JP2000310945A - 積層装置及び積層方法 - Google Patents

積層装置及び積層方法

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JP2000310945A
JP2000310945A JP11121537A JP12153799A JP2000310945A JP 2000310945 A JP2000310945 A JP 2000310945A JP 11121537 A JP11121537 A JP 11121537A JP 12153799 A JP12153799 A JP 12153799A JP 2000310945 A JP2000310945 A JP 2000310945A
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JP11121537A
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Inventor
Susumu Maki
享 真木
Keiichiro Higuchi
計一郎 樋口
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Lintec Corp
Original Assignee
Lintec Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造スペースの狭小化を実現することを可能
とするとともに、安価に供給でき、且つ、汎用的な積層
装置及び積層方法を提供する。 【解決手段】 片面に接着層が形成された帯状紙13を
積層領域Tに送り出す送出路15と、台紙17を一枚ず
つ積層して保持する台紙マガジン19と、積層領域Tを
含む位置に設けられ、積層体22を形成可能な積層体形
成部24とを備えて積層装置10が構成されている。積
層体形成部24は、積層領域Tに送出された帯状紙13
から一枚の付箋紙12を打ち抜き、その付箋紙12を所
定の退避位置に退避させた上で、新たに一枚の付箋紙1
2を打ち抜いて、それを前記退避位置の付箋紙12に貼
り合わせる工程を順次繰り返し、紙葉片が所定枚数積層
されると、それに台紙マガジン19からの台紙17が貼
り合わされるようになっており、これによって、積層体
22が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は積層装置及び積層方
法に係り、更に詳しくは、製造スペースの狭小化を実現
することができる汎用的な積層装置及び積層方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、感圧性接着剤が片面に塗布さ
れ、被貼付物に対して剥離容易となる付箋紙や、ゴミ回
収袋に貼付される強粘着力のゴミ回収袋用ラベルが知ら
れている。この付箋紙やゴミ回収袋用ラベルは、接着剤
によって台紙に複数枚積層された積層体を一単位として
販売されており、使用時に、ユーザが、積層体の上面側
から付箋紙又はゴミ回収袋用ラベルを一枚ずつ剥離して
使用する態様となっている。この付箋紙又はゴミ回収袋
用ラベル等の積層体は、一単位の平面サイズの何倍もの
大きさの原紙の片面に接着剤を塗布し、その原紙を複数
枚積層することにより原紙の積層体を形成した後、断裁
機によって、原紙の積層体を一単位の付箋紙又はゴミ回
収袋用ラベルの大きさに断裁することにより多量の積層
体が製造される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記積
層体の製造にあっては、一つの付箋紙又はゴミ回収袋用
ラベル積層体の何倍もの大きさの原紙を複数枚積層した
後、一単位の大きさに断裁しなければならないため、得
られる積層体の何倍もの平面積を有する受け台や断裁機
の型等が必要となり、装置全体の大型化を招来し、規模
の小さな工場等に設置するには不適切である。また、一
つの積層装置で、平面積の異なる多品種に亘る積層体を
製造する場合には断裁機の型を交換することとなるが、
当該型は大型となるため、その交換作業は困難であるば
かりか、新たな型の製造も困難であり、これらが製造コ
ストの高騰に繋がるという不都合もある。
【0004】
【発明の目的】本発明は、このような不都合に着目して
案出されたものであり、その目的は、製造スペースの狭
