JP2000312689A - 義歯床用裏装材 - Google Patents
義歯床用裏装材Info
- Publication number
- JP2000312689A JP2000312689A JP2000044222A JP2000044222A JP2000312689A JP 2000312689 A JP2000312689 A JP 2000312689A JP 2000044222 A JP2000044222 A JP 2000044222A JP 2000044222 A JP2000044222 A JP 2000044222A JP 2000312689 A JP2000312689 A JP 2000312689A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- meth
- acrylate
- denture base
- lining material
- powder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Dental Preparations (AREA)
Abstract
着色、着臭、吸水等に対する耐汚染性を、硬化物の靱性
を損なうことなく向上させること。 【解決手段】特定の側鎖構造を有する含フッ素(メタ)
アクリル酸エステル及び特定量の多官能性(メタ)アク
リル酸エステルを配合した義歯床用裏装材。
Description
するものである。
失した患者に対し、アクリル製、ポリスルホン製、ある
いはポリカーボネート製の義歯床を装着することが行わ
れている。一般に、義歯床装着者は顎提の吸収が著し
く、クッション性を担う口腔粘膜の菲薄化、及び顎骨吸
収等に伴う歯槽骨の陥没のために、精度良く作製された
義歯床であっても、時間の経過と共に次第に口腔との適
合性が低下することが指摘されている。
一般的には義歯床用裏装材(義歯床用リベース材)を用
いて義歯床粘膜面の再形成を行い、口腔との適合性を復
元することが行われている。この様な義歯床用裏装材の
使用方法は以下の通りである。即ち、適合性の悪くなっ
た義歯床の粘膜面に重合硬化前の裏装材(ペースト状)
を築盛し、患者の口腔内に再び戻してかみ合わせて口腔
粘膜と接触させ、裏装材が粘膜面の印象を形成した後で
重合硬化させる。重合硬化は、口腔粘膜との印象採得時
にそのままかみ合わせた状態で引き続き重合硬化させる
場合と、印象採得後、口腔外に取り出した状態で重合さ
せる場合がある。
体と比べて、口腔内に装着している間に経時的に、着色
しやすい、臭いが着きやすい、吸水しやすい等、非常に
汚れやすいという問題点を有している。一般的に高齢に
なるほど義歯の手入れは不十分となり、従来の裏装材で
裏装した義歯の汚れは増大し、高齢者の口腔状態は悪化
する。また、従来の裏装材は、重合前の状態で患者の口
腔粘膜に接した時の口腔粘膜に対する刺激性が強く、治
療の際に患者の受ける苦痛は大きなものであった。
ものとして、フッ素系材料を用いた歯科材料が提案され
ており、中でもフッ素原子を分子内に有する(メタ)ア
クリレートモノマーを成分として用いたものが幾つか開
示されている。特開昭62−33110号公報では、α
位にフッ素を有するアクリレートを構成成分とする重合
体からなる歯科用材料が開示されている。この組成物か
らは機械的強度に優れる歯科用材料が得られる。しか
し、この組成物の耐着色性は十分ではなく、着臭、吸水
については改善されていない。また、機械的強度に優れ
るとはいうものの、靱性は低くて硬化物は硬くて脆い。
o.2,257−264(1990).においては、義
歯床用軟質裏装材に関して、ポリマー成分としてフッ素
ゴムであるフッ化ビニリデン−ヘキサフルオロプロピレ
ン共重合体、あるいは、フッ化ビニリデン−テトラフル
オロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、モ
ノマー成分として側鎖炭素数が2〜5の含フッ素メタク
リレートを用いた組成物が開示されており、従来の軟質
裏装材と比較すると重合硬化物の吸水率、モノマー溶出
率は低下するが、着色や口臭成分の着臭は未だ改善され
ていない。
50−57(1983).においては、ポリマー成分と
してポリメチルメタクリレート、モノマー成分として
2,2,2−トリフルオロエチルメタクリレートを用い
た歯科用レジンが開示されており、蛋白質の付着量が若
干低下しているものの効果は小さく、着色、吸水及び着
臭については依然問題を有する。
裏装材に十分な耐着色性を付与し、かつ、臭い成分や水
の吸収、吸着を軽減することは困難であった。また、得
られる重合硬化物は、硬さは有するものの、脆いという
欠点を有している。さらに、義歯床用裏装材として用い
た場合、重合前の組成物を口腔粘膜に接触させて印象を
採得する際の、口腔粘膜に対する刺激が大きいという点
でも改善されていない。
床用裏装材は、義歯床本体と比較して非常に汚れやすい
という問題点を有している。また、この問題を軽減する
ために含フッ素(メタ)アクリレートを配合した歯科材
料が試みられているが、耐汚染性は十分でなく、その硬
化物は脆くなるという欠点があった。したがって、本発
明の目的は、耐汚染性に優れ、かつ、硬化物の靱性の低
下を伴わない義歯床用裏装材を提供することにある。ま
たさらに、本発明の目的は、印象採得時の口腔粘膜に対
する刺激性が低く、患者に苦痛を与えない義歯床用裏装
材を提供することである。
題を解決すべく鋭意探索した結果、意外にもモノマー成
分として特定の側鎖構造を有する含フッ素(メタ)アク
リレートと特定量の多官能性(メタ)アクリレートが配
合された義歯床用裏装材が、上記の問題に対して、著し
い改善を示すことを見いだし、本発明を完成するに至っ
た。すなわち本発明は、(a)アクリル系樹脂、(b)
下記一般式(I)で示される含フッ素(メタ)アクリレ
ート、 CH2=C(R1)COO−R2−Rf (I) (式中、R1は水素原子またはメチル基を示し、R2はア
ルキレン基を示し、Rfはパーフルオロアルキル基を示
し、R2+Rfの炭素数は4〜10、かつ、R2+Rfの
炭素原子に結合する原子のうちフッ素原子の個数が占め
る割合は50%以上である。) (c)多官能性(メタ)アクリレート、及び(d)重合
開始剤を含有することを特徴とする義歯床用裏装材であ
る。
色性の向上には前記一般式(I)で示される含フッ素
(メタ)アクリレート(b)の配合が寄与する。また、
該含フッ素(メタ)アクリレート(b)を配合すること
で、印象採得時に重合前の組成物の口腔粘膜に対する刺
激性を低くすることができることを見いだした。(I)
式において、R2はアルキレン基を、Rfはパーフルオ
ロアルキル基を示すが、該アルキレン基及び該パーフル
オロアルキル基は直鎖、分岐状若しくは環状でも良い。
また、一部の水素原子が水酸基に置換されていても良
い。硬化物の耐変着色性と、組成物の口腔粘膜に対する
刺激性を低く押さえるには、R2+Rfの炭素数は4以
上が必要で、より好ましくは6以上で、かつ、R2+R
fの炭素原子に結合する原子のうちフッ素原子の個数が
占める割合は50%以上であることが必要である。R2
+Rfは、その炭素原子に結合する原子のうちフッ素原
子の個数が占める割合が50%以上であれば、その炭素
数の増加とともに耐変着色性を向上させ、刺激性が低く
なるが、R2+Rfの炭素数が10を越えると組成物の
重合硬化物の靱性が低下する。
合することで靱性はすこし改善されるが十分ではなく、
また、該モノマー(c)の配合量が増加すると、逆に耐
着色性が低下する。この点から、R2+Rfの炭素数は
10以下でなければならず、成分(b)のR2+Rfの
炭素数は4〜10であることが必要である。
(b)の配合は、着色の抑制や口腔粘膜に対する刺激性
を低くするには効果的であるが、モノマー成分として、
