JP2000314085A - 繊維構造物及びその加工方法 - Google Patents

繊維構造物及びその加工方法

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JP2000314085A
JP2000314085A JP11124088A JP12408899A JP2000314085A JP 2000314085 A JP2000314085 A JP 2000314085A JP 11124088 A JP11124088 A JP 11124088A JP 12408899 A JP12408899 A JP 12408899A JP 2000314085 A JP2000314085 A JP 2000314085A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アレルギー症状を和らげる消炎性と抗菌性と
を併せ持つと共に、風合がソフトで肌への刺激が低く、
しかもこれらの性能の洗濯耐久性に優れた衣料用繊維構
造物及びその加工方法を得る。 【解決手段】 グリチルレチン酸の高級アルコールエス
テル化合物及び/又はグリチルレチン酸の高級脂肪酸エ
ステル化合物と、動植物油と、界面活性剤とが繊維構造
物に固着されてなる繊維構造物、及び、グリチルレチン
酸の高級アルコールエステル化合物及び/又はグリチル
レチン酸の高級脂肪酸エステル化合物を動植物油に溶解
し、界面活性剤で乳化してなる乳化分散液を繊維構造物
に付与した後、140〜180℃で熱処理することを特
徴とする繊維構造物の加工方法を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アレルギー症状を
和らげる消炎性と抗菌性とを併せ持つと共に、風合がソ
フトで肌への刺激が低く、しかもこれらの性能の洗濯耐
久性に優れた衣料用繊維構造物及びその加工方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
ら、肌に刺激の少ない繊維構造物としては、綿100%
の洗いざらしが最も有効であるとされており、最近で
は、アトピー性皮膚炎の患者、アレルギー症状の人、肌
の荒れやすい人、更にはベビー用途等に抗菌性を付与し
た繊維構造物、又は肌に刺激のある化学物質をできるだ
け使用しない繊維構造物の開発が望まれていた。
【0003】また古来から、消炎性を有する化合物とし
て甘草エキスの抽出成分であるグリチルリチン酸、グリ
チルレチン酸、及びこれらの誘導体が知られている。こ
れらの化合物は抗炎症作用、抗アレルギー作用、抗腫瘍
作用、解毒作用、肝機能改善作用、及び脱コレステロー
ル作用などを有すると共に、毒性が無く、高い皮膚安全
性を有しており、諸疾患の治療及び予防として、例えば
医療内服薬、注射、点眼剤、湿疹、及びかぶれ等の皮膚
治療薬などに広く利用されている。
【0004】この場合、繊維構造物に抗菌性を付与する
方法としては、例えば特開平8−134778号公報に
は、キトサンとグリチルリチン酸ジカリウム及びヤシ油
脂肪酸加水分解コラーゲントリエタノールアミンで処理
した抗菌防臭効果を有する繊維製品の加工方法が開示さ
れている。
【0005】しかしながら、この方法では、特殊な加工
剤及び加工方法が必要となり、一般的なものではなかっ
た。
【0006】一方、アレルギー症状を和らげる消炎性を
有する繊維構造物は、特に、最近増加しているアトピー
性皮膚炎患者用衣料として、その開発が望まれていた。
【0007】このため、特開平10−131043号公
報には、繊維構造物の少なくとも繊維表面に、グリチル
リチン酸化合物及びグリチルレチン酸化合物から選ばれ
た少とも1種の成分を含む薬剤が固着されている抗アト
ピー性繊維構造物が開示されており、上記薬剤をそのま
まの状態又はマイクロカプセル化された状態で、合成樹
脂バインダーにより布帛等の繊維構造物に固着させるも
のである。
【0008】しかしながら、上記方法では、マイクロカ
プセル化に手間がかかると共に、マイクロカプセル化し
ない場合には、湿式分散した組成物の粒子が大きいと合
成樹脂バインダーがこれら粒子を繊維に保留密着させる
能力が十分でないため、洗濯耐久性が不十分となる。ま