小化を実現することができるとともに、安価に供給で
き、且つ、汎用的な積層装置及び積層方法を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の積層装置は、複数の紙葉片を積層してなる
積層体を所定の積層領域で形成可能な積層体形成部と、
片面に接着層が形成された帯状紙を前記積層領域に送り
出す送出路とを備え、前記積層体形成部は、前記帯状紙
を所定の間隔で打ち抜いて前記紙葉片を形成可能な切断
手段と、この切断手段によって形成された紙葉片を保持
しながら移動可能な紙葉片保持手段とを含み、前記帯状
紙の送り出しと前記紙葉片保持手段の移動によって、前
記紙葉片を順次積層しながら前記積層体を形成する、と
いう構成を採っている。このような構成によれば、帯状
紙から打ち抜かれた紙葉片が、紙葉片保持手段の移動に
よって、順次積層されることにより積層体が形成される
ため、積層体形成領域は、最低限、一単位の積層体の平
面積に相当する大きさでよく、一単位の積層体の何倍も
の大きさの積層体形成領域が不可欠となる従来の装置と
は異なり、装置全体の小型化を図ることができ、製造ス
ペースの狭小化を実現することができる。そのため、切
断装置の型も小型化可能となって、大きさの異なる積層
体を製造する場合であっても型の交換が容易となる。
【0006】また、本発明は、複数の紙葉片が台紙に積
層された積層体を所定の積層領域で形成する積層方法で
あって、片面に接着層が形成された帯状紙を前記積層領
域に送り出して、前記帯状紙から一枚の紙葉片を打ち抜
き、当該打ち抜かれた紙葉片を所定の退避位置に退避さ
せた上で、前記帯状紙から一枚の紙葉片を再び打ち抜
き、その紙葉片に前記退避位置の紙葉片を貼り合わせる
工程を順次繰り返し、前記紙葉片が所定枚数積層された
状態で、当該紙葉片の全体を前記台紙に貼り合わせて前
記積層体を形成する、という方法を採用する。このよう
な方法によれば、積層体形成領域は一単位の積層体の平
面積に相当する大きさでよく、得られる積層体の何倍も
の大きさの積層体形成領域が不可欠となる従来の積層方
法とは異なり、製造スペースの狭小化を実現することが
できる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の積層装置において、複数
の紙葉片が台紙に積層された積層体を所定の積層領域で
形成可能な積層体形成部と、片面に接着層が形成された
帯状紙を前記積層領域に送り出す送出路とを備え、前記
積層体形成部は、前記帯状紙を所定の間隔で打ち抜いて
前記紙葉片を形成可能な切断手段と、この切断手段によ
って形成された紙葉片を保持しながら移動可能な紙葉片
保持手段と、前記台紙を保持しながら移動可能な台紙保
持手段とを含み、前記帯状紙の送り出し及び前記紙葉片
保持手段の移動の繰り返しによって所定枚数積層された
紙葉片を前記台紙保持手段の台紙に積層して前記積層体
を形成する、という構成を採ることが好ましい。このよ
うに構成することにより、紙葉片保持手段の移動によっ
て順次積層された紙葉片の全体が、台紙保持手段によっ
て移動された台紙に貼付されて積層体が形成されるた
め、積層体形成領域は、最低限、一単位の積層体の平面
積に相当する大きさでよく、装置全体の小型化を図るこ
とができ、製造スペースの狭小化を実現することができ
る。
【0008】ここにおいて、前記台紙保持手段は、台紙
を吸着保持可能な吸着盤と、この吸着盤の近傍に設けら
れる姿勢保持装置とを含み、この姿勢保持装置は、前記
吸着盤に吸着保持された台紙に一単位の紙葉片が貼付さ
れたときに、これらを一体的に保持可能に設ける、とい
う構成を採用するとよい。これによって、台紙保持手段
に保持されている台紙に貼付された一単位の紙葉片の垂
れ下がりを効果的に防止することができる。
【0009】また、前記紙葉片保持手段は、前記紙葉片
の平面形状に対応した内側形状を有する筒状部材を含ん
で構成され、前記送出路を挟んで前記紙葉片保持手段の
反対側位置には、第1及び第2の昇降手段を更に備え、
この第1の昇降手段は、前記切断手段によって打ち抜か
れた紙葉片を前記筒状部材の中に押し上げる方向に進退
可能に設けられる一方、前記第2の昇降手段は、前記筒
状部材の中に積層された紙葉片が所定枚数に達したとき
に当該紙葉片の全体を押し上げるように進退可能に設け
られる、という構成を採用することもできる。このよう
