JP2000312867A - 超音波洗浄装置 - Google Patents
超音波洗浄装置Info
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Abstract
消費電力量で充分な洗浄効果を得ることができる超音波
洗浄装置を提供する。 【解決手段】 超音波を発生する振動子21と、該振動
子21の出力端にコーン22を介して接続され超音波を
増幅するホーン23とを備え、スリット部4に予め洗剤
を塗布した被洗浄物5を挿入してホーン23の先端部に
給水管10から洗浄液を供給するとともに、被洗浄物5
に超音波を照射して洗浄する超音波洗浄装置1におい
て、給水管10の上流に機能水生成装置30を配設し、
得られる水の各種物性を変化させた機能水を洗浄液とし
て給水管10に送り込む。アルカリイオン水を洗浄液と
して供給できるため、洗浄液に対する洗剤の溶解度が増
して、少ない洗剤使用量で適度な洗浄効果を得ることが
できる。
Description
を利用する家庭用又は業務用の超音波洗浄装置に関する
ものである。
面、あるいは側面に超音波振動子を固着して洗浄槽内に
満たした洗浄液に超音波振動を与え、超音波の粗密波伝
達による圧力変動で洗浄液にキャビテーションを発生さ
せ洗浄液に浸漬した被洗浄物を洗浄する、もしくは頑固
な汚れで、部分的に強力な洗浄力を必要とする場合に超
音波振動を増幅する振動ホーンを利用し、洗浄液中の被
洗浄物に振動ホーンから収束された高エネルギー密度の
超音波を照射して強力なキャビテーションを発生させて
被洗浄物を洗浄する手法が広く用いられてきた。
浄装置の構成では、洗浄槽の大きさが寸法上の制約を受
けて限定されることがあり、この場合は被洗浄物に付着
した汚れが部分的なものであっても、被洗浄物の全体寸
法が洗浄槽より大きい被洗浄物は洗浄不可能となる。
−218337号公報には超音波ホーンを利用した可搬
型の超音波洗浄機が開示されている。この超音波洗浄装
置は、図5に示すように超音波周波電気信号を発生する
発振器51と可搬型の箱体52とで基本的に構成され、
箱体52内部には前記発振器と電気的に接続された振動
子53と該振動子53の励振端を冷却するファン57と
が配設されいる。そして、給液されるホース56がホー
ン55内に連通し、振動子53がコーン54を介してホ
ーン55に連結される構造となっている。
が駆動されると、ホーン55は振動子53と共振し、そ
の先端部では振動振幅が増幅される。このとき、ホーン
55内部に設けられ水道水等からホース56によって給
液される複数の洗浄液噴出口(図示せず)を被洗浄物に
近接させるとともに、ホーン55先端部から強力な超音
波振動を照射することにより、ホーン55先端部と被洗
浄物との間で洗浄液が液溜まりとなって満たされた形と
なり、強力なキャビテーションが発生して適度な洗浄効
果が得られる。従って、これによれば従来必要であった
洗浄槽が不要となり、かつ任意の被洗浄物に対し任意の
方向から照射洗浄することが可能となるため、部分的か
つ頑固な汚れの洗浄に適しているものと考えられる。
ネルギー密度(数十ワット/cm2)の超音波振動とな
っており、被洗浄物の部分洗いを行う際に例えば洗浄機
の箱体52を片手で持ち、もう片方の手に被洗浄物を載
せて洗浄する場合を想定すると、被洗浄物の厚みにもよ
るが洗浄物を透過して使用者の手指に強力な超音波が照
射される可能性が非常に高く、人体の組織にこのような
超音波が照射されるた場合、吸収による発熱(火傷)や
組織破壊を招く危険性がある。また、特に目に見える損
傷がなくても、毎日一定時間このような強力な超音波の
照射を受け続けた場合、骨に何らかの障害をもたらす可
能性があることが知られており、高い洗浄効果が期待で
きる反面、高度な専門知識をもたず超音波の危険性を充
分に理解していない一般の人が取り扱うことは非常に危
険であり、安全性の面で問題があった。
