JP2000312178A - 携帯電話、phs等の記憶担体用データメモリバックアップシステム - Google Patents

携帯電話、phs等の記憶担体用データメモリバックアップシステム

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JP2000312178A JP11188919A JP18891999A JP2000312178A JP 2000312178 A JP2000312178 A JP 2000312178A JP 11188919 A JP11188919 A JP 11188919A JP 18891999 A JP18891999 A JP 18891999A JP 2000312178 A JP2000312178 A JP 2000312178A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 データのバックアップは利用者自身の手元の
みで行い、しかも毎日利用しやすい形態を提供して、可
能な限り利用者のデータが装置の紛失や故障の際にも残
るようにする。 【解決手段】携帯型情報端末の充電動作に応じて携帯電
話の充電端末と、データ用コネクタが接続され、充電開
始作業が始まるように充電器1を形成し、充電器1に設
けられたボタンにより、充電器内に設けた複数のメモリ
へ選択的にバックアップができる。バックアップ作業
は、充電動作中に行う。次に、同様の選択動作を行って
から充電器側に蓄積されたデータを戻すリストア作業を
行い、携帯型情報端末側に蓄積されたデータを戻すリス
トア作業を行い、携帯型情報端末から充電器側へ記録さ
せるデータは、携帯型情報端末の表示画面をそのまま撮
像素子で入力が可能で、機種違いデータ蓄積プロトコル
の相違に影響なくデータを保存できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】携帯電話、PHS、コードレ
スホン等の小型移動通信装置に設けられた記憶担体に各
々設けられた記憶情報のバックアップシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】携帯電話、PHS、コードレスホン等の
小型移動通信装置の利用頻度は加速度的に増加してお
り、該装置に設けられた記憶担体に各々設けられた記憶
情報の量も増加し、重要性が高まってきている。また、
情報量が多くなるにつれて、その記憶担体に記録されて
いる情報も増加し、メモ等の複写物を残すことも実質困
難になってきている。このような利用状態において、該
装置の紛失や故障などによって記憶情報を失うと原本ご
と失うケースが増加している。このような問題を解決す
る一手段としては、特開平10−69436号公報に開示され
ているように、小型移動通信装置に同移動通信局との間
でデータ伝送を双方向に可能とし、そのデータ伝送の対
象を該記憶担体内の記憶情報とする技術が開示されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この特
開平10−69436号公報で開示したデータ伝送によって保
護されるであろうデータは該通信局内のデータベースに
蓄積され、そのデータの漏洩の可能性はそのデータベー
スの管理条件に依存する。本発明では、本質的にデータ
のバックアップは利用者自身の手元のみに置き、しかも
利用しやすい種々の形態を提供することで、可能な限り
利用者のデータが該装置の紛失や故障の際にも残るよう
にする携帯電話、PHS等の記憶担体用データメモリバ
ックアップシステムを提供することにある。即ち、携帯
型情報端末の充電動作に応じて携帯電話の充電端末と、
データ用コネクタが接続され、充電開始作業が始まるよ
うに充電器1を形成し、この充電器1に設けられたボタ
ンにより、充電器内に設けた複数のメモリへ選択的にバ
ックアップさせることができる(例えば、仕事用バック
アップ用ボタン、プライベート用バックアップ用ボタン
の何れかを選択する)。このバックアップ作業は、上記
充電動作中に行うことができる。次に、同様の選択動作
を行ってから充電器側に蓄積されたデータを戻すリスト
ア作業を行うことにより、携帯型情報端末側に蓄積され
たデータを戻すリストア作業を行うことにより、携帯型
情報端末から充電器側へ記録させるデータは、携帯型情
報端末の表示画面をそのまま撮像素子で入力することが
可能で、この場合には機種違いデータ蓄積プロトコルの
相違に影響なくデータを保存することができる。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上の問題点を解決する
ために本発明の記憶担体用データメモリバックアップシ
ステムでは携帯電話やPHS等の蓄電池駆動をする記憶
担体の記憶情報を情報入力する手段と、該記憶担体の蓄
電池に対する電源供給時の供給時固有の供給動作に関連
して上記情報入力を開始する読み取り環境制御手段と、
該情報入力した信号を選択する選択手段と、該選択手段
で選択された信号を記憶するメモリ手段と、該メモリ手
段に記憶された表示、データ出力またはリストアするメ
モリ内容活用手段とから構成したことを特徴としてい
る。また、別の特徴による本発明の記憶担体用データメ
モリバックアップシステムでは、携帯電話やPHS等の
蓄電池駆動をする記憶担体の記憶情報を情報入力する手
段と、該記憶担体の蓄電池に対する電源供給時の供給時
固有の供給動作に関連して上記情報入力を開始する読み
取り環境制御手段と、該情報入力した信号を選択する選
択手段と、該選択手段で選択された信号を記憶する複数
のメモリ手段と、該複数のメモリ手段に記憶された信号
の何れかを選択して、その選択された記憶信号を表示、
データ出力またはリストアするメモリ内容活用手段とか
ら構成されたことを特徴としている。また、別の特徴に
よる本発明の記憶担体用データメモリバックアップシス
テムでは、携帯電話やPHS等の記憶担体の記憶情報を
該記憶担体に設けられた表示装置を介して光学的に情報
入力する手段と、該情報入力した信号を選択する選択手
段と、該選択手段で選択された信号を記憶するメモリ手
段と、該メモリ手段に記憶された表示、データ出力また
はリストアするメモリ内容活用手段とから構成したこと
を特徴としている。
【0005】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施例を示す
概略図、図2は図1で示した携帯電話およびデータ送受
信機能付充電器の部分拡大斜視図、図3は図1で示した