成分(b)の単独配合では重合硬化物が架橋構造となら
ないため、臭いの成分や水の硬化物への侵入を防ぐこと
が困難である。そこで、吸水、着臭の抑制には、多官能
性(メタ)アクリレートの配合が効果的であった。該モ
ノマーの配合量は0.1〜20重量%、より好ましくは
2〜15重量%の範囲が好ましい。0.1重量%以下で
は吸水、着臭が大きくなる傾向がある。また、20重量
%以上配合すると重合硬化物の耐着色性が低下すること
がある。更に該モノマーの中で、2つの(メタ)アクリ
ロイル基の間のアルキレン炭素数が3〜20であるアル
キレングリコールジ(メタ)アクリレート(アルキレン
基は直鎖、分岐若しくは環状構造でもよい)の1種以上
のモノマーを使用すれば、更に吸水、着臭の抑制効果は
高く、また、重合硬化物の靱性は向上することを見いだ
した。
クリル系樹脂からなるポリマー成分と、含フッ素(メ
タ)アクリレート及び多官能性(メタ)アクリレートを
含有するモノマー成分と、重合開始剤である。アクリル
系樹脂は義歯床用裏装材のマトリクスとして必要な成分
であり、含フッ素(メタ)アクリレート及び多官能性
(メタ)アクリレートは、従来の裏装材が有する着色、
吸水、着臭が大きいといった問題点を改善するために配
合したものである。
リル系樹脂は、少なくとも一種の(メタ)アクリレート
単位と、これらと共重合可能な他の単量体単位とからな
る重合体である。例えば、メタクリレートとしては、メ
チルメタクリレート、エチルメタクリレート、ブチルメ
タクリレート、ペンチルメタクリレート、シクロヘキシ
ルメタクリレート等のメタクリレートが挙げられる。ま
た、メチルアクリレート、エチルアクリレート、ブチル
アクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、シク
ロヘキシルアクリレート、ベンジルアクリレート等のア
クリレートが挙げられる。これらの(メタ)アクリレー
トは単独または併用して用いられる。
ブタジエン、2,3−ジメチルブタジエン、イソプレン
等のジエン系化合物、スチレン、ビニルトルエン、α−
メチルスチレン等の芳香族ビニル化合物、N−シクロヘ
キシルマレイミド、N−O−クロロフェニルマレイミ
ド、N−tert−ブチルマレイミド等のN−置換マレイミ
ド、アクリロニトリル、メタクリロニトリル等のシアン
化ビニル化合物が挙げられ、それらは単独または併用し
て用いられる。
橋性単量体が含まれていてもよく、かかる架橋性単量体
としては、例えばメタクリル酸アリル、アクリル酸アリ
ル、シアヌル酸トリアリル、桂皮酸アリル、ソルビン酸
アリル、マレイン酸ジアリル、フタル酸ジアリル、トリ
メット酸トリアリル、フマル酸ジアリル、エチレングリ
コールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコー
ルジ(メタ)アクリレート、ジビニルベンゼン、1,3
−ブチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,6
−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート等の多官能
性単量体が挙げられ、これらは単独または併用して用い
られる。
ち、重合硬化物の機械的強度、透明性等の点から、ポリ
メチルメタクリレート、ポリエチルメタクリレート、ポ
リメチルメタクリレート−ポリエチルメタクリレート共
重合体等が好適に使用される。中でもモノマー成分
(b)及び(c)との相溶性に優れるポリエチルメタク
リレート、ポリメチルメタクリレート−ポリエチルメタ
クリレート共重合体、あるいはこれらのポリマーと他の
ポリマーとの混合物を用いることが好ましい。
で、前記のアクリル系樹脂に対してコア・シェル型樹脂
と(メタ)アクリル系樹脂とからなる樹脂複合物を添加
しても良い。該コア・シェル型樹脂とは、少なくとも1
以上の硬質層と少なくとも1以上の軟質層からなり、か
つ最外硬質層を有する多層構造型樹脂である。ここで硬
質層はTgが40℃以上の樹脂からなり、軟質層はTg
が20℃未満の樹脂からなる。また、コア・シェル型樹
脂と樹脂複合物を形成する(メタ)アクリル系樹脂は、
Tgが40℃以上の樹脂からなる。該コア・シェル型樹
脂及びコア・シェル型樹脂と樹脂複合物を形成する(メ
タ)アクリル系樹脂は、前記のアクリル系樹脂を構成す
る単量体の中から目的とするTgを有するように調整さ
れたものである。
万〜100万であることが好ましく、特に10〜70万
であることが好ましい。分子量が1万未満であると重合
硬化物の靱性が不足することがあり、100万を越える
と該アクリル系樹脂の含フッ素(メタ)アクリレートに
対する溶解性が低下することがある。
クリル系樹脂粉末からなる粉成分と含フッ素(メタ)ア
クリレート及び多官能性(メタ)アクリレートを主成分
としてなる液成分とから構成される粉液型、アクリル系
樹脂と含フッ素(メタ)アクリレート及び多官能性(メ
タ)アクリレートを主成分とする液成分が予めアクリル
系樹脂と混合されて得られたペースト型の2通りがあ
る。
場合、その平均粒子径は、組成物の商品形態により好ま
しい範囲が異なる。すなわち、アクリル系樹脂粉末から
なる粉成分と、含フッ素(メタ)アクリレート及び多官
能(メタ)アクリレートを主成分としてなる液成分とか
ら構成され、使用時に両者を混合して、ペースト状にし
て口腔内に適用する場合には、粉液混合後は粉成分が液
成分により膨潤、溶解するため、この混合物の粘度が経
時的に増加する。この混合物の経時的な粘度の変化には
該アクリル系樹脂の粒子径が影響するため、該アクリル
系樹脂の平均粒子径は1〜150μmであることが好ま
しく、特に10〜100μmであることが好ましい。
樹脂粉末がモノマーに対して直ぐに溶解し、組成物の粘
度が急上昇するため、口腔内での印象性が不良となるこ
とがある。また、平均粒子径が150μmを越えると、
該アクリル樹脂粉末がモノマーに容易に溶解せず、組成
物の粘度が上昇せずペースト状となりにくい。更に作業
性の面においても平均粒子径が1μm以下では、アクリ
ル系樹脂粉末が飛散しやすくなる。一方、アクリル系樹
脂を含フッ素(メタ)アクリレート及び多官能(メタ)
アクリレートを主成分とするモノマー成分によって予め
溶解させて、ペースト状の組成物として提供する商品形
態を採用する場合には、該アクリル系樹脂粉末の平均粒
子径は特に限定されない。
タ)アクリレートとの相溶性は、上述のように操作性に
大きく影響を及ぼす。この相溶性については、アクリル
系樹脂を含フッ素(メタ)アクリレートに溶解させて得
られる溶液の粘度を測定することによって評価できる。
組成物の良好な操作性を得るためには、アクリル系樹脂
を5重量%濃度で溶解させた溶液の粘度(25℃)が、
100cp以上であるのが好ましい。上述の溶液粘度が
100cp未満となるアクリル系樹脂を用いた場合に
は、重合硬化物の靱性が低下することがある。
式(I)で示される含フッ素(メタ)アクリレートとし
て本発明に好適なものを具体的に例示すると、1H,1
H,2H,2H−ノニルフルオロヘキシル(メタ)アク
リレート、1H,1H,2H,2H−トリデカフルオロ
オクチル(メタ)アクリレート、1H,1H,2H,3
H,3H−2−ヒドロキシ−トリデカフルオロノニル
(メタ)アクリレート、1H,1H,2H,2H−ウン
デカフルオロ−5−メチルヘキシル(メタ)アクリレー
ト、1H,1H,5H−オクタフルオロペンチル(メ
タ)アクリレート、1H,1H,6H−デカフルオロヘ
キシル(メタ)アクリレート、1H,1H,7H−ドデ
カフルオロヘプチル(メタ)アクリレート、1H,1
H,9H−ヘキサデカフルオロノニル(メタ)アクリレ
ート、1H,1H,3H−ヘキサフルオロブチル(メ
タ)アクリレート、1H,1H,2H,2H,7H−デ
