73を更に含んでいる。コントロ
ーラ18は、変速機制御ソフトウエアと、目標速度Vd
と、ジャーク値jと、指令加速度acと、指令速度V
cと、最大加速度amaxとを記憶するRAMとROM(図
示せず)を含んでいる。
を感知し、エンジン12の出力軸の回転速度を表すエン
ジン速度信号を、コントローラ18に伝えるように作動
するエンジン速度センサー76を含んでいる。変速機速
度センサー78は、モーター出力軸34の速度を感知
し、モーター出力速度を表すモーター出力速度信号をコ
ントローラ18に作動的に伝える。変速機速度センサー
80は、出力駆動軸26の速度を感知し、作業機械の実
速度を表す実速度信号をコントローラ18に作動的に伝
える。
御システム90の概略図を示す。閉ループ制御システム
90は、コントローラ18が計算した指令速度Vc、変
速機速度センサー80が提供した実速度を処理し、指令
信号を容積コントローラ44に送る。特に、指令速度V
cは閉ループ制御システム90に指令として送られ、実
際の速度は、フィードバック値として閉ループ制御シス
テム90に送られる。比較器92では、簡単な比例/積
分/微分コントローラ、つまりPIDコントローラ94
に送る誤差信号を作るために、実速度を指令速度Vcか
ら引き算する。PIDコントローラ94は、作動容積コ
ントローラ44に伝えられる誤差信号の計算に基づいて
指令信号を作る。作動容積コントローラ44は、指令信
号を受信し、指令信号に応じて可変容積ポンプ48又は
可変容積モーター52の一方の容積を制御し、それによ
り作業機械の実速度が指令速度Vcとなるように制御す
る。
0が使用する指令速度Vcと指令加速度acとを生成する
ために使われるルーチン100を示す。ルーチン100
はコントローラ18のメモリに常駐する。段階102で
は、コントローラ18は、速度ペダル62の位置に応じ
て生成された目標速度信号から目標速度Vdを計算す
る。目標速度Vdは、速度ペダル62の変位量の関数で
ある。目標速度Vdはコントローラ18のメモリに記憶
され、後の計算に使われる。段階104では、最終速度
Vfを計算する。最終速度Vfは、サブルーチン100が
現在の指令速度Vc、現在の指令加速度ac、固定された
ジャーク値jが続いた場合に生成される指令速度Vcで
ある。特に、最終速度Vfは、指令加速度acがゼロに達
するまでの時間に亘り、固定されたジャーク値jを積分
することにより計算される定常状態の値である。
令は、現在の指令速度Vcに多数の個別の指令加速度ac
を加えた合計値である。各指令加速度acはループ時間
毎に次に続く加速度指令とは独立しており、このループ
時間とはコントローラ18が新たな指令加速度acと指
令速度Vcの生成に要する時間のことである。コントロ
ーラの各ループの間、指令加速度acは、ジャーク値j
をループ時間に亘って積分した分だけ増加する。例えば
これは、以下の周知の等式を使って計算できる、整数の
級数の合計値と類似している。
加速度値を増やしている。従って、指令加速度acを最
終値nと見なし、ループ時間に亘り積分されるジャーク
値jと等しい加速度増分を整数間の増分、即ち1と見な
すことができる。従って、将来の速度Vfを計算するに
は、加速度指令の累積合計を現在の指令速度Vcに加え
る必要がある。最終速度Vfを計算するため、結果的に
以下の等式が使われる。
8は、段階106、108、110、112で適切なジ
ャーク値(即ち、正負何れかの固定ジャーク)を決め
る。図4に示した開始時刻t=0では、指令速度Vc、
指令加速度ac、ジャーク値jは全てゼロに等しい。時
刻200で正の目標速度Vdをコントローラ18が受信
すると、コントローラ18は、段階106、108、1
10、112でテストを実行し適切なジャーク値を求
め、このジャーク値が指令加速度acに加えられ、この
指令加速度acが次に指令速度Vcに加えられる。
より大きく、段階104で計算された最終速度Vfが目
標速度Vdより大きい場合、次にコントローラ18は段
階114へ進み、ここでは、負のジャーク値−jが指令
加速度acに加えられ、この指令加速度acが次に指令速
度Vcへ加えられる。これは、指令速度Vcが正の目標速
度Vdをオーバーシュートするのを防ぐために、時刻2
04と時刻206の間に指令加速度acに加えられてい
るオフゴーイング・ジャークに対応する(図4参照)。
令速度Vcより小さく、段階104で計算された最終速
度Vfが目標速度Vdより小さい場合、次にコントローラ
18は段階116に進み、ここでは正のジャーク値+j
が指令加速度acへ加えられ、この指令加速度acが次に
指令速度Vcへ加えられる。これは、指令速度Vcが負の
目標速度Vdをオーバーシュートするのを防ぐため、加
