JP2000313552A - ロール紙の巻取り軸、及びそれを用いたロール紙巻取り装置 - Google Patents

ロール紙の巻取り軸、及びそれを用いたロール紙巻取り装置

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JP2000313552A
JP2000313552A JP11124291A JP12429199A JP2000313552A JP 2000313552 A JP2000313552 A JP 2000313552A JP 11124291 A JP11124291 A JP 11124291A JP 12429199 A JP12429199 A JP 12429199A JP 2000313552 A JP2000313552 A JP 2000313552A
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winding shaft
shaft
paper
winding
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JP11124291A
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Masaaki Nakamura
政昭 中村
Hiroshi Ishida
浩 石田
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Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紙を巻取り軸にロール状にしっかりと巻き取
ることと、巻き取ったロール紙を、巻取り軸から容易に
抜き取るようにすることとを同時に達成できる巻取り軸
及びそれを用いたロール紙巻取り装置を提供する。 【解決手段】 回転駆動されて連続した紙を巻き取り、
かつ巻き取ったロール紙を、その巻取り軸芯に沿って抜
き取るように構成された巻取り軸35及びそれを用いた
ロール紙巻取り装置である。そして、巻取り軸芯36の
外周面には、ロール紙の内側面と部分的に接触するよう
に軸方向に延びる複数の突条37,38,39が設けら
れ、この突条の少なくとも一つが、軸半径内側方向に弾
性変形する縮径突条として構成された。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明属する技術分野】本発明は、回転駆動されて連続
した紙を巻き取り、かつ巻き取ったロール紙を、その巻
取り軸芯に沿って抜き取るように構成された巻取り軸及
びそれを用いたロール紙巻取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば、請求書や納品書など
においては、納入側と顧客側とにおいて納品書などに記
載された情報が完全に一致することが要求される。この
ようなことは、請求書や納品書以外にも極めて重要な情
報記録についても同様に、記録内容の食い違いを皆無に
することが必須となる。
【0003】このような要望に対応するものとしては、
例えば、複数枚の記録紙を重ね合わせておき、インパク
ト印字にて印字する、所謂インパクト印字タイプのプリ
ンタを用いて加圧印字し、この重ね合わせた複数枚の記
録紙に同時に同じ情報を記録することが行われている。
そして、この種のプリンタに使用される複写用記録紙に
は、長尺に構成されてロール状に巻かれた複写ロール紙
がある。
【0004】この複写ロール紙をプリンタに供給するた
めには、複写ロール紙を回転自在に保持し、この複写ロ
ール紙から引き出された記録紙をプリンタのプラテンに
よって引張することによって記録紙を搬送する。このよ
うにプラテンを用いて記録紙の搬送を行いながら、該プ
ラテンの部分で記録紙を打刻して、重なった複数の記録
紙に同一内容を同時に記録するようになっているのが一
般的である。
【0005】複写ロール紙巻取り装置、すなわち、記録
紙を重ね合わせた状態で巻回した複写ロール紙を記録領
域に供給するロール紙巻取り装置においては、印字後に
その一部の用紙を巻取り保管する巻取り軸を備えてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記巻取り軸への紙の
巻き取りは、紙の安定した走行(挙動の安定した走行)
等を考慮すると、適宜バックテンションなどをかけて、
