JP2000314585A - 冷蔵庫 - Google Patents
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Landscapes
- Refrigerator Housings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 冷蔵庫の断熱構成に関し、外部侵入熱を低減
して省エネルギー化を図る。 【解決手段】 内部に貯蔵室55を構成した断熱箱体3
9の前面開口部に断熱扉46を開閉自在に設け、断熱箱
体前縁の平面部41に対向する断熱扉の平面部51の断
熱壁厚を貯蔵室55内に臨む断熱扉46の基準の断熱壁
厚よりも薄くすることにより、断熱扉46の基準壁厚内
に断熱箱体39の前端部が食い込んで内箱44の前側面
と扉内板48の外側面で構成されるスロート59の距離
を長くでき、外気熱の侵入が減少して省エネルギーとな
る。
して省エネルギー化を図る。 【解決手段】 内部に貯蔵室55を構成した断熱箱体3
9の前面開口部に断熱扉46を開閉自在に設け、断熱箱
体前縁の平面部41に対向する断熱扉の平面部51の断
熱壁厚を貯蔵室55内に臨む断熱扉46の基準の断熱壁
厚よりも薄くすることにより、断熱扉46の基準壁厚内
に断熱箱体39の前端部が食い込んで内箱44の前側面
と扉内板48の外側面で構成されるスロート59の距離
を長くでき、外気熱の侵入が減少して省エネルギーとな
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部からの侵入熱
を低減する冷蔵庫の箱体に関するものである。
を低減する冷蔵庫の箱体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、地球環境保護の観点から、発電に
伴う二酸化炭素の発生を抑えて地球温暖化に歯止めをか
けようとする動きが活発である。一般消費者が日常的に
直接使用する家電機器についても消費電力の低減による
省エネルギー化が急務であり、家電機器の中でも特に電
力消費比率の高い冷蔵庫は、省エネルギー技術の開発が
最も需要な課題の一つとなっている。
伴う二酸化炭素の発生を抑えて地球温暖化に歯止めをか
けようとする動きが活発である。一般消費者が日常的に
直接使用する家電機器についても消費電力の低減による
省エネルギー化が急務であり、家電機器の中でも特に電
力消費比率の高い冷蔵庫は、省エネルギー技術の開発が
最も需要な課題の一つとなっている。
【0003】冷蔵庫の省エネルギー化の主要テーマは冷
凍サイクルの高効率化と冷蔵庫本体の断熱性の強化であ
り、このうち冷凍サイクルについては近年、インバータ
ー圧縮機の採用や高効率熱交換器の開発などにより、飛
躍的に成果が上げられつつある。
凍サイクルの高効率化と冷蔵庫本体の断熱性の強化であ
り、このうち冷凍サイクルについては近年、インバータ
ー圧縮機の採用や高効率熱交換器の開発などにより、飛
躍的に成果が上げられつつある。
【0004】一方、断熱性の強化については、主として
断熱材の高性能化を中心に進められ、近年においては一
部真空断熱材との併用によるものも商品化されるなど、
断熱壁を通じての外部熱の侵入に対しては大きな効果が
上げられている。しかしながら、冷蔵庫本体内への外部
熱の侵入は、断熱構造のとぎれる本体開口部周縁におい
て最も顕著であり、この部分の侵入熱の低減が今後の省
エネルギー化において一つの焦点になる。
断熱材の高性能化を中心に進められ、近年においては一
部真空断熱材との併用によるものも商品化されるなど、
断熱壁を通じての外部熱の侵入に対しては大きな効果が
上げられている。しかしながら、冷蔵庫本体内への外部
熱の侵入は、断熱構造のとぎれる本体開口部周縁におい
て最も顕著であり、この部分の侵入熱の低減が今後の省
エネルギー化において一つの焦点になる。
【0005】本体開口部周縁の構造について、従来の冷
蔵庫の例としては、実開平4−110377号公報(従
来例1という)、特開平5−66084号公報(従来例
2という)、特開平6−180179号公報(従来例3
という)、特開平8−100985号公報(従来例4と
いう)に示されているものがある。
蔵庫の例としては、実開平4−110377号公報(従
来例1という)、特開平5−66084号公報(従来例
2という)、特開平6−180179号公報(従来例3
という)、特開平8−100985号公報(従来例4と
いう)に示されているものがある。
【0006】以下、図面を参照しながら上記従来の冷蔵
庫を説明する。
庫を説明する。
【0007】図9は従来例1の本体開口部周縁の断面図
である。図9において、1は冷蔵庫本体の断熱箱体、2
は断熱扉、3は前記断熱箱体1の鋼板製の外箱であり、
本体開口部においてその前端部を内側に折り返して、前
面にフランジ4を、前記フランジ4の裏面に袋状の折り
返しフランジ5を形成している。6は前記折り返しフラ
ンジ5内の底部に当接させた開口部周縁結露防止用の凝
縮配管であり、7は前記折り返しフランジ5内に前記凝
縮配管6に当接するように前端面を挿入された内箱であ
る。8は前記断熱扉2の開口部周縁に取り付けたシール
部材であり、主に塩化ビニル製の異形押し出し成形で内
面に柔軟性のあるマグネット9を内蔵している。
である。図9において、1は冷蔵庫本体の断熱箱体、2
は断熱扉、3は前記断熱箱体1の鋼板製の外箱であり、
本体開口部においてその前端部を内側に折り返して、前
面にフランジ4を、前記フランジ4の裏面に袋状の折り
返しフランジ5を形成している。6は前記折り返しフラ
ンジ5内の底部に当接させた開口部周縁結露防止用の凝
縮配管であり、7は前記折り返しフランジ5内に前記凝
縮配管6に当接するように前端面を挿入された内箱であ
る。8は前記断熱扉2の開口部周縁に取り付けたシール
部材であり、主に塩化ビニル製の異形押し出し成形で内
面に柔軟性のあるマグネット9を内蔵している。
【0008】以上のように構成された冷蔵庫について、
以下その動作を説明する。
以下その動作を説明する。
【0009】断熱扉2の閉扉時、シール部材8のマグネ
ット9が外箱3のフランジ4に吸着することによって、
断熱箱体1と断熱扉2の間の空間をシール部材8がシー
ルし、庫内への外気の侵入を防止する。
ット9が外箱3のフランジ4に吸着することによって、
断熱箱体1と断熱扉2の間の空間をシール部材8がシー
ルし、庫内への外気の侵入を防止する。
【0010】また、図10は従来例2の本体開口部周縁
の断面図である。図10において、10は冷蔵庫本体の
断熱箱体、11は前記断熱箱体10の鋼板製の外箱であ
り、前面にフランジ12を、前記フランジ12の裏面に
袋状の折り返しフランジ13を形成している。14は前
記折り返しフランジ13の底部と前記外箱11の側面と
の間に形成した空間に収めた開口部周縁結露防止用の凝
縮配管であり、15は前記折り返しフランジ13内に前
端面を挿入された内箱である。また、16は断熱扉、1
7は前記断熱扉の開口部周縁に取り付けたマグネット1
8入りのシール部材である。
の断面図である。図10において、10は冷蔵庫本体の
断熱箱体、11は前記断熱箱体10の鋼板製の外箱であ
り、前面にフランジ12を、前記フランジ12の裏面に
袋状の折り返しフランジ13を形成している。14は前
記折り返しフランジ13の底部と前記外箱11の側面と
の間に形成した空間に収めた開口部周縁結露防止用の凝
縮配管であり、15は前記折り返しフランジ13内に前
端面を挿入された内箱である。また、16は断熱扉、1
7は前記断熱扉の開口部周縁に取り付けたマグネット1
8入りのシール部材である。
【0011】以上のような構成において、上述の従来例
1と同様に、シール部材17のマグネット18によって
断熱箱体10と断熱扉16の間の空間をシールし、庫内
への外気の侵入を防止する。
1と同様に、シール部材17のマグネット18によって
断熱箱体10と断熱扉16の間の空間をシールし、庫内
への外気の侵入を防止する。
【0012】また、図11は従来例3の本体開口部周縁
の断面図である。図11において、19は冷蔵庫本体の
断熱箱体、20は断熱扉、21は前記断熱箱体19の鋼
板製の外箱であり、前面にフランジ22を、前記フラン
ジ22の裏面に袋状の折り返しフランジ23を形成して
いる。24は前記折り返しフランジ23内に前端面を挿
入された内箱である。25は前記断熱扉20の開口部周
縁に取り付けたシール部材であり、内面に柔軟性のある