た、合成樹脂バインダー成分にはアレルギー作用があ
り、アトピーを増大させるおそれがあり、抗アトピー用
衣料としては不向きなものである。
【0009】また、上記方法では、ポリエステル、ポリ
アミド、ポリオレフィン、アクリルなどの合成繊維にお
いては、一定の洗濯耐久性が得られるが、綿、麻等の天
然繊維、レーヨン、キュプラ、テンセル(商品名)、リ
ヨセル(商品名)等の再生セルロース繊維、及びこれら
と合成繊維とを混用した綿/ポリエステル、綿/スパン
デックス、レーヨン/ポリエステル繊維等の混紡繊維な
どのセルロース系繊維からなる繊維構造物に対しては、
洗濯耐久性が極めて得られにくく、しかも肌触りが悪
く、粗悪な風合になるという欠点がある。
【0010】また、特公昭51−36399号公報に
は、塩化ベンザルコニウム若しくはクロルヘキシジング
ルコネート、グリチルリチン酸若しくはその塩及び/ま
たはグリチルレチン酸若しくはその塩とを含浸せしめた
殺菌効果及びかぶれ防止効果のある繊維製品が開示され
ており、沈殿防止のためにメチルセルロース、ヒドロキ
シプロピルセルロース、及びポリエチレングリコールな
どの水溶性非イオン系高分子化合物を安定剤として添加
した水溶液を用いて噴霧含浸させる方法が好ましいとさ
れている。
【0011】しかしながら、この方法では有効成分と繊
維構造物との固着が不十分であり、洗濯耐久性が劣る上
に、ソフトな風合、肌にやさしい繊維製品が得られない
という問題があった。
【0012】このようにアレルギー症状を和らげる消炎
性及び抗菌性を有すると共に、綿、麻等の天然繊維、レ
ーヨン、キュプラ、テンセル(商品名)、リヨセル(商
品名)等の再生セルロース繊維、及びこれらと合成繊維
とを混用した綿/ポリエステル、綿/スパンデックス、
レーヨン/ポリエステル繊維等の混紡繊維などのセルロ
ース系繊維からなる繊維構造物に対して、優れた洗濯耐
久性を有し、ソフトな風合、肌にやさしい繊維構造物の
開発が切望されていた。
【0013】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、アレルギー疾患を和らげる消炎性及び抗菌性を有す
ると共に、優れた洗濯耐久性を備え、しかも風合がソフ
トであり、肌にやさしい衣料用繊維構造物、及びその加
工方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討を重ねた結
果、グリチルレチン酸の高級アルコールエステル化合物
及び/又はグリチルレチン酸の高級脂肪酸エステル化合
物(以下、「グリチルレチン酸化合物」と略記する)を
動植物油に溶解し、界面活性剤にて乳化してなる乳化分
散液を繊維構造物に付与した後、140〜180℃で熱
処理することにより、特に、綿、麻等の天然繊維、レー
ヨン、キュプラ、テンセル(商品名)、リヨセル(商品
名)等の再生セルロース繊維、及びこれらと合成繊維と
を混用した綿/ポリエステル、綿/スパンデックス、レ
ーヨン/ポリエステル繊維等の混紡繊維などのセルロー
ス系繊維からなる繊維構造物であっても、グリチルレチ
ン酸化合物が固着して、アレルギー疾患を和らげる優れ
た消炎性及び抗菌性を有すると共に、これら優れた性能
が繰り返し洗濯を行っても長期に亘り維持し得、しかも
風合がソフトで、肌にやさしい繊維構造物が得られるこ
とを見出し、本発明をなすに至った。
【0015】本発明の加工が施されたセルロース系繊維
からなる繊維構造物を用いた繊維製品は、特にアトピー
性皮膚炎の患者、アレルギー症状の人、肌の荒れやすい
人が直接肌を接する肌着、ランジェリー、寝具寝装品、
シーツ、パジャマ、タオル、手袋、オムツ等の介護用品
などに最適なものであることは勿論、消炎性に加えて抗
菌性にも優れているため、ベビー用衣料、免疫力の低下
している高齢者用衣料、病気療養中の患者用衣料などに
も広く適用できるものである。
【0016】なお、本発明の繊維構造物の加工方法によ
り、セルロース系繊維からなる繊維構造物が優れた洗濯
耐久性を有する理由は定かではないが、グリチルレチン
酸化合物が動植物油に包含された状態で繊維に付与さ
れ、更に140〜180℃の熱処理を施すことにより、
動植物油が熱体膨張を起こし、綿、レーヨン等の比較的
粗大なセルロース系繊維の非結晶領域を満たすと共に、
