JP2000314123A - 鉄筋コンクリート壁に開口を形成する方法 - Google Patents
鉄筋コンクリート壁に開口を形成する方法Info
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- JP2000314123A JP2000314123A JP2000090073A JP2000090073A JP2000314123A JP 2000314123 A JP2000314123 A JP 2000314123A JP 2000090073 A JP2000090073 A JP 2000090073A JP 2000090073 A JP2000090073 A JP 2000090073A JP 2000314123 A JP2000314123 A JP 2000314123A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 経済的に開口を形成すること。
【解決手段】 開口部を形成する際には、形成予定個所
の左右の縦断面をワイヤソーにより切断して、縦断面線
を形成する。次に、縦断面線で区画された開口部形成予
定個所内に、コアボーリング孔20を形成する。コアボ
ーリング孔20は、水平コアボーリング孔20aと鉛直
コアボーリング孔20bとを有している。次いで、第1
段目の水平コアボーリング孔20a内に、シリンダヘッ
ド24がそれぞれ挿入設置され、これらを同時に拡大作
動させて、横切断線B1が破壊により形成される。次
に、第1段目の水平ボーリング孔20aから上部側の部
分に設けられている鉛直コアボーリング孔20b内にシ
リンダヘッド24を挿入設置して、拡大作動させ縦切断
線C1が形成される。縦切断線C1を形成すると、第1段
目の水平ボーリング孔20aから上部側の部分は、縦切
断線C1の部分で完全に分離されてブロック34に分割
される。分割したブロック34は、順次撤去する。
の左右の縦断面をワイヤソーにより切断して、縦断面線
を形成する。次に、縦断面線で区画された開口部形成予
定個所内に、コアボーリング孔20を形成する。コアボ
ーリング孔20は、水平コアボーリング孔20aと鉛直
コアボーリング孔20bとを有している。次いで、第1
段目の水平コアボーリング孔20a内に、シリンダヘッ
ド24がそれぞれ挿入設置され、これらを同時に拡大作
動させて、横切断線B1が破壊により形成される。次
に、第1段目の水平ボーリング孔20aから上部側の部
分に設けられている鉛直コアボーリング孔20b内にシ
リンダヘッド24を挿入設置して、拡大作動させ縦切断
線C1が形成される。縦切断線C1を形成すると、第1段
目の水平ボーリング孔20aから上部側の部分は、縦切
断線C1の部分で完全に分離されてブロック34に分割
される。分割したブロック34は、順次撤去する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、鉄筋コンクリー
ト壁に開口を形成する方法に関するものである。
ト壁に開口を形成する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ダム堤体などのコンクリート壁に魚道用
などの開口部を形成する方法としては、例えば、特開平
7‐173820号公報に開示されている開口工法があ
る。この公開公報に提案されている開口工法は、厚さが
1m以上の鉄筋コンクリート製のダム堤体に開口部を形
成する方法であって、鉄筋コンクリート堤体の、開口部
の形成区域の各角部にコアドリルによりケーブル通し孔
を厚さ方向に穿設し、隣接するケーブル通し孔間にワイ
ヤソーを捲回し、このワイヤソーを所定の張力状態で順
間走行させることにより、開口部を形成するための柱状
体を堤体から切断除去し、その後にこの柱状体を破砕除
去する方法である。
などの開口部を形成する方法としては、例えば、特開平
7‐173820号公報に開示されている開口工法があ
る。この公開公報に提案されている開口工法は、厚さが
1m以上の鉄筋コンクリート製のダム堤体に開口部を形
成する方法であって、鉄筋コンクリート堤体の、開口部
の形成区域の各角部にコアドリルによりケーブル通し孔
を厚さ方向に穿設し、隣接するケーブル通し孔間にワイ
ヤソーを捲回し、このワイヤソーを所定の張力状態で順
間走行させることにより、開口部を形成するための柱状
体を堤体から切断除去し、その後にこの柱状体を破砕除
去する方法である。
【0003】この公報に提案されている開口工法による
と、周囲に不都合な破壊を及ぼすことなく、所要の大き
さの開口部を正確に形成することができる。しかしなが
ら、このような従来の開口工法には、以下に説明する問
題があった。
と、周囲に不都合な破壊を及ぼすことなく、所要の大き
さの開口部を正確に形成することができる。しかしなが
ら、このような従来の開口工法には、以下に説明する問
題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、上記公開工
法に提案されている開口工法では、開口部を形成するた
めの柱状体の四周をワイヤソーにより切断しているが、
ワイヤソーは、ワイヤケーブルに所定の間隔を隔てて多
数のダイヤモンドビースを遊嵌したものであって、この
ダイヤモンドビーズを鉄筋コンクリートに摩擦走行させ
ることにより切断する。
法に提案されている開口工法では、開口部を形成するた
めの柱状体の四周をワイヤソーにより切断しているが、
ワイヤソーは、ワイヤケーブルに所定の間隔を隔てて多
数のダイヤモンドビースを遊嵌したものであって、この
ダイヤモンドビーズを鉄筋コンクリートに摩擦走行させ
ることにより切断する。
【0005】このようなダイヤモンドビースの摩擦によ
り鉄筋コンクリートを切断すると、その切断面は、平滑
