JP2000311196A - 申請手続処理システム及びそれに使用されるicカード - Google Patents

申請手続処理システム及びそれに使用されるicカード

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JP2000311196A
JP2000311196A JP12168499A JP12168499A JP2000311196A JP 2000311196 A JP2000311196 A JP 2000311196A JP 12168499 A JP12168499 A JP 12168499A JP 12168499 A JP12168499 A JP 12168499A JP 2000311196 A JP2000311196 A JP 2000311196A
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Takehisa Kato
岳久 加藤
Atsushi Shinpo
淳 新保
Toshiaki Saishiyo
敏明 才所
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、申請手続きの際に、印紙の購入と
貼付けの手間を省略でき、申請対象を明確にしつつ、簡
易な流通経路により、高速処理の実現を図る。 【解決手段】 利用者登録機関10がICカード20を
発行し、利用者端末30が電子印紙データを購入するた
めの印紙購入要求データを送信し、印紙発行機関40及
び金融機関60が、印紙購入要求データに基づいて、I
Cカード20の識別情報に対応する金融機関の口座から
購入金額分の金額を決済し、購入金額分の電子印紙デー
タを返信し、ICカードが、利用者端末30を介して電
子印紙データをメモリに充填し、申請の際に、申請手続
の印紙額に相当する電子印紙データを文書データと共に
電子印紙証明書として送出し、申請機関50が、この電
子印紙証明書の異常の有無を判定し、異常の無いとき、
申請手続完了通知を出力する申請手続処理システム及び
それに使用されるICカード。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子化された文書
(以下、電子化文書という)を公的機関へ申請する際
に、申請手数料に相当する電子化された印紙(以下、電
子印紙という)を電子化文書に貼付して申請し、申請手
数料を電子的に納入する申請手続処理システム及びそれ
に使用されるICカードに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ネットワーク技術の発展に伴い、
電子現金(電子マネーともいう)及び電子決済などの技
術が注目されている。この種の電子現金及び電子決済の
詳細は、例えば「シリーズ/情報科学の数学 現代暗
号、岡本龍明,山本博資著、産業図書株式会社、P.26
1-281」に記載されている。
【0003】図11はこの種の一般的な電子現金の流れ
を示す模式図である。なお、図中の破線の枠で示す如
き、「Pkx」がxの公開鍵であり、「Skx」がxの
秘密鍵であり、「二重の楕円状曲線で囲んだSkx」が
xの電子署名である旨の描写方式は、本明細書中の他の
図面にも共通して使用されている。
【0004】さて始めに、利用者は、利用者登録機関1
ヘカード発行依頼を届け出る(ST1)。カード発行依
頼は、利用者の決済用の金融機関2の口座番号、住所、
氏名、電話番号及び生年月日の如き、通常のクレジット
カード等の申込み事項が記載された発行依頼書に加え、
本人証明用の運転免許証の写しや住民票等の写し等が添
付されたものである。
【0005】利用者登録機関1は、カード発行依頼を審
査し、ICカード3を利用者に発行する(ST2)。こ
のICカード3は、内部のICチップ内に、ICカード
識別用のユニークな番号であるカードID、利用者の真
偽確認用のパスワード、決済用の口座番号、電子現金
(バリュー)を発行する金融機関の公開鍵証明書、利用
者の公開鍵PkUと秘密鍵SkUからなる公開鍵ペアなど
の秘密情報が記録される。なお、公開鍵ペアとは、公開
鍵暗号方式にて、公開される公開鍵と秘匿される秘密鍵
との両鍵の組を意味している。
【0006】また、ICチップは、耐タンパー性(勝手
な書換を不可とし、セキュリティを保持する部分)を有
し、記録内容の外部への漏洩や不正な書換などが防止さ
れている。
【0007】続いて、利用者は、引き去り要求を決済用
の金融機関2に与え(ST3)、この金融機関2にて、
自己の口座からICカード3ヘ金額を移す。このとき、
ICカード3には、利用者の設定した金額(金融機関2
の署名付のバリュー4)が充填される(ST4)。一
方、利用者の口座からは、バリュー4に相当する金額
(図1中の10,000円)が減額される。この引下し
は、金融機関2を訪れずに自宅からネットワーク経由で
行なう場合もある。
【0008】バリューの充填後、利用者は、ICカード
3を用いて店舗5などで商品6を購入する(又は他人に
譲渡する)際には、端末装置を通じてICカード3から
商品の料金に相当するバリュー7(図1中の2,000
円)を店舗5に支払う(ST5)。このように、利用者
は、充填したバリュー4を分割してバリュー7として支
払い可能である。また、支払いは、自宅にてネットワー
ク経由で行なう場合もある。
【0009】また、ここでは、バリュー7は、利用者の
秘密鍵SkUによりディジタル署名が付され、利用者の
公開鍵証明書Skcと一緒に店舗5に送出される。店舗
5は、バリュー7と公開鍵証明書Skcを受けると、商
品6を利用者に渡す(ST6)。
【0010】店舗(又は譲受人)5は、支払いで受領し
た電子現金(利用者並びに金融機関の署名付きのバリュ
ー)から利用者のディジタル署名を外した後、店舗5の
ディジタル署名を付したバリュー8と、店舗の公開鍵証
明書Skmとを金融機関に送信することにより(ST
8)、バリュー相当額の現金を自己の口座に預け入れ可
能となっている。
【0011】預け入れは、支払い毎に限らず、受領した
バリューをある程度まとめてからしてもよい。また、預
け入れの際に、店舗5のディジタル署名と公開鍵証明書
Skmとは省略してもよい。また、店舗5は、受領した
バリュー8を金融機関2に預け入れず、他の支払いに充
当(又は譲渡)してもよい。
【0012】ところで、ワードプロセッサやパーソナル
コンピュータなどにより執筆された電子化文書を公的機
関へ申請する、例えば特許庁に特許を出願する場合、申
請者は、特許の明細書に添付される願書に対して特許の
申請手続きに必要な金額の印紙を購入し貼付して申請し
ている。
【0013】このように申請者は申請に必要な金額の印
紙を購入し、この印紙を申請書類に貼付けるといった手
間がかかる問題がある。一方、最近、盛んに電子現金が
実験されている状況を考えると、今後、電子現金の普及
することが予想される。従って、公的機関への申請手続
きの手数料納付も、電子現金を用いる方式に移行する可
能性がある。
【0014】しかしながら、現在開発されている電子現
金による申請手数料の支払いを考えると、電子現金には
電子紙幣型やカウンタ型といった種類があり、支払形式
も様々であることから、申請手数料を支払うには機能が
多い問題がある。
【0015】また、電子現金は、実際の紙幣と同様に、
ある人から他の人へと移動して使用可能な転々性がある
ので、申請手続きに適用される場合、流通経路が複雑と
なる問題がある。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来の印紙による申請手続き処理システムでは、申請者
が申請手続きに必要な印紙を購入し、その印紙を申請書
類に貼付けて申請するため、手間がかかっている。
【0017】また、電子現金のシステムは、申請手数料
を支払うには機能が多く、そのうちの転々性を有するも
のは、流通経路が複雑となる。
【0018】また、電子現金のシステムは、購入した商
品等を利用者以外には不明とする秘匿性があるため、申
請手続きに用いると、申請した対象が不明となる。
【0019】また電子現金のシステムは、電子現金のみ
をセキュア(安全)に授受するプロトコルを用いるた
め、申請書類と同時にはセキュアに送信できない。
【0020】さらに、電子現金の場合、発行機関により
発行された電子現金が将来回収されるという前提があ
る。この回収により、電子現金の偽造や二重使用などの
有無をチェックする。よって、電子現金の場合、金融機
関に収集された電子現金を発行機関へ戻す還流を生じ
る、という問題がある。
【0021】本発明は上記実情を考慮してなされたもの
で、申請手続きの際に、印紙の購入と貼付けの手間を省
略でき、申請対象を明確にしつつ、簡易な流通経路によ
り、高速処理を実現し得る申請手続処理システム及びそ
れに使用されるICカードを提供することを目的とす
る。
【0022】また、本発明の他の目的は、電子印紙と申
請対象とを安全に同時に送信でき、安全性を確保し得る
ことにある。さらに、本発明の他の目的は、金融機関に
集められた電子現金を発行機関に戻す還流の発生を無く
し得ることにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】請求項1に対応する発明