カフルオロヘプチル(メタ)アクリレート、1H,1
H,2H,4H,7H−デカフルオロヘプチルメタクリ
レート等である。
でも特に好適なものは、1H,1H,3H−ヘキサフル
オロブチルメタクリレート、1H,1H,5H−オクタ
フルオロペンチルメタクリレート、1H,1H,6H−
デカフルオロヘキシルメタクリレート及び1H,1H,
7H−ドデカフルオロヘプチルメタクリレートの4種
で、これら4種の化合物の中でも特に好適なものは1
H,1H,6H−デカフルオロヘキシルメタクリレート
及び1H,1H,7H−ドデカフルオロヘプチルメタク
リレートの2種である。これらの化合物の中から選ばれ
る1種以上の化合物を配合した義歯床用裏装材は、他の
含フッ素(メタ)アクリレートを用いた組成物よりも、
更に着色、吸水及び着臭の抑制に優れ、さらに口腔粘膜
に対する刺激性が特に低い。
能性(メタ)アクリレート(c)として本発明に好適な
ものを具体的に例示すると、エチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、1,3−プロパンジオールジ(メ
タ)アクリレート、1,4−ブタンジオールジ(メタ)
アクリレート、1,5−ペンタンジオールジ(メタ)ア
クリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アク
リレート、1,7−ヘプタンジオールジ(メタ)アクリ
レート、1,8−オクタンジオールジ(メタ)アクリレ
ート、1,9−ノナンジオールジ(メタ)アクリレー
ト、1,10−デカンジオールジ(メタ)アクリレー
ト、1,11−ウンデカンジオールジ(メタ)アクリレ
ート、1,12−ドデカンジオールジ(メタ)アクリレ
ート1,13−トリデカンジオールジ(メタ)アクリレ
ート、1,14−テトラデカンジオールジ(メタ)アク
リレート、1,15−ペンタデカンジオールジ(メタ)
アクリレート、1,16−ヘキサデカンジオールジ(メ
タ)アクリレート、1,17−ヘプタンデカンジオール
ジ(メタ)アクリレート、1,18−オクタデカンジオ
ールジ(メタ)アクリレート、1,19−ノナデカンジ
オールジ(メタ)アクリレート、1,20−エイコサン
ジオールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコ
ールジ(メタ)アクリレート等のアルキレングリコール
ジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)
アクリレート、ジプロピレングリコールジ(メタ)アク
リレート及びポリエチレングリコールジ(メタ)アクリ
レート等のポリアルキレングリコールジ(メタ)アクリ
レート、グリセリンジ(メタ)アクリレート、2,2
‘−ビス{p−(γ−メタクリオキシ−β−ヒドロキシ
プロポキシ)フェニル}ブロパン、ビスフェノールAジ
(メタ)アクリレート、2,2’−ジ(4−メタクリロ
キシポリエトキシフェニル)プロパン(一分子中にエト
キシ基2〜10)、1,2−ビス(3−メタクリロキシ
−2−ヒドロキシプロポキシ)ブタン、トリメチロール
プロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリト
ールテトラ(メタ)アクリレート、ウレタン(メタ)ア
クリレート等が挙げられる。これらの(メタ)アクリレ
ート単量体は、一種または二種以上を組み合わせて用い
ることもできる。
でも特に好適なものは、2つの(メタ)アクリロイル基
の間のアルキレン炭素数が3〜20であるアルキレング
リコールジ(メタ)アクリレートである。ここで、アル
キレン基は直鎖、分岐若しくは環状構造でもよい。これ
らの化合物の1種以上の化合物を配合した場合、他の多
官能性(メタ)アクリレートを用いた場合より、重合硬
化物の吸水、着臭の抑制効果が特に優れる。また、該モ
ノマーを配合すると硬化物の靱性が向上することが見い
だされた。
ル系樹脂と含フッ素(メタ)アクリレート及び多官能性
(メタ)アクリレートとの配合量は、(a)該アクリル
系樹脂が25〜85重量%、(b)該含フッ素(メタ)
アクリル酸エステルが15〜75重量%、(c)該多官
能性(メタ)アクリル酸エステルが0.1〜20重量%
であることが好ましい。
平均分子量が1万〜100万のアクリル系樹脂を25〜
85重量%、(b)含フッ素(メタ)アクリレートとし
て、1H,1H,3H−ヘキサフルオロブチルメタクリ
レート、1H,1H,5H−オクタフルオロペンチルメ
タクリレート、1H,1H,6H−デカフルオロヘキシ
ルメタクリレート及び1H,1H,7H−ドデカフルオ
ロヘプチルメタクリレートから選ばれた1種以上の化合
物を15〜75重量%、(c)多官能性(メタ)アクリ
レートとして、2つの(メタ)アクリロイル基の間のア
ルキレン炭素数が3〜20であるアルキレングリコール
ジ(メタ)アクリレート(アルキレン基は直鎖、分岐若
しくは環状構造でもよい)の1種以上の化合物を0.1
〜20重量%配合した組成物であり、該組成物は義歯床
用裏装材として優れた耐汚染性及び良好な靱性を有し、
また、良好な操作性を有するため特に好ましい。
物が優れた耐汚染性を有する点が最大の特徴であるが、
特に食用色素による着色、吸水量(義歯の臭いの1つの
原因である)及び臭気成分の吸着量を、従来の義歯床用
裏装材よりも低減しうるものである。より具体的に示せ
ば、従来の義歯床用裏装材のターメリック(カレー粉)
水溶液中における着色度は△E*で40以上、吸水量は
15μg/mm3程度であったが、本発明の組成物は、
ターメリックによる着色度を△E*で従来の水準以下、
吸水量を10μg/mm3以下、メチルメルカプタンの
吸着量は従来の市販の裏装材のレベルの約2/3以下に
まで押さえることができた。上記の耐汚染性を維持でき
る範囲であれば、必要に応じて前記一般式(I)で示さ
れる含フッ素(メタ)アクリレート及び多官能性(メ
タ)アクリレートと共重合可能な他の重合性単官能性単
量体成分を配合することができる。
般には、単官能性(メタ)アクリレートが好適である。
例えば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)
アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、ペンチル
(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレー
ト、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、テトラ
ヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、デシル(メ
タ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、ミ
リスチル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)ア
クリレート、セチル(メタ)アクリレート等が挙げられ
る。
合開始剤は、公知のものであれば制限無く用いることが
でき、重合開始剤としては光重合開始剤および/または
加熱重合開始剤および/または化学重合開始剤が挙げら
れる。光重合開始剤としては、例えば、α−ジケトン/
還元剤、ケタール/還元剤、チオキサントン/還元剤等
があげられる。α−ジケトンの例としては、カンファー
キノン、ベンジル、2,3−ペンタンジオンなどが挙げ
られる。ケタールの例としては、ベンジルジメチルケタ
ール、ベンジルジエチルケタール等が挙げられる。チオ
キサントンの例としては、2−クロロチオキサントン、
2,4−ジエチルチオキサントン等が挙げられる。
ノ)エチルメタクリレート、N,N−ビス〔(メタ)ア
クリロイルオキシエチル〕−N−メチルアミン、4−ジ