くとも安全に取り扱えるとともに、効果的に衣類などの
被洗浄物の部分洗浄が行える超音波洗浄装置を提案した
(特願平10−197126号)。図6に示すように、
この超音波洗浄装置1は超音波を発生する振動子21
と、該振動子21にコーン22を介して接続され前記振
動子21の超音波振動を増幅させるホーン23とを備
え、これらを保護する箱体3下方に設けられ側面および
前面が大きく開放されたスリット部4に予め洗剤を塗布
した被洗浄物5を挿入し、該被洗浄物5に近接あるいは
接触する前記ホーン23の先端面付近に給水管10から
洗浄液を供給するとともに、強力な超音波振動を与えて
被洗浄物5を洗浄するように構成されている。ここで、
スリット部4の上下方向の幅は少なくともホーン23の
先端部の直前から奥には手指が入らない寸法に設定され
ているため、直接人体に超音波が照射される心配はな
く、被洗浄物5のみに効果的な照射洗浄を施すことがで
きる。
うなスリット部を有する超音波洗浄装置の構成では、安
全性に関する問題は解決されるものの、通常の水道水を
洗浄液に用いた場合、洗剤の溶解度が不十分なため、良
好な洗浄効果を得るには洗剤の使用量が多くなり、排水
による環境汚染の問題があった。また、水道水中には酸
素等の気体が溶存しているが、この溶存気体が洗浄液に
対する超音波の伝達効率を阻害するため、充分な洗浄効
果をあげるには高い超音波出力を必要とし、その結果消
費電力量が増大してランニングコストが高くなるという
問題もあった。
れたものであり、洗剤使用量の軽減を可能とし、しかも
少ない消費電力量で充分な洗浄効果を得ることができる
超音波洗浄装置を提供することを目的とする。
に、請求項1に記載の超音波洗浄装置は、超音波を発生
する手段の先端部に洗剤塗布済みの被洗浄物を近接ある
いは接触させるとともに該被洗浄物に洗浄液と共に超音
波振動を与えて洗浄する超音波洗浄装置において、前記
洗浄液は水の物性を変化させることによって前記洗剤の
溶解度を高くした機能水であることを特徴とするもので
ある。
の物性を変化することによって洗剤の溶解度を高くした
機能水が供給され、この機能水を保水した洗剤塗布済み
の被洗浄物に超音波洗浄が施される。
は、超音波を発生する手段の先端部に洗剤塗布済みの被
洗浄物を近接あるいは接触させるとともに該被洗浄物に
洗浄液と共に超音波振動を与えて洗浄する超音波洗浄装
置において、前記洗浄液は水の物性を変化させることに
よって超音波の伝達効率を高くした機能水であることを
特徴とするものである。
の物性を変化することによって超音波の伝達効率を高く
した機能水が供給され、この機能水を保水した洗剤塗布
済みの被洗浄物に超音波洗浄が施される。
は、超音波を発生する手段の先端部に洗剤塗布済みの被
洗浄物を近接あるいは接触させるとともに該被洗浄物に
洗浄液と共に超音波振動を与えて洗浄する超音波洗浄装
置において、前記洗浄液は水の物性を変化させることに
よって前記洗剤の溶解度を高くするとともに超音波の伝
達効率を高めた機能水であることを特徴とするものであ
る。
の物性を変化することによって洗剤の溶解度を高くする
とともに超音波の伝達効率を高めた機能水が供給され、
この機能水を保水した洗剤塗布済みの被洗浄物に超音波
洗浄が施される。
は、先端部に超音波を増幅させる振動ホーンを有する超
音波を発生する手段を備え、その先端部に洗剤塗布済み
の被洗浄物を近接あるいは接触させるとともに該被洗浄
物に洗浄液と共に超音波振動を与えて洗浄する超音波洗
浄装置において、前記洗浄液は水の物性を変化させるこ
とによって前記洗剤の溶解度あるいは超音波の伝達効率
を高くした機能水であることを特徴とするものである。
の物性を変化することによって洗剤の溶解度あるいは超
音波の伝達効率を高めた機能水が供給され、洗剤塗布済
みの被洗浄物はこの機能水を保水した状態で振動ホーン
により増幅された超音波の照射を受けて洗浄される。
は、請求項1又は請求項4に記載の超音波洗浄装置にお
