JP2000312147A - Pll回路 - Google Patents
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- JP2000312147A JP2000312147A JP11885899A JP11885899A JP2000312147A JP 2000312147 A JP2000312147 A JP 2000312147A JP 11885899 A JP11885899 A JP 11885899A JP 11885899 A JP11885899 A JP 11885899A JP 2000312147 A JP2000312147 A JP 2000312147A
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- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】例えば、MPEGを利用した衛星多チャネル・
デジタル放送用の受信機に備えるSTC(システム・タ
イム・クロック)生成用のPLL回路に関し、PCR
(プログラム時刻基準参照値)が正規のタイミングで供
給されることが保証されていない場合であっても、メモ
リを追加することなく、短い時間でSTCを正規のPC
Rに追従させることができるようにする。 【解決手段】1トランスポート・パケットの転送時間の
カウント値が放送仕様により一定値tpであることから、
PCR抽出回路18から供給されるPCRとSTC値と
の差分が±tp/2の範囲を越えている場合には、PCR抽
出回路18から供給されるPCRにtp×mを加減算し、
補正されたPCRとSTC値との差分が±tp/2の範囲に
あるようにし、正規のPCRとSTC値との差分を算出
する。
デジタル放送用の受信機に備えるSTC(システム・タ
イム・クロック)生成用のPLL回路に関し、PCR
(プログラム時刻基準参照値)が正規のタイミングで供
給されることが保証されていない場合であっても、メモ
リを追加することなく、短い時間でSTCを正規のPC
Rに追従させることができるようにする。 【解決手段】1トランスポート・パケットの転送時間の
カウント値が放送仕様により一定値tpであることから、
PCR抽出回路18から供給されるPCRとSTC値と
の差分が±tp/2の範囲を越えている場合には、PCR抽
出回路18から供給されるPCRにtp×mを加減算し、
補正されたPCRとSTC値との差分が±tp/2の範囲に
あるようにし、正規のPCRとSTC値との差分を算出
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、MPEG(Moving
Picture Experts Group)を利用した衛星多チャネル・
デジタル放送用の受信機に備えられるシステム・タイム
・クロック生成用のPLL(Phase Locked Loop)回路
などのように、外部から基準時刻値が供給されるPLL
回路に関する。
Picture Experts Group)を利用した衛星多チャネル・
デジタル放送用の受信機に備えられるシステム・タイム
・クロック生成用のPLL(Phase Locked Loop)回路
などのように、外部から基準時刻値が供給されるPLL
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】MPEGを利用した衛星多チャネル・デ
ジタル放送システムにおいては、複数のMPEGトラン
スポート・ストリームをトランスポート・パケットを単
位として混合してなるMPEG混合トランスポート・ス
トリームがトランスポンダ(衛星中継器)の数だけ同時
に送信される。
ジタル放送システムにおいては、複数のMPEGトラン
スポート・ストリームをトランスポート・パケットを単
位として混合してなるMPEG混合トランスポート・ス
トリームがトランスポンダ(衛星中継器)の数だけ同時
に送信される。
【0003】図4はMPEGトランスポート・ストリー
ムの混合例を示す図である。この例では、トランスポー
ト・パケットの並びをp1、p2、p3、p4・・・と
するMPEGトランスポート・ストリームTS1と、ト
ランスポート・パケットの並びをpa、pb、pc、p
d・・・とするMPEGトランスポート・ストリームT
S2とが混合器1で混合され、トランスポート・パケッ
トの並びをp1、p2、pa、pb、p3、p4、p
c、pd・・・とするMPEG混合トランスポート・ス
トリームmixed TSが形成されている。
ムの混合例を示す図である。この例では、トランスポー
ト・パケットの並びをp1、p2、p3、p4・・・と
するMPEGトランスポート・ストリームTS1と、ト
ランスポート・パケットの並びをpa、pb、pc、p
d・・・とするMPEGトランスポート・ストリームT
S2とが混合器1で混合され、トランスポート・パケッ
トの並びをp1、p2、pa、pb、p3、p4、p
c、pd・・・とするMPEG混合トランスポート・ス
トリームmixed TSが形成されている。
【0004】このように、MPEGを利用した衛星多チ
ャネル・デジタル放送システムによれば、複数のMPE
Gトランスポート・ストリームを1個のMPEG混合ト
ランスポート・ストリームとして1個の回線で送信する
ことができることから、回線の利用率の向上を図ること
ができる。
ャネル・デジタル放送システムによれば、複数のMPE
Gトランスポート・ストリームを1個のMPEG混合ト
ランスポート・ストリームとして1個の回線で送信する
ことができることから、回線の利用率の向上を図ること
ができる。
【0005】図5はMPEGを利用した衛星多チャネル
・デジタル放送用の受信機として、従来、提案されてい
る受信機の一例の一部分を示す回路図である。図5中、
2は受信され、復調されたMPEG混合トランスポート
・ストリームmixed TSからデコードしようとするMP
EGトランスポート・ストリームを選別するTS選別装
置、3はTS選別装置2から出力されるMPEGトラン
スポート・ストリームをデコードして映像信号及び音声
信号を再生するTSデコード装置、4はTSデコード装
置3内に設けられた映像信号及び音声信号の再生に必要
なシステム・タイム・クロック生成用のPLL回路であ
る。
・デジタル放送用の受信機として、従来、提案されてい
る受信機の一例の一部分を示す回路図である。図5中、
2は受信され、復調されたMPEG混合トランスポート
・ストリームmixed TSからデコードしようとするMP
EGトランスポート・ストリームを選別するTS選別装
置、3はTS選別装置2から出力されるMPEGトラン
スポート・ストリームをデコードして映像信号及び音声
信号を再生するTSデコード装置、4はTSデコード装
置3内に設けられた映像信号及び音声信号の再生に必要
なシステム・タイム・クロック生成用のPLL回路であ
る。
【0006】図6はPLL回路4の構成を示す回路図で
ある。図6中、5はシステム・タイム・クロックSTC
を出力する水晶発振型の電圧制御発振器、6は電圧制御
発振器5から出力されるシステム・タイム・クロックS
TCをカウントして内部時刻値であるシステム・タイム
・クロック値(STC値)を出力するカウンタ、7はデ
コードすべきMPEGトランスポート・ストリームに含
まれている基準時刻値であるプログラム時刻基準参照値
PCRとカウンタ6から出力されるシステム・タイム・
クロック値との差分を検出する差分検出器、8は差分検
出器7から出力されるデジタル差分信号をアナログ差分
信号に変換し、このアナログ差分信号を制御電圧として
電圧制御発振器5に供給するデジタル/アナログ変換器
である。
ある。図6中、5はシステム・タイム・クロックSTC
を出力する水晶発振型の電圧制御発振器、6は電圧制御
発振器5から出力されるシステム・タイム・クロックS
TCをカウントして内部時刻値であるシステム・タイム
・クロック値(STC値)を出力するカウンタ、7はデ
コードすべきMPEGトランスポート・ストリームに含
まれている基準時刻値であるプログラム時刻基準参照値
PCRとカウンタ6から出力されるシステム・タイム・
クロック値との差分を検出する差分検出器、8は差分検
出器7から出力されるデジタル差分信号をアナログ差分
信号に変換し、このアナログ差分信号を制御電圧として
電圧制御発振器5に供給するデジタル/アナログ変換器
である。
【0007】図5に示す従来の受信機は、TSデコード
装置3にPLL回路4を設け、TS選別装置2から出力
されるMPEGトランスポート・ストリームに含まれて
いるプログラム時刻基準参照値PCRを基準時刻値とし
てPLL回路4に供給し、PLL回路4において、送信
側のエンコード装置で使用されているシステム・タイム
・クロックSTCと周波数を同一とする27MHzのシ
ステム・タイム・クロックSTCを再現することにより
映像信号及び音声信号の再生を行うというものである。
なお、プログラム時刻基準参照値PCRは、システム・
タイム・クロックSTCの周波数と同一の27MHzで
カウントされるものであり、約0.1秒間隔で送出され
るものである。
装置3にPLL回路4を設け、TS選別装置2から出力
されるMPEGトランスポート・ストリームに含まれて
いるプログラム時刻基準参照値PCRを基準時刻値とし
てPLL回路4に供給し、PLL回路4において、送信
側のエンコード装置で使用されているシステム・タイム
・クロックSTCと周波数を同一とする27MHzのシ
ステム・タイム・クロックSTCを再現することにより
映像信号及び音声信号の再生を行うというものである。
なお、プログラム時刻基準参照値PCRは、システム・
タイム・クロックSTCの周波数と同一の27MHzで
カウントされるものであり、約0.1秒間隔で送出され
るものである。
【0008】図7はMPEGを利用した衛星多チャネル