は、申請書類の電子化された文書データと申請費用の電
子化された電子印紙データとを提出する申請手続のため
の申請手続処理システムであって、固有の識別情報が登
録され且つ前記電子印紙データを記憶可能なICカード
を発行するICカード発行手段と、前記ICカード発行
手段により発行されたICカードに記憶される電子印紙
データを購入するとき、印紙購入要求データを送信する
購入手段と、前記購入手段から送信された印紙購入要求
データに基づいて、前記ICカードの識別情報に対応す
る金融機関の口座から購入金額分の金額を決済し、前記
購入金額分の電子印紙データを返信する決済手段と、前
記決済手段から受けた電子印紙データを前記ICカード
に充填する充填手段と、前記文書データが入力され、こ
の文書データの申請手続の印紙額が指定されたとき、当
該指定された印紙額に相当する前記ICカード内の電子
印紙データを前記文書データと共に送出する文書送出手
段と、前記文書送出手段から送出された文書データ及び
電子印紙データの異常の有無を判定し、異常の無いと
き、申請手続完了通知を出力する申請受付手段とを備え
た申請手続処理システムである。
【0024】また、請求項2に対応する発明は、請求項
1に対応する申請手続処理システムにおいて、前記IC
カードとしては、前記識別情報、互いに対応する公開鍵
と秘密鍵とからなる1対の公開鍵ペア、及び自己の公開
鍵証明書が登録されており、前記購入手段としては、前
記ICカードが挿入されたとき、前記ICカードの行使
が正当か否かを判定する行使判定手段と、前記行使判定
手段による判定結果が正当を示すとき、発行者乱数要求
を送出する発行者乱数要求手段と、前記発行者乱数要求
手段により送出された発行者乱数要求に応じて発行者乱
数を受取ると、この発行者乱数と入力された購入金額と
をICカードヘ入力する購入情報入力手段と、前記購入
情報入力手段により入力された発行者乱数及び購入金額
に基づき、前記秘密鍵を用いて前記印紙購入要求データ
を生成する要求データ生成手段と、前記要求データ生成
手段により生成された印紙購入要求データと前記公開鍵
証明書とを送信する購入要求送信手段とを有し、前記決
済手段としては、前記購入要求送信手段から送信された
公開鍵証明書に基づいて、前記印紙購入要求データの正
当性を検証する購入要求検証手段と、前記購入要求検証
手段により正当性が確認されたとき、当該印紙購入要求
データに基づいて、前記購入金額分の電子印紙データを
生成する印紙データ生成手段と、前記印紙データ生成手
段により生成された電子印紙データを送信する印紙デー
タ送信手段とを有し、前記充填手段としては、前記印紙
データ送信手段から受けた電子印紙データの正当性を検
証する印紙データ検証手段と、前記印紙データ検証手段
による正当性の確認が完了すると、前記充填を実行する
充填実行手段と、前記充填実行手段による充填が完了す
ると、充填完了通知を出力する充填完了通知手段とを備
えた申請手続処理システムである。
【0025】さらに、請求項3に対応する発明は、請求
項1に対応する申請手続処理システムにおいて、前記I
Cカードとしては、前記識別情報、互いに対応する公開
鍵と秘密鍵とからなる1対の公開鍵ペア、及び自己の公
開鍵証明書が登録されており、前記文書送出手段として
は、前記ICカードが挿入されたとき、当該ICカード
の行使が正当か否かを判定する行使判定手段と、前記行
使判定手段による判定結果が正当を示すとき、残高表示
要求の入力によりICカード内の電子印紙データの未使
用残高を表示する残高表示手段と、前記文書データが入
力されたとき、この文書データを圧縮して文書ダイジェ
スト情報を作成するダイジェスト作成手段と、前記文書
データの申請手続の印紙額が指定されたとき、当該指定
された印紙額に相当する電子印紙データ及び前記文書ダ
イジェスト情報を前記ICカードに入力するデータ入力
手段と、前記ICカードに設けられ、前記データ入力手
段により入力された印紙額に相当する電子印紙データと
前記文書ダイジェスト情報とに基づいて、両者を含む電
子印紙使用証明書を作成する印紙使用証明書作成手段
と、前記印紙使用証明書作成手段により作成された電子
印紙使用証明書と前記公開鍵証明書とを送信する証明書
送信手段とを有し、前記申請受付手段としては、前記証
明書送信手段により送信された電子印紙証明書と前記公
開鍵証明書とに基づいて、前記異常の有無を判定する判
定手段を備えた申請手続処理システムである。
【0026】また、請求項4に対応する発明は、請求項
2に対応する申請手続処理システムにおいて、前記印紙
データ送信手段としては、前記電子印紙データを送信し
てから所定期間待機し、この待機期間中、前記充電完了
通知手段から充電完了通知を受けないとき、当該電子印
紙データを再度送信する再送手段を備えた申請手続処理
システムである。
【0027】さらに、請求項5に対応する発明は、請求
項1乃至請求項4のいずれか1項に対応する申請手続処
理システムにおいて、前記ICカードとしては、前記充
填手段により充填された電子印紙データの残高を示すカ
ウンタと、前記充填手段による充填のときに実質的に前
記カウンタの値を増加させ、前記文書送出手段による送
出のときに実質的に前記カウンタの値を減少させるカウ
ンタ値増減手段とを備えた申請手続処理システムであ
る。
【0028】また、請求項6に対応する発明は、申請書
類の電子化された文書データと申請費用の電子化された
電子印紙データとを提出する申請手続のための申請手続
処理システムに使用されるICカードであって、固有の
識別情報が登録される識別情報登録手段と、複数の電子
印紙データが個別に記憶される複数の印紙データ記憶手
段と、前記申請手続を行うとき、前記識別情報登録手段
内の識別情報に基づいて申請の正当性を確認し、前記各
印紙データ記憶手段のうち、最低の残高をもつ印紙デー
タ記憶手段の電子印紙データを読出す印紙データ読出手
段とを備えたICカードである。
【0029】さらに、請求項7に対応する発明は、請求
項6に対応するICカードにおいて、前記印紙データ読
出手段としては、前記各印紙データ記憶手段のうち、少
なくとも1つの印紙データ記憶手段を空きにするように
前記読出しを行なうICカードである。
【0030】また、請求項8に対応する発明は、請求項
7に対応するICカードにおいて、自己の識別情報に対
応して電子印紙データを受信し、この電子印紙データを
空きの印紙データ記憶手段に充填するとき、当該電子印
紙データの額面が少なくとも前記申請費用と他の全ての
印紙データ記憶手段内の残高の合計金額との差額に相当
する不足金額分だけあるか否かを判定し、前記不足金額
分あるとき、充填を行なう充填手段を備えたICカード
である。
【0031】さらに、請求項9に対応する発明は、請求
項6に対応するICカードにおいて、自己の識別情報に
対応して新規の電子印紙データを受信すると、空きの印
紙データ記憶手段の有無を判定し、空きの印紙データ記
憶手段がないとき、新規の電子印紙データを充填不可と
する充填不可手段を備えたICカードである。
【0032】また、請求項10に対応する発明は、請求
項6に対応するICカードにおいて、全ての印紙データ
記憶手段内に電子印紙データが記憶され且つ全ての印紙
データ記憶手段内の電子印紙データの合計金額が前記申
請費用に満たず、新規の電子印紙データの充填を要する
とき、空きの印紙データ記憶手段を作るように少なくと
も1つの印紙データ記憶手段内の電子印紙データを返信
する印紙データ返信手段と、前記印紙データ返信手段に
より返信した電子印紙データと前記申請費用との差額に
相当する不足金額又はこの不足金額を越える金額の決済
完了に伴って、前記申請費用以上の新規の電子印紙デー
タを受けたとき、この新規の電子印紙データを空きの印
紙データ記憶手段に書込む印紙データ書込手段とを備え
たICカードである。
【0033】(作用)従って、請求項1に対応する発明
は以上のような手段を講じたことにより、ICカード発
行手段が、固有の識別情報が登録され且つ電子印紙デー
タを記憶可能なICカードを発行し、購入手段が、IC
カード発行手段により発行されたICカードに記憶され
る電子印紙データを購入するための印紙購入要求データ
を送信し、決済手段が、購入手段から送信された印紙購
入要求データに基づいて、ICカードの識別情報に対応
する金融機関の口座から購入金額分の金額を決済し、購
入金額分の電子印紙データを返信し、充填手段が、決済
手段から受けた電子印紙データをICカードに充填し、
文書送出手段が、文書データが入力され、この文書デー
タの申請手続の印紙額が指定されたとき、当該指定され
た印紙額に相当するICカード内の電子印紙データを文
書データと共に送出し、申請受付手段が、文書送出手段
から送出された文書データ及び電子印紙データの異常の
有無を判定し、異常の無いとき、申請手続完了通知を出
力するので、申請手続きの際に、印紙の購入と貼付けの
手間を省略でき、申請対象を明確にしつつ、簡易な流通
経路により、高速処理を実現させることができる。
【0034】また、電子現金の機能とは異なり、印紙購
入時に決済が済んでおり且つ申請時に不正使用の有無を
確認すればよいので、金融機関に集められた電子現金を