な構成によれば、第1の昇降手段によって打ち抜かれた
紙葉片を筒状部材の内側に確実に押し込むことができる
とともに、第2の昇降手段によって一単位の紙葉片を台
紙が貼付され易くなる位置にまで押し上げることができ
る。
【0010】更に、前記帯状紙の面に所定の印刷を可能
とする印刷装置と、前記積層体形成部によって形成され
た積層体を包装可能な包装装置とを更に含む、という構
成を採用することもできる。これによれば、積層体を形
成に際して、その前工程となる帯状紙の印刷と、後工程
となる積層体の包装作業をも連続して行うことができ、
作業効率を大幅に改善することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例に係る積層装置を図面
を参照しながら説明する。なお、紙葉片として付箋紙を
積層する例を示す。
【0012】図1には、本実施例に係る積層装置の概略
平面図が示されている。この図において、積層装置10
は、付箋紙12の原反となる帯状紙13を略水平姿勢で
所定の積層領域Tに送り出す送出路15と、積層領域T
の近傍に設けられ、枚葉タイプの台紙17を一枚ずつ積
層して保持する台紙マガジン19と、積層領域Tを含む
位置に設けられ、帯状紙13から付箋紙12を打ち抜い
て、当該付箋紙12を台紙マガジン19から供給された
台紙17に順次積層することによって積層体22を形成
可能な積層体形成部24と、送出路15に設けられて帯
状紙13の面に所定の印刷を可能とする印刷装置26
と、積層体形成部24で形成された積層体22を包装可
能な包装装置28と、装置全体の駆動制御をする制御盤
29とを備えて構成されている。
【0013】前記送出路15は、その送出方向の一端側
すなわち図1中左側に設けられて帯状紙13が巻回され
る供給リール31と、同図中右側に設けられ、供給リー
ル31から積層体形成部24を通過するように帯状紙1
3の抜きカスを巻き取り可能な巻取リール33と、これ
ら供給リール31及び巻取リール33の間に適宜設けら
れ、帯状紙13に一定の張力を与えるテンションローラ
34Aと、帯状紙13の抜きカスを繰り出す繰出しロー
ラ34とを備え、供給リール31と積層体形成部24と
の間には、帯状紙13に所定の表面処理を施す表面処理
装置35が配置されている。
【0014】前記帯状紙13は、その片面に接着層Aが
積層された状態で供給リール31に巻回されており、そ
の接着層Aが帯状紙13の上面側に表れる状態で積層体
形成部24に送り出されるようになっている。すなわ
ち、帯状紙13は、その上面における幅方向一端側(図
1中上端側)に接着層Aが部分的に形成された状態で積
層体形成部24に送り出される。なお、本実施例では、
接着層Aを帯状紙13の上面に部分的に形成したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、例えば、紙葉片
としてゴミ用ラベルを採用する場合等にあっては、接着
層Aを帯状紙13の上面全体に形成してもよい。
【0015】前記巻取リール33は、前記制御盤29の
制御によって、間欠的に巻取方向に回転制御され、これ
により、帯状紙13は、所定のタイミングで供給リール
31から引き出されて前記積層体形成部24に送り出さ
れる。なお、積層体形成部24で付箋紙12が打ち抜か
れた後の帯状紙13は、抜きカスとして巻取リール33
により巻き取られる。
【0016】前記積層体形成部24は、図2及び図3に
示されるように、帯状紙13の下方位置に設けられる台
座42と、積層領域Tに位置する帯状紙13を所定の間
隔で打ち抜いて付箋紙12を一枚ずつ形成可能な抜刃4
3(切断手段)と、この抜刃43の上方位置に設けら
れ、当該抜刃43によって形成された付箋紙12を保持
しながら昇降可能な昇降部材44(紙葉片保持手段)
と、前記台紙マガジン19(図1参照)から台紙17を
吸着し、この台紙17を、打ち抜いて積層された付箋紙
12とともに保持しながら移動可能とするロボット45
(台紙保持手段)と、前記送出路15を挟んで昇降部材
44の反対側位置となる台座42の下方位置に設けられ
た第1及び第2のシリンダー46,47(第1及び第2
の昇降手段)とを備えて構成されている。
【0017】前記台座42は、フレームF(図3参照)
に固定されており、略方形状の板状部材48と、この板
状部材48から垂設された脚部材50と、板状部材48