になるものの、ダイヤモンドビースは、切断とともに磨
耗して使用不能になり、ダイヤモンドビーズを用いたワ
イヤソーの価格が高価なので、工費が非常に高くなると
いう問題があった。
り鉄筋コンクリートを切断すると、その切断面は、平滑
になるものの、ダイヤモンドビースは、切断とともに磨
耗して使用不能になり、ダイヤモンドビーズを用いたワ
イヤソーの価格が高価なので、工費が非常に高くなると
いう問題があった。
【0006】また、上記公報に開示されている開口工法
では、ワイヤソーにより切断分離した柱状体を破砕除去
する際に、ワイヤソーを採用して、ブロック状に切断す
ることも提案されているが、このような方法を採用する
と、廃棄処分される柱状部の除去に、高コストの施工を
行うことになり、さらに工事の経済性が悪化するという
問題もあった。
では、ワイヤソーにより切断分離した柱状体を破砕除去
する際に、ワイヤソーを採用して、ブロック状に切断す
ることも提案されているが、このような方法を採用する
と、廃棄処分される柱状部の除去に、高コストの施工を
行うことになり、さらに工事の経済性が悪化するという
問題もあった。
【0007】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであって、その目的とするところは、経
済的に開口部を形成することができる方法を提供するこ
とにある。
てなされたものであって、その目的とするところは、経
済的に開口部を形成することができる方法を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ダム堤体などのコンクリート壁に開口部
を形成する方法において、前記開口部形成予定個所の左
右の縦断面をワイヤソーにより切断して、前記開口部の
両側面を隔成する縦断面線を形成する工程と、前記縦断
面線で区画された前記開口部内に前記コンクリート壁を
貫通するコアボーリング孔を形成する工程と、前記コア
ボーリング孔内に油圧破砕機のシリンダーヘッドを挿入
設置し、前記シリンダーヘッドの拡大作動により、前記
コアボーリング孔の周辺を破砕して、前記縦断面線で区
画された前記開口部内に縦および横切断線を形成して、
当該開口部内のコンクリート壁をブロックに分割する工
程と、分割された前記ブロックを順次撤去する工程とを
含むようにした。このように構成した鉄筋コンクリート
壁に開口を形成する方法によれば、ワイヤソーによる切
断は、開口部形成予定個所の左右の縦断面だけなので、
工費がそれほど高くならない。前記縦および横切断線
は、前記横切断線を前記縦切断線の前に形成することが
できる。前記横切断線は、横一列に形成された複数の前
記コアボーリング孔内に、前記油圧破砕機のシリンダー
ヘッドをそれぞれ挿入設置し、前記シリンダーヘッドを
同時に拡大作動させて、左右の前記縦断面線間を繋ぐよ
うに形成することができる。前記縦切断線は、前記横切
断線と斜交するように所定角度で傾斜した状態で形成さ
れ、前記ブロックの一部を先細状ないしは逆ハ字状に形
成し、このような形状のブロックを最初に上方に引き上
げて撤去することができる。また本発明は、ダム堤体な
どのコンクリート壁に開口部を形成する方法において、
前記開口部形成予定個所の左右の縦断面をワイヤソーに
より切断して、前記開口部の両側面を隔成する縦断面線
を形成する工程と、前記縦断面線間に横切断線をワイヤ
ソーにより形成するとともに、前記縦断面線で区画され
た前記開口部内に前記コンクリート壁を貫通するコアボ
ーリング孔を形成する工程と、前記コアボーリング孔内
に油圧破砕機のシリンダーヘッドを挿入設置し、前記シ
リンダーヘッドの拡大作動により、前記コアボーリング
孔の周辺を破砕して、前記縦断面線で区画された前記開
口部内に縦切断線を形成して、当該開口部内のコンクリ
ート壁をブロックに分割する工程と、分割された前記ブ
ロックを順次撤去する工程とを含む。
に、本発明は、ダム堤体などのコンクリート壁に開口部
を形成する方法において、前記開口部形成予定個所の左
右の縦断面をワイヤソーにより切断して、前記開口部の
両側面を隔成する縦断面線を形成する工程と、前記縦断
面線で区画された前記開口部内に前記コンクリート壁を
貫通するコアボーリング孔を形成する工程と、前記コア
ボーリング孔内に油圧破砕機のシリンダーヘッドを挿入
設置し、前記シリンダーヘッドの拡大作動により、前記
コアボーリング孔の周辺を破砕して、前記縦断面線で区
画された前記開口部内に縦および横切断線を形成して、
当該開口部内のコンクリート壁をブロックに分割する工
程と、分割された前記ブロックを順次撤去する工程とを
含むようにした。このように構成した鉄筋コンクリート
壁に開口を形成する方法によれば、ワイヤソーによる切
断は、開口部形成予定個所の左右の縦断面だけなので、
工費がそれほど高くならない。前記縦および横切断線
は、前記横切断線を前記縦切断線の前に形成することが
できる。前記横切断線は、横一列に形成された複数の前
記コアボーリング孔内に、前記油圧破砕機のシリンダー
ヘッドをそれぞれ挿入設置し、前記シリンダーヘッドを
同時に拡大作動させて、左右の前記縦断面線間を繋ぐよ
うに形成することができる。前記縦切断線は、前記横切
断線と斜交するように所定角度で傾斜した状態で形成さ
れ、前記ブロックの一部を先細状ないしは逆ハ字状に形
成し、このような形状のブロックを最初に上方に引き上
げて撤去することができる。また本発明は、ダム堤体な
どのコンクリート壁に開口部を形成する方法において、
前記開口部形成予定個所の左右の縦断面をワイヤソーに
より切断して、前記開口部の両側面を隔成する縦断面線
を形成する工程と、前記縦断面線間に横切断線をワイヤ
ソーにより形成するとともに、前記縦断面線で区画され