グリチルレチン酸化合物の末端鎖状分子が分子レベルで
複雑に絡み合ってブロック化されることにより、これら
が相俟って、グリチルレチン酸化合物がセルロース系繊
維の非結晶領域に狭閉塞され、繊維中からグリチルレチ
ン酸化合物が極めて脱落し難くなり、優れた洗濯耐久性
を奏するものと推測される。このことは綿、レーヨン等
のセルロース系繊維に比べて非結晶領域が狭小であるポ
リエステル、ナイロン等の合成繊維では本発明の加工方
法を施しても洗濯耐久性が得られないことからも推測さ
れる。
【0017】従って、本発明は、第1に、グリチルレチ
ン酸の高級アルコールエステル化合物及び/又はグリチ
ルレチン酸の高級脂肪酸エステル化合物と、動植物油
と、界面活性剤とが繊維構造物に固着されてなることを
特徴とする繊維構造物、及び第2に、グリチルレチン酸
の高級アルコールエステル化合物及び/又はグリチルレ
チン酸の高級脂肪酸エステル化合物を動植物油に溶解
し、界面活性剤で乳化してなる乳化分散液を繊維構造物
に付与した後、140〜180℃で熱処理することを特
徴とする繊維構造物の加工方法を提供する。
【0018】以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明の繊維構造物は、グリチルレチン酸の高級アルコ
ールエステル化合物及び/又はグリチルレチン酸の高級
脂肪酸エステル化合物と、動植物油と、界面活性剤とが
繊維構造物に固着されてなるものである。
【0019】ここで、本発明のグリチルレチン酸化合物
としては、甘草より得られるグリチルリチン酸のアグリ
コンであるグリチルレチン酸の誘導体であるグリチルレ
チン酸の高級アルコールエステル化合物及び/又はグリ
チルレチン酸の高級脂肪酸エステル化合物が用いられ
る。
【0020】具体的には、グリチルレチン酸と炭素数1
0以上、好ましくは12〜20の飽和又は不飽和の高級
アルコール、例えばラウリルアルコール、セチルアルコ
ール、ステアリルアルコール、オレイルアルコール、リ
ノールアルコール等とのエステル化合物、又はグリチル
レチン酸と炭素数10以上、好ましくは12〜20の飽
和又は不飽和の高級脂肪酸、例えばラウリン酸、ミリス
チン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リ
ノール酸、リノレン酸等とのエステル化合物が挙げら
れ、特に下記一般式で示されるものが好ましい。
【0021】
【化1】 (但し、式中、R1は水酸基、又は炭素数10以上、好
ましくは12〜20の飽和又は不飽和の高級アルコール
のエステル残基、R2は水素原子、又は炭素数10以
上、好ましくは12〜20の飽和又は不飽和の高級脂肪
酸のエステル残基を示す。なお、R1が水酸基、R2が水
素原子を同時に満たすことはない。)
【0022】上記式中、R1は、水酸基、又は炭素数1
0以上、好ましくは12〜20の飽和又は不飽和の高級
アルコールのエステル残基、例えばCH3(CH210
−、CH3(CH212O−、CH3(CH214O−、C
3(CH216O−、CH3(CH218O−、CH
3(CH27CH=CH(CH27O−、CH3(C
2 4(CH=CHCH22(CH26O−、CH3
2(CH=CHCH23(CH26O−などが挙げら
れる。
【0023】また、R2は水素原子、又は炭素数10以
上、好ましくは12〜20の飽和又は不飽和高級脂肪酸
のエステル残基、例えばCH3(CH210CO−、CH
3(CH212CO−、CH3(CH214CO−、CH3
(CH216CO−、CH3(CH218CO−、CH
3(CH27CH=CH(CH27CO−、CH3(CH
24(CH=CHCH22(CH26CO−、CH3
2(CH=CHCH23(CH26CO−などが挙げ
られる。
【0024】このようなグリチルレチン酸化合物として
は、例えばグリチルレチン酸ステアリル、グリチルレチ
ン酸パルミチル、グリチルレチン酸セチロイル、3−ス
テアリン酸グリチルレチニル、3−ラウリン酸グリチル
レチニル、3−パルミチン酸グリチルレチニルなどが挙
げられ、これらの1種を単独で又は2種以上を混合して
用いることができる。これらの中でも特にグリチルレチ
ン酸ステアリルが後述する動植物油との混合溶解性の点