の上面における各コーナー近傍にそれぞれ立設された丸
棒状のガイド部材51とから構成されている。板状部材
48の略中央部には、前記抜刃43の平面サイズより若
干小さな平面サイズとなる貫通路48Aが形成されてお
り、その内部を、前記第1のシリンダー46のロッド4
6A(図3参照)の先端側に固定された押上板52が通
過するようになっている。ここで、当該押上板52の平
面サイズは、前記貫通路48Aの平面サイズよりも若干
小さくなっており、押上板52の前記通過を難なく行え
るようになっている。また、板状部材48の上面は、前
記供給リール31(図1参照)から繰り出された帯状紙
13の下面が接触しながら移動、停止するようになって
おり、これによって、積層体形成部24内に位置する帯
状紙13の垂れ下がりが防止される。
【0018】前記昇降部材44は、略方形状の昇降板5
3と、この昇降板53の略中央領域で上下方向に貫通す
る筒状部材55と、昇降板53の上面側において図示省
略したフレームに固定される昇降シリンダー58とから
なっている。ここで、昇降シリンダー58は、図2中下
端から突出するピストンロッド58Aが進退することに
よって昇降板53を昇降させることができるようになっ
ている。
【0019】前記昇降板53は、その略中央に貫通部6
0が設けられているとともに、各コーナー部に摺動用ベ
アリング62がそれぞれ埋設されている。貫通部60
は、前記筒状部材55の外縁形状に略対応した打ち抜き
形状に設けられており、この貫通部60に前記筒状部材
55が嵌合されて相互に固定されている。摺動用ベアリ
ング62には、台座42に固定されたガイド部材51が
挿通され、これにより、昇降シリンダー58によって昇
降板53が昇降する際には、その昇降をスムースに行う
ことができるとともに、昇降板53がガイド部材51に
よって水平姿勢を保持するようにガイドされる。
【0020】前記筒状部材55は、その外周縁に沿って
ガイド片55Aが適宜立設された略櫛歯状の外観をなす
角筒類似形状に形成されており、その下部領域55Bが
前記昇降板53の下面側から突出する一方、ガイド片5
5Aが昇降板53の上面側に突出するように設けられて
いる。また、筒状部材55の内側形状は、付箋紙12の
平面形状に略対応した形状となっているが、上端開放形
状が下端開放形状よりも大きくなるホッパー形状として
もよい。
【0021】前記抜刃43は、筒状部材55の下部領域
55Bの下端に垂設されており、抜刃43で囲まれる内
部領域の平面形状は、筒状部材55の内部形状と略同一
となっている。これによって、筒状部材55の内部領域
と抜刃43の内部領域とが連通し、帯状紙13から打ち
抜かれた付箋紙12が通過可能となる通路Rが形成され
る。
【0022】前記昇降シリンダー58は、その作動が前
記制御盤29によって制御されており、所定のタイミン
グで昇降板53を昇降させ、これによって、昇降板53
に固定された筒状部材55及び抜刃43をも同時に昇降
させることが可能となる。そして、抜刃43の刃先が帯
状紙13の位置まで下降すると、帯状紙13が、抜刃4
3の内側領域の平面形状と同一形状に打ち抜かれ、付箋
紙12が形成されることとなる。ここで、抜刃43によ
って打ち抜かれた付箋紙12は、主として、抜刃43の
下方に位置する前記押上板52の上面に載置される。ま
た、昇降シリンダー58による抜刃43の昇降タイミン
グは、帯状紙13の送り出し及び一次停止のタイミング
と相関しており、後述するように、所定のタイミングを
もって帯状紙13が一定間隔で打ち抜かれることとな
る。なお、前記板状部材48の上面には、抜刃43の下
降位置近傍に樹脂板63が形成されており、帯状紙13
の打ち抜きの際における抜刃43の損傷が阻止される。
【0023】前記ロボット45は、積層体形成部24の
近傍に設置されたロボット本体65(図1参照)と、こ
のロボット本体65に取り付けられて所定の半径で旋回
可能なロボットアーム66と、このロボットアーム66
の先端に取り付けられたロボットハンド67とを備えて
構成されている。ロボットハンド67は、台紙マガジン
19からの台紙17を吸着保持可能な吸着盤68と、こ
の吸着盤68の四周側近傍にそれぞれ設けられる姿勢保
持装置69とによって構成されている。吸着盤68は、
台紙17と略同一の平面形状に設けられており、その上
