JP2000312287A - パノラマ画像作成方法 - Google Patents
パノラマ画像作成方法Info
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Abstract
接合部の整合性の高いパノラマ画像を作成する。 【解決手段】 遠景部分に行われるアフィン変換や平面
投影変換による相関計算に対して接合部の整合性を保つ
ように、地面部分を変換することにより、2枚の画像か
らパノラマ画像を作成するときの接合の位置合わせの判
定に画面上部の遠景部分の映像情報についてのみを参照
する。また、地面部分の変換において、画像に対して垂
直な面に投影した画像を作成し、投影後の地面部分を元
来の地面部分と入れ替えた画像についてパノラマ接合を
行った後に、地面部分について前記の投影の逆変換を行
うことにより、接合部の歪みや不整合を軽減できる。
Description
方法に関するものであり、特にデジタルカメラによって
撮影された画像のパノラマ画像作成方法、マルチメディ
アにおけるウォークスルー実現のための全周画像の作成
方法、没入感ディスプレイのための広視野パノラマ画像
の作成方法に好適なパノラマ画像作成方法に関するもの
である。
成方法として、接合しようとする画像は画像の1/3〜
1/2がオーバーラップするように撮影され、そのオー
バーラップ部分の情報を基に、アフィン変換によるパラ
メータ変換や平面投影変換による相関計算によって位置
合わせがされる。その後の画像間の輝度、色相などの調
整が行われる。このような研究の先行例としては、S.Pe
leg and J.Herman “Panoramic Mosaics by Manifold P
rojection”, CVPR, June 1997, pp 338-343やH.Shum a
nd R.Szelski ”Panoramic Mosaics” Microsoft Resea
rch Technical Report MSR-TR-97-23など、多くの研究
が挙げられる。また現在、パノラマ作成ソフトウェア
は、製品としてQuicktime VR、VideoBrush、PhotoVista
など数種類が市販もしくはデジタルカメラの付録などと
して添付されている。
の2枚の画像からパノラマ画像を合成する場合、2つの
画像の位置合わせをアフィン変換や平面投影変換による
相関計算によって行うと、これらの計算法に馴染まない
近景の地面の影響によって位置合わせが破綻することが
ある。具体的には、図5の円内のように近景地面の接合
がうまくいかなかったり、図6の円内のように接合部に
おいて、地面の整合性を追及するあまり遠景部分がうま
く接合されなかったり、画面全体が湾曲してしまうこと
などが挙げられる。図5及び図6は極端な例であるが、
これらの中間的な不自然な合成になったり、合成自体が
不可能になることも多い。この原因は、視線に垂直な遠
景と視線と平行な地面に関して、前者のみについて成立
する位置合わせの相関計算を、後者を含めて適用してし
まったことにある。
の画像から接合部の整合性の高いパノラマ画像を作成す
るパノラマ画像作成方法を提供することを目的としてい
る。近景部分とは遠景部分の手前の比較的平坦な前方部
分を指すものであり、地面部分を指すものである。
に、本発明では、遠景部分と近景部分に別々の処理を施
す。画面上部の遠景部分については従来法で位置合わせ
を行い、地面部分については幾何変換により、現実の地
面を上から見たような画像に変換し、変換後の画像を接
続した後に再び視点から見たように幾何変換を行う。こ
れにより地面部分の接合部において、整合性の高いパノ
ラマ合成を行う。
するよう撮像された複数枚の画像のそれぞれについて、
十分に遠方に存在する事物を含む遠景部分と、前記遠景
部分の手前の比較的平坦な前方部分とを判別するステッ
プと、前記遠景部分が有する映像情報のみを参照して、
隣接した前記遠景部分間の重なりの位置を合わせて接合
するステップと、前記前方部分が有する映像情報のみを
参照して、隣接した前記前方部分間の重なりの位置を合
わせて接合するステップとを、有するパノラマ画像作成
方法が提供される。
よう撮像された複数枚の画像のそれぞれについて、十分
に遠方に存在する事物を含む遠景部分と、前記遠景部分
の手前の比較的平坦な前方部分とを判別するステップ
と、前記画像に対して垂直かつ前記遠景部分と前記地面
部分の交線を含む面に前記前方部分を投影するステップ
と、前記面に投影された前方部分の画像を前記撮像画像
内の前方部分と入れ替えるステップと、隣接した前記画
像間の重なりの位置を合わせて接合するステップと、前