・デジタル放送用の受信機として、従来、提案されてい
る受信機の他の例の一部分を示す回路図である。図7
中、9は受信され、復調されたMPEG混合トランスポ
ート・ストリームmixed TSからデコードしようとする
MPEGトランスポート・ストリームを選別するTS選
別装置、10はTS選別装置9から出力される伝送クロ
ックを分周してなる分周クロックを生成する分周クロッ
ク・ジェネレータである。
・デジタル放送用の受信機として、従来、提案されてい
る受信機の他の例の一部分を示す回路図である。図7
中、9は受信され、復調されたMPEG混合トランスポ
ート・ストリームmixed TSからデコードしようとする
MPEGトランスポート・ストリームを選別するTS選
別装置、10はTS選別装置9から出力される伝送クロ
ックを分周してなる分周クロックを生成する分周クロッ
ク・ジェネレータである。
【0009】また、11はTS選別装置9から出力され
るMPEGトランスポート・ストリームをトランスポー
ト・パケットを単位として順に格納し、分周クロック・
ジェネレータ10から出力される分周クロックに同期し
てトランスポート・パケットを格納順に出力するバッフ
ァメモリ、12はバッファメモリ11から出力されるM
PEGトランスポート・ストリームをデコードするTS
デコード装置、13はTSデコード装置12内に設けら
れたシステム・タイム・クロック生成用のPLL回路で
ある。
るMPEGトランスポート・ストリームをトランスポー
ト・パケットを単位として順に格納し、分周クロック・
ジェネレータ10から出力される分周クロックに同期し
てトランスポート・パケットを格納順に出力するバッフ
ァメモリ、12はバッファメモリ11から出力されるM
PEGトランスポート・ストリームをデコードするTS
デコード装置、13はTSデコード装置12内に設けら
れたシステム・タイム・クロック生成用のPLL回路で
ある。
【0010】図7に示す従来の受信機は、TS選別装置
9から出力されるMPEGトランスポート・ストリーム
をトランスポート・パケットを単位として順にバッファ
メモリ11に格納し、伝送クロックを分周した分周クロ
ックに同期してバッファメモリ11からトランスポート
・パケットを格納順に出力させ、混合前のタイミングの
MPEGトランスポート・ストリームを得ることによ
り、送信側のエンコ−ド装置で使用されているシステム
・タイム・クロックSTCと周波数を同一とする27M
Hzのシステム・タイム・クロックSTCを再現して、
映像信号及び音声信号の再生を行うというものである。
9から出力されるMPEGトランスポート・ストリーム
をトランスポート・パケットを単位として順にバッファ
メモリ11に格納し、伝送クロックを分周した分周クロ
ックに同期してバッファメモリ11からトランスポート
・パケットを格納順に出力させ、混合前のタイミングの
MPEGトランスポート・ストリームを得ることによ
り、送信側のエンコ−ド装置で使用されているシステム
・タイム・クロックSTCと周波数を同一とする27M
Hzのシステム・タイム・クロックSTCを再現して、
映像信号及び音声信号の再生を行うというものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図8は図5に示す従来
の受信機が有している問題点を説明するためのタイミン
グチャートであり、図4に示したMPEGトランスポー
ト・ストリームTS1、TS2を混合してMPEG混合
トランスポート・ストリームmixed TSを送信する場合
のタイミングを示しているが、ここでは、図5に示す従
来の受信機でMPEG混合トランスポート・ストリーム
mixed TSからMPEGトランスポート・ストリームT
S1を選別してデコードする場合を検討する。
の受信機が有している問題点を説明するためのタイミン
グチャートであり、図4に示したMPEGトランスポー
ト・ストリームTS1、TS2を混合してMPEG混合
トランスポート・ストリームmixed TSを送信する場合
のタイミングを示しているが、ここでは、図5に示す従
来の受信機でMPEG混合トランスポート・ストリーム
mixed TSからMPEGトランスポート・ストリームT
S1を選別してデコードする場合を検討する。
【0012】図8から明らかなように、MPEG混合ト
ランスポート・ストリームmixed TSのトランスポート
・パケットp1、p3・・・p2n+1は、それぞれ、
MPEGトランスポート・ストリームTS1を単独で送
信するとした場合に、MPEGトランスポート・ストリ
ームTS1のトランスポート・パケットp1、p3・・
・p2n+1が送信されるタイミングと同一のタイミン
グで送信されることになる。
ランスポート・ストリームmixed TSのトランスポート
・パケットp1、p3・・・p2n+1は、それぞれ、
MPEGトランスポート・ストリームTS1を単独で送
信するとした場合に、MPEGトランスポート・ストリ
ームTS1のトランスポート・パケットp1、p3・・
・p2n+1が送信されるタイミングと同一のタイミン
グで送信されることになる。
【0013】これに対して、MPEG混合トランスポー
ト・ストリームmixed TSのトランスポート・パケット
p2、p4・・・p2n+2は、それぞれ、MPEGト
ランスポート・ストリームTS1を単独で送信するとし
た場合に、MPEGトランスポート・ストリームTS1
のトランスポート・パケットp2、p4・・・p2n+
2が送信されるタイミングよりも時間tm(=t/2)
だけ早く送信されることになる。但し、tmはMPEG
混合トランスポート・ストリームmixed TSにおける1
トランスポート・パケットの転送時間、tはMPEGト
ランスポート・ストリームTS1、TS2における1ト
ランスポート・パケットの転送時間である。
ト・ストリームmixed TSのトランスポート・パケット
p2、p4・・・p2n+2は、それぞれ、MPEGト
ランスポート・ストリームTS1を単独で送信するとし
た場合に、MPEGトランスポート・ストリームTS1
のトランスポート・パケットp2、p4・・・p2n+
2が送信されるタイミングよりも時間tm(=t/2)
だけ早く送信されることになる。但し、tmはMPEG
混合トランスポート・ストリームmixed TSにおける1
トランスポート・パケットの転送時間、tはMPEGト
ランスポート・ストリームTS1、TS2における1ト
ランスポート・パケットの転送時間である。
【0014】そこで、例えば、約0.1秒の間隔で送出
される連続するプログラム時刻基準参照値PCR−1、
PCR−2のうち、プログラム時刻基準参照値PCR−
1がトランスポート・パケットp1に挿入され、プログ
ラム時刻基準参照値PCR−2がトランスポート・パケ
ットp2n+1に挿入されているとすると、送信される
MPEG混合トランスポート・ストリームmixed TSの
トランスポート・パケットp2n+1が受信機に到達す
るタイミングは、MPEGトランスポート・ストリーム
TS1を単独で送信するとした場合に、MPEGトラン
スポート・ストリームTS1のトランスポート・パケッ
トp2n+1が受信機に到達するタイミングと同一とな
り、正しいタイミングでプログラム時刻基準参照値PC
R−2を得ることができることになるので、システム・
タイム・クロックSTCを生成するのに何ら問題は生じ
ない。
される連続するプログラム時刻基準参照値PCR−1、
PCR−2のうち、プログラム時刻基準参照値PCR−
1がトランスポート・パケットp1に挿入され、プログ
ラム時刻基準参照値PCR−2がトランスポート・パケ
ットp2n+1に挿入されているとすると、送信される
MPEG混合トランスポート・ストリームmixed TSの
トランスポート・パケットp2n+1が受信機に到達す
るタイミングは、MPEGトランスポート・ストリーム
TS1を単独で送信するとした場合に、MPEGトラン
スポート・ストリームTS1のトランスポート・パケッ
トp2n+1が受信機に到達するタイミングと同一とな
り、正しいタイミングでプログラム時刻基準参照値PC
R−2を得ることができることになるので、システム・
タイム・クロックSTCを生成するのに何ら問題は生じ
ない。
【0015】これに対して、プログラム時刻基準参照値
PCR−1がトランスポート・パケットp1に挿入さ
れ、プログラム時刻基準参照値PCR−2がトランスポ
ート・パケットp2n+2に挿入されているとすると、
送信されるMPEG混合トランスポート・ストリームmi
xed TSのトランスポート・パケットp2n+2が受信
機に到達するタイミングは、MPEGトランスポート・
ストリームTS1を単独で送信するとした場合に、MP
EGトランスポート・ストリームTS1のトランスポー
ト・パケットp2n+2が受信機に到達するタイミング
よりも時間tm=t/2だけ早くなり、正しいタイミン
グでプログラム時刻基準参照値PCR−2を得ることが
できないことになる。
PCR−1がトランスポート・パケットp1に挿入さ
れ、プログラム時刻基準参照値PCR−2がトランスポ
ート・パケットp2n+2に挿入されているとすると、
送信されるMPEG混合トランスポート・ストリームmi
xed TSのトランスポート・パケットp2n+2が受信
機に到達するタイミングは、MPEGトランスポート・
ストリームTS1を単独で送信するとした場合に、MP
EGトランスポート・ストリームTS1のトランスポー
ト・パケットp2n+2が受信機に到達するタイミング
よりも時間tm=t/2だけ早くなり、正しいタイミン
グでプログラム時刻基準参照値PCR−2を得ることが
できないことになる。
【0016】ここに、例えば、MPEG混合トランスポ
ート・ストリームmixed TSの転送速度を30Mbps
とすると、トランスポート・パケットは、204バイト
で構成されている(データは188バイトで構成されて
