JP2000314386A - スクリュー式流体機械 - Google Patents
スクリュー式流体機械Info
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- JP2000314386A JP2000314386A JP11124836A JP12483699A JP2000314386A JP 2000314386 A JP2000314386 A JP 2000314386A JP 11124836 A JP11124836 A JP 11124836A JP 12483699 A JP12483699 A JP 12483699A JP 2000314386 A JP2000314386 A JP 2000314386A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 吐出流体の高温からギヤ室を保護すると共
に、ギヤ室の温度が吸入流体に伝わることを抑制し、性
能と耐久性などを高く保つ。 【解決手段】 一対のスクリュ−ロ−タと、これらが接
触しないように同期回転させるタイミングギヤ組と、各
ロ−タを収容するロ−タ室17及びこれと連通する流体
の吸入口19と吐出口21を有するケ−シング9と、タ
イミングギヤ組を収容するギヤ室25とを備え、ギヤ室
25を吸入口19側でロ−タ室17に隣接配置し、ギヤ
室25とロ−タ室17との間に熱伝導抑制手段31を設
けた。
に、ギヤ室の温度が吸入流体に伝わることを抑制し、性
能と耐久性などを高く保つ。 【解決手段】 一対のスクリュ−ロ−タと、これらが接
触しないように同期回転させるタイミングギヤ組と、各
ロ−タを収容するロ−タ室17及びこれと連通する流体
の吸入口19と吐出口21を有するケ−シング9と、タ
イミングギヤ組を収容するギヤ室25とを備え、ギヤ室
25を吸入口19側でロ−タ室17に隣接配置し、ギヤ
室25とロ−タ室17との間に熱伝導抑制手段31を設
けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スクリュ−式の
流体機械に関する。
流体機械に関する。
【0002】
【従来の技術】公開実用平成4−42284号公報に図
2のような機械駆動式過給機201(スクリュ−式流体
機械)が記載されている。
2のような機械駆動式過給機201(スクリュ−式流体
機械)が記載されている。
【0003】この機械駆動式過給機201は、入力プ−
リ203、電磁クラッチ205、増速ギヤ組207、タ
イミングギヤ組209、スクリュ−式のエアコンプレッ
サ211などから構成されている。
リ203、電磁クラッチ205、増速ギヤ組207、タ
イミングギヤ組209、スクリュ−式のエアコンプレッ
サ211などから構成されている。
【0004】スクリュ−式エアコンプレッサ211は、
一対のスクリュ−ロ−タ213、215と、ケ−シング
217を有し、このコンプレッサケ−シング217は、
各ロ−タ213、215を収容するロ−タ室219と、
ロ−タ室219と連通する吸入口221及び吐出口22
3を備えている。
一対のスクリュ−ロ−タ213、215と、ケ−シング
217を有し、このコンプレッサケ−シング217は、
各ロ−タ213、215を収容するロ−タ室219と、
ロ−タ室219と連通する吸入口221及び吐出口22
3を備えている。
【0005】ロ−タ室219と各ロ−タ213、215
の間及び各ロ−タ213、215の間には、空気の洩れ
を最小限にしながら互いの接触を防止する適度な隙間が
設けられている。
の間及び各ロ−タ213、215の間には、空気の洩れ
を最小限にしながら互いの接触を防止する適度な隙間が
設けられている。
【0006】増速ギヤ組207とタイミングギヤ組20
9は、ギヤケ−シング225に設けられたギヤ室227
に収容されており、ギヤ室227に封入されたオイルに
よって潤滑され冷却される。
9は、ギヤケ−シング225に設けられたギヤ室227
に収容されており、ギヤ室227に封入されたオイルに
よって潤滑され冷却される。
【0007】又、ギヤケ−シング225(ギヤ室22
7)は吐出口223側でコンプレッサケ−シング217
(ロ−タ室219)に連結されている。
7)は吐出口223側でコンプレッサケ−シング217
(ロ−タ室219)に連結されている。
【0008】エンジンの駆動力はベルト229からプ−
リ203に入力し、増速ギヤ組207で増速され、更
に、タイミングギヤ組209を介してロ−タ213、2
15を回転させ、エアコンプレッサ211を駆動する。
リ203に入力し、増速ギヤ組207で増速され、更
に、タイミングギヤ組209を介してロ−タ213、2
15を回転させ、エアコンプレッサ211を駆動する。
【0009】駆動されたエアコンプレッサ211は吸入
口221から吸入した吸気をロ−タ213、215とロ
−タ室219との間で軸方向左側に移動させながら圧縮
し、吐出口223から吐き出してエンジンを過給する。
口221から吸入した吸気をロ−タ213、215とロ
−タ室219との間で軸方向左側に移動させながら圧縮
し、吐出口223から吐き出してエンジンを過給する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】スクリュ−式の流体機
械は、圧縮型の流体機械であり、例えば、圧力比は3.