メチルアミノ安息香酸エチル、4−ジメチルアミノ安息
香酸ブチル、4−ジメチルアミノ安息香酸ブトキシエチ
ル、N−メチルジエタノールアミン、4−ジメチルアミ
ノベンゾフェノン、 N,N−ジ(2−ヒドロキシエチ
ル)−p−トルイジン、ジメチルアミノフェナントール
等の第3級アミン、ジメチルアミノベンズアルデヒド、
テレフタルアルデヒド等のアルデヒド類、2−メルカプ
トベンゾオキサゾール、デカンチオール、3−メルカプ
トプロピルトリメトキシシラン、チオ安息香酸等のチオ
ール基を有する化合物等を挙げることが出来る。
は、ベンゾインアルキルエーテル、ベンジルジメチルケ
タール等が好適である。さらに、アシルホスフィンオキ
サイド系の光重合開始剤も好適に用いられる。かかるア
シルホスフィンオキサイドとしては、例えば、2,4,
6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキサ
イド、2,6−ジメトキシベンゾイルジフェニルホスフ
ィンオキサイド、2,6−ジクロロベンゾイルジフェニ
ルホスフィンオキサイド、2,3,5,6−テトラメチ
ルベンゾイルジフェニルホスフィンオキサイド、ベンゾ
イルジ−(2,6−ジメチルフェニル)ホスホネート、
2,4,6−トリメチルベンゾイルエトキシフェニルホ
スフィンオキサイドなどが挙げられる。これらアシルホ
スフィンオキサイド系の光重合開始剤は、単独もしくは
各種アミン類、アルデヒド類またはメルカプタン類、ス
ルフィン酸塩等の還元剤と併用して用いることもでき
る。これらの光重合開始剤は1種または数種組み合わせ
て用いられる。また、これらの光重合開始剤の配合量
は、義歯床用裏装材全体(100重量%)に対し、通常
0.001〜15重量%の範囲、好ましくは0.1〜1
0重量%の範囲で使用される。
ースト型があるが、本発明の義歯床用裏装材の重合開始
剤として光重合開始剤を用いる場合は、粉液型の場合、
粉成分と液成分とを使用時に混合して得られたペースト
状の組成物を、口腔内に適用して、その後重合する手法
がとられる。光重合開始剤は粉/液成分のどちらか一方
だけに配合するか、2成分に分けて配合することができ
る。また、ペースト型の場合、光重合開始剤が配合され
た1ペースト型となる。
ジアシルパーオキサイド類、パーオキシエステル類、ジ
アルキルパーオキサイド類、パーオキシケタール類、ケ
トンパーオキサイド類、ハイドロパーオキサイド類など
の有機過酸化物も配合することが可能であり、具体的に
は、ジアシルパーオキサイド類としてはベンゾイルパー
オキサイド、2,4−ジクロロベンゾイルパーオキサイ
ド、m−トルオイルパーオキサイド等が挙げられる。
t−ブチルパーオキシベンゾエート、ビス−t−ブチル
パーオキシイソフタレート、2,5−ジメチル−2,5
−ビス(ベンゾイルパーオキシ)ヘキサン、t−ブチル
パーオキシ−2−エチルヘキサノエート、t−ブチルパ
ーオキシイソプロピルカーボネート等が挙げられる。ジ
アルキルパーオキサイド類としては、例えば、ジクミル
パーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイド、ラウ
ロイルパーオキサイド等が挙げられる。パーオキシケタ
ール類としては、例えば、1,1−ビス(t−ブチルパ
ーオキシ)3,3,5−トリメチルシクロヘキサン等が
挙げられる。ケトンパーオキサイド類としては、例え
ば、メチルエチルケトンパーオキサイド等が挙げられ
る。
ば、t−ブチルハイドロパーオキサイド等が挙げられ
る。これらの加熱重合開始剤は1種または数種組み合わ
せて用いられる。また、これらの酸化剤の配合量は、義
歯床用裏装材全体(100重量%)に対して、通常0.
01〜15重量%の範囲、好ましくは0.1〜10重量
%の範囲で使用される。
て加熱重合開始剤を用いる場合は、粉液型の場合、粉成
分と液成分とを使用時に混合して得られたペースト状の
組成物を、口腔内に適用して、その後重合する手法がと
られる。加熱重合開始剤は粉/液成分のどちらか一方だ
けに配合するか、2成分に分けて配合することができ
る。また、ペースト型の場合、加熱重合開始剤が配合さ
れた1ペースト型となる。
有機過酸化物/アミン系、有機過酸化物/アミン/スル
フィン酸(またはその塩)系等のレドックス系の重合開
始剤が好適に用いられる。レドックス系の重合開始剤を
使用する場合、本発明の義歯床用裏装材は酸化剤と還元
剤が別々に包装された包装形態をとる必要がある。
同様のものが挙げられる。これらの酸化剤は、1種また
は数種組み合わせて用いられる。また、これらの酸化剤
の配合量は、義歯床用裏装材全体(100重量%)に対
して、通常0.01〜15重量%の範囲、好ましくは
0.1〜10重量%の範囲で使用される
られ、例えば、N,N−ジメチルアニリン、N,N−ジ
メチル−p−トルイジン、N,N−ジメチル−m−トル
イジン、N,N−ジエチル−p−トルイジン、N,N−
ジメチル−3,5−ジメチルアニリン、N,N−ジメチ
ル−3,4−ジメチルアニリン、N,N−ジメチル−4
−エチルアニリン、N,N−ジメチル−4−i−プロピ
ルアニリン、N,N−ジメチル−4−t−ブチルアニリ
ン、N,N−ジメチル−3,5−ジt−ブチルアニリ
ン、N,N−ジ(2−ヒドロキシエチル)−p−トルイ
ジン、N,N−ジ(2−ヒドロキシエチル)−3,5−
ジメチルアニリン、N,N−ジ(2−ヒドロキシエチ
ル)−3,4−ジメチルアニリン、N,N−ジ(2−ヒ
ドロキシエチル)−4−エチルアニリン、N,N−ジ
(2−ヒドロキシエチル)−4−i−プロピルアニリ
ン、N,N−ジ(2−ヒドロキシエチル)−4−t−ブ
チルアニリン、N,N−ジ(2−ヒドロキシエチル)−
3,5−ジi−プロピルアニリン、N,N−ジ(2−ヒ
ドロキシエチル)−3,5−ジt−ブチルアニリン、4
−ジメチルアミノ安息香酸エチル、4−ジメチルアミノ
安息香酸n−ブトキシエチル、4−ジメチルアミノ安息
香酸(2−メタクリロイルオキシ)エチル、トリメチル
アミン、トリエチルアミン、N−メチルジエタノールア
ミン、N−エチルジエタノールアミン、N−n−ブチル
ジエタノールアミン、N−ラウリルジエタノールアミ
ン、トリエタノールアミン、(2−ジメチルアミノ)エ
チルメタクリレート、N−メチルジエタノールアミンジ
メタクリレート、N−エチルジエタノールアミンジメタ
クリレート、トリエタノールアミンモノメタクリレー
ト、トリエタノールアミンジメタクリレート、トリエタ
ノールアミントリメタクリレート等が挙げられる。
わせて用いられる。また、これらの還元剤の配合量は、
義歯床用裏装材全体(100重量%)に対して、通常
0.01〜15重量%の範囲、好ましくは0.1〜10
重量%の範囲で使用される。本発明の義歯床用裏装材の
重合開始剤として化学重合開始剤を用いる場合は、粉液
型の場合、有機過酸化物等の酸化剤と、3級アミン等の
還元剤が、粉/液成分に、それぞれ分けて配合される必
要がある。また、酸化剤と還元剤とが別々に配合された
ペーストを使用時に混合して重合する手法がとられる。
じてフィラーを配合することができる。フィラーは有機
物でも無機物でもかまわないが、無機フィラーとして
は、例えば、シリカあるいはカオリン、クレー、雲母、
マイカなどのシリカを基材とする鉱物、シリカを基材と
し、Al2O3、B2O3、TiO2、ZrO2、Ba
O、La2O3、SrO2、CaO、P2O5等を含有
するセラミックスやガラスの類、特にランタンガラス、
バリウムガラス、ストロンチウムガラス、ソーダガラ
ス、リチウムボロシリケートガラス、亜鉛ガラス、フル
オロアルミナムボロシリケートガラス、ホウ珪酸ガラ
ス、バイオガラス等が挙げられる。さらには結晶石英、
ヒドロキシアパタイト、アルミナ、酸化チタン、酸化イ
ットリウム、ジルコニア、リン酸カルシウム、硫酸バリ
ウム、水酸化アルミニウム等も好適に用いられる。