速度acへ逆方向に加えられているオフゴーイング・ジ
ャークに対応する(図示せず)。段階110で、目標速
度Vdが指令速度Vcより大きい場合、次にコントローラ
18は段階118に進み、ここでは正のジャーク値+j
が指令加速度acへ加えられ、この指令加速度acが次に
指令速度Vcへ加えられる。これは、時刻200と時刻
202の間に指令加速度acに加えられているオンカミ
ング・ジャークと対応する(図4参照)。
令速度Vcより小さい場合、コントローラ18は次に段
階120に進み、ここでは、負のジャーク値−jが指令
加速度acに加えられ、この指令加速度acが次に指令速
度Vcへ加えられる。これは、指令加速度acへ逆方向に
加えられているオンカミング・ジャークと対応する(図
示せず)。目標速度Vdが指令速度Vcと等しい場合、コ
ントローラ18は段階122に進み、ここではジャーク
値jは、指令加速度acと指令速度Vcのこれ以上の変化
を防ぐためにゼロに設定される。段階114、116、
118、120、又は122から、コントローラ18は
図3Bの段階124へ進む。
ーラ18は、段階114、116、118、120又は
122で得たジャーク値jをループ時間に亘って積分
し、結果が指令加速度acに加えられる。例えば、正の
目標速度Vdをコントローラ18が受信した場合、正の
ジャーク値+jが積分され、前進方向の動きを開始する
ように、指令加速度acに時刻200と時刻202の間
で加えられる。他方、指令速度Vcが正の目標速度Vdに
収束する際には、負のジャーク値−jが積分され、指令
加速度acに時刻204と時刻206の間で加えられる
(図4参照)。指令加速度acが増えた後、コントロー
ラ18は段階126に進む。
速度acを最大加速度amaxと比較する。指令加速度ac
の絶対値が最大加速度amaxより大きい場合、次に指令
加速度acの絶対値は、最大加速度amaxに設定され、こ
れにより作業機械の加速度を制限する。指令加速度ac
は、時刻202と時刻204の間で最大加速度amaxに
制限される。最大加速度amaxは図1に示す加速度入力
装置73からコントローラ18により受信されることが
分かる。例えば、最大加速度amaxが0.4Gで、指令
加速度acが0.45Gに等しい場合、指令加速度acは
0.4Gの最大加速度amaxに設定される。コントロー
ラ18は次に段階128に進む。段階128で、指令速
度Vcは、指令加速度acをループ時間に亘って積分する
した分だけ増加する。指令速度Vcは、時刻200と時
刻202の間に増加する指令加速度acの分だけ増加
し、時刻202と時刻204の間に一定の最大加速度a
maxによる分だけ増加し、時刻204と時刻206間に
減少する指令加速度acによる分だけ増加する。コント
ローラ18は次に段階130に進む。
速度Vcが目標速度Vdへ収束したか否かを求める。特
に、コントローラ18は、指令速度Vcが目標速度Vdの
(図4Aに示す)速度閾値Vt内にあるか否かを求め
る。代表的実施例の場合、速度閾値Vtは目標速度Vdの
99%から100%の範囲にある。目標速度Vdが閾値
Vt内にあれば、次にコントローラ18は段階132に
進む。目標速度Vdが閾値Vt内になければ、次にコント
ローラ18は段階134に進む。
に収束する。従って、指令速度Vcは目標速度Vdに設定
される。更に、指令加速度acとジャーク値jは、指令
速度Vcの変化を防ぐためにゼロに設定される。コント
ローラ18は次に段階134に進む。段階134で、ル
ーチン100の単一ループは完了する。指令速度Vc、
指令加速度ac、ジャーク値jを、次に続くループでル
ーチン100により使える様にコントローラ18のメモ
リに記憶する。
度Vdに収束する前に運転者が目標速度Vdを変更する場
合、それに応じて指令速度Vcと指令加速度acを生成す
るために使われる第一ルーチン300を示す。段階30
2で、目標速度Vdが指令速度Vcより小さく且つ指令加
速度acがゼロより大きく、従って指令速度Vcが誤った
方向に向かっている場合、コントローラ18は段階30
6に進み、ここでジャーク値は、ジャーク入力71から
受信したジャーク値jの少なくとも3倍の負の値に設定
される。この状態は、指令速度Vcが目標速度Vd1に到
達する前に目標速度Vd2を指令速度Vc以下に落とす時
刻320に対応する(図6A参照)。運転者が目標速度
Vdを大巾に変更し、新しい目標速度Vd2に到達するた
めに素早い応答を期待するのであれば、ジャーク値−j
に掛ける係数を3より大きくすることもできる。代表的
実施例では、指令加速度acが時刻321で負になるま
で−3jのジャーク値が指令加速度acに加えられる。
コントローラ18は次に段階310に進む。