マグネット26備えている。27は庫内に延出して扉棚
を形成する樹脂性の扉内板である。28は前記扉内板2
7の側面に取り付けた第2のシール部材であり、断熱扉
20の閉扉時に前記内箱24の内側面に当接するよう構
成されている。
の断面図である。図11において、19は冷蔵庫本体の
断熱箱体、20は断熱扉、21は前記断熱箱体19の鋼
板製の外箱であり、前面にフランジ22を、前記フラン
ジ22の裏面に袋状の折り返しフランジ23を形成して
いる。24は前記折り返しフランジ23内に前端面を挿
入された内箱である。25は前記断熱扉20の開口部周
縁に取り付けたシール部材であり、内面に柔軟性のある
マグネット26備えている。27は庫内に延出して扉棚
を形成する樹脂性の扉内板である。28は前記扉内板2
7の側面に取り付けた第2のシール部材であり、断熱扉
20の閉扉時に前記内箱24の内側面に当接するよう構
成されている。
【0013】以上のような構成において、断熱扉20の
閉扉時、シール部材25のマグネット26が外箱21の
フランジ22に吸着し、第2のシール部材28が内箱2
4と当接することによって、断熱箱体19と断熱扉20
の間の空間を二重にシールし、庫内への外気侵入の防止
効果を高める。
閉扉時、シール部材25のマグネット26が外箱21の
フランジ22に吸着し、第2のシール部材28が内箱2
4と当接することによって、断熱箱体19と断熱扉20
の間の空間を二重にシールし、庫内への外気侵入の防止
効果を高める。
【0014】また、図12は従来例4の本体開口部周縁
の断面図である。図12において、29は冷蔵庫本体の
断熱箱体、30は断熱扉、31は前記断熱箱体29の鋼
板製の外箱であり、前面にフランジ32を、前記フラン
ジ32の裏面に袋状の折り返しフランジ33を形成して
いる。34は前記折り返しフランジ33内に前端面を挿
入された内箱である。35は庫内に延出して扉棚を形成
する樹脂性の扉内板である。36は前記断熱扉30の開
口部周縁に取り付けたシール部材であり、内面にマグネ
ットを備えておらず断熱扉の閉扉時、前記内箱34の前
端面に当接するよう構成されている。37は前記内箱3
4の前部近傍の側面に設けたマグネット、38は前記扉
内板35の側面に設けたマグネットであり、互いに対向
して吸引し合うよう配置されている。
の断面図である。図12において、29は冷蔵庫本体の
断熱箱体、30は断熱扉、31は前記断熱箱体29の鋼
板製の外箱であり、前面にフランジ32を、前記フラン
ジ32の裏面に袋状の折り返しフランジ33を形成して
いる。34は前記折り返しフランジ33内に前端面を挿
入された内箱である。35は庫内に延出して扉棚を形成
する樹脂性の扉内板である。36は前記断熱扉30の開
口部周縁に取り付けたシール部材であり、内面にマグネ
ットを備えておらず断熱扉の閉扉時、前記内箱34の前
端面に当接するよう構成されている。37は前記内箱3
4の前部近傍の側面に設けたマグネット、38は前記扉
内板35の側面に設けたマグネットであり、互いに対向
して吸引し合うよう配置されている。
【0015】以上のような構成において、断熱扉30の
閉扉時、マグネット37と38の吸引作用によってシー
ル部材36が内箱34に圧接されることによって、断熱
箱体29と断熱扉30の間の空間をシールし、庫内への
外気の侵入を防止する。このとき、シール部材36は熱
伝導率が高く外部の熱を誘因しやすい外箱フランジ32
とは接触せず、熱伝導率の低い樹脂製の内箱34に接触
しているため庫内側への熱侵入量を低減できる。
閉扉時、マグネット37と38の吸引作用によってシー
ル部材36が内箱34に圧接されることによって、断熱
箱体29と断熱扉30の間の空間をシールし、庫内への
外気の侵入を防止する。このとき、シール部材36は熱
伝導率が高く外部の熱を誘因しやすい外箱フランジ32
とは接触せず、熱伝導率の低い樹脂製の内箱34に接触
しているため庫内側への熱侵入量を低減できる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来例1の構成では、シール部材8のマグネット9を外箱
3のフランジ4に吸着させるため、及び凝縮配管6を収
めた上で折り返しフランジ5内に内箱7の先端部を挿入
固定する寸法を確保するために、フランジ4の幅を庫内
側に延出して大きくとる必要があり、熱伝導率の高い鋼
板を介しての外部熱の侵入量が多いという問題点があっ
た。加えて、折り返しフランジ5内の凝縮配管6の熱が
内箱7の先端を介して庫内側に伝導するという不都合も
あった。
来例1の構成では、シール部材8のマグネット9を外箱
3のフランジ4に吸着させるため、及び凝縮配管6を収
めた上で折り返しフランジ5内に内箱7の先端部を挿入
固定する寸法を確保するために、フランジ4の幅を庫内
側に延出して大きくとる必要があり、熱伝導率の高い鋼
板を介しての外部熱の侵入量が多いという問題点があっ
た。加えて、折り返しフランジ5内の凝縮配管6の熱が
内箱7の先端を介して庫内側に伝導するという不都合も
あった。
【0017】また、従来例2の構成では、凝縮配管14
が折り返しフランジ13の内部に収められていないた
め、内箱11の先端部を介しての庫内側への熱侵入は低
減できるが、シール部材17をマグネット18で吸着さ
せるため、及び凝縮配管14を折り返しフランジ13と
外箱11の側面に配置した上で折り返しフランジ13内
に内箱11の先端部を挿入固定する寸法を確保するため
に、フランジ12の幅を庫内側に延出して大きくとる必
要があり、熱伝導率の高い鋼板を介しての外部熱の侵入
が避けられないという問題点があった。
が折り返しフランジ13の内部に収められていないた
め、内箱11の先端部を介しての庫内側への熱侵入は低
減できるが、シール部材17をマグネット18で吸着さ
せるため、及び凝縮配管14を折り返しフランジ13と
外箱11の側面に配置した上で折り返しフランジ13内
に内箱11の先端部を挿入固定する寸法を確保するため
に、フランジ12の幅を庫内側に延出して大きくとる必
要があり、熱伝導率の高い鋼板を介しての外部熱の侵入
が避けられないという問題点があった。
【0018】また、従来例3の構成では、第2のシール
材25の追加による二重シール構造で断熱箱体19と断
熱扉20の間のスロートを介しての侵入熱は低減できる
が、開口部のシール構造は従来例1、2と同様であり、
外箱21のフランジ22の幅を大きくとるために熱伝導
による庫内への熱侵入が避けられないという問題点があ
った。
材25の追加による二重シール構造で断熱箱体19と断
熱扉20の間のスロートを介しての侵入熱は低減できる
が、開口部のシール構造は従来例1、2と同様であり、
外箱21のフランジ22の幅を大きくとるために熱伝導
による庫内への熱侵入が避けられないという問題点があ
った。
【0019】また、従来例4の構成では、開口部のシー
ル部材36にマグネットを設けず、吸着作用をするマグ
ネット一対37、38は庫内側に離れて作用方向が異な
る位置に設けているため、外箱フランジ32からの熱伝
導による侵入熱は低減できるが、シール部材36の圧接
力が十分に得られず断熱箱体29と断熱扉30との間隔
が広がりがちになる。このため、シール部材36を介し
ての外気熱の侵入がむしろ増加しがちになるという問題
点があった。
ル部材36にマグネットを設けず、吸着作用をするマグ
ネット一対37、38は庫内側に離れて作用方向が異な
る位置に設けているため、外箱フランジ32からの熱伝
導による侵入熱は低減できるが、シール部材36の圧接
力が十分に得られず断熱箱体29と断熱扉30との間隔
が広がりがちになる。このため、シール部材36を介し
ての外気熱の侵入がむしろ増加しがちになるという問題
点があった。
【0020】本発明は従来の課題を解決するもので、本
体開口部周縁の外部からの侵入熱を低減して、省エネル
ギー化を図ることを目的とする。
体開口部周縁の外部からの侵入熱を低減して、省エネル
ギー化を図ることを目的とする。
【0021】また、従来例3において、内箱24は庫内
奥行き方向に大きな傾斜を持たず延出しているため、特
に断熱扉20のハンドル側においては、第2のシール部
材28が扉の回転軌跡に沿って内箱24の側面と接触し
ながらシールされることになり、確実なシールを行わせ
ようとすると、第2のシール部材28の破損や扉開閉操
作の重さ、摺動音などの問題が発生し、これらの問題を
避けようとするとシールが不十分になる恐れがあった。
奥行き方向に大きな傾斜を持たず延出しているため、特
に断熱扉20のハンドル側においては、第2のシール部
材28が扉の回転軌跡に沿って内箱24の側面と接触し
ながらシールされることになり、確実なシールを行わせ
ようとすると、第2のシール部材28の破損や扉開閉操
作の重さ、摺動音などの問題が発生し、これらの問題を
避けようとするとシールが不十分になる恐れがあった。
【0022】本発明の第2の目的は、シール部材の耐久
性や扉開閉の操作性を損なわずに内箱と扉内板間のスロ
ートを確実にシールすることである。
性や扉開閉の操作性を損なわずに内箱と扉内板間のスロ
ートを確実にシールすることである。
【0023】また、従来例1から4のすべての構成にお
いて、それぞれのシール部材8、17、22、33が本
体開口部の前面に位置しているため、側面からの外観的
な見栄えが悪いという欠点があった。
いて、それぞれのシール部材8、17、22、33が本
体開口部の前面に位置しているため、側面からの外観的
な見栄えが悪いという欠点があった。
【0024】本発明の第3の目的は、側面の美観を向上
し、外観的に見栄えの良い冷蔵庫を提供することであ
る。
し、外観的に見栄えの良い冷蔵庫を提供することであ
る。
【0025】また、従来例1から4のすべての構成にお
いて、それぞれのシール部材8、17、22、33を本
体開口部の前面でシールさせる必要上、断熱箱体1、1
0、19、29の前面部の壁厚が相応に厚くなって開口
間口が小さくなる。このため、断熱扉2、16、20、
30を開放したとき、圧迫感があり庫内が広く見えない
という不都合があった。
いて、それぞれのシール部材8、17、22、33を本
体開口部の前面でシールさせる必要上、断熱箱体1、1
0、19、29の前面部の壁厚が相応に厚くなって開口
間口が小さくなる。このため、断熱扉2、16、20、
30を開放したとき、圧迫感があり庫内が広く見えない
という不都合があった。
【0026】本発明の第4の目的は、扉を開けたとき、
圧迫感を感じず庫内が広く見える冷蔵庫を提供すること
である。
圧迫感を感じず庫内が広く見える冷蔵庫を提供すること
である。
【0027】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明の冷蔵庫は、内部に貯蔵室を構成した断熱箱体の
前面開口部に断熱扉を開閉自在に設け、断熱箱体前縁の
平面部および断熱箱体の内箱の前側面と断熱扉の周縁に
形成した平面部および断熱扉の扉内板の外側面をそれぞ
れ対向させて形成したスロートとよりなり、断熱扉の周
縁に形成した平面部の断熱壁厚を貯蔵室内に臨む断熱扉
の基準の断熱壁厚よりも薄くしたのである。
本発明の冷蔵庫は、内部に貯蔵室を構成した断熱箱体の
前面開口部に断熱扉を開閉自在に設け、断熱箱体前縁の
平面部および断熱箱体の内箱の前側面と断熱扉の周縁に
形成した平面部および断熱扉の扉内板の外側面をそれぞ
れ対向させて形成したスロートとよりなり、断熱扉の周
縁に形成した平面部の断熱壁厚を貯蔵室内に臨む断熱扉
の基準の断熱壁厚よりも薄くしたのである。
【0028】これにより、開口周縁部からの侵入熱を低
減でき、省エネルギー化を図ることができる。
減でき、省エネルギー化を図ることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、外箱と、内箱と、前記外箱と内箱の間に断熱材を封
入して形成され前面が開口された断熱箱体と、前記断熱
箱体の内部に構成した貯蔵室と、扉外板と、扉内板と、
前記扉外板と扉内板の間に断熱材を封入して形成され前
記断熱箱体の開口部を開閉する断熱扉と、前記断熱箱体
前縁の平面部および前記内箱の前側面と前記断熱扉の周
縁に形成した平面部および前記扉内板の外側面をそれぞ
れ対向させて形成したスロートとよりなり、前記断熱扉
の周縁に形成した平面部の断熱壁厚を前記貯蔵室内に臨
む前記断熱扉の基準の断熱壁厚よりも薄くしたものであ
り、断熱扉の基準壁厚内に断熱箱体の前端部が食い込ん
だ形となり、基本壁厚を厚くせずスロート距離を長くで
き、外気熱の侵入が減少する。
は、外箱と、内箱と、前記外箱と内箱の間に断熱材を封
入して形成され前面が開口された断熱箱体と、前記断熱
箱体の内部に構成した貯蔵室と、扉外板と、扉内板と、
前記扉外板と扉内板の間に断熱材を封入して形成され前
記断熱箱体の開口部を開閉する断熱扉と、前記断熱箱体
前縁の平面部および前記内箱の前側面と前記断熱扉の周
縁に形成した平面部および前記扉内板の外側面をそれぞ
れ対向させて形成したスロートとよりなり、前記断熱扉
の周縁に形成した平面部の断熱壁厚を前記貯蔵室内に臨
む前記断熱扉の基準の断熱壁厚よりも薄くしたものであ
り、断熱扉の基準壁厚内に断熱箱体の前端部が食い込ん
だ形となり、基本壁厚を厚くせずスロート距離を長くで
き、外気熱の侵入が減少する。
【0030】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、断熱扉は側端部をヒンジで上下に支持
して断熱箱体の開口部を開閉する回転式の扉としたもの
であり、断熱扉の基準壁厚内に断熱箱体の前端部が食い
込んだ形となって回転式扉におけるスロート距離を長く
でき、外気熱の侵入が減少する。
の発明において、断熱扉は側端部をヒンジで上下に支持
して断熱箱体の開口部を開閉する回転式の扉としたもの
であり、断熱扉の基準壁厚内に断熱箱体の前端部が食い
込んだ形となって回転式扉におけるスロート距離を長く
でき、外気熱の侵入が減少する。
【0031】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、断熱扉は引き出し式の扉としたもので
あり、断熱扉の基準壁厚内に断熱箱体の前端部が食い込
んだ形となって引き出し式扉におけるスロート距離を長
くでき、外気熱の侵入が減少する。
の発明において、断熱扉は引き出し式の扉としたもので
あり、断熱扉の基準壁厚内に断熱箱体の前端部が食い込
んだ形となって引き出し式扉におけるスロート距離を長
くでき、外気熱の侵入が減少する。
【0032】
【実施例】以下、本発明による冷蔵庫の実施例につい
て、図面を参照しながら説明する。
て、図面を参照しながら説明する。
【0033】(実施例1)図1は、本発明の実施例1に
よる冷蔵庫の本体開口部周縁の断面図である。図2は同
実施例による冷蔵庫の外観斜視図である。
よる冷蔵庫の本体開口部周縁の断面図である。図2は同
実施例による冷蔵庫の外観斜視図である。
【0034】図1、図2において、39は冷蔵庫本体の
断熱箱体である。40は前記断熱箱体39の鋼板製の外
箱であり、前端面を内側に折曲加工することによって、
前面の平面部41にフランジ42を、前記フランジ42
の裏面に袋状の折り返しフランジ43を形成している。
44は前記折り返しフランジ43内に、外側に湾曲した
前端面を挿入された真空成形などによる非磁性体からな
る樹脂製の内箱である。そして、前記断熱箱体39は前
記外箱40と内箱44の間の空間に発泡ウレタンなどの
断熱材45を封入して構成されている。
断熱箱体である。40は前記断熱箱体39の鋼板製の外
箱であり、前端面を内側に折曲加工することによって、
前面の平面部41にフランジ42を、前記フランジ42
の裏面に袋状の折り返しフランジ43を形成している。
44は前記折り返しフランジ43内に、外側に湾曲した
前端面を挿入された真空成形などによる非磁性体からな
る樹脂製の内箱である。そして、前記断熱箱体39は前
記外箱40と内箱44の間の空間に発泡ウレタンなどの
断熱材45を封入して構成されている。
【0035】一方、46は断熱扉である。47は前記断
熱扉46の外表面を形成する鋼板製などの扉外板であ
り、その端部を略コの字状に内側に折り曲げられてい
る。48は前記断熱扉46の内表面を形成する真空成形
などによる樹脂製の扉内板であり、扉棚49を固定支持
するための側壁50などが一体に形成されている。そし
て、前記扉外板47の端面に前記扉内板48の端面を平
面部51で重ね合わせた後、発泡ウレタンなどの断熱材
52を封入して断熱扉46を構成している。そして、断
熱扉46の側端部をヒンジ53、54で上下に支持して
回転式の扉とし、前記断熱箱体39の開口部前面に開閉
自在に取り付けることによって、その内部に貯蔵室55
を形成している。
熱扉46の外表面を形成する鋼板製などの扉外板であ
り、その端部を略コの字状に内側に折り曲げられてい
る。48は前記断熱扉46の内表面を形成する真空成形
などによる樹脂製の扉内板であり、扉棚49を固定支持
するための側壁50などが一体に形成されている。そし
て、前記扉外板47の端面に前記扉内板48の端面を平
面部51で重ね合わせた後、発泡ウレタンなどの断熱材
52を封入して断熱扉46を構成している。そして、断
熱扉46の側端部をヒンジ53、54で上下に支持して
回転式の扉とし、前記断熱箱体39の開口部前面に開閉
自在に取り付けることによって、その内部に貯蔵室55
を形成している。
【0036】56は前記断熱箱体39の開口部周縁の結
露を防止するために、外箱40の前側面に前記フランジ
42より所定の間隔をおいて固定配置された冷凍サイク
ルの凝縮配管である。前記凝縮配管56を折り返しフラ
ンジ43内や折り返しフランジ43と外箱40の側面間
の空間に配置しないことによって、フランジ42の幅寸
法は、折り返しフランジ43内に内箱44の前端面を嵌
挿固定するための必要寸法があればよく、概ね20mm
以下としている。図のように内箱44の前端面を折り返
し加工したり、外箱40の折り返しフランジの袋形状を
併せて変形加工することなどによって把持強度を増せ
ば、10〜15mmの範囲に縮めることもできる。
露を防止するために、外箱40の前側面に前記フランジ
42より所定の間隔をおいて固定配置された冷凍サイク
ルの凝縮配管である。前記凝縮配管56を折り返しフラ
ンジ43内や折り返しフランジ43と外箱40の側面間
の空間に配置しないことによって、フランジ42の幅寸
法は、折り返しフランジ43内に内箱44の前端面を嵌
挿固定するための必要寸法があればよく、概ね20mm
以下としている。図のように内箱44の前端面を折り返
し加工したり、外箱40の折り返しフランジの袋形状を
併せて変形加工することなどによって把持強度を増せ
ば、10〜15mmの範囲に縮めることもできる。
【0037】57は前記断熱箱体39の前面の平面部4
1に連続して前記内箱44に形成された傾斜部であり、
その傾斜角度は内箱44の貯蔵室55の奥行き方向に向
かう傾斜角度(ウレタンの発泡治具の抜き勾配角度を最
小限として、概ね5度未満)より大きく設定されてい
る。傾斜角度の大きさは、傾斜部57の奥行き寸法が一
定であれば断熱箱体39の壁厚と平面部41の幅寸法に
よって定まるが、平面部41の幅寸法はフランジ42の
幅寸法に支配されるものであるため、フランジ42の幅
寸法が小さいほど傾斜角度は大きくなる。
1に連続して前記内箱44に形成された傾斜部であり、
その傾斜角度は内箱44の貯蔵室55の奥行き方向に向
かう傾斜角度(ウレタンの発泡治具の抜き勾配角度を最
小限として、概ね5度未満)より大きく設定されてい
る。傾斜角度の大きさは、傾斜部57の奥行き寸法が一
定であれば断熱箱体39の壁厚と平面部41の幅寸法に
よって定まるが、平面部41の幅寸法はフランジ42の
幅寸法に支配されるものであるため、フランジ42の幅
寸法が小さいほど傾斜角度は大きくなる。
【0038】たとえば、斜面部57の奥行きが50m
m、壁厚40mmの場合、フランジ42の幅が20mm
で、傾斜角度は約20度、15mmで約25度、10m
mで約30度となり、斜面部57の奥行きが100m
m、壁厚40mmの場合は、フランジ42の幅が20m
mで、傾斜角度は約10度、15mmで約12.5度、
10mmで約15度となる。
m、壁厚40mmの場合、フランジ42の幅が20mm
で、傾斜角度は約20度、15mmで約25度、10m
mで約30度となり、斜面部57の奥行きが100m
m、壁厚40mmの場合は、フランジ42の幅が20m
mで、傾斜角度は約10度、15mmで約12.5度、
10mmで約15度となる。
【0039】一方、58は前記断熱扉46の貯蔵室55
側周縁の平面部51に連続して前記扉内板48に形成さ
れた傾斜部であり、その傾斜角度は前記内箱44の傾斜
部57の傾斜角度とほぼ同等としている。そして、断熱
箱体39の平面部41と断熱扉46の平面部51を、ま
た内箱44の傾斜部57と扉内板48の傾斜部58をそ
れぞれ互いに対向して配置することによって、その間に
スロート(狭小空間)59を形成している。
側周縁の平面部51に連続して前記扉内板48に形成さ
れた傾斜部であり、その傾斜角度は前記内箱44の傾斜
部57の傾斜角度とほぼ同等としている。そして、断熱
箱体39の平面部41と断熱扉46の平面部51を、ま
た内箱44の傾斜部57と扉内板48の傾斜部58をそ
れぞれ互いに対向して配置することによって、その間に
スロート(狭小空間)59を形成している。
【0040】また、前記断熱扉46の平面部51を形成
する周縁部の壁厚は、貯蔵室55内に臨む基準壁厚より
薄く形成しており、断熱扉46の基準壁厚内に断熱箱体
39の前端部が食い込んだ形で前記スロート59を構成
している。
する周縁部の壁厚は、貯蔵室55内に臨む基準壁厚より
薄く形成しており、断熱扉46の基準壁厚内に断熱箱体
39の前端部が食い込んだ形で前記スロート59を構成
している。
【0041】また、60は断熱扉46の扉内板48の傾
斜部58に全周にわたって取り付けたシール部材であ
り、塩化ビニル、シリコンその他のエラストマ材料で押
し出し成形などで形成されている。そして前記シール部
材60は、傾斜部58の扉内板48の成形時に一体に形
成した凹部61に基部を圧入して取り付けられ、断熱扉
46の閉扉時に内箱44の傾斜部57に当接シールする
ように設けられている。ここで、傾斜部58の奥行き
を、断熱扉46の貯蔵室55内に臨んだ基準壁厚内に収
めてコンパクトに構成することもできる。
斜部58に全周にわたって取り付けたシール部材であ
り、塩化ビニル、シリコンその他のエラストマ材料で押
し出し成形などで形成されている。そして前記シール部
材60は、傾斜部58の扉内板48の成形時に一体に形
成した凹部61に基部を圧入して取り付けられ、断熱扉
46の閉扉時に内箱44の傾斜部57に当接シールする
ように設けられている。ここで、傾斜部58の奥行き
を、断熱扉46の貯蔵室55内に臨んだ基準壁厚内に収
めてコンパクトに構成することもできる。
【0042】さらに、62、63は前記内箱44の傾斜
部57と、扉内板48の傾斜部58の裏面に対向して設
けられた一対の磁性体である。前記磁性体62、63は
たとえば永久磁石を適当な形状や大きさに加工したもの
であり、互いに吸引する極性を向かい合わせて、断熱材
の発泡前に位置決めの治具などによって所定の位置に密
着固定されている。
部57と、扉内板48の傾斜部58の裏面に対向して設
けられた一対の磁性体である。前記磁性体62、63は
たとえば永久磁石を適当な形状や大きさに加工したもの
であり、互いに吸引する極性を向かい合わせて、断熱材
の発泡前に位置決めの治具などによって所定の位置に密
着固定されている。
【0043】また、組立性やコスト面より、前記磁性体
62、63の一方をたとえば鋼板などの薄板状に加工し
た着磁性の金属として、内箱44の傾斜部57、または
扉内板48の傾斜部58の裏面に密着固定する場合もあ
る。
62、63の一方をたとえば鋼板などの薄板状に加工し
た着磁性の金属として、内箱44の傾斜部57、または
扉内板48の傾斜部58の裏面に密着固定する場合もあ
る。
【0044】以上のような構成において、断熱扉46の
閉扉時、扉内板48の傾斜部58に設けたシール部材6
0が内箱44の傾斜部57に当接し、スロート59をシ
ールする。このとき、傾斜部58の奥行きを断熱扉46
の基準壁厚内に収めれば、扉棚49を固定するための側
壁50の一部を利用することもなく、通常、側壁50の
ない扉上端部も含めて合理的に全周にわたってシール部
材60を取り付けることができ、シール設計上好都合で
ある。
閉扉時、扉内板48の傾斜部58に設けたシール部材6
0が内箱44の傾斜部57に当接し、スロート59をシ
ールする。このとき、傾斜部58の奥行きを断熱扉46
の基準壁厚内に収めれば、扉棚49を固定するための側
壁50の一部を利用することもなく、通常、側壁50の
ない扉上端部も含めて合理的に全周にわたってシール部
材60を取り付けることができ、シール設計上好都合で
ある。
【0045】また、シール部材60を傾斜部57に圧接
するための付勢機構(たとえば、吸引機構、ラッチ機
構、弾性機構、自閉機構など)を併用すればさらにシー
ル性が高まる。特に、傾斜部57,58に永久磁石など
の一対の磁性体62,63を対向させて吸引機構として
利用した場合は、比較的簡便に耐久性のある付勢機構が
得られ好都合である。また、磁性体62,63の一方を
鋼板などの着磁性の金属としてもほぼ目的の吸引効果が
得られ、薄板化や自由度の高い加工形状などで製造工程
における組立性やコスト面で好都合である。なお、前記
磁性体62,63や着磁性の金属は必ずしも傾斜部5
7、58の全周に配置される必要はなく、シール部材6
0を圧接するのに効果的な要所に、部分的に配置しても
よい。
するための付勢機構(たとえば、吸引機構、ラッチ機
構、弾性機構、自閉機構など)を併用すればさらにシー
ル性が高まる。特に、傾斜部57,58に永久磁石など
の一対の磁性体62,63を対向させて吸引機構として
利用した場合は、比較的簡便に耐久性のある付勢機構が
得られ好都合である。また、磁性体62,63の一方を
鋼板などの着磁性の金属としてもほぼ目的の吸引効果が
得られ、薄板化や自由度の高い加工形状などで製造工程
における組立性やコスト面で好都合である。なお、前記
磁性体62,63や着磁性の金属は必ずしも傾斜部5
7、58の全周に配置される必要はなく、シール部材6
0を圧接するのに効果的な要所に、部分的に配置しても
よい。
【0046】また、スロート59のシールは傾斜部57
で行われるため、断熱扉46の回転軌跡の影響が抑えら
れ、前後方向のシール成分が発揮できて十分なシールが
行える。また、傾斜部57の傾斜角度は内箱44の奥行
き方向の傾斜角度より大きくとってあるため、シール性
がさらに高まるほか、従来の、傾斜角度の小さい内箱側
面との間のように、閉扉時、内箱と接触しながらのシー
ルとなってシール部材60の耐久性を損なったり、扉の
開閉操作が重くなったり、摺動音が発生したりすること
もない。
で行われるため、断熱扉46の回転軌跡の影響が抑えら
れ、前後方向のシール成分が発揮できて十分なシールが
行える。また、傾斜部57の傾斜角度は内箱44の奥行
き方向の傾斜角度より大きくとってあるため、シール性
がさらに高まるほか、従来の、傾斜角度の小さい内箱側
面との間のように、閉扉時、内箱と接触しながらのシー
ルとなってシール部材60の耐久性を損なったり、扉の
開閉操作が重くなったり、摺動音が発生したりすること
もない。
【0047】一方、外箱40のフランジ42に従来のよ
うにシール部材が密着しておらず、フランジ42の一部
が貯蔵室55側に露出することもないので、シール面を
通じてフランジ42を伝導してくる外部の熱が直接貯蔵
室55側に侵入せず侵入熱量を低減できる。フランジ4
2の幅寸法を10〜15mmの範囲まで縮めれば一層熱
伝導量が低減できるほか、前述の傾斜部57の傾斜角度
も大きくとれ好都合である。
うにシール部材が密着しておらず、フランジ42の一部
が貯蔵室55側に露出することもないので、シール面を
通じてフランジ42を伝導してくる外部の熱が直接貯蔵
室55側に侵入せず侵入熱量を低減できる。フランジ4
2の幅寸法を10〜15mmの範囲まで縮めれば一層熱
伝導量が低減できるほか、前述の傾斜部57の傾斜角度
も大きくとれ好都合である。
【0048】またスロート59は狭小な空間であるた
め、シール部材60の前後において、空気の対流熱伝達
係数が小さくなり、シール部材60を介しての外気熱の
貫流量が低減される。また、シール部材60に従来のよ
うな吸着用マグネットを内蔵しないことでシール部材6
0の高さを低くしてスロート59の幅を小さくできる。
また、断熱扉46の基準壁厚内に断熱箱体39の前端部
を食い込ませることによって、断熱箱体39と断熱扉4
6の平面部41、51と、傾斜部57、58を連続する
スロート距離が長くでき、さらに外気熱の貫流量が低減
される。
め、シール部材60の前後において、空気の対流熱伝達
係数が小さくなり、シール部材60を介しての外気熱の
貫流量が低減される。また、シール部材60に従来のよ
うな吸着用マグネットを内蔵しないことでシール部材6
0の高さを低くしてスロート59の幅を小さくできる。
また、断熱扉46の基準壁厚内に断熱箱体39の前端部
を食い込ませることによって、断熱箱体39と断熱扉4
6の平面部41、51と、傾斜部57、58を連続する
スロート距離が長くでき、さらに外気熱の貫流量が低減
される。
【0049】これらのことにより、貯蔵室55内への侵
入熱量が総合的に減り、冷却負荷が軽減されて圧縮機の
運転時間が短縮されたり、小型の圧縮機を適用出来たり
して冷蔵庫の消費電力量が低減し、省エネルギー化を図
ることが出来る。
入熱量が総合的に減り、冷却負荷が軽減されて圧縮機の
運転時間が短縮されたり、小型の圧縮機を適用出来たり
して冷蔵庫の消費電力量が低減し、省エネルギー化を図
ることが出来る。
【0050】また、従来のようにシール部材60を開口
部周縁に設けず、平面部41、51、から屈折した傾斜
部57、58のスロート59に設けているため、外側面
からはシール部材60が見えない。これにより側面から
の美観を向上し、見栄えのよい冷蔵庫を提供することが
出来る。
部周縁に設けず、平面部41、51、から屈折した傾斜
部57、58のスロート59に設けているため、外側面
からはシール部材60が見えない。これにより側面から
の美観を向上し、見栄えのよい冷蔵庫を提供することが
出来る。
【0051】また、内箱44の前面に傾斜部58を設け
たため、開口部の平面部41が薄くなって断熱扉46の
開放時に貯蔵室55内が広く見える。
たため、開口部の平面部41が薄くなって断熱扉46の
開放時に貯蔵室55内が広く見える。
【0052】なお、本実施例では、断熱扉46の扉外板
47と扉内板48を直接接合したが、意匠効果を上げる
ために、扉外板47と扉内板48の間を接合する樹脂製
のサッシュを介在させて平面部51を形成してもよい。
また、断熱扉の開閉形態として回転式を例にあげたが、
引き出し式その他の形態にも適用できる。
47と扉内板48を直接接合したが、意匠効果を上げる
ために、扉外板47と扉内板48の間を接合する樹脂製
のサッシュを介在させて平面部51を形成してもよい。
また、断熱扉の開閉形態として回転式を例にあげたが、
引き出し式その他の形態にも適用できる。
【0053】また、外箱40と内箱44の接合は、袋状
の折り返しフランジ43内に内箱44の前端部を嵌挿す
ることによって行ったが、フランジ42の裏面に内箱4
4の前端部をホットメルトなどの接着材料で接着固定す
る方法など、その他の接合方法でもよい。
の折り返しフランジ43内に内箱44の前端部を嵌挿す
ることによって行ったが、フランジ42の裏面に内箱4
4の前端部をホットメルトなどの接着材料で接着固定す
る方法など、その他の接合方法でもよい。
【0054】また、結露防止用の凝縮配管56の配置は
開口部周縁の雰囲気や表面温度の低下度合に応じて、問
題となるような結露が発生しない程度の加熱量になるよ
う離間距離を選定すればよく、従来のように開口部前縁
専用の結露防止配管でなく側面に配した凝縮器配管の一
部を利用したり、加熱体としてヒーターを利用して加熱
量を制御することも可能であり、開口前縁部に必要以上
の外部熱を伝えないように配慮できればよい。
開口部周縁の雰囲気や表面温度の低下度合に応じて、問
題となるような結露が発生しない程度の加熱量になるよ
う離間距離を選定すればよく、従来のように開口部前縁
専用の結露防止配管でなく側面に配した凝縮器配管の一
部を利用したり、加熱体としてヒーターを利用して加熱
量を制御することも可能であり、開口前縁部に必要以上
の外部熱を伝えないように配慮できればよい。
【0055】また、フランジ42の幅の短縮は内箱44
の固定寸法の確保や外箱40の強度面より限度があり、
このフランジ42の幅に支配される傾斜部57の傾斜角
度が大きいほどシール部材60によるシールの信頼性が
高まり、小さいほど傾斜部57と内箱44の側面との折
れ線が目立たず見栄えがよい。このため、上述の諸条件
を考慮して適切なフランジ幅や傾斜角度を設定すればよ
い。
の固定寸法の確保や外箱40の強度面より限度があり、
このフランジ42の幅に支配される傾斜部57の傾斜角
度が大きいほどシール部材60によるシールの信頼性が
高まり、小さいほど傾斜部57と内箱44の側面との折
れ線が目立たず見栄えがよい。このため、上述の諸条件
を考慮して適切なフランジ幅や傾斜角度を設定すればよ
い。
【0056】また、シール部材60は扉内板48の傾斜
部58に取り付けたが、外観上の問題がなければ内箱4
4の傾斜部57に取り付けてもよい。
部58に取り付けたが、外観上の問題がなければ内箱4
4の傾斜部57に取り付けてもよい。
【0057】(実施例2)図3は、本発明の実施例2に