いる)ことから、時間tmの誤差は、システム・タイム
・クロック値に換算すると、 {(204×8ビット)/(30×106 )}×27×
106≒1469 となるが、これは、 1469/(27×106 ×0.1)≒544ppm の誤差となる。この誤差を前提としてPLL回路4を構
成する場合には、プログラム時刻基準参照値PCRに対
して1/1469程度の感度低減を図るためのフィルタ
を構成しておく必要があり、単純に1500回程度の信
号が追従のために必要となるが、これは、追従時間が1
50秒以上となるので、図5に示す従来の受信機は実用
的とはいえない。
ート・ストリームmixed TSの転送速度を30Mbps
とすると、トランスポート・パケットは、204バイト
で構成されている(データは188バイトで構成されて
いる)ことから、時間tmの誤差は、システム・タイム
・クロック値に換算すると、 {(204×8ビット)/(30×106 )}×27×
106≒1469 となるが、これは、 1469/(27×106 ×0.1)≒544ppm の誤差となる。この誤差を前提としてPLL回路4を構
成する場合には、プログラム時刻基準参照値PCRに対
して1/1469程度の感度低減を図るためのフィルタ
を構成しておく必要があり、単純に1500回程度の信
号が追従のために必要となるが、これは、追従時間が1
50秒以上となるので、図5に示す従来の受信機は実用
的とはいえない。
【0017】また、図7に示す従来の受信機では、MP
EGトランスポート・ストリームを混合する単位が図4
(図8)に示す例のように2ストリーム/4トランスポ
ート・パケットであれば、2個のトランスポート・パケ
ットをバッファメモリ11に格納し、伝送クロックを2
分周してなる分周クロックに同期させて出力させること
により、混合前のタイミングのMPEGトランスポート
・ストリームを再生することができるが、放送仕様上
は、2ストリーム/4トランスポート・パケットを単位
とすることに限定されておらず、48トランスポート・
パケット期間内で最大8個のMPEGトランスポート・
ストリームを並べるとする仕様があるため、例えば、送
信期間の半分が目標の信号とした場合、バッファメモリ
11として24トランスポート・パケット分、約10K
バイトの容量を有するバッファメモリが必要となる。こ
れは、パターンルールを0.35μm程度とする現行の
プロセスにおいて、1mm2 程度のチップ領域を占め、
TSデコード装置12の回路規模を大きくしなければな
らず、コスト上、大きなデメリットとなるため、図7に
示す従来の受信機も、やはり、実用的とはいえない。
EGトランスポート・ストリームを混合する単位が図4
(図8)に示す例のように2ストリーム/4トランスポ
ート・パケットであれば、2個のトランスポート・パケ
ットをバッファメモリ11に格納し、伝送クロックを2
分周してなる分周クロックに同期させて出力させること
により、混合前のタイミングのMPEGトランスポート
・ストリームを再生することができるが、放送仕様上
は、2ストリーム/4トランスポート・パケットを単位
とすることに限定されておらず、48トランスポート・
パケット期間内で最大8個のMPEGトランスポート・
ストリームを並べるとする仕様があるため、例えば、送
信期間の半分が目標の信号とした場合、バッファメモリ
11として24トランスポート・パケット分、約10K
バイトの容量を有するバッファメモリが必要となる。こ
れは、パターンルールを0.35μm程度とする現行の
プロセスにおいて、1mm2 程度のチップ領域を占め、
TSデコード装置12の回路規模を大きくしなければな
らず、コスト上、大きなデメリットとなるため、図7に
示す従来の受信機も、やはり、実用的とはいえない。
【0018】なお、MPEGトランスポート・ストリー
ムの混合後に、プログラム時刻基準参照値PCRを正し
いタイミングに書き換えるようにする場合には、図5に
示す従来の受信機で対応することができるが、この場合
には、MPEG混合トランスポート・ストリームに含ま
れているMPEGトランスポート・ストリームの分析、
再合成作業が必要となるので、これを行うことは極めて
困難である。
ムの混合後に、プログラム時刻基準参照値PCRを正し
いタイミングに書き換えるようにする場合には、図5に
示す従来の受信機で対応することができるが、この場合
には、MPEG混合トランスポート・ストリームに含ま
れているMPEGトランスポート・ストリームの分析、
再合成作業が必要となるので、これを行うことは極めて
困難である。
【0019】本発明は、かかる点に鑑み、MPEGを利
用した衛星多チャネル・デジタル放送用の受信機に備え
られるシステム・タイム・クロック生成用のPLL回路
などのように、外部から基準時刻値が供給されるPLL
回路であって、外部から供給される基準時刻値が正規の
タイミングで供給されることが保証されていない場合で
あっても、メモリを追加することなく、短い時間で内部
時刻値を正規の基準時刻値に追従させることができるよ
うにしたPLL回路を提供することを目的とする。
用した衛星多チャネル・デジタル放送用の受信機に備え
られるシステム・タイム・クロック生成用のPLL回路
などのように、外部から基準時刻値が供給されるPLL
回路であって、外部から供給される基準時刻値が正規の
タイミングで供給されることが保証されていない場合で
あっても、メモリを追加することなく、短い時間で内部
時刻値を正規の基準時刻値に追従させることができるよ
うにしたPLL回路を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明のPLL回路は、
クロックを出力する電圧制御発振器と、前記クロックを
カウントして内部時刻値を出力するカウンタと、外部か
ら供給される基準時刻値と内部時刻値とを入力して、内
部時刻値が正規の基準時刻値に追従するように前記電圧
制御発振器を制御する電圧制御発振器制御回路を備えて
いるというものである。
クロックを出力する電圧制御発振器と、前記クロックを
カウントして内部時刻値を出力するカウンタと、外部か
ら供給される基準時刻値と内部時刻値とを入力して、内
部時刻値が正規の基準時刻値に追従するように前記電圧
制御発振器を制御する電圧制御発振器制御回路を備えて
いるというものである。
【0021】本発明のPLL回路によれば、外部から供
給される基準時刻値と内部時刻値とを入力して内部時刻
値が正規の基準時刻値に追従するように電圧制御発振器
を制御する電圧制御発振器制御回路を備えているので、
外部から供給される基準時刻値が正規のタイミングで供
給されることが保証されていない場合であっても、メモ
リを追加することなく、短い時間で内部時刻値を正規の
基準時刻値に追従させることができる。
給される基準時刻値と内部時刻値とを入力して内部時刻
値が正規の基準時刻値に追従するように電圧制御発振器
を制御する電圧制御発振器制御回路を備えているので、
外部から供給される基準時刻値が正規のタイミングで供
給されることが保証されていない場合であっても、メモ
リを追加することなく、短い時間で内部時刻値を正規の
基準時刻値に追従させることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図3を参照して、本
発明のPLL回路の第1実施形態〜第3実施形態につい
て説明する。
発明のPLL回路の第1実施形態〜第3実施形態につい
て説明する。
【0023】第1実施形態・・図1 図1は本発明のPLL回路の第1実施形態を備える受信
機の一部分を示す回路図であり、この受信機は、MPE
Gを利用した衛星多チャネル・デジタル放送用のもので
ある。
機の一部分を示す回路図であり、この受信機は、MPE
Gを利用した衛星多チャネル・デジタル放送用のもので
ある。
【0024】図1中、15は受信され、復調されたMP
EG混合トランスポート・ストリームmixed TSからデ
コードしようとするMPEGトランスポート・ストリー
ムを選別するTS選別装置、16はTS選別装置15か
ら出力されるMPEGトランスポート・ストリームのデ
コードを行うTSデコード装置であり、その構成の一部
分を示している。
EG混合トランスポート・ストリームmixed TSからデ
コードしようとするMPEGトランスポート・ストリー
ムを選別するTS選別装置、16はTS選別装置15か
ら出力されるMPEGトランスポート・ストリームのデ
コードを行うTSデコード装置であり、その構成の一部
分を示している。
【0025】TSデコード装置16において、17はM
PEGトランスポート・ストリームとして多重化された
信号の中から目的のPID(Packet Identifier)を持
つトランスポート・パケットを選別するTSパケット抽
出回路、18は抽出したトランスポート・パケット内に
あるアダプテーション・フィールドに符号化されたプロ
グラム時刻基準参照値PCRを取り出すPCR抽出回
路、19は本発明のPLL回路の第1実施形態である。
PEGトランスポート・ストリームとして多重化された
信号の中から目的のPID(Packet Identifier)を持
つトランスポート・パケットを選別するTSパケット抽
出回路、18は抽出したトランスポート・パケット内に
あるアダプテーション・フィールドに符号化されたプロ
グラム時刻基準参照値PCRを取り出すPCR抽出回
路、19は本発明のPLL回路の第1実施形態である。
【0026】本発明のPLL回路の第1実施形態19に
おいて、20はシステム・タイム・クロックSTCを出
力する水晶発振型の電圧制御発振器、21は電圧制御発
振器20から出力されるシステム・タイム・クロックS
TCをカウントしてシステム・タイム・クロック値を出
力するカウンタ、22はPCR抽出回路18から出力さ
れるプログラム時刻基準参照値PCR又はPCR補正回