せるために、有機樹脂中に無機フィラーが分散したり、
無機フィラーを有機樹脂でコーティングした無機/有機
複合フィラー、繊維状補強剤等を加えることも出来る。
さらに重合禁止剤(例えば、ハイドロキノン、ハイドロ
キノンモノメチルエーテル、ブチルヒドロキシルトルエ
ン等)、酸化安定剤、紫外線吸収剤(例えばベンゾフェ
ノン)、顔料、染料、擬態血管のための繊維を添加する
こともできる。
しい商品形態として、重合触媒として過酸化物と還元剤
の組合せからなる化学重合開始剤を用い、アクリル樹脂
粉末とモノマー液の二包装からなる粉液型がある。この
ような粉液化学重合型の裏装材は操作性に優れ、臨床上
有用である。特に、過酸化物がアクリル系樹脂粉末に添
加された粉剤と、第三級アミンが含フッ素(メタ)アク
リレートと多官能性(メタ)アクリレートに配合された
液剤とからなり、両者を混合して重合硬化させる形態が
特に好ましい。
装材において、より好ましい重合触媒は有機過酸化物と
第三級アミンの組合せであって、有機過酸化物として
は、たとえば過酸化ベンゾイル、第三級アミンとしては
芳香族第三級アミンが好ましく、たとえば、N,N−ジ
メチルアニリン、N,N−ジメチル−p−トルイジン、
N,N−ジ(2−ヒドロキシエチル)アニリン、N,N
−ジ(2−ヒドロキシエチル)−p−トルイジン等が特
に好ましい。
状で、粒径が10〜100ミクロンの範囲のアクリル樹
脂粉末を用いると、粉体の操作性や、液剤と混合した際
のペーストの性状を口腔内で印象を採得するのに適した
ものにしやすい。かかるアクリル系樹脂粉末としては、
メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレ
ート、ブチル(メタ)アクリレートの重合体が特に好ま
しい。粒子が球形状のこれらのアクリル系樹脂粉末は、
懸濁重合等の方法で得られる。
らなる粉剤の成分として、さらに、粒径範囲0.001
〜0.1ミクロン、比表面積が20〜500m2/gの
微細な無機酸化物粉末を添加すると、粉剤の流動性が著
しく改善され、臨床操作の点でメリットが大きい。即
ち、歯科医が粉剤を計量する際には、計量カップやスプ
ーン等で粉体を計りとるが、この時、粉体の流動性が悪
かったり粉体が容器の壁に付着したりすると操作性が悪
くなる。アクリル樹脂粉末だけであると粉体の流動性が
あまり良くない場合があったが、上記の微細な無機酸化
物を少量添加すると、アクリル樹脂粉末の流動性が著し
く改善されることを見いだした。かかる微細な無機酸化
物としては、シリカ、アルミナ、酸化チタン、ジルコニ
アなどがあげられるが、中でも、「アエロジル」の商品
名で代表されるような高分散性のシリカが特に好まし
い。これらの微細な無機酸化物粉末の添加量は、アクリ
ル系樹脂粉末に対して、通常、0.01〜5重量%、好
ましくは0.05〜1重量%の範囲である。
法の例を以下に述べる。即ち、過酸化物が添加された粉
剤と第三級アミンを含む液剤を、硬化時間が適切になる
ように、それぞれ適量取って混ぜ合わせる。アクリル樹
脂粉末が液剤にある程度溶解して柔らかい餅状のペース
トになったら、リベースを行う義歯床の粘膜面の上に該
ペーストを築盛する。患者の口腔内にセットし、かみ合
わせて印象採得を行い、数分〜十数分間そのままかみ合
わせた状態で重合硬化させる。なお、リベースを行う義
歯床の粘膜面と本発明の裏装材との接着性を向上させる
ために、接着プライマーを義歯床の表面に予め塗布して
おくこともある。硬化後、口腔内の義歯床を取り外し、
粘膜面からはみ出した裏装材を削除し、必要に応じて研
磨すると、本発明の義歯床用裏装材によりリベースがな
された義歯床が完成する。
るが、本発明はかかる実施例に限定されるものではな
い。尚実施例、比較例に示した略称・略号については以
下の通りである。 6FMA:1H,1H,3H−ヘキサフルオロブチルメ
タクリレート 5F/4H−BMA:1H,1H,2H,2H−ペンタ
フルオロブチルメタクリレート 8FMA:1H,1H,5H−オクタフルオロペンチル
メタクリレート 10FMA:1H,1H,6H−デカフルオロヘキシル
メタクリレート 12FMA:1H,1H,7H−ドデカフルオロヘプチ
ルメタクリレート 16FMA:1H,1H,9H−ヘキサデカフルオロノ
ニルメタクリレート 5FMA:2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロピ
ルメタクリレート 19FMA:1H,1H,2H,2H−ノナデカフルオ
ロウンデシルメタクリレート 7F/12H−NMA:7、7,8,8,8−ペンタフ
ルオロノニルメタクリレート α−FMA:α−フルオロ−メチルアクリレート BMA:ブチルメタクリレート NMA:ノニルメタクリレート EHMA:2−エチルヘキシルメタクリレート
ート 1,10−DD:1,10−デカンジオールジメタクリ
レート 3G:トリエチレングリコールジメタクリレート TMDPO:2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェ
ニルホスフィンオキサイド BPO:ベンゾイルパーオキサイト DMPT:N,N−ジメチル−p−トルイジン DEPT:N,N−ジヒドロキシエチル−p−トルイジ
ン
行った。 (1)重合硬化物の対食用色素着色試験 文献〔鷹股、「日本補綴歯科学会誌」第35巻、第3
号、第542−555頁(1991年)に記載の方法に
準じて測定を行った。すなわち、ペースト状の組成物を
厚さ1mm、直径2cmの円盤状モールドに充填し、ペ
ーストを硬化させた。得られた硬化物を試験片として、
37℃のターメリックの0.05重量%水溶液中に7日
間浸漬し、浸漬前後の色調の変化を色差計(日本電色
製)を用いて測定し、ΔE*で表した。ΔE*の測定は以
下の手順によった。すなわち、硬化物試験片の色度をタ
ーメリック水溶液に浸漬前後でそれぞれ測定し、これを
JIS−Z−8729に定めたL*a*b*表色系による
色空間座標上の点として座標化し、この2点間の距離を
ΔE*とした。すなわち、変色の程度ΔE*は次式で定義
される。ΔE*={(L1 *― L2 *)2+(a1 *― a2 *)
2+ (b1 *― b2 *)2}1/2ここで、(L1 *,a1 *,b1
*)は浸漬前に測定した色座標値で、(L2 *,a2 *,b2
*)は浸漬後に測定した色座標値である。測定に際して
は、硬化物試験片の背後に標準白板をおいて測定した。
ΔE*が大きいほど、変色の程度が大きいことを意味す
る。
モールドに充填し、ペーストを硬化させた。得られた硬
化物を試験片として、試験片を0.5重量%のメチルメ
ルカプタン水溶液(10ml)中に、37℃にて24時
間浸漬し、水洗乾燥後に、25℃において各試験片が最
初の1時間当たりに放出するメチルメルカプタン量を測
定した。メチルメルカプタン量の測定方法は、各試験片
をガラス製サンプル管(100ml)内に入れて、25
℃、1時間後のサンプル管内のメチルメルカプタン濃度
を、メチルメルカプタン用のガス検知管を用いて(吸引
100ml)、検知管の変色部の長さから求めた。
わち、ペースト状の組成物を厚さ1mm、直径2cmの
円盤状モールドに充填し、ペーストを重合硬化させた。
得られた硬化物を試験片として、乾燥させたシリカゲル
の入ったデシケーターに試験片を入れて、37±1℃で
23時間、続いて、25±1℃にて1時間乾燥後、秤量
する。恒量となるまで前記作業を繰り返す(質量W
1)。恒量となったところで、37±1℃の水中に7日
間浸漬させた後、秤量する(質量W2)。その後は、3
7±1℃で23時間、続いて25±1℃にて1時間乾燥
後、秤量する。恒量となるまで前記工程を繰り返す(質
量W3)。 吸水量(μg/mm3)=(W2−W3)/V V;サンプルの体積(mm3) 溶解量(μg/mm3)=(W1−W3)/V
6−768頁(1988年)〕に記載の方法に準じて測