端開口部にバキュームホース70が接続されている。こ
のバキュームホース70は、図示しない負圧発生装置に
接続されており、当該負圧発生装置における負圧回路に
設けられた負圧切換弁の切換によって、台紙17の吸着
保持ないしその解除が可能となる。
【0024】前記姿勢保持装置69は、吸着盤68に吸
着保持された台紙17に、所定枚数からなる一単位の付
箋紙12が貼付された状態で、当該一単位の付箋紙12
を挟持可能に設けられた挟持片部材71と、この挟持片
部材71を回転させるロータリーシリンダー72とを備
えて構成されている。ロータリーシリンダー72は、制
御盤29の制御によって所定のタイミングで作動するよ
うになっており、その作動によって、挟持片部材71
は、図3中実線で示される初期位置と同図中一点鎖線で
示される挟持位置との間で回転可能となる。
【0025】前記第1のシリンダー46は、その作動が
前記制御盤29によって制御されており、そのロッド4
6A(図3参照)は、所定のタイミングで前記押上板5
2を昇降させるように本体46Bに対して進退可能とな
っている。すなわち、ロッド46Aが伸長すると、押上
板52が前記通路Rに向って押し上げられ、押上板52
の上面に載置された付箋紙12を、筒状部材55の下部
領域55Bの内部に向って押し上げることとなる。
【0026】前記第2のシリンダー47は、図3に示さ
れるように、ロッド47Aの先端がフレームFに固定さ
れる一方、本体47Bが前記第1のシリンダー46の本
体46Bとともに上下動可能となるように当該本体46
Bに固定されている。また、第2のシリンダー47の作
動は、制御盤29によって制御されており、所定のタイ
ミングでロッド47Aが本体47Bに対して進退する。
ここで、ロッド47Aが伸長すると、本体47B及び第
1のシリンダー46全体が上昇して、押上板52を前記
ガイド片55Aの内部領域付近まで押し上げることが可
能となる。
【0027】前記印刷装置26は、特に限定されるもの
ではないが、UV乾燥装置を備え、多色印刷が可能とな
るタイプのものが採用されている。この装置によれば、
まず、帯状紙13の面に紫外線硬化型インクによって所
定の文字等を印刷し、これにUV乾燥装置によって硬化
処理を行い、印刷完了後に、印刷面側に剥離処理を施す
ことによって、一単位の積層体22から付箋紙12を容
易に剥離できるようにする。なお、図1に示されるよう
に、印刷装置26では、帯状紙13の下面が印刷面とな
っている。また、本実施例では、印刷装置26によっ
て、帯状紙13に印刷がなされるようにしたが、本発明
はこれに限定されず、印刷装置26を設けずに、予め所
定の文字等が印刷された帯状紙13を用いてもよい。
【0028】前記包装装置28は、図1に示されるよう
に、前記ロボットアーム66の旋回によって前記積層体
形成部24から移送された一単位の積層体22を受け取
って図示しない搬送口に搬送するベルトコンベアー80
と、このベルトコンベアー80の途中に設けられ、積層
体22に所定の包装を施す包装部81とを備えて構成さ
れている。
【0029】次に、本積層装置10の全体的動作につい
て説明する。
【0030】帯状紙13のリード端側が巻取リール33
に掛け渡された状態から、図示しない電源を投入し、装
置のスタートスイッチをONすると、巻取リール33及
び印刷装置26の図示省略したモータが回転し、帯状紙
13が供給リール31から繰り出される。供給リール3
1から繰り出された帯状紙13は、印刷装置26で所定
の文字等が印刷された後、積層体形成部24に送られ、
巻取リール33の回転を停止して帯状紙13の繰り出し
を一旦停止する。
【0031】それと前後して、ロボット45が作動し、
ロボットアーム66の回転によってロボットハンド67
を台紙マガジン19側に移動させ、この台紙マガジン1
9に保持された一枚の台紙17を吸着盤68に吸着させ
る。その後、ロボットアーム66が再び回転し、台紙1
7が保持された吸着盤68を含むロボットハンド67を
積層体形成部24に移動する。この際、図示しない端揃
え装置によって、吸着盤68に吸着された台紙17の位
置決めが行われる。
【0032】その後、図4に示されるように、前記昇降
シリンダー58が作動して、昇降板53を板状部材48
に向って下降させ、抜刃43の刃先を帯状紙13の上面
に接触させる。そして、昇降板53を更に下降させるこ
とで、帯状紙13の一領域が一枚の付箋紙12として打