コネクター部分の部分拡大図、図4はデータ送受信機能
付充電器に携帯電話を差し込んだ状態における部分断面
説明用側面図、図5は制御キー周辺の詳細を示してお
り、(A)はその部分拡大斜視図、(B)は部分拡大側
面図、図6は、多種の携帯電話に対応させるために、案
内部材を着脱自在に設けられることを示す説明用斜視図
であり、そして図7はデータ送受信機能付充電器の分解
斜視図である。また、図1において、本発明の概要を説
明し、図2〜図10を参照して詳細に説明する。
【0006】図1(A)はデータ送受信機能充電器の外
観であり、図1(B)では、その最も単純化した回路構
成を示している。すなわち、携帯電話を代表する携帯型
情報端末を充電の目的として、同図の矢印のように差し
込むことにより、携帯電話の充電端子と、データ用コネ
クタは接続される。また、携帯電話が正しく差し込まれ
たかどうかを、制御キー3が監視しており、正しく差し
込まれたことに対応して、1bへ図示していない電源か
らの電圧供給(通常の充電設備を利用するため、特に詳
細は省略)が開始されて充電開始作業が始まる。また、
この充電器1の前方表面に設けられた2つのボタン
(い)および(ろ)は例えば、(い)が仕事用のデータ
を扱うボタンとすることができ、(ろ)はプライベート
用のデータを扱うボタンとすることができる。このボタ
ンは何れか一方を押すことができるボタンであり、例え
ば(い)のボタンを押している場合、携帯電話内メモリ
に保存してある仕事用のデータが自動的に保存される。
そして、保存が終了すると、その終了の目印として
(い)の下がっているボタンがポップアップする。一
方、プライベート用のデータが保存してある携帯電話の
場合には、あらかじめ(ろ)のボタンを押してから、充
電器1へ携帯電話を挿入する。そして、同じくバックア
ップが完了した時点で、(ろ)のボタンがポップアップ
する。以上が、携帯電話内のデータを充電器1側にバッ
クアップする一例を示している。次に、上記のバックア
ップされたデータを携帯電話側へ戻すリストア作業の一
例を説明する。(い)および(ろ)のボタンが上がって
いる状態で且つ携帯電話が充電器1に挿入されている条
件下において、(い)または(ろ)を押す。例えば
(ろ)を押したとすると、(ろ)の側のメモリにバック
アップされたプライベートのデータが携帯電話側へリソ
トアされ、その後そのボタンはポップアップする。も
し、利用者自身が、このバックアップ作業前に携帯電話
のメモリ内をクリアー作業を行っていれば、結果として
携帯電話内は、プライベートのデータのみとなる。とこ
ろで、図1(B)の一点鎖線で描いた線は、制御キー3
の監視領域を示している。即ち、上記バックアップ作業
と、リストア作業は、制御キー3の監視によって、携帯
電話が正常な位置に装着されれいる場合に限って、実行
されるように監視がなされている。以上の説明は、充電
器1を単独で利用する例を示しているが、図2〜図10
においては、図1で示した概要を具現化するための各構
成の詳細および、複数の充電器1を応用するシステムま
でを説明している。
【0007】まず、図2において、1はデータ送受信機
能付充電器であり、1aは携帯電話に対応したデジタル
データ用コネクタ(雌)、1bはコネクタタイプ用充電
端子(雌)、1dは案内部材、1eは制御ボックス、3
は制御キーである。一方、2は標準的な携帯電話であ
り、2aは携帯電話内の情報伝達をするためのデジタル
データ用コネクタ(雄)、2bは携帯電話の内蔵蓄電池
に接続されるコネクタタイプ用充電端子(雄)、2cは
一般用充電端子、2fは携帯電話2の背面側に粘着テー
プにより貼付装着された貼付型凹部であり、この貼付型
凹部2fは、制御キー3の突出した端部の形状に対応し
ている{なお、この凹部2fは、携帯電話のボディー
に、製造時から形成してもよい}。
【0008】以上の構成によるデータ送受信機能付充電
器1と、携帯電話2とは次ぎのように関連づけられてい
る。案内部材1dは携帯電話2の本体を案内する部材で
あり、案内部材1dの間に位置決めされたデジタルデー
タ用コネクタ(雌)1aおよびコネクタタイプ用充電端
子(雌)1bの双方を、これらに対応する携帯電話側の
デジタルデータ用コネクタ(雄)2aおよびコネクタタ
イプ用充電端子(雄)2bの嵌合を助けるとともに、ひ
ねり方向の着脱防止を行なう作用を有している(図2〜
図4を参照)。
【0009】制御ボックス1eの中央コネクタ側には制
御キー3が備えられている。この制御キー3は、図3で
詳細に示したように、くちばし形状の先端部3Aを備え
該先端部3Aは回転軸3Bで回動可能に支持され、この
回動状態は発光素子と受光素子および遮蔽板3Sとで構
成された先端部3Aの位置検出装置3Cによって監視さ
れている。さらに、先端部3Aの位置はその回転軸3B
から離れた位置においてプランジャー3Dと連結されて
いる。このプランジャー3Dは、制御ボックス1eから
の指令に基づいて動作している。また、このプランジャ
ー3Dと正常な方向で携帯電話1をデータ送受信機能付
充電器1へ挿入すると、デジタルデータコネクタ(雄
雌)およびコネクタタイプ用充電端子(雄雌)が嵌合
し、同時に携帯電話2の背面側の所望の位置に設けた貼
付型凹部2fの凹部に制御キー3が係合される。この制
御キーに関連する動作は下記の通りである(図4および
図5を参照)。
【0010】[1] プランジャー3Dによって制御キーが
突出状態3Tとなるように駆動することで、携帯電話2
が図面上下方に行くことを拒否をする(下方拒否) [2] プランジャー3Dによって制御キーの位置を自由に
することで携帯電話2をさし込め得る状態とする(下方
可能) [3] プランジャー3Dによって制御キーの位置を非突出
状態3Uとすることで携帯電話2の抜き差しを自由とす
る(上下可能) [4] 差し込み完了した携帯電話2の離脱を不可能とする
(上方拒否) ところで、3Eはプランジャー3Dを[3] 状態とさせる
離脱許可スイッチである。また、該先端部3Aの回転運
動、は前記のようにプランジャー3Dの動作によって
[1]〜[4]の状態を取ることを説明したが、さらに、その
プランジャー3Dの動作に応じて、先端部3Aの位置状
態を把握して、携帯電話が正常に差し込まれているか、
あるいは差し込まれていない等の情報位置検出装置3C
との相互監視によって確認される。
【0011】例えば、プランジャーが柔軟な状態にされ
ている場合、携帯電話が挿入された場合、先端部3Aの
位置は突出状態の3Fから3Gを通過して3Hまで深く
入り、再度3Gの位置で安定している。さらに、プラン