より大きく且つ指令加速度acがゼロより小さく、従っ
て指令速度Vcが誤った方向に向かっている場合、コン
トローラ18は段階308に進み、ここではジャーク値
を、ジャーク入力71から受信したジャーク値+jの少
なくとも3倍の正の値に設定する。この状態は、指令速
度Vcが目標速度Vd2に到達する前に目標速度Vd3を指
令速度Vc以上に上げる時刻324に対応する(図6A
参照)。代表的実施例では、指令加速度acが時刻32
5で正になるまで+3jのジャーク値が指令加速度ac
に加えられる。コントローラ18は次に段階310に進
む。段階310で、コントローラ18はルーチン100
を開始する。
Vdに収束する前に運転者が目標速度Vdを変更するのに
応じて、指令速度Vcと指令加速度acを生成するために
使われる第二サブルーチン400を示す。段階402
で、目標速度Vdが指令速度Vcより小さく且つ指令加速
度acがゼロより大きく、従って指令速度Vcが誤った方
向に向かっている場合、コントローラ18は段階406
に進み、指令加速度acをゼロに設定する。この状態
は、指令速度Vcが目標速度Vd1に到達する前に目標速
度Vd2を指令速度Vc以下に落とす時刻420に一致す
る(図6B参照)。指令加速度acをゼロに設定するこ
とは、負の無限大のジャークを指令加速度acに無限小
の時間だけ加えることと同じである。サブルーチン30
0と同じ方法では、運転者が新しい目標速度Vdに到達
するために素早い応答を期待するのであれば、ジャーク
値jに掛ける係数をもっと大きくすることができる。更
に、運転者が感じる実際のジャークは、作業機械の最大
応答により制限される。コントローラ18は次に段階4
10に進む。
より大きく且つ指令加速度acがゼロより小さく、従っ
て指令速度Vcが誤った方向に向かっている場合、次に
コントローラ18は段階406に進み指令加速度acを
ゼロに設定する。この状態は、指令速度Vcが目標速度
Vdに到達する前に目標速度Vd3を指令速度Vc以上に上
げる時刻424に対応する(図6B参照)。指令加速度
acをゼロに設定することは、正の無限大のジャークを
指令加速度acに無限小の時間だけ加えることと同じで
ある。コントローラ18は次に段階410に進む。段階
410で、コントローラ18はルーチン100を開始す
る。
動の所要モードを決める。作動モードを選択し、運転者
が望む作動モードに一致させるため、所定のジャーク制
限jをジャーク入力装置71で、最大加速度amaxを加
速度入力装置73で設定する。
をコントローラ18に入力する。目標速度Vdを受信す
るとコントローラ18は、ルーチン100を実行し、所
定のジャーク値jを指令加速度acに加える。詳しく言
えば、ジャーク値jはループ時間に亘って積分され指令
加速度acに加えられる。指令加速度acは次に、ループ
時間に亘って積分され、図4の時刻200と時刻202
の間で示す様に指令速度Vcに加えられる。時刻202
で、指令加速度acは最大加速度amaxを越すので、指令
加速度acはこれ以上には増やされない。コントローラ
18が(上記のように計算された)最終速度Vfが目標
速度Vdを超えると判断するまで、指令速度Vcは少しず
つ増やされる。この判断が起こるのは、負のジャーク値
−jが後続の指令加速度acと指令速度Vcへ積分される
時刻204(図4に図示)である。指令速度Vcが目標
速度Vdの閾値Vt内に入るまで負のジャーク値−jは指
令加速度acへ積分される(図4A参照)。この時点で
コントローラ18は、指令速度Vcは目標速度Vdと収束
したと判断し、指令速度Vcは目標速度Vdに設定され
る。更に、指令加速度acとジャークjは、指令速度Vc
がこれ以上変化するのを防ぐためにゼロに設定される。
度Vdに収束する前に目標速度Vdを変更することがあ
る。指令加速度acが正であり、目標速度Vdが指令速度
Vcより小さい場合、良好な応答を運転者に提供するに
は、指令速度Vcを素早く変更しなければならない。
力71から得たジャーク値jの3倍より大きい負のジャ
ーク値を積分することにより、指令速度Vcに必要な急
速な変化を達成する。指令加速度acと指令速度Vcに結
果的におこる急速な変化を図6Aの時刻320と時刻3
21の間に示す。第二サブルーチン400は、指令加速
度acを瞬間的にゼロに設定することにより、指令速度
Vcに必要な急速な変化を達成する。指令加速度acをゼ
ロに設定することは、無限大のジャーク値を指令加速度
acに無限小の時間だけ加えることと同じである。指令
加速度acと指令速度Vcに結果的におこる急速な変化を
図6Bの時刻420と時刻422の間に示す。
述したが、このような図解と説明は発明の代表的なもの