路23から出力される補正されたプログラム時刻基準参
照値PCRとシステム・タイム・クロック値との差分を
検出する差分検出器、24は差分検出器22から出力さ
れるデジタル差分信号をアナログ差分信号に変換し、こ
のアナログ差分信号を制御電圧として電圧制御発振器2
0に供給するデジタル/アナログ変換器である。
おいて、20はシステム・タイム・クロックSTCを出
力する水晶発振型の電圧制御発振器、21は電圧制御発
振器20から出力されるシステム・タイム・クロックS
TCをカウントしてシステム・タイム・クロック値を出
力するカウンタ、22はPCR抽出回路18から出力さ
れるプログラム時刻基準参照値PCR又はPCR補正回
路23から出力される補正されたプログラム時刻基準参
照値PCRとシステム・タイム・クロック値との差分を
検出する差分検出器、24は差分検出器22から出力さ
れるデジタル差分信号をアナログ差分信号に変換し、こ
のアナログ差分信号を制御電圧として電圧制御発振器2
0に供給するデジタル/アナログ変換器である。
【0027】ここに、差分検出器22は、PCR抽出回
路18から供給されるプログラム時刻基準参照値PCR
とシステム・タイム・クロック値との差分を検出し、差
分が±734以内の場合には、この差分をデジタル/ア
ナログ変換器24に供給し、差分が±734を越えてい
る場合には、差分が+734を越えるものか、−734
を越えるものかの情報とプログラム時刻基準参照値PC
RとをPCR補正回路23に供給し、この結果、PCR
補正回路23から供給される補正されたプログラム時刻
基準参照値PCRとシステム・タイム・クロック値との
差分を検出し、差分が±734以内の場合には、この差
分をデジタル/アナログ変換器24に供給し、差分が±
734を越えている場合には、差分が+734を越える
ものか、−734を越えるものかの情報と補正されたプ
ログラム時刻基準参照値PCRとをPCR補正回路23
に供給し、このような動作を繰り返し、差分が±734
以内になると、この差分をデジタル/アナログ変換器2
4に供給するように動作するものである。
路18から供給されるプログラム時刻基準参照値PCR
とシステム・タイム・クロック値との差分を検出し、差
分が±734以内の場合には、この差分をデジタル/ア
ナログ変換器24に供給し、差分が±734を越えてい
る場合には、差分が+734を越えるものか、−734
を越えるものかの情報とプログラム時刻基準参照値PC
RとをPCR補正回路23に供給し、この結果、PCR
補正回路23から供給される補正されたプログラム時刻
基準参照値PCRとシステム・タイム・クロック値との
差分を検出し、差分が±734以内の場合には、この差
分をデジタル/アナログ変換器24に供給し、差分が±
734を越えている場合には、差分が+734を越える
ものか、−734を越えるものかの情報と補正されたプ
ログラム時刻基準参照値PCRとをPCR補正回路23
に供給し、このような動作を繰り返し、差分が±734
以内になると、この差分をデジタル/アナログ変換器2
4に供給するように動作するものである。
【0028】また、PCR補正回路23は、差分検出器
22から差分が+734以上である旨の情報を与えられ
た場合には、差分検出器22から供給されるプログラム
時刻基準参照値PCRから1469の減算を行い、これ
を補正されたプログラム時刻基準参照値PCRとして、
差分検出器22に供給し、差分検出器22から差分が−
734以上である旨の情報を与えられた場合には、差分
検出器22から供給されるプログラム時刻基準参照値P
CRに1469を加算し、これを補正されたプログラム
時刻基準参照値PCRとして差分検出器22に供給する
ように構成されている。
22から差分が+734以上である旨の情報を与えられ
た場合には、差分検出器22から供給されるプログラム
時刻基準参照値PCRから1469の減算を行い、これ
を補正されたプログラム時刻基準参照値PCRとして、
差分検出器22に供給し、差分検出器22から差分が−
734以上である旨の情報を与えられた場合には、差分
検出器22から供給されるプログラム時刻基準参照値P
CRに1469を加算し、これを補正されたプログラム
時刻基準参照値PCRとして差分検出器22に供給する
ように構成されている。
【0029】このように構成された受信機においては、
TS選別装置15において、MPEG混合トランスポー
ト・ストリームmixed TSからデコードすべきMPEG
トランスポート・ストリームの選別が行われ、TSパケ
ット抽出回路17において、MPEGトランスポート・
ストリームから目標とするPIDを含むトランスポート
・パケットの抽出が行われ、PCR抽出回路18におい
て、トランスポート・パケットからプログラム時刻基準
参照値PCRの抽出が行われる。
TS選別装置15において、MPEG混合トランスポー
ト・ストリームmixed TSからデコードすべきMPEG
トランスポート・ストリームの選別が行われ、TSパケ
ット抽出回路17において、MPEGトランスポート・
ストリームから目標とするPIDを含むトランスポート
・パケットの抽出が行われ、PCR抽出回路18におい
て、トランスポート・パケットからプログラム時刻基準
参照値PCRの抽出が行われる。
【0030】そして、PCR抽出回路18から出力され
たプログラム時刻基準参照値PCRは、差分検出器22
に供給され、差分検出器22において、プログラム時刻
基準参照値PCRとシステム・タイム・クロック値との
差分が検出され、差分が±734未満の場合には、この
差分がデジタル/アナログ変換器24に供給され、シス
テム・タイム・クロック値がプログラム時刻基準参照値
PCRに追従するように電圧制御発振器20が制御され
る。
たプログラム時刻基準参照値PCRは、差分検出器22
に供給され、差分検出器22において、プログラム時刻
基準参照値PCRとシステム・タイム・クロック値との
差分が検出され、差分が±734未満の場合には、この
差分がデジタル/アナログ変換器24に供給され、シス
テム・タイム・クロック値がプログラム時刻基準参照値
PCRに追従するように電圧制御発振器20が制御され
る。
【0031】これに対して、プログラム時刻基準参照値
PCRとシステム・タイム・クロック値との差分が+7
34以上の場合には、この差分は、デジタル/アナログ
変換器24に供給されず、差分検出器22から被減数と
してプログラム時刻基準参照値PCR、減数として14
69がPCR補正回路23に供給され、PCR補正回路
23において、プログラム時刻基準参照値PCRから1
469の減算が行われ、この結果が第1補正プログラム
時刻基準参照値PCR1として差分検出器22に供給さ
れる。
PCRとシステム・タイム・クロック値との差分が+7
34以上の場合には、この差分は、デジタル/アナログ
変換器24に供給されず、差分検出器22から被減数と
してプログラム時刻基準参照値PCR、減数として14
69がPCR補正回路23に供給され、PCR補正回路
23において、プログラム時刻基準参照値PCRから1
469の減算が行われ、この結果が第1補正プログラム
時刻基準参照値PCR1として差分検出器22に供給さ
れる。
【0032】この場合、差分検出器22においては、第
1補正プログラム時刻基準参照値PCR1とシステム・
タイム・クロック値との差分が検出され、差分が±73
4未満の場合には、この差分がデジタル/アナログ変換
器24に供給され、システム・タイム・クロック値がプ
ログラム時刻基準参照値PCRに追従するように電圧制
御発振器20が制御される。
1補正プログラム時刻基準参照値PCR1とシステム・
タイム・クロック値との差分が検出され、差分が±73
4未満の場合には、この差分がデジタル/アナログ変換
器24に供給され、システム・タイム・クロック値がプ
ログラム時刻基準参照値PCRに追従するように電圧制
御発振器20が制御される。
【0033】これに対して、第1補正プログラム時刻基
準参照値PCR1とシステム・タイム・クロック値との
差分が+734以上の場合には、この差分は、デジタル
/アナログ変換器24に供給されず、差分検出器22か
ら被減数として第1補正時刻基準参照値PCR1、減数
として1469がPCR補正回路23に供給され、PC
R補正回路23において、第1補正プログラム時刻基準
参照値PCR1から1469の減算が行われ、この結果
が第2補正プログラム時刻基準参照値PCR2として差
分検出器22に供給され、差分が±734未満となるま
で、差分検出器22とPCR補正回路23との間の動作
が繰り返される。
準参照値PCR1とシステム・タイム・クロック値との
差分が+734以上の場合には、この差分は、デジタル
/アナログ変換器24に供給されず、差分検出器22か
ら被減数として第1補正時刻基準参照値PCR1、減数
として1469がPCR補正回路23に供給され、PC
R補正回路23において、第1補正プログラム時刻基準
参照値PCR1から1469の減算が行われ、この結果
が第2補正プログラム時刻基準参照値PCR2として差
分検出器22に供給され、差分が±734未満となるま
で、差分検出器22とPCR補正回路23との間の動作
が繰り返される。
【0034】また、PCR抽出回路18から出力された
プログラム時刻基準参照値PCRとシステム・タイム・
クロック値との差分が−734以上の場合には、この差
分は、デジタル/アナログ変換器24に供給されず、差
分検出器22から被加数としてプログラム時刻基準参照
値PCR、加数として1469がPCR補正回路23に
供給され、PCR補正回路23において、プログラム時
刻基準参照値PCRと1469との加算が行われ、この
結果が第1補正プログラム時刻基準参照値PCR1とし
て差分検出器22に供給される。
プログラム時刻基準参照値PCRとシステム・タイム・
クロック値との差分が−734以上の場合には、この差