ジャー3Dを突出方向に駆動しても3Gの位置で安定し
ていれば、明確に携帯電話が挿入されていることを確認
できる。その一方、プランジャー3Dを突出方向へ駆動
して3Fの位置で安定した場合、携帯電話は挿入されて
いないことを確認することができる。
【0012】このようにして、携帯電話が正しくセット
されているか否かを確認することができ、確認後におい
てデジタルデータ用コネクタ(雌)1aとデジタルデー
タ用コネクタ(雄)2aとにおいてデジタルデータの送
受信作業を行なうようにし、この送受信作業時において
プランジャー3Dは[4] の上方拒否状態とすることで、
データの受け渡し中にエラーの発生するような中断動作
を防止することができる。また、複数のデータ送受信機
能付充電器1を接続して相互データ更新をするような場
合においては、既に接続している携帯電話を抜き出すこ
とを防止する[4] とすることに加えて、更に別のデータ
送受信機能付充電器1へ新たな携帯電話の挿入を禁止す
る[1] とすることができ、これにより、複数の携帯電話
間でのデータやり取り中に、現在送受信している他の携
帯電話が割り込むような状況を防止することができる。
また、図6において、符合1vは赤青黄に色変化する発
光素子であり、この発光素子1vを上記携帯電話の抜き
差しが視覚的判別可能にするために設けたものでり、そ
の動作の詳細は図9における説明において後述する。ま
た、同図において、案内部材1dは着脱自在に設けられ
ている。また、案内部材1dは携帯電話の外形違いに対
応可能とするために、点線で示した内形1d’を希望の
種類に応じて複数種類作成することで、データ送受信機
能付充電器の一部を取り替えることにより、様々なメー
カや機種に対応させることが可能となる。このような高
度なセキュリティー機能を有するデータ送受信機能付充
電器1の具体的な動作ブロック図を図7に示す。以下、
図7に基づいて説明する。
【0013】4台の携帯電話2および、各々対応するデ
ータ送受信機能付充電器1が用意され、このデータ送受
信機能付充電器1内には{必要に応じて外部へ設けて)
インターフェース手段S7が各々に設けられる。このイ
ンターフェース手段とは、複数種類の別のプロトコルで
作動している携帯電話2に内臓されているメモリー部分
へのアクセスを可能とする手段である(従存の技術を利
用)。また、このインターフェース手段S7所望に応じ
て、携帯電話2と充電器1との嵌合関係を監視する制御
手段としても機能させている。また、4つのインターフ
ェース手段とパーソナルコンピュータPとは、ラン(L
UN)接続がなされている。また、パーソナルコンピュ
ータP内には、必然的にLUNを作動し得るソフト環境
を持たせている(従存技術を採用、例えばウインドウズ
95(商標)等を利用)。
【0014】図7で示した装置におけるデータの受け渡
しの状態を図8のブロック図により説明する。複数のイ
ンターフェースS7の出力は、各々イおよびロの2種類
を備え目的に応じて異なる2種類のデータ出力環境を有
している。これら2種類の出力環境イロは、例えば、
“イ”が仕事関係のデータ出力であり、“ロ”がプライ
ベートなデータ出力などとして利用することができ、こ
の複数種類の扱いは、基本的にパーソナルコンピュータ
Pの司令に応じて、選択がなされる。また、各インター
フェースと、パーソナルコンピュータPとは、互いに連
結され、例えば、コンピュータPとインターフェース手
段Aとの相互データ移動、あるいは、インターフェース
手段Aとインターフェース手段Bとの相互データ移動等
を可能としてる。さらに、この様なデータ移動は出力環
境“イ群”、“ロ群”を分類してデータ処理を可能して
いる。
【0015】同8図において、図面の上方にA〜Dで記
載したインターフェース手段S7は、データ送受信機能
付充電器内に設けられたものである。従って、この図の
場合、4台のデータ送受信機能付充電器が設けられてい
る状態を示している。これらインターフェース手段S7
からのデータ入出力は各々“イ”“ロ”の2種類設けら
れ、その“イ”の入出力は、装置Pのイ群中の選択手段
S3と入出力関係を形成している。同様に、データ入出
力“ロ”は、装置Pのロ群中の選択手段S3’と入出力
関係を形成している。以上の関連付けは前述のLUNに
よってデータの往復が実現されており、また、その実際
の接続状態は図7に示した通りであります。そのため
に、万が一装置Pが故障したり、あるいは省略した場合
でも、例えば、隣り合うインターフェース手段S7同士
で上記“イ”“ロ”のデータは相互に入出力関係を形成
可能としている。このような場合、例えば1人で複数個
の携帯電話を所有している場合、一方が他方のデータバ
ックアップ用のメモリとして働かすことができ、もし、
3台の携帯電話を持っている場合、2台の携帯電話のメ
モリに“イ”“ロ”の各々のデータをメモリし、利用す
る残りの一台の携帯電話に“イ”“ロ”の何れか一方の
データを送り返すように作業させることができる。
【0016】また、必要に応じて上記複数の携帯電話の
データバックアップのタイミングは、必ずしも、充電時
に対応させる必要はなく、任意のタイミングでデータ交
換をさせることが可能である。具体的には、1台目、2
台目および3台目の携帯電話が互いにデータ送受信機能
付充電器に装着されて、3台の携帯電話は充電時のタイ
ミングが取れない状態(例えば、3台共充電完了してい
る状態)において、1台目の携帯電話のデータ送受信機
能付充電器から、3台目の携帯電話のデータ送受信機能
付充電器に向けてデータ交換をする時は、送信側の1台
目の携帯電話のデータ送受信機能付充電器に接続してい
る3台目のものを対象にバックアップ指示が可能となる
ように、1台目のデータ送受信機能付充電器内に設けら
れているインターフェース手段S7を動作させて、デー
タ送受信を行なうようにすることが可能である。この場
合、上記インターフェース手段S7を指示するタイミン
グがデータのバックアップ開始のタイミングとなる。上
記は、複数の携帯電話を利用した条件について述べた
が、単一の携帯電話を単一のデータ送受信機能付充電器
に装着してデータ送受信を行う場合においても、将来、
充電時間が非常に短縮される場合、あるいは太陽電池の
供給によってエネルギー供給時間が昼間等に限られてい
るような場合を想定し、この条件に対応するために、充
電時のタイミングに頼ることなく、任意の時間でデータ
送受信を行えるように構成させることができる。例え
ば、毎日夜中の3時にデータバックアップをさせる等の
特定の時間で動作させたり、あるいは、データ送受信機
