JP2000313200A - 装飾材 - Google Patents

装飾材

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JP2000313200A
JP2000313200A JP11122606A JP12260699A JP2000313200A JP 2000313200 A JP2000313200 A JP 2000313200A JP 11122606 A JP11122606 A JP 11122606A JP 12260699 A JP12260699 A JP 12260699A JP 2000313200 A JP2000313200 A JP 2000313200A
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JP
Japan
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pattern
decorative
decorative layer
ink
layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP11122606A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Aoyama
勝巳 青山
Tetsuya Ashida
哲也 芦田
Junya Ichimura
潤矢 市村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TSUCHIYA DECAL INDUSTRIAL CO Ltd
Original Assignee
TSUCHIYA DECAL INDUSTRIAL CO Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】装飾材に特別な表面形状を付与しなくても、一
つの面において異種の図柄を表出できる装飾材を提供す
る。 【解決手段】基材2上に、網状点状に分解された図柄4
を有する第1の装飾層6と、網状点状に分解された図柄
8を有する第2の装飾層10とを備え、前記第2の装飾
層10は、多重反射性インキで形成する。前記第2の装
飾層10の多重反射性インキが光を反射する角度からは
前記第1の装飾層6の図柄4が隠蔽され前記第2の装飾
層10の図柄8が表出され、そうでない角度からは前記
第2の装飾層10の図柄8が隠蔽され前記第1の装飾層
6の図柄4が表出される、

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、各種表面を図柄
で装飾する装飾材に関し、特に、見る角度によって異な
った図柄が表出する装飾材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、見る方向によって異なった図柄が
現れるようになっている装飾体がある。このような装飾
体においては、例えば、表面形状が凹凸に形成され、あ
るいは短冊状の板を並べて形成されていて、一方向から
は、一つの図柄が見え、反対方向から他の図柄が見える
ように工夫されている。しかしながら、このような装飾
方法は、装飾材の表面形状に制限があり、どのような被
装飾体にも適用することは困難であった。また、図柄の
変化も緩慢であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明では、
装飾材に特別な表面形状を付与しなくても、一つの面に
おいて異種の図柄を表出できる装飾材を提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、一方の図柄
と他方の図柄とをそれぞれ網状点状に分解し、一方の図
柄を、通常のインキで形成し、他方の図柄を光の反射方
向が一定方向に制御されている多重反射性インキで形成
することにより、ある角度においては一方の図柄のみを
表出でき、ある角度においては他方の図柄のみを表出で
きることを見いだし、本発明を完成した。すなわち、本
発明は、基材上に、網状点状に分解された図柄を有する
第1の装飾層と、網状点状に分解された図柄を有する第
2の装飾層とを備え、前記第2の装飾層は、多重反射性
インキで形成されている、装飾材を提供する。また、前
記第1の装飾層は、網点面積率50%以上100%未満
の領域を有し、前記第2の装飾層は、この領域に重複し
て網点面積率30%以上100%未満の領域を有する、
前記装飾材も提供する。前記第1の装飾層は単色のイン
キでトーン差で形成された第1の図柄を有し、前記第2
の装飾層は、前記第1の図柄に重複して第1の図柄とは
異なる単色のインキでトーン差で形成された第2の図柄
を有する、前記装飾材も提供する。この装飾材におい
て、前記第1の図柄は網点面積率が50%以上100%
未満であり、前記第2の図柄は、前記第1の図柄に重複
し網点面積率が30%以上100%未満である、装飾材
も提供する。前記第1の図柄のインキは前記第2の図柄
のインキよりも淡色である、前記装飾材も提供する。ま
た、上記いずれかの装飾材において、前記第2の装飾層
の多重反射性インキが光を反射する角度からは前記第1
の装飾層の図柄が隠蔽され前記第2の装飾層の図柄が表
出され、そうでない角度からは前記第2の装飾層の図柄
が隠蔽され前記第1の装飾層の図柄が表出される、装飾
材を提供する。
【0005】このような装飾材によれば、第1の装飾層
の図柄と第2の装飾層の図柄と二面性を有した装飾材と
なっている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の装飾材は、基材表面に第1の装飾層と第2の装
飾層とを有している。本発明の装飾材に用いることので
きる基材は、その材料および形態を限定しない。印刷等
によりインキを基材表面に供給し固定することができる
ものであればよい。具体的には、各種用途に適した紙
類、ポリ塩化ビニルやポリエステルなどの各種プラスチ
ック類、セロハン、アルミニウム、ステンレス等の金属
等をあげることができる。また、これらの基材の形態も
特に限定しない。シート状、フィルム状、チューブ状
等、基材の用途に適した形態を備えている。
【0007】第1の装飾層および第2の装飾層はそれぞ
れ、網状点状に分解された図柄を有している。本明細書
において、図柄が網状点状に分解されているとは、図柄
が網点(ドット)の集合体として形成されている他、同
様に階調表現が可能な印刷技法で図柄が作成され、かつ
ベタ塗りでないこと(網点面積率が100%未満である
こと)を意味する。網点の形態は、従来公知の、スクエ
アドット、チエンドット等の各種形態を採用することが
できる。
【0008】第1の装飾層の図柄は、通常の印刷インキ
で形成される。特にインキの種類を限定しない。各種顔
料や染料を含むインキを使用できる。好ましくは、光を
全反射したり多重反射したり、あるいは散乱したりしな
い、通常の顔料インキを使用する。
【0009】第2の装飾層の図柄は、多重反射性インキ
で形成される。多重反射性インキとは、光透過性のイン
キであるとともに、光の反射方向が一定方向に制御され
ているとともに、インキを意味する。多重反射性インキ
は、光を反射する方向から見ると、輝きをもって現れる
が、光を反射しない方向から見ると、光透過性のため、
下地の表面を認知でき、インキ自体が隠蔽されたように
なるインキである。具体的には、パール顔料や、天然パ
ールエッセンス、塩基性炭酸鉛、雲母、酸化チタン被覆
雲母等を含むパールインキ等を挙げることができる。な
お、第2の装飾層は、第1の装飾層の上層に形成される
ことが好ましい。
【0010】このように第1の装飾層と第2の装飾層と
を備えることにより、第2の装飾層に用いた多重反射性
インキが光を反射する方向から見ると、第2の装飾層の
図柄が際だって表出され、第1の装飾層の図柄は隠蔽さ
れたようになる。一方、前記多重反射性インキが光を反
射しない方向から見ると、第2の装飾層の図柄が隠蔽さ
れ、第1の装飾層の図柄が際だって表出される。すなわ
ち、二面性が形成される。
【0011】かかる二面性は、以下のようにすると、さ
らに明瞭となる。すなわち、第1の装飾層を網点面積率
50%以上100%未満とし、第2の装飾層を網点面積
率30%以上100%未満とすることが好ましい。この
ようにすると、多重性インキが光を反射する方向から見
た場合の、第1の装飾層に対する第2の装飾層の隠蔽が
良好に達成される。また、多重性インキが光を反射しな
い方向から見た場合には、第1の装飾層の図柄が明瞭と
なる。より好ましくは、第1の装飾層の網点面積率が6
0%以上100%未満であり、第2の装飾層の網点面積
率が50%以上100%未満である。
【0012】網点のピッチは、15line/inch以上であ