た前記開口部内に前記コンクリート壁を貫通するコアボ
ーリング孔を形成する工程と、前記コアボーリング孔内
に油圧破砕機のシリンダーヘッドを挿入設置し、前記シ
リンダーヘッドの拡大作動により、前記コアボーリング
孔の周辺を破砕して、前記縦断面線で区画された前記開
口部内に縦切断線を形成して、当該開口部内のコンクリ
ート壁をブロックに分割する工程と、分割された前記ブ
ロックを順次撤去する工程とを含む。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、添付図面に基づいて詳細に説明する。図1か
ら図4は、本発明にかかる鉄筋コンクリート壁に開口を
形成する方法の一実施例を示している。
について、添付図面に基づいて詳細に説明する。図1か
ら図4は、本発明にかかる鉄筋コンクリート壁に開口を
形成する方法の一実施例を示している。
【0010】同図に示した開口の形成方法は、鉄筋コン
クリート壁として、既設のダム堤体10に魚道用の開口
部12を形成する際に適用した場合を例示している。同
図に示したダム堤体10は、図1に示すように、上端側
から下端側に向けて、幅が広がるように傾斜した両側面
を備えていて、縦断面が略台形状になっている。
クリート壁として、既設のダム堤体10に魚道用の開口
部12を形成する際に適用した場合を例示している。同
図に示したダム堤体10は、図1に示すように、上端側
から下端側に向けて、幅が広がるように傾斜した両側面
を備えていて、縦断面が略台形状になっている。
【0011】このような形状のダム堤体10に対して、
開口部12は、上端がダム堤体10の上端と一致して開
放され、両側面と底面とがダム堤体10内に位置するよ
うに、略凹形に形成される。
開口部12は、上端がダム堤体10の上端と一致して開
放され、両側面と底面とがダム堤体10内に位置するよ
うに、略凹形に形成される。
【0012】このような開口部12を形成する際には、
まず、図1に示すように、開口部12の形成予定個所の
左右の縦断面14をワイヤソーにより切断して、開口部
12の縦断面線16を形成する工程が行われる。
まず、図1に示すように、開口部12の形成予定個所の
左右の縦断面14をワイヤソーにより切断して、開口部
12の縦断面線16を形成する工程が行われる。
【0013】この縦断面線16を形成する際には、開口
部12の形成予定個所の下端側の両側に、ダム堤体10
を水平方向に貫通する小径ボーリング孔18を貫通形成
する。この小径ボーリング孔18は、図示省略のワイヤ
ソーが挿通可能な直径、例えば、数10mm程度の径を
有していればよい。
部12の形成予定個所の下端側の両側に、ダム堤体10
を水平方向に貫通する小径ボーリング孔18を貫通形成
する。この小径ボーリング孔18は、図示省略のワイヤ
ソーが挿通可能な直径、例えば、数10mm程度の径を
有していればよい。
【0014】小径ボーリング孔18が形成されると、こ
の小径ボーリング孔18内にワイヤソーを挿通して、縦
断面14に沿ってこれを巻き付け、巻き付けたワイヤソ
ーを所定の張力状態で循環走行させることにより、ダム
堤体10を鉛直方向に切断して縦断面線16を形成す
る。
の小径ボーリング孔18内にワイヤソーを挿通して、縦
断面14に沿ってこれを巻き付け、巻き付けたワイヤソ
ーを所定の張力状態で循環走行させることにより、ダム
堤体10を鉛直方向に切断して縦断面線16を形成す
る。
【0015】このようにして形成された縦断面線16
は、ワイヤソーを挿通した間隔が保たれる。この場合、
ワイヤソーは、適宜個所に設置するガイドプーリーによ
り走行方向を変換して、駆動装置側まで導く。
は、ワイヤソーを挿通した間隔が保たれる。この場合、
ワイヤソーは、適宜個所に設置するガイドプーリーによ
り走行方向を変換して、駆動装置側まで導く。
【0016】ワイヤソーにより両側の縦断面線16が形
成されると、この断面線16に沿ったダム堤体10の端
面は、平滑な面になるので、仕上げ加工を何ら施すこと
なく、そのまま開口部12の側面として使用される。
成されると、この断面線16に沿ったダム堤体10の端
面は、平滑な面になるので、仕上げ加工を何ら施すこと
なく、そのまま開口部12の側面として使用される。
【0017】縦切断線16が形成されると、次に、縦断
面線16で区画された開口部12内に、ダム堤体10を
貫通するコアボーリング孔20を形成する工程が行われ
る。このコアボーリング孔20は、油圧破砕機22のシ
ンリダーヘッド24を挿入するためのものであって、例
えば、200mmφの直径を有しており、図4に示すよ
うなコアボーリングマシン23により形成される。
面線16で区画された開口部12内に、ダム堤体10を
貫通するコアボーリング孔20を形成する工程が行われ
る。このコアボーリング孔20は、油圧破砕機22のシ
ンリダーヘッド24を挿入するためのものであって、例
えば、200mmφの直径を有しており、図4に示すよ
うなコアボーリングマシン23により形成される。
【0018】コアボーリング孔20の穿設が終了する
と、その内部に油圧破砕機24のシリンダーヘッド26
が挿入される。
と、その内部に油圧破砕機24のシリンダーヘッド26
が挿入される。
【0019】本実施例で用いる油圧破砕機22は、台車
26に搭載された油圧ユニット28を備えており、油圧
ユニット28とシリンダヘッド24とが油圧ホース30
とコネクタ32とを介して接続されている。
26に搭載された油圧ユニット28を備えており、油圧
ユニット28とシリンダヘッド24とが油圧ホース30
とコネクタ32とを介して接続されている。
【0020】この油圧ユニット28には、図1には3個
のシリンダヘッド24しか示していないが、最大4個の
シリンダヘッド24の接続駆動が可能になっている。図
2および図3には、コアボーリング孔20内に設置され
たシリンダヘッド24の詳細が示されている。
のシリンダヘッド24しか示していないが、最大4個の
シリンダヘッド24の接続駆動が可能になっている。図
2および図3には、コアボーリング孔20内に設置され
たシリンダヘッド24の詳細が示されている。
【0021】これらの図に示したシリンダヘッド24
は、油圧ホース30が接続されるシリンダ本体24a
と、湾曲した曲面板手で構成されるエキスパンションプ
レート24bと、伸縮ピストン24cとを有している。
は、油圧ホース30が接続されるシリンダ本体24a
と、湾曲した曲面板手で構成されるエキスパンションプ
レート24bと、伸縮ピストン24cとを有している。
【0022】シリンダヘッド24の挿入設置状態は、図
3に示すように、コアボーリング孔20の周辺に形成さ
れる破壊による切断予想線A'の延長線を中心にして、
コアボーリング孔20の一方の内面側にシリンダ本体2
4aを配置し、他方の内面側に湾曲したエキスパンショ
ンプレート24bが位置するように配置する。
3に示すように、コアボーリング孔20の周辺に形成さ
れる破壊による切断予想線A'の延長線を中心にして、
コアボーリング孔20の一方の内面側にシリンダ本体2
4aを配置し、他方の内面側に湾曲したエキスパンショ
ンプレート24bが位置するように配置する。
【0023】湾曲したエキスパンションプレート24b
は、外面側がコアボーリング孔20の内面に当接される
とともに、その内面側に伸縮ピストン24cの一端が対
向していて、伸縮ピストン24cは、シリンダ本体24
a内に出没自在に設けられている。
は、外面側がコアボーリング孔20の内面に当接される
とともに、その内面側に伸縮ピストン24cの一端が対
向していて、伸縮ピストン24cは、シリンダ本体24
a内に出没自在に設けられている。
【0024】このように構成したシリンダヘッド24に
油圧ホース30を介して、油圧ユニット28から高圧油
を送り込むと、伸縮ピストン24cが延びて、湾曲した
エキスパンションプレート24bをコアボーリング孔2
0の内面に強く押圧し、このような拡大作動を行わせる
ことにより、図3に示すように、コアボーリング孔20
の周辺が破壊され、切断線Aが形成される。
油圧ホース30を介して、油圧ユニット28から高圧油
を送り込むと、伸縮ピストン24cが延びて、湾曲した
エキスパンションプレート24bをコアボーリング孔2
0の内面に強く押圧し、このような拡大作動を行わせる
ことにより、図3に示すように、コアボーリング孔20
の周辺が破壊され、切断線Aが形成される。
【0025】ここで、本実施例の場合には、コアボーリ
ング孔20は、ダム堤体10を水平方向に貫通するよう
に形成され、ダム堤体10の上端とほぼ平行する水平線
上に、所定の間隔を置いて、複数段に設けられる複数の
水平コアボーリング孔20aと、ダム堤体10の上端と
ほぼ直交する鉛直線上に、所定の間隔を置いて設けられ
る複数の鉛直コアボーリング孔20bとから構成されて
いる。
ング孔20は、ダム堤体10を水平方向に貫通するよう
に形成され、ダム堤体10の上端とほぼ平行する水平線
上に、所定の間隔を置いて、複数段に設けられる複数の
水平コアボーリング孔20aと、ダム堤体10の上端と
ほぼ直交する鉛直線上に、所定の間隔を置いて設けられ
る複数の鉛直コアボーリング孔20bとから構成されて
いる。
【0026】このようなコアボーリング孔20が穿設さ
れると、まず、図1に示すように、ダム堤体10の上端
側に位置する第1段目の水平コアボーリング孔20a内
に、シリンダヘッド24がそれぞれ挿入設置される。
れると、まず、図1に示すように、ダム堤体10の上端
側に位置する第1段目の水平コアボーリング孔20a内
に、シリンダヘッド24がそれぞれ挿入設置される。
【0027】この場合のシリンダヘッド24の設置位置
は、1つのコアボーリング孔20a内に、1個のシリン
ダヘッド24を設置するのであれば、コアボーリング孔
20aの長さ方向のほぼ中心部分にこれを位置決めす
る。
は、1つのコアボーリング孔20a内に、1個のシリン
ダヘッド24を設置するのであれば、コアボーリング孔
20aの長さ方向のほぼ中心部分にこれを位置決めす
る。
【0028】水平コアボーリング孔20a内にそれぞれ
シリンダヘッド24が挿入設置されると、各シリンダー
ヘッド24に高圧油を供給して、これらを同時に拡大作
動させる。
シリンダヘッド24が挿入設置されると、各シリンダー
ヘッド24に高圧油を供給して、これらを同時に拡大作
動させる。
【0029】シリンダヘッド24が拡大作動されると、
各シリンダヘッド24のエキスパンジョンプレート24
bで水平コアボーリング孔20aの側面が、外側に向け
て押圧されることになる。
各シリンダヘッド24のエキスパンジョンプレート24
bで水平コアボーリング孔20aの側面が、外側に向け
て押圧されることになる。
【0030】このときの押圧力は、ダム堤体10の開口
部12の形成予定個所の両側に縦断面線16が形成さ
れ、ダム堤体10の上端上方が解放されているので、水
平コアボーリング孔20aの下部側は、ダム堤体10と
一体になっているので、押圧力は、水平コアボーリング
孔20aの上部側の部分を上方に持ち上げようとする方
向にのみ作用する。
部12の形成予定個所の両側に縦断面線16が形成さ
れ、ダム堤体10の上端上方が解放されているので、水
平コアボーリング孔20aの下部側は、ダム堤体10と
一体になっているので、押圧力は、水平コアボーリング
孔20aの上部側の部分を上方に持ち上げようとする方
向にのみ作用する。
【0031】このような方向に押圧力が作用すると、水
平コアボーリング孔20aの周辺には、水平方向に隣接
するボーリング孔20a間を繋ぐような横切断線B1が
破壊により形成される。
平コアボーリング孔20aの周辺には、水平方向に隣接
するボーリング孔20a間を繋ぐような横切断線B1が
破壊により形成される。
【0032】このような横切断線B1は、開口部12の
形成予定個所の両側に縦断面線16間を繋ぐようにして
延設され、この横切断線B1の形成により、第1段目の
水平ボーリング孔20aから上部側の部分がダム堤体1
0から分離される。
形成予定個所の両側に縦断面線16間を繋ぐようにして
延設され、この横切断線B1の形成により、第1段目の
水平ボーリング孔20aから上部側の部分がダム堤体1
0から分離される。
【0033】このようにして横切断線B1が形成される
と、次に、第1段目の水平ボーリング孔20aから上部
側の部分に設けられている鉛直コアボーリング孔20b
内にシリンダヘッド24を挿入設置して、拡大作動させ
る。
と、次に、第1段目の水平ボーリング孔20aから上部
側の部分に設けられている鉛直コアボーリング孔20b
内にシリンダヘッド24を挿入設置して、拡大作動させ
る。
【0034】鉛直コアボーリング孔20b内でシリンダ
ヘッド24を拡大作動させると、図4に示すように、横
切断線B1に直交して、ダム堤体10の上端まで到達す
る縦切断線C1が形成される。
ヘッド24を拡大作動させると、図4に示すように、横
切断線B1に直交して、ダム堤体10の上端まで到達す
る縦切断線C1が形成される。
【0035】このような縦切断線C1を形成すると、第
1段目の水平ボーリング孔20aから上部側の部分は、
縦切断線C1の部分でダム堤体10から完全に分離され
てブロック34に分割される。
1段目の水平ボーリング孔20aから上部側の部分は、
縦切断線C1の部分でダム堤体10から完全に分離され
てブロック34に分割される。
【0036】このようなブロック34は、縦切断線C1
の形成とともに順次発生するので、発生した順に各ブロ
ック34は、クレーンなどを用いて順次撤去する。そし
て、第1段目の水平コアボーリング孔20aの上方部分
がブロック34に分割されて全て撤去されると、第2段
目の水平コアボーリング孔20a内に、シリンダヘッド
24を挿入設置して、上記と同じ操作により、第2段目
の横切断線B2を形成した後に、鉛直ボーリング孔20
b内にシリンダヘッド24を挿入設置して、縦切断線C
2を順次形成し、分割したブロック34を撤去する。
の形成とともに順次発生するので、発生した順に各ブロ
ック34は、クレーンなどを用いて順次撤去する。そし
て、第1段目の水平コアボーリング孔20aの上方部分
がブロック34に分割されて全て撤去されると、第2段
目の水平コアボーリング孔20a内に、シリンダヘッド
24を挿入設置して、上記と同じ操作により、第2段目
の横切断線B2を形成した後に、鉛直ボーリング孔20
b内にシリンダヘッド24を挿入設置して、縦切断線C
2を順次形成し、分割したブロック34を撤去する。
【0037】このような作業を複数回繰り返すことによ
り、所定形状の開口部12がダム堤体10に形成され
る。このように構成した鉄筋コンクリート壁に開口を形
成する方法によれば、ワイヤソーによる切断は、開口部
12の形成予定個所の左右の縦断面だけなので、工費が
それほど高くならない。
り、所定形状の開口部12がダム堤体10に形成され
る。このように構成した鉄筋コンクリート壁に開口を形
成する方法によれば、ワイヤソーによる切断は、開口部
12の形成予定個所の左右の縦断面だけなので、工費が
それほど高くならない。
【0038】つまり、本実施例の場合には、開口部12
の側面は、高さも高く、開口部12を形成した後に側面
の後処理を行うことが困難なので、この部分は、後処理
の必要がない平滑な面が得られるワイヤソーにより切断
し、それ以外の部分は、内部のブロック化を含めて、比
較的安価に施工できる油圧破砕機22を採用して、施工
コストの低減化を図るようにした。
の側面は、高さも高く、開口部12を形成した後に側面
の後処理を行うことが困難なので、この部分は、後処理
の必要がない平滑な面が得られるワイヤソーにより切断
し、それ以外の部分は、内部のブロック化を含めて、比
較的安価に施工できる油圧破砕機22を採用して、施工
コストの低減化を図るようにした。
【0039】図5は、本発明にかかる開口を形成する方
法の他の実施例を示しており、上記実施例と同一もしく
は相当する部分には、同一符号を付してその説明を省略
するとともに、以下にその特徴点についてのみ説明す
る。
法の他の実施例を示しており、上記実施例と同一もしく
は相当する部分には、同一符号を付してその説明を省略
するとともに、以下にその特徴点についてのみ説明す
る。
【0040】同図に示した方法は、開口部12を形成す
るコンクリート壁の厚みが比較的厚い場合に採用される
ものであって、図5は、コアボーリング孔20内に油圧
破砕機22のシンリダヘッド24を挿入設置した状態を
示している。
るコンクリート壁の厚みが比較的厚い場合に採用される
ものであって、図5は、コアボーリング孔20内に油圧
破砕機22のシンリダヘッド24を挿入設置した状態を
示している。
【0041】同図においては、2個のシリンダヘッド2
4が1つのコアボーリング孔20内に所定の間隔を置い
て挿入設置されている。下側のシリンダヘッド24の油
圧ホース30は、上側のシリンダヘッド24の隙間から
上方に延設される。
4が1つのコアボーリング孔20内に所定の間隔を置い
て挿入設置されている。下側のシリンダヘッド24の油
圧ホース30は、上側のシリンダヘッド24の隙間から
上方に延設される。
【0042】このようにして、1つのコアボーリング孔
20内に複数のシリンダヘッド24を挿入設置して、同
時に拡大作動させると、コアボーリング孔20に対する
押圧力が、設置数に応じて大きくなるので、壁の厚みが