能付充電器に予め設けた動作開始ボタン(図示せず)を
押すタイミングで、データバックアップを開始させるこ
とが可能となる。なお、このようなデータ送受信機能付
充電器の充電時のタイミングに依存しない場合でも、こ
のデータ送受信機能付充電器が、通常の充電操作と同様
に携帯電話を充電器に装着するだけで、装着された携帯
電話の充電条件が満たされ、且つ、装着された携帯電話
内に記憶されたデータをデータ送受信機能付充電器のメ
モリ装置へ転送し、記憶する作業の条件が満たされ、所
望のタイミングでデータ転送および/または充電が開始
される。
【0017】所で、装置P(実際には1つのパーソナル
コンピューター)へ時分割方式若しくは、複数の入出力
系統(USB端子若しくはSCSI端子)を用いてイ群
のデータとロ群のデータを選択手段S3およびS3’に
対して、相互に入出力関係を形成させている(必要に応
じて複数のパーソナルコンピュータを利用してもよ
い)。
【0018】次ぎにイ群において、選択手段S3に達し
たデータの動きを説明する。選択手段S3のデータは上
記A〜Dの何れかのデータを選択してデータが装置Pへ
伝達され、そのデータは次ぎにメモリ手段S4へ伝達さ
れて記録される。さらに、同データは、メモリ内容活用
手段S5へ伝達されて、この手段によって表示、再
入力、加減算、および機種間互換処理等が行われ
る。この処理後において、必要なデータは再度メモリ手
段で再記録され、利用者の指示の元に、つまり実際には
パーソナルコンピュータ上で指示を与えることにより、
イ群のデータは逆流してインターフェース手段S7へ戻
り、更にこのインターフェース手段を備えているデータ
送受信機能付充電器に差し込まれている携帯電話のメモ
リへ編集されたデータが記録し直される。同様にロ群に
おいても同様の処理がなされ、携帯電話のメモリが1系
統しかない場合には、イ群、ロ群の何れかを選択して選
択されたデータのみが携帯電話のメモリ内へ記憶され
る。また更に、上記構成から成る本発明の一実施例の作
動状態を図9のフロー図で示し、以下に説明をする。図
中いおいて、各ステージはSS1〜SS7で示している。先
ずステージSS1のスタートは、基本的に、少なくとも1
つのデータ送受信機能付充電器が、もう一つのデータ送
受信機能付充電器あるいは、パーソナルコンピュータ等
の装置Pと接続された状態を示している。
【0019】ステージSS2においては、携帯電話を含む
充電を必要とする機械が、充電器に接続されたか否かを
検出するまで待機するステージで、携帯電話がデータ送
受信機能付充電器の所定位置へ挿入されたことを検出し
た時点で、次ぎのステージSS3,SS4およびSS5の3つの動
作をほぼ同時に開始する。即ち、ステージSS3では、携
帯電話内のメモリに対するデータの送受信操作が開始さ
れ、ステージSS4では一定時間充電器に備えているロッ
ク機能で、装置の追加もしくは引き抜きを禁止するとい
うロック動作を行なう。また、ステージSS5では、挿入
された携帯電話の蓄電池に対して、充電を開始している
ことを表している。
【0020】また、上記ステージ中SS3のデータ送受信
操作はSS6において完了したか否かを判断しており、送
受信操作が完了した時点で、次ぎのステージSS7へその
完了したことが伝達される。このステージSS7では、そ
の後充電器に備えているロック機能の、装置の追加もし
くは引き抜きを禁止を解除する。最後に、追加機能とし
てステージSS8を設けているその詳細は、データの送受
信が完了し、且つ、充電が完了したら上記ロック機能の
解除状態から、同ロック機能に追加したポップアップ機
能を働かせて、携帯電話をポップアップさせて、利用者
が、本件を持ち出すことが、視覚的に明確になるように
する。尚、ポップアップの代りに、持ち出し許可(OK)
の3種類の色信号を付けることで、代用(若しくは併
用)させることができる。この信号を利用する場合、赤
はデータ送受信中にて、抜き差し禁止、黄色はデータ送
受信は完了しているが充電は完了していない状態を示
し、青は、データ送受信および充電が完了しているか、
あるいは、これから充電やデータ送受信をすることを受
入れ可能であるその双方を意味させる。
【0021】図10は、図1を参照して説明した本発明
の概要で説明したバックアップとリストアの手順をフロ
ー図に示したものである。以下、同図10の流れに沿っ
て説明をする。ステージSS10は、携帯電話が充電器1に
差し込まれているということを前提として、開始してお
り、SS11において、充電器1に設けられた(い)か
(ろ)のいずれかのボタンが押されていたか、あるいは
何れのボタンも押されていないのかを確認するステージ
である。そして、何れかのボタンが押されている場合に
は、ステージSS12へと移行する。即ち、(い)か(ろ)
の何れかのメモリーにバックアップが開始される。その
後、ステージSS14へ移行する。ここでは、バックアップ
が完了した時点で、(い)か(ろ)のボタンが上がると
いう動作を示している。このボタンが上がるという動作
は、前記のステージSS11の選択に関連してくる。次ぎの
ステージSS16においては、バックアップのみの目的であ
れば、この時点で終了、即ち、充電が完了しているなら
ば、躊躇無く充電器から引き抜いて利用をする。また、
充電が完了してない場合には、それを承知の上で引き抜
いて利用することになる。その一方で、一旦バックアッ
プした後に、新たにデータをリストアしたい場合、もし
くは、最初の段階SS11の時点で(い)か(ろ)のいずれ
かのボタンが押されていない場合においては、ステージ
SS13へ移行する。ここではじめて、リストア用として
(い)か(ろ)のボタンが押される。その押されたボタ
ンに対応する側にバックアップされていたデータが、そ
の接続されている携帯電話へリストアがなされる。ステ
ージSS15では、このリストアが完了した時点で(い)か
(ろ)のボタンが上がることで、データのやり取りは終
了していることが分かる。このデータのやり取りは、前
記の信号に代替することも可能である。次ぎに、リスト
アが完了した時点で、この作業は終了する。
【0022】図11の(a)は本発明のバックアップシ
ステムの一実施例を示すバックアップ装置の平面図、
(b)は読み取り対象とした携帯電話の平面図である。
また、図12の(a)は前記バックアップ装置の部分断
面側面図であり、(b)は前記携帯電話の側面図であ
る。図11〜図13に基づいて、バックアップ装置の特
徴を説明する。バックアップ装置(a)は上から光学的
情報入力部A、データ処理部Bおよび充電器部Cの3構
成から成る。
【0023】光学的情報入力部Aは、フードA1、レンズ
A2、撮像素子(CCD)A3、ランプA4および液晶モニター
A5から構成される。フードA1の特徴は、内面が鏡面仕上
げであり、携帯電話の表示部に対応する位置に光学的な
開口が設けられ且つ全体が四角錐状のホーン形状成しま
た、レンズA2、撮像素子A3およびランプA4がその内側で
位置決めされる。ランプA4は開口面とは対向側に設けら
れ、ランプA4の光源は鏡面仕上げによる反射を繰り返し
ながら、開口面側へ光が拡散しつつ放出される。レンズ
A2は開口側に設けられており、開口面側へ放出した光源
を参照光として、表示部の反射光を受光するレンズであ
り、表示部自身が光源であった場合には、ランプA4の光
源には頼ることなしに、表示内容をレンズA2は受光する
ことができる。撮像素子A3であるCCDはレンズA2で受光
した表示内容を撮像するものであり、そのために、レン
ズA2で作られるイメージは撮像素子A3の撮像面上に形成
されるように互いの位置関係が調節される。なお、フー
ドA1の頂点側の外面には、液晶モニターA5が設けられて
おり、後述するデータ処理部Bで処理された結果のビデ
オ情報が送り返されて、この液晶モニターA5に映し出さ
れる。
【0024】データ処理部Bは、撮像素子A3で得られた
イメージ情報と記憶担体の規定出力から得られたデジタ
ルデータによる、文字情報の双方を選択的あるいは同時
に入力する等の読み取り条件を決定する読み取り環境制
御手段S1と、環境制御手段S1の1つの選択により、イメ
ージ情報の入力を選択した場合、撮像素子A3で読み取っ
たイメージ情報Iはこの読み取り環境制御手段S1の指示
に従って、次のノイズ情報除去手段S2へ入力され、ここ
で撮像素子A3で得られたデータ中、多量に点在する読み
取りエラーや表示周辺の枠などのいわゆるノイズ成分を
除去する。この処理後に、次の選択手段S3へデータ伝達
がなされ、ここでメモリするべき必要最小限度の情報に
データの取捨選択が行われる。この選択手段S3を介して
得た信号を記憶するメモリ手段S4と、メモリ内容活用手
段とから構成される。一方、記憶担体の規定出力から得
られたデジタルデータによる文字情報Dは、蓄電状態監
視手段S6からの信号に基づき、蓄電状態に移行したこと
を認識したことにより、同読み取り環境制御手段S1の指
示および、携帯電話やPHS等の記憶担体の記憶情報の
排出手続を同記憶担体の機能として予め用意したリモー
トコントロール手段を介してあるいは、利用者自身の記
憶担体に設けられたファンクションキーなどを押すマニ
ュアル作業により記憶情報をデジタルデータとして排出
する手続を行なう。また、所望により光デジタルアウト
を利用して同デジタルデータDを得る。このようにして
得られたデジタルデータDは、選択手段S3へデータ伝達
がなされ、ここでメモリするべき必要最小限度の情報に
データの取捨選択が行われ、この選択手段S3を介して得
た信号をメモリ手段S4で記憶し、記憶されたデータはメ
モリ内容活用手段によって、多種の活用がなされる。例
えば、液晶モニターA5へ現在記録しようとしているデ
ータや、既に記録されたデータ等の任意のデータを表示
させる。この表示によって利用者は、記録すべきデータ
の確認をしたり、記録されたデータから所望の人の電話
番号などを見ることができる。再入力、これは、携帯
電話などの記憶担体のデジタルデータDを本体へ入力す
る過程の逆過程を経て、携帯電話などの記憶媒体内の記
憶部へ再入力する活用手段を提案しているものである。
加減算、これは、複数回に渡ってデータ入力をする場
合に前データへ加算したり、重複したデータを減算する
処理を意味する。機種間互換処理、これは予め決定し
た機種以外のデータ入出力をする場合の、相関性を取る
処理である。なお、ここで述べた蓄電状態監視手段S6と
は、例えば、充電器部Cの所定位置に携帯電話bを差し
込む際に設けられた光感知式スイッチSWが反応すること
による。あるいは、充電器部Cの所定位置に携帯電話b
を差し込み、その後、端子C1を介して携帯電話bへ充電
用電流が供給がなされた状態を検出することによる。少
なくとも二つの形態が取り得る。
【0025】充電器部Cは一般的な充電に関連する電流
制御などを行なう回路に加えて、記憶担体からの前記デ
ジタルデータDの入出力を行なう端子C1が設けられてい
る。また、図面位置において、充電器部Cの右肩部に
は、回動可能な本体部コネクターC2が設けられている。
この回動機能を利用して、本体Bが図面上において直立
状態になった場合において、イメージの読み取りを行
い、本体Bを水平にした場合にデジタルデータDの入出
力を行なうように設計され、その動作選択は、前述の通
り、読み取り環境制御手段S1の指示で行なうようにされ
ている。また、このコネクターC2の中心位置には接続端
子C3が設けられ、本体部からの指示やデータのやりとり
がこの接続端子を介して行われるとともに、本体部Bと
充電器部Cとは適宜着脱自在に設計されており、充電部
Cと本体部Bとを離脱した状態において、本体部Bと読
み取り部Aから構成される読み取り装置は、充電器部C
を切り離すことにより小型化される。また、充電器部C
は前記携帯電話(b)の充電のみならず、本体部Bに設
けられた(図示せず)充電池に対しても充電を行なうよ
うにしているので、本体部Bと充電池部Cとを離脱して
も、充電池の電流が十分得られている間は、利用者が持
ち運んで使用することがなされている。
【0026】図11〜図14に対応した前記実施例で
は、デジタルデータDと、イメージデータIの2つのデ
ータを対象とする複合型として、説明しているが本発明
は、その複合された実施例に限定されるものではなく、
例えば、上記のイメージデータIを記録するシステム
と、デジタルデータDを記録するシステムとの各々を単
一利用すること、あるいは複合された両装置を適宜分離
して独立形態とすることができ、且つ独立して使用する
ことができる。データ処理部Bにおいて、ノイズ情報除
去手段S2、選択手段S3などを省略し、より簡易的な入力
形態にすることができる。光学的情報入力部Aは、デジ
タルカメラや、パソコン用アダプターとして用意された
CCDカメラ等を利用することもできる。光学的情報入
力部Aから得られるイメージデータを単純なイメージ情
報圧縮過程を経て、メモリ手段S4へデータ伝送を行うよ
うにすることができる。メモリ内容活用手段S5に例をあ
げた〜に加えて、OCR(オプティカルキャラク
ターリーダー)機能を持たせてもよい。それにより、イ
メージでなければ入力できないタイプの子機電話に記録