分は、デジタル/アナログ変換器24に供給されず、差
分検出器22から被加数としてプログラム時刻基準参照
値PCR、加数として1469がPCR補正回路23に
供給され、PCR補正回路23において、プログラム時
刻基準参照値PCRと1469との加算が行われ、この
結果が第1補正プログラム時刻基準参照値PCR1とし
て差分検出器22に供給される。
【0035】この場合、差分検出器22においては、第
1補正プログラム時刻基準参照値PCR1とシステム・
タイム・クロック値との差分が検出され、差分が±73
4未満の場合には、この差分がデジタル/アナログ変換
器24に供給され、システム・タイム・クロック値がプ
ログラム時刻基準参照値PCRに追従するように電圧制
御発振器20が制御される。
1補正プログラム時刻基準参照値PCR1とシステム・
タイム・クロック値との差分が検出され、差分が±73
4未満の場合には、この差分がデジタル/アナログ変換
器24に供給され、システム・タイム・クロック値がプ
ログラム時刻基準参照値PCRに追従するように電圧制
御発振器20が制御される。
【0036】これに対して、第1補正プログラム時刻基
準参照値PCR1とシステム・タイム・クロック値との
差分が−734以上の場合には、この差分は、デジタル
/アナログ変換器24に供給されず、差分検出器22か
ら被加数として第1補正プログラム時刻基準参照値PC
R1、加数として1469がPCR補正回路23に供給
され、PCR補正回路23において、第1補正プログラ
ム時刻基準参照値PCR1と1469との加算が行わ
れ、この結果が第2補正プログラム時刻基準参照値PC
R2として差分検出器22に供給され、差分が±734
未満となるまで、差分検出器22とPCR補正回路23
との間の動作が繰り返される。
準参照値PCR1とシステム・タイム・クロック値との
差分が−734以上の場合には、この差分は、デジタル
/アナログ変換器24に供給されず、差分検出器22か
ら被加数として第1補正プログラム時刻基準参照値PC
R1、加数として1469がPCR補正回路23に供給
され、PCR補正回路23において、第1補正プログラ
ム時刻基準参照値PCR1と1469との加算が行わ
れ、この結果が第2補正プログラム時刻基準参照値PC
R2として差分検出器22に供給され、差分が±734
未満となるまで、差分検出器22とPCR補正回路23
との間の動作が繰り返される。
【0037】このように、本発明のPLL回路の第1実
施形態19においては、1トランスポート・パケットの
転送時間の27MHzでのカウント値が1469である
ことから、PCR抽出回路18から供給されるプログラ
ム時刻基準参照値PCRとシステム・タイム・クロック
値との間の誤差が許容される範囲を1469の±1/2
である±734の範囲とし、PCR抽出回路18から供
給されるプログラム時刻基準参照値PCRとシステム・
タイム・クロック値との誤差が±734の範囲を越えて
いる場合には、PCR抽出回路18から供給されるプロ
グラム時刻基準参照値PCRに対して1469×m(但
し、mは正の正数である)を加減算し、補正されたプロ
グラム時刻基準参照値PCRとシステム・タイム・クロ
ック値との差分が±734の範囲となるようにして、正
規のプログラム時刻基準参照値PCRとシステム・タイ
ム・クロック値との差分を算出するようにしている。
施形態19においては、1トランスポート・パケットの
転送時間の27MHzでのカウント値が1469である
ことから、PCR抽出回路18から供給されるプログラ
ム時刻基準参照値PCRとシステム・タイム・クロック
値との間の誤差が許容される範囲を1469の±1/2
である±734の範囲とし、PCR抽出回路18から供
給されるプログラム時刻基準参照値PCRとシステム・
タイム・クロック値との誤差が±734の範囲を越えて
いる場合には、PCR抽出回路18から供給されるプロ
グラム時刻基準参照値PCRに対して1469×m(但
し、mは正の正数である)を加減算し、補正されたプロ
グラム時刻基準参照値PCRとシステム・タイム・クロ
ック値との差分が±734の範囲となるようにして、正
規のプログラム時刻基準参照値PCRとシステム・タイ
ム・クロック値との差分を算出するようにしている。
【0038】したがって、本発明のPLL回路の第1実
施形態19によれば、PCR抽出回路18から供給され
るプログラム時刻基準参照値PCRが正規のタイミング
で供給されることが保証されていない場合であっても、
メモリを追加することなく、短い時間でシステム・タイ
ム・クロックSTCを正規のプログラム時刻基準参照値
PCRに追従させることができる。ちなみに、放送信号
の精度を30ppmとすると、図5に示す従来のPLL
回路4に比べ、100倍以上の高速追従が可能となる。
施形態19によれば、PCR抽出回路18から供給され
るプログラム時刻基準参照値PCRが正規のタイミング
で供給されることが保証されていない場合であっても、
メモリを追加することなく、短い時間でシステム・タイ
ム・クロックSTCを正規のプログラム時刻基準参照値
PCRに追従させることができる。ちなみに、放送信号
の精度を30ppmとすると、図5に示す従来のPLL
回路4に比べ、100倍以上の高速追従が可能となる。
【0039】第2実施形態・・図2 図2は本発明のPLL回路の第2実施形態を備える受信
機の一部分を示す回路図であり、この受信機も、MPE
Gを利用した衛星多チャネル・デジタル放送用のもので
ある。
機の一部分を示す回路図であり、この受信機も、MPE
Gを利用した衛星多チャネル・デジタル放送用のもので
ある。
【0040】図2中、25は受信され、復調されたMP
EG混合トランスポート・ストリームmixed TSからデ
コードしようとするMPEGトランスポート・ストリー
ムを選別するTS選別装置、26はTS選別装置25か
ら出力されるMPEGトランスポート・ストリームのデ
コードを行うTSデコード装置であり、その構成の一部
分を示している。
EG混合トランスポート・ストリームmixed TSからデ
コードしようとするMPEGトランスポート・ストリー
ムを選別するTS選別装置、26はTS選別装置25か
ら出力されるMPEGトランスポート・ストリームのデ
コードを行うTSデコード装置であり、その構成の一部
分を示している。
【0041】TSデコード装置26において、27はM
PEGトランスポート・ストリームとして多重化された
信号の中から目的のPIDを持つトランスポート・パケ
ットを選別するTSパケット抽出回路、28は抽出した
トランスポート・パケット内にあるアダプテーション・
フィールドに符号化されたプログラム時刻基準参照値P
CRを取り出すPCR抽出回路、29は本発明のPLL
回路の第2実施形態である。
PEGトランスポート・ストリームとして多重化された
信号の中から目的のPIDを持つトランスポート・パケ
ットを選別するTSパケット抽出回路、28は抽出した
トランスポート・パケット内にあるアダプテーション・
フィールドに符号化されたプログラム時刻基準参照値P
CRを取り出すPCR抽出回路、29は本発明のPLL
回路の第2実施形態である。
【0042】本発明のPLL回路の第2実施形態29に
おいて、30はシステム・タイム・クロックSTCを出
力する水晶発振型の電圧制御発振器、31は電圧制御発
振器30から出力されるシステム・タイム・クロックを
カウントしてシステム・タイム・クロック値を出力する
カウンタ、32はPCR抽出回路28から出力されるプ
ログラム時刻基準参照値PCRとシステム・タイム・ク
ロック値との差分を検出する差分検出器である。
おいて、30はシステム・タイム・クロックSTCを出
力する水晶発振型の電圧制御発振器、31は電圧制御発
振器30から出力されるシステム・タイム・クロックを
カウントしてシステム・タイム・クロック値を出力する
カウンタ、32はPCR抽出回路28から出力されるプ
ログラム時刻基準参照値PCRとシステム・タイム・ク
ロック値との差分を検出する差分検出器である。
【0043】また、33は差分検出器32から出力され
る差分又は差分補正回路34から出力される補正された
差分が±734の範囲にあるか否かを点検する差分点検
回路、35は差分点検回路33から出力される差分をア
ナログ電圧に変換し、このアナログ電圧を制御電圧とし
て電圧制御発振器30に供給するデジタル/アナログ変
換器である。
る差分又は差分補正回路34から出力される補正された
差分が±734の範囲にあるか否かを点検する差分点検
回路、35は差分点検回路33から出力される差分をア
ナログ電圧に変換し、このアナログ電圧を制御電圧とし
て電圧制御発振器30に供給するデジタル/アナログ変
換器である。
【0044】ここに、差分点検回路33は、差分検出器
32から供給される差分ΔPCRが±734以内の場合
には、この差分ΔPCRをデジタル/アナログ変換器3
5に供給し、差分ΔPCRが±734を越えている場合
には、差分ΔPCRが+734を越えるものか、−73
4を越えるものかの情報と差分ΔPCRとを差分補正回
路34に供給し、差分補正回路34から供給される補正
された差分ΔPCRが±734以内の場合には、この補
正された差分ΔPCRをデジタル/アナログ変換器35
に供給し、補正された差分ΔPCRが±734を越えて
いる場合には、補正された差分ΔPCRが+734を越
えるものか、−734を越えるものかの情報と補正され
た差分ΔPCRとを差分補正回路34に供給し、このよ
うな動作を繰り返し、補正された差分ΔPCRが±73
4以内になると、この補正された差分ΔPCRをデジタ
ル/アナログ変換器35に供給するように動作するもの
である。
32から供給される差分ΔPCRが±734以内の場合
には、この差分ΔPCRをデジタル/アナログ変換器3
5に供給し、差分ΔPCRが±734を越えている場合
には、差分ΔPCRが+734を越えるものか、−73