いて、前記機能水として水を電気分解して得られる酸性
イオン水とアルカリイオン水を用いることを特徴とする
ものである。
イオン水を供給することにより、通常の水道水に比べて
洗浄液に対する洗剤の溶解度が上がり、界面活性剤がよ
く作用する。そして、洗浄後のすすぎには酸性イオン水
を供給することにより、被洗浄物に効果的な殺菌処理が
施される。
は、請求項1又は請求項4に記載の超音波洗浄装置にお
いて、前記機能水として水中に含まれる硬質成分を除去
することにより軟化した水を用いることを特徴とするも
のである。
を多く含む通常の水道水を用いる場合に比べ、洗浄液に
対する洗剤の溶解度が上がり、海面活性剤がよく作用す
る。
は、請求項2又は請求項4に記載の超音波洗浄装置にお
いて、前記機能水として水中の溶存気体を脱気した水を
用いることを特徴とするものである。
の溶存気体を多く含む通常の水道水を用いる場合に比
べ、洗浄液に伝達される超音波の強度が向上する。
て図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る超音
波洗浄装置の構成を示す概略的な正面断面図であり、ま
ずこの図を用いて本発明に係る超音波洗浄装置の全体的
な構成を説明する。図1に示すように、超音波洗浄装置
1は発振器20からの駆動信号を受けて超音波振動を発
生する振動子21と、該振動子21を内蔵するととも
に、一端が前記振動子21の出力端にコーン21を介し
て接続され前記振動子21の超音波振動を増幅させるホ
ーン23を支持する箱体3と、該箱体3の下方に設けら
れ側面および前面が大きく開放されたスリット部4と、
前記箱体3の側面に設けられ前記ホーン23の他端の先
端面付近に洗浄液を供給する給水管10とを有する。
近傍にフランジ24が固定されており、ホーン23を停
止させた状態で該ホーン23の先端面がスリット部4の
上部ガイド4aの底面と略同一平面あるいはやや上方に
なる位置に、箱体3の内周面の全周囲に該箱体3と一体
成形されたドーナツ状のホーン支持部13に前記フラン
ジ24で支持されている。また、ホーン23先端面の直
下部には洗浄液の排出を速やかに行うための排水口7に
連通する貫通孔6が形成されている。そして、前記上部
ガイド4aには、略中央部に前記箱体3の奥行き方向に
伸びる穴部4cが設けられており、該穴部4cは振動子
21の駆動に伴い振動するホーン23の先端面が貫通可
能な寸法形状となっている。さらに、前記給水管10は
機能水生成装置30と配管接続されており、その途中に
は洗浄液の供給量を調節する流量制御弁11が設けられ
ている。尚、12は給水管10から供給される洗浄液の
流れを案内する洗浄液供給ガイドであり、箱体3の内周
面からホーン23先端部のやや上方の側面部近傍へ下向
きの傾斜をもって設けられている。
の動作について順を追って説明する。まず、超音波振動
子21が発振器20からの駆動信号を受けるとその共振
周波数で振動するが、振動子21には振動を増幅するホ
ーン23がコーン22を介して接続されているため、振
動子21の振動が増幅され、ホーン23の先端部では該
ホーン23の材質や形状にもよるが、振動子21の数倍
から数十倍以上の振幅で振動する。このとき、振動子2
1から伝達される振動エネルギーはホーン23で収束さ
れた状態となり、該ホーン23先端部での局所的なエネ
ルギー密度は非常に高く、容易に数十ワット/cm2以
上の強力な出力が得られる。
0で得られた洗浄液が給水管10を経て洗浄液供給ガイ
ド12に流れ出し、随時ホーン23の側面部に洗浄液が
供給される。ホーン23の側面部から均一に流下した洗
浄液はホーン23の先端部で強力な振動を受けて毛細表
面波を生じ、小滴化されて勢いよく下方へ噴出される。
よって、汚れ部分に予め洗剤を塗布した衣類等の被洗浄
物5をスリット部4に挿入し、下部ガイド4bに載置し
て振動子21を駆動させると、ホーン23の先端面から
被洗浄物5に洗浄液が噴射されるとともに、超音波振動