発行機関に戻す還流の発生を無くすことができる。
【0035】また、請求項2に対応する発明は、ICカ
ードとしては、識別情報、互いに対応する公開鍵と秘密
鍵とからなる1対の公開鍵ペア、及び自己の公開鍵証明
書が登録されており、購入手段としては、行使判定手段
が、ICカードが挿入されたとき、ICカードの行使が
正当か否かを判定し、発行者乱数要求手段が、行使判定
手段による判定結果が正当を示すとき、発行者乱数要求
を送出し、購入情報入力手段が、発行者乱数要求手段に
より送出された発行者乱数要求に応じて発行者乱数を受
取ると、この発行者乱数と入力された購入金額とをIC
カードヘ入力し、要求データ生成手段が、購入情報入力
手段により入力された発行者乱数及び購入金額に基づ
き、秘密鍵を用いて印紙購入要求データを生成し、購入
要求送信手段が、要求データ生成手段により生成された
印紙購入要求データと公開鍵証明書とを送信し、決済手
段としては、購入要求検証手段が、購入要求送信手段か
ら送信された公開鍵証明書に基づいて、印紙購入要求デ
ータの正当性を検証し、印紙データ生成手段が、購入要
求検証手段により正当性が確認されたとき、当該印紙購
入要求データに基づいて、購入金額分の電子印紙データ
を生成し、印紙データ送信手段が、印紙データ生成手段
により生成された電子印紙データを送信し、充填手段と
しては、印紙データ検証手段が、印紙データ送信手段か
ら受けた電子印紙データの正当性を検証し、充填実行手
段が、印紙データ検証手段による正当性の確認が完了す
ると、充填を実行し、充填完了通知手段が、充填実行手
段による充填が完了すると、充填完了通知を出力するの
で、請求項1に対応する作用に加え、電子印紙と申請対
象とを安全に同時に送信でき、安全性を確保することが
できる。
【0036】さらに、請求項3に対応する発明は、IC
カードとしては、識別情報、互いに対応する公開鍵と秘
密鍵とからなる1対の公開鍵ペア、及び自己の公開鍵証
明書が登録されており、文書送出手段としては、行使判
定手段が、ICカードが挿入されたとき、当該ICカー
ドの行使が正当か否かを判定し、残高表示手段が、行使
判定手段による判定結果が正当を示すとき、残高表示要
求の入力によりICカード内の電子印紙データの未使用
残高を表示し、ダイジェスト作成手段が、文書データが
入力されたとき、この文書データを圧縮して文書ダイジ
ェスト情報を作成し、データ入力手段が、文書データの
申請手続の印紙額が指定されたとき、当該指定された印
紙額に相当する電子印紙データ及び文書ダイジェスト情
報をICカードに入力し、印紙使用証明書作成手段が、
ICカードに設けられ、データ入力手段により入力され
た印紙額に相当する電子印紙データと文書ダイジェスト
情報とに基づいて、両者を含む電子印紙使用証明書を作
成し、証明書送信手段が、印紙使用証明書作成手段によ
り作成された電子印紙使用証明書と公開鍵証明書とを送
信し、申請受付手段としては、判定手段が、証明書送信
手段により送信された電子印紙証明書と公開鍵証明書と
に基づいて、異常の有無を判定するので、請求項1に対
応する作用に加え、電子印紙と申請対象とを安全に同時
に送信でき、安全性を確保することができる。
【0037】また、請求項4に対応する発明は、印紙デ
ータ送信手段としては、再送手段が、電子印紙データを
送信してから所定期間待機し、この待機期間中、充電完
了通知手段から充電完了通知を受けないとき、当該電子
印紙データを再度送信するので、請求項2に対応する作
用に加え、送信の確実性を向上させることができる。
【0038】さらに、請求項5に対応する発明は、IC
カードとしては、充填手段により充填された電子印紙デ
ータの残高を示すカウンタと、充填手段による充填のと
きに実質的にカウンタの値を増加させ、文書送出手段に
よる送出のときに実質的にカウンタの値を減少させるカ
ウンタ値増減手段とを備えたので、請求項1乃至請求項
4のいずれかに対応する作用と同様の作用を奏すること
ができる。
【0039】また、請求項6に対応する発明は、固有の
識別情報が登録される識別情報登録手段と、複数の電子
印紙データが個別に記憶される複数の印紙データ記憶手
段と、申請手続を行うとき、識別情報登録手段内の識別
情報に基づいて申請の正当性を確認し、印紙データ読出
手段が、各印紙データ記憶手段のうち、最低の残高をも
つ印紙データ記憶手段の電子印紙データを読出すので、
請求項1に対応する作用と同様の作用に加え、少なくと
も1つの印紙データ記憶手段を空き状態にすることが期
待でき、電子印紙データの充填/取出処理の円滑な実行
を図ることができる。
【0040】さらに、請求項7に対応する発明は、印紙
データ読出手段としては、各印紙データ記憶手段のう
ち、少なくとも1つの印紙データ記憶手段を空きにする
ように読出しを行なうので、請求項6に対応する作用に
加え、ICカードの使用不能状態を回避することがで
き、動作の確実性を向上させることができる。
【0041】また、請求項8に対応する発明は、充填手
段が、自己の識別情報に対応して電子印紙データを受信
し、この電子印紙データを空きの印紙データ記憶手段に
充填するとき、当該電子印紙データの額面が少なくとも
申請費用と他の全ての印紙データ記憶手段内の残高の合
計金額との差額に相当する不足金額分だけあるか否かを
判定し、不足金額分あるとき、充填を行なうので、請求
項7に対応する作用に加え、不足金額に満たない額面の
電子印紙データの充填に伴って再び電子印紙データを購
入するという処理の低速化を回避することができる。
【0042】さらに、請求項9に対応する発明は、充填
不可手段が、自己の識別情報に対応して新規の電子印紙
データを受信すると、空きの印紙データ記憶手段の有無
を判定し、空きの印紙データ記憶手段がないとき、新規
の電子印紙データを充填不可とするので、請求項6に対
応する作用に加え、動作の確実性を向上させることがで
きる。
【0043】また、請求項10に対応する発明は、印紙
データ返信手段が、全ての印紙データ記憶手段内に電子
印紙データが記憶され且つ全ての印紙データ記憶手段内
の電子印紙データの合計金額が申請費用に満たず、新規
の電子印紙データの充填を要するとき、空きの印紙デー
タ記憶手段を作るように少なくとも1つの印紙データ記
憶手段内の電子印紙データを返信し、印紙データ書込手
段が、印紙データ返信手段により返信した電子印紙デー
タと申請費用との差額に相当する不足金額又はこの不足
金額を越える金額の決済完了に伴って、申請費用以上の
新規の電子印紙データを受けたとき、この新規の電子印
紙データを空きの印紙データ記憶手段に書込むので、請
求項6に対応する作用に加え、メモリ(印紙データ記憶
手段)が満杯の状態であっても、新規に電子印紙データ
を充填させることができる。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態につい
て図面を参照して説明する。ここで、各実施形態中、電
子現金及び電子印紙が記憶されるカードはICカードで
あり、公開鍵暗号方式として、例えばRSA公開鍵方式
が利用される。また、対称鍵方式(暗号化と復号が同じ
鍵で行われる)に使われる鍵を共通鍵と呼ぶ。各実施形
態では、例えばDES(data encryption standard)共
通鍵方式が利用される。
【0045】(第1の実施形態)図1は本発明の第1の
実施形態に係る申請手続処理システムの全体構成を示す
模式図であり、図2はこの申請手続処理システムに使用
されるICカードと印紙発行機関との構成を示すブロッ
ク図である。
【0046】ここで、申請手続処理システムは、利用者
登録機関10から発行されたICカード20により申請
手続きを処理するための利用者端末30が印紙発行用計
算機としての印紙発行機関40及び申請受付用計算機と
しての申請機関50に夫々接続されている。なお、印紙
発行機関40は、決済用計算機としての金融機関60に
接続されている。
【0047】ここで、利用者登録機関10は、利用者か
ら加入申請書(図示せず)が提出された際に、運転免許
証等の身分証明書を確認した上で加入申請書を受理し、
ICカード20を発行して申請者の住所に送付する機能
をもっている。なお、加入申請書は、少なくとも氏名及
び住所に加え、電子印紙代金の決済に使用される銀行等
の金融機関60の口座番号が記載された紙の書類又は電
子化書類であって、周知のクレジットカードの申込書と
同様な形式が適用可能となっている。
【0048】ICカード20は、耐タンパー性を有し、
利用者端末30に挿入されて使用される携帯用電子機器
であり、図2に示すように、電子印紙データを保持する
ためのメモリ21、メモリ21内の電子印紙データの印
紙残高を計数処理するための残高カウンタ22、残高カ
ウンタ22に記録される印紙残高を管理する残高管理部
23、及び利用者端末30を介して印紙発行機関40や
申請機関50に対して電子印紙データを送受信するため
のI/Oインターフェイス24を備えている。なお、メ
モリ21、残高カウンタ22及び残高管理部23は、耐
タンパー性をもつICチップにより実現されている。
【0049】メモリ21は、ICカード20毎に付けら
れるユニークな番号であるカードID、パスワード、利
用者の口座番号、各ICカード固有の公開鍵・秘密鍵の