4を越えるものかの情報と差分ΔPCRとを差分補正回
路34に供給し、差分補正回路34から供給される補正
された差分ΔPCRが±734以内の場合には、この補
正された差分ΔPCRをデジタル/アナログ変換器35
に供給し、補正された差分ΔPCRが±734を越えて
いる場合には、補正された差分ΔPCRが+734を越
えるものか、−734を越えるものかの情報と補正され
た差分ΔPCRとを差分補正回路34に供給し、このよ
うな動作を繰り返し、補正された差分ΔPCRが±73
4以内になると、この補正された差分ΔPCRをデジタ
ル/アナログ変換器35に供給するように動作するもの
である。
【0045】また、差分補正回路34は、差分点検回路
33から差分ΔPCRが+734以上である旨の情報を
与えられた場合には、差分点検回路33から供給される
差分ΔPCRから1469の減算を行い、これを補正さ
れた差分ΔPCRとして差分点検回路33に供給し、差
分点検回路33から差分ΔPCRが−734以上である
旨の情報を与えられた場合には、差分点検回路33から
供給される差分ΔPCRに1469を加算し、これを補
正された差分PCRとして差分点検回路33に供給する
ように構成されている。
33から差分ΔPCRが+734以上である旨の情報を
与えられた場合には、差分点検回路33から供給される
差分ΔPCRから1469の減算を行い、これを補正さ
れた差分ΔPCRとして差分点検回路33に供給し、差
分点検回路33から差分ΔPCRが−734以上である
旨の情報を与えられた場合には、差分点検回路33から
供給される差分ΔPCRに1469を加算し、これを補
正された差分PCRとして差分点検回路33に供給する
ように構成されている。
【0046】このように構成された受信機においては、
TS選別装置25において、デコードすべきMPEGト
ランスポート・ストリームの選別が行われ、TSパケッ
ト抽出回路27において、MPEGトランスポート・ス
トリームから目標とするPIDを含むトランスポート・
パケットの抽出が行われ、PCR抽出回路28におい
て、トランスポート・パケットからプログラム時刻基準
参照値PCRの抽出が行われる。
TS選別装置25において、デコードすべきMPEGト
ランスポート・ストリームの選別が行われ、TSパケッ
ト抽出回路27において、MPEGトランスポート・ス
トリームから目標とするPIDを含むトランスポート・
パケットの抽出が行われ、PCR抽出回路28におい
て、トランスポート・パケットからプログラム時刻基準
参照値PCRの抽出が行われる。
【0047】そして、PCR抽出回路28から出力され
たプログラム時刻基準参照値PCRは、差分検出器32
に供給され、差分検出器32において、プログラム時刻
基準参照値PCRとシステム・タイム・クロック値との
差分ΔPCRが検出され、その差分ΔPCRが差分点検
回路33に供給され、差分点検回路33においては、差
分検出回路32から供給された差分ΔPCRが±734
の範囲にあるか否かが点検され、差分ΔPCRが±73
4の範囲にある場合には、その差分ΔPCRがデジタル
/アナログ変換器35に供給され、システム・タイム・
クロック値がプログラム時刻基準参照値PCRに追従す
るように電圧制御発振器30が制御される。
たプログラム時刻基準参照値PCRは、差分検出器32
に供給され、差分検出器32において、プログラム時刻
基準参照値PCRとシステム・タイム・クロック値との
差分ΔPCRが検出され、その差分ΔPCRが差分点検
回路33に供給され、差分点検回路33においては、差
分検出回路32から供給された差分ΔPCRが±734
の範囲にあるか否かが点検され、差分ΔPCRが±73
4の範囲にある場合には、その差分ΔPCRがデジタル
/アナログ変換器35に供給され、システム・タイム・
クロック値がプログラム時刻基準参照値PCRに追従す
るように電圧制御発振器30が制御される。
【0048】これに対して、差分検出器32から供給さ
れた差分ΔPCRが+734以上の場合には、この差分
ΔPCRは、デジタル/アナログ変換器35に供給され
ず、差分点検回路33から被減数として差分検出器32
から供給された差分ΔPCR、減数として1469が差
分補正回路34に供給され、差分補正回路34におい
て、差分検出器32から供給された差分ΔPCRから1
469の減算が行われ、この結果が第1補正差分ΔPC
R1として差分点検回路33に供給される。
れた差分ΔPCRが+734以上の場合には、この差分
ΔPCRは、デジタル/アナログ変換器35に供給され
ず、差分点検回路33から被減数として差分検出器32
から供給された差分ΔPCR、減数として1469が差
分補正回路34に供給され、差分補正回路34におい
て、差分検出器32から供給された差分ΔPCRから1
469の減算が行われ、この結果が第1補正差分ΔPC
R1として差分点検回路33に供給される。
【0049】差分点検回路33においては、第1補正差
分ΔPCR1が±734の範囲にあるか否かが点検さ
れ、第1補正差分ΔPCR1が±734の範囲にある場
合には、この第1補正差分ΔPCR1がデジタル/アナ
ログ変換器35に供給され、システム・タイム・クロッ
ク値がプログラム時刻基準参照値PCRに追従するよう
に電圧制御発振器30が制御される。
分ΔPCR1が±734の範囲にあるか否かが点検さ
れ、第1補正差分ΔPCR1が±734の範囲にある場
合には、この第1補正差分ΔPCR1がデジタル/アナ
ログ変換器35に供給され、システム・タイム・クロッ
ク値がプログラム時刻基準参照値PCRに追従するよう
に電圧制御発振器30が制御される。
【0050】これに対して、第1補正差分ΔPCR1が
+734以上の場合には、この第1補正差分ΔPCR
は、デジタル/アナログ変換器35に供給されず、差分
点検回路33から被減数として第1補正差分ΔPCR
1、減数として1469が差分補正回路34に供給さ
れ、差分補正回路34において、第1補正差分ΔPCR
1から1469の減算が行われ、この結果が第2補正差
分ΔPCR2として差分点検回路33に供給され、以
下、補正差分ΔPCRが±734未満となるまで、差分
点検回路33と差分補正回路34との間の動作が繰り返
される。
+734以上の場合には、この第1補正差分ΔPCR
は、デジタル/アナログ変換器35に供給されず、差分
点検回路33から被減数として第1補正差分ΔPCR
1、減数として1469が差分補正回路34に供給さ
れ、差分補正回路34において、第1補正差分ΔPCR
1から1469の減算が行われ、この結果が第2補正差
分ΔPCR2として差分点検回路33に供給され、以
下、補正差分ΔPCRが±734未満となるまで、差分
点検回路33と差分補正回路34との間の動作が繰り返
される。
【0051】これに対して、差分検出器32から供給さ
れた差分ΔPCRが−734以上の場合には、この差分
ΔPCRは、デジタル/アナログ変換器35に供給され
ず、差分点検回路33から被加数として差分検出器32
から供給された差分ΔPCR、加数として1469が差
分補正回路34に供給され、差分補正回路34におい
て、差分検出器32から供給された差分ΔPCRと14
69との加算が行われ、この結果が第1補正差分ΔPC
R1として差分点検回路33に供給される。
れた差分ΔPCRが−734以上の場合には、この差分
ΔPCRは、デジタル/アナログ変換器35に供給され
ず、差分点検回路33から被加数として差分検出器32
から供給された差分ΔPCR、加数として1469が差
分補正回路34に供給され、差分補正回路34におい
て、差分検出器32から供給された差分ΔPCRと14
69との加算が行われ、この結果が第1補正差分ΔPC
R1として差分点検回路33に供給される。
【0052】差分点検回路33においては、第1補正差
分ΔPCRが±734の範囲にあるか否かが点検され、
第1補正差分ΔPCR1が±734の範囲にある場合に
は、この第1補正差分ΔPCR1がデジタル/アナログ
変換器35に供給され、システム・タイム・クロック値
がプログラム時刻基準参照値PCRに追従するように電
圧制御発振器30が制御される。
分ΔPCRが±734の範囲にあるか否かが点検され、
第1補正差分ΔPCR1が±734の範囲にある場合に
は、この第1補正差分ΔPCR1がデジタル/アナログ
変換器35に供給され、システム・タイム・クロック値
がプログラム時刻基準参照値PCRに追従するように電
圧制御発振器30が制御される。
【0053】これに対して、第1補正差分ΔPCR1が
−734以上の場合には、この第1補正差分ΔPCR1
は、デジタル/アナログ変換器35に供給されず、差分
点検回路33から被加数として第1補正差分ΔPCR
1、加数として1469が差分補正回路34に供給さ
れ、差分補正回路34において、第1補正差分ΔPCR
1と1469との加算が行われ、この結果が第2補正差
分ΔPCR2として差分点検回路33に供給され、以
下、補正差分が±734未満となるまで、差分点検回路
33と差分補正回路34との間の動作が繰り返される。
−734以上の場合には、この第1補正差分ΔPCR1
は、デジタル/アナログ変換器35に供給されず、差分
点検回路33から被加数として第1補正差分ΔPCR
1、加数として1469が差分補正回路34に供給さ
れ、差分補正回路34において、第1補正差分ΔPCR
1と1469との加算が行われ、この結果が第2補正差
分ΔPCR2として差分点検回路33に供給され、以
下、補正差分が±734未満となるまで、差分点検回路
33と差分補正回路34との間の動作が繰り返される。
【0054】このように、本発明のPLL回路の第2実
施形態29においては、1トランスポート・パケットの
転送時間の27MHzでのカウント値が1469である
ことから、PCR抽出回路28からプログラム時刻基準
参照値PCRとシステム・タイム・クロック値との間の
誤差が許容される範囲を1469の±1/2の±734