巻きぶくれのないようにしっかり巻き取ることが必要で
ある。一方、巻取り軸にロール状に巻き取られたロール
紙は、巻取り軸から取り外して保管するが、この取り外
しのとき、ロール紙の巻きがきついと、巻取り軸から抜
けなかったり、また、むり抜きすると、ロール状態が崩
れたりする。
【0007】このように、紙を巻取り軸にロール状にし
っかりと巻き取ることと、巻き取ったロール紙を、巻取
り軸から容易に抜き取るようにすることとを、同時に達
成するのは非常に困難であった。特に、合成樹脂にて構
成される巻取り軸においては、複雑な構成を採用し難く
極めて困難であった。
【0008】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、紙を巻取り軸にロール状にしっかりと巻き取
ることと、巻き取ったロール紙を、巻取り軸から容易に
抜き取るようにすることとを同時に達成でき、しかも合
成樹脂でも容易に構成できる巻取り軸及びそれを用いた
ロール紙巻取り装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る巻取り軸
は、回転駆動されて連続した紙を巻き取り、かつ巻き取
ったロール紙を、その巻取り軸芯に沿って抜き取るよう
に構成された巻取り軸であって、前記巻取り軸の外周面
には、前記ロール紙の内側面と部分的に接触するように
軸方向に延びる複数の突条が設けられ、該突条の少なく
とも一つが、軸半径内側方向に弾性変形する縮径突条と
して構成されたことを特徴とし(請求項1)、これによ
って前記目的を達成することができる。
【0010】また、本発明に係る巻取り軸において、 ・前記縮径突条は、開口を備えており、該開口に対応し
た端面が変形領域に構成されていると共に、該変形領域
に他の端面よりも軸半径外方に突出する突起部を設けた
こと(請求項2)、 ・前記縮径突条は、前記ロール紙の先端を受容可能なス
リットを形成する断面略コ字状のベース部と、該ベース
部から軸半径外方に突出する先端突起とから構成された
こと(請求項3)、
【0011】・前記縮径突条が、軸心を挟んで対象位置
に設けられたこと(請求項4)、 ・軸全体が合成樹脂にて構成され、前記突条が前記外周
面とは別体に形成されて、該外周面に取り付けられたこ
と(請求項5)、 を特徴とする。
【0012】本発明に係るロール紙巻取り装置は、同じ
情報を同時に記録できるように複数の記録紙を重ね合わ
せた状態で巻回した複写ロール紙を回転可能に保持し、
該複写ロール紙を引き出して記録領域に供給し、記録領
域にて情報記録後に前記記録紙の一部を巻き取る巻取り
軸を備えたロール紙巻取り装置において、前記巻取り軸
の外周面に、前記ロール紙の内側面と部分的に接触する
ように軸方向に延びる複数の突条が設けられ、該突条の
少なくとも一つが、軸半径内側方向に弾性変形する縮径
突条として構成されたことを特徴とし(請求項6)、こ
れにより上記目的を達成することができる。
【0013】(作用)本発明に係る巻取り軸によれば、
回転駆動されて連続した紙を巻き取り、かつ巻き取った
ロール紙を、その巻取り軸芯に沿って抜き取るように構
成された巻取り軸で、この巻取り軸の軸芯外周面に、ロ
ール紙の内側面と部分的に接触するように軸方向に延び
る複数の突条が設けられているので、ロール紙の内周面
との接触面積を少なくでき、またこれらの突条の少なく
とも一つが、軸半径内側方向に弾性変形する縮径突条と
して構成されているので、巻取り時において、巻き取る
紙をきつく巻いても、ロール紙を引き抜くときに、縮径
突条が軸径内方側に変形して、引き抜き抵抗を小さくで
きる。(請求項1)
【0014】また、本発明に係る巻取り軸において、縮
径突条が、開口を備え、この開口に対応した端面が変形
領域に構成され、この変形領域に他の端面よりも軸半径
外方に突出する突起部が形成された構成によれば、この
突起部に、巻き取られたロール紙の内周面が接触してし
っかりと巻き取られる一方、ロール紙を巻取り軸から抜
き取るときは、巻取り軸から抜くように操作すること
で、突起部が軸内方に位置ズレするように変形領域を変
形させる。(請求項2)
【0015】また、本発明に係る巻取り軸において、縮
径突条が、ロール紙の先端を受容可能なスリットを形成
する断面略コ字状のベース部と、該ベース部から軸半径
外方に突出する先端突起とからなる構成によれば、ベー