よる冷蔵庫の本体開口部周縁の断面図である。なお、以
後の実施例については、基本構造を実施例1と同じくし
ており、基本構造部分については実施例1の説明をもっ
てこれを省略し、異なる構成についてのみ新しい符号を
付して説明する。
よる冷蔵庫の本体開口部周縁の断面図である。なお、以
後の実施例については、基本構造を実施例1と同じくし
ており、基本構造部分については実施例1の説明をもっ
てこれを省略し、異なる構成についてのみ新しい符号を
付して説明する。
【0058】図3において、64は断熱箱体であり、前
述の実施例1の断熱箱体39より磁性体62を除いた構
成となっている。65は断熱扉であり、実施例1の断熱
扉46より磁性体63を除き、磁性体66を周縁の平面
部51の裏面で、断熱箱体64のフランジ42に対向す
る位置に取付けている。
述の実施例1の断熱箱体39より磁性体62を除いた構
成となっている。65は断熱扉であり、実施例1の断熱
扉46より磁性体63を除き、磁性体66を周縁の平面
部51の裏面で、断熱箱体64のフランジ42に対向す
る位置に取付けている。
【0059】以上のような構成において、断熱扉65の
閉扉時、磁性体66の吸引作用が着磁性の鋼板であるフ
ランジ42に働き、断熱扉65が断熱箱体64側に引き
寄せられる。このため、扉内板48の傾斜部58に設け
たシール部材60が内箱44の傾斜部57に圧接され、
スロート59をシールする。
閉扉時、磁性体66の吸引作用が着磁性の鋼板であるフ
ランジ42に働き、断熱扉65が断熱箱体64側に引き
寄せられる。このため、扉内板48の傾斜部58に設け
たシール部材60が内箱44の傾斜部57に圧接され、
スロート59をシールする。
【0060】このような構成であると、実施例1に示し
た共有部分の基本的な作用効果を有するとともに、以下
のような異なる効果が得られる。すなわち、フランジ4
2を磁性体66の吸引対象として利用できるため、磁性
体は一対必要でなく、また着磁性金属も新たに設ける必
要もないため構成が簡素になり、組立性が向上する。ま
た、コスト面でも経済的である。
た共有部分の基本的な作用効果を有するとともに、以下
のような異なる効果が得られる。すなわち、フランジ4
2を磁性体66の吸引対象として利用できるため、磁性
体は一対必要でなく、また着磁性金属も新たに設ける必
要もないため構成が簡素になり、組立性が向上する。ま
た、コスト面でも経済的である。
【0061】なお、磁性体66は必ずしも断熱扉65の
周縁部に連続して全周設ける必要はなく、シール部材6
0のシール性が確保できる範囲で部分的に配置しても構
わない。
周縁部に連続して全周設ける必要はなく、シール部材6
0のシール性が確保できる範囲で部分的に配置しても構
わない。
【0062】(実施例3)図4は、本発明の実施例3に
よる冷蔵庫の本体開口部周縁の断面図である。
よる冷蔵庫の本体開口部周縁の断面図である。
【0063】図4において、67は断熱箱体であり、前
述の実施例1の断熱箱体39に対して、磁性体68の位
置をシール部材60に対向して設けた構成となってい
る。また、69は断熱扉であり、実施例1の断熱扉46
に対して、磁性体70の位置をシール部材60が収めら
れた扉内板48の凹部61の裏面に取り付けた構成とな
っている。そして、前記磁性体68と70はシール部材
60を間に挟んで同一線上に配置されている。
述の実施例1の断熱箱体39に対して、磁性体68の位
置をシール部材60に対向して設けた構成となってい
る。また、69は断熱扉であり、実施例1の断熱扉46
に対して、磁性体70の位置をシール部材60が収めら
れた扉内板48の凹部61の裏面に取り付けた構成とな
っている。そして、前記磁性体68と70はシール部材
60を間に挟んで同一線上に配置されている。
【0064】以上のような構成において、断熱扉69の
閉扉時、磁性体68と磁性体70はシール部材60を間
に介して吸引し合い、シール部材60が内箱44の傾斜
部57に圧接され、スロート59をシールする。
閉扉時、磁性体68と磁性体70はシール部材60を間
に介して吸引し合い、シール部材60が内箱44の傾斜
部57に圧接され、スロート59をシールする。
【0065】このような構成であると、実施例1に示し
た共有部分の基本的な作用効果を有するとともに、以下
のような異なる効果が得られる。すなわち、シール部材
60を挟んで磁性体68、70が吸引し合うのでシール
方向と吸引方向が同一線上に一致し、シール部材60の
シール性が確実なものとなる。
た共有部分の基本的な作用効果を有するとともに、以下
のような異なる効果が得られる。すなわち、シール部材
60を挟んで磁性体68、70が吸引し合うのでシール
方向と吸引方向が同一線上に一致し、シール部材60の
シール性が確実なものとなる。
【0066】なお、本実施例で磁性体68と70の距離
が離れることによって吸引力が低下する場合は、磁性体
68、70の磁力を強化することによって対応できる。
また、磁性体68、70は必ずしも断熱箱体67、断熱
扉69の周縁部に連続して全周設ける必要はなく、シー
ル部材60のシール性が確保できる範囲で部分的に配置
しても構わない。
が離れることによって吸引力が低下する場合は、磁性体
68、70の磁力を強化することによって対応できる。
また、磁性体68、70は必ずしも断熱箱体67、断熱
扉69の周縁部に連続して全周設ける必要はなく、シー
ル部材60のシール性が確保できる範囲で部分的に配置
しても構わない。
【0067】(実施例4)図5は、本発明の実施例4に
よる冷蔵庫の本体開口部周縁の断面図である。
よる冷蔵庫の本体開口部周縁の断面図である。
【0068】図5において、71は断熱箱体であり、前
述の実施例1の断熱箱体39に対して、内箱44に固定
する磁性体72の位置をシール部材60に対向して設け
た構成となっている。また、73は断熱扉であり、74
はシール部材である。前記シール部材74はシール面と
なる上部の内面に柔軟性のある磁性体75を備えてお
り、前記磁性体72と同一線上に配置されている。
述の実施例1の断熱箱体39に対して、内箱44に固定
する磁性体72の位置をシール部材60に対向して設け
た構成となっている。また、73は断熱扉であり、74
はシール部材である。前記シール部材74はシール面と
なる上部の内面に柔軟性のある磁性体75を備えてお
り、前記磁性体72と同一線上に配置されている。
【0069】以上のような構成において、断熱扉73の
閉扉時、磁性体72とシール部材74に内設された磁性
体75は吸引し合い、シール部材74が内箱44の傾斜
部57に吸着され、スロート59をシールする。
閉扉時、磁性体72とシール部材74に内設された磁性
体75は吸引し合い、シール部材74が内箱44の傾斜
部57に吸着され、スロート59をシールする。
【0070】このような構成であると、実施例1に示し
た共有部分の基本的な作用効果を有するとともに、以下
のような異なる効果が得られる。すなわち、シール部材
74内の磁性体75が吸引され、且つ磁性体72と75
の距離を大きく縮められるので、シール部材74が直接
吸着されるのと同様の確実なシール性を得ることができ
る。また、シール部材74内に磁性体75をあらかじめ
装着しておけるので、製造工程での磁性体の組み込み作
業が簡略化される。
た共有部分の基本的な作用効果を有するとともに、以下
のような異なる効果が得られる。すなわち、シール部材
74内の磁性体75が吸引され、且つ磁性体72と75
の距離を大きく縮められるので、シール部材74が直接
吸着されるのと同様の確実なシール性を得ることができ
る。また、シール部材74内に磁性体75をあらかじめ
装着しておけるので、製造工程での磁性体の組み込み作
業が簡略化される。
【0071】なお、本実施例で磁性体68と70の距離
が離れることによって吸引力が低下する場合は、磁性体
68、70の磁力を強化することによって対応できる。
また、磁性体68、70は必ずしも断熱箱体67、断熱
扉69の周縁部に連続して全周設ける必要はなく、シー
ル部材60のシール性が確保できる範囲で部分的に配置
しても構わない。
が離れることによって吸引力が低下する場合は、磁性体
68、70の磁力を強化することによって対応できる。
また、磁性体68、70は必ずしも断熱箱体67、断熱
扉69の周縁部に連続して全周設ける必要はなく、シー
ル部材60のシール性が確保できる範囲で部分的に配置
しても構わない。
【0072】(実施例5)図6は、本発明の実施例5に