から好ましい。
【0025】上記グリチルレチン酸化合物を混合溶解す
るための動植物油としては、多くのものを用いることが
できる。その一例を示せば、動物油としてはスクワラ
ン、イワシ油、ラード油等が挙げられる。植物油として
は麻実油、綿実油、ひまし油、硬化ひまし油、からし
油、とうもろこし油、大豆油、コメハイガ油、桐油、オ
リーブ油、シソ油、パーム油、ヤシ油、えの油、ナタネ
油、ヒマワリ油、あまに油、ホホバ油等が挙げられ、こ
れらの1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いる
ことができる。
【0026】これら動植物油の主成分はオレイン酸、リ
ノール酸、リノレン酸、イワシ酸、パルミチン酸、ミリ
スチン酸、ラウリン酸、ステアリン酸等の不飽和及び飽
和高級脂肪酸などである。なお、リノール酸、リノレン
酸、イワシ酸などは繊維に付着した場合、長期間放置す
ると酸化重合等により臭気を発生したり、変色を起こす
恐れがあるので、水素添加により飽和脂肪酸としたもの
を用いることが好ましい。
【0027】この場合、動植物油自体がアレルギー性皮
膚疾患に有効に作用する動植物油を用いることが本発明
の目的を達成する上で好ましく、中でも皮膚保湿性を有
するスクワラン、ホホバ油等、免疫調節性を有するシソ
油、オリーブ油等を用いることが好ましい。
【0028】また、動植物油は、元来、繊維の肌触りを
優雅にする柔軟性能、及び平滑性能を有しているため、
グリチルレチン酸化合物と併用することにより、消炎性
に加えて、一段とソフトな風合、肌触りを繊維構造物に
付与できるものである。
【0029】上記界面活性剤としては、ノニオン性界面
活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性
剤、両性界面活性剤など、いずれも市販品を使用するこ
とができるが、中でも皮膚疾患の発生のない、又は軽微
な化粧品原料基準に収載された界面活性剤が好ましく、
例えば大豆レシチン、卵黄レシチン、サポニン、オリゴ
配糖体、リン脂質系バイオサーファクタント、アシルペ
プチド系バイオサーファクタント、ポリオキシエチレン
ポリオキシプロピレングリコール、ポリオキシエチレン
ポリオキシプロピレンセチルエーテル、ポリオキシエチ
レンポリオキシプロピレンブチルエーテル、ポリオキシ
エチレンヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド、ポリオキ
シエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンラウ
リルエーテル硫酸トリエタノールアミン、ポリオキシエ
チレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエ
チレンラウリルエーテルリン酸、ポリオキシエチレンラ
ウリルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレン
ラノリン、ポリオキシエチレンラノリンアルコール、ポ
リオキシプロピレンブチルエーテル、ポリビニルアルコ
ール、ポリビニルピロリドン、ポリリン酸ナトリウム、
モノオレイン酸ソルビタン、モノオレイン酸ポリエチレ
ングリコール、モノオレイン酸ポリオキシエチレンソル
ビタン、モノステアリン酸エチレングリコール、モノス
テアリン酸ソルビタン、モノステアリン酸プロピレング
リコール、モノステアリン酸ポリエチレングリコール、
モノステアリン酸ポリオキシエチレングリセリン、モノ
ステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノパル
ミチン酸ソルビタン、モノパルミチン酸ポリオキシエチ
レンソルビタン、モノラウリン酸ソルビタン、モノラウ
リン酸ポリエチレングリコール、モノラウリン酸ポリオ
キシエチレンソルビタン、モノラウリン酸ポリオキシエ
チレンソルビット、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミドな
どの界面活性剤が挙げられ、これらの1種を単独で又は
2種以上を組み合わせて用いることができる。
【0030】本発明の繊維構造物は、上記グリチルレチ