記接合された前方部分に関して、前記投影の逆変換を行
うステップとを、有するパノラマ画像作成方法が提供さ
れる。
ノラマ画像作成方法に係る実施例を説明する。図2は遠
景と地面の表現の模式図である。山の風景など十分に遠
方に存在する事物を遠景平面10で表し、比較的平坦な
地面もしくは水面などから構成されるような地面を撮像
者方向に向かう複数の平行線を有する地面12で表して
いる。図2中の位置B、位置Cはパノラマ画像作成の基
となる画像を撮像するためのカメラ位置である。また、
位置Aは位置Bと位置Cの中間の位置に当たる。
直に視線を向けたときに見える理想的なパノラマ風景で
ある。また図3は、図2中の位置Bから地面のラインと
平行かつ地面と水平に撮像方向を定めて、やや水平画角
の小さなカメラで風景を撮像したときの画像である。ま
た図4は、図2中の位置Cから地面のラインと平行かつ
地面と水平に撮像方向を定めて、やや水平画角の小さな
カメラで風景を撮像した画像である。図3及び図4は位
置B及び位置Cから図2中の遠景部分10に垂直な視線
で撮影されたものなので、図3及び図4の遠景画像は図
7と同じ範囲に関してカバーするものであり、地面部分
12の平行線については、図3及び図4も図7と同様、
下に行くほど均等に広がっていくパターンになっている
が、図7ほどその広がりは大きくない。
る2枚の画像からパノラマ画像を作成する実施例のフロ
ーチャートである。このフローチャートに従って本発明
のパノラマ画像作成方法を説明する。図3及び図4に示
された2枚の画像から図2のようなパノラマ画像を作成
する場合、まずステップS1において2枚の画像内の遠
景部分と地面部分をそれぞれ判別する。ステップS1
は、この後に続くステップにおいて、地面部分に対して
遠景部分とは別の変換を行うための準備段階である。ス
テップS2において、遠景画像に関して、相対的なアフ
ィンパラメータを求め、2枚の画像間で回転、サイズの
統一を行う。また、平行移動成分を計算しておく。ステ
ップS3において、画像内の地面部分を変換処理しパノ
ラマ合成に適した画像を作成する。ステップS4におい
て、2枚の画像を接合し、ステップS2で求めておいた
平行移動成分に基づいて位置合わせを行い、画像を整合
する。そしてステップS5において、地面部分について
のみステップS3で行った変換の逆変換を行う。このよ
うにして図7に示すようなパノラマ画像を得る。
変換方法を説明する。図8は、図2中の位置B上高さM
の地点に設置されたカメラの撮像方向が水平なときの図
2の断面を示した模式的な説明図である。図8におい
て、地面部分は線分(E−E´)、遠景部分は線分(D
−E´)で表されている。またカメラの垂直画角をθ
v、視距離をL、原画像の縦方向の長さをHとする。
したものが、図8で示すように地下に潜った形で表され
た垂直面内地面部分14(F−E´)である。位置B上
高さMにある視点から垂直面内地面部分14(E−E
´)を眺めたときには、地面部分12(E−E´)は遠
景部分10と同じ面内に投影されているように見える。
すなわち、垂直面内地面部分14(F−E´)上の点と
地面部分12(E−E´)上の点は1対1の関係にあ
り、位置B上高さMにある視点と垂直面内地面部分14
(F−E´)上の1点Jとを結ぶ直線が地面部分12
(E−E´)と交わる点をGと置くことができる。撮像
画像は2次元平面であり、本来撮像者に向かってくるよ
うな水平面である地面部分も、このような垂直平面とし
て撮像される。
模式図である。図8中の点Gの存在する領域が図9中の
黒塗り部分で示されている。これは図8中の原画像の地
面部分を上から見た画像を作成することに相当する。図
9中の黒塗り部分は、地面部分と遠景部分との境界から
撮像者方向への距離y´に応じて、幅が(L−y´)・
H/Lの長さで短くなる台形となる。以上のように、原
画像地面部分と台形の地面画像の対応が計算される。こ
の台形画像を元の地面部分に再投影する。このとき、こ
の再投影は黒塗り部分の多視点的な投影であり、例えば
図10のように台形の地面画像16の形がそのまま残る
ように投影する。地面部分を一度水平面に投影し、投影
により作られた台形領域を垂直面に再投影する方法によ
って、図3及び図4の地面部分の画像を、図10及び図
11のような台形の地面画像16に入れ替える。これら
の地面部分の線は平行となっている。
を、撮像された画像上に座標系を設定することにより数
式で表現することもできる。図3において、vは撮像画
像の縦方向の長さ、hは撮像画像の横方向の長さ、図8
中のMに対応したパラメータmは撮像画像を地面部分の
上辺と上下に分ける水平方向の中心線との長さである。