されている住所録データを、イメージ的に入力し、その
後、デジタルデータDの形式で、別のデジタルデータの
扱える機種へ移動するといったことが可能になる。
【0027】図11〜図14に対応した前記実施例で
は、データ処理部Bの形状は、直方体で携帯電話などの
キーボードの箇所に手が触れるような開口A6(図13参
照)を設け、データ入出力時において入力対象である携
帯電話などのキーボードやファンクションキーに不自由
なく触れることができるようにしている。このような目
的で開口A6を設けているので、その開口A6と同一条件を
作れるならば、このデータ処理部Bのケースの形状はコ
の字状、L字状など、様々な形状を持たすことができ
る。また、必要によりこのバックアップ装置(a)は上
から光学的情報入力部A、データ処理部Bおよび充電器
部Cの3構成の何れかに、予備入力用キーボードを設け
たり、あるいは予備キーボードのための接続端子を設け
ることができる。このバックアップ装置(a)は上から
光学的情報入力部A内にデータ処理部Bの処理回路を全
て納めて、より小さい形態とすることができ、それによ
り、データバックアップを拠点地へ返らなくとも逐次行
うことができるようになる。
【0028】なお、前記図14における説明においてデ
ジタルデータによる文字情報を入力する手続は、データ
入力の通信プロトコルや、文字情報の互換などは携帯電
話bと、本機との間は予め互換が行われているものとし
て説明しているが、実使用においては、他機種において
も利用できる必要性が高い。その場合におけるデジタル
データDの入力について補足説明をする。まず、デジタ
ルデータDは、前記の通り、充電器部Cに設けられた接
続端子C1を介して入力する方法と、通常の通信ケーブル
を介して接続する大別するとこの2種類があり、所望に
より光通信や、電波による通信手段を介してデジタルデ
ータは携帯電話から出力がなされる。但し、この出力は
メーカ間によって異なるため、その互換処理をする必要
があり、この互換処理は入力時と、そのデータを再度携
帯電話へ戻す場合の出力側にも互換処理が必要である。
この出力側の互換処理はメモリ内容活用手段S5の一動作
として説明した通りである。これに対して、入力時の互
換処理は、インターフェース手段S7を介して行われる。
その処理内容は、{1}各機種に応じた通信接続プロトコ
ルを逐次選択して行なう。{2}各機種に応じたテキスト
データの互換処理を逐次選択し行なう。{3}パソコンを
介してデータ入力を行なう場合のソフトウエアー接続処
理を行なう等が提案される。
【0029】図15は、携帯電話やPHS等の蓄電池駆
動をする記憶担体の記憶情報であるデジタルデータDを
データ送受信機能付充電器1への装着条件が得られたこ
とをトリガーとして、デジタルデータDの入出力を行な
う回路の一例であり、特に記憶担体側に設けた蓄電池へ
の充電と、デジタルデータDの入出力の双方を非接触で
実行させる一例を示す第3の実施例を示すものである。
また、更に同図ではメモリ手段S4に蓄積されたデータ
は、同充電器1の家庭用交流AC電源のコンセント用ケ
ーブルを介して、室内AC配線に対してデジタル入出力
を可能とする構成を取っている。この種の充電器とは通
常、利用者が充電を要求した場合に、その充電器の受け
口へ携帯電話などの電話本体を差し込むだけで即座に充
電が開始される迅速性が要求されるために、充電器は室
内交流電源であるACコンセントに対して常時接続がな
されていることが一般的である。このような常時コンセ
ントに対して接続されているという充電器の特徴は室内
AC配線を利用したデジタル入出力の条件に合致するも
のである。
【0030】上記第3の実施例の基本構成を次ぎに説明
する。電話本体TPは、次ぎの構成から成る。すなわち音
声処理を行なうコーデック回路ADPCM、通話のための送
信情報を時分割多重化処理する時分割多重アクセス回路
TDMA、通話用無線のキャリア周波数を設定する位相同期
ループ回路PLL、通話用無線を送受信するための周波数
回路RF、電話番号や電子メールで送信されてきたテキス
ト情報およびイメージ情報等の個人情報がプールされる
電話器側メモリ手段TPRAM、上記電話器側メモリ手段TPR
AMをデータ送受信機能付充電器1側に設けられた電磁誘
導情報送受信部DJ1’と相互にデジタル送受信を可能と
する電磁誘導情報送受信部DJ1および、電話本体TP側の
蓄電池を非接触で充電可能とする電力用電磁誘導受信部
DJ2、および、上述の構成回路を制御する中央処理装置
CPU、制御プログラムや必要なデータを書き込むメモ
リ回路EEPROM,SRAMなどの回路から構成され
る。
【0031】このように構成された電話本体TPを受け入
れるデータ送受信機能付充電器1は、図1〜図10で説
明してきた基本構成に加えて、更に電話本体TP側と個人
情報をデジタル送受信を可能とする電磁誘導情報送受信
部DJ1’と、電話本体TP側の電力用電磁誘導受信部DJ2
に対して電力エネルギーを送る電力用電磁誘導送信部DJ
2’および室内ACコンセントへのケーブルを利用し
て、室内AC配線に対してLUN(ラン)接続を可能と
するAC配線用デジタル入出力回路ACLUN、を追加的に
備えている。また、特に電話本体TP側と個人情報をデジ
タル送受信を可能とする電磁誘導情報送受信部DJ1’お
よび、電話本体TP側の電力用電磁誘導受信部DJ2に対し
て電力エネルギーを送る電力用電磁誘導送信部DJ2’
は、何れも、電話本体TPがデータ送受信機能付充電器1
に設けられた、例えば図2で図示した案内部材1dのよう
な電話本体TPを受け入れるポケット部分へ挿入がなされ
た条件でのみ機能するように、電磁誘導情報送受信部DJ
1’および電力用電磁誘導送信部DJ2’は、充電器1の
本体上の適切な位置に配置され(好ましくは、電磁誘導
情報送受信部および電力用電磁誘導送信部は同一箇所と
することで、例えば、誘導コイルを共通とすることを可
能とする等の利点が生まれ得る)、電話本体TPとデータ
送受信機能付充電器1とが、離れているにも関わらず、
希望をしない条件で電話本体TP側に対して個人情報のデ
ジタル送受信が行われないように構成している(尚、上
記電磁誘導情報送受信部DJ1およびDJ1’は、電磁誘導
のみならず、光による双方向通信、微弱電波による双方
向通信などとすることも可能である)。
【0032】また、更に上記第3の実施例におけるデー
タ送受信機能付充電器1内に設けられたメモリ手段S4
は、着脱可能なICカードとすることで、汎用的なIC
カードの特性を活かし、このICカードを用いて家庭用