が照射される。
被洗浄物の洗浄方法について説明する。まず、洗浄装置
1のスリット部4に、汚れ部分に予め洗剤を染み込ませ
ておいた衣類等の被洗浄物5の洗浄必要部を挿入して、
前記汚れ部分がホーン23の先端面と近接あるいはわず
かに接触する位置にくるように被洗浄物5を左右に移動
させる。そして、給水管10から洗浄液を供給しながら
振動子21を駆動すると、ホーン23の先端面から該ホ
ーン23で増幅された数十キロHzの強力な超音波振動
が被洗浄物5に伝達され、洗浄液を保水した被洗浄物5
の外表面あるいは繊維内で強力なキャビテーションが発
生して汚れは極めて効率的に除去される。また、洗浄後
の廃液は貫通孔6を経て排水口7より速やかに排出され
る。汚れの落ち具合は目視で確認できるので、この確認
結果に基づいて洗浄を続行するか否かの判断を行えば、
電力の浪費を防げるとともに、適度な洗浄効果を得るこ
とができる。
洗浄液として使用する本発明に係る超音波洗浄装置の実
施の形態を詳しく説明する。 <第1の実施形態>図2は本発明の第1の実施形態に係
る機能水生成装置の概略的な構成図である。本実施形態
では、機能水生成装置30として電解水生成装置30a
を使用する。図2に示すように、電解水生成装置30a
は大まかに、水道水を電気分解することによりアルカリ
イオン水および酸性イオン水を生成する電解槽31と、
該電解槽31の上方に着脱自在に配設され必要に応じて
前記電解槽31に適宜水道水を供給する注水カートリッ
ジ32とから構成されている。
4により陽極側と陰極側とに隔てられおり、水を満たし
て電極33、33間に電解電力を印加することにより水
が電気分解され、陰極側にアルカリイオン水を、一方の
陽極側に酸性イオン水をそれぞれ分離生成することがで
きる。このようにして得られた各イオン水は、電解槽3
1の陽極側および陰極側から下方に引かれた配管の途中
にそれぞれ設けられた流量制御弁11a,11bの開閉
により給水管10へ導かれる。即ち、洗浄時は一方の弁
11aのみを開放することによりアルカリイオン水が洗
浄液として超音波洗浄装置1に送られ、その後弁11a
を閉鎖するとともに他方の弁11bを開放することによ
り酸性イオン水がすすぎ液として送られる構成となって
いる。
カリイオン水を洗浄液に用いた場合、洗浄率に及ぼす洗
剤使用量の影響を調べるため、本実施形態に係る超音波
洗浄装置による洗浄試験を行った。試験条件は以下の通
りである。超音波振動子を周波数60kHz、出力28
Wで駆動させる。また、洗剤としてライオン(株)製の
「プレケア(登録商標)えりそで汚れ用」を用い、その
標準使用量を5ml/100cm2とする。さらに、洗
浄液の水温は25℃とし、洗浄時間は10秒とする。そ
して、被洗浄物としてJIS人工汚染布を1回の試験に
つき3枚づつ用いて計3回洗浄し、その都度洗浄率を測
定して平均値を求めた。比較のため、通常の水道水を洗
浄液に用いて同様の条件で汚染布を洗浄した結果も合わ
せて示す。
リイオン水を供給することにより、洗浄液に対する洗剤
の溶解度が上がり、海面活性剤がよく作用するため、洗
剤の使用量を1/3まで少なくしても、依然として高い
洗浄率(約80%)が維持されている。一方、水道水の
場合、洗剤量が標準のときはアルカリイオン水と同様に
高い洗浄率が得られるものの、洗剤量の減少とともに洗
浄率は著しく低下し、洗剤量が1/3になると洗浄率は
約60%にまで落ちた。よって、洗浄液として水道水を
電解して得られるアルカリイオン水を使用すれば、洗剤
使用量の大幅な軽減を図ることができ、ひいては環境に
与える悪影響が小さい超音波洗浄装置を提供することが
できる。また、充分に洗浄した後のすすぎには酸性イオ
ン水を用いることにより、衣類等の被洗浄物に効果的な
殺菌処理を施すことができる。さらに、この酸性イオン
水の供給により、全水路系統が衛生的に保たれる。
実施形態に係る機能水生成装置の概略的な構成図であ