ス部によって、ロール紙の先端を係止するだけでなく、
該ベース部の撓み易い形状により、ロール紙内周面と接
触する先端突起が弾性変形(軸径方向に揺動する)する
ので、ロール紙の抜き取り抵抗を小さくすることができ
る。(請求項3)
【0016】また、本発明に係る巻取り軸において、縮
径突条が、軸心を挟んで対象位置に設けられた構成によ
れば、突条の変形しろを大きくとることができ、ロール
紙の抜き取り抵抗を更に小さくできる。(請求項4)
【0017】また、本発明に係る巻取り軸において、軸
全体が合成樹脂にて構成され、突条が巻取り軸の外周面
とは別体に形成されたことで、合成樹脂による変形領域
等の形状が容易に形成でき、しかも、紙を巻取り軸にロ
ール状にしっかりと巻き取ることができる。(請求項
5)
【0018】本発明に係るロール紙巻取り装置は、回転
駆動されて連続した紙を巻き取り、かつ巻き取ったロー
ル紙を、その巻取り軸芯に沿って抜き取り可能にするべ
く、軸芯外周面に、ロール紙の内側面と部分的に接触す
るように軸方向に延びる複数の突条が設けられているの
で、ロール紙の内周面との接触面積が少なく構成され、
またこれらの突条の少なくとも一つが、軸半径内側方向
に弾性変形する縮径突条として構成されていることで、
巻取り時において、巻き取る紙をきつく巻くように巻き
取っても、ロール紙を軸芯から引き抜くときに、縮径突
条が軸径内方側に変形して、引き抜き抵抗の小さいロー
ル紙巻取り装置とすることができる。(請求項6)
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る巻取り軸の実
施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。図
1は、本発明に係る巻取り軸の一実施の形態を示す斜視
図である。図2は、図1におけるA−A線に沿った部分
の断面図である。図3は、図1に示す巻取り軸の作用を
示すための要部(A−A線に沿った部分)断面図であ
る。図4は、図1に示す巻取り軸の作用を示すための要
部(A−A線に沿った部分)断面図である。図5は、本
発明に係る巻取り軸を備える複写ロール紙巻取り装置及
びプリンタを示す概略図である。
【0020】(第1の実施の形態)本実施の形態の特徴
部分を説明する前に、複写ロール紙巻取り装置及びプリ
ンタ全体構成について概略を説明する。図5に示すよう
に、本実施形態に係る複写ロール紙巻取り装置1は、同
じ情報を同時に記録できるように複数の記録紙(重ね合
わせた状態で巻回した複写ロール紙10)を、プリンタ
3側に連続して引き出せるようにしたものである。この
複写ロール紙巻取り装置1は、本実施の形態では3枚の
記録紙10A、10B、10Cを重ね合わせた状態で巻
回した複写ロール紙10を回転可能に保持するロール紙
保持部11と、引き出された記録紙10A、10B、1
0Cに適宜圧力を加えることのできる例えば押圧部13
とを備えている。
【0021】ロール紙保持部11は、複写ロール紙10
を回転自在に保持するとともに、例えば、ブレーキ部1
4によって複写ロール紙10の軸心15に適宜な強さの
バックテンションをかけるようになっている。押圧部1
3は、例えば、複写ロール紙10から引き出された記録
紙10A、10B、10Cの最上面の記録紙10Aを上
側から押圧するべく上方支持プレート21によって保持
された最上面押圧部17と、記録紙10A、10B、1
0Cの最下面の記録紙10Cを下側から押圧するべくベ
ースプレート22によって保持された最下面押圧部19
とを有している。
【0022】また、上方支持プレート21は、L字型の
回転レバー20の横辺部分に設けられた板状部材であ
り、ベースフレーム22に対して移動できるように構成
されている。すなわち、回転レバー20は、装置側面側
に位置されてL字形の曲がり部分が回転軸23で支持さ
れており、その縦辺部分がハンドル24になっている。
そして、横辺部分の先端に上述の上方支持プレート21
が、ベースプレート22と対面できるように延びてい
る。
【0023】ベースフレーム18には、複写ロール紙1
0のほぼ直下に位置させて、記録紙10A、10B、1
0Cのたるみ部分を受容する適宜な大きさの受容部であ
る穴25が設けられている。
【0024】前述の押圧部13の下流側には、図5に示
すように、プリンタ3の印字領域となるプラテン31に
記録紙10A、10B、10Cを案内するガイド部33