ることが好ましい。この線数以上であると、網状点状に
分解された図柄の明瞭性と隠蔽性を同時に確保すること
ができるからである。より好ましくは、25line/inch
以上である。
【0013】また、第1の装飾層の図柄の網点に対し
て、第2の装飾層の図柄の網点は、重複していても重複
していなくてもよい。基材の明度が高い場合、第1の装
飾層の網点と第2の装飾層の網点とは、重複していなく
ても、相互の隠蔽効果を得ることができる。前記第2の
装飾層の図柄における網点が30%以上重複しているこ
とが好ましい。このようにすると、相互の図柄の隠蔽効
果が有効に発揮される。特に、基材の明度が低い場合に
相互の図柄の隠蔽効果が高くなる。
【0014】また、好ましくは、第1の装飾層を単色の
インキでトーン差で形成された図柄を有し、第2の装飾
層には前記図柄と異なる単色の多重反射性インキでトー
ン差で形成された図柄を有するようにする。これによ
り、色の二面性が加わって、よりいっそう、図柄の二面
性が強調される。ここでトーン差で形成されたとは、網
状点状のグラデーションによって図柄が形成されている
ことを意味する。
【0015】また、好ましくは、第1の図柄と第2の図
柄とが重複するようにする。このようにすると、第1の
図柄と第2の図柄との相互の隠蔽効果が高まるからであ
る。
【0016】また、第1の図柄のインキを第2の図柄の
インキよりも淡色とするのが好ましい。このようにする
と、第2の図柄がより効果的に隠蔽される。特に、第1
の図柄と第2の図柄が重複させる場合により効果的であ
る。具体的には、第1の図柄を形成するインキが、白、
ベージュ、グレー等の彩度が低く明度が高い色を有して
おり、第2の図柄の多重反射インキが発色したときの彩
度が、第1の図柄を形成するインキよりも高い場合、具
体的には、パールゴールド、パールレッド、パールパー
プル、パールブルー、パールグリーン、パールピンク等
の場合である。
【0017】また、基材の色を濃色系あるいは暗色系と
すると、第1の装飾層の図柄と第2の装飾層の図柄がと
もに明瞭に表出されるとともに、二面性効果も高いもの
となる。特に、第1の装飾層の図柄のインキを第2の装
飾層のインキよりも淡色とした場合に顕著である。な
お、装飾材を適用する被装飾体が濃色系あるいは暗色系
の場合には、基材を透明状体とすれば、同様の効果を得
ることができる。
【0018】以下に、本発明の一実施形態を例示する。
この形態は、スクリーン印刷によって第1の装飾層と第
2の装飾層とを形成した例である。黒色のベタ面を有す
る基材2表面に、網点のグラデーションで女性の顔の図
柄4をライトグレー色のインキ(帝国インキ製造(株)
製)で印刷し第1の装飾層6を形成した。この女性の顔
の図柄4と重複するように、網点のグラデーションでロ
ボットの頭部の図柄8をパールゴールドのインキ(帝国
インキ製造(株)製)で印刷し第2の装飾層10を形成
した。さらに、クリア層12で被覆した。図柄4と図柄
8とは、同じ輪郭を有し、女性の顔とロボットの頭部と
が重なって形成され、装飾材が二面性を有する場合に
は、一つの顔が女性とロボットの顔とのそれぞれに見え
るように構成されている。図柄4の網点面積率は60%
以上100%未満であり、図柄8の網点面積率は50%
以上100%未満であった。また、網点の重複率は、お
およそ40%であった。
【0019】図2(a)に示すように、パールゴールド
インキが光を反射しない角度でこの装飾材を見た場合、
ライトグレーインキで印刷した女性の顔の図柄4のみが
はっきりと目視され、その上に印刷したパールゴールド
のロボットの頭部の図柄8は光が透過して認知できなか
った。一方、図2(b)に示すように、パールゴールド
インキが光を反射する角度でこの装飾材を見た場合、パ
ールゴールドインキで印刷したロボットの図柄8が明瞭
に認知でき、ライトグレーインキで印刷した女性の図柄
4が隠蔽され認知できなかった。この実施形態によれ
ば、第1の図柄4と第2の図柄8とが、位置的にも重複
しており、また、ライトグレーインキがパールゴールド
インキよりも淡色であり、基材が黒色であるので、二つ
の図柄4、8の二面性が良好に発揮されるとともに、そ
れぞれの図柄4、8が明瞭に見ることができた。
【0020】なお、以上の本発明の好ましい変形は、こ
れら1種類あるいは2種類以上を組み合わせて、本発明
の装飾材に適用することができる。また、各種装飾材の