定を行った。すなわち、ペースト状組成物を2.5×5
×30mmの角柱状であり、かつ、中心部に剃刀による
2.5mmの切り欠き部を有するモールドに充填し、ガ
ラス板でペーストを覆い重合硬化させた。得られた硬化
物を試験片として、破壊靱性値を測定した。測定は#1
500の耐水研磨紙で試験片を研磨後、37℃水中に2
4時間保存の後に、試験片をインストロン万能試験器に
設置して、常温下クロスヘッドスピード1mm/分、支
点間距離20mmで行い、試験片が破断した点を以て破
壊靱性値とした。
成により幾つかの重合形態を取りうる。以下に重合形態
別に重合条件を示す。 化学重合型;37℃水中10分 光重合型;技工用光照射器「α−ライト」((株)モリ
タ社製)5分照射 加熱重合型;100℃水中1時間
度305cp)を60g、BPOを2g、微細シリカ
(比表面積130m2/g、粒径0.016ミクロン、
日本アエロジル株式会社製商品名:アエロジル130)
を0.03g含有する粉成分と、6FMAを30g、
1,10−DDを10g、DMPTを2g含有する液成
分とを混合後、化学重合により重合硬化物を得た。硬化
物の変色試験、着臭試験、吸水・溶解試験及び破壊靱性
試験の結果を表1に示す。ここで示すポリマーの溶液粘
度とは、ポリマー成分を本組成物に使用するフッ素モノ
マーに5重量%濃度で溶解させた溶液の25℃における
粘度である。従って、以下の実施例において、ポリマー
成分が同じであっても溶解させるフッ素モノマーが異な
れば、溶液粘度は異なる値を示す。
液粘度315cp)、10FMA(溶液粘度326c
p)、12FMA(溶液粘度370cp)、16FMA
(溶液粘度410cp)、5F/4H−BMA(溶液粘
度300cp)をそれぞれ用いて、同様な試験を行っ
た。結果を表1にあわせて示した。
9FMA、BMA、7F/12H−NMA、NMA、α
−FMAを用いてそれぞれ同様に試験し、結果を表1に
示した。ここで、5FMAは、フッ素を含んだモノマー
であるが、側鎖のR2+Rfの炭素数が3である。19
FMAは、同様な含フッ素メタクリレートモノマーであ
るが、側鎖のR2+Rfの炭素数が11である。7F/
12H−NMAは、側鎖のR2+Rfの炭素数は9個で
あるが、炭素原子に結合する原子のうち、フッ素原子の
占める個数の割合が低い。BMA、NMAはフッ素原子
を含まないメタクリレートモノマーである。α−FMA
は分子中に1個のフッ素原子を有するが、側鎖に相当す
る部分がメチル基で、本発明で示した含フッ素(メタ)
アクリレートとは異なる。
g、BPOを2g含有する粉成分と、16FMAを30
g、3Gを10g、DMPTを2g含有する液成分とを
混合後、化学重合により重合硬化物を得た。(溶液粘度
390cp)
度290cp)を60g、BPOを2g含有する粉成分
と、5FMAを30g、3Gを10g、DMPTを2g
含有する液成分とを混合後、化学重合により重合硬化物
を得た。この組成物は、液成分の含フッ素(メタ)アク
リレートとして、側鎖のR2+Rfの炭素数が3である
5FMAを用いている。
度420cp)を60g、BPOを2g含有する粉成分
と、19FMAを30g、3Gを10g、DMPTを2
g含有する液成分とを混合後、化学重合により重合硬化
物を得た。この組成物は、液成分の含フッ素(メタ)ア
クリレートとして、側鎖のR2+Rfの炭素数が11で
ある19FMAを用いている。
度350cp)を60g、BPOを2g含有する粉成分
と、EHMAを30g、3Gを10g、DMPTを2g
含有する液成分とを混合後、化学重合により重合硬化物
を得た。この組成物は、液成分として含フッ素(メタ)
アクリレートを用いていない。
度390cp)を60g、BPOを2gからなる粉成分
と、16FMAを40g、DMPTを2g含有する液成
分とを混合後、化学重合により重合硬化物を得た。同様
の評価を行い、結果を表2に示した。この組成物は、液
成分として含フッ素(メタ)アクリレートを単独で使用
しており、多官能(メタ)アクリレートを用いていな
い。
して、多官能性メタクリレートとして1,10−DD
を、含フッ素メタクリレートとして6FMAを、それぞ
れ表2に示した配合量で調製した液剤を用い、同様に硬
化物を作製して評価を行った。結果を表2に示した。
度617cp)を60g、BPOを2g含有する粉成分
と、6FMAを30g、3Gを10g、DMPTを2g
含有する液成分とを混合後、化学重合により重合硬化物
を得た。同様な評価を行い、結果を表3にまとめた。
度617cp)を60g、BPOを2g含有する粉成分
と、8FMAを30g、3Gを10g、DEPTを2g
含有する液成分とを混合後、化学重合により重合硬化物
を得た。
径60μm、共重合組成50/50、溶液粘度284c
p)を65g、BPOを2g含有する粉成分と、6FM
Aを25g、1,10−DDを10g、DMPTを2g
含有する液成分とを混合後、化学重合により重合硬化物
を得た。
径60μm、共重合組成50/50、溶液粘度284c
p)を60g、BPOを2g含有する粉成分と、6FM
Aを25g、1,10−DDを10g、EHMAを5
g、DEPTを2g含有する液成分とを混合後、化学重
合により重合硬化物を得た。
径60μm、共重合組成50/50、溶液粘度284c
p)を65g、BPOを2g含有する粉成分と、6FM
Aを25g、1,6−HDを10g含有する液成分とを
混合後、加熱重合により重合硬化物を得た。
径60μm、共重合組成50/50、溶液粘度284c
p)を65g、6FMAを25g、1,6−HDを10
g、BPOを2g含有するAペーストと、PMMA/P
EMA共重合体(分子量70万、平均粒子径60μm、
共重合組成50/50、溶液粘度284cp)を65
g、6FMAを25g、1,6−HDを10g、DMP
Tを2g含有するBペーストとを混合後、化学重合によ
り重合硬化物を得た。
型) PMMA/PEMA共重合体(分子量70万、平均粒子
径60μm、共重合組成50/50、溶液粘度284c
p)を65g、6FMAを25g、1,6−HDを10
g、BPOを2g、TMDPOを1g含有するAペース
トと、PMMA/PEMA共重合体(分子量70万、平
均粒子径60μm、共重合組成50/50、溶液粘度2
84cp)を65g、6FMAを25g、1,6−HD
を10g、DMPTを2g含有するBペーストとを混合
後、光重合により重合硬化物を得た。
径30μm、共重合組成75/25、溶液粘度195c
p)を65g、6FMAを30g、1,6−HDを5
g、TMDPOを1g含有するペーストを、光重合する
ことにより重合硬化物を得た。
マ製)の粉成分を65g、液成分を35gを混合後、化
学重合により重合硬化物を得た。同様の評価を行い、結
果を表3に示した。
ー製)の粉成分を65g、液成分を35gを混合後、化
学重合により重合硬化物を得た。
g、BPOを0.6g、コロイドシリカ粉末(日本アエ
ロジル株式会社製商品名:アエロジル380)を0.0
2g含有する粉成分と、6FMAを35g、1,10−
DDを5g、DEPTを0.15g含有する液成分とを
混合し、得られたペースト状の組成物を口腔粘膜刺激試
験に供した。
規格であるISO10993−10に記載の方法に準
じ、ハムスターを用いて試験を行った。陰性対照とし
て、生理食塩水0.4mlを含んだ1cm四方の綿をハ
ムスターの片側の頬袋に挿入し、ペースト状の本発明の
組成物の0.4mlを含んだ1cm四方の綿を同じハム
スターのもう片側の頬袋に挿入し、10分間接触させ
た。1時間毎に、新しい試料に交換して、上記操作を計
4回行い、試料適用部位を肉眼で観察し、赤斑が生じて
いるか否かで、陰性、陽性の評価を行った。1種の試料
に対してハムスターを5匹使用した。刺激性のある場合
は赤斑が生じ、陽性と判断した。結果を表4に示した。
たメタクリレートモノマーを用いて液剤を調製し、同じ