などを備えている。
【0025】本実施の形態における複写ロール紙巻取り
装置1には、3枚の記録紙10A、10B、10Cのう
ち、巻き取り側の記録紙10Aと、非巻き取り側の記録
紙10B、10Cとに分離するセパレータ34と、分離
された巻き取り側の記録紙10Aを巻き取る巻取り軸3
5とを備えている。
【0026】巻取り軸35は、図5に示すように、セパ
レータ34の後方側において着脱自在に回転可能に適宜
装着されるものである。なお、巻取り軸35は、図示し
ない駆動手段により、例えば軸一端側に設けられた歯車
51が回転駆動され、他端側の括れ部55が上方に開口
した軸受け部60(図5において想像線にて図示)に軸
支されている。したがって、連続紙を巻き取ることがで
きる。
【0027】この巻取り軸35は、図1に示すように、
歯車51に接近した側にフランジ50を備えており、こ
のフランジ50に沿ってロール紙を巻き取っていく。そ
して、巻き取ったロール紙10Aを、該フランジ50と
は反対側へ、巻取り軸芯に沿って抜き取ることができる
ように構成されている。
【0028】巻取り軸35は、巻取り軸芯36の外周面
36aに、ロール紙10Aの内側面と部分的に接触する
ように軸方向に延びる複数の突条37,38,39が設
けられている。本実施の形態においては、図中において
上下方向に突出した突条37と38とが、半径方向ある
いは周方向に容易に弾性変形する縮径突条として構成さ
れている。
【0029】縮径突条37は、例えば軸方向に沿ったス
リット状の二つの開口40を備えており、この開口40
に対応した端面37aが軸径方向に変形可能な変形領域
45として構成されている。縮径突条37が軸径内方側
に変形できることで、ロール紙10Aの引き抜き抵抗を
小さくすることができる。また、この変形領域45は、
縮径突状37の他の端面よりも軸半径外方に突出する突
起部41が形成されている。
【0030】また、縮径突条38は、図2に示すよう
に、ロール紙10Aの先端11を差込可能(受容可能)
なスリット38cを有する断面略コ字状のベース部38
aを備えており、該ベース部38aの上端に、軸半径外
方に突出する突条の先端突起38bを備えた構成であ
る。
【0031】また、本実施の形態においては、縮径突条
37と38とが、軸芯36を挟んで上下対象位置に設け
られ、これらとは角度にして90度ずれた位置に単なる
板状の突条39,39が設けられている。
【0032】このように4個の突状を備えた構成によ
り、ロール紙10Aの内周面との接触面積を少なくでき
るだけでなく、ロール紙10Aを軸から抜くように操作
した時に、例えば突起部41のフランジ側の傾斜面44
が押されることで、該突起部41が図3に示すように若
干へこむように変形(図中においてt1分だけ凹む)す
ることができる。この変形により、抜き抵抗が小さくな
る。
【0033】更にまた、図4に示すように、縮径突条3
8は、ロール紙10Aの先端11を係止するだけでな
く、ベース部38aの屈曲した片支持構造によって撓み
易い形状(図4中において想像線にて示す弾性変形)に
より、ロール紙内周面と接触する先端突起38bが軸円
周方向に揺動することができるので、該先端突起38b
の部分における実質的な軸径が若干量(t2分)だけ縮
径し、ロール紙10Aの抜き取り抵抗を小さくすること
ができる。
【0034】図4に示した状態においては、縮径突条3
7の径方向の変形量(t1)と、軸心を挟んで対象位置
に設けられた縮径突起38の径方向の変形量(t2)と
によって、突条の変形しろが大きくなり、ロール紙10
Aの抜き取り抵抗を更に小さくできる。
【0035】本実施の形態における巻取り軸35は、該
軸全体が合成樹脂にて構成され、前述の各突条37,3
8,39が巻取り軸芯36の外周面36aに形成された
溝部分に、例えば接着による取り付けられている。した
がって、縮径突条37および28の形成も比較的容易に
形成することができる。また、各突条37,38,39
も含め巻取り軸35全てを一体成形することもできる。
ここで、スリット38cと開口40との位置関係が図示
の如く軸芯36まわりに180度の角度でもって全く正
反対のところに位置していることにより、該スリット3
8cや開口40を形成するための金型構造の複雑化が避
けられ、比較的容易に一体成形することができる。
【0036】なお、プラテン31は、記録紙10A、1
0B、10Cに対する記録内容に従って、適宜な駆動手