ペア、ICカード20の公開鍵証明書などの固有の識別
情報の他、印紙発行機関40の公開鍵などが登録されて
おり、また、初期購入額に相当する電子印紙データが書
込可能であって、ICチップの耐タンパー性によって改
ざんやコピー等の不正なアクセスから保護されている。
【0050】なお、公開鍵証明書は、少なくともICカ
ード20の公開鍵の値、この公開鍵証明書を発行した認
証局名、及びこの認証局名と公開鍵の値との組を認証局
の秘密鍵でデジタル署名した署名の3つを有するもので
ある。
【0051】残高管理部23は、印紙残高の管理の他、
電子印紙データの購入並びに使用に関する処理を実行す
るものであり、具体的には、利用者端末30から入力さ
れたパスワードをI/Oインターフェイス24を介して
受けたとき(以下、利用者端末30とICカード20内
との間にてI/Oインターフェイス24を介する旨の記
載は、説明の簡単のため、省略する。)、入力されたパ
スワードをメモリ21内のパスワードと照合して照合結
果を利用者端末30に送出する機能と、利用者端末30
から発行者乱数と印紙購入金額とからなる購入要求信号
を受けたとき、この購入要求信号とメモリ21の内容と
に基づいて印紙購入要求データを作成し、この印紙購入
要求データ及びメモリ21内の公開鍵証明書を印紙発行
機関40宛にして利用者端末30に送出する機能と、印
紙発行機関40から利用者端末30を介して受けた電子
印紙データの正当性をRSA署名の検証により確認し、
正当性が確認されたとき、電子印紙データをメモリ21
に書込むと共に、残高カウンタ22の値を印紙購入金額
の分だけ増加させる機能と、増加処理が終了すると充填
完了通知を印紙発行機関40宛に利用者端末30に送出
する機能とをもっている。
【0052】印紙購入要求データは、例えばカードI
D、利用者の口座番号、印紙購入金額(例,1000)、IC
カード20内で生成される請求番号NUMR並びに発行者乱
数等の情報に対し、ICカード20の秘密鍵によりRS
A署名が施されたものである。なお、印紙購入要求デー
タのうち、少なくとも口座番号は、RSA署名の前に、
例えば予め印紙発行機関40と利用者端末30との間の
固有の共通鍵で暗号化されることが好ましい。
【0053】電子印紙データは、カードID、印紙発行
機関40にて電子印紙発行時に生成する印紙通し番号NU
MS、印紙購入金額(例,1000)及び請求番号NUMRに対し、
印紙発行機関40のRSA署名が施されたものSIGI(ID,
NUMS,1000,NUMR)である。
【0054】利用者端末30は、ICカード20を挿脱
自在に保持する機能と、ICカード20が挿入されてい
るとき、操作者の操作により、未使用残高の表示、印紙
購入又は申請手続きを行なう機能とを有し、ここでは印
紙発行機関40の窓口端末であるが、印紙発行機関40
からインターネット等のネットワークを介して接続され
た任意の利用者端末30として実現してもよい。
【0055】利用者端末30にて印紙購入を行なう機能
としては、印紙購入要求データが入力されると、ICカ
ード20にパスワードを照合させる等の如き、利用者の
権限の正当性を確認するための機能と、確認の後、乱数
要求を印紙発行機関40に送信する機能と、印紙発行機
関40から発行者乱数を受けると、印紙購入金額の入力
を促すための画面表示を行なう機能と、入力された印紙
購入金額と印紙発行機関40からの発行者乱数とを購入
要求信号としてICカードに入力する機能と、ICカー
ド20から受けた印紙購入要求データと公開鍵証明書と
を印紙発行機関40に送信する機能と、印紙発行機関4
0から受けた電子印紙データをICカード20に入力す
る機能と、ICカード20から受けた充填完了通知を印
紙発行機関40に送信する機能とを備えている。
【0056】また、利用者端末30にて申請手続きを行
う機能としては、申請要求が入力されると、パスワード
の照合等により利用者の権限の正当性を確認する機能
と、確認の後、文書データと印紙使用金額との選択を促
すための画面表示を行なう機能と、選択された文書デー
タを圧縮して文書ダイジェストDocDigを作成する機能
と、文書ダイジェストDocDigと印紙使用金額との組をI
Cカード20に入力する機能と、ICカード20から受
けた残高不足メッセージに基づいて画面表示を行なう機
能と、ICカード20から受けた電子印紙使用証明書と
公開鍵証明書とを申請機関50に送信する機能と、申請
機関50から受ける申請手続き完了結果に基づいて画面
表示を行なう機能とを備えている。
【0057】ここで、文書データの圧縮には、例えばM
D5(message digest algorithm)又はSHA(secure
hash algorithm)の如き、ハッシュ関数が使用可能と
なっている。
【0058】電子印紙使用証明書は、印紙通し番号NU
MS、印紙使用金額(例,500)及び対象文書ダイジェスト情
報DocDigに対してICカード20のRSA署名を施した
ものSIGU(NUMS,500,DocDig)と、電子印紙データSIGI(I
D,NUMS,1000,NUMR)とを合わせたものである。
【0059】印紙発行機関40は、利用者端末30から
乱数要求を受信すると、発行者乱数を決定してその発行
者乱数を利用者端末30に返信する機能と、利用者端末
30から印紙購入要求データと公開鍵証明書とを受ける
と、印紙購入要求データを復号し、この印紙購入要求デ
ータの正当性をRSA署名の検証により確認すると共に
発行者乱数の含まれることを確認し、正当性が確認され
たとき、金融機関60に対し、利用者の口座から印紙購
入金額分を印紙発行機関40の口座に振替する旨の口座
振替を依頼し、金融機関60から口座振替完了通知を受
けると、印紙購入金額分の電子印紙データを生成してこ
の電子印紙データを利用者端末30へ送信すると共に再
送ログに記憶する機能と、利用者端末30から充填完了
通知を受けると、この充填完了通知の正当性を確認した
後に再送ログ内の該当する電子印紙データを消去する機
能と、充填完了通知の受信がない場合や、充填時のエラ
ー通知(例えばエラー内容毎に所定のコードを設け、こ
のコードとカードIDと印紙通し番号とをICカード2
0がRSA署名したもの)を受信した場合、印紙通し番
号に相当する電子印紙データを再送ログから読出して利
用者端末30に再送する機能とをもっている。
【0060】申請機関60は、利用者端末30から電子
印紙使用証明書と公開鍵証明書とを受けると、公開鍵証
明書内の公開鍵に基づいて電子印紙使用証明書のRSA
署名を検証する機能と、印紙発行機関40の公開鍵に基
づいて電子印紙データのRSA署名を検証する機能と、
両検証結果により電子印紙使用証明書の正当/異常を判
定する機能と、判定結果を申請手続き完了通知又は異常
通知として利用者端末30に送信する機能とをもってい
る。
【0061】次に、このような申請手続き処理システム
の動作を図3及び図4を参照しながら説明する。図3は
電子印紙の購入過程を示す図であり、図4は電子印紙を
用いた申請手続き過程を示す図である。
【0062】(利用者登録)利用者登録機関10は、利
用者から加入申請書が提出された際に、運転免許証等の
身分証明書を確認した上で加入申請書を受理し、ICカ
ード20を発行して利用者の住所に送付する。これによ
り、利用者は申請手続き処理システムを利用可能とな
る。なお、この登録手続きに関しては、周知のクレジッ
トカード等のシステムと同様である。
【0063】(印紙購入)利用者端末30は、ICカー
ド20が挿入され、印紙購入要求が入力されると、IC
カード20の行使が正当か否かを判定するためのパスワ
ードの入力を促すようにメッセージ等の画面表示を行な
う。パスワードが入力されると、利用者端末30は、図
3に示すように、このパスワードをICカード20に入
力する(ST11)。
【0064】ICカード20は、入力されたパスワード
をメモリ21内のパスワードと照合してその照合結果を
利用者端末30に送出する(ST12)。
【0065】利用者端末30は、照合結果が両パスワー
ドの不一致を示すときには処理を中断するが、ここで
は、照合結果が両パスワードの一致を示すので、次の処
理に進み、発行者乱数要求を印紙発行機関40に送信す
る(ST13)。
【0066】印紙発行機関40は、この発行者乱数要求
を受信すると、発行者乱数を決定してその発行者乱数を
利用者端末30に返信する(ST14)。
【0067】利用者端末30は、発行者乱数を受ける
と、印紙購入金額の入力を促すための画面表示を行な
う。ここで、利用者端末30は、残高表示要求の入力に
より、ICカード20内の残高カウンタ22の値(電子
印紙データの未使用残高)を表示してもよい。
【0068】しかる後、利用者端末30は、利用者の操
作により、印紙購入金額(例,1000円)が入力されると、
利用者端末は、発行者乱数及び印紙購入金額(1000)など
を購入要求信号としてICカード20ヘ入力する(ST
15)。
【0069】ICカード20では、購入要求信号に基づ
いて、残高管理部23が、メモリ内の利用者の口座番号
を印紙発行機関との共通鍵で暗号化し、この暗号化口座
番号、カードID、印紙購入金額(1000)、請求番号NUMR
並びに発行者乱数等の情報に対し、ICカード20の秘