粉剤と組み合わせて同様にして得られたペースト状の組
成物を口腔粘膜刺激試験に供した。
ロ−メチルアクリレート(α−FMA)を用いて液剤を
調製し、同じ粉剤と組み合わせて同様にして得られたペ
ースト状の組成物を口腔粘膜刺激試験に供した。結果を
表4に示した。この組成物の液成分の中に含まれる含フ
ッ素モノマーは、本発明で用いる含フッ素モノマーとは
異なる化合物である。
60μm、溶液粘度680cp)を100g、BPOを
1g、微細シリカ粉末(比表面積130m2/g、粒径
0.016μm、商品名:アエロジル130)0.05
gをボールミルを用いて均一に混合して粉剤を製造し
た。該粉剤の流動性は優れ、ポリエチレン製の容器に移
して振騰しても、粉剤が容器の壁に付着することはなか
った。一方、10FMAを86g、1,10−DDを1
4g、DEPTを0.24gをそれぞれはかりとって均
一に溶解して液剤を調製し、粉−液化学重合型の裏装材
を作製した。
A製の義歯床の、リベースを行う部分をカーボランダム
ポイントで一層研削し、接着プライマーを塗布した。接
着プライマーは、市販の義歯床用裏装材である「トクソ
ーリベース」(トクヤマ製)付属の接着プライマー(ジ
クロロメタンを主剤とする)を用いた。上述の手順で作
製した粉剤を2.4g、および、液剤を2.0mlをそ
れぞれ測りとって混和し、柔らかいペースト状になった
時点で、接着プライマーを塗布した義歯床の面に該ペー
ストを築盛し、患者の口腔内にセットして咬み合わせを
行って印象採得した。
化した後、患者の口腔内から義歯床を取り出し、はみ出
した裏装材をトリミングした。硬化した裏装材の表面の
未重合層を低減するため、亜硫酸ナトリウムが溶解した
温水(約50℃)中に5分間浸漬した。トリミングした
部分の細かい形態修正と表面の研磨を行い、本発明の裏
装材で適合よくリベースされた義歯床を作製した。
た後、裏装材を目視で観察すると、変着色は殆ど見られ
なかった。また、表面の一部にプラークが少し付着して
いたが、超音波水洗により容易に除去できた。裏装材の
臭いはほとんどなかった。
いた以外は全く同じ組成の粉液型の義歯床用裏装材を調
製し、同様に義歯床にリベースを行った。患者の口腔内
で3週間使用した後、裏装材を観察すると、黄色〜褐色
の変色が著しかった。また、裏装材のにおいも認められ
た。
構造を有する含フッ素(メタ)アクリル酸エステル及び
特定量の多官能性(メタ)アクリル酸エステルを配合す
ることにより、従来の義歯床用裏装材では大きな問題で
あった着色、着臭、吸水等に対する耐汚染性を、硬化物
の靱性を損なうことなく向上させることが出来る。また
さらに、組成物の口腔粘膜に対する刺激性が低い。
Claims (8)
- 【請求項1】(a)アクリル系樹脂、(b)下記一般式
(I)で示される含フッ素(メタ)アクリレート、 CH2=C(R1)COO−R2−Rf (I) (式中、R1は水素原子またはメチル基を示し、R2はア
ルキレン基を示し、Rfはパーフルオロアルキル基を示
し、R2+Rfの炭素数は4〜10、かつ、R2+Rfの
炭素原子に結合する原子のうちフッ素原子の個数が占め
る割合は50%以上である。) (c)多官能性(メタ)アクリレート、及び(d)重合
開始剤を含有することを特徴とする義歯床用裏装材。 - 【請求項2】 請求項1記載の義歯床用裏装材におい
て、一般式(I)で示される含フッ素(メタ)アクリレ
ートにおけるR2+Rfの炭素数が6〜10である義歯
床用裏装材。 - 【請求項3】請求項1又は2記載の義歯床用裏装材にお
いて、(a)アクリル系樹脂が25〜85重量%、
(b)含フッ素(メタ)アクリレートが15〜75重量
%、(c)多官能性(メタ)アクリレートが0.1〜2
0重量%、及び(d)重合開始剤が0.1〜10重量%
である義歯床用裏装材。 - 【請求項4】請求項1〜3いずれかに記載の義歯床用裏
装材において、(b)含フッ素(メタ)アクリレート
が、1H,1H,3H−ヘキサフルオロブチルメタクリ
レート、1H,1H,5H−オクタフルオロペンチルメ
タクリレート、1H,1H,6H−デカフルオロヘキシ
ルメタクリレート及び1H,1H,7H−ドデカフルオ
ロヘプチルメタクリレートからなる群から選ばれる1種
以上の化合物である義歯床用裏装材。 - 【請求項5】請求項1〜4いずれかに記載の義歯床用裏
装材において、(c)該多官能性(メタ)アクリレート
は、2つの(メタ)アクリロイル基の間のアルキレン炭
素数が3〜20であるアルキレングリコールジ(メタ)
アクリレート(アルキレン基は直鎖、分岐若しくは環状
構造でもよい)の1種以上の化合物である義歯床用裏装
材。 - 【請求項6】請求項1〜5いずれかに記載の義歯床用裏
装材において、重合触媒(d)が過酸化物と第三級アミ
ンの組合せであって、粉末成分が、過酸化物が添加され
たアクリル系樹脂の粉末で、液成分が、第三級アミンと
含フッ素(メタ)アクリレート(b)と多官能性メタア
クリレート(c)からなり、粉末成分と液成分を混和す
ることで重合させる、粉液化学重合型の義歯床用軟質裏
装材。 - 【請求項7】請求項6の義歯床用裏装材において、アク
リル樹脂の粉末として、粒子が球形状で、粒径が10〜
100ミクロンの範囲のアクリル樹脂粉末である義歯床
用裏装材 - 【請求項8】粉末成分としてさらに、粒径範囲が0.0
01〜0.1ミクロン、比表面積が10〜500m2/
gの微細な無機酸化物粉末が添加されてなる請求項6の
義歯床用裏装材
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000044222A JP4255596B2 (ja) | 1999-03-03 | 2000-02-22 | 義歯床用裏装材 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5484799 | 1999-03-03 | ||
| JP11-54847 | 1999-03-03 | ||
| JP2000044222A JP4255596B2 (ja) | 1999-03-03 | 2000-02-22 | 義歯床用裏装材 |
Publications (3)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000312689A true JP2000312689A (ja) | 2000-11-14 |
| JP2000312689A5 JP2000312689A5 (ja) | 2006-11-02 |
| JP4255596B2 JP4255596B2 (ja) | 2009-04-15 |
Family
ID=26395662
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000044222A Expired - Fee Related JP4255596B2 (ja) | 1999-03-03 | 2000-02-22 | 義歯床用裏装材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4255596B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007051116A (ja) * | 2005-08-19 | 2007-03-01 | Gc Corp | 歯科用常温重合レジン |
| US7683103B2 (en) | 2004-08-11 | 2010-03-23 | Kuraray Medical Inc. | Dental polymerizable composition |
| JP5653554B1 (ja) * | 2014-05-30 | 2015-01-14 | 株式会社松風 | 二成分混和型イオン徐放性義歯床用関連材料組成物 |
