JP2000314304A - カムシャフトの軸受構造 - Google Patents
カムシャフトの軸受構造Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 転がり軸受16の採用によりメカニカルロス
の低減化を図りつつ、シャフト支持部14をカムシャフ
ト10と別部材として低コスト化を図る。 【解決手段】 カムシャフト10へ回転力を伝達するス
プロケット(又はプーリ)13と、カムシャフト10の
前端との間に、転がり軸受16を介して機関本体の軸受
部11に回転可能に支持されるシャフト支持部14を設
ける。シャフト支持部14を、カムシャフト10とは異
なる対摩耗性に優れた材料の別部材とし、取付ボルト1
2によりスプロケット13とともにカムシャフト10の
前端に共締め固定する。
の低減化を図りつつ、シャフト支持部14をカムシャフ
ト10と別部材として低コスト化を図る。 【解決手段】 カムシャフト10へ回転力を伝達するス
プロケット(又はプーリ)13と、カムシャフト10の
前端との間に、転がり軸受16を介して機関本体の軸受
部11に回転可能に支持されるシャフト支持部14を設
ける。シャフト支持部14を、カムシャフト10とは異
なる対摩耗性に優れた材料の別部材とし、取付ボルト1
2によりスプロケット13とともにカムシャフト10の
前端に共締め固定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の吸,排
気弁を作動するカムシャフトの軸受構造に関し、特に、
機関本体の軸受部に転がり軸受を介して回転可能に支持
されるカムシャフトの軸受構造の改良に関する。
気弁を作動するカムシャフトの軸受構造に関し、特に、
機関本体の軸受部に転がり軸受を介して回転可能に支持
されるカムシャフトの軸受構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、内燃機関のカムシャフトを機
関本体へ回転可能に支持する軸受構造の一例として、カ
ムシャフトのジャーナル部の外周を、機関本体の軸受部
により直接的に支持する滑り軸受構造が知られている。
しかしながら、この場合、ジャーナル部の外周が軸受部
に直接的に接触するため、メカニカルロスの点で不利で
ある。
関本体へ回転可能に支持する軸受構造の一例として、カ
ムシャフトのジャーナル部の外周を、機関本体の軸受部
により直接的に支持する滑り軸受構造が知られている。
しかしながら、この場合、ジャーナル部の外周が軸受部
に直接的に接触するため、メカニカルロスの点で不利で
ある。
【0003】このようなメカニカルロスを低減するため
に、機関本体の軸受部とカムシャフトとの間に、ニード
ルベアリング等の円筒状の転がり軸受を介装した軸受構
造が公知である。例えば特開平8−128306号公報
に記載されたカムシャフトでは、一対のカム部の間にジ
ャーナル部が設けられ、このジャーナル部と軸受部との
間に円筒状の転がり軸受を介装するために、ジャーナル
部を前後に分割可能な構造としている。
に、機関本体の軸受部とカムシャフトとの間に、ニード
ルベアリング等の円筒状の転がり軸受を介装した軸受構
造が公知である。例えば特開平8−128306号公報
に記載されたカムシャフトでは、一対のカム部の間にジ
ャーナル部が設けられ、このジャーナル部と軸受部との
間に円筒状の転がり軸受を介装するために、ジャーナル
部を前後に分割可能な構造としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この公
報に記載された構造では、カムシャフトがジャーナル部
で前後に分割する複雑な構造となるとともに、ジャーナ
ル部を含むカムシャフト全体を、転がり軸受との接触に
耐え得る強度の高い材料とするか、あるいはジャーナル
部の外周にインナレース等を設定する必要があり、構造
の複雑化,コストの上昇等を招聘してしまう。
報に記載された構造では、カムシャフトがジャーナル部
で前後に分割する複雑な構造となるとともに、ジャーナ
ル部を含むカムシャフト全体を、転がり軸受との接触に
耐え得る強度の高い材料とするか、あるいはジャーナル
部の外周にインナレース等を設定する必要があり、構造
の複雑化,コストの上昇等を招聘してしまう。
【0005】ところで、カムシャフトの一端には、ボル
ト等を介してスプロケット又はプーリが取り付けられ、
このスプロケット又はプーリを介してカムシャフトに回
転力が伝達される。従って、カムシャフトの中でも、回
転力が伝達されるスプロケット又はプーリ近傍の軸受部
分でフリクションが大きくなる傾向にあり、この軸受部
分に転がり軸受を用いることが望まれている。
ト等を介してスプロケット又はプーリが取り付けられ、
このスプロケット又はプーリを介してカムシャフトに回
転力が伝達される。従って、カムシャフトの中でも、回
転力が伝達されるスプロケット又はプーリ近傍の軸受部
分でフリクションが大きくなる傾向にあり、この軸受部
分に転がり軸受を用いることが望まれている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような従
来の課題に鑑みてなされたものである。すなわち、請求
項1の発明に係るカムシャフトの軸受構造は、内燃機関
の吸気弁又は排気弁を作動させるカムシャフトへ回転力
を伝達するスプロケット又はプーリと、このスプロケッ
ト又はプーリ側のカムシャフトの一端と、の間に、転が
り軸受を介して機関本体の軸受部に回転可能に支持され
るシャフト支持部が設けられ、このシャフト支持部は、
少なくともカムシャフトとは異なる材料の別部材であ
り、かつ、スプロケット又はプーリとともにカムシャフ
トの一端へ固定されることを特徴としている。
来の課題に鑑みてなされたものである。すなわち、請求
項1の発明に係るカムシャフトの軸受構造は、内燃機関
の吸気弁又は排気弁を作動させるカムシャフトへ回転力
を伝達するスプロケット又はプーリと、このスプロケッ
ト又はプーリ側のカムシャフトの一端と、の間に、転が
り軸受を介して機関本体の軸受部に回転可能に支持され
るシャフト支持部が設けられ、このシャフト支持部は、
少なくともカムシャフトとは異なる材料の別部材であ
り、かつ、スプロケット又はプーリとともにカムシャフ
トの一端へ固定されることを特徴としている。
【0007】この請求項1の発明によれば、転がり軸受
の採用によりメカニカルロスの低減化を図りつつ、転が
り軸受に支持されるシャフト支持部をカムシャフトと別
部材としたため、シャフト支持部のみを転がり軸受との
接触に耐え得る強度の高い材料とすればよく、インナー
レース等を設定することなく、カムシャフトを例えば鋳
鉄等により安価に成形することができ、低コスト化を図
ることができる。
の採用によりメカニカルロスの低減化を図りつつ、転が
り軸受に支持されるシャフト支持部をカムシャフトと別
部材としたため、シャフト支持部のみを転がり軸受との
接触に耐え得る強度の高い材料とすればよく、インナー
レース等を設定することなく、カムシャフトを例えば鋳
鉄等により安価に成形することができ、低コスト化を図
ることができる。
【0008】また、シャフト支持部をスプロケット又は
プーリとカムシャフトの一端との間に設けているため、
転がり軸受によって支持されるシャフト支持部が、回転
力が伝達されるスプロケット又はプーリに隣設配置され
る。この結果、カムシャフトのフリクションを有効に抑
制することができる。
プーリとカムシャフトの一端との間に設けているため、
転がり軸受によって支持されるシャフト支持部が、回転
力が伝達されるスプロケット又はプーリに隣設配置され
る。この結果、カムシャフトのフリクションを有効に抑
制することができる。
【0009】しかも、シャフト支持部はスプロケット又
はプーリとともにカムシャフトの一端へ固定されるた
め、取付が容易であり、かつ、構造の簡素化,部品点数
の低減化を図ることができる。
はプーリとともにカムシャフトの一端へ固定されるた
め、取付が容易であり、かつ、構造の簡素化,部品点数
の低減化を図ることができる。
【0010】なお、上記転がり軸受としては、ニードル
ベアリング等のころ軸受の他、一般的な玉軸受を用いる
ことができる。
ベアリング等のころ軸受の他、一般的な玉軸受を用いる
ことができる。
【0011】上記シャフト支持部は、例えば請求項2の
発明のように、スプロケット又はプーリとともに取付ボ
ルトによってカムシャフトの一端に共締め固定される。
発明のように、スプロケット又はプーリとともに取付ボ
ルトによってカムシャフトの一端に共締め固定される。
【0012】この場合、スプロケット又はプーリをカム
シャフトへ取り付けるための取付ボルトにより、シャフ
ト支持部をカムシャフトへ固定することができる。
シャフトへ取り付けるための取付ボルトにより、シャフ
ト支持部をカムシャフトへ固定することができる。
【0013】あるいはシャフト支持部は、請求項3の発
明のように、予めスプロケット又はプーリと一体的に形
成される。
明のように、予めスプロケット又はプーリと一体的に形
成される。
【0014】この場合、シャフト支持部がスプロケット
と別部材の場合に比して、シャフト支持部の分の部品点
数が削減されるとともに、スプロケットとカムシャフト
との角度バラツキを抑制することが可能となる。
と別部材の場合に比して、シャフト支持部の分の部品点
数が削減されるとともに、スプロケットとカムシャフト
との角度バラツキを抑制することが可能となる。
【0015】請求項3の発明をより具体化した請求項4
の発明では、上記シャフト支持部を含むスプロケット又
はプーリがカムシャフトの一端に圧入により固定される
ことを特徴としている。
の発明では、上記シャフト支持部を含むスプロケット又
はプーリがカムシャフトの一端に圧入により固定される
ことを特徴としている。
【0016】この場合、スプロケット又はプーリ用の取
付ボルトが不要となり、部品点数を更に削減することが
でき、更なる構造の簡素化を図ることができる。
付ボルトが不要となり、部品点数を更に削減することが
でき、更なる構造の簡素化を図ることができる。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、転がり
軸受の採用によりメカニカルロスの低減化を図りつつ、
転がり軸受に支持されるシャフト支持部をカムシャフト
と別部材としたため、インナーレース等を設定すること
なく、カムシャフトを例えば鋳鉄等により安価に成形す
ることができ、低コスト化を図ることができる。
軸受の採用によりメカニカルロスの低減化を図りつつ、
転がり軸受に支持されるシャフト支持部をカムシャフト
と別部材としたため、インナーレース等を設定すること
なく、カムシャフトを例えば鋳鉄等により安価に成形す
ることができ、低コスト化を図ることができる。
【0018】また、転がり軸受によって支持されるシャ
フト支持部が、回転力が伝達されるスプロケット又はプ
ーリに隣設配置されるため、カムシャフトのフリクショ
ンを効果的に抑制することができる。
フト支持部が、回転力が伝達されるスプロケット又はプ
ーリに隣設配置されるため、カムシャフトのフリクショ
ンを効果的に抑制することができる。
【0019】更に、シャフト支持部をスプロケット又は
プーリとともにカムシャフトの一端に固定できるため、
組付が容易であり、かつ、構造の簡素化,部品点数の低
減化を図ることができる。
プーリとともにカムシャフトの一端に固定できるため、
組付が容易であり、かつ、構造の簡素化,部品点数の低
減化を図ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1実施例に係
るカムシャフト10の機関前側の軸受構造を示してい
る。
るカムシャフト10の機関前側の軸受構造を示してい
る。
【0021】内燃機関の吸気弁又は排気弁を作動させる
カムシャフト10は、機関前後方向(図1の左右方向)
へ延びており、その前端(図1の左端)には、取付ボル
ト12によってスプロケット(又はプーリ)13が固定
されている。このカムシャフト10は、スプロケット1
3に巻き掛けられる図外のチェーン又はタイミングベル
トを介して図外のクランクシャフトから回転力が伝達さ
れ、機関と連動して回転するようになっている。
カムシャフト10は、機関前後方向(図1の左右方向)
へ延びており、その前端(図1の左端)には、取付ボル
ト12によってスプロケット(又はプーリ)13が固定
されている。このカムシャフト10は、スプロケット1
3に巻き掛けられる図外のチェーン又はタイミングベル
トを介して図外のクランクシャフトから回転力が伝達さ
れ、機関と連動して回転するようになっている。
【0022】そして、本実施例では、スプロケット13
とカムシャフト10の前端との間に、機関本体としての
シリンダヘッドの軸受部11に回転可能に支持される略
円筒状のシャフト支持部14が設けられ、かつ、このシ
ャフト支持部14の外周面と、軸受部11の内周面11
aの内周との間に、円筒状の転がり軸受16が介装され
ている。
とカムシャフト10の前端との間に、機関本体としての
シリンダヘッドの軸受部11に回転可能に支持される略
円筒状のシャフト支持部14が設けられ、かつ、このシ
ャフト支持部14の外周面と、軸受部11の内周面11
aの内周との間に、円筒状の転がり軸受16が介装され
ている。
【0023】シャフト支持部14は、この実施例ではカ
ムシャフト10やスプロケット13と別部材で構成され
ており、スプロケット13とともに取付ボルト12によ
ってカムシャフト10の一端に共締め固定されている。
シャフト支持部14は、転がり軸受16との接触に耐え
得るクロムモリブデン鋼等の対摩耗性,剛性の高い材料
で成形されている。一方、カムシャフト10は、転がり
軸受16との接触に耐え得る構造とする必要がないの
で、鋳鉄等の比較的安価な材料で形成されている。
ムシャフト10やスプロケット13と別部材で構成され
ており、スプロケット13とともに取付ボルト12によ
ってカムシャフト10の一端に共締め固定されている。
シャフト支持部14は、転がり軸受16との接触に耐え
得るクロムモリブデン鋼等の対摩耗性,剛性の高い材料
で成形されている。一方、カムシャフト10は、転がり
軸受16との接触に耐え得る構造とする必要がないの
で、鋳鉄等の比較的安価な材料で形成されている。
【0024】転がり軸受16は、ここでは円筒状のアウ
タレース16aに多数のニードル16bが回転可能に取
り付けられたニードルベアリングが用いられている。ま
た、前述のように、シャフト支持部14を、転がり軸受
16との接触に耐え得る材料としたため、転がり軸受1
6はインナレースを省略した構造とすることが可能とな
り、シャフト支持部14の外周が直接的にニードル16
bと摺接している。
タレース16aに多数のニードル16bが回転可能に取
り付けられたニードルベアリングが用いられている。ま
た、前述のように、シャフト支持部14を、転がり軸受
16との接触に耐え得る材料としたため、転がり軸受1
6はインナレースを省略した構造とすることが可能とな
り、シャフト支持部14の外周が直接的にニードル16
bと摺接している。
【0025】シャフト支持部14には、軸受部11及び
転がり軸受16の前面を受ける前側フランジ部15が形
成されるとともに、カムシャフト10の前端には、軸受
部11及び転がり軸受16の後面を受ける後側フランジ
部10aが形成されており、これらによって、スラスト
方向の支持が行われている。
転がり軸受16の前面を受ける前側フランジ部15が形
成されるとともに、カムシャフト10の前端には、軸受
部11及び転がり軸受16の後面を受ける後側フランジ
部10aが形成されており、これらによって、スラスト
方向の支持が行われている。
【0026】また、シャフト支持部14のカムシャフト
10に対する相対回転を防止するために、カムシャフト
10の前面には回り止めピン17が打ち込まれており、
かつ、シャフト支持部14の後面には回り止めピン17
が嵌合する嵌合部14aが形成されている。
10に対する相対回転を防止するために、カムシャフト
10の前面には回り止めピン17が打ち込まれており、
かつ、シャフト支持部14の後面には回り止めピン17
が嵌合する嵌合部14aが形成されている。
【0027】組付に際しては、予め転がり軸受16を軸
受部11の内周面11a又はシャフト支持部14の外周
面に取り付けた上で、スプロケット13,シャフト支持
部14,カムシャフト10を図1に示すように軸受部1
1に組み付ける。そして、取付ボルト12をスプロケッ
ト13,シャフト支持部14を挿通してカムシャフト1
0の一端に螺合させ、この取付ボルト12を締め付ける
ことにより、シャフト支持部14がスプロケット13と
ともにボルト12のフランジ部12aとカムシャフト1
0の一端との間で共締め固定され、カムシャフト10に
強固に締結固定される。
受部11の内周面11a又はシャフト支持部14の外周
面に取り付けた上で、スプロケット13,シャフト支持
部14,カムシャフト10を図1に示すように軸受部1
1に組み付ける。そして、取付ボルト12をスプロケッ
ト13,シャフト支持部14を挿通してカムシャフト1
0の一端に螺合させ、この取付ボルト12を締め付ける
ことにより、シャフト支持部14がスプロケット13と
ともにボルト12のフランジ部12aとカムシャフト1
0の一端との間で共締め固定され、カムシャフト10に
強固に締結固定される。
【0028】このような本実施例によれば、円筒状の転
がり軸受16の採用によりメカニカルロスの低減化を図
りつつ、転がり軸受16に回転可能に支持されるシャフ
ト支持部14をカムシャフト10と別部材としたため、
シャフト支持部14のみを転がり軸受16との接触に耐
え得る強度の高い材料とすればよく、インナレース等を
用いることなく、カムシャフト10を例えば鋳鉄等によ
り安価に成形することができ、低コスト化を図ることが
できる。
がり軸受16の採用によりメカニカルロスの低減化を図
りつつ、転がり軸受16に回転可能に支持されるシャフ
ト支持部14をカムシャフト10と別部材としたため、
シャフト支持部14のみを転がり軸受16との接触に耐
え得る強度の高い材料とすればよく、インナレース等を
用いることなく、カムシャフト10を例えば鋳鉄等によ
り安価に成形することができ、低コスト化を図ることが
できる。
【0029】また、転がり軸受16によって支持される
シャフト支持部14が、回転力が伝達されるスプロケッ
ト13の近傍に隣設して配置されるため、カムシャフト
10のフリクションを効果的に抑制することができる。
より具体的には、図1に示す前端部以外のカムシャフト
10の軸受部分には、本実施例のように転がり軸受16
を用いた軸受構造を採用することが難しいが、軸受部分
のフリクションは、チェーン又はタイミングベルトの張
力が作用する前端部で特に大きく、この部分に転がり軸
受16を用いた本実施例の軸受構造を採用することで、
十分なフリクション低減効果を得ることができる。
シャフト支持部14が、回転力が伝達されるスプロケッ
ト13の近傍に隣設して配置されるため、カムシャフト
10のフリクションを効果的に抑制することができる。
より具体的には、図1に示す前端部以外のカムシャフト
10の軸受部分には、本実施例のように転がり軸受16
を用いた軸受構造を採用することが難しいが、軸受部分
のフリクションは、チェーン又はタイミングベルトの張
力が作用する前端部で特に大きく、この部分に転がり軸
受16を用いた本実施例の軸受構造を採用することで、
十分なフリクション低減効果を得ることができる。
【0030】しかも、スプロケット13を取り付けるた
めの取付ボルト12を用いてシャフト支持部14をカム
シャフト10の一端へ固定することができるので、組付
が容易で、かつ、部品点数の低減化,構造の簡素化を図
ることができる。
めの取付ボルト12を用いてシャフト支持部14をカム
シャフト10の一端へ固定することができるので、組付
が容易で、かつ、部品点数の低減化,構造の簡素化を図
ることができる。
【0031】加えて、組付前にカムシャフト10とシャ
フト支持部14とを回り止めピン17を介して仮固定し
て共加工を施せば、シャフト支持部14をカムシャフト
10と別部材としているにもかかわらず、高い同軸度を
得ることができる。
フト支持部14とを回り止めピン17を介して仮固定し
て共加工を施せば、シャフト支持部14をカムシャフト
10と別部材としているにもかかわらず、高い同軸度を
得ることができる。
【0032】図2は、本発明の第2実施例に係るカムシ
ャフトの軸受構造を示している。なお、以下に示す実施
例において、既に述べた実施例と同じ構成部分には同じ
参照符号を付して重複する説明を適宜省略する。
ャフトの軸受構造を示している。なお、以下に示す実施
例において、既に述べた実施例と同じ構成部分には同じ
参照符号を付して重複する説明を適宜省略する。
【0033】この実施例では、転がり軸受16に回転可
能に支持されるシャフト支持部24と、軸受部11や転
がり軸受16の前面を受ける前側フランジ部25とを、
スプロケット(又はプーリ)23の後面側に一体的に形
成している。また、カムシャフト10の前端部に、取付
ボルト12が螺合する円筒部10bを延長形成し、この
円筒部10bの外周に、シャフト支持部24,前側フラ
ンジ部25を含めたスプロケット23が外嵌するように
構成されている。
能に支持されるシャフト支持部24と、軸受部11や転
がり軸受16の前面を受ける前側フランジ部25とを、
スプロケット(又はプーリ)23の後面側に一体的に形
成している。また、カムシャフト10の前端部に、取付
ボルト12が螺合する円筒部10bを延長形成し、この
円筒部10bの外周に、シャフト支持部24,前側フラ
ンジ部25を含めたスプロケット23が外嵌するように
構成されている。
【0034】組付に際しては、転がり軸受16を予め軸
受部11の内周面11a又はシャフト支持部14の外周
