JP2000314165A - トイレ装置 - Google Patents

トイレ装置

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JP2000314165A
JP2000314165A JP11125500A JP12550099A JP2000314165A JP 2000314165 A JP2000314165 A JP 2000314165A JP 11125500 A JP11125500 A JP 11125500A JP 12550099 A JP12550099 A JP 12550099A JP 2000314165 A JP2000314165 A JP 2000314165A
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chamber
water
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toilet
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JP11125500A
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Shin Yagi
神 八木
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NIPPON SHINKO KK
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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】走行車両に、即座に使用し得る状態で積載して
運搬することができ、しかも、走行時に走行車両がバラ
ンスを崩すようなおそれがない。 【解決手段】トラックに積載されて固定されるようにな
ったハウジング10内では、便器22および23から活
性循環室43内に汚水が流入して、ブロア35から供給
される空気によって汚水が曝気処理された後に、水中ポ
ンプ47によって活水室44内に供給され、ブロア35
からの空気と水と好気性微生物が担持された担体粒子と
の三相流動層方式によって浄化処理される。その後、処
理水は、沈殿分離室45にて沈殿物が沈殿分離された後
に給水室46に供給されて、給水ポンプ48によって、
各便器22および23に給水される。沈殿浄化室45の
沈殿物は、エアーリフトポンプ45bによって貯留室2
7に供給されて貯留される。各ポンプ47および48と
ブロア35とは、発電機34によって駆動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数の人々が集団
で移動するような際に、人々の移動に追従して移動し
て、移動した場所において、特別な作業を実施すること
なく、迅速に使用することができるトイレ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】下水設備等が設けられていない工事現
場、イベント会場、災害現場等においては、仮設式のト
イレ設備が一時的に設置される。仮設式のトイレ設備
は、通常、汲み取り式になっているために、不衛生であ
り、また、臭気が発生するという問題がある。
【0003】このような汲み取り式になった仮設トイレ
設備に対して、特許第2544711号公報には、便器
の下方に汚水処理装置を設けて、汚水処理装置内に水と
粒子担体と空気との三相流動層を形成し、投入される汚
物を三相流動層によって浄化する水洗便所が開示されて
いる。この水洗便所では、便器から投入される汚物を、
渦巻状に流動する三相流動層によって浄化し、浄化され
た処理水を便器に還流するようになっている。
【0004】また、実用新案登録第3023323号公
報には、ハウジング内に設置された複数の便器から供給
される汚物を含んだ汚水を、沈澄分離槽において固形物
を取り除いた後に、活水槽において、水と粒子担体と空
気との三相流動層によって浄化処理するようになった水
洗式の仮設トイレ設備が開示されている。
【0005】上記の水洗便所およびトイレ設備は、いず
れも、浄化処理された処理水が、常時、便器に供給され
て、便器が処理水によって洗浄されているために、仮設
式であるにもかかわらず、水洗方式になっており、衛生
的であって、臭気の発生を防止できるという特徴を有し
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例え
ば、災害現場に対する救助のために、多数の人々が、バ
ス等の乗り物を利用して一団となって移動するような場
合には、休憩場所毎にトイレ設備が必要になる。休憩場
所においてトイレ設備が設けられている場合には、その
トイレ設備を利用すればよいが、そのようなトイレ設備