ン酸化合物と、動植物油と、界面活性剤とを含む乳化分
散液を水、好ましくは精製水で希釈調整し、これを繊維
構造物に付与した後、熱処理することにより、グリチル
レチン酸化合物と、動植物油と、界面活性剤とが繊維構
造物に固着されてなるものである。
【0031】この場合、上記乳化分散液中のグリチルレ
チン酸化合物と動植物油と界面活性剤との混合割合は、
特に制限されないが、重量比でグリチルレチン酸化合
物:動植物油:界面活性剤=1〜10:1〜30:1〜
15であることが好ましく、より好ましくは1〜10:
15〜25:5〜8である。上記混合割合範囲を外れる
と消炎性、抗菌性が十分発揮されなかったり、乳化分散
物の分散性、繊維構造物への固着性が損なわれる場合が
ある。
【0032】上記繊維構造物の素材としては、セルロー
ス系繊維からなるものが好ましく、このセルロース系繊
維としては、綿、麻等の天然繊維、レーヨン、キュプ
ラ、テンセル(商品名)、リヨセル(商品名)等の再生
セルロース繊維、アセテート等の半合成繊維、及びこれ
ら繊維と羊毛、絹等の天然繊維又はポリエステル等の合
成繊維とを混用した綿/羊毛、綿/ポリエステル、綿/
スパンデックス、レーヨン/ポリエステル繊維等の混紡
繊維等からなるものが挙げられる。これらセルロース系
繊維の中でも、上記綿等の天然繊維、又はレーヨン等の
再生セルロース繊維が好ましく、特に綿等の天然繊維が
好ましく、最も好ましいのは綿である。また、繊維構造
物としては、上記素材からなる綿、糸、織編物、不織布
等及びこれらの縫製品などが挙げられる。
【0033】本発明において、グリチルレチン酸化合物
の繊維構造物への固着量は、0.01重量%以上、好ま
しくは0.05〜2重量%、より好ましくは0.1〜1
重量%である。グリチルレチン酸化合物の繊維構造物へ
の固着量が0.01重量%未満では、洗濯耐久性のある
消炎性、抗菌性を発揮し得なくなる場合があり、一方、
多すぎると、炎症やアレルギーに対する効果がそれ以上
配合量に比例して上昇することはなく、却って繊維の風
合を損なう場合がある。
【0034】本発明の乳化分散液には、上記以外の任意
成分として、通常用いられる配合剤、例えばアルコール
類、保湿剤、増粘剤、防腐剤、酸化防止剤、キレート
剤、pH調整剤、香料、色素、紫外線吸収剤、紫外線散
乱剤、ビタミン類、アミノ酸類などを配合することがで
きる。なお、任意成分はこれらに限定されるものではな
い。
【0035】なお、本発明では、必要に応じて、セルロ
ース繊維の非結晶領域に狭閉鎖されなかったグリチルレ
チン酸化合物の固着、及び混紡繊維として用いるポリエ
ステル、ナイロン等の合成繊維上にもグリチルレチン酸
化合物を固着させることを目的として、ウレタン系樹
脂、アクリル系樹脂、ナイロン系樹脂等の造膜性の合成
樹脂バインダーを併用することもできるが、本発明によ
れば、合成樹脂バインダーの使用量は極めて少量でその
目的を達成し得、これによるアレルギーは生じないもの
である。
【0036】次に、本発明の繊維構造物の加工方法は、
グリチルレチン酸化合物を動植物油に溶解し、界面活性
剤で乳化してなる乳化分散液を繊維構造物に付与した
後、140〜180℃で熱処理するものである。
【0037】上記乳化分散液の作製方法は、特に制限さ
れず、例えばグリチルレチン酸化合物、動植物油及び界
面活性剤をホモミキサー等で攪拌し、均一化し、必要に
応じて昇温し、次いで、水を添加し、攪拌することによ
り得ることができる。
【0038】この場合、乳化分散液は、まず、高濃度乳
化分散液を作製し、これを水で随時調製して使用するこ
とができる。また、高濃度乳化分散液を経ずに直接使用
濃度の乳化分散液を作製してもよいが、乳化分散液の保
存、管理上、高濃度乳化分散液を経る方法の方が好まし
い。
【0039】上記乳化分散液に繊維構造物を浸漬し、マ
ングル又は遠心脱水機で絞り、その後、乾燥する。この
場合、絞り率は、最終的に繊維構造物に固着させるグリ
チルレチン酸化合物の量に応じて適宜調整することがで
きる。また、乾燥は、次の熱処理工程の前にできるだけ
水分を除去しておくために行うものであり、通常の乾燥
条件を採用することができる。
【0040】次に、熱処理を行う。この熱処理は繊維構
造物にグリチルレチン酸化合物を固着させ、優れた洗濯