厚い場合でも、比較的簡単に縦,横切断線を形成するこ
とができる。
20内に複数のシリンダヘッド24を挿入設置して、同
時に拡大作動させると、コアボーリング孔20に対する
押圧力が、設置数に応じて大きくなるので、壁の厚みが
厚い場合でも、比較的簡単に縦,横切断線を形成するこ
とができる。
【0043】図6は、本発明にかかる開口を形成する方
法のさらに別の実施例を示しており、上記実施例と同一
もしくは相当する部分には、同一符号を付してその説明
を省略するとともに、以下にその特徴点についてのみ説
明する。
法のさらに別の実施例を示しており、上記実施例と同一
もしくは相当する部分には、同一符号を付してその説明
を省略するとともに、以下にその特徴点についてのみ説
明する。
【0044】同図に示した開口を形成する方法では、図
1に示した工程同様に、まず、開口部12の形成予定個
所の左右の縦断面14をワイヤソーにより切断して、開
口部の両側面を隔成する縦断面線16を形成する。
1に示した工程同様に、まず、開口部12の形成予定個
所の左右の縦断面14をワイヤソーにより切断して、開
口部の両側面を隔成する縦断面線16を形成する。
【0045】次に、縦断面線16で区画された開口部1
2内にコンクリート壁を貫通する鉛直コアボーリング孔
20b’を形成し、各鉛直コアボーリング孔20b’内
に油圧破砕機22のシリンダーヘッド24を挿入設置
し、シリンダーヘッド24の拡大作動により、鉛直コア
ボーリング孔20b’の周辺を破砕して、縦断面線16
で区画された開口部12内に縦切断線Cを形成して、当
該開口部12内のコンクリート壁をブロック34a,3
4bに分割する。
2内にコンクリート壁を貫通する鉛直コアボーリング孔
20b’を形成し、各鉛直コアボーリング孔20b’内
に油圧破砕機22のシリンダーヘッド24を挿入設置
し、シリンダーヘッド24の拡大作動により、鉛直コア
ボーリング孔20b’の周辺を破砕して、縦断面線16
で区画された開口部12内に縦切断線Cを形成して、当
該開口部12内のコンクリート壁をブロック34a,3
4bに分割する。
【0046】このとき、本実施例では、形成しようとす
る開口部12内の横切断線Bは、縦断面線16と同様に
ワイヤソーによる切断により形成される。なお、この横
切断線Bは、縦切断線Cを形成する前にその全長を形成
してもよいし、これらの形成を横切断線Bの形成が若干
先行するようにする同時進行的な方法であってもよい。
る開口部12内の横切断線Bは、縦断面線16と同様に
ワイヤソーによる切断により形成される。なお、この横
切断線Bは、縦切断線Cを形成する前にその全長を形成
してもよいし、これらの形成を横切断線Bの形成が若干
先行するようにする同時進行的な方法であってもよい。
【0047】また、ブロック34a,34bは、同一形
状でなく、水平方向に沿って1つ置きに同じ形状のもの
が分割形成される。
状でなく、水平方向に沿って1つ置きに同じ形状のもの
が分割形成される。
【0048】すなわち、一方のブロック34aは、上端
側の面積が下端側の面積よりも大きく、先細状ないしは
逆ハ字状に形成され、これに隣接する他方のブロック3
4bは、上端側の面積が下端側の面積より小さく、末広
がり状ないしはハ字状に形成されている。
側の面積が下端側の面積よりも大きく、先細状ないしは
逆ハ字状に形成され、これに隣接する他方のブロック3
4bは、上端側の面積が下端側の面積より小さく、末広
がり状ないしはハ字状に形成されている。
【0049】このようなブロック34a,34bに分割
するためには、縦切断線Cが横切断線Bと斜交するよう
に、所定角度、例えば、鉛直から数度程度傾斜した状態
に形成する必要がある。
するためには、縦切断線Cが横切断線Bと斜交するよう
に、所定角度、例えば、鉛直から数度程度傾斜した状態
に形成する必要がある。
【0050】縦切断線Cを傾斜形成する場合には、所定
角度で傾斜する縦切断予定線C’上に、所定の間隔を隔
てて一対の鉛直コアボーリング孔20b’を穿設し、こ
れらの各鉛直コアボーリング孔20b’内に油圧破砕機
22のシリンダーヘッド24を挿入設置し、シリンダー
ヘッド24の拡大作動により、鉛直コアボーリング孔2
0b’の周辺を破砕して、縦切断線Cを形成すればよ
い。
角度で傾斜する縦切断予定線C’上に、所定の間隔を隔
てて一対の鉛直コアボーリング孔20b’を穿設し、こ
れらの各鉛直コアボーリング孔20b’内に油圧破砕機
22のシリンダーヘッド24を挿入設置し、シリンダー
ヘッド24の拡大作動により、鉛直コアボーリング孔2
0b’の周辺を破砕して、縦切断線Cを形成すればよ
い。
【0051】縦切断線Cの形成で分割されたブロック3
4a,34bを撤去する際には、まず、先細状ないしは
逆ハ字状に形成されたブロック34aを上方側から吊り
下げて撤去する。
4a,34bを撤去する際には、まず、先細状ないしは
逆ハ字状に形成されたブロック34aを上方側から吊り
下げて撤去する。
【0052】この実施例の場合には、上記実施例に比べ
てワイヤソーの切断面積が大きくなるので、経済性が若
干悪くなるものの、先細状ないしは逆ハ字状に形成され
たブロック34aを先きに撤去すると、縦切断線Cを形
成した側面での競り合いがなくなり、ブロック34aを
容易に上方に引き上げることができるので、施工性が改
善される。
てワイヤソーの切断面積が大きくなるので、経済性が若
干悪くなるものの、先細状ないしは逆ハ字状に形成され
たブロック34aを先きに撤去すると、縦切断線Cを形
成した側面での競り合いがなくなり、ブロック34aを
容易に上方に引き上げることができるので、施工性が改
善される。
【0053】すなわち、本実施例のように、一連の壁を
ブロック化した際に、最初に撤去するブロックは、例え
ば、縦切断線Cをともに鉛直に形成すると、両側面で競