が設けられていない場合には、移動する場所毎に前述し
たような仮設のトイレ設備を設けなければならない。し
かしながら、一時的な休憩等に際して、仮設のトイレ設
備を設置することは、その作業が煩わしく、しかも、直
ちに撤収する必要もあり、実用的でないという問題があ
る。
【0007】本発明は、このような問題を解決するもの
であり、その目的は、走行車両に積載して、直ちに使用
し得る状態で運搬することができ、従って、走行車両が
停車した際に、即座に使用することができるトイレ装置
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のトイレ装置は、
便器と、便器からの汚水が流入して曝気処理されるよう
になった活性循環室と、活性循環室内にて曝気処理され
た処理水が供給されて、水と、空気と、好気性微生物が
担持された担体粒子との三相流動層方式によって汚水を
浄化処理する活水室と、活水室にて浄化処理された処理
水が供給されて、固形物を沈殿分離する沈殿分離室と、
沈殿分離室にて沈殿物が沈殿分離された処理水が供給さ
れる給水室と、沈殿浄化室の底部に沈殿した沈殿物が供
給されて貯留される貯留室と、給水室に貯留される処理
水を前記便器に供給する給水ポンプと、沈殿分離室にて
沈殿分離された沈殿物を前記貯留室に供給する沈殿物搬
送ポンプと、前記活性循環室および前記活水室に空気を
供給するブロアと、前記各ポンプおよびブロアを駆動す
る発電機と、これら全てが内部に収容されて、走行車両
に積載されて固定されるようになっており、活性循環
室、活水室、沈殿分離室および給水室が、それぞれの内
部に水が投入された状態で、走行車両の走行に支障がな
いように配置されたハウジングと、を具備することを特
徴とする。
【0009】前記沈殿分離室には、処理水に浮遊するス
カムを取り除くスカムスキーマーが設けられており、こ
のスカムスキーマーにて取り除かれたスカムが、活性循
環室に供給されるようになっている。
【0010】前記スカムスキーマーは、ブロアから供給
される空気によってスカムを吸引するようになってい
る。
【0011】前記沈殿物搬送ポンプは、ブロアによって
駆動されるエアーリフトポンプである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明のトイレ装置の実施の形態
の一例を示す概略平断面図、図2は、図1のA−A線に
おける縦断面図、図3は、図1のB−B線における横断
面図である。このトイレ装置は、例えば、走行車両であ
る4tトラックに積載されて固定された状態で運搬され
るように、幅が2200mm、長さが4400mm、高さが2200mmの
直方体状に構成されたハウジング10を有している。こ
のハウジング10は、底面11および上面12と、左右
の各側面13および14と、長手方向の各端部に位置す
る各端面15および16とが、繊維強化プラスチック
(FRP)によって、一体的に構成されている。
【0014】ハウジング10の一方の端面15には、開
閉ドアによって開閉可能になった出入り口15aが、一
方の側面14に近接して設けられている。この出入り口
15aの周囲は、鉄枠によって補強されている。
【0015】ハウジング10の内部には、出入り口15
aが設けられた端面15に対して遠方寄りの長手方向の
中程には、ハウジング10の内部を二分する隔壁部17
が、ハウジング10の底面11から上面12にわたって
垂直に配置されている。ハウジング10の内部は、隔壁
部17によって、出入り口15aによって出入り可能に
なったトイレ室20と、出入り口15aの遠方側に位置
する処理室30とに区画されている。隔壁部17も、繊
維強化プラスチックによって、底面11および上面12
と一体的に形成されており、一方の側面14に近接した
側部に、鉄枠にて補強されて開閉ドアによって開閉され
る出入り口17aが設けられている。
【0016】トイレ室20内の下部には、ハウジング1
0の底面11に対して適当な間隔をあけて底面11と平
行になった床面21が設けられている。この床面21上
には、一方の側面13に沿って、出入り口15aが設け
られた端面15側から、小便器22と一対の腰掛け式便
器23とが、順番に設けられている。各腰掛け式便器2
3は、隔壁部17および一方の側面13を利用してそれ
ぞれ形成された各ブース25内にそれぞれ配置されてい
る。各ブース25は、開閉ドアによってそれぞれ開閉さ
れる出入り口25aによって、出入りし得るようになっ
ている。
【0017】なお、各ブース25内における適当な壁面
部分には、トイレットペーパーを保持するペーパーホル
ダー27がそれぞれ取り付けられており、また、側面1
3の上部には、小便器23および各ブース25に対応し
て換気扇28がそれぞれ設けられている。さらに、図2
および図3に示すように、トイレ室20を覆うハウジン
グ10の上面12には、トイレ室20内に光を採り入れ