る。本実施形態では、機能水生成装置30として軟水化
装置30bを使用する。尚、図3において矢印は洗浄液
の流れを示しており、配管の上流側の端部には水道の蛇
口(図示せず)が接続されているものとする。図3に示
すように、軟水化装置30bは陽イオン交換樹脂が充填
されたイオン交換カラム36と、該イオン交換カラム3
6の上流に配設され水道水の流量を調節する流量調整弁
11cとから構成される。よって、流量調整弁11cを
開放すると、水道水がイオン交換カラム36内を通過
し、水中の硬質成分(主としてカルシウムイオンおよび
マグネシウムイオンの硫酸塩と炭酸水素塩)の一部がイ
オン交換により除去される。このとき、流量調整弁11
cにより水道水の供給量を調節することにより、水中の
硬質成分を充分に除去できる。
た水を洗浄液として用いたときの洗浄液の硬度と洗浄率
との関係を調べるため、本実施形態に係る超音波洗浄装
置による洗浄試験を行った。尚、試験条件は上記第1の
実施形態で行った試験と同じである。比較のため、硬質
成分を除去しない通常の水道水を洗浄液に用いて同様の
条件で試験した結果も合わせて示す。
洗浄液として用いた場合では洗浄率が80%に満たない
のに対し、洗浄液の硬度が下がるにつれて洗浄率は向上
し、硬度15では90%近い洗浄率が得られている。こ
れは、水中の硬度成分を除去することにより洗浄液に対
する洗剤の溶解度が上がって界面活性剤がよく作用し、
その結果少ない洗剤量で充分な洗浄効果を上げることが
可能となったためであると考えられる。尚、本実施形態
で使用した軟水化装置30bを、第1の実施形態で説明
した電解水生成装置30aと組み合わせて用いることに
より、さらに洗剤量の軽減が図れることは明白である。
実施形態に係る機能水生成装置の概略的な構成図であ
る。本実施形態では、機能水生成装置30として脱気水
生成装置30cを使用する。尚、図中の矢印は洗浄液お
よび水道水の流れを示しており、配管の上流側の端部に
は水道の蛇口(図示せず)が接続されているものとす
る。図4に示すように、脱気水生成装置30cは中空糸
ユニット39と、該中空糸ユニット39の上流に配設さ
れた三方弁11dと、該三方弁11dから下方へ分岐し
た先に取り付けられ前記中空糸ユニット39内部を減圧
するアスピレーター38とから構成される。
1dを開放すると、矢印の方向から流れてきた水道水
は、中空糸ユニット39を経由して該中空糸ユニット3
9の下流に接続された超音波洗浄装置1の給水管10
(図1参照)に供給されるとともに、アスピレーター3
8側にも一部が分岐して流れるが、例えば該アスピレー
ター38から電気洗濯機の洗濯槽(図示せず)へ配管を
引いておけば、電気洗濯機による洗濯も同時に行えるた
め、水道水が無駄にならない。また、中空糸ユニット3
9は二重構造となっており、外側の空間をアスピレータ
ー38で減圧することにより、内側の中空糸を通過する
水から気体が脱気されるようになっている。さらに、長
時間超音波洗浄装置を駆動して部分洗浄する場合は、前
記洗濯槽からポンプ40によって水を循環させ、連続的
に脱気水を生成させることも可能である。
と、その気体の緩衝作用により超音波が減衰して伝達効
率が悪くなる。通常、水道水中に溶存している酸素の濃
度は8ppm程度であるが、上記方法により脱気した水
道水では溶存酸素の濃度は3ppm程度まで減少する。
表3に本実施形態に係る超音波洗浄装置により水道水に
付与される超音波強度の脱気に伴う変化を示す。
水に伝達される超音波強度は2倍以上に向上する。この
ため、超音波洗浄において洗浄力に寄与する一要素であ
るキャビテーションの発生量も増加し、良好な洗浄効果
を得ることができる。また、この場合は超音波出力を下
げても適度な洗浄力は維持されるので、超音波洗浄装置
の低出力運転が可能となる。このため、消費電力量を低
く抑えることができ、超音波洗浄装置のランニングコス
トが安くなる。
30cを、第1の実施形態で説明した電解水生成装置3