り合って、上方側への引き上げが困難になる場合があ
り、特に、本実施例のように破砕により縦切断線Cを形
成すると、切断面がワイヤソーのように平滑でなく、凹
凸ができるのでその傾向が顕著になる。
ブロック化した際に、最初に撤去するブロックは、例え
ば、縦切断線Cをともに鉛直に形成すると、両側面で競
り合って、上方側への引き上げが困難になる場合があ
り、特に、本実施例のように破砕により縦切断線Cを形
成すると、切断面がワイヤソーのように平滑でなく、凹
凸ができるのでその傾向が顕著になる。
【0054】ところが、本実施例のように、先細状ない
しは逆ハ字状に形成されたブロック34aを配置してお
き、この部分を先に上方に引き上げるようにすると、こ
のような問題を回避することができる。
しは逆ハ字状に形成されたブロック34aを配置してお
き、この部分を先に上方に引き上げるようにすると、こ
のような問題を回避することができる。
【0055】なお、1つの先細状ないしは逆ハ字状のブ
ロック34aが撤去されると、その側方のブロックを吊
り上げる際には、一方の側面がブロック34aの撤去に
より解放されるので、側面の競り合いを考える必要はな
い。
ロック34aが撤去されると、その側方のブロックを吊
り上げる際には、一方の側面がブロック34aの撤去に
より解放されるので、側面の競り合いを考える必要はな
い。
【0056】従って、このような効果が得られる先細状
ないしは逆ハ字状のブロック34aは、1段に1箇所あ
ればよいので、必ずしも、図6のように交互に配置する
必要はない。
ないしは逆ハ字状のブロック34aは、1段に1箇所あ
ればよいので、必ずしも、図6のように交互に配置する
必要はない。
【0057】また、横切断線Bをワイヤソーにより形成
するメリットは、以下にような施工条件で有効に発揮さ
れる。すなわち、いま例えば、図6に符号Kで示すよう
な、鉛直方向の打継ぎ面が、ダム提体10に存在した場
合、この打継ぎ面Kは、横切断線Bとほぼ直交するよう
になる。
するメリットは、以下にような施工条件で有効に発揮さ
れる。すなわち、いま例えば、図6に符号Kで示すよう
な、鉛直方向の打継ぎ面が、ダム提体10に存在した場
合、この打継ぎ面Kは、横切断線Bとほぼ直交するよう
になる。
【0058】このような打継ぎ面Kがあると、油圧破砕
機22により横切断線Bを形成しようとすると、破砕機
22による破砕力が打継ぎ面Kで分断されて、その後方
側に切断線を連続させることができなくなる。
機22により横切断線Bを形成しようとすると、破砕機
22による破砕力が打継ぎ面Kで分断されて、その後方
側に切断線を連続させることができなくなる。
【0059】ところが、ワイヤソーにより横切断線Bを
形成する際には、このような不都合がなくなる。なお、
ダム提体10の打継ぎ面は、上下方向にも存在するが、
縦切断線Cは、比較的短いので、仮に存在しても、殆ど
問題がない。
形成する際には、このような不都合がなくなる。なお、
ダム提体10の打継ぎ面は、上下方向にも存在するが、
縦切断線Cは、比較的短いので、仮に存在しても、殆ど
問題がない。
【0060】なお、上記実施例では、開口部12を形成
する鉄筋コンクリート壁としてダム堤体10を例示した
が、本発明の実施は、これに限定されることはない。
する鉄筋コンクリート壁としてダム堤体10を例示した
が、本発明の実施は、これに限定されることはない。
【0061】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
かかる鉄筋コンクリート壁に開口を形成する方法によれ
ば、経済的に開口部を形成することができる。
かかる鉄筋コンクリート壁に開口を形成する方法によれ
ば、経済的に開口部を形成することができる。
【図1】本発明にかかる鉄筋コンクリート壁に開口を形
成する方法の一実施例を示す初期工程の説明図である。
成する方法の一実施例を示す初期工程の説明図である。
【図2】図1の方法で油圧破砕機のシリンダヘッドによ
り切断線を形成する際の、シリンダヘッドの作動前の設
置状態の上面図と側面説明図である。
り切断線を形成する際の、シリンダヘッドの作動前の設
置状態の上面図と側面説明図である。
【図3】図2の設置状態からシリンダヘッドを作動させ
た後の上面図と側面説明図である。
た後の上面図と側面説明図である。
【図4】図1に引き続いて行われる工程の説明図であ
る。
る。
【図5】本発明にかかる鉄筋コンクリート壁に開口を形
成する方法の他の実施例を示すシリンダヘッドの設置状
態の説明図である。
成する方法の他の実施例を示すシリンダヘッドの設置状
態の説明図である。
【図6】本発明にかかる鉄筋コンクリート壁に開口を形
成する方法のさらに別の実施例を示す説明図である。
成する方法のさらに別の実施例を示す説明図である。
10 ダム堤体 12 開口部 14 縦断面 16 縦断面線 20 コアボーリング孔 20a 水平コアボーリング孔 20b 鉛直コアボーリング孔 22 油圧破砕機 24 シリンダヘッド
Claims (5)
- 【請求項1】 ダム堤体などのコンクリート壁に開口部
を形成する方法において、 前記開口部形成予定個所の左右の縦断面をワイヤソーに
より切断して、前記開口部の両側面を隔成する縦断面線
を形成する工程と、 前記縦断面線で区画された前記開口部内に前記コンクリ
ート壁を貫通するコアボーリング孔を形成する工程と、 前記コアボーリング孔内に油圧破砕機のシリンダーヘッ
ドを挿入設置し、前記シリンダーヘッドの拡大作動によ
り、前記コアボーリング孔の周辺を破砕して、前記縦断
面線で区画された前記開口部内に縦および横切断線を形
成して、当該開口部内のコンクリート壁をブロックに分
割する工程と、 分割された前記ブロックを順次撤去する工程とを含むこ