るための複数の開口部12aがそれぞれ設けられてお
り、各開口部12aが透光性の採光用カバー12bによ
ってそれぞれ覆われている。
【0018】側面13に沿って設けられた小便器22お
よび各腰掛け便器23と、側面13との間には、それぞ
れが適当な高さになった各棚板26aがそれぞれ設けら
れており、各棚板26aの下方域の空間が、側面13と
は適当な間隔をあけてそれぞれ垂直に配置された前面板
26bによってそれぞれ覆われている。ハウジング10
の側面13と、各前面板26bとの間には、小便器22
および各腰掛け便器23にそれぞれ接続された給水管4
1および排水管42が、それぞれ水平な状態で配置され
ている。排水管42は、床面21に近接して配置されて
おり、給水管41は、排水管42の上方に配置されてい
る。給水管41および排水管42のそれぞれの端部は、
隔壁部17を貫通して、処理室30内に位置している。
【0019】トイレ室20における床面21の下方に
は、隔壁部17に隣接して、貯留室27が、隔壁部17
に沿った状態で設けられている。この貯留室27は、汚
水を浄化処理した際に得られるスラッジ等の固形物等が
汚水とともに貯留されるようになっている。貯留室27
は、隔壁部17に近接して配置された一方のブース25
の下方域に沿って設けられている。
【0020】処理室30の上部を覆うハウジング10の
上面12部分にも、処理室30内に光を採り入れるため
の開口部12aが設けられており、開口部12aが透光
性の採光カバー12bによって覆われている。
【0021】ハウジング10内に設けられた処理室30
の内部には、トイレ室20と処理室30とを分離する隔
壁部17と、ハウジング10の端面16との間を二等分
するように、主仕切り板31が、ハウジング10の各側
面13および14間にわたって、隔壁部17とは平行な
状態で垂直に配置されている。この主仕切り板31の上
端は、ハウジング10の上面12とは適当な間隔が形成
されるように、ハウジング10の底面11と上面12と
の中程に位置している。
【0022】主仕切り板31と隔壁部17との間には、
ハウジング10の底面11に近接した適当な高さ位置
に、床面32が水平状態で配置されている。この床面3
2は、トイレ室20に設けられた床面21よりも若干高
くなっており、図2に示すように、給水管41の遠方側
に位置するハウジング10の側面14の近傍部分が開口
している。床面32の下方は、小便器22および各腰掛
け便器23から排出される汚水が排水管42内を通って
流入する活性循環室43になっている。活性循環室43
内には、流入した汚水を曝気処理するための散気管43
aが設けられている。
【0023】また、活性循環室43内には、多数の透孔
がそれぞれ設けられた一対の緩衝板43b(図1参照)
が、隔壁部17と主仕切り板31との間にわたって、相
互に適当な間隔をあけた状態でそれぞれ垂直に配置され
ている。各緩衝板43bは、活性循環室43内に流入し
た汚水の流動を抑制するようになっている。
【0024】活性循環室43を覆う床面32上のほぼ中
央部には、発電機34が配置されている。また、トイレ
室20との隔壁部17には、発電機34の上方に位置す
るように設けられた棚上にブロア35が配置されてお
り、前記活性循環室43内に配置された散気管43aに
対して、ブロア35から圧縮空気が供給されている。さ
らに、隔壁部17と主仕切り板31との間に位置するハ
ウジング10の側面13の上部には、制御盤36が設け
られている。制御盤36の下方域には、ハウジング10
の側面13に沿って、小便器22および各腰掛け便器2
3にそれぞれ接続された給水管41が通過している。
【0025】処理室30における主仕切り板31とハウ
ジング10の端面16との間の空間は、主仕切り板31
および各端面16に対してそれぞれ直交状態になった一
対の副仕切り板37によって3分割されており、給水管
41の遠方側に位置する空間が、活性循環室43内の汚
水が供給されて、浄化処理される活水室44になってい
る。また、一対の副仕切り板37の間の空間は、活水室
44にて浄化処理された汚水が流入して汚物を沈殿させ
る沈殿分離室45になっている。さらには、沈殿分離室
45とハウジング10の側面13との間には、沈殿分離
室45にて汚物が沈殿分離された処理水の上澄水が流入
して貯留される給水室46が設けられている。そして、
ハウジング10の側面13に沿って配置された給水管4
1の端部が、給水室46内に配置された一対の給水ポン
プ48に接続されている。
【0026】活水室44、沈殿分離室45、給水室46
が沿って設けられたハウジング10の端面16の上部に
は、換気扇38が設けられている。
【0027】各便器22および23から排出された汚水
は、活性循環室43内に流入して、各散気管43aによ
って、循環されつつ曝気処理されるようになっている。
この活性循環室43には、床面32の開口部分に対応し