段(図示せず)によって回転制御される。このプラテン
31に接触させて回転ローラ36、37が配置されてお
り、プラテン31と回転ローラ36、37との間に記録
紙10A、10B、10Cが通される。そして、プラテ
ン31の図中の時計回転方向への回転によって、記録紙
10A、10B、10Cが引張されて複写ロール紙10
から引き出される。
【0037】また、セパレータ34は、図5に示すよう
に、プリンタ本体前方側に向かって反り返った湾曲状の
返り部38を有しており、この返り部38の下側に取り
付けられた巻取りガイド部39とを備えており、上側に
設けられた回転軸45を中心に回動自在に支持されてい
る。そして、記録領域から排出された非巻き取り側の記
録紙10B,10Cは、戻り部38の湾曲した下面を通
りプリンタ3の前方に送られ、セパレータ34に近接し
て設けられたカット手段(図示せず)によって適宜カッ
トされる。
【0038】上述の実施の形態では、突条を十字形状に
4つ設けた構成としたが、本発明においては、突条の数
は、このような形態に限るものではなく、種々変更可能
である。
【0039】
【発明の効果】以上詳記したように、本発明に係る巻取
り軸は、回転駆動されて連続した紙を巻き取り、かつ巻
き取ったロール紙を、その巻取り軸芯に沿って抜き取る
ように構成された巻取り軸で、この巻取り軸の軸芯外周
面に、ロール紙の内側面と部分的に接触するように軸方
向に延びる複数の突条が設けられているので、ロール紙
の内周面との接触面積を少なくでき、またこれらの突条
の少なくとも一つが、軸半径内側方向に弾性変形する縮
径突条として構成されているので、巻取り時において、
巻き取る紙をきつく巻いても、ロール紙を引き抜くとき
に、縮径突条が軸径内方側に変形して、引き抜き抵抗を
小さくできる。したがって、紙を巻取り軸にロール状に
しっかりと巻き取ることができ、且つ巻き取ったロール
紙を、巻取り軸から容易に抜き取るようにすることとを
同時に達成する巻取り軸を提供することができる。(請
求項1)
【0040】また、本発明に係る巻取り軸において、縮
径突条が、開口を備え、この開口に対応した端面が変形
領域に構成され、この変形領域に他の端面よりも軸半径
外方に突出する突起部が形成された構成によれば、この
突起部に、巻き取られたロール紙の内周面が接触してし
っかりと巻き取られる一方、ロール紙を巻取り軸から抜
き取るときは、巻取り軸から抜くように操作すること
で、突起部が軸内方に位置ズレするように変形領域を変
形させる。したがって、紙を巻取り軸にロール状にしっ
かりと巻き取ることができ、且つ巻き取ったロール紙
を、巻取り軸から容易に抜き取るようにすることとを同
時に達成する巻取り軸を提供することができる。(請求
項2)
【0041】また、本発明に係る巻取り軸において、縮
径突条が、ロール紙の先端を受容可能なスリットを形成
する断面略コ字状のベース部と、該ベース部から軸半径
外方に突出する先端突起とからなる構成によれば、ベー
ス部によって、ロール紙の先端を係止するだけでなく、
該ベース部の撓み易い形状により、ロール紙内周面と接
触する先端突起が弾性変形(軸径方向に揺動する)する
ので、ロール紙の抜き取り抵抗を小さくすることがで
き、しっかり巻いたロール紙を、巻取り軸から容易に抜
き取ることのできる巻取り軸を提供することができる。
(請求項3)
【0042】また、本発明に係る巻取り軸において、縮
径突条が、軸心を挟んで対象位置に設けられた構成によ
れば、突条の変形しろを大きくとることができ、ロール
紙の抜き取り抵抗を更に小さくでき、より抜き取り抵抗
の小さい巻取り軸を提供することができる。(請求項
4)
【0043】また、本発明に係る巻取り軸において、軸
全体が合成樹脂にて構成され、突条が巻取り軸の外周面
とは別体に形成されたことで、合成樹脂による変形領域
等の形状が容易に形成でき、しかも、紙を巻取り軸にロ
ール状にしっかりと巻き取ることができ、且つ巻き取っ
たロール紙を、巻取り軸から容易に抜き取るようにする
こととを同時に達成する巻取り軸を提供することができ
る。(請求項5)
【0044】更に、本発明に係るロール紙巻取り装置に
よれば、その巻取り軸は、回転駆動されて連続した紙を
巻き取り、かつ巻き取ったロール紙を、その巻取り軸芯
に沿って抜き取り可能にするべく、軸芯外周面に、ロー
ル紙の内側面と部分的に接触するように軸方向に延びる