とを特徴とする鉄筋コンクリート壁に開口を形成する方
法。 - 【請求項2】 前記縦および横切断線は、前記横切断線
を前記縦切断線の前に形成することを特徴とする請求項
1記載の鉄筋コンクリート壁に開口を形成する方法。 - 【請求項3】 前記横切断線は、横一列に形成された複
数の前記コアボーリング孔内に、前記油圧破砕機のシリ
ンダーヘッドをそれぞれ挿入設置し、前記シリンダーヘ
ッドを同時に拡大作動させて、左右の前記縦断面線間を
繋ぐように形成することを特徴とする請求項2記載の鉄
筋コンクリート壁に開口を形成する方法。 - 【請求項4】 前記縦切断線は、前記横切断線と斜交す
るように所定角度で傾斜した状態で形成され、前記ブロ
ックの一部を先細状ないしは逆ハ字状に形成し、このよ
うな形状のブロックを最初に上方に引き上げて撤去する
ことを特徴とする請求項1記載の鉄筋コンクリート壁に
開口を形成する方法。 - 【請求項5】 ダム堤体などのコンクリート壁に開口部
を形成する方法において、 前記開口部形成予定個所の左右の縦断面をワイヤソーに
より切断して、前記開口部の両側面を隔成する縦断面線
を形成する工程と、 前記縦断面線間に横切断線をワイヤソーにより形成する
とともに、 前記縦断面線で区画された前記開口部内に前記コンクリ
ート壁を貫通するコアボーリング孔を形成する工程と、 前記コアボーリング孔内に油圧破砕機のシリンダーヘッ
ドを挿入設置し、前記シリンダーヘッドの拡大作動によ
り、前記コアボーリング孔の周辺を破砕して、前記縦断
面線で区画された前記開口部内に縦切断線を形成して、
当該開口部内のコンクリート壁をブロックに分割する工
程と、 分割された前記ブロックを順次撤去する工程とを含むこ
とを特徴とする鉄筋コンクリート壁に開口を形成する方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000090073A JP2000314123A (ja) | 2000-01-18 | 2000-03-29 | 鉄筋コンクリート壁に開口を形成する方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000008668 | 2000-01-18 | ||
| JP2000-8668 | 2000-01-18 | ||
| JP2000090073A JP2000314123A (ja) | 2000-01-18 | 2000-03-29 | 鉄筋コンクリート壁に開口を形成する方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000314123A true JP2000314123A (ja) | 2000-11-14 |
Family
ID=26583684
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000090073A Pending JP2000314123A (ja) | 2000-01-18 | 2000-03-29 | 鉄筋コンクリート壁に開口を形成する方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000314123A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109834850A (zh) * | 2019-03-28 | 2019-06-04 | 福州大学 | 一种透光混凝土的自动打孔及光纤排布装置及其排布方法 |
| JP2024025545A (ja) * | 2022-08-12 | 2024-02-26 | 鹿島建設株式会社 | 解体方法 |
| JP2024038887A (ja) * | 2022-09-08 | 2024-03-21 | 鹿島建設株式会社 | 解体方法 |
| JP2025147839A (ja) * | 2024-03-25 | 2025-10-07 | 株式会社奥村組 | 底部角部コンクリート構造体の解体撤去方法 |
-
2000
- 2000-03-29 JP JP2000090073A patent/JP2000314123A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109834850A (zh) * | 2019-03-28 | 2019-06-04 | 福州大学 | 一种透光混凝土的自动打孔及光纤排布装置及其排布方法 |
| CN109834850B (zh) * | 2019-03-28 | 2023-10-20 | 福州大学 | 一种透光混凝土的自动打孔及光纤排布装置及其排布方法 |
| JP2024025545A (ja) * | 2022-08-12 | 2024-02-26 | 鹿島建設株式会社 | 解体方法 |
| JP7867743B2 (ja) | 2022-08-12 | 2026-06-01 | 鹿島建設株式会社 | 解体方法 |
| JP2024038887A (ja) * | 2022-09-08 | 2024-03-21 | 鹿島建設株式会社 | 解体方法 |
| JP7805898B2 (ja) | 2022-09-08 | 2026-01-26 | 鹿島建設株式会社 | 解体方法 |
| JP2025147839A (ja) * | 2024-03-25 | 2025-10-07 | 株式会社奥村組 | 底部角部コンクリート構造体の解体撤去方法 |
| JP7897887B2 (ja) | 2024-03-25 | 2026-07-30 | 株式会社奥村組 | 底部角部コンクリート構造体の解体撤去方法 |
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