て、一対の水中ポンプ47が配置されており、各水中ポ
ンプ47によって活性循環室43内に流入した汚水が、
活性循環室43とは主仕切り板31を挟んで隣接する活
水室45に、主仕切り板31を貫通するように設けられ
た配管49を通って、供給されるようになっている。
【0028】活水室44は、底部が、下側になるにつれ
て順次断面積が小さくなったホッパー形状になってお
り、その底面は、水平に対して45°に傾斜した状態に
なっている。活水室44の底部には、ブロア35から空
気が供給される散気管44aが配置されている。また、
活水室44には、好気性微生物が担持された活性炭等の
担体粒子が投入されている。活水室44の軸心部には、
流動管44bが垂直に配置されており、また、活水室4
4には、活水室44の外周縁部の全周に沿った溝状の導
水部44cが水平状態で設けられている。導水部44c
は、活水室44と、沈殿分離室45との間に設けられた
副仕切り板37を貫通して、沈殿分離室45内に連通し
ている。
【0029】活水室44内では、活性循環室43から流
入した汚水と、散気管44aから供給される空気と、活
水室44内に投入された担体粒子との三相流動層が、流
動管44b内を流動して循環するようになっており、こ
れにより、活水室44内の汚水が効率よく浄化処理され
るようになっている。活水室44内にて浄化処理された
処理水は、流動管44b内を上昇して、活水室44の外
周縁部に沿って配置された導水部44c内に流入し、こ
の導水部44cを通って、沈殿分離室45に供給され
る。
【0030】沈殿分離室45は、底部が、下側になるに
つれて順次断面積が小さくなったホッパー形状になって
おり、その底面は、水平に対して60°の角度で傾斜し
ている。沈殿分離室45の内部には、円筒状をした整流
体45aが垂直に設けられている。整流体45a内に
は、沈殿浄化室45の下部に沈殿したスラッジ等の沈殿
物を汲み上げる沈殿物搬送用ポンプとしてのエアーリフ
トポンプ45b(図2参照)が設けられている。このエ
アーリフトポンプ45b内には、ブロア35から空気が
供給されており、エアーリフトポンプ45bの内部は、
ブロア35から供給される空気によって、内部に流入し
た汚水の比重が小さくなって、沈殿浄化室45の底部に
沈殿した沈殿物が吸引されるようになっている。エアー
リフトポンプ45bにて吸引された沈殿物は、トイレ室
20の下部に設けられた貯留室27に供給されている。
【0031】沈殿浄化室45には、この沈殿浄化室45
内に供給された処理水上に浮遊するスカムを収集するフ
ロート式のスカムスキーマー45cが設けられている。
スカムスキーマー45cは、ブロア35から供給される
空気によって、処理水上に浮遊するスカムを吸引するよ
うになっている。そして、スカムスキーマー45cによ
って吸引されたスカムは、活性循環室43内に還流され
て、活性循環室43内にて再び曝気処理される。
【0032】また、沈殿分離室45には、沈殿分離室4
5の外周縁部の全周に沿った溝状の導水部45dが水平
状態で設けられている。導水部45dは、沈殿分離室4
5と、給水室46との間に設けられた副仕切り板37を
貫通しており、沈殿分離室45内にて汚物が沈殿された
処理水の上澄水は、導水部45dを通って、給水室46
に供給されるようになっている。
【0033】沈殿分離室45内にて汚物が沈殿処理され
た処理水が供給される給水室46内に配置された一対の
給水ポンプ48は、それぞれが交互に駆動されるように
なっており、給水室46内に供給される処理水が、各給
水ポンプ48によって、給水管41aを介して、各便器
22および23に供給される。
【0034】図4は、このトイレ装置の制御系のブロッ
ク図である。処理室30の床面32上に設けられた発電
機34の出力は、制御盤36を介して、ブロア35に与
えられるとともに、活性循環室43内に設けられた一対
の水中ポンプ47、および、給水室46内に設けられた
一対の給水ポンプ48に、それぞれ与えられている。ブ
ロア35は、活性循環室43内に設けられた散気管43
a、活水室44内に設けられた散気管44a、沈殿分離
室45内に設けられたエアーリフトポンプ45bおよび
スカムスキーマー45cに、それぞれ空気を供給してい
る。
【0035】このような構成のトイレ装置は、例えば、
災害現場での救助活動等の目的のために、多数の人々が
バス等によって一団となって移動するような場合に、図
5に示すように、例えば、積載量が4tのトラック51
の荷台に積載されて、移動する人々が乗ったバス等とと
もに、トラック51が走行されるようになっている。ト
ラック51の荷台にトイレ装置を積載する場合には、ク
レーン52によって、トイレ装置のハウジング10が水
平になるように、ハウジング10の各側面13および1
4に設けられた吊り下げ具(図示せず)を利用して吊り
上げられる。トイレ装置は、ハウジング10の出入り口
15aが、トラック51の運転席の遠方側である荷台の