さらに、図9中のKに対応したパラメータをk、図9中
のLに対応したパラメータをlと置く。また撮像画像上
に、地面部分の上辺をx軸、上辺の中点から垂直方向に
y軸となる座標系を定めると、地面部分を座標(x,
y)で表すことができる。この地面部分(x,y)を以
下の式によって変換する。この変換によって図10に示
された台形の地面画像16の座標(x´,y´)が得ら
れ、地面部分の線が平行である台形の画像が得られる。 x´={l−(y/p)・k}・x/l y´= y ただし、 p =(v/2)−m、0≦y≦P k=p/tan(θv/2)} 図8中のLに対応したパラメータ:l l =(v/2)・{1/tan(θv/2)}
像についてあらかじめサイズの統合などをしておき、さ
らに平行移動成分を計算しておく。ステップS3におい
て、図3及び図4を図10及び図11のような地面部分
の線が平行である画像に変換した後、これら2枚の画像
をステップS4で接合する。このとき図12に示すよう
に地面部分は平行な線を有する状態である。したがっ
て、このとき地面画像についても2つの画像間で整合が
とれており、前もって求めておいた遠景部分の平行移動
成分を基に位置合わせをしたとき、地面部分についても
うまく接続することができる。
図11の地面部分に関してのみ、位置合わせのために行
った変換の逆変換をして元の画像のスケールに戻す。つ
まり、ステップS5において、地面部分の幅を画像の横
幅に戻す作業を行う。逆変換とは、図3と同様に画像を
左右等間隔に分ける線分をy軸とし、台形をしている地
面部分を原画像地面部分に投影された投影画像であると
みなして、元の撮像画像上に再投影していくことであ
る。また、図13に示すように地面部分の画像に関して
接合後の水平画角θhを考慮して、例えば図13中の太
線の内側のみを元の画像に逆変換にて戻すことにより、
すなわち、元に戻す範囲を選択することにより所望の水
平画角を有するパノラマ画像を得ることも可能である。
これにより図7で示す理想的なパノラマ画像の有する水
平画角を作り出すこともできる。以上の作業を水平方向
に連続するよう撮像された画像において、隣り合った画
像同士で接合することにより、複数枚の画像から成る1
枚のパノラマ画像を作成することが可能となる。
て変換を行った後、遠景部分と地面部分を接合し、遠景
部分の情報を基に画面を整合している。しかし、地面部
分と遠景部分を全く独立にして、2枚の画像の地面部分
を整合する作業と2枚の画像の遠景部分を整合する作業
を別々に行った後、地面部分と遠景部分を貼り合わせる
作業をすることによりパノラマ画像を作成することも可
能である。また、本発明のパノラマ画像作成方法に係る
ステップを、例えば画像加工を行う者が目で見ることに
より遠景部分と近景部分を選別するなど手動化すること
も可能であり、コンピュータにより自動化することも可
能である。また、パノラマ画像の基となる画像はデジタ
ルカメラで撮像された画像であることが望ましいが、例
えば感光材料などに記録された画像をデジタル画像へと
処理して作成した画像を用いることも本発明の好ましい
態様である。
分に遠方に存在する事物と比較的平坦な地面もしくは水
面などから構成されるような風景を撮影した複数枚の画
像を接合して1枚のパノラマ画像を作成する場合、遠景
部分に行われるアフィン変換や平面投影変換による相関
計算に対して、接合部の整合性を保つように地面部分を
変換することにより、2枚の画像からパノラマ画像を作
成するときの接合の位置合わせの判定に画面上部の遠景
の事物の映像情報についてのみを参照することができ、
地面部分においてもアフィン変換や平面投影変換による
相関計算の適用が可能となる。
変換について、地面・水面に相当する部分をあらかじめ
設定した視点を基準に、画像に対する垂直面で交線を遠
景事物と地面・水面の境界とする面に投影した画像を作
成し、投影後の地面部分を元来の地面部分と入れ替えた
画像についてパノラマ接合を行った後に、地面部分につ
いて前記の投影と逆の操作を行うことにより、接合部に
おける歪みや不整合を軽減する効果を奏する。
像からパノラマ画像を作成する実施例のフローチャート
である。
像画像であり、地面部分の変換の説明に必要な座標系を
示す説明図である。
る。
接合失敗例である。
接合失敗例である。
マ画像である。
メラの撮像方向が水平なときの図2の断面を示した模式
的な説明図である。
る。
た、地面部分変換後の被接合画像である。
た、地面部分変換後の被接合画像である。
像及び図2中の位置C上高さMの地点からの撮像画像を
接合したパノラマ画像である。
調整を示す説明図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 水平方向に連続するよう撮像された複数