耐久性を付与するために行うものであり、140℃〜1
80℃で20秒〜5分、特に140℃〜160℃で40
秒〜3分の条件で行うことが好ましい。熱処理条件が上
記範囲を下回るとグリチルレチン酸化合物の繊維への固
着が不十分となり、洗濯耐久性が劣る。一方、上記範囲
を上回ると繊維構造物の強度低下と乳化分散液が変色
し、これにより繊維構造物が着色してしまう。
【0041】本発明の加工方法により得られるセルロー
ス系繊維からなる繊維構造物は、アレルギー性皮膚炎等
の消炎効果を有効に発揮させるため、直接肌に接する繊
維製品に用いることが好ましく、例えば肌着類、ランジ
ェリー、寝具寝装品、シーツ、パジャマ、タオル、手
袋、帽子、包帯、ガーゼ、オムツ等の介護用品などに好
適なものである。また、本発明の繊維構造物は、優れた
消炎性と抗菌性とを兼ね備えているので、ベビー用衣
料、免疫力の低下している高齢者用衣料、病気療養中の
患者用衣料等にも広く適用できるものである。
【0042】
【実施例】以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具
体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限される
ものではない。
【0043】[実施例1]グリチルレチン酸ステアリル
(商品名シーオー・グレチノール;丸善製薬社製)40
g、ホホバ油200g、ポリオキシエチレン(13モ
ル)セチールエーテル(商品名ニューコール;日本乳化
剤社製)48g、ホスファチジルコリン(商品名:テッ
クコリン、テックケム研究所製)10g、ヤシ油脂肪酸
ソルビタン(商品名イオネット;三洋化成社製)4g、
ポリオキシエチレン(75モル)ポリオキシプロピレン
(35モル)エーテル(商品名ニューポール;三洋化成
社製)8gを容器に秤量し、ホモミキサー1000rp
m攪拌下で85℃に昇温し、均一にした後、内容物を8
0〜90℃に保温しながら、70℃精製水80gを10
分かけて滴下し、ホモミキサー3500rpmにて1時
間高速攪拌した。保温を止めて60℃温水200gを1
0分かけて滴下し、更に、ホモミキサー500rpm攪
拌下で、40℃温水410gを10分かけて投入し、ホ
モミキサーの攪拌を止めて冷却することにより、乳白色
乳化物1000gを得た。得られた乳化物75gに精製
水925gを加え、この調整した液に綿100%ダブル
ニットを絞り率92%でパッドドライ100℃×5分、
更に、熱処理150℃×2分行い、実施例1の処理布を
得た。
【0044】[実施例2]グリチルレチン酸ステアリル
(同上)60g、オリーブ油200g、酸化ポリエチレ
ンワックス(商品名ハイワックス;三井石油化学社製)
4g、ポリオキシエチレン(14モル)オレイル・セチ
ルエーテル(商品名エマルミン;三洋化成社製)43
g、モノステアリン酸ソルビタン(商品名イオネット;
三洋化成社製)8gを実施例1と同様に精製水を加え
て、ホモミキサーで攪拌処理し、乳白色乳化物1000
gを得た。得られた乳化物50gに精製水950gを加
え、この調整した液を用いて綿100%ダブルニットに
実施例1と同様の処理を行い、実施例2の処理布を得
た。
【0045】[比較例1]グリチルレチン酸ステアリル
(同上)60g、ジステアリン酸ポリエチレングリコー
ル(商品名ペポール;東邦ケミカル社製)3g、ポリオ
キシエチレン(10モル)オクチルフェノールエーテル
(商品名エマルミン;三洋化成社製)8g、ポリオキシ
エチレン(40モル)ノニルフェノールエーテル硫酸ナ
トリウム塩アクティブ45%(三洋化成社製)8g、精
製水921gを容器に秤量し、ホモミキサー1000r
pm攪拌下で1時間仮分散した。その後、ボールミルで
8時間湿式粉砕分散することにより、乳白色分散物10
00gを得た。この分散物50gを精製水950gで調
整した液を用いて綿100%ダブルニットに実施例1と
同様の処理を行い、比較例1の処理布を得た。
【0046】[比較例2]上記比較例1で得られた分散物
60g、バインダーとしてポリアクリルウレタンブロッ
クイソシアネートアクティブ35%(商品名テックコー
ト;京絹化成社製)50g、有機錫系触媒アクティブ1
4%(商品名テックコート;京絹化成社製)5g、精製