・事務用電話、公衆電話などの各種電話機などに用いた
り、さらにはこれらの電話機と一部の機能が共用される
ファクシミリ、無線機などに利用することができるの
で、電話機の記憶情報を、各種電話機、機能的に共用部
分を持つ各種通信機器などに汎用的に活用することが可
能となる。また、ICカードは、所望に応じて磁気カー
ドや光カードとすることができる。
【0033】更に、上記メモリ手段S4は電話器側メモリ
手段TPRAMに比較して、少なくとも数十倍以上の記憶容
量を持たせ、且つ電話器側メモリ手段TPRAM内では、1
イメージしか入力ができないような大きな映像情報を複
数蓄積させることができるように構成している。また、
予め設定したデータ量以上のイメージ情報を、電話本体
TPから電磁誘導情報送受信部DJ1を介して電磁誘導情報
送受信部DJ1’へ伝達した場合、通常の“複写”として
のデータ伝達に対して、電話本体TP側にはその大きなデ
ータ量のイメージ情報が残らないように“移動”の処理
が行われるように設定が可能である。このようなデータ
伝達に条件を加えることで、このデータ送受信機能付充
電器1へ電話本体TPを差し込むだけで、電話器側メモリ
手段TPRAM内のメモリ容量に余裕が増加するようにな
る。
【0034】同図15中に記載したように、データ送受
信機能付充電器1のメモリ手段S4が、電話器側メモリ手
段TPRAMに比較して大きい場合、追記型モード、日付ソ
ート型リストアモード、重要度基準型リストアモード、
削除可否情報の加入モード、等のソフト的な処理を所望
に応じて追加することができ、また、これらモードを選
択するためのファンクションキーを充電器表面へ設ける
ことが可能である。すなわち、上記追記型モードとは、
このモードを選択すると、データ送受信機能付充電器1
へ電話本体TPを差し込むだけで、電話器側メモリ手段TP
RAM内のメモリ情報から、新しいデータのみが追記さ
れ、設定変更を変えない限り、メモリ容量の許す限り追
記的にデータが増加するように構成させることができ、
設定変更を変えない限り、削除することもできないよう
にするものである。上記、日付ソート型リストアモード
とは、データ送受信機能付充電器1へ電話本体TPを差し
込む際に、日付データ付きで情報入力がなされ、その
後、電話器側メモリ手段TPRAM内へこの蓄積されたデー
タをリストアする場合、全ての蓄積情報がメモリ容量の
問題で入り切らない場合において、蓄積時の日付データ
で最近のデータから順に過去に向かって可能な範囲内で
リストアがされるようにするモードである。重要度基準
型リストアモードとは、上記の日付の代りに利用者が自
ら入力する重要度に応じて、その重要度の高い方から可
能な情報量分をリストアするモードである。なお、電話
器側から充電器側へ複写されるデータ中、重複するデー
タに対して、重要度を自動的に増加させるように構成す
ることにより、重要度を加算的に制御することができ、
更に、電話本体TP内に蓄積される電話器側メモリ手段TP
RAM内に蓄積された電話番号に対応する通話をする毎
に、通話回数頻度データが、同メモリ手段TPRAM内に蓄
積するようにすることで、自動的に通話回数頻度を利用
した重要度データの自動入力を可能とし、この重要度を
利用して上記重要度基準型リストアモードを機能させる
ことが可能であり、また、下記の削除可否情報にも反映
させることができる。削除可否情報の加入モードは、前
記の重要度で例えば50点を境に高い重要度を削除希望
しないデータ、重要度が50点未満のデータを削除可能
なデータと仕分けをして、データ送受信機能付充電器1
に新たに削除ボタンを設け、このボタンを押した場合、
上記の削除可能なデータのみが取り去られるようにす
る。あるいは、メモリ手段S4のメモリ容量が限度を越え
た場合、逐次、上記削除可能なデータを消去して、新し
いデータを受け入れるようにするモードである。なお、
更に、上述の複数のモードを組み合わせて使用すること
も可能である。
【0035】以上のように構成した上記第3の実施例は
以下のような特徴を備えている。 ・電話本体TPの下方端部にデジタルデータDと充電のた
めの電力用の電磁誘導回路(デジタル送受信を可能とす
る電磁誘導情報送受信部DJ1および、電話本体TP側の蓄
電池を非接触で充電可能とする電力用電磁誘導受信部DJ
2)を設け、且つ同電話本体TPを充電するために充電器
本体に同電話本体の下方部分を受け入れ、案内する凹状
部分の下方端面にも、電磁誘導情報送受信部DJ1’およ
び、電力用電磁誘導受信部DJ2’をほぼ同一箇所にて行
うように構成が可能であり、そのことにより、所望によ
り同一電磁誘導コイルによって、上記複数の機能を重複
利用させることができ、また、位置決めに関する条件も
1つ揃えば2種類(電力用、データ用)の伝達が行われ
得る点に特徴を備えている。 ・充電器側のメモリ手段S4に蓄積されたデータは、例え
ばICカード(これは、一般的なメモリカード、ハード
ディスク型カード等とすることが可能)を図15の図示
のように、充電器本体内に予め設けたコネクター部(図
示せず)に挿入することにより、このICカード内の記
憶素子をメモリ手段S4として利用することができ、電話
本体からのデータを蓄積した後に、このICカードを引
き抜き、所望の機械(例えば、パソコン、ファックス、
デジタルカメラ)へ持ち運び移動させて、使用すること
により、電話本体で入手した、イメージデータ、音声、
住所、氏名等のデータを複合利用することが可能とな
る。 ・上記と同様のデータは、AC配線用デジタル入出力回
路ACLUNを利用することにより、同様なAC配線用デジ
タル入出力回路ACLUNを別途設けたパソコンやその他の
通信機械とデジタル的に接続が可能となり、その結果と
して、同一家屋内で、実質的にデジタルケーブルを引か
ずに、充電器側のメモリ手段S4に記憶されたデータを伝
送させてパソコン等で利用することができ、更に同一デ
ータを加工し、所望に応じて同一、若しくは異なる充電
器のメモリ手段S4へ伝送させて記憶し直すようにするこ
とが可能である。ところで、携帯電話に代表される持ち
運び可能な電話本体内に蓄積されたデータは、毎日充電
をして、完全な充電状態で安心して持ち運ぶという利用
が強いられている現状において、特に新しい行動を追加
せずに、毎日電話本体内のメモリ手段TPRAM内のデータ
が自動バックアップされている特徴に加えて、更にパソ
コン等でそのメモリ情報から様々な処理をしたいばあい
には、既にバックアップ完了したデータを即座に利用す
ることができる特徴が備わることになる。また、このよ