の範囲とし、差分検出器32から出力される差分が±7
34の範囲を越えている場合には、差分検出器32から
出力される差分ΔPCRに対して1469×mを加減算
し、補正された差分ΔPCRが±734の範囲となるよ
うにし、正規のプログラム時刻基準参照値PCRとシス
テム・タイム・クロック値との差分を算出するようにし
ている。
施形態29においては、1トランスポート・パケットの
転送時間の27MHzでのカウント値が1469である
ことから、PCR抽出回路28からプログラム時刻基準
参照値PCRとシステム・タイム・クロック値との間の
誤差が許容される範囲を1469の±1/2の±734
の範囲とし、差分検出器32から出力される差分が±7
34の範囲を越えている場合には、差分検出器32から
出力される差分ΔPCRに対して1469×mを加減算
し、補正された差分ΔPCRが±734の範囲となるよ
うにし、正規のプログラム時刻基準参照値PCRとシス
テム・タイム・クロック値との差分を算出するようにし
ている。
【0055】したがって、本発明のPLL回路の第2実
施形態29によれば、PCR抽出回路28から供給され
るプログラム時刻基準参照値PCRが正規のタイミング
で供給されることが保証されていない場合であっても、
メモリを追加することなく、短い時間でシステム・タイ
ム・クロック値を正規のプログラム時刻基準参照値PC
Rに追従させることができる。なお、本発明のPLL回
路の第2実施形態においても、本発明のPLL回路の第
1実施形態19の場合と同様に、放送信号の精度を30
ppmとすると、図5に示す従来のPLL回路4に比
べ、100倍以上の高速追従が可能となる。
施形態29によれば、PCR抽出回路28から供給され
るプログラム時刻基準参照値PCRが正規のタイミング
で供給されることが保証されていない場合であっても、
メモリを追加することなく、短い時間でシステム・タイ
ム・クロック値を正規のプログラム時刻基準参照値PC
Rに追従させることができる。なお、本発明のPLL回
路の第2実施形態においても、本発明のPLL回路の第
1実施形態19の場合と同様に、放送信号の精度を30
ppmとすると、図5に示す従来のPLL回路4に比
べ、100倍以上の高速追従が可能となる。
【0056】第3実施形態・・図3 図3は本発明のPLL回路の第3実施形態を備える受信
機の一部分を示す回路図であり、この受信機も、MPE
Gを利用した衛星多チャネル・デジタル放送用のもので
ある。
機の一部分を示す回路図であり、この受信機も、MPE
Gを利用した衛星多チャネル・デジタル放送用のもので
ある。
【0057】図3中、36は受信され、復調されたMP
EG混合トランスポート・ストリームmixed TSからデ
コードしようとするMPEGトランスポート・ストリー
ムを選別するTS選別装置、37はTS選別装置36か
ら出力されるMPEGトランスポート・ストリームのデ
コードを行うTSデコード装置であり、その構成の一部
分を示している。
EG混合トランスポート・ストリームmixed TSからデ
コードしようとするMPEGトランスポート・ストリー
ムを選別するTS選別装置、37はTS選別装置36か
ら出力されるMPEGトランスポート・ストリームのデ
コードを行うTSデコード装置であり、その構成の一部
分を示している。
【0058】TSデコード装置37において、38はM
PEGトランスポート・ストリームとして多重化された
信号の中から目的のPIDを持つトランスポート・パケ
ットを選別するTSパケット抽出回路、39は抽出した
トランスポート・パケット内にあるアダプテーション・
フィールドに符号化されたプログラム時刻基準参照値P
CRを取り出すPCR抽出回路、40は本発明のPLL
回路の第3実施形態である。
PEGトランスポート・ストリームとして多重化された
信号の中から目的のPIDを持つトランスポート・パケ
ットを選別するTSパケット抽出回路、39は抽出した
トランスポート・パケット内にあるアダプテーション・
フィールドに符号化されたプログラム時刻基準参照値P
CRを取り出すPCR抽出回路、40は本発明のPLL
回路の第3実施形態である。
【0059】本発明のPLL回路の第3実施形態40に
おいて、41はシステム・タイム・クロックSTCを出
力する水晶発振型の電圧制御発振器、42は電圧制御発
振器41から出力されるシステム・タイム・クロックS
TCをカウントしてシステム・タイム・クロック値を出
力するカウンタ、43はPCR抽出回路39から出力さ
れるプログラム時刻基準参照値PCRとカウンタ42か
ら出力されるシステム・タイム・クロック値を外部に取
り出すためのPCR・STC値取出し回路である。
おいて、41はシステム・タイム・クロックSTCを出
力する水晶発振型の電圧制御発振器、42は電圧制御発
振器41から出力されるシステム・タイム・クロックS
TCをカウントしてシステム・タイム・クロック値を出
力するカウンタ、43はPCR抽出回路39から出力さ
れるプログラム時刻基準参照値PCRとカウンタ42か
ら出力されるシステム・タイム・クロック値を外部に取
り出すためのPCR・STC値取出し回路である。
【0060】また、44はPCR・STC値取出し回路
43から取り出されたプログラム時刻基準参照値PCR
とシステム・タイム・クロック値から正規のプログラム
時刻基準参照値PCRとシステム・タイム・クロック値
との差分ΔPCRを算出するのに利用される制御用のC
PU、45はCPU44から出力される差分ΔPCRを
アナログ電圧に変換し、このアナログ電圧を制御電圧と
して電圧制御発振器41に供給するデジタル/アナログ
変換器である。
43から取り出されたプログラム時刻基準参照値PCR
とシステム・タイム・クロック値から正規のプログラム
時刻基準参照値PCRとシステム・タイム・クロック値
との差分ΔPCRを算出するのに利用される制御用のC
PU、45はCPU44から出力される差分ΔPCRを
アナログ電圧に変換し、このアナログ電圧を制御電圧と
して電圧制御発振器41に供給するデジタル/アナログ
変換器である。
【0061】ここに、CPU44は、結果的に、 ΔPCR=(PCR−STC)−[round{(PCR−ST
C)/k}*k] なる演算を行わせ、ΔPCRを正規のプログラム時刻基
準参照値PCRとシステム・タイム・クロック値との差
分としてデジタル/アナログ変換器45に供給するため
に使用するものである。但し、round は四捨五入関数、
kは1469である。
C)/k}*k] なる演算を行わせ、ΔPCRを正規のプログラム時刻基
準参照値PCRとシステム・タイム・クロック値との差
分としてデジタル/アナログ変換器45に供給するため
に使用するものである。但し、round は四捨五入関数、
kは1469である。
【0062】このように構成された受信機においては、
TS選別装置36において、デコードすべきMPEGト
ランスポート・ストリームの選別が行われ、TSパケッ
ト抽出回路38において、MPEGトランスポート・ス
トリームから目標とするパケットIDを含むトランスポ
ート・パケットの抽出が行われ、PCR抽出回路39に
おいて、トランスポート・パケットからプログラム時刻
基準参照値PCRの抽出が行われる。
TS選別装置36において、デコードすべきMPEGト
ランスポート・ストリームの選別が行われ、TSパケッ
ト抽出回路38において、MPEGトランスポート・ス
トリームから目標とするパケットIDを含むトランスポ
ート・パケットの抽出が行われ、PCR抽出回路39に
おいて、トランスポート・パケットからプログラム時刻
基準参照値PCRの抽出が行われる。
【0063】そして、PCR抽出回路39から出力され
たプログラム時刻基準参照値PCR及びカウンタ42か
ら出力されるシステム・タイム・クロック値は、PCR
・STC値取出し回路43を介してCPU44に供給さ
れ、CPU44において、正規のプログラム時刻基準参
照値PCRとシステム・タイム・クロック値との差分Δ
PCRが算出され、この差分ΔPCRがデジタル/アナ
ログ変換器45に供給され、システム・タイム・クロッ
ク値がプログラム時刻基準参照値PCRに追従するよう
に電圧制御発振器41が制御される。
たプログラム時刻基準参照値PCR及びカウンタ42か
ら出力されるシステム・タイム・クロック値は、PCR
・STC値取出し回路43を介してCPU44に供給さ
れ、CPU44において、正規のプログラム時刻基準参
照値PCRとシステム・タイム・クロック値との差分Δ
PCRが算出され、この差分ΔPCRがデジタル/アナ
ログ変換器45に供給され、システム・タイム・クロッ
ク値がプログラム時刻基準参照値PCRに追従するよう
に電圧制御発振器41が制御される。
【0064】このように、本発明のPLL回路の第3実
施形態40においては、1トランスポート・パケットの
転送時間の27MHzでのカウント値が1469である
ことから、PCR抽出回路39から供給されるプログラ
ム時刻基準参照値PCRとシステム・タイム・クロック
値との誤差が許容される範囲を1469の±1/2の±
734とし、CPU44において、正規のプログラム時
刻基準参照値PCRとシステム・タイム・クロック値と
の差分ΔPCRを算出するようにしている。
施形態40においては、1トランスポート・パケットの
転送時間の27MHzでのカウント値が1469である
ことから、PCR抽出回路39から供給されるプログラ
ム時刻基準参照値PCRとシステム・タイム・クロック
値との誤差が許容される範囲を1469の±1/2の±
734とし、CPU44において、正規のプログラム時
刻基準参照値PCRとシステム・タイム・クロック値と
の差分ΔPCRを算出するようにしている。
【0065】したがって、本発明のPLL回路の第3実
施形態40によっても、PCR抽出回路39から供給さ
れるプログラム時刻基準参照値PCRが正規のタイミン