ち抜かれる。すると、図5に示されるように、前記第1
のシリンダー46が作動して、前記押上板52を上昇さ
せ、当該押上板52の上面に載置された一枚の付箋紙1
2を前記通路Rの内部に向って押し上げる。そして、付
箋紙12が前記下部領域55Bの内側の所定位置まで押
し上げられると、図6に示されるように、前記第1のシ
リンダー46が逆方向(矢印方向)に作動して、前記押
上板52を下降させる。この際、付箋紙12は下部領域
55Bの内部に脱落不能に保持されており、その位置に
付箋紙12が退避することとなって、押上板52のみが
下降する。そして、図7に示されるように、押上板52
が帯状紙13の下方の初期位置まで下降すると、巻取リ
ール33(図1参照)が再び回転して帯状紙13が引き
出され、次の付箋紙12を打ち抜き可能となる帯状紙1
3の新たな領域を抜刃43の下方に送り出す。
【0033】次いで、図4を用いて既述した動作と同様
にして、前記昇降シリンダー58が作動し、昇降板53
を下降させて帯状紙13から次の付箋紙12を打ち抜
く。すると、図5を用いて既述した動作と同様に、前記
第1のシリンダー46が作動して、前記押上板52を上
昇させ、その上に載置されている次の付箋紙12を通路
Rの内部に向って押し上げる。この際、新たに打ち抜か
れた次の付箋紙12は、その上面側に形成された接着層
A(図2参照)を介して、筒状部材55の内側に既に保
持されている先の付箋紙12の下面に部分的に貼り合わ
される。すると、図6及び図7を用いて既述した動作と
同様にして、各付箋紙12を筒状部材55の内部に保持
したまま、前記第1のシリンダー46が逆方向に作動し
て、前記押上板52のみを下降させ、帯状紙13の引き
出しを再び開始する。このように、帯状紙13から付箋
紙12を打ち抜き、それを筒状部材55の内側に保持さ
れている付箋紙12の下面に積層する動作が所定回数繰
り返され、所定枚数を一単位とする付箋紙12の積層体
が形成される。
【0034】すると、図8に示されるように、前記第2
のシリンダー47が作動して、押上板52を更に上昇さ
せ、一単位の付箋紙12全体を、その下面が昇降板53
の上面と略同一平面上に位置する昇降板53の上面領域
まで押し上げる。その状態から、ロボットアーム66が
作動することで、図9に示されるように、ロボットハン
ド67が下降し、吸着盤68に吸着された台紙17の下
面を一単位の付箋紙12の上面に接触させ、更に加圧す
る。この際、一単位の付箋紙12の上面には接着層Aが
形成されているため、この一単位の付箋紙12は台紙1
7に貼付されることとなり、複数の付箋紙12が台紙1
7に積層された積層体22が形成されることとなる。そ
して、ロータリーシリンダー72が作動して、挟持片部
材71をそれぞれ回転させ、その先端の爪片71Aが、
各ガイド片55Aの間を通過して、積層体22の下面に
当接する。この際、押上板52は、その上面位置が昇降
板53の上面位置よりも若干高い位置に押し上げられる
とともに、押上板52の平面サイズは、付箋紙12の平
面サイズよりも小さくなっていることから、爪片71A
は積層体22の下面外周領域に当接可能となる。
【0035】以上のように、積層体22が挟持片部材7
1によって挟持されると、ロボットアーム66が作動し
て、図10に示されるように、ロボットハンド67によ
って積層体22を挟持したまま上昇させ、前記包装装置
28(図1参照)側に移動する。そして、ロボットハン
ド67がベルトコンベアー80上の所定位置に達したと
きに、ロータリーシリンダ72が作動し、挟持片部材7
1を図3中実線で示される初期位置に復帰させるととも
に、吸着盤68による台紙17の吸着を解除して、積層
体22(図11参照)をベルトコンベアー80に移載す
る。
【0036】ベルトコンベアー80に移載された積層体
22は、ベルトコンベアー80の回転によって包装部8
1に移送され、所定のフィルム包装がなされた上で図示
しない搬送口に送り出される。
【0037】従って、このような実施例によれば、積層
体形成部24によって、帯状紙13から打ち抜かれた付
箋紙12を順次積層し、それに台紙17を貼付すること
で一単位づつの積層体22が形成されるため、得られる
一つの積層体22の平面積の何倍もの平面積となる原紙
を積層した上で、それを一単位の大きさで断裁する従来
の積層装置に比べ、積層領域Tが狭小化され、装置全体