必要に応じて、表面にクリアー層を設けたり、基材裏面
に接着剤層や剥離紙を設けてもよい。
【0021】このように第1の装飾層の図柄は、第2の
装飾層の図柄によって隠蔽される場合があり、第2の装
飾層の図柄は、光の透過によって自ら隠蔽される場合が
ある。この結果、第1の装飾層の図柄と第2の装飾層の
図柄とが2面性をもって装飾材上に表現される。
【0022】本発明の装飾材は、具体的には、各種建築
用内外装材、車両のシャーシやガラス面、包装容器、被
広告体表面に適用するためのシール材、シート材、ラベ
ル等とするのが好ましい。また、基材を、各種建築用内
外装材、車両の外板、車両用ガラス、包装容器、被広告
体として、本発明における第1の装飾層と第2の装飾層
を備え本発明の作用を奏する装飾体とすることも好まし
い。また、本発明の装飾材は、基材を転写紙とすること
により、本発明の装飾作用を奏する転写紙とすることも
好ましく、さらに、この転写紙を他の物品に適用すれ
ば、本発明の装飾作用を奏する装飾体を得ることもでき
る。また、本発明における第1の装飾層と第2の装飾層
を備えるように、物品表面を装飾する方法も実施するこ
とが可能である。具体的には、物品表面に直接このよう
な第1の装飾層と第2の装飾層を形成したり、第1の装
飾層と第2の装飾層とを備える装飾材を物品表面に付与
したりすることにより達成される。
【0023】さらに好ましくは、本発明の装飾材あるい
は装飾体は、可動物体に適用するのが好ましい。可動物
体に適用すれば、物体の動きに応じて、図柄の二面性が
表出され、意匠効果が高いからである。かかる可動物体
としては、車両である。
【0024】
【発明の効果】本発明によると、一つの面において異種
の図柄を表出できる装飾材を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における装飾材の断面構造
を示す図である。
【図2】本発明の一実施形態における図柄の二面性を説
明する図2(a)と図2(b)とを示す図である。
【符号の説明】
2 基材 4 第1の図柄 6 第1の装飾層 8 第2の図柄 10 第2の装飾層

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材上に、網状点状に分解された図柄を有
    する第1の装飾層と、網状点状に分解された図柄を有す
    る第2の装飾層とを備え、前記第2の装飾層は、多重反
    射性インキで形成されている、装飾材。
  2. 【請求項2】前記第1の装飾層は、網点面積率50%以
    上100%未満の領域を有し、前記第2の装飾層は、こ
    の領域に重複して網点面積率30%以上100%未満の
    領域を有する、請求項1に記載の装飾材。
  3. 【請求項3】前記第1の装飾層は単色のインキでトーン
    差で形成された第1の図柄を有し、前記第2の装飾層
    は、この第1の図柄に重複して第1の図柄とは異なる単
    色のインキでトーン差で形成された第2の図柄を有す
    る、請求項1に記載の装飾材。
  4. 【請求項4】前記第1の図柄は網点面積率が50%以上
    100%未満であり、前記第2の図柄は、前記第1の図
    柄に重複し網点面積率が30%以上100%未満であ
    る、請求項3記載の装飾材。
  5. 【請求項5】前記第1の図柄のインキは前記第2の図柄
    のインキよりも淡色である、請求項3または4記載の装
    飾材。
  6. 【請求項6】前記第2の装飾層の反射性インキが光を反
    射する角度からは前記第1の装飾層の図柄が隠蔽され前
    記第2の装飾層の図柄が表出され、そうでない角度から
    は前記第2の装飾層の図柄が隠蔽され前記第1の装飾層
    の図柄が表出される、請求項1から6のいずれかに記載
    の装飾材。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008030266A (ja) * 2006-07-27 2008-02-14 Polymatech Co Ltd 加飾シート及び加飾成形体
JP2009057081A (ja) * 2007-08-31 2009-03-19 Showa Aluminum Kan Kk 光輝性金属缶

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