うな利便性は、根本的に充電器がほぼ常時家屋内のAC
電源に接続されているという条件を利用したものであ
る。
【0036】
【発明の効果】本発明では、携帯電話やPHS等の蓄電
池駆動をする記憶担体の記憶情報を情報入力する手段
と、該記憶担体の蓄電池に対する電源供給時の供給時固
有の供給動作に関連して上記情報入力を開始する読み取
り環境制御手段と、該情報入力した信号を選択する選択
手段と、該選択手段で選択された信号を記憶するメモリ
手段と、該メモリ手段に記憶された表示、データ出力ま
たはリストアするメモリ内容活用手段とから構成してい
るので、定期的な充電操作に付随してデータバックアッ
プがなされ、その結果としてバックアップを半強制的に
且つ定期的に行うことができる上に、利用者の手元にそ
のデータが残るので、データの紛失や漏洩の心配ない。
【0037】また、別の特徴による本発明では、携帯電
話やPHS等の蓄電池駆動をする記憶担体の記憶情報を
情報入力する手段と、該記憶担体の蓄電池に対する電源
供給時の供給時固有の供給動作に関連して上記情報入力
を開始する読み取り環境制御手段と、該情報入力した信
号を選択する選択手段と、該選択手段で選択された信号
を記憶する複数のメモリ手段と、該複数のメモリ手段に
記憶された信号の何れかを選択して、その選択された記
憶信号を表示、データ出力またはリストアするメモリ内
容活用手段とから構成しているので、定期的な充電操作
に付随してデータバックアップがなされ、その結果とし
てバックアップを半強制的に且つ定期的に行うことがで
きる上に、バックアップ情報の格納場所であるメモリ手
段を複数設けているので、記録内容に応じて選択しなが
ら記録場所を変えることができ、そして、複数種類のバ
ックアップデータが利用者の手元に残り、データの紛失
や漏洩の心配ない上に、更に上記複数のメモリ手段から
該記憶担体へ目的別でリストア処理を行うことを可能に
しているので、大量のデータ若しくは多種のデータから
必要なデータのみを持ち運びできるようになる。
【0038】また、別の特徴による本発明では、携帯電
話やPHS等の記憶担体の記憶情報を該記憶担体に設け
られた表示装置を介して光学的に情報入力する手段と、
該情報入力した信号を選択する選択手段と、該選択手段
で選択された信号を記憶するメモリ手段と、該メモリ手
段に記憶された表示、データ出力またはリストアするメ
モリ内容活用手段とから構成しているので、記憶担体が
その記憶された情報を外部に対して出力し得る設計を設
けていない記憶担体でも、その記憶された情報を表示す
る表示装置はほぼ全装置が備えているので、その表示装
置を介することにより、データのバックアップが得られ
るようにしている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す概略図。
【図2】 図1で示した携帯電話およびデータ送受信機
能付充電器の部分拡大斜視図。
【図3】 図1で示したコネクター部分の部分拡大図。
【図4】 データ送受信機能付充電器に携帯電話を差し
込んだ状態における部分断面説明用側面図。
【図5】 制御キー周辺の詳細を示しており、(A)は
その部分拡大斜視図、(B)は部分拡大側面図。
【図6】 多種の携帯電話に対応させるために、案内部
材を着脱自在に設けられることを示す説明用斜視図であ
る。
【図7】 データ送受信機能付充電器の分解斜視図。
【図8】 図7で示した装置におけるデータの受け渡し
の状態を説明するブロック図。
【図9】 本発明の一実施例の作動状態を示すフロー図
【図10】 図1を参照して説明した本発明の概要で説
明したバックアップとリストアの手順を示すフロー図。
【図11】 (a)は本発明のバックアップシステムの
一実施例を示すバックアップ装置の平面図、(b)は読
み取り対象とした携帯電話の平面図である。
【図12】 バックアップ装置(a)内に携帯電話
(b)を組み込んで読み取り動作をしている側面図であ
り、バックアップ装置の一部は部分断面としてある。
【図13】 図12の正面図であり、液晶ディスプレイ
の箇所には、表示面を明確にするためにデータ表示をし
ている。
【図14】 バックアップ装置のシステム全体を説明す
るブロック図である。
【図15】 本発明の第3の実施例を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
a…バックアップシステム、b…読み取り対象とした携
帯電話、C…充電器部、A1…フード、A2…レンズ、A3…
撮像素子、A4…ランプ、A5…液晶モニター

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯電話やPHS等の蓄電池駆動をする
    記憶担体の記憶情報を情報入力する手段と、該記憶担体
    の蓄電池に対する電源供給時の供給時固有の供給動作に
    関連して上記情報入力を開始する読み取り環境制御手段
    と、該情報入力した信号を選択する選択手段と、該選択
    手段で選択された信号を記憶するメモリ手段と、該メモ
    リ手段に記憶された表示、データ出力またはリストアす
    るメモリ内容活用手段とから構成されたことを特徴とす
    る、記憶担体用データメモリバックアップシステム。
  2. 【請求項2】携帯電話やPHS等の蓄電池駆動をする記
    憶担体の記憶情報を情報入力する手段と、該記憶担体の
    蓄電池に対する電源供給時の供給時固有の供給動作に関
    連して上記情報入力を開始する読み取り環境制御手段
    と、該情報入力した信号を選択する選択手段と、該選択
    手段で選択された信号を記憶する複数のメモリ手段と、
    該複数のメモリ手段に記憶された信号の何れかを選択し
    て、その選択された記憶信号を表示、データ出力または
    リストアするメモリ内容活用手段とから構成されたこと
    を特徴とする、記憶担体用データメモリバックアップシ
    ステム。
  3. 【請求項3】 携帯電話やPHS等の記憶担体の記憶情
    報を該記憶担体に設けられた表示装置を介して光学的に
    情報入力する手段と、該情報入力した信号を選択する選
    択手段と、該選択手段で選択された信号を記憶するメモ
    リ手段と、該メモリ手段に記憶された表示、データ出力
    またはリストアするメモリ内容活用手段とから構成され
    たことを特徴とする、記憶担体用データメモリバックア
    ップシステム。
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