水931.3gで調整した液を用いて綿100%ダブル
ニットに実施例1と同様の処理を行い、比較例2の処理
布を得た。
【0047】[比較例3]ブチルアクリレート及びメタメ
チルアクリレートを主体にしたソープレスポリアクリル
エマルジョンアクティブ35%(商品名KCレジン;京
絹化成社製)956g、ポリオキシエチレン(40モ
ル)ノニルフェノールエーテル硫酸ナトリウム塩アクテ
ィブ45%(三洋化成社製)4g、グリチルレチン酸ス
テアリル(同上)40gを羽根式攪拌機500rpmで
1時間攪拌混合し、白色分散物1,000gを得た。得
られた分散物75gを精製水925gで調整した液を用
いて綿100%ダブルニットに実施例1と同様の処理を
行い、比較例3の処理布を得た。
【0048】[比較例4]精製水のみにて綿100%ダブ
ルニットに実施例1と同様の処理を行い、比較例4の処
理布を得た。
【0049】次に、実施例1,2、比較例1〜4の処理
布を下記方法により洗濯耐久性、処理布中のグリチルレ
チン酸ステアリル量を測定した。結果を表1に示す。
【0050】洗濯耐久性試験 JIS−0217−103法に準じて、洗濯1回、5
回、10回を行い、洗濯後の風合いを下記基準により判
定した。 <風合評価基準> ◎:処理しない布より柔軟性を強く感じる。 ○:処理しない布より柔軟性を感じる。 □:処理しない布とほぼ同じ風合い。 △:処理しない布より硬さを感じる。 ×:処理しない布より硬さを強く感じる。
【0051】繊維中に存在するグリチルレチン酸ステア
リルの測定方法 実施例1,2、比較例1〜4で得られた布を各々細かく
裁断し、その約2gを精密に秤量した。これにクロロホ
ルムを各80ml加えて3回繰り返し抽出し、その後、
クロロホルムをエバポレーターで蒸発させて乾固物を得
た。得られた乾固物に下記高速液体クロマトグラフィー
用移動層溶媒20mlを加えて溶解し、メンブランフィ
ルターでろ過した後、正確に25mlとした。この液を
高速液体クロマトグラフィー装置(日本分光社製)を用
いて、下記高速液体クロマトグラフィー測定条件で繊維
中に存在するグリチルレチン酸ステアリル量を測定し
た。また、未洗濯、各洗濯後の布中のグリチルレチン酸
ステアリル量をそれぞれ測定し、未洗濯の布を100%
とした時の各洗濯後のグリチルレチン酸ステアリル量の
残存率を算出した。 <高速液体クロマトグラフィー測定条件> 移動層溶媒 メタノール:エタノール=8:2 カラム:逆相系オクタデシルシリル化シリカゲルカラム
(4.6mm×250mm、10μ) 温度:40℃ 流速:2ml/min 検出:紫外線吸収波長254nm
【0052】
【表1】 表1の結果から、実施例1,2の乳化物を用いて処理さ
れた布は、比較例1〜4に比べて洗濯耐久性に優れてい
るのみならず、風合いが極めて優れていること、また、
グリチルレチン酸ステアリルの繊維中の含有量及びその
残存率の結果からアレルギー性皮膚炎等に対する消炎効
果が期待できるものである。
【0053】[実施例3]実施例2で作成した乳化物40
gを精製水960gで調整した液に、綿100%ニット
フライスを絞り率100%でパッドドライ100℃×5
分、更に、熱処理150℃×2分行って実施例3の処理
布を得た。
【0054】実施例3のニット繊維について、下記カラ
ギーニン エデマ メソッド(Carrageenin
Edema Method)により抗炎症作用試験を
行った。結果を表2に示す。
【0055】抗炎症作用試験法 ウイスター系雄性ラット110g前後を20匹購入し、
1週間予備飼育後、体重を測定し、1群6匹の3群に分
けた。そして、右足踵の容積を足容積測定装置(TK−
105 室町機械社製)で測定した。次に、起炎剤(1
%カラギーニン)の投与2時間前に試料の布を3×6c
mに裁断し、スクワラン200μlを浸透させた後、右
足踵に塗布(巻き付け)し、その上からサージカルテー
プで軽く縛って固定した。試料塗布開始から2時間後、
固定した布を取り除き、予め生理食塩水を用いて溶解し
た1%カラギーニン(Carrageenin;和光純
薬社製)溶液を、ラット1匹当たり0.1ml右足踵に
投与し、投与後1,2,3,4及び5時間後の右足踵容