0aおよび第2の実施形態で説明した軟水化装置30b
の一方もしくは両方と組み合わせて用いることにより、
上記効果に加えて洗剤使用量の軽減化が相乗効果として
期待できることは明白である。
1の発明によると、洗浄液として水の物性を変化させる
ことによって洗剤の溶解度を高くした機能水が供給さ
れ、この機能水を保水した洗剤塗布済みの被洗浄物に超
音波洗浄が施されるので、少ない洗剤量で良好な洗浄効
果を得ることができる。よって、排水による環境汚染の
問題が軽減される。
して水の物性を変化させることによって超音波の伝達効
率を高くした機能水が供給され、この機能水を保水した
洗剤塗布済みの被洗浄物に超音波洗浄が施されるので、
低い超音波出力で適度な洗浄効果を得ることができる。
よって、消費電力量を低く抑えることができ、ランニン
グコストの安い超音波洗浄装置を提供できる。
して水の物性を変化させることによって洗剤の溶解度を
高くするとともに超音波の伝達効率を高めた機能水が供
給され、この機能水を保水した洗剤塗布済みの被洗浄物
に超音波洗浄が施されるので、少ない洗剤量かつ低い超
音波出力で良好な洗浄効果を得ることができる。よっ
て、排水による環境汚染の問題が軽減されるとともに、
消費電力量を低く抑えることができ、ランニングコスト
の安い超音波洗浄装置を提供できる。
して水の物性を変化させることにより洗剤の溶解度ある
いは超音波の伝達効率を高くした機能水が供給され、洗
剤塗布済みの被洗浄物はこの機能水を保水した状態で振
動ホーンにより増幅された超音波の照射を受けて洗浄さ
れるので、少ない洗剤量あるいは低い超音波出力で充分
な洗浄効果を得ることができる。よって、排水による環
境汚染の問題が軽減される。もしくは、消費電力量を低
く抑えることができ、ランニングコストの安い超音波洗
浄装置を提供できる。
してアルカリイオン水を供給して超音波振動を被洗浄物
に照射することにより、洗浄液に対する洗剤の溶解度が
上がり、界面活性剤がよく作用するため、少ない洗剤使
用量で充分な洗浄効果が得られるとともに、排水による
環境汚染が軽減される。そして、洗浄後のすすぎには酸
性イオン水を供給することにより、被洗浄物に効果的な
殺菌処理が施されるため、洗浄後の被洗浄物を清潔に保
つことができる。
の硬度成分を除去して軟水化した水を洗浄液に用いて被
洗浄物に超音波振動を照射することにより、洗浄液に対
する洗剤の溶解度が上がって界面活性剤がよく作用する
ようになり、その結果少ない洗剤量で充分な洗浄効果を
上げることができるとともに、排水による環境汚染の問
題が軽減される。
の溶存気体を脱気した水を洗浄液に用いて被洗浄物に超
音波振動を照射することにより、洗浄液に伝達される超
音波強度は飛躍的に向上する。このため、超音波洗浄に
おいて洗浄力に寄与する一要素であるキャビテーション
の発生量も増加し、良好な洗浄効果を得ることができ
る。また、超音波出力を下げても適度な洗浄力は維持さ
れるので、超音波洗浄装置の低出力運転が可能となる。
このため、消費電力量を低く抑えることができ、ランニ
ングコストの安い超音波洗浄装置を提供できる。
示す概略的な正面断面図である。
装置の概略的な構成図である。
装置の概略的な構成図である。
装置の概略的な構成図である。
である。
構成を示す概略的な正面断面図である。 (b) 同上超音波洗浄装置の概略的な透視側面断面図
である。
Claims (7)
- 【請求項1】 超音波を発生する手段の先端部に洗剤塗
布済みの被洗浄物を近接あるいは接触させるとともに該
被洗浄物に洗浄液と共に超音波振動を与えて洗浄する超
音波洗浄装置において、 前記洗浄液は水の物性を変化させることによって前記洗
剤の溶解度を高くした機能水であることを特徴とする超
音波洗浄装置。 - 【請求項2】 超音波を発生する手段の先端部に洗剤塗
布済みの被洗浄物を近接あるいは接触させるとともに該
被洗浄物に洗浄液と共に超音波振動を与えて洗浄する超