よる冷蔵庫の本体開口部周縁の断面図である。
よる冷蔵庫の本体開口部周縁の断面図である。
【0073】図6において、76は断熱扉であり、前述
の実施例1の断熱扉46に対して、扉内板の構造と磁性
体の配置構成が異なっており、扉内板77はシール部材
60を収める凹部61に加えて、傾斜部58に凸部78
を一体に形成している。79は前記凸部78内に装着し
た磁性体であり、内箱44の斜面57に設けたもう一方
の磁性体62に対向して設けた構成となっている。
の実施例1の断熱扉46に対して、扉内板の構造と磁性
体の配置構成が異なっており、扉内板77はシール部材
60を収める凹部61に加えて、傾斜部58に凸部78
を一体に形成している。79は前記凸部78内に装着し
た磁性体であり、内箱44の斜面57に設けたもう一方
の磁性体62に対向して設けた構成となっている。
【0074】以上のような構成において、断熱扉76の
閉扉時、磁性体62と79は吸引し合い、シール部材6
0が内箱44の傾斜部57に圧接され、スロート59を
シールする。
閉扉時、磁性体62と79は吸引し合い、シール部材6
0が内箱44の傾斜部57に圧接され、スロート59を
シールする。
【0075】このような構成であると、実施例1に示し
た共有部分の基本的な作用効果を有するとともに、以下
のような異なる効果が得られる。すなわち、磁性体79
は凸部78内に収められるため位置決めの手間がなく所
望位置に装着できる。また、凸部78がスロート59内
に突出しているため磁性体62と79の距離が縮まって
吸引力が強まりシールの確実性が高まる。
た共有部分の基本的な作用効果を有するとともに、以下
のような異なる効果が得られる。すなわち、磁性体79
は凸部78内に収められるため位置決めの手間がなく所
望位置に装着できる。また、凸部78がスロート59内
に突出しているため磁性体62と79の距離が縮まって
吸引力が強まりシールの確実性が高まる。
【0076】なお、本実施例では磁性体を装着する凸部
を扉内板側に設けたが、外観的な考慮は必要であるが、
凸部を内箱側に設けたり、扉内板と内箱の双方に設ける
ことも可能である。また、磁性体62、79は必ずしも
連続して全周設ける必要はなく、シール部材60のシー
ル性が確保できる範囲で部分的に配置しても構わない。
を扉内板側に設けたが、外観的な考慮は必要であるが、
凸部を内箱側に設けたり、扉内板と内箱の双方に設ける
ことも可能である。また、磁性体62、79は必ずしも
連続して全周設ける必要はなく、シール部材60のシー
ル性が確保できる範囲で部分的に配置しても構わない。
【0077】(実施例6)図7は、本発明の実施例6に
よる冷蔵庫の本体開口部周縁の断面図である。
よる冷蔵庫の本体開口部周縁の断面図である。
【0078】図7において、80は断熱箱体であり、前
述の実施例1の断熱箱体39に対して、内箱44の傾斜
部57の中間位置に磁性体81が設けられている。ま
た、82は断熱扉であり、前述の実施例1の断熱扉46
に対して、扉内板の構造とシール部材および磁性体の配
置構成が異なっている。83は前記断熱扉82の扉内板
であり、傾斜部58に二つの凹部84、85を所定の間
隔をおいて形成し、前記凹部84、85の間に連続して
凸部86が一体に形成されている。87、88は前記凹
部84、85内にそれぞれ収めて取付けられたシール部
材であり、89は前記凸部86内に装着された磁性体で
ある。また、磁性体89は前記磁性体81と対向するよ
う配置されている。さらに、90はスロート59の中に
あって前記二つのシール部材87、88の間に形成され
た絶縁空間である。
述の実施例1の断熱箱体39に対して、内箱44の傾斜
部57の中間位置に磁性体81が設けられている。ま
た、82は断熱扉であり、前述の実施例1の断熱扉46
に対して、扉内板の構造とシール部材および磁性体の配
置構成が異なっている。83は前記断熱扉82の扉内板
であり、傾斜部58に二つの凹部84、85を所定の間
隔をおいて形成し、前記凹部84、85の間に連続して
凸部86が一体に形成されている。87、88は前記凹
部84、85内にそれぞれ収めて取付けられたシール部
材であり、89は前記凸部86内に装着された磁性体で
ある。また、磁性体89は前記磁性体81と対向するよ
う配置されている。さらに、90はスロート59の中に
あって前記二つのシール部材87、88の間に形成され
た絶縁空間である。
【0079】以上のような構成において、断熱扉82の
閉扉時、磁性体81と89は吸引し合い、二つのシール
部材87、88がほぼ均等に内箱44の傾斜部57に圧
接され、スロート59を二重にシールする。
閉扉時、磁性体81と89は吸引し合い、二つのシール
部材87、88がほぼ均等に内箱44の傾斜部57に圧
接され、スロート59を二重にシールする。
【0080】このような構成であると、実施例1に示し
た共有部分の基本的な作用効果を有するとともに、以下
のような異なる効果が得られる。すなわち、シール部材
87、88により二重のシール効果でスロート59シー
ル性が確実に高まる。また、絶縁空間90はほとんど対
流のない熱伝達係数の微少な空間であり、貯蔵室内外の
温度差を緩衝する緩衝帯の働きもあって、外気熱の貯蔵
室55側への侵入は大きく低減される。
た共有部分の基本的な作用効果を有するとともに、以下
のような異なる効果が得られる。すなわち、シール部材
87、88により二重のシール効果でスロート59シー
ル性が確実に高まる。また、絶縁空間90はほとんど対
流のない熱伝達係数の微少な空間であり、貯蔵室内外の
温度差を緩衝する緩衝帯の働きもあって、外気熱の貯蔵
室55側への侵入は大きく低減される。
【0081】また、二つのシール部材87、88を収め
る凹部84、85を形成する際に一体に形成される凸部
86を利用して磁性体89を装着しているため位置決め
も含めて合理的であり、製造設備上も好都合である。
る凹部84、85を形成する際に一体に形成される凸部
86を利用して磁性体89を装着しているため位置決め
も含めて合理的であり、製造設備上も好都合である。
【0082】なお、本実施例では二つのシール部材と磁
性体を装着する凹凸部を連続して設けたが、シール構成
上所定の間隔が必要であれば離して配置してもよく、ま
た、二つのシール部材や磁性体を装着する凹凸部を扉内
板側に設けたが、外観的な考慮は必要であるが、凹凸部
を内箱側に設けて二つのシール部材や磁性体を設けても
よい。磁性体81、89は必ずしも連続して全周設ける
必要はなく、シール部材87、88のシール性が確保で
きる範囲で部分的に配置しても構わない。
性体を装着する凹凸部を連続して設けたが、シール構成
上所定の間隔が必要であれば離して配置してもよく、ま
た、二つのシール部材や磁性体を装着する凹凸部を扉内
板側に設けたが、外観的な考慮は必要であるが、凹凸部
を内箱側に設けて二つのシール部材や磁性体を設けても
よい。磁性体81、89は必ずしも連続して全周設ける
必要はなく、シール部材87、88のシール性が確保で
きる範囲で部分的に配置しても構わない。
【0083】(実施例7)図8は、本発明の実施例7に
よる冷蔵庫の本体開口部周縁の断面図である。
よる冷蔵庫の本体開口部周縁の断面図である。
【0084】図8において、91は断熱扉であり、前述
の実施例1の断熱扉46に対して、シール部材の構成が
異なっている。92は扉内板48の凹部61に取り付け
た発泡性の断熱フォームよりなるシール部材であり、た
とえばウレタン、シリコンなどの材料で形成される。
の実施例1の断熱扉46に対して、シール部材の構成が
異なっている。92は扉内板48の凹部61に取り付け
た発泡性の断熱フォームよりなるシール部材であり、た
とえばウレタン、シリコンなどの材料で形成される。
【0085】以上のような構成において、断熱扉91の
閉扉時、磁性体62と63は吸引し合い、発泡性断熱フ
ォームシールの部材92が内箱44の傾斜部57に圧接
され、スロート59をシールする。
閉扉時、磁性体62と63は吸引し合い、発泡性断熱フ
ォームシールの部材92が内箱44の傾斜部57に圧接
され、スロート59をシールする。
【0086】このような構成であると、実施例1に示し
た共有部分の基本的な作用効果を有するとともに、以下
のような異なる効果が得られる。すなわち、シール部材
92はマグネットを内部に内蔵しないため単純な厚肉成
形が可能であり、断熱性の高い発泡断熱フォームが使用
できる。このため、スロート59内に貫流する外部の侵