5(MMC)程であり、吐出口側の流体温度は250℃
(計算値で360%)程に達する。
械は、圧縮型の流体機械であり、例えば、圧力比は3.
5(MMC)程であり、吐出口側の流体温度は250℃
(計算値で360%)程に達する。
【0011】ところが、従来の機械駆動式過給機201
では、ギヤケ−シング225がコンプレッサケ−シング
217の吐出口223側に配置されているから、吐出し
吸気の高温により、ギヤ室227のオイルとオイルシ−
ルが耐熱限界を超えて劣化する恐れがある。
では、ギヤケ−シング225がコンプレッサケ−シング
217の吐出口223側に配置されているから、吐出し
吸気の高温により、ギヤ室227のオイルとオイルシ−
ルが耐熱限界を超えて劣化する恐れがある。
【0012】オイルとオイルシ−ルが劣化すると、潤滑
と冷却が不充分になり、発熱、振動などによって性能と
耐久性が低下する。
と冷却が不充分になり、発熱、振動などによって性能と
耐久性が低下する。
【0013】これを防止するには、例えば、冷却水を循
環させ、あるいは、冷却オイルを吹き付けるような強制
冷却手段が必要であり、これに伴って、システムが複雑
化し、コスト高になり、大型になると共に、複雑化によ
ってシステムの信頼性が低下する。
環させ、あるいは、冷却オイルを吹き付けるような強制
冷却手段が必要であり、これに伴って、システムが複雑
化し、コスト高になり、大型になると共に、複雑化によ
ってシステムの信頼性が低下する。
【0014】又、スクリュ−式の流体機械は、燃料電池
などにも用いられ、この場合燃料の酸素を燃料電池に供
給するために電動モ−タによって高速で駆動され大量の
空気を圧縮する。
などにも用いられ、この場合燃料の酸素を燃料電池に供
給するために電動モ−タによって高速で駆動され大量の
空気を圧縮する。
【0015】このように高速で駆動される場合、吐出口
側が更に高温になり、オイルとオイルシ−ルの劣化が促
進される。
側が更に高温になり、オイルとオイルシ−ルの劣化が促
進される。
【0016】又、上記のように、ロ−タ室219や各ロ
−タ213、215の間に適度な隙間を設けるために
は、関連部材単品の加工精度をそれぞれ高くする必要が
あり、更に、各部材を加工精度の等級で選別し、所定の
隙間になるように、これらを組み合わせて組付ける必要
があり、組付け性が悪い。
−タ213、215の間に適度な隙間を設けるために
は、関連部材単品の加工精度をそれぞれ高くする必要が
あり、更に、各部材を加工精度の等級で選別し、所定の
隙間になるように、これらを組み合わせて組付ける必要
があり、組付け性が悪い。
【0017】従って、部材の加工コストが高く、組付け
コストも高い。
コストも高い。
【0018】そこで、この発明は、吐出側の高温からギ
ヤ室を保護して性能と耐久性を高く保ち、又、部材の加
工コストが低減され、組付け性の良いスクリュ−式流体
機械の提供を目的とする。
ヤ室を保護して性能と耐久性を高く保ち、又、部材の加
工コストが低減され、組付け性の良いスクリュ−式流体
機械の提供を目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1のスクリュ−式
流体機械は、スクリュ−状の歯すじで互いに噛み合う一
対のロ−タと、駆動力を各ロ−タに伝達しながら、各歯
すじが接触しないようにこれらを同期回転させるタイミ
ングギヤ組と、各ロ−タを収容するロ−タ室及びこれと
連通する流体の吸入口と吐出口を有するコンプレッサケ
−シングと、タイミングギヤ組を収容するギヤ室を有す
るギヤケ−シングとを備え、このギヤケ−シングを前記
吸入口側でコンプレッサケ−シングに連結すると共に、
ギヤケ−シングとコンプレッサケ−シングとの間に熱伝
導抑制手段を配置したことを特徴とする。
流体機械は、スクリュ−状の歯すじで互いに噛み合う一
対のロ−タと、駆動力を各ロ−タに伝達しながら、各歯
すじが接触しないようにこれらを同期回転させるタイミ
ングギヤ組と、各ロ−タを収容するロ−タ室及びこれと
連通する流体の吸入口と吐出口を有するコンプレッサケ
−シングと、タイミングギヤ組を収容するギヤ室を有す
るギヤケ−シングとを備え、このギヤケ−シングを前記
吸入口側でコンプレッサケ−シングに連結すると共に、
ギヤケ−シングとコンプレッサケ−シングとの間に熱伝
導抑制手段を配置したことを特徴とする。