音波洗浄装置において、 前記洗浄液は水の物性を変化させることによって超音波
の伝達効率を高くした機能水であることを特徴とする超
音波洗浄装置。 - 【請求項3】 超音波を発生する手段の先端部に洗剤塗
布済みの被洗浄物を近接あるいは接触させるとともに該
被洗浄物に洗浄液と共に超音波振動を与えて洗浄する超
音波洗浄装置において、 前記洗浄液は水の物性を変化させることによって前記洗
剤の溶解度を高くするとともに超音波の伝達効率を高め
た機能水であることを特徴とする超音波洗浄装置。 - 【請求項4】 先端部に超音波を増幅させる振動ホーン
を有する超音波を発生する手段を備え、その先端部に洗
剤塗布済みの被洗浄物を近接あるいは接触させるととも
に該被洗浄物に洗浄液と共に超音波振動を与えて洗浄す
る超音波洗浄装置において、 前記洗浄液は水の物性を変化させることによって前記洗
剤の溶解度あるいは超音波の伝達効率を高くした機能水
であることを特徴とする超音波洗浄装置。 - 【請求項5】 前記機能水として水を電気分解して得ら
れる酸性イオン水とアルカリイオン水を用いることを特
徴とする請求項1又は請求項4に記載の超音波洗浄装
置。 - 【請求項6】 前記機能水として水中に含まれる硬質成
分を除去することにより軟化した水を用いることを特徴
とする請求項1又は請求項4に記載の超音波洗浄装置。 - 【請求項7】 前記機能水として水中の溶存気体を脱気
した水を用いることを特徴とする請求項2又は請求項4
に記載の超音波洗浄装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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| KR10-2000-0022367A KR100373483B1 (ko) | 1999-04-28 | 2000-04-27 | 부분 세탁 장치를 갖는 세탁기 및 세탁 장치 |
| CNB00107086XA CN1229535C (zh) | 1999-04-28 | 2000-04-28 | 具有一个局部洗涤装置的洗衣机以及洗涤装置 |
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Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN105396829A (zh) * | 2015-11-20 | 2016-03-16 | 无锡南方声学工程有限公司 | 一种超声波振动头结构 |
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-
1999
- 1999-04-28 JP JP11121014A patent/JP2000312867A/ja active Pending
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| US11426239B2 (en) | 2006-08-24 | 2022-08-30 | Pipstek, Llc | Dental and medical treatments and procedures |
| JP2019188187A (ja) * | 2012-04-13 | 2019-10-31 | ソネンド インコーポレイテッド | 歯および歯肉ポケットを洗浄する装置および方法 |
| JP7131876B2 (ja) | 2012-04-13 | 2022-09-06 | ソネンド インコーポレイテッド | 歯および歯肉ポケットを洗浄する装置および方法 |
| CN105396829A (zh) * | 2015-11-20 | 2016-03-16 | 无锡南方声学工程有限公司 | 一种超声波振动头结构 |
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