密鍵SkUによりRSA署名を施して印紙購入要求デー
タを生成する。
【0070】ICカード20は、この印紙購入要求デー
タとメモリ21内の利用者の公開鍵証明書とを利用者端
末30を介して印紙発行機関40に送信する(ST1
6)。
【0071】印紙発行機関40は、印紙購入要求データ
と公開鍵証明書とを受けると、公開鍵証明書内の利用者
の公開鍵を用いて印紙購入要求データを復号し、さらに
印紙購入要求データの正当性をRSA署名の検証により
確認する。正当性は、印紙購入要求データ内に先ほどの
発行者乱数が織り込まれているか否かにより確認され
る。
【0072】正当性が確認されたとき、印紙発行機関4
0は、新たに生成した印紙通し番号NUMS、印紙購入要求
データ内のカードID、印紙購入金額(1000)及び請求番
号NUMRに対し、RSA署名を施して電子印紙データSIGI
(ID,NUMS,1000,NUMR)を生成すると共に、この電子印紙
データSIGI(ID,NUMS,1000,NUMR)に関して金融機関60
との間で決済処理を行なう。
【0073】決済処理としては、例えば印紙発行機関4
0が印紙購入要求データ内の利用者の口座番号と印紙購
入金額(1000)とを金融機関60に通知し(ST17)、
金融機関60が利用者の口座から印紙購入金額(1000)を
減額し、この印紙購入金額(1000)を印紙発行機関40の
口座へ増額する、いわゆる口座振替を行なう。口座振替
完了後、金融機関60は、口座振替完了通知を印紙発行
機関40に送信し(ST18)、決済処理を完了する。
【0074】印紙発行機関40は、決済処理の完了後、
電子印紙データSIGI(ID,NUMS,1000,NUMR)を共通鍵で暗
号化して利用者端末30へ送信すると共に(ST1
9)、この電子印紙データSIGI(ID,NUMS,1000,NUMR)を
エラー時の再送用ログに格納する。
【0075】利用者端末30は、受信した電子印紙デー
タSIGI(ID,NUMS,1000,NUMR)をICカード20に入力す
る。
【0076】ICカード20においては、残高管理部2
3が、受けた電子印紙データSIGI(ID,NUMS,1000,NUMR)
の正当性をRSA署名の検証により確認する。正当性
は、RSA署名の復号化により請求番号NUMRが検証され
て確認される。正当性が確認されたとき、残高管理部2
3は、電子印紙データSIGI(ID,NUMS,1000,NUMR)をメモ
リ21内に記憶させ、残高カウンタ22の印紙残高を印
紙購入金額(1000)分だけ増加させる。
【0077】増加処理の完了後、ICカード20では、
残高管理部23が、メモリ12内のカードIDと印紙通
し番号NUMSとにRSA署名を施して充填(増加)完了通
知を作成し、この充填完了通知を利用者端末30を介し
て印紙発行機関40に送信する(ST20)。
【0078】印紙発行機関40は、この充填完了通知を
受信すると、その正当性を確認した後に、再送ログ内の
該当する電子印紙データSIGI(ID,NUMS,1000,NUMR)を消
去する。
【0079】なお、印紙発行機関40は、ICカード2
0からの充填完了通知の受信がない場合や、充填時のエ
ラー通知(例えばエラー内容毎に所定のコードを設け、
このコード、カードID及び印紙通し番号NUMSに対して
ICカード20がRSA署名を施したもの)を受信した
場合、印紙通し番号NUMSに該当する電子印紙データSIGI
(ID,NUMS,1000,NUMR)を再送ログから読出して利用者端
末30に再送する。
【0080】このように、電子印紙データSIGI(ID,NU
MS,1000,NUMR)の購入手続きが完了すると、利用者端末
30は、ICカードを排出し、処理を終了する。 (申請手続き)利用者端末30は、ICカード20が挿
入され、申請要求が入力されると、前述同様に、パスワ
ードの入力を促すための画面表示を行なう。続いて、前
述同様に、図4に示すように、パスワードが入力されて
(ST21)ICカード20にて照合され、照合結果が
利用者端末30に送出される(ST22)。
【0081】利用者端末30は、照合結果が両パスワー
ドの不一致を示すときには処理を中断するが、ここで
は、照合結果が両パスワードの一致を示すので、次の処
理に進み、申請対象の文書データとその印紙使用金額と
の選択を促すための画面表示を行なう。
【0082】利用者端末30は、操作者の操作によって
文書データと印紙使用金額とが選択されると、この文書
データをハッシュ関数で圧縮して文書ダイジェスト情報
DocDigを作成し、この文書ダイジェスト情報DocDigと、
その印紙使用金額(例,500)とをICカード20へ入力す
る(ST23)。
【0083】ICカード20は、残高管理部23が、残
高カウンタ22に記録された印紙残高を検査し、印紙残
高が印紙使用金額未満のとき、不足金額を含む残高不足
メッセージを利用者端末30に返信する。
【0084】利用者端末30は、この残高不足メッセー
ジに基づいて画面表示を行ない、新たな印紙購入を利用
者に促す。
【0085】一方、ICカード20は、例えば図5に示
すように、残高カウンタ22内の印紙残高(1000
円)が印紙使用金額(500円)以上のとき、残高管理
部23がメモリ21内の電子印紙データSIGI(ID,NUMS,1
000,NUMR)、印紙通し番号NUMS、先程入力された印紙使
用金額(500)並びに文書ダイジェスト情報DocDigに基づ
いて電子印紙使用証明書[SIGI(ID,NUMS,1000,NUMR),SI
GU(NUMS,500,DocDig)]を作成すると共に、残高カウン
タ22の印紙残高(1000円)を印紙使用金額(50
0円)だけ減少させる。
【0086】しかる後、ICカード20は、残高管理部
23が、この電子印紙使用証明書とメモリ21内の公開
鍵証明書とを利用者端末30を介して申請機関50に送
信する(ST24)。
【0087】次に、申請機関50では、電子印紙使用証
明書及び公開鍵証明書を受けると、公開鍵証明書内の利
用者の公開鍵に基づいて電子印紙使用証明書のRSA署
名を検証し、印紙発行機関40の公開鍵に基づいて電子
印紙データのRSA署名を検証する。
【0088】また、申請機関50は、検証結果により電
子印紙使用証明書の正常/異常を判定し、その判定結果
に従って正常時の申請手続完了通知又は異常時の異常通
知を利用者端末30に送信することにより(ST2
5)、利用者に申請手続きの結果(正常終了したか否
か)を通知する。
【0089】上述したように本実施形態によれば、利用
者登録機関10が、固有の識別情報が登録され且つ電子
印紙データを記憶可能なICカード20を発行し、利用
者端末30が、ICカード20に記憶される電子印紙デ
ータを購入するための印紙購入要求データを送信し、印
紙発行機関40及び金融機関60が、印紙購入要求デー
タに基づいて、ICカード20の識別情報に対応する金
融機関の口座から購入金額分の金額を決済し、購入金額
分の電子印紙データを返信し、利用者端末30を介して
ICカード20内の残高管理部23が、電子印紙データ
をメモリ21に充填し、文書データが入力され、この文
書データの申請手続の印紙額が指定されたとき、当該指
定された印紙額に相当するICカード20内の電子印紙
データを文書データ(文書ダイジェスト情報DocDig)と
共に電子印紙証明書として送出し、申請機関50が、こ
の電子印紙証明書の異常の有無を判定し、異常の無いと
き、申請手続完了通知を出力するので、申請手続きの際
に、印紙の購入と貼付けの手間を省略でき、申請対象を
明確にしつつ、簡易な流通経路により、高速処理を実現
させることができる。
【0090】すなわち、申請手続の際に、従来の様な印
紙を購入し貼付けて申請するといった手間を省くと共
に、電子現金の様な転々性や複雑な流通経路を持たせ
ず、申請手続きに必要なセキュリティ機能のみを有する
ようにしたので、申請手続を高速に行なうことができ
る。
【0091】また、電子現金の機能とは異なり、印紙購
入時に決済が済んでおり且つ申請時に不正使用の有無を
確認すればよいので、金融機関に集められた電子現金を
発行機関に戻す還流の発生を無くすことができる。
【0092】また、ICカード20としては、識別情
報、互いに対応する公開鍵と秘密鍵とからなる1対の公
開鍵ペア、及び自己の公開鍵証明書が登録されており、
利用者端末30としては、ICカード20が挿入された
とき、ICカード20の行使が正当か否かを判定し、判
定結果が正当を示すとき、発行者乱数要求を送出し、こ
の送出された発行者乱数要求に応じて発行者乱数を受取
ると、この発行者乱数と入力された購入金額とをICカ
ード20ヘ入力し、ICカード20内の残高管理部23
が、この発行者乱数及び購入金額に基づき、秘密鍵を用
いて印紙購入要求データを生成し、利用者端末30を介
してこの印紙購入要求データと公開鍵証明書とを送信
し、印紙発行機関40が、公開鍵証明書に基づいて、印
紙購入要求データの正当性を検証し、正当性が確認され
たとき、当該印紙購入要求データに基づいた決済処理の
後、購入金額分の電子印紙データを生成して送信し、I
Cカード20の残高管理部23が、受けた電子印紙デー
タの正当性を検証し、正当性の確認が完了すると、充填
を実行し、充填が完了すると、充填完了通知を出力する
ので、電子印紙と申請対象とを安全に同時に送信でき、
安全性を確保することができる。
【0093】また同様に、利用者端末30としては、I
Cカード20が挿入されたとき、当該ICカードの行使
が正当か否かを判定し、判定結果が正当を示すとき、残
高表示要求の入力によりICカード内の電子印紙データ
の未使用残高を表示し、文書データが入力されたとき、
この文書データを圧縮して文書ダイジェスト情報DocDig
を作成し、申請手続の印紙額が選択(指定)されたと
き、この印紙額に相当する電子印紙データ及び文書ダイ
ジェスト情報DocDigをICカード20に入力し、ICカ
ード20内の残高管理部23が、入力された印紙額に相
当する電子印紙データと文書ダイジェスト情報DocDigと
に基づいて、両者を含む電子印紙使用証明書を作成し、
電子印紙使用証明書と公開鍵証明書とを送信し、申請機
関50としては、この電子印紙証明書と公開鍵証明書と
に基づいて、異常の有無を判定するので、申請過程にお
いても同様に、電子印紙と申請対象とを安全に同時に送
信でき、安全性を確保することができる。
【0094】印紙発行機関40としては、電子印紙デー
タを送信すると共に、エラー時の再送用ログに格納して
から所定期間待機し、この待機期間中、充電完了通知を
受けないとき、当該電子印紙データを再度送信するの
で、送信の確実性を向上させることができる。
【0095】また、図5等に示したように、印紙購入及
び申請手続きは、電子印紙データSIGI(ID,NUMS,1000,NU
MR)自体を授受し、ICカード20では電子印紙データ
の印紙残高を管理する。このため、電子印紙データの信
用性を向上でき、且つICカード20内における電子印
紙データの印紙残高の管理を容易にすることができる。
【0096】なお、申請機関50に集まる印紙使用証明
書を一元管理する機関(印紙不正使用検査機関)を設
け、その機関において、使用された電子印紙データの印
紙通し番号と、印紙発行金額と、それに対する印紙使用
証明書内の印紙使用金額の累積数とを集中管理してもよ
い。これにより、より確実に不正使用を検出できる。
【0097】(第2の実施形態)図6は本発明の第2の
実施形態に係る申請手続き処理システムに使用されるI
Cカードの構成を示すブロック図であり、前述した図面
と同一部分には同一符号を付してその詳しい説明を省略
し、ここでは異なる部分について主に述べる。なお、以
下の各実施形態も同様にして重複した説明を省略する。
【0098】例えば、現在の印紙残高が500円である
が、次回の申請時に500円以上の申請手数料が必要で
あるとする。但し、ICカード20内では、元からある
電子印紙データと、新規に購入する電子印紙データとが
個別に管理され、1つにまとめられない。
【0099】このため、小額の残高をもつ電子印紙デー
タが増えた場合、ICカード20内で適当に制御しない
と、ICカード20のメモリ容量が不足してしまう可能
性がある。また、ICカード20内に保存する電子印紙
データの数に上限を設けても、ICカード20が使用不
能とならないよう、適当な管理が必要となる。
【0100】本実施形態は、このような観点からなされ
たもので、複数のメモリを用いて複数の電子印紙データ
を取り扱うものであり、複数のメモリのうち、少なくと
も1つのメモリを、新規の電子印紙データを保存可能な
ように空にするものである。
【0101】簡単な例として、2個のメモリを用いた場
合を説明する。図6に示すように、このICカード20
wは、第1メモリ21a、第2メモリ21b、第1残高
カウンタ22a、第2残高カウンタ22b、残高管理部
23w及びI/Oインターフェイス24を備えている。
【0102】第1及び第2メモリ21a,21bは、夫
々1つの電子印紙データが記録可能なものである。ま
た、第1及び第2残高カウンタ22a,22bは、夫々
該当する第1又は第2メモリ21a,12bの印紙残高
を計数処理するものである。
【0103】残高管理部23wは、前述した機能に加
え、第1及び第2メモリ21a,21bのうち、少なく
とも一方のメモリ21a(21b)を空にするように、
最低の印紙残高の電子印紙データを優先的に使用する機
能をもっている。なお、最低の印紙残高の電子印紙デー
タが記憶されたメモリ21が2つ以上あるとき、例えば
印紙通し番号NUMSの小さい電子印紙データから使用して
もよい。
【0104】また、残高管理部23wは、自己の識別情
報に対応して新規の電子印紙データを受信すると、空き
の第1又は第2メモリ21a,21bの有無を判定し、
空きの第1又は第2メモリ21a,21bがないとき、
動作の確実性を向上させる観点から、新規の電子印紙デ
ータを充填不可とする機能を有してもよい。
【0105】次に、以上のように構成された申請手続処
理システムの動作を図7を用いて説明する。いま、前述
同様にステップST23の処理が完了し、申請対象の文
書ダイジェスト情報DocDigと、その印紙使用金額(例,10
00)がICカードに入力されたとする。このとき、第1
メモリ21aに500円分の電子印紙データSIGI(ID,NU
MS1,500,NUMR1)があり、第2メモリ21bには電子印紙
データが無いものとする。
【0106】ここで、ICカード20wは、印紙残高5
00円から不足金額500円以上の額面の電子印紙の購
入を促す残高不足メッセージを利用者端末30に返信す
る。
【0107】これに伴い、例えば利用者は、前述したス
テップST13〜ST19と同様にして、新規に2,0
00円分の電子印紙SIGI(ID,NUMS2,2000,NUMR2)を購入
したとする(ST16a,ST19a)。このとき、I
Cカード20wは、購入した電子印紙データSIGI(ID,NU
MS2,2000,NUMR2)が不足金額以上の額面か否かを判定
し、不足金額以上のとき、この2,000円分の電子印
紙データSIGI(ID,NUMS2,2000,NUMR2)を最後の空メモリ
である第2メモリ21bに充填する(なお、電子印紙デ
ータが不足金額未満の額面のとき、ICカード20wは
充填を不可とする)。
【0108】そして、利用者が文書ダイジェスト情報Do
cDigを申請する際には、印紙残高管理部23wは、第1
メモリ21a内の電子印紙データSIGI(ID,NUMS1,500,NU
MR1)をまず取出し、次に、2,000円分の電子印紙デ
ータSIGI(ID,NUMS2,2000,NUM R2)のうちの500円分を
申請手続き料として取出す。
【0109】そして、ICカード20wは、両電子印紙
データを用いて、2つの電子印紙使用証明書[SIGI(ID,
NUMS1,500,NUMR1),SIGU(NUMS1,500,DocDig)],[SIG
I(ID,NUMS2,2000,NUMR2),SIGU(NUMS2,500,DocDig)]を
作成すると共に、第1残高カウンタ22aの印紙残高を
ゼロにし、第2残高カウンタ22bの印紙残高を150
0円にする。
【0110】これにより、第2メモリ21bに1,50
0円分の電子印紙データが残り、第1メモリ21aは空
になる。しかる後、ICカード20wは、これら電子印
紙使用証明書を公開鍵証明書と共に申請機関50へ送信
する(ST24a)。以下、前述同様に申請処理が完了
する。
【0111】上述したように本実施形態によれば、第1
の実施形態の効果に加え、申請手続の際に、前述同様の
パスワード等の照合処理により申請の正当性の確認後、
ICカード20wの残高管理部23wが、第1及び第2
メモリ21a,21bのうち、最低の残高をもつメモリ
21a(又は21b)の電子印紙データを読出すので、
少なくとも1つのメモリ21a(又は21b)を空き状
態にすることが期待でき、電子印紙データの充填/取出
処理の円滑な実行を図ることができるので、ICカード
の使用不能状態を回避することができ、動作の確実性を
向上させることができる。
【0112】また、ICカード20wが、自己の識別情
報に対応して電子印紙データを受信し、この電子印紙デ
ータを空きのメモリ21bに充填するとき、当該電子印
紙データの額面が少なくとも申請費用と他の全てのメモ
リ21a内の残高の合計金額との差額に相当する不足金
額分だけあるか否かを判定し、不足金額分あるとき、充
填を行なうので、不足金額に満たない額面の電子印紙デ
ータの充填に伴って再び電子印紙データを購入するとい
う処理の低速化を回避することができる。
【0113】さらに、ICカード20wが、自己の識別
情報に対応して新規の電子印紙データを受信して、空き
の第1又は第2メモリ21a,21bの有無を判定し、
空きの第1又は第2メモリ21a,21bがないとき、
新規の電子印紙データを充填不可とする場合、動作の確
実性を向上させることができる。
【0114】(第3の実施形態)次に、本発明の第3の
実施形態に係る申請手続処理システムについて図8及び
図9を用いて説明する。本実施形態は、第2の実施形態
の変形形態であり、図6に示したICカード20wのう
ち、残高管理部23wにおいて、最低の印紙残高の電子
印紙データを優先的に使用する機能が省略されたもので
ある。また、印紙発行機関40と申請機関50との両機
関共通の電子印紙データを検査する印紙不正使用検査機
関70が設けられている。
【0115】ここで、印紙不正使用検査機関70は、申
請機関50に集まる電子印紙使用証明書と、印紙発行機
関40に戻される未使用印紙とを一元管理する機能をも
っており、具体的には、申請機関50に集まる電子印紙
使用証明書に関して不正使用の有無を検査して検査結果
を申請機関50に通知する機能と、印紙発行機関40に
戻される未使用印紙に関して不正使用の有無を検査して
検査結果を印紙発行期間40に通知する機能とをもって
いる。
【0116】なお、未使用印紙は、電子印紙使用証明書
の形式において、文書ダイジェスト情報DocDigに代え
て、申請文書がないことを示す文書無し情報NULLを用い
たものである。すなわち、未使用印紙は、印紙通し番号
NUMS、印紙未使用金額(例,500)及び文書無し情報NULLに
対してICカード20wのRSA署名を施したものSIGU
(NUMS,500,NULL)と、電子印紙データSIGI(ID,NUMS,500,
NUMR)とを合わせたものである。なお、文書無し情報
は、「NULL」に代えて、別のデータで申請文書の無い旨
を表現してもよい。
【0117】次に、以上のように構成された申請手続処
理システムの動作を説明する。例えばICカード20w
では、第1メモリ21aに500円分の電子印紙データ
SIGI(ID,NUMS1,500,NUMR1)を保持し、第2メモリ21b
には300円分の電子印紙データSIGI(ID,NUMS2,300,NU
MR2)を保持しているとする。
【0118】ここで、利用者がある文書ダイジェスト情
報DocDigを申請したいとき、1,000円を要するとす
る。このとき、利用者は、最低でも200円分の電子印
紙データを購入する必要がある。
【0119】しかし、第1及び第2メモリ21a,21
bは、共に電子印紙データを保持しているため、新規に
電子印紙データを充填できない。そこで、未使用の印紙
残高のある各電子印紙データを印紙発行機関40に戻
し、未使用の印紙残高(800円分)と新規購入金額
(200円分)とを合わせた額面(1000円分)の新
規の電子印紙データの発行を依頼する。
【0120】具体的には、図8及び図9に示すように、
ICカード20wは、第1及び第2メモリ21a,21
bにおける合計800円分の電子印紙データ[SIGI(ID,
NUMS 1,500,NUMR1),SIGI(ID,NUMS2,300,NUMR2)]を利用
者端末30を介して印紙発行機関40に送信する(ST
16b1)。
【0121】さらに、不足分の200円分の新規購入を
行い、合計1,000円分の電子印紙データに対する印
紙購入要求データを印紙発行機関40に送信する(ST
16b2)。
【0122】印紙発行機関40は、受けた印紙購入要求
データと、電子印紙データ[SIGI(ID,NUMS1,500,NU
MR1),SIGI(ID,NUMS2,300,NUMR2)]とを印紙不正使用検
査機関70へ送信する(ST16b3)。印紙不正使用
検査機関70は、これら電子印紙データに関して不正使
用の有無を検査し、検査結果を印紙発行機関40に返信
する(ST16b4)。
【0123】印紙発行機関40は、検査結果が不正使用
有りを示すとき、処理を中断するが、ここでは検査結果
が不正使用無しを示すので、新規購入額の200円に対
する決済情報(利用者の口座番号等)を決済用の金融機
関60に送信する(ST17b)。
【0124】金融機関60は、前述同様に、利用者の口
座の200円を印紙発行機関40の口座に移し替える口
座振替を行い、その完了後に口座振替完了通知を印紙発
行機関40に送信する(ST18b)。
【0125】印紙発行機関40は、口座振替完了通知を
受けると、1000円分の印紙購入要求データに基づい
て、200円分の新規購入の電子印紙と、800円分の
未使用の電子印紙データとを合わせ、1000円分の電
子印紙データSIGI(ID,NUMS3,1000,NUMR3)を生成して利
用者端末30に送信する(ST19b)。
【0126】利用者端末30は、この電子印紙データを
ICカード20wに入力し、ICカード20wはこの電
子印紙データを例えば第2メモリ21bに記憶させ、第
2残高カウンタ22bの印紙残高を印紙購入金額(10
00円)にする。
【0127】以下、前述同様に、申請要求の入力によっ
て申請手続き処理が実行される。すなわち、ICカード
20wは、操作者の操作に基づき、1000円分の電子
印紙使用証明書[SIGI(ID,NUMS3,1000,NUMR3),SIGU(NUM
S3,1000,DocDig)]を作成すると共に、第2残高カウン
タ22bの印紙残高を0円にする。しかる後、ICカー
ド20wは、前述したステップST24と同様に、電子
印紙使用証明書を利用者端末30を介して申請機関50
に送信する(ST24)。
【0128】申請機関50は、申請手続きに使用された
1000円分の電子印紙データSIGI(ID,NUMS3,1000,NUM
R3)を印紙不正使用検査機関70へ送信する(ST24
b1)。
【0129】印紙不正使用検査機関70は、これら電子
印紙データに関して不正使用の有無を検査し、検査結果
を申請機関50に返信する(ST24b2)。
【0130】申請機関50は、検査結果が不正使用有り
を示すとき、処理を中断するが、ここでは検査結果が不
正使用無しを示すので、前述したステップST25と同
様に申請手続き完了通知を利用者端末30に返信して申
請手続きを完了する(ST25)。
【0131】上述したように本実施形態によれば、第1
の実施形態の効果に加え、ICカード20wが、全ての
メモリ21a,21b内に電子印紙データが記憶され且
つ全てのメモリ21a,21b内の電子印紙データの合
計金額が申請費用に満たず、新規の電子印紙データの充
填を要するとき、空きのメモリを作るように第1及び第
2メモリ21a,21b内の電子印紙データを返信し、
この返信した電子印紙データと申請費用との差額に相当
する不足金額又はこの不足金額を越える金額の決済完了
に伴って、申請費用以上の新規の電子印紙データを受け
たとき、この新規の電子印紙データを空きの第2メモリ
21bに書込むので、全てのメモリ21a,21bが満
杯の状態であっても、新規に電子印紙データを充填させ
ることができる。
【0132】なお、本実施形態では、全てのメモリ21
a,21bの電子印紙データを返信して空きのメモリを
作る場合について説明したが、これに限らず、少なくと
も1つのメモリ21a(又は21b)の電子印紙データ
を返信して空きのメモリ21a(又は21b)を作る構
成であれば、本発明を同様に実施して同様の効果を得る
ことができる。
【0133】また、本実施形態は、複数のメモリ21
a,21bに限らず、図2と同様に1個のメモリ21を
有する構成に変形しても、図10に示すように、同様の
処理過程によって同様の効果を得ることができる。
【0134】その他、本発明はその要旨を逸脱しない範
囲で種々変形して実施できる。
【0135】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、申
請手続きの際に、印紙の購入と貼付けの手間を省略で
き、申請対象を明確にしつつ、簡易な流通経路により、
高速処理を実現できる申請手続処理システム及びそれに
使用されるICカードを提供できる。また、電子印紙と
申請対象とを安全に同時に送信でき、安全性を確保でき
る。さらに、金融機関に集められた電子現金を発行機関
に戻す還流の発生を無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る申請手続処理シ
ステムの全体構成を示す模式図
【図2】同実施形態におけるICカードと印紙発行機関
との構成を示すブロック図
【図3】同実施形態における動作を説明するためのシー
ケンス図
【図4】同実施形態における動作を説明するためのシー
ケンス図
【図5】同実施形態における動作を説明するためのシー
ケンス図
【図6】本発明の第2の実施形態に係る申請手続き処理
システムに使用されるICカードの構成を示すブロック
【図7】同実施形態における動作を説明するためのシー
ケンス図
【図8】本発明の第3の実施形態に係る申請手続処理シ
ステムの全体構成を示す模式図
【図9】同実施形態における動作を説明するためのシー
ケンス図
【図10】同実施形態の変形例の動作を説明するための
シーケンス図
【図11】一般的な電子現金の流れを示す模式図
【符号の説明】
10…利用者登録機関 20,20w…ICカード 21,21a,21b…メモリ 22,22a,22b…残高カウンタ 23,23w…残高管理部 24…I/Oインターフェイス 30…利用者端末 40…印紙発行機関 50…申請機関 60…金融機関 70…印紙不正使用検査機関
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 才所 敏明 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 Fターム(参考) 5B049 AA01 AA02 AA05 AA06 BB46 EE22 EE25 GG10 5B055 HA17 KK05 KK18 5J104 AA08 LA03 NA02 NA35 PA12 9A001 JJ08 JJ71 KZ61