【0020】このように、本発明のスクリュ−式流体機
械は、従来例と異なって、ギヤケ−シング(ギヤ室)を
コンプレッサケ−シング(ロ−タ室)の吸入口側に配置
したことにより、ギヤ室は吐出口側の高温の影響から解
放される。
械は、従来例と異なって、ギヤケ−シング(ギヤ室)を
コンプレッサケ−シング(ロ−タ室)の吸入口側に配置
したことにより、ギヤ室は吐出口側の高温の影響から解
放される。
【0021】従って、ギヤ室のオイルやオイルシ−ルが
耐熱限界を超えて劣化することがなく、タイミングギヤ
組などが充分に潤滑され冷却されるから、温度上昇や振
動が防止され、性能と耐久性が高く保たれる。
耐熱限界を超えて劣化することがなく、タイミングギヤ
組などが充分に潤滑され冷却されるから、温度上昇や振
動が防止され、性能と耐久性が高く保たれる。
【0022】又、強制冷却手段が不要になるから、これ
に伴うシステムの複雑化、コスト上昇、大型化、複雑化
によるシステムの信頼性低下などが防止される。
に伴うシステムの複雑化、コスト上昇、大型化、複雑化
によるシステムの信頼性低下などが防止される。
【0023】更に、本発明のスクリュ−式流体機械で
は、ギヤ室とロ−タ室との間に熱伝導抑制手段を配置す
ることにより、これらの間の熱伝導を抑制したから、ギ
ヤ室で発生する熱が吸入口側に伝わって流体を高温にす
ることが防止され、効率が高く保たれる。
は、ギヤ室とロ−タ室との間に熱伝導抑制手段を配置す
ることにより、これらの間の熱伝導を抑制したから、ギ
ヤ室で発生する熱が吸入口側に伝わって流体を高温にす
ることが防止され、効率が高く保たれる。
【0024】従って、例えば、燃料電池に用いられる場
合のように高速で駆動される用途でも、本発明のスクリ
ュ−式の流体機械は、オイルやオイルシ−ルの劣化と吸
入側の流体温度の上昇が防止され、性能、耐久性、効率
が高く保たれる。
合のように高速で駆動される用途でも、本発明のスクリ
ュ−式の流体機械は、オイルやオイルシ−ルの劣化と吸
入側の流体温度の上昇が防止され、性能、耐久性、効率
が高く保たれる。
【0025】請求項2の発明は、請求項1記載のスクリ
ュ−式流体機械であって、熱伝導抑制手段が、コンプレ
ッサケ−シングとギヤケ−シングとの接触個所に配置さ
れたスペ−サであることを特徴とし、請求項1の構成と
同等の効果を得る。
ュ−式流体機械であって、熱伝導抑制手段が、コンプレ
ッサケ−シングとギヤケ−シングとの接触個所に配置さ
れたスペ−サであることを特徴とし、請求項1の構成と
同等の効果を得る。
【0026】又、ギヤ室から吸入口側への熱伝導抑制
を、スペ−サによって極めて低コストに行える。
を、スペ−サによって極めて低コストに行える。
【0027】更に、スペ−サは、厚さの異なるもの、あ
るいは、材質(熱伝導抑制作用)の異なるものを低コス
トで得られるから、スクリュ−式流体機械の用途に応じ
てこれらを使い分けることにより、充分な熱伝導抑制効
果が得られる。
るいは、材質(熱伝導抑制作用)の異なるものを低コス
トで得られるから、スクリュ−式流体機械の用途に応じ
てこれらを使い分けることにより、充分な熱伝導抑制効
果が得られる。
【0028】又、スペ−サをコンプレッサケ−シングと
ギヤケ−シングとの間に配置することによって、これら
の相対位置を調整できるから、関連部材の加工精度をそ
れだけ下げることが可能になると共に、部材を加工精度
の等級で選別して組付ける必要がなくなる。従って、部
材の加工コストが大きく低減されると共に、組付けが容
易になり、組付けコストが低減される。
ギヤケ−シングとの間に配置することによって、これら
の相対位置を調整できるから、関連部材の加工精度をそ
れだけ下げることが可能になると共に、部材を加工精度
の等級で選別して組付ける必要がなくなる。従って、部
材の加工コストが大きく低減されると共に、組付けが容
易になり、組付けコストが低減される。
【0029】請求項3の発明は、請求項2記載のスクリ
ュ−式流体機械であって、スペ−サの厚さを変えること
により、吐出口側でロ−タの端面とロ−タ室との隙間を
適正値に調整したことを特徴とし、請求項2の構成と同
等の効果を得る。
ュ−式流体機械であって、スペ−サの厚さを変えること
により、吐出口側でロ−タの端面とロ−タ室との隙間を
適正値に調整したことを特徴とし、請求項2の構成と同
等の効果を得る。
【0030】コンプレッサケ−シングとギヤケ−シング
の間隔を変えれば、吐出口側でロ−タの端面とロ−タ室
との隙間が変化する。
の間隔を変えれば、吐出口側でロ−タの端面とロ−タ室
との隙間が変化する。
【0031】そこで、この構成では、コンプレッサケ−
シングとギヤケ−シングとの間に配置するスペ−サの厚
さを変えることにより、吐出口側でロ−タの端面とロ−
タ室との隙間を適正値に調整し、ロ−タとケ−シングと
の接触と、流体の漏れとを防止した。
シングとギヤケ−シングとの間に配置するスペ−サの厚
さを変えることにより、吐出口側でロ−タの端面とロ−
タ室との隙間を適正値に調整し、ロ−タとケ−シングと
の接触と、流体の漏れとを防止した。
【0032】従って、接触による騒音、振動、発熱など
が防止され、効率と耐久性が高く保たれる。
が防止され、効率と耐久性が高く保たれる。
【0033】更に、熱伝導抑制用のスペ−サを隙間調整
用のスペ−サに利用したことによって、隙間調整専用の
スペ−サが不要になるから、部品点数と部品コストとが
それだけ低減される。
用のスペ−サに利用したことによって、隙間調整専用の
スペ−サが不要になるから、部品点数と部品コストとが
それだけ低減される。
【0034】又、スペ−サによって、ロ−タの端面とロ
−タ室との隙間を適正値に調整できるから、関連部材単
品の加工精度をそれだけ下げることが可能になると共
に、部材を加工精度の等級で選別して組付ける必要がな
くなり、部材の加工コストが大きく低減されると共に、
組付けが容易になり、組付けコストが低減される。
−タ室との隙間を適正値に調整できるから、関連部材単
品の加工精度をそれだけ下げることが可能になると共
に、部材を加工精度の等級で選別して組付ける必要がな
くなり、部材の加工コストが大きく低減されると共に、
組付けが容易になり、組付けコストが低減される。
【0035】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態(スクリュ−
式流体機械1)を説明する。
式流体機械1)を説明する。
【0036】このスクリュ−式流体機械1は燃料電池に
燃料の酸素を供給するために用いられており、請求項
1、2、3の特徴を備えている。図1はスクリュ−式流
体機械1を示しており、左右の方向は図1での左右の方
向である。又、符号を与えていない部材等は図示されて
いない。
燃料の酸素を供給するために用いられており、請求項
1、2、3の特徴を備えている。図1はスクリュ−式流
体機械1を示しており、左右の方向は図1での左右の方
向である。又、符号を与えていない部材等は図示されて
いない。
【0037】スクリュ−式流体機械1は、エアコンプレ
ッサ3、タイミングギヤ組、電動モ−タ5などから構成
されている。
ッサ3、タイミングギヤ組、電動モ−タ5などから構成
されている。
【0038】エアコンプレッサ3は、スクリュ−ロ−タ
7(例えば、雄型のスクリュ−ロ−タ)と雌型のスクリ
ュ−ロ−タ、コンプレッサケ−シング9などから構成さ
れている。
7(例えば、雄型のスクリュ−ロ−タ)と雌型のスクリ
ュ−ロ−タ、コンプレッサケ−シング9などから構成さ
れている。
【0039】雄型のスクリュ−ロ−タ7は、ロ−タ軸1
1にロ−タ本体13を固定して形成されており、同様
に、雌型のスクリュ−ロ−タはロ−タ軸にロ−タ本体を
固定して形成されている。
1にロ−タ本体13を固定して形成されており、同様
に、雌型のスクリュ−ロ−タはロ−タ軸にロ−タ本体を
固定して形成されている。
【0040】雄型スクリュ−ロ−タ7のロ−タ本体13
には雄型のスクリュ−状歯すじ15が設けられ、雌型ス
クリュ−ロ−タのロ−タ本体には雌型のスクリュ−状歯
すじが設けられており、各ロ−タはそれぞれの歯すじに
よって互いに噛み合っている。
には雄型のスクリュ−状歯すじ15が設けられ、雌型ス
クリュ−ロ−タのロ−タ本体には雌型のスクリュ−状歯
すじが設けられており、各ロ−タはそれぞれの歯すじに
よって互いに噛み合っている。
【0041】ケ−シング9は、ロ−タ室17及びこれと
連通する吸入口19及び吐出口21を備えており、各ロ
−タはロ−タ室17に収容されている。
連通する吸入口19及び吐出口21を備えており、各ロ
−タはロ−タ室17に収容されている。
【0042】ロ−タ室17と各ロ−タ本体の間及び各ロ
−タ本体の間には、空気の洩れを最小限にしながら互い
の接触を防止する適度な隙間が設けられている。
−タ本体の間には、空気の洩れを最小限にしながら互い
の接触を防止する適度な隙間が設けられている。
【0043】タイミングギヤ組はギヤケ−シング23に
設けられたギヤ室25に収容されており、ギヤ室25に
はオイルが封入されている。
設けられたギヤ室25に収容されており、ギヤ室25に
はオイルが封入されている。
【0044】タイミングギヤ組は、互いに噛み合ったタ
イミングギヤ27と他側のタイミングギヤとで構成され
ている。タイミングギヤ27は一方のロ−タ軸11に連
結されており、他のタイミングギヤは他方のロ−タ軸に
連結されている。
イミングギヤ27と他側のタイミングギヤとで構成され
ている。タイミングギヤ27は一方のロ−タ軸11に連
結されており、他のタイミングギヤは他方のロ−タ軸に
連結されている。
【0045】タイミングギヤ組は各ロ−タを反対方向に
同期回転させ、それぞれの歯すじが接触しないように噛
み合わせる。
同期回転させ、それぞれの歯すじが接触しないように噛
み合わせる。
【0046】ケ−シング23はケ−シング9の吸入口1
9側に連結されており、その隔壁29をロ−タ室17と
ギヤ室25とで共有している。
9側に連結されており、その隔壁29をロ−タ室17と
ギヤ室25とで共有している。
【0047】ケ−シング23(ギヤ室25)を吸入口1
9側に配置して、吐出口21から遠ざけたことにより、
吐出口21側の高温からギヤ室25が保護される。
9側に配置して、吐出口21から遠ざけたことにより、
吐出口21側の高温からギヤ室25が保護される。
【0048】又、コンプレッサケ−シング9(ロ−タ室
17)とケ−シング23(ギヤ室25)との接触個所に
はスペ−サ31(熱伝導抑制手段)が配置されている。
17)とケ−シング23(ギヤ室25)との接触個所に
はスペ−サ31(熱伝導抑制手段)が配置されている。
【0049】各ロ−タ軸は隔壁29を貫通しており、そ
れぞれベアリング33によってケ−シング9に支承さ
れ、ベアリング35によってケ−シング23に支承され
ている。
れぞれベアリング33によってケ−シング9に支承さ
れ、ベアリング35によってケ−シング23に支承され
ている。
【0050】ケ−シング23と各ロ−タ軸との間には、
ベアリング35とタイミングギヤ組との両側に、オイル
シ−ル37、39がそれぞれ配置されており、ギヤ室2
5からのオイル漏れを防止している。
ベアリング35とタイミングギヤ組との両側に、オイル
シ−ル37、39がそれぞれ配置されており、ギヤ室2
5からのオイル漏れを防止している。
【0051】又、ケ−シング23には、オイルシ−ル3
7の左側にオイル流路41が設けられている。このオイ
ル流路41からはオイルが注入され、各ロ−タ軸と隔壁
29との間にオイルフィルムを形成する。
7の左側にオイル流路41が設けられている。このオイ
ル流路41からはオイルが注入され、各ロ−タ軸と隔壁
29との間にオイルフィルムを形成する。
【0052】更に、ロ−タ軸11はギヤケ−ス25の外
部に突き出しており、その先端にはキ−43が取り付け
られている。
部に突き出しており、その先端にはキ−43が取り付け
られている。
【0053】又、電動モ−タ5の出力軸45はロ−タ軸
11と同軸配置されており、その先端にはキ−47が取
り付けられている。
11と同軸配置されており、その先端にはキ−47が取
り付けられている。
【0054】ロ−タ軸11と出力軸45は、これらの外
周に係合し各キ−43、47によって回り止めされたス
リ−ブによって連結されるか、あるいは、ロ−タ軸11
と出力軸45の外周にそれぞれ係合し各キ−43、47
によって回り止めされたフランジ同士を固定して連結さ
れる。
周に係合し各キ−43、47によって回り止めされたス
リ−ブによって連結されるか、あるいは、ロ−タ軸11
と出力軸45の外周にそれぞれ係合し各キ−43、47
によって回り止めされたフランジ同士を固定して連結さ
れる。
【0055】電動モ−タ5は、タイミングギヤ組を介し
て各ロ−タを回転させ、エアコンプレッサ3を駆動す
る。駆動されたエアコンプレッサ3は吸入口19から吸
入した空気を各ロ−タ本体の歯すじとロ−タ室17の間
で軸方向左側に移動させながら圧縮し、吐出口21から
吐き出して燃料電池に供給する。
て各ロ−タを回転させ、エアコンプレッサ3を駆動す
る。駆動されたエアコンプレッサ3は吸入口19から吸
入した空気を各ロ−タ本体の歯すじとロ−タ室17の間
で軸方向左側に移動させながら圧縮し、吐出口21から
吐き出して燃料電池に供給する。
【0056】ロ−タ室17とギヤ室25の間に配置され
たスペ−サ31は、ギヤ室25で生じた熱が吸入口19
に伝達されるのを抑制し、吸入される空気が高温になる
ことを防止し、エアコンプレッサ3の効率を高く保つ。
たスペ−サ31は、ギヤ室25で生じた熱が吸入口19
に伝達されるのを抑制し、吸入される空気が高温になる
ことを防止し、エアコンプレッサ3の効率を高く保つ。
【0057】又、ケ−シング9とケ−シング23との間
隔を変えると、吐出口21側で各ロ−タの端面とロ−タ
室17との隙間49が変化する。
隔を変えると、吐出口21側で各ロ−タの端面とロ−タ
室17との隙間49が変化する。
【0058】そこで、スペ−サ31は、この隙間49が
適正値になるように厚さが調整されており、上記のよう
に、流体の漏れとロ−タとロ−タ室17の接触とを防止
している。
適正値になるように厚さが調整されており、上記のよう
に、流体の漏れとロ−タとロ−タ室17の接触とを防止
している。
【0059】こうして、スクリュ−式流体機械1が構成
されている。
されている。
【0060】上記のように、スクリュ−式流体機械1
は、ギヤケ−シング23をコンプレッサケ−シング9の
吸入口19側に配置したから、ギヤ室25のオイルやオ
イルシ−ル37、39が耐熱限界を超えて劣化すること
はない。
は、ギヤケ−シング23をコンプレッサケ−シング9の
吸入口19側に配置したから、ギヤ室25のオイルやオ
イルシ−ル37、39が耐熱限界を超えて劣化すること
はない。
【0061】従って、タイミングギヤ組が充分に潤滑さ
れ冷却されるから、温度上昇、振動などが防止される。
れ冷却されるから、温度上昇、振動などが防止される。
【0062】又、強制冷却手段が不要になるから、これ
に伴うシステムの複雑化、コスト上昇、大型化、複雑化
によるシステムの信頼性低下などが防止される。
に伴うシステムの複雑化、コスト上昇、大型化、複雑化
によるシステムの信頼性低下などが防止される。
【0063】又、ロ−タ室17(ケ−シング9)とギヤ
室25(ケ−シング23)との間に熱伝導を抑制するス
ペ−サ31を配置したことにより、ギヤ室25で発生す
る熱が吸入口19側に伝わって空気を高温にすることが
防止されるから、効率が高く保たれる。
室25(ケ−シング23)との間に熱伝導を抑制するス
ペ−サ31を配置したことにより、ギヤ室25で発生す
る熱が吸入口19側に伝わって空気を高温にすることが
防止されるから、効率が高く保たれる。
【0064】従って、燃料電池用のように高速で駆動さ
れる場合でも、スクリュ−式流体機械1は性能、効率、
耐久性が高く保たれる。
れる場合でも、スクリュ−式流体機械1は性能、効率、
耐久性が高く保たれる。
【0065】又、スペ−サ31によって、ロ−タ本体の
端面とロ−タ室17との隙間49を適正に調整できるか
ら、それだけ関連部材の単品加工精度を下げることが可
能になると共に、部材を加工精度の等級で選別して組付
ける必要がなくなる。
端面とロ−タ室17との隙間49を適正に調整できるか
ら、それだけ関連部材の単品加工精度を下げることが可
能になると共に、部材を加工精度の等級で選別して組付
ける必要がなくなる。
【0066】従って、部材の加工コストが大きく低減さ
れると共に、組付けが容易になり、組付けコストが低減
される。
れると共に、組付けが容易になり、組付けコストが低減
される。
【0067】又、スペ−サ31は低コストであるから、
熱伝導抑制を低コストで行える。
熱伝導抑制を低コストで行える。
【0068】更に、スペ−サ31は、厚さの異なるも
の、あるいは、材質(熱伝導抑制作用)の異なるものを
低コストで得られるから、スクリュ−式流体機械1の用
途に応じてこれらを使い分けることにより、充分な熱伝
導抑制効果が得られる。
の、あるいは、材質(熱伝導抑制作用)の異なるものを
低コストで得られるから、スクリュ−式流体機械1の用
途に応じてこれらを使い分けることにより、充分な熱伝
導抑制効果が得られる。
【0069】又、熱伝導抑制用のスペ−サ31を隙間調
整用のスペ−サに利用したことによって、隙間調整専用
のスペ−サが不要になるから、部品点数と部品コストと
がそれだけ低減される。
整用のスペ−サに利用したことによって、隙間調整専用
のスペ−サが不要になるから、部品点数と部品コストと
がそれだけ低減される。
【0070】なお、本発明のスクリュ−式流体機械にお
いて、スペ−サは厚さ調整用のシムでもよい。
いて、スペ−サは厚さ調整用のシムでもよい。
【0071】又、スペ−サは、コンプレッサの吐出口や
ギヤ室で発生する熱に耐えられる温度特性と熱伝導抑制
作用とを備えたものならば、プラスチック、ゴム、ある
いは、金属をこれらでコ−ティングしたものなど、全て
の材質と構造のものを用いることができる。
ギヤ室で発生する熱に耐えられる温度特性と熱伝導抑制
作用とを備えたものならば、プラスチック、ゴム、ある
いは、金属をこれらでコ−ティングしたものなど、全て
の材質と構造のものを用いることができる。
【0072】又、熱伝導抑制手段は、スペ−サのような
独立した部材ではなく、例えば、ケ−シングやギヤケ−
スに熱伝導性の低いコ−ティングを施して形成してもよ
い。
独立した部材ではなく、例えば、ケ−シングやギヤケ−
スに熱伝導性の低いコ−ティングを施して形成してもよ
い。
【0073】又、本発明のスクリュ−式流体機械は、エ
ンジンを過給するス−パ−チャ−ジャに用いてもよい。
ンジンを過給するス−パ−チャ−ジャに用いてもよい。
【0074】
【発明の効果】本発明のスクリュ−式流体機械は、ギヤ
室をコンプレッサケ−シングの吸入口側に配置したこと
によってギヤ室のオイルやオイルシ−ルの劣化が防止さ
れ、タイミングギヤ組が充分に潤滑され冷却されるか
ら、性能と耐久性が高く保たれる。
室をコンプレッサケ−シングの吸入口側に配置したこと
によってギヤ室のオイルやオイルシ−ルの劣化が防止さ
れ、タイミングギヤ組が充分に潤滑され冷却されるか
ら、性能と耐久性が高く保たれる。
【0075】又、強制冷却手段が不要になるから、これ
に伴うシステムの複雑化、コスト上昇、大型化、複雑化
によるシステムの信頼性低下などが防止される。
に伴うシステムの複雑化、コスト上昇、大型化、複雑化
によるシステムの信頼性低下などが防止される。
【0076】又、ギヤ室とロ−タ室との間に熱伝導抑制
手段を配置したことにより、ギヤ室の熱が吸入口側に伝
わって流体を高温にすることが防止され、効率が高く保
たれる。
手段を配置したことにより、ギヤ室の熱が吸入口側に伝
わって流体を高温にすることが防止され、効率が高く保
たれる。
【0077】請求項2の発明は、請求項1の構成と同等
の効果を得ると共に、ギヤ室と吸入流体との熱伝導抑制
をスペ−サによって低コストで行える。
の効果を得ると共に、ギヤ室と吸入流体との熱伝導抑制
をスペ−サによって低コストで行える。
【0078】又、厚さの異なるスペ−サや材質の異なる
スペ−サにより、スクリュ−式流体機械の用途に応じ
て、低コストで熱伝導を充分に抑制できる。
スペ−サにより、スクリュ−式流体機械の用途に応じ
て、低コストで熱伝導を充分に抑制できる。
【0079】又、スペ−サを用いることによって関連部
材の単品加工精度を下げることが可能になり、部材の加
工コストと組付けコストが大きく低減される。
材の単品加工精度を下げることが可能になり、部材の加
工コストと組付けコストが大きく低減される。
【0080】請求項3の発明は、請求項2の構成と同等
の効果を得ると共に、スペ−サの厚さを変えることによ
って吐出口側でロ−タ端面とロ−タ室の隙間を適正値に
調整できるから、騒音、振動、発熱などが防止され、効
率が高く保たれる。
の効果を得ると共に、スペ−サの厚さを変えることによ
って吐出口側でロ−タ端面とロ−タ室の隙間を適正値に
調整できるから、騒音、振動、発熱などが防止され、効
率が高く保たれる。
【0081】又、熱伝導抑制用のスペ−サを隙間調整用
のスペ−サに利用したことにより、隙間調整専用のスペ
−サが不要になり、部品点数と部品コストとがそれだけ
低減される。
のスペ−サに利用したことにより、隙間調整専用のスペ
−サが不要になり、部品点数と部品コストとがそれだけ
低減される。
【0082】又、スペ−サによってロ−タ端面とロ−タ
室の隙間が適正値に調整され、関連部材品の単加工精度
をそれだけ下げることが可能になり、部材の加工コスト
と組付けコストが大きく低減される。