面に取り付けた上で、図2に示すようにスプロケット2
3とカムシャフト10とを軸受部11に組み付け、取付
ボルト12によりスプロケット23をカムシャフト10
の一端に共締め固定すればよい。
受部11の内周面11a又はシャフト支持部14の外周
面に取り付けた上で、図2に示すようにスプロケット2
3とカムシャフト10とを軸受部11に組み付け、取付
ボルト12によりスプロケット23をカムシャフト10
の一端に共締め固定すればよい。
【0035】この第2実施例によれば、上記第1実施例
と同様の効果が得られることに加え、シャフト支持部2
4をスプロケット23と一体化したため、シャフト支持
部をスプロケットと別部材とした場合に比して、シャフ
ト支持部の分の部品点数が削減されるとともに、スプロ
ケット23とカムシャフト10との角度バラツキを抑制
することが可能となる。
と同様の効果が得られることに加え、シャフト支持部2
4をスプロケット23と一体化したため、シャフト支持
部をスプロケットと別部材とした場合に比して、シャフ
ト支持部の分の部品点数が削減されるとともに、スプロ
ケット23とカムシャフト10との角度バラツキを抑制
することが可能となる。
【0036】図3は、本発明の第3実施例に係るカムシ
ャフトの軸受構造を示している。この実施例は、基本的
には第2実施例と同様であるが、第2実施例のように取
付ボルト12を用いるのではなく、シャフト支持部2
4,前側フランジ部25を含むスプロケット23を、圧
入によりカムシャフト10の前端へ固定している。より
具体的には、スプロケット23に形成された取付穴23
aを、カムシャフト10の前端に形成された円筒部10
bの外周に圧入して固定している。
ャフトの軸受構造を示している。この実施例は、基本的
には第2実施例と同様であるが、第2実施例のように取
付ボルト12を用いるのではなく、シャフト支持部2
4,前側フランジ部25を含むスプロケット23を、圧
入によりカムシャフト10の前端へ固定している。より
具体的には、スプロケット23に形成された取付穴23
aを、カムシャフト10の前端に形成された円筒部10
bの外周に圧入して固定している。
【0037】この実施例によれば、第2実施例と同様の
効果が得られることに加え、取付ボルト分の部品点数を
更に削減することができ、更なる構造の簡素化を図るこ
とができる。また、スプロケット23の一部23cによ
り取付穴23aの一端が閉塞された構造となっているた
め、カムシャフト10内に形成される潤滑油路28を塞
ぐ栓を別途設ける必要もない。
効果が得られることに加え、取付ボルト分の部品点数を
更に削減することができ、更なる構造の簡素化を図るこ
とができる。また、スプロケット23の一部23cによ
り取付穴23aの一端が閉塞された構造となっているた
め、カムシャフト10内に形成される潤滑油路28を塞
ぐ栓を別途設ける必要もない。
【0038】但し、この実施例のように圧入固定を採用
した場合、組付後に転がり軸受16を取り外すことはで
きない。
した場合、組付後に転がり軸受16を取り外すことはで
きない。
【図1】本発明の第1実施例に係るカムシャフトの軸受
構造を示す断面図。
構造を示す断面図。
【図2】本発明の第2実施例に係るカムシャフトの軸受
構造を示す断面図。
構造を示す断面図。
【図3】本発明の第3実施例に係るカムシャフトの軸受
構造を示す断面図。
構造を示す断面図。
10…カムシャフト 11…軸受部 12…取付ボルト 13…スプロケット 14…シャフト支持部 16…転がり軸受
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3G016 AA06 AA19 BA31 BA33 CA19 CA22 CA23 CA31 CA46 CA52 EA02 EA05 FA27 FA29 GA00 GA01 3J101 AA14 AA24 AA32 AA42 AA52 AA62 AA72 BA77 EA04 FA41 FA44 FA46 FA55 GA21
Claims (4)
- 【請求項1】 内燃機関の吸気弁又は排気弁を作動させ
るカムシャフトへ回転力を伝達するスプロケット又はプ
ーリと、このスプロケット又はプーリ側のカムシャフト
の一端と、の間に、転がり軸受を介して機関本体の軸受
部に回転可能に支持されるシャフト支持部が設けられ、 このシャフト支持部は、少なくともカムシャフトとは異