の小型化を促進することができる。
【0038】また、積層体形成部24の小型化によって
昇降板53の小型化も実現されるため、大きさの異なる
積層体22を形成する場合であっても、サイズの異なる
抜刃43及びロボットハンド67等の交換作業を容易に
行うことができる他、様々な形状の抜刃43を形成する
ことも容易となって、汎用性のある装置とすることがで
きる。
【0039】なお、紙葉片としては、前述の付箋紙12
に限られず、ゴミ回収袋に貼付される強粘着力を有する
他のものであってもよい。
【0040】また、本発明における装置各部の構成は図
示構成例に限定されるものではなく、実質的に同様の作
用を奏する限りにおいて、種々の変更が可能である。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る積層
装置によれば、複数の紙葉片を積層してなる積層体を所
定の積層領域で形成可能な積層体形成部を備え、前記帯
状紙の送り出しと、帯状紙から打ち抜かれた紙葉片を保
持する紙葉片保持手段の移動とによって、前記積層体を
形成したから、積層体形成領域は一単位積層体の平面積
に相当する大きさでよく、一単位の積層体の何倍もの大
きさの積層体形成領域が不可欠となる従来の装置とは異
なり、装置全体の小型化を図ることができ、製造スペー
スの狭小化を実現することができる他、切断装置の型の
小型化も可能となって、大きさの異なる積層体を製造す
る場合であっても、型の製造や交換が容易となる。
【0042】また、前記積層体形成部を、前記帯状紙を
所定の間隔で打ち抜いて前記紙葉片を形成可能な切断手
段と、この切断手段によって形成された紙葉片を保持し
ながら移動可能な紙葉片保持手段と、前記台紙を保持し
ながら移動可能な台紙保持手段とを含んで構成し、前記
帯状紙の送り出し及び前記紙葉片保持手段の移動の繰り
返しによって所定枚数積層された紙葉片を前記台紙保持
手段の台紙に積層して前記積層体を形成したから、複数
の紙葉片が台紙に積層された積層体を形成する場合であ
っても、積層体形成領域は、最低限、一単位の積層体の
平面積に相当する大きさでよく、装置全体の小型化を図
ることができる。
【0043】更に、前記台紙保持手段を、台紙を吸着保
持可能な吸着盤と、この吸着盤の近傍に設けられる姿勢
保持装置とによって構成し、この姿勢保持装置を、前記
吸着盤に吸着保持された台紙に一単位の紙葉片が貼付さ
れたときに、これらを一体的に保持可能としたから、台
紙保持手段に保持されている台紙に貼付された一単位の
紙葉片の垂れ下がりを効果的に防止することができる。
【0044】また、前記紙葉片保持手段を、打ち抜かれ
た紙葉片の平面形状に対応した内側形状を有する筒状部
材を含んで構成し、前記送出路を挟んで前記紙葉片保持
手段の反対側位置に、第1及び第2の昇降手段を更に備
え、この第1の昇降手段を、前記切断手段によって打ち
抜かれた紙葉片を押し上げる方向に進退可能に設ける一
方、前記第2の昇降手段を、前記筒状部材の中に積層さ
れた紙葉片が所定枚数に達したときに当該紙葉片の全体
を押し上げるように進退可能に設けたから、打ち抜かれ
た紙葉片を筒状部材の内側領域に確実に押し込むことが
できるともに、一単位に積層された紙葉片を台紙に貼付
し易い位置にまで押し上げることができる。
【0045】更に、前記帯状紙の面に所定の印刷を可能
とする印刷装置と、前記積層体形成部によって形成され
た積層体を包装可能な包装装置とを更に含む構成とした
から、積層体を形成に際して、その前工程となる紙葉片
及び又は台紙の印刷と、後工程となる積層体の包装作業
をも連続して行うことができ、作業効率を大幅に改善す
ることができる。
【0046】また、本発明に係る紙葉片の積層方法によ
れば、積層体形成領域は一単位の積層体の平面積に相当
する大きさでよく、得られる積層体の何倍もの大きさの
積層体形成領域が不可欠となる従来の積層方法とは異な
り、製造スペースの狭小化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例に係る積層装置の概略平面図。
【図2】 積層体形成部の概略斜視図。
【図3】 図2の概略正面図
【図4】 積層体形成部の動作を説明する概略断面正面
図。
【図5】 積層体形成部の動作を説明する概略断面正面
図。
【図6】 積層体形成部の動作を説明する概略断面正面
図。