入熱を大きく低減できる。
た共有部分の基本的な作用効果を有するとともに、以下
のような異なる効果が得られる。すなわち、シール部材
92はマグネットを内部に内蔵しないため単純な厚肉成
形が可能であり、断熱性の高い発泡断熱フォームが使用
できる。このため、スロート59内に貫流する外部の侵
入熱を大きく低減できる。
【0087】なお、本実施例ではシール部材を扉内板側
に設けたが、外観的な考慮は必要であるが内箱側に設け
ることも可能である。また、磁性体62、63は必ずし
も連続して全周設ける必要はなく、シール部材92のシ
ール性が確保できる範囲で部分的に配置しても構わな
い。
に設けたが、外観的な考慮は必要であるが内箱側に設け
ることも可能である。また、磁性体62、63は必ずし
も連続して全周設ける必要はなく、シール部材92のシ
ール性が確保できる範囲で部分的に配置しても構わな
い。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明は、内部に貯蔵室を構成した断熱箱体の前面開口部に
断熱扉を開閉自在に設け、断熱箱体前縁の平面部および
断熱箱体の内箱の前側面と断熱扉の周縁に形成した平面
部および断熱扉の扉内板の外側面をそれぞれ対向させて
形成したスロートとよりなり、断熱扉の周縁に形成した
平面部の断熱壁厚を貯蔵室内に臨む断熱扉の基準の断熱
壁厚よりも薄くしたので、断熱扉の基準壁厚内に断熱箱
体の前端部が食い込み、基本壁厚を厚くせずスロート距
離を長くでき、外気熱の侵入が減少して省エネルギー化
を図ることができる。
明は、内部に貯蔵室を構成した断熱箱体の前面開口部に
断熱扉を開閉自在に設け、断熱箱体前縁の平面部および
断熱箱体の内箱の前側面と断熱扉の周縁に形成した平面
部および断熱扉の扉内板の外側面をそれぞれ対向させて
形成したスロートとよりなり、断熱扉の周縁に形成した
平面部の断熱壁厚を貯蔵室内に臨む断熱扉の基準の断熱
壁厚よりも薄くしたので、断熱扉の基準壁厚内に断熱箱
体の前端部が食い込み、基本壁厚を厚くせずスロート距
離を長くでき、外気熱の侵入が減少して省エネルギー化
を図ることができる。
【0089】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、断熱扉は側端部をヒンジで上下に支持
して断熱箱体の開口部を開閉する回転式の扉としたもの
であり、回転式扉におけるスロート距離を長くでき、外
気熱の侵入が減少して省エネルギー化を図ることができ
る。
の発明において、断熱扉は側端部をヒンジで上下に支持
して断熱箱体の開口部を開閉する回転式の扉としたもの
であり、回転式扉におけるスロート距離を長くでき、外
気熱の侵入が減少して省エネルギー化を図ることができ
る。
【0090】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、断熱扉は引き出し式の扉としたもので
あり、引き出し式扉におけるスロート距離を長くでき、
外気熱の侵入が減少して省エネルギー化を図ることがで
きる。
の発明において、断熱扉は引き出し式の扉としたもので
あり、引き出し式扉におけるスロート距離を長くでき、
外気熱の侵入が減少して省エネルギー化を図ることがで
きる。
【図1】本発明による冷蔵庫の実施例1の要部断面図
(図2のA−A線断面図)
(図2のA−A線断面図)
【図2】本発明による冷蔵庫の実施例1の斜視図
【図3】本発明による冷蔵庫の実施例2の要部断面図
【図4】本発明による冷蔵庫の実施例3の要部断面図
【図5】本発明による冷蔵庫の実施例4の要部断面図
【図6】本発明による冷蔵庫の実施例5の要部断面図
【図7】本発明による冷蔵庫の実施例6の要部断面図
【図8】本発明による冷蔵庫の実施例7の要部断面図
【図9】従来例1の冷蔵庫の要部断面図
【図10】従来例2の冷蔵庫の要部断面図
【図11】従来例3の冷蔵庫の要部断面図
【図12】従来例4の冷蔵庫の要部断面図
39 断熱箱体 40 外箱 41 断熱箱体の平面部 42 フランジ 43 折り返しフランジ 44 内箱 46 断熱扉 47 扉外板 48 扉内板 51 断熱扉の平面部 55 貯蔵室 56 凝縮配管(加熱体) 57 内箱の傾斜部 58 扉内板の傾斜部 59 スロート 60 シール部材 62、63 磁性体 66 磁性体 68、70 磁性体 72、75 磁性体 74 シール部材 77 扉内板 78 凸部 79 磁性体 81、89 磁性体 83 扉内板 84、85 凹部 86 凸部 87、88 シール部材 92 シール部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大和 一恵 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 (72)発明者 野田 俊典 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 外箱と、内箱と、前記外箱と内箱の間に
断熱材を封入して形成され前面が開口された断熱箱体
と、前記断熱箱体の内部に構成した貯蔵室と、扉外板
と、扉内板と、前記扉外板と扉内板の間に断熱材を封入
して形成され前記断熱箱体の開口部を開閉する断熱扉
と、前記断熱箱体前縁の平面部および前記内箱の前側面
と前記断熱扉の周縁に形成した平面部および前記扉内板
の外側面をそれぞれ対向させて形成したスロートとより
なり、前記断熱扉の周縁に形成した平面部の断熱壁厚を
前記貯蔵室内に臨む前記断熱扉の基準の断熱壁厚よりも
薄くしたことを特徴とする冷蔵庫。 - 【請求項2】 断熱扉は側端部をヒンジで上下に支持し
て断熱箱体の開口部を開閉する回転式の扉としたことを
特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。 - 【請求項3】 断熱扉は引き出し式の扉としたことを特
徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000122727A JP2000314585A (ja) | 2000-01-01 | 2000-04-24 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000122727A JP2000314585A (ja) | 2000-01-01 | 2000-04-24 | 冷蔵庫 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10355644A Division JP2000180036A (ja) | 1998-12-15 | 1998-12-15 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000314585A true JP2000314585A (ja) | 2000-11-14 |
Family
ID=18633174
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000122727A Pending JP2000314585A (ja) | 2000-01-01 | 2000-04-24 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000314585A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012037152A (ja) * | 2010-08-09 | 2012-02-23 | Hitachi Appliances Inc | 冷蔵庫 |
| CN102414526A (zh) * | 2009-05-04 | 2012-04-11 | Bsh博世和西门子家用电器有限公司 | 家用制冷器具和家用制冷器具的绝热壁 |
| JP2017023527A (ja) * | 2015-07-24 | 2017-02-02 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | ふとん乾燥機 |
-
2000
- 2000-04-24 JP JP2000122727A patent/JP2000314585A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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