後部に位置するように、トラック51の荷台上に積載さ
れて固定される。
【0036】トラック51に積載されたトイレ装置は、
ハウジング10における活性循環室43、活水室44、
沈殿分離室45、給水室46内に、それぞれ適当量の水
が投入される。また、活水室44内の水中には、好気性
微生物が担持された担持粒子が、適当な量だけ投入され
る。
【0037】トイレ装置が荷台に固定されたトラック5
1は、多数の人々が乗ったバス等とともに走行される。
そして、バス等に乗った人々の休憩に際しては、トイレ
装置が積載されたトラック51は、適当な場所に停止さ
れる。そして、図6に示すように、トイレ装置に対して
乗り降りできるように、着脱可能になった階段53が、
トイレ装置の出入り口15aに連続するように、トラッ
ク51の後側に配置される。また、ハウジング10内に
配置された発電機34が駆動されて、ブロア35、各水
中ポンプ47および給水ポンプ48がそれぞれ動作され
る。これにより、トイレ装置が使用可能な状態とされ
る。
【0038】このような状態では、給水室46内の水
は、いずれかの給水ポンプ48によって、給水管41を
通して、常時、小便器22および各腰掛け便器23に、
それぞれ供給されており、小便器22および各腰掛け便
器23にそれぞれ供給された水は、排水管42を通っ
て、活性循環室43内に排出されている。従って、小便
器22および各腰掛け便器23は、給水室46から供給
される水によって、常時、洗浄されている。
【0039】その後、小便器22、各腰掛け便器23内
に汚物が投入されると、その汚物は、給水室46から供
給される水とともに、排水管42を通って、活性循環室
43内に流入する。
【0040】活性循環室43内には散気管43aが設け
られており、散気管43aには、ブロア35から、常
時、空気が供給されているために、投入される汚物を含
む汚水は、散気管43aから供給される空気によって、
活性循環室43内を循環されて曝気処理される。これに
より、活性循環室11内の汚水から臭気が発生すること
が防止される。
【0041】活性循環室43にて曝気処理された汚物
は、汚水とともに、活性循環室43内に配置されたいず
れかの水中ポンプ47によって、活水室44に供給され
る。
【0042】活水室44の下部には散気管44a設けら
れており、各散気管44aには、ブロア35から、常
時、空気が供給されている。しかも、活水室44内に
は、好気性微生物が担持された活性炭等の担体粒子が予
め投入されており、各散気管44aから供給される空気
によって、活水室44内の汚水が担体粒子とともに循環
される。これにより、活水室44の内部では、水と、空
気と、好気性微生物が担持された活性炭等の担体粒子と
の三相流動層方式によって、汚水が浄化処理される。活
水室44にて浄化処理された処理水は、導水部44cを
通って、沈殿分離室45内に流入する。
【0043】沈殿分離室45内では、沈殿浄化室45内
に流入した処理水に含まれる比較的比重の軽いスカムが
水面上を浮遊し、比重の大きいスラッジ等の固形物が沈
降されて底部に溜まる。沈殿分離室45に設けられたス
カムスキーマー45cには、ブロア35から、常時、空
気が供給されており、沈殿分離室45の水面上を浮遊す
るスカムが、スカムスキーマー45c内に吸引されて、
活性循環室43内に還流されている。スカムスキーマー
45cは、沈殿分離室45内における水位の変動に影響
されることなく、水面上を浮遊するスカムを吸引して活
性循環室43に還流しており、従って、沈殿分離室45
からは、スカムが除去された処理水が、常時、給水室4
6に供給されることになる。
【0044】沈殿分離室45の底部には、処理水内に含
まれる比重の大きなスラッジ等の沈殿物が沈殿して溜ま
るが、沈殿分離室45内が満水状態になると、沈殿浄化
室45内に設けられたエアーリフトポンプ45bに対し
てブロア35から空気が供給されて、沈殿分離室45内
に溜まった沈殿物が吸引され、貯留室27に供給されて
貯留される。
【0045】沈殿浄化室45において沈殿物が沈殿分離
されて、スカムが取り除かれた処理水は、導水部45d
を通って、給水室46に供給される。そして、給水室4
6に供給された処理水が、給水ポンプ48によって、給
水管41を通して、各便器22および23にそれぞれ供
給される。
【0046】なお、各便器22および23を通して汚水
量が増加すると、活性循環室43から、活水室44を通
って、沈殿分離室45内に流入した際に、スカムスキー
マー45cによって、貯留室27にスカムとともに還流
される水分量が増加することになる。
【0047】このようにして、トラック51の停車時に
おいて、トイレ装置の使用が終了すると、発電機34が
停止状態とされる。そして、階段53が取り外されると
ともに、出入り口15aが閉鎖されて、トラック51が
走行される。その後、適当な休憩地において、同様の動