積を測定し、下記式より浮腫率、抑制率を求めた。 浮腫率(%)={(B−A)/A}×100 A:起炎剤投与前の右足踵容積 B:起炎剤投与後の右足踵容積 抑制率(%)={(C−D)/C}×100 C:コントロールの浮腫率 D:実施例3の浮腫率
【0056】
【表2】 **:99%で有意差あり(Significant
at 99%)表2の結果から、無処理品をコントロー
ルとした場合、急性炎症の発症が最高となる投与後時間
である3時間目で比較すると、実施例3ではコントロー
ルと比較して約17%の急性炎症に対する抑制作用があ
り、消炎効果の有効性が認められた。
【0057】[実施例4]実施例2で作成した乳化物27
gを精製水973gで調整した液に綿100%ブロード
生地を絞り率100%でパッドドライ100℃×5分、
更に、熱処理160℃×1.5分行い、実施例4の処理
布を得た。
【0058】次に、実施例4及び実施例3の綿ブロード
生地について未洗濯、洗濯10回後、洗濯30回後、及
び洗濯50回後のそれぞれの抗菌性を、JIS L19
02定量試験法により評価した。結果を表3に示す。
【0059】<抗菌性評価方法> 供試菌:黄色ぶどう状球菌(Staphylococc
us aureusIF012732) 試験片重量:0.4g 静菌活性値=(未加工布の18時間培養後の生菌数の常
用対数値)−(実施例3又は4の18時間培養後の生菌
数の常用対数値) なお、抗菌性は静菌活性値が2.2以上を「抗菌性有
り」と判定した。 <洗濯方法>JIS L 1042 103法(JAFE
T標準洗剤使用)
【0060】
【表3】 表3の結果から、実施例3,4は洗濯50回後でも高い
抗菌性を有しており、優れた洗濯耐久性を有することが
確認できた。
【0061】また、実施例4で作成した処理布を用い
て、皮膚刺激性を下記方法により評価した。結果を表4
に示す。
【0062】皮膚刺激性 日本産業皮膚衛生協会の河合法による半開方式パッチテ
ストによる皮膚貼付試験を行った。
【0063】
【表4】 表4の結果から、実施例4の処理布は、皮膚刺激性が非
常に低いことが認められた。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、グリチルレチン酸化合
物が繊維構造物に固着して、アレルギー疾患を和らげる
優れた消炎性及び抗菌性を有すると共に、これら優れた
性能が繰り返し洗濯を行っても長期に亘り維持し得、し
かも風合がソフトであり、肌にやさしい繊維構造物が得
られるものである。また、本発明の繊維構造物によれ
ば、肌着、ランジェリー、寝具寝装品、シーツ、パジャ
マ、タオル、手袋等を初め、あらゆるセルロース系繊維
からなる繊維製品に対してアレルギー症状を和らげる消
炎性と抗菌性を付与することができ、しかも風合もソフ
トであり、これらの性能の洗濯耐久性に優れた繊維製品
を提供することができるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C086 AA01 AA02 DA08 MA03 MA05 MA63 ZB11 ZB13 ZB35 4L033 AA02 AB01 AB09 AC10 AC11 AC15 BA12 BA14 BA21 BA22

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グリチルレチン酸の高級アルコールエス
    テル化合物及び/又はグリチルレチン酸の高級脂肪酸エ
    ステル化合物と、動植物油と、界面活性剤とが繊維構造
    物に固着されてなることを特徴とする繊維構造物。
  2. 【請求項2】 繊維構造物がセルロース系繊維からなる
    請求項1記載の繊維構造物。
  3. 【請求項3】 グリチルレチン酸の高級アルコールエス
    テル化合物及び/又はグリチルレチン酸の高級脂肪酸エ
    ステル化合物を動植物油に溶解し、界面活性剤で乳化し
    てなる乳化分散液を繊維構造物に付与した後、140〜
    180℃で熱処理することを特徴とする繊維構造物の加
    工方法。
  4. 【請求項4】 繊維構造物がセルロース系繊維からなる
    請求項3記載の繊維構造物の加工方法。
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