グで供給されることが保証されていない場合であって
も、メモリを追加することなく、短い時間でシステム・
タイム・クロック値を正規のプログラム時刻基準参照値
PCRに追従させることができる。なお、本発明のPL
L回路の第3実施形態においても、本発明のPLL回路
の第1実施形態19の場合と同様に、放送信号の精度を
30ppmとすると、図5に示す従来のPLL回路4に
比べ、100倍以上の高速追従が可能となる。
施形態40によっても、PCR抽出回路39から供給さ
れるプログラム時刻基準参照値PCRが正規のタイミン
グで供給されることが保証されていない場合であって
も、メモリを追加することなく、短い時間でシステム・
タイム・クロック値を正規のプログラム時刻基準参照値
PCRに追従させることができる。なお、本発明のPL
L回路の第3実施形態においても、本発明のPLL回路
の第1実施形態19の場合と同様に、放送信号の精度を
30ppmとすると、図5に示す従来のPLL回路4に
比べ、100倍以上の高速追従が可能となる。
【0066】また、本発明のPLL回路の第1実施形態
〜第3実施形態においては、PCRとSTC値との差分
の許容範囲をMPEG混合トランスポート・ストリーム
における1トランスポート・パケットの転送時間の±1
/2の範囲とした場合について説明したが、必ずしも、
このようにする必要はない。しかし、1トランスポート
・パケットの転送時間のカウント値が放送仕様で一定値
tpとされていることから、PCRとSTC値との差分の
許容範囲を±tp/2の範囲とすることが好適である。
〜第3実施形態においては、PCRとSTC値との差分
の許容範囲をMPEG混合トランスポート・ストリーム
における1トランスポート・パケットの転送時間の±1
/2の範囲とした場合について説明したが、必ずしも、
このようにする必要はない。しかし、1トランスポート
・パケットの転送時間のカウント値が放送仕様で一定値
tpとされていることから、PCRとSTC値との差分の
許容範囲を±tp/2の範囲とすることが好適である。
【0067】また、本発明のPLL回路の第1実施形態
〜第3実施形態においては、本発明をMPEGを利用し
た衛星多チャネル・デジタル放送用の受信機に備えられ
るシステム・タイム・クロック生成用のPLL回路に適
用した場合について説明したが、本発明は、外部から供
給される基準時刻値と内部時刻値との差分が、外部から
供給される基準時刻値と内部時刻値との間に発生する可
能性のある誤差の最小値の整数倍であるPLL回路に広
く適用することができる。
〜第3実施形態においては、本発明をMPEGを利用し
た衛星多チャネル・デジタル放送用の受信機に備えられ
るシステム・タイム・クロック生成用のPLL回路に適
用した場合について説明したが、本発明は、外部から供
給される基準時刻値と内部時刻値との差分が、外部から
供給される基準時刻値と内部時刻値との間に発生する可
能性のある誤差の最小値の整数倍であるPLL回路に広
く適用することができる。
【0068】
【発明の効果】以上のように、本発明のPLL回路によ
れば、外部から供給される基準時刻値と内部時刻値とを
入力して内部時刻値が正規の基準時刻値に追従するよう
に電圧制御発振器を制御する電圧制御発振器制御回路を
備えているので、外部から供給される基準時刻値が正規
のタイミングで供給されることが保証されていない場合
であっても、メモリを追加することなく、短い時間で内
部時刻値を正規の基準時刻値に追従させることができ
る。
れば、外部から供給される基準時刻値と内部時刻値とを
入力して内部時刻値が正規の基準時刻値に追従するよう
に電圧制御発振器を制御する電圧制御発振器制御回路を
備えているので、外部から供給される基準時刻値が正規
のタイミングで供給されることが保証されていない場合
であっても、メモリを追加することなく、短い時間で内
部時刻値を正規の基準時刻値に追従させることができ
る。
【図1】本発明のPLL回路の第1実施形態を備える受
信機の一部分を示す回路図である。
信機の一部分を示す回路図である。
【図2】本発明のPLL回路の第2実施形態を備える受
信機の一部分を示す回路図である。
信機の一部分を示す回路図である。
【図3】本発明のPLL回路の第3実施形態を備える受
信機の一部分を示す回路図である。
信機の一部分を示す回路図である。
【図4】MPEGトランスポート・ストリームの混合例
を示す図である。
を示す図である。
【図5】MPEGを利用した衛星多チャネル・デジタル
放送用の受信機として、従来、提案されている受信機の
一例の一部分を示す回路図である。
放送用の受信機として、従来、提案されている受信機の
一例の一部分を示す回路図である。
【図6】図5に示す受信機が備えるシステム・タイム・
クロック生成用のPLL回路の構成を示す回路図であ
る。
クロック生成用のPLL回路の構成を示す回路図であ
る。
【図7】MPEGを利用した衛星多チャネル・デジタル
放送用の受信機として、従来、提案されている受信機の
他の例の一部分を示す回路図である。
放送用の受信機として、従来、提案されている受信機の
他の例の一部分を示す回路図である。
【図8】図5に示す従来の受信機が有している問題点を
説明するためのタイミングチャートである。
説明するためのタイミングチャートである。
mixed TS MPEG混合トランスポート・ストリーム PCR プログラム時刻基準参照値 STC システム・タイム・クロック
Claims (2)
- 【請求項1】クロックを出力する電圧制御発振器と、 前記クロックをカウントして内部時刻値を出力するカウ
ンタと、 外部から供給される基準時刻値と前記内部時刻値とを入
力して、前記内部時刻値が正規の基準時刻値に追従する
ように前記電圧制御発振器を制御する電圧制御発振器制
御回路を備えていることを特徴とするPLL回路。 - 【請求項2】前記電圧制御発振器制御回路は、前記外部
から供給される基準時刻値が正規のタイミングで供給さ
れている場合には、前記外部から供給される基準時刻値
と前記内部時刻値との差分に基づいて前記電圧制御発振
器を制御し、前記外部から供給される基準時刻値が正規
のタイミングで供給されていない場合には、正規の基準
時刻値と前記内部時刻値との差分を算出し、この算出し
た差分に基づいて前記電圧制御発振器を制御するように
構成されていることを特徴とする請求項1記載のPLL
回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11885899A JP2000312147A (ja) | 1999-04-27 | 1999-04-27 | Pll回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11885899A JP2000312147A (ja) | 1999-04-27 | 1999-04-27 | Pll回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000312147A true JP2000312147A (ja) | 2000-11-07 |
Family
ID=14746889
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11885899A Withdrawn JP2000312147A (ja) | 1999-04-27 | 1999-04-27 | Pll回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000312147A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001082603A1 (en) * | 2000-04-24 | 2001-11-01 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Data broadcasting service system of storage type |
| JP2004343697A (ja) * | 2003-02-18 | 2004-12-02 | Thomson Licensing Sa | イメージ情報及び同期情報を包含するビデオ信号を伝送する第1のビデオ装置のタイムベースとビデオ信号を受信する第2のビデオ装置のタイムベースとを同期させる方法及びビデオ装置 |
| JP2007228061A (ja) * | 2006-02-21 | 2007-09-06 | Toshiba Corp | Ts処理装置及びts処理方法 |
-
1999
- 1999-04-27 JP JP11885899A patent/JP2000312147A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001082603A1 (en) * | 2000-04-24 | 2001-11-01 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Data broadcasting service system of storage type |
| JP2004343697A (ja) * | 2003-02-18 | 2004-12-02 | Thomson Licensing Sa | イメージ情報及び同期情報を包含するビデオ信号を伝送する第1のビデオ装置のタイムベースとビデオ信号を受信する第2のビデオ装置のタイムベースとを同期させる方法及びビデオ装置 |
| JP2007228061A (ja) * | 2006-02-21 | 2007-09-06 | Toshiba Corp | Ts処理装置及びts処理方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060704 |