作が繰り返されることになる。
【0048】本発明のトイレ装置では、汚水等が貯留さ
れる活水室44、沈殿分離室45、給水室46が、ハウ
ジング10の幅方向に並んで配置されているために、ト
イレ装置がトラック51の荷台に載置された場合に、ト
ラック51の走行方向と直交する方向に沿って、流動性
の汚水等の貯留部分がバランスよく配置されることにな
る。しかも、汚水等が貯留される活性循環室43が、ハ
ウジング10の下部において、幅方向の全域にわたって
設けられており、しかも、その活性循環室43内には、
一対の緩衝板43bが設けられていることによって、活
性循環室43内での汚水等の流動によるバランスが崩れ
ることが防止される。その結果、トラック51の走行時
において、トラックの重量バランスが崩れるおそれがな
く、トラック51は安定的に走行することができる。
【0049】
【発明の効果】本発明のトイレ装置は、このように、走
行車両に対して、即座に使用可能な状態で積載して運搬
することができるために、走行車両の停車時に直ちに使
用することができる。しかも、走行時に走行車両がバラ
ンスを崩すようなおそれがなく、走行車両は安定的に走
行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトイレ装置の実施の形態の一例を示す
概略平断面図である。
【図2】図1のA−A線における断面図である。
【図3】図1のB−B線における断面図である。
【図4】そのトイレ装置の制御系のブロック図である。
【図5】そのトイレ装置をトラックに積載する際の説明
図である。
【図6】そのトイレ装置の使用状態を示すトラックの側
面図である。
【符号の説明】
10 ハウジング 20 トイレ室 22 小便器 23 腰掛け便器 27 貯留室 30 処理室 31 仕切り板 34 発電機 35 ブロア 36 制御盤 37 副仕切り板 41 給水管 42 排水管 43 活性循環室 43a 散気管 44 活水室 44a 散気管 45 沈殿分離室 45b エアーリフトポンプ 46 給水室 47 水中ポンプ 48 給水ポンプ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 便器と、 便器からの汚水が流入して曝気処理されるようになった
    活性循環室と、 活性循環室内にて曝気処理された処理水が供給されて、
    水と、空気と、好気性微生物が担持された担体粒子との
    三相流動層方式によって汚水を浄化処理する活水室と、 活水室にて浄化処理された処理水が供給されて、固形物
    を沈殿分離する沈殿分離室と、 沈殿分離室にて沈殿物が沈殿分離された処理水が供給さ
    れる給水室と、 沈殿浄化室の底部に沈殿した沈殿物が供給されて貯留さ
    れる貯留室と、 給水室に貯留される処理水を前記便器に供給する給水ポ
    ンプと、 沈殿分離室にて沈殿分離された沈殿物を前記貯留室に供
    給する沈殿物搬送ポンプと、 前記活性循環室および前記活水室に空気を供給するブロ
    アと、 前記各ポンプおよびブロアを駆動する発電機と、 これら全てが内部に収容されて、走行車両に積載されて
    固定されるようになっており、活性循環室、活水室、沈
    殿分離室および給水室が、それぞれの内部に水が投入さ
    れた状態で、走行車両の走行に支障がないように配置さ
    れたハウジングと、 を具備することを特徴とするトイレ装置。
  2. 【請求項2】 前記沈殿分離室には、処理水に浮遊する
    スカムを取り除くスカムスキーマーが設けられており、
    このスカムスキーマーにて取り除かれたスカムが、活性
    循環室に供給されるようになっている請求項1に記載の
    トイレ装置。
  3. 【請求項3】 前記スカムスキーマーは、ブロアから供
    給される空気によってスカムを吸引するようになってい
    る請求項2に記載のトイレ装置。
  4. 【請求項4】 前記沈殿物搬送ポンプは、ブロアによっ
    て駆動されるエアーリフトポンプである請求項1に記載
    のトイレ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002240633A (ja) * 2001-02-16 2002-08-28 Tokyu Car Corp 荷台搭載ユニット用階段
JP2008289969A (ja) * 2007-05-23 2008-12-04 Eiwa Kokudo Kankyo Kk コンテナ式汚水浄化システム
JP2009233609A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Hokkaido Railway Co 移動体内のトイレ用排泄物処理装置

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