【図7】 積層体形成部の動作を説明する概略断面正面
図。
【図8】 積層体形成部の動作を説明する概略断面正面
図。
【図9】 積層体形成部の動作を説明する概略断面正面
図。
【図10】 積層体形成部の動作を説明する概略断面正
面図。
【図11】 積層体形成完了図。
【符号の説明】
10 積層装置 12 付箋紙(紙葉片) 13 帯状紙 15 送出路 17 台紙 22 積層体 24 積層体形成部 26 印刷装置 28 包装装置 43 抜刃(切断手段) 44 昇降部材(紙葉片保持手段) 45 ロボット(台紙保持手段) 46 第1のシリンダー(第1の昇降手段) 47 第2のシリンダー(第2の昇降手段) 55 筒状部材 68 吸着盤 69 姿勢保持装置 A 接着層 T 積層領域

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の紙葉片を積層してなる積層体を所
    定の積層領域で形成可能な積層体形成部と、片面に接着
    層が形成された帯状紙を前記積層領域に送り出す送出路
    とを備え、 前記積層体形成部は、前記帯状紙を所定の間隔で打ち抜
    いて前記紙葉片を形成可能な切断手段と、この切断手段
    によって形成された紙葉片を保持しながら移動可能な紙
    葉片保持手段とを含み、 前記帯状紙の送り出しと前記紙葉片保持手段の移動によ
    って、前記紙葉片を順次積層しながら前記積層体を形成
    することを特徴とする積層装置。
  2. 【請求項2】 複数の紙葉片が台紙に積層された積層体
    を所定の積層領域で形成可能な積層体形成部と、片面に
    接着層が形成された帯状紙を前記積層領域に送り出す送
    出路とを備え、 前記積層体形成部は、前記帯状紙を所定の間隔で打ち抜
    いて前記紙葉片を形成可能な切断手段と、この切断手段
    によって形成された紙葉片を保持しながら移動可能な紙
    葉片保持手段と、前記台紙を保持しながら移動可能な台
    紙保持手段とを含み、 前記帯状紙の送り出し及び前記紙葉片保持手段の移動の
    繰り返しによって所定枚数積層された紙葉片を前記台紙
    保持手段の台紙に積層して前記積層体を形成することを
    特徴とする積層装置。
  3. 【請求項3】 前記台紙保持手段は、台紙を吸着保持可
    能な吸着盤と、この吸着盤の近傍に設けられる姿勢保持
    装置とを含み、この姿勢保持装置は、前記吸着盤に吸着
    保持された台紙に一単位の紙葉片が貼付されたときに、
    これらを一体的に保持可能に設けられていることを特徴
    とする請求項2記載の積層装置。
  4. 【請求項4】 前記紙葉片保持手段は、前記紙葉片の平
    面形状に対応した内側形状を有する筒状部材を含んで構
    成され、 前記送出路を挟んで前記紙葉片保持手段の反対側位置に
    は、第1及び第2の昇降手段を更に備え、この第1の昇
    降手段は、前記切断手段によって打ち抜かれた紙葉片を
    前記筒状部材の中に押し上げる方向に進退可能に設けら
    れる一方、前記第2の昇降手段は、前記筒状部材の中に
    積層された紙葉片が所定枚数に達したときに当該紙葉片
    の全体を押し上げるように進退可能に設けられているこ
    とを特徴とする請求項1、2、又は3記載の積層装置。
  5. 【請求項5】 前記帯状紙の面に所定の印刷を可能とす
    る印刷装置と、前記積層体形成部によって形成された積
    層体を包装可能な包装装置とを更に含むことを特徴とす
    る請求項1〜4の何れかに記載の積層装置。
  6. 【請求項6】 複数の紙葉片が台紙に積層された積層体
    を所定の積層領域で形成する積層方法であって、 片面に接着層が形成された帯状紙を前記積層領域に送り
    出して、前記帯状紙から一枚の紙葉片を打ち抜き、当該
    打ち抜かれた紙葉片を所定の退避位置に退避させた上
    で、前記帯状紙から一枚の紙葉片を再び打ち抜き、その
    紙葉片に前記退避位置の紙葉片を貼り合わせる工程を順
    次繰り返し、前記紙葉片が所定枚数積層された状態で、
    当該紙葉片の全体を前記台紙に貼り合わせて前記積層体
    を形成することを特徴とする積層方法。
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