なる材料の別部材であり、かつ、スプロケット又はプー
リとともにカムシャフトの一端へ固定されることを特徴
とするカムシャフトの軸受構造。 - 【請求項2】 上記シャフト支持部は、取付ボルトによ
ってスプロケット又はプーリとともにカムシャフトの一
端に共締め固定されることを特徴とする請求項1に記載
のカムシャフトの軸受構造。 - 【請求項3】 上記シャフト支持部は、予めスプロケッ
ト又はプーリと一体的に形成されることを特徴とする請
求項1に記載のカムシャフトの軸受構造。 - 【請求項4】 上記シャフト支持部を含むスプロケット
又はプーリが、カムシャフトの一端に圧入により固定さ
れることを特徴とする請求項3に記載のカムシャフトの
軸受構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11125660A JP2000314304A (ja) | 1999-05-06 | 1999-05-06 | カムシャフトの軸受構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11125660A JP2000314304A (ja) | 1999-05-06 | 1999-05-06 | カムシャフトの軸受構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000314304A true JP2000314304A (ja) | 2000-11-14 |
Family
ID=14915511
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11125660A Pending JP2000314304A (ja) | 1999-05-06 | 1999-05-06 | カムシャフトの軸受構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000314304A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006088149A1 (ja) * | 2005-02-17 | 2006-08-24 | Jtekt Corporation | カムシャフト装置及びカムシャフト装置の組立方法 |
| JP2009030468A (ja) * | 2007-07-25 | 2009-02-12 | Jtekt Corp | カムシャフトユニット |
| JP2010059821A (ja) * | 2008-09-02 | 2010-03-18 | Jtekt Corp | カムシャフト装置 |
| DE102010024722A1 (de) * | 2010-06-23 | 2011-12-29 | Mahle International Gmbh | Nockenwelle |
| DE102010005603B4 (de) * | 2010-01-25 | 2021-05-20 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Nockenwellenverstellanordnung mit einem als Wälzlager ausgebildetem Nockenwellenlager |
-
1999
- 1999-05-06 JP JP11125660A patent/JP2000314304A/ja active Pending
Cited By (7)
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| DE102010024722A1 (de) * | 2010-06-23 | 2011-12-29 | Mahle International Gmbh | Nockenwelle |
| JP2012007614A (ja) * | 2010-06-23 | 2012-01-12 | Mahle Internatl Gmbh | カムシャフト及び燃焼機関 |
| US9228453B2 (en) | 2010-06-23 | 2016-01-05 | Mahle International Gmbh | Camshaft |
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