| WO2015105103A1 (ja) * | 2014-01-10 | 2015-07-16 | 株式会社トクヤマデンタル | 義歯床用裏装材 |
| WO2022145466A1 (ja) * | 2020-12-28 | 2022-07-07 | クラレノリタケデンタル株式会社 | 光造形物用接着性組成物 |
| US11559471B2 (en) | 2014-05-30 | 2023-01-24 | Shofu Inc. | Dental composition containing ion sustained-release glass |
-
2000
- 2000-02-22 JP JP2000044222A patent/JP4255596B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7683103B2 (en) | 2004-08-11 | 2010-03-23 | Kuraray Medical Inc. | Dental polymerizable composition |
| JP2007051116A (ja) * | 2005-08-19 | 2007-03-01 | Gc Corp | 歯科用常温重合レジン |
| WO2015105103A1 (ja) * | 2014-01-10 | 2015-07-16 | 株式会社トクヤマデンタル | 義歯床用裏装材 |
| JPWO2015105103A1 (ja) * | 2014-01-10 | 2017-03-23 | 株式会社トクヤマデンタル | 義歯床用裏装材 |
| US10299897B2 (en) | 2014-01-10 | 2019-05-28 | Tokuyama Dental Corporation | Dental plate liner |
| JP5653554B1 (ja) * | 2014-05-30 | 2015-01-14 | 株式会社松風 | 二成分混和型イオン徐放性義歯床用関連材料組成物 |
| US11559471B2 (en) | 2014-05-30 | 2023-01-24 | Shofu Inc. | Dental composition containing ion sustained-release glass |
| US11648184B2 (en) | 2014-05-30 | 2023-05-16 | Shofu Inc. | Dental composition containing ion sustained-release glass |
| WO2022145466A1 (ja) * | 2020-12-28 | 2022-07-07 | クラレノリタケデンタル株式会社 | 光造形物用接着性組成物 |
| JPWO2022145466A1 (ja) * | 2020-12-28 | 2022-07-07 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4255596B2 (ja) | 2009-04-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6410612B1 (en) | Denture rebases | |
| JP6826080B2 (ja) | 歯科材料用重合性モノマー、組成物、接着性歯科材料、及びキット | |
| AU763355B2 (en) | Bonding compositions for dental use | |
| JP4822617B2 (ja) | 歯科用セメント組成物 | |
| JP5577037B2 (ja) | 分包型のレドックス硬化型組成物 | |
| JP5860137B2 (ja) | 1液型の歯科用接着剤 | |
| JP2003012430A (ja) | 歯科用組成物キット | |
| JP4822636B2 (ja) | 歯科用組成物 | |
| JP2937808B2 (ja) | 歯科用接着性組成物 | |
| WO2021132707A1 (ja) | 歯科用ペースト状組成物およびその製造方法 | |
| JP4255596B2 (ja) | 義歯床用裏装材 | |
| JP4889992B2 (ja) | 歯科用コンポジットレジンおよび歯科用充填キット | |
| JPH0331684B2 (ja) | ||
| JPWO2006115065A1 (ja) | 接着性組成物 | |
| JP2002029909A (ja) | 歯科用組成物 | |
| JP3481070B2 (ja) | 軟質リベース材装着用キット | |
| JPH09249514A (ja) | 歯科用レジン強化型セメント用前処理剤 | |
| JP2002038105A (ja) | 接着性組成物 | |
| JPWO2005087179A1 (ja) | 歯科用歯面コーティングキット | |
| JP2008001665A (ja) | 2液型の歯科用接着剤 | |
| JP4583035B2 (ja) | 接着性組成物 | |
| JP4194835B2 (ja) | フッ素樹脂含有リベース材用接着剤 | |
| JP2004315460A (ja) | 歯科用マニキュアキット | |
| EP3143979A1 (en) | Dental primer composition having adhesive property to resin cured material | |
| HK1032006B (en) | Denture rebases |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060915 |
|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060915 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080520 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080610 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090106 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090128 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120206 Year of fee payment: 3 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4255596 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120206 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130206 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130206 Year of fee payment: 4 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130206 Year of fee payment: 4 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130206 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140206 Year of fee payment: 5 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |