JP2000314403A - アクチュエーションシステム - Google Patents
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- JP2000314403A JP2000314403A JP11122408A JP12240899A JP2000314403A JP 2000314403 A JP2000314403 A JP 2000314403A JP 11122408 A JP11122408 A JP 11122408A JP 12240899 A JP12240899 A JP 12240899A JP 2000314403 A JP2000314403 A JP 2000314403A
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Abstract
クチュエーションシステムを低コストで提供する。 【解決手段】 機械式制御弁31及び電気式制御弁32
のうち何れかによりアクチュエータ10の作動流体の給
排を制御する給排制御機構20と、両制御弁31、32
のいずれかを選択してアクチュエータ10への流体給排
通路に挿入するモード切替え弁33と、この切替え弁3
3によって制御弁31が前記給排通路に挿入されたとき
機械的操作入力で制御弁31を作動させるバックアップ
機構30とを備えたアクチュエーションシステムにおい
て、制御弁31を通る作動流体の流量を制限できる手段
40を設け、機械式制御弁31を前記給排通路に挿入す
るようモード切替えがされるとき、制限手段40により
制御弁31を通した作動流体の給排を一時的に制限し、
切替え弁33の切り替えより遅れて該制限を解除する。
Description
ータを用いるアクチュエーションシステムに関し、特に
フライバイワイヤ方式の制御装置に機械的なバックアッ
プ機構を併設したアクチュエーションシステムに関す
る。
補助翼等の飛行制御翼面)等の制御対象を機械的リンケ
ージに頼らないで制御するフライバイワイヤ(Fly-By-W
ire:以下、FBWという)方式の制御システムが実現
されているが、人命尊重のための高度な安全性と信頼性
が要求される航空機等においては、FBW制御が不可能
になるような電気系の故障が生じた場合でも操縦桿から
の手動操作入力に応じて舵面制御できる必要がある。そ
こで、このような場合に、油圧アクチュエータの給排制
御機構に設けたインプットリンクと操縦桿とを比較的簡
素なリンケージにより機械的に連結し、機械的に操縦制
御を行うことができるバックアップ機構を併設したもの
がある。
いては、FBW計算機が多機能化されるためFBWモー
ド時において補正値等を加算した制御コマンドが生成さ
れる。例えば航空機のフライトコントロールコンピュー
タ(Flight Control Computer:以下単にFCCとい
う)は安定増大装置(SAS:Stability Augmentation
System)としても機能し、操縦桿による操作コマンドに
機体の安定化のための補正値等が加算されて入力コマン
ドが生成される。そして、このコマンド信号が電油圧サ
ーボ回路に入力され、舵面制御アクチュエータへの作動
油の供給及び排出が制御されて、舵面の操舵、保舵の制
御がなされる。
ような従来のアクチュエーションシステムにあっては、
FBWモード時において操縦桿による操作コマンドのよ
うなパイロットコマンドに機体の安定化等ののための補
正値を加算した制御コマンドが生成するため、FBWモ
ードとメカニカルバックアップモードでは入力コマンド
に差が生じ、この差が大きい状態でFBWシステムが故
障すると、FBWモードからメカニカルバックアップモ
ードへの切替えに際して舵面制御アクチュエータのピス
トン位置(舵面位置)が急激に変化する過渡現象、すな
わち、急激な舵角変化(トランジェント(transien
t))が生じるおそれがある。
くなり得る状態、例えば航空機の着陸や着水アプローチ
中におけるFBWシステムの故障に対して、トランジェ
ントを緩和して危険を回避する必要がある。また、航空
機にあってはアクチュエータを多重使用するアクチュエ
ーションシステムが多用されるため、トランジェントの
緩和機構を簡素でかつ信頼性の高いものとする必要があ
る。
和を図るとともにメカニカルバックアップモードでの所
要の速度を確保することができる信頼性の高いアクチュ
エーションシステムを低コストで提供するものである。
決するため、FBWモードからメカニカルバックアップ
モードへの切替えがなされる際にアクチュエータの速度
を一時的に制限し、モード切替えより遅れて該制限を解
除することにより、前記トランジェントの緩和を図るも
のであって、機械式制御弁を通る作動流体の量を絞るこ
とでそれを達成するものである。
れたピストンの両側に一方及び他方の流体室を形成し、
両流体室への作動流体の供給及び排出によりピストンを
移動させるアクチュエータと、機械的操作入力に応じて
作動する機械式制御弁及び電気制御信号入力に応じて作
動する電気式制御弁を有し、両制御弁のうち何れかによ
り前記一方及び他方の流体室への作動流体の供給及び排
出を制御する給排制御機構と、前記機械式制御弁及び電
気式制御弁のうちいずれかを切替え操作圧に応じ選択し
て前記アクチュエータへの作動流体の供給及び排出通路
に挿入するモード切替え弁と、外部からの機械的操作入
力を前記機械式制御弁に伝達する操作力伝達部材を有
し、前記モード切替え弁によって前記機械式制御弁が前
記アクチュエータへの作動流体の供給及び排出通路に挿
入されたとき、該操作力伝達部材を介した操作入力によ
り前記機械式制御弁を作動させるバックアップ機構と、
を備えたアクチュエーションシステムにおいて、前記切
替え操作圧に応じて作動し前記機械式制御弁を通る作動
流体の流量を制限することができる制限手段を設け、前
記切替え操作圧の所定の変化によって前記機械式制御弁
を前記アクチュエータへの作動流体の供給及び排出通路
に挿入するよう前記モード切替え弁が切り替えられると
き、該切替え操作圧の所定の変化により前記制限手段を
作動させて前記機械式制御弁を通した作動流体の供給及
び排出を一時的に制限し、モード切替え弁の切り替えよ
り遅れて該制限を解除することを特徴とするものであ
る。
切替え弁が切替え操作圧の所定の変化によって機械式制
御弁をアクチュエータへの作動流体の供給通路及び排出
通路に挿入するが、その切替え操作圧の所定の変化によ
って前記制限手段が作動することで、作動流体の供給通
路及び排出通路に挿入された機械式制御弁による作動流
体の給排制御が一時的に制限され、FBWモードからメ
カニカルバックアップモードへの切替えがなされる際の
アクチュエータの速度が一時的に制限されることによっ
て前記トランジェントの緩和が図られる。
操作される操作部材と、シリンダ内に収納されたピスト
ンの両側に一方及び他方の流体室を形成し、両流体室へ
の作動流体の供給及び排出によりピストンを移動させて
舵面を操舵するアクチュエータと、操作部材の操作に対
応する電気制御信号又は自動操縦のための電気制御信号
を出力する制御信号出力手段と、機械的操作入力に応じ
て作動する機械式制御弁及び前記制御信号出力手段から
の電気制御信号入力に応じて作動する電気式制御弁を有
し、両制御弁のうち何れかにより前記一方及び他方の流
体室への作動流体の供給及び排出を制御する給排制御機
構と、作動流体を所定の供給圧で供給する流体供給源
と、作動流体を蓄えるリザーバ回路と、前記機械式制御
弁及び電気式制御弁のうちいずれかを切替え操作圧に応
じ選択して前記アクチュエータへの作動流体の供給及び
排出通路に挿入するモード切替え弁と、外部からの機械
的操作入力を前記機械式制御弁に伝達する操作力伝達部
材を有し、前記モード切替え弁によって前記機械式制御
弁が前記アクチュエータへの作動流体の供給及び排出通
路に挿入されたとき、該操作力伝達部材を介した操作入
力により前記機械式制御弁を作動させるバックアップ機
構と、を備えたアクチュエーションシステムにおいて、
前記切替え操作圧に応じて作動し前記機械式制御弁を通
る作動流体の流量を制限することができる制限手段を設
け、前記切替え操作圧の所定の変化によって前記機械式
制御弁を前記アクチュエータへの作動流体の供給及び排
出通路に挿入するよう前記モード切替え弁が切り替えら
れるとき、該切替え操作圧の所定の変化により前記制限
手段を作動させて前記機械式制御弁を通した作動流体の
供給及び排出を一時的に制限し、モード切替え弁の切り
替えより遅れて該制限を解除することを特徴とするもの
であり、このような構成によって上記と同様な作用効果
を得るものである。
ュエータへの作動流体の供給通路及び前記アクチュエー
タからの作動流体の排出通路のうち少なくとも一方の通
路に設けられ、該供給通路の圧力と前記切替え操作圧と
に応じて切り替えられる可変絞り要素付きの切替え弁
と、該切替え弁への切替え操作圧の供給通路に設けられ
た逆止弁及び絞り要素からなる遅れ機構と、を含むもの
であり、その場合、前記可変絞り要素付きの切替え弁
が、開度の増加方向及び減少方向に往復移動する弁体
と、該弁体により開放及び閉止される開口孔が形成され
た弁体収納部材とを含んで構成され、前記弁体が前記開
度の増加方向に移動するのに伴って前記開口孔の開口面
積が大きくなるようにするのがよい。
に互いに離間するよう前記弁体収納部材に形成された複
数のオリフィス孔からなるのがより好ましい。弁体収納
部材の加工が容易だからである。もちろん、弁体により
開放及び閉止される開口孔が前記弁体の移動方向に延び
る長孔状に形成されてもよい。また、前記複数のオリフ
ィス孔の孔径を順次異ならせて所要の可変絞りの特性を
得ることができる。
態について図面に基づいて説明する。
第1実施形態に係るアクチュエーションシステムを示す
図である。なお、この実施形態は本発明を並列する多重
液圧制御系統のそれぞれに適用したものであるが、図面
にはその1系統のみの構成を図示している。また、以下
に説明する構成は同一の舵面を駆動する各制御系統につ
いて共通するものである。
であり、アクチュエータ10はシリンダ11及びピスト
ン12を有している。このアクチュエータ10は、シリ
ンダ11内に収納されたピストン12の軸方向両側に一
方及び他方の油室13,14(流体室)を画成したもの
であり、これら二つの油室13,14のうち一方に作動
油(作動流体)を供給し他方から排出することにより、
ピストン12に油圧力を作用させ、ピストン12を移動
させるようになっている。また、アクチュエータ10は
そのブラケット部10aで図示しない航空機の機体側構
造部材に揺動自在に支持されており、ピストン12のロ
ッド部12eは航空機の舵面の駆動部材に連結されてい
る。また、アクチュエータ10の油室13,14には後
述する給排制御機構20を介して作動油が供給及び排出
され、給排制御機構20には供給圧Pの作動油を供給す
る図示しない流体供給源と、アクチュエータ10から排
出される作動油を蓄えて流体供給源側に戻すリザーバ回
路とが接続されている。21は給排制御機構20の圧力
導入路であり、この圧力導入路21には逆止弁23と図
示しないフィルタが設けられている。
トリンク25であり、このインプットリンク25は図1
中の上下両端側の何れからも操作力を入力し得る揺動式
の操作力伝達部材として構成されている。すなわち、イ
ンプットリンク25の第1移動端部25a(図1中の上
端部)はパイロットによって操作される図外の操縦桿若
しくはペダル等の手動操作部材に機械的リンケージを介
して連結されており、インプットリンク25の第2移動
端部25b(図1中の下端部)はピストン12のロッド
部12eに揺動可能に支持されている。また、インプッ
トリンク25は、両移動端部25a,25bの間にサミ
ングポイント25c(弁操作点部)を有し、第1移動端
部25aからの手動操作量と第2移動端部25bからの
機械的フィードバック量との偏差に相当する機械的変位
を、弁操作量としてサミングポイント25cから出力す
るようになっている。
ートを開閉操作及び開度調節される3位置切替え可能な
機械式制御弁であり、機械式制御弁31は圧力導入路2
1の分岐路21aに接続された供給圧ポート31aと、
油路28を介して前記リザーバ回路に接続されるリター
ンポート31bと、操作入力に応じて両ポートに接続さ
れる一対の制御圧ポート31c,31dとを有してい
る。この機械式制御弁31は、供給圧ポート31aと制
御圧ポート31c又は31dとを通して、油室13又は
14に流体圧供給源からの作動油を供給するとともに、
油室14又は13からの作動油をリターンポート31b
を通して排出させることができ、さらに、供給圧ポート
31a及びリターンポート31bと制御圧ポート31
c,31dとの接続を遮断して両油室13,14への作
動油の供給及び排出を停止することができる。なお、図
1において、31eは機械式制御弁31の弁体、31
f,31gはそれぞれ機械式制御弁31を中立位置に付
勢する付勢手段、例えばセンタリングスプリングであ
り、31hは各ポート31a,31b,31c及び31
dが形成された略スリーブ状の操作入力部であり、操作
入力部31hはインプットリンク25からの操作入力に
応じて弁体31eと相対移動し、各ポート31a,31
b,31c及び31dの開度を変化させることができ
る。また、油路28には前記リザーバ回路から所定値の
背圧が付与されている。
Sa,Sbにより4ポートを開閉操作及び開度調節する
よう電磁駆動される3位置切替え可能な電気式制御弁で
あり、電気式制御弁32は、流体圧供給源からの作動油
を導入する供給圧ポート32aと、リザーバ回路に作動
油を排出するリターンポート32bと、制御信号Sa,
Sbの入力に応じて両ポート32a,32bに接続され
る一対の制御圧ポート32c,32dとを有している。
この電気式制御弁32は、例えば電気制御信号Sa,S
bに応じ弁体32eを電磁駆動することにより、電気制
御信号Sa又はSbの信号レベルに応じ一対の制御圧ポ
ート32c,32dを通して油室13又は14に前記流
体圧供給源からの作動油を供給するとともに、油室14
又は13からの作動油をリターンポート32bを通して
前記リザーバ回路に排出させることができる。さらに、
電気式制御弁32は、供給圧ポート32a及びリターン
ポート32bと制御圧ポート32c,32dとの接続を
遮断して油室13,14への作動油の供給及び排出を停
止することができる。なお、前記電気制御信号Saは舵
角増加方向の信号、前記電気制御信号Sbは舵角減少方
向の信号であり、それぞれ操舵量に応じた電気制御信号
として電気式制御弁32の電磁駆動部32j,32kに
入力される。
の油室13,14は、6ポート2位置切替弁であるモー
ド切替弁33の切替えにより、制御弁31,32のうち
何れか一方の制御圧ポート31c,31d又は32c,
32dに接続されるようになっている。このモード切替
弁33は、制御弁31,32のそれぞれの制御圧ポート
31c,31d及び32c,32dに接続される各一対
の制御弁側ポート33a,33b及び33c,33d
と、一方及び他方の油室13,14に接続された一対の
アクチュエータ側ポート33f,33gと、パイロット
圧導入部33hとを有している。また、モード切替弁3
3は、パイロット圧導入部33hからの付勢力に応じて
変位する弁体33jと、この弁体33jをパイロット圧
導入部33hとは逆の方向に付勢するスプリング33k
とを備えており、これら付勢力により、制御弁31,3
2のうち任意の一方の制御圧ポート31c,31d又は
32c,32dを油室13,14に接続することができ
るよう、モード切替弁33は、図1及び図2にそれぞれ
示した二つの給排モード位置に切り替えられるようにな
っている。
入部33hへのパイロット圧Paは、ソレノイド弁35
がON(図1)の状態では流体圧供給源からの供給圧P
となり、ソレノイド弁35がOFF(図2)の状態では
戻り側の低圧(前記リザーバ回路による背圧)まで低下
する。ソレノイド弁35は、制御弁31,32の供給圧
ポート31a,32aに接続された高圧側入口ポート3
5aと、制御弁31,32のリターンポート31b,3
2bに接続された低圧側入口ポート35bと、FCCか
らのモード切替制御信号Scに応じて両入口ポート35
a,35bのうち何れか一方に接続される出口ポート3
5cとを有している。また、ソレノイド弁35は、弁体
35d、スプリング35e及び電磁駆動部35fからな
り、電磁駆動部35fに切替制御信号Scが入力される
ときに弁体35dを図1に示すON位置に変位させて、
出口ポート35cを通しモード切替弁33にパイロット
圧Paを加えるようになっている。すなわち、ソレノイ
ド弁35は、前記FCCからのモード切替制御信号Sc
に応じて、前記流体圧供給源及びリザーバ回路のうち何
れか一方側の作動油圧を、パイロット圧としてモード切
替弁33のパイロット圧導入部33hに供給する。
ータ10への作動油の供給通路及び排出通路のうち少な
くとも一方の通路には、機械式制御弁31を通る作動油
の流量を制限することができるタイムディレイバルブ機
構40(制限手段)が設けられている。このタイムディ
レイバルブ機構40は、機械式制御弁31と前記リザー
バ回路の間の油路28(排出通路)に設けられた可変絞
り要素41a付きの切替え弁41を備えており、この切
替え弁41は、供給通路である圧力導入路21からの供
給圧Pによって全開位置側に、ソレノイド弁35からの
パイロット圧Pa(切替え操作圧)によって絞り位置側
に付勢され、切り替え操作される。また、切替え弁41
へのパイロット圧Paの供給通路42には、逆止弁43
及び絞り要素44と逆止弁43を閉弁方向に付勢するス
プリング45とからなる遅れ機構46が設けられてお
り、ソレノイド弁35がOFFとなってパイロット圧P
aが低下するとき、切替え弁41の全開位置側への切替
えが遅れ機構46により遅らされて徐々に進行するよう
になっている。すなわち、タイムディレイバルブ機構4
0はモード切替え弁33の切替え操作圧であるパイロッ
ト圧Paに応じて作動し、モード切替え弁33がパイロ
ット圧Paの低下(所定の変化)によって機械式制御弁
31をアクチュエータ10への作動油の供給通路及び排
出通路に挿入するとき、そのパイロット圧Paの低下に
よって作動し、前記作動油の供給及び排出通路に挿入さ
れた機械式制御弁31がアクチュエータ10への作動油
の供給及び排出を制御するのが一時的に制限され、モー
ド切替え弁33の切り替えより遅れてその制限が解除さ
れるようになっている。
可変絞り要素付きの切替え弁41は、開度の増加方向及
び減少方向である軸方向に往復移動可能なスプール状の
弁体61と、この弁体61により開放及び閉止される例
えば3つのオリフィス孔62a,62b,62c,62
e及び常開のオリフィス孔62dがそれぞれ形成された
弁体収納部材62と、これら弁体61及び弁体収納部材
62を共に収納するハウジング63及び有底の略円筒状
のねじ込みプラグ64と、複数のシールリング65、6
6、67a、67b、67c、67dと、を具備してい
る。弁体61は、オリフィス孔62a〜62cを開閉す
ることができるランド部61aと、オリフィス孔62a
〜62cを連通させることができる環状溝部61bと、
オリフィス孔62eに連通することができる環状溝部6
1cと、オリフィス孔61eを開閉可能なランド部61
dと、図1中左端側の小受圧面部61eと、環状溝部6
1cを逆止弁43に連通させる中心連通孔61fと、図
1中右端側の大受圧面部61gと、逆止弁43の開弁時
の通路を構成する連通路61hとを有している。また、
弁体61の図1中の右端部61gはねじ込みプラグ64
内に摺動自在に収納されており、両者の間に切り替え操
作圧室51が形成されている。この切り替え操作圧室5
1は逆止弁43の軸線上に細孔状のオリフィスとして形
成された絞り要素44を介して中心連通路61fに連通
している。
ィス孔62a,62b,62cは、弁体61の移動方向
に互いに離間して配置され、かつ、オリフィス孔62
a,62b,62cの順に開口径が段階的に拡大するよ
うに互いに異なる孔径に形成されており、これらオリフ
ィス孔62a〜62cが全体として弁体61の移動方向
に延びた開口孔62を形成している。そして、弁体61
が前記開度の増加方向に移動するとき、オリフィス孔6
2a,62b,62cは開口孔62の開口面積が徐々に
大きくなるよう弁体61のランド部61aによって順次
開放され、逆に、弁体61が前記開度の減少方向に移動
するとき、オリフィス孔62a,62b,62cは開口
孔62の開口面積が徐々に小さくなるよう弁体61のラ
ンド部61aによって順次閉止されるようになってい
る。これらオリフィス孔62a,62b,62cは弁体
61と共に可変絞り要素41aを構成している。
のオリフィス孔からなるものに限らず、単一の円形オリ
フィス孔、弁体移動方向で同一位置に位置し周方向所定
間隔(例えば等間隔)に離間する複数の円形、多角形そ
の他の任意の形状を有する同径若しくは異径のオリフィ
ス孔、弁体移動方向で同一位置に位置する複数のオリフ
ィス孔が更に弁体同方向に離間するよう配列された複数
組の同径若しくは異径の円形オリフィス孔、開口幅が一
端から他端に近付くほど順次増大する略三角形の単一の
若しくはそれが周方向所定間隔に平行配置された複数の
オリフィス孔、上記のオリフィス孔の何れかを組合せた
形状、その他の各種形状の単一若しくは複数のオリフィ
ス孔であってもよいことは勿論である。さらに、弁体6
1の形状を適宜変更することで、更に異なる多様な可変
絞り弁を採用することができることはいうまでもない。
要するに、可変絞り要素41aは、弁体61及び開口孔
62の形状を適宜選択することによって、段階的にある
いはリニアに絞り特性を変化させることができる任意の
可変絞り要素とすることができる。なお、リニアな可変
絞り特性は、例えば図6(b)に示すように、弁体61
の移動方向に延びる長孔状のように無段階に連続するオ
リフィス形状とすることで得られる。
25及び操縦桿までの機械的リンケージは、FCCによ
るFBW制御が実行できない電気系統の故障時に、操縦
桿からの手動操舵を可能にするバックアップ機構30を
構成しており、FCCからの電気制御信号Sa,Sbに
より電気式制御弁32を作動させることができなくなる
ような何らかの故障が生じた場合には、操縦桿からの操
作入力を給排制御機構20の機械式制御弁31に伝達
し、機械的リンケージを介した手動操縦入力により給排
制御機構20を作動させるようになっている。また、F
CCは、FBW制御を実行する間、舵角位置センサから
のフィードバック信号や航空機の応答(ピッチ、ロール
及びヨーの応答)を観測する図示しない運動センサ等か
らの信号により、多重化されたそれぞれの制御系が正常
に作動しているか否かを常時チェックし、後述するよう
な舵面制御を実行する。
生じた場合に分けて作用を説明する。
桿の手動操作量又は自動操縦のための必要操舵量に応じ
てパイロットコマンドが生成されるとともに、FCCの
安定増強装置としての機能に基づいてパイロットコマン
ドに所要の補正処理がされる。そして、この補正された
入力コマンドと舵面位置(舵角)センサからのフィード
バック信号等との偏差に応じた電気制御信号Sa又はS
bが生成され、各制御系統の電気式制御弁32に入力さ
れる。また、ソレノイド弁35には図1に示すパイロッ
ト圧供給位置に電磁駆動するための切替制御信号Scが
入力される。そして、前記入力コマンドと位置センサか
らのフィードバック信号とに差が生じると、その偏差に
応じた電気制御信号(以下、偏差信号という)Sa又は
Sbにより電気式制御弁32が弁体32eを中立位置か
ら変位させるように駆動され、制御圧ポート32c,3
2dが開かれることで、一方の油室13又は14に流体
圧供給源からの作動油が供給されるとともに、他方の油
室14又は13からの作動油がリターンポート32bを
通して排出される。したがって、ピストン12が油室1
3,14の間の差圧に応じた推力を発生して、舵面を入
力コマンドに対応する舵角位置へと制御する。次いで、
前記パイロットコマンドと舵面位置センサからの信号と
の差がほぼゼロになると、偏差信号Sa又はSbが初期
値(例えばゼロ)となり、供給圧ポート32a及びリタ
ーンポート32bと制御圧ポート32c及び32dとの
接続が遮断されて、油室13,14への作動油の供給及
び排出が停止される。
ードから手動操縦モードに切り替えられる。例えば自動
操縦モードでの飛行中に危険回避等のために手動操舵が
なされたとき、パイロットの手動操縦入力を確実に優先
させる状態とする。
気回路に故障が生じると、故障の生じた制御系統では、
ソレノイド弁35が正常に電磁駆動されないため、パイ
ロット圧Paが低下する。したがって、故障系統では、
モード切替弁33が機械式制御弁31による給排制御位
置に切り替えられる。
え操作圧の所定の変化)に応じて、モード切替え弁33
が機械式制御弁31をアクチュエータ10への作動油の
供給通路及び排出通路に挿入する。一方、そのパイロッ
ト圧Paの低下に伴ってタイムディレイバルブ機構40
の切替え弁41が制限解除側に切り替えられるが、その
切替は遅れ機構46によって遅らされ、アクチュエータ
10への作動油給排通路に挿入された機械式制御弁31
による作動油の給排制御が一時的に制限されることにな
り、FBWモードからメカニカルバックアップモードへ
の切替えがなされる際のアクチュエータ10の速度が一
時的に制限される。
0は、まず、最初に油路63dに圧力が供給されたとき
に絞り要素44を有する逆止弁43が開弁して、メカニ
カル・バックアップモードの状態(図5の状態)からF
BWモードの状態(図4の状態)への切替えがされてお
り、小受圧面部61eが油路63aの供給圧Pにより図
4中の右側に付勢されている状態で、大受圧面部61が
パイロット圧Paにより逆方向に付勢されているが、供
給圧Pが小受圧面部61eに加わったこの状態で、油路
63dの圧力(ソレノイド弁35からのパイロット圧P
a)が低下すると、オリフィス孔である絞り要素44を
通して切替え操作圧室51内の作動油が中心連通孔61
fに漏れ出し、スプール弁体61が図4に図示する位置
から図5に図示する位置11まで移動していき、その途
中で2段目、2段目のオリフィス孔62b,62cが順
次開いていく。
12の移動速度は、図7に示すように、FFBWモード
時の速度(同図中1段目オリフィス速度)から、2段目
のオリフィス孔62bが開いた状態、更に3段目のオリ
フィス孔62cが開いた状態へと、段階的に変化する。
したがって、FBWモードからメカニカルバックアップ
モードへの切り替え時に急激な舵角変化(トランジェン
ト)が生じることがなく、従来のトランジェントの問題
が解消されることになる。
ステムにおいては、トランジェントの緩和を図るととも
にメカニカルバックアップモードでの所要の速度を確保
することができるアクチュエーションシステムを提供す
ることができる。
においては、インプットリンク25から機械式制御弁3
1に操作力が伝達可能になる。したがって、一系統のみ
が故障した状態においては、他の制御系統からの操舵力
で駆動されるインプットリンク25により機械式制御弁
31を操作し、故障系統におけるアクチュエータ10を
他系統のアクチュエータ動作に追従させることができる
から、故障の生じた制御系統では機械的リンケージを介
した制御を行いながら、正常な制御系統でのFBW制御
を行うことができ、パイロットの操縦負荷を軽減でき
る。
ドに切り替えて全制御系統を操縦桿の手動操作に応じて
作動させ、手動操縦による正常な飛行をすることもでき
る。
れかの制御系統に所定レベルの油圧が供給されなくなる
ような油圧失陥が生じた場合、ソレノイド弁35が正常
状態と同様に電磁駆動されていても故障傾倒においては
パイロット圧Paが低下する。このときも、上述のよう
に他の制御系統からの操舵力でインプットリンク25を
解して機械式制御弁31を作動させ、正常な制御系統で
のFBW制御を行うことができる。
た場合、FBW制御はできなくなり、各制御系統におい
てソレノイド弁35が正常に電磁駆動されないため、パ
イロット圧Paが低下する。
ト圧Paの低下に応じて、モード切替え弁33が機械式
制御弁31をアクチュエータ10への作動油の供給通路
及び排出通路に挿入する一方、そのパイロット圧Paの
低下に伴ってタイムディレイバルブ機構40の切替え弁
41が制限解除側に切り替えられるとともに、その切替
が遅れ機構46によって遅らされ、トランジェントの緩
和が図られる。
入力によりインプットリンク25を介して機械式制御弁
31が操作され、その手動操作に応じた開度で制御圧ポ
ート31c、31dが開かれ、片方の油室13又は14
に流体圧供給源からの作動油が供給されるとともに、残
りの油室14又は13からの作動油がリターンポート3
1bを通してリザーバ回路に排出される。これにより、
各制御系統のアクチュエータ10内でピストン12が油
室13、14の間の差圧に応じた推力を発生し、ピスト
ン12のロッド部12eが舵面を操縦桿の手動操作量
(パイロットコマンド)に対応する舵角位置へと制御す
る。また、操縦桿が元に戻されると、供給圧ポート31
a及びリターンポート31bと制御圧ポート31c及び
31dとの接続が遮断されて、油室13、14への作動
油の供給及び排出が停止され、保舵状態となる。
給されなくなるような油圧失陥が生じた場合、各制御系
統において逆止弁23により作動油の逆流が阻止される
とともに、戻り側のタイムディレイバルブ機構40にお
いて可変絞り要素41a付きの切替え弁41が絞る作用
をなす。したがって、この状態において、舵面のばたつ
き等を抑えることができる。
第2実施形態に係るアクチュエーションシステムを示す
図である。なお、この実施形態はタイムディレイバルブ
機構40を油圧の供給側に配置した以外は上述の実施形
態とほぼ同様のシステムであるため、上述例との相違点
のみについて説明する。
10への作動油の供給通路である圧力導入路21にタイ
ムディレイバルブ機構40が配置されており、図8に示
すようにソレノイド弁35がONのとき、機械式制御弁
31の排出側に接続する絞り要素となる。
がOFFとなり、パイロット圧Paが低下すると、この
パイロット圧Paの低下(切替え操作圧の所定の変化)
に応じて、機械式制御弁31をアクチュエータ10への
作動油の供給通路及び排出通路に挿入するようモード切
替え弁33が切り替わる。このとき、そのパイロット圧
Paの低下に伴ってタイムディレイバルブ機構40の切
替え弁41が制限解除側に切り替えられることになる
が、上述の実施機体と同様に、その切替えは遅れ機構4
6によって遅らされ、アクチュエータ10への作動油給
排通路に挿入された機械式制御弁31による作動油の給
排制御が一時的に制限されることから、FBWモードか
らメカニカルバックアップモードへの切替えがなされる
際のアクチュエータ10の速度が一時的に制限され、ト
ランジェントが緩和される。
の第3実施形態に係るアクチュエーションシステムを示
す図である。なお、この実施形態はタイムディレイバル
ブ機構を油圧の供給側と戻り側の双方に配置した以外は
上述の実施形態とほぼ同様のシステムである。
は、圧力導入路21及び油路28にタンデム型に一体化
された切替え弁141、142を挿入し、これを供給圧
Pとパイロット圧Paとて切替え操作するようにしたタ
イムディレイバルブ機構140が採用されている。切替
え弁141は圧力導入路21において、切替え弁142
は戻り側の油路28において、それぞれ上述したタイム
ディレイバルブ機構40と同様に機能する。
に、FBWモードからメカニカルバックアップモードへ
の切替えがなされる際のアクチュエータ10の速度を一
時的に制限し、トランジェントの緩和を図ることができ
る。
施形態に係るアクチュエーションシステムを示す図であ
る。
の各実施形態のように流体圧供給源からの供給圧をタイ
ムディレイバルブ機構40の切替え弁41の切替えに利
用するのではなく、機械式制御弁31の排出ボート31
b(排出通路の上流側)の油圧Pmをセンシングし、こ
れをパイロット圧Paに対抗する切替え圧としてタイム
ディレイバルブ機構40の切替え弁41に与えるように
したものである。
31bと切替え弁41の間の油圧が高まってから切替え
弁41が全開側に付勢される点以外は上述例と同様であ
り、この場合にも、FBWモードからメカニカルバック
アップモードへの切替えがなされる際のアクチュエータ
10の速度を一時的に制限し、トランジェントの緩和を
図ることができる。
施形態に係るアクチュエーションシステムを示す図であ
る。なお、この実施形態は多重化の手段としてタンデム
型のアクチュエータを用いたものであり、その各油圧系
統にタイムディレイバルブ機構40を設けた構成となっ
ている。
クチュエータであり、このアクチュエータ210は各一
対の油室213A、213B及び214A、214Bを
有している。また、231は機械式制御弁で、インプッ
トリンク25により8ポートを開閉操作及び開度調節さ
れる3位置切替え可能な構造になっている。この機械式
制御弁231は、2つの油圧系統A、Bの圧力導入路2
11、212の分岐路211a、221aに接続された
各一対の供給圧ポート231aと、2つの油圧系統A、
Bの戻り側の油路281、282を介して前記リザーバ
回路に接続される各一対のリターンポート231bと、
インプットリンク25の機械的操作入力に応じて両ポー
ト231a、231bに接続される各一対の制御圧ポー
ト231c、231dとを有している。また、機械式制
御弁231は、供給圧ポート231aと制御圧ポート2
31c又は231dとを通して、油室213A、213
B又は214A、214Bに流体圧供給源からの作動油
を供給するとともに、油室214A、214B又は21
3A、213Bからの作動油をリターンポート31bを
通して排出させることができ、さらに、供給圧ポート2
31a及びリターンポート231bと制御圧ポート23
1c、231dとの接続を遮断して両油室213A、2
13B、214A、214Bへの作動油の供給及び排出
を停止することができる。なお、図14において、23
1eは機械式制御弁231の弁体、231f、231g
はそれぞれ機械式制御弁231を中立位置に付勢する付
勢手段、例えばセンタリングスプリングであり、231
hは各ポート231a〜231dが形成された略スリー
ブ状の操作入力部である。操作入力部231hは、イン
プットリンク25からの操作入力に応じて弁体231e
と相対移動し、各ポート231a〜231dの開度を変
化させることができる。
号Sa、Sbにより8ポートを開閉操作及び開度調節す
るよう電磁駆動される3位置切替え可能な電気式制御弁
であり、電気式制御弁232は、流体圧供給源からの作
動油を導入する各一対の供給圧ポート232aと、リザ
ーバ回路に作動油を排出する各一対のリターンポート2
32bと、制御信号Sa、Sbの入力に応じて両ポート
232a、232bに接続される各一対の制御圧ポート
232c、232dとを有している。この電気式制御弁
232は、例えば電気制御信号Sa、Sbに応じ弁体2
32eを電磁駆動することにより、電気制御信号Sa又
はSbの信号レベルに応じ制御圧ポート232c、23
2dを通して油室213A、213B又は214A、2
14Bに前記流体圧供給源からの作動油を供給するとと
もに、油室214A、214B又は213A、213B
からの作動油をリターンポート232bを通して前記リ
ザーバ回路に排出させることができる。さらに、電気式
制御弁232は、供給圧ポート232a及びリターンポ
ート232bと制御圧ポート232c、232dとの接
続を遮断して油室213A、213B及び214A、2
14Bへの作動油の供給及び排出を停止することができ
る。なお、第1実施形態と同様に、前記電気制御信号S
aは舵角増加方向の信号、前記電気制御信号Sbは舵角
減少方向の信号であり、それぞれ操舵量に応じた電気制
御信号として電気式制御弁232の電磁駆動部232
j、232kに入力される。
室213A、214A及びB系統の油室213B、21
4Bは、それぞれポート2位置切替弁である一対のモー
ド切替弁233A、233Bの切替えにより、制御弁2
31、232のうち何れか一方の制御圧ポート231
c、231d又は232c、232dに接続されるよう
になっている。これらのモード切替弁233A、233
Bは、制御弁231、232のそれぞれの制御圧ポート
231c、231d及び232c、232dに接続され
る各一対の制御弁側ポート233a及び233bと、そ
れぞれ油室213A、214A若しくは油室213B、
214Bに接続された各一対のアクチュエータ側ポート
233f、233gと、パイロット圧導入部233hと
を有している。また、モード切替弁233A、233B
は、それぞれパイロット圧導入部233hからの付勢力
に応じて変位する弁体233jと、この弁体233jを
パイロット圧導入部233hとは逆の方向に付勢するス
プリング233kとを備えており、これら付勢力によ
り、制御弁231、232のうち任意の一方の制御圧ポ
ート231c、231d又は232c、232dを油室
213A、213B又は214A、214Bに接続する
ことができるよう、モード切替弁233A、233Bは
それぞれ二つの給排モード位置に切り替えられるように
なっている。
導入部233hへのパイロット圧Pa、Pbは、一対の
ソレノイド弁235A、235BがそれぞれONの状態
では流体圧供給源からの供給圧Pとなり、ソレノイド弁
235A、235BがそれぞれOFFの状態では戻り側
の低圧まで低下する。ソレノイド弁235A、235B
は、制御弁231、232の供給圧ポート231a、2
32aに接続された高圧側入口ポート235aと、制御
弁231、232のリターンポート231b、232b
に接続された低圧側入口ポート235bと、FCCから
のモード切替制御信号Sc、Sdに応じて両入口ポート
235a、235bのうち何れか一方に接続される出口
ポート235cとを有している。また、ソレノイド弁2
35A、235Bは、弁体235d、スプリング235
e及び電磁駆動部235fからなり、電磁駆動部235
fに切替制御信号ScまたはSdが入力されるときに弁
体235dを図中に示すON位置に変位させて、出口ポ
ート235cを通しモード切替弁233A、233Bに
パイロット圧Pa、Pbを付与するようになっている。
すなわち、ソレノイド弁235A、235Bは、前記F
CCからのモード切替制御信号Sc、Sdに応じて、前
記流体圧供給源及びリザーバ回路のうち何れか一方側の
作動油圧を、パイロット圧Pa、Pbとしてモード切替
弁233A、233Bのパイロット圧導入部233hに
供給する。
エータ210への作動油の供給通路及び排出通路のうち
少なくとも一方の通路、例えば排出通路である油路28
1、282には、それぞれ機械式制御弁231を通る作
動油の流量を制限することができるタイムディレイバル
ブ機構40A、40B(制限手段)が設けられている。
これらタイムディレイバルブ機構40A、40Bは、そ
れぞれ第1実施形態におけるタイムディレイバルブ機構
40と同様に構成されており、供給通路である圧力導入
路211、212からの供給圧Pによって全開位置側
に、ソレノイド弁235A、235Bからのパイロット
圧Pa、Pb(切替え操作圧)によって絞り位置側に付
勢され、切り替え操作される。
も、油圧系統A、Bにおいてそれぞれ上述の実施形態と
同様な動作がされ、一系統のみの電気故障又は油圧失陥
時には他方の油圧系統でFBWモードの制御を継続する
ことができ、FWBモードからメカニカルバックアップ
モードへの切り替えがされる際には、タイムディレイバ
ルブ機構40A、40Bによって、第1実施形態と同様
にアクチュエータ210のピストン212の移動速度が
一時的に制限され、トランジェントの緩和が図られる。
ムディレイバルブ機構40A、40Bを、図11及び図
12に示した第3実施形態のタイムディレイバルブ機構
140若しくは図13に示したタイムディレイバルブ機
構40と同様に構成することができることはいうまでも
ない。また、上述した各実施形態においては航空機の舵
面制御用アクチュエータとして説明したが、FBW制御
される他用途の液圧アクチュエータ等であってもよいこ
とはいうまでもなく、本発明は、メカニカルバックアッ
プ機構付きFBW制御の流体圧アクチュエータシステム
全般について広く適用することができるものである。
ュエータへの作動流体の給排通路に挿入されるとき、機
械式制御弁を通る作動流体の流量を制限する制限手段に
よって機械式制御弁を通した作動流体の供給及び排出を
一時的に制限してアクチュエータの速度を一時的に制限
し、そのモード切替え弁の切り替えより遅れて該制限を
解除するようにしているので、フライバイワイヤ制御モ
ードからメカニカルバックアップモードへの切替えがな
される際に急激な舵角変化(トランジェント)が生じる
のを防止することができる。
の作動流体の供給通路及び前記アクチュエータからの作
動流体の排出通路のうち少なくとも一方の通路に設けら
れ、該供給通路の圧力と前記切替え操作圧とに応じて切
り替えられる可変絞り要素付きの切替え弁と、該切替え
弁への切替え操作圧の供給通路に設けられた逆止弁及び
絞り要素からなる遅れ機構と、を含むようにすれば、簡
素な構成でトランジェントの緩和を図ることができ、信
頼性に優れた低コストのアクチュエーションシステムを
提供することができる。
が、開度の増加方向及び減少方向に往復移動する弁体
と、該弁体により開放及び閉止される開口孔が形成され
た弁体収納部材とを含んで構成され、前記弁体が前記開
度の増加方向に移動するのに伴って前記開口孔の開口面
積が大きくなるようにすれば、より簡素で、かつ、信頼
異性の高い制限手段を構成することができる。また、前
記開口孔が、前記弁体の移動方向に互いに離間するよう
前記弁体収納部材に形成された複数のオリフィス孔から
なるようにすれば、加工が容易であり、コスト低減を図
ることができる。
ンシステムを示すその概略構成図であり、フライバイワ
イヤモードの状態を示している。
ムのメカニカル・バックアップ・モードの状態を示す概
略構成図である。
構の概略構成を示す油圧回路図である。
細構成を示す断面図であって、フライバイワイヤモード
の状態を示す図である。
細構成を示す断面図であって、メカニカル・バックアッ
プ・モードの状態を示す図である。
ける可変絞り要素のオリフィス構造を示す説明図で、
(a)はその開口孔を複数のオリフィス孔で構成した態
様を示し、(b)はその開口孔を弁体移動方向に延びる
長穴形状とした態様を示している。
切替え時における第1実施形態のタイムディレイバルブ
機構の切替え弁移動時間(横軸)と、アクチュエータの
ピストン速度(縦軸)との関係を示すグラフである。
ンシステムを示すその概略構成図であり、フライバイワ
イヤモードの状態を示している。
ムのメカニカル・バックアップ・モードの状態を示す概
略構成図である。
機構の概略構成を示す油圧回路図である。
ョンシステムを示すその概略構成図であり、フライバイ
ワイヤモードの状態を示している。
テムのメカニカル・バックアップ・モードの状態を示す
概略構成図である。
ョンシステムを示すその概略構成図であり、フライバイ
ワイヤモードの状態を示している。
ョンシステムを示すその概略構成図であり、フライバイ
ワイヤモードの状態を示している。
ブ機構 41、141、142 可変絞り要素付きの切替え弁 41a 可変絞り要素 43 逆止弁 44 絞り要素 46 遅れ機構 51 操作圧室 61 スプール弁体 61a、61d ランド部 61f 中心連通孔 62 開口孔 62a、62b、62c オリフィス孔(開口孔) 63 ハウジング
Claims (5)
- 【請求項1】シリンダ内に収納されたピストンの両側に
一方及び他方の流体室を形成し、両流体室への作動流体
の供給及び排出によりピストンを移動させるアクチュエ
ータと、 機械的操作入力に応じて作動する機械式制御弁及び電気
制御信号入力に応じて作動する電気式制御弁を有し、両
制御弁のうち何れかにより前記一方及び他方の流体室へ
の作動流体の供給及び排出を制御する給排制御機構と、 前記機械式制御弁及び電気式制御弁のうちいずれかを切
替え操作圧に応じ選択して前記アクチュエータへの作動
流体の供給及び排出通路に挿入するモード切替え弁と、 外部からの機械的操作入力を前記機械式制御弁に伝達す
る操作力伝達部材を有し、前記モード切替え弁によって
前記機械式制御弁が前記アクチュエータへの作動流体の
供給及び排出通路に挿入されたとき、該操作力伝達部材
を介した操作入力により前記機械式制御弁を作動させる
バックアップ機構と、を備えたアクチュエーションシス
テムにおいて、 前記切替え操作圧に応じて作動し前記機械式制御弁を通
る作動流体の流量を制限することができる制限手段を設
け、 前記切替え操作圧の所定の変化によって前記機械式制御
弁を前記アクチュエータへの作動流体の供給及び排出通
路に挿入するよう前記モード切替え弁が切り替えられる
とき、該切替え操作圧の所定の変化により前記制限手段
を作動させて前記機械式制御弁を通した作動流体の供給
及び排出を一時的に制限し、モード切替え弁の切り替え
より遅れて該制限を解除することを特徴とするアクチュ
エーションシステム。 - 【請求項2】舵面の操舵のために手動操作される操作部
材と、 シリンダ内に収納されたピストンの両側に一方及び他方
の流体室を形成し、両流体室への作動流体の供給及び排
出によりピストンを移動させて舵面を操舵するアクチュ
エータと、 操作部材の操作に対応する電気制御信号又は自動操縦の
ための電気制御信号を出力する制御信号出力手段と、 機械的操作入力に応じて作動する機械式制御弁及び前記
制御信号出力手段からの電気制御信号入力に応じて作動
する電気式制御弁を有し、両制御弁のうち何れかにより
前記一方及び他方の流体室への作動流体の供給及び排出
を制御する給排制御機構と、 作動流体を所定の供給圧で供給する流体供給源と、 作動流体を蓄えるリザーバ回路と、 前記機械式制御弁及び電気式制御弁のうちいずれかを切
替え操作圧に応じ選択して前記アクチュエータへの作動
流体の供給及び排出通路に挿入するモード切替え弁と、 外部からの機械的操作入力を前記機械式制御弁に伝達す
る操作力伝達部材を有し、前記モード切替え弁によって
前記機械式制御弁が前記アクチュエータへの作動流体の
供給及び排出通路に挿入されたとき、該操作力伝達部材
を介した操作入力により前記機械式制御弁を作動させる
バックアップ機構と、を備えたアクチュエーションシス
テムにおいて、 前記切替え操作圧に応じて作動し前記機械式制御弁を通
る作動流体の流量を制限することができる制限手段を設
け、 前記切替え操作圧の所定の変化によって前記機械式制御
弁を前記アクチュエータへの作動流体の供給及び排出通
路に挿入するよう前記モード切替え弁が切り替えられる
とき、該切替え操作圧の所定の変化により前記制限手段
を作動させて前記機械式制御弁を通した作動流体の供給
及び排出を一時的に制限し、モード切替え弁の切り替え
より遅れて該制限を解除することを特徴とするアクチュ
エーションシステム。 - 【請求項3】前記制限手段が、前記アクチュエータへの
作動流体の供給通路及び前記アクチュエータからの作動
流体の排出通路のうち少なくとも一方の通路に設けら
れ、該供給通路の圧力と前記切替え操作圧とに応じて切
り替えられる可変絞り要素付きの切替え弁と、該切替え
弁への切替え操作圧の供給通路に設けられた逆止弁及び
絞り要素からなる遅れ機構と、を含むことを特徴とする
請求項1又は2に記載のアクチュエーションシステム。 - 【請求項4】前記可変絞り要素付きの切替え弁が、開度
の増加方向及び減少方向に往復移動する弁体と、該弁体
により開放及び閉止される開口孔が形成された弁体収納
部材と、を含んで構成され、 前記弁体が前記開度の増加方向に移動するのに伴って前
記開口孔の開口面積が大きくなるようにしたことを特徴
とする請求項3に記載のアクチュエーションシステム。 - 【請求項5】前記開口孔が、前記弁体の移動方向に互い
に離間するよう前記弁体収納部材に形成された複数のオ
リフィス孔からなることを特徴とする請求項4に記載の
アクチュエーションシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12240899A JP3701506B2 (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | アクチュエーションシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12240899A JP3701506B2 (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | アクチュエーションシステム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000314403A true JP2000314403A (ja) | 2000-11-14 |
| JP3701506B2 JP3701506B2 (ja) | 2005-09-28 |
Family
ID=14835074
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12240899A Expired - Lifetime JP3701506B2 (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | アクチュエーションシステム |
Country Status (1)
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|---|---|
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009297845A (ja) * | 2008-06-16 | 2009-12-24 | Universal Shipbuilding Corp | 研掃材回収装置 |
-
1999
- 1999-04-28 JP JP12240899A patent/JP3701506B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009297845A (ja) * | 2008-06-16 | 2009-12-24 | Universal Shipbuilding Corp | 研掃材回収装置 |
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