枚の画像のそれぞれについて、十分に遠方に存在する事
物を含む遠景部分と、前記遠景部分の手前の比較的平坦
な前方部分とを判別するステップと、 前記遠景部分が有する映像情報のみを参照して、隣接し
た前記遠景部分間の重なりの位置を合わせて接合するス
テップと、 前記前方部分が有する映像情報のみを参照して、隣接し
た前記前方部分間の重なりの位置を合わせて接合するス
テップとを、 有するパノラマ画像作成方法。 - 【請求項2】 水平方向に連続するよう撮像された複数
枚の画像のそれぞれについて、十分に遠方に存在する事
物を含む遠景部分と、前記遠景部分の手前の比較的平坦
な前方部分とを判別するステップと、 前記画像に対して垂直かつ前記遠景部分と前記地面部分
の交線を含む面に前記前方部分を投影するステップと、 前記面に投影された前方部分の画像を前記撮像画像内の
前方部分と入れ替えるステップと、 隣接した前記画像間の重なりの位置を合わせて接合する
ステップと、 前記接合された前方部分に関して、前記投影の逆変換を
行うステップとを、 有するパノラマ画像作成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11930299A JP4129938B2 (ja) | 1999-04-27 | 1999-04-27 | パノラマ画像作成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11930299A JP4129938B2 (ja) | 1999-04-27 | 1999-04-27 | パノラマ画像作成方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000312287A true JP2000312287A (ja) | 2000-11-07 |
| JP4129938B2 JP4129938B2 (ja) | 2008-08-06 |
Family
ID=14758067
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11930299A Expired - Lifetime JP4129938B2 (ja) | 1999-04-27 | 1999-04-27 | パノラマ画像作成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4129938B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011193062A (ja) * | 2010-03-11 | 2011-09-29 | Fujifilm Corp | パノラマ画像撮像装置及びパノラマ画像合成方法 |
| JP2019159840A (ja) * | 2018-03-13 | 2019-09-19 | 萩原電気ホールディングス株式会社 | 画像合成装置及び画像合成方法 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH064660A (ja) * | 1992-06-18 | 1994-01-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 画像合成装置 |
| JPH0993431A (ja) * | 1995-09-26 | 1997-04-04 | Canon Inc | パノラマ画像合成装置 |
| JPH1063876A (ja) * | 1996-08-22 | 1998-03-06 | Mitsubishi Electric Corp | 画像合成装置 |
-
1999
- 1999-04-27 JP JP11930299A patent/JP4129938B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
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| JP2019159840A (ja) * | 2018-03-13 | 2019-09-19 | 萩原電気ホールディングス株式会社 | 画像合成装置及び画像合成方法 |
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|---|---|
| JP4129938B2 (ja) | 2008-08-06 |
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