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 申請書類の電子化された文書データと申
    請費用の電子化された電子印紙データとを提出する申請
    手続のための申請手続処理システムであって、 固有の識別情報が登録され且つ前記電子印紙データを記
    憶可能なICカードを発行するICカード発行手段と、 前記ICカード発行手段により発行されたICカードに
    記憶される電子印紙データを購入するとき、印紙購入要
    求データを送信する購入手段と、 前記購入手段から送信された印紙購入要求データに基づ
    いて、前記ICカードの識別情報に対応する金融機関の
    口座から購入金額分の金額を決済し、前記購入金額分の
    電子印紙データを返信する決済手段と、 前記決済手段から受けた電子印紙データを前記ICカー
    ドに充填する充填手段と、 前記文書データが入力され、この文書データの申請手続
    の印紙額が指定されたとき、当該指定された印紙額に相
    当する前記ICカード内の電子印紙データを前記文書デ
    ータと共に送出する文書送出手段と、 前記文書送出手段から送出された文書データ及び電子印
    紙データの異常の有無を判定し、異常の無いとき、申請
    手続完了通知を出力する申請受付手段とを備えたことを
    特徴とする申請手続処理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の申請手続処理システム
    において、 前記ICカードは、前記識別情報、互いに対応する公開
    鍵と秘密鍵とからなる1対の公開鍵ペア、及び自己の公
    開鍵証明書が登録されており、 前記購入手段は、 前記ICカードが挿入されたとき、前記ICカードの行
    使が正当か否かを判定する行使判定手段と、 前記行使判定手段による判定結果が正当を示すとき、発
    行者乱数要求を送出する発行者乱数要求手段と、 前記発行者乱数要求手段により送出された発行者乱数要
    求に応じて発行者乱数を受取ると、この発行者乱数と入
    力された購入金額とをICカードヘ入力する購入情報入
    力手段と、 前記購入情報入力手段により入力された発行者乱数及び
    購入金額に基づき、前記秘密鍵を用いて前記印紙購入要
    求データを生成する要求データ生成手段と、 前記要求データ生成手段により生成された印紙購入要求
    データと前記公開鍵証明書とを送信する購入要求送信手
    段とを有し、 前記決済手段は、 前記購入要求送信手段から送信された公開鍵証明書に基
    づいて、前記印紙購入要求データの正当性を検証する購
    入要求検証手段と、 前記購入要求検証手段により正当性が確認されたとき、
    当該印紙購入要求データに基づいて、前記購入金額分の
    電子印紙データを生成する印紙データ生成手段と、 前記印紙データ生成手段により生成された電子印紙デー
    タを送信する印紙データ送信手段とを有し、 前記充填手段は、 前記印紙データ送信手段から受けた電子印紙データの正
    当性を検証する印紙データ検証手段と、 前記印紙データ検証手段による正当性の確認が完了する
    と、前記充填を実行する充填実行手段と、 前記充填実行手段による充填が完了すると、充填完了通
    知を出力する充填完了通知手段とを備えたことを特徴と
    する申請手続処理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の申請手続処理システム
    において、 前記ICカードは、前記識別情報、互いに対応する公開
    鍵と秘密鍵とからなる1対の公開鍵ペア、及び自己の公
    開鍵証明書が登録されており、 前記文書送出手段は、 前記ICカードが挿入されたとき、当該ICカードの行
    使が正当か否かを判定する行使判定手段と、 前記行使判定手段による判定結果が正当を示すとき、残
    高表示要求の入力によりICカード内の電子印紙データ
    の未使用残高を表示する残高表示手段と、 前記文書データが入力されたとき、この文書データを圧
    縮して文書ダイジェスト情報を作成するダイジェスト作
    成手段と、 前記文書データの申請手続の印紙額が指定されたとき、
    当該指定された印紙額に相当する電子印紙データ及び前
    記文書ダイジェスト情報を前記ICカードに入力するデ
    ータ入力手段と、 前記ICカードに設けられ、前記データ入力手段により
    入力された印紙額に相当する電子印紙データと前記文書
    ダイジェスト情報とに基づいて、両者を含む電子印紙使
    用証明書を作成する印紙使用証明書作成手段と、 前記印紙使用証明書作成手段により作成された電子印紙
    使用証明書と前記公開鍵証明書とを送信する証明書送信
    手段とを有し、 前記申請受付手段は、 前記証明書送信手段により送信された電子印紙証明書と
    前記公開鍵証明書とに基づいて、前記異常の有無を判定
    する判定手段を備えたことを特徴とする申請手続処理シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の申請手続処理システム
    において、 前記印紙データ送信手段は、 前記電子印紙データを送信してから所定期間待機し、こ
    の待機期間中、前記充電完了通知手段から充電完了通知
    を受けないとき、当該電子印紙データを再度送信する再
    送手段を備えたことを特徴とする申請手続処理システ
    ム。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に
    記載の申請手続処理システムにおいて、 前記ICカードは、 前記充填手段により充填された電子印紙データの残高を
    示すカウンタと、 前記充填手段による充填のときに実質的に前記カウンタ
    の値を増加させ、前記文書送出手段による送出のときに
    実質的に前記カウンタの値を減少させるカウンタ値増減
    手段とを備えたことを特徴とする申請手続処理システ
    ム。
  6. 【請求項6】 申請書類の電子化された文書データと申
    請費用の電子化された電子印紙データとを提出する申請
    手続のための申請手続処理システムに使用されるICカ
    ードであって、 固有の識別情報が登録される識別情報登録手段と、 複数の電子印紙データが個別に記憶される複数の印紙デ
    ータ記憶手段と、 前記申請手続を行うとき、前記識別情報登録手段内の識
    別情報に基づいて申請の正当性を確認し、前記各印紙デ
    ータ記憶手段のうち、最低の残高をもつ印紙データ記憶
    手段の電子印紙データを読出す印紙データ読出手段とを
    備えたことを特徴とするICカード。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のICカードにおいて、 前記印紙データ読出手段は、前記各印紙データ記憶手段
    のうち、少なくとも1つの印紙データ記憶手段を空きに
    するように前記読出しを行なうことを特徴とするICカ
    ード。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のICカードにおいて、 自己の識別情報に対応して電子印紙データを受信し、こ
    の電子印紙データを空きの印紙データ記憶手段に充填す
    るとき、当該電子印紙データの額面が少なくとも前記申
    請費用と他の全ての印紙データ記憶手段内の残高の合計
    金額との差額に相当する不足金額分だけあるか否かを判
    定し、前記不足金額分あるとき、充填を行なう充填手段
    を備えたことを特徴とするICカード。
  9. 【請求項9】 請求項6に記載のICカードにおいて、 自己の識別情報に対応して新規の電子印紙データを受信
    すると、空きの印紙データ記憶手段の有無を判定し、空
    きの印紙データ記憶手段がないとき、新規の電子印紙デ
    ータを充填不可とする充填不可手段を備えたことを特徴
    とするICカード。
  10. 【請求項10】 請求項6に記載のICカードにおい
    て、 全ての印紙データ記憶手段内に電子印紙データが記憶さ
    れ且つ全ての印紙データ記憶手段内の電子印紙データの
    合計金額が前記申請費用に満たず、新規の電子印紙デー
    タの充填を要するとき、空きの印紙データ記憶手段を作
    るように少なくとも1つの印紙データ記憶手段内の電子
    印紙データを返信する印紙データ返信手段と、 前記印紙データ返信手段により返信した電子印紙データ
    と前記申請費用との差額に相当する不足金額又はこの不
    足金額を越える金額の決済完了に伴って、前記申請費用
    以上の新規の電子印紙データを受けたとき、この新規の
    電子印紙データを空きの印紙データ記憶手段に書込む印
    紙データ書込手段とを備えたことを特徴とするICカー
    ド。
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