として見なされ、本発明の特徴を制限するものとして見
なされてはならず、好適実施例だけを示し説明してお
り、本発明の精神内にある全ての変更と修正は保護され
るべきであることを理解されたい。
速機の概略図である。
の制御信号を作る閉ループ制御の概略図である。
むために使われるフローチャートである。
れるフローチャートである。
ャークを示すグラフである。
と指令速度を調整する第一の方法を示すフローチャート
である。
と指令速度を調整する第二の方法を示すフローチャート
である。
と指令速度を調整する第一の方法による速度、加速度、
ジャークを示すグラフである。
と指令速度を調整する第二の方法による速度、加速度、
ジャークを示すグラフである。
Claims (10)
- 【請求項1】 無段変速機の出力軸の測定速度に応じて
実速度信号を生成する変速機速度センサーと、 多数位置の一つの場所に位置させることができ、前記多
数位置の前記一つの位置に対応する目標速度信号を生成
する第一入力装置と、 (i)前記目標速度信号を受信し、(ii)前記実速度
信号を受信し、(iii)指令加速度acを計算し、
(iv)前記目標速度信号、ジャーク値j、及び前記指
令加速度acに基づいて指令速度Vcを生成するように作
動できるコントローラとを備えていることを特徴する無
段変速機のための制御装置。 - 【請求項2】 最終速度Vfが、等式 を使って計算され、 加速の間に最終速度Vfが目標速度Vdよりも大きい場
合、負のジャーク値−jが時間に亘って積分され、その
結果が指令速度Vcに加えられ、減速の間に最終速度Vf
が目標速度Vdよりも小さい場合、正のジャーク値+j
が時間に亘って積分され、その結果が指令速度Vcに加
えられることを特徴とする請求項1に記載の制御装置。 - 【請求項3】 前記制御装置が、可変容積ポンプと可変
容積モーターとを有する油圧駆動装置を更に備え、且つ
指令信号を作成するために前記実速度信号が前記指令速
度と比較され、 前記指令信号が、前記可変容積ポンプ又は前記可変容積
モーターの一方の前記容積を前記指令信号の受信に応じ
て選択的に制御する容積コントローラにより受信される
ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。 - 【請求項4】 前記指令加速度acが最大加速度amax以
下に制限されることを特徴とする請求項1に記載の制御
装置。 - 【請求項5】 前記制御装置が前記最大加速度を表す加
速度信号を生成する第三入力装置を更に備え、且つ運転
者が前記最大加速度を前記第三入力装置で調整すること
ができることを特徴とする請求項4に記載の制御装置。 - 【請求項6】 (i)無段変速機の出力軸の測定速度に
応じて実速度信号を生成する変速機速度センサーと、
(ii)多数位置の一つの場所に位置させることがで
き、前記多数位置の前記一つの位置に対応する目標速度
信号を生成する第一入力装置とを有する無段変速機を制
御する方法において、 前記目標速度信号を受信する段階と、 前記実速度信号を受信する段階と、 指令加速度acを計算する段階と、 前記目標速度信号と、ジャーク値jと、前記指令加速度
acとに基づき指令速度Vcを生成する段階とから成るこ
とを特徴とする方法。 - 【請求項7】 等式 を使って最終速度Vfを計算する段階と、 加速の間に前記最終速度Vfが前記目標速度Vdよりも大
きい場合、負のジャーク値−jを時間に亘って積分し、
結果を前記指令速度Vcに加える段階と、 減速の間に前記最終速度Vfが前記目標速度Vdよりも小
さい場合、正のジャーク値+jを時間に亘って積分し、
結果を前記指令速度Vcに加える段階とを更に含むこと
を特徴とする請求項6に記載の方法。 - 【請求項8】 可変容積ポンプと可変容積モーターを備
えた油圧駆動装置を更に有する前記無段変速機を制御す
る方法において、 指令信号を作るために前記実速度信号を前記指令速度V
cと比べる段階と、 前記可変容積ポンプ又は前記可変容積モーターの一方の
容積を選択的に制御するために前記指令信号を使う段階
とを更に含むことを特徴とする請求項6に記載の方法。 - 【請求項9】 前記指令加速度acを最大加速度値amax
以下に制限する段階を更に含むことを特徴とする請求項
6に記載の方法。 - 【請求項10】 前記最大加速度amaxを表す加速度信
号を生成する第三入力装置を更に有する前記無段変速機
を制御する方法において、 前記最大加速度amaxを第三入力装置により調整する段
階を更に含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
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