複数の突条が設けられており、ロール紙の内周面との接
触面積が少なく構成されているとともに、突条の少なく
とも一つが、軸半径内側方向に弾性変形する縮径突条と
して構成されているので、巻取り時において、巻き取る
紙をきつく巻くように巻き取っても、ロール紙を軸芯か
ら引き抜くときに、縮径突条が軸径内方側に変形して、
引き抜き抵抗を小さくできる、所謂巻取り性が良く且つ
ロール取り外し性の良いロール紙巻取り装置を提供する
ことができる。(請求項6)
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る巻取り軸の一実施の形態を示す斜
視図である。
【図2】図1におけるA−A線に沿った部分の断面図で
ある。
【図3】図1に示す巻取り軸の作用を示すための要部
(A−A線に沿った部分)断面図である。
【図4】図1に示す巻取り軸の作用を示すための要部
(A−A線に沿った部分)断面図である。
【図5】図5は、本発明に係る巻取り軸を備える複写ロ
ール紙巻取り装置及びプリンタを示す概略図である。
【符号の説明】
1 ロール紙巻取り装置 10 複写ロール紙 10A、10B、10C 記録紙 35 巻取り軸 36 軸芯 37,38 縮径突条 38a ベース部 38b 先端突条 38c スリット 39 突条 40 開口 41 突起部 45変形領域 50 フランジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C060 BA04 BA07 BC23 CA03 CA13 CB12 3F055 AA03 CA01 DA22 DA26 EA02 FA01 FA18 3F064 AA02 BA05 CA01 CB02 EB08 EB14 FA04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動されて連続した紙を巻き取り、
    かつ巻き取ったロール紙を、その巻取り軸芯に沿って抜
    き取るように構成された巻取り軸であって、 前記巻取り軸の外周面には、前記ロール紙の内側面と部
    分的に接触するように軸方向に延びる複数の突条が設け
    られ、該突条の少なくとも一つが、軸半径内側方向に弾
    性変形する縮径突条として構成されたことを特徴とする
    ロール紙の巻取り軸。
  2. 【請求項2】 前記縮径突条は、開口を備えており、該
    開口に対応した端面が変形領域に構成されていると共
    に、該変形領域に他の端面よりも軸半径外方に突出する
    突起部を設けたことを特徴とする請求項1に記載のロー
    ル紙の巻取り軸。
  3. 【請求項3】 前記縮径突条は、前記ロール紙の先端を
    受容可能なスリットを形成する断面略コ字状のベース部
    と、該ベース部から軸半径外方に突出する先端突起とか
    ら構成されたことを特徴とする請求項1に記載のロール
    紙の巻取り軸。
  4. 【請求項4】 前記縮径突条が、軸心を挟んで対象位置
    に設けられたことを特徴とする請求項1、2または3に
    記載のロール紙の巻取り軸。
  5. 【請求項5】 軸全体が合成樹脂にて構成され、前記突
    条が前記外周面とは別体に形成されて、該外周面に取り
    付けられたことを特徴とする請求項1から4の何れかに
    記載のロール紙の巻取り軸。
  6. 【請求項6】 同じ情報を同時に記録できるように複数
    の記録紙を重ね合わせた状態で巻回した複写ロール紙を
    回転可能に保持し、該複写ロール紙を引き出して記録領
    域に供給し、記録領域にて情報記録後に前記記録紙の一
    部を巻き取る巻取り軸を備えたロール紙巻取り装置にお
    いて、 前記巻取り軸の外周面に、前記ロール紙の内側面と部分
    的に接触するように軸方向に延びる複数の突条が設けら
    れ、該突条の少なくとも一つが、軸半径内側方向に弾性
    変形する縮径突条として構成されたことを特徴とするロ
    ール紙巻取り装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113602871A (zh) * 2021-08-25 2021-11-05 深圳市金诚载带有限公司 一种载带生产用托盘自动下料机构

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