室の隙間が適正値に調整され、関連部材品の単加工精度
をそれだけ下げることが可能になり、部材の加工コスト
と組付けコストが大きく低減される。
【図1】本発明の一実施形態を示す断面図である。
【図2】従来例の断面図である。
1 スクリュ−式流体機械 7 スクリュ−ロ−タ 9 コンプレッサケ−シング 17 ロ−タ室 19 吸入口 21 吐出口 23 ギヤケ−シング 25 ギヤ室 27 タイミングギヤ 31 スペ−サ(熱伝導抑制手段) 37、39 オイルシ−ル
Claims (3)
- 【請求項1】 スクリュ−状の歯すじで互いに噛み合う
一対のロ−タと、駆動力を各ロ−タに伝達しながら、各
歯すじが接触しないようにこれらを同期回転させるタイ
ミングギヤ組と、各ロ−タを収容するロ−タ室及びこれ
と連通する流体の吸入口と吐出口を有するコンプレッサ
ケ−シングと、タイミングギヤ組を収容するギヤ室を有
するギヤケ−シングとを備え、このギヤケ−シングを前
記吸入口側でコンプレッサケ−シングに連結すると共
に、ギヤケ−シングとコンプレッサケ−シングとの間に
熱伝導抑制手段を配置したことを特徴とするスクリュ−
式流体機械。 - 【請求項2】 請求項1記載の発明であって、熱伝導抑
制手段が、コンプレッサケ−シングとギヤケ−シングと
の接触個所に配置されたスペ−サであることを特徴とす
るスクリュ−式流体機械。 - 【請求項3】 請求項2記載の発明であって、スペ−サ
の厚さを変えることにより、吐出口側でロ−タの端面と
ロ−タ室との隙間を適正値に調整したことを特徴とする
スクリュ−式流体機械。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11124836A JP2000314386A (ja) | 1999-04-30 | 1999-04-30 | スクリュー式流体機械 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11124836A JP2000314386A (ja) | 1999-04-30 | 1999-04-30 | スクリュー式流体機械 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000314386A true JP2000314386A (ja) | 2000-11-14 |
Family
ID=14895303
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11124836A Pending JP2000314386A (ja) | 1999-04-30 | 1999-04-30 | スクリュー式流体機械 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000314386A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003098047A1 (en) * | 2002-05-20 | 2003-11-27 | Ts Corporation | Vacuum pump |
| WO2014134582A3 (en) * | 2013-02-28 | 2014-10-23 | Battelle Memorial Institute | Gas seals for high temperature rotating shaft applications |
-
1999
- 1999-04-30 JP JP11124836A patent/JP2000314386A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003098047A1 (en) * | 2002-05-20 | 2003-11-27 | Ts Corporation | Vacuum pump |
| WO2014134582A3 (en) * | 2013-02-28 | 2014-10-23 | Battelle Memorial Institute | Gas seals for